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JP4036345B2 - 金属基材被覆用組成物 - Google Patents

金属基材被覆用組成物 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、テトラフルオロエチレンとパーフルオロビニル化合物との共重合体からなる接着性に優れた金属基材被覆用組成物に関する。
【0002】
【従来技術】
テトラフルオロエチレンとパーフルオロビニル化合物との共重合体は、非粘着性、耐薬品性、耐熱性に優れているため金属基材のコーティングやラミネーション等に利用されているが、基材との接着性に乏しいという欠点を有する。従来このような接着性の問題を解決するため、予めサンドブラスト等により基材を粗面化したのちにプライマーを塗布する等の下地前処理が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記のような特別の前処理をすることなく、テトラフルオロエチレンとパーフルオロビニル化合物との共重合体で金属基材を被覆する技術を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、前記の目的を達成するために研究した結果、テトラフルオロエチレンとパーフルオロビニル化合物との共重合体に、少量の溶融流動性液晶ポリエステルを配合することにより、金属基材に対する接着性が著しく改善されることを見い出し、本発明を完成した。
【0005】
本発明のテトラフルオロエチレンとパーフルオロビニル化合物との共重合体は融点以上の温度において流動性を有するものであり、372℃±1℃において0.5〜500g/10分、好ましくは0.5〜50g/10分のメルトフローレート(MFR)を有する。好適なパーフルオロビニル化合物としては、炭素数3から10のパーフルオロアルキルトリフルオロエチレンや式
【0006】
【化1】
Figure 0004036345
【0007】
(式中、XはH又はF、mは0〜7の整数、nは0〜4の整数である。)
又は式
【0008】
【化2】
Figure 0004036345
【0009】
(式中、qは0〜3の整数である。)
で表わされるパーフルオロアルコキシトリフルオロエチレン等が挙げられる。共重合体中のパーフルオロビニル化合物の含有量は通常0.5〜20モル%の範囲から選択される。本発明において、上記テトラフルオロエチレン共重合体は反応性末端基を有するものでなければならない。反応性末端基としては−COOH、−CONH 2 、−COF、−CF=CF2等が挙げられる。このような末端基の存在は、後記する赤外吸収スペクトルの測定により確認することが出来る。このような反応性末端基の少なくとも1種がテトラフルオロエチレン共重合体中の炭素106個当たり6個以上の割合で存在することが好ましい。
【0010】
本発明において、溶融流動性液晶ポリエステル(以下LCPと略称する)とは、加熱により異方性溶融相を形成しうる溶融加工性のポリエステルであって、全芳香族ポリエステル、芳香族/脂肪族ポリエステル、芳香族ポリエステルアミド、芳香族ポリエステルカーボネート、芳香族ポリイミドエステル等を含有する。代表的な全芳香族ポリエステルとしては、例えば(1)2種以上の芳香族ヒドロキシカルボン酸を構成単位とするもの、(2)芳香族ヒドロキシカルボン酸、芳香族ジカルボン酸、及び芳香族ジオールを構成単位とするもの、(3)芳香族ジカルボン酸及び芳香族ジオールを構成単位とするもの等があり、芳香族ヒドロキシカルボン酸としては、4−ヒドロキシ安息香酸、6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸(ナフタレンカルボン酸)等が、芳香族ジカルボン酸としては、テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸等が、芳香族ジオールとしては、ヒドロキノン、4,4−ビフェニルジオール、6−ヒドロキシ−2−ナフトール等が、それぞれ挙げられる。