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JP5615551B2 - 耐熱性正極合材及びそれを用いた全固体リチウム二次電池 - Google Patents

耐熱性正極合材及びそれを用いた全固体リチウム二次電池 Download PDF

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Description

本発明は、耐熱性正極合材及びそれを用いた全固体リチウム二次電池に関する。
近年、携帯情報端末、携帯電子機器、家庭用小型電力貯蔵装置、モーターを動力源とする自動二輪車、電気自動車、ハイブリッド電気自動車等に用いられるリチウムイオン二次電池の需要が増加している。
上記リチウムイオン二次電池には、電解質として有機系電解液が用いられている。有機系電解液は高いイオン伝導度を示すものの、液体でかつ可燃性であるため、漏洩、発火等の安全性が懸念されている。
リチウムイオン二次電池の安全性を確保する方法として、有機系電解液に代えて無機固体電解質を用いた全固体二次電池が研究されている。
二次電池では、電解質−正極活物質界面での電子伝導、電子授受及びイオン伝導を十分確保する必要がある。
有機系電解液を用いた二次電池の場合、有機系電解液は正極中に浸透し、正極活物質の電子伝導及び電解液のイオン伝導が十分起こり、電子伝導、電子授受及びイオン伝導を十分確保できる。一方、全固体二次電池では、正極として用いる正極合材(正極活物質と固体電解質等の混合体)において、固体電解質と正極活物質の接触面が少なく、電子伝導、電子授受及びイオン伝導を十分確保することが困難であった。
電子伝導、電子授受及びイオン伝導を十分確保するため、固体電解質と正極活物質の接触面積を増やすことが好ましい。
接触面積を増やす方法としては、正極合材からなる高密度成形体の作製が挙げられる。正極合材のような粉体の場合は、スラリーを用いた鋳込み成形や、スラリーを塗布した後、ロールプレス等で圧密化することにより高密度成形体を作製することができる。しかし、これらの方法で成形体を得るためには、スラリー中の溶媒を乾燥又は焼成により除去する必要があり(特許文献1)、スラリーに含まれる正極合材は溶媒除去温度における熱的安定性を必要とした。現行のリチウム二次電池に広く使われている正極活物質としては、LiCoOが挙げられるが、LiCoOは熱的安定性に乏しい化合物であった。
特許文献2では、室温でも高いリチウムイオン伝導性を示す硫化物系結晶化ガラスからなる固体電解質が開示されている。しかし、特許文献1に記載の電解質は、高価なリチウムを多量に必要とするため、工業的に不利である。また、特許文献2に記載の電解質は、その製造過程において500℃以上の加熱処理を行う。当該加熱処理は特殊な設備を必要とし、工業的に不利である。
非特許文献1では、良好なサイクル特性を示す全固体リチウム二次電池が開示されている。非特許文献1に記載の全固体リチウム二次電池は、固体電解質及び正極合材に非晶質構造を有する硫化物系ガラス電解質を用いている。硫化物系ガラス電解質は、正極合材として用いた場合に、熱的に不安定である。従って、非特許文献1が開示する全固体リチウム二次電池は耐熱性を必要する用途で使用することはできなかった。
特開2006−248876号公報 特開2002−109955号公報 マテリアルインテグレーション Vol.15 No.6 2002 25〜30頁
本発明の目的は、熱的及び経時的安定性を有する耐熱性正極合材を提供することである。
本発明によれば、以下の正極合材等が提供される。
1.下記式(1)で表される化合物及び結晶化度が50%以上である硫化物系固体電解質からなる耐熱性正極合材。
LiNi1−x (1)
(式中、xは0.1<x<0.9を満たす数であり、MはFe,Co,Mn及びAlからなる群から選ばれる元素である。)
2.下記式(2)で表される化合物及び結晶化度が50%以上である硫化物系固体電解質からなる耐熱性正極合材。
LiNi1−x−y (2)
(式中、xは0.1<x<0.9を満たす数であり、yは0.01<y<0.9を満たす数であって、x及びyは0<1−x−yを満たす数である。
M及びLは、それぞれFe,Co,Mn及びAlからなる群から選ばれる元素であって、互いに異なる元素である。)
3.前記硫化物系固体電解質が、少なくともリチウム(Li),リン(P)及び硫黄(S)を含む1又は2に記載の耐熱性正極合材。
4.前記硫化物系固体電解質がリチウム(Li)、リン(P)及び硫黄(S)を含む硫化物系ガラス固体電解質を、180℃以上210℃以下の温度で3〜240時間熱処理、又は210℃より高く330℃以下の温度で0.1〜240時間熱処理した硫化物系結晶化ガラス固体電解質である1〜3のいずれかに記載の耐熱性正極合材。
5.前記硫化物系固体電解質が、X線回折(CuKα:λ=1.5418Å)において、2θ=17.8±0.3deg,18.2±0.3deg,19.8±0.3deg,21.8±0.3deg,23.8±0.3deg,25.9±0.3deg,29.5±0.3deg,30.0±0.3degに回折ピークを有する1〜4のいずれかに記載の耐熱性正極合材。
6.1〜5のいずれかに記載の耐熱性正極合材及び溶媒からなる混合液。
7.1〜5のいずれかに記載の耐熱性正極合材から得られる正極。
8.7に記載の正極を含んでなる全固体リチウム電池。
9.8に記載の全固体リチウム電池をさらに加熱処理してなる全固体リチウム電池。
10.8又は9に記載の全固体リチウム電池を備えてなる装置。
