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JP4589191B2 - ディスクブレーキ - Google Patents

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JP4589191B2
JP4589191B2 JP2005219446A JP2005219446A JP4589191B2 JP 4589191 B2 JP4589191 B2 JP 4589191B2 JP 2005219446 A JP2005219446 A JP 2005219446A JP 2005219446 A JP2005219446 A JP 2005219446A JP 4589191 B2 JP4589191 B2 JP 4589191B2
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Description

本発明は、例えば自動車、二輪車等の車両に制動力を与えるのに好適に用いられるディスクブレーキに関する。
一般に、ディスクブレーキは、車両の非回転部分に取付けられるブラケットと、該ブラケットに移動可能に支持されたキャリパと、該キャリパによってディスクの両面に押圧される一対の摩擦パッドとによって大略構成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−139566号公報
この種の従来技術によるディスクブレーキは、ディスクの外周側を跨ぐように略コ字状に形成されたキャリパを有している。このキャリパは、ディスクの外周側に位置して軸方向に延びたブリッジ部と、該ブリッジ部の一端側(例えば、ディスクのアウタ側)に設けられたアウタ脚部と、ブリッジ部の他端側(ディスクのインナ側)に設けられた爪部とによって構成されている。
ここで、アウタ脚部には、ディスクの一側面と対向する位置にシリンダ穴が形成され、このシリンダ穴にはピストンが摺動可能に挿嵌されている。そして、キャリパのピストンと爪部とは、ディスクのアウタ側とインナ側とにそれぞれ配置された摩擦パッドをディスクに向けて押圧することにより、ディスクに両面側から制動トルクを付与する構成となっている。
この場合、摩擦パッドは、ブラケットに設けられたパッドガイド溝に移動可能に支持され、ブラケットの一部によって構成された制動トルクの受承部位(トルク受部)に当接している。
また、キャリパのブリッジ部の内周側には、摩擦パッドに対応する位置にばね装着溝が設けられ、このばね装着溝内には、例えば略U字状の金属板等によって形成されたパッドスプリングが装着されている。
この場合、従来技術のパッドスプリングは、例えばばね装着溝の溝壁のうちディスクの回転方向入口側の溝壁から離間し、回転方向出口側の溝壁に近接した位置に配設されている。そして、パッドスプリングは、摩擦パッドをディスクの径方向内側及び回転方向出口側に向けて付勢し、これをブラケットのパッドガイド溝とトルク受部とに押付けることにより、摩擦パッドのがたつき等を抑える構成となっている。
ところで、上述した従来技術では、パッドスプリングによって摩擦パッドをディスクの径方向内側及び回転方向出口側に向けて付勢する構成としている。しかし、パッドスプリングは、摩擦パッドから回転方向入口側に向けて反力を受ける上に、車両の走行中には、この反力に加えて外部から振動、衝撃等がパッドスプリングに加わることもある。
このため、従来技術では、パッドスプリングがばね装着溝内でディスクの回転方向入口側に位置ずれすることがあり、パッドスプリングの装着状態(姿勢)を安定させるのが難しいという問題がある。また、パッドスプリングの姿勢が不安定となることにより、パッドスプリングから摩擦パッドへの付勢力(ばね力)が変動し、これによって摩擦パッドのがたつき等が増大したり、ブレーキ作動時の異音(ブレーキ鳴き、クロンク音等)が発生し易くなるという問題もある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、パッドスプリングの装着状態を安定させることができ、スプリング自体や摩擦パッドのがたつき等を抑制できると共に、ブレーキとしての商品性や耐振性を向上できるようにしたディスクブレーキを提供することにある。
上述した課題を解決するために本発明は、車両の非回転部分に取付けられるブラケットと、該ブラケットにディスクの軸方向に移動可能に支持されディスクの外周側に位置するブリッジ部を挟んでシリンダ穴と爪部とが設けられると共に前記ブリッジ部の内周側にばね装着溝が設けられたキャリパと、前記ブラケットにディスクの軸方向に移動可能に支持され該キャリパのシリンダ穴に挿嵌されたピストン前記爪部とによってディスクの両面に押圧される一対の摩擦パッドと、前記キャリパのばね装着溝に設けられ該各摩擦パッドをディスクの径方向内側及び回転方向出口側に向けて付勢するパッドスプリングとを備えてなるディスクブレーキに適用される。
