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JP5783051B2 - 二次電池および二次電池の残存容量算出装置 - Google Patents

二次電池および二次電池の残存容量算出装置 Download PDF

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Description

本発明は、例えば車両に搭載されて走行駆動源として機能する二次電池、および二次電池の残存容量を算出する装置に関する。
二次電池の残容量(SOC:state of charge)が適正範囲を超えて少なくなる過放電や、適正範囲を超えて多くなる過充電の状態に陥ると、二次電池の劣化が促進されてしまう。そのため、SOCが適正範囲内となるように充放電制御することが必要であり、そのためには、SOCを高精度で算出する必要がある。そして、充放電していない時の二次電池の端子電圧とSOCとは相関(図2(a)中の特性線Lm参照)があるため、二次電池の電圧を検出し、その検出値からSOCを算出することができる。
ところで、上述した過充電の状態に陥ると、二次電池が異常発熱して熱損傷することが懸念される。この懸念に対し、例えば、オリビン構造を有するリチウム金属リン酸塩が正極に含まれたリチウム電池等、近年では熱損傷に有利な二次電池が開発されてきている(特許文献1、2参照)。
但し、このように熱損傷に有利な二次電池は、SOCの適正範囲において、SOCの変化に対する電圧の変化が小さい。上述した特性線Lmの例で言うと、適正範囲内(m1<SOC<m3)の傾きは、適正範囲外の傾きに比べて小さい。そのため、適正範囲において電圧検出値からSOCを算出するにあたり、SOCを高精度で算出できないとの問題が生じる。
この問題に対し、特許文献2では、複数の主要電池セルを直列接続して二次電池を構成するにあたり、電圧検出用の電池セル(検出電池セル)を1つだけ、複数の主要電池セルに直列接続している。そして、主要電池セルの電極とは異なる材料の電極で検出電池セルを構成することで、検出電池セルの特性線Lx(図2(a)参照)の傾きが主要電池セルの特性線Lmの傾きより大きくなるように設定している。
これによれば、検出電池セルの電圧検出値から検出電池セルのSOC(s)を高精度で算出できる。そして、このSOC(s)と主要電池セルのSOC(m)との対応関係からSOC(m)を算出でき、ひいては二次電池全体のSOCを算出できる。したがって、複数の主要電池セルが主体となる二次電池の適正範囲について、傾きが大きい特性線Lxに基づき二次電池のSOCを高精度で算出できるようになる。
特開2009−296699号公報 特開2007−220658号公報
しかしながら、上記特許文献2による二次電池では、電極材料が異なる2種類の電池セル(主要電池セルおよび検出電池セル)を準備することを要するため、二次電池の生産性が極めて悪くなる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、生産性悪化を抑制しつつ残容量を高精度で算出できるようにした二次電池、および二次電池の残存容量算出装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段、及びその作用効果について記載する。
第1の発明では、直列接続された複数の主要電池セルに、電圧検出用電池を直列接続して構成された二次電池であって、前記電圧検出用電池の電極を前記主要電池セルの電極と同一材料で構成するとともに、前記電圧検出用電池の容量を前記主要電池セルの容量よりも大きくしたことを特徴とする。
ところで、先述した適正範囲(m1<SOC<m3)の中央部分においては、直ぐに適正範囲外に陥ることが無いため高精度でSOCを算出する必要性が低い。これに対し、低SOC領域部分においては、過放電状態に陥ることが懸念されるためSOCを高精度で算出する必要性が高い。
この点に着目した上記発明では、電圧検出用電池を主要電池セルと同一材料で構成するとともに、電圧検出用電池の容量を主要電池セルの容量よりも大きくしている。これによれば、電圧検出用電池の電圧とSOCとの相関を表す特性線Ls(図2(b)参照)は、同一材料の主要電池セルの特性線Lm(図2(a)参照)をSOC軸方向に拡大した形状になる。そのため、電圧検出用電池の特性線Lsのうち、主要電池セルの低SOC領域部分m1〜m2(図2(a)参照)に対応する領域s1〜s2(図2(b)参照)の傾きは、主要電池セルの特性線Lmのうち低SOC領域部分m1〜m2の傾きに比べて大きくなる。
