JPH04327526A - 経口用固形製剤 - Google Patents
経口用固形製剤Info
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- JPH04327526A JPH04327526A JP3124734A JP12473491A JPH04327526A JP H04327526 A JPH04327526 A JP H04327526A JP 3124734 A JP3124734 A JP 3124734A JP 12473491 A JP12473491 A JP 12473491A JP H04327526 A JPH04327526 A JP H04327526A
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/0002—Galenical forms characterised by the drug release technique; Application systems commanded by energy
- A61K9/0007—Effervescent
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K9/00—Medicinal preparations characterised by special physical form
- A61K9/0012—Galenical forms characterised by the site of application
- A61K9/0034—Urogenital system, e.g. vagina, uterus, cervix, penis, scrotum, urethra, bladder; Personal lubricants
- A61K9/0036—Devices retained in the vagina or cervix for a prolonged period, e.g. intravaginal rings, medicated tampons, medicated diaphragms
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医薬品あるいは食品等
の分野における経口用固形製剤、例えば錠剤、散剤、顆
粒剤などにおける味覚の改善に関する。 【0002】 【従来の技術】医薬品等の苦みを有する薬剤において、
苦味をマスキングする方法は種々知られている。その代
表的なものとしては、糖衣により苦み成分を被覆する方
法、水に難溶あるいは不溶の高分子物質でコーティング
する方法(特開昭58−4714号公報、特開昭55−
129224号公報)が知られている。しかしこの方法
では、薬剤からの有効成分の溶出が遅延し、生体への発
効が遅れることがある。また、水溶性高分子でコーティ
ングする方法(特開昭62−126122号公報)も知
られているが、やはり薬物の溶出遅延をきたす場合があ
り、また、コーティング剤皮が溶解した後は薬効成分の
苦みを感じることになり、不快感のある後味を残すとい
う欠点をもっている。 【0003】さらに、苦み成分に対して、苦味マスキン
グ剤と甘味料とを単に添加する方法(特開昭61−14
8129号公報、特開平2−56416号公報)も知ら
れている。しかしこの方法は不快感をある程度解消しう
るものの、甘味料によるマスキング効果を十分に向上さ
せるものではない。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、苦み等の不
快な味を有する成分の本来の溶解性を損なうことなく、
服用感に優れ不快な後味がない経口用固形製剤を提供す
るものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明者らは、苦み等の
不快な味をマスキングし、かつ、不快感のある後味を解
消する効果を向上させるべく鋭意探求した結果、固形製
剤が口腔内において溶解すると同時に発泡させることに
より、上記目的が達成しうることを見い出した。 【0006】すなわち、本発明の経口用固形製剤は、不
快な味を有する物質に対して、口腔内溶解時に発泡する
発泡剤を配合したことを特徴とする。 【0007】 【発明の実施態様】本発明において用いられる口腔内溶
解時に発泡する発泡剤としては、分解して炭酸ガスを発
生する成分と、この分解剤との組み合わせが好適であり