そして、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記キャリパのばね装着溝は、前記シリンダ穴側の溝壁、前記爪部側の溝壁及びディスクの回転方向入口側の溝壁によって形成し、前記パッドスプリングには、前記シリンダ穴側の溝壁に突き当てられるシリンダ側突き当て部と、前記爪部側の溝壁に突き当てられる爪部側突き当て部と、前記回転方向入口側の溝壁に突き当てられる入口側突き当て部とを設ける構成とし、前記シリンダ側突き当て部と爪部側突き当て部のうち一方の突き当て部は、前記パッドスプリングの前記ディスク回転方向両側に離間して前記ばね装着溝の溝壁に当接する複数の当接片として形成し、他方の突き当て部は前記一方の突き当て部を前記溝壁に向けて弾性的に押圧する弾性片として形成したことにある。
また、請求項2の発明によると、前記シリンダ側突き当て部と爪部側突き当て部のうち一方の突き当て部は、前入口側突き当て部は前記一方の突き当て部を前記溝壁に向けて弾性的に押圧する弾性片として形成する構成としている。
また、請求項3の発明によると、前記パッドスプリングには、ディスクの回転方向を長さ方向としたときに長さ方向の中間部に位置して前記摩擦パッドを付勢する傾斜面からなるパッド付勢部を設ける構成としている。
さらに、請求項4の発明によると、前記ばね装着溝には、ディスクの回転方向に凹む嵌合溝を設け、前記パッドスプリングには、前記ばね装着溝に装着するときに該嵌合溝に嵌合されることにより誤組付けを防止する突起をディスクの回転方向の片側のみに突出して前記パッドスプリングのディスク軸方向中心から偏った位置に設ける構成としている。
請求項1の発明によれば、パッドスプリングのシリンダ側突き当て部と爪部側突き当て部のうち一方の突き当て部を、ディスク回転方向両側に離間してばね装着溝の溝壁に当接する複数の当接片として形成し、他方の突き当て部は前記一方の突き当て部を前記溝壁に向けて弾性的に押圧する弾性片として形成しているので、前記パッドスプリングのシリンダ側突き当て部をばね装着溝のシリンダ穴側の溝壁に突き当てることができ、爪部側突き当て部を爪部側の溝壁に突き当てることができる。これにより、パッドスプリングをばね装着溝内でディスクの軸方向に対して確実に位置決めすることができる。また、パッドスプリングの入口側突き当て部をばね装着溝の回転方向入口側の溝壁に突き当てることができ、これによってパッドスプリングをディスクの回転方向に対しても確実に位置決めすることができる。
このため、パッドスプリングは、摩擦パッドを回転方向出口側に向けて付勢するときの反力を安定的に受承でき、この反力によってパッドスプリングがばね装着溝内で位置ずれしたり、パッドスプリングの位置ずれ等によって摩擦パッドへの付勢力が変動するのを確実に防止することができる。また、例えば走行中の振動、衝撃等によってパッドスプリングや摩擦パッドのがたつき等が生じるのを抑えることができる。
従って、パッドスプリングをばね装着溝内に安定的に装着でき、このパッドスプリングによって摩擦パッドに適切な付勢力を加えることができる。これにより、摩擦パッドの引摺り等を低減し、耐振性を高めることができ、またブレーキ作動時の異音を抑えて商品性を高めることができる。また、例えばキャリパ(ばね装着溝)やパッドスプリングの加工誤差、寸法誤差等を他方の突き当て部の弾性変形によって吸収でき、これらの部品精度を必要以上に高くしなくてもよいので、生産性を高めることができる。さらに、例えばブレーキを組立作業等では、他方の突き当て部を弾性変形させることにより、パッドスプリングをばね装着溝内に容易に組付けることができ、この突き当て部が復元した状態では、パッドスプリングがばね装着溝から脱落するのを防止することができる。これにより、パッドスプリングの組付作業や、これをキャリパに組付けた状態で行う他の組付作業等を効率よく行うことができる。
また、請求項2の発明によれば、シリンダ側突き当て部と爪部側突き当て部のうち一方の突き当て部を弾性片として形成しているので入口側突き当て部を溝壁に向けて弾性的に押圧することができる。
また、請求項3の発明によれば、パッドスプリングの長さ方向中間部には傾斜面からなるパッド付勢部を設けることができ、このパッド付勢部を摩擦パッドに斜め方向から当接させることにより、摩擦パッドをディスクの径方向内側及び回転方向出口側に付勢することができる。
このとき、例えばシリンダ側突き当て部と爪部側突き当て部とをパッドスプリングの長さ方向両側に設ける構成とした場合には、固定端となるこれらの突き当て部の間でパッドスプリングの長さ方向中間部を大きく弾性変形させることができ、その復元力によってパッド付勢部に十分な大きさの付勢力(ばね力)を発生させることができる。そして、この付勢力によって摩擦パッドのがたつき等を安定的に抑えることができ、高い耐振性を得ることができる。
さらに、請求項4の発明によれば、例えばパッドスプリングの突起を回転方向に対して片側だけに配置したり、突起をパッドスプリングのディスク軸方向中心からずらして配置することにより、パッドスプリングが正規の状態でばね装着溝に装着されたときにのみ、突起が嵌合溝に嵌合される構成とすることができる。
