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JP2019531980A - ポリエチレンから成る樹脂組成物で作られたキャップまたは密封具 - Google Patents

ポリエチレンから成る樹脂組成物で作られたキャップまたは密封具 Download PDF

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JP2019531980A
JP2019531980A JP2019511635A JP2019511635A JP2019531980A JP 2019531980 A JP2019531980 A JP 2019531980A JP 2019511635 A JP2019511635 A JP 2019511635A JP 2019511635 A JP2019511635 A JP 2019511635A JP 2019531980 A JP2019531980 A JP 2019531980A
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cap
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polyethylene
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トタル リサーチ アンド テクノロジー フエリユイ
トタル リサーチ アンド テクノロジー フエリユイ
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Abstract

本発明は(1)〜(3)から成る樹脂組成物で作られたキャップまたは密封具:(1)ISO規格1183−2の方法で測定した23℃での密度が少なくとも0.940g/cm3である少なくとも1種のポリエチレン、(2)樹脂組成物の総重量に対して少なくとも400ppmのエルカ酸アミド、(3)樹脂組成物の総重量に対して少なくとも700ppmの少なくとも400ppmのヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール類から選択される少なくとも1種の紫外線吸収剤に関する。本発明はさらに上記キャップまたは密封具の製造方法にも関する。

Description

本発明は、少なくとも1種のポリエチレンを含む樹脂組成物で作られたキャップおよび密封具(closures)と、その製造方法と、その使用とに関するものである。
キャップおよび密封具のマーケットで最も多く選択されている材料の1つはポリエチレンである。その理由はポリエチレンは機械的性質のバランスが良く、射出成形または圧縮成形で容易に加工できるためである。ポリエチレン製キャップおよび密封具の重量を減らすための最近の努力の結果、耐応力亀裂抵抗性に優れたキャップおよび密封具用の高密度ポリエチレン樹脂が工業的に開発されている。この樹脂は高い耐応力亀裂性を有するが、さらに改善の余地が残っている。特に、感覚刺激特性(organoleptic properties、官能特性)には大きな改善が必要である。
スリップ特性を改善する(キャップを開ける時のトルクを少なくして簡単に開封できるようにする)ために、現在のキャップおよび密封具用グレードの高密度ポリエチレンには一般に脂肪酸アミドが添加されている。飲料用マーケットでは主としてエルカ酸アミドとベヘン酸アミドが使用されている。
エルカ酸アミドをベースにしたキャップおよび密封具は優れた滑り特性(スリップ性)を有するが、太陽光/UV光に暴露した場合や、外部に長期保存した場合に感覚刺激特性が大きく低下する。エルカ酸アミドは不飽和分子で分解し易く、揮発性物質(アルデヒド、ケトン等)を生じ、ボトル内の製品の品質(味および臭い)に影響を与える。
ベヘン酸アミドをベースにしたキャップおよび密封具は優れた感覚刺激特性を有するが、滑り性能が不十分である(エルカ酸アミドよりも低効率で、移行時間が長い)ため、消費者がキャップを開けるのが困難になる。しかし、飽和分子であるのでUV光および日光への暴露に対してより安定である。
従って、優れたスリップ特性と優れた感覚刺激特性の両方を有し、しかも、キャップのその他の特性、例えば剛性や耐環境応力亀裂性等も維持できる高密度ポリエチレン組成物製キャップおよび密封具が求められている。こうしたキャップおよび密封具への要求は、コストを下げるためにより軽いキャップ設計(短ネックキャップとも呼ばれる)を求めるマーケットから来るものであるが、現在の高密度ポリエチレン組成物で作られたキャップよりも開封時のトルクが小さく且つ感覚刺激特性に優れたものであることが必要である。