11.前記式(1)又は(2)で表される化合物の平均一次粒子径が0.01〜30μmであり、前記硫化物系固体電解質の平均一次粒子径が0.01〜30μmである1〜5のいずれかに記載の耐熱性正極合材。
12.前記式(1)又は(2)で表される化合物の平均一次粒子径Xと前記硫化物系電解質の平均一次粒子径Yは式(3)を満たす1〜5のいずれかに記載の耐熱性正極合材。
X≧Y (3)
本発明によれば、熱的及び経時的安定性を有する耐熱性正極合材を提供することができる。
本発明に係る全固体リチウム電池の一実施形態を示す概略断面図である。 製造例で作製した硫化物系固体電解質のX線回折スペクトルチャートである。 製造例で作製した結晶化ガラス電解質の粉末X線回折の測定結果を示す図である。 実施例1で作製したイオン伝導度測定用成形体のイオン伝導度の測定結果を示す図である。 比較例1で作製したイオン伝導度測定用成形体のイオン伝導度の測定結果を示す図である。
本発明の第1の態様の正極合材は、下記式(1)で表される化合物及び硫化物系固体電解質からなる。下記式(1)で表される化合物としては、好ましくはLiNi0.8Co0.2である。
LiNi1−x (1)
(式中、xは0.1<x<0.9を満たす数であり、MはFe,Co,Mn及びAlからなる群から選ばれる元素である。)
本発明の第2の態様の正極合材は、下記式(2)で表される化合物及び硫化物系固体電解質からなる。下記(2)で表される化合物としては、好ましくはLiNi0.8Co0.15Al0.05及びLiNi1/3Co1/3Mn1/3である。
LiNi1−x−y (2)
(式中、xは0.1<x<0.9を満たす数であり、yは0.01<y<0.9を満たす数であって、x及びyは0<1−x−yを満たす数である。
M及びLは、それぞれFe,Co,Mn及びAlからなる群から選ばれる元素であって、互いに異なる元素である。)
尚、式(1)又は(2)で表される化合物の代わりに、式(1)又は(2)の遷移金属の一部をAl、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Cu、Zn、Mg、Ga、Zr、Nb、Si等の他の金属で置換した化合物を用いてもよい。
硫化物系固体電解質は、好ましくは、少なくともリチウム(Li),リン(P)及び硫黄(S)を含み、例えば硫化リチウムと五硫化二燐、又は硫化リチウムと単体燐及び単体硫黄、さらには硫化リチウム、五硫化二燐、単体燐及び/又は単体硫黄等の原料から製造できる。上記硫化物系固体電解質はさらに難燃処理を施したものでもよい。
硫化物系固体電解質は好ましくは結晶化度が50%以上100%以下である。硫化物系固体電解質の結晶化度が50%未満の場合、正極合材とした場合の熱的安定性が悪く、また、リチウムイオン伝導度が低いために十分な電池性能を発揮することができないおそれがある。
尚、結晶化度は、NMRスペクトル装置を用いることにより測定できる。具体的には、硫化物系固体電解質の固体31P−NMRスペクトルを測定し、得られた固体31PNMRスペクトルについて、70〜120ppmに観測される共鳴線を、非線形最小二乗法を用いてガウス曲線に分離し、各曲線の面積比求めることにより結晶化度を測定できる。
好ましい硫化物系固体電解質は、硫化リチウムと、五硫化二燐及び/又は、単体燐及び単体硫黄から製造することができる。
硫化リチウムは、特に制限なく工業的に入手可能なものが使用できるが、高純度のものが好ましい。
好ましくは、硫化リチウムは、硫黄酸化物のリチウム塩の総含有量が好ましくは0.15質量%以下、より好ましくは0.1質量%以下であり、かつN−メチルアミノ酪酸リチウムの含有量が0.15質量%以下、より好ましくは0.1質量%以下である。硫黄酸化物のリチウム塩の総含有量が0.15質量%以下であると、溶融急冷法やメカニカルミリング法で得られる固体電解質は、ガラス状電解質(完全非晶質)となる。即ち、硫黄酸化物のリチウム塩の総含有量が0.15質量%を越えると、得られる電解質は、最初から結晶化物の恐れがあり、この結晶化物のイオン伝導度は低い。さらに、この結晶化物について熱処理を施しても結晶化物には変化がなく、高イオン伝導度の硫化物系固体電解質を得ることができないおそれがある。
また、N−メチルアミノ酪酸リチウムの含有量が0.15質量%以下であると、N−メチルアミノ酪酸リチウムの劣化物がリチウム電池のサイクル性能を低下させることがない。
このように不純物が低減された硫化リチウムを用いると、高イオン伝導性電解質が得られる。
この固体物質で用いられる硫化リチウムの製造法としては、少なくとも上記不純物を低減できる方法であれば特に制限はない。
例えば、以下の方法で製造された硫化リチウムを精製することにより得ることもできる。
以下の製造法の中では、特にa又はbの方法が好ましい。
a.非プロトン性有機溶媒中で水酸化リチウムと硫化水素とを0〜150℃で反応させて水硫化リチウムを生成し、次いでこの反応液を150〜200℃で脱硫化水素化する方法(特開平7−330312号公報)。
b.非プロトン性有機溶媒中で水酸化リチウムと硫化水素とを150〜200℃で反応させ、直接硫化リチウムを生成する方法(特開平7−330312号公報)。
c.水酸化リチウムとガス状硫黄源を130〜445℃の温度で反応させる方法(特開平9−283156号公報)。
上記のようにして得られた硫化リチウムの精製方法としては、特に制限はない。好ましい精製法としては、例えば、国際公開WO2005/40039号等が挙げられる。
具体的には、上記のようにして得られた硫化リチウムを、有機溶媒を用い、100℃以上の温度で洗浄する。