これにより、ブレーキの組立作業において、例えばパッドスプリングを裏返したり、そのシリンダ側と爪部側とを逆向きにした状態でばね装着溝に組付けようとした場合には、突起が嵌合溝に嵌合できないから、パッドスプリングの誤組付けを確実に防止することができ、生産性と品質を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態によるディスクブレーキとして、二輪車用のブレーキを例に挙げ、図1ないし図10を参照して詳細に説明する。
1は車両の非回転部分(図示せず)に一体的に取付けられるブラケットで、該ブラケット1は、例えばアルミダイキャスト等の鋳造手段を用いて形成され、車輪と共に回転するディスクDの近傍に配置されている。この場合、ディスクDは、例えば車両が前進するときに正方向(図1中の矢示A方向)に回転し、車両が後進するときに逆方向に回転する。
そして、ブラケット1は、図2ないし図4に示す如く、例えばディスクDのアウタ側に位置して車体に取付けられるアウタ配置部1Aと、該アウタ配置部1Aに設けられた例えば2箇所のボス部1B,1Cと、アウタ配置部1AからディスクDの外周側を跨いでインナ側に延びたインナ配置部1Dと、アウタ配置部1Aとインナ配置部1Dの外側面にそれぞれ突設され、後述のパッドガイド18が係止される例えば2個の突起部1E(一方のみ図示)と、後述のパッドガイド溝2、トルク受部3,4とによって大略構成されている。
2はブラケット1のアウタ配置部1Aとインナ配置部1Dにそれぞれ設けられた一対のパッドガイド溝で、該各パッドガイド溝2は、図1、図4に示す如く、ディスクDを挟んで軸方向両側に配置され、後述するインナ側,アウタ側の摩擦パッド12,12をディスクDの軸方向に案内するものである。
そして、パッドガイド溝2は、例えばディスクDの略径方向に一定の深さをもつ凹溝として形成され、径方向外側に向けて開口すると共に、ディスクDの軸方向に延びている。また、ブラケット1のアウタ配置部1Aとインナ配置部1Dには、パッドガイド溝2の周壁によって構成された2箇所のトルク受部3,4がそれぞれ設けられている。
この場合、第1のトルク受部3は、ディスクDが正方向に回転しているときに、摩擦パッド12の耳部16全体から制動トルクを受承する。第2のトルク受部4は、ディスクDが逆方向に回転しているときに、耳部16の径方向内側の突出端16Aから制動トルクを受承するものである。また、第2のトルク受部4は、図4に示すように左側上部に傾斜面を備え、この傾斜面は摩擦パッド12の下面を支承するパッド当接部4Aを構成している。
5はブラケット1に摺動可能に支持されたキャリパで、該キャリパ5は、例えばアルミダイキャスト等の鋳造手段を用いて一体に形成され、図2、図3に示す如く、ディスクDの外周側を跨ぐように略コ字状に延びている。
そして、キャリパ5は、ディスクDの外周側に位置して軸方向に延びたブリッジ部5Aと、該ブリッジ部5Aの一端側(例えば、ディスクDのアウタ側)に設けられたアウタ脚部5Bと、ブリッジ部5Aの他端側(ディスクDのインナ側)に設けられ、ディスクDの他側面に対向する爪部5Cと、ブリッジ部5A,アウタ脚部5Bに突設された例えば2本の腕部5D,5Eと、アウタ脚部5B,爪部5Cに突設され、ディスクDの軸方向で互いに対向する一対のパッド支持腕5F,5G等とによって構成されている。
ここで、ブリッジ部5Aの内周側には、図3に示す如く、ディスクDの外周側に面した位置に後述のばね装着溝8が形成されている。また、アウタ脚部5Bには、ディスクDの一側面と対向する位置にシリンダ穴6が形成され、このシリンダ穴6内にはピストン7が摺動可能に挿嵌されている。また、腕部5D,5Eは、後述の摺動ピン10,11等によってディスクDの軸方向に移動可能に支持されている。
そして、ブレーキの作動時には、シリンダ穴6内にブレーキ液が供給されることにより、ピストン7が摺動変位してアウタ側の摩擦パッド12をディスクDに押圧する。この結果、キャリパ5は、ピストン7からの反力によってアウタ側に摺動変位し、爪部5Cによってインナ側の摩擦パッド12をディスクDに押圧する構成となっている。
8はキャリパ5のブリッジ部5Aに設けられたばね装着溝を示し、このばね装着溝8は、図3、図5、図6に示す如く、後述のパッドスプリング19を装着するもので、パッドスプリング19の外形よりも一回り大きな溝形状を有する略四角形状の凹溝として形成されている。
そして、ばね装着溝8は、キャリパ5のアウタ脚部5Bと爪部5Cとの間に位置してブリッジ部5Aの内周側に配置され、ディスクD、インナ側及びアウタ側の摩擦パッド12の外周側に面した位置に開口している。
また、ばね装着溝8は、キャリパ5のシリンダ穴6側に位置するシリンダ側溝壁8Aと、爪部5C側に位置する爪部側溝壁8Bと、ディスクDが正方向(図5中の矢示A方向)に回転するときの回転方向入口側に位置する入口側溝壁8Cと、ディスクDが正方向に回転するときの回転方向出口側に位置する出口側溝壁8Dと、これらの溝壁8A〜8Dに取囲まれた溝底部8Eと、後述の嵌合溝9とによって形成されている。