、例えば、炭酸塩と有機酸等の還元剤との組み合わせが
挙げられる。 【0008】炭酸塩としては、炭酸水素ナトリウムが代
表的である。また、有機酸としては、例えばリンゴ酸、
クエン酸、酒石酸、アスコルビン酸、コハク酸などが1
種または2種以上の混合物として用いられる。 【0009】炭酸塩と有機酸との反応は、有機酸のもつ
水素原子が炭酸塩を還元し、その結果有機酸はナトリウ
ム塩等の塩になり、炭酸塩は水と二酸化炭素を放出する
。製剤が口腔内で溶解するときこの反応は促進されるが
、放出される二酸化炭素が発泡という状態をとることに
より、不快な味が効果的にマスキングされる。 【0010】本発明の対象となる苦みを有する物質とし
ては、無水カフェイン、カフェイン、ジプロフィリン、
サリチル酸ジフェンヒドラミン、マレイン酸クロルフェ
ニラミン、塩酸ピリドキシン、ジメンヒドリナート、塩
酸メクリジン、塩酸メチルエフェドリン、グアヤコール
スルホン酸カリウム、グアイフェネシン、塩酸クロルヘ
キシジンが代表的である。 【0011】また、本発明の対象となる苦みを有する他
の物質として、リン酸ジヒドロコデイン、塩酸エフェド
リン、スピロノラクトン、テガフール、ステアリン酸エ
リスロマイシン、アラセプリル、パルプロ酸ナトリウム
、塩酸メクロフェノキサート、クロラムフェニコール、
アミノフィリン、エリスロマイシン、ホパテン酸カルシ
ウム、パントテン酸カルシウム、フェノバルビタール、
シメチジン、塩酸エチレフリン、塩酸ピレンゼピン、塩
酸ブチルスコポラミン、塩酸ジルチアゼム、エノキサシ
ン、ピロミド酸三水和物、塩酸プロプラノロール、フル
フェナム酸、クロルプロマジン、ジギトキシン、塩酸プ
ロメタジン、塩酸メトクロプラミド、オフロキサシン、
スルピリン、アセトアミノフェン、アスピリン、イブプ
ロフェンなどがある。 【0012】さらに、渋味(収斂性)を有する物質とし
て、塩酸ペンジダミン、塩酸アルプレノロール、塩酸ビ
フェメラン、リドカイン、塩酸ジフェンヒドラミン、ト
ルメチンナトリウム、塩酸ノルトリプチリン、塩酸ロペ
ラミドなどが挙げられる。これらの物質は、一般に苦み
を併せもっている。 【0013】製剤の味覚を矯正するために、甘味料が配
合されてもよく、このようなものとしては、たとえば蔗
糖、キシリトール、マンニトール、サッカリン、ソルビ
トールなどを挙げることができる。 【0014】本発明において発泡剤として用いる炭酸水
素ナトリウムは、固形製剤中に 0.5〜20重量%、
好ましくは1〜10重量%、有機酸は1〜40重量%、
好ましくは3〜20重量%用いられる。1種あるいは2
種以上の不快味を有する成分の配合量は、通常1〜30
重量%である。 【0015】甘味料は、甘さの強さにより、また複数の
甘味料を使用する場合は、その配合割合により、配合量
が決定される。蔗糖、キシリトール、マンニトールの配
合量は通常10〜75重量%、好ましくは50〜75重
量%である。サッカリンのような非常に強い甘さを有す
る成分を配合する場合、0.05〜5重量%、好ましく
は 0.1〜1重量%で用いられるが、このときキシリ
トールやマンニトールを配合する場合は20〜50重量
%が好ましい。 【0016】その他、本発明の固形製剤には通常の製剤
化に用いられる賦形剤(例えば乳糖、でんぷん、結晶セ
ルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシ
プロピルメチルセルロース、ポリエチレングリコール、
ステアリン酸マグネシウム等)、矯味剤(例えばメント
ール等)、香料などが適宜配合されてもよい。発泡剤、
不快味を有する物質、甘味料などの配合量はこれら賦形
剤などを含めた固体成分の配合割合によって決められる
。 【0017】炭酸塩と有機酸が通常の状態で反応性を有
する場合、錠剤であれば、例えば炭酸水素ナトリウムを
第1層に、クエン酸を第3層に含有させ非接触的に配合
した多層錠としたり、顆粒剤、散剤であれば、例えば炭
酸水素ナトリウムとクエン酸を別個の包装としたり、あ
るいは結晶セルロースなどの化学的不活性物質で倍散さ
せ、両者の接触機会を極力小さくすることにより製剤中
での反応の進行を回避することができる。 【0018】 【発明の効果】本発明にしたがうと、苦み等の不快な味
を有する成分を含有する医薬品製剤のマスキングに効果
的であり、内服薬の服用感向上に好適である。さらに、
苦みのマスキングのみならず、味覚的に不快感を有する
成分を含む組成物の嗜好性の向上に本発明の方法を採用
