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JP5114391B2 - ジヒドロキナゾリン類の製造方法 - Google Patents

ジヒドロキナゾリン類の製造方法 Download PDF

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JP5114391B2 JP2008516173A JP2008516173A JP5114391B2 JP 5114391 B2 JP5114391 B2 JP 5114391B2 JP 2008516173 A JP2008516173 A JP 2008516173A JP 2008516173 A JP2008516173 A JP 2008516173A JP 5114391 B2 JP5114391 B2 JP 5114391B2
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Description

本発明は、医薬の製造に使用されるジヒドロキナゾリン類の製造方法に関する。
本発明に従う方法により製造される化合物は、WO04/072048およびWO04/096778に記載のように、特にサイトメガロウイルスに対する抗ウイルス剤としての使用に適する。
ジヒドロキナゾリン類の合成は、2−ハロゲノ置換アニリン(A)から出発し、ヘック(Heck)カップリングを利用してそれを2−アミノ桂皮酸誘導体(B)に変換して実施するとそれらに記載されている。四塩化炭素中でのトリフェニルホスフィンとの反応により、ホスフィンイミド(C)を製造し、続いて、それをイソシアネートと反応させ、トリフェニルホスフィンオキシドを放出させ、カルボジイミド(D)を得る。カルボジイミド(D)のアミンとの反応により、ジヒドロキナゾリンメチルエステル(E)が得られ、それをキラル相のクロマトグラフィーによりエナンチオマーに分離する。続いて、ジヒドロキナゾリン酸(F1)への加水分解を標準条件下で実施する。以下のスキーム1および2は、合成を例示説明する。
スキーム1:
Figure 0005114391
スキーム2:
Figure 0005114391
上記の反応工程は、工業的規模で実施すると、明確なリスクを含み、副生成物および化学量論的な量の有機廃棄物が生じる。ホスフィンイミド(C)およびカルボジイミド(D)を使用して、連続反応の間に高度に反応的な官能性を有する中間体が生じ、それは、かなりの程度に副生成物を生成させる。副生成物は、非常に面倒なクロマトグラフィー的精製によって、または、面倒な抽出方法によってのみ、分離できる。
さらに、式(C)の化合物の式(D)の化合物をもたらす反応の間に、トリフェニルホスフィンオキシドが化学量論的な量で生じ、それは、面倒な方法でクロマトグラフィー的に所望の生成物から分離される。工業的規模の化合物の合成におけるクロマトグラフィーは、時間がかかり、労力負荷が高く、比較的大量の溶媒を消費するので、特に不利である。
式(E)の化合物のエナンチオマーの分離は、キラル相のクロマトグラフィーによる面倒な方法で実施され、不要のRエナンチオマーが廃棄物として形成される。
本発明の目的は、式(I)のジヒドロキナゾリン、特に(S)−{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(2−メトキシ−5−トリフルオロメチルフェニル)−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}酢酸を製造するための、先行技術から知られている上記の工程の不利益が回避され、望まれないRエナンチオマーが廃棄物として形成されない、工業的に適用できる方法を利用可能にすることである。
この目的は、本発明によると以下の通りに達成される。以下のスキーム3および4は、個々の反応工程を例示説明する。
スキーム3:
Figure 0005114391
スキーム4:
Figure 0005114391
驚くべきことに、この度、本発明に従う方法により、即ち、2−ハロゲノ−置換アニリンのイソシアネートとの反応および続くアルキルアクリレート、好ましくはメチルアクリレートとのヘック反応により、式(I)の化合物を製造できること、および、かくして反応性中間体としてのホスフィンイミドおよびカルボジイミドまたは化学量論的な量のトリフェニルホスフィンオキシドの形成を回避できることが見出された。
加えて、驚くべきことに、中間体段階の化合物は結晶を形成し、クロマトグラフィーまたは抽出をせずに結晶化により精製でき、それによりこれらの工程の工業的適用が可能になることが見出された。
加えて、驚くべきことに、構造単位メチル{8−フルオロ−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−4−イル}アセテートは、オルト−パラ化(ortho-palladization)を利用して効率的に合成できることが見出された。ここで、N−(2−フルオロフェニル)−N'−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレアを、メチルアクリレートおよび酸化剤と酸の存在下で反応させ、メチル(2E)−3−{3−フルオロ−2−[({[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ}−カルボニル)アミノ]フェニル}アクリレートを得る。次いで、テトラヒドロキナゾリンへの閉環が塩基性反応条件下で続く。
加えて、驚くべきことに、アルキル{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート、好ましくはメチル{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテートは、(2S,3S)−2,3−ビス[(4−メチルベンゾイル)オキシ]コハク酸との結晶化によりエナンチオマーに分離できることが見出された。
加えて、驚くべきことに、アルキル{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート、好ましくはメチル{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテートのRエナンチオマーは、アルキルまたはメチルエステルを酸に加水分解した後、塩基性条件下でこれをラセミ化でき、再びエステル化した後、(2S,3S)−2,3−ビス[(4−メチルベンゾイル)−オキシ]コハク酸との結晶化により分離でき、それによりSエナンチオマーの総収量が増加することが見出された。
詳しくは、本発明に従う式(I)
Figure 0005114391
[式中、
Arはアリールを表し
{ここで、アリールは、1個ないし3個の置換基により置換されていてもよく、置換基は、相互に独立して、アルキル、アルコキシ、ホルミル、カルボキシル、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、トリフルオロメチル、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノ、アミノカルボニルおよびニトロからなる群から選択されるか
(ここで、アルキルは、1個ないし3個の置換基により置換されていてもよく、置換基は、相互に独立して、ハロゲン、アミノ、アルキルアミノ、ヒドロキシルおよびアリールからなる群から選択される)、
または、アリール上の置換基の2個は、それらが結合している炭素原子と一体となって、1,3−ジオキソラン、シクロペンタン環またはシクロヘキサン環を形成しており、それらから独立して存在することもある第3の置換基は、上述の群から選択される}、
は、水素、アミノ、アルキル、アルコキシ、アルキルアミノ、アルキルチオ、シアノ、ハロゲン、ニトロまたはトリフルオロメチルを表し、
は、水素、アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、シアノ、ハロゲン、ニトロまたはトリフルオロメチルを表し、
は、アミノ、アルキル、アルコキシ、アルキルアミノ、アルキルチオ、シアノ、ハロゲン、ニトロ、トリフルオロメチル、アルキルスルホニルまたはアルキルアミノスルホニルを表すか、
または、
ラジカルR、RおよびRの1個は、水素、アルキル、アルコキシ、シアノ、ハロゲン、ニトロまたはトリフルオロメチルを表し、他の2個は、それらが結合している炭素と一体となって、1,3−ジオキソラン、シクロペンタン環またはシクロヘキサン環を形成しており、
は、水素またはアルキルを表し、
は、水素またはアルキルを表すか、
または、
ピペラジン環中のラジカルRおよびRは、正反対にある炭素原子に結合しており、1個または2個のメチル基により置換されていることもあるメチレン架橋を形成しており、
は、水素、アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、ホルミル、カルボキシル、アミノカルボニル、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、トリフルオロメチル、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシルまたはニトロを表し、
は、水素、アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、ホルミル、カルボキシル、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、トリフルオロメチル、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシルまたはニトロを表し、
そして、
は、水素、アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、ホルミル、カルボキシル、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、トリフルオロメチル、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシルまたはニトロを表す]
の化合物の製造方法は、式(II)
Figure 0005114391
(式中、Ar、R、R、R、R、R、R、RおよびRは、上記の意味を有し、そして、
は、C−C−アルキルを表す)
の化合物のエステルの塩基または酸による加水分解を含む。
式(II)の化合物は、式(III)
Figure 0005114391
(式中、R、R、R、R、RおよびRは、上記の意味を有し、そして、
は、C−C−アルキルを表す)
の化合物を、塩基の存在下で、式(IV)
Figure 0005114391
(式中、Ar、RおよびRは、上記の意味を有する)
の化合物と反応させることにより製造できる。
式(III)の化合物は、式(V)
Figure 0005114391
(式中、R、R、R、R、RおよびRは、上記の意味を有し、そして、
は、C−C−アルキルを表す)
の化合物を、オキシ塩化リン、三塩化リンまたは五塩化リンと、塩基の存在下で反応させることにより製造できる。
式(V)の化合物は、式(VI)
Figure 0005114391
(式中、R、R、R、R、RおよびRは、上記の意味を有する)
の化合物を、式
Figure 0005114391
(式中、Rは、C−C−アルキルを表す)
の化合物と、パラジウム触媒および塩基の存在下で反応させることにより製造できる。
式(IV)、(VI)および(IX)の化合物は、それ自体が当業者に知られているか、または、文献からわかる常套の方法により製造できる。
代替的方法では、式(V)の化合物は、式(VII)
Figure 0005114391
