JP2020059584A - 糸巻取設備 - Google Patents
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Abstract
【課題】巻取ユニットによって糸が解舒されている給糸ボビンが、不良ボビンであると判断された場合に、不良ボビンを人手によらずトレイから抜き取る。【解決手段】糸巻取設備は、トレイに装着された給糸ボビンから糸を解舒する巻取ユニットと、ユニット制御部と、糸を監視する監視部と、糸の品質情報をトレイのRFタグに付与する品質情報付与部とを備える。また、糸巻取設備は、給糸ボビンが不良ボビンか否か判断する判断部と、トレイからボビンを抜取可能な抜取部を有するボビン処理装置と、品質情報をRFタグから取得する品質情報取得部と、ボビン処理制御部とを備える。ユニット制御部は、給糸ボビンが不良ボビンである場合に、糸の解舒を中止させてボビンを巻取ユニットから排出させ、品質情報を読取書込部によってRFタグに付与させる。ボビン処理制御部は、品質情報に基づいて、排出ボビンが不良ボビンである場合にトレイからボビンを抜き取らせる。【選択図】図7
Description
本発明は、糸巻取設備に関する。
特許文献1に開示されている精紡ワインダ(糸巻取設備)は、精紡ユニットと、巻取ユニットと、ボビン自動供給装置(ボビン処理装置)とを備える。精紡ユニットは、糸を精紡して空ボビンに巻き取り、給糸ボビンを形成する。巻取ユニットは、給糸ボビンから糸を解舒して巻取ボビンに巻き取ってパッケージを形成し、使用された給糸ボビンを排出ボビンとして排出する。ボビン処理装置は、給糸ボビンの巻取ユニット側への供給、給糸ボビン及び排出ボビンに対する所定の処理、及び、空になった排出ボビンの精紡ユニット側への返却等を行う。給糸ボビン等は、トレイに装着された状態で搬送される。
ここで、排出ボビンの中には、糸の欠陥数が多い等の理由により排出された「不良ボビン」が含まれうる。具体的には、巻取ユニットは、糸が解舒されている給糸ボビンが不良ボビンであるか否か判断可能に構成されている。当該給糸ボビンが不良ボビンであると判断された場合、巻取ユニットは、当該給糸ボビンからの糸の解舒を中止して当該給糸ボビンを排出する。また、ボビン処理装置は、不良ボビンが装着されたトレイを不良ボビン待機路に一時的に待機させることが可能となっている。不良ボビン待機路上に溜まった不良ボビンは、オペレータによってトレイから抜き取られ、空ボビンと交換される。その後、空ボビンが装着されたトレイは、不良ボビン待機路から搬出されて精紡ユニットに返却される。
特許文献1に記載のように、不良ボビン待機路上に待機している不良ボビンをオペレータによってトレイから一つ一つ抜き取るのでは手間がかかる。また、トラブル対応等の何らかの理由でオペレータによる上記抜取作業が行われず、不良ボビン待機路上のトレイが満杯になってしまうと、後続の不良ボビンが不良ボビン待機路に入れなくなる。このような場合、ボビン処理装置の動作が停止してしまうおそれもある。
本発明の目的は、巻取ユニットによって糸が解舒されている給糸ボビンが、不良ボビンであると判断された場合に、不良ボビンを人手によらずトレイから抜き取ることである。
第1の発明の糸巻取設備は、トレイに装着された給糸ボビンから糸を解舒して巻取ボビンに巻き取り、且つ、使用された前記給糸ボビンを排出ボビンとして排出する巻取ユニットと、前記巻取ユニットの動作を制御するユニット制御部と、前記給糸ボビンから解舒されて走行している前記糸を監視する監視部と、前記給糸ボビンに巻かれた糸の品質に関する品質情報を品質情報被付与部に付与する品質情報付与部と、前記トレイを搬送するための搬送経路が形成され、前記給糸ボビン及び前記排出ボビンに所定の処理を行うボビン処理装置と、前記搬送経路上の前記トレイに装着されたボビンの前記品質情報を前記品質情報被付与部から取得する品質情報取得部と、ボビン処理制御部と、を備えた糸巻取設備であって、前記監視部による監視結果に基づいて、前記給糸ボビンが不良ボビンであるか否かについて判断する判断部をさらに備え、前記ボビン処理装置は、前記トレイからボビンを抜取可能な抜取部を有し、前記ユニット制御部は、前記判断部によって前記給糸ボビンが前記不良ボビンであると判断された場合に、前記巻取ユニットによる当該ボビンからの糸の解舒を中止させて当該ボビンを前記巻取ユニットから排出させ、且つ、排出された当該ボビンが前記不良ボビンであることを示す情報を前記品質情報付与部によって前記品質情報被付与部に付与させ、前記ボビン処理制御部は、前記品質情報取得部によって取得された前記品質情報に基づいて前記抜取部を制御し、前記排出ボビンが前記不良ボビンである場合に、当該ボビンが装着された前記トレイから当該ボビンを抜き取らせることを特徴とするものである。
本発明において、不良ボビンは、目視で正常な給糸ボビンと区別できるものではなく、給糸ボビンから解舒されて走行している糸を監視部で監視し判断部で判断することによって正常な給糸ボビンと区別できるものである。例えば、撚りが弱く糸切れを起こしやすい糸が巻かれた給糸ボビン、或いは欠陥が多い糸が巻かれた給糸ボビン等が、ここでの不良ボビンに該当する。不良ボビンであると判断された給糸ボビンは、使用が中止され、巻取ユニットから排出される。
本発明では、品質情報取得部によって、ボビン処理装置の搬送経路上を搬送されているボビンの品質情報を取得できる。さらに、品質情報に基づいて抜取部が制御されるので、抜取部によって不良ボビンをトレイから抜き取ることができる。したがって、巻取ユニットによって糸が解舒されている給糸ボビンが、不良ボビンであると判断された場合に、不良ボビンを人手によらずトレイから抜き取ることができる。
第2の発明の糸巻取設備は、前記第1の発明において、前記判断部は、前記監視部に含まれていることを特徴とするものである。
例えば、監視部の一部の構成が判断部として機能しても良く、或いはユニット制御部が判断部としての機能を有していても良い。本発明では、ユニット制御部が判断部として機能する場合と比べて、ユニット制御部の処理の負担を軽減できる。
第3の発明の糸巻取設備は、前記第1の発明において、前記判断部は、前記ユニット制御部に含まれていることを特徴とするものである。
本発明では、仮に監視部が判断部として機能できない構成であっても、給糸ボビンが不良ボビンであるか否かについてユニット制御部によって判断できる。
第4の発明の糸巻取設備は、前記第1〜第3のいずれかの発明において、前記品質情報被付与部は、前記トレイに設けられており、前記品質情報取得部は、前記トレイに付与された前記品質情報を読み取ることを特徴とするものである。
例えば、品質情報付与部が制御部と通信可能に構成されており、制御部が品質情報に関するデータを記憶することで品質情報被付与部として機能しても良い。ただし、このような構成では、品質情報に関するデータが制御部に集中するため、例えば制御部のトラブルが発生した場合に当該データが一斉に消失してしまう等のおそれもある。本発明では、トレイ毎に品質情報が付与されるので、品質情報に関するデータが制御部に集中することを回避できる。したがって、当該データの消失のリスクを抑制できる。
第5の発明の糸巻取設備は、前記第1〜第4のいずれかの発明において、前記ボビン処理装置は、前記搬送経路上の前記トレイに装着されたボビンの状態に関する状態情報を取得する状態情報取得部を備え、前記ボビン処理制御部は、前記品質情報に加え、前記状態情報にも基づいて前記抜取部を制御し、前記状態情報取得部によって取得された前記状態情報が所定の条件を満たすときに、前記トレイからボビンを抜き取らせることを特徴とするものである。
本発明では、不良ボビン以外のボビンも人手によらず抜き取ることができる。
第6の発明の糸巻取設備は、前記第5の発明において、前記トレイに装着されたボビンに巻かれた糸の量を検知する糸量検知部を備え、前記状態情報取得部は、前記糸量検知部を含み、前記状態情報は、前記糸の量に関する糸量情報を含むことを特徴とするものである。
例えば、巻取ユニットによって糸が正常に解舒され且つ少量の糸が残っている排出ボビンも、抜き取りの対象となりうる。本発明では、このようなボビンも抜取部によって抜き取ることができる。
第7の発明の糸巻取設備は、前記第5又は第6の発明において、前記ボビン処理装置は、前記給糸ボビンが装着された前記トレイを搬送するための供給経路と、前記排出ボビンが装着された前記トレイを搬送するための排出経路と、前記供給経路上の前記給糸ボビンの糸端を口出処理する口出処理部と、前記トレイの搬送方向において、前記供給経路の前記口出処理部よりも下流側の部分から分岐し、且つ、前記排出経路と合流する送り経路と、前記搬送方向において、前記排出経路の前記送り経路との合流地点よりも下流側の部分から分岐し、且つ、前記供給経路の前記口出処理部よりも上流側の部分と合流する戻し経路と、前記供給経路と前記送り経路と前記排出経路と前記戻し経路とによって形成された周回経路に沿って前記トレイが周回した回数に関する情報を回数情報としたとき、前記回数情報を回数情報被付与部に付与する回数情報付与部と、前記回数情報被付与部に付与された前記回数情報を取得する回数情報取得部と、を有し、前記ボビン処理制御部は、前記給糸ボビンに対する前記口出処理が失敗した場合に、前記ボビン処理装置を制御して、当該給糸ボビンが装着された前記トレイを前記周回経路に沿って搬送させて前記供給経路に戻させ、且つ、前記回数情報付与部を制御して前記回数情報を前記回数情報被付与部に付与させ、前記状態情報取得部は、前記回数情報取得部を含み、前記状態情報は、前記回数情報を含むことを特徴とするものである。