芳香族/脂肪族ポリエステルとしては、例えば、4−ヒドロキシ安息香酸及びポリエチレンテレフタレートを構成単位とするポリマーがある。芳香族ポリエステルアミドとしては、芳香族ヒドロキシカルボン酸、芳香族ジカルボン酸及び芳香族ヒドロキシアミン(又は芳香族ジアミン)を構成単位とするポリマー等があり、芳香族ヒドロキシアミンとしては、4−アミノフェノール、N−メチルアミノフェノール、芳香族ジアミンとしては、1,4−フェニレンジアミン、N−メチル−1,4−フェニレンジアミン等を挙げることができる。芳香族ポリエステルカーボネートとしては、例えば、4−オキシベンゾイル、4−ジオキシベンゾイル、ジオキシカルボニル及びテレフトイル単位を構成単位とするポリマーがある。芳香族ポリイミドエステルとしては、例えば、2,6−ナフタレンジカルボン酸、テレフタル酸及び4−(4′−ヒドロキシフタルイミド)フェノールを構成単位とするポリマーやジフェノール及び4−(4′−ヒドロキシフタルイミド)安息香酸を構成単位とするポリマー等を挙げることができる。本発明においては、全芳香族ポリエステルが特に好ましい。
【0011】
本発明の組成物においては、テトラフルオロエチレン共重合体100重量部に対して、LCPが0.1〜20重量部、好ましくは0.1〜10重量部、より好ましくは0.1〜3重量部の割合で配合される。LCPの配合割合が0.1重量部未満では、接着性の改善は不十分である。一方、20重量部を越える配合割合は、かえって接着性を低下させる傾向が有るほか、組成物の耐熱性や耐薬品性を悪化させるため、好ましくない。
【0012】
本発明においては、また、テトラフルオロエチレン共重合体の融点以上の温度でLCPの熱分解を促進する無機物の粒子を配合することにより、組成物の金属に対する接着性を一層向上させることができる。有用な無機物は、固体酸又は固体塩基として知られる物質の中から選択することができ、(1)Al23、TiO2、MgO、ZnO、SiO2等のような金属酸化物やこれらの混合物、あるいはSiO2−Al23、K2O−nTiO2等のような複合金属酸化物、(2)酸性白土、カオリナイト、ベントナイト、モンモリロナイト、タルク等のような粘土鉱物や雲母、ゼオライト、けい酸塩ガラス等のようなけい酸塩化合物、(3)硫酸アルミニウム、硫酸カルシウム等のような金属硫酸塩、(4)炭酸カリウム等のような金属炭酸塩、(5)水酸化カルシウム等のような金属水酸化物等を例示することができる。本発明においては、無機物のテトラフルオロエチレン共重合体に対する分解促進作用は小さいか全く無いことが好ましく、好ましい例としては、上記(1)及び(2)の無機物を挙げることができる。このような無機物を配合することにより、常温下での接着力のみならず、高温における接着の耐久性を著しく向上させることができる。テトラフルオロエチレン共重合体に対する分解促進作用が大きい無機物では、接着の高温耐久性を向上させる効果は得られない。LCP及びテトラフルオロエチレン共重合体に対する無機物粒子の分解促進性は、後記の参考例に従って、350℃におけるLCP及びテトラフルオロエチレン共重合体の重量減少を測定することにより、確認することができる。
【0013】
無機物粒子の形状には特に限定はなく、粒状、鱗片状、繊維状等であることができる。粒子径も特に限定されないが、組成物の成形性やコーティングやラミネーション被膜等の表面平滑性を考慮すると、20μm以下の微粒子が好ましい。接着性は無機物粒子の添加と共に向上するが、添加量が一定範囲を越えると、溶融時LCPの分解が過大となって、発泡が生じ易くなると共に接着性が低下する傾向が現れる。無機物粒子の最適添加量は無機物の酸又は塩基としての強度、粒子径、比表面積等の因子によって変化するが、通常は0.01〜30重量%の範囲から選択される。
【0014】