(式中、R、R、R、R、RおよびRは、上記の意味を有する)
の化合物を、第1段階で、式(IX)の化合物と、酢酸中、パラジウム触媒、酸化剤および酸の存在下で反応させ、式(VIII)
Figure 0005114391
(式中、R、R、R、R、RおよびRは、上記の意味を有し、そして、
は、C−C−アルキルを表す)
の化合物を得、第2段階で、塩基と反応させ、式(V)の化合物を得ることにより製造できる。
式(VII)の化合物は、それ自体が当業者に知られているか、または、文献からわかる常套の方法により製造できる。
本発明の好ましい実施態様によると、この合成方法において、式(II)、(III)、(V)、(VIII)および(IX)の化合物中のラジカルRは、メチルを表す。
加えて、本発明は、式(III)
Figure 0005114391
(式中、R、R、R、R、RおよびRは、上記の意味を有し、そして、
は、C−C−アルキルを表す)
の化合物を含む。
がメチルを表す式(III)の化合物が好ましい。
加えて、本発明は、式(V)
Figure 0005114391
(式中、R、R、R、R、RおよびRは、上記の意味を有し、そして、
は、C−C−アルキルを表す)
の化合物を含む。
がメチルを表す式(V)の化合物が好ましい。
特に好ましい本発明の実施態様によると、式(I)の化合物は、以下の化合物である:
{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}酢酸
Figure 0005114391
特に好ましい本発明の実施態様によると、式(II)の化合物は、以下の化合物である:
メチル{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)−フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート
Figure 0005114391
特に好ましい本発明の実施態様によると、式(III)の化合物は、以下の化合物である:
メチル2−クロロ−8−フルオロ−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}−アセテート
Figure 0005114391
特に好ましい本発明の実施態様によると、式(IV)の化合物は、以下の化合物である:
1−(3−メトキシフェニル)ピペラジン
Figure 0005114391
特に好ましい本発明の実施態様によると、式(V)の化合物は、以下の化合物である:
メチル{8−フルオロ−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート
Figure 0005114391
特に好ましい本発明の実施態様によると、式(VI)の化合物は、以下の化合物である:
N−(2−ブロモ−6−フルオロフェニル)−N'−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
Figure 0005114391
特に好ましい本発明の実施態様によると、式(VII)の化合物は、以下の化合物である:
N−(2−フルオロフェニル)−N'−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
Figure 0005114391
特に好ましい本発明の実施態様によると、式(VIII)の化合物は、以下の化合物である:
メチル(2E)−3−{3−フルオロ−2−[({[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ}カルボニル)アミノ]−フェニル}アクリレート
Figure 0005114391
特に好ましい本発明の実施態様によると、式(IX)の化合物は、以下の化合物である:
メチルアクリレート
Figure 0005114391
式(II)の化合物の式(I)の化合物へのエステルの加水分解は、式(II)の化合物を、塩基と、不活性溶媒中、18℃ないし溶媒の還流の温度範囲で、好ましくは18ないし50℃で、特に好ましくは20ないし30℃で、常圧で、例えば、0.5ないし10時間、好ましくは1ないし5時間、反応させることにより実施する。
塩基は、例えば、水酸化ナトリウム、水酸化リチウムまたは水酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化物、または、炭酸セシウム、炭酸ナトリウムまたは炭酸カリウムなどのアルカリ金属炭酸塩、または、ナトリウムメトキシドもしくはカリウムメトキシドまたはナトリウムエトキシドもしくはカリウムエトキシドなどのアルコキシドであり、塩基は、水性溶液中に存在していることもある。
不活性溶媒は、例えば、1,2−ジメトキシエタン、ジオキサン、テトラヒドロフラン、グリコールジメチルエーテルまたはジエチレングリコールジメチルエーテルなどのエーテル類、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノールまたはtert−ブタノールなどのアルコール類、または、水、または、溶媒の混合物である。
水およびジオキサン中の水酸化ナトリウムが好ましい。
式(II)の化合物の式(I)の化合物へのエステルの加水分解は、式(II)の化合物を、溶媒中の酸と、水の存在下、18℃ないし溶媒の還流の温度範囲で、好ましくは18ないし50℃で、特に好ましくは20ないし30℃で、常圧で、例えば、0.5ないし48時間、好ましくは5ないし24時間、反応させることにより実施する。
溶媒中の酸は、例えば、ジオキサンまたはテトラヒドロフラン中の、塩酸、硫酸またはリン酸である。
ジオキサン中の塩酸が好ましい。
式(III)の化合物および式(IV)の化合物からの塩基の存在下での式(II)の化合物の合成は、不活性溶媒中、40℃ないし溶媒の還流の温度範囲で、好ましくは溶媒の還流下で、常圧で、例えば、5ないし48時間、好ましくは10ないし24時間実施する。
塩基は、例えば、ナトリウムアミド、リチウムビス(トリメチルシリル)アミドもしくはリチウムジイソプロピルアミドなどのアミド類、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(DBU)、1−(3−メトキシフェニル)ピペラジンもしくはトリエチルアミンなどのアミン塩基、または、カリウムtert−ブトキシドもしくは水素化ナトリウムなどの他の塩基である。
不活性溶媒は、例えば、クロロベンゼン、または、1,2−ジメトキシエタン、ジオキサン、グリコールジメチルエーテルもしくはジエチレングリコールジメチルエーテルなどのエーテル類である。
ジオキサン中のDBUが好ましい。
式(III)の化合物をもたらす式(V)の化合物の反応は、式(V)の化合物を、オキシ塩化リン、三塩化リンまたは五塩化リン(オキシ塩化リンが好ましい)と、塩基の存在下、不活性溶媒中、40℃ないし溶媒の還流の温度範囲で、好ましくは溶媒の還流下で、常圧で、例えば、5ないし48時間、好ましくは10ないし24時間反応させることにより実施する。
塩基は、例えば、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(DBU)、ピリジンもしくはトリエチルアミンなどのアミン類、または、ナトリウムアミド、リチウムビス(トリメチルシリル)アミドもしくはリチウムジイソプロピルアミドなどのアミド類、または、カリウムtert−ブトキシドなどの他の塩基である。
不活性溶媒は、例えば、ベンゼン、キシレン、トルエンまたはクロロベンゼンなどの炭化水素である。
クロロベンゼン中のDBUが好ましい。
式(V)の化合物をもたらす式(VI)の化合物の反応は、式(VI)の化合物を、式(IX)の化合物と、パラジウム触媒および塩基の存在下、不活性溶媒中、40℃ないし溶媒の還流の温度範囲で、好ましくは溶媒の還流下で、常圧で、例えば、5ないし48時間、好ましくは10ないし24時間反応させることにより実施する。
パラジウム触媒は、例えば、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)クロリド、テトラキス−(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)、ビス(トリス(o−トリル)ホスフィノ)パラジウム(II)クロリドであるか、または、ビス(アセトニトリル)ジクロロパラジウムもしくはパラジウム(II)アセテートおよび配位子、例えば、トリス(o−トリル)ホスフィン、トリフェニルホスフィンもしくはジフェニルホスフィノフェロセンから製造されるパラジウム触媒である。
塩基は、例えば、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(DBU)、トリエチルアミンまたはジイソプロピルエチルアミンである。
不活性溶媒は、例えば、1,2−ジメトキシエタン、ジオキサン、グリコールジメチルエーテルもしくはジエチレングリコールジメチルエーテルなどのエーテル類、ベンゼン、キシレンもしくはトルエンなどの炭化水素類、または、イソブチロニトリル、アセトニトリル、ニトロベンゼン、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシドもしくはN−メチルピロリドンなどの他の溶媒である。
イソブチロニトリル中の、ビス(アセトニトリル)ジクロロパラジウムおよびトリス(o−トリル)ホスフィンから製造されるパラジウム触媒並びにトリエチルアミンが好ましい。
式(VIII)の化合物をもたらす式(VII)の化合物の反応は、式(VII)の化合物を、式(IX)の化合物と、酢酸中、パラジウム触媒、酸化剤および酸の存在下、0℃ないし50℃の温度範囲で、好ましくは室温で、常圧で、例えば、5ないし48時間、好ましくは10ないし24時間反応させることにより実施する。
パラジウム触媒は、例えば、塩化パラジウム(II)、パラジウム(II)アセチルアセトナト、酢酸パラジウム(II)またはテトラクロロパラジウム酸ナトリウムなどのパラジウム塩である;酢酸パラジウム(II)が好ましい。
酸化剤は、例えば、p−ベンゾキノン、または、例えば、過酸化水素、tert−ブチルヒドロペルオキシドまたはナトリウムペルボレートなどのペルオキシド類、または、三酸化硫黄ピリジン錯体、二酸化マンガン、2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノ−p−ベンゾキノン(DDQ)、ペルオキソ二硫酸ナトリウムまたはオレウム(発煙硫酸)である;p−ベンゾキノン、ペルオキソ二硫酸ナトリウムまたはオレウム(発煙硫酸)が好ましく、オレウムが特に好ましい。
酸は、例えば、メタンスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸または置換ベンゼンスルホン酸、例えば、4−メチルベンゼンスルホン酸、4−クロロベンゼン−スルホン酸または4−ニトロベンゼンスルホン酸、または、オレウムの形態の濃硫酸である;トリフルオロメタンスルホン酸またはオレウムの形態の硫酸が好ましく、オレウムが特に好ましい。
式(V)の化合物をもたらす式(VIII)の化合物の反応は、式(VIII)の化合物を、塩基と、不活性溶媒中、40℃ないし溶媒の還流の温度範囲で、好ましくは溶媒の還流下で、常圧で、例えば、1ないし48時間、好ましくは2ないし14時間反応させることにより実施する。
塩基は、例えば、炭酸セシウム、炭酸ナトリウムもしくは炭酸カリウムなどのアルカリ金属炭酸塩、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(DBU)、トリエチルアミンまたはジイソプロピルエチルアミンである;炭酸カリウムまたはDBUが好ましい。
