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JP4524600B2 - 強誘電体メモリ装置 - Google Patents

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JP4524600B2
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本発明は、強誘電体メモリ装置に関する。本発明は、特に、インプリント現象の発生が少ない強誘電体メモリ装置に関する。
従来の半導体記憶装置として、特開平11−134874号公報(特許文献1)に開示されたものがある。上記特許文献1に開示された従来の半導体記憶装置は、上記従来の半導体記憶装置では、読み出し及び再書き込みに際して、分極状態の反転処理を行い、強誘電体コンデンサのヒステリシス特性を少なくとも1周するようにして、インプリント効果の発生を抑制している。
特開平11−134874号公報
しかしながら、上記従来の半導体記憶装置では、外部から供給された書き込みデータに基づいて、強誘電体コンデンサに新たにデータを書き込むときには、分極状態の反転処理は行われないため、インプリント現象が発生してしまうという問題が生じていた。特に、LCDドライバに用いられる半導体記憶装置においては、書き込みデータとして"0"データを連続して書き込むような動作が頻繁に発生し、インプリント現象の発生が顕著であった。
よって、本発明は、上記の課題を解決することのできる強誘電体メモリ装置を提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
上記目的を達成するため、本発明の第1の形態によれば、所定のデータを記憶するメモリセルと、メモリセルに接続されたプレート線及びビット線と、プレート線に第1パルスを供給するプレート線制御回路と、ビット線に第2パルスを供給する書き込み回路と、メモリセルに記憶させる記憶データに基づいて、プレート線制御回路がプレート線に第1パルスを供給するタイミングに対する、書き込み回路がビット線に第2パルスを供給するタイミングを制御するタイミング制御回路とを備えたことを特徴とする強誘電体メモリ装置を提供する。
上記形態では、プレート線及びビット線に供給されるパルスのタイミングは、メモリセルに記憶させるべきデータに応じて、相対的にずらすことができる。すなわち、上記形態では、メモリセルにデータを記憶させるときに、ビット線よりもプレート線の方が高電位となるタイミング及びプレート線よりもビット線の方が高電位となるタイミングの双方があり、タイミング制御回路が、メモリセルに記憶させる記憶データに基づいて、これらのタイミングを制御することができる。従って、上記構成によれば、メモリセルに記憶データを記憶させるときに、当該記憶データ及びその相補データの双方を書き込むことができるため、インプリント現象を抑制することができる。上記形態において、書き込み回路とタイミング制御回路は、別々に設けられてもよく、また、一つの構成として設けられてもよい。
上記強誘電体メモリ装置において、タイミング制御回路は、第1パルスがプレート線に供給される期間が、第2パルスがビット線に供給される期間の一部と重なるように、プレート線制御回路及び書き込み回路の少なくとも一方を制御することが好ましい。
上記形態では、プレート線に第1パルスが供給される期間とビット線に第2パルスが供給される期間とが重なることとなる。従って、上記形態によれば、インプリント現象を抑制することができるとともに、メモリセルに記憶データを高速に書き込むことができる。
上記強誘電体メモリ装置において、タイミング制御回路は、記憶データが"1"であるときに、第1パルスがプレート線に供給されるタイミングが、第2パルスがビット線に供給されるタイミングより早く、記憶データが"0"であるときに、第1パルスがプレート線に供給されるタイミングが、第2パルスがビット線に供給されるタイミングより遅くなるように、プレート線制御回路及び書き込み回路の少なくとも一方を制御することが好ましい。
上記強誘電体メモリ装置において、第1パルスは、第1エッジ及び当該第1エッジより遅れた第2エッジを有しており、当該強誘電体メモリ装置は、第1エッジより早い第1タイミング、及び第1エッジと第2エッジとの間の第2タイミングで電圧が変化する第1タイミング信号、並びに第1のエッジと第2のエッジとの間の第3タイミング、及び第2エッジより遅い第4タイミングで電圧が変化する第2タイミング信号を生成するタイミング信号生成部と、をさらに備え、タイミング制御回路は、記憶データに基づいて、第1タイミング信号又は第2タイミング信号を選択し、書き込み回路は、選択された第1タイミング信号又は第2タイミング信号に基づいて、第2パルスを生成し、ビット線に供給することが好ましい。
上記形態では、第1パルスをプレート線に供給するタイミングに対する、第2パルスをビット線に供給するタイミングを、第1タイミング信号又は第2タイミング信号を選択することにより制御することとなる。したがって、上記形態によれば、メモリセルに書き込む記憶データに基づいて、信号を選択するという極めて簡易な動作で、当該記憶データ及びその相補データの双方を書き込むことができ、インプリント現象を抑制することができる。