したがって、領域s1〜s2については、電圧検出用電池の電圧検出値から電圧検出用電池の残容量(SOC(s))を高精度で算出できる。そして、このSOC(s)と主要電池セルの残容量(SOC(m))との対応関係からSOC(m)を算出でき、ひいては二次電池全体の残容量を算出できる。よって、複数の主要電池セルが主体となる二次電池の低SOC領域部分m1〜m2について、傾きが大きい特性線Lsに基づき二次電池の残容量を高精度で算出できるようになる。
以上により、上記発明によれば、電圧検出用電池を主要電池セルと同一材料の電極で構成しつつ、高精度算出が要求される低SOC領域部分m1〜m2については二次電池の残容量を高精度で算出できる。よって、二次電池の生産性悪化を抑制しつつ残容量を高精度で算出できる。
第2の発明では、前記電圧検出用電池は、複数の検出電池セルを並列接続して構成されており、前記検出電池セルの容量を前記主要電池セルの容量と同じにしたことを特徴とする(図3参照)。
上記発明によれば、検出電池セルと主要電池セルの容量が同じであるため、主要電池セルと同一の電池セルを用いて電圧検出用電池を構成することができる。そのため、二次電池の生産性向上を促進できる。ちなみに、「検出電池セルの容量を前記主要電池セルの容量と同じにした」との上記文言は、厳密に容量が同じであることに限定されるものではなく、設計上の容量バラツキ(例えば設計容量のプラスマイナス5%)を許容する意味である。
第3の発明では、前記電圧検出用電池は、1つの検出電池セルを有して構成されており、前記検出電池セルの容量を前記主要電池セルの容量よりも大きくしたことを特徴とする(図1参照)。
上記発明によれば、複数の検出電池セルを並列接続して電圧検出用電池を構成する場合に比べて、検出電池セルの個数削減を図ることができる。
第4の発明では、車両に搭載された内燃機関により発電した電力を充電可能であり、かつ、車両の外部電源から充電可能である、車載二次電池に適用されることを特徴とする。
この種のプラグインハイブリッド車両(PHV車両)では、中高SOC領域では内燃機関を停止させたまま電動モータにより走行(EV走行)させる。そして、二次電池の残容量が低下して低SOC領域になると、残容量が適正範囲以下にならないように内燃機関を適宜運転させて、二次電池を充電させつつ内燃機関および電動モータの両方により走行させる(HV走行)。
これに対し、外部電源から充電ができないハイブリッド車両(HV車両)では、PHV車両に比べて二次電池の容量が小さいため、適正範囲の下限SOCを高い値に設定するのが一般的である。したがって、低SOC領域に特化して残容量を高精度で算出する要求が低い。
以上により、PHV車両では、低SOC領域に特化して残容量を高精度で算出する要求が高いので、低SOC領域部分m1〜m2について残容量を高精度で算出できるといった上述の効果が、PHV車両に適用した上記発明において効果的に発揮される。
第5の発明では、前記車両は、前記車載二次電池の残存容量が所定量以上である場合に、前記内燃機関を停止させたまま電動モータにより走行させる電動走行モードと、前記車載二次電池の残存容量が所定量未満である場合に、前記内燃機関を適宜運転して前記車載二次電池を充電させつつ、前記内燃機関または前記電動モータにより走行させるハイブリッド走行モードと、に切り換え制御されており、前記電圧検出用電池の電圧と前記電圧検出用電池の残存容量との関係を表す特性線の傾きが所定値未満となる点での残存容量を検出容量閾値と呼ぶ場合において、前記検出容量閾値に対応する前記主要電池セルの残存容量が、前記所定量以上となるよう、前記電圧検出用電池の容量を設定したことを特徴とする。
図2の例では、検出電池セル(電圧検出用電池)の特性線Lsのうち符号Pに示す点の残存容量s2が、「特性線Lsの傾きが所定値未満となる点の残存容量(検出容量閾値)」に相当する。図示されるように、特性線Lsのうち検出容量閾値s2未満のSOC領域では電圧検出用電池のSOC(s)を高精度で算出でき、閾値s2以上の領域では高精度で算出できない。
そして、PHV車両のハイブリッド走行モード時には、二次電池が過放電にならないように内燃機関を適宜運転して充電させる制御を実施するので、このような充電を実施しない電動走行モード(EV走行モード)時に比べて、ハイブリッド走行モード(HV走行モード)時には残容量を高精度で算出する要求が高い。
