JP5449855B2 - ピラゾール系化合物、それらの製造方法及びそれらを含有する除草剤 - Google Patents
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Description
即ち本発明は、式(I):
また本発明は、上記式(I)で表されるピラゾール系化合物又はその塩の製造中間体として有用であり、また、除草有効成分としても有用である式(II):
上記反応は、必要に応じて溶媒の存在下で行うことができる。当該溶媒としては反応に不活性な溶媒であればいずれのものでもよく、例えば、アセトン、エチルメチルケトン、ジエチルケトンのようなケトン類;塩化メチレン、クロロホルム、ジクロロエタン、トリクロロエタンのようなハロゲン化炭化水素類;ベンゼン、トルエン、キシレン、ニトロベンゼンのような芳香族炭化水素類;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピルのようなエステル類;アセトニトリル、N,N-ジメチルホルムアミド(DMF)、ジメチルスルホキシド(DMSO)、ジメチルアセトアミド(DMA)、ヘキサメチルリン酸トリアミド(HMPA)、スルホランのような非プロトン性極性溶媒;ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン(THF)、ジメトキシエタンのようなエーテル類などが挙げられる。溶媒としては、これらの1種又は2種以上を適宜選択することができる。これらの溶媒の中でも、好ましくは芳香族炭化水素類などが挙げられる。
上記反応の反応温度は、通常0 ℃〜150 ℃、好ましくは50〜120℃、反応時間は、通常1分〜48時間、好ましくは30分〜5時間で行なうことができる。
上記反応で使用する式(II)の化合物は、下記反応[B]で塩として得られたものを使用してもよい。
上記式(II)で表されるピラゾール系化合物は、新規化合物を含み、下記反応[B]に従って製造することができる。
即ち、式(II)で表される化合物は、式(IV)で表される化合物を転位反応させることにより製造することができる。
上記反応は、必要に応じて溶媒の存在下で行なうことができる。当該溶媒としては反応に不活性な溶媒であればいずれのものでもよく、例えば、塩化メチレン、クロロホルム、ジクロロエタン、トリクロロエタンのようなハロゲン化炭化水素類;ベンゼン、トルエン、キシレン、ニトロベンゼンのような芳香族炭化水素類;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピルのようなエステル類;アセトニトリル、DMF、DMSO、DMA、HMPA、スルホランのような非プロトン性極性溶媒;ジエチルエーテル、ジオキサン、THF、ジメトキシエタンのようなエーテル類などが挙げられる。溶媒としては、これらの1種又は2種以上を適宜選択することができる。これらの溶媒の中でも、好ましくは芳香族炭化水素、非プロトン性極性溶媒などが挙げられ、更に好ましくは非プロトン性極性溶媒を混合させた芳香族炭化水素などが挙げられる。芳香族炭化水素に非プロトン性極性溶媒を混合させる場合、その混合比率は、例えば、芳香族炭化水素100容量部に対して通常1〜20容量部、好ましくは5〜10容量部である。
また上記反応では、必要に応じて触媒を添加することができる。当該触媒としては、アセトンシアノヒドリンを、式(IV)の化合物に対して0.01〜10当量用いることが出来る。
上記式(IV)で表される化合物は下記反応[C]に従って製造することができる。
即ち、式(IV)で表される化合物は、式(V)で表される化合物又はその塩、例えば、塩酸塩、硫酸塩、硝酸塩などと、式(VI)で表される化合物とを反応させることにより製造することができる。
式(V)の化合物又はその塩は、式(VI)の化合物に対して、通常0.01〜100当量、好ましくは0.1〜10当量の範囲で用いることができる。
上記反応は、必要に応じて、溶媒の存在下で行なうことができる。当該溶媒としては反応に不活性な溶媒であればいずれのものでもよく、上記反応[B]において例示したものなどが挙げられる。又、これらの1種又は2種以上を適宜選択することができる。これらの溶媒の中でも、好ましくは芳香族炭化水素などが挙げられる。
上記反応の反応温度は、通常0 ℃〜150 ℃、好ましくは10℃〜100℃、反応時間は、通常1分〜48時間、好ましくは30分〜5時間で行なうことができる。
上記式(VI)で表される化合物は下記反応[D]に従って製造することができる。
上記反応においては、ハロゲン化剤、例えばチオニルクロライド或いはオキサリルクロライド等を、式(VII)で表される化合物に対して通常0.01〜100当量、好ましくは0.1〜10当量反応させることが出来る。これらのハロゲン化剤の中でも、好ましくはチオニルクロライドなどが挙げられる。
上記反応は、必要に応じて触媒を用いることができる。当該触媒としてはDMFなどが挙げられる。これら触媒は、式(VII)で表される化合物に対して通常0.001〜1当量、好ましくは0.01〜0.5当量にて用いることができる。
上記反応の反応温度は、通常0 ℃〜150 ℃、好ましくは10 ℃〜120 ℃、反応時間は、通常1分〜48時間、好ましくは30分〜5時間で行なうことができる。
上記方法の他、式(IV)で表される化合物は、下記反応[E]に従って製造することができる。
即ち、式(IV)で表される化合物は、式(V)で表される化合物又はその塩、例えば、塩酸塩、硫酸塩、硝酸塩などと、式(VII)で表される化合物とを、脱水剤を用い反応させることにより製造することができる。
上記反応で用いる脱水剤としては、例えば、DCC(ジシクロヘキシルカルボジイミド)や1-エチル3-(3-ジメチルアミノプロピル)-カルボジイミド塩酸塩などが挙げられる。
上記反応は、必要に応じて塩基の存在下で行なうことができる。当該塩基としては、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミンのような第三級アミン類;ピリジン、4-(ジメチルアミノ)ピリジン、2,6-ルチジンなどが挙げられる。これら塩基類は、式(VII)で表される化合物に対して1〜100当量にて、これらの1種又は2種以上を適宜選択、混合して使用することができる。
上記式(VII)で表される化合物は、下記反応[F]に従って製造することができる。
式(VII)で表される化合物は、水の存在下、式(VIII)で表される化合物を加水分解反応させることにより製造することができる。
上記反応は、必要に応じて溶媒の存在下で行うことができる。当該溶媒としては、反応に不活性な溶媒であればいずれのものでもよく、例えば、ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭化水素類;アセトニトリル、DMF、DMSO、DMA、HMPA、スルホランのような非プロトン性極性溶媒;ジエチルエーテル、ジオキサン、THF、ジメトキシエタンのようなエーテル類;メタノール、エタノールのようなアルコール類;水などが挙げられる。溶媒としては、これらの1種又は2種以上を適宜選択することができる。
上記反応の反応温度は、通常0 ℃〜150 ℃、反応時間は、通常1分〜48時間で行なうことができる。