上記強誘電体メモリ装置は、複数のビット線と、複数のビット線のそれぞれに設けられた複数の書き込み回路及び複数のタイミング制御回路と、を備え、タイミング信号生成部は、複数のタイミング制御回路に第1タイミング信号及び第2タイミング信号を供給しており、複数のタイミング制御回路は、それぞれ、タイミング信号生成部から供給された第1タイミング信号及び第2タイミング信号の一方を選択し、複数の書き込み回路は、第1タイミング信号及び第2タイミング信号のうち、対応するタイミング制御回路が選択したものに基づいて、第2パルスを生成し、対応するビット線に供給してもよい。
上記強誘電体メモリ装置は、複数のビット線と、複数のビット線にそれぞれ設けられた複数の書き込み回路とを備え、タイミング制御回路は、タイミング信号生成部が生成した第1タイミング信号及び第2タイミング信号の一方を選択し、複数の書き込み回路は、それぞれ、タイミング制御回路が選択した第1タイミング信号又は第2タイミング信号に基づいて、第2パルスを生成し、対応するビット線に供給することが好ましい。
上記形態では、タイミング制御回路を、複数の書き込み回路のそれぞれに対して設ける必要がないため、強誘電体メモリ装置のチップ面積を低減させることができる。タイミング制御回路は、例えば、強誘電体メモリ装置のデータ入出力回路部分又はその近傍に設けられる。
上記強誘電体メモリ装置において、書き込み回路は、ビット線の一方端に接続され、メモリセルに記憶データを書き込み、当該強誘電体メモリ装置は、ビット線の他方端に接続され、メモリセルに書き込まれた記憶データを読み出す読み出し回路をさらに備えることが好ましい。
上記形態では、例えば、強誘電体メモリ装置を、1つのデータを連続して書き込む動作が発生しやすいTFTドライバ等の多ポートメモリとして使用する場合であっても、インプリント効果を抑制することができる。
また、「一方端」及び「他方端」とは、ビット線の物理的な端のみを指すものではなく、書き込み回路及び/又は読み出し回路がビット線の物理的な端に接続されていない場合であっても、書き込み回路及び/又は読み出し回路が所定の領域や所定の構成の端部においてビット線に接続されている場合を含む。
本発明の第2の形態によれば、所定のデータを記憶するメモリセルと、メモリセルに接続されたビット線及びプレート線と、メモリセルに記憶させる記憶データに基づいて、プレート線の電圧が変化するタイミングに対するビット線の電圧が変化するタイミングを制御して、メモリセルに当該記憶データを記憶させる制御部とを備えたことを特徴とする強誘電体メモリ装置を提供する。
本発明の第3の形態によれば、ビット線に接続されたメモリセルを備えた強誘電体メモリ装置であって、ビット線の一方端に接続され、メモリセルに記憶データを書き込む書き込み回路と、ビット線の他方端に接続され、メモリセルに書き込まれた記憶データを読み出す読み出し回路とを備え、書き込み回路は、メモリセルに、記憶データの相補データを書き込み、さらに当該記憶データを書き込んで、当該メモリセルに当該記憶データを記憶させることを特徴とする強誘電体メモリ装置を提供する。
以下、図面を参照しつつ、発明の実施形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせのすべてが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の強誘電体メモリ装置100の第1実施形態を示す図である。強誘電体メモリ装置100は、複数のメモリセルMCと、複数のワード線WL0〜m(mは正の整数)と、プレート線PL0〜mと、ビット線BL0〜n及び/BL0〜n(nは正の整数)と、ワード線制御回路120と、プレート線制御回路130と、書き込み回路140と、タイミング信号生成回路142と、読み出し回路150とを備えて構成される。
メモリセルMCは、アレイ状に配置されており、ワード線WL0〜m、プレート線PL0〜m、ビット線BL0〜n、及びビット線/BL0〜nに接続されている。本実施形態において、メモリセルMCは、2つのn型MOSトランジスタTR1及びTR2、並びに2つの強誘電体キャパシタC1及びC2からなる2T2C型の構造を有しており、強誘電体キャパシタC1及びC2には、互いに相補のデータが記憶されている。
n型MOSトランジスタTR1は、ソース及びドレインの一方がビット線BL0〜nに接続されており、他方が強誘電体キャパシタC1の一方端に接続されている。また、n型MOSトランジスタTR2は、ソース及びドレインの一方が、ビット線BL0〜nと相補のビット線であるビット線/BL0〜nに接続されており、他方が強誘電体キャパシタC2の一方端に接続されている。
また、n型MOSトランジスタTR1及びTR2は、ゲートが同じワード線WL0〜mに接続されており、当該ワード線の電圧に基づいて、それぞれ、強誘電体キャパシタC1及びC2の一方端をビット線BL0〜n及びビット線/BL0〜nに接続するか否かを切り換える。強誘電体キャパシタC1及びC2は、他方端が同じプレート線PL0〜mに接続されている。