これらの点を鑑みた上記発明では、検出容量閾値s2に対応する主要電池セルの残存容量を、EV走行モードとHV走行モードとの切り替え制御の判定閾値(所定量)以上の値にしている。そのため、高精度で残容量を算出する要求が高いHV走行モード時において、特性線Lsのうち検出容量閾値s2未満のSOC領域を用いて残容量を高精度で算出できる。
但し、前記残存容量を判定閾値に比べて過剰に高い値にすると、図2(b)に例示する特性線Lsのうちs2未満の領域の傾きが緩やかになるので、SOC(s)の算出精度向上の妨げとなる。この点を鑑みると、前記残存容量s2を判定閾値に一致させることが望ましい。要するに、上記発明では、符号Pに示す点の残存容量s2がEV走行領域に入っていてもよい。但し、EV走行領域とHV走行領域の境界残存容量s2を位置させることが、算出精度向上の点で望ましい。
第6の発明では、前記主要電池セルの正極には、オリビン構造を有するリチウム金属リン酸塩が少なくとも含まれていることを特徴とする。
ここで、オリビン構造を正極とした二次電池の場合、他の構造の場合に比べて、過充電により異常発熱して熱損傷するおそれが低い。しかし、電極材料が異なる2種類の電池セルを用いた上記特許文献2記載の二次電池では、主要電池セルおよび電圧検出用電池(検出電池セル)の一方にオリビン構造を採用しても、他方にはオリビン構造以外の電極を採用せざるを得ず、熱損傷に強いオリビン構造を両方の電池セルに採用することができない。これに対し上記発明では、電圧検出用電池を主要電池セルと同一材料で構成し、かつ、主要電池セルの正極にオリビン構造を採用するので、主要電池セルおよび電圧検出用電池の両方に、熱損傷に強いオリビン構造が採用されることとなり、熱損傷に強い二次電池を実現できる。
また、このような材料で構成された主要電池セルの場合、先述した熱損傷への強さが向上するものの、その背反として、主要電池セルの適正範囲における特性線Lm(図2(a)参照)の傾きが小さくなるので、主要電池セルの電圧からは残容量を高精度で算出できないとの問題が顕著になる。よって、このように問題が顕著になる材料の主要電池セルに適用した上記発明によれば、高精度で残容量を算出できるようになる、といった上述の効果が好適に発揮される。
第7の発明では、1〜6の発明のいずれかの二次電池の残存容量を算出する残存容量算出装置であって、前記電圧検出用電池の電圧を検出する電圧センサと、前記電圧センサにより検出された電圧に基づき、前記主要電池セルの残存容量を算出する算出手段と、を備えることを特徴とする。
要するに、図1に例示されるように、1〜6の発明では二次電池30を発明対象とするのに対し、上記発明では、電圧センサ50および算出手段(電池ECU40)を備えた残存容量算出装置を発明対象とする。
本発明の第1実施形態にかかる二次電池と、その二次電池が搭載されたPHV車両を示す概略図。 図1に示す検出電池セルおよび主要電池セルのSOC−V特性を示す図。 本発明の第2実施形態にかかる二次電池と、その二次電池が搭載されたPHV車両を示す概略図。
以下、本発明を具体化した各実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付しており、同一符号の部分についてはその説明を援用する。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態にかかる二次電池が搭載されたPHV車両を示す概略図であり、このPHV車両には、走行駆動源としての内燃機関10および電動モータ(MG20)と、電動モータ20へ電力供給する二次電池30とが搭載されている。MG20は発電機としても機能するモータジェネレータである。例えばMG20は、車両の減速走行時に回生発電する。または、内燃機関10の駆動力により発電する。
二次電池30とMG20とは電力変換装置(インバータ21およびDCDCコンバータ22)を介して接続されている。具体的には、二次電池30の電力をDCDCコンバータ22で昇圧し、その昇圧電力をインバータ21によりMG20の各相巻線へ通電制御することで、MG20をモータ駆動させる。また、MG20の発電電力をインバータ21で整流し、その整流電力をDCDCコンバータ22で降圧して二次電池30に充電させる。
充電器23は、図示しない外部電源のプラグから供給される電力を降圧して、二次電池30へ供給する手段である。これにより、車両運転停止時に外部電源から二次電池30を充電することができる。電池ECU40(算出手段)は、後に詳述する手法で二次電池30の残存容量を算出するとともに、算出した残存容量等に基づき、充電器23の作動を制御する。具体的には、二次電池30の残存容量が最適範囲の上限を超えて過充電にならないように、充電器23の作動を制御する。
