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JP5078835B2 - 車両のピラーガーニッシュ - Google Patents

車両のピラーガーニッシュ Download PDF

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Description

本発明は、車両のピラーの車室側を覆うことで車室内を装飾する車両用ピラーガーニッシュに関する。
自動車のフロントピラーは車室側の側面がピラーガーニッシュで覆われている。
このピラーガーニッシュのなかには、乗員の視野(視界)を広く確保するために、乗員のアイポイントから視認可能な部位が幅狭になるように形成されたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3279114号公報
特許文献1のピラーガーニッシュは、断面略U字状に形成され、中央の湾曲部がフロントピラーの車室側の側面に取付ブラケットを介して取り付けられている。
この取付ブラケットを略ひし形状に形成することで、アイポイントから視認可能な部位が幅狭になるようにピラーガーニッシュが形成されている。
しかし、特許文献1のピラーガーニッシュは、ピラーガーニッシュの端部がピラーのフランジの内側に設けられる。よって、ピラーのフランジがピラーガーニッシュの端部からピラーガーニッシュの外側に突出している。
このため、ピラーのフランジで乗員の視野が妨げられ、この観点から改良の余地が残されていた。
本発明は、視野を充分に広く確保できる車両のピラーガーニッシュを提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車両のピラーの車室側を覆うピラーガーニッシュであって、前記ピラーの後側に配置されて乗員側に対向する後壁部と、前記後壁部から前記ピラーの前壁に向けて延出され、前記ピラーの車室側に配置されて前記ピラーの車室側を覆う側壁部と、を備え、前記側壁部の前縁および前記後壁部の車外端で前記ピラーの閉断面部を挟み込むことで、側壁部の前縁および前記後壁部の車外端間の領域内に前記ピラーを収めたことを特徴とする。
請求項2は、前記ピラーに向けて突出された状態で前記後壁部に設けられ、前記ピラーのうち乗員側の部位に取り付けられた固定部を備え、前記固定部が突出する方向の延長線が、前記ピラーに支持された窓ガラスの端部に一致することを特徴とする。
請求項3は、前記固定部が前記ピラーに向けて突出されることで、前記固定部の車幅方向両側に車両用部品を収容可能な収容空間をそれぞれ備えたことを特徴とする。
請求項4は、前記側壁部のうち前端部の肉厚寸法を他部位に対して大きくしたことを特徴とする。
請求項5は、前記窓ガラスの端部に塗装部が設けられ、車体幅方向において前記塗装部の端部と前記ピラーの露出端との間の間隔に前記側壁部の前縁が配置されたことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、ピラーガーニッシュに後壁部および側壁部を備えた。この後壁部をピラーの後側に配置して乗員側に対向させ、後壁部から側壁部をピラーの前壁に向けて延出して側壁部でピラーの車室側を覆った。
そして、側壁部の前縁および後壁部の車外端でピラーの閉断面部を挟み込むことで、側壁部の前縁および後壁部の車外端間の領域内にピラーを収めた。
これにより、ピラーガーニッシュでピラーを乗員の視線(目線)から隠すことができるので、乗員の視野を広く確保することができる。
さらに、後壁部に固定部を設け、この固定部をピラーに向けて突出させてピラーの取付部に取り付けた。
そして、固定部の突出方向の延長線を、ピラーに支持された窓ガラスの端部に一致させた。
これにより、固定部を窓ガラスの端部から車室側にずらす(張り出させる)必要がないので、窓ガラスの端部まで乗員の視野を確保することができる。
さらにまた、固定部をピラーに向けて突出することで、固定部の車幅方向両面に車両用部品を収容可能な収容空間をそれぞれ備えた。
よって、収容空間をピラーの後方に備えることができる。これにより、ピラーの幅寸法を小さく抑えて乗員の視野を広く確保することができる。
請求項に係る発明では、側壁部のうち前端部の肉厚寸法を他部位に対して大きくした。前端部の肉厚寸法を大きくすることで、前端部の前縁の面積を大きく確保することができる。
前縁の面積を大きく確保することで、側壁部の前端部や他部位にしぼ加工(凹凸状の加工)を施すとともに、前縁にしぼ加工(凹凸状の加工)を施すことができる。
