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JP5018011B2 - 金属箔張り積層板、樹脂付き金属箔及び多層プリント配線板 - Google Patents

金属箔張り積層板、樹脂付き金属箔及び多層プリント配線板 Download PDF

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Description

本発明は、金属箔張り積層板、樹脂付き金属箔及び多層プリント配線板に関する。
プリント配線板に用いられる基板である積層板は、電気絶縁性樹脂を繊維基材に含浸したプリプレグを所定枚数重ね、加熱及び加圧して一体化したものである。プリント回路をサブトラクティブ法により形成する場合には、金属箔張り積層板が用いられる。この金属箔張り積層板は、プリプレグの表面(片面又は両面)に銅箔などの金属箔を重ねて加熱及び加圧する方法により製造される。
電気絶縁性樹脂としては、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、ビスマレイミド−トリアジン樹脂などのような熱硬化性樹脂が汎用される。フッ素樹脂やポリフェニレンエーテル樹脂などのような熱可塑性樹脂が用いられることもある。
樹脂付き金属箔は、電気絶縁性樹脂を含む熱硬化性樹脂組成物からなる樹脂層を金属箔上に形成したものである。この樹脂層を構成する熱硬化性樹脂組成物は、一般に半硬化の状態、すなわち所謂Bステージの状態にある。
多層プリント配線板をビルドアップ法で形成する場合には、内層回路を有する回路板に樹脂付き金属箔を重ねて加圧及び加熱により一体化し、内層回路との接続部分に穴開け加工が施された後、めっき及び外層回路の形成が行われる。
樹脂付き金属箔は、熱硬化性樹脂組成物をワニス状態で金属箔に所定の厚さとなるように塗布した後、熱硬化性樹脂組成物がBステージ状態になるように乾燥する方法により製造される。
パーソナルコンピュータや携帯電話等の情報端末機器が普及しており、これらに搭載されるプリント配線板は小型化、高密度化が進んでいる。その実装形態はピン挿入型から表面実装型へ、さらにはプラスチック基板を使用したBGA(ボールグリッドアレイ)に代表されるエリアアレイ型へと進んでいる。BGAのように、ベアチップを直接実装する実装形態の場合、ベアチップと基板との接続は、熱超音波圧着によるワイヤボンディングで行われるのが一般的である。このため、ベアチップを実装する基板は150℃以上の高温にさらされることになり、基板を構成する電気絶縁性樹脂にはある程度の耐熱性が必要とされる。
プリント配線板の基板には、一度実装したチップを外す、リペアに対する耐性(リペア性)も要求される場合がある。リペアのためにチップを外す際にはチップ実装時と同程度の熱が加えられ、更に、再度チップ実装が施される際にも熱が加えられる。このため、リペア性の要求される基板では高温でのサイクル的な熱履歴に対する耐性、すなわち耐熱衝撃性も要求される。耐熱衝撃性が不足すると繊維基材と樹脂との間で剥離が生じる場合がある。
耐熱衝撃性、耐リフロー性及び耐クラック性を改善するとともに微細配線形成性を向上することを目的として、ポリアミドイミド樹脂を必須成分とする樹脂組成物を繊維基材に含浸したプリプレグが提案されている(例えば特許文献1参照。)。また、シリコーン変性ポリイミド樹脂と熱硬化性樹脂からなる樹脂組成物を繊維基材に含浸したプリプレグが提案されている(例えば特許文献2参照。)。
電子機器の小型化、高性能化に伴い、限られた空間に部品実装を施されたプリント配線板を収納することが必要となってきている。この要求に対応する方法として、複数のプリント配線板を多段に配し、ワイヤーハーネスやフレキシブル配線板によってこれらを相互に接続する方法がある。また、ポリイミドをベースとするフレキシブル基板と従来のリジッド基板を多層化したリジッド−フレックス基板が用いられる場合もある。
フレキシブル配線板では主にポリイミドフィルムが基材として用いられている。ポリイミドフィルムは、銅箔上にポリイミドの前駆体であるポリアミ酸を塗布してこれを硬化して得られる銅箔付きポリイミドフィルムやスパッタ等の真空プロセスにより金属層をポリイミドフィルムの表面に形成した基材などの2層構造の基材、あるいは、ポリイミドフィルムと金属箔を接着剤により張り合わせた3層構造の基材の状態で用いられる。
ポリイミドフィルムをベースとするフレキシブル基板と従来のリジッド基板を多層化したリジッド−フレックス基板の製造においては、カバーレイと多層化に必要な接着フィルムを配した構造を作るために複雑で多段階の工程が必要である。そのため製造に長時間を要し、コスト面で不利である。リジッド−フレックス基板においては複数の樹脂系が使用されることから、寸法変化に対する設計の裕度が低く、また得られる多層板の耐熱性を高めることが難しい。リジッド−フレックス基板の薄型化のためには、個々の層の薄型化が必須であった。