上記式(VIII)で表される化合物のうち、R5がR5−a−1である化合物は下記反応[G]に従って製造することができる。
即ち、式(VIII-a-1)で表される化合物は、式(IX)で表される化合物と酸化剤とを溶媒の存在下で反応させることにより製造することができる。
上記反応で使用する溶媒としては、反応に不活性な溶媒であればいずれのものでもよく、例えば、塩化メチレン、クロロホルム、ジクロロエタン、トリクロロエタンのようなハロゲン化炭化水素類;アセトン、メチルエチルケトンのようなケトン類;ジエチルエーテル、ジオキサン、THF、ジメトキシエタンのようなエーテル類;酢酸などが挙げられる。当該溶媒としては、これらの1種又は2種以上を適宜選択することができる。
上記反応は、必要に応じて触媒の存在下で行うことができる。当該触媒としてはタングステン酸ナトリウム又はその水和物などが挙げられる。
上記式(IX)で表される化合物は、下記反応[H]に従って製造することができる。
即ち、式(IX)で表される化合物は、式(X)で表される化合物とアルカリ金属のチオアルコキシドとを反応させることにより製造することができる。
上記反応で使用するアルカリ金属のチオアルコキシドとしては、例えば、ナトリウムチオメトキシドやナトリウムチオエトキシドなどが挙げられる。
上記式(X)で表される化合物は、下記反応[I]に従って製造することができる。
即ち、式(X)で表される化合物は、式(XI)で表される化合物と式(XII)で表される化合物とを塩基の存在下反応させることにより製造することができる。
上記反応は、必要に応じて、触媒の存在下で行なうことができる。触媒としては、例えば、ヨウ化カリウム、ヨウ化テトラノルマルブチルアンモニウムなどが挙げられる。
上記方法の他、式(VIII−a−1)で表される化合物は、下記反応[J]に従って製造することができる。
即ち、式(VIII−a−1)で表される化合物は、式(XIII)で表される化合物と式(XII)で表される化合物とを塩基の存在下反応させることにより製造することができる。
上記反応は、上記反応[I]と同様に行うことができる。
上記式(XIII)で表される化合物は、下記反応[K]に従って製造することができる。
即ち、式(XIII)で表される化合物は、式(XIV)で表される化合物と三臭化ホウ素、塩化アルミニウム、臭化鉄のようなルイス酸とを反応させることにより製造することができる。
上記式(XIV)で表される化合物は、下記反応[L]に従って製造することができる。
即ち、式(XIV)で表される化合物は、式(XV)で表される化合物に保護基Lを導入する反応により製造することができる。
上記反応は、必要に応じて溶媒の存在下で行うことができる。当該溶媒としては反応に不活性な溶媒であればいずれのものでもよく、例えば、ベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭化水素類;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピルのようなエステル類;塩化メチレン、クロロホルム、ジクロロエタン、トリクロロエタンのようなハロゲン化炭化水素類;アセトニトリル、DMF、DMSO、DMA、HMPA、スルホランのような非プロトン性極性溶媒などが挙げられる。溶媒としては、これらの1種又は2種以上を適宜選択することができる。
上記反応の反応温度は、通常0 ℃〜150 ℃、反応時間は、通常1分〜48時間で行なうことができる。
上記式(VIII)で表される化合物のうち、R5がR5−a−2である化合物は下記反応[M]に従って製造することができる。
上記反応は、必要に応じて溶媒の存在下で行なうことができる。当該溶媒としては、反応に不活性な溶媒であればいずれのものでもよく、例えば、メタノール、エタノールのようなアルコール類;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピルのようなエステル類;ジエチルエーテル、ジオキサン、THF、ジメトキシエタンのようなエーテル類;アセトニトリル、DMF、DMSO、DMA、HMPA、スルホランのような非プロトン性極性溶媒などが挙げられる。溶媒としては、これらの1種又は2種以上を適宜選択することができる。
上記反応の反応温度は、通常0 ℃〜150 ℃、反応時間は、通常1分〜48時間で行なうことができる。
即ち、式(VII)で表される化合物は、触媒及び塩基の存在下で、式(XVII)で表される化合物と、一酸化炭素又はその等価体と、H2Oとを反応させることにより製造することができる。
上記反応で用いる塩基としては、無機塩基又は有機塩基のいずれでもよい。有機塩基としては、例えば、トリエチルアミン、トリブチルアミン、ジイソブチルエチルアミン、ピリジン、4-(ジメチルアミノ)ピリジン、2,6-ルチジンなどが挙げられる。無機塩基としては、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウムのようなアルカリ金属炭酸塩;水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化物;水酸化カルシウム、水酸化バリウムなどのアルカリ土類金属水酸化物;酢酸ナトリウム、酢酸カリウムなどのアルカリ金属酢酸塩が挙げられる。これら塩基は、式(XVII)で表される化合物に対して通常0.1〜100当量、好ましくは0.5〜10当量にて、これらの1種又は2種以上を適宜選択、混合して使用することができる。これらの塩基の中でも、好ましくはアルカリ金属炭酸塩が挙げられる。
上記反応で用いる触媒としては、例えば、塩化パラジウム、酢酸パラジウム、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム、トランス−ジ(μ−アセテート)ビス[o−(ジ−o−トリルホスフィノ)ベンジル]ジパラジウム、パラジウム炭素などのパラジウム触媒;トリルテニウムドデカカルボニルなどのルテニウム触媒;クロロビス(シクロオクテン)ロジウム(I)などのロジウム触媒といった金属系触媒が挙げられる。これら触媒は、式(XVII)で表される化合物に対して通常10−10〜1当量、好ましくは10−5〜0.1当量にてにて、これら1種又は2種以上を適宜選択、混合して使用することができる。これらの触媒の中でも、好ましくはパラジウム触媒が挙げられる。
上記反応で用いることができる一酸化炭素の等価体としては、例えば、ヘキサカルボニルモリブデン、ギ酸、クロロホルムなどが挙げられる。一酸化炭素又はその等価体は式(XVII)で表される化合物に対して、1〜1000等量にて、必要に応じて加圧下で反応することができる。圧力は1〜100MPa、好ましくは1〜10MPaの範囲で適宜選択することができる。
上記反応は、必要に応じて配位子の存在下で行うことができる。配位子としては、例えば、トリt−ブチルホスフィン、トリシクロヘキシルホスフィン、トリフェニルホスフィン、トリ(o−トリル)ホスフィン、1,4−ビス(ジフェニルホスフィノ)ブタン、1,3−ビス(ジフェニルホスフィノ)ペンタン、1,1'-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンなどが挙げられる。これら配位子は、式(XVII)で表される化合物に対して10−10〜1当量、好ましくは10−5〜1当量にて、これら1種又は2種以上を適宜選択、混合して用いることができる。
