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JP4050511B2 - 座席構造 - Google Patents

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JP4050511B2 JP2001387111A JP2001387111A JP4050511B2 JP 4050511 B2 JP4050511 B2 JP 4050511B2 JP 2001387111 A JP2001387111 A JP 2001387111A JP 2001387111 A JP2001387111 A JP 2001387111A JP 4050511 B2 JP4050511 B2 JP 4050511B2
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frame material
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車、列車、航空機などの輸送機器用シートとして特に適する座席構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、緊急避難時や高所から飛び降りる場合など、人体が一定の加速度で移送する際に使用される緩衝材(マット)等の衝撃吸収構造や上記した自動車などの座席構造としては種々の機構のものが用いられているが、これらにおいては、衝撃を受けた際における人体の跳ね上がりなどをより効果的に抑制し、衝撃吸収機能を高めることが常に望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記に鑑みなされたものであり、所定以上の衝撃性振動や衝撃力を受けた際に高い減衰特性を発揮することができる座席構造を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するため、請求項1記載の本発明では、背部用フレーム材と座部用フレーム材とを備えると共に、各フレーム材に支持されることにより形成される張力場を備えた張力構造体として設けられるクッション材を有し、
所定以上の衝撃性振動又は衝撃力を受けた際に、前記いずれか少なくとも一方のフレーム材が、前記張力構造体の張力を低下させる方向に変形する構成である一方、
幅方向に沿って配設されたトーションバーと、前記トーションバーに連結される一対のアーム部材と、前記一対のアーム部材に支持されて前記トーションバーと同様に、幅方向に沿って配設された棒状部材からなる可動部とを備え、前記クッション材の着座時のストロークを補うと共に、除振機能を果たすバネ機構を有し、
前記バネ機構を構成する可動部が、前記クッション材の腰部付近から臀部付近に相当する範囲におけるいずれかの部位に連結されて設けられていることを特徴とする座席構造を提供する。
請求項記載の本発明では、前記可動部が、座部用クッション材の後部下方に幅方向に沿って配置され、前記トーションバーにより常態において下方に付勢されており、所定以上の衝撃性振動又は衝撃力を受けることにより前記背部用クッション材の張力が低下すると、前記トーションバーによって座部用クッション材を下方向に引き込む構造であることを特徴とする請求項記載の座席構造を提供する。
請求項記載の本発明では、前記可動部が、背部用クッション材の下部後方に幅方向に沿って配置され、前記トーションバーにより常態において後方に付勢されており、所定以上の衝撃性振動又は衝撃力を受けることにより、前記背部用クッション材の張力が低下すると、前記トーションバーによって背部用クッション材を後方に引き込む構造であることを特徴とする請求項記載の座席構造を提供する。
請求項記載の本発明では、前記クッション材が、互いに離間して配置された一対のグランド編地同士を連結糸で結合することにより形成された三次元立体編物、又は、二次元織物若しくは二次元編物と該二次元織物若しくは二次元編物に積層されるウレタン層とを備えたウレタン付き構造体から形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載の座席構造を提供する。
請求項5記載の本発明では、前記クッション材の少なくとも一部が、常態において、該クッション材の接線方向に収縮させた状態で設けられ、所定以上の衝撃性振動又は衝撃力を受けた際に、該クッション材の収縮状態が解除される構成であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1に記載の座席構造を提供する。
請求項記載の本発明では、前記背部用フレーム材を構成するサイドフレーム部が、所定以上の衝撃性振動又は衝撃力を受けた際に、内倒れ変形し、張設されているクッション材の張力を低下させる構造であることを特徴とする請求項のいずれか1に記載の座席構造を提供する。
請求項記載の本発明では、前記背部用フレーム材に、所定以上の衝撃性振動又は衝撃力を受けた際に、後方へ屈曲する屈曲作用部を設けたことを特徴とする請求項のいずれか1に記載の座席構造を提供する。
請求項記載の本発明では、前記座部用フレーム材が、所定以上の衝撃性振動又は衝撃力を受けた際に、前端側が跳ね上がる跳ね上がり機構を有することを特徴とする請求項のいずれか1に記載の座席構造を提供する。
請求項記載の本発明では、前記背部用クッション材を支持する背部用フレーム材及び座部用クッション材を支持する座部用フレーム材が、それぞれ溶接又はかしめ加工により形成されていると共に、リクライニングアジャスタを介して両者を連結する背部用アーム部材と座部用アーム部材とが、それぞれ背部用フレーム材及び座部用フレーム材に対して溶接又はかしめ加工により取り付けられていることを特徴とする請求項のいずれか1に記載の座席構造を提供する。
請求項10記載の本発明では、前記リクライニングアジャスタが、前記背部用アーム部材及び座部用アーム部材のそれぞれに対して、溶接又はかしめ加工により取り付けられていることを特徴とする請求項記載の座席構造を提供する。
請求項11記載の本発明では、前記座部用フレーム材を、支持床面上に固定されたレール部材に沿って前後動させるスライドアジャスタが、前記座部用フレーム材及び/又は座部用アーム部材に、溶接又はかしめ加工により取り付けられていることを特徴とする請求項のいずれか1に記載の座席構造を提供する。
請求項12記載の本発明では、前記背部用フレーム材は、一対のサイドフレーム部の下部付近間に掛け渡し配設された下部フレーム部を有し、該下部フレーム部の上方には、背部用クッション材が該下部フレーム部よりも後方に突出することを許容する空間部を有する枠状に形成されていることを特徴とする請求項11のいずれか1に記載の座席構造を提供する。
【0005】
(作用)
請求項1〜3のいずれかに記載の発明によれば、衝撃性振動や衝撃力による大きな衝撃荷重が加わった際には、クッション材を押し込む方向への変位する。クッション材がフレーム材に張力場を備えた張力構造体として設けられているため、フレーム材がクッション材の張力を低下させる方向に変形し、該クッション材の張力を低下させる。これにより、衝撃が減衰され、クッション材は張力構造体でなくなり、衝撃が減衰される。そして、さらに衝撃力を受け続けてクッション材が変位していくことにより、クッション材に新たに張力場が生じることにより衝撃エネルギーが吸収され、人体等の跳ね返りを抑えることができる。
【0006】