これにより、側壁部の前端部や前縁を窓ガラスに同様に映し出すことが可能になり、側壁部の前端部と前縁との境界線を目立たないようにすることができる。
請求項に係る発明では、窓ガラスの端部に塗装部を設け、車体幅方向において塗装部の端部とピラーの露出端との間の間隔に側壁部の前縁を配置した。
よって、側壁部の前縁でピラーを覆うことができ、側壁部の前縁と塗装部との間からピラーを車外に露出させることなく、窓ガラスの縁部まで塗装部の端部を近づけることができる。
このように、窓ガラスの縁部に塗装部の端部を近づけることで、乗員の視野を窓ガラスの端部近傍まで広げることができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」は運転者から見た方向にしたがい、前側をFr、後側をRr、左側をL、右側をRとして示す。
図1は本発明に係る車両用ピラーガーニッシュを備えた車両を示す斜視図である。なお、左右のフロントピラー11および左右のピラーガーニッシュ20はそれぞれ左右対称の部材であり、図1において左フロントピラー11および左ピラーガーニッシュ20のみを図示する。
車両10は、車体の左右側から左右のフロントピラー(ピラー)11が車体後方に向けて上り勾配で延出され、左右のフロントピラー11の前壁12(図2参照)にフロント窓ガラス(窓ガラス)14の左右のガラス端部(端部)15がダムシール17や接着剤18(図2参照)を介して載置され、フロント窓ガラス14を支える左右のフロントピラー11が左右の車両用ピラーガーニッシュ(以下、ピラーガーニッシュという)20で覆われている。
図2は図1の2−2線断面図、図3は本発明に係る車両用ピラーガーニッシュをフロントピラーから分解した状態を示す断面図である。
左フロントピラー11は、略矩形状の閉断面に形成されたピラー本体22と、ピラー本体22を車体に支持するピラー支持部23とを備えている。
ピラー本体22は、鋼管(チューブ)をハイドロフォームで略矩形状の閉断面に形成された長尺部材である。
このピラー本体22は、車体前方に対向する前壁12と、前壁12の外辺から車体後方に折り曲げられた外側壁26と、前壁12の内辺から車体後方に折り曲げられた内側壁27と、内側壁27および外側壁26の後辺に設けられた後壁28とを備えている。
前壁12および外側壁26が車体外側に配置され、後壁28および内側壁27が車室36側に配置されている。
前壁12は、フロント窓ガラス14に対して略平行に設けられ、かつ、フロント窓ガラス14に対して車体後方に所定間隔を開けて配置されている。
また、フロント窓ガラス14の塗装部71(詳しくは、塗装端71a)と前壁12の露出端12aとの間の車体幅方向の間隔がS1に設定されている。
露出端12aは、ピラー本体22の前壁12のうち、フロント窓ガラス14側に露出している部位12bの左側端部(車体幅方向外側の端部)である。
後壁28は、前壁12に対して略平行に設けられ、かつ、前壁12に対して車体後方に間隔(側幅寸法)S2を開けて配置されている。
後壁28は、前壁12に対して幅寸法が小さく形成され、幅方向中央に後壁取付孔31が形成されている。
内側壁27は、前壁12の内辺から後壁28の内辺まで車体後方に向けてフロント窓ガラス14に対して略直交する方向に張り出されている。
外側壁26は、前壁12の外辺から後壁28の外辺まで車体後方に向けて内側壁27に対して車室36側に徐々に傾斜するように張り出されている。
ピラー本体22は、前幅寸法W1、後幅寸法W2に設定されている。
ここで、前幅寸法W1、後幅寸法W2および側幅寸法S2の関係は、S2>W1>W2が成立している。
すなわち、ピラー本体22をハイドロフォームで鋼管(チューブ)から製造するため、ピラー本体22の前幅寸法W1や後幅寸法W2を側幅寸法S2に対して小さく抑えることができる。
ピラー支持部23は、外側壁26の後辺近傍から車外方向に向けて張り出されたフランジ41と、フランジ41から車室36側に分岐された内側支持プレート42と、フランジ41から車外側に分岐された外側支持プレート43とを備えている。
フランジ41にはシール44が取り付けられている。
内側支持プレート42は、後壁28に沿って設けられて後壁28に溶接され、内側壁27に沿って内端部45が設けられている。
内端部45は車体前方に向けて折り曲げられ、折り曲げられた内端部45の係止部位45aが内側壁27に対して所定間隔S3をおいて配置されている。
内側支持プレート42は、後壁取付孔31に対して同軸上にプレート取付孔47が形成されている。
外側支持プレート43は、外側壁26に沿って設けられて外側壁26に溶接されている。