してもよく、これは医薬品のみならず食品等の分野にも
広く応用することができる。 【0019】 【実施例】 実施例1 苦み成分としてカフェイン1部をとり、キシリトール、
炭酸水素ナトリウム、アスコルビン酸、クエン酸、酒石
酸を様々な混合比で加え乳糖で全量 100部とした組
成物につき、苦みマスキングの効果を評価した(表1参
照)。 【0020】効果は、27人のパネルによる官能テスト
により、口腔内で溶解開始後5分以内に苦みを感じない
を−、ほとんど感じないを±、弱いを+、強いを++と
した。結果は次の表1の通りであった。 【0021】 【表1】
比 較 例
実 施 例
No. 1 2 3 4 5
6 7 1 2 3 4 5 組成
物(部): カフェイン 0 0
1 1 1 1 1 1
1 1 1 1 キシリトール
0 50 50 30 0
0 0 0 30 30 30
30 炭酸水素ナトリウム 5 0
0 0 0 5 0 5
5 5 5 5 アスコルビン酸
3 0 0 0 3
0 0 3 3 8 0
0 クエン酸 3
0 0 0 3 0 0
3 3 0 8 0 酒石酸
3 0 0
0 3 0 0 3 3
0 0 8 評 価(人): − 27
27 2 0 0 0 0
20 24 23 20 22 ±
0 0 18
7 2 0 0 7
2 4 5 4 +
0 0 7 19
16 1 0 0 1 0
2 1 ++
0 0 0 1 9 26
27 0 0 0 0 0
【0022】実施例2 上記実施例1の比較例7を検体A、比較例3を検体B、
実施例1を検体Cとし、これらの組成物の苦み知感を6
人のパネラーによって比較した。 【0023】各パネラーは、組合せ(A,B)、(A,
C)、(B,C)を1回ずつ7点法の尺度により判断を
行なった。その結果を表2に示す。一対比較法の解析に
より、苦みのマスキングはC,B,Aの順に良好で、そ
の差は有意(p<0.05)であった。 【0024】 【表2】 パネラー O1 O2 O
3 O4 O5 O6 A
B −2 −1 −1
−3 −3 −2 A
C −3 −3 −3
−3 −3 −3 B C
−2 −2 −1 −
2 0 −3 【0025】以下に、本発明における製剤での実施例を
示す。苦みのマスキング効果、服用性および嗜好性につ
いて、これらの各実施例は、下記に示す全ての比較例に
対し極めて良好なものであった。 【0026】実施例3 ジメンヒドリナート
5.5(部)無水カフェイン
4.0炭酸水素ナト
リウム 6.
0アスコルビン酸
12.0キシリトール
50.0ヒドロキシ
プロピルセルロース 2.0結晶セ
ルロース
20.0ステアリン酸マグネシウム
0.5香料
微量【00
27】上記配合量で通常の方法により錠剤を調製し、鎮
うん薬とする。また、上記配合成分のうち炭酸水素ナト
リウム、アスコルビン酸を乳糖に置き換えたものを比較
例1とする。 【0028】実施例4 マレイン酸クロルフェニラミン 0
.2(部)ジプロフィリン
3.0塩酸ピリドキシン
0.5炭酸水
素ナトリウム
8.0クエン酸
4.0コハク酸
4.0ショ糖
60.0ヒドロキシプロピル
セルロース 3.0乳糖
13.0トウモロコシデンプン
4.3【0029】上記配合量で
通常の方法により錠剤を調製し、鎮うん薬とする。また
、上記配合成分のうち炭酸水素ナトリウム、クエン酸、
コハク酸を乳糖に置き換えたものを比較例2とする。 【0030】実施例5 カフェイン
1.5(部)サリチル酸ジフェンヒド
ラミン 2.3l−メントール
0.0
2炭酸水素ナトリウム
8.0リンゴ酸
5.0酒石酸
5.0マンニトール
40.0サッカリン
0.68結晶セルロース
30.0乳糖
7.0ステアリン酸マグネシウム
0.5【0031】上記配合量で通常の方法に
より錠剤を調製し、鎮うん薬とする。また、上記配合成
分のうち炭酸水素ナトリウム、リンゴ酸、酒石酸を乳糖
に置き換えたものを比較例3とする。 【0032】実施例6 サリチル酸ジフェンヒドラミン 4
.0(部)ジプロフィリン
2.5炭酸水素ナトリウム
5.0コハク酸
6.0リンゴ酸
8.0キシリトー
ル
30.0サッカリン
1.0ヒドロキシプロピル
セルロース 3.5乳糖
25.0トウモロコシデンプン
15.0【0033】上記配合量で
通常の方法により顆粒剤を調製し、鎮うん薬とする。ま
た、上記配合成分のうち炭酸水素ナトリウム、コハク酸
、リンゴ酸を乳糖に置き換えたものを比較例4とする。 【0034】実施例7 デキストロメトルファンフェノールフタリン塩
2.0(部) グアイフェネシン
5.