上記反応は、必要に応じて助触媒の存在下で行うことができる。助触媒としては、塩化ナトリウム、塩化カリウム、臭化ナトリウム、臭化カリウムなどのアルカリ金属ハロゲン化物;テトラ(n−ブチル)アンモニウムブロマイドなどの4級アンモニウム塩が挙げられる。これら助触媒は、式(XVII)で表される化合物に対して通常0.001〜1当量、好ましくは0.01〜0.1当量にて、これら1種又は2種以上を適宜選択、混合して用いることができる。
上記反応は、必要に応じ不活性ガスの下で行うことができる。不活性ガスとしては、例えば、窒素ガス、アルゴンガスなどが挙げられる。
上記反応の反応温度は、通常0 ℃〜300 ℃、好ましくは120 ℃〜180 ℃、反応時間は通常1分〜72時間、好ましくは1時間〜24時間で行うことができる。
上記反応は、必要に応じて塩基の存在下で行うことができる。塩基としては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウムのようなアルカリ金属炭酸塩;炭酸カルシウム、炭酸バリウムのようなアルカリ土類金属炭酸塩;水酸化リチウム、水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムのようなアルカリ金属水酸化物;水酸化カルシウム、水酸化バリウムなどのアルカリ土類金属水酸化物;水素化リチウム、水素化ナトリウム又は水素化カリウムのようなアルカリ金属水素化物;ノルマルブチルリチウムのようなアルカリリチウム試薬;ナトリウムアミド(NaNH2);メチルマグネシウムブロマイド、イソプロピルマグネシウムクロライドなどのグリニヤール試薬が挙げられる。これらの塩基の中でも、好ましくはアルカリ金属水酸化物、アルカリ金属炭酸塩、更に好ましくはアルカリ金属水酸化物などが挙げられる。これら塩基は、式(XVIII)で表される化合物に対して通常0.02〜200当量、好ましくは0.2〜20当量にて用いることができる。また、これらの塩基は1種又は2種以上を適宜選択、混合して用いることができる。
上記反応で用いることができる式(XIX)で表される化合物の金属塩としては、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩などのアルカリ金属塩が挙げられる。また、式(XIX)の化合物又はその金属塩は、式(XVIII)の化合物に対して、通常0.01〜100当量、好ましくは0.1〜10当量の範囲で用いることができる。
上記反応は、必要に応じて溶媒の存在下で行うことができる。溶媒としては反応に不活性の溶媒であればいずれのものでもよく、例えば、メタノール、エタノール、2-メトキシエタノールのようなアルコール類;ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4-ジオキサン、1,2-ジメトキシエタン、シクロヘキシルメチルエーテルのようなエーテル類;DMF、DMSO、DMA、スルホランのような非プロトン性極性溶媒;塩化メチレン、クロロホルム、ジクロロエタン、トリクロロエタンのようなハロゲン化炭化水素類又はベンゼン、トルエン、キシレン、ニトロベンゼン、クロロベンゼンのような芳香族炭化水素類のような非極性溶媒などが挙げられる。また、式(XIX)で表される化合物が反応試薬と溶媒とを兼ねることもできる。溶媒としては、これら1種又は2種以上を適宜選択することができる。これらの溶媒の中でも、好ましくは非極性溶媒などが挙げられ、更に好ましくは芳香族炭化水素などが挙げられる。
上記反応は、必要に応じ不活性ガスの下で行うことができる。不活性ガスとしては、例えば、窒素ガス、アルゴンガスなどが挙げられる。
上記反応の反応温度は、通常0℃〜200℃、好ましくは70 ℃〜150℃で行うことなどが挙げられ、反応時間は、通常1分〜48時間、好ましくは30分〜10時間で行うことができる。
上記反応に使用する酸としては、塩化亜鉛、臭化亜鉛、塩化アルミニウム、臭化アルミニウム、塩化鉄、塩化ビスマス、塩化インジウム、塩化アンチモン、三臭化ホウ素、臭化鉄のようなルイス酸;メタンスルホン酸、硫酸、トリフルオロメタンスルホン酸などが挙げられ、式(XX)で表される化合物に対して通常0.01当量〜100当量、好ましくは0.1〜10当量の範囲で用いることができる。酸としては、必要に応じ1種又は2種以上を適宜選択することができる。これらの酸の中でも、好ましくは塩化鉄などが挙げられる。
上記反応に使用する、アルキルスルホニルハライド[(R6)(Hal-3)]又はアルキルスルホン酸無水物[(R6)2O]は、式(XX)で表される化合物に対して通常0.01〜100当量、好ましくは0.1当量〜10当量の範囲で用いることができる。アルキルスルホニルハライドにおけるハロゲンはフッ素、塩素、臭素、ヨウ素などが挙げられる。アルキルスルホニルハライド又はアルキルスルホン酸無水物の中でも、好ましくはアルキルスルホニルハライドなどが挙げられる。
上記反応は、必要に応じて溶媒の存在下で行うことができる。溶媒としては反応に不活性な溶媒であればいずれのものでもよく、塩化メチレン、クロロホルム、ジクロロエタン、トリクロロエタンのようなハロゲン化炭化水素;二硫化炭素、ニトロメタンなどが挙げられる。溶媒としては、これら1種又は2種以上を適宜選択することができる。また、式(XX)で表される化合物が反応試薬と溶媒とを兼ねることもできる。
上記反応の反応温度は、通常0 ℃〜250 ℃、好ましくは100 ℃〜150 ℃であり、反応時間は通常1分〜48時間、好ましくは30分〜12時間で行うことができる。
上記のような反応を行った後などに得られる、式(XVIII)の化合物及び酸を含有する反応混合物を放冷する際、無機酸及びアルコール系溶媒を徐々に添加することにより、放冷が終了しても反応混合物が固化せず取扱い上有利になると共に、不純物の少ない式(XVIII)の化合物の生成物を容易に得ることが可能になる場合がある。ここで使用できる無機酸としては、塩酸、硫酸、硝酸、或いはそれらの混合物などが挙げられ、好ましくは塩酸などが挙げられる。また、アルコール系溶媒としては、メタノール、エタノール、n-プロパノール、i-プロパノール、n-ブタノール、sec-ブタノール、i-プロパノール、tert-ブタノールなどが挙げられ、好ましくは、n-プロパノールやi-プロパノールなどのC3アルコールなどが挙げられる。無機酸及びアルコール系溶媒の添加順序はいずれかを先としたり、或いは同時に添加したりしても良いが、好ましくは、添加によって急激に反応混合物の温度が下がり固化しない様、徐々に無機酸を加えた後、アルコール系溶媒を添加することなどが挙げられる。