ハイブリッドECU41は、電池ECU40から残存容量の値を取得する。そして、車両運転中において、二次電池30の残存容量が最適範囲となるように、MG20との間で二次電池30を充放電させるよう、取得した残存容量の値に基づきDCDCコンバータ22およびインバータ21の作動を制御する。
エンジンECU42は、運転者によるアクセル操作量や内燃機関10の回転速度に基づき、内燃機関10が要求されている出力を算出し、その要求出力に応じて内燃機関10の作動を制御する。また、残存容量が最適範囲の下限を超えて過放電にならないように、内燃機関10でMG20を適宜発電作動させる。要するに、車両運転中においては、エンジンECU42、ハイブリッドECU41、および電池ECU40により、以下に説明するEV走行モードとHV走行モードとに切り換え制御する。
すなわち、二次電池30の残存容量が所定量以上である場合には、内燃機関10を停止させたままMG20によりモータ走行させるEV走行モードで、内燃機関10、インバータ21およびDCDCコンバータ22の作動を制御する。したがって、EV走行モード時には、MG20で発電された回生電力を二次電池30に充電させることはあっても、内燃機関10の駆動力によりMG20を発電作動させて充電することはない。
一方、二次電池30の残存容量が所定量未満である場合には、HV走行モードで、内燃機関10、インバータ21およびDCDCコンバータ22の作動を制御する。詳細には、残存容量が最適範囲の下限を超えて過放電状態に陥らないよう、内燃機関10を適宜運転して二次電池30を充電させつつ、内燃機関10およびMG20の少なくとも一方を駆動源として走行させる。
次に、二次電池30の構造について説明する。
二次電池30は、複数の主要電池セル31を直列接続するとともに、これらの主要電池セル31に対して1つの検出電池セル32を直列接続して構成されている。複数の主要電池セル31および検出電池セル32の電極材料は同一である。
例えば、これらの電池セル31,32の正極には、オリビン構造を有するリチウム金属リン酸塩を含む材料を使用する。リチウム金属リン酸塩の具体例としてはLiMPOが挙げられ、これに含まれるMの具体例としてはFe、Mn、Co、Niが挙げられる。なお、これらFe、Mn、Co、Niの少なくとも1つを含むように混合したMを用いてもよい。
また、これらの電池セル31,32の負極には、炭素系材料(例えばグラファイト系)を使用する。炭素系材料を使用することで、電池セル31,32の大容量化を容易に実現できる。いずれの材料を使用したとしても、複数の主要電池セル31および検出電池セル32の正極には同一材料が用いられ、負極にも同一材料が用いられる。
但し、主要電池セル31の各々の容量が20Ah(20Aの電流を1時間流し続けることができる容量)であるのに対し、検出電池セル32の容量は60Ahである。このように、検出電池セル32の容量を主要電池セル31の容量20Ahよりも大きくしている。
図2(a)中の実線Lmは、オリビン構造のリチウム金属リン酸塩を用いた正極、および炭素系材料を用いた負極による主要電池セル31(容量20Ah)についての、SOC−V特性線を示す。SOC−V特性線とは、充放電していない時の電池セルの端子電圧とSOCとの相関を示すものである。図示されるように、オリビン系の材料で主要電池セル31を構成すると、SOCの適正範囲における特性線Lmの傾きを極めて小さく(平らに)できる。そのため、残容量の値が変化することに拘わらず、安定した出力で放電することができるようになる。
図2(b)中の実線Lsは、主要電池セル31と同一材料かつ容量3倍の検出電池セル32(容量60Ah)についてのSOC−V特性線を示す。図示されるように、検出電池セル32の特性線Lsは、主要電池セル31の特性線LmをSOC軸方向(図2の左右方向)に容量増大分だけ拡大(図2の例では3倍)した形状になる。
特性線Lmのうちm1〜m2の範囲では、先述したHV走行モードで制御され、m2〜m3の範囲ではEV走行モードで制御される。なお、m1〜m3が主要電池セル31の適正範囲であり、HV走行モード時には、SOCが常にm1〜m2の範囲で維持されるように制御している。