3 塩酸クロルヘキシジン
0.3 炭酸水素
ナトリウム
5.0 アスコルビン酸
4.0 酒石酸
4.0 マンニトール
30.
4 キシリトール
40.0
タルク
3.3 ス
テアリン酸マグネシウム
1.5 トウモロコシデンプン
4.2 香料
微
量 【0035】上記配合量で通常の方法によりトローチ剤
を調製し、鎮咳去痰薬とする。また、上記配合成分のう
ち炭酸水素ナトリウム、アスコルビン酸、酒石酸を乳糖
に置き換えたものを比較例5とする。 【0036】実施例8 リン酸ジヒドロコデイン
0.5(部)dl−塩酸メチルエフェドリン
1.4ノスカピン
1.1塩化リゾ
チーム
1.1マレイン酸クロルフェニラミン
0.2グアヤコールスルホン酸カリウム
4.0炭酸水素ナトリウム
8.0クエン酸
14
.0ソルビトール
30.7ヒドロキシプロピルセルロー
ス 3.0乳糖
1
8.0トウモロコシデンプン
18.0【0037】上記配合量で通常の方
法により顆粒剤を調製し、鎮咳去痰薬とする。また、上
記配合成分のうち炭酸水素ナトリウム、クエン酸を乳糖
に置き換えたものを比較例6とする。
の分野における経口用固形製剤、例えば錠剤、散剤、顆
粒剤などにおける味覚の改善に関する。 【0002】 【従来の技術】医薬品等の苦みを有する薬剤において、
苦味をマスキングする方法は種々知られている。その代
表的なものとしては、糖衣により苦み成分を被覆する方
法、水に難溶あるいは不溶の高分子物質でコーティング
する方法(特開昭58−4714号公報、特開昭55−
129224号公報)が知られている。しかしこの方法
では、薬剤からの有効成分の溶出が遅延し、生体への発
効が遅れることがある。また、水溶性高分子でコーティ
ングする方法(特開昭62−126122号公報)も知
られているが、やはり薬物の溶出遅延をきたす場合があ
り、また、コーティング剤皮が溶解した後は薬効成分の
苦みを感じることになり、不快感のある後味を残すとい
う欠点をもっている。 【0003】さらに、苦み成分に対して、苦味マスキン
グ剤と甘味料とを単に添加する方法(特開昭61−14
8129号公報、特開平2−56416号公報)も知ら
れている。しかしこの方法は不快感をある程度解消しう
るものの、甘味料によるマスキング効果を十分に向上さ
せるものではない。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、苦み等の不
快な味を有する成分の本来の溶解性を損なうことなく、
服用感に優れ不快な後味がない経口用固形製剤を提供す
るものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明者らは、苦み等の
不快な味をマスキングし、かつ、不快感のある後味を解
消する効果を向上させるべく鋭意探求した結果、固形製
剤が口腔内において溶解すると同時に発泡させることに
より、上記目的が達成しうることを見い出した。 【0006】すなわち、本発明の経口用固形製剤は、不
快な味を有する物質に対して、口腔内溶解時に発泡する
発泡剤を配合したことを特徴とする。 【0007】 【発明の実施態様】本発明において用いられる口腔内溶
解時に発泡する発泡剤としては、分解して炭酸ガスを発
生する成分と、この分解剤との組み合わせが好適であり
、例えば、炭酸塩と有機酸等の還元剤との組み合わせが
挙げられる。 【0008】炭酸塩としては、炭酸水素ナトリウムが代