製剤に使用する補助剤としては、珪藻土、消石灰、炭酸カルシウム、タルク、ホワイトカーボン、カオリン、ベントナイト、カオリナイト及びセリサイトの混合物、クレー、炭酸ナトリウム、重曹、芒硝、ゼオライト、澱粉などの固型担体;水、トルエン、キシレン、ソルベントナフサ、ジオキサン、アセトン、イソホロン、メチルイソブチルケトン、クロロベンゼン、シクロヘキサン、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、N−メチル−2−ピロリドン、アルコールなどの溶剤;脂肪酸塩、安息香酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、ポリカルボン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、アルキル硫酸塩、アルキルアリール硫酸塩、アルキルジグリコールエーテル硫酸塩、アルコール硫酸エステル塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルアリールスルホン酸塩、アリールスルホン酸塩、リグニンスルホン酸塩、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸塩、ポリスチレンスルホン酸塩、アルキルリン酸エステル塩、アルキルアリールリン酸塩、スチリルアリールリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルアリールリン酸エステル塩、ポリオキシエチレンアリールエーテルリン酸エステル塩、ナフタレンスルホン酸塩ホルマリン縮合物、アルキルナフタレンスルホン酸塩ホルマリン縮合物のような陰イオン系の界面活性剤や展着剤;ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、脂肪酸ポリグリセライド、脂肪酸アルコールポリグリコールエーテル、アセチレングリコール、アセチレンアルコール、オキシアルキレンブロックポリマー、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレンスチリルアリールエーテル、ポリオキシエチレングリコールアルキルエーテル、ポリエチレングリコール、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシプロピレン脂肪酸エステルのような非イオン系の界面活性剤や展着剤;オリーブ油、カポック油、ひまし油、シュロ油、椿油、ヤシ油、ごま油、トウモロコシ油、米ぬか油、落花生油、綿実油、大豆油、菜種油、亜麻仁油、きり油、液状パラフィンなどの植物油や鉱物油などが挙げられる。これら補助剤は本発明の目的から逸脱しないかぎり、1種又は2種以上を適宜選択して使用することができ、また、例えば、増量剤、増粘剤、沈降防止剤、凍結防止剤、分散安定剤、薬害軽減剤、防黴剤、発泡剤、崩壊剤、結合剤など通常使用される各種補助剤も使用することができる。本発明化合物と各種補助剤との配合割合は0.1:99.9〜95:5、望ましくは0.2:99.8〜85:15である。
(1)1-(4-(3-(エトキシメチル)-2-メチル-4-(メチルスルホニル)ベンゾイル)-1-メチル-1H-ピラゾール-5-イルオキシ)エチル メチル カーボネート(下記化合物No.1-1)
(2)メチル 3-(5-(1-(メトキシカルボニルオキシ)エトキシ)-1-メチル-1H-ピラゾール-4-カルボニル)-2-メチル-6-(メチルスルホニル)ベンゾエート(下記化合物No.1-2)
(3)1-(4-(3-(メトキシメチル)-2-メチル-4-(メチルスルホニル)ベンゾイル)-1-メチル-1H-ピラゾール-5-イルオキシ)エチル メチル カーボネート(下記化合物No.1-3)
(4)1-(4-(3-(エトキシメチル)-2-メチル-4-(メチルスルホニル)ベンゾイル)-1-メチル-1H-ピラゾール-5-イルオキシ)エチル エチル カーボネート(下記化合物No.1-4)
(5)エチル 1-(4-(3-(2-イソプロポキシエトキシ)-2-メチル-4-(メチルスルホニル)ベンゾイル)-1-メチル-1H-ピラゾール-5-イルオキシ)エチル カーボネート(下記化合物No.1-5)
(6)1-(4-(3-(2-メトキシエトキシ)-2-メチル-4-(メチルスルホニル)ベンゾイル)-1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-5-イルオキシ)エチル メチル カーボネート(下記化合物No.1-6)
(7)1-(1-エチル-4-(3-(2-メトキシエトキシ)-2-メチル-4-(メチルスルホニル)ベンゾイル)-1H-ピラゾール-5-イルオキシ)エチル メチル カーボネート(下記化合物No.2-1)
(8)メチル 3-(5-(1-(メトキシカルボニルオキシ)エトキシ)-1-エチル-1H-ピラゾール-4-カルボニル)-2-メチル-6-(メチルスルホニル)ベンゾエート(下記化合物No.2-2)
(9)エチル 1-(1-エチル-4-(3-(2-メトキシエトキシ)-2-メチル-4-(メチルスルホニル)ベンゾイル)-3-メチル-1H-ピラゾール-5-イルオキシ)エチル カーボネート(下記化合物No.2-3)
(11)1-(1-イソプロピル-4-(3-(2-メトキシエトキシ)-2-メチル-4-(メチルスルホニル)ベンゾイル)-1H-ピラゾール-5-イルオキシ)エチル メチル カーボネート(下記化合物No.4-1)
(12)(5-ヒドロキシ-1-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)(3-(2-イソプロピルエトキシ)-2-メチル-4-(メチルスルホニル)フェニル)ケトン(下記化合物No.5-1)
(13)(5-ヒドロキシ-1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-4-イル)(3-(2-メトキシエトキシ)-2-メチル-4-(メチルスルホニル)フェニル)ケトン(下記化合物No.5-2)
(14)(5-ヒドロキシ-1-メチル-3-エチル-1H-ピラゾール-4-イル)(3-(2-メトキシエトキシ)-2-メチル-4-(メチルスルホニル)フェニル)ケトン(下記化合物No.5-3)
(15)(1-エチル-5-ヒドロキシ-3-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)(3-(2-メトキシエトキシ)-2-メチル-4-(メチルスルホニル)フェニル)ケトン(下記化合物No.6-1)
(16)(5-ヒドロキシ-1-ノルマルプロピル-1H-ピラゾール-4-イル)(3-(2-メトキシエトキシ)-2-メチル-4-(メチルスルホニル)フェニル)ケトン(下記化合物No.7-1)
(17)(5-ヒドロキシ-1-イソプロピル-1H-ピラゾール-4-イル)(3-(2-メトキシエトキシ)-2-メチル-4-(メチルスルホニル)フェニル)ケトン(下記化合物No.8-1)
(18)(5-ヒドロキシ-1-イソプロピル-3-メチル-1H-ピラゾール-4-イル)(3-(2-メトキシエトキシ)-2-メチル-4-(メチルスルホニル)フェニル)ケトン(下記化合物No.8-2)
(19)(5-ヒドロキシ-1-エチル-1H-ピラゾール-4-イル)(3-(2-メトキシエトキシ)-2-メチル-4-(メチルスルホニル)フェニル)ケトンの金属塩
(20)(5-ヒドロキシ-1-エチル-1H-ピラゾール-4-イル)(3-(2-メトキシエトキシ)-2-メチル-4-(メチルスルホニル)フェニル)ケトンのカリウム塩
(21)(5-ヒドロキシ-1-エチル-1H-ピラゾール-4-イル)(3-(2-メトキシエトキシ)-2-メチル-4-(メチルスルホニル)フェニル)ケトンのナトリウム塩
(23)上記(1)から(21)のピラゾール系化合物またはその塩の除草有効量を、望ましくない植物又はそれが生育する場所に施用し、望ましくない植物を防除又はその生育を抑制する方法。