9は例えばばね装着溝8の出口側溝壁8Dに設けられた嵌合溝9で、この嵌合溝9は、図6に示す如く、パッドスプリング19がばね装着溝8内に正規の状態で装着されたときに、後述の組付確認用突起28が嵌合(遊嵌)される。
10はブラケット1のボス部1Bに螺着された摺動ピンで、該摺動ピン10の外周側には、図3に示す如く、スリーブ10Aを介してキャリパ5の腕部5Dが摺動可能に挿通されている。また、11はブラケット1のボス部1Cに螺着された他の摺動ピンで、該摺動ピン11の外周側には、スリーブ(図示せず)等を介してキャリパ5の腕部5Eが摺動可能に挿通されている。そして、各摺動ピン10,11は、キャリパ5をディスクDの軸方向に移動可能に支持している。
12はディスクDのアウタ側とインナ側にそれぞれ配置された一対の摩擦パッドで、該各摩擦パッド12は、ディスクDに両面側から制動力を付与するものであり、ディスクDの表面に摺接するライニング13と、該ライニング13の裏面に固着された後述の裏金14とによって構成されている。
14は摩擦パッド12の裏面側を構成する裏金で、該裏金14は、図4に示す如く、例えば金属板等によってディスクDの回転方向(周方向)に延びる略扇形状に形成され、その径方向外側には、後述のパッドスプリング19が当接するばね当接部14Aが突設されている。
また、裏金14の長さ方向一側(ディスクDの回転方向入口側)には、キャリパ5側に取付けられる取付腕部15が突設されている。そして、取付腕部15には、ディスクDの略周方向に延びる長穴15Aが設けられ、該長穴15A内には、後述の支持ピン17が挿通されている。
このため、摩擦パッド12の回転方向入口側は、キャリパ5により支持ピン17等を介してディスクDの回転方向及び軸方向に移動可能な状態で支持されている。一方、裏金14の長さ方向他側(ディスクDの回転方向出口側)には、後述の耳部16が突設されている。
16は裏金14の回転方向出口側に一体に設けられた略T字状の耳部で、該耳部16は、図4に示す如く、裏金14からディスクDのほぼ回転方向に延びて形成され、その先端側は、2方向に分かれてディスクDの径方向内側,径方向外側にそれぞれ突出する突出端16A,16Bとなっている。
そして、径方向内側の突出端16Aは、後述のパッドガイド18を介してブラケット1のパッドガイド溝2に挿入されている。また、径方向外側の突出端16Bには、パッドガイド18が係合している。そして、耳部16は、パッドガイド18によりパッドガイド溝2に向けて弾性的に押付けられている。
17はキャリパ5の各パッド支持腕5F,5G間に取付けられた支持ピンで、該支持ピン17の外周側には、摩擦パッド12の取付腕部15がディスクDの回転方向及び軸方向に移動可能に挿通されている。このため、ブレーキの作動時には、摩擦パッド12に正方向(図1中の矢示A方向)の制動トルクが加わると、この制動トルクは、支持ピン17によってキャリパ5に伝達されることがなく、摩擦パッド12の耳部16を介してブラケット1のトルク受部3に伝達される。
18はブラケット1のパッドガイド溝2等に設けられたパッドガイドを示し、該パッドガイド18は、例えばばね性を有する金属板等を屈曲させることによって形成され、各摩擦パッド12の耳部16等をパッドガイド溝2に沿って軸方向に案内するものである。この場合、パッドガイド18はブラケット1の突起部1Eに係止され、この状態でパッドガイド溝2内に嵌合されると共に、摩擦パッド12の耳部16の突出端16Bに係合している。
19はキャリパ5のばね装着溝8内に設けられたパッドスプリングを示し、このパッドスプリング19は、摩擦パッド12をディスクDの径方向内側及び回転方向出口側に向けて付勢するもので、図5ないし図8に示す如く、例えばばね性を有する金属板等をプレス加工することによって一体に形成されている。
ここで、パッドスプリング19は、ディスクDの回転方向を長さ方向とし、ディスクDの軸方向を幅方向としたときに、キャリパ5のばね装着溝8よりも一回り小さな長さ寸法と幅寸法W(図7参照)とをもって形成され、略四角形状をなしている。
また、パッドスプリング19は、後述の延長板部20、シリンダ側当接片21,22、爪部側弾性片23,24、入口側突き当て部25、パッド付勢部26、変位規制部27、組付確認用突起28によって大略構成されている。
20はパッドスプリング19の本体部分を構成する延長板部で、該延長板部20は、例えば略四角形状の金属板等によって形成され、ディスクDの略回転方向に細長く延びている。そして、延長板部20には、板厚方向に折曲げられた複数箇所の折曲げ部20Aが長さ方向に間隔をもって形成されている。
また、延長板部20の長さ方向中間部は、図6に示す如く、例えば2箇所のパッド付勢部26として形成されている。さらに、延長板部20の中央近傍には、アウタ側とインナ側のパッド付勢部26にそれぞれ異なる動き(弾性変形)を許すための細長い開口部20Bが長さ方向に延びて形成されている。