ワード線制御回路120は、Xデコード信号に基づいて、ワード線WL0〜mに供給する電圧を制御して、強誘電体キャパシタC1及びC2の一方端を、それぞれ、ビット線BL0〜n及びビット線/BL0〜nに接続するか否かを制御する。
プレート線制御回路130は、プレート線選択信号に基づいて、プレート線PL0〜mに供給する電圧を制御して、強誘電体キャパシタC1及びC2の他方端の電圧を制御する。本実施形態において、プレート線制御回路130は、プレート線PL0〜mのうちの1つに、第1パルスを供給して、当該プレート線PLを選択する。
タイミング信号生成回路142は、書き込み回路140がビット線BL0〜n及びビット線/BL0〜nの電圧を変化させるタイミングを示す、第1タイミング信号及び第2タイミング信号の一例であるタイミング信号A及びBを生成する。タイミング信号A及びBの詳細については後述する。
書き込み回路140は、ビット線BL0〜nの電圧を制御して、メモリセルMCに記憶データを書き込む。書き込み回路140は、ビット線BL0〜n及びビット線/BL0〜nの一方端に接続されており、データバスDB及び/DBを伝搬するデータ信号が示す記憶データに基づいて、プレート線制御回路130がプレート線PL0〜mの電圧を変化させるタイミングに対する、ビット線BL0〜n及びビット線/BL0〜nの電圧を変化させるタイミングを制御して、メモリセルMCに記憶データを書き込む。
具体的には、書き込み回路140は、ビット線BL0〜n及びビット線/BL0〜nに第2パルスを供給して、メモリセルMCに記憶データを書き込んでいるが、当該記憶データの値に基づいて、タイミング信号生成回路142から供給されたタイミング信号A又はBを選択し、当該第2パルスとしてビット線BL0〜n及びビット線/BL0〜nに供給する。
読み出し回路150は、ビット線BL0〜n及びビット線/BL0〜nの他方端に接続されており、メモリセルMCに記憶された記憶データを読み出す。読み出し回路150は、読み出した記憶データを、データバスDB及び/DBとは異なる他のデータバス(図示せず)に供給するのが好ましい。
図2は、書き込み回路140の構成の一例を示す図である。書き込み回路140は、ビット線BL0〜nに接続される構成(図中上部の構成。以下、上部構成という。)、及びビット線/BL0〜nに接続される構成(図中下部の構成。以下、下部構成という。)を有しているが、本例では、両構成は、入力にデータバスDB又は/DBが接続されている点を除き、同一の構成を有している。
書き込み回路140は、ドライバ210及びタイミング制御回路220を有して構成される。タイミング制御回路220は、ビット線BL0〜n及びビット線/BL0〜nに第2パルスを供給するタイミングを生成し、ドライバ210は、当該タイミングに基づいて、ビット線BL0〜n及びビット線/BL0〜nの電圧を変化させて、ビット線BL0〜n及びビット線/BL0〜nに第2パルスを供給する。
タイミング制御回路220は、インバータ222及び228と、伝送ゲート224及び226と、NAND回路230とを有して構成される。インバータ222は、入力としてデータバスDB又は/DBを伝搬するデータ信号を受け取り、その反転信号を、伝送ゲート224を構成するn型MOSトランジスタのゲート及び伝送ゲート226を構成するp型MOSトランジスタのゲートに供給する。
伝送ゲート224及び226は、それぞれ、入力としてタイミング信号生成回路142が生成したタイミング信号A及びBを受け取り、出力をインバータ228に供給する。また、伝送ゲート224を構成するp型MOSトランジスタのゲート及び伝送ゲート226を構成するn型MOSトランジスタのゲートには、データバスDB又は/DBを伝搬するデータ信号が供給されており、伝送ゲート224及び226は、当該データ信号の電圧に基づいて、インバータ228に、タイミング信号A又はBを供給する。すなわち、伝送ゲート224及び226は、データ信号が示す記憶データの値に応じて、タイミング信号A又はBを選択して、インバータ228に供給する。
インバータ228は、伝送ゲート224又は226から供給されたタイミング信号A又はBの反転信号を生成し、NAND回路230に供給する。NAND回路230は、入力として、Y選択信号YSEL及び当該反転信号を受け取り、それらの否定論理積をドライバ210に供給する。
ドライバ210は、p型MOSトランジスタ212、並びにn型MOSトランジスタ214〜218を有して構成される。p型MOSトランジスタ212は、ソースに駆動電圧VCCが供給されており、ドレインがn型MOSトランジスタ214のドレイン並びにビット線BL0〜n及びビット線/BL0〜nに接続されている。n型MOSトランジスタ216は、ソースが接地されており、ドレインがn型MOSトランジスタ214を介してビット線BL0〜n及びビット線/BL0〜nに接続されている。また、p型MOSトランジスタ212及びn型MOSトランジスタ216のゲートには、NAND回路230の出力が供給されており、当該出力の電圧に応じて、p型MOSトランジスタ212及びn型MOSトランジスタ216のいずれか一方がオンするように構成されている。