(24)トウモロコシ圃場において望ましくない植物を防除又はその生育を抑制する、上記(23)の方法。
(25)トウモロコシが形質転換されたものである、上記(24)の方法。
(26)ムギ類圃場において望ましくない植物を防除又はその生育を抑制する、上記(23)の方法。
(27)イネ圃場において望ましくない植物を防除又はその生育を抑制する、上記(23)の方法。
(28)非農耕地において望ましくない植物を防除又はその生育を抑制する、上記(23)の方法。
(29)式(II):
(30)n-テトラブチルアンモニウムブロマイドと芳香族系溶媒の存在下で行う、上記(29)の方法。
(31)芳香族系溶媒がトルエンである、上記(30)の方法。
(32)式(IV):
(33)アルカリ金属炭酸塩が炭酸カリウムである、上記(32)の方法。
(34)芳香族系溶媒がトルエンである、上記(32)の方法。
(35)式(II)の塩がカリウム塩である、上記(32)の方法。
(36)式(VI):
(37)塩基がトリエチルアミンである、上記(36)の方法。
(38)芳香族系溶媒がトルエンである、上記(36)の方法。
(39)式(VII):
(40)ハロゲン化剤がチオニルクロライドである、上記(39)の方法。
(41)芳香族系溶媒がトルエンである、上記(39)の方法。
(42)式(XVII):
(43)C4アルコールが、tert-ブチルアルコールである、上記(42)の方法。
(44)式(XVIII):
(45)アルカリ金属水酸化物が水酸化ナトリウムである、上記(44)の方法。
(46)芳香族系溶媒がトルエンである、上記(44)の方法。
(47)式(XX):
(48)式(XVIII):
(49)上記(48)の混合物が(47)の反応で得られたものである、上記(48)の方法。
(50)無機酸が塩酸である、上記(48)の方法。
(51)アルコール系溶媒がC3アルコールである、上記(50)の方法。
合成例1
1-(1-エチル-4-(3-(2-メトキシエトキシ)-2-メチル-4-(メチルスルホニル)ベンゾイル)−1H−ピラゾール−5−イルオキシ)エチル メチル カーボネート(下記化合物No.2-1)の合成
5-ヒドロキシ-1-エチルピラゾール-4-イル 3-(2-メトキシエトキシ)-2-メチル-4-(メチルスルホニル)フェニル ケトン (300 mg)を2-ブタノン(10 mL)に溶解し、炭酸カリウム(130 mg)及びテトラブチルアンモニウムブロマイド(15 mg)を加えた。室温で10分間攪拌した後、1-クロロエチル メチルカーボネート (85 %純度、270 mg)を室温で加え、3時間加熱還流した。反応終了後室温まで冷却し、反応液を水中投入後、酢酸エチルで抽出し、有機層を1N-塩酸、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下で溶媒を留去した。得られた残渣をn-ヘキサン:酢酸エチル1:1のカラムクロマトグラフィーで精製し、目的物 (180 mg) を淡黄色固体として得た。
1-(1,3-ジメチル-4-(3-(2-メトキシエトキシ)-2-メチル-4-(メチルスルホニル)ベンゾイル)-1H-ピラゾール-5-イルオキシ)エチル メチル カーボネート(下記化合物No.1-6)の合成
(1)3-(2-メトキシエトキシ)-2-メチル-4-(メチルスルホニル)安息香酸(1 g)をクロロホルム(20 mL)に溶解し、オキサリルクロライド(500 mg)を加えた。触媒量のジメチルホルムアミドを添加し、3時間室温で攪拌した後、減圧下で溶媒を留去した。得られた残渣をテトラヒドロフラン(5 mL)に溶解し、5-ヒドロキシ-1,3-ジメチルピラゾール(450 mg)をテトラヒドロフラン(15 mL)に溶解した溶液にゆっくりと加えた。トリエチルアミン(0.65 mL)を加え、5時間加熱還流した。反応終了後、室温まで冷却し、水中投入後、希塩酸で酸性とした後、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄したのち、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下で溶媒を留去した。
得られた残渣をアセトニトリル(20 mL)に溶解し、氷浴下でトリエチルアミン(0.65 mL)とアセトンシアノヒドリン(100 mg)を加え、室温で18時間攪拌した。反応溶液を水中投入し、少量の酢酸エチルで洗浄後、水層を希塩酸で酸性にした。酢酸エチルで抽出後、有機層を飽和食塩水で洗浄したのち、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下で溶媒を留去した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:酢酸エチル)で精製し、5−ヒドロキシ-1,3-ジメチルピラゾール-4-イル 3-(2-メトキシエトキシ)-2-メチル-4-(メチルスルホニル)フェニル ケトン(500 mg、下記化合物No.5-2)を淡黄色固体として得た。
(2)5-ヒドロキシ-1,3-ジメチルピラゾール-4-イル 3-(2-メトキシエトキシ)-2-メチル-4-(メチルスルホニル)フェニル ケトン(300 mg)を2-ブタノン(10 mL)に溶解し、炭酸カリウム(130 mg)及びテトラブチルアンモニウムブロマイド(15 mg)を加えた。室温で10分間攪拌した後、1-クロロエチル メチルカーボネート(85 %純度、270 mg)を室温で加え、3時間加熱還流した。反応終了後室温まで冷却し、反応液を水中投入後、酢酸エチルで抽出し、有機層を1N-塩酸溶液、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下で溶媒を留去した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(ノルマルヘキサン:酢酸エチル=1:1)で精製し、目的物(200 mg)を淡黄色固体として得た。
1-(1-エチル-4-(3-(2-メトキシエトキシ)-2-メチル-4-(メチルスルホニル)ベンゾイル)−1H−ピラゾール−5−イルオキシ)エチル メチル カーボネートの合成
(1)2,6-ジクロロトルエン(100 g)とメタンスルホニルクロライド(85.3 g)を混合し80 ℃まで加熱した後、塩化鉄(III)(101 g)を加えてさらに120 ℃まで加熱し、6時間加熱撹拌した。反応終了後、90 ℃まで冷却し、反応混合物の温度が急激に低下して固化しない程度にゆっくりと10 %塩酸(230 mL)を加え、さらに80 ℃にてイソプロパノール(230 mL)をゆっくりと加えた。室温まで冷却した後、激しく撹拌しながら1,3-ジクロロ-2-メチル-4-(メチルスルホニル)ベンゼンの種結晶を加え、固体を析出させた。析出した固体を濾取し溶媒(水:イソプロパノール=1:1, 300 mL)で洗浄した。得られた固体を加熱しながら酢酸エチル(600 mL)に溶解し、不溶物を濾過することで取り除いた。濾液を濃縮し、1,3-ジクロロ-2-メチル-4-(メチルスルホニル)ベンゼン(105 g)を淡黄色固体として得た。
1H-NMR 400 MHz (CDCl3 δppm):2.57(3H, s), 3.28(3H, s), 7.50(1H, d, J=8.4Hz),7.97(1H, d, J=8.4Hz).