不活性溶媒は、例えば、1,2−ジメトキシエタン、ジオキサン、グリコールジメチルエーテルもしくはジエチレングリコールジメチルエーテルなどのエーテル類、または、ベンゼン、キシレンもしくはトルエンなどの炭化水素類、または、アセトンもしくはメチルイソブチルケトン(MIBK)などのケトン類、または、イソブチロニトリル、アセトニトリル、クロロベンゼン、ニトロベンゼン、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、N−メチルピロリドンもしくはテトラヒドロチオフェン1,1−ジオキシド(スルホラン)などの他の溶媒である;アセトンが好ましい。
加えて、本発明は、(C−C)−アルキル{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテートのエナンチオマーの分離および(C−C)−アルキル(S)−{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテートの単離の方法を含み、これらは、ラセミのエステルを(2S,3S)−2,3−ビス[(4−メチルベンゾイル)オキシ]コハク酸を用いて結晶化することを特徴とする。結晶化は、0ないし25℃の温度範囲で、酢酸エチル中で実施する。Sエナンチオマーの塩が溶液から最初に沈殿する。
メチル{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテートのエナンチオマーの分離およびメチル(S)−{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)−フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテートの単離の方法が好ましく、これらは、ラセミのエステルを(2S,3S)−2,3−ビス[(4−メチルベンゾイル)オキシ]コハク酸を用いて結晶化することを特徴とする。結晶化は、0ないし25℃の温度範囲で、酢酸エチル中で実施する。Sエナンチオマーの塩が溶液から最初に沈殿する。
加えて、本発明は、(C−C)−アルキル(S)−{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)−フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート(2S,3S)−2,3−ビス[(4−メチルベンゾイル)オキシ]コハク酸塩を含む。
加えて、本発明は、メチル(S)−{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)−フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート−(2S,3S)−2,3ビス[(4−メチルベンゾイル)オキシ]コハク酸塩を含む。
加えて、本発明は、(C−C)−アルキル(R)−{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテートのラセミ化の方法を含み、これは、
第1段階で、該アルキルエステルを酸に加水分解し、
第2段階で、該酸を、ナトリウムメトキシドまたはナトリウムエトキシドを使用してラセミ化し、そして、
第3段階で、該酸を再度反応させ、アルキルエステルを得る、
ことを特徴とする。
メチル(R)−{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテートのラセミ化の方法が好ましく、これは、
第1段階で、該メチルエステルを酸に加水分解し、
第2段階で、該酸を、ナトリウムメトキシドまたはナトリウムエトキシドを使用してラセミ化し、そして、
第3段階で、該酸を再度反応させ、メチルエステルを得る、
ことを特徴とする。
第1段階の酸または塩基を使用する加水分解は、式(I)の化合物をもたらす式(II)の化合物のエステルの加水分解と同じ反応条件下で実施する。
第2段階のラセミ化は、その酸を、ナトリウムメトキシドまたはナトリウムエトキシドと共に、好ましくは少なくとも2当量の塩基を使用し、ナトリウムメトキシドまたはナトリウムエトキシドを場合によりアルコール性溶液中で用い、還流下の溶媒中、常圧で、例えば36ないし72時間、好ましくは50ないし70時間加熱することにより実施する。
溶媒は、例えば、1,2−ジメトキシエタン、ジオキサン、グリコールジメチルエーテルもしくはジエチレングリコールジメチルエーテルなどのエーテル類、ベンゼン、キシレンもしくはトルエンなどの炭化水素類、または、イソブチロニトリル、アセトニトリルもしくはジメチルスルホキシドなどの他の溶媒である;アセトニトリルが好ましい。
第3段階のエステル化は、例えば、酸をメタノールまたは他のアルコール中の硫酸と、還流下、常圧で、例えば、12ないし48時間、好ましくは20ないし30時間反応させることにより実施する。
加えて、本発明は、(C−C)−アルキル(R)−{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテートのラセミ化の方法を含み、これは、該アルキルエステルを、不活性溶媒中で塩基と反応させることを特徴とする。
メチル(R)−{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテートのラセミ化の方法が好ましく、これは、該メチルエステルを、不活性溶媒中で塩基と反応させることを特徴とする。
この反応は、40℃ないし溶媒の還流の温度範囲で、好ましくは溶媒の還流下で、常圧で、例えば、5ないし48時間、好ましくは12ないし24時間実施する。
塩基は、例えば、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(DBU)またはテトラメチルグアニジンなどの有機窒素塩基である;DBUが好ましい。
不活性溶媒は、例えば、ベンゼン、キシレンもしくはトルエンなどの炭化水素類、または、イソブチロニトリルなどの他の溶媒である;イソブチロニトリルが好ましい。
本発明に従う方法に関して記載する化合物は、それらの塩、溶媒和物または塩の溶媒和物の形態で存在することもできる。
本発明に従う方法に関して記載する化合物は、それらの構造次第で、立体異性体(エナンチオマー、ジアステレオマー)で存在できる。従って、本発明に従う方法は、これらのエナンチオマーまたはジアステレオマーおよびそれらの各々の混合物の製造および使用も含む。立体異性的に均一な成分は、このタイプのエナンチオマーおよび/またはジアステレオマーから、当業者に知られている方法で単離できる。
本発明に従う方法に関して記載する化合物は、それらの構造次第で、それらの互変異性体の形態で存在することもできる。
本発明に関して、好ましいは、本発明に従う方法で使用および製造する化合物の生理的に許容し得る塩である。
本発明に従う方法で使用および製造する化合物の生理的に許容し得る塩は、鉱酸、カルボン酸およびスルホン酸の酸付加塩、例えば、塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、トルエンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、ナフタレンジスルホン酸、酢酸、プロピオン酸、乳酸、酒石酸、リンゴ酸、クエン酸、フマル酸、マレイン酸および安息香酸の塩を含む。
本発明に従う方法で使用および製造する化合物の生理的に許容し得る塩は、また、常套の塩基の塩、例えば、そして好ましくは、アルカリ金属塩(例えばナトリウム塩およびカリウム塩)、アルカリ土類金属塩(例えばカルシウム塩およびマグネシウム塩)および、アンモニアまたは1個ないし16個のC原子を有する有機アミン(例えば、そして好ましくは、エチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、エチルジイソプロピルアミン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、ジシクロヘキシルアミン、ジメチルアミノエタノール、プロカイン、ジベンジルアミン、N−メチルモルホリン、ジヒドロアビエチルアミン、アルギニン、リジン、エチレンジアミンおよびメチルピペリジン)から誘導されるアンモニウム塩も含まれる。
本発明に関して、溶媒和物は、固体または液体状態で溶媒分子との配位により錯体を形成している、本発明に従う方法で使用および製造される化合物の形態と指定される。水和物は、配位が水と起こる溶媒和物の特別な形態である。
本発明に関して、ラセミ様とは、化合物がエナンチオマー的に純粋な形態で存在しない、即ち、化合物が(S)および(R)エナンチオマーの混合物として存在することを意味する。ここで、(S)エナンチオマーの(R)エナンチオマーに対する比は変動し得る。1:1の(S)エナンチオマーと(R)エナンチオマーの混合物が好ましい。
本発明に関して、置換基は、断りのない限り以下の意味を有する:
アルキル自体、並びに、アルコキシ、アルキルアミノ、アルキルチオ、アルキルカルボニル、アルキルスルホニル、アルコキシカルボニルおよびアルキルアミノスルホニル中の「アルコ(alk)」および「アルキル」は、通常1個ないし6個(「C−C−アルキル」)、好ましくは1個ないし4個、特に好ましくは1個ないし3個の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖のアルキルラジカル、例えば、そして好ましくは、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、tert−ブチル、n−ペンチルおよびn−ヘキシルを表す。
アルコキシは、例えば、そして好ましくは、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、tert−ブトキシ、n−ペントキシおよびn−ヘキソキシを表す。
アルキルアミノは、1個または2個の(相互に独立して選択される)アルキル置換基を有するアルキルアミノラジカル、例えば、そして好ましくは、メチルアミノ、エチルアミノ、n−プロピルアミノ、イソプロピルアミノ、tert−ブチルアミノ、n−ペンチルアミノ、n−ヘキシルアミノ、N,N−ジメチルアミノ、N,N−ジエチルアミノ、N−エチル−N−メチルアミノ、N−メチル−N−n−プロピルアミノ、N−イソプロピル−N−n−プロピルアミノ、N−t−ブチル−N−メチルアミノ、N−エチル−N−n−ペンチルアミノおよびN−n−ヘキシル−N−メチルアミノを表す。C−C−アルキルアミノは、例えば、1個ないし3個の炭素原子を有するモノアルキルアミノラジカルまたはアルキル置換基毎に各々1個ないし3個の炭素原子を有するジアルキルアミノラジカルを表す。
アルキルチオは、例えば、そして好ましくは、メチルチオ、エチルチオ、n−プロピルチオ、イソプロピルチオ、tert−ブチルチオ、n−ペンチルチオおよびn−ヘキシルチオを表す。
アルキルカルボニルは、例えば、そして好ましくは、メチルカルボニル、エチルカルボニル、n−プロピルカルボニル、イソプロピルカルボニル、tert−ブチルカルボニル、n−ペンチルカルボニルおよびn−ヘキシルカルボニルを表す。
アルキルスルホニルは、例えば、そして好ましくは、メチルスルホニル、エチルスルホニル、n−プロピルスルホニル、イソプロピルスルホニル、tert−ブチルスルホニル、n−ペンチルスルホニルおよびn−ヘキシルスルホニルを表す。
アルコキシカルボニルは、例えば、そして好ましくは、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、n−プロポキシカルボニル、イソプロポキシカルボニル、tert−ブトキシカルボニル、n−ペントキシカルボニルおよびn−ヘキソキシカルボニルを表す。