n型MOSトランジスタ214は、ソースがn型MOSトランジスタ216のドレインに接続されており、ゲートに供給される信号Sの電圧に基づいて、ビット線BL0〜n及びビット線/BL0〜nを、n型MOSトランジスタ218のドレインに接続するか否かを切り換える。例えば、n型MOSトランジスタ214は、n型MOSトランジスタ216がオンしている場合において、ビット線BL0〜n及びビット線/BL0〜nを、n型MOSトランジスタ216から切り離して浮遊状態とする。これにより、ビット線BL0〜n及びビット線/BL0〜nの非選択時において、ビット線BL0〜n及びビット線/BL0〜nを浮遊状態とするか、又は0Vに固定するかを選択することができる。
n型MOSトランジスタ218は、ソースが接地されており、ドレインがドライバ210の出力、すなわち、ビット線BL0〜n及び/BL0〜nに接続されている。また、n型MOSトランジスタ218は、ゲートに信号BLDが供給されており、信号BLDがH論理を示すときにオンし、ビット線BL0〜n及び/BL0〜nを接地する。
図3は、強誘電体メモリ装置100の動作を示すタイミングチャートである。図1乃至図3を参照して、第1実施形態の強誘電体メモリ装置100の動作の一例として、ビット線BL0、ワード線WL0、及びプレート線PL0に接続された強誘電体キャパシタC1にデータ"1"を書き込み、ビット線/BL0、ワード線WL0、及びプレート線PL0に接続された強誘電体キャパシタC2にデータ"0"を書き込む場合について説明する。
なお、以下の例において各信号は、L論理又はH論理を示すディジタル信号である。以下の例において、各信号がL論理を示すときの当該信号の電圧は接地電圧であり、各信号がH論理を示すときの当該信号の電圧は、強誘電体メモリ装置100の駆動電圧であるVCC、VDD、又はVPPである。なお、各信号の電圧は、これに限られるものではなく、H論理を示すときの信号の電圧が、L論理を示すときの信号の電圧より高いものであればよい。
まず、強誘電体メモリ装置100の外部から、ビット線BL0及び/BL0、ワード線WL0、及びプレート線PL0に接続されたメモリセルMCの番地を示すアドレス信号Addressが供給される。これにより、ワード線制御回路120は、アドレス信号に基づいて、ワード線WL0の電圧を0VからVCCに変化させ、強誘電体キャパシタC1及びC2の一方端が、それぞれビット線BL0及び/BL0に接続される。
また、Y選択信号YSEL0の電圧が、0VからVCCに変化する。これにより、ビット線BL0及び/BL0に接続された書き込み回路140が、データバスDB及び/DBと接続される。このとき、データバスDB及び/DBを伝搬するデータ信号は、それぞれL論理及びH論理であり、タイミング制御回路220において、上部構成の伝送ゲート224及び下部構成の伝送ゲート226がオンしている。
次に、データバスDB及び/DBを伝搬するデータ信号が、強誘電体キャパシタC1及びC1に書き込むべきデータに基づいて変化する。具体的には、本例において強誘電体キャパシタC1に書き込むデータは"1"であるため、データバスDBを伝搬するデータ信号がL論理からH論理に変化し、データバス/DBを伝搬するデータ信号がH論理からL論理に変化する。これにより、図2の上部構成においては、伝送ゲート224がオフし、伝送ゲート226がオンするため、インバータ228に、タイミング信号Bが供給される。また、下部構成においては、伝送ゲート224がオンし、伝送ゲート226がオフするため、インバータ228にタイミング信号Aが供給される。
本実施形態において、タイミング信号生成回路142は、タイミング信号Aとして、第1エッジ及び当該第1エッジより遅れた第2エッジを有する第1パルスを含む信号を生成し、タイミング信号Bとして、第3エッジ及び当該第3エッジより遅れた第4エッジを有する第2パルスを含む信号を生成する。タイミング信号Aは、第1エッジと第2エッジとの間の期間がL論理となる信号であり、また、タイミング信号Bは、第3エッジと第4エッジとの間の期間がL論理となる信号である。また、タイミング信号生成回路142は、タイミング信号Aの第1パルスが、タイミング信号Bの第2パルスの一部と重なるように、タイミング信号A及びBを生成する。すなわち、タイミング信号AがL論理を示す期間は、タイミング信号BがL論理を示す期間の一部と重なる。
次に、信号BLDがH論理からL論理に変化し、また、信号SがL論理からH論理に変化すると、n型MOSトランジスタ218がオフするが、n型MOSトランジスタ214がオンし、また、NAND回路230の出力はH論理でありn型MOSトランジスタ216がオンするため、ビット線BL0及びビット線/BL0は、接地されたままである。