洗浄に用いる有機溶媒は、非プロトン性極性溶媒であることが好ましく、さらに、硫化リチウム製造に使用する非プロトン性有機溶媒と洗浄に用いる非プロトン性極性有機溶媒とが同一であることがより好ましい。
洗浄に好ましく用いられる非プロトン性極性有機溶媒としては、例えば、アミド化合物、ラクタム化合物、尿素化合物、有機硫黄化合物、環式有機リン化合物等の非プロトン性の極性有機化合物が挙げられ、単独溶媒、又は混合溶媒として好適に使用することができる。特に、N−メチル−2−ピロリドン(NMP)は、良好な溶媒に選択される。
洗浄に使用する有機溶媒の量は特に限定されず、また、洗浄の回数も特に限定されないが、2回以上であることが好ましい。洗浄は、窒素、アルゴン等の不活性ガス下で行うことが好ましい。
洗浄された硫化リチウムを、洗浄に使用した有機溶媒の沸点以上の温度で、窒素等の不活性ガス気流下、常圧又は減圧下で、5分以上、好ましくは約2〜3時間以上乾燥することにより、本発明で用いられる硫化リチウムを得ることができる。
は、工業的に製造され、販売されているものであれば、特に限定なく使用することができる。尚、Pに代えて、相当するモル比の単体リン(P)及び単体硫黄(S)を用いることもできる。単体リン(P)及び単体硫黄(S)は、工業的に生産され、販売されているものであれば、特に限定なく使用することができる。
上記硫化リチウムと、五硫化二燐又は単体燐及び単体硫黄の混合モル比は、通常50:50〜80:20、好ましくは60:40〜75:25である。
特に好ましくは、LiS:P=68:32〜74:26(モル比)程度である。
硫化物系固体電解質は、全体の結晶化度が50%以上であれば硫化物系ガラス固体電解質と硫化物系結晶化ガラス固体電解質の混合物でもよい。
硫化物系ガラス固体電解質の製造方法としては、溶融急冷法やメカニカルミリング法(MM法)がある。
溶融急冷法による場合、PとLiSを所定量乳鉢にて混合しペレット状にしたものを、カーボンコートした石英管中に入れ真空封入する。所定の反応温度で反応させた後、氷中に投入し急冷することにより、硫化物系ガラス固体電解質が得られる。
この際の反応温度は、好ましくは400℃〜1000℃、より好ましくは、800℃〜900℃である。
また、反応時間は、好ましくは0.1時間〜12時間、より好ましくは、1〜12時間である。
上記反応物の急冷温度は、通常10℃以下、好ましくは0℃以下であり、その冷却速度は、通常1〜10000K/sec程度、好ましくは10〜10000K/secである。
MM法による場合、PとLiSを所定量乳鉢にて混合し、メカニカルミリング法にて所定時間反応させることにより、硫化物系ガラス固体電解質が得られる。
上記原料を用いたメカニカルミリング法は、室温で反応を行うことができる。MM法によれば、室温でガラス固体電解質を製造できるため、原料の熱分解が起らず、仕込み組成のガラス固体電解質を得ることができるという利点がある。
また、MM法では、ガラス固体電解質の製造と同時に、ガラス固体電解質を微粉末化できるという利点もある。
MM法は回転ボールミル、転動ボールミル、振動ボールミル、遊星ボールミル等種々の形式を用いることができる。
MM法の条件としては、例えば、遊星型ボールミル機を使用した場合、回転速度を数十〜数百回転/分とし、0.5時間〜100時間処理すればよい。
以上、溶融急冷法及びMM法による硫化物系ガラス固体電解質の具体例を説明したが、温度条件や処理時間等の製造条件は、使用設備等に合わせて適宜調整することができる。
その後、得られた硫化物系ガラス固体電解質を所定の温度で熱処理し、硫化物系結晶化ガラス固体電解質を生成させる。
硫化物系結晶化ガラス固体電解質を生成させる熱処理温度は、好ましくは180℃〜330℃、より好ましくは、200℃〜320℃、特に好ましくは、210℃〜310℃である。
180℃より低いと結晶化度の高い結晶化ガラスが得られにくい場合があり、330℃より高いと結晶化度の低い結晶化ガラスが生じる恐れがある。
熱処理時間は、180℃以上210℃以下の温度の場合は、3〜240時間が好ましく、特に4〜230時間が好ましい。また、210℃より高く330℃以下の温度の場合は、0.1〜240時間が好ましく、特に0.2〜235時間が好ましく、さらに、0.3〜230時間が好ましい。
熱処理時間が0.1時間より短いと、結晶化度の高い結晶化ガラスが得られにくい場合があり、240時間より長いと、結晶化度の低い結晶化ガラスが生じる恐れがある。
この硫化物系結晶化ガラス固体電解質は、X線回折(CuKα:λ=1.5418Å)において、2θ=17.8±0.3deg,18.2±0.3deg,19.8±0.3deg,21.8±0.3deg,23.8±0.3deg,25.9±0.3deg,29.5±0.3deg,30.0±0.3degに回折ピークを有することが好ましい。
このような結晶構造を有する固体電解質が、極めて高いリチウムイオン伝導性を有する。
本発明の正極合材には、導電助剤として電子が極活物質内で円滑に移動するようにするために、電気的に導電性を有す物質を適宜添加してもよい。電気的に導電性を有する物質としては特に限定しないが、アセチレンブラック、カーボンブラック、カーボンナノチューブのような導電性物質又はポリアニリン、ポリアセチレン、ポリピロールのような導電性高分子を単独又は混合して用いることができる。
本発明の正極合材は、上記式(1)又は式(2)で表される化合物及び硫化物系固体電解質を混合して製造できる。式(1)又は式(2)で表される化合物及び硫化物系固体電解質の混合比(式(1)又は式(2)で表される化合物:硫化物系固体電解質 重量比)は、好ましくは50〜90:50〜10である。