テトラフルオロエチレン共重合体にLCPや無機物粒子を配合する方法としては、溶融混練、乾式混合又は湿式混合等のような従来慣用の方法を採用することができる。組成物の形態も任意であって、フィルム、シート、チューブ等のような成形体のほか、ペレット、粉末、分散液等の形態を用途に応じて採用することができる。
【0015】
【発明の効果】
本発明の組成物は、鋼、ステンレス鋼、アルミニウム等のような金属の基材上でテトラフルオロエチレン共重合体の融点以上に加熱することにより、基材に対して優れた接着性を示し、従来接着性向上のために行われていた基材の粗面化処理やプライマー処理等のような前処理を特に必要としない利点を有する。また、本発明組成物は、テトラフルオロエチレン共重合体以外の添加物が少量であるため、テトラフルオロエチレン共重合体の利点である非粘着性、耐熱性、耐薬品性等の特性が損なわれず、溶融成形性や被膜の形成性等の加工性にも優れている。このため、本発明の組成物は、耐熱耐薬品性接着剤としての用途のほか、例えば金属基材に対するラミネーションフィルムや熱収縮チューブとして、コーティングや回転ライニング用の粉末として、コーティング用の分散液等として、有用である。さらに、本発明の組成物は、フィルム、粉末、分散液等の形態で、PTFE、PFA、FEP等のような難接着性ふっ素樹脂による金属基材被覆のためのプライマーとしても、利用することが出来る。
【0016】
以下に実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明する。なお、テトラフルオロエチレン共重合体としてはテトラフルオロエチレンとパーフルオロプロピルビニルエーテル(PPVE)との共重合体(PFA)を使用した。メルトフローレート(MFR)、PPVE含有量、融解温度及び反応性末端基の測定は、下記の方法によった。
【0017】
メルトフローレート(MFR):東洋精機製メルトインデクサーを使用し、5gの試料を372℃±1℃に保持された内径9.53mmのシリンダーに充填して5分間保持した後、49.03Nの荷重(ピストン及びおもり)下に内径2.1mm、長さ8mmのオリフィスを通して押し出し、この時の押し出し速度(g/10分)をMFRとして求めた。
【0018】
PPVE含有量の測定:試料PFAを350℃で圧縮したのち水冷して得られた厚さ約50μmのフィルムの赤外吸収スペクトル(窒素雰囲気)から、下記式により吸光度比を求め、予めPPVE含有量既知のスタンダードフィルムによって得られた検量線を使用して試料のPPVE含有量を求めた。
【0019】
【数1】
Figure 0004036345
【0020】
融解温度の測定:パーキンエルマー社製DSC7型を使用し、試料量5mg及び昇温速度10℃/分で得られる融解曲線から、融解ピーク温度として求めた。
【0021】
反応性末端基の測定:試料PFAを350℃で圧縮して得られる厚さ約250μmのフィルムについて、窒素雰囲気下、パーキンエルマー社製の1720X型FTIRを使用して赤外吸収スペクトルを得た。同様に、対照試料として末端が完全にふっ素化されたPFAのフィルムについても、赤外吸収スペクトルを得た。次いで、FTIR付属のソフトウエアを使用して、下記の式で示される操作により、試料と対照試料との差スペクトルを得た。
【0022】
差スペクトル=A−F×B
A:試料の赤外吸収スペクトル
B:対照試料の赤外吸収スペクトル
F:試料フィルムの厚み補正係数
試料フィルムの厚み補正係数は、PFA中の−CF2−構造による波長4.25μmの吸収帯における差スペクトルの吸光度が0となるよう求めた。得られた差スペクトル上で下表の帰属に基づいて各反応性末端基に対応する吸光度を求め、下表に示す補正係数(CF)を使用して、下記の式により、共重合体中の反応性末端基の数を求めた。
【0023】
【数2】
Figure 0004036345
【0024】
末端基 波長(μm) 補正係数(CF)
−COF 5.31 406
−COOH(モノマー) 5.52 335
−COOH(ダイマー) 5.64 320
−CO2CH3 5.57 368
−CONH2 2.91 914
−CF=CF2 5.58 635