アルキルアミノスルホニルは、1個または2個の(相互に独立して選択される)アルキル置換基を有するアルキルアミノスルホニルラジカル、例えば、そして好ましくは、メチルアミノスルホニル、エチルアミノスルホニル、n−プロピルアミノスルホニル、イソプロピルアミノスルホニル、tert−ブチルアミノスルホニル、n−ペンチルアミノスルホニル、n−ヘキシルアミノスルホニル、N,N−ジメチルアミノスルホニル、N,N−ジエチルアミノスルホニル、N−エチル−N−メチルアミノスルホニル、N−メチル−N−n−プロピルアミノスルホニル、N−イソプロピル−N−n−プロピルアミノスルホニル、N−tert−ブチル−N−メチルアミノ−スルホニル、N−エチル−N−n−ペンチルアミノスルホニルおよびN−n−ヘキシル−N−メチルアミノスルホニルを表す。C−C−アルキルアミノスルホニルは、例えば、1個ないし3個の炭素原子を有するモノアルキルアミノスルホニルラジカルまたはアルキル置換基毎に各々1個ないし3個の炭素原子を有するジアルキルアミノスルホニルラジカルを表す。
アリールは、通常6個ないし10個の炭素原子を有する単環式または二環式の芳香族性炭素環式ラジカル;例えば、そして好ましくは、フェニルおよびナフチルを表す。
ハロゲンは、フッ素、塩素、臭素およびヨウ素を表す。
本発明を、非限定的な好ましい実施例および比較例を利用して、下記に説明する。断りのない限り、全ての量的データは重量パーセントに関するものである。
実施例
略号索引:


















Figure 0005114391
一般方法HPLC:
方法1(HPLC):装置:多重波長検出を有する HP 1050;カラム:Phenomenex-Prodigy ODS (3) 100A, 150 mm x 3 mm, 3 μm;溶離剤A:(KHPO1.0g+HPO1.0ml)/水1l、溶離剤B:アセトニトリル;グラジエント:0分10%B、25分80%B、35分80%B;流速:0.5ml/分;温度:45℃;UV検出:210nm。
方法2(HPLC):装置:可変波長検出を有する HP 1050;カラム:Chiral AD-H, 250 mm x 4.6 mm, 5 μm;溶離剤A:n−へプタン+0.2%ジエチルアミン、溶離剤B:イソプロパノール+0.2%ジエチルアミン;グラジエント:0分12.5%B、30分12.5%B;流速:1ml/分;温度:25℃;UV検出:250nm。
Sエナンチオマーには正のe.e.値が示され、Rエナンチオマーには負の値が示される。
方法3(HPLC):装置:可変波長検出を有する HP 1050;カラム:キラル AD-H, 250 mm x 4.6 mm, 5 μm;溶離剤A:n−へプタン+0.2%ジエチルアミン、溶離剤B:イソプロパノール+0.2%ジエチルアミン;グラジエント:0分25%B、15分25%B;流速:1ml/分;温度:30℃;UV検出:250nm。
Sエナンチオマーには正のe.e.値が示され、Rエナンチオマーには負の値が示される。
方法4(HPLC):装置:可変波長検出を有する HP 1100;カラム:Phenomenex-Prodigy C8, 150 mm x 3 mm, 5 μm;溶離剤A:(KHPO1.36g+85%強度HPO1.15g)/水1l、溶離剤B:アセトニトリル;グラジエント:0分10%B、20分80%B、30分80%B;流速:0.5ml/分;温度:40℃;UV検出:210nm。
示す収量は、含量に関して補正していない。
スキーム5:
{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)−フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}酢酸の合成
Figure 0005114391
実施例1
N−(2−ブロモ−6−フルオロフェニル)−N'−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
Figure 0005114391
2−メトキシ−5−トリフルオロメチルフェニルイソシアネート(274.3g)を、アセトニトリル(1l)に溶解し、次いで、2−ブロモ−6−フルオロアニリン(200g)を添加し、アセトニトリル(50ml)ですすぐ。得られる透明な溶液を還流(約85℃)下で38時間撹拌し、次いで真空で、40℃で、粘稠な流体に濃縮する。これを吸引濾過し、アセトニトリル(260ml、0−5℃に冷却)で洗浄し、終夜45℃でVDO中にて、窒素を通気しながら乾燥する。全部で424.3gのN−(2−ブロモ−6−フルオロフェニル)−N'−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレアを固体として得る。これは、理論値の99.2%に相当する。
1H NMR (300 MHz, d6-DMSO): δ = 8.93 (s, 1H), 8.84 (s, 1H), 8.52 (d, 3J = 2,3, 2H), 7.55 (d, 2J = 7.7, 1H), 7.38-7.26 (m, 3H), 7.22 (d, 2J = 8.5, 1H), 4.00 (s, 3H) ppm;
MS(API−ES−pos.):m/z=409[(M+H),100%];
HPLC(方法1):R=22.4および30.6分
実施例2
N−(2−ブロモ−6−フルオロフェニル)−N'−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア(代替的合成法)
2−メトキシ−5−トリフルオロメチルフェニルイソシアネート(1.19kg)を約35℃で溶融し、アセトニトリル(4.2l)に溶解し、次いで2−ブロモ−6−フルオロアニリン(870g)を添加し、アセトニトリル(380ml)ですすぐ。得られる透明な溶液を74−88℃で45時間撹拌し、次いで真空で(200mbar)、50℃で濃縮し、粘稠な流体を得る(留出量4.4l)。これを室温でジイソプロピルエーテル(1.5l)を用いて希釈し、吸引濾過し、ジイソプロピルエーテル(1.15l)で洗浄し、45℃で、VDO中、窒素を通気しながら、恒量まで乾燥する(24時間)。全部で1.63kgのN−(2−ブロモ−6−フルオロフェニル)−N'−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレアを固体として得る。これは、理論値の87.5%に相当する。
HPLC(方法1):R=22.6および30.8分
実施例3
メチル{8−フルオロ−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート
Figure 0005114391
N−(2−ブロモ−6−フルオロフェニル)−N'−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア(300g)を、イソブチロニトリル(1.2l)に窒素雰囲気下で懸濁し、次いでトリエチルアミン(210ml)、ビス(アセトニトリル)ジクロロパラジウム(7.5g)、トリス−(o−トリル)ホスフィン(18.0g)およびメチルアクリレート(210ml)をこの順で添加する。得られる懸濁液を還流下(約102℃)で16時間撹拌し、次いで室温に冷却する。水(1.2l)を添加し、混合物を室温で1時間撹拌し、次いで吸引濾過し、水/メタノール(1:1、300ml)およびアセトニトリル(100ml)で洗浄する。残渣を終夜45℃でVDO中にて窒素を通気しながら乾燥する。全部で208gのメチル{8−フルオロ−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−4−イル}アセテートを固体として得る。これは、理論値の68.5%に相当する。
1H NMR (300 MHz, d6-DMSO): δ = 9.73 (s, 1H), 7.72 (d, 2J = 7.3, 1H), 7.71 (s, 1H), 7.33 (d, 2J = 9.3, 1H), 7.15 (dd, 2J = 9.6, 2J = 8.6, 1H), 7.01 (d, 2J = 7.3, 1H), 6.99-6.94 (m, 1H), 5.16 (t, 2J = 5.9, 1H), 3.84 (s, 3H), 3.41 (s, 3H), 2.81 (dd, 2J = 15.4, 2J = 5.8, 1H) , 2.62 (dd, 2J = 15.4, 2J = 6.3, 1H) ppm;
MS(API−ES−pos.):m/z=413[(M+H),100%],825[(2M+H),14%];
HPLC(方法1):R=19.3分;Pd(ICP):16000ppm.
実施例4
メチル{8−フルオロ−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート(代替的合成法)
N−(2−ブロモ−6−フルオロフェニル)−N'−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア(2.5kg)を窒素雰囲気下でイソブチロニトリルに懸濁し(9l)、次いでトリエチルアミン(1.31kg)、ビス(アセトニトリル)ジクロロパラジウム(64.9g)、トリス(o−トリル)ホスフィン(149g)およびメチルアクリレート(1.59kg)をこの順で添加する。得られる懸濁液を90−100℃で22時間撹拌し、次いで室温に冷却する。水(9l)を添加し、混合物を室温で1時間撹拌し、次いで固体を吸引濾過し、水/メタノール(1:1、2.5l)およびアセトニトリル(850ml)で洗浄する。残渣を終夜45℃でVDO中にて、恒量まで(21時間)、窒素を通気しながら乾燥する。全部で1.90kgのメチル{8−フルオロ−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−4−イル}アセテートを固体として得る。これは、理論値の74.9%に相当する。
HPLC(方法1):R=19.4分
実施例5
メチル{2−クロロ−8−フルオロ−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート/塩素化
Figure 0005114391
クロロベンゼン14.8l中のメチル{8−フルオロ−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート2.84kgの溶液を還流に加熱し、水が分離しなくなるまで溶媒を留去する。混合物を120℃に冷却する。オキシ塩化リン3.17kgを10分間かけて添加し、続いてさらに10分間の内にDBU2.10kgを添加する。混合物を還流で9時間加熱する。
後処理に、それを40℃に冷却し、終夜撹拌し、容器の内容物を、事前に40℃に調節しておいた水11.4lに添加する。添加の間に、内部温度40−45℃を維持すべきである。混合物を室温に冷却させ、ジクロロメタン11.4lを添加し、Seitz フィルタープレートを通して混合物を濾過し、相を分離する。有機相を、水11.4l、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液11.4l、そして再度水11.4lで洗浄する。有機相を真空でロータリーエバポレーター中にて濃縮し、残る残渣(2.90kg)をさらに処理せずに次の段階に用いる。
1H NMR (300 MHz, d6-DMSO): δ = 7.93-7.82 (m, 2H), 7.38 (d, 2J = 8.9, 1H), 7.17 (m, 2H), 6.97-6.91 (m, 1H), 5.45 and 5.29 (m and t, 2J = 5.4, 1H), 3.91 and 3.84 (2s, 3H), 3.48 (s, 3H), 3.0-2.6 (m, 2H) ppm;
MS(CI,NH):m/z=431[(M+H),100%];
HPLC(方法1):R=23.5分;典型的なPd値(ICP):170ppm.