図1の説明に戻り、検出電池セル32の正極負極間の電圧は、電圧センサ50により検出される。例えば、検出電池セル32の特性線Lsの情報、および主要電池セル31の特性線Lmの情報を電池ECU40に予め記憶させておき、電池ECU40は、検出電池セル32の特性線Lsおよび電圧センサ50の検出電圧値に基づき、現時点での検出電池セル32の残容量SOC(s)を算出する。
また、2つの特性線Ls,Lmは関連付けがなされており、図2の例では、検出電池セル32の残容量SOC(s)の3倍の値が、主要電池セル31の残容量SOC(m)に対応する。したがって、検出電圧値に基づき上述の如く算出したSOC(s)の値が5%であれば、現時点でのSOC(m)は15%であると算出することができる。要するに、SOC(m)がHV走行領域にある場合には、検出電池セル32の検出電圧値に基づきSOC(m)を算出する。
なお、EV走行領域にある場合には、同様にして検出電圧値に基づきSOC(m)を算出してもよいし、二次電池30に流れる電流を検出し、その検出電流値の積算値に基づきSOC(m)を算出する等、他の手法により算出してもよい。また、上述の如くSOC(m)を算出する時の電池ECU40および電圧センサ50により「残存容量算出装置」は構成される。
2つの特性線Ls,Lmの関連付けは、検出電池セル32の容量と主要電池セル31の容量とに基づき設定すればよい。例えば両容量の比率に応じて、特性線LmをSOC軸方向に拡大したスケールに、特性線LsのSOC軸を関連付けすればよい。
ここで、検出電池セル32の特性線Lsの傾きが所定値未満となる点(図2の例では符号Pに示す点)での残存容量s2が検出容量閾値に相当する。そして、先述した関連付けによれば、特性線Lsの残存容量s2(検出容量閾値)は特性線Lmの残存容量m2に対応し、この残存容量m2は、EV走行モードとHV走行モードとの切り替え判定に用いる残存容量(所定量)と一致する。
以上詳述した本実施形態によれば、検出電池セル32を主要電池セル31と同一材料で構成するとともに、検出電池セル32の容量(充電可能最大容量)を主要電池セル31の容量(充電可能最大容量)よりも大きくしている。そのため、主要電池セル31の低SOC領域部分m1〜m2に対応して関連付けられた特性線Lsの領域s1〜s2の傾きが、主要電池セル31の特性線Lmのうち低SOC領域部分m1〜m2の傾きに比べて大きくなる。
したがって、領域s1〜s2については、検出電池セル32の電圧検出値からSOC(s)を高精度で算出できる。そして、両特性線Ls,Lmの関連付けからSOC(m)を算出でき、ひいては二次電池30の残容量を算出できる。つまり、低SOC領域部分m1〜m2について、傾きが大きい特性線Lsに基づき二次電池の残容量を高精度で算出することを、主要電池セル31と同一材料の検出電池セル32を用いて実現できる。よって、二次電池の生産性悪化を抑制しつつ残容量を高精度で算出できる。
ちなみに、過充電が懸念される高SOC領域(図2(a)に示すm3以上の領域)においては、m1以下の領域と同様に特性線Lmの傾きが急峻である。そのため、二次電池30の端子電圧または主要電池セル31の電圧に基づき二次電池30の残容量を算出しても、高精度で算出することができる。よって、過充電にならないようにSOCを制御することを、容易に実現できる。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、複数の主要電池セル31に対して1つの検出電池セル32を直列接続して二次電池30を構成しているのに対し、図3に示す本実施形態では、複数(図3の例では3つ)の検出電池セル32bを並列接続して電圧検出用電池32Aを構成し、この電圧検出用電池32Aを複数の主要電池セル31に直列接続して二次電池30を構成している。なお、第1実施形態の場合には、1つの検出電池セル32で電圧検出用電池を構成していると言える。
本実施形態においても、上記第1実施形態と同様にして、主要電池セル31および検出電池セル32bの電極材料を同一にしている。但し、上記第1実施形態では検出電池セル32の容量を主要電池セル31よりも大きくしているのに対し、本実施形態では、検出電池セル32bの容量を主要電池セル31と同一にしている。
要するに本実施形態では、上記第1実施形態における検出電池セル32を、電圧検出用電池32Aに置き換えていると言える。つまり、電圧検出用電池32AのSOC−V特性線は、図2(b)に示す検出電池セル32の特性線Lsと同じになる。
以上により、本実施形態によれば、検出電池セル32bと主要電池セル31の容量が同じであるため、主要電池セル31と同一の電池セルを用いて電圧検出用電池32Aを構成することができる。そのため、二次電池30の生産性向上を促進できる。