−CH2OH 2.75 2220
【0025】
【実施例】
実施例1〜3及び比較例1
炭素106個当たり54個の−CONH2末端基を有する、PPVE含有量3.4重量%、MFR13g/10分、融解温度307℃のPFAの溶融押し出しペレット及びLCPとして4−ヒドロキシ安息香酸/フタル酸/ビフェニルジオールを構成単位とする全芳香族ポリエステル粉末(スミカスーパーE6000、住友化学製)を、それぞれ表1に示す割合でローラーミキサー(東洋精機製R−60H型、ミキサー容量約60ml、混練部材質ハステロイC276)に投入し、混練部設定温度360℃、ローラー回転数15rpmで10分間溶融混練して、PFA組成物を得た。また、比較のため液晶ポリエステルを配合せず、PFAのみを前記条件で溶融混練した。
【0026】
実施例4〜34及び比較例2〜7
炭素106個当たり54個の−CONH2末端基を有する、PPVE含有量3.4重量%、MFR13g/10分、融解温度307℃のPFAの溶融押し出しペレット、LCPとして4−ヒドロキシ安息香酸/フタル酸/ビフェニルジオールを構成単位とする全芳香族ポリエステル粉末(スミカスーパーE6000、住友化学製)及び下記の無機物粒子を、それぞれ表1に示す割合でローラーミキサー(東洋精機製R−60H型、ミキサー容量約60ml、混練部材質ハステロイC276)に投入し、混練部設定温度360℃、ローラー回転数15rpmで10分間溶融混練して、PFA組成物を得た。また、比較のため液晶ポリエステルを配合せず、PFAと無機粒子を前記条件で溶融混練した。
【0027】
Figure 0004036345
上記で得たPFA組成物から、350℃に保持された加熱プレスを使用して、溶融圧縮成形により、直径約40mm、厚さ約150μmの試料フィルムを作成した。試料フィルムを予めアセトンにより脱脂されたステンレス板(材質:SUS430、寸法100mm×100mm×0.5mm)の上に置き、350℃に保持された空気循環炉中で14分間加熱した後、炉より取り出して室温で放冷した。このようにして得た接着試験片について、試料フィルムの90度剥離強度(N/mm)を室温下引っ張り速度50mm/分で測定した(これを初期剥離強度とする)。更に、接着の耐熱性を評価するため、同様にして得た接着試験片を300℃に保持された空気循環炉中で16時間加熱後、炉より取り出して室温で放冷し、これについても90度剥離強度を前記と同一の条件で測定した(これを300℃加熱後剥離強度とする)。また、接着試験片を水道水中で8時間煮沸したのちにフィルムの剥離の有無を観察して、接着の耐水性を評価した。これらの結果を表1に示す。表1における耐水性の評価の尺度は、次のとおりである。
【0028】
A:全く剥離なし
B:一部分が剥離
C:完全に剥離
【0029】
【表1】
Figure 0004036345
【0030】
実施例35〜37及び比較例8〜10
炭素106個当たり80個の−COOH末端基を有する、PPVE含有量3.4重量%、MFR13g/10分、融解温度308℃のPFAの溶融押し出しペレットを使用し、無機粒子として実施例4のAl23及び実施例11のガラスビーズを使用する他は実施例1と同様に溶融混練して、組成物を得た。この組成物についての接着試験の結果を表2(耐水性の尺度は表1と同じ)に示す。
【0031】
【表2】
Figure 0004036345
【0032】
比較例11〜18
末端基が完全にふっ素化された、PPVE含有量3.3重量%、MFR13g/10分、融解温度308℃のPFAの溶融押し出しペレットを使用し、無機粒子として実施例4のAl23、実施例9のTiO2及び実施例11のガラスビーズを使用する他は実施例1と同様に溶融混練して、組成物を得た。この組成物についての接着試験の結果を表3(耐水性の尺度は表1と同じ)に示す。
【0033】
【表3】
Figure 0004036345
【0034】
実施例38