真空プロセスにより導体層を形成した2層構造の基材は製造コストが大きいために高価となる。これに対して、銅箔上にポリイミドの前駆体であるポリアミ酸を塗布してこれを硬化した2層構造の基材やポリイミドフィルムと金属箔を接着剤により張り合わせた3層構造の基材は比較的安価に製造が可能である。このような基材の場合、金属箔とポリイミドフィルムの接着性を高めるために、金属箔の表面に微細な凹凸形状を形成する、所謂粗化処理が施されるのが一般的である。この場合、金属箔表面の凹凸形状が基板表面に転写されて、基板表面も粗化される。その結果、回路を形成するために金属箔の一部を除去したときに、表面の凹凸形状による光の散乱のために、露出した部分の基板が不透明な状態となる。
プリント配線板に部品を実装する際には、部品の電極とプリント配線板の回路電極の位置合わせを正確に行う必要がある。この位置合わせを高い精度で行うための貫通孔を形成する工程等の別工程が必要になる場合が多く、実装工程の更なる簡略が求めれている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、部品の実装を従来よりも高い効率で行うことが可能なプリント配線板を提供することを目的とする。また、本発明は、係るプリント配線板を得ることを可能にする金属箔張り積層板及び接着剤付き金属箔を提供することを目的とする。
本発明は、繊維基材及びこれに含浸された熱硬化性樹脂組成物を有するプリプレグを加熱及び加圧して形成される基板、並びに該基板に接して設けられた金属箔を備える金属箔張り積層板において、金属箔の基板側の面はRz≦2.5μmであり、繊維基材の厚みが50μm以下であり、基板の650〜830nmにおける光線透過率が20%以上である、金属箔張り積層板である。
金属箔の基板側の面がRz≦2.5μmであるため、回路を形成するために金属箔の一部が除去されたときに露出する基板の表面が比較的平滑なものとなる。これに加えて、繊維基材の厚みが50μm以下であることにより、基板の光線透過率を上記特定範囲内とすることができる。基板の光線透過率が高いことにより、金属箔張り積層板から得たプリント配線板に部品を実装する際に、基板の裏面からの画像認識による位置合わせを容易に行うことが可能になる。言い換えると、従来よりも画像認識のために必要とされる光源の強さが小さくなる。その結果、貫通孔を形成する工程等を省略して、部品の実装を従来よりも高い効率で行うことが可能になる。特に、COF(チップ・オン・フィルム)などのように高密度に部品を実装する際、裏面からの画像認識による位置合わせを行うことが有効である。
本発明はまた、金属箔及び該金属箔に接して設けられた熱硬化性樹脂組成物からなる樹脂層を備える樹脂付き金属箔において、金属箔の樹脂層側の面はRz≦2.5μmであり、樹脂層の厚みが50μm以下であり、樹脂層は650〜830nmにおける光線透過率が20%以上である絶縁層を硬化後に形成する、樹脂付き金属箔である。
上記本発明に係る樹脂付き金属箔を用いることにより、上記本発明に係る金属箔付き積層板と同様に、部品の実装を従来よりも高い効率で行うことが可能なプリント配線板を得ることが可能になる。
さらに、本発明は、基板及び該基板に接して設けられた金属箔からなる内層回路を有する内層部と、該内層部に隣接する絶縁層及び該絶縁層の内層部と反対側の面に接して設けられた金属箔からなる外層回路を有する外層部と、を備える多層プリント配線板において、外層回路の絶縁層側の面はRz≦2.5μmであり、金属箔を通過することなく厚さ方向に基板及び絶縁層を透過する光線の650〜830nmにおける光線透過率が15%以上である、多層プリント配線板である。
上記本発明に係る多層プリント配線板によれば、部品の実装を従来よりも高い効率で行うことが可能となる。
本発明に係る金属箔張り積層板及び樹脂付き金属箔を用いることにより、部品の実装を従来よりも高い効率で行うことが可能なプリント配線板を得ることが可能になる。また、本発明に係る金属箔張り積層板及び樹脂付き金属箔はエッチングの際の残滓が少なく、微細回路の形成に対して有利である。更に、プリント配線板の薄型化が可能であり、配線板の設計の自由度が高くなる。
以下、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
図1は、金属箔張り積層板の一実施形態を示す断面図である。図1に示す金属箔張り積層板300は、基板30及び基板30の両面に積層された金属箔10を備える。