式(1)又は(2)で表される化合物の平均一次粒子径は、0.01〜30μmであることが好ましく、特に0.1〜20μmであることが好ましい。同様に、硫化物系固体電解質の平均一次粒子径は0.01〜30μmであることが好ましく、特に、0.1〜20μmであることが好ましい。これにより、電池性能つまり充放電効率が良好となり、性能向上が望める。
また、式(1)又は(2)で表される化合物の平均一次粒子径Xと硫化物系電解質の平均一次粒子径Yは式(3)を満たすことが好ましい。
X≧Y (3)
これにより、正極材と電解質との接触面積が最大限に改善され電池性能、即ち、出力特性がよくなる。
尚、平均一次粒子径は、レーザー回折式粒度分布測定装置[SEISHIN LASER MICRON SIZER LMS-30(セイシン企業製)]で測定した値を意味する。
本発明の正極合材は熱的及び経時的安定性に優れる。従って、本発明の正極合材は、スラリーを用いた鋳込み成形等、成形体作製時に乾燥又は焼成する必要がある場合や、その製造にリフロー工程を含む電池、高温となるエンジン周辺に用いる自動車用電池等に好適に用いることができる。
本発明の正極合材は、その優れた熱的及び経時的安定性から、電池の製造条件及び設置場所の制限を大幅に緩和できる利点を有する。
本発明の正極合材及び溶媒からなる混合液を塗布することにより、全固体リチウム電池の正極を形成することができる。
上記混合液は、本発明の正極合材が溶媒に溶解しているのではない。本発明の正極合材の比重は、通常、溶媒の比重より大きいことから、上記混合液中で通常、沈殿しているが、正極を形成する際には攪拌等により正極合材を均一に分散させた混合液を用いると好ましい。
混合液に用いる溶媒は、好ましくは正極合材との反応性が低い溶媒であるが、正極合材表面をコートする等して正極合材が溶媒と反応しないように処置することにより、正極合材との反応性が高い溶媒も用いることができる。
上記溶媒は、好ましくは有機溶媒であり、より好ましくは炭化水素系有機溶媒であり、例えばヘキサン、ヘプタン、トルエン、キシレン、デカリン等である。
これら溶媒のうち、塗布後の乾燥工程を考慮すると、低沸点溶媒であるヘキサン、トルエン、キシレンが好ましいが、混合液の維持を考慮すると、蒸発速度の速い低沸点溶媒を用いることは困難であり、トルエン、キシレン等が好ましい。
混合液に用いる溶媒は、好ましくは脱水処理して水分含有量を低くする。溶媒の水分含有量は、通常30ppm以下、好ましくは10ppm以下、さらに好ましくは1.0ppm以下である。
正極合材及び溶媒からなる混合液にバインダーをさらに添加してもよい。
上記バインダーは、正極合材との反応性が低ければ特に限定されないが、好ましくは熱可塑性樹脂及び熱硬化性樹脂であり、より好ましくはポリシロキサン、ポリアルキレングリコール、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、スチレンブタジエンゴム/カルボキシメチルセルロース(SBR/CMC)、ポリエチレンオキシド(PEO)、分岐PEO、ポリフェニレンオキサイド(PPO)、PEO−PPO共重合体、分岐PEO−PPO共重合体、アルキルボラン含有ポリエーテルである。
尚、バインダーは、シート化容易性、界面抵抗の増加を防ぎ且つ充放電容量の低下を防ぐ観点から特に好ましくはSBR、ポリアルキレングリコールである。
本発明の全固体リチウム電池は、本発明の正極合材からなる正極と、負極と、正極及び負極間に挟持された硫化物系固体電解質からなる固体電解質層で構成される。
固体電解質層に含まれる硫化物系固体電解質は、正極合材に含まれる硫化物系固体電解質と同一でも異なってもよく、好ましくは同一である。
図1は本発明に係る全固体リチウム電池の一実施形態を示す概略断面図である。
全固体リチウム電池1は、本発明の正極合材からなる正極10及び負極30からなる一対の電極間に固体電解質層20が挟持されている。正極10及び負極30にはそれぞれ集電体40及び42が設けられている。
正極10は、本発明の正極合材からなり、本発明の正極合材を固体電解質層20の少なくとも一部に膜状に形成することで作製できる。製膜方法としては、上述した本発明の正極合材及び溶媒からなる混合液を塗布して形成する方法のほか、例えば、ブラスト法、エアロゾルデポジション法、コールドスプレー法、スパッタリング法、気相成長法、加圧プレス法又は溶射法等も用いることができる。このような方法により製膜することで、極材層の空隙率をより小さくすることができ、電子伝導、電子授受及びイオン伝導を改善することができる。
固体電解質層20は、硫化物系固体電解質を、例えば、ブラスト法やエアロゾルデポジション法にて製膜することで製造できる。また、コールドスプレー法、スパッタリング法、気相成長法(Chemical Vapor Deposition:CVD)又は溶射法等でも硫化物系固体電解質の製膜が可能である。
さらに、硫化物系固体電解質と溶媒やバインダー(結着材や高分子化合物等)を混合した溶液を塗布、塗工した後、溶媒を除去し成膜化する方法もある。また、固体電解質自体や固体電解質とバインダー(結着材や高分子化合物等)や支持体(固体電解質層の強度を補強させたり、固体電解質自体の短絡を防ぐための材料や化合物等)を混合・組合した電解質を加圧プレスすることで成膜することも可能である。
電池の用途によって好適な厚み及び広さが異なるうえ、正極材及び負極材との組み合わせを考慮する必要があるため、用途等に応じて最適な製膜法を適宜選ぶとよい。
溶媒は、固体電解質の性能に悪影響を与えないものであれば特に限定されないが、例えば非水系溶媒が挙げられる。
