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JP7751261B2 - 積層セラミックコンデンサ - Google Patents

積層セラミックコンデンサ

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JP7751261B2 JP2024538827A JP2024538827A JP7751261B2 JP 7751261 B2 JP7751261 B2 JP 7751261B2 JP 2024538827 A JP2024538827 A JP 2024538827A JP 2024538827 A JP2024538827 A JP 2024538827A JP 7751261 B2 JP7751261 B2 JP 7751261B2
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Description

本発明は、積層セラミックコンデンサに関する。
従来、積層セラミック電子部品として積層セラミックコンデンサが知られている。一般に、積層セラミックコンデンサは、誘電体層と内部電極層とが交互に複数積層された積層体と、積層体の両端面に設けられた外部電極と、を備えている。たとえば、特許文献1には、上述の構造を有し、かつ、外部電極が焼付けにより形成された下地電極層を含む積層セラミックコンデンサが開示されている(特許文献1を参照)。
近年、特許文献1に記載されているような積層セラミックコンデンサは、モバイル機器製品を中心として、電子回路ラインの低インピーダンス化が加速しており、デカップリング用途となる積層セラミックコンデンサの大容量化の必要性が要求れている。
積層セラミックコンデンサの大容量化を図る方法としては、一般的に、誘電体層および内部電極層の薄層化による内部電極層の積層枚数を増やす方法がある。
特開2003-243249号公報
しかしながら、誘電体層および内部電極層を薄層化することによって、内部電極層の積層枚数を増やしていった場合には、複数の内部電極層が積層せれて形成される内層部と、複数の誘電体層のみを積層して形成される外層部において、積層体の焼成時の熱によって、内部電極層が長さ方向および幅方向に凝集し、かつ、高さ方向(積層方向)に膨張して厚みが増加する玉化現象が生じた場合、内層部の構造的な特異点となる端面部分および外層部において、高さ方向への引張り応力が大きくなり、内部電極層間での剥がれが発生しやすくなる場合がある。
本発明は、そのような課題に鑑みてなされたものであり、誘電体層等が薄層化しても、積層体の端部における内部電極層間の剥がれの発生を抑制しうる積層セラミックコンデンサを提供することを目的とする。
この発明にかかる積層セラミックコンデンサは、積層された複数の誘電体層と、誘電体層上に積層された複数の内部電極層とを有し、積層方向に相対する第1の主面および第2の主面と、積層方向直交する長さ方向に相対する第1の端面および第2の端面と、積層方向および長さ方向に直交する幅方向に相対する第1の側面および第2の側面を有する積層体と、第1の端面上に配置される第1の外部電極と、第2の端面上に配置される第2の外部電極と、を有する、積層セラミックコンデンサであって、複数の内部電極層は、異なる誘電体層上に交互に配置される複数の第1の内部電極層と複数の第2の内部電極層とを有し、複数の第1の内部電極層は、第2の内部電極層と対向する複数の第1の対向電極部と、複数の第1の対向電極部のそれぞれから延び、前記第1の端面に引き出される複数の第1の引出部と、を有し、複数の第2の内部電極層は、第1の内部電極層と対向する複数の第2の対向電極部と、複数の第2の対向電極部のそれぞれから延び、第1の側面に引き出される複数の第2の引出部と、を有し、第1の引出部は、少なくとも第1の主面側または少なくとも第2の主面側の異なる誘電体層上に位置する第1の引出部間において、積層方向で少なくとも2つ以上の第1の引出部に跨るように接続される第1の接続部を有し、第2の引出部は、少なくとも第1の主面側または少なくとも第2の主面側の異なる誘電体層上に位置する第2の引出部間において、積層方向で少なくとも2つ以上の第2の引出部に跨るように接続される第2の接続部を有する、積層セラミックコンデンサである。
この発明にかかる積層セラミックコンデンサによれば、第1の内部電極層の第1の引出部が、第1の主面側および第2の主面側の少なくともいずれか一方に位置する異なる誘電体層上に配置される第1の引出部間において、積層方向で少なくとも2以上の第1の引出部に跨るように接続されて配置される第1の接続部を有し、第2の内部電極層の第2の引出部が、第1の主面側および第2の主面側の少なくともいずれか一方に位置する異なる誘電体層上に配置される第2の引出部間において、積層方向で少なくとも2以上の第2の引出部に跨るように接続されて配置される第2の接続部を有する。従って、積層セラミックコンデンサの剥がれが発生しやすい両主面側に位置する第1の内部電極層の第1の引出部および第2の内部電極層の第2の引出部において、異なる誘電体層上に位置する第1の引出部間および異なる誘電体層上に位置する第2の引出部間の内部電極層同士の密着強度を向上させることができる。その結果、仮に積層体の焼成時の熱によって、内部電極層が横方向に凝集し、かつ、高さ方向に膨張して厚みが増加する玉化現象が生じた場合であっても、剥がれが発生しやすい積層体の両端面の部分および両主面側に位置する内部電極層において、内部電極層同士が強固に接続されるため、内部電極層間の剥がれの発生を抑制することができる。
本発明によれば、誘電体層等が薄層化しても、積層体の端部における内部電極層間の剥がれの発生を抑制しうる積層セラミックコンデンサを提供することができる。
本発明の上述の目的、その他の目的、特徴及び利点は、図面を参照して行う以下の発明を実施するための形態の説明から一層明らかとなろう。
本発明の第1の実施の形態に係る2端子型積層セラミックコンデンサの一例を示す外観斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係る2端子型積層セラミックコンデンサの一例を示す正面図である。 図1の線III-IIIにおける断面図である。 図1の線IV-IVにおける断面図である。 図3の線V-Vにおける断面図である。 図3の領域R1における、本発明の第1の実施の形態に係る2端子型積層セラミックコンデンサの接続部の構成を示す拡大図である。 本発明の第2の実施の形態に係る3端子型積層セラミックコンデンサの一例を示す外観斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る3端子型積層セラミックコンデンサの一例を示す上面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る3端子型積層セラミックコンデンサの一例を示す正面図である。 図7の線X-Xにおける断面図である。 図7の線XI-XIにおける断面図である。 図11の線XI-XIにおける断面図である。 図11の線XII-XIIにおける断面図である。
A.第1の実施の形態
1.2端子型積層セラミックコンデンサ
本発明の第1の実施の形態に係る積層セラミックコンデンサとして、2端子型積層セラミックコンデンサ10について、図1ないし図5を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る2端子型積層セラミックコンデンサの一例を示す外観斜視図である。図2は、本発明の第1の実施の形態に係る2端子型積層セラミックコンデンサの一例を示す正面図である。図3は、図1の線III-IIIにおける断面図である。図4図1の線IV-IVにおける断面図である。図5は、図3の線V-Vにおける断面図である。図6は、図3の領域R1における、本発明の第1の実施の形態に係る2端子型積層セラミックコンデンサの接続部の構成を示す拡大図である。
図1から図4に示すように、2端子型積層セラミックコンデンサ10は、積層体12と、積層体12の表面に配置される外部電極30を含む。
図1ないし図4に示すように、2端子型積層セラミックコンデンサ10は、直方体状の積層体12と、積層体12の両端部に配置される外部電極30を含む。
積層体12は、積層された複数の誘電体層14と、誘電体層14上に積層された複数の内部電極層16とを有する。さらに、積層体12は、積層方向xに相対する第1の主面12aおよび第2の主面12bと、積層方向xに直交する幅方向yに相対する第1の側面12cおよび第2の側面12dと、積層方向xおよび幅方向yに直交する長さ方向zに相対する第1の端面12eおよび第2の端面12fとを有する。この積層体12には、角部および稜線部に丸みがつけられている。なお、角部とは、積層体の隣接する3面が交わる部分のことであり、稜線部とは、積層体の隣接する2面が交わる部分のことである。また、第1の主面12aおよび第2の主面12b、第1の側面12cおよび第2の側面12d、ならびに第1の端面12eおよび第2の端面12fの一部または全部に凹凸などが形成されていてもよい。誘電体層14と内部電極層16は、高さ方向に積層される。
積層体12は、単数もしくは複数枚の誘電体層14とそれらの上に配置される複数枚の内部電極層16から構成される内層部18を有する。内部電極層16は、第1の端面12eに引き出される第1の内部電極層16aと第2の端面12fに引き出される第2の内部電極層16bを有し、内層部18では、複数枚の第1の内部電極層16aおよび第2の内部電極層16bが誘電体層14を介して対向している。
積層体12は、第1の主面12a側に位置し、第1の主面12aと第1の主面12a側の内層部18の最表面とその最表面の一直線上との間に位置する複数の誘電体層14から形成される第1の主面側外層部20aを有する。
同様に、積層体12は、第2の主面12b側に位置し、第2の主面12bと第2の主面12b側の内層部18の最表面とその最表面の一直線上との間に位置する複数の誘電体層14から形成される第2の主面側外層部20bを有する。
積層体12は、第1の側面12c側に位置し、第1の側面12cと第1の側面12c側の内層部18の最表面との間に位置する複数の誘電体層14から形成される第1の側面側外層部22aを有する。
同様に、積層体12は、第2の側面12d側に位置し、第2の側面12dと第2の側面12d側の内層部18の最表面との間に位置する複数の誘電体層14から形成される第2の側面側外層部22bを有する。
なお、第1の側面側外層部22aおよび第2の側面側外層部22bは、Wギャップまたはサイドギャップともいう。
積層体12は、第1の端面12e側に位置し、第1の端面12eと第1の端面12e側の内層部18の最表面との間に位置する複数の誘電体層14から形成される第1の端面側外層部24aを有する。
同様に、積層体12は、第2の端面12f側に位置し、第2の端面12fと第2の端面12f側の内層部18の最表面との間に位置する複数の誘電体層14から形成される第2の端面側外層部24bを有する。
第1の端面側外層部24aおよび第2の端面側外層部24bは、Lギャップまたはエンドギャップともいう。
第1の主面側外層部20aは、積層体12の第1の主面12a側に位置し、第1の主面12aと第1の主面12aに最も近い内部電極層16との間に位置する複数枚の誘電体層14の集合体である。第1の主面側外層部20aで用いられる誘電体層14は、内層部18で用いられる誘電体層14と同じものであってもよい。