口出処理の失敗が繰り返されている給糸ボビンが周回経路上を何度も周回していると、当該給糸ボビンが装着されたトレイが周回経路上に溜まり、他のトレイの邪魔になるおそれがある。本発明では、このようなボビンも抜取部によって抜き取ることができる。
第8の発明の糸巻取設備は、前記第5〜第7のいずれかの発明において、前記抜取部によって前記トレイから抜き取られた抜取ボビンを仕分可能に処理する仕分部を備え、前記ボビン処理制御部は、少なくとも前記品質情報に基づいて前記仕分部を制御することを特徴とするものである。
不良ボビンとそれ以外のボビンとを抜取可能な構成において、不良ボビンとそれ以外のボビンとは、抜取後に行われるべき処理の内容が互いに異なりうるため、仕分けされることが好ましい。ただし、不良ボビンは見た目では他のボビンと区別がつかないため、人手による仕分けが難しい。本発明では、少なくとも、抜取ボビンが不良ボビンであるか否かの情報に基づいて仕分部を制御することができる。したがって、不良ボビンと他の抜取ボビンとを仕分けすることができる。
第9の発明の糸巻取設備は、前記第8の発明において、前記仕分部は、複数の仕分経路と、前記抜取ボビンを前記複数の仕分経路のうちどの仕分経路へ移動させるか切換可能な切換部と、を有することを特徴とするものである。
例えば、不良ボビンと他のボビンとを仕分可能にするために、不良ボビンにシール等を貼付可能な構成としても良いが、例えば不良ボビンと他の抜取ボビンとが同じ場所へ運ばれるような構成では、結局は人手による仕分けが必要となり、手間が生じる。本発明では、不良ボビンと他の抜取ボビンとを別々の場所へ移動させることができる。したがって、不良ボビンと他の抜取ボビンとを容易且つ確実に仕分けすることができる。
第10の発明の糸巻取設備は、前記第9の発明において、前記複数の仕分経路は、第1仕分経路と、前記第1仕分経路とは別の第2仕分経路とを含み、前記切換部は、前記抜取ボビンを前記第1仕分経路へ案内する第1位置と、前記抜取ボビンを前記第2仕分経路へ案内する第2位置との間で位置を切換可能な案内部材と、前記案内部材を前記第1位置と前記第2位置との間で移動させる駆動部とを有することを特徴とするものである。
本発明では、案内部材の位置を切り換えるという簡単な動作によって、抜取ボビンを仕分けできる。
第11の発明の糸巻取設備は、前記第9又は第10の発明において、前記複数の仕分経路は、前記抜取ボビンの移動方向において下流側へ向かうほど、少なくとも下方へ延びていることを特徴とするものである。
本発明では、重力の作用によって抜取ボビンを仕分経路に沿って移動させることができる。したがって、ベルトコンベア等の機構によって抜取ボビンを搬送する構成と比べて、コストを削減できる。
第12の発明の糸巻取設備は、前記第9〜第11のいずれかの発明において、前記抜取ボビンの移動方向において前記仕分経路の下流側に、複数の前記抜取ボビンを貯留可能な貯留部が設けられていることを特徴とするものである。
本発明では、仕分けされて貯留されている複数の抜取ボビンを回収し、まとめて処理することができる。したがって、例えば仕分経路上の抜取ボビンを逐一処理する場合と比べて、手間を省くことができる。
第13の発明の糸巻取設備は、前記第8〜第12のいずれかの発明において、前記ボビン処理制御部は、前記品質情報に加えて、前記状態情報にも基づいて前記仕分部を制御することを特徴とするものである。
場合によっては、不良ボビン以外の抜取ボビンをさらに仕分けしたい状況が発生しうる。本発明では、状態情報にも基づいて仕分部が制御されるので、不良ボビン以外の抜取ボビンをさらに仕分けすることができる。
第14の発明の糸巻取設備は、前記第1〜第13のいずれかの発明において、糸を精紡して空ボビンに巻き取ることによって前記給糸ボビンを形成する精紡ユニットを有する、前記ボビン処理装置と接続された精紡機を備え、前記ボビン処理装置は、前記抜取部によってボビンが抜き取られた前記トレイに空ボビンを装着する空ボビン装着部と、前記空ボビンが装着されたトレイを前記精紡機に返却するための返却経路と、を有することを特徴とするものである。
本発明では、ボビン処理装置と精紡機とが接続された糸巻取設備において、不良ボビンをトレイから抜き取って空ボビンをトレイに装着し、空ボビンが装着されたトレイを精紡機に返却するまでの作業を、人手によらず行うことができる。
第15の発明の糸巻取設備は、前記第1〜第13のいずれかの発明において、前記ボビン処理装置は、前記抜取部によってボビンが抜き取られた前記トレイに給糸ボビンを装着する給糸ボビン装着部を有することを特徴とするものである。
本発明では、空のトレイに給糸ボビンを装着して再び巻取ユニット側へ送る糸巻取設備において、不良ボビンをトレイから抜き取って給糸ボビンをトレイに装着するまでの作業を、人手によらず行うことができる。
第16の発明の糸巻取設備は、前記第15の発明において、前記ボビンに巻かれた糸の量を検知する糸量検知部を備え、前記ボビン処理制御部は、前記品質情報に加え、前記糸の量に関する糸量情報にも基づいて前記抜取部を制御し、空のボビンを前記トレイから抜き取らせることを特徴とするものである。
本発明では、不良ボビンの抜取り及び空のボビンの抜取りの両方を抜取部によって行うことができる。したがって、これらのボビンを別々に抜き取る構成と比べて糸巻取設備の製造コストを削減できる。
次に、本発明の実施の形態について、図1〜図11を参照しながら説明する。なお、説明の便宜上、図1に示す方向を前後方向及び左右方向とする。前後方向及び左右方向の両方と直交する、重力が作用する方向(鉛直方向)を上下方向とする。
(糸巻取設備の概略構成)
まず、本実施形態に係る糸巻取設備1の概略構成について、図1及び図2を用いて説明する。図1は、本実施形態に係る糸巻取設備1の概略的な平面図である。図2は、糸巻取設備1の電気的構成を示すブロック図である。図1に示すように、糸巻取設備1は、精紡機2と、ボビン処理装置3と、巻取機4と、機台制御装置5とを備える。糸巻取設備1は、精紡機2とボビン処理装置3と巻取機4とが接続された、いわゆるリンクコーナー型の設備である。
まず、本実施形態に係る糸巻取設備1の概略構成について、図1及び図2を用いて説明する。図1は、本実施形態に係る糸巻取設備1の概略的な平面図である。図2は、糸巻取設備1の電気的構成を示すブロック図である。図1に示すように、糸巻取設備1は、精紡機2と、ボビン処理装置3と、巻取機4と、機台制御装置5とを備える。糸巻取設備1は、精紡機2とボビン処理装置3と巻取機4とが接続された、いわゆるリンクコーナー型の設備である。
精紡機2は、左右方向に配列された複数の精紡ユニット6を有する。各精紡ユニット6は、不図示の粗糸を精紡して筒状の空ボビンに巻き取り、給糸ボビンBsを形成する。精紡機2は、各精紡ユニット6によって形成された給糸ボビンBsをボビン処理装置3へ送り込む。給糸ボビンBsは、トレイTに装着されて略直立した状態でボビン処理装置3へ送り込まれる。トレイTには、トレイTの識別情報等の各種情報を記録可能なRFタグ100(図3、図4参照)が設けられている。
ボビン処理装置3は、精紡機2で形成された給糸ボビンBs(図1の黒丸参照)が装着されたトレイTを巻取機4側へ搬送し、巻取機4から排出された排出ボビンBd(図1の白丸参照)が装着されたトレイTを精紡機2側へ搬送するように構成されている。以下、給糸ボビンBs及び排出ボビンBdをまとめてボビンBともいう。ボビン処理装置3は、精紡機2の左方且つ巻取機4の右方に配置されている。ボビン処理装置3は、ボビンBが装着されたトレイTを搬送するための搬送経路10を有する。また、ボビン処理装置3は、ボビンBに所定の処理を行う。ボビン処理装置3は、例えば、給糸ボビンBsの糸端を後述の巻取ユニット7で捕捉しやすくするための口出処理や、排出ボビンBdの抜取処理(詳細は後述)等を行う。