金属箔10の基板30側の面はRz(十点平均粗さ)≦2.5μmである。Rzの下限は特に制限はないが、通常0.8μm程度である。このようなRzの表面を有する金属箔は、市販品として入手可能である。金属箔10としては、通常のプリント配線板で用いられる回路形成法が適用できる点から、銅箔を用いることが好ましい。
基板30は、1枚のプリプレグを加熱及び加圧して形成される。基板30の650〜830nmにおける光線透過率は20%以上であり、比較的高い透明度を有する。言い換えると、両面の金属箔10を除去して露出したときの基板30の厚さ方向の光線透過率は、650〜830nmにおいて20%以上である。基板30の光線透過率が係る範囲内にある限り、基板30は複数のプリプレグを積層し加熱及び加圧して形成されたものであってもよい。基板30の光線透過率は高いほど好ましいが、通常その上限は50%程度である。基板30の光線透過率は、例えば、金属箔張り積層板300から金属箔10を除去して基板30を露出させ、露出した部分の基板30の光線透過率スペクトルを自記分光光度計を用いて測定する方法により定量される。
プリプレグは、繊維基材及びマトリックスとして繊維基材に含浸された熱硬化性樹脂成物を有する。プリプレグに用いられる繊維基材の厚さは50μm以下である。繊維基材の厚さの下限は特に制限はないが、通常10μm程度である。繊維基材としては織布や不織布等が用いられる。
繊維基材を構成する繊維としては、無機繊維、有機繊維及びこれらの混抄系が用いられる。無機繊維としては、ガラス、アルミナ、アスベスト、ボロン、シリカアルミナガラス、シリカガラス、チラノ、炭化ケイ素、窒化ケイ素及びジルコニア等がある。有機繊維としては、アラミド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルイミド、ポリエーテルサルフォン、カーボン、セルロース等がある。
特に、繊維基材は、ガラス繊維の織布(ガラスクロス)であることが好ましい。厚みが50μm以下のガラスクロスを用いることにより、屈曲性のある任意に折り曲げ可能なプリント配線板を得ることができる。これと同時に、製造プロセスでの温度、吸湿等に伴う基板の寸法変化を小さくすることも可能となる。
厚さが50μm以下のガラスクロスは、WEX1037、WEX1027、WEX1015(以上、日東紡績(株)製)等が市販品として入手可能である。
繊維基材に含浸される熱硬化性樹脂組成物は、加熱により硬化して絶縁性の硬化物を形成する。基板30の650〜830nmにおける光線透過率を20%以上とするためには、熱硬化性樹脂組成物を構成する樹脂成分として互いに相溶するものを選択して用いることが好ましい。当業者であれば、互いに相溶する樹脂成分の組み合わせを適宜選択することができる。また、基板30の650〜830nmにおける光線透過率を20%以上とするために、熱硬化性樹脂組成物を構成する樹脂成分として、650〜830nmにおいて着色していないものを選択して用いることが好ましい。
具体的には、熱硬化性樹脂組成物は、アミド基及びイミド基を主鎖中に含む重合体からなるポリアミドイミド樹脂を含有することが好ましい。ポリアミドイミド樹脂は、下記一般式(1)で表される構造、より具体的には下記一般式(2)で表される構造を主鎖中に含むことが好ましい。
Figure 0005018011
上記特定構造を含むポリアミドイミド樹脂を用いることにより、金属箔の表面がRz≦2.5μmであり比較的平滑である本実施形態の場合においても、金属箔10と基板30との間のより高い接着性、及び基板30のより高い耐熱性が得られる。
式(1)又は(2)の構造を含むポリアミドイミド樹脂は、例えば、下記一般式(3)で表される脂環式ジアミンを含むジアミンと無水トリメリット酸とを反応させてジイミドジカルボン酸を生成させるステップと、ジイミドジカルボン酸とジイソシアネートとを反応させてアミド基を生成させてポリアミドイミド樹脂を得るステップと、を備える方法により得られる。ジイミドジカルボン酸は、2つのイミド基及び2つのカルボキシル基を有する化合物である。
式(3)の脂環式ジアミンは、例えばワンダミンHM(新日本理化株式会社製)として商業的に入手可能である。
Figure 0005018011
無水トリメリット酸と反応させるジアミンは、式(3)の脂環式ジアミンの他に、芳香族環を2個以上有する芳香族ジアミン及びシロキサンジアミンを含むことが好ましい。この場合、式(3)の脂環式ジアミンの量aと芳香族ジアミン及びシロキサンジアミンの合計量bとの混合比率(モル比)は、好ましくはa/b=0.1/99.9〜99.9/0.1、より好ましくはa/b=10/90〜50/50、更に好ましくはa/b=20/80〜40/60の範囲内である。