第2の主面側外層部20bは、積層体12の第2の主面12b側に位置し、第2の主面12bと第2の主面12bに最も近い内部電極層16との間に位置する複数枚の誘電体層14の集合体である。
誘電体層14は、たとえば、セラミック材料として、誘電体材料により形成することができる。このような誘電体材料としては、たとえば、BaTiO3、CaTiO3、SrTiO3、またはCaZrO3などの成分を含む誘電体セラミックを用いることができる。上記の誘電体材料を主成分として含む場合、所望する積層体12の特性に応じて、たとえば、Mn化合物、Fe化合物、Cr化合物、Co化合物、Ni化合物などの主成分よりも含有量の少ない副成分を添加したものを用いてもよい。
積層体12の寸法は、特に限定されない。
誘電体層14は、たとえば、セラミック材料として、誘電体材料により形成することができる。このような誘電体材料としては、たとえば、BaTiO3、CaTiO3、SrTiO3、またはCaZrO3などの成分を含む誘電体セラミックを用いることができる。上記の誘電体材料を主成分として含む場合、所望する積層体12の特性に応じて、たとえば、Mn化合物、Fe化合物、Cr化合物、Co化合物、Ni化合物などの主成分よりも含有量の少ない副成分を添加したものを用いてもよい。
焼成後の積層体12における誘電体層14の厚みは、0.5μm以上10.0μm以下程度であることが好ましい。
積層される誘電体層14の枚数は、15枚以上700枚以下であることが好ましい。ただし、この誘電体層14の枚数は、内層部18を構成する誘電体層14の枚数並びに第1の主面側外層部20aおよび第2の主面側外層部20bの誘電体層の枚数の総数である。
積層体12は、複数の内部電極層16として、複数の第1の内部電極層16aおよび複数の第2の内部電極層16bを有する。複数の第1の内部電極層16aおよび複数の第2の内部電極層16bは、第1の主面12aおよび第2の主面12bと略平行をなすとともに、積層体12の積層方向xに沿って誘電体層14を挟んで交互に配置されるように埋設されている。
第1の内部電極層16aは、複数の誘電体層14上に配置され、積層体12の内部に位置している。第1の内部電極層16aは、第2の内部電極層16bと対向する第1の対向電極部26aと、第1の内部電極層16aの一端側に位置し、第1の対向電極部26aから積層体12の第1の端面12eまでの第1の引出部28aとを有する。従って、複数の第1の引出部28aは、その端部が第1の端面12eの表面に引き出され、積層体12から露出している。
第1の内部電極層16aの第1の対向電極部26aの形状は、特に限定されないが平面視矩形状であることが好ましい。もっとも、平面視コーナー部を丸められていたり、コーナー部を平面視斜めに形成したりしてよい(テーパー状)。また、どちらかに向かうにつれて傾斜がついている平面視テーパー状であってもよい。
第1の内部電極層16aの第1の引出部28aの形状は、特に限定されないが平面視矩形状であることが好ましい。もっとも、平面視コーナー部を丸められていたり、コーナー部を平面視斜めに形成したりしてよい(テーパー状)。また、どちらかに向かうにつれて傾斜がついている平面視テーパー状であってもよい。
第1の内部電極層16aの第1の対向電極部26aの幅と、第1の内部電極層16aの第1の引出部28aの幅は、同じ幅で形成されていてもよく、どちらか一方の幅が狭く形成されていてもよい。
第2の内部電極層16bは、複数の誘電体層14上に配置され、積層体12の内部に位置している。第2の内部電極層16bは、第1の内部電極層16aと対向する第2の対向電極部26bと、第2の内部電極層16bの一端側に位置し、第2の対向電極部26bから積層体12の第2の端面12fまでの第2の引出部28bを有する。従って、複数の第2の引出部28bが、その端部が第2の端面12fの表面に引き出され、積層体12から露出している。
第2の内部電極層16bの第2の対向電極部26bの形状は、特に限定されないが平面視矩形状であることが好ましい。もっとも、平面視コーナー部を丸められていたり、コーナー部を平面視斜めに形成したりしてよい(テーパー状)。また、どちらかに向かうにつれて傾斜がついている平面視テーパー状であってもよい。
第2の内部電極層16bの第2の引出部28bの形状は、特に限定されないが平面視矩形状であることが好ましい。もっとも、平面視コーナー部を丸められていたり、コーナー部を平面視斜めに形成したりしてよい(テーパー状)。また、どちらかに向かうにつれて傾斜がついている平面視テーパー状であってもよい。
第2の内部電極層16bの第2の対向電極部26bの幅と、第2の内部電極層16bの第2の引出部28bの幅は、同じ幅で形成されていてもよく、どちらか一方の幅が狭く形成されていてもよい。
ここで、図6において、図3の領域R1における、本発明の第1の実施の形態に係る2端子型積層セラミックコンデンサの接続部の構成を示す。
第1の引出部28aは、第1の主面12a側および第2の主面12b側の少なくともいずれか一方に位置する異なる誘電体層14上に配置される第1の引出部28a間において、積層方向で少なくとも2以上の第1の引出部28aに跨るように接続されて配置される第1の接続部29aを有する。
第2の引出部28bは、第1の主面12a側および第2の主面12b側の少なくともいずれか一方に位置する異なる誘電体層14上に配置される第2の引出部28b間において、積層方向で少なくとも2以上の第2の引出部28bに跨るように接続されて配置される第2の接続部29bを有する。
第1の接続部29aは、第1の端面側外層部24aの長さ方向zの寸法の1/2よりも第1の端面12e側に位置することが好ましい。
第2の接続部29bは、第2の端面側外層部24bの長さ方向zの寸法の1/2よりも第2の端面12f側に位置することが好ましい。
これにより、積層体12の焼成時の熱によって、内部電極層16が横方向に凝集し、かつ、高さ方向に膨張して厚みが増加する玉化現象による応力集中がもっとも発生しやすい箇所において、内部電極層16間の密着強度を直接的に、より向上させることができる。
第1の接続部29aは複数存在することが好ましい。
第2の接続部29bは複数存在することが好ましい。
これにより、積層体12の焼成時の熱によって、内部電極層16が横方向に凝集し、かつ、高さ方向に膨張して厚みが増加する玉化現象による応力集中がもっとも発生しやすい箇所において、内部電極層16間の密着強度を直接的に、より向上させることができる。
第1の接続部29aは、内層部18の積層方向の中央部を除いた第1の主面12a側、および内層部18の積層方向の中央部を除いた第2の主面12b側に位置することが好ましい。
第2の接続部29bは、内層部18の積層方向の中央部を除いた第1の主面12a側、および内層部18の積層方向の中央部を除いた第2の主面12b側に位置することが好ましい。
これにより、内部電極層16間の剥がれの発生を抑制しつつ、内層部18の積層方向の中央部分においては、内部電極層16の引出部が存在する部分の積層体12のセラミック強度を保つことができる。従って、内部電極層16間の剥がれの発生を抑制しつつ、2端子型積層セラミックコンデンサ10に外的な衝撃が加わった場合に、2端子型積層セラミックコンデンサ10の積層体12に割れや欠け、クラックなどが発生することも抑制することができる。
このとき、第1の接続部29aが配置されていない領域である、内層部18の積層方向xの中央部の積層方向の寸法t2は、内層部18の積層方向の寸法t1の25%以上75%以下であることが好ましい。
また、第2の接続部29bが配置されていない領域である、内層部18の積層方向の中央部の積層方向の寸法t2は、内層部18の積層方向の寸法t1の25%以上75%以下であることが好ましい。
ここで、第1の接続部29aおよび第2の接続部29bが配置されていない領域の内層部18の積層方向の中央部の積層方向の寸法t2が、内層部18の積層方向の寸法t1の25%より小さくなった場合には、2端子型積層セラミックコンデンサ10に外的な衝撃が加わった場合に、2端子型積層セラミックコンデンサ10の積層体12に割れや欠け、クラックなどが発生することが懸念される。また、第1の接続部29aおよび第2の接続部29bが配置されていない領域の内層部18の積層方向の中央部の積層方向の寸法t2が、内層部18の積層方向の寸法t1の75%より大きくなった場合には、2端子型積層セラミックコンデンサ10の剥がれが発生しやすい主面側外層部20a,20b側に位置する内層部18の内部電極層16の引出部において、異なる誘電体層14上に位置する第1の引出部28a間および異なる誘電体層14上に位置する第2の引出部28b間の内部電極層16同士の密着強度を十分に確保できない場合がある。
第1の接続部29aの第1の端面12eおよび第2の端面12fを結ぶ長さ方向zの寸法は、第1の内部電極層16aの第1の引出部28aの厚みに対して、3%以上97%以下であることが好ましい。
第2の接続部29bの第1の端面12eおよび第2の端面12fを結ぶ長さ方向zの寸法は、第2の内部電極層16bの第2の引出部28bの厚みに対して、3%以上97%以下であることが好ましい。
これにより、内部電極層16よりも電気抵抗が高くなり、電流を流しにくくなるため、第1の接続部29aおよび第2の接続部29bを有することによる電気的な特性変化を防ぎつつ、内部電極層16間の剥がれを抑制することができる。
第1の接続部29aおよび第2の接続部29bは、2端子型積層セラミックコンデンサ10の第1の内部電極層16aおよび第2の内部電極層16bが配置されている領域内での幅方向yにおいて、図5のように連続的に配置されていてもよく、図示しないが不連続に配置されていてもよい。
第1の接続部29aおよび第2の接続部29bは、2端子型積層セラミックコンデンサ10の幅方向yの中央部に集中して存在していることが好ましい。
これにより、2端子型積層セラミックコンデンサ10の幅方向yの中央部でしっかりと内部電極層16間の密着強度をより確保することが可能となる。
第1の接続部29aおよび第2の接続部29bの確認方法は、以下に述べる方法により行われる。
すなわち、2端子型積層セラミックコンデンサ10を第1の側面12cまたは第2の側面12dと平行となるように、2端子型積層セラミックコンデンサ10の幅方向yの寸法の1/2Wの位置まで研磨を行い、LT断面を露出させる。その後、露出させたLT断面を観察し、第1の接続部29aおよび第2の接続部29bを、電子顕微鏡を用いて確認する。
第1の接続部29aおよび第2の接続部29bの第1の端面12eと第2の端面12fとを結ぶ長さ方向zの寸法の測定方法は、以下に述べる方法により行われる。
すなわち、第1の接続部29aおよび第2の接続部29bの長さ方向zの寸法の測定は、まず、2端子型積層セラミックコンデンサ10を第1の側面12cまたは第2の側面12dと平行となるように、2端子型積層セラミックコンデンサ10の幅方向yの寸法の1/2Wの位置まで研磨を行い、LT断面を露出させる。その後、露出させたLT断面を観察し、第1の接続部29aおよび第2の接続部29bを、電子顕微鏡を用いて観察し、第1の接続部29aおよび第2の接続部29bの長さ方向zの寸法を測定する。
具体的には、第1の主面12a側に位置する内部電極層16において、第1の主面12aから第2の主面12bに向かって10層目までに存在する第1の接続部29aと第2の接続部29b、あるいは、第2の主面12b側に位置する内部電極層16において、第2の主面12bから第1の主面12aに向かって10層目までに存在する第1の接続部19aと第2の接続部29bの第1の端面12eと第2の端面12fとを結ぶ長さ方向zの寸法を測定し、平均化した値を、第1の接続部29aおよび第2の接続部29bの長さ方向zの寸法とする。