米国特許第5,004,770号明細書. 米国特許第5,204,473号明細書 米国特許第5,096,950号明細書 米国特許第5,300,544号明細書 米国特許第5,1 12,890号明細書 米国特許第5,124,378号明細書 米国特許第5,145,893号明細書 米国特許第5,216,156号明細書 米国特許第5,844,026号明細書 米国特許第5,980,783号明細書 米国特許第6,046,304号明細書 米国特許第6,1 17,995号明細書 米国特許第6,271 ,377号明細書 米国特許第6,297,299号明細書 米国特許第6,392,041号明細書 米国特許第6,376,584号明細書 米国特許第6,472,456号明細書
従って、本発明の目的は、改善されたスリップ特性を有するキャップおよび密封具を提供することである。
本発明の別の目的は、受容可能な感覚刺激特性を有するキャップまたは密封具を提供することにある。
本発明のさらに別の目的は、スリップ特性を改善し、感覚刺激特性を許容可能なものにし、しかも、キャップおよび密封具の剛性や耐環境応力亀裂抵抗性等のその他の特性を悪くしないキャップまたは密封具を提供することである。
驚くべきことに、上記目的は本明細書に定義した樹脂組成物を単独または任意の組み合わせて含むキャップまたは密封具によって達成できるということを本発明者は発見した。
すなわち、本発明は下記の(1)〜(3)からなる樹脂組成物で作られたキャップまたは密封具を提供する:
(1)ISO規格1183−2の方法に従って測定した23℃における密度が少なくとも0.940g/cm3である少なくとも1種のポリエチレン、
(2)エルカ酸アミド、
(3)樹脂組成物の総重量に対して少なくとも700ppmのヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール類から選択される少なくとも1種の紫外線吸収剤。
好ましくは、本発明は下記の(1)〜(3)からなる樹脂組成物で作られたキャップまたは密封具を提供する:
(1)ISO規格1183−2の方法に従って測定した23℃における密度が少なくとも0.940g/cm3である少なくとも1種のポリエチレン、
(2)樹脂組成物の総重量に対して少なくとも400ppmのエルカ酸アミド、
(3)樹脂組成物の総重量に対して少なくとも700ppmのヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール類から選択される少なくとも1種の紫外線吸収剤。
本発明はさらに、下記の(a)〜(c)の工程を含むキャップまたは密封具の製造方法を提供する:
(a)ISO規格1183−2の方法に従って測定した23℃における密度が少なくとも0.940g/cm3である少なくとも1種のポリエチレンと、エルカ酸アミドと、樹脂組成物の総重量に対して少なくとも700ppmのヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール類から選択される少なくとも1種の紫外線吸収剤とをブレンドし、
(b)得られたブレンドを押出し、
(C)押出されたブレンドを射出成形または圧縮成形によってキャップまたは密封具に成形する。
好ましくは、本発明は下記の(a)〜(c)の工程を含むキャップまたは密封具の製造方法を提供する:
(a)ISO規格1183−2の方法に従って測定した23℃における密度が少なくとも0.940g/cm3である少なくとも1種のポリエチレンと、樹脂組成物の総重量に対して少なくとも400ppmのエルカ酸アミドと、樹脂組成物の総重量に対して少なくとも700ppmのヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール類から選択される少なくとも1種の紫外線吸収剤とをブレンドし、
(b)得られたブレンドを押出し、
(C)押出されたブレンドを射出成形または圧縮成形によってキャップまたは密封具に成形する。
本発明は、改良された取り付け/取り外しトルクを有し、許容される感覚刺激特性を有するポリエチレン樹脂からなるキャップおよび密封具を提供する。
本発明の特定および好ましい特徴は独立請求項および従属請求項に記載してある。従属請求項の特徴は独立請求項または他の従属請求項の特徴と適宜組み合わせることができる。
以下、発明を実施するための最良の形態を説明する。以下の説明では本発明の異なる態様をより詳細に定義する。定義した各態様は、明確に反対であることが記載されていない限り、任意の他の態様または態様と組み合わせることができる。特に、好ましいまたは有利であると記載されている任意の特徴は好ましいまたは有利であると記載された任意の他の特徴または特徴と組み合わせることができる。
本発明を説明で使用する用語は、文脈がそうでないことを指示しない限り、以下の定義に従って解釈されるべきである。
本明細書で使用する単数形「a」「an」および「the」は、文脈がそうでないことを明確に指示しない限り、単数および複数の両方を含む。例えば「樹脂」は1種の樹脂または複数の樹脂を意味する。