また、クッション材の腰部付近から臀部付近に相当する範囲のいずれかの部位、すなわち、背部下方付近又は座部後方付近の幅方向に沿ってトーションバー及び/又はトーションバーに連結された可動部が配設されている。このため、大きな衝撃性振動や衝撃力が加わった場合、座部の下方に付勢するトーションバーを設けた場合には、クッション材の張力が低下することにより、座部用クッション材を下方向に引き込むため、臀部が沈み込み、相対的に膝部が高くなる回転力が発生し、前方への跳ね返りを抑えることができる。
【0007】
一方、背部用クッション材を後方に付勢するトーションバーを設けた場合には、大きな衝撃性振動や衝撃力が加わると、クッション材の張力が低下することにより、背部用クッション材を後方に引き込むため、前方への跳ね返りを抑えることができる。
【0008】
また、いずれの場合も、幅方向に配設されたトーションバーの復元力によって背部用フレーム材下部の偏った変形を抑制することができる。このため、背部用フレーム材の変形の仕方が安定し、背部用クッション材の減衰特性を有効に利用でき、人体の跳ね返りを抑える効果が高い。
【0009】
請求項4記載の発明によれば、張力構造体として設けられるクッション材を三次元立体編物から形成した場合には、三次元立体編物自体の有する高い減衰特性をさらに利用することができる。また、二次元織物若しくは編物にウレタン層を備えたウレタン付き構造体によっても、三次元立体編物と同様の所定の張力場を備えた張力構造体としてクッション材を形成することができる。
【0010】
請求項5記載の発明によれば、衝撃性振動や衝撃力による大きな衝撃荷重が加わって、クッション材を押し込む方向へ変位させると、接線方向に収縮させた状態で張力構造体として設けられているクッション材の収縮状態が解除される。収縮状態が解除されることにより、通常状態において形成されていた張力場が失われ、0%の伸び率に至るまで張力が低下する。これにより、クッション材に接する人体等の跳ね返りを抑えることができる。そして、さらに衝撃力を受け続けて変位していくと、クッション材が伸びていくため、それにより衝撃エネルギーを効率よく吸収することができる。
【0011】
従って、請求項5記載の発明によれば、衝撃性振動や衝撃力による大きな衝撃荷重が加わった場合には、上記したクッション材の収縮状態の解除の作用と、フレームの変形作用が共に作用する。このため、衝撃をより効率的に緩和することができる。
【0012】
請求項6記載の発明によれば、サイドフレーム部が内倒れ変形するため、クッション材の張力を効率的に低下させることができる。
【0013】
請求項7記載の発明によれば、背部用フレーム材が、後方へ屈曲するため、人体の臀部から腰部付近が前方に滑るように回転しやすくなり、クッション材の法線方向に作用する衝撃性振動や衝撃力を効率よく分散し、人体の跳ね返りを更に抑えることができる。
【0014】
請求項8記載の発明によれば、座部用フレーム材の前端側が跳ね上がるため、人体の臀部から腰部付近が前方に滑るように回転しやすくなり、クッション材の法線方向に作用する衝撃性振動や衝撃力を効率よく分散し、人体の跳ね返りを更に抑えることができる。
【0015】
請求項9記載の発明によれば、背部用フレーム材及び座部用フレーム材がボルトを用いることなく形成され、また、背部用フレーム材及び座部用フレーム材が各アーム部材に対してボルトを用いることなく連結された構造である。このため、各フレーム材の断面係数を異ならせることで、例えば、サイドフレーム部の腰部付近など、変形させるための屈曲作用部を所望の位置に設定することが容易となり、背部用クッション材の張力を緩める背部用フレーム材の変形の仕方が安定し、人体の跳ね返りをより抑えることができる。また、これらを組み立てるに当たって、ボルト締め工程等が不要となり、組み立て工程の簡略化、製造コストの低減、重量の低減に寄与する。
【0016】
請求項10又は11記載の発明によれば、リクライニングアジャスタ又はスライドアジャスタもボルトを用いることなく取り付けられているため、屈曲しやすい箇所の設定や組み付け作業がさらに容易化する。
【0017】
請求項12記載の発明によれば、大きな衝撃荷重が背部用クッション材に加わった場合に、サイドフレーム部間に設けられた下部フレーム部によって、背部用フレーム材の下部付近における偏った変形が抑制される。そして、下部フレーム部上を滑るようにして、背部用クッション材が下部フレーム部の上方の空間部から後方へ突出するため、背部用クッション材による減衰特性を安定して機能させることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示した実施形態に基づいて本発明を更に詳しく説明する。まず、後述する本発明の各実施形態に係る座席構造1において、座部用フレーム材10に張設されて支持される座部用クッション材と背部用フレーム材20に張設されて支持される背部用クッション材として用いられる三次元立体編物の構造について、図15〜図18に基づき説明する。
【0024】
三次元立体編物は、互いに離間して配置された一対のグランド編地同士を連結糸で結合することにより形成されている。具体的には、図15に示すように、三次元立体編物100は、互いに離間して配置された一対のグランド編地110,120と、該一対のグランド編地110,120間を往復して両者を結合する多数の連結糸130とを有する立体的な三次元構造から構成されている。
【0025】
一方のグランド編地110は、例えば、図16に示したように、単繊維を撚った糸から、ウェール方向及びコース方向のいずれの方向にも連続したフラットな編地組織(細目)によって形成されている。これに対し、他方のグランド編地120は、例えば、図17に示したように、短繊維を撚った糸から、ハニカム状(六角形)のメッシュを有する、一方のグランド編地110よりも大きな編み目構造に形成されている。もちろん、この編地組織はあくまで一例であり、細目組織やハニカム状以外の編地組織を採用することもできる。連結糸130は、一方のグランド編地110と他方のグランド編地120とが所定の間隔を保持するように、この一対のグランド編地110,120間に編み込んだもので、立体メッシュニットとなっている三次元立体編物100に所定の剛性を付与している。
【0026】
グランド編地110,120を形成するグランド糸の太さ等は、立体編地に必要な腰の強さを具備させることができると共に、編成作業が困難にならない範囲のものが選択される。また、グランド糸としてはモノフィラメント糸を用いることも可能であるが、風合い及び表面感触の柔らかさ等の観点から、マルチフィラメント糸やスパン糸を用いることが好ましい。
【0027】
連結糸130としては、モノフィラメント糸を用いることが好ましく、太さ167〜1100デシテックスの範囲のものが好適である。マルチフィラメント糸では復元力の良好なクッション性を付与できず、また、太さが167デシテックスを下回ると腰の強さが得られにくくなり、1100デシテックスを上回る場合には、硬くなり過ぎて適度な弾性を得ることができないからである。すなわち、連結糸130として上記範囲のモノフィラメント糸を採用することにより、着座者の荷重を、各グランド編地110,120を構成する編目の変形と連結糸130の変形(倒れ及び座屈)により、また、変形した連結糸130にバネ特性を付与する隣接した連結糸130の復元力によって支持することができ、柔らかなバネ特性を有する応力集中の起きない柔構造とすることができる。また、連結糸130間が擦れ合うことにより高い減衰特性が作用する。
【0028】