次に、タイミング信号生成回路142が、プレート線制御回路130がプレート線PL0に第1パルスを供給するタイミングより前に、タイミング信号Aの電圧を変化させる。具体的には、タイミング信号生成回路142は、プレート線PL0に供給される第1パルスの立ち上がりエッジより早いタイミングで、タイミング信号AをH論理からL論理に変化させる。
タイミング信号AがH論理からL論理に変化すると、図2の下部構成において、NAND回路230の入力が双方ともH論理となるため、ドライバ210においてp型MOSトランジスタ212及びn型MOSトランジスタ216のゲートはL論理となり、p型MOSトランジスタ212がオンし、n型MOSトランジスタ216がオフする。したがって、ビット線/BLの電圧が0VからVCCに変化して、ビット線/BL0に第2パルスの供給が開始され、強誘電体キャパシタC2の一方端の電圧はVCCとなる。
このとき、プレート線PL0の電圧は0Vであるため、ビット線/BL0を基準として強誘電体キャパシタC2には−VCCの電圧がかかるため、強誘電体キャパシタC2には、当該強誘電体キャパシタCに書き込むべきデータとは逆のデータであるデータ"1"が書き込まれる。一方、ビット線BL0の電圧は0Vであり、強誘電体キャパシタC1にかかる電圧は0Vのままである。
次に、プレート線制御回路130が、プレート線PL0の電圧を0VからVCCに変化させ、プレート線PL0に第1パルスの供給を開始する。これにより、強誘電体キャパシタC1及びC2の他方端の電圧がVCCとなる。このとき、ビット線BL0の電圧は0Vであるため、ビット線BL0を基準として強誘電体キャパシタC1には+VCCの電圧がかかるため、強誘電体キャパシタC1には、当該強誘電体キャパシタC1に書き込むべきデータとは逆のデータであるデータ"0"が書き込まれる。
次に、タイミング信号生成回路142が、プレート線制御回路130がプレート線PL0の電圧をVCCから0Vに変化させるタイミングより前に、タイミング信号Bの電圧を変化させる。具体的には、タイミング信号生成回路142は、プレート線PL0に供給される第1パルスの立ち下がりエッジより早いタイミングで、タイミング信号BをH論理からL論理に変化させる。
タイミング信号BがH論理からL論理に変化すると、図2の上部構成において、NAND回路の入力が双方ともH論理となるため、ドライバ210においてp型MOSトランジスタ212及びn型MOSトランジスタ216のゲートはL論理となり、p型MOSトランジスタ212がオンし、n型MOSトランジスタ216がオフする。したがって、ビット線BL0の電圧は0VからVCCに変化して、ビット線BL0に第2パルスの供給が開始され、強誘電体キャパシタC1の一方端の電圧はVCCとなる。
このとき、プレート線PL0の電圧はVCCであるため、強誘電体キャパシタC1にかかる電圧は0Vとなり、強誘電体キャパシタC1に書き込まれた"0"データがそのまま保持される。
次に、タイミング信号生成回路142が、プレート線制御回路130がプレート線PL0の電圧をVCCから0Vに変化させるタイミングより前に、タイミング信号Aの電圧を変化させる。具体的には、タイミング信号生成回路142は、プレート線PL0に供給される立ち下がりエッジより早いタイミングで、タイミング信号AをL論理からH論理に変化させる。
タイミング信号AがL論理からH論理に変化すると、図2の下部構成において、NAND回路230の入力の一方がL論理となるため、ドライバ210においてp型MOSトランジスタ212及びn型MOSトランジスタ216のゲートはH論理となり、p型MOSトランジスタ212がオフし、n型MOSトランジスタ216がオンする。したがって、ビット線/BL0の電圧はVCCから0Vに変化して、ビット線/BL0への第2パルスの供給が終了し、強誘電体キャパシタC2の一方端の電圧は0Vとなる。
このとき、プレート線PL0の電圧はVCCであるため、ビット線/BL0を基準として強誘電体キャパシタC2には+VCCの電圧がかかるため、強誘電体キャパシタC2には、当該強誘電体キャパシタC2に書き込むべきデータであるデータ"0"が書き込まれる。
次に、プレート線制御回路130が、プレート線PL0の電圧をVCCから0Vに変化させ、プレート線PL0への第1パルスの供給が終了する。これにより、強誘電体キャパシタC1及びC2の他方端の電圧が0Vとなる。このとき、ビット線BL0の電圧はVCCであるため、ビット線BL0の電圧を基準として強誘電体キャパシタC1には−VCCの電圧がかかるため、強誘電体キャパシタC1には、当該強誘電体キャパシタC1に書き込むべきデータであるデータ"1"が書き込まれる。
次に、タイミング信号生成回路142が、タイミング信号AをL論理からH論理に変化させる。これにより、図2の上部構成において、NAND回路230の入力の一方がL論理となるため、ドライバ210においてp型MOSトランジスタ212及びn型MOSトランジスタ216のゲートはH論理となり、p型MOSトランジスタ212がオフし、n型MOSトランジスタ216がオンする。したがって、ビット線BL0の電圧はVCCから0Vに変化して、ビット線/BL0への第2パルスの供給が終了し、強誘電体キャパシタC1の一方端の電圧は0Vとなる。これにより、強誘電体キャパシタC1及びC2にかかる電圧は、双方とも0Vとなり、強誘電体キャパシタC1及びC2には、それぞれ書き込まれたデータ"1"及びデータ"0"が保持される。