上記芳香族ジアミンとしては、例えば2,2−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]プロパン(BAPP)、ビス[4−(3−アミノフェノキシ)フェニル]スルホン、ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]スルホン、2,2−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]ヘキサフルオロプロパン、ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]メタン、4,4’−ビス(4−アミノフェノキシ)ビフェニル、ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]エーテル、ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]ケトン、1,3−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、1,4−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、2,2’−ジメチルビフェニル−4,4’−ジアミン、2,2’−ビス(トリフルオロメチル)ビフェニル−4,4’−ジアミン、2,6,2’,6’−テトラメチル−4,4’−ジアミン、5,5’−ジメチル−2,2’−スルフォニル−ビフェニル−4,4’−ジアミン、3,3’−ジヒドロキシビフェニル−4,4’−ジアミン、(4,4’−ジアミノ)ジフェニルエーテル、(4,4’−ジアミノ)ジフェニルスルホン、(4,4’−ジアミノ)ベンゾフェノン、(3,3’―ジアミノ)ベンゾフェノン、(4,4’−ジアミノ)ジフェニルメタン、(4,4’−ジアミノ)ジフェニルエーテル、(3,3’―ジアミノ)ジフェニルエーテルがある。
上記シロキサンジアミンとしては、例えば下記一般式(11)、(12)、(13)又は(14)で表されるものがある。これら式中、n及びmはそれぞれ独立に正の整数を示す。
Figure 0005018011
式(11)で表されるシロキサンジアミンとしては、KF−8010(アミン当量450、信越化学工業株式会社製)、BY16−853(アミン当量650、東レダウコーニングシリコーン株式会社製)が例示できる。式(12)で表されるシロキサンジアミンとしては、X−22−9409(アミン当量700)、X−22−1660B−3(アミン当量2200)(以上、信越化学工業株式会社製)が例示できる。
ジアミンとして脂肪族ジアミンを用いてもよい。脂肪族ジアミンとしては、例えば下記一般式(5)で表される化合物がある。
Figure 0005018011
式(5)中、Xはメチレン基、スルホニル基、オキシ基、カルボニル基又は単結合を示し、R及びRはそれぞれ独立に水素原子、アルキル基又は置換基を有していてもよいフェニル基を示し、pは1〜50の整数を示す。R及びRとしてのアルキル基は炭素数が1〜3であることが好ましい。フェニル基が有する置換基としては、炭素数1〜3のアルキル基、ハロゲン原子が例示できる。低弾性率及び高Tgの両立の観点から、式(5)におけるXはオキシ基であることが好ましい。このような脂肪族ジアミンの具体例としては、ジェファーミンD−400(アミン当量200)、ジェファーミンD−2000(アミン当量1000)が例示できる。
ジイミドジカルボン酸と反応させるジイソシアネートは、例えば下記一般式(6)で表される。
OCN−R−NCO (6)
式中、Rは少なくとも1つの芳香環を有する2価の有機基、又は、2価の脂肪族炭化水素基を示す。式(6)のジイソシアネートは、Rが芳香環を有する2価の有機基であるとき芳香族ジイソシアネートであり、Rが2価の脂肪族炭化水素基であるとき脂肪族ジイソシアネートである。ジイソシアネートとしては、芳香族ジイソシアネートを用いることが好ましい。この場合、芳香族ジイソシアネートと、脂肪族ジイソシアネートとを併用することがより好ましい。
芳香環を有する2価の有機基の好ましい例としては、−C−CH−C−で表される基、トリレン基及びナフチレン基がある。2価の脂肪族炭化水素基の好ましい例としては、ヘキサメチレン基、2,2,4−トリメチルヘキサメチレン基及びイソホロン基がある。
芳香族ジイソシアネートとしては、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート、ナフタレン−1,5−ジイソシアネート、2,4−トリレンダイマーが例示できる。これらの中でもMDIが特に好ましい。MDIを用いることにより、得られるポリアミドイミド樹脂の可撓性をより向上させることができる。