(2)1,3-ジクロロ-2-メチル-4-(メチルスルホニル)ベンゼン (13.1 g)とトルエン(40 mL)を混合し、2-メトキシエタノール(4.49 g)及び水酸化ナトリウム(4.55 g)を加え、3時間加熱還流した。反応終了後、室温まで冷却し、減圧下で溶媒を留去した。得られた残渣にメタノール(12 mL)と水(48 mL)の混合溶媒を加え、しばらく攪拌した後、生じた固体を濾取した。更に水で洗浄し、乾燥後、1-クロロ-3-(2-メトキシエトキシ)-2-メチル-4-(メチルスルホニル)ベンゼン(12.4 g)を淡黄色固体として得た。
1H-NMR 300MHz (CDCl3 δppm):2.41(3H, s), 3.25 (3H, s), 3.48 (3H, s), 3.78-3.81 (2H, m), 4.20-4.22 (2H, m), 7.33 (1H, d, J=8.4 Hz), 7.76 (1H, d, J=8.7 Hz)
(3)tert-ブタノール237.5 mLに水12.5 mLを加え窒素ガスを5分間吹き込み溶存酸素を除去し、反応溶媒を準備した。オートクレーブ500 mL容器に1-クロロ-3-(2-メトキシエトキシ)-2-メチル-4-(メチルスルホニル)ベンゼン 50.0 g、炭酸ナトリウム28.5 g、1,4-ビス(ジフェニルホスフィノ)ブタン1.5 g、前記反応溶媒、5%Pd/C 1.5 gを入れ、オートクレーブを密閉した。攪拌しながら、窒素置換(5.0 MPa)を2回行い、引き続き一酸化炭素置換(5.0 MPa)を2回行った。最後に一酸化炭素を充填(2.5 MPa)した。電気炉でオートクレーブを160 ℃に加熱し、7時間攪拌(300 rps)した。室温まで冷却後、容器内に残った一酸化炭素ガスを除去した。内容物を水と酢酸エチルの中に投入し、不溶物をセライトでろ過した後、ろ液を分液し、水層を酢酸エチルで2回洗浄した。水層を塩酸で酸性(pH=1)とした後、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し3-(2-メトキシエトキシ)-2-メチル-4-(メチルスルホニル)安息香酸(50.1 g)を得た。更に、得られた固体をヘキサン150 mLで洗浄後濾取し、減圧下乾燥することで、3-(2-メトキシエトキシ)-2-メチル-4-(メチルスルホニル)安息香酸(48.1 g)を白色固体として得た。
1H-NMR 300MHz (CDCl3 δppm):2.63 (3H, s), 3.31 (3H, s), 3.50 (3H, s), 3.82-3.85 (2H, m), 4.22-4.25 (2H, m), 7.92 (2H, s).
(4)3-(2-メトキシエトキシ)-2-メチル-4-(メチルスルホニル)安息香酸(100 g)とトルエン(300 mL)を混合し、チオニルクロライド(47.5 g)とDMF(2.5 g)を加え、100 ℃で2時間加熱攪拌した。反応終了後、減圧下でトルエン180 mLを留去し、3-(2-メトキシエトキシ)-2-メチル-4-(メチルスルホニル)ベンゾイルクロライドの溶液を得た。
(5)1-エチル-5-ヒドロキシピラゾール(42.8 g)にトルエン(150 mL)とトリエチルアミン(38.6 g)を加え均一溶液とし、30 ℃以下に維持しながら、上記(4)で得られた酸クロライド溶液を滴下した。更にトルエン(20 mL)で容器内を洗浄して、残った酸クロライド溶液を反応溶液に滴下した。室温で1時間攪拌した後、更に80 ℃で0.5時間攪拌した。反応溶液を室温まで冷却した後、水(150 mL)中に投入し分液した。分液後の水層をトルエン(200 mL)で1回抽出し、少量の飽和食塩水で洗浄した後、有機層を合わせ、硫酸マグネシウムで乾燥した。硫酸マグネシウムをろ別し、トルエン(50 mL)で洗浄して、1-エチル-1H-ピラゾール-5-イル 3-(2-メトキシエトキシ)-2-メチル-4-(メチルスルホニル)ベンゾエートのトルエン溶液を得た。
トルエン溶液からごく少量サンプリングし、その溶液からトルエンを留去して、1H-NMRスペクトルを測定することによりその生成を確認した。
1H-NMR 400 MHz (CDCl3 δppm):1.46(3H, t, J=7.6Hz), 2.64(3H, s), 3.31(3H, s), 3.48(3H, s), 3.81(2H, t, J=4.4Hz), 4.16(2H, q, J=7.6Hz), 4.24(2H, t, J=4.4Hz), 6.30(1H, d, J=2.0Hz), 7.53(1H, d, J=2.0Hz), 7.95(1H, d, J=8.4Hz), 7.97(1H, d, J=8.4Hz).
(6)共沸脱水装置を取り付けた容器に(5)で得られたトルエン溶液を移し、混在する水と共にトルエンの一部(約100 mL)を留去した。溶液を80 ℃まで冷却した後、DMF(40 mL)と粉末状炭酸カリウム(33.6 g)を加えた。強く攪拌しながら、加熱還流を行い共沸脱水により、トルエン(約100 mL)を留去した。3時間共沸脱水した後、減圧下で一部溶媒留去し、(5-ヒドロキシ-1-エチルピラゾール-4-イル)(3-(2-メトキシエトキシ)-2-メチル-4-(メチルスルホニル)フェニル)ケトンのカリウム塩を含むトルエン溶液を得た。
(7)クロロギ酸1-クロロエチル エステル(250 g)をジエチルエーテル(1 L)に溶解し、氷冷下でメタノール(59 g)、トリエチルアミン(195 g)を順次滴下した。滴下終了後、室温で1時間攪拌した。系内に水(250 mL)を加えて分液し、有機層を希塩酸で洗浄した。溶媒を留去して得られた残渣を減圧蒸留し、1-クロロエチル メチル カーボネート(217.6 g、b.p.85-90 ℃/0.085-0.093 MPa)を得た。
1H-NMR 400 MHz (CDCl3 δppm):1.79(3H,d,J=4.4Hz),3.82(3H,s),6.39(1H,q,J=6.0Hz).
(8)(6)で得られたトルエン溶液を90 ℃まで冷却し、テトラ-n-ブチルアンモニウムブロマイド(5.6 g)を加え、1-クロロエチル メチル カーボネート(62.5 g)をゆっくりと滴下した。滴下終了後、反応溶液を100 ℃で3時間攪拌した後、50 ℃まで冷却した。そこへヘキサン(150 mL)を加え、引き続き30分間撹拌した。さらに水(100 mL)、3N-塩酸(100 mL)を順に加え、室温で30分間撹拌した。析出した結晶を濾取、水洗、さらにヘキサン:トルエン=1:2の混合液(300 mL)で洗浄し、乾燥させ目的物(120.9 g)を淡褐色固体として得た。
1-(1-エチル-4-(3-(2-メトキシエトキシ)-2-メチル-4-(メチルスルホニル)ベンゾイル)−1H−ピラゾール−5−イルオキシ)エチル メチル カーボネートの合成
(1)メタノール(20 mL)中で5-ヒドロキシ-1-エチルピラゾール-4-イル 3-(2-メトキシエトキシ-2-メチル-4-(メチルスルホニル)フェニル ケトン(1 g)及び水酸化カリウム(180 mg)を混合し、1時間加熱還流した。得られた溶液を室温まで冷却後、減圧下で溶媒を留去し、(1-エチル-5-ヒドロキシピラゾール-4-イル)(3-(2-メトキシエトキシ-2-メチル-4-(メチルスルホニル)フェニル)ケトン(1 g)のカリウム塩を淡褐色油状物として得た。
1H-NMR 400 MHz (CD3OD δppm):1.21(3H, t, J=7.2Hz), 2.27(3H, s), 3.27(3H, s), 3.42(3H, s), 3.76(4H, m), 4.19(2H, m), 7.15(1H, d, J=7.6Hz), 7.75(1H, d, J=7.6Hz).