実施例6
メチル{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート/アミノ化
Figure 0005114391
メチル{2−クロロ−8−フルオロ−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート(52.5g)を1,4−ジオキサン(100ml)に溶解し、3−メトキシフェニルピペラジン(25.8g)およびDBU(20.4g)を室温で添加すると、温度は上昇する。混合物を還流下で22時間撹拌し、次いで室温に冷却し、酢酸エチル(500ml)および水(200ml)で希釈し、相を分離する。有機相を0.2N塩酸(3回100ml)および水(200ml)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、ロータリーエバポレーター中で濃縮する。全部で62.5gのメチル{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテートを泡状固体として得る。これを粗生成物としてさらに精製せずに反応させる。
HPLC(方法1):R=16.6分
実施例7
メチル{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート/ワンポット塩素化+アミノ化
メチル{8−フルオロ−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート(50.0g)を、先ず、クロロベンゼン(300ml)に導入し、次いでクロロベンゼンを部分的に留去する(50ml)。混合物を120℃に冷却し、DBU(36.9g)を添加し、次いでオキシ塩化リン(33.4ml)を120−128℃で10分間かけて量り入れる。混合物を還流(約130℃)下で9時間撹拌する。続いて、それを40℃に冷却し、ゆっくりと水(200ml)で40−45℃にて処理し、室温に冷却し、ジクロロメタン(200ml)で希釈し、撹拌しながら抽出し、次いで相を分離する。有機相を水(200ml)、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(200ml)および再度水(200ml)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、ロータリーエバポレーター中で濃縮し、次いで50℃で高真空中にて乾燥する。残渣(48.1g)をクロロベンゼン(20ml)に溶解し、次いで溶液を1,4−ジオキサン(80ml)で希釈し、3−メトキシフェニルピペラジン(23.6g)およびDBU(18.7g)を室温で添加すると、温度は上昇する。混合物を還流下で22時間撹拌し、次いで室温に冷却し、酢酸エチル(500ml)および水(200ml)で希釈し、相を分離する。有機相を0.2N塩酸(3回、100ml)および水(200ml)で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、ロータリーエバポレーター中で濃縮する。全部で55.6gのメチル{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテートを凝固した泡状物として得、それをさらに精製せずに粗生成物として反応させる。
HPLC(方法1):R=16.2分
実施例8
(±)−{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(2−メトキシ−5−トリフルオロメチルフェニル)−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}酢酸/ラセミ体の加水分解
Figure 0005114391
メチル{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート(64g)を、1,4−ジオキサン(450ml)および1N水酸化ナトリウム溶液(325ml)に溶解し、室温で2時間撹拌し、次いでいくらかの溶媒を、30℃で、真空で留去する(400ml)。続いて、トルエン(300ml)を添加し、相を分離する。水相をトルエンで洗浄し(2回150ml)、次いで合わせた有機相を再度1N水酸化ナトリウム溶液(50ml)で抽出する。合わせた水相のpHを2N塩酸(約150ml)で7.5に調節し、次いでMIBK(150ml)を添加する。相を分離し、水相をMIBK(150ml)で再度抽出し、次いで合わせたMIBK相を硫酸ナトリウムで乾燥し、45℃で濃縮する。全部で64gの(±)−{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(2−メトキシ−5−トリフルオロメチルフェニル)−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}酢酸を定量的収量で無定形固体として得る。
HPLC(方法1):R=14.9分
スキーム6:
メチル{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテートのエナンチオマーの分離
Figure 0005114391
実施例9
(2S,3S)−2,3−ビス[(4−メチルベンゾイル)オキシ]コハク酸−メチル{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート(1:1−塩)/結晶化
Figure 0005114391
メチル{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート(62.5g、粗生成物)を、酢酸エチル(495ml)に溶解し、濾過する。(2S,3S)−2,3−ビス[(4−メチルベンゾイル)オキシ]コハク酸(42.0g)を濾液に添加し、混合物を室温で30分間撹拌し、次いで、(2S,3S)−2,3−ビス[(4−メチルベンゾイル)オキシ]−コハク酸−メチル{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート(1:1塩)(165mg)を播き、室温で3日間撹拌し、続いて0−3℃に冷却し、さらに3時間撹拌する。懸濁液を吸引濾過し、冷たい酢酸エチル(0−10℃、35ml)で洗浄する。結晶を、40℃で、18時間、VDO中、窒素を通気しながら乾燥する。かくして全部で37.1gの塩を固体として得る。これは、ラセミ体を基準として3段階(塩素化、アミノ化および結晶化)を通しての理論値の30.4%に、または、得られるSエナンチオマーを基準として60.8%に相当する。
1H NMR (300 MHz, d6-DMSO): δ = 7.90 (d, 2J = 7.8, 4H), 7.56 (d, 2J = 8.3, 1H), 7.40 (d, 2J = 7.8, 4H), 7.28-7.05 (m, 4H), 6.91-6.86 (m, 2H), 6.45 (d, 2J = 8.3, 1H), 6.39-6.36 (m, 2H), 5.82 (s, 2H), 4.94 (m, 1H), 4.03 (q, 2J = 7.1, 2H), 3.83 (brs, 3H), 3.69 (s, 3H), 3.64 (s, 3H), 3.47-3.36 (m, 8H および 水, 2H), 2.98-2.81 (m. 5H), 2.58-2.52 (m, 1H), 2.41 (s, 6H), 1.99 (s, 3H), 1.18 (t, 2J = 7.2, 3H) ppm;
HPLC(方法1):R=16.6および18.5分
実施例10
(2S,3S)−2,3−ビス[(4−メチルベンゾイル)オキシ]コハク酸−メチル{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート(1:1塩)/再結晶
(2S,3S)−2,3−ビス[(4−メチルベンゾイル)オキシ]コハク酸−メチル{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート(1:1塩)(36.8g)を、酢酸エチル(370ml)に懸濁し、還流(77℃)に加熱することにより溶解する。混合物をゆっくりと室温に冷却する。この過程で、自然晶出が起こる。懸濁液を室温で16時間撹拌し、続いて0−5℃に冷却し、さらに3時間撹拌する。懸濁液を吸引濾過し、冷たい酢酸エチル(0−10℃、2回、15ml)で洗浄する。結晶を、45℃で、18時間、VDO中、窒素を通気しながら乾燥する。かくして全部で33.6gの塩を固体として得る。これは、理論値の91.3%に相当する。
HPLC(方法1):R=16.9および18.8分;
HPLC(方法3):99.9%e.e.