一方、延長板部20の長さ方向両側は、図5に示す如く、ばね装着溝8の溝底部8Eに当接し、摩擦パッド12からパッド付勢部26に加わる反力(後述する径方向の付勢力Bの反力)を受承している。これにより、パッドスプリング19はばね装着溝8の深さ方向、即ちディスクDの径方向に位置決めされている。
21,22は延長板部20の長さ方向両側に離間して設けられた例えば2個のシリンダ側突き当て部としてのシリンダ側当接片を示している。これらのシリンダ側当接片21,22は、図6ないし図8に示す如く、延長板部20の幅方向一側(シリンダ穴6側)に配置され、ばね装着溝8のシリンダ側溝壁8Aに突き当てられるものである。
そして、シリンダ側当接片21,22は、延長板部20の周縁からディスクD側に向けて略L字状に折曲げられ、その折曲げ端側は、例えばシリンダ側溝壁8Aに面接触状態で当接する略四角形状の金属片として形成されている。
23,24は延長板部20の長さ方向両側に離間して設けられた例えば2個の爪部側突き当て部としての爪部側弾性片を示している。これらの爪部側弾性片23,24は、延長板部20の幅方向他側(キャリパ5の爪部5C側)、即ちシリンダ側当接片21,22と幅方向の反対側でばね装着溝8の爪部側溝壁8Bに弾性的に突き当てられ、これによってシリンダ側当接片21,22をシリンダ側溝壁8Aに押付けている。
ここで、爪部側弾性片23,24のうち、ディスクDの回転方向入口側に位置する爪部側弾性片23は、例えば略L字状に屈曲した細長い金属片として形成され、後述の入口側突き当て部25から延長板部20の幅方向に突出すると共に、シリンダ側当接片21と幅方向で対向している。
そして、爪部側弾性片23は、屈曲する方向に弾性変形した状態でばね装着溝8の爪部側溝壁8Bに当接し、その復元力によってシリンダ側当接片21等をシリンダ側溝壁8Aに向けて弾性的に押圧している。
一方、回転方向出口側の爪部側弾性片24も同様に、例えば略L字状の金属片として形成され、シリンダ側当接片22と幅方向で対向している。そして、爪部側弾性片24は、ばね装着溝8の爪部側溝壁8Bに弾性的に当接し、これによってシリンダ側当接片22等をシリンダ側溝壁8Aに向けて押圧している。
また、爪部側弾性片24は出口側溝壁8Dにも弾性的に当接し、その反力によって後述の入口側突き当て部25をばね装着溝8の入口側溝壁8Cに弾性的に押付けている。これにより、パッドスプリング19の装着状態を安定させることができる。この場合、入口側突き当て部25は、摩擦パッド12からパッド付勢部26に加わる反力(後述する回転方向の付勢力Cの反力)によって入口側溝壁8Cに押付けられているので、爪部側弾性片24は、少なくとも爪部側溝壁8Bに当接していれば十分であり、必ずしも出口側溝壁8Dに当接する必要はない。
このように、パッドスプリング19は、その四隅に設けられたシリンダ側当接片21,22と爪部側弾性片23,24とがばね装着溝8の溝壁8A,8Bに当接し、爪部側弾性片23,24は、シリンダ側当接片21,22をシリンダ側溝壁8Aに押付けている。
このため、パッドスプリング19をばね装着溝8の幅方向、即ちディスクDの軸方向に対して確実に位置決めすることができ、パッドスプリング19がばね装着溝8内で幅方向に位置ずれしたり、ディスクDの軸線に対して傾くように変位するのを防止することができる。
次に、25は延長板部20の回転方向入口側に設けられた入口側突き当て部で、該入口側突き当て部25は、延長板部20の周縁から略L字状に折曲げられ、その折曲げ端側は、例えばばね装着溝8の入口側溝壁8Cに面接触状態で当接する細長い、即ちディスクDの軸方向に幅の広い金属片として形成されている。
そして、入口側突き当て部25は、後述のパッド付勢部26がアウタ側とインナ側の摩擦パッド12をディスクDの回転方向出口側に向けて付勢するときに、これらの摩擦パッド12からパッド付勢部26に加わる反力等によって入口側溝壁8Cに押付けられ、この状態で前記反力を受承している。これにより、入口側突き当て部25は、パッド付勢部26と協働してパッドスプリング19をばね装着溝8の長さ方向、即ちディスクDの回転方向に対して位置決めしている。
26は延長板部20の長さ方向中間部によって形成された例えば2箇所のパッド付勢部を示し、これらのパッド付勢部26は、アウタ側とインナ側の摩擦パッド12をディスクDの径方向内側及び回転方向出口側に向けて付勢するもので、図6に示す如く、延長板部20の開口部20Bを挟んで幅方向に離間すると共に、ディスクDのアウタ側とインナ側とに分かれて配置されている。
ここで、パッド付勢部26は、図5に示す如く、延長板部20の各折曲げ部20Aによって傾斜面として形成され、ディスクDの径方向に対して角度θだけ斜めに傾斜している。そして、パッド付勢部26は、延長板部20の長さ方向中間部が全体としてディスクDの径方向に弾性変形することにより、各摩擦パッド12(裏金14)のばね当接部14Aに斜め方向から弾性的に当接している。これにより、パッド付勢部26は、各摩擦パッド12に径方向の付勢力Bと回転方向の付勢力Cとを付加している。