グランド糸又は連結糸130の素材としては、特に限定されるものではなく、例えば、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド、ポリアクリロニトリル、レーヨン等の合成繊維や再生繊維、ウール、絹、綿等の天然繊維が挙げられる。上記素材は単独て用いてもよいし、これらを任意に併用することもできる。好ましくは、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)などに代表される熱可塑性ポリエステル系繊維、ナイロン6、ナイロン66などに代表されるポリアミド系繊維、ポリエチレン、ポリプロピレンなどに代表されるポリオレフィン系繊維、あるいはこれらの繊維を2種類以上組み合わせたものである。なお、ポリエステル系繊維はリサイクル性に優れており好適である。また、グランド糸又は連結糸130の糸形状も限定されるものではなく、丸断面糸でも異形断面糸等でもよい。
【0029】
連結糸130の配設の仕方(パイル組織)としては、各グランド編地110,120を連結する連結糸130を側面から見た状態で表すと、より具体的には、例えば、図18に示したような種類に分類される。(a),(b)は、グランド編地110,120間に連結糸130をほぼ垂直に編み込んだストレートタイプであり、このうち(a)は8の字状にしてほぼストレートに編んだもので、(b)は単純なストレートに編んだものである。(c)〜(e)は、グランド編地110,120間において、連結糸130が中途で交差するように編んだクロスタイプであり、このうち(c)は8の字状にクロスさせたもの、(d)は単純なクロスに編んだもの、(e)は2本ずつまとめてクロス(ダブルクロス)させたものである。なお、(c)〜(e)に示したように、連結糸130同士を交差させて斜めに配置した場合には、連結糸130をグランド編地110,120間にほぼ垂直に配置した形態と比較して((a),(b)参照)、各連結糸130の座屈強度により十分な復元力を保持しながら、圧縮率の大きな柔らかなバネ特性を付与することができる。
【0030】
次に、図1に基づき本発明の第1の実施形態に係る座席構造1を説明する。図1は、第1の実施形態の基本構造を示すものである。この図に示したように、座席構造1は、座部用フレーム材10、背部用フレーム材20、座部用アーム部材31、背部用アーム部材32、リクライニングアジャスタ40、スライドアジャスタ50を有して構成される。
【0031】
座部用フレーム材10は、座部用クッション材として用いられる上述の三次元立体編物を支持するものであり、2つのサイドフレーム部11、前部フレーム部12及び後部フレーム部13から略方形の枠状に形成されている。また、背部用フレーム材20は、背部用クッション材として用いられる三次元立体編物を支持するものであり、2つのサイドフレーム部21、下部フレーム部22及び上部フレーム部23とから略方形の枠状に形成されている。そして、本実施形態においては、これら背部用フレーム材20及び座部用フレーム材10は、それぞれ溶接又はかしめ加工により形成されている。また、背部用フレーム材20のサイドフレーム部21,21には、それぞれ、背部用クッション材を形成する三次元立体編物を、人体をホールドし易い形状で張設するための形状出しフレーム部21a,21aが設けられているが、この形状出しフレーム部21a,21aもサイドフレーム部に対して、溶接又はかしめにより取り付けられている。なお、本明細書において、背部用クッション材を支持又は張設する「サイドフレーム部」には、このような形状出しフレーム部を設けた場合、これらも含んだ意味である。
【0032】
また、座部用フレーム材10には、その後部に座部用アーム部材31が連結されており、背部用フレーム部材20には、その下部に背部用アーム部材32が連結されている。座部用アーム部材31と背部用アーム部材32とは、リクライニングアジャスタ40を介して回動可能に連結されており、これにより、背部用フレーム材20が座部用フレーム材10に対して前後にリクライニング可能となっている。
【0033】
そして、本実施形態では、座部用フレーム材10及び座部用アーム部材31が溶接又はかしめ加工により連結されており、また、背部用フレーム材20及び背部用アーム部材32も溶接又はかしめ加工により連結されている。また、リンクライニングアジャスタ40も、座部用アーム部材31及び背部用アーム部材32のそれぞれに、溶接又はかしめ加工により取り付けられている。
【0034】
本実施形態においては、さらに、座部用フレーム材10を、支持床面上に固定される左右一対のレール部材51に沿って前後動させるスライドアジャスタ50が設けられている。そして、このスライドアジャスタ50も、座部用フレーム材10に、溶接又はかしめ加工により取り付けられている。
【0035】
三次元立体編物は、座部用フレーム材10及び背部用フレーム材20を構成する上記した各フレーム部に張設されることにより、所定形状の張力場を備えた張力構造体となって、座部用クッション材、背部用クッション材として用いられる。なお、このような張力構造体として設けられる三次元立体編物は、座部用フレーム材、背部用フレーム材に対して伸び率30%以下で張設することが好ましい。
【0036】
上記したように、本実施形態においては、背部用フレーム材20及び座部用フレーム材10を、それぞれ溶接又はかしめ加工により形成し、背部用フレーム材20と座部用フレーム材10とを連結する各アーム部材31,32を、背部用フレーム材20及び座部用フレーム材10に対してそれぞれ溶接又はかしめ加工により取り付けるようにしている。このため、背部用フレーム材20及び座部用フレーム材10がボルトを用いることなく形成され、また、背部用フレーム材20及び座部用フレーム材10が各アーム部材31,32に対してボルトを用いることなく連結された構造である。
【0037】
従って、これらを組み立てるに当たって、ボルト締め工程等が不要となる。また、ボルトを用いていないため、大きな衝撃荷重が背部用クッション材に加わった場合に、ボルト連結部に変形が偏ることなく、背部用フレーム材20の変形の仕方がより安定し、三次元立体編物から構成された張力場を有する張力構造体となっている背部用クッション材の張力の低下によってその減衰特性をより確実に作用させることができ、人体の跳ね返りを抑えることができる。
【0038】
また、背部用フレーム材20を形成する一対のサイドフレーム部21,21の下部付近間には、上記のように下部フレーム部22が配設されている。この結果、所定以上の衝撃性振動や衝撃力などの大きな衝撃荷重を受けると、張力構造体を形成している背部用クッション材が後方に押し出されるように変形することによって、サイドフレーム部21,21が内倒れするように変形するが、この際に、該サイドフレーム部21,21の下部付近のみが偏って変形することを防止でき、背部用クッション材の張力の低下による減衰特性をより確実に作用させることができる。また、下部フレーム部22の上方には、上部フレーム部23とサイドフレーム部21,21に取り囲まれた空間部25が形成されており、これにより、上記した大きな衝撃荷重を受けた際の背部用クッション材の後方への突出変位ないしは変形が許容される。
【0039】