(2)(1)で得られた(5-ヒドロキシ-1-エチルピラゾール-4-イル)(3-(2-メトキシエトキシ-2-メチル-4-(メチルスルホニル)フェニル)ケトン(1 g)のカリウム塩を2-ブタノン(10 mL)に溶解し、テトラブチルアンモニウムブロマイド(15 mg)を加える。以降は合成例1と同様に反応させ、目的物を得る。
1-(1-エチル-4-(3-(2-メトキシエトキシ)-2-メチル-4-(メチルスルホニル)ベンゾイル)−1H−ピラゾール−5−イルオキシ)エチル メチル カーボネートの合成
(1)上記合成例4における水酸化カリウムを水酸化ナトリウムとすること以外は、合成例4と同様に反応を行い、(1-エチル-5-ヒドロキシピラゾール-4-イル)(3-(2-メトキシエトキシ-2-メチル-4-(メチルスルホニル)フェニル)ケトン(1 g)のナトリウム塩を得た。
1H-NMR 400 MHz (CD3OD δppm):1.20(3H, t, J=7.2Hz), 2.27(3H, s), 3.26(3H, s), 3.42(3H, s), 3.74(2H, q, J=7.2Hz), 3.77(2H, m), 4.18(2H, m), 7.16(1H, d, J=8.4Hz), 7.74(1H, d, J=8.4Hz).
(2)(1)で得られた(1-エチル-5-ヒドロキシピラゾール-4-イル)(3-(2-メトキシエトキシ-2-メチル-4-(メチルスルホニル)フェニル)ケトン(1 g)のナトリウム塩(300 mg)を、上記合成例4(2)と同様に反応させ、目的物を得る。
1-(1-エチル-4-(3-(2-メトキシエトキシ)-2-メチル-4-(メチルスルホニル)ベンゾイル)−1H−ピラゾール−5−イルオキシ)エチル メチル カーボネートの合成
(1)3-(2-メトキシエトキシ)-2-メチル-4-(メチルスルホニル)安息香酸(500 mg)をクロロホルム(20 mL)に溶解し、オキサリルクロライド(500 mg)及び触媒量のDMFを加え室温で3時間攪拌した。減圧下で溶媒と過剰の試薬を留去し、3-(2-メトキシエトキシ)-2-メチル-4-(メチルスルホニル)ベンゾイルクロライド(520 mg)をオイル状の生成物として得た。
1H-NMR 400 MHz (CDCl3 δppm):2.50(3H, s), 3.26(3H, s), 3.44(3H, s), 3.77(2H, m), 4.18(2H, m), 7.92,(1H, d, J=8.8Hz), 7.96(1H, d, J=8.8Hz).
(2)上記(1)で得られた3-(2-メトキシエトキシ)-2-メチル-4-(メチルスルホニル)ベンゾイルクロライドのトルエン溶液を調製し、上記合成例3(5)以降と同様に反応させ、目的物を得る。
1/170,000ヘクタールポットに畑作土壌をつめ、各種植物の種子を播種した。その後、植物が一定の葉令((1)イヌビエ(barnyardgrass (Echinochloa crus-galli L.));1.2〜3.0葉期、(2)メヒシバ(crabgrass (Digitaria sanguinalis L.));1〜3.0葉期、(3)エノコログサ(green foxtail (Setaria viridis L.));1.5〜3.0葉期、(4)アオゲイトウ(redroot pigweed (Amaranthus retroflexus L.));子葉〜1.5葉期、(5)アメリカキンゴジカ(prickly sida (Sida spinosa L.));子葉〜2.0葉期、(6)イチビ(velvetleaf (Abutilon theophrasti MEDIC.));子葉〜1.3葉期、(7)イネ(rice (Oryza sativa L.));1.2〜2.5葉期、(8)トウモロコシ(corn (Zea mays L.));2〜3.3葉期、(9)ダイズ(soybean (Glycine max Merr.));初生葉〜0.3葉期、(9)コムギ(wheat (Triticum spp.));2〜3葉期)に達したとき、本発明化合物を通常の製剤方法に準じて調製した水和剤又は乳剤を所定有効成分量となるように秤量し、1ヘクタール当り500リットル相当の水(農業用展着剤(クサリノー:日本農薬株式会社製)を0.1容量%含有)に希釈した。調製した散布液を小型スプレーで茎葉処理した。
薬剤処理後20〜22日目に各種植物の生育状態を肉眼観察し、0(無処理区と同等)〜100(完全枯殺)の生育抑制率(%)で除草効果を評価し、第10表の結果を得た。
1/170,000ヘクタールポットに畑作土壌をつめ、各種植物の種子(イヌビエ(barnyardgrass (Echinochloa crus-galli L.))、メヒシバ(crabgrass (Digitaria sanguinalis L.))、エノコログサ(green foxtail (Setaria viridis L.))、アオゲイトウ(redroot pigweed (Amaranthus retroflexus L.))、アメリカキンゴジカ(prickly sida (Sida spinosa L.))、イチビ(velvetleaf (Abutilon theophrasti MEDIC.))、イネ(rice (oryza sativa L.))、トウモロコシ(corn (Zea mays L.))、ダイズ(soybean (Glycine max Merr.))、コムギ(wheat (Triticum spp.))を播種した。播種翌日、本発明化合物を通常の製剤方法に準じて調製した水和剤又は乳剤を所定有効成分量となるように秤量し、1ヘクタール当り500リットル相当の水に希釈し、小型スプレーで土壌処理した。
薬剤処理後21〜22日目に各種植物の生育状態を肉眼観察し、0(無処理区と同等)〜100(完全枯殺)の生育抑制率(%)で除草効果を評価し、第11表の結果を得た。
1 / 1,000,000ヘクタールポットに水田土壌を詰め、タイヌビエ(barnyardgrass (Echinochloa oryzicola vasing.))及びホタルイ(Japanese bulrush (Scirpus juncoides))の種子を播種し、その上に軽く覆土した。その後湛水深0.5〜1cmの状態で温室内に静置し、翌日又は2日後にウリカワ(Japanese ribbon waparo (Sagittaria pygmaea))の塊茎を植え込んだ。その後湛水深を3〜4cmに保ち、タイヌビエ及びホタルイが0.5葉期、ウリカワが初生葉期に達した時点で、本発明化合物を通常の製剤方法に準じて調製した水和剤又は乳剤の水希釈液を、所定有効成分量になるようにピペットで均一に滴下処理した。また、1 / 1,000,000ヘクタールポットに水田土壌を詰め、代かきを行い、湛水深を3〜4cmとし、翌日に2葉期のイネ(rice (Oryza sativa L.))(品種:日本晴)を移植深3cmに移植した。移植後4日目に本発明化合物を前述と同様に処理した。