非水系溶媒としては、例えば、乾燥ヘプタン、トルエン、ヘキサン、テトラヒドロフラン(THF)、Nメチルピロリドン、アセトニトリル、及びジメトキシエタン、ジメチルカーボネート等の電解液に用いられる溶媒が挙げられ、好ましくは水分含有量が100ppm以下、より好ましくは50ppm以下の溶媒である。
バインダーとしては、熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂が使用できる。例えば、ポリシロキサン、ポリアルキレングリコール、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロエチレン共重合体、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、フッ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、フッ化ビニリデン−クロロトリフルオロエチレン共重合体、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体(ETFE樹脂)、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)、フッ化ビニリデン−ペンタフルオロプロピレン共重合体、プロピレン−テトラフルオロエチレン共重合体、エチレン−クロロトリフルオロエチレン共重合体(ECTFE)、フッ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロピレン−テトラフルオロエチレン共重合体、フッ化ビニリデン−パーフルオロメチルビニルエーテル−テトラフルオロエチレン共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体又は前記材料の(Na)イオン架橋体、エチレン−メタクリル酸共重合体又は前記材料の(Na)イオン架橋体、エチレン−アクリル酸メチル共重合体又は前記材料の(Na)イオン架橋体、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体又は前記材料の(Na)イオン架橋体を挙げることができる。
この中で好ましいのはポリシロキサン、ポリアルキレングリコール、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)である。
負極30は、正極10と同様に作製できる。負極30の作製に用いる負極材としては、電池分野において負極活物質として使用されているものが使用できる。例えば、炭素材料、具体的には、人造黒鉛、黒鉛炭素繊維、樹脂焼成炭素、熱分解気相成長炭素、コークス、メソカーボンマイクロビーズ(MCMB)、フルフリルアルコール樹脂焼成炭素、ポリアセン、ピッチ系炭素繊維、気相成長炭素繊維、天然黒鉛及び難黒鉛化性炭素が挙げられる。又はその混合物でもよい。好ましくは、人造黒鉛である。また、金属リチウム、金属インジウム、金属アルミ又は金属ケイ素の金属自体、又はこれら金属と他の元素又は化合物と組合わせた合金を、負極材として用いることができる。
本発明において、固体電解質層20は硫化物系固体電解質からなるので、負極材に金属リチウム又はグラファイトを用いても、負極と固体電解質層が反応せず、良好な電池性能を示すことができる。
上記負極材は正極合材と同様に導電補助剤及び/又は硫化物系固体電解質を混合してもよい。負極材に用いる硫化物系固体電解質は、好ましくは固体電解質層に用いる硫化物系固体電解質と同一である。
集電体40,42としては、銅、マグネシウム、ステンレス鋼、チタン、鉄、コバルト、ニッケル、亜鉛、アルミニウム、ゲルマニウム、インジウム、リチウム、又は、これらの合金等からなる板状体や箔状体等が使用できる。
集電体40,42は、それぞれ、同一でも異なっていてもよい。例えば、集電体40には銅箔を使用し、集電体42にはアルミニウム箔を使用してもよい。
全固体リチウム電池は、上述した電池用部材を貼り合せ、接合することで製造できる。接合する方法としては、各部材を積層し、加圧・圧着する方法や、2つのロール間を通して加圧する方法(roll to roll)等がある。
また、接合面にイオン伝導性を有する活物質や、イオン伝導性を阻害しない接着物質を介して接合してもよい。
接合においては、固体電解質の結晶構造が変化しない範囲で加熱融着してもよい。
また、上記の方法で製造した全固体リチウム電池を、さらに加熱処理すると高出力の電池とすることができ好ましい。加熱処理の際の加熱温度は、好ましくは100℃以上である。また、加熱処理時間は通常、0.1〜10時間である。
尚、全固体リチウム電池の加熱処理は、負極、固体電解質成形体及び正極のみからなる電池素子部分だけを加熱処理する場合も含む。また、安全装置、ラッピング等の加熱処理は含まない。
本発明の全固体リチウム電池は、二次電池及び一次電池のいずれにもすることができ、時計、携帯電話機、パソコン、自動車、発電機等の装置に用いることができる。特に本発明の全固体リチウム電池は安全性が高いことから、本発明の全固体リチウム電池を用いることにより装置の設計自由度を高めることができる。
上述の装置のうち、自動車には、駆動源が電動機である電気自動車、及び駆動源として電動機と内燃機関を組み合わせて用いるハイブリッド電気自動車が含まれ、これら自動車は大電流及び大電圧を必要する。
本発明の全固体リチウム電池は、直列及び/又は並列に繋いで電池セルとすることでより大きな電力を取り出すことができる。複数の電池セルをさらに直列及び/又は並列に接続して電池モジュール(電池パック、電池ユニット)とすることで、上記自動車が必要とする大電流・大電圧を満たす電池とすることができる。