本明細書で使用する「含む(comprising)」「構成される(comprise)」および「〜なる(comprise)」という用語は、「含む」と同義で、「含まれる」または「含有する」を含む、「含む」は包括的なものでオープンエンドであり、追加の部材、要素または方法のステップを除外しない。本明細書で使用される「含む」「〜なる」および「構成される」という用語は「のみを含む」」「〜のみから成る」および「のみで構成される」という用語を含む。
数値範囲を端点で記載した場合にはその範囲内の全ての整数を含む(例えば1〜5は元素を参照する場合には1、2、3、4を含み、測定値を参照する場合には1.5、2.75、3.80を含む。端点の値自体も含まれる(例えば、1.0〜5.0は1.0と5.0の両方を含む)。明細書に記載された任意の数値範囲はその中に包含される全てのサブ範囲を含む。
本明細書に引用された全ての参考文献は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。特に、本明細書中の全ての参考文献の教示は参照により本明細書に組み込まれる。
本明細書全体を通して「一つの実施形態」または「一実施形態」といった場合、その実施形態に関して記載の特定の特徴、構造または特性が本発明の少なくとも1つの実施形態に含まれる。従って、本明細書全体を通して様々な場所で「一つの実施形態」または「一実施形態」といった場合、必ずしも同一の実施形態を参照するものではなく、それに限定されるものではない。さらに、特定の特徴、構造または特性は本開示から当業者に明らかである限り1つ以上の実施形態で任意の適切な方法で組み合わせることができる。本明細書で説明したいくつかの実施形態は他の実施形態に含まれるいくつかの他の特徴を含むことができる。異なる実施形態の特徴の組み合わせは本発明の範囲内であり、異なる実施形態を形成するということは当業者には理解できよう。
以下、本発明の物品、樹脂および用途の好ましいステートメント(特徴)および実施形態を記載する。以下に記載の本発明の各ステートメントおよび実施形態は、明確に反対であることが記載されていない限り、任意の他のステートメントおよび/または実施形態と組み合わせることができる。特に、好ましいまたは有利であると記載の任意の特徴は好ましいまたは有利であると記載の任意の他の特徴と組み合わせることができる。
本発明は特に、以下に記載の1〜25のステートメントの観点および実施形態のいずれか一つまたは2つ以上の任意の組合せによって把握される。
(1)下記の1)〜3)から成る樹脂組成物で作られたキャップまたは密封具:
1)ISO規格1183−2法に従って測定した23℃での密度が少なくとも0.940g/cm3である少なくとも1種のポリエチレン、
2)エルカ酸アミド(cis−13−ドコセノアミド、CAS番号112−84−5)
3)樹脂組成物の総重量に対して少なくとも700ppmのヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール類から選択される少なくとも1種の紫外線吸収剤。
(2)下記の1)〜3)から成る樹脂組成物で作られたキャップまたは密封具:
1)ISO規格1183−2法に従って測定した23℃での密度が少なくとも0.940g/cm3である少なくとも1種のポリエチレン、
2)樹脂組成物の総重量に対して少なくとも400ppmのエルカ酸アミド、
3)樹脂組成物の総重量に対して少なくとも700ppmのヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール類から選ばれる少なくとも1種の紫外線吸収剤。
(3)樹脂組成物がベヘン酸アミド(ドコサンアミド、CAS番号(3061−75−4)をさらに含むステートメント(1)または(2)に記載のキャップまたは密封具。
(4)樹脂組成物が樹脂組成物の総重量に対して少なくとも800ppm、好ましくは少なくとも900ppm、好ましくは少なくとも1000ppmのヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール類から選択される1種の紫外線吸収剤を含むステートメント(1)〜(3)のいずれか一項に記載のキャップまたは密封具。
(5)紫外線吸収剤が下記からなるヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール類から選択されるステートメント(1)〜(3)のいずれか一項に記載のキャップまたは密封具:2−(3−t−ブチル−2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル))−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル))ベンゾトリアゾール、2−(3'、5'−ジ−t−ブチル−2'−ヒドロキシフェニル))ベンゾトリアゾール、2−(5'−t−ブチル−2'−ヒドロキシフェニル))ベンゾトリアゾール、2−(2'−ヒドロキシ−5'−t−オクチルフェニル))ベンゾトリアゾール、2−(3'−s−ブチル−2'−ヒドロキシ−5'−t−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