後壁取付孔31やプレート取付孔47は、左車両用ピラーガーニッシュ20を取り付けるための孔である。
左ピラーガーニッシュ20は、左フロントピラー11のうち内側壁27や後壁28(車室36側の部位)を覆う装飾部材(内装部材)である。
左ピラーガーニッシュ20は、後壁(左フロントピラー11の車体後)28側に配置されて乗員33側に対向する後壁部51と、後壁部51に設けられた固定部52と、後壁部51から車両前方に向けて延出された側壁部53と、側壁部53に設けられた振れ規制部54とを備えている。
左ピラーガーニッシュ20は、後壁部51および側壁部53で略J字状に形成されている。
後壁部51は幅寸法W3に形成され、側壁部53は側壁寸法S4に形成されている。
後壁部51の幅寸法W3と側壁部53の側壁寸法S4との関係は、S4>W3が成立する。
ここで、前述したように、ピラー本体22は、前幅寸法W1、後幅寸法W2および側幅寸法S2の関係がS2>W1>W2に設定されている。
よって、ピラー本体22に沿って配置される左ピラーガーニッシュ20における後壁部51の幅寸法W3を小さく抑えることができる。
後壁部51は、乗員33側に配置され、外端部(車外端)51aから車体後方に向けて車室36側に傾斜状に設けられた外半部壁51bと、外半部壁51bの内辺から車室36側に向けて張り出された内半部壁51cとを備え、外半部壁51bおよび内半部壁51cで略く字状に形成されている。
後壁部51のうち、左フロントピラー11の後壁28に対向する部位51dに固定部52が一体に備えられている。
固定部52は、後壁28に対向する部位51dから後壁28に向けて突出され、後壁28に対向させて取付部57が設けられている。
固定部52が突出する方向に延びる延長線58は、フロント窓ガラス14の左ガラス端部15に一致している。
また、固定部52後方の後壁28に対向する部位51dは、その後端51eが、ピラー支持部23のフランジ41に設けられたシール44の後端44a、ドアサッシュ38の後端38aおよび乗員33のアイポイント34を結ぶ後側延長線63の車体前方側に位置するように配置されている。
これにより、固定部52を左ガラス端部15から車室36側にずらす(張り出させる)必要がなく、固定部52をフロント窓ガラス14からの車体後方へ張り出すことが可能になり、乗員33の視野(視界)を減少させることなく確保することができる。
また、取付部57は、延長線58上に取付孔59が形成されている。
この取付孔59は、プレート取付孔47および後壁取付孔31に対して同軸上に配置されている。
この取付孔59にクリップ61の頭部62が設けられることで、クリップ61が延長線58上に設けられている。
このクリップ61は、取付部57からプレート取付孔47および後壁取付孔31に向けて突出されている。
クリップ61がプレート取付孔47および後壁取付孔31に係止されることで、後壁28(左フロントピラー11のうち乗員33側の部位)に固定部52が取り付けられている。
なお、クリップ61は、例えば、車体にガーニッシュなどを組み付ける締結部材として一般に使用されるものである。
すなわち、固定部52は、乗員33の視線(目線)35に沿った方向に張り出されている。これにより、固定部52を視線35に対して交差する方向に張り出させる必要がなく、アイポイント34から視認可能な部位において、左ピラーガーニッシュ20を幅狭に形成することができる。
また、固定部52が後壁28に向けて突出されることで、車幅方向において固定部52の車体外側および車室36側(両側)に内外側の収容空間(収容空間)64,65がそれぞれ備えられている。
よって、外側収容空間65や内側収容空間64を左フロントピラー11の後方に備えることができる。
外側収容空間65にサイドカーテンエアバッグのテンションベルト(車両用部品)67が収納され、内側収容空間64にエアコンやルームランプなどのワイヤーハーネス(車両用部品)68が収納されている。
テンションベルト67は、サイドカーテンエアバッグのエアバッグ袋体を展開させた状態において、左フロントピラー11側にサイドカーテンエアバッグをつないだ状態で支持する。
左ピラーガーニッシュ20は、固定部52が設けられた後壁部51から車両前方に側壁部53が延出されて左フロントピラー11の車室36側に配置されている。
側壁部53が車室36側に配置されることで、側壁部53で左フロントピラー11の内側面(側面)11aが覆われている。
左フロントピラー11の内側面11aは、内側壁27や後壁28(車室36側の部位)で形成されている。