表的である。また、有機酸としては、例えばリンゴ酸、
クエン酸、酒石酸、アスコルビン酸、コハク酸などが1
種または2種以上の混合物として用いられる。 【0009】炭酸塩と有機酸との反応は、有機酸のもつ
水素原子が炭酸塩を還元し、その結果有機酸はナトリウ
ム塩等の塩になり、炭酸塩は水と二酸化炭素を放出する
。製剤が口腔内で溶解するときこの反応は促進されるが
、放出される二酸化炭素が発泡という状態をとることに
より、不快な味が効果的にマスキングされる。 【0010】本発明の対象となる苦みを有する物質とし
ては、無水カフェイン、カフェイン、ジプロフィリン、
サリチル酸ジフェンヒドラミン、マレイン酸クロルフェ
ニラミン、塩酸ピリドキシン、ジメンヒドリナート、塩
酸メクリジン、塩酸メチルエフェドリン、グアヤコール
スルホン酸カリウム、グアイフェネシン、塩酸クロルヘ
キシジンが代表的である。 【0011】また、本発明の対象となる苦みを有する他
の物質として、リン酸ジヒドロコデイン、塩酸エフェド
リン、スピロノラクトン、テガフール、ステアリン酸エ
リスロマイシン、アラセプリル、パルプロ酸ナトリウム
、塩酸メクロフェノキサート、クロラムフェニコール、
アミノフィリン、エリスロマイシン、ホパテン酸カルシ
ウム、パントテン酸カルシウム、フェノバルビタール、
シメチジン、塩酸エチレフリン、塩酸ピレンゼピン、塩
酸ブチルスコポラミン、塩酸ジルチアゼム、エノキサシ
ン、ピロミド酸三水和物、塩酸プロプラノロール、フル
フェナム酸、クロルプロマジン、ジギトキシン、塩酸プ
ロメタジン、塩酸メトクロプラミド、オフロキサシン、
スルピリン、アセトアミノフェン、アスピリン、イブプ
ロフェンなどがある。 【0012】さらに、渋味(収斂性)を有する物質とし
て、塩酸ペンジダミン、塩酸アルプレノロール、塩酸ビ
フェメラン、リドカイン、塩酸ジフェンヒドラミン、ト
ルメチンナトリウム、塩酸ノルトリプチリン、塩酸ロペ
ラミドなどが挙げられる。これらの物質は、一般に苦み
を併せもっている。 【0013】製剤の味覚を矯正するために、甘味料が配
合されてもよく、このようなものとしては、たとえば蔗
糖、キシリトール、マンニトール、サッカリン、ソルビ
トールなどを挙げることができる。 【0014】本発明において発泡剤として用いる炭酸水
素ナトリウムは、固形製剤中に 0.5〜20重量%、
好ましくは1〜10重量%、有機酸は1〜40重量%、
好ましくは3〜20重量%用いられる。1種あるいは2
種以上の不快味を有する成分の配合量は、通常1〜30
重量%である。 【0015】甘味料は、甘さの強さにより、また複数の
甘味料を使用する場合は、その配合割合により、配合量
が決定される。蔗糖、キシリトール、マンニトールの配
合量は通常10〜75重量%、好ましくは50〜75重
量%である。サッカリンのような非常に強い甘さを有す
る成分を配合する場合、0.05〜5重量%、好ましく
は 0.1〜1重量%で用いられるが、このときキシリ
トールやマンニトールを配合する場合は20〜50重量
%が好ましい。 【0016】その他、本発明の固形製剤には通常の製剤
化に用いられる賦形剤(例えば乳糖、でんぷん、結晶セ
ルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシ
プロピルメチルセルロース、ポリエチレングリコール、
ステアリン酸マグネシウム等)、矯味剤(例えばメント