図4は、強誘電体キャパシタC1及びC2のヒステリシス特性を示す図である。図3及び図4を参照して、本実施形態における強誘電体キャパシタC1及びC2のヒステリシス特性の変化について説明する。図4において、横軸は強誘電体キャパシタC1及びC2にかかる電圧を示し、縦軸は強誘電体キャパシタC1及びC2の分極量を示している。なお、以下において、強誘電体キャパシタC1及びC2にかかる電圧は、プレート線PL0の電圧、すなわち、強誘電体キャパシタC1及びC2の他方端の電圧よりも、ビット線BL0及びビット線/BL0の電圧、すなわち、強誘電体キャパシタC1及びC2の電圧が高いときにプラスで表す。
まず、本実施形態において記憶データとして"1"が書き込まれる強誘電体キャパシタC1のヒステリシス特性について説明する。強誘電体キャパシタC1に予め記憶されていた記憶データが"1"である場合、初期状態において、そのヒステリシス特性はD点にある。また、当該記憶データが"0"である場合、初期状態において、そのヒステリシス特性はA点にある。
そして、プレート線PL0の電圧が0VからVCCに変化したときに、強誘電体キャパシタC1にかかる電圧は+VCCとなるため、そのヒステリシス特性は、当該記憶データが"1"であった場合、D点からE点を通過してF点に移動し、"0"であった場合、A点からF点に移動する。
次に、ビット線BL0の電圧が0VからVCCに変化すると、強誘電体キャパシタC1にかかる電圧は0Vとなり、そのヒステリシス特性はF点からA点に移動する。そして、プレート線PL0の電圧がVCCから0Vに変化すると、強誘電体キャパシタC1にかかる電圧は−VCCとなるため、そのヒステリシス特性はA点からB点を通過してC点に移動する。そして、ビット線BL0の電圧がVCCから0Vに変化すると、強誘電体キャパシタC1にかかる電圧は0Vとなり、そのヒステリシス特性はC点からD点に移動する。
したがって、本実施形態では、強誘電体キャパシタC1に記憶データ"1"を書き込むときに、初期状態において記憶していたデータによらず分極反転を伴うため、インプリント現象の発生を抑えることができる。なお、強誘電体キャパシタC2に記憶データ"1"を書き込むときも同様である。
次に、本実施形態において記憶データ"0"が書き込まれる強誘電体キャパシタC2のヒステリシス特性について説明する。強誘電体キャパシタC2に予め記憶されていた記憶データが"1"である場合、初期状態において、そのヒステリシス特性はD点にある。また、当該記憶データが"0"である場合、初期状態において、そのヒステリシス特性はA点にある。
そして、ビット線/BL0の電圧が0VからVCCに変化したときに、強誘電体キャパシタC2にかかる電圧は−VCCとなるため、そのヒステリシス特性は、当該記憶データが"1"であった場合、D点からC点に移動し、"0"であった場合、A点からB点を通過してC点に移動する。
次に、プレート線PL0の電圧が0VからVCCに変化すると、強誘電体キャパシタC2にかかる電圧は0Vとなり、そのヒステリシス特性はC点からD点に移動する。そして、ビット線/BL0の電圧がVCCから0Vに変化すると、強誘電体キャパシタC2にかかる電圧は+VCCとなり、そのヒステリシス特性は、D点からE点を通過してF点に移動する。そして、プレート線PL0の電圧がVCCから0Vに変化すると、強誘電体キャパシタC2にかかる電圧は0Vとなり、そのヒステリシス特性はF点からA点に移動する。
したがって、本実施形態では、強誘電体キャパシタC2に記憶データ"0"を書き込むときに、初期状態において記憶していたデータによらず分極反転を伴うため、インプリント現象の発生を抑えることができる。なお、強誘電体キャパシタC1に記憶データ"0"を書き込むときも同様である。
図5は、強誘電体メモリ装置100の第2実施形態を示す図である。以下において、第1実施形態と異なる点を中心に第2実施形態の強誘電体メモリ装置100について説明する。なお、第1実施形態と同一の符号を付した構成については、第1実施形態と同様の機能を有する。また、本実施形態の強誘電体メモリ装置100の動作は、図3に動作タイミングを示した第1実施形態の強誘電体メモリ装置100の動作と同様である。
本実施形態では、第1実施形態において各書き込み回路140に対して設けられていたタイミング制御回路220が、複数の書き込み回路140に対してデータ信号を供給するように構成されている。強誘電体メモリ装置100は、データバスDB及び/DBに代えて、書き込みデータバスWD及び/WDを備えており、タイミング制御回路220は、記憶データを示すデータ信号に基づいて、書き込みデータバスWD及び/WDに書き込みデータ信号及びその反転信号を供給するよう構成されている。
本実施形態のタイミング制御回路220は、第1実施形態のNAND回路230に代えてインバータ250を有して構成されている。そして、インバータ228は、その出力を書き込みデータ信号として書き込みデータバスWDに供給する。インバータ250は、入力としてインバータ228の出力、すなわち、書き込みデータ信号を受け取り、出力としてその反転信号を書き込みデータバス/WDに供給する。