炭素106個当たり75個の−CONH2末端基を有する、PPVE含有量3.3重量%、MFR12g/10分、融解温度307℃、平均粒径約20μmのPFA粉末100重量部、実施例1記載のLCP粉末を粉砕して得られた平均粒径約70ミクロンの粉末3重量部及び実施例4のAl23粉末3重量部を均一に乾式混合して、粉末状組成物を得た。予めアセトンにより脱脂された実施例1記載のステンレス板の上に、この粉末状組成物を振りかけ、380℃に保持された空気循環炉中で20分間加熱した後、炉より取り出して室温で放冷した。このようにして形成されたステンレス板上の塗膜(厚さ約150μm)の初期剥離強度及び300℃で16時間加熱後の剥離強度は、共に2N/mm以上であった。上記PFA粉末のみによって形成された比較のための塗膜の初期剥離強度及び300℃で16時間加熱後の剥離強度は、共に0.4N/mmであった。
【0035】
比較例19〜23
芳香族ポリエステルとして4−ヒドロキシ安息香酸の非溶融流動性ホモポリマーであるオキシベンゾイルポリエステル(スミカスーパーE101、住友化学製)の粉末を、無機粒子として実施例4のAl23、実施例9のTiO2及び実施例11のガラスビーズを使用する他は実施例1と同様に溶融混練して、組成物を得た。この組成物についての接着試験の結果を表4(耐水性の尺度は表1と同じ)に示す。
【0036】
【表4】
Figure 0004036345
【0037】
参考例
[液晶ポリエステル/無機物混合粉末の加熱試験]
実施例1記載のLCP粉末の70メッシュふるい下粉末と前記実施例の無機物粒子とを重量比1:0.2の割合で均一に乾式混合し、得られた各混合粉末の試料約1gをアルミカップに精秤し、350℃に保持された空気循環炉中で1時間加熱した後、炉より取り出して室温で放冷し、再度精秤することによって、加熱前の混合粉末重量に対する重量減少X(%)を測定した。同時に、各無機物粒子のみを約1gアルミカップに秤取り、同様にして350℃で1時間加熱した時の加熱前の無機物重量に対する重量減少Y(%)を測定した。各無機物を混合した時のLCPの重量減少ZLCP(%)を下記式により求め、表5に示した。
【0038】
【数3】
Figure 0004036345
【0039】
[PFA/無機物混合粉末の加熱試験]
実施例38のPFA粉末と前記の各無機物とを重量比1:0.1の割合で均一に乾式混合し、得られた各混合粉末の試料約1gをアルミカップに精秤した。この混合粉末の重量を初期重量W。(g)とする。試料を350℃に保持された空気循環炉中で30分加熱した後、炉より取り出して室温で放冷し、精秤した。この時の試料重量をW1(g)とする。次いで、再び試料を350℃に保持された空気循環炉中で30分加熱した後、炉より取り出して室温で放冷し、精秤した。この時の試料重量をW2(g)とする。再加熱時のPFAの初期重量に対する重量減少(%)ZPFAを下記式により求め、表5に示した。
【0040】
【数4】
Figure 0004036345
【0041】
【表5】
Figure 0004036345

Claims (5)

  1. −COOH及び−CONH 2 から選ばれる少なくとも1つの反応性末端基を有するテトラフルオロエチレンとパーフルオロアルコキシトリフルオロエチレンとの溶融流動性共重合体であって、該反応性末端基が該共重合体中の炭素106個当り54個以上の割合で存在する溶融流動性共重合体100重量部及び溶融流動性液晶ポリエステル0.1〜20重量部からなる金属基材被覆用組成物。
  2. 溶融流動性液晶ポリエステルの含有量が0.1〜10重量部である請求項1記載の組成物。
  3. 溶融流動性液晶ポリエステルに対して熱分解促進作用を示す無機物粒子を含有する請求項1又は2記載の組成物。
  4. 無機物が金属酸化物、複合金属酸化物及びけい酸化合物から選ばれた少なくとも1種である請求項3記載の組成物。
  5. 金属基材が、鋼、ステンレス鋼及びアルミニウムから選ばれる請求項1〜のいずれかに記載の組成物。
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