この場合、パッドスプリング19は、長さ方向の両側にシリンダ側当接片21,22と爪部側弾性片23,24とが配置され、長さ方向の中間部にパッド付勢部26が配置されている。このため、延長板部20の長さ方向中間部をディスクDの径方向に大きく撓み変形させることができ、その復元力によってパッド付勢部26に十分な大きさの付勢力B,Cを発生させることができる。そして、これらの付勢力B,Cによって摩擦パッド12をブラケット1のパッド当接部4Aとトルク受部3とに安定的に押付けることができ、摩擦パッド12のがたつき等を抑えて高い耐振性を得ることができる。
27は例えばインナ側のパッド付勢部26に設けられた変位規制部で、この変位規制部27は、例えばインナ側の摩擦パッド12がディスクDに近接し過ぎた状態となるのを規制するものである。
28は例えば延長板部20の長さ方向の端部側に設けられた突起としての組付確認用突起で、該組付確認用突起28は、図5、図6に示す如く、例えばディスクブレーキの組立作業等において、パッドスプリング19をばね装着溝8に正規の状態で装着したときに嵌合溝9内に嵌合され、これによってパッドスプリング19の誤組付けを防止するものである。
ここで、パッドスプリング19の装着時には、例えば図9に示す如く、パッドスプリング19を裏返した状態でばね装着溝8に組付けようとする誤組付け(以下、裏返し状態の誤組付けという)が行われることがある。また、図10に示すように、パッドスプリング19を、逆向きの位置に回転させた状態で組付けようとする誤組付け(以下、回転状態の誤組付けという)が行われることもある。
このため、組付確認用突起28は、図7に示す如く、延長板部20からディスクDの回転方向の片側(例えば、回転方向出口側)のみに突出して形成され、かつパッドスプリング19の幅方向の中心線M−Mに対して寸法dだけ偏った位置に配置されている。そして、キャリパ5の嵌合溝9は、正規の装着状態での組付確認用突起28に対応する位置に形成されている。
これより、裏返し状態と回転状態の誤組付けのうち少なくとも一方の誤組付け状態が生じた場合には、図9、図10に示す如く、組付確認用突起28が嵌合溝9内に嵌合できなくなるので、これらの誤組付け状態を防止することができる。
本実施の形態によるディスクブレーキは上述の如き構成を有するもので、次にその作動について説明する。
まず、車両の走行中にブレーキが操作されたときには、キャリパ5のシリンダ穴6内にブレーキ液圧が供給されると、ピストン7がシリンダ穴6内でディスクDに向けて摺動変位し、アウタ側の摩擦パッド12がピストン7によってディスクDに押圧される。
このとき、キャリパ5は、ピストン7からの反力によってアウタ側に変位し、爪部5Cによってインナ側の摩擦パッド12をディスクDに押圧する。これにより、ディスクDには両面側から制動力を付与することができ、このときにディスクDから摩擦パッド12に加わる反力は、ブラケット1のトルク受部3によって安定的に受承することができる。
この場合、パッドスプリング19は、延長板部20、シリンダ側当接片21,22及び爪部側弾性片23,24によってキャリパ5のばね装着溝8内に位置決めされ、この状態でアウタ側とインナ側の摩擦パッド12をブラケット1のパッド当接部4Aとトルク受部3とに安定的に押付けることができるので、パッドスプリング19や摩擦パッド12のがたつき等を確実に抑えることができる。
また、二輪車等の車両においては、例えば運転者が車両を押して後進方向に動かしつつ、ブレーキを操作することがある。このとき、ブラケット1のトルク受部4は、ディスクDから摩擦パッド12に加わる逆方向の制動トルクを耳部16の突出端16Aを介して安定的に受承でき、車輪の逆回転時にもディスクDに制動力を付与することができる。
かくして、本実施の形態によれば、パッドスプリング19には、シリンダ側当接片21,22、爪部側弾性片23,24及び入口側突き当て部25を設ける構成としたので、シリンダ側当接片21,22をばね装着溝8のシリンダ側溝壁8Aに突き当てることができ、爪部側弾性片23,24を爪部側溝壁8Bに突き当てることができる。
これにより、パッドスプリング19をばね装着溝8内でディスクDの軸方向に対して確実に位置決めすることができる。また、パッドスプリング19の入口側突き当て部25をばね装着溝8の入口側溝壁8Cに突き当てることができ、これによってパッドスプリング19をディスクDの回転方向に対しても確実に位置決めすることができる。
このため、パッドスプリング19は、摩擦パッド12に回転方向出口側への付勢力Cを加えるときの反力を安定的に受承でき、この反力によってパッドスプリング19がばね装着溝8内で位置ずれしたり、パッドスプリング19の位置ずれ等によって摩擦パッド12への付勢力B,Cが変動するのを確実に防止することができる。また、例えば走行中の振動、衝撃等によってパッドスプリング19や摩擦パッド12のがたつき等が生じるのを抑えることができる。