巻取機4は、ボビン処理装置3の左方に配置されている。巻取機4は、左右方向に配列された複数の巻取ユニット7を有する。各巻取ユニット7は、給糸ボビンBsから糸を解舒して巻取ボビンBw(図3参照)に巻き取り、パッケージP(図3参照)を形成する。各巻取ユニット7は、使用された給糸ボビンBsを排出ボビンBdとして排出する。排出ボビンBdには、糸が全て解舒された空ボビンや、糸が残っている残糸ボビンが含まれる(詳細は後述)。また、巻取機4は、供給経路101と、複数の個別経路102と、排出経路103とを有する。供給経路101は、各巻取ユニット7の後方に配置されて左右方向に延びた、給糸ボビンBsが装着されたトレイTを搬送するための経路である。各個別経路102は、供給経路101から分岐して前方に延びた、各巻取ユニット7に給糸ボビンBsを分配するための経路である。排出経路103は、各個別経路102と合流して左右方向に延びた、排出ボビンBdが装着されたトレイTをボビン処理装置3に戻すための経路である。各経路上のトレイTは、不図示のコンベア機構によって搬送される。
機台制御装置5は、巻取機4の左方に配置されている。図2に示すように、機台制御装置5は、各精紡ユニット6の制御部(図示省略)、ボビン処理装置3のボビン処理制御部11、各巻取ユニット7のユニット制御部12と電気的に接続され、これらの制御部との通信を行う。
以上の構成を有する糸巻取設備1において、精紡機2で形成された給糸ボビンBsが、ボビン処理装置3を経由して巻取機4の各巻取ユニット7に供給される。各巻取ユニット7によって給糸ボビンBsから糸が解舒される。使用された給糸ボビンBsは、排出ボビンBdとして各巻取ユニット7から排出され、ボビン処理装置3を経由して精紡機2に戻される。
(巻取ユニット)
次に、巻取ユニット7の構成について、図3を用いて簡単に説明する。図3は、巻取ユニット7の概略的な正面図である。
次に、巻取ユニット7の構成について、図3を用いて簡単に説明する。図3は、巻取ユニット7の概略的な正面図である。
巻取ユニット7は、下端部に配置された給糸ボビンBsから糸Yを解舒し、上端部に配置された巻取ボビンBwに巻き取ってパッケージPを形成するように構成されている。図3に示すように、巻取ユニット7は、下側から順に、ボビン支持部21と、ヤーンクリアラ22と、綾振りドラム23とを有する。巻取ユニット7は、ボビン支持部21に支持された給糸ボビンBsから糸Yを解舒して、走行中の糸Yをヤーンクリアラ22によって監視しつつ、綾振りドラム23に接触して回転している巻取ボビンBwに糸Yを巻き取る。巻取ボビンBwは、クレードル24によって回転可能に支持されている。
ボビン支持部21は、給糸ボビンBsが装着されたトレイTを支持可能に構成されている。ヤーンクリアラ22は、給糸ボビンBsから解舒されて走行している糸Yを監視可能、且つ、糸Yに含まれる欠陥を検知可能に構成されている。綾振りドラム23は、巻取ボビンBw(パッケージP)の表面に接触し、不図示のモータによって回転駆動されることで巻取ボビンBwを接触回転させる。綾振りドラム23には、糸Yを綾振りするための溝が形成されている。このようにして、綾振りドラム23は、糸Yを綾振りしつつ巻取ボビンBwを回転させ、糸Yを巻取ボビンBwに巻き取る。
ヤーンクリアラ22(本発明の監視部)について、より詳細に説明する。ヤーンクリアラ22は、ヤーンクリアラ22は、例えば光学センサを有し、走行中の糸Yを監視して糸Yの欠陥等を検知する。ヤーンクリアラ22は、糸Yの欠陥等を検知したときに走行中の糸Yを切断する不図示のカッタを有する。さらに、ヤーンクリアラ22は、クリアラ制御部22a(本発明の判断部)を有する(図2参照)。クリアラ制御部22aは、糸Yの欠陥数や糸Yをカッタで切断した回数、或いはカッタによる糸切断以外の原因による糸切れの回数等をカウント可能に構成されている。クリアラ制御部22aは、例えば、糸Yの欠陥数或いは糸切れの回数が所定値以上となった場合に、糸Yが解舒されている給糸ボビンBsが、不良糸が巻き取られている不良ボビンであると判断する。クリアラ制御部22aは、上述したユニット制御部12(図2参照)と電気的に接続されている。クリアラ制御部22aは、給糸ボビンBsが不良ボビンであると判断したときに、給糸ボビンBsが不良ボビンであることを示す信号をユニット制御部12に送信する。
カッタによる糸切断が行われ、或いは他の原因に起因する糸切れが発生した場合、巻取ユニット7は、給糸ボビンBs側の糸Y(下糸Y1)と巻取ボビンBw側の糸Y(上糸Y2)とを糸継ぎする糸継処理を行う。糸継処理のための構成として、巻取ユニット7は、糸継装置25と、下糸サクション26と、上糸サクション27とを備える。下糸サクション26は、下糸Y1を吸引保持して糸継装置25へ案内する。上糸サクション27は、上糸Y2を吸引保持して糸継装置25へ案内する。糸継装置25は、例えば圧縮空気を利用して糸継ぎをする。糸継装置25は、下糸Y1と上糸Y2に圧縮空気を吹き付け、両方の糸端を一旦ほぐした後、両方の糸端に再度圧縮空気を吹き付け、糸端同士を絡み合わせることで糸継ぎをする。
また、ボビン支持部21の近傍には、読取書込部28と、糸有無センサ29と、イジェクタ30とが配置されている。読取書込部28はユニット制御部12(図2参照)と電気的に接続されている。読取書込部28は、給糸ボビンBsの品質に関する品質情報をトレイTのRFタグ100(図1参照)に書込可能に構成されている。例えば、給糸ボビンBsが不良ボビンであると判断されたときに、ユニット制御部12は、読取書込部28を制御して、給糸ボビンBsが不良ボビンであることを示す品質情報をRFタグ100に記録する。すなわち、RFタグ100が本発明の品質情報被付与部に相当する。読取書込部28が、本発明の品質情報付与部に相当する。糸有無センサ29は、給糸ボビンBsが糸Yを解舒可能な状態であるか検知する。イジェクタ30は、給糸ボビンBsを巻取ユニット7から排出可能に構成されている。例えば、給糸ボビンBsから引き出された糸Yが糸有無センサ29によって検知されなくなったとき、巻取ユニット7は、給糸ボビンBsの糸が無くなった(空になった)もしくは給糸ボビンBsの糸が捕捉できない状態になったと判断し、イジェクタ30を動作させて給糸ボビンBsを巻取ユニット7から排出させる。また、ユニット制御部12は、給糸ボビンBsが不良ボビンであるとヤーンクリアラ22によって判断されたときに、給糸ボビンBsからの糸Yの解舒を中止して、給糸ボビンBsをイジェクタ30によって巻取ユニット7から排出させる。排出されたボビンB(排出ボビンBd)は、個別経路102の搬送方向における下流側部分を通り、排出経路103へ搬送される。
また、上述したように、巻取ユニット7はユニット制御部12を有する。ユニット制御部12は、CPUと、ROMと、RAM等を備える。ユニット制御部12は、ROMに格納されたプログラムに従い、CPUにより巻取ユニット7の各部を制御する。また、ユニット制御部12は、機台制御装置5との通信を行う。
(ボビン処理装置の構成)
次に、ボビン処理装置3のより詳細な構成について、図4及び図5(a)〜(c)を用いて説明する。図4は、ボビン処理装置3の平面図である。図5(a)は、後述するボビン抜取装置42及びボビン仕分装置45の斜視図である。図5(b)は、ボビン抜取装置42の正面図である。図5(c)は、ボビン仕分装置45の正面図である。
次に、ボビン処理装置3のより詳細な構成について、図4及び図5(a)〜(c)を用いて説明する。図4は、ボビン処理装置3の平面図である。図5(a)は、後述するボビン抜取装置42及びボビン仕分装置45の斜視図である。図5(b)は、ボビン抜取装置42の正面図である。図5(c)は、ボビン仕分装置45の正面図である。
ボビン処理装置3は、給糸ボビンBsが装着されたトレイTを精紡機2から巻取機4へ送るとともに、排出ボビンBdが装着されたトレイTを巻取機4から精紡機2へ返却するように構成されている。さらに、ボビン処理装置3は、給糸ボビンBs及び排出ボビンBdに所定の処理を行うように構成されている。
図4に示すように、ボビン処理装置3は、上方から見て略矩形状である。ボビン処理装置3は、上述したように搬送経路10を有する。搬送経路10は、供給経路31と、排出経路32と、送り経路33と、戻し経路34とを含む。供給経路31は、ボビン処理装置3の左右両端に亘って延在した、給糸ボビンBsを巻取機4側へ搬送するための経路である。供給経路31の左端部は、巻取機4の供給経路101の右端部と接続されている。排出経路32は、供給経路31と同じくボビン処理装置3の左右両端に亘って延在した、排出ボビンBdを精紡機2側へ搬送するための経路である。排出経路32の左端部は、巻取機4の排出経路103の右端部と接続されている。