実施例11
(S)−{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(2−メトキシ−5−トリフルオロメチルフェニル)−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}酢酸
Figure 0005114391
(2S,3S)−2,3−ビス[(4−メチルベンゾイル)オキシ]コハク酸−メチル{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート(1:1塩)(10.1g、14ppmのPdを含有する)を、酢酸エチル(100ml)に懸濁し、飽和水性重炭酸ナトリウム溶液(100ml)で両相が透明になるまで震盪する。相を分離し、有機相をロータリーエバポレーター中で濃縮する。残渣を1,4−ジオキサン(100ml)および1N水酸化ナトリウム溶液(31.2ml)に溶解し、室温で3時間撹拌する。続いて、1N塩酸(約17ml)を使用してpHを7.5に調節し、MIBK(80ml)を添加し、次いで、1N塩酸(約2ml)を使用してpHを7.0に再調節する。相を分離し、有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮する。残渣をエタノール(40ml)に溶解し、濃縮し、次いで、エタノール(40ml)に再度溶解し、濃縮し、50℃で高真空中にて乾燥する。凝固した泡状物を45℃で18時間、VDO中、窒素を通気しながら乾燥する。全部で5.05gの(S)−{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(2−メトキシ−5−トリフルオロメチルフェニル)−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}酢酸を無定形固体として得、これは、理論値の85.0%に相当する。
1H NMR (300 MHz, d6-DMSO): δ = 7.53 (d, 2J = 8.4, 1H), 7.41 (brs, 1H), 7.22 (d, 2J = 8.5, 1H), 7.09-7.01 (m, 2H), 6.86 (m, 2H), 6.45 (dd, 2J = 8.2, 3J = 1.8, 1H), 6.39-6.34 (m, 2H), 4.87 (t, 2J = 7.3, 1H), 3.79 (brs, 3H), 3.68 (s, 3H), 3.50-3.38 (m, 4H), 2.96-2.75 (m, 5H), 2.45-2.40 (m, 1H) ppm;
MS(API−ES−neg.):m/z=571[(M−H),100%];
HPLC(方法1):R=15.1分;
HPLC(方法2):99.8%e.e.;Pd(ICP):<1ppm
実施例12
(2R,3R)−2,3−ビス[(4−メチルベンゾイル)オキシ]コハク酸−メチル{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート(1:1塩)/母液からのR異性体の結晶化
Figure 0005114391
279gの規模の(2S,3S)−2,3−ビス[(4−メチルベンゾイル)オキシ]コハク酸−メチル{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)−フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート(1:1塩)の結晶化からの母液を、飽和重炭酸ナトリウム水溶液(1.5l)と共に震盪し、相を分離し、有機相を半飽和重炭酸ナトリウム水溶液(1.5l)と共に震盪する。相を分離し、有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、ロータリーエバポレーター中で濃縮する。残渣(188.4g)を酢酸エチル(1.57l)に溶解し、次いで(2R,3R)−2,3−ビス[(4−メチルベンゾイル)オキシ]コハク酸(121.7g)を添加し、混合物を室温で10分間撹拌する。続いて、それに(2R,3R)−2,3−ビス[(4−メチルベンゾイル)オキシ]コハク酸−メチル{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート(1:1塩)(0.38g)を播き、室温で18時間撹拌し、続いて0−3℃に冷却し、さらに3時間撹拌する。懸濁液を吸引濾過し、冷たい酢酸エチル(0−10℃、500ml)で洗浄する。結晶を40℃で18時間、VDO中、窒素を通気しながら乾燥する。かくして全部で160gの塩を固体として得る。
HPLC(方法1):R=16.6および18.5分;
HPLC(方法3):−99.0%e.e.
実施例13
(R)−{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(2−メトキシ−5−トリフルオロメチルフェニル)−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}酢酸/R異性体の製造
Figure 0005114391
(2R,3R)−2,3−ビス[(4−メチルベンゾイル)オキシ]コハク酸−メチル{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート(1:1塩)(170g)を酢酸エチル(850ml)に懸濁し、飽和水性重炭酸ナトリウム溶液(850ml)と共に、両相が透明になるまで(約5分間)震盪する。相を分離し、有機相の溶媒を、常圧で1,4−ジオキサンにより99℃までの最終温度で置き換える(全部で2.55lの溶媒を留去し、1,4−ジオキサン2.55lを少しずつ用いる)。混合物を室温に冷却し、室温で18時間、1N水酸化ナトリウム溶液(525ml)と共に撹拌する。続いて、濃塩酸(約35ml)を使用してpHを7.5に調節し、MIBK(850ml)を添加し、次いで、濃塩酸(約10ml)を使用してpHを7.0に再調節する。相を分離し、有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮する。残渣をエタノール(350ml)に溶解し、濃縮し、次いで再度エタノール(350ml)に溶解し、50℃で濃縮する。かくして、全部で91.6gの(R)−{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(2−メトキシ−5−トリフルオロメチルフェニル)−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}酢酸を無定形固体として得る。これは、理論値の91.6%に相当する。
HPLC(方法1):R=14.8分
実施例14
{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(2−メトキシ−5−トリフルオロメチルフェニル)−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}酢酸/Rエナンチオマーのラセミ化
(R)−{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(2−メトキシ−5−トリフルオロメチルフェニル)−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}酢酸(50g)をアセトニトリル(500ml)に溶解し、ナトリウムメトキシド(30%強度、メタノール中、32.4ml)で処理し、次いで、還流下で60時間撹拌する。室温に冷却後、混合物を真空で2分の1に濃縮し、次いで、塩酸(20%強度、約20ml)を使用してそれをpH7.5に調節し、MIBK(200ml)を添加し、塩酸(20%強度)を使用してそれをpH7に再調節する。相を分離し、有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、ロータリーエバポレーターで濃縮し、泡状固体を得る。残渣をエタノール(150ml)に溶解し、濃縮し、次いで再度エタノール(150ml)に溶解し、濃縮する。かくして、全部で54.2gの(±)−{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(2−メトキシ−5−トリフルオロメチルフェニル)−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}酢酸を定量的収量で無定形固体として得る。
HPLC(方法1):R=14.9分;
HPLC(方法4):80.8重量%
実施例15
メチル{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート/ラセミ体のエステル化
(±)−{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(2−メトキシ−5−トリフルオロメチルフェニル)−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}酢酸(54g)を、メタノール(540g)に溶解し、次いで、濃硫酸(7.85ml)を添加する。混合物を還流下で26時間撹拌し、次いで冷却し、真空で元の体積の約3分の1に濃縮する。水(150ml)およびジクロロメタン(150ml)を添加し、次いで相を分離する。有機相を飽和炭酸水素ナトリウム溶液で抽出し(2回、140ml)、硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮し、泡状残渣を得る。これをエタノール(150mlずつ)に2回続けて溶解し、濃縮し、続いて、18時間、真空中、窒素を通気しながら乾燥する。かくして、全部で41.6gのメチル{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテートを無定形固体として得る。これは、理論値の75.2%に相当する。
HPLC(方法1):R=16.8分;
HPLC(方法4):85.3重量%;
HPLC(方法3):−8.5%e.e.
実施例16
(2S,3S)−2,3−ビス[(4−メチルベンゾイル)オキシ]コハク酸−メチル{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート(1:1塩)/エステル化ラセミ体の結晶化
メチル{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)−フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート(41.0g)を酢酸エチル(287ml)に懸濁し、次いで(2S,3S)−2,3−ビス[(4−メチルベンゾイル)オキシ]コハク酸(27.5g)を添加する。混合物を室温で30分間撹拌し、次いでそれに(2S,3S)−2,3−ビス[(4−メチルベンゾイル)オキシ]コハク酸−メチル{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)−フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート(1:1塩)(0.08g)を播く。懸濁液を室温で16時間撹拌し、続いて0−5℃に冷却し、さらに3時間撹拌し、次いで吸引濾過し、冷たい酢酸エチルで洗浄する(0−10℃、4回、16ml)。結晶を45℃で18時間、VDO中で、窒素を通気しながら乾燥する。かくして全部で25.4gの塩を固体として得る。これは、理論値の37.4%に相当する。
HPLC(方法1):R=16.9および18.8分;
HPLC(方法4):99.5重量%;
HPLC(方法3):99.3%e.e.
実施例17
(S)−{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(2−メトキシ−5−トリフルオロメチルフェニル)−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}酢酸/結晶体の加水分解
(2S,3S)−2,3−ビス[(4−メチルベンゾイル)オキシ]コハク酸−メチル{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート(1:1塩)(25.1g)を酢酸エチル(250ml)に懸濁し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液(250ml)と共に、両相が透明になるまで震盪する。相を分離し、有機相をロータリーエバポレーター中で濃縮する。残渣を1,4−ジオキサン(250ml)および1N水酸化ナトリウム溶液(77.4ml)中に溶解し、室温で18時間撹拌する。続いて、1N塩酸(約50ml)を使用してpHを7.5に調節し、MIBK(240ml)を添加し、次いで、1N塩酸(約15ml)を使用してpHを7.0に再調節する。相を分離し、有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮する。残渣をエタノール(90ml)に溶解し、濃縮し、次いで再度エタノール(90ml)に溶解し、濃縮する。凝固した泡状物を45℃で18時間、VDO中、窒素を通気しながら乾燥する。かくして、全部で12gの(S)−{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(2−メトキシ−5−トリフルオロメチルフェニル)−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}酢酸を無定形固体として得る。これは、理論値の81.2%に相当する。
HPLC(方法1):R=15.1分;
HPLC(方法2):97.5%e.e.;Pd(ICP):<20ppm
ラセミ化の代替的方法:
実施例18
(±)−{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(2−メトキシ−5−トリフルオロメチルフェニル)−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}酢酸/結晶化後の母液から濃縮したR異性体の加水分解
207gの規模の(2S,3S)−2,3−ビス[(4−メチルベンゾイル)オキシ]コハク酸−メチル{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)−フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート(1:1塩)の結晶化からの母液を、飽和重炭酸ナトリウム水溶液(500ml)と共に震盪し、相を分離し、有機相を半飽和重炭酸ナトリウム水溶液(500ml)と共に震盪する。相を分離し、有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、ロータリーエバポレーター中で濃縮する。残渣をエタノール(500ml)に溶解し、ロータリーエバポレーター中で濃縮し、泡状固体を得る。これを1,4−ジオキサン(1.6l)および1N水酸化ナトリウム溶液(1.04l)に溶解し、室温で18時間撹拌し、次いでトルエン(1.5l)を添加し、相を分離する。塩酸(20%強度、約155ml)を使用して水相をpH14からpH8に調節し、次いでMIBK(1.25l)を添加し、塩酸(20%強度、約25ml)を使用して混合物をpH7に再調節する。相を分離し、有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、ロータリーエバポレーター中で濃縮し、泡状固体を得る。これを45℃で18時間、VDO中、窒素を通気しながら乾燥する。かくして全部で150gの{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(2−メトキシ−5−トリフルオロメチルフェニル)−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}酢酸を無定形固体として、(R/S)混合物として得る。
HPLC(方法2):14.6%e.e.