脂肪族ジイソシアネートとしては、ヘキサメチレンジイソシアネート、2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネートが例示できる。
芳香族ジイソシアネート及び脂肪族ジイソシアネートを併用する場合は、脂肪族ジイソシアネートを芳香族ジイソシアネートに対して5〜10モル%程度添加することが好ましく、かかる併用により、得られるポリアミドイミド樹脂の耐熱性を更に向上させることができる。
熱硬化性樹脂組成物は、架橋性の官能基を有する熱硬化性樹脂を含有することが好ましい。熱硬化性樹脂は、エポキシ樹脂であることが好ましい。エポキシ樹脂を用いることにより、熱硬化性樹脂組成物を180℃以下の温度で硬化することが可能であり、形成される硬化物の熱的、機械的、電気的特性が特に優れたものとなる。
エポキシ樹脂は2個以上のグリシジル基を有することが好ましい。グリシジル基は多いほどよく、3個以上であればさらに好ましい。エポキシ樹脂の具体例としては、ビスフェノールA、ノボラック型フェノール樹脂、オルトクレゾールノボラック型フェノール樹脂等の多価フェノール又は1,4−ブタンジオール等の多価アルコールとエピクロルヒドリンとを反応させて得られるポリグリシジルエーテル、フタル酸、ヘキサヒドロフタル酸等の多塩基酸とエピクロルヒドリンを反応させて得られるポリグリシジルエステル、アミン、アミド又は複素環式窒素塩基を有する化合物のN−グリシジル誘導体、脂環式エポキシ樹脂が挙げられる。
エポキシ樹脂を用いる場合、その硬化剤を組合わせて用いることが好ましい。また、硬化促進剤を用いてもよい。エポキシ樹脂が有するグリシジル基の数が多いほど、硬化剤及び硬化促進剤の配合量を少なくすることができる。
エポキシ樹脂の硬化剤及び硬化促進剤は、エポキシ樹脂と反応するもの、または、エポキシ樹脂の硬化を促進させるものであれば制限なく用いられる。例えば、アミン類、イミダゾール類、多官能フェノール類、酸無水物類等が使用できる。アミン類として、ジシアンジアミド、ジアミノジフェニルメタン、グアニル尿素等がある。多官能フェノール類としては、ヒドロキノン、レゾルシノール、ビスフェノールA及びこれらのハロゲン化合物、さらにホルムアルデヒドとの縮合物であるノボラック型フェノール樹脂、レゾール型フェノール樹脂などがある。酸無水物類としては、無水フタル酸、ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物、メチルハイミック酸等がある。硬化促進剤としては、イミダゾール類としてアルキル基置換イミダゾール、ベンゾイミダゾール等が使用できる。
硬化剤または硬化促進剤の量は、アミン類の場合は、アミンの活性水素の当量と、エポキシ樹脂のエポキシ当量がほぼ等しくなる量であることが好ましい。硬化促進剤であるイミダゾールの場合は、単純に活性水素との当量比とならず、経験的にエポキシ樹脂300重量部に対して、0.001〜10重量部が好ましい。多官能フェノール類や酸無水物類の場合、エポキシ樹脂1当量に対して、フェノール性水酸基やカルボキシル基0.6〜1.2当量が好ましい。硬化剤または硬化促進剤の量は、少なければ未硬化のエポキシ樹脂が残り、Tg(ガラス転移温度)が低くなり、多すぎると、未反応の硬化剤及び硬化促進剤が残り、硬化物の絶縁性が低下する傾向にある。
熱硬化性樹脂組成物は、難燃性の向上を目的に添加型の難燃剤を含んでいてもよい。添加型の難燃剤としてはリンを含有するフィラーが好ましい。リンを含有するフィラーとしては、OP930(クラリアント社製商品名、リン含有量23.5%)、HCA−HQ(三光株式会社製商品名、リン含有量9.6%)、ポリリン酸メラミンPMP−300(リン含有量13.8%)PMP−200(リン含有量9.3%)PMP−300(リン含有量9.8%)以上日産化学株式会社製商品名等が挙げられる。熱硬化性樹脂組成物が含有するフィラーの量が少ないほど、基板30の光線透過率が高くなる傾向がある。そのため、熱硬化性樹脂組成物が含有するフィラーの量は、基板30の650〜830nmにおける光線透過率が20%未満とならない範囲内の量とされる。具体的には、熱硬化性樹脂組成物が含有するフィラーの量は、熱硬化性樹脂組成物全体の30質量%以下であることが好ましい。
図2は、樹脂付き金属箔の一実施形態を示す断面図である。図2に示す樹脂付き金属箔200は、金属箔10及び金属箔10に接して設けられた樹脂層20を備える。樹脂層20は、上述の熱硬化性樹脂組成物からなる。金属箔10の樹脂層20側の面はRz≦2.5μmである。樹脂層20の厚みは50μm以下である。樹脂層20は硬化により絶縁層を形成する。この絶縁層の650〜830nmにおける光線透過率は、金属箔10を除去し金属箔10と接していた面の側から光線を透過させたときに20%以上となる。形成される絶縁層の光線透過率は高いほど好ましいが、通常その上限は50%程度である。