図6は、第2実施形態における書き込み回路140の構成の一例を示す図である。本実施形態において、書き込み回路140は、第1実施形態のドライバ210の構成を有し、さらに、n型MOSトランジスタ262と、p型MOSトランジスタ264及び266とを有して構成される。
n型MOSトランジスタ262は、ドレインが書き込みデータバスWD及び/WDに接続されており、ソースがp型MOSトランジスタ212及びn型MOSトランジスタ216のゲートに接続されている。そして、n型MOSトランジスタ262は、ゲートにY選択信号YSELが供給されており、YSELがH論理を示すときに、書き込みデータバスWD及び/WDを伝搬するデータ信号を、p型MOSトランジスタ212及びn型MOSトランジスタ216に供給する。
p型MOSトランジスタ264は、ソースにVCCが供給されており、ドレインがp型MOSトランジスタ212及びn型MOSトランジスタ216に接続されている。そして、p型MOSトランジスタ264は、ゲートにYSELが供給されており、YSELがL論理を示すときに、p型MOSトランジスタ212及びn型MOSトランジスタ216のゲートにVCCを供給する。すなわち、YSELがL論理を示すとき、n型MOSトランジスタ216は、ゲートにVCCが供給されてオンする。これにより、n型MOSトランジスタ262により、ドライバ210と書き込みデータバスWD及び/WDとを接続することができるため、タイミング制御回路220にかかる寄生容量を低減させることができる。
p型MOSトランジスタ266は、ソースにVCCが供給されており、ドレインがp型MOSトランジスタ212及びn型MOSトランジスタ216に接続されている。すなわち、p型MOSトランジスタ266は、p型MOSトランジスタ264と並列に設けられている。また、p型MOSトランジスタ266は、ゲートがp型MOSトランジスタ212及びn型MOSトランジスタ214のドレインに接続されている。すなわち、p型MOSトランジスタ266は、ゲートがビット線BL0〜n及び/BL0〜nに接続されており、ビット線BL0〜n及び/BL0〜nの電圧が0Vであるとき、p型MOSトランジスタ212及びn型MOSトランジスタ216のゲートにVCCを供給する。すなわち、p型MOSトランジスタ266を、プルアップトランジスタとして機能させることができる。これにより、ドライバ210の出力をラッチすることができるため、選択されたビット線が浮遊状態となることを防ぐことができる。
図7は、第2実施形態における書き込み回路140の構成の他の例を示す図である。以下において、図6の書き込み回路140と異なる点を中心に本例の書き込み回路140について説明する。なお、図6の書き込み回路140と同一の符号を付した構成については、当該構成と同様の構成及び機能を有する。
本例の書き込み回路140は、p型MOSトランジスタ264及び266が、直列に設けられている点において、図6で説明した書き込み回路140と異なる。具体的には、本例の書き込み回路140は、p型MOSトランジスタ266のドレインがp型MOSトランジスタ264のソースに接続されている点で、図6で説明した書き込み回路140と異なる。これにより、ビット線が選択されたとき、すなわち、YSELがH論理であるときに、p型MOSトランジスタ266を流れる電流を遮断することができるため,WD又は/WDがL論理の場合に,VDDからp型MOSトランジスタ266及び264,並びにn型MOSトランジスタ262を通って流れる貫通電流によるWD又は/WDのL論理レベルの上昇を防止することができる。また,YSELがL論理のときには,ビット線が非選択状態となり、ビット線の接地電位をゲート入力とするp型MOSトランジスタ266によってn型MOSトランジスタ216のゲート電圧がH論理に設定されるため、BLD信号を常にH論理として維持しなくとも、ビット線レベルをn型MOSトランジスタ216によって接地電位に固定する事ができる。さらに、WD及び/WDには各ビット線毎にn型MOSトランジスタ262のソース又はドレインが接続されるため、WD及び/WDの配線負荷を軽減することができる。したがって、ビット線が選択されたときに、すぐに書き込み回路140を書き込みデータバスWD及び/WDに接続させることができるため、書き込みデータ信号を高速に伝搬させることができる。
上記発明の実施形態を通じて説明された実施例や応用例は、用途に応じて適宜に組み合わせて、又は変更若しくは改良を加えて用いることができ、本発明は上述した実施形態の記載に限定されるものではない。そのような組み合わせ又は変更若しくは改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