ール等)、香料などが適宜配合されてもよい。発泡剤、
不快味を有する物質、甘味料などの配合量はこれら賦形
剤などを含めた固体成分の配合割合によって決められる
。 【0017】炭酸塩と有機酸が通常の状態で反応性を有
する場合、錠剤であれば、例えば炭酸水素ナトリウムを
第1層に、クエン酸を第3層に含有させ非接触的に配合
した多層錠としたり、顆粒剤、散剤であれば、例えば炭
酸水素ナトリウムとクエン酸を別個の包装としたり、あ
るいは結晶セルロースなどの化学的不活性物質で倍散さ
せ、両者の接触機会を極力小さくすることにより製剤中
での反応の進行を回避することができる。 【0018】 【発明の効果】本発明にしたがうと、苦み等の不快な味
を有する成分を含有する医薬品製剤のマスキングに効果
的であり、内服薬の服用感向上に好適である。さらに、
苦みのマスキングのみならず、味覚的に不快感を有する
成分を含む組成物の嗜好性の向上に本発明の方法を採用
してもよく、これは医薬品のみならず食品等の分野にも
広く応用することができる。 【0019】 【実施例】 実施例1 苦み成分としてカフェイン1部をとり、キシリトール、
炭酸水素ナトリウム、アスコルビン酸、クエン酸、酒石
酸を様々な混合比で加え乳糖で全量 100部とした組
成物につき、苦みマスキングの効果を評価した(表1参
照)。 【0020】効果は、27人のパネルによる官能テスト
により、口腔内で溶解開始後5分以内に苦みを感じない
を−、ほとんど感じないを±、弱いを+、強いを++と
した。結果は次の表1の通りであった。 【0021】 【表1】
比 較 例
実 施 例
No. 1 2 3 4 5
6 7 1 2 3 4 5 組成
物(部): カフェイン 0 0
1 1 1 1 1 1
1 1 1 1 キシリトール
0 50 50 30 0
0 0 0 30 30 30
30 炭酸水素ナトリウム 5 0
0 0 0 5 0 5
5 5 5 5 アスコルビン酸
3 0 0 0 3
0 0 3 3 8 0
0 クエン酸 3
0 0 0 3 0 0
3 3 0 8 0 酒石酸
3 0 0
0 3 0 0 3 3
0 0 8 評 価(人): − 27
27 2 0 0 0 0
20 24 23 20 22 ±
0 0 18
7 2 0 0 7
2 4 5 4 +
0 0 7 19
16 1 0 0 1 0
2 1 ++
0 0 0 1 9 26
27 0 0 0 0 0
【0022】実施例2 上記実施例1の比較例7を検体A、比較例3を検体B、
実施例1を検体Cとし、これらの組成物の苦み知感を6
人のパネラーによって比較した。 【0023】各パネラーは、組合せ(A,B)、(A,
C)、(B,C)を1回ずつ7点法の尺度により判断を
行なった。その結果を表2に示す。一対比較法の解析に
より、苦みのマスキングはC,B,Aの順に良好で、そ
の差は有意(p<0.05)であった。 【0024】 【表2】 パネラー O1 O2 O
3 O4 O5 O6 A
B −2 −1 −1
−3 −3 −2 A
C −3 −3 −3
−3 −3 −3 B C
−2 −2 −1 −
2 0 −3 【0025】以下に、本発明における製剤での実施例を
示す。苦みのマスキング効果、服用性および嗜好性につ
いて、これらの各実施例は、下記に示す全ての比較例に
対し極めて良好なものであった。 【0026】実施例3 ジメンヒドリナート
5.5(部)無水カフェイン
4.0炭酸水素ナト
リウム 6.