第1の内部電極層16aおよび第2の内部電極層16bは、たとえば、Ni、Cu、Ag、Pd、Auなどの金属や、Ag-Pd合金等の、それらの金属の少なくとも一種を含む合金などの適宜の導電材料により構成することができる。
第1の内部電極層16aおよび第2の内部電極層16bの各々の厚みは、特に限定されないが、例えば、0.4μm以上0.8μm以下程度であることが好ましい。
第1の内部電極層16aおよび第2の内部電極層16bの各々の枚数は、特に限定されないが、合わせて2枚以上1000枚以下であることが好ましい。
第1の内部電極層16aおよび第2の内部電極層16bは、たとえば、Ni、Cu、Ag、Pd、Auなどの金属や、Ag-Pd合金等の、それらの金属の少なくとも一種を含む合金などの適宜の導電材料により構成することができる。
次に、積層体12の、第1の側面12cおよび第2の側面12d並びに第1の端面12e側および第2の端面12f側には、図1ないし図4に示されるように、外部電極30が設けられる。
外部電極30は、第1の外部電極30aおよび第2の外部電極30bを有する。
第1の外部電極30aは、第1の内部電極層16aに接続され、少なくとも第1の端面12eの表面に配置されている。また、第1の外部電極30aは、積層体12の第1の端面12eから延伸して第1の主面12aの一部および第2の主面12bの一部、ならびに第1の側面12cの一部および第2の側面12dの一部にも配置される。この場合、第1の外部電極30aは、第1の内部電極層16aの第1の引出部28aと電気的に接続される。
第2の外部電極30bは、第2の内部電極層16bに接続され、少なくとも第2の端面12fの表面に配置されている。また、第2の外部電極30bは、第2の端面12fから延伸して第1の主面12aの一部および第2の主面12bの一部、ならびに第1の側面12cの一部および第2の側面12dの一部にも配置される。この場合、第2の外部電極30bは、第2の内部電極層16bの第2の引出部28bと電気的に接続される。
積層体12内においては、第1の内部電極層16aの第1の対向電極部26aと第2の内部電極層16bの第2の対向電極部26bとが誘電体層14を介して対向することにより、静電容量が形成されている。そのため、第1の内部電極層16aが接続された第1の外部電極30aと第2の内部電極層16bが接続された第2の外部電極30bとの間に、静電容量を得ることができ、コンデンサの特性が発現する。
外部電極30は、金属成分およびガラス成分を含む下地電極層32と、下地電極層32の表面に形成されるめっき層34とを含む。
第1の外部電極30aは、第1の端面12eの表面に配置される第1の下地電極層32aを有し、第1の下地電極層32aの表面に配置される第1のめっき層34aを有していることが好ましい。
第2の外部電極30bは、第2の端面12fの表面に配置される第2の下地電極層32bを有し、第2の下地電極層32bの表面に配置される第2のめっき層34bを有していることが好ましい。
下地電極層32は、第1の下地電極層32aおよび第2の下地電極層32bを有する。
第1の下地電極層32aは、積層体12の第1の端面12eの表面に配置され、第1の端面12eから延伸して第1の主面12a、第2の主面12b、第1の側面12cおよび第2の側面12dのそれぞれの一部分を覆うように形成される。
第2の下地電極層32bは、積層体12の第2の端面12fの表面に配置され、第2の端面12fから延伸して第1の主面12a、第2の主面12b、第1の側面12cおよび第2の側面12dのそれぞれの一部分を覆うように形成される。
なお、第1の下地電極層32aは、積層体12の第1の端面12eの表面のみに配置されてもよいし、第2の下地電極層32bは、積層体12の第2の端面12fの表面のみに配置されていてもよい。
下地電極層32は、焼付け層、導電性樹脂層、薄膜層等から選ばれる少なくとも1つを含む。
以下、下地電極層32を上記の焼付け層、導電性樹脂層、薄膜層とした場合の各構成について説明する。
焼付け層は、ガラス成分と金属成分とを含む。焼付け層のガラス成分は、B、Si、Ba、Mg、Al、Li等から選ばれる少なくとも1つを含む。焼付け層の金属成分としては、例えば、Cu、Ni、Ag、Pd、Ag-Pd合金、Au等から選ばれる少なくとも1つを含む。焼付け層は、ガラス成分および金属成分を含む導電性ペーストを積層体12に塗布して焼付けたものである。焼付け層は、内部電極層16および誘電体層14を有する積層チップと積層チップに塗布した導電性ペーストとを同時焼成したものでもよく、内部電極層16および誘電体層14を有する積層チップを焼成して積層体を得た後に、積層体に導電性ペーストを焼付けたものでもよい。
なお、内部電極層16および誘電体層14を有する積層チップと積層チップに塗布した導電性ペーストとを同時に焼成する場合いは、焼付け層はガラス成分の代わりに誘電体材料を添加したものを焼付けて形成することが好ましい。
焼付け層は、複数層であってもよい。
第1の下地電極層32aを焼付け層で形成した場合、第1の端面12eに位置する第1の下地電極層32aの積層方向x中央部における厚みは、例えば、3μm以上100μm以下程度であることが好ましい。
また、第2の下地電極層32bを焼付け層で形成した場合、第2の端面12fに位置する第2の下地電極層32bの積層方向x中央部における厚みは、例えば、3μm以上100μm以下程度であることが好ましい。
また、第1の主面12aおよび第2の主面12b上に焼付け層により下地電極層32を設ける場合には、第1の主面12aおよび第2の主面12b上に位置する第1の下地電極層32aの長さ方向zの中央部における第1の主面12aおよび第2の主面12bを結ぶ方向の厚みは、例えば、3μm以上70μm以下程度であることが好ましく、第1の主面12aおよび第2の主面12b上に位置する第2の下地電極層32bの長さ方向zの中央部における第1の主面12aおよび第2の主面12bを結ぶ方向の厚みは、例えば、3μm以上70μm以下程度であることが好ましい。
さらに、第1の側面12cおよび第2の側面12d上に焼付け層により下地電極層32を設ける場合には、第1の側面12cおよび第2の側面12d上に位置する第1の下地電極層32aの長さ方向zの中央部における第1の側面12cおよび第2の側面12dを結ぶ方向の厚みは、例えば、10μm以上100μm以下程度であることが好ましく、第1の側面12cおよび第2の側面12d上に位置する第2の下地電極層32bの長さ方向zの中央部における第1の側面12cおよび第2の側面12dを結ぶ方向の厚みは、例えば、10μm以上100μm以下程度であることが好ましい。
下地電極層32として導電性樹脂層を設ける場合、導電性樹脂層は、焼付け層上に焼付け層を覆うように配置されるか、積層体12上に直接配置されてもよい。もっとも、導電性樹脂層は、両端面12e,12f上に位置する下地電極層32上のみに配されてもよい。
導電性樹脂層は、金属および熱硬化性樹脂を含む。
導電性樹脂層は、下地電極層上を完全に覆っていてもよいし、下地電極層の一部を覆っていてもよい。
導電性樹脂層は、熱硬化性樹脂を含むため、例えばめっき膜や導電性ペーストの焼成物からなる導電層よりも柔軟性に富んでいる。このため、2端子型積層セラミックコンデンサ10に物理的な衝撃や熱サイクルに起因する衝撃が加わった場合であっても、導電性樹脂層が緩衝層として機能し、2端子型積層セラミックコンデンサ10へのクラックを防止することができる。
導電性樹脂層に含まれる金属としては、Ag、Cu、Ni、Sn、Biまたは、それらを含む合金を使用することができる。
また、金属粉の表面にAgコーティングされた金属粉を使用することもできる。金属粉の表面にAgコーティングされたものを使用する際には金属粉としてCu、Ni、Sn、Biまたはそれらの合金粉を用いることが好ましい。また、Cu、Niに酸化防止処理を施したものを使用することもできる。導電性金属にAgの導電性金属粉を用いる理由としては、上記のAgの特性は保ちつつ、母材の金属を安価なものにすることが可能になるためである。
導電性樹脂層に含まれる金属は、導電性樹脂全体の体積に対して、35vol%以上75vol%以下で含まれていることが好ましい。
導電性樹脂層に含まれる金属の平均粒径は、特に限定されない。導電性フィラーの平均粒径は、例えば、0.3μm以上10μm以下程度であってもよい。
導電性樹脂層に含まれる金属は、主に導電性樹脂層の通電性を担う。具体的には、導電性フィラー同士が接触することにより、導電性樹脂層内部に通電経路が形成される。
導電性樹脂層に含まれる金属は、球形状、扁平状などのものを用いることができるが、球形状金属粉と扁平状金属粉とを混合して用いるのが好ましい。
導電性樹脂層の樹脂としては、例えば、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ウレタン樹脂、シリコーン樹脂、ポリイミド樹脂などの公知の種々の熱硬化性樹脂を使用することができる。その中でも、耐熱性、耐湿性、密着性などに優れたエポキシ樹脂は最も適切な樹脂の一つである。
また、導電性樹脂層には、熱硬化性樹脂とともに、硬化剤を含むことが好ましい。硬化剤としては、ベース樹脂としてエポキシ樹脂を用いる場合、エポキシ樹脂の硬化剤としては、フェノール系、アミン系、酸無水物系、イミダゾール系、活性エステル系、アミドイミド系など公知の種々の化合物を使用することができる。
導電性樹脂層は、複数層であってもよい。
第1の端面12eおよび第2の端面12fに位置する積層体12の積層方向x中央部に位置する導電性樹脂層の厚みは、例えば、10μm以上150μm以下程度であることが好ましい。
薄膜層は、スパッタリング法または蒸着法等の薄膜形成法により形成され、金属粒子が堆積された1μm以下の層である。
めっき層34は、第1のめっき層34aおよび第2のめっき層34bを有する。
第1のめっき層34aは、第1の下地電極層32aの表面を覆うように配置されている。
第2のめっき層34bは、第2の下地電極層32bの表面を覆うように配置されている。
めっき層34は、例えば、Cu、Ni、Sn、Ag、Pd、Ag-Pd合金、Au等から選ばれる少なくとも1つの金属を含んでいればよい。
めっき層34は、単数層で形成されていてもよいし、複数層として形成されていてもよい。複数層として形成した場合においては、例えば、NiめっきおよびSnめっきの二層構造であることが好ましい。下地電極層と直接接する層をNiめっきからなるめっき層とすることにより、特に、下地電極層が導電性樹脂層である場合は、積層セラミックコンデンサを実装する際に、実装に用いられるはんだによって下地電極層が侵食されることを防止することができる。
また、Niめっきからなるめっき層の上層をSnめっきからなるめっき層とすることにより、2端子型積層セラミックコンデンサ10を実装基板に実装する際に、実装に用いられるはんだの濡れ性を向上させ、容易に実装することができる。
めっき層34は、一層あたりの厚みは、いずれも1.0μm以上15.0μm以下であることが好ましい。
なお、下地電極層32を設けずにめっき層だけで外部電極30を形成してもよい。
以下、図示はしていないが、下地電極層32を設けずにめっき層を設ける構造について説明する。
第1の外部電極30aおよび第2の外部電極30bのそれぞれは、下地電極層が設けられず、めっき層が積層体12の表面に直接形成されていてもよい。すなわち、2端子型積層セラミックコンデンサ10は、第1の内部電極層16aまたは第2の内部電極層16bに電気的に接続されるめっき層を含む構造であってもよい。このような場合、前処理として積層体12の表面に触媒を配設した後で、めっき層が形成されてもよい。