図3は、多層プリント配線板の一実施形態を示す断面図である。図3に示す多層プリント配線板500は、基板31及び基板31に接して設けられた金属箔からなる内層回路11を有する内層部と、該内層部に隣接する絶縁層21,22及び絶縁層21,22の内層部と反対側の面に接して設けられた金属箔からなる外層回路12を有する外層部と、を備える。基板31又は絶縁層21,22を貫通するスルーホール5が形成されており、スルーホール5によって内層回路11同士又は内層回路11と外層回路12とが接続されている。
多層プリント配線板500において、外層回路12の絶縁層21,22側の面はRz≦2.5μmである。内層回路11の基板31側の面のRzは特に限定はされないが、Rz≦2.5μmであってもよい。
多層プリント配線板500において、金属箔(内層回路11及び外層回路12)を通過することなく厚さ方向に基板及び絶縁層を透過する光線(例えば図中矢印A1及びA2で示す経路に沿って透過する光線)の650〜830nmにおける光線透過率は15%以上である。言い換えると、外層回路12の金属箔を除去した状態で、内層回路11が形成されていない部分を多層プリント配線板500の厚さ方向に透過する光線の650〜830nmにおける光線透過率が15%以上である。この光線透過率は高いほど好ましいが、通常その上限は50%程度である。
この多層プリント配線板500は、例えば、図1の金属箔張り積層板300及び図2の樹脂付き金属箔200を用いて得ることができる。この場合、例えば、金属箔張り積層板300の銅箔20の一部を除去して回路(内層回路11)を形成して内層部用の回路板を得る工程と、この回路板に樹脂層が隣接する向きで樹脂付き金属箔200を積層してこれを加熱及び加圧して絶縁層21,22を形成する工程と、樹脂付き金属箔200の金属箔10の一部を除去して外層回路12を形成する工程と、を備える方法により、多層プリント配線板を得ることができる。内層部の基板31と、外層部の絶縁層21,22とが、互いに屈折率が大きく異なっている場合、15%以上の光線透過率を得ることが困難になる傾向にある。そのため、内層部の基板31と外層部の絶縁層21,22とは、実質的に同じ熱硬化性樹脂組成物から形成されていることが好ましい。
以下に実施例を挙げて説明する。ただし、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
実施例1
環流冷却器を連結したコック付き25mLの水分定量受器、温度計及び撹拌器を備えた1Lのセパラブルフラスコ内に、芳香族環を2個以上有するジアミンであるDDS(ジアミノジフェニルスルホン)14.9g(0.06mol)、シロキサンジアミンである反応性シリコーンオイルKF−8010(信越化学工業株式会社製商品名、アミン当量425)42.5g(0.05mol)、ジェファーミンD2000(サンテクノケミカル社製商品名、アミン当量1000)72.0g(0.36mol)、上記式(3)で表される脂環式ジアミンであるワンダミンHM(新日本理化株式会社製商品名)11.3g(0.054mol)、TMA(無水トリメリット酸)80.7g(0.42mol)及び非プロトン性極性溶媒であるNMP(N−メチル−2−ピロリドン)589gを仕込み、80℃で2.5分間撹拌した。そして、水と共沸可能な芳香族炭化水素であるトルエン150mLを投入してから温度を上げ、約160℃で2時間環流させた。水分定量受器に水が約7.2mL以上たまっていること、及び水の留出が見られなくなっていることを確認し、水分定量受器にたまっている留出液を除去しながら、約190℃まで温度を上げて、トルエンを除去した。その後、反応液を室温に戻し、芳香族ジイソシアネートであるMDI(4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート)55.1g(0.22mol)を投入し、190℃で2時間反応させた。反応終了後、ポリアミドイミド樹脂のNMP溶液を得た。
得られたポリアミドイミド樹脂のNMP溶液250.0g(樹脂固形分32質量%)とエポキシ樹脂であるNC3000(日本化薬株式会社製商品名)40.0g(樹脂固形分50質量%のジメチルアセトアミド溶液)、及び2−エチル−4−メチルイミダゾール0.2gを混合し、樹脂が均一になるまで約1時間撹拌した後、脱泡のため24時間室温で静置して上記式(1)の構造を含むポリアミドイミド樹脂を含む熱硬化性樹脂組成物の溶液を得た。
得られた熱硬化性樹脂組成物の溶液を、厚さ19μmのガラス布(旭シュエーベル株式会社製1027)に、乾燥後の全体の厚みが50μmになるような量で含浸し、140℃で10分間の加熱により乾燥して、プリプレグを得た。