[実施例]
製造例
(1)硫化リチウム(LiS)の製造
硫化リチウムは、特開平7−330312号公報の第1の態様(2工程法)の方法に従って製造した。具体的には、撹拌翼のついた10リットルオートクレーブにN−メチル−2−ピロリドン(NMP)3326.4g(33.6モル)及び水酸化リチウム287.4g(12モル)を仕込み、300rpm、130℃に昇温した。昇温後、液中に硫化水素を3リットル/分の供給速度で2時間吹き込んだ。続いてこの反応液を窒素気流下(200cc/分)昇温し、反応した硫化水素の一部を脱硫化水素化した。昇温するにつれ、上記硫化水素と水酸化リチウムの反応により副生した水が蒸発を始めたが、この水はコンデンサにより凝縮し系外に抜き出した。水を系外に留去すると共に反応液の温度は上昇するが、180℃に達した時点で昇温を停止し、一定温度に保持した。脱硫化水素反応が終了後(約80分)反応を終了し、硫化リチウムを得た。
(2)硫化リチウムの精製
上記(1)で得られた500mLのスラリー反応溶液(NMP−硫化リチウムスラリー)中のNMPをデカンテーションした後、脱水したNMP100mLを加え、105℃で約1時間撹拌した。その温度のままNMPをデカンテーションした。さらにNMP100mLを加え、105℃で約1時間撹拌し、その温度のままNMPをデカンテーションし、同様の操作を合計4回繰り返した。デカンテーション終了後、窒素気流下230℃(NMPの沸点以上の温度)で硫化リチウムを常圧下で3時間乾燥した。得られた硫化リチウム中の不純物含有量を測定した。
尚、亜硫酸リチウム(LiSO)、硫酸リチウム(LiSO)並びにチオ硫酸リチウム(Li)の各硫黄酸化物、及びN−メチルアミノ酪酸リチウム(NMAB)の含有量は、イオンクロマトグラフ法により定量した。その結果、硫黄酸化物の総含有量は0.13質量%であり、LMABは0.07質量%であった。
(3)硫化物系固体電解質の製造
上記にて製造したLiSとP(アルドリッチ製)を出発原料に用いた。これらを70対30のモル比に調整した250gの混合物を、ジルコニア製ボールを充填したSUS製容器(容量6.7L)に入れ、露点−40℃以下のドライ雰囲気下及び室温下で、200時間振動ミルにより、1kJ/kg・sの機械的エネルギーを加えてメカニカルミリング処理することにより、白黄色粉末の硫化物系固体電解質粉体を得た。
得られた粉末について、粉末X線回折測定を行った(CuKα:λ=1.5418Å)。得られたチャートを図2に示す。このチャートにより、原料結晶のピークは完全に消失し、この硫化物系固体電解質粉体はガラス化していることが確認された。また、得られた硫化物系ガラス固体電解質(非晶質ガラス電解質)の結晶化度は0%であった。
得られた非晶質ガラス電解質粉体を、アルゴン雰囲気のSUS管に入れて密閉し、300℃2時間の焼成処理を施し、硫化物系結晶化ガラス固体電解質(結晶化ガラス電解質)を作製した。
得られた結晶化ガラス電解質の平均一次粒子径は3μmであった。尚、平均一次粒子径は、レーザー回折式粒度分布測定装置 SEISHIN LASER MICRON SIZER LMS-30(セイシン企業製)で測定した。後述する正極活物質(例えば、LiNi0.8Co0.2)の平均一次粒子径も同様に測定した。
上記にて作製した結晶化ガラス電解質について、粉末X線回折測定を行った(CuKα:λ=1.5418Å)。得られた結晶化ガラス電解質は、2θ=17.8±0.3deg、18.2±0.3deg、19.8±0.3deg、21.8±0.3deg、23.8±0.3deg、25.9±0.3deg、29.5±0.3deg、30.0±0.3degに回折ピークを有することを確認した。得られた結果を図3に示す。
また得られた結晶化ガラス電解質の結晶化度が50%以上であることを確認した。この結晶化度は、JNM−CMXP302NMR装置(日本電子株式会社製)を用いて、以下の条件で固体31P−NMRスペクトルを測定し、得られた固体31PNMRスペクトルについて、70〜120ppmに観測される共鳴線を、非線形最小二乗法を用いてガウス曲線に分離し、各曲線の面積比から算出した。
固体31P−NMRスペクトルの測定条件
観測核 :31
観測周波数:121.339MHz
測定温度 :室温
測定法 :MAS法
パルス系列:シングルパルス
90°パルス幅:4μs
マジック角回転の回転数:8600Hz
FID測定後、次のパルス印加までの待ち時間:100〜2000s
(最大のスピン−格子緩和時間の5倍以上になるよう設定)
積算回数 :64回
化学シフトは、外部基準として(NHHPO(化学シフト1.33ppm)を用い決定した。
試料充填時の空気中の水分による変質を防ぐため、不活性ガスを連続的に流しているドライボックス中で密閉性の試料管に試料を充填した。
実施例1
「Solid State Communications, Vol.90, No.7, p.439-442, 1994」に基づいてLiNi0.8Co0.2を調製した(平均一次粒子径:10μm)。このLiNi0.8Co0.2と製造例で調製した結晶化ガラス電解質を重量比1:1で混合し正極合材とした。この正極合材を乳鉢にて5分間粉砕し、錠剤成形機に約0.3gの正極合材を充填し、4〜6MPaの圧力を加えて正極合材成形体とした。さらに、電極としてカーボングラファイト(TIMCAL製、SFG−15)と製造例で調製した結晶化ガラス電解質を重量比1:1で混合をした合材約10mgを、それぞれ成形体の両面に乗せ、再度錠剤成形機にて圧力を加えることにより、電極、正極合材成形体及び電極の3層からなる交流インピーダンス測定用成形体(直径約10mm、厚み約2mm)を作製した。