側壁部53は、後壁部51の内辺から前壁12に向けて車体外側に僅かに傾斜するように(すなわち、内側壁27に対して傾斜するように)延出されている。
図4は図2の4部拡大図である。
側壁部53は、フロント窓ガラス14の塗装部71(塗装端71a)と前壁12の露出端12aとの間の車体幅方向の間隔S1に入り込んだ前縁74を有している。
フロント窓ガラス14の塗装部71(塗装端71a)は、側壁部53の表面53aおよび乗員33のアイポイント34を結ぶ前側延長線66に対して左側(車体幅方向外側)に位置するように設けられている。
塗装部71は、左ガラス端部15のうち内面(車室36側の面)16に、例えば黒色に塗装された部位である。
また、側壁部53のうち前端部73の肉厚寸法T1は、側壁部53の他部位75の肉厚寸法T2に対して大きく設定されている。
前端部73の肉厚寸法T1を大きくすることで、前端部73の前縁74の表面積を大きく確保することができる。
前縁73の表面積を大きく確保することで、側壁部53の表面(具体的には、前端部73や他部位75の表面)82にしぼ加工(凹凸状の加工)を施すとともに、前縁74にしぼ加工(凹凸状の加工)を施すことができる。
すなわち、前端部73から前縁74に至るまでしぼ加工を連続的に一様に施すことができる。
このように、しぼ加工を連続的に一様に施すことで、側壁部53の前端部73や前縁74をフロント窓ガラス14に同様に映し出すことができる。
これにより、側壁部53の前端部73と前縁74との境界線84を目立たないようにすることができる。
側壁部53の前端部73には、左フロントピラー11の前壁12と内側壁27との交差角部29に対向する内面73aに弾性変形可能なクッション材77が設けられている。
クッション材77は交差角部29に当接されている。
図2に戻って、側壁部53の前端部73は、車両前後方向において固定部52と重なり合うように配置されている。
よって、側壁部53の前縁74および後壁部51の外端部51aで左フロントピラー11のピラー本体(閉断面部)22が挟み込まれた状態に配置され、前縁74および外端部51a間の領域81内に左フロントピラー11が収められている。
これにより、左フロントピラー11を左ピラーガーニッシュ20で乗員33の視線35から隠すことができ、乗員33の視野を広く確保することができる。
また、側壁部53の裏面には、内側壁27(図4参照)に向けて突出された振れ規制部54が備えられ、固定部52よりも車体前方に配置されている。
振れ規制部54は、内側支持プレート42の係止部位45aに当接することにより、クリップ61とともにピラー本体22に対して左ピラーガーニッシュ20を前後に規制する。
ここで、振れ規制部54によりピラー本体22における内側壁27側において左ピラーガーニッシュ20の側壁部53が係止され、クリップ61によりピラー本体22における後壁28において左ピラーガーニッシュ20の後壁部51が係止されている。
これにより、左ピラーガーニッシュ20を左フロントピラー11に安定的に保持でき、左ピラーガーニッシュ20を周辺部材に対して容易に位置合わせすることができる。
また、後壁部51および側壁部53の2つの壁部を左フロントピラー11で支えることが可能になり、左ピラーガーニッシュ20を左フロントピラー11に一層安定的に保持することができる。
さらに、側壁部53の前縁74を車両前後方向において固定部52と重なり合うように配置した。
これにより、側壁部53の前縁74と固定部52とを左フロントピラー11(特に、ピラー本体22)を挟み込む位置に配置することができ、左ピラーガーニッシュ20を左フロントピラー11により一層安定的に保持することができる。
つぎに、左ピラーガーニッシュ20を用いることで視野を広げた状態を図2および図3に基づいて説明する。
側壁部53の前縁74が車両前後方向において固定部52と重なり合うように配置され、前縁74および後壁部51の外端部51a間の領域81内に左フロントピラー11が収められている。
これにより、左フロントピラー11を左ピラーガーニッシュ20で乗員33の視線35から隠すことができる。
また、ピラー本体22の前幅寸法W1や後幅寸法W2が側幅寸法S2に対して小さく設定されて、左ピラーガーニッシュ20の後壁部51の幅寸法W3が小さく抑えられている。
さらに、固定部52が後壁部51から後壁28に向けて突出されている。よって、固定部52を乗員33の視線35に沿った方向に張り出させることが可能になり、固定部52を視線35に対して交差する方向に張り出させる必要がない。