すなわち、本実施形態によれば、前後方向に大きな衝撃が加わることによって、着座者の背が後方に相対移動した場合には、その際の大きな荷重により三次元立体編物からなる背部用クッション材の略中央部が下部フレーム部22上を滑るようにして、背部後方に押し込まれ、これに伴い背部用フレーム材20が、背部用クッション材に入力される荷重を分散して受け、下部フレーム部22によって上記のように偏った変形が防止されつつ、サイドフレーム部21,21(及び形状出しフレーム部21a,21a)が内倒れ変形する。この結果、対向配置したサイドフレーム部21,21(及び形状出しフレーム部21a,21a)間の間隙(空間部25)が狭くなるため、サイドフレーム21,21(及び形状出しフレーム部21a,21a)間に所定の張力で張設されていた三次元立体編物(背部用クッション材)が一気に緩む。三次元立体編物(背部用クッション材)の張力が緩むと、この三次元立体編物(背部用クッション材)は、張力構造体でなくなり、新たに変位を生じながら衝撃を受けていく。このため、衝撃力を受ける時間が長く、衝撃エネルギーを効率よく吸収できる。この際、三次元立体編物自体の有する高い減衰特性も作用し、減衰比1以上の臨界減衰系あるいは超過減衰系が形成される。このため、反力によって人体を跳ね返すことが少なくなる。
【0040】
また、この実施形態では、リクライニングアジャスタ40を、各アーム部材31,32に、それぞれ溶接又はかしめ加工により取り付け、スライドアジャスタ50を、座部用フレーム材10に、溶接又はかしめ加工により取り付けるようにしている。すなわち、リクライニングアジャスタ40又はスライドアジャスタ50もボルトを用いることなく取り付けられている。このため、組み付け作業をさらに容易化できる構造となっている。
【0041】
なお、座部用フレーム材10に支持させる座部用クッション材(図示せず)、背部用フレーム材20に支持させる背部用クッション材(図示せず)は、それぞれ、別々に形成して、独立して取り付けることもできるが、別々に形成した各クッション材を縫合により一体化したり、あるいは、一体的に編み上げたものを使用することが好ましい。これにより、各フレーム材10,20への取り付け作業が容易化すると共に、座部用クッション材と背部用クッション材との境界付近を後方に引っ張る引っ張り部分を設け、この引っ張り部分を背部用フレーム材20の下方に設けた補助フレーム材71に係合させることにより、人体の腰部付近から臀部付近にかけての部位の着座時の安定性を高めることができる。この点は、後述する各実施形態においても同様であるが、後述の各実施形態では、クッション材の引っ張り部分をトーションバーの可動部に連結している。
【0042】
また、背部用フレーム材20を構成するサイドフレーム部21(形状出しフレーム部21aを含む)には、所定以上の衝撃性振動や衝撃力を受けた際に、後方へ屈曲しやすくするための屈曲作用部を設定することが好ましい。屈曲作用部の設定位置は任意であるが、例えば、図1において想像線で示したAラインに沿った部位を屈曲作用部とすることができる。屈曲作用部の設け方は任意であるが、断面係数を異ならせることにより屈曲しやすくすることができる。特に、本実施形態のようなボルトレス構造とした場合には、ボルト連結部から偏って変形することが少なくなるため、屈曲作用部を腰部付近など、所望の部位に設定しやすい。これにより、臀部から腰部にかけての部位が前方に滑り易くなる回転力が作用するため、人体の跳ね返りをさらに抑制することができる。
【0043】
また、図1において想像線Bラインに沿った部位を断面係数を異ならせた設定とすることで屈曲作用部とすることもできる。この場合には、座部用フレーム材10の前端側が跳ね上がるため、臀部付近が沈み込んで、膝部が相対的に高くなる回転力を作用させることができ、人体の跳ね返りを抑制する効果を高めることができる。もちろん、図1に示したAラインとBラインの双方に沿って屈曲作用部を形成することも可能である。なお、座部用フレーム材の前端側がより跳ね上がり易くなるような跳ね上がり機構を設けることも可能であるが、跳ね上がり機構の詳細については後述する。
【0044】
次に、図2に基づき本発明の第2の実施形態に係る座席構造1を説明する。図2は、第2の実施形態の基本構造を示すものである。この図に示したように、本実施形態の座席構造は、上述した三次元立体編物を弾性的に支持し、クッション材における着座時のストロークを補い、入力となる励振力を除振する機能を果たすバネ機構60が設けられている。
【0045】
バネ機構60は、トーションバー61とリンク部62とを有してなり、該リンク部62は、棒状部材からなる可動部63と一対のアーム部64とからなる。トーションバー61に連結された可動部63は、座部用フレーム材10の幅方向に沿って設けられ、これに連結しているトーションバー61は、この可動部63よりもさらに後方に位置する座部用フレーム材10に連結されたアーム部材31に幅方向に沿って配置されて支持されている。
【0046】
そして、座部用クッション材と背部用クッション材との境界付近に設けた後方への引っ張り部分70が可動部63に連結され、トーションバー61のバネ性が付与されている。
【0047】
なお、本実施形態においても、背部用フレーム材20及び座部用フレーム材10を、それぞれ溶接又はかしめ加工により形成し、各アーム部材31,32を、背部用フレーム材20及び座部用フレーム材10に対して溶接又はかしめ加工により取り付けてあると共に、リクライニングアジャスタ40を、各アーム部材31,32に、それぞれ溶接又はかしめ加工により取り付けている。また、スライドアジャスタ50も、座部用フレーム材10に、溶接又はかしめ加工により取り付けている。
【0048】
かかる実施形態においては、トーションバー61に連結された可動部63に対して三次元立体編物からなるクッション材を支持させることができる。この結果、背部用フレーム材20、座部用フレーム材10及びトーションバー61等の各部材の組み付け作業を全て行った後、座席前方より、これらを覆うように三次元立体編物をかぶせて、その端末部を所定のフレーム部に係止するだけで済み、組み立て作業がさらに容易化する。
【0049】
また、座部の幅方向に沿ってトーションバー61及びそれに連結された可動部63が配設されているため、大きな衝撃荷重が背部用クッション材に加わった場合に、その復元力によって背部用フレーム材20下部の偏った変形を抑制することができ、背部用フレーム材20の変形の仕方がより安定し、三次元立体編物からなる背部用クッション材の張力が緩むことによって、その減衰特性をより確実に作用させることができ、衝撃を減衰して人体の飛び出しを防ぐことができる。
【0050】
さらに、本実施形態においても、ボルトレス構造であるため、組み立て作業の容易化、衝撃荷重を受けた際の背部用クッション材20の安定した変形による高い減衰特性の発揮によって、人体の跳ね返りを抑える機能を高めることができる。また、屈曲作用部を任意に設定し易い構造であるため、上記第1の実施形態と同様に人体の跳ね返りを抑える機能をさらに高めることができる。
【0051】
また、本実施形態においては、トーションバー61により、可動部63が下方向に付勢されるように設けている。これにより、座部用クッション材と背部用クッション材との境界付近に設けた後方への引っ張り部分70が常態において下方に引き込まれるように付勢されており、座部用クッション材と背部用クッション材は、上端位置が固定された背部用クッション材自体の有するバネ性により、上記トーションバー61の復元力とのバランスが図られた構造となっている。従って、通常レベルの励振力は、この背部用クッション材自体の有するバネ性とトーションバー61の復元力とにより吸収される構造である。
【0052】
一方、所定以上の大きな衝撃性振動や衝撃力が入力され、上記のように、背部用クッション材を支持しているサイドフレーム部21(形状出しフレーム部21aを含む)が内倒れ変形して背部用クッション材の張力が低下すると、トーションバー61の復元力によって、引っ張り部分70が引き込まれ、これと共に座部用クッション材が下方に引き込まれる。この結果、人体の臀部付近が下方に引き込まれるため、膝部付近が相対的に高くなる回転力が生じ、かかる作用によっても、人体の跳ね返りを抑えることができる。