なお、下地電極層を設けずに積層体上に直接めっき層を形成する場合は、下地電極層の厚みを削減した分を低背化すなわち薄型化または、積層体厚みすなわち有効層部の厚みに転化できるため、積層体12の厚みの設計自由度を向上することができる。
めっき層は、積層体12の表面に形成される下層めっき電極と、下層めっき電極の表面に形成される上層めっき電極とを含むことが好ましい。下層めっき電極および上層めっき電極はそれぞれ、例えば、Cu、Ni、Sn、Pb、Au、Ag、Pd、Bi又はZnなどから選ばれる少なくとも1種の金属または当該金属を含む合金を含むことが好ましい。
さらに、下層めっき電極は、半田バリア性能を有するNiを用いて形成されることが好ましく、上層めっき電極は、半田濡れ性が良好なSnやAuを用いて形成されることが好ましい。
また、例えば、第1の内部電極層16aおよび第2の内部電極層16bがNiを用いて形成される場合、下層めっき電極は、Niと接合性のよいCuを用いて形成されることが好ましい。なお、上層めっき電極は必要に応じて形成されればよく、第1の外部電極30aおよび第2の外部電極30bはそれぞれ、下層めっき電極のみで構成されてもよい。めっき層は、上層めっき電極を最外層としてもよいし、上層めっき電極の表面にさらに他のめっき電極を形成してもよい。
ここで、下地電極層32を設けずにめっき層だけで外部電極30を形成する場合、下地電極層32を設けずに配置するめっき層の1層あたりの厚みは、1.0μm以上15.0μm以下であることが好ましい。
さらに、めっき層は、ガラスを含まないことが好ましい。めっき層の単位体積あたりの金属割合は、99体積%以上であることが好ましい。
積層体12、第1の外部電極30aおよび第2の外部電極30bを含む2端子型積層セラミックコンデンサ10の長さ方向zの寸法をL寸法とし、積層体12、第1の外部電極30aおよび第2の外部電極30bを含む2端子型積層セラミックコンデンサ10の積層方向xの寸法をT寸法とし、積層体12、第1の外部電極30aおよび第2の外部電極30bを含む2端子型積層セラミックコンデンサ10の幅方向yの寸法をW寸法とする。
2端子型積層セラミックコンデンサ10の寸法は、長さ方向zのL寸法が0.2mm以上11.0mm以下、幅方向yのW寸法が0.1mm以上11.0mm以下、積層方向xのT寸法が0.1mm以上11.0mm以下である。また、2端子型積層セラミックコンデンサ10の寸法は、マイクロスコープにより測定することができる。
図1に示す2端子型積層セラミックコンデンサ10は、第1の内部電極層16aの第1の引出部28aが、第1の主面12a側および第2の主面12b側の少なくともいずれか一方に位置する異なる誘電体層14上に配置される第1の引出部28a間において、積層方向で少なくとも2以上の第1の引出部28aに跨るように接続されて配置される第1の接続部29aを有し、第2の内部電極層16bの第2の引出部28bが、第1の主面12a側および第2の主面12b側の少なくともいずれか一方に位置する異なる誘電体層14上に配置される第2の引出部28b間において、積層方向で少なくとも2以上の第2の引出部28bに跨るように接続されて配置される第2の接続部29bを有する。従って、2端子型積層セラミックコンデンサ10の剥がれが発生しやすい主面側外層部20a,20b側に位置する第1の内部電極層16aの第1の引出部28aおよび第2の内部電極層16bの第2の引出部28bにおいて、異なる誘電体層14上に位置する第1の引出部28a間および異なる誘電体層14上に位置する第2の引出部28b間の内部電極層16同士の密着強度を向上させることができる。その結果、仮に積層体12の焼成時の熱によって、内部電極層16が横方向に凝集し、かつ、積層方向xに膨張して厚みが増加する玉化現象が生じた場合であっても、剥がれが発生しやすい積層体12の両端面12e,12fの部分および主面側外層部20a,20b側に位置する内部電極層16において、内部電極層16同士が強固に接続されるため、内部電極層16間の剥がれの発生を抑制することができる。
2.2端子型積層セラミックコンデンサの製造方法
続いて、2端子型積層セラミックコンデンサの製造方法について説明する。
まず、誘電体層用の誘電体シートおよび内部電極層用の導電性ペーストが準備される。誘電体シートおよび内部電極層用の導電性ペーストは、バインダおよび溶剤を含む。バインダおよび溶剤は、公知のものであってよい。
そして、誘電体シートを形成する際には、インクジェット印刷により誘電体を含有するペーストを印刷して、誘電体シートを作成する。この時、内部電極層のパターンが印刷されていない誘電体シートに関しては、連続して印刷する。一方で、第1の内部電極層用のパターンおよび第2の内部電極層用のパターンが印刷されることとなる誘電体シートに関しては、第1の接続部および第2の接続部を形成したい箇所において、不連続に印刷し、その上に、同じくインクジェット印刷やスクリーン印刷内部電極用の導電性ペーストを印刷した際に、不連続部分に内部電極用の導電性ペーストを入り込ませることで、第1の接続部、第2の接続部を形成する。この時、インクジェット印刷で、不連続部分の幅をコントロールすることで、第1の接続部および第2の接続部の第1の端面および第2の端面をも結ぶ長さ方向の寸法をコントロールすることができる。
また、誘電体シートに関しては、内部電極層のパターンが印刷されていない外層用の誘電体シートも準備される。
続いて、内部電極層のパターンが印刷されていない外層用の誘電体シートが所定枚数積層されることにより、第2の主面側の第2の主面側外層部となる部分が形成される。そして、第2の主面側外層部となる部分の上に第1の内部電極層のパターンが印刷された誘電体シート、および第2の内部電極層のパターンが印刷された誘電体シートを本発明の構造となるように順次積層されることにより、内層部となる部分が形成される。その後、さらにこの内層部となる部分の上に、内部電極層のパターンが印刷されてない外層用の誘電体シートが所定枚数積層されることにより、第1の主面側の第1の主面側外層部となる部分が形成される。これにより、積層シートが作製される。
次に、積層シートが静水圧プレスなどの手段により積層方向にプレスされることにより、積層ブロックが作製される。
そして、積層ブロックを所定のサイズにカットされることにより、積層チップが切り出される。このとき、バレル研磨などにより積層チップの角部および稜線部に丸みをつけてもよい。
次に、積層チップが焼成されることにより、積層体12が作製される。焼成温度は、誘電体層や内部電極層の材料にもよるが、900℃以上1400℃以下であることが好ましい。
(外部電極の形成)
(a)焼付け層の場合
以下の説明では、下地電極層は焼付け層で形成するものとする。焼付け層を形成する場合には、ガラス成分と金属とを含む導電性ペーストを準備し、これを塗布し、その後、焼付け処理を行い、下地電極層が形成される。
焼成して得られた積層体12の第1の端面12e上および第2の端面12f上に、第1の外部電極30aの第1の下地電極層32a、第2の外部電極30bの第2の下地電極層32bが形成される。
下地電極層32として焼付け層を形成する場合には、ガラス成分と金属成分とを含む導電性ペーストを例えばディッピングなどの方法により塗布し、その後、焼付け処理を行い、下地電極層32として焼付け層が形成される。このときの焼付け処理の温度は、700℃以上900℃以下であることが好ましい。
また、下地電極層32を焼付け層で形成する場合は、焼付層はセラミック成分を含有kさせてもよい。この場合、ガラス成分の代わりにセラミック成分が含有させてもよいし。その両方を含有させてもよい。
セラミック成分は、たとえば、積層体12と同種のセラミック材料であることが好ましい。なお、焼付け層にセラミック成分を含ませる場合には、焼成前の積層チップに対して、導電性ペーストを塗布し、焼成前の積層チップと焼成前の積層チップに塗布された導電性ペーストを同時に焼付けて(焼成して)、焼付け層が形成された積層体12を形成することが好ましい。このときの焼付け処理の温度(焼成温度)は、900℃以上1400℃以下であることが好ましい。
(b)導電性樹脂層の場合
なお、下地電極層32を導電性樹脂層で形成する場合は、以下の方法で導電性樹脂層を形成することができる。導電性樹脂層は、焼付け層の表面に形成されてもよく、焼付け層を形成せずに導電性樹脂層を単体で積層体12上に直接形成してもよい。
導電性樹脂層の形成は、熱硬化性樹脂および金属成分を含む導電性樹脂ペーストを焼付け層上又は積層体12上に塗布し、250℃以上550℃以の温度で熱処理を行い、樹脂を熱硬化させることにより行う。このときの熱処理時の雰囲気は、N2雰囲気であることが好ましい。また、樹脂の飛散を防ぎ、かつ、各種金属成分の酸化を防ぐため、酸素濃度は100ppm以下に抑えることが好ましい。
なお、導電性樹脂ペーストの塗布方法としては、下地電極層32を焼付け層で形成する方法と同様、例えば、導電性樹脂ペーストをスリットから押し出して塗布する工法やローラー転写法を用いて形成することができる。
(c)薄膜層の場合
また、下地電極層32を薄膜層で形成する場合は、外部電極30を形成したい所望の箇所以外の部位をマスキングなどにより被覆し、露出した当該所望の箇所にスパッタ法又は蒸着法等の薄膜形成法を施すことにより下地電極層を形成することができる。薄膜層で形成された下地電極層は金属粒子が堆積された1μm以下の層とする。
(めっき電極)
さらに、下地電極層32を設けずにめっき層だけでめっき電極として外部電極を形成してもよい。その場合は、以下の方法で形成することができる。
第1の外部電極30aおよび第2の外部電極30bのいずれかまたはそれぞれは、下地電極層32を設けずに、めっき層が積層体12の表面に直接形成されていてもよい。すなわち、2端子型積層セラミックコンデンサ10は、第1の内部電極層16aと、第2の内部電極層16bに直接電気的に接続されるめっき層を含む構造であってもよい。めっき処理を行うにあたっては、電解めっき、無電解めっきのどちらを採用してもよいが、無電解めっきはめっき析出速度を向上させるために、触媒などによる前処理が必要となり、工程が複雑化するというデメリットがある。したがって、通常は、電解めっきを採用することが好ましい。めっき工法としては、バレルめっきを用いることが好ましい。また、必要に応じて、下層めっき電極の表面に形成される上層めっき電極を同様に形成してもよい。
(めっき層の作製)
続いて、必要に応じて、下地電極層32の表面、導電性樹脂層の表面もしくは下層めっき電極の表面、上層めっき電極の表面に、めっき層が形成される。
より詳細には、本実施の形態では焼付け層である下地電極層32上にめっき層34としてNiめっき層およびSnめっき層が形成される。Niめっき層およびSnめっき層は、たとえばバレルめっき法により、順次形成される。めっき処理を行うにあたっては、電解めっき、無電解めっきのどちらを採用してもよい。ただし、無電解めっきはめっき析出速度を向上させるために、触媒などによる前処理が必要となり、工程が複雑化するというデメリットがある。したがって、通常は、電解めっきを採用することが好ましい。
上記のようにして、第1の実施の形態の2端子型積層セラミックコンデンサ10が製造される。
B.第2の実施の形態
1.3端子型積層セラミックコンデンサ
本発明の第2の実施の形態に係る積層セラミックコンデンサとして、3端子型積層セラミックコンデンサ110について、図7ないし図12を参照して説明する。