送り経路33(図3の紙面左側のハッチング部分参照)は、トレイTの搬送方向(以下、単に搬送方向とする)において、供給経路31の口出装置41(後述)よりも下流側の部分から分岐している。また、送り経路33は、排出経路32と合流している。供給経路31と送り経路33との分岐地点には、トレイTの行先を切換可能な行先切換部35が設けられている。行先切換部35は、ボビン処理制御部11と電気的に接続されている(図2参照)。戻し経路34(図3の紙面右側のハッチング部分参照)は、排出経路32の、送り経路33との合流地点よりも搬送方向における下流側の部分から分岐している。また、戻し経路34は、供給経路31の、口出装置41よりも搬送方向における上流側の部分と合流している。排出経路32と戻し経路34との分岐地点には、トレイTの行先を切換可能な行先切換部36が設けられている。行先切換部36は、ボビン処理制御部11と電気的に接続されている(図2参照)。供給経路31の一部と送り経路33と排出経路32の一部と戻し経路34とによって、トレイTが周回可能な周回経路37が形成されている。搬送経路10上のトレイTは、不図示のコンベア機構によって、図3の矢印で示されている向きにそれぞれ搬送される。
ボビン処理装置3には、搬送経路10上のボビンBに所定の処理を施すための装置が設けられている。具体的には、給糸ボビンBsの糸端の口出処理を行う口出装置41、排出ボビンBdをトレイTから抜き取るボビン抜取装置42、及び、空のトレイTにボビンBを装着するボビン装着装置43等を有する。
図4に示すように、口出装置41(本発明の口出処理部)は、供給経路31に沿って配置されている。口出装置41は、供給経路31上を搬送されている給糸ボビンBsの糸端を口出処理するための装置である。口出処理とは、給糸ボビンBsに巻かれている糸の先端部を引き出して、巻取ユニット7(図3参照)において給糸ボビンBsの糸端を下糸サクション26により吸引捕捉しやすい状態にしておくことである。口出装置41は、ボビン処理制御部11と電気的に接続されている(図2参照)。口出装置41の近傍には、給糸ボビンBsに巻かれている糸の量を検知する糸量センサ44が配置されている。糸量センサ44は、ボビン処理制御部11と電気的に接続されている(図2参照)。
糸量センサ44によって検知された糸の量が十分多い場合、ボビン処理制御部11は、口出装置41を制御して、当該糸が巻かれた給糸ボビンBsに対して口出処理を行わせる。口出処理が成功した場合、給糸ボビンBsが装着されたトレイTは供給経路31を通って巻取機4側へ送られる。口出処理が失敗した場合、或いは口出処理が行われなかった場合、当該トレイTは行先切換部35によって送り経路33側へ案内され、周回経路37を通ることとなる(さらなる詳細については後述する)。
ボビン抜取装置42(本発明の抜取部)は、戻し経路34に沿って配置されている。ボビン抜取装置42は、主に排出ボビンBdをトレイTから抜き取るための装置である。ボビン抜取装置42は、上下方向に延びるように配置されている(図5(a)参照)。なお、ボビン抜取装置42にはボビン仕分装置45が接続されている(図5(a)参照)。ボビン仕分装置45の詳細については後述する。
図4に示すように、排出経路32と戻し経路34との分岐地点近傍には、排出ボビンBdに糸が残っているかどうか検知する残糸センサ46が配置されている。残糸センサ46は、ボビン処理制御部11と電気的に接続されている(図2参照)。例えば、残糸センサ46によって糸が検知されなかったとき、トレイTは排出経路32を通って精紡機2へ返却される。残糸センサ46によって糸が検知されたとき、トレイTは行先切換部36によって戻し経路34側へ案内される。
搬送方向において、ボビン抜取装置42と残糸センサ46との間の部分には、排出ボビンBdに残っている糸の量を検知する糸量センサ47が配置されている。糸量センサ47の検知結果に基づき、ボビン抜取装置42において異なる処理が行われる(詳細は後述)。
また、糸量センサ47の近傍には、トレイTのRFタグ100に記録された情報の読取や、RFタグ100への情報の書込を行う読取書込部48が配置されている。読取書込部48は、ボビン処理制御部11と電気的に接続されている(図2参照)。
ボビン装着装置43(本発明の空ボビン装着部)は、搬送方向においてボビン抜取装置42よりも下流側に配置されている。ボビン装着装置43は、ボビンBが抜き取られて空になったトレイTに空のボビンBを装着可能に構成されている。
また、上述したように、ボビン処理装置3はボビン処理制御部11を有する。ボビン処理制御部11は、CPUと、ROMと、RAM等を備える。ボビン処理制御部11は、ROMに格納されたプログラムに従い、CPUによりボビン処理装置3の各部を制御する。また、ボビン処理制御部11は、機台制御装置5との通信を行う。
ここで、従来のボビン処理装置では、排出経路32から分岐している待機路が形成されており、待機路上に不良ボビンが待機させられていた。また、待機路上に待機している不良ボビンは、オペレータによってトレイTから一つ一つ抜き取られ、空ボビンと交換されていた。このような作業を行うのでは手間がかかる。また、トラブル対応等の何らかの理由でオペレータによる上記抜取作業が行われず、待機路上のトレイTが満杯になってしまうと、後続の不良ボビンが待機路に入れなくなる。このような場合、ボビン処理装置3の動作が停止してしまうおそれもある。そこで、本実施形態では、巻取ユニット7によって糸が解舒されている給糸ボビンBsが、不良ボビンであると判断された場合に、不良ボビンを人手によらずトレイTから抜き取ることができるように、糸巻取設備1が以下のような構成を有する。
(ボビン抜取装置)
まず、ボビン抜取装置42の具体的な構成について、引き続き図5(a)〜(c)を用いて説明する。図5(b)に示すように、ボビン抜取装置42は、コンベア機構51と、押当ローラ52と、上下方向に並べて配置された2つのガイド部材53とを備える。なお、ガイド部材53の数は、これには限られない。ボビン抜取装置42は、後述の実施形態のように3つのガイド部材53を備えることも可能である。コンベア機構51は、上下方向に互いに離間して配置されたベルト送りローラ54、55と、ベルト送りローラ54、55に巻き掛けられた無端ベルト56とを有する。ベルト送りローラ54は、モータ57により回転駆動される。これによって、無端ベルト56が駆動され、ベルト送りローラ55が従動回転する。無端ベルト56のうち左側(戻し経路34に面している側)の部分が、上向きに走行する。
まず、ボビン抜取装置42の具体的な構成について、引き続き図5(a)〜(c)を用いて説明する。図5(b)に示すように、ボビン抜取装置42は、コンベア機構51と、押当ローラ52と、上下方向に並べて配置された2つのガイド部材53とを備える。なお、ガイド部材53の数は、これには限られない。ボビン抜取装置42は、後述の実施形態のように3つのガイド部材53を備えることも可能である。コンベア機構51は、上下方向に互いに離間して配置されたベルト送りローラ54、55と、ベルト送りローラ54、55に巻き掛けられた無端ベルト56とを有する。ベルト送りローラ54は、モータ57により回転駆動される。これによって、無端ベルト56が駆動され、ベルト送りローラ55が従動回転する。無端ベルト56のうち左側(戻し経路34に面している側)の部分が、上向きに走行する。
押当ローラ52及びガイド部材53は、ボビンBを走行中の無端ベルト56に押し当てることによりボビンBをトレイTから抜き取るためのものである。押当ローラ52及び最も下方に配置されたガイド部材53(ガイド部材61)は、コンベア機構51とは独立して設けられた支持部材64に、リンク機構65を介して支持されている。押当ローラ52及びガイド部材61は、リンク機構65によって、第1位置(実線参照)と第2位置(二点鎖線参照)との間で移動可能となっている。リンク機構65に接続されたガイド部材61は、例えばエアシリンダ67によって第1位置と第2位置との間で移動駆動される。エアシリンダ67は、ボビン処理制御部11によって制御可能に構成されている。押当ローラ52及びガイド部材61が第1位置に位置しているとき、ボビンBが無端ベルト56に押し当てられ、トレイTから抜き取られる。押当ローラ52及びガイド部材61が第2位置に位置しているとき、ボビンBは無端ベルト56に押し当てられないので、トレイTからボビンBが抜き取られることはない。
ガイド部材61のすぐ上方に配置されているガイド部材53(ガイド部材62)は、リンク機構66を介して支持部材64に支持されている。ガイド部材62は、リンク機構66によって、無端ベルト56との隙間を変化させるように移動可能に構成されている。ガイド部材62は、リンク機構66を介して、スプリング68による右方への付勢力により閉じられている。これにより、ガイド部材62は、無端ベルト56との間にボビンBを挟み込むことが可能となっている。また、ガイド部材62と無端ベルト56との隙間は、ボビンBの太さに応じて(例えば、糸の有無に応じて)変化可能となっている。トレイTから抜き取られて上方へ搬送されているボビンBは、ガイド部材62の上方まで運ばれる。ガイド部材62の上方まで運ばれたボビンBは、左斜め下方へ落下するようになっている(図5(b)の矢印参照)。本実施形態では、ボビン抜取装置42によって抜き取られた全ての抜取ボビンBpが、ボビン仕分装置45側へ移動する。
(ボビン仕分装置)