【0053】
次に、図3に基づき本発明の第3の実施形態に係る座席構造1を説明する。この実施形態においても、第2の実施形態と同様に、バネ機構80が設けられている。バネ機構80は、トーションバー81とリンク部82とを有してなり、該リンク部82は、可動部83とこれに一体に形成された一対のアーム部84からなる。そして、その可動部83が、座部用フレーム材10の幅方向に沿って設けられている。
【0054】
本実施形態においては、トーションバー81に連結された可動部83を、座部用クッション材の後部下方ないしは座部用クッション材と背部用クッション材との境界部後方に幅方向に沿って配置する一方で、アーム部84の長さを上記実施形態よりも長くして、トーションバー81を、座部用クッション材の前縁部下方付近に位置する座部用フレーム材10に支持させている。これは、座部用フレーム材10の前縁部付近における幅方向剛性をもトーションバー81により高めるためであり、可動部83へのバネ性は、リンク部82を介してトーションバー81により付与される。
【0055】
なお、本実施形態においても、背部用フレーム材20及び座部用フレーム材10を、それぞれ溶接又はかしめ加工により形成し、各アーム部材31,32を、背部用フレーム材20及び座部用フレーム材10に対して溶接又はかしめ加工により取り付けてあると共に、リクライニングアジャスタ40を、各アーム部材31,32に、それぞれ溶接又はかしめ加工により取り付けている。また、スライドアジャスタ50も、座部用フレーム材10に、溶接又はかしめ加工により取り付けている。
【0056】
また、符号85は、座部用クッション材における座面の過剰な跳ね上がりを防止するため、座部用フレーム材10の両側部の内方にそれぞれ下方に向けて張り出すように形成した一対のテンションバンド受け部である。この各テンションバンド受け部85には、座部用クッション材に連結されたテンションバンド86が係合される。
【0057】
かかる実施形態においても、トーションバー81に連結された可動部83により三次元立体編物からなる座部用クッション材を弾性的に支持させることができるため、コイルスプリングを用いる必要がなく、組み立て作業がさらに容易化する。また、背部用クッション材及び座部用クッション材において、人体の腰部付近から臀部付近にかけての範囲に相当する部位の後方に可動部83が幅方向に配置されているため、トーションバー81及びこれに連結された可動部83の復元力により、背部用フレーム材20の変形の仕方が安定し、この変形により張力が低下した三次元立体編物からなる背部用クッション材の減衰特性により、人体の跳ね返りを抑えることができる。また、トーションバー81の可動部83が座部後方に位置しているため、大腿部、臀部側部の異物感を軽減することができる。
【0058】
また、第2の実施形態と同様に、トーションバー81により、可動部83が下方向に付勢されるように設けており、背部用クッション材自体の有するバネ性により、トーションバー81の復元力とのバランスが図られた構造となっている。従って、通常レベルの励振力は、この背部用クッション材自体の有するバネ性とトーションバー81の復元力とにより吸収される構造である。その一方、所定以上の大きな衝撃性振動や衝撃力が入力され、背部用クッション材を支持しているサイドフレーム部21(形状出しフレーム部21aを含む)が内倒れ変形して背部用クッション材の張力が低下すると、トーションバー81の復元力によって、引っ張り部分が引き込まれ、これと共に座部用クッション材が下方に引き込まれる。この結果、人体の臀部付近が下方に引き込まれるため、膝部付近が相対的に高くなる回転力が生じ、かかる作用によっても、人体の跳ね返りを抑えることができる。
【0059】
さらに、この実施形態においても、第2の実施形態と同様に、ボルトレス構造であるため、組み立て作業の容易化、衝撃荷重を受けた際の背部用クッション材の安定した変形による人体の跳ね返りを抑える機能を高めることができる。また、屈曲作用部を任意に設定することにより、さらに人体の跳ね返りを抑える機能を高めることができることも上記した各実施形態と同様である。
【0060】
図4は、本発明の第4の実施形態を示す図である。背部用フレーム材20及び座部用フレーム材10を、それぞれ溶接又はかしめ加工により形成し、各アーム部材31,32を、背部用フレーム材20及び座部用フレーム材10に対して溶接又はかしめ加工により取り付けていると共に、リクライニングアジャスタ40を、各アーム部材31,32に、それぞれ溶接又はかしめ加工により取り付けていることは上記した各実施形態と同様である。また、スライドアジャスタ50を、座部用フレーム材10に、溶接又はかしめ加工により取り付けていることも上記した各実施形態と同様である。
【0061】
本実施形態においては、バネ機構90の配設位置が上記第2及び第3の実施形態と異なる。このバネ機構90は、トーションバー91と、このトーションバー91に連結されたリンク部92とを有し、さらに、該リンク部92は、一対のアーム部94と、この一対のアーム部94間に配置された可動部93とを有してなるが、棒状部材からなる可動部93は、人体の腰部付近から臀部付近にかけての範囲の中で、背部用クッション材の下部後方に配置されている。
【0062】
また、可動部93にバネ性を付与するトーションバー91は、背部用フレーム材20の下部付近であって、可動部93よりもやや上方に幅方向に沿って配置されている。そして、背部用クッション材と座部用クッション材の境界付近における後方への引っ張り部分70は、可動部93に連結される。
【0063】
引っ張り部分70が可動部93に連結される結果、上記第2及び第3の実施形態と同様に、背部用クッション材と座部用クッション材のうち、人体の腰部付近から臀部付近にかけての部位を弾性的に支持でき、コイルスプリングを配設する必要がなくなり、組み立て作業の容易化を図れる。
【0064】
但し、本実施形態によれば、トーションバー91と可動部93が背部用フレーム材20の下部付近に位置しているため、背部用フレーム材20の下部付近における幅方向剛性が高くなり、大きな衝撃を受けた際の背部用フレーム材下部付近の偏った変形の防止機能が高くなる。この結果、背部用フレーム材20の、背部用クッション材の張力を緩める方向への変形の仕方がより安定し、背部用クッション材の減衰特性による人体の跳ね返りを抑える機能をさらに高めることができる。
【0065】
また、本実施形態においては、トーションバー91の配設位置の下方に可動部93を位置させており、トーションバー91によって可動部93を後方に付勢し、すなわち引っ張り部分70を後方に引き込む方向に付勢している。このため、所定以上の衝撃性振動や衝撃力が付加されることにより、背部用クッション材の張力が低下すると、引っ張り部分70を介して背部用クッション材が後方に速やかに引き込まれる。この結果、背部用クッション材によって人体を跳ね返す力が極めて小さい。また、人体が後方に移動することにより、背部用クッション材がさらに変位すると、可動部93がさらに後方に回転移動してトーションバー91の復元力により新たに張力場が生じる。すなわち、背部用クッション材は、一旦張力場が失われ、その際の減衰特性により衝撃を減衰しつつ、再度張力場が生じることにより、減衰した後の衝撃力を、さらに弾性エネルギーに変換して吸収することができ、人体に加わる衝撃を分散させる機能が高い。
【0066】