図7は、本発明の第2の実施の形態に係る3端子型積層セラミックコンデンサの一例を示す外観斜視図である。図8は、本発明の第2の実施の形態に係る3端子型積層セラミックコンデンサの一例を示す上面図である。図9は、本発明の第2の実施の形態に係る3端子型積層セラミックコンデンサの一例を示す正面図である。図10は、図7の線X-Xにおける断面図である。図11は、図7の線XI-XIにおける断面図である。図12は、図11の線XI-XIにおける断面図である。図13は、図11の線XII-XIIにおける断面図である。
積層体12は、積層された複数の誘電体層14と、誘電体層14上に積層された複数の内部電極層116とを有する。誘電体層14と内部電極層116は、積層方向xに積層される。
積層体12は、積層方向xに相対する第1の主面12aおよび第2の主面12bと、積層方向xに直交する幅方向yに相対する第1の側面12cおよび第2の側面12dと、積層方向xおよび幅方向yに直交する長さ方向zに相対する第1の端面12eおよび第2の端面12fとを有する。この積層体12には、角部および稜線部に丸みがつけられている。なお、角部とは、積層体の隣接する3面が交わる部分のことであり、稜線部とは、積層体の隣接する2面が交わる部分のことである。また、第1の主面12aおよび第2の主面12b、第1の側面12cおよび第2の側面12d、ならびに第1の端面12eおよび第2の端面12fの一部または全部に凹凸などが形成されていてもよい。
積層体12は、単数もしくは複数枚の誘電体層14とそれらの上に配置される複数枚の内部電極層116から構成される内層部18を有する。内部電極層116は、第1の端面12eおよび第2の端面12fに引き出される第1の内部電極層116aと第1の側面12cおよび第2の側面12dに引き出される第2の内部電極層116bを有し、内層部18では、複数枚の第1の内部電極層116aおよび第2の内部電極層116bが誘電体層14を介して対向している。
積層体12は、第1の主面12a側に位置し、第1の主面12aと第1の主面12a側の内層部18の最表面とその最表面の一直線上との間に位置する複数の誘電体層14から形成される第1の主面側外層部20aを有する。
同様に、積層体12は、第2の主面12b側に位置し、第2の主面12bと第2の主面12b側の内層部18の最表面とその最表面の一直線上との間に位置する複数の誘電体層14から形成される第2の主面側外層部20bを有する。
また、積層体12は、第1の側面12c側に位置し、第1の側面12cと第1の側面12c側の内層部18の最表面との間に位置する複数の誘電体層14から形成される第1の側面側外層部22aを有する。
同様に、積層体12は、第2の側面12d側に位置し、第2の側面12dと第2の側面12d側の内層部18の最表面との間に位置する複数の誘電体層14から形成される第2の側面側外層部22bを有する。
さらに、積層体12は、第1の端面12e側に位置し、第1の端面12eと第1の端面12e側の内層部18の最表面との間に位置する複数の誘電体層14から形成される第1の端面側外層部24aを有する。
同様に、積層体12は、第2の端面12f側に位置し、第2の端面12fと第2の端面12f側の内層部18の最表面との間に位置する複数の誘電体層14から形成される第2の端面側外層部24bを有する。
第1の主面側外層部20aは、第1の主面12a側に位置する。第1の主面側外層部20aは、第1の主面12aと第1の主面12aに最も近い内部電極層116との間に位置する複数の誘電体層14の集合体である。
第2の主面側外層部20bは、第2の主面12b側に位置する。第2の主面側外層部20bは、第2の主面12bと第2の主面12bに最も近い内部電極層116との間に位置する複数の誘電体層14の集合体である。
積層体12の寸法は、特に限定されない。
誘電体層14の材料は、2端子型積層セラミックコンデンサ10と共通であるので、その説明を省略する。
また、焼成後の誘電体層14の積層方向xの平均厚みも、2端子型積層セラミックコンデンサ10と共通であるので、その説明を省略する。
積層体12は、複数の内部電極層116として、複数の第1の内部電極層116aおよび複数の第2の内部電極層116bを有する。複数の第1の内部電極層116aおよび複数の第2の内部電極層116bは、積層体12の積層方向xに沿って等間隔に交互に配置されるように埋設されている。
図16に示すように、第1の内部電極層116aは、第2の内部電極層116bと対向する第1の対向電極部126a、第1の対向電極部126aから積層体12の第1の端面12eの表面に引き出される第1の引出部128aおよび第1の対向電極部126aから積層体12の第2の端面12fの表面に引き出される第2の引出部128bを備える。従って、複数の第1の引出部128aは、その端部が第1の端面12eの表面に引き出され、積層体12から露出し、複数の第2の引出部128bは、その端部が第2の端面12fの表面に引き出され、積層体12から露出している。そのため、第1の内部電極層116aは、積層体12の第1の側面12cおよび第2の側面12dの表面には露出していない。
図17に示すように、第2の内部電極層116bは、略十字形状であり、第1の内部電極層116aと対向する第2の対向電極部126b、第2の対向電極部126bから積層体12の第1の側面12cの表面に引き出される第3の引出部128cおよび第2の対向電極部126bから積層体12の第2の側面12dの表面に引き出される第4の引出部128dを備える。従って、第3の引出部128cは、その端部が第1の側面12cの表面に引き出され、積層体12から露出し、第4の引出部128dは、その端部が第2の側面12dの表面に引き出され、積層体12から露出している。そのため、第2の内部電極層116bは、積層体12の第1の端面12eの表面および第2の端面12fの表面には露出していない。
なお、第2の内部電極層116bにおける第2の対向電極部126bの4つの角部は、面取りされていないが、面取りをした形状としてもよい。これにより、第1の内部電極層116aの第1の対向電極部126aの角と重なることを抑制することが可能となり、電界集中を抑制することができる。その結果、電界集中により発生しうるセラミックコンデンサの絶縁破壊を抑制することができる。
第1の引出部128aは、第1の主面12a側および第2の主面12b側の少なくともいずれか一方に位置する異なる誘電体層14上に配置される第1の引出部128a間において、積層方向で少なくとも2以上の第1の引出部128aに跨るように接続されて配置される第1の接続部129aを有する。
第2の引出部128bは、第1の主面12a側および第2の主面12b側の少なくともいずれか一方に位置する異なる誘電体層14上に配置される第2の引出部128b間において、積層方向で少なくとも2以上の第2の引出部128bに跨るように接続されて配置される第2の接続部129bを有する。
第3の引出部128cは、第1の主面12a側および第2の主面12b側の少なくともいずれか一方に位置する異なる誘電体層14上に配置される第3の引出部128c間において、積層方向で少なくとも2以上の第3の引出部128cに跨るように接続されて配置される第3の接続部129cを有する。
第4の引出部128dは、第1の主面12a側および第2の主面12b側の少なくともいずれか一方に位置する異なる誘電体層14上に配置される第4の引出部128d間において、積層方向で少なくとも2以上の第4の引出部128dに跨るように接続されて配置される第4の接続部129dを有する。
第1の接続部129aは、第1の端面側外層部24aの長さ方向zの寸法の1/2よりも第1の端面12e側に位置することが好ましい。
第2の接続部129bは、第2の端面側外層部24bの長さ方向zの寸法の1/2よりも第2の端面12f側に位置することが好ましい。
第3の接続部129cは、第1の側面側外層部22aの長さ方向zの寸法の1/2よりも第1の端面12e側に位置することが好ましい。
第4の接続部129dは、第2の側面側外層部22bの長さ方向zの寸法の1/2よりも第2の端面12f側に位置することが好ましい。
これにより、積層体12の焼成時の熱によって、内部電極層116が横方向に凝集し、かつ、積層方向xに膨張して厚みが増加する玉化現象による応力集中がもっとも発生しやすい箇所において、内部電極層116間の密着強度を直接的に、より向上させることができる。
第1の接続部129aは複数存在することが好ましい。
第2の接続部129bは複数存在することが好ましい。
第3の接続部129cは複数存在することが好ましい。
第4の接続部129dは複数存在することが好ましい。
これにより、積層体12の焼成時の熱によって、内部電極層116が横方向に凝集し、かつ、積層方向xに膨張して厚みが増加する玉化現象による応力集中がもっとも発生しやすい箇所において、内部電極層116間の密着強度を直接的に、より向上させることができる。
第1の接続部129aは、内層部18の積層方向の中央部を除いた第1の主面12a側、および内層部18の積層方向の中央部を除いた第2の主面12b側に位置することが好ましい。
第2の接続部129bは、内層部18の積層方向の中央部を除いた第1の主面12a側、および内層部18の積層方向の中央部を除いた第2の主面12b側に位置することが好ましい。
第3の接続部129cは、内層部18の積層方向の中央部を除いた第1の主面12a側、および内層部18の積層方向の中央部を除いた第2の主面12b側に位置することが好ましい。
第4の接続部129dは、内層部18の積層方向の中央部を除いた第1の主面12a側、および内層部18の積層方向の中央部を除いた第2の主面12b側に位置することが好ましい。
これにより、内部電極層116間の剥がれの発生を抑制しつつ、内層部18の積層方向の中央部分においては、内部電極層116の引出部が存在する部分の積層体12のセラミック強度を保つことができる。従って、内部電極層116間の剥がれの発生を抑制しつつ、3端子型積層セラミックコンデンサ110に外的な衝撃が加わった場合に、3端子型積層セラミックコンデンサ110の積層体12に割れや欠け、クラックなどが発生することも抑制することができる。
このとき、第1の接続部129aが配置されていない領域である、内層部18の積層方向の中央部の積層方向の寸法t2は、内層部18の積層方向の寸法t1の25%以上75%以下であることが好ましい。
第2の接続部129bが配置されていない領域である、内層部18の積層方向の中央部の積層方向の寸法t2は、内層部18の積層方向の寸法t1の25%以上75%以下であることが好ましい。
第3の接続部129cが配置されていない領域である、内層部18の積層方向の中央部の積層方向の寸法t3は、内層部18の積層方向の寸法t1の25%以上75%以下であることが好ましい。
第4の接続部129dが配置されていない領域である、内層部18の積層方向の中央部の積層方向の寸法t3は、内層部18の積層方向の寸法t1の25%以上75%以下であることが好ましい。
ここで、第1の接続部129aおよび第2の接続部129bが配置されていない領域の内層部18の積層方向の中央部の積層方向の寸法t2が、内層部18の積層方向の寸法t1の25%より小さくなった場合には、3端子型積層セラミックコンデンサ110に外的な衝撃が加わった場合に、3端子型積層セラミックコンデンサ110の積層体12に割れや欠け、クラックなどが発生することが懸念される。また、第1の接続部129aおよび第2の接続部129bが配置されていない領域の内層部18の積層方向の中央部の積層方向の寸法t2が、内層部18の積層方向の寸法t1の75%より大きくなった場合には、3端子型積層セラミックコンデンサ110の剥がれが発生しやすい主面側外層部20a,20b側に位置する内層部18の内部電極層116の引出部において、異なる誘電体層14上に位置する第1の引出部128a間および異なる誘電体層14上に位置する第2の引出部128b間の内部電極層116同士の密着強度を十分に確保できない場合がある。