次に、ボビン仕分装置45について説明する。図5(a)に示すように、ボビン抜取装置42にはボビン仕分装置45(本発明の仕分部)が接続されている。ボビン仕分装置45は、抜き取られたボビンB(以下、抜取ボビンBpともいう)を複数の種類に仕分可能に処理する装置である。ボビン仕分装置45は、ボビン抜取装置42の左側(抜取ボビンBpがボビン抜取装置42から脱落する側)に配置されている。図5(c)に示すように、ボビン仕分装置45は、フレーム部材71と、切換機構72とを有する。
次に、ボビン仕分装置45について説明する。図5(a)に示すように、ボビン抜取装置42にはボビン仕分装置45(本発明の仕分部)が接続されている。ボビン仕分装置45は、抜き取られたボビンB(以下、抜取ボビンBpともいう)を複数の種類に仕分可能に処理する装置である。ボビン仕分装置45は、ボビン抜取装置42の左側(抜取ボビンBpがボビン抜取装置42から脱落する側)に配置されている。図5(c)に示すように、ボビン仕分装置45は、フレーム部材71と、切換機構72とを有する。
フレーム部材71は、抜取ボビンBpが通る内部通路が形成された部材である。図5(c)に示すように、フレーム部材71は、ボビン仕分装置45から脱落した抜取ボビンBpが投入される投入口73と、共通経路74と、複数の仕分経路75(第1仕分経路76及び第2仕分経路77)とを有する。共通経路74は、フレーム部材71の上側部分に形成されている。共通経路74は、左斜め下方へ向かって延びている。共通経路74の傾斜部分に沿って、抜取ボビンBpが落下可能となっている。第1仕分経路76及び第2仕分経路77は、共通経路74の下方(抜取ボビンBpの移動方向における下流側)に配置されている。第1仕分経路76と第2仕分経路77は、仕切部材78によって互いに仕切られている。第1仕分経路76及び第2仕分経路77は、出口部分が湾曲しつつ斜め下方に延びている(図5(a)参照)。つまり、第1仕分経路76及び第2仕分経路77は、抜取ボビンBpの移動方向において下流側へ向かうほど、少なくとも下方へ延びている。抜取ボビンBpの移動方向において、第1仕分経路76の下流側には第1排出箱111が、第2仕分経路77の下流側には第2排出箱112が、それぞれ配置されている。第1排出箱111及び第2排出箱112は、複数の抜取ボビンBpを貯留可能に構成されている。第1排出箱111及び第2排出箱112は、本発明の貯留部に相当する。
切換機構72(本発明の切換部)は、抜取ボビンBpを共通経路74からどの仕分経路75へ移動させるか切り換えるためのものである。図5(c)に示すように、切換機構72は、例えば、回動板81と、案内板82(本発明の案内部材)と、エアシリンダ83(本発明の駆動部)とを有する。切換機構72は、回動可能な回動板に固定された案内板82の位置(角度位置)をエアシリンダ83で切り換えることにより、抜取ボビンBpの行先を切り換えるように構成されている。
回動板81は、仕切部材78の上方に設けられ、フレーム部材71に回動可能に支持されている。回動板81の端面には、例えば突起84が設けられている。回動板81には、エアシリンダ83のロッド85の先端部が突起を介して取り付けられる。案内板82は、回動板81と一体的に回動可能に設けられている。エアシリンダ83は、伸縮可能なロッド85を有する。ロッド85の先端部は、回動板81の突起84に取り付けられている。エアシリンダ83は、圧縮空気の供給及び排出によってロッド85が伸縮するように構成されている。ロッド85の伸縮によって回動板81が回動することにより、案内板82の位置(角度位置)が切り換わる。具体的には、案内板82は、抜取ボビンBpを第1仕分経路76へ案内する第1位置(図5(c)の実線参照)と、抜取ボビンBpを第2仕分経路77へ案内する第2位置(図5(c)の二点鎖線参照)との間で位置を切換可能である。エアシリンダ83は、ボビン処理制御部11によって制御可能に構成されている。
(ボビンの抜取処理に関する制御)
次に、ボビン処理装置3の搬送経路10上を搬送されているトレイTからのボビンBの抜取処理について説明する。本実施形態では、以下で説明するように、ボビン処理制御部11がボビン処理装置3の各部を制御することにより、ボビン抜取装置42によってトレイTから複数の種類のボビンBを抜き取り、ボビン仕分装置45によって抜取ボビンBpを仕分けする。
次に、ボビン処理装置3の搬送経路10上を搬送されているトレイTからのボビンBの抜取処理について説明する。本実施形態では、以下で説明するように、ボビン処理制御部11がボビン処理装置3の各部を制御することにより、ボビン抜取装置42によってトレイTから複数の種類のボビンBを抜き取り、ボビン仕分装置45によって抜取ボビンBpを仕分けする。
まず、ボビン処理制御部11によるボビン処理装置3の制御に先立ち、ユニット制御部12による巻取ユニット7からのトレイTの排出処理について、図6に示すフローチャートを用いて説明する。
初期状態として、巻取ユニット7において給糸ボビンBsから糸Yが解舒されている。ユニット制御部12(図2参照)は、ヤーンクリアラ22の検出結果によって、給糸ボビンBsが不良糸が巻き取られている不良ボビンであると判断されていない場合(S101:No)、給糸ボビンBsからの糸の解舒を継続して巻取ユニット7に行わせる。給糸ボビンBsが空になっていない場合(S102:No)、S101に戻ってヤーンクリアラ22からの信号を待つ。給糸ボビンBsが空になったことが残糸センサ46によって検知された場合(S102:Yes)、ユニット制御部12は、イジェクタ30(図3参照)を制御して、空になった給糸ボビンBsが装着されたトレイTを巻取ユニット7から排出させる(S103)。なお、このように正常に排出された排出ボビンBdの多くは、糸が残っていない空ボビンであるが、排出ボビンBdの一部は、少量の糸が残っている少量残糸ボビンとなりうる。
一方、給糸ボビンBsが空になる前に、ヤーンクリアラ22の検出結果によって給糸ボビンBsが不良ボビンであると判断された場合(S101:Yes)、ユニット制御部12は、巻取ユニット7による給糸ボビンBsからの糸Yの解舒処理を中止させる。また、ユニット制御部12は、読取書込部28(図3参照)を制御して、給糸ボビンBsが不良ボビンであることを示す品質情報をトレイTのRFタグ100(図3参照)に記録させる(S104)。また、ユニット制御部12は、イジェクタ30(図3参照)を制御して、空になった給糸ボビンBs(排出ボビンBd)が装着されたトレイTを巻取ユニット7から排出させる(S103)。
以上より、給糸ボビンBsからの糸Yの解舒が正常に完了した場合は、排出されたトレイTのRFタグ100には、排出ボビンBdが不良ボビンであることを示す品質情報は書き込まれていない。一方、給糸ボビンBsが不良ボビンである場合、排出されたトレイTのRFタグには、排出ボビンBdが不良ボビンであることを示す品質情報が書き込まれている。
次に、ボビン処理制御部11によるボビン処理装置3の制御について、図7〜図11を用いて説明する。図7は、ボビンBの抜取及び排出、並びにトレイTの返却に関する処理を示すフローチャートである。なお、以下の説明において、ボビン処理装置3の搬送経路10上には、給糸ボビンBsが装着されたトレイTと排出ボビンBdが装着されたトレイTとが混在しうる。したがって、特に必要のない限り、給糸ボビンBs及び排出ボビンBdをまとめてボビンBと呼ぶ。図8は、トレイTが口出装置41側へ搬送されてから再びボビン処理装置3の搬送経路10に戻るまでの処理を示すフローチャートである。図9(a)〜(c)及び図10(a)〜(c)は、搬送経路10上のボビンBの移動を示す説明図である。図11(a)及び(b)は、ボビン仕分装置45の動作を示す説明図である。
初期状態として、あるボビンBが装着されたトレイTが、排出経路32上の残糸センサ46の手前に位置している(図9(a)参照)。ここで、排出経路32上を搬送されているボビンBは、上述した不良ボビン、空ボビン、少量残糸ボビン、及び、口出装置41による口出処理が失敗した等の理由により再度口出処理が必要な口出用ボビンのうちいずれかである。
まず、残糸センサ46によって、上記ボビンBに糸が残っているか否か検知される。ボビンBに糸が残っていない場合(S201:No)、当該ボビンBは空ボビンであり、精紡機2に返却可能である。したがって、当該ボビンBが装着されたトレイTはそのまま排出経路32(本発明の返却経路)上を搬送され(図9(b)参照)、精紡機2に返却される(S202)。ボビンBに糸が少しでも残っている場合(S201:Yes)、ボビン処理制御部11は、行先切換部36を制御して、戻し経路34へトレイTを移動させる(図9(c)参照)。