このプリプレグの両側にRz=1.5μmの表面(接着面)を有する銅箔(F0−WS−18、古河サーキットフォイル(株)製)を、その接着面がプリプレグと合わさるような向きで重ね、230℃、90分、4.0MPaのプレス条件で加熱及び加圧して、両面銅張積層板を作製した。
この両面銅張積層板の両側にエッチングレジストであるMIT−225(日本合成モートン(株)製、厚み25μm)をラミネートし、従来のフォトリソ工程により所定のパターンを有するレジストパターンを形成させた。形成されたレジストパターンをマスクとして、塩化第二鉄系の銅エッチング液によりエッチングし、水洗及び乾燥を行って、熱硬化性樹脂組成物の硬化物からなる基板及び基板の両面に銅箔からなる回路を有するプリント配線板を得た。
このプリント配線板の銅箔を含まない部分の400〜1300nmの光線透過率スペクトルを、自記分光光度計(日立製作所製U−2001)により測定した(図4)。その結果、650〜830nmにおける光線透過率は22.7〜35.8%であった。
実施例2
実施例1で作製したプリプレグの両側に、Rz=3.5μmの表面(接着面)を有する銅箔(F3−WS−18、古河サーキットフォイル(株)製)を、その接着面がプリプレグと合わさるようにして重ね、230℃、90分、4.0MPaのプレス条件で加熱及び加圧して、両面銅張り積層板を作製した。
この両面銅張り積層板の両側にエッチングレジストであるMIT−225(日本合成モートン(株)製、厚み25μm)をラミネートし、従来のフォトリソ工程により所定のパターンを有するレジストパターンを形成させた。形成されたレジストパターンをマスクとして、塩化第二鉄系の銅エッチング液により銅箔をエッチングし、水洗及び乾燥を行って、熱硬化性樹脂組成物の硬化物からなる基板及び基板の両面に銅箔からなる回路(内層回路)を有する内層部用のプリント回路板を得た。
このプリント回路板の銅箔を含まない部分の400〜1300nmの光線透過率スペクトルを自記分光光度計(日立製作所製U−2001)により測定した。その結果、650〜830nmにおける光線透過率は2.0〜3.2%であった。
実施例1で調製した熱硬化性樹脂組成物の溶液を、Rz=1.5μmの表面(接着面)を有する銅箔(銅箔F0−WS−12、Rz=1.5)の接着面に、乾燥後の厚みが50μmとなるように塗布及び乾燥して、Bステージ状態の熱硬化性樹脂組成物からなる樹脂層が金属箔上に形成された樹脂付き銅箔を得た。この樹脂付き金属箔を、上記プリント回路板に、樹脂層がプリント回路板と隣接する向きで載せ、230℃、4MPa、1時間の条件で真空プレスにより加熱及び加圧した。その後、最外層の銅箔をエッチングにより除去して外層回路を形成させ、多層プリント配線板を得た。
得られた多層プリント配線板の銅箔(内層回路及び外層回路)が存在しない部分の厚さ方向において、400〜1300nmの光線透過率スペクトルを自記分光光度計(日立製作所製U−2001)を用いて測定した(図5)。その結果、650〜830nmにおける光線透過率は21.0〜29.2%であった。
比較例1
市販の銅箔付きポリイミドフィルム(ポリイミドフィルムの厚さ50μm)を準備した。この銅箔付きポリイミドフィルムの銅箔のポリイミドフィルム側の表面はRz=5μmであった。銅箔付きポリイミドフィルムの銅箔をエッチングにより除去し、プリント配線板を得た。このプリント配線板の銅箔が除去されている部分の厚さ方向における400〜1300nmの光線透過率スペクトルを、自記分光光度計(日立製作所製U−2001)を用いて測定した(図6)。その結果、650〜830nmにおける光線透過率は0.9〜2.0%であった。光線透過率が低く、裏面から部品の電極を認識することはできなかった。
比較例2
比較例1で得たプリント配線板の両側に、実施例2で作製したものと同じ樹脂付き銅箔を、230℃、4MPa、1時間の条件で真空プレスにより積層した。得られた積層品の最外層の銅箔をエッチングにより除去して、外層回路が形成された多層プリント配線板を得た。得られた多層プリント配線板について、実施例2と同様に400〜1300nmの光線透過率スペクトルを自記分光光度計(日立製作所製U−2001)により測定した。その結果、650〜830nmにおける光線透過率は0.7〜1.6%であり、光線透過率の上昇はみられなかった。これは、内層側のポリイミドフィルムと、熱硬化性樹脂組成物から形成された外層の絶縁層とで屈折率が大きく異なっているためであると考えられる。
金属箔張り積層板の一実施形態を示す断面図である。 樹脂付き金属箔の一実施形態を示す断面図である。 多層プリント配線板の一実施形態を示す断面図である。 実施例1で作製したプリント配線板の基板を透過した光線の光線透過率スペクトルである。 実施例2で作製した多層プリント配線板の基板及び絶縁層を透過した光線の光線透過率スペクトルである。 比較例1で作製したプリント配線板の基板を透過した光線の光線透過率スペクトルである。