0アスコルビン酸
12.0キシリトール
50.0ヒドロキシ
プロピルセルロース 2.0結晶セ
ルロース
20.0ステアリン酸マグネシウム
0.5香料
微量【00
27】上記配合量で通常の方法により錠剤を調製し、鎮
うん薬とする。また、上記配合成分のうち炭酸水素ナト
リウム、アスコルビン酸を乳糖に置き換えたものを比較
例1とする。 【0028】実施例4 マレイン酸クロルフェニラミン 0
.2(部)ジプロフィリン
3.0塩酸ピリドキシン
0.5炭酸水
素ナトリウム
8.0クエン酸
4.0コハク酸
4.0ショ糖
60.0ヒドロキシプロピル
セルロース 3.0乳糖
13.0トウモロコシデンプン
4.3【0029】上記配合量で
通常の方法により錠剤を調製し、鎮うん薬とする。また
、上記配合成分のうち炭酸水素ナトリウム、クエン酸、
コハク酸を乳糖に置き換えたものを比較例2とする。 【0030】実施例5 カフェイン
1.5(部)サリチル酸ジフェンヒド
ラミン 2.3l−メントール
0.0
2炭酸水素ナトリウム
8.0リンゴ酸
5.0酒石酸
5.0マンニトール
40.0サッカリン
0.68結晶セルロース
30.0乳糖
7.0ステアリン酸マグネシウム
0.5【0031】上記配合量で通常の方法に
より錠剤を調製し、鎮うん薬とする。また、上記配合成
分のうち炭酸水素ナトリウム、リンゴ酸、酒石酸を乳糖
に置き換えたものを比較例3とする。 【0032】実施例6 サリチル酸ジフェンヒドラミン 4
.0(部)ジプロフィリン
2.5炭酸水素ナトリウム
5.0コハク酸
6.0リンゴ酸
8.0キシリトー
ル
30.0サッカリン
1.0ヒドロキシプロピル
セルロース 3.5乳糖
25.0トウモロコシデンプン
15.0【0033】上記配合量で
通常の方法により顆粒剤を調製し、鎮うん薬とする。ま
た、上記配合成分のうち炭酸水素ナトリウム、コハク酸
、リンゴ酸を乳糖に置き換えたものを比較例4とする。 【0034】実施例7 デキストロメトルファンフェノールフタリン塩
2.0(部) グアイフェネシン
5.
3 塩酸クロルヘキシジン
0.3 炭酸水素
ナトリウム
5.0 アスコルビン酸
4.0 酒石酸
4.0 マンニトール
30.
4 キシリトール
40.0
タルク
3.3 ス
テアリン酸マグネシウム
1.5 トウモロコシデンプン
4.2 香料
微
量 【0035】上記配合量で通常の方法によりトローチ剤
を調製し、鎮咳去痰薬とする。また、上記配合成分のう
ち炭酸水素ナトリウム、アスコルビン酸、酒石酸を乳糖
に置き換えたものを比較例5とする。 【0036】実施例8 リン酸ジヒドロコデイン
0.5(部)dl−塩酸メチルエフェドリン
1.4ノスカピン
1.1塩化リゾ
チーム
1.1マレイン酸クロルフェニラミン
0.2グアヤコールスルホン酸カリウム
4.0炭酸水素ナトリウム
8.0クエン酸
14
.0ソルビトール
30.7ヒドロキシプロピルセルロー
ス 3.0乳糖
1
8.0トウモロコシデンプン
18.0【0037】上記配合量で通常の方
法により顆粒剤を調製し、鎮咳去痰薬とする。また、上
記配合成分のうち炭酸水素ナトリウム、クエン酸を乳糖
に置き換えたものを比較例6とする。
Claims (1)
- 【請求項1】 不快な味を有する物質に対して、口腔
内溶解時に発泡する発泡剤を配合したことを特徴とする
経口用固形製剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3124734A JPH04327526A (ja) | 1991-04-26 | 1991-04-26 | 経口用固形製剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3124734A JPH04327526A (ja) | 1991-04-26 | 1991-04-26 | 経口用固形製剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04327526A true JPH04327526A (ja) | 1992-11-17 |
Family
ID=14892792
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3124734A Pending JPH04327526A (ja) | 1991-04-26 | 1991-04-26 | 経口用固形製剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04327526A (ja) |
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1991
- 1991-04-26 JP JP3124734A patent/JPH04327526A/ja active Pending
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