得られた交流インピーダンス測定用成形体について、交流インピーダンス測定を実施した。尚、交流インピーダンス法の測定は、室温(28.9℃)にて1度目の測定をし、190℃まで昇温した後、室温(26.6℃)まで降温して2度目の測定を行った。結果を図4に示す。
図4から明らかなように、昇温前の測定曲線及び昇温後の測定曲線は、190℃という高温下を経ても大きな抵抗成分の変化はなく、曲線の形状がほとんど一致していた。即ち、本発明の正極合材が熱的安定性に優れることが確認された。
比較例1
LiNi0.8Co0.2の代わりにLiCoOを用いたほかは実施例1と同様にして交流インピーダンス測定用成形体を作製し、実施例1と同様に評価した。結果を図5に示す。
図5から明らかなように、昇温前の測定曲線及び昇温後の測定曲線は、190℃という高温下を経ることによって大きな抵抗成分の変化がおこり、曲線の形状が大きく異なる。即ち、高温下を経ることにより、正極合材の性状に変化が起きたことが確認された。
実施例2
製造例で調製した結晶化ガラス電解質及びLiNi0.8Co0.2を重量比2:8で混合し正極合材とした。この正極合材を乳鉢にて5分間粉砕し、粉砕した正極合材をチューブオーブンを用いて150℃30分加熱処理した。
熱処理した正極合材を用いて電池を作製した。正極合材を約0.1gからなる正極、製造例で調製した硫化物系結晶化ガラス電解質を約0.2gからなる電解質層、及びInシートからなる負極を用いて、正極、電解質及び負極の3層からなる厚さ約1mm、直径約16mmの電池を作製した。
作製した電池の充放電特性を評価した。充放電特性評価は充放電自動測定装置(東方技研株式会社製)を用い、上限電圧を3.7V及び下限電圧を1.5Vとし、電流密度が100μA・cm-2で行った。その結果、得られた電池の初期充電量は約100mAh/gであった。
実施例3
乳鉢で粉砕した正極合材を加熱処理しなかったほかは実施例2と同様にして電池を作製し、実施例2と同様に評価した。その結果、得られた電池の初期充電量は約80mAh/gであった。
実施例2及び実施例3から、本発明の正極合材を用いた電池は、その製造過程に加熱処理を含む場合であっても、充放電特性に大きな変化が起こらないことが確認された。
比較例2
LiNi0.8Co0.2の代わりにLiCoOを用いたほかは実施例2と同様にして電池を作製し、実施例2と同様に評価した。その結果、得られた電池の初期充電量は約35mAh/gであった。
比較例3
LiNi0.8Co0.2の代わりにLiCoOを用いたほかは実施例3と同様にして電池を作製し、実施例2と同様に評価した。その結果、得られた電池の初期充電量は約70mAh/gであった。
比較例2及び比較例3において、加熱処理を行うことにより初期充電量の大幅な低下が起こっており、正極合材にLiCoOを用いた電池は、正極合材にLiNi0.8Co0.2を用いた電池に比べて、熱的安定性に劣ることが確認された。
比較例4
正極合材に用いる硫化物系固体電解質として、結晶化ガラス電解質の変わりに製造例で作製した非晶質ガラス電解質を用いたほかは実施例2と同様にして電池を作製し、実施例2と同様に評価した。その結果、得られた電池の初期充電量は約50mAh/gであった。
比較例5
正極合材に用いる硫化物系固体電解質として、結晶化ガラス電解質の変わりに製造例で作製した非晶質ガラス電解質を用いたほかは実施例3と同様にして電池を作製し、実施例2と同様に評価した。その結果、得られた電池の初期充電量は約120mAh/gであった。
比較例4及び比較例5において、加熱処理を行うことにより初期充電量の大幅な低下が起こっており、正極合材に非晶質ガラス電解質を用いた電池は、正極合材に結晶化ガラス電解質を用いた電池に比べて、熱的安定性に劣ることが確認された。
実施例4
製造例で調製した結晶化ガラス電解質及びLiNi0.8Co0.2を重量比1:1で混合した正極合材を作製し、1ヶ月間不活性雰囲気内で保存した。その後、正極合材のXRD測定を行った。その結果、正極合材の回折ピークはLiNi0.8Co0.2単体のXRDパターンと比較しても変化しておらず、本発明の正極合材が経時的安定性に優れていることが確認された。
尚、X線回折測定(XRD)の測定条件は以下の通りであった。
装置:(株)リガク製Ultima−III
X線:Cu−Kα線(波長1.5406Å、グラファイトモノクロメータにて単色化)
2θ−θ反射法、連続スキャン(1.0°/分)
サンプリング間隔:0.02°
スリット DS、SS:2/3°、RS:0.6mm
比較例6
製造例で調製した結晶化ガラス電解質及びLiCoOを重量比1:1で混合した正極合材を作製し、1ヶ月間不活性雰囲気内で保存した。その後、正極合材のXRD測定を行った。その結果、正極合材の回折ピークはLiCoO単体のXRDパターンと比較して低角側にシフトしており、格子定数が変化していることが確認された。その結果、本発明の正極合材に比べ、結晶化ガラス電解質及びLiCoOからなる正極合材は経時的に不安定であると確認された。
実施例5
特開平10−316431号公報に基づいてLiNi0.8Co0.15Al0.05を調製した(平均一次粒子径:5μm)。70mgのLiNi0.8Co0.15Al0.05と30mgの製造例で調製した結晶化ガラス電解質を乳鉢で混合し正極合材とした。