符号の説明
10…金属箔、20…樹脂層、30…基板、200…樹脂付き金属箔、300…金属箔張り積層板。

Claims (5)

  1. 繊維基材及びこれに含浸された熱硬化性樹脂組成物を有するプリプレグを加熱及び加圧して形成される基板、並びに該基板に接して設けられた金属箔を備える金属箔張り積層板において、
    前記金属箔の前記基板側の面はRz≦2.5μmであり、
    前記繊維基材の厚みが50μm以下であり、
    前記基板の650〜830nmにおける光線透過率が20%以上であり、
    前記熱硬化性樹脂組成物が、下記一般式(1)で表される構造を含むポリアミドイミド樹脂を含有し、
    Figure 0005018011
    前記ポリアミドイミド樹脂が、下記式(3)で表される脂環式ジアミン、芳香環を2個以上有する芳香族ジアミン、シロキサンジアミン及び脂肪族ジアミンを含むジアミンと無水トリメリット酸とを反応させてジイミドジカルボン酸を生成させるステップと、前記ジイミドジカルボン酸とジイソシアネートとを反応させてポリアミドイミド樹脂を得るステップと、を備える方法により得られるポリアミドイミド樹脂である、
    Figure 0005018011
    金属箔張り積層板
  2. 前記金属箔が銅箔である、請求項1記載の金属箔張り積層板。
  3. 金属箔及び該金属箔に接して設けられた熱硬化性樹脂組成物からなる樹脂層を備える樹脂付き金属箔において、
    前記金属箔の前記樹脂層側の面はRz≦2.5μmであり、
    前記樹脂層の厚みが50μm以下であり、前記樹脂層は650〜830nmにおける光線透過率が20%以上である絶縁層を硬化後に形成し、
    前記熱硬化性樹脂組成物が、下記式(1)で表される構造を含むポリアミドイミド樹脂を含有し、
    Figure 0005018011
    前記ポリアミドイミド樹脂が、下記式(3)で表される脂環式ジアミン、芳香環を2個以上有する芳香族ジアミン、シロキサンジアミン及び脂肪族ジアミンを含むジアミンと無水トリメリット酸とを反応させてジイミドジカルボン酸を生成させるステップと、前記ジイミドジカルボン酸とジイソシアネートとを反応させてポリアミドイミド樹脂を得るステップと、を備える方法により得られるポリアミドイミド樹脂である、
    Figure 0005018011
    樹脂付き金属箔
  4. 前記金属箔が銅箔である、請求項3記載の樹脂付き金属箔。
  5. 基板及び該基板に接して設けられた金属箔からなる内層回路を有する内層部と、
    該内層部に隣接する絶縁層及び該絶縁層の前記内層部と反対側の面に接して設けられた金属箔からなる外層回路を有する外層部と、を備える多層プリント配線板において、
    前記外層回路の前記絶縁層側の面はRz≦2.5μmであり、
    金属箔を通過することなく厚さ方向に前記基板及び前記絶縁層を透過する光線の650〜830nmにおける光線透過率が15%以上であり、
    当該多層プリント配線板が、金属箔張り積層板の金属箔の一部を除去して前記内層回路を形成して前記内層部用の回路板を得る工程と、請求項3又は4記載の樹脂付き金属箔を、該樹脂付き金属箔の樹脂層が前記回路板に隣接する向きで積層してこれらを加熱及び加圧して前記絶縁層を形成する工程と、前記樹脂付き金属箔の金属箔の一部を除去して前記外層回路を形成する工程と、を備える方法により得られるものであり、
    前記基板が、繊維基材及びこれに含浸された熱硬化性樹脂組成物を有するプリプレグを加熱及び加圧して形成される基板であり、
    前記金属箔張り積層板が、繊維基材及びこれに含浸された熱硬化性樹脂組成物を有するプリプレグを加熱及び加圧して形成される基板、並びに該基板に接して設けられた金属箔を備え、
    前記熱硬化性樹脂組成物が、下記一般式(1)で表される構造を含むポリアミドイミド樹脂を含有し、
    Figure 0005018011
    前記ポリアミドイミド樹脂が、下記式(3)で表される脂環式ジアミン、芳香環を2個以上有する芳香族ジアミン、シロキサンジアミン及び脂肪族ジアミンを含むジアミンと無水トリメリット酸とを反応させてジイミドジカルボン酸を生成させるステップと、前記ジイミドジカルボン酸とジイソシアネートとを反応させてポリアミドイミド樹脂を得るステップと、を備える方法により得られるポリアミドイミド樹脂である、
    Figure 0005018011
    多層プリント配線板。
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