なお、上記した第2、第3及び第4の各実施形態においても、図2〜図4に示したように、背部用フレーム材20のサイドフレーム部21,21の下部付近間に下部フレーム部22を配設している。従って、上記第1の実施形態と同様に、大きな衝撃荷重が加わった際には、この下部フレーム部22によってもサイドフレーム部21,21の下部付近のみが偏って変形することを防止でき、背部用クッション材の張力の低下による減衰特性をより確実に作用させることができる構造となっている。
【0067】
本発明の座席構造は上記した実施形態に限定されるものではない。例えば、衝撃荷重を受けた際の背部用フレーム材20の変形の仕方を安定させるために設けられる下部フレーム部22は、上記のボルトレス構造やトーションバーを設けた構造と組み合わせるまでもなく、従来のボルト連結構造のものに採用することもできる。この場合でも、従来の下部フレーム部を有しない構造の背部用フレーム材と比較した場合には、偏った変形を抑制でき、背部用クッション材の張力低下による減衰性能を従来よりも高めることができる。
【0068】
また、上記した実施形態では、背部用クッション材及び座部用クッション材としていずれも三次元立体編物を用いている。しかしながら、本発明の座席構造で採用されるクッション材(背部用クッション材又は座部用クッション材)は、それを支持するフレーム材(背部用フレーム材又は座部用フレーム材)に張設されることによって張力場を備えた張力構造体となっており、大きな衝撃荷重を受けた際に、張力が低下して、好ましくは臨界減衰系又は超過減衰系を形成し得る構造であればよい。
【0069】
従って、上記した各実施形態で用いた三次元立体編物に代えて、二次元織物若しくは二次元編物と、該二次元織物若しくは二次元編物に積層される表皮層を有するウレタン層とを備えたウレタン付き二次元構造体を用いることもできる。なお、ウレタン層としては、2〜30mm程度の薄いポリウレタンフォームからなるものを用いることができる。
【0070】
このようなウレタン付き二次元構造体を用いて本発明を構成した場合、耐久性や通気性が若干劣り、バネ性が多少高くなるものの、フレーム材に張設して用いることができるため、上記した三次元立体編物を用いた場合とほぼ同様の作用、効果を有する。このため、かかるウレタン付き二次元構造体も、三次元立体編物と同様に様々な座席構造に有用である。
【0071】
また、三次元立体編物やウレタン付き二次元構造体等からなるクッション材は、上記したように伸び率30%以下でフレーム材に張設されるが、伸び率0%未満、すなわち、三次元立体編物等の編目を無負荷時の状態よりも縮小させるようにして収縮状態で張設することが好ましい。また、収縮状態にさせる部位は、クッション材全体であってもよいし、一部であってもよい。例えば、座席構造として用いる場合には、座部用クッション材の座骨結節下や背部用クッション材の腰椎付近に相当する箇所にこのような収縮状態とした部位を設けることができる。収縮状態とする手段としては、例えば、三次元立体編物等の編目を縮小させた状態で縫合したり、振動溶着したりする手段が挙げられる。
【0072】
このような収縮状態とした部位を有する張力構造体とすることにより、所定以上の大きな衝撃性振動や衝撃力が付加されると、縫合していた糸が切断されたり、溶着していた部位が剥離したりすることにより収縮状態が解除され編目が拡張していく。収縮状態から三次元立体編物等の伸び率0%に至るまでは、復元力が作用しないため、通常使用域における張力よりも小さくなり、高い減衰特性が発揮される。一方、三次元立体編物等が伸び率0%を超えて伸び出す場合ことにより、減衰された後の衝撃力が、新たに生じる張力場の弾性エネルギーによって吸収される。このため、高い衝撃吸収特性を発揮することができる。
【0073】
なお、フレーム材に張力構造体として設けられるクッション材の少なくとも一部に、上記のような収縮状態とした部位を設ける構成は、かかる構成のみを単独で用いることもできるし、上記したフレーム材の変形による衝撃吸収構造と合わせて用いることもできる。両者を合わせて用いた場合には、クッション材の収縮状態の解除による衝撃吸収特性とフレーム材の変形による衝撃吸収特性により、さらに高い衝撃吸収特性を発揮させることができる。
【0074】
ここで、所定以上の衝撃性振動や衝撃力を受けた際に、座部用フレーム材10の前端側が跳ね上がることを許容する跳ね上がり機構の具体例について説明する。まず、図5〜図8により跳ね上がり機構200の一例を説明する。この跳ね上がり機構200は、常態においては前端部の跳ね上がりを抑制し、衝撃性振動や衝撃力によって跳ね上げ方向に所定以上の荷重がかかった場合に、跳ね上がりを許容する跳ね上がり制御部210と、必要以上の跳ね上がりを規制する跳ね上がり規制部220とを有して構成される。
【0075】
跳ね上がり制御部210は、図8に示したように、スライドアジャスタ50の前方部にサイドフレーム部11の前端付近の内向き突出片11aを重ね合わせた状態で、両者を貫通するようにスライドアジャスタ50側から設けられる固定ピン211と、該固定ピン211のうち内向き突出片11aから上方に突出する軸部回りに装着される弾性部材212と、この弾性部材212の上端を下方向に押さえ付け、固定ピン211の軸部上端付近に固定される押え板213とを有して構成される。
【0076】
跳ね上がり規制部220は、一端がスライドアジャスタ50に固定され、他端がサイドフレーム部11の側面に固定される2枚のリンク板222が軸221を介して連結されて形成される。
【0077】
これにより、通常使用時においては、図5及び図8(a)に示したように、押え板213と弾性部材212によって、サイドフレーム部11の前端側が浮き上がらずに使用され、リンク板222も拡径しない状態となっている。一方、例えば、後突により背部用クッション材を押し込む方向に所定の荷重がかかった場合には、図6及び図8(b)に示したように、サイドフレーム部11の内向き突出片11aが跳ね上げられ上動する。これにより、弾性部材212が圧縮されると共に、2枚のリンク板222が軸221を中心として所定の角度拡径する。そして、さらに、大きな荷重がかかった場合には、図7及び図8(c)に示したように、押え板213が固定ピン211の軸部から弾性部材212と共に外れ、跳ね上がりが許容される。
【0078】
この結果、衝撃性振動や衝撃力により大きな荷重が加わった際には、その荷重の大きさに応じて座部用フレーム材の前端側が跳ね上がる。このため、人体の臀部がそれに応じて沈み込み、膝部が相対的に跳ね上がることになり、人体の跳ね上がりを抑えることができる。また、大きな荷重が加わり、押え板213が固定ピン211の軸部から離脱した場合でも、図7及び図8(c)に示したように、リンク板222がほぼ一直線状に伸びきった時点で、座部用フレーム材の前端側の跳ね上がりが規制される。この結果、これに伴う背部(シートバック)の後傾角度が規制されることになり、背部が後部座席の着座者に向かって倒れ込むことを防止できる。
【0079】
なお、弾性部材212は、上記機能を果たす限りその材料は限定されるものではなく、ゴム、バネ、金属素材からなる蛇腹部材、あるいはこれらを適宜に組み合わせたものなどを採用することができる。
【0080】
図9は、跳ね上がり制御部210の他の例を示すものであり、上記した弾性部材212及び押え板213に代えて、上端部にフランジ部214aを有し、下端に向かって径が小さくなるテーパ部材214を固定ピン211の軸部回りに固着した構造である。
【0081】