次に、ボビンBに残っている糸の量が、糸量センサ47(本発明の糸量検知部)によって検知される。糸の量に関する糸量情報が、糸量センサ47からボビン処理制御部11に送信される。残糸量が所定量以上でない場合(S202:No)、当該ボビンBは少量残糸ボビンである。この場合、ボビン処理制御部11は、ボビン抜取装置42を制御してボビンBをトレイTから抜き取らせる。さらに、ボビン処理制御部11は、ボビン仕分装置45を制御して案内板82を第1位置に位置させ(図11(a)参照)、抜取ボビンBpを第1仕分経路に移動させる(S204)。これにより、抜取ボビンBpは重力の作用によって第1仕分経路76に沿って移動し、第1排出箱111に排出される。また、ボビン処理制御部11は、ボビン装着装置43(本発明の空ボビン装着部)を制御して、何も装着されていないトレイTに糸の巻かれていない空のボビンBを装着させる(S205)。
また、残糸量が所定量以上である場合(S202:Yes)、読取書込部48(本発明の品質情報取得部)によって、トレイTのRFタグ100に記録されている品質情報が読み取られる。ボビン処理制御部11は、ボビンBが不良ボビンであることを示す品質情報がトレイTに記録されているかどうか判断する(S206)。当該品質情報がトレイTに記録されている場合(S206:Yes)、ボビン処理制御部11は、ボビン抜取装置42を制御してボビンBをトレイTから抜き取らせる。さらに、ボビン処理制御部11は、ボビン仕分装置45を制御して案内板82を第2位置に位置させ(図11(b)参照)、抜取ボビンBpを第2仕分経路に移動させる(S207)。これにより、抜取ボビンBpは第2排出箱112に排出される。また、ボビン処理制御部11は、ボビン装着装置43を制御して、空になったトレイTに空のボビンBを装着させる(S208)。
一方、当該品質情報がトレイTに記録されていない場合(S206:No)、当該トレイTに装着されているボビンBは、不良ボビンでないにもかかわらず残糸量の多いボビンである。また、糸品質に問題ないが、糸が切断された際に巻取ユニット7が糸を補足できなかったボビンBも巻取ユニット7から排出され、戻し経路34を搬送される。このようなボビンBは、例えば、口出装置41による口出処理に失敗し、周回経路37上を周回している口出用ボビンである。そこで、ボビン処理制御部11は、トレイTからボビンBを抜き取る代わりに、以下の処理を行う。すなわち、ボビン処理制御部11は、読取書込部48(本発明の回数情報付与部及び回数情報取得部)を制御して、トレイTが周回した回数に関する周回情報をトレイTのRFタグ100(本発明の回数情報被付与部)に記録する。より具体的には、ボビン処理制御部11は、記録前の周回回数がN回であるとき、読取書込部48を制御して、周回回数がN+1回であることを示す回数情報をRFタグ100に書き込ませる(S209)。さらに、このときのトレイTの周回回数が所定回数(例えば3回)以上である場合(S210:Yes)、ボビン処理制御部11は、ボビン抜取装置42を制御してボビンBをトレイTから抜き取らせる。さらに、ボビン処理制御部11は、ボビン仕分装置45を制御して案内板82を第1位置に位置させ、抜取ボビンBpを第1排出箱111に排出させる(S211)。また、ボビン処理制御部11は、ボビン装着装置43を制御して、空になったトレイTに空のボビンBを装着させる(S212)。
このようにして、ボビン処理制御部11は、品質情報、糸量情報及び回数情報に基づいてボビン抜取装置42を制御し、上記情報が所定の条件を満たすときにボビンBの抜取処理を実行する。糸量情報及び回数情報が、本発明の状態情報に相当する。糸量センサ47及び読取書込部48が、本発明の状態情報取得部に相当する。また、ボビン処理制御部11は、少なくとも品質情報に基づいてボビン仕分装置45を制御する。すなわち、ボビン処理制御部11は、抜取ボビンBpが不良ボビンでないときには抜取ボビンBpを第1排出箱111へ排出させ、抜取ボビンBpが不良ボビンであるときには抜取ボビンBpを第2排出箱112へ排出させる。
その後、ボビン処理制御部11は、戻し経路34から供給経路31へトレイTを移動させる(図10(a)参照)。つまり、口出装置41側へトレイTが搬送される(S213)。その後、トレイTは、ボビンBの状態に応じて、巻取ユニット7に供給され、或いは周回経路37を通って再び排出経路32に戻る。具体的な処理について、主に図8を参照しつつ説明する。
まず、供給経路31上を搬送されているトレイTに装着されたボビンBの残糸量が、糸量センサ44によって検知される。ボビン処理制御部11は、ボビンBの残糸量が所定量以上か否か判断する(S301)。ここで、ボビンBが上述のボビン装着装置43によってトレイTに装着された空ボビンである場合、残糸量は必ず所定量以下である(S301:No)。この場合、ボビン処理制御部11は、行先切換部35を制御してトレイTを送り経路33へ移動させる(図10(b)参照)。そして、空のボビンBが装着されたトレイTは、排出経路32へ搬送され、そのまま精紡機2に返却される(図9(b)参照)。
一方、ボビンBの残糸量が所定量以上である場合(S301:Yes)、すなわち、ボビンBが口出処理されるべき口出用ボビンである場合、ボビン処理制御部11は、口出装置41を制御して、ボビンBに対する口出処理を行わせる(S303)。口出処理に成功した場合(S304:Yes)、ボビン処理制御部11は、トレイTをそのまま巻取機4側へ移動させる(S305。図10(c)参照)。口出処理に失敗した場合(S304:No)、ボビン処理制御部11は、行先切換部35を制御してトレイTを送り経路33へ移動させる(図10(b)参照)。送り経路33へ移動したトレイTは、排出経路32へ再び搬送される(図9(a)参照)。
以上のように、読取書込部48によって、ボビン処理装置3の搬送経路10上を搬送されているボビンBの品質情報を取得できる。さらに、品質情報に基づいてボビン抜取装置42が制御されるので、ボビン抜取装置42によって不良ボビンをトレイTから抜き取ることができる。したがって、巻取ユニット7によって糸が解舒されている給糸ボビンBsが、不良ボビンであると判断された場合に、不良ボビンを人手によらずトレイTから抜き取ることができる。
また、ヤーンクリアラ22のクリアラ制御部22aによって、給糸ボビンBsが不良ボビンであるか否かについて判断される。したがって、ユニット制御部12が本発明の判断部として機能する場合と比べて、ユニット制御部12の処理の負担を軽減できる。
また、トレイT毎に品質情報が付与されるので、品質情報に関するデータがボビン処理制御部11に集中することを回避できる。したがって、当該データの消失のリスクを抑制できる。
また、品質情報に加え、状態情報にも基づいてボビン抜取装置42が制御される。したがって、不良ボビン以外のボビンBも人手によらず抜き取ることができる。
また、糸量情報にも基づいてボビン抜取装置42が制御される。したがって、巻取ユニット7によって糸が正常に解舒され且つ少量の糸が残っている排出ボビンも、ボビン抜取装置42によって抜き取ることができる。
また、トレイTが搬送経路10上を周回した回数情報にも基づいてボビン抜取装置42が制御される。したがって口出処理の失敗が繰り返されているボビンもボビン抜取装置42によって抜き取ることができる。
また、少なくとも、抜取ボビンBpが不良ボビンであるか否かの情報に基づいてボビン仕分装置45を制御することができる。したがって、不良ボビンと他の抜取ボビンBpとを仕分けすることができる。
また、複数の仕分経路75によって、不良ボビンと他の抜取ボビンBpとを別々の場所へ移動させることができる。したがって、不良ボビンと他の抜取ボビンBpとを容易且つ確実に仕分けすることができる。
また、案内板82の位置を切り換えるという簡単な動作によって、抜取ボビンBpを仕分けできる。
また、重力の作用によって、抜取ボビンBpを仕分経路75に沿って移動させることができる。したがって、ベルトコンベア等の機構によって仕分経路75に沿って抜取ボビンBpを搬送する構成と比べて、コストを削減できる。
また、抜取ボビンBpが第1排出箱111又は第2排出箱112へ排出される。これにより、仕分けされて貯留されている複数の抜取ボビンBpを回収し、まとめて処理することができる。したがって、例えば仕分経路75上の抜取ボビンBpを逐一処理する場合と比べて、手間を省くことができる。
また、ボビン処理装置3と精紡機2とが接続された糸巻取設備1において、不良ボビンをトレイTから抜き取って空ボビンをトレイTに装着し、空ボビンが装着されたトレイTを精紡機2に返却するまでの作業を、人手によらず行うことができる。
次に、前記実施形態に変更を加えた変形例について説明する。但し、前記実施形態と同様の構成を有するものについては、同じ符号を付して適宜その説明を省略する。
(1)前記実施形態において、ボビン抜取装置42によって抜き取られた全ての抜取ボビンBpがボビン仕分装置45側へ移動するものとしたが、これには限られない。以下、図12(a)〜(c)及び図13を用いて説明する。