15.5mmφの金型に製造例で調製した結晶化ガラス電解質200mgを投入し、154MPaで3回プレスした。次いで、正極合材100mgを投入して530MPaで3回プレスし、金型から結晶化ガラス電解質からなる層及び正極合材からなる層の積層体のペレットを打ち抜いた。このペレットを2枚のチタン箔で挟み、電池セルに設置した。この電池セルを300℃で30分間加熱し、結晶化ガラス電解質をガラスセラミック化した。
積層体の正極合材の反対側から負極としてインジウム箔(15mmφ、0.1mm厚)を貼り、電池を作製した。
得られた電池について、充放電の電流密度を250μA/cm、カットオフ上限電圧を3.6V、下限電圧を1.5Vとして評価した。その結果、初期充電容量は165mAh/gであり、放電容量は115mAh/gであった。
比較例7
LiNi0.8Co0.15Al0.05の代わりにLiCoOを用いたほかは実施例5と同様にして電池を作製した。得られた電池について、充放電の電流密度を250μA/cm、カットオフ上限電圧を3.9V、下限電圧を1.5Vとして評価した。その結果、得られた電池は二次電池としては機能しなかった。
実施例6
LiNi0.8Co0.15Al0.05の代わりにLiNi1/3Co1/3Mn1/3(平均一次粒子径:10μm)を用いたほかは実施例5と同様にして電池を作製した。得られた電池について、充放電の電流密度を250μA/cm、カットオフ上限電圧を3.9V、下限電圧を1.5Vとして評価した。その結果、初期充電容量は135mAh/gであり、放電容量は95mAh/gであった。
実施例7
LiNi0.8Co0.15Al0.05の代わりに実施例1と同じLiNi0.8Co0.2を用いたほかは実施例5と同様にして電池を作製した。得られた電池について、充放電の電流密度を250μA/cm、カットオフ上限電圧を3.6V、下限電圧を1.5Vとして評価した。その結果、初期充電容量は145mAh/gであり、放電容量は105mAh/gであった。
本発明の正極合材は、全固体リチウム二次電池に使用できる。
本発明の全固体リチウム二次電池は、携帯情報端末、携帯電子機器、家庭用小型電力貯蔵装置、モーターを電力源とする自動二輪車、電気自動車、ハイブリッド電気自動車等の電池として用いることができる。

Claims (19)

  1. 下記式(1)で表される化合物及び結晶化度が50%以上である硫化物系固体電解質からなる耐熱性正極合材。
    LiNi1−x (1)
    (式中、xは0.1<x<0.9を満たす数であり、MはFe,Co及びAlからなる群から選ばれる元素である。)
  2. MがCoである請求項1に記載の耐熱性正極合材。
  3. 下記式(2)で表される化合物及び結晶化度が50%以上である硫化物系固体電解質からなる耐熱性正極合材。
    LiNi 1−x−y (2)
    (式中、xは0.1<x<0.9を満たす数であり、yは0.01<y<0.9を満たす数であって、x及びyは0<1−x−yを満たす数である。
    M及びLは、それぞれCo,Mn及びAlからなる群から選ばれる元素であって、互いに異なる元素であり、M及びLの一方がCoである。
  4. M及びLの他方がMnである請求項3に記載の耐熱性正極合材。
  5. 前記式(2)で表される化合物がLiNi1/3Co1/3Mn1/3である請求項3記載の耐熱性正極合材。
  6. M及びLの他方がAlである請求項3に記載の耐熱性正極合材。
  7. 前記硫化物系固体電解質が、少なくともリチウム(Li),リン(P)及び硫黄(S)を含む請求項1〜のいずれかに記載の耐熱性正極合材。
  8. 前記硫化物系固体電解質が、硫化リチウムと五硫化二燐から製造される請求項1〜のいずれかに記載の耐熱性正極合材。
  9. 硫化リチウムと五硫化二燐の混合モル比は、50:50〜80:20である請求項に記載の耐熱性正極合材。
  10. 硫化リチウムと五硫化二燐の混合モル比は、60:40〜75:25である請求項に記載の耐熱性正極合材。
  11. 前記硫化物系固体電解質がリチウム(Li)、リン(P)及び硫黄(S)を含む硫化物系ガラス固体電解質を、180℃以上210℃以下の温度で3〜240時間熱処理、又は210℃より高く330℃以下の温度で0.1〜240時間熱処理した硫化物系結晶化ガラス固体電解質である請求項1〜10のいずれかに記載の耐熱性正極合材。
  12. 前記硫化物系固体電解質が、X線回折(CuKα:λ=1.5418Å)において、2θ=17.8±0.3deg,18.2±0.3deg,19.8±0.3deg,21.8±0.3deg,23.8±0.3deg,25.9±0.3deg,29.5±0.3deg,30.0±0.3degに回折ピークを有する請求項1〜11のいずれかに記載の耐熱性正極合材。
  13. 請求項1〜12のいずれかに記載の耐熱性正極合材及び溶媒からなる混合液。
  14. 請求項1〜12のいずれかに記載の耐熱性正極合材から得られる正極。
  15. 請求項14に記載の正極を含んでなる全固体リチウム電池。
  16. 請求項15に記載の全固体リチウム電池をさらに加熱処理してなる全固体リチウム電池。
  17. 請求項15又は16に記載の全固体リチウム電池を備えてなる装置。
  18. 前記式(1)又は(2)で表される化合物の平均一次粒子径が0.01〜30μmであり、前記硫化物系固体電解質の平均一次粒子径が0.01〜30μmである請求項1〜12のいずれかに記載の耐熱性正極合材。
  19. 前記式(1)又は(2)で表される化合物の平均一次粒子径Xと前記硫化物系電解質の平均一次粒子径Yは式(3)を満たす請求項1〜12のいずれかに記載の耐熱性正極合材。
    X≧Y (3)
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