通常使用時においては、図9(a)に示したように、サイドフレーム部11の内向き突出片11aがテーパ部材214の下端付近に位置している一方、座部用フレーム材10の前端側を浮き上がらせる所定の荷重が付加されると、図9(b)に示したように、内向き突出片11aの係合孔が拡がってフランジ部214aに当接するまで跳ね上げられる。さらに大きな荷重がかかった場合には、図9(c)に示したように、内向き突出片11aの係合孔がさらに押し広げられフランジ部214aの乗り越えて離脱する。これにより、座部用フレーム材10の跳ね上がり動作が許容される。なお、リンク板222を備えた跳ね上がり規制部220によって背部の必要以上の後傾が規制されることは上記した例と同様である。
【0082】
図10〜図12は、跳ね上がり機構200のさらに他の例を示す。この例においては、跳ね上がり制御部210が、スライドアジャスタ50に一面が溶接され、他面がサイドフレーム部11の側面に沿って配置されるL字状に形成されると共に、上下方向に長いスリット215aが形成された板状部材215と、このスリット215aに貫通されてサイドフレーム部11を固定する固定ピン216とを有して構成される。また、スリット215aの内側には内方に突出する凸部215bが設けられている。跳ね上がり規制部220は、上記各例と同様に軸部221を介して設けられた2枚のリンク板222を有してなる。
【0083】
かかる構成によれば、図10に示したように、通常使用時においては、固定ピン216がスリット215aの凸部215bに規制され、所定の位置で座部用フレーム材10を保持している。これに対し、前端側を浮き上がらせる所定の荷重がかかった際には、図11に示したように、凸部215bを押しつぶすようにしてスリット215a内を固定ピン216が案内されて上方に移動していく。そして、スリット215aの上端縁に当接した時点でその移動量が規制される。さらに、大きな荷重がかかった場合には、図12に示したように、スリット215aの上端縁に当接した固定ピン216が破断し、サイドフレーム部11の前端側はさらに上方に跳ね上げられ、人体の跳ね返りが低減される。この際の背部の後傾角度は、上記各例と同様に跳ね上げ規制部220により規制される。
【0084】
この例では、スリット215a内に凸部215bを突出させることにより、通常使用時における固定ピン216の取り付け位置を規制しているが、固定ピン216の取り付け位置の規制手段としては、図13に示したように、サイドフレーム部11とL字状の板状部材215の双方に互い違いに係合可能な突条部11c,215cを設ける手段を採用することもできる。また、図14に示したように、サイドフレーム部11の下方付近にのみ突条部11cを設け、L字状の板状部材215を上部ほどサイドフレーム部11の側面に接近するように傾けて配設することで、サイドフレーム11の跳ね上がる際に必要な荷重を規制することができる。
【0085】
なお、上記した各跳ね上がり機構200はあくまで例示であり、所定の荷重がかかった際に、座部用フレーム材10の前端側の跳ね上がりを許容できると共に、跳ね上がりによる背部の必要以上の後傾を規制できる機構であればどのような構造であってもよいことはもちろんである。
【0086】
上記した説明においては、本発明の衝撃吸収構造を座席構造に適用した場合を例に挙げ説明しているが、本発明の衝撃吸収構造は座席構造に限らず、緊急避難時や高所から飛び降りる場合など、人体が一定の加速度で移送する際に使用される粘弾性ウレタンやゲルに代表される内部減衰を利用した緩衝材(マット)等に代えて採用することもできる。
【0087】
(試験例)
図1に示した第1の実施形態にかかるフレーム材に三次元立体編物を張設した座席構造について、重さ100kgのダミー人形をシートベルトを装着した上で着座させて後突試験を行った。なお、試験は、最大加速度171.1m/s、最終速度7.1m/sで、台車を、座席構造を搭載した車体フレームの後方から衝突させ、ダミー人形の胸部及び腰部の各加速度を測定することにより行った。
【0088】
結果を図19に示す。(a)が胸部加速度を、(b)が腰部加速度をそれぞれ示す。なお、図においてXが左右方向(BL方向)の加速度を、Yが前後方向(TL方向)の加速度を、Zが上下方向(WL方向)の加速度を示す。また、試験中、ダミー人形の挙動変化を連続撮影し、図20に時間との関係でその挙動の様子を示した。
【0089】
まず、図19(a)から明らかなように、胸部が、衝突後約50msecの時点まで後方に押しつけられた後、背部用フレーム材の変形により後方に押しつけられ、約70msec〜80msec付近で最大の加速度を示し、約110msecになるまで加速度が収束していく。これらの現象は、張力構造体となっている三次元立体編物が中央方向に引っ張られることにより背部用フレーム材に変形が生じ、一気に三次元立体編物の張力が低下していることによるものである。実際、ダミー人形の頭部は、この間において前後方向への大きなリバウンドがなかった(図20(a),(b)参照)。次いで、約110msecでフレームの変形により加速度が小さく上昇した後、約150msecに至るまでフレームの変形が続き、その後もう一度小さく加速度が上昇する挙動を示している。
【0090】
約150msec近辺では加速度の上昇が生じているが、体幹の移動により回転方向に発生するモーメントが背部用クッション材の反力により生じる頭部の前方へ移動しようとする力を相殺し、シートで頭部が固定された状態での加速度上昇であるため、頭部の前後方向の移動量は小さい(図20(c),(d)参照)。従って、この加速度上昇は、フレーム材の復元力によるものと考えられる。
【0091】
また、図19(a)から明らかなように、最初に胸部が背部用クッション材に押しつけられる50〜60msecにおいて、水平方向加速度の値を上下方向加速度が上回っておらず、ダミー人形の跳ね上がりが少ないことがわかる。
【0092】
また、図19(b)の上下方向の腰部加速度を見ると、加速度が上昇した後、速やかに収束しており、加速度変化が少なく、腰部の跳ね上がりが少ないことがわかる。
【0093】
また、図20(a)〜(f)を参照すると、0msec〜180msecまでの挙動変化が上記したとおりであることが分かる。さらに、図20(d)の180msecと(e)の240msecと比較すると、頭部の位置の差が小さく、跳ね上がりが小さいことが分かる。これは、体幹が背部用クッション材に押しつけられることにより、頭部の前方への飛び出しを抑制しているものである。同様に、(e)の240msecにおける頭部の位置と(f)の280msecにおける頭部の位置との差も少ないことがわかる。
【0094】
以上のことから、試験例のネットシートでは、張力構造体である三次元立体編物の張力が大きな衝撃性振動や衝撃力を受けた場合に、張力が低下することによって、高い減衰特性を示すことが分かった。すなわち、衝撃吸収特性の評価としては、頭部と胴体の前後方向の相対変位が小さくて、上下方向加速度が小さいことが望ましいが、本発明によれば、このような好ましい特性に極めて近い特性を発揮できる構造を備えている。
【0095】
【発明の効果】
本発明の座席構造によれば、所定以上の衝撃性振動や衝撃力を受けた際に、張力構造体として設けられるクッション材の張力が低下する構成であるため、高い減衰特性を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の実施形態に係る座席構造の基本構成を説明するための斜視図である。
【図2】図2は、本発明の第2の実施形態に係る座席構造の要部を説明するための図である。
【図3】図3は、本発明の第3の実施形態に係る座席構造の要部を説明するための図である。