図12(a)、(b)に示すように、ボビン抜取装置42のガイド部材62のさらに上方に、ガイド部材91が設けられていても良い。ガイド部材91は、リンク機構92を介して支持部材64に支持されている。リンク機構92に接続されたガイド部材91は、例えばエアシリンダ93によって、第1位置(図12(a)の二点鎖線参照)と第2位置(図12(a)の実線参照)との間で移動可能となっている。エアシリンダ93は、ボビン処理制御部11によって制御可能に構成されている。ガイド部材91が第2位置に位置しているとき(図12(a)参照)、抜取ボビンBpは、ガイド部材62とガイド部材91との間に形成された隙間からボビン仕分装置45側へ脱落する。一方、ガイド部材91が第1位置に位置しているとき(図12(b)参照)、抜取ボビンBpはガイド部材91により無端ベルト56に押し付けられる。これにより、抜取ボビンBpは、無端ベルト56によってボビン抜取装置42の最上部まで移動する。この場合、ボビン抜取装置42も、本発明の仕分部として機能する。すなわち、ガイド部材91と無端ベルト56とによって形成された抜取ボビンBpの経路も、本発明の仕分経路に相当する。このように、ボビン抜取装置42によって第3の仕分経路が形成されていても良い。また、切換機構72と同様に、ガイド部材91、リンク機構92及びエアシリンダ93も、本発明の切換部に相当する。また、図12(c)に示すように、ボビン抜取装置42の上側部分に第3排出箱113が取り付けられていても良い。第3排出箱113は、ボビン抜取装置42の最上部まで到達した抜取ボビンBpの排出先である。
さらに、上記のような構成において、ボビン処理制御部11は、図13に示すように、以下の制御を行っても良い。すなわち、上述したS210において、トレイTの周回回数が所定回数以上である場合(S210:Yes)、ボビン処理制御部11は、ボビン抜取装置42を制御してボビンBをトレイTから抜き取らせる。さらに、ボビン処理制御部11は、ボビン抜取装置42を制御してガイド部材91を第1位置に位置させ、抜取ボビンBpを第3排出箱113に排出させる(S214)。つまり、ボビン処理制御部11は、品質情報及び状態情報に基づいて仕分部を制御しても良い。これにより、不良ボビン以外の抜取ボビンBpをさらに仕分けすることができる。
(2)上記(1)の変形例において、ボビン抜取装置42によって第3の仕分経路が形成されているものとしたが、これには限られない。例えば、ボビン仕分装置45が3つ以上の仕分経路と、抜取ボビンBpを3つ以上の仕分経路のうちどの経路へ移動させるか切換可能な切換部を有していても良い。
(3)上記(1)の変形例で説明したボビン抜取装置42を備える糸巻取設備として、糸巻取設備1の代わりに、図14に示すボビン処理装置3aを備える糸巻取設備1aに本発明を適用しても良い。糸巻取設備1aは、ボビン処理装置3aと精紡機2(図1参照)とが接続されていない、いわゆる給糸ボビン供給装置付きの設備である。ボビン処理装置3aの搬送経路10aは、供給経路31aと、排出経路32aと、送り経路33aと、戻し経路34aとを有する。供給経路31aと排出経路32aと送り経路33aと戻し経路34aとにより、周回経路37aが形成されている。ボビン処理装置3(図4参照)との違いとして、供給経路31aと戻し経路34aが互いに分岐しておらず、排出経路32aと戻し経路34aも互いに分岐していない。つまり、ボビン処理装置3aは、ボビン処理装置3と異なり、精紡機2とトレイTのやりとりを行わない構成となっている。また、ボビン処理装置3aのボビン装着装置43a(本発明の給糸ボビン装着部)は、空のトレイTに空のボビンBを装着する代わりに、満巻の給糸ボビンBsを空のトレイTに装着可能に構成されている。
さらに、上記のような構成において、ボビン処理制御部11は、以下のような制御を行っても良い。すなわち、ボビン処理制御部11は、上述したような不良ボビン、少量残糸ボビン及び口出用ボビンに加えて、空ボビンをボビン抜取装置42に抜き取らせても良い。この場合、空のトレイTには給糸ボビンBsが装着される。以下、図15を用いて具体的に説明する。上述したS201においてボビンBに糸が残っていない場合(S201:No)、すなわち、当該ボビンBが空ボビンである場合、ボビン処理制御部11は、ボビン抜取装置42を制御してボビンBを抜き取り、第3排出箱113に排出させる(S215)。さらに、ボビン処理制御部11は、ボビン装着装置43aを制御して、空のトレイTに給糸ボビンBsを装着させる(S216)。同様に、少量残糸ボビン、不良ボビン、口出用ボビンがそれぞれトレイTから抜き取られた場合にも、ボビン処理制御部11は、ボビン装着装置43を制御して、空のトレイTに給糸ボビンBsを装着させる(それぞれS217、S218、S219)。これにより、不良ボビンをトレイTから抜き取って給糸ボビンBsをトレイTに装着するまでの作業を、人手によらず行うことができる。また、不良ボビンの抜取り及び空ボビンの抜取りの両方をボビン抜取装置42によって行うことができる。したがって、これらのボビンBを別々に抜き取る構成と比べて製造コストを削減できる。
(4)前記までの実施形態において、第1仕分経路76及び第2仕分経路77は、抜取ボビンBpの移動方向において下流側へ向かうほど、少なくとも下方へ延びているものとしたが、これには限られない。例えば第1仕分経路76及び第2仕分経路77が水平方向に延びており、これらの経路上の抜取ボビンBpをコンベア機構等によって搬送しても良い。
(5)前記までの実施形態において、各仕分経路75に対応して排出箱が設けられているものとしたが、これには限られない。例えば、各仕分経路75は、オペレータが抜取ボビンBpにアクセス可能に構成されており、オペレータが抜取ボビンBpを逐一処理しても良い。
(6)前記までの実施形態において、トレイTのRFタグ100に品質情報や回数情報が記録されるものとしたが、これには限られない。例えば、巻取ユニット7は、ボビンBが不良ボビンであることを示すバーコードが付されたシールをトレイT或いはボビンBに貼付可能に構成されていても良い。この場合、ボビンBも本発明の品質情報被付与部に相当する。或いは、巻取ユニット7は、品質情報や回数情報を機台制御装置5に送信可能に構成されていても良い。機台制御装置5は、品質情報や回数情報とトレイTの識別情報と関連付けて記憶可能に構成されていても良い。この場合、機台制御装置5が本発明の品質情報被付与部及び回数情報被付与部に相当する。
(7)前記までの実施形態において、抜取ボビンBpを仕分経路75及び切換機構72によって仕分けするものとしたが、これには限られない。例えば、ボビン仕分装置45は、抜取ボビンBpが不良ボビンであることを示すシール等を抜取ボビンBpに貼付可能に構成されていても良い。この場合、ボビン仕分装置45は全ての抜取ボビンBpを1つの排出箱に排出しても良く、その後オペレータが目視で仕分けを行っても良い。
(8)前記までの実施形態において、ボビン処理制御部11は、不良ボビン以外のボビンBもボビン抜取装置42によってトレイTから抜き取らせるものとしたが、これには限られない。例えば、ボビン処理装置3は、少量残糸ボビンから少量の残糸を除去可能な残糸除去装置(特開2016−102004号公報等参照)を有していても良い。また、口出用ボビンについては、口出処理が成功するまで周回経路37上を周回させても良い。これらの場合、少量残糸ボビンや口出用ボビンは、必ずしもボビン抜取装置42によってトレイTから抜き取られなくても良い。つまり、ボビン処理制御部11は、不良ボビンのみをボビン抜取装置42によってトレイTから抜き取らせても良い。この場合、ボビン仕分装置45は必ずしも設けられていなくても良い。
(9)前記までの実施形態において、巻取ユニット7のヤーンクリアラ22が糸Yの監視及び給糸ボビンBsの品質に関する判断を行うものとしたが、これには限られない。監視部及び判断部は、別々に設けられていても良い。例えば、ヤーンクリアラ22が、糸Yの監視結果をユニット制御部12に送信し、ユニット制御部12が給糸ボビンBsの品質に関する判断を行っても良い。この場合、ヤーンクリアラ22は、本発明の監視部としてのみ機能する。ユニット制御部12は、本発明の判断部として機能する。すなわち、本発明の判断部が、ユニット制御部12に含まれていても良い。これにより、仮にヤーンクリアラ22が本発明の判断部として機能できない構成であっても、給糸ボビンBsが不良ボビンであるか否かについて、ユニット制御部12によって判断できる。
(10)前記までの実施形態において、ボビン処理制御部11がボビン処理装置3の各部を制御するものとしたが、これには限られない。例えば、機台制御装置5がボビン処理装置3の各部を制御しても良い。この場合、機台制御装置5が本発明のボビン処理制御部に相当する。
1 糸巻取設備
2 精紡機
3 ボビン処理装置
5 機台制御装置
7 巻取ユニット
10 搬送経路
11 ボビン処理制御部
12 ユニット制御部
22 ヤーンクリアラ(監視部、判断部)
28 読取書込部(品質情報付与部)
31 供給経路
32 排出経路(返却経路)
33 送り経路
34 戻し経路
37 周回経路
41 口出装置(口出処理部)