また、第3の接続部129cおよび第4の接続部129dが配置されていない領域の内層部18の積層方向の中央部の積層方向の寸法t3が、内層部18の積層方向の寸法t1の25%より小さくなった場合には、3端子型積層セラミックコンデンサ110に外的な衝撃が加わった場合に、3端子型積層セラミックコンデンサ110の積層体12に割れや欠け、クラックなどが発生することが懸念される。また、第3の接続部129cおよび第4の接続部129dが配置されていない領域の内層部18の積層方向の中央部の積層方向の寸法t3が、内層部18の積層方向の寸法t1の75%より大きくなった場合には、3端子型積層セラミックコンデンサ110の剥がれが発生しやすい側面側外層部22a,22b側に位置する内層部18の内部電極層116の引出部において、異なる誘電体層14上に位置する第1の引出部128a間および異なる誘電体層14上に位置する第2の引出部128b間の内部電極層116同士の密着強度を十分に確保できない場合がある。
第1の接続部129aの第1の端面12eおよび第2の端面12fを結ぶ長さ方向zの寸法は、第1の内部電極層116aの第1の引出部128aの厚みに対して、3%以上97%以下であることが好ましい。
第2の接続部129bの第1の端面12eおよび第2の端面12fを結ぶ長さ方向zの寸法は、第1の内部電極層116aの第2の引出部128bの厚みに対して、3%以上97%以下であることが好ましい。
第3の接続部129cの第1の側面12cおよび第2の側面12dを結ぶ長さ方向zの寸法は、第2の内部電極層116bの第3の引出部128cの厚みに対して、3%以上97%以下であることが好ましい。
第4の接続部129dの第1の側面12cおよび第2の側面12dを結ぶ長さ方向zの寸法は、第2の内部電極層116bの第4の引出部128dの厚みに対して、3%以上97%以下であることが好ましい。
これにより、内部電極層16よりも電気抵抗が高くなり、電流を流しにくくなるため、第1の接続部129aないし第4の接続部129dを有することによる電気的な特性変化を防ぎつつ、内部電極層116間の剥がれを抑制することができる。
第1の接続部129aおよび第2の接続部129bは、3端子型積層セラミックコンデンサ110の幅方向yの中央部に集中して存在していることが好ましい。
また、第3の接続部129cおよび第4の接続部129dは、3端子型積層セラミックコンデンサ110の幅方向yの中央部に集中して存在していることが好ましい。
これにより、3端子型積層セラミックコンデンサ110の幅方向yの中央部でしっかりと内部電極層16間の密着強度をより確保することが可能となる。
第1の内部電極層116aおよび第2の内部電極層116bの材料の組成、および積層方向xにおける層内の組成は、第1の実施の形態の2端子型積層セラミックコンデンサ10の第1の内部電極層16aおよび第2の内部電極層16bと同様である。
外部電極30は、第1の外部電極30a、第2の外部電極30b、第3の外部電極30cおよび第4の外部電極30dを有する。
第1の外部電極30aは、第1の内部電極層116aに接続され、第1の端面12eの表面に配置されている。また、第1の外部電極30aは、積層体12の第1の端面12eから延伸して第1の主面12aの一部および第2の主面12bの一部、ならびに第1の側面12cの一部および第2の側面12dの一部にも配置される。この場合、第1の外部電極30aは、第1の内部電極層116aの第1の引出部128aと電気的に接続される。
第2の外部電極30bは、第1の内部電極層116aに接続され、第2の端面12fの表面に配置されている。また、第2の外部電極30bは、積層体12の第2の端面12fから延伸して第1の主面12aの一部および第2の主面12bの一部、ならびに第1の側面12cの一部および第2の側面12dの一部にも配置される。この場合、第2の外部電極30bは、第1の内部電極層116aの第2の引出部128bと電気的に接続される。
第3の外部電極30cは、第2の内部電極層116bに接続され、第1の側面12cの表面に配置されている。また、第3の外部電極30cは、積層体12の第1の側面12cから延伸して第1の主面12aの一部および第2の主面12bの一部にも配置される。この場合、第3の外部電極30cは、第2の内部電極層116bの第3の引出部128cと電気的に接続される。
第4の外部電極30dは、第2の内部電極層116bに接続され、第2の側面12dの表面に配置されている。また、第4の外部電極30dは、積層体12の第2の側面12dから延伸して第1の主面12aの一部および第2の主面12bの一部にも配置される。この場合、第4の外部電極30dは、第2の内部電極層116bの第4の引出部128dと電気的に接続される。
積層体12内においては、第1の内部電極層116aの第1の対向電極部126aと第2の内部電極層116bの第2の対向電極部126bとが誘電体層14を介して対向することにより、静電容量が形成されている。そのため、第1の内部電極層116aが接続された第1の外部電極30aおよび第2の外部電極30bと第2の内部電極層116bが接続された第3の外部電極30cおよび第4の外部電極30dとの間に、静電容量を得ることができ、コンデンサの特性が発現する。
下地電極層32は、第1の下地電極層32a、第2の下地電極層32b、第3の下地電極層32cおよび第4の下地電極層32dを有する。
第1の下地電極層32aは、第1の内部電極層116aに接続され、第1の端面12eの表面に配置されている。また、第1の下地電極層32aは、第1の端面12eから延伸して第1の主面12aの一部および第2の主面12bの一部、ならびに第1の側面12cの一部および第2の側面12dの一部にも配置される。この場合、第1の下地電極層32aは、第1の内部電極層116aの第1の引出部128aと電気的に接続される。
第2の下地電極層32bは、第1の内部電極層116aに接続され、第2の端面12fの表面に配置されている。また、第2の下地電極層32bは、第2の端面12fから延伸して第1の主面12aの一部および第2の主面12bの一部、ならびに第1の側面12cの一部および第2の側面12dの一部にも配置される。この場合、第2の下地電極層32bは、第1の内部電極層116aの第2の引出部128bと電気的に接続される。
第3の下地電極層32cは、第2の内部電極層116bに接続され、第1の側面12cの表面に配置されている。また、第3の下地電極層32cは、第1の側面12cから延伸して第1の主面12aの一部および第2の主面12bの一部にも配置される。この場合、第3の下地電極層32cは、第2の内部電極層116bの第3の引出部128cと電気的に接続される。
第4の下地電極層32dは、第2の内部電極層116bに接続され、第2の側面12dの表面に配置されている。また、第4の下地電極層32dは、第2の側面12dから延伸して第1の主面12aの一部および第2の主面12bの一部にも配置される。この場合、第4の下地電極層32dは、第2の内部電極層116bの第4の引出部128dと電気的に接続される。
めっき層34は、第1のめっき層34a、第2のめっき層34b、第3のめっき層34cおよび第4のめっき層34dを有する。
第1のめっき層34aは、第1の下地電極層32aの表面を覆うように配置されている。
第2のめっき層34bは、第2の下地電極層32bの表面を覆うように配置されている。
第3のめっき層34cは、第3の下地電極層32cの表面を覆うように配置されている。
第4のめっき層34dは、第4の下地電極層32dの表面を覆うように配置されている。
3端子型積層セラミックコンデンサ110の外部電極30の第1の外部電極30a、第2の外部電極30b、第3の外部電極30cおよび第4の外部電極30dの材料の組成、および層内の構成は、第1の実施の形態の2端子型積層セラミックコンデンサ10の外部電極30の第1の外部電極30aおよび第2の外部電極30bと同様である。
積層体12、第1の外部電極30aないし第4の外部電極30dを含む3端子型積層セラミックコンデンサ110の長さ方向zの寸法をL寸法とし、積層体12、第1の外部電極30aないし第4の外部電極30dを含む3端子型積層セラミックコンデンサ110の積層方向xの寸法をT寸法とし、積層体12、第1の外部電極30aないし第4の外部電極30dを含む3端子型積層セラミックコンデンサ110の幅方向yの寸法をW寸法とする。
3端子型積層セラミックコンデンサ110の寸法は、特に限定されないが、長さ方向zのL寸法が0.2mm以上11.0mm以下、幅方向yのW寸法が0.1mm以上11.0mm以下、積層方向xのT寸法が0.1mm以上11.0mm以下である。なお、3端子型積層セラミックコンデンサ110の寸法は、マイクロスコープにより測定することができる。
これにより、図6に示す3端子型積層セラミックコンデンサ110は、図1に示す2端子型積層セラミックコンデンサ10のとり得る構成と同様の種々の構成をとることができ、当該種々の構成に応じた種々の効果を奏する。
2.3端子型積層セラミックコンデンサの製造方法
次に、3端子型積層セラミックコンデンサの製造方法について説明する。
まず、誘電体層用の誘電体シートおよび内部電極層用の導電性ペーストが準備される。誘電体シートおよび内部電極層用の導電性ペーストは、バインダおよび溶剤を含む。バインダおよび溶剤は、公知のものであってよい。
そして、誘電体シートを形成する際には、インクジェット印刷により誘電体を含有するペーストを印刷して、誘電体シートを作成する。この時、内部電極層のパターンが印刷されていない誘電体シートに関しては、連続して印刷する。一方で、第1の内部電極層用のパターンおよび第2の内部電極層用のパターンが印刷されることとなる誘電体シートに関しては、第1の接続部および第2の接続部を形成したい箇所において、不連続に印刷し、その上に、同じくインクジェット印刷やスクリーン印刷内部電極用の導電性ペーストを印刷した際に、不連続部分に内部電極用の導電性ペーストを入り込ませることで、第1の接続部、第2の接続部を形成する。この時、インクジェット印刷で、不連続部分の幅をコントロールすることで、第1の接続部および第2の接続部の第1の端面および第2の端面をも結ぶ長さ方向の寸法をコントロールすることができる。
また、誘電体シートに関しては、内部電極層のパターンが印刷されていない外層用の誘電体シートも準備される。
続いて、内部電極層のパターンが印刷されていない外層用の誘電体シートが所定枚数積層されることにより、第2の主面側の第2の主面側外層部となる部分が形成される。そして、第2の主面側外層部となる部分の上に第1の内部電極層のパターンが印刷された誘電体シート、および第2の内部電極層のパターンが印刷された誘電体シートを本発明の構造となるように順次積層されることにより、内層部となる部分が形成される。その後、さらにこの内層部となる部分の上に、内部電極層のパターンが印刷されてない外層用の誘電体シートが所定枚数積層されることにより、第1の主面側の第1の主面側外層部となる部分が形成される。これにより、積層シートが作製される。
次に、積層シートが静水圧プレスなどの手段により積層方向にプレスされることにより、積層ブロックが作製される。
そして、積層ブロックを所定のサイズにカットされることにより、積層チップが切り出される。このとき、バレル研磨などにより積層チップの角部および稜線部に丸みをつけてもよい。