【図4】図4は、本発明の第4の実施形態に係る座席構造の要部を説明するための図である。
【図5】図5は、跳ね上がり機構の一例を説明するための座席構造の斜視図である。
【図6】図6は、中程度(35km/h)の衝撃を受けた場合の上記例に係る跳ね上がり機構の作用を説明するための座席構造の斜視図である。
【図7】図7は、大きな(60km/h)の衝撃を受けた場合の上記例に係る跳ね上がり機構の作用を説明するための座席構造の斜視図である。
【図8】図8は跳ね上がり機構の作用を説明するための図であり、(a)は図5のA−A線断面図、(b)は図6のA−A線断面図、(c)は図7のA−A線断面図である。
【図9】図9は跳ね上がり機構の他の例を説明するための図であり、(a)は通常使用時の状態を、(b)は中程度の衝撃を受けた場合の状態を、(c)は大きな衝撃を受けた場合の状態を示す図である。
【図10】図10(a)は、跳ね上がり機構のさらに他の例を説明するための座席構造の斜視図であり、(b)は(c)のB−B線断面図であり、(c)は(a)のA矢視図である。
【図11】図11は、中程度(35km/h)の衝撃を受けた場合の上記例に係る跳ね上がり機構の作用を説明するための座席構造の斜視図である。
【図12】図12は、大きな(60km/h)の衝撃を受けた場合の上記例に係る跳ね上がり機構の作用を説明するための座席構造の斜視図である。
【図13】図13(a)は、跳ね上がり機構のさらに他の例を説明するための座席構造の斜視図であり、(b)は(a)のA−A線断面図である。
【図14】図14(a)は、跳ね上がり機構のさらに他の例を説明するための座席構造の斜視図であり、(b)は(a)のA−A線断面図である。
【図15】図15は、上記各実施形態で使用可能な三次元立体編物の一例の構成を示す断面図である。
【図16】図16は、一方のグランド編地の一例を示す図である。
【図17】図17は、他方のグランド編地の一例を示す図である。
【図18】図18は、連結糸の各種配設の仕方を例示した図である。
【図19】図19は、図1に示したフレーム材に三次元立体編物を張設した第1の実施形態の座席構造についての後突試験結果を示す図であり、(a)が胸部加速度を、(b)が腰部加速度を示す図である。
【図20】図20(a)〜(f)は、後突試験において着座させたダミー人形の特徴的な挙動の様子を時間との関係で示した図である。
【符号の説明】
1 座席構造
10 座部用フレーム材
20 背部用フレーム材
31 座部用アーム部材
32 背部用アーム部材
40 リクライニングアジャスタ
50 スライドアジャスタ
60 バネ機構
61 トーションバー
62 リンク部
63 可動部
64 アーム部
80 バネ機構
81 トーションバー
82 リンク部
83 可動部
84 アーム部
90 バネ機構
91 トーションバー
92 リンク部
93 可動部
94 アーム部
100 三次元立体編物
200 跳ね上がり機構
210 跳ね上がり制御部
220 跳ね上がり規制部

Claims (12)

  1. 背部用フレーム材と座部用フレーム材とを備えると共に、各フレーム材に支持されることにより形成される張力場を備えた張力構造体として設けられるクッション材を有し、
    所定以上の衝撃性振動又は衝撃力を受けた際に、前記いずれか少なくとも一方のフレーム材が、前記張力構造体の張力を低下させる方向に変形する構成である一方、
    幅方向に沿って配設されたトーションバーと、前記トーションバーに連結される一対のアーム部材と、前記一対のアーム部材に支持されて前記トーションバーと同様に、幅方向に沿って配設された棒状部材からなる可動部とを備え、前記クッション材の着座時のストロークを補うと共に、除振機能を果たすバネ機構を有し、
    前記バネ機構を構成する可動部が、前記クッション材の腰部付近から臀部付近に相当する範囲におけるいずれかの部位に連結されて設けられていることを特徴とする座席構造。
  2. 前記可動部が、座部用クッション材の後部下方に幅方向に沿って配置され、前記トーションバーにより常態において下方に付勢されており、所定以上の衝撃性振動又は衝撃力を受けることにより前記背部用クッション材の張力が低下すると、前記トーションバーによって座部用クッション材を下方向に引き込む構造であることを特徴とする請求項記載の座席構造。
  3. 前記可動部が、背部用クッション材の下部後方に幅方向に沿って配置され、前記トーションバーにより常態において後方に付勢されており、所定以上の衝撃性振動又は衝撃力を受けることにより、前記背部用クッション材の張力が低下すると、前記トーションバーによって背部用クッション材を後方に引き込む構造であることを特徴とする請求項記載の座席構造。
  4. 前記クッション材が、互いに離間して配置された一対のグランド編地同士を連結糸で結合することにより形成された三次元立体編物、又は、二次元織物若しくは二次元編物と該二次元織物若しくは二次元編物に積層されるウレタン層とを備えたウレタン付き構造体から形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載の座席構造。
  5. 前記クッション材の少なくとも一部が、常態において、該クッション材の接線方向に収縮させた状態で設けられ、所定以上の衝撃性振動又は衝撃力を受けた際に、該クッション材の収縮状態が解除される構成であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1に記載の座席構造。
  6. 前記背部用フレーム材を構成するサイドフレーム部が、所定以上の衝撃性振動又は衝撃力を受けた際に、内倒れ変形し、張設されているクッション材の張力を低下させる構造であることを特徴とする請求項のいずれか1に記載の座席構造。
  7. 前記背部用フレーム材に、所定以上の衝撃性振動又は衝撃力を受けた際に、後方へ屈曲する屈曲作用部を設けたことを特徴とする請求項のいずれか1に記載の座席構造。
  8. 前記座部用フレーム材が、所定以上の衝撃性振動又は衝撃力を受けた際に、前端側が跳ね上がる跳ね上がり機構を有することを特徴とする請求項のいずれか1に記載の座席構造。
  9. 前記背部用クッション材を支持する背部用フレーム材及び座部用クッション材を支持する座部用フレーム材が、それぞれ溶接又はかしめ加工により形成されていると共に、リクライニングアジャスタを介して両者を連結する背部用アーム部材と座部用アーム部材とが、それぞれ背部用フレーム材及び座部用フレーム材に対して溶接又はかしめ加工により取り付けられていることを特徴とする請求項のいずれか1に記載の座席構造。
  10. 前記リクライニングアジャスタが、前記背部用アーム部材及び座部用アーム部材のそれぞれに対して、溶接又はかしめ加工により取り付けられていることを特徴とする請求項記載の座席構造。
  11. 前記座部用フレーム材を、支持床面上に固定されたレール部材に沿って前後動させるスライドアジャスタが、前記座部用フレーム材及び/又は座部用アーム部材に、溶接又はかしめ加工により取り付けられていることを特徴とする請求項のいずれか1に記載の座席構造。
  12. 前記背部用フレーム材は、一対のサイドフレーム部の下部付近間に掛け渡し配設された下部フレーム部を有し、該下部フレーム部の上方には、背部用クッション材が該下部フレーム部よりも後方に突出することを許容する空間部を有する枠状に形成されていることを特徴とする請求項11のいずれか1に記載の座席構造。
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