42 ボビン抜取装置(抜取部)
43 ボビン装着装置(空ボビン装着部)
43a ボビン装着装置(給糸ボビン装着部)
45 ボビン仕分装置(仕分部)
47 糸量センサ(糸量検知部)
48 読取書込部(品質情報取得部、状態情報取得部、回数情報付与部、回数情報取得部)
72 切換機構(切換部)
75 仕分経路
76 第1仕分経路
77 第2仕分経路
82 案内板(案内部材)
83 エアシリンダ(駆動部)
100 RFタグ(品質情報被付与部、回数情報被付与部)
111 第1排出箱(貯留部)
112 第2排出箱(貯留部)
B ボビン
Bd 排出ボビン
Bp 抜取ボビン
Bs 給糸ボビン
Bw 巻取ボビン
T トレイ
Y 糸
2 精紡機
3 ボビン処理装置
5 機台制御装置
7 巻取ユニット
10 搬送経路
11 ボビン処理制御部
12 ユニット制御部
22 ヤーンクリアラ(監視部、判断部)
28 読取書込部(品質情報付与部)
31 供給経路
32 排出経路(返却経路)
33 送り経路
34 戻し経路
37 周回経路
41 口出装置(口出処理部)
42 ボビン抜取装置(抜取部)
43 ボビン装着装置(空ボビン装着部)
43a ボビン装着装置(給糸ボビン装着部)
45 ボビン仕分装置(仕分部)
47 糸量センサ(糸量検知部)
48 読取書込部(品質情報取得部、状態情報取得部、回数情報付与部、回数情報取得部)
72 切換機構(切換部)
75 仕分経路
76 第1仕分経路
77 第2仕分経路
82 案内板(案内部材)
83 エアシリンダ(駆動部)
100 RFタグ(品質情報被付与部、回数情報被付与部)
111 第1排出箱(貯留部)
112 第2排出箱(貯留部)
B ボビン
Bd 排出ボビン
Bp 抜取ボビン
Bs 給糸ボビン
Bw 巻取ボビン
T トレイ
Y 糸
Claims (16)
- トレイに装着された給糸ボビンから糸を解舒して巻取ボビンに巻き取り、且つ、使用された前記給糸ボビンを排出ボビンとして排出する巻取ユニットと、
前記巻取ユニットの動作を制御するユニット制御部と、
前記給糸ボビンから解舒されて走行している前記糸を監視する監視部と、
前記給糸ボビンに巻かれた糸の品質に関する品質情報を品質情報被付与部に付与する品質情報付与部と、
前記トレイを搬送するための搬送経路が形成され、前記給糸ボビン及び前記排出ボビンに所定の処理を行うボビン処理装置と、
前記搬送経路上の前記トレイに装着されたボビンの前記品質情報を前記品質情報被付与部から取得する品質情報取得部と、
ボビン処理制御部と、を備えた糸巻取設備であって、
前記監視部による監視結果に基づいて、前記給糸ボビンが不良ボビンであるか否かについて判断する判断部をさらに備え、
前記ボビン処理装置は、前記トレイからボビンを抜取可能な抜取部を有し、
前記ユニット制御部は、前記判断部によって前記給糸ボビンが前記不良ボビンであると判断された場合に、前記巻取ユニットによる当該ボビンからの糸の解舒を中止させて当該ボビンを前記巻取ユニットから排出させ、且つ、排出された当該ボビンが前記不良ボビンであることを示す情報を前記品質情報付与部によって前記品質情報被付与部に付与させ、
前記ボビン処理制御部は、前記品質情報取得部によって取得された前記品質情報に基づいて前記抜取部を制御し、前記排出ボビンが前記不良ボビンである場合に、当該ボビンが装着された前記トレイから当該ボビンを抜き取らせることを特徴とする糸巻取設備。 - 前記判断部は、前記監視部に含まれていることを特徴とする請求項1に記載の糸巻取設備。
- 前記判断部は、前記ユニット制御部に含まれていることを特徴とする請求項1に記載の糸巻取設備。
- 前記品質情報被付与部は、前記トレイに設けられており、
前記品質情報取得部は、前記トレイに付与された前記品質情報を読み取ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の糸巻取設備。 - 前記ボビン処理装置は、
前記搬送経路上の前記トレイに装着されたボビンの状態に関する状態情報を取得する状態情報取得部を備え、
前記ボビン処理制御部は、
前記品質情報に加え、前記状態情報にも基づいて前記抜取部を制御し、前記状態情報取得部によって取得された前記状態情報が所定の条件を満たすときに、前記トレイからボビンを抜き取らせることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の糸巻取設備。 - 前記トレイに装着されたボビンに巻かれた糸の量を検知する糸量検知部を備え、
前記状態情報取得部は、前記糸量検知部を含み、
前記状態情報は、前記糸の量に関する糸量情報を含むことを特徴とする請求項5に記載の糸巻取設備。 - 前記ボビン処理装置は、
前記給糸ボビンが装着された前記トレイを搬送するための供給経路と、
前記排出ボビンが装着された前記トレイを搬送するための排出経路と、
前記供給経路上の前記給糸ボビンの糸端を口出処理する口出処理部と、
前記トレイの搬送方向において、前記供給経路の前記口出処理部よりも下流側の部分から分岐し、且つ、前記排出経路と合流する送り経路と、
前記搬送方向において、前記排出経路の前記送り経路との合流地点よりも下流側の部分から分岐し、且つ、前記供給経路の前記口出処理部よりも上流側の部分と合流する戻し経路と、
前記供給経路と前記送り経路と前記排出経路と前記戻し経路とによって形成された周回経路に沿って前記トレイが周回した回数に関する情報を回数情報としたとき、前記回数情報を回数情報被付与部に付与する回数情報付与部と、
前記回数情報被付与部に付与された前記回数情報を取得する回数情報取得部と、を有し、
前記ボビン処理制御部は、
前記給糸ボビンに対する前記口出処理が失敗した場合に、前記ボビン処理装置を制御して、当該給糸ボビンが装着された前記トレイを前記周回経路に沿って搬送させて前記供給経路に戻させ、且つ、前記回数情報付与部を制御して前記回数情報を前記回数情報被付与部に付与させ、
前記状態情報取得部は、前記回数情報取得部を含み、
前記状態情報は、前記回数情報を含むことを特徴とする請求項5又は6に記載の糸巻取設備。 - 前記抜取部によって前記トレイから抜き取られた抜取ボビンを仕分可能に処理する仕分部を備え、
前記ボビン処理制御部は、少なくとも前記品質情報に基づいて前記仕分部を制御することを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の糸巻取設備。 - 前記仕分部は、
複数の仕分経路と、
前記抜取ボビンを前記複数の仕分経路のうちどの仕分経路へ移動させるか切換可能な切換部と、を有することを特徴とする請求項8に記載の糸巻取設備。 - 前記複数の仕分経路は、第1仕分経路と、前記第1仕分経路とは別の第2仕分経路とを含み、
前記切換部は、
前記抜取ボビンを前記第1仕分経路へ案内する第1位置と、前記抜取ボビンを前記第2仕分経路へ案内する第2位置との間で位置を切換可能な案内部材と、
前記案内部材を前記第1位置と前記第2位置との間で移動させる駆動部とを有することを特徴とする請求項9に記載の糸巻取設備。 - 前記複数の仕分経路は、前記抜取ボビンの移動方向において下流側へ向かうほど、少なくとも下方へ延びていることを特徴とする請求項9又は10に記載の糸巻取設備。
- 前記抜取ボビンの移動方向において前記仕分経路の下流側に、複数の前記抜取ボビンを貯留可能な貯留部が設けられていることを特徴とする請求項9〜11のいずれかに記載の糸巻取設備。
- 前記ボビン処理制御部は、前記品質情報に加えて、前記状態情報にも基づいて前記仕分部を制御することを特徴とする請求項8〜12のいずれかに記載の糸巻取設備。
- 糸を精紡して空ボビンに巻き取ることによって前記給糸ボビンを形成する精紡ユニットを有する、前記ボビン処理装置と接続された精紡機を備え、
前記ボビン処理装置は、
前記抜取部によってボビンが抜き取られた前記トレイに空ボビンを装着する空ボビン装着部と、
前記空ボビンが装着されたトレイを前記精紡機に返却するための返却経路と、を有することを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の糸巻取設備。 - 前記ボビン処理装置は、
前記抜取部によってボビンが抜き取られた前記トレイに給糸ボビンを装着する給糸ボビン装着部を有することを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の糸巻取設備。 - 前記ボビンに巻かれた糸の量を検知する糸量検知部を備え、
前記ボビン処理制御部は、
前記品質情報に加え、前記糸の量に関する糸量情報にも基づいて前記抜取部を制御し、空のボビンを前記トレイから抜き取らせることを特徴とする請求項15に記載の糸巻取設備。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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