実施例19
(±)−{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(2−メトキシ−5−トリフルオロメチルフェニル)−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}酢酸/ラセミ化
{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(2−メトキシ−5−トリフルオロメチルフェニル)−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}酢酸(150g、14.6%e.e.のR/S混合物)を、アセトニトリル(1.5l)に溶解し、ナトリウムメトキシド(30%強度、メタノール中、97.2ml)で処理し、次いで還流下で77時間撹拌する。室温に冷却後、混合物を真空で2分の1に濃縮し、次いで、塩酸(20%強度、約80ml)を使用してそれをpH13からpH7.5に調節し、MIBK(0.6l)を添加し、塩酸(20%強度、約3ml)を使用してそれをpH7に再調節する。相を分離し、有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、ロータリーエバポレーター中で濃縮し、泡状固体を得る。残渣をエタノール(500ml)に溶解し、ロータリーエバポレーター中で濃縮し、次いで再度エタノール(500ml)に溶解し、濃縮し、次いで18時間45℃で、VDO中、窒素を通気しながら乾燥する。全部で148gの(±)−{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(2−メトキシ−5−トリフルオロメチルフェニル)−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}酢酸を無定形固体として得る。これは、理論値の98.7%に相当する。
HPLC(方法2):1.5%e.e.
実施例20
メチル{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート(エステル化)
(±)−{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(2−メトキシ−5−トリフルオロメチルフェニル)−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}酢酸(148g)を、メタノール(1480g)に溶解し、次いで、濃硫酸(21.5ml)を添加する。混合物を還流下で6時間撹拌し、次いで、冷却し、元の体積の約3分の1に真空中で濃縮する。水(400ml)およびジクロロメタン(400ml)を添加し、次いで、相を分離する。有機相を飽和炭酸水素ナトリウム溶液で抽出し(2回、375ml、水300mlで希釈)、硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮し、泡状残渣を得る。これを2回続けてエタノール(400mlずつ)に溶解し、濃縮し、続いて真空で18時間、窒素を通気しながら乾燥する。かくして、全部で124gのメチル{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテートを無定形固体として得る。これは、理論値の81.9%に相当する。
HPLC(方法1):R=16.9分;
実施例21
(2S,3S)−2,3−ビス[(4−メチルベンゾイル)オキシ]コハク酸−メチル{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート(1:1塩)/エステル化したラセミ体の結晶化
(2S,3S)−2,3−ビス[(4−メチルベンゾイル)オキシ]コハク酸−メチル{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート(1:1塩)(123g、−14.4%e.e.)を、酢酸エチル(861ml)に懸濁し、濾過し、次いで(2S,3S)−2,3−ビス[(4−メチルベンゾイル)オキシ]コハク酸(82.5g)を添加する。混合物を室温で30分間撹拌し、次いで、それに(2S,3S)−2,3−ビス[(4−メチルベンゾイル)オキシ]コハク酸−メチル{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)−フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート(1:1塩)(0.24g)を播く。懸濁液を室温で4日間撹拌し、続いて約600mlに濃縮し、再度(2S,3S)−2,3−ビス[(4−メチルベンゾイル)オキシ]コハク酸−メチル{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート(1:1塩)(0.24g)を播く。懸濁液を室温で1週間撹拌し、0−5℃に冷却し、さらに3時間撹拌し、次いで、固体を吸引濾過し、冷たい酢酸エチル(0−10℃、4x40ml)で洗浄する。結晶を45℃で18時間、VDO中、窒素を通気しながら乾燥する。全部で11.8gの塩を固体として得る。これは、理論値の5.8%に相当する。
スキーム7:
Figure 0005114391
実施例22
N−(2−フルオロフェニル)−N'−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
Figure 0005114391
2−メトキシ−5−トリフルオロメチルフェニルイソシアネート(1057.8g)を、アセトニトリル(4240ml)に溶解し、次いで、2−フルオロアニリン(540.8g)をそこに添加し、混合物をアセトニトリル(50ml)ですすぐ。得られる透明な溶液を還流(約82℃)下で4時間撹拌し、次いで、約78℃で播晶し、約15分撹拌する。懸濁液を0℃に冷却し、生成物を吸引濾過し、アセトニトリル(950ml、0−5℃に冷却したもの)で洗浄する。生成物を終夜45℃で、真空乾燥オーブン中、窒素を通気しながら乾燥する。全部で1380.8gのN−(2−フルオロフェニル)−N'−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレアを固体として得る。これは、理論値の86.4%に相当する。
1H NMR (500 MHz, d6-DMSO): δ = 9.36 (s, 1H), 9.04 (s, 1H), 8.55 (d, 1.7Hz, 1H), 8.17 (t, 8.2Hz, 1H), 7.33 (d, 8.5Hz, 1H), 7.20 - 7.26 (m, 2H), 7.14 (t, 7.6Hz, 1H), 7.02 (m, 1H), 3.97 (s, 3H) ppm;
MS(API−ES−pos.):m/z=329[(M+H),100%];
HPLC:R=48.7分
装置: 多重波長検出を有するHP 1100;カラム:Phenomenex-Prodigy ODS (3) 100A, 150 mm x 3 mm, 3 μm;溶離剤A:(KHPO1.36g+HPO0.7ml)/水1l、溶離剤B:アセトニトリル;グラジエント:0分20%B、40分45%B、50分80%B、65分80%B;流速:0.5ml/分;温度:55℃;UV検出:210nm
実施例23
メチル(2E)−3−{3−フルオロ−2−[({[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ}カルボニル)アミノ]−フェニル}アクリレート
Figure 0005114391
N−(2−フルオロフェニル)−N'−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア(0.225kg)を酢酸(6.75l)に溶解し、酢酸パラジウム(30.3g)で処理する。次いで、65%強度オレウム(247.5g)を量り入れ、続いてメチルアクリレート(90g)を添加する。溶液を室温で終夜撹拌する。続いて、酢酸(3740g)を30℃および約30mbarで留去する。懸濁液を水(2.25l)で処理し、約1時間撹拌する。生成物を吸引濾過し、水(0.5l)で2回洗浄し、50℃で終夜、真空乾燥オーブン中、窒素を通気しながら乾燥する。全部で210.3gのメチル(2E)−3−{3−フルオロ−2−[({[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ}カルボニル)アミノ]フェニル}アクリレートを固体として得る。これは、理論値の72.2%に相当する。
1H NMR (300 MHz, d6-DMSO): δ = 9.16 (s, 1H), 8.84 (s, 1H), 8.45 (d, 1.7Hz, 1H), 7.73 (m, 2H), 7.33 (m, 3H), 7.22 (d, 8.6Hz, 1H), 6.70 (d, 16Hz, 1H), 3.99 (s, 3H), 3.71 (s, 3H) ppm;
MS(API−ES−pos.):m/z=429.9[(M+NH];412.9[(M+H)
HPLC:R=46.4分
装置:多重波長検出を有する HP 1100; カラム: Phenomenex-Prodigy ODS (3) 100A, 150 mm x 3 mm, 3 μm;溶離剤A:(KHPO1.36g+HPO0.7ml)/水1l、溶離剤B:アセトニトリル;グラジエント:0分20%B、40分45%B、50分80%B、65分80%B;流速:0.5ml/分;温度:55℃;UV検出:210nm
実施例24
メチル{8−フルオロ−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート
Figure 0005114391
メチル(2E)−3−{3−フルオロ−2−[({[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ}カルボニル)アミノ]−フェニル}アクリレート(50g)を、アセトン(1.2l)に懸濁し、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(3.7g)で処理する。懸濁液を還流(約56℃)に温め、4時間撹拌する。得られる透明な溶液を、珪藻土(5g)を通して温かいまま濾過する。珪藻土を温かいアセトン(100ml)ですすぐ。続いて、アセトン(550g)を留去する。得られる懸濁液を3時間かけて0℃に冷却し、撹拌する。生成物を吸引濾過し、冷たいアセトン(50ml)で2回洗浄し、45℃で、終夜、真空乾燥オーブン中、窒素を通気しながら乾燥する。全部で44.5gのメチル{8−フルオロ−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−4−イル}アセテートを固体として得る。これは、理論値の89%に相当する。
1H NMR (300 MHz, d6-DMSO): δ = 9.73 (s, 1H), 7.72 (d, 2J = 7.3, 1H), 7.71 (s, 1H), 7.33 (d, 2J = 9.3, 1H), 7.15 (dd, 2J = 9.6, 2J = 8.6, 1H), 7.01 (d, 2J = 7.3, 1H), 6.99-6.94 (m, 1H), 5.16 (t, 2J = 5.9, 1H), 3.84 (s, 3H), 3.41 (s, 3H), 2.81 (dd, 2J = 15.4, 2J = 5.8, 1H) , 2.62 (dd, 2J = 15.4, 2J = 6.3, 1H) ppm;
MS(API−ES−pos.):m/z=413[(M+H),100%],825[(2M+H),14%];
HPLC:R=37.1分
装置:多重波長検出を有する HP 1100;カラム:Phenomenex-Prodigy ODS (3) 100A, 150 mm x 3 mm, 3 μm;溶離剤A:(KHPO1.36g+HPO0.7ml)/水1l、溶離剤B:アセトニトリル;グラジエント:0分20%B、40分45%B、50分80%B、65分80%B;流速:0.5ml/分;温度:55℃;UV検出:210nm

Claims (16)

  1. 式(I)
    Figure 0005114391
    [式中、
    Arはアリールを表し
    {ここで、アリールは、1個ないし3個の置換基により置換されていてもよく、置換基は、相互に独立して、アルキル、アルコキシ、ホルミル、カルボキシル、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、トリフルオロメチル、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシル、アミノ、アルキルアミノ、アミノカルボニルおよびニトロからなる群から選択されるか
    (ここで、アルキルは、1個ないし3個の置換基により置換されていてもよく、置換基は、相互に独立して、ハロゲン、アミノ、アルキルアミノ、ヒドロキシルおよびアリールからなる群から選択される)、
    または、アリール上の置換基の2個は、それらが結合している炭素原子と一体となって、1,3−ジオキソラン、シクロペンタン環またはシクロヘキサン環を形成しており、それらから独立して存在することもある第3の置換基は、上述の群から選択される}、
    は、水素、アミノ、アルキル、アルコキシ、アルキルアミノ、アルキルチオ、シアノ、ハロゲン、ニトロまたはトリフルオロメチルを表し、
    は、水素、アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、シアノ、ハロゲン、ニトロまたはトリフルオロメチルを表し、
    は、アミノ、アルキル、アルコキシ、アルキルアミノ、アルキルチオ、シアノ、ハロゲン、ニトロ、トリフルオロメチル、アルキルスルホニルまたはアルキルアミノスルホニルを表すか、
    または、
    ラジカルR、RおよびRの1個は、水素、アルキル、アルコキシ、シアノ、ハロゲン、ニトロまたはトリフルオロメチルを表し、他の2個は、それらが結合している炭素原子と一体となって、1,3−ジオキソラン、シクロペンタン環またはシクロヘキサン環を形成しており、
    は、水素またはアルキルを表し、
    は、水素またはアルキルを表すか、
    または、
    ピペラジン環中のラジカルRおよびRは、正反対にある炭素原子に結合しており、1個または2個のメチル基により置換されていることもあるメチレン架橋を形成しており、