(他の実施形態)
本発明は上記実施形態の記載内容に限定されず、以下のように変更して実施してもよい。また、各実施形態の特徴的構成をそれぞれ任意に組み合わせるようにしてもよい。
・上記各実施形態では、PHV車両に搭載された二次電池30に本発明を適用させているが、外部電源からの充電ができないHV車両に搭載された二次電池に本発明を適用させてもよい。
・図2に示す例では、特性線Lsの傾きが所定値未満となる点Pでの残存容量s2を検出容量閾値と呼び、検出容量閾値と関連付けられた特性線Lm上の残存容量m2を主容量閾値と呼ぶ場合において、EV走行モードとHV走行モードとの切り替え判定に用いる残存容量(所定量)と主容量閾値とが一致するよう、検出電池セル32の容量を設定している。これに対し、主容量閾値が前記所定量からずれていてもよい。但し、HV走行領域の全域について、特性線Lsのうち検出容量閾値よりも低SOCの部分(傾きが急峻な部分)を用いて残容量の算出を可能にすべく、主容量閾値が前記所定量よりも高SOC側にずれていることが望ましい。
30…二次電池、31…主要電池セル、32A…電圧検出用電池、32,32b…検出電池セル、40…電池ECU(算出手段(残存容量算出装置))、50…電圧センサ(残存容量算出装置)、P…特性線Lsの傾きが所定値未満となる点、s2…検出容量閾値、m2…検出容量閾値に対応する主要電池セルの残存容量。

Claims (7)

  1. 直列接続された複数の主要電池セルに、電圧検出用電池を直列接続して構成され、
    前記電圧検出用電池には、電圧を検出する電圧センサが設けられており、
    残存容量算出装置によって、前記電圧センサにより検出された電圧に基づき、前記主要電池セルの残存容量が算出される二次電池であって、
    前記電圧検出用電池の電極を前記主要電池セルの電極と同一材料で構成するとともに、前記電圧検出用電池の容量を前記主要電池セルの容量よりも大きくしたことを特徴とする二次電池。
  2. 前記電圧検出用電池は、複数の検出電池セルを並列接続して構成されており、
    前記検出電池セルの容量を前記主要電池セルの容量と同じにしたことを特徴とする請求項1に記載の二次電池。
  3. 前記電圧検出用電池は、1つの検出電池セルを有して構成されており、
    前記検出電池セルの容量を前記主要電池セルの容量よりも大きくしたことを特徴とする請求項1に記載の二次電池。
  4. 車両に搭載された内燃機関により発電した電力を充電可能であり、かつ、車両の外部電源から充電可能である、車載二次電池に適用されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の二次電池。
  5. 前記車両は、
    前記車載二次電池の残存容量が所定量以上である場合に、前記内燃機関を停止させたまま電動モータにより走行させる電動走行モードと、
    前記車載二次電池の残存容量が所定量未満である場合に、前記内燃機関を適宜運転して前記車載二次電池を充電させつつ、前記内燃機関または前記電動モータにより走行させるハイブリッド走行モードと、に切り換え制御されており、
    前記電圧検出用電池の電圧と前記電圧検出用電池の残存容量との関係を表す特性線と、前記主要電池セルの電圧と前記主要電池セルの残存容量との関係を表す特性線とが、前記電圧検出用電池及び前記主要電池セルの容量に基づき関連付けられており、前記ハイブリッド走行モードで使用される前記所定容量よりも低容量領域部分において、前記電圧検出用電池の特性線の傾きが、前記主要電池セルの特性線の傾きより大きくるよう、前記電圧検出用電池の容量を設定したことを特徴とする請求項4に記載の二次電池。
  6. 前記主要電池セルの正極には、オリビン構造を有するリチウム金属リン酸塩が少なくとも含まれていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の二次電池。
  7. 請求項1〜6のいずれか1つに記載の二次電池の残存容量を算出する残存容量算出装置であって、
    前記電圧検出用電池の電圧を検出する電圧センサと、
    前記電圧センサにより検出された電圧に基づき、前記主要電池セルの残存容量を算出する算出手段と、
    を備えることを特徴とする二次電池の残存容量算出装置。
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