このように、左ピラーガーニッシュ20の後壁部51の幅寸法W3を小さく抑え、かつ、固定部52を視線35に沿った方向に張り出させることで、アイポイント34から視認可能な部位が幅狭になるように左ピラーガーニッシュ20を形成でき、乗員33の視野を広く確保することができる。
加えて、固定部52が後壁28に向けて突出されることで、固定部52の車幅方向の車体外側および車室36側に内外側の収容空間64,65が備えられている。
よって、外側収容空間65や内側収容空間64を左フロントピラー11の後方に備えることができる。
これにより、左ピラーガーニッシュ20の後壁部51の幅寸法W3を一層小さく抑えることができ、乗員33の視野を広く確保することができる。
加えて、側壁部53の前縁74が、フロント窓ガラス14の塗装部71(塗装端71a)と前壁12の露出端12aとの間の車体幅方向の間隔S1に配置されている。
よって、車外側から目視した際にも側壁部53の前縁74と塗装部71との間からピラー本体22の前壁12を露出させることなく、塗装部71の塗装端71aをフロント窓ガラス14の左ガラス縁部15aに近づけて形成することができる。
したがって、乗員33の視野をフロント窓ガラス14の塗装部71まで広げることができる。
このように、前側延長線66の左側(車体幅方向外側)に塗装部71を配置し、かつ、前述したように後側延長線63の車体前方側に後壁28の後端51eを配置することで、左ピラーガーニッシュ20を幅狭に形成することができる。
これにより、前側延長線66(前側視線35)および後側延長線63(後側視線35)の交差角θを小さくすることが可能になり、乗員33の視野(視界)を減少させることなく確保することができる。
なお、前記実施の形態では、クリップ61を用いて左フロントピラー11の後壁28に固定部52を取り付ける例について説明したが、クリップ61に代えて、ボルトやビスなどの他の締結部材を用いることも可能である。
また、前記実施の形態では、ピラーガーニッシュ20をフロントピラー11に設けた例について説明したが、これに限らないで、リヤピラーなどの他のピラーに設けることも可能である。
本発明は、車両のピラーの車室側を覆うことで車室内を装飾する車両用ピラーガーニッシュを備えた自動車への適用に好適である。
本発明に係る車両用ピラーガーニッシュを備えた車両を示す斜視図である。 図1の2−2線断面図である。 本発明に係る車両用ピラーガーニッシュをフロントピラーから分解した状態を示す断面図である。 図2の4部拡大図である。
符号の説明
10…車両、11…左右のフロントピラー(ピラー)、12…前壁、14…フロント窓ガラス(窓ガラス)、15…左右のガラス端部(窓ガラスの端部)、20…左右のピラーガーニッシュ(車両用ピラーガーニッシュ)、28…後壁(ピラーのうち乗員側の部位)、33…乗員、36…車室、51…後壁部、52…固定部、53…側壁部、51a…外端部(車外端)、58…延長線、64,65…内外側の収容空間(収容空間)、67…テンションベルト(車両用部品)、68…ワイヤーハーネス(車両用部品)、71…塗装部、73…前端部、74…前縁、75…他部位、81…領域、T1…前端部の肉厚寸法、T2…他部位の肉厚寸法。

Claims (3)

  1. 車両のピラーの車室側を覆うピラーガーニッシュであって、
    前記ピラーの後側に配置されて乗員側に対向する後壁部と、
    前記後壁部から前記ピラーの前壁に向けて延出され、前記ピラーの車室側に配置されて前記ピラーの車室側を覆う側壁部と、を備え、
    前記側壁部の前縁および前記後壁部の車外端で前記ピラーの閉断面部を挟み込むことで、側壁部の前縁および前記後壁部の車外端間の領域内に前記ピラーを収め
    記ピラーに向けて突出された状態で前記後壁部に設けられ、前記ピラーのうち乗員側の部位に取り付けられた固定部を備え、
    前記固定部が突出する方向の延長線が、前記ピラーに支持された窓ガラスの端部に一致し、
    記固定部が前記ピラーに向けて突出されることで、前記固定部の車幅方向両側に車両用部品を収容可能な収容空間をそれぞれ備えたことを特徴とする車両のピラーガーニッシュ。
  2. 前記側壁部のうち前端部の肉厚寸法を他部位に対して大きくしたことを特徴とする請求項1記載の車両のピラーガーニッシュ。
  3. 前記窓ガラスの端部に塗装部が設けられ、車体幅方向において前記塗装部の端部と前記ピラーの露出端との間の間隔に前記側壁部の前縁が配置されたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両のピラーガーニッシュ。
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