次に、積層チップが焼成されることにより、積層体12が作製される。焼成温度は、誘電体層や内部電極層の材料にもよるが、900℃以上1400℃以下であることが好ましい。
(外部電極の形成)
(a)焼付け層の場合
以下の説明では、下地電極層は焼付け層で形成するものとする。焼付け層を形成する場合には、ガラス成分と金属とを含む導電性ペーストを準備し、これを塗布し、その後、焼付け処理を行い、下地電極層が形成される。
焼成して得られた積層体12の第1の側面12c上に第3の外部電極30cの第3の下地電極層32cが形成され、積層体12の第2の側面12d上に第4の外部電極30dの第4の下地電極層32dが形成される。
下地電極層32として焼付け層を形成する場合には、ガラス成分と金属成分とを含む導電性ペーストを塗布し、その後、焼付け処理を行い、下地電極層32として焼付け層が形成される。このときの焼付け処理の温度は、700℃以上900℃以下であることが好ましい。
ここで、焼付け層の形成方法としては、様々な方法を用いることができる。たとえば、導電性ペーストをスリットから押し出して塗布する工法を用いることができる。この工法の場合、導電性ペーストの押し出し量を多くすることで、第1の側面12c上および第2の側面12d上だけでなく、第1の主面12aの一部および第2の主面12bの一部にまで下地電極層32を形成することができる。
また、ローラー転写法を用いて形成することもできる。ローラー転写法の場合、第1の側面12c上および第2の側面12d上だけでなく、第1の主面12aの一部および第2の主面12bの一部にまで下地電極層32を形成するとき、ローラー転写の際の押し付け圧力を強くすることで第1の主面12aの一部および第2の主面12bの一部にまで下地電極層32を形成することが可能となる。
次に、焼成して得られた積層体12の第1の端面12e上に第1の外部電極30aの第1の下地電極層32aが形成され、積層体12の第2の端面12f上に第2の外部電極30bの第2の下地電極層32bが形成される。
第3の外部電極30cおよび第4の外部電極30dの各下地電極層32の形成時と同様、下地電極層32として焼付け層を形成する場合には、ガラス成分と金属成分とを含む導電性ペーストを塗布し、その後、焼付け処理を行い、下地電極層32として焼付け層が形成される。このときの焼付け処理の温度は、700℃以上900℃以下であることが好ましい。
また、第1の外部電極30aおよび第2の外部電極30bの下地電極層32として焼付け層の形成方法としては、下地電極層用の導電性ペーストをディップ工法により、第1の端面12e、第2の端面12fだけでなく、第1の主面12aの一部、第2の主面12bの一部、第1の側面12cの一部および第2の側面12dの一部にまで延びるように形成される。
なお、焼付け処理に関しては、第3の外部電極30cの第3の下地電極層32c、第4の外部電極30dの第4の下地電極層32d、第1の外部電極30aの第1の下地電極層32aおよび第2の外部電極30bの第2の下地電極層32bを同時に焼付けてもよいし、第3の外部電極30cの第3の下地電極層32cおよび第4の外部電極30dの第4の下地電極層32dと、第1の外部電極30aの第1の下地電極層32aおよび第2の外部電極30bの第2の下地電極層32bとを、それぞれ別々に焼付けてもよい。
(b)導電性樹脂層の場合
なお、下地電極層32を導電性樹脂層で形成する場合は、以下の方法で導電性樹脂層を形成することができる。導電性樹脂層は、焼付け層の表面に形成されてもよく、焼付け層を形成せずに導電性樹脂層を単体で積層体12上に直接形成してもよい。
導電性樹脂層の形成方法は、熱硬化性樹脂および金属成分を含む導電性樹脂ペーストを焼付け層上又は積層体12上に塗布し、250℃以上550℃以下の温度で熱処理を行い、樹脂を熱硬化させることにより行う。このときの熱処理時の雰囲気は、N2雰囲気であることが好ましい。また、樹脂の飛散を防ぎ、かつ、各種金属成分の酸化を防ぐため、酸素濃度は100ppm以下に抑えることが好ましい。
なお、導電性樹脂ペーストの塗布方法としては、下地電極層32を焼付け層で形成する方法と同様、例えば、導電性樹脂ペーストをスリットから押し出して塗布する工法やローラー転写法を用いて形成することができる。
(c)薄膜層の場合
また、下地電極層32を薄膜層で形成する場合は、外部電極30を形成したい所望の箇所以外の部位をマスキングなどにより被覆し、露出した当該所望の箇所スパッタ法または蒸着法等の薄膜形成法を施すことにより下地電極層を形成することができる。薄膜層で形成された下地電極層は金属粒子が堆積された1μm以下の層とする。
(めっき電極)
さらに、下地電極層32を設けずにめっき層だけでめっき電極として外部電極を形成してもよい。その場合は、以下の方法で形成することができる。
第1の外部電極30aないし第4の外部電極30dのいずれかまたはそれぞれは、下地電極層32を設けずに、めっき層が積層体12の表面に直接形成されていてもよい。すなわち、3端子型積層セラミックコンデンサ110は、第1の内部電極層116aと、第2の内部電極層116bに直接電気的に接続されるめっき層を含む構造であってもよい。めっき処理を行うにあたっては、電解めっき、無電解めっきのどちらを採用してもよいが、無電解めっきはめっき析出速度を向上させるために、触媒などによる前処理が必要となり、工程が複雑化するというデメリットがある。したがって、通常は、電解めっきを採用することが好ましい。めっき工法としては、バレルめっきを用いることが好ましい。また、必要に応じて、下層めっき電極の表面に形成される上層めっき電極を同様に形成してもよい。
(めっき層の作製)
続いて、必要に応じて、下地電極層32の表面、導電性樹脂層の表面もしくは下層めっき電極の表面、上層めっき電極の表面に、めっき層が形成される。
より詳細には、本実施の形態では焼付け層である下地電極層32上にめっき層34としてNiめっき層およびSnめっき層が形成される。Niめっき層およびSnめっき層は、たとえばバレルめっき法により、順次形成される。めっき処理を行うにあたっては、電解めっき、無電解めっきのどちらを採用してもよい。ただし、無電解めっきはめっき析出速度を向上させるために、触媒などによる前処理が必要となり、工程が複雑化するというデメリットがある。したがって、通常は、電解めっきを採用することが好ましい。
上述のようにして、第2の実施の形態にかかる3端子型積層セラミックコンデンサ110が製造される。
以上説明したものを含めて、本発明は、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施の形態に対し、構成、形状、材質、数量、位置又は配置等に関して、様々の変更を加えることができるものであり、それらは、本発明に含まれるものである。
<1>
積層された複数の誘電体層と、前記誘電体層上に積層された複数の内部電極層とを有し、積層方向に相対する第1の主面および第2の主面と、積層方向直交する長さ方向に相対する第1の端面および第2の端面と、前記積層方向および前記長さ方向に直交する幅方向に相対する第1の側面および第2の側面を有する積層体と、
前記第1の端面上に配置される第1の外部電極と、
前記第2の端面上に配置される第2の外部電極と、
を有する、積層セラミックコンデンサであって、
前記複数の内部電極層は、異なる前記誘電体層上に交互に配置される複数の第1の内部電極層と複数の第2の内部電極層とを有し、
前記複数の第1の内部電極層は、前記第2の内部電極層と対向する複数の第1の対向電極部と、前記複数の第1の対向電極部のそれぞれから延び、前記第1の端面に引き出される複数の第1の引出部と、を有し、
前記第2の内部電極層は、前記第1の内部電極層と対向する複数の第2の対向電極部と、前記複数の第2の対向電極部のそれぞれから延び、前記第1の側面に引き出される複数の第2の引出部と、を有し、
前記第1の引出部は、少なくとも前記第1の主面側または少なくとも前記第2の主面側の前記異なる誘電体層上に位置する前記第1の引出部間において、前記積層方向で少なくとも2つ以上の前記第1の引出部に跨るように接続される第1の接続部を有し、
前記第2の引出部は、少なくとも前記第1の主面側または少なくとも前記第2の主面側の異なる誘電体層上に位置する前記第2の引出部間において、前記積層方向で少なくとも2つ以上の前記第2の引出部に跨るように接続される第2の接続部を有する、積層セラミックコンデンサ。
<2>
前記積層体は、前記複数の内部電極層が対向する内層部と、
前記第1の端面側に位置し、前記第1の端面と前記第1の端面側の前記内層部の最表面との間に位置する前記複数の誘電体層から形成される第1の端面側外層部と、
前記第2の端面側に位置し、前記第2の端面と前記第2の端面側の前記内層部の最表面との間に位置する前記複数の誘電体層から形成される第2の端面側外層部と、
を有し、
前記第1の接続部は、前記第1の端面側外層部の前記長さ方向の寸法の1/2よりも前記第1の端面側に位置し、
前記第2の接続部は、前記第2の端面側外層部の前記長さ方向の寸法の1/2よりも前記第2の端面側に位置する、<1>に記載の積層セラミックコンデンサ。
<3>
前記第1の接続部および前記第2の接続部は複数存在する、<1>または<2>に記載の積層セラミックコンデンサ。
<4>
前記第1の接続部および前記第2の接続部は、前記内層部の前記積層方向中央部を除いた前記第1の主面側および前記内層部の前記積層方向中央部を除いた前記第2の主面側の少なくともいずれか一方に位置する、<1>ないし<3>のいずれかに記載の積層セラミックコンデンサ。
<5>
複数の積層された誘電体層と、前記誘電体層上に積層された複数の内部電極層とを有し、積層方向に相対する第1の主面および第2の主面と、積層方向直交する長さ方向に相対する第1の端面および第2の端面と、前記積層方向および前記長さ方向に直交する幅方向に相対する第1の側面および第2の側面を有する積層体と、
前記複数の誘電体層上に配置され、前記第1の端面および前記第2の端面に引き出された複数の第1の内部電極層と、
前記複数の誘電体層上に配置され、前記第1の側面および前記第2の側面に引き出された複数の第2の内部電極層と、
前記第1の端面上に配置されており、前記第1の内部電極層に接続される第1の外部電極と、
前記第2の端面上に配置されており、前記第1の内部電極層に接続される第2の外部電極と、
前記第1の側面上に配置されており、前記第2の内部電極層に接続される第3の外部電極と、
前記第2の側面上に配置されており、前記第2の内部電極層に接続される第4の外部電極と、
を有する積層セラミックコンデンサであって、
前記複数の第1の内部電極層は、前記誘電体層を介して前記第2の内部電極層と対向する複数の第1の対向電極部と、前記複数の第1の対向電極部のそれぞれから、延び前記第1の端面に引き出される複数の第1の引出部と、
前記複数の第1の対向電極部のそれぞれから延び、前記第2の端面に引き出される複数の第2の引出部と、を有し、
前記複数の第2の内部電極層は、前記誘電体層を介して前記第1の内部電極層と対向する複数の第2の対向電極部と、前記複数の第2の対向電極部のそれぞれから延び、前記第1の側面に引き出される複数の第3の引出部と、
前記複数の第2の対向電極部のそれぞれから延び前記第2の側面に引き出される複数の第4の引出部と、を有し、
前記第1の引出部は、少なくとも前記第1の主面側または少なくとも前記第2の主面側の異なる誘電体層上に位置する前記第1の引出部間において、前記積層方向で少なくとも2つ以上の前記第1の引出部に跨るように接続される第1の接続部を有し、
前記第2の引出部は、少なくとも前記第1の主面側または少なくとも前記第2の主面側の異なる誘電体層上に位置する前記第2の引出部間において、前記積層方向で少なくとも2つ以上の前記第2の引出部に跨るように接続される第2の接続部を有し、