従って、パッドスプリング19をばね装着溝8内に安定的に装着でき、このパッドスプリング19によって摩擦パッド12に適切な付勢力B,Cを加えることができる。これにより、摩擦パッド12の引摺り等を低減し、耐振性を高めることができ、またブレーキ作動時の異音を抑えて商品性を高めることができる。
この場合、一方の突き当て部をシリンダ側当接片21,22として形成し、他方の突き当て部を爪部側弾性片23,24として形成したので、爪部側弾性片23,24は、シリンダ側当接片21,22をシリンダ側溝壁8Aに向けて弾性的に押圧することができる。これにより、爪部側弾性片23,24の弾性力(ばね力)によってシリンダ側当接片21,22の当接位置を安定的に保持することができ、耐振性をより高めることができる。
また、例えばキャリパ5(ばね装着溝8)やパッドスプリング19の加工誤差、寸法誤差等を爪部側弾性片23,24の弾性変形によって容易に吸収することができ、これらの部品精度を必要以上に高くしなくてもよいので、生産性を高めることができる。
さらに、例えばブレーキ組立作業等では、爪部側弾性片23,24を弾性変形させることにより、パッドスプリング19をばね装着溝8内に容易に組付けることができ、この爪部側弾性片23,24が復元した状態では、パッドスプリング19がばね装着溝8から脱落するのを防止することができる。これにより、パッドスプリング19の組付作業や、これをキャリパ5に組付けた状態で行う他の組付作業等を効率よく行うことができる。
一方、シリンダ側当接片21,22と爪部側弾性片23,24とは、それぞれ複数個(例えば、2個)ずつ設けたので、シリンダ側当接片21,22をディスクDの回転方向に離間した複数の位置でシリンダ側溝壁8Aに突き当てることができ、また爪部側弾性片23,24も複数の位置で爪部側溝壁8Bに突き当てることができる。
これにより、例えばパッドスプリング19がばね装着溝8内でディスクDの軸線に対して傾くように位置ずれするのを防止することができる。従って、パッドスプリング19の位置決めを複数箇所で安定的に行うことができ、高い耐振性を得ることができる。
また、パッドスプリング19の長さ方向中間部に傾斜面からなるパッド付勢部26を設けたので、このパッド付勢部26を摩擦パッド12(裏金14)のばね当接部14Aに斜め方向から当接させることができ、これによって摩擦パッド12をディスクDの径方向内側及び回転方向出口側に付勢することができる。
この場合、本実施の形態では、シリンダ側当接片21,22と爪部側弾性片23,24とをパッドスプリング19の長さ方向両側に設けているので、パッドスプリング19をばね装着溝8内に装着した状態では、固定端となるこれらの当接片21,22と弾性片23,24との間で延長板部20の長さ方向中間部を大きく弾性変形させることができ、その復元力によってパッド付勢部26に十分な大きさの付勢力(ばね力)B,Cを発生させることができる。そして、これらの付勢力B,Cによって摩擦パッド12のがたつき等を安定的に抑えることができ、ブレーキ操作時には摩擦パッド12をスムーズに作動させることができる。
さらに、本実施の形態では、パッドスプリング19に組付確認用突起28を設け、この組付確認用突起28を、ディスクDの回転方向の片側だけに位置して、パッドスプリング19の幅方向の中心線M−Mから寸法dだけ偏った位置に配置している。
これにより、パッドスプリング19が正規の状態でばね装着溝8に装着されたときにのみ、組付確認用突起28がばね装着溝8の嵌合溝9に嵌合される構成とすることができる。このため、ブレーキの組立作業では、例えば裏返し状態や回転状態の誤組付けが行われたときに、組付確認用突起28が嵌合溝9に嵌合できなくなるから、パッドスプリング19の誤組付けを確実に防止することができ、生産性と品質を高めることができる。
なお、前記実施の形態では、2個のシリンダ側当接片21,22と、2個の爪部側弾性片23,24とを設ける場合を例に挙げて述べた。しかし、本発明はこれに限らず、例えば図11に示す変形例のように、爪部側弾性片を1個のみ設ける構成としてもよい。この場合、パッドスプリング31は、実施の形態とほぼ同様に、延長板部32、シリンダ側当接片33,34、爪部側弾性片35、入口側突き当て部36、パッド付勢部37、変位規制部38、組付確認用突起39等によって構成されている。しかし、爪部側弾性片35は、例えば延長板部32の長さ方向中間部に1個のみ配置され、この位置でばね装着溝8の爪部側溝壁8Bに弾性的に当接している。
また、本発明のパッドスプリングには、例えば3個以上の爪部側突き当て部(弾性片)を設ける構成としてもよい。一方、シリンダ側突き当て部についても同様に、例えば1個の幅の広いシリンダ側突き当て部(当接片)、または幅の広い3個以上のシリンダ側突き当て部(当接片)をパッドスプリングに設ける構成としてもよい。また、入口側突き当て部25も、ディスクDの軸方向に幅の広い1個の金属片によって構成したが、本発明はこれに限らず、例えば幅の広い金属片を間隔をおいて2個以上配置し、これらの金属片によって入口側突き当て部を構成してもよい。