薬剤処理後13〜17日目にタイヌビエ、ホタルイ及びウリカワの生育状態を、薬剤処理後20〜23日目にイネの生育状態を各々肉眼観察し、0(無処理区と同等)〜100(完全枯殺)の抑草率(%)で評価し、第12表の結果を得た。
1/1,000,000 haポットに畑作土壌をつめ、各種植物の種子を播種する。その後、植物((1)イチビ(velvetleaf (Abutilon theophrasti MEDIC.))、(2)ギネアキビ(guineagrass(Panicum maximum Jacq.))、(3)エノコログサ(green foxtail (Setaria viridis L.)))、(4)トウモロコシ(corn (Zea mays L.)))が一定の葉令に達したとき、通常の製剤方法に準じて調製した、前記本発明化合物No.2-1の水和剤、下記対照化合物1の乳剤、下記対照化合物2の水和剤を所定有効成分量(3.5〜15 g/ha)となるように秤量し、1ヘクタール当り300リットル相当の水(農業用展着剤(MSO Concentrate;Cognis Corporation製)を0.5 容量%含有)に希釈する。調製した散布液を小型スプレーで茎葉処理する。
薬剤処理後14〜28日目に各種植物の生育状態を肉眼観察し、0(無処理区と同等)〜100(完全枯殺)の生育抑制率(%)で除草効果を評価する。本発明化合物No.2-1は下記対象化合物に比較して、卓越した除草効果と優れた作物安全性を示す。
1/1,000,000 haポットに畑作土壌をつめ、各種植物の種子を播種した。その後、植物が一定の葉令((1)イチビ(velvetleaf (Abutilon theophrasti MEDIC.)):3.0〜3.5葉期、(2)アキノエノコログサ(giant foxtail(Setaria faberi Herrm.)):4.0〜4.5葉期、(3)エノコログサ(green foxtail (Setaria viridis L.)):5.0〜5.5葉期)、(4)トウモロコシ(corn (Zea mays L.)):4.0〜4.3葉期))に達したとき、通常の製剤方法に準じて調製した、前記本発明化合物No.2-1、前記対照化合物1及び前記対照化合物2各々の水和剤を所定有効成分量となるように秤量し、1ヘクタール当り300リットル相当の水(農業用展着剤(Destiny HC:WINFIELD SOLUTIONS, LLC製)を0.5 容量%含有)に希釈した。調製した散布液を小型スプレーで茎葉処理した。
薬剤処理後7〜20日目に各種植物の生育状態を肉眼観察し、0(無処理区と同等)〜100(完全枯殺)の生育抑制率(%)で除草効果を評価し、第13表から第16表の結果を得た。
カラム(直径9.5 cm×高さ40 cm、処理面積0.007 m2)に土(滅菌土:砂=3:1)を詰め(4L)、上部から土壌水分を均一に保つ目的で薬剤処理前にペリスターポンプにて水道水を滴下した。その後、各薬剤(化合物No.2-1、上記対照化合物1及び2)が250 g/ha相当の濃度になるよう調製した散布液10 mLをそれぞれピペットで滴下処理した。薬剤処理後、再度ペリスターポンプを用い、400 mL/hrの速度で約3時間水を滴下した。滴下後、1日間放置した後、カラムを縦に2分割し、ソルガム(品種:ラッキーソルゴー)の種子を1列に播種した。播種後14日目に各種植物の生育状態を薬剤投下地点より3 cm間隔で肉眼観察し、0(無処理区と同等)〜100(完全枯殺)の生育抑制率(%)で発芽及び生育の程度を評価し、第17表の結果を得た。
製剤例1
(1)本発明化合物 75 重量部
(2)ゲロポンT−77(商品名;ローヌ・プーラン社製) 14.5 重量部
(3)NaCl 10 重量部
(4)デキストリン 0.5 重量部
以上の各成分を高速混合細粒機に入れ、さらにそこへ20%の水を加え造粒、乾燥して顆粒水和剤が得られる。
(1)カオリン 78 重量部
(2)ラベリンFAN(商品名;第一工業製薬(株)製) 2 重量部
(3)ソルポール5039(商品名;東邦化学工業(株)製) 5 重量部
(4)カープレックス(商品名;DSLジャパン(株)製) 15 重量部
以上、(1)〜(4)の成分の混合物と本発明化合物とを9:1の重量割合で混合して水和剤が得られる。
(1)ハイフィラーNo.10(商品名;松村産業(株)製) 33 重量部
(2)ソルポール5050(商品名;東邦化学工業(株)製) 3 重量部
(3)ソルポール5073(商品名;東邦化学工業(株)製) 4 重量部
(4)本発明化合物 60 重量部
以上の(1)〜(4)の各成分を混合して水和剤が得られる。
(1)本発明化合物 4 重量部
(2)ベントナイト 30 重量部
(3)炭酸カルシウム 61.5重量部
(4)トキサノンGR−31A(商品名;三洋化成工業(株)製) 3 重量部
(5)リグニンスルホン酸カルシウム塩 1.5 重量部
予め粉砕した(1)と、(2)及び(3)とを混合し、そこへ(4)、(5)及び水を加えて混合し、押出し造粒する。その後、乾燥、整粒して粒剤が得られる。
(1)本発明化合物 30 重量部
(2)ジークライト(商品名;ジークライト(株)製) 60 重量部
(3)ニューカルゲン WG−1(商品名;竹本油脂(株)製) 5 重量部
(4)ニューカルゲン FS−7(商品名;竹本油脂(株)製) 5 重量部
(1)、(2)及び(3)を混合し、粉砕機を通した後、(4)を加えて混練後、押出し造粒する。その後、乾燥、整粒して顆粒水和剤が得られる。
(1)本発明化合物 28 重量部
(2)ソプロポールFL(商品名;ローヌ・プーラン社製) 2 重量部
(3)ソルポール355 (商品名;東邦化学工業(株)製) 1 重量部
(4)IPソルベント1620(商品名;出光石油化学(株)製) 32 重量部
(5)エチレングリコール 6 重量部
(6)水 31 重量部
以上の(1)〜(6)の成分を混合し、湿式粉砕機(ダイノ−ミル)を用いて粉砕して水性懸濁剤が得られる。
Claims (4)
- 請求項1のピラゾール系化合物若しくはその塩を有効成分として含有する除草剤。
- 請求項1のピラゾール系化合物若しくはその塩の除草有効量を、望ましくない植物又はそれが生育する場所に施用し、望ましくない植物を防除又はその生育を抑制する方法。
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