    は、水素、アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、ホルミル、カルボキシル、アミノカルボニル、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、トリフルオロメチル、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシルまたはニトロを表し、
    は、水素、アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、ホルミル、カルボキシル、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、トリフルオロメチル、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシルまたはニトロを表し、
    そして、
    は、水素、アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、ホルミル、カルボキシル、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、トリフルオロメチル、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシルまたはニトロを表す]
    の化合物の製造方法であって、その製造方法は、式(II)
    Figure 0005114391
    (式中、Ar、R、R、R、R、R、R、RおよびRは、上記の意味を有し、そして、
    は、C−C−アルキルを表す)
    の化合物のエステルの塩基または酸を使用する加水分解によるものであり、
    式(II)の化合物は、式(III)
    Figure 0005114391
    (式中、R、R、R、R、RおよびRは、上記の意味を有し、そして、
    は、C−C−アルキルを表す)
    の化合物を、塩基の存在下で、式(IV)
    Figure 0005114391
    (式中、Ar、RおよびRは、上記の意味を有する)
    の化合物と反応させることにより製造することを特徴とする、製造方法。
  2. 式(V)
    Figure 0005114391
    (式中、R、R、R、R、RおよびRは、請求項1に記載の意味を有し、そして、
    は、C−C−アルキルを表す)
    の化合物を、オキシ塩化リン、三塩化リンまたは五塩化リンと、塩基の存在下で反応させることにより、請求項1で定義した式(III)の化合物を製造することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 式(VI)
    Figure 0005114391
    (式中、R、R、R、R、RおよびRは、請求項2に記載の意味を有する)
    の化合物を、式
    Figure 0005114391
    (式中、Rは、C−C−アルキルを表す)
    の化合物と、パラジウム触媒および塩基の存在下で反応させることにより、請求項2に記載の式(V)の化合物を製造することを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  4. 式(VII)
    Figure 0005114391
    (式中、R、R、R、R、RおよびRは、請求項2に記載の意味を有する)
    の化合物を、第1段階で、式(IX)

    Figure 0005114391
    (式中、R は、C −C −アルキルを表す)
    の化合物と、酢酸中、パラジウム触媒、酸化剤および酸の存在下で反応させ、式(VIII)
    Figure 0005114391
    (式中、R、R、R、R、RおよびRは、請求項2に記載の意味を有し、そして、
    は、C−C−アルキルを表す)
    の化合物を得、第2段階で、塩基と反応させ、式(V)の化合物を得ることにより、請求項2に記載の式(V)の化合物を製造することを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  5. 式(I)の化合物が、
    {8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}酢酸
    Figure 0005114391
    であり、
    式(II)の化合物が、
    メチル{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロ−メチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート
    Figure 0005114391
    であり、
    式(III)の化合物が、
    メチル2−クロロ−8−フルオロ−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート
    Figure 0005114391
    であり、そして
    式(IV)の化合物が、
    1−(3−メトキシフェニル)ピペラジン
    Figure 0005114391
    あることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  6. 式(I)の化合物が、
    {8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}酢酸
    Figure 0005114391
    であり、
    式(II)の化合物が、
    メチル{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロ−メチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート
    Figure 0005114391
    であり、
    式(III)の化合物が、
    メチル2−クロロ−8−フルオロ−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート
    Figure 0005114391
    であり、
    式(IV)の化合物が、
    1−(3−メトキシフェニル)ピペラジン
    Figure 0005114391
    であり、そして
    式(V)の化合物が、
    メチル{8−フルオロ−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート
    Figure 0005114391
    であることを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  7. 式(I)の化合物が、
    {8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}酢酸
    Figure 0005114391
    であり、
    式(II)の化合物が、
    メチル{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロ−メチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート
    Figure 0005114391
    であり、
    式(III)の化合物が、
    メチル2−クロロ−8−フルオロ−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート
    Figure 0005114391
    であり、
    式(IV)の化合物が、
    1−(3−メトキシフェニル)ピペラジン
    Figure 0005114391
    であり、
    式(V)の化合物が、
    メチル{8−フルオロ−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート
    Figure 0005114391
    であり、
    式(VI)の化合物が、
    N−(2−ブロモ−6−フルオロフェニル)−N'−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
    Figure 0005114391
    であり、そして、
    式(IX)の化合物が、
    メチルアクリレート
    Figure 0005114391
    あることを特徴とする、請求項3に記載の方法
  8. 式(I)の化合物が、
    {8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}酢酸
    Figure 0005114391
    であり、
    式(II)の化合物が、
    メチル{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロ−メチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート
    Figure 0005114391
    であり、
    式(III)の化合物が、
    メチル2−クロロ−8−フルオロ−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート
    Figure 0005114391
    であり、
    式(IV)の化合物が、
    1−(3−メトキシフェニル)ピペラジン
    Figure 0005114391
    であり
    式(V)の化合物が、
    メチル{8−フルオロ−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート
    Figure 0005114391
    であり、
    式(VII)の化合物が、
    N−(2−フルオロフェニル)−N'−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]ウレア
    Figure 0005114391
    であり、
    式(VIII)の化合物が、
    メチル(2E)−3−{3−フルオロ−2−[({[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]アミノ}カルボニル)−アミノ]フェニル}アクリレート
    Figure 0005114391
    であり、そして、
    式(IX)の化合物が、
    メチルアクリレート
    Figure 0005114391
    であることを特徴とする、請求項4に記載の方法。
  9. (C−C)−アルキル{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテートのエナンチオマーの分離および(C−C)−アルキル(S)−{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテートの単離の方法であって、該ラセミのエステルを、(2S,3S)−2,3−ビス[(4−メチルベンゾイル)オキシ]コハク酸と共に結晶化することを特徴とする、方法。
  10. メチル(S)−{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロ−メチル)−フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート(2S,3S)−2,3−ビス[(4−メチルベンゾイル)−オキシ]コハク酸塩。
  11. (C−C)−アルキル(R)−{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテートのラセミ化の方法であって、
    第1段階で、該アルキルエステルを酸に加水分解し、
    第2段階で、該酸を、ナトリウムメトキシドまたはナトリウムエトキシドを使用してラセミ化し、そして、
    第3段階で、該酸を再度反応させ、該アルキルエステルを得る、
    ことを特徴とする、方法。
  12. (C−C)−アルキル(R)−{8−フルオロ−2−[4−(3−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテートのラセミ化の方法であって、該アルキルエステルを、不活性溶媒中で塩基と反応させることを特徴とする方法。
  13. 式(III)
    Figure 0005114391
    (式中、R、R、R、R、RおよびRは、請求項1に記載の意味を有し、そして、
    は、C−C−アルキルを表す)
    の化合物。
  14. 該化合物が、メチル2−クロロ−8−フルオロ−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3,4−ジヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート
    Figure 0005114391
    であることを特徴とする、請求項13に記載の化合物。
  15. 式(V)
    Figure 0005114391
    (式中、R、R、R 、R およびRは、請求項1に記載の意味を有し、
    は、アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、ホルミル、カルボキシル、アミノカルボニル、アルキルカルボニル、アルコキシカルボニル、トリフルオロメチル、ハロゲン、シアノ、ヒドロキシルまたはニトロを表し、そして、
    は、C−C−アルキルを表す)
    の化合物。
  16. 化合物メチル{8−フルオロ−3−[2−メトキシ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキナゾリン−4−イル}アセテート
    Figure 0005114391
    であることを特徴とする、請求項15に記載の化合物。
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