また、実施の形態では、シリンダ側突き当て部を当接片21,22として形成し、爪部側突き当て部を弾性片23,24として形成する構成とした。しかし、本発明はこれに限らず、例えばシリンダ側突き当て部を弾性片として形成し、爪部側突き当て部を当接片として形成することにより、実施の形態とは逆に、シリンダ側突き当て部によって爪部側突き当て部をばね装着溝8の爪部側溝壁8Bに向けて弾性的に押圧する構成としてもよい。さらに、本発明では、シリンダ側突き当て部と爪部側突き当て部の両方を当接片として構成してもよく、これら両方の突き当て部を弾性片として構成してもよい。
一方、実施の形態では、二輪車用のディスクブレーキを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、自動車等の車両に搭載されるディスクブレーキにも適用できるものである。
本発明の実施の形態によるディスクブレーキを示す正面図である。 図1のディスクブレーキを上側からみた平面図である。 ディスクブレーキを図1中の矢示III−III方向からみた縦断面図である。 ディスクブレーキのインナ側の部位を図3中の矢示IV−IV方向からみた縦断面図である。 図4中のばね装着溝、パッドスプリング等を拡大して示す縦断面図である。 ばね装着溝、パッドスプリング等を図5中の矢示VI−VI方向からみた横断面図である。 パッドスプリングを単体で示す平面図である。 図7のパッドスプリングを底面側からみた斜視図である。 パッドガイドスプリングを裏返して誤組付けした状態を示す横断面図である。 パッドガイドスプリングを逆向きの位置に回転させて誤組付けした状態を示す横断面図である。 本発明の変形例によるディスクブレーキを図6と同様位置からみた横断面図である。
符号の説明
1 ブラケット
2 パッドガイド溝
3,4 トルク受部
5 キャリパ
5A ブリッジ部
5B アウタ脚部
5C 爪部
6 シリンダ穴
7 ピストン
8 ばね装着溝
8A シリンダ側溝壁
8B 爪部側溝壁
8C 入口側溝壁
8D 出口側溝壁
8E 溝底部
9 嵌合溝
10,11 摺動ピン
12 摩擦パッド
13 ライニング
14 裏金
14A ばね当接部
18 パッドガイド
19,31 パッドスプリング
20,32 延長板部
21,22,33,34 シリンダ側当接片(シリンダ側突き当て部)
23,24,35 爪部側弾性片(爪部側突き当て部)
25,36 入口側突き当て部
26,37 パッド付勢部
28,39 組付確認用突起(突起)

Claims (4)

  1. 車両の非回転部分に取付けられるブラケットと、該ブラケットにディスクの軸方向に移動可能に支持されディスクの外周側に位置するブリッジ部を挟んでシリンダ穴と爪部とが設けられると共に前記ブリッジ部の内周側にばね装着溝が設けられたキャリパと、前記ブラケットにディスクの軸方向に移動可能に支持され該キャリパのシリンダ穴に挿嵌されたピストン前記爪部とによってディスクの両面に押圧される一対の摩擦パッドと、前記キャリパのばね装着溝に設けられ該各摩擦パッドをディスクの径方向内側及び回転方向出口側に向けて付勢するパッドスプリングとを備えてなるディスクブレーキにおいて、
    前記キャリパのばね装着溝は、前記シリンダ穴側の溝壁、前記爪部側の溝壁及びディスクの回転方向入口側の溝壁によって形成し、
    前記パッドスプリングには、前記シリンダ穴側の溝壁に突き当てられるシリンダ側突き当て部と、前記爪部側の溝壁に突き当てられる爪部側突き当て部と、前記回転方向入口側の溝壁に突き当てられる入口側突き当て部とを設ける構成とし
    前記シリンダ側突き当て部と爪部側突き当て部のうち一方の突き当て部は、前記パッドスプリングの前記ディスク回転方向両側に離間して前記ばね装着溝の溝壁に当接する複数の当接片として形成し、他方の突き当て部は前記一方の突き当て部を前記溝壁に向けて弾性的に押圧する弾性片として形成してなることを特徴とするディスクブレーキ。
  2. 前記シリンダ側突き当て部と爪部側突き当て部のうち一方の突き当て部は、前入口側突き当て部を前記溝壁に向けて弾性的に押圧する弾性片として形成してなる請求項1に記載のディスクブレーキ。
  3. 前記パッドスプリングには、ディスクの回転方向を長さ方向としたときに長さ方向の中間部に位置して前記摩擦パッドを付勢する傾斜面からなるパッド付勢部を設けてなる請求項1または2に記載のディスクブレーキ。
  4. 前記ばね装着溝には、ディスクの回転方向に凹む嵌合溝を設け、前記パッドスプリングには、前記ばね装着溝に装着するときに該嵌合溝に嵌合されることにより誤組付けを防止する突起をディスクの回転方向の片側のみに突出して前記パッドスプリングのディスク軸方向中心から偏った位置に設けてなる請求項1,2または3に記載のディスクブレーキ。
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