本発明の強誘電体メモリ装置100の第1実施形態を示す図である。 書き込み回路140の構成の一例を示す図である。 強誘電体メモリ装置100の動作を示すタイミングチャートである。 強誘電体キャパシタC1及びC2のヒステリシス特性を示す図である。 強誘電体メモリ装置100の第2実施形態を示す図である。 第2実施形態における書き込み回路140の構成の一例を示す図である。 第2実施形態における書き込み回路140の構成の他の例を示す図である。
符号の説明
100・・・強誘電体メモリ装置、120・・・ワード線制御回路、130・・・プレート線制御回路、130・・・プレート線制御回路、140・・・書き込み回路、142・・・タイミング信号生成回路、150・・・読み出し回路、210・・・ドライバ、220・・・タイミング制御回路

Claims (7)

  1. 所定のデータを記憶するメモリセルと、
    前記メモリセルに接続されたプレート線及びビット線と、
    前記プレート線に第1パルスを供給するプレート線制御回路と、
    前記ビット線に第2パルスを供給する書き込み回路と、
    前記メモリセルに記憶させる記憶データに基づいて、前記プレート線制御回路が前記プレート線に前記第1パルスを供給するタイミングに対する、前記書き込み回路が前記ビット線に前記第2パルスを供給するタイミングを制御するタイミング制御回路と
    を備えたことを特徴とする強誘電体メモリ装置。
  2. 前記タイミング制御回路は、前記第1パルスが前記プレート線に供給される期間が、前記第2パルスが前記ビット線に供給される期間の一部と重なるように、前記プレート線制御回路及び前記書き込み回路の少なくとも一方を制御することを特徴とする請求項1に記載の強誘電体メモリ装置。
  3. 前記タイミング制御回路は、前記記憶データが“1”であるときに、前記第1パルスが前記プレート線に供給されるタイミングが、前記第2パルスが前記ビット線に供給されるタイミングより早く、前記記憶データが“0”であるときに、前記第1パルスが前記プレート線に供給されるタイミングが、前記第2パルスが前記ビット線に供給されるタイミングより遅くなるように、前記プレート線制御回路及び前記書き込み回路の少なくとも一方を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の強誘電体メモリ装置。
  4. 前記第1パルスは、第1エッジ及び当該第1エッジより遅れた第2エッジを有しており、
    当該強誘電体メモリ装置は、
    前記第1エッジより早い第1タイミング、及び前記第1エッジと前記第2エッジとの間の第2タイミングで電圧が変化する第1タイミング信号、並びに前記第1のエッジと前記第2のエッジとの間の第3タイミング、及び前記第2エッジより遅い第4タイミングで電圧が変化する第2タイミング信号を生成するタイミング信号生成部と、
    をさらに備え、
    前記タイミング制御回路は、前記記憶データに基づいて、前記第1タイミング信号又は前記第2タイミング信号を選択し、
    前記書き込み回路は、選択された第1タイミング信号又は第2タイミング信号に基づいて、前記第2パルスを生成し、前記ビット線に供給することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の強誘電体メモリ装置。
  5. 複数の前記ビット線と、
    前記複数のビット線のそれぞれに設けられた複数の前記書き込み回路及び複数の前記タイミング制御回路と、
    を備え、
    前記タイミング信号生成部は、前記複数のタイミング制御回路に前記第1タイミング信号及び前記第2タイミング信号を供給しており、
    前記複数のタイミング制御回路は、それぞれ、前記タイミング信号生成部から供給された前記第1タイミング信号及び前記第2タイミング信号の一方を選択し、
    前記複数の書き込み回路は、前記第1タイミング信号及び前記第2タイミング信号のうち、対応する前記タイミング制御回路が選択したものに基づいて、前記第2パルスを生成し、対応する前記ビット線に供給することを特徴とする請求項4に記載の強誘電体メモリ装置。
  6. 複数の前記ビット線と、
    前記複数のビット線にそれぞれ設けられた複数の前記書き込み回路と
    を備え、
    前記タイミング制御回路は、前記タイミング信号生成部が生成した前記第1タイミング信号及び前記第2タイミング信号の一方を選択し、
    前記複数の書き込み回路は、それぞれ、前記タイミング制御回路が選択した前記第1タイミング信号又は前記第2タイミング信号に基づいて、前記第2パルスを生成し、対応する前記ビット線に供給することを特徴とする請求項4に記載の強誘電体メモリ装置。
  7. 前記書き込み回路は、前記ビット線の一方端に接続され、前記メモリセルに記憶データを書き込み、
    当該強誘電体メモリ装置は、前記ビット線の他方端に接続され、前記メモリセルに書き込まれた前記記憶データを読み出す読み出し回路をさらに備えたことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の強誘電体メモリ装置。
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