前記第3の引出部は、少なくとも前記第1の主面側または少なくとも前記第2の主面側の異なる誘電体層上に位置する前記第3の引出部間において、前記積層方向で少なくとも2つ以上の前記第3の引出部に跨るように接続される第3の接続部を有し、
前記第4の引出部は、少なくとも前記第1の主面側または少なくとも前記第2の主面側の異なる誘電体層上に位置する前記第4の引出部間において、前記積層方向で少なくとも2つ以上の前記第4の引出部に跨るように接続される第4の接続部を有する、積層セラミックコンデンサ。
<6>
前記積層体は、前記複数の内部電極層が対向する内層部と、
前記第1の側面側に位置し、前記第1の側面と前記第1の側面側の前記内層部の最表面との間に位置する前記複数の誘電体層から形成される第1の側面側外層部と、
前記第2の側面側に位置し、前記第2の側面と前記第2の側面側の前記内層部の最表面との間に位置する前記複数の誘電体層から形成される第2の側面側外層部と、
前記第1の端面側に位置し、前記第1の端面と前記第1の端面側の前記内層部の最表面との間に位置する前記複数の誘電体層から形成される第1の端面側外層部と、
前記第2の端面側に位置し、前記第2の端面と前記第2の端面側の前記内層部の最表面との間に位置する前記複数の誘電体層から形成される第2の端面側外層部と、を有し、
前記第1の接続部は、前記第1の端面側外層部の前記長さ方向の寸法の1/2よりも前記第1の端面側に位置し、
前記第2の接続部は、前記第2の端面側外層部の前記長さ方向の寸法の1/2よりも前記第2の端面側に位置し、
前記第3の接続部は、前記第1の側面側外層部の前記幅方向の寸法の1/2よりも前記第1の側面側に位置し、
前記第4の接続部は、前記第2の側面側外層部の前記幅方向の寸法の1/2よりも前記第2の側面側に位置している、<5>に記載の積層セラミックコンデンサ。
<7>
前記第1の接続部および前記第2の接続部ならびに前記第3の接続部および前記第4の接続部は複数存在する、<5>または<6>に記載の積層セラミックコンデンサ。
<8>
前記第1の接続部および前記第2の接続部ならびに前記第3の接続部および前記第4の接続部は、前記内層部の前記積層方向中央部を除いた前記第1の主面側および前記内層部の前記積層方向中央部を除いた前記第2の主面側の少なくともいずれか一方に位置する、<5>ないし<7>のいずれかに記載の積層セラミックコンデンサ。
10 2端子型積層セラミックコンデンサ
110 3端子型積層セラミックコンデンサ
12 積層体
12a 第1の主面
12b 第2の主面
12c 第1の側面
12d 第2の側面
12e 第1の端面
12f 第2の端面
14 誘電体層
16、116 内部電極層
16a、116a 第1の内部電極層
16b、116b 第2の内部電極層
18 内層部
20a 第1の主面側外層部
20b 第2の主面側外層部
22c 第1の側面側外層部
22d 第2の側面側外層部
24e 第1の端面側外層部
24f 第2の端面側外層部
26a、126a 第1の対向電極部
26b、126b 第2の対向電極部
28a、128a 第1の引出部
28b、128b 第2の引出部
128c 第3の引出部
128d 第4の引出部
30 外部電極
30a 第1の外部電極
30b 第2の外部電極
30c 第3の外部電極
30d 第4の外部電極
32 下地電極
32a 第1の下地電極層
32b 第2の下地電極層
32c 第3の下地電極層
32d 第4の下地電極層
34 めっき層
34a 第1のめっき層
34b 第2のめっき層
34c 第3のめっき層
34d 第4のめっき層
x 積層方向
y 幅方向
z 長さ方向

Claims (8)

  1. 積層された複数の誘電体層と、前記誘電体層上に積層された複数の内部電極層とを有し、積層方向に相対する第1の主面および第2の主面と、積層方向直交する長さ方向に相対する第1の端面および第2の端面と、前記積層方向および前記長さ方向に直交する幅方向に相対する第1の側面および第2の側面を有する積層体と、
    前記第1の端面上に配置される第1の外部電極と、
    前記第2の端面上に配置される第2の外部電極と、
    を有する、積層セラミックコンデンサであって、
    前記複数の内部電極層は、異なる前記誘電体層上に交互に配置される複数の第1の内部電極層と複数の第2の内部電極層とを有し、
    前記複数の第1の内部電極層は、前記第2の内部電極層と対向する複数の第1の対向電極部と、前記複数の第1の対向電極部のそれぞれから延び、前記第1の端面に引き出される複数の第1の引出部と、を有し、
    前記複数の第2の内部電極層は、前記第1の内部電極層と対向する複数の第2の対向電極部と、前記複数の第2の対向電極部のそれぞれから延び、前記第1の側面に引き出される複数の第2の引出部と、を有し、
    前記第1の引出部は、少なくとも前記第1の主面側または少なくとも前記第2の主面側の前記異なる誘電体層上に位置する前記第1の引出部間において、前記積層方向で少なくとも2つ以上の前記第1の引出部に跨るように接続される第1の接続部を有し、
    前記第2の引出部は、少なくとも前記第1の主面側または少なくとも前記第2の主面側の異なる誘電体層上に位置する前記第2の引出部間において、前記積層方向で少なくとも2つ以上の前記第2の引出部に跨るように接続される第2の接続部を有する、積層セラミックコンデンサ。
  2. 前記積層体は、前記複数の内部電極層が対向する内層部と、
    前記第1の端面側に位置し、前記第1の端面と前記第1の端面側の前記内層部の最表面との間に位置する前記複数の誘電体層から形成される第1の端面側外層部と、
    前記第2の端面側に位置し、前記第2の端面と前記第2の端面側の前記内層部の最表面との間に位置する前記複数の誘電体層から形成される第2の端面側外層部と、
    を有し、
    前記第1の接続部は、前記第1の端面側外層部の前記長さ方向の寸法の1/2よりも前記第1の端面側に位置し、
    前記第2の接続部は、前記第2の端面側外層部の前記長さ方向の寸法の1/2よりも前記第2の端面側に位置する、請求項1に記載の積層セラミックコンデンサ。
  3. 前記第1の接続部および前記第2の接続部は複数存在する、請求項1または請求項2に記載の積層セラミックコンデンサ。
  4. 前記第1の接続部および前記第2の接続部は、前記内層部の前記積層方向中央部を除いた前記第1の主面側および前記内層部の前記積層方向中央部を除いた前記第2の主面側の少なくともいずれか一方に位置する、請求項2に記載の積層セラミックコンデンサ。
  5. 複数の積層された誘電体層と、前記誘電体層上に積層された複数の内部電極層とを有し、積層方向に相対する第1の主面および第2の主面と、積層方向直交する長さ方向に相対する第1の端面および第2の端面と、前記積層方向および前記長さ方向に直交する幅方向に相対する第1の側面および第2の側面を有する積層体と、
    前記複数の誘電体層上に配置され、前記第1の端面および前記第2の端面に引き出された複数の第1の内部電極層と、
    前記複数の誘電体層上に配置され、前記第1の側面および前記第2の側面に引き出された複数の第2の内部電極層と、
    前記第1の端面上に配置されており、前記第1の内部電極層に接続される第1の外部電極と、
    前記第2の端面上に配置されており、前記第1の内部電極層に接続される第2の外部電極と、
    前記第1の側面上に配置されており、前記第2の内部電極層に接続される第3の外部電極と、
    前記第2の側面上に配置されており、前記第2の内部電極層に接続される第4の外部電極と、
    を有する積層セラミックコンデンサであって、
    前記複数の第1の内部電極層は、前記誘電体層を介して前記第2の内部電極層と対向する複数の第1の対向電極部と、前記複数の第1の対向電極部のそれぞれから延、前記第1の端面に引き出される複数の第1の引出部と、
    前記複数の第1の対向電極部のそれぞれから延び、前記第2の端面に引き出される複数の第2の引出部と、を有し、
    前記複数の第2の内部電極層は、前記誘電体層を介して前記第1の内部電極層と対向する複数の第2の対向電極部と、前記複数の第2の対向電極部のそれぞれから延び、前記第1の側面に引き出される複数の第3の引出部と、
    前記複数の第2の対向電極部のそれぞれから延び前記第2の側面に引き出される複数の第4の引出部と、を有し、
    前記第1の引出部は、少なくとも前記第1の主面側または少なくとも前記第2の主面側の異なる誘電体層上に位置する前記第1の引出部間において、前記積層方向で少なくとも2つ以上の前記第1の引出部に跨るように接続される第1の接続部を有し、
    前記第2の引出部は、少なくとも前記第1の主面側または少なくとも前記第2の主面側の異なる誘電体層上に位置する前記第2の引出部間において、前記積層方向で少なくとも2つ以上の前記第2の引出部に跨るように接続される第2の接続部を有し、
    前記第3の引出部は、少なくとも前記第1の主面側または少なくとも前記第2の主面側の異なる誘電体層上に位置する前記第3の引出部間において、前記積層方向で少なくとも2つ以上の前記第3の引出部に跨るように接続される第3の接続部を有し、
    前記第4の引出部は、少なくとも前記第1の主面側または少なくとも前記第2の主面側の異なる誘電体層上に位置する前記第4の引出部間において、前記積層方向で少なくとも2つ以上の前記第4の引出部に跨るように接続される第4の接続部を有する、積層セラミックコンデンサ。
  6. 前記積層体は、前記複数の内部電極層が対向する内層部と、
    前記第1の側面側に位置し、前記第1の側面と前記第1の側面側の前記内層部の最表面との間に位置する前記複数の誘電体層から形成される第1の側面側外層部と、
    前記第2の側面側に位置し、前記第2の側面と前記第2の側面側の前記内層部の最表面との間に位置する前記複数の誘電体層から形成される第2の側面側外層部と、
    前記第1の端面側に位置し、前記第1の端面と前記第1の端面側の前記内層部の最表面との間に位置する前記複数の誘電体層から形成される第1の端面側外層部と、
    前記第2の端面側に位置し、前記第2の端面と前記第2の端面側の前記内層部の最表面との間に位置する前記複数の誘電体層から形成される第2の端面側外層部と、を有し、
    前記第1の接続部は、前記第1の端面側外層部の前記長さ方向の寸法の1/2よりも前記第1の端面側に位置し、
    前記第2の接続部は、前記第2の端面側外層部の前記長さ方向の寸法の1/2よりも前記第2の端面側に位置し、
    前記第3の接続部は、前記第1の側面側外層部の前記幅方向の寸法の1/2よりも前記第1の側面側に位置し、
    前記第4の接続部は、前記第2の側面側外層部の前記幅方向の寸法の1/2よりも前記第2の側面側に位置している、請求項5に記載の積層セラミックコンデンサ。
  7. 前記第1の接続部および前記第2の接続部ならびに前記第3の接続部および前記第4の接続部は複数存在する、請求項5または請求項6に記載の積層セラミックコンデンサ。
  8. 前記第1の接続部および前記第2の接続部ならびに前記第3の接続部および前記第4の接続部は、前記内層部の前記高さ方向中央部を除いた前記第1の主面側および前記内層部の前記高さ方向中央部を除いた前記第2の主面側の少なくともいずれか一方に位置する、請求項6に記載の積層セラミックコンデンサ。
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