2'−ヒドロキシ−4'−オクチルオキシフェニル))ベンゾトリアゾール、2−(3'、5'−ジ−t−アミル−2'−ヒドロキシフェニル))ベンゾトリアゾール、2−[2'−ヒドロキシ−3'、5'−ビス(α、α−ジメチルベンジル))フェニル]−2H−ベンゾトリアゾール、2−[3'−t−ブチル−2'−ヒドロキシフェニル))−5'−(2−オクチルオキシカルボニルエチル)フェニル]−5−クロロベンゾトリアゾール、2−[3'−t−ブチル−5'−[2−(2−エチルヘキシルオキシ))エチル]−2'−ヒドロキシフェニル]−5−クロロベンゾトリアゾール、2−[3'−t−ブチル−2'−ヒドロキシ−5'−(2−メトキシカルボニルエチル))フェニル]−5−クロロベンゾトリアゾール、2−[3'−t−ブチル−2'−ヒドロキシ−5'−(2−メトキシカルボニルエチル))フェニル]ベンゾトリアゾール、2−[3'−t−ブチル−2'−ヒドロキシ−5−(2−オクチルオキシカルボニルエチル))フェニル]ベンゾトリアゾール、2−[3'−t−ブチル−2'−ヒドロキシ−5'−[2−(2−エチルヘキシルオキシ))エチル]フェニル]ベンゾトリアゾール、2−[2−ヒドロキシ−3−(3、4、5、6−テトラヒドロフタルイミドメチル))−5−メチルフェニル]ベンゾトリアゾール、2−(3、5−ジ−t−ブチル−2−ヒドロキシフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール;2−(3'−ドデシル−2'−ヒドロキシ−5'−メチルフェニル))ベンゾトリアゾールと2−[3'−t−ブチル−2'−ヒドロキシ−5'−(2−イソオクチルオキシカルボニルエチル))フェニル]ベンゾトリアゾールとの混合物;2、2'−メチレンビス[6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル))−4−(1、1、3、3−テトラメチルブチル))フェノール、2、2'−メチレンビス[4−t−ブチル−6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル))フェノール];ポリ(3〜11)(エチレングリコール)と2−[3'−t−ブチル−2'−ヒドロキシ−5'−(2−メトキシカルボニルエチル)フェニル]ベンゾトリアゾールとの縮合物、ポリ(3−1)(エチレングリコール)とメチル3−[3−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−5−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル]プロピオネートとの縮合物;2−エチルヘキシル−3−[3−t−ブチル−5−(5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾール−2−イル))−4−ヒドロキシフェニル]プロピオネート、オクチル3−[3−t−ブチル−5−(5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾール−2−イル))−4−ヒドロキシフェニル]プロピオネート、メチル3−[3−t−ブチル−5−(5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾール−2−イル))−4−ヒドロキシフェニル]プロピオネート、3−[3−t−ブチル−5−(5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾール−2−イル))−4−ヒドロキシフェニル]プロピオン酸およびこれらの混合物。
(6)紫外線吸収剤がは2−(3−t−ブチル−2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール(CAS番号3896−1−05)であるステートメント(1)〜(5)のいずれか一項に記載のキャップまたは密封具。
(7)ISO規格1133の方法に準拠して190℃、2.16kg荷重下で測定したポリエチレンのメルトインデックスMI2が0.5g/10分〜50g/10分、好ましくは1.0g/10分〜10.0g/10分、より好ましくは1.0g/10分〜8.0g/10分、最も好ましくは1.0g/10分〜4.0g/10分であるステートメント(1)〜(6)のいずれか一項に記載のキャップまたは密封具。
(8)ポリエチレンの密度が少なくとも0.945g/cm3、好ましくは少なくとも0.950g/cm3である、好ましくは最大で0.975g/cm3、好ましくは最大で0.972g/cm3、好ましくは最大で0.970g/cm3、好ましくは最大で0.965g/cm3、好ましくは最大で0.960g/cm3、好ましくは少なくとも少なくとも0.940g/cm3且つ最大で0.975g/cm3であるステートメント(1)〜(7)のいずれか一項に記載のキャップまたは密封具。
(9)ポリエチレンの密度が少なくとも0.945g/cm3且つ最大で0.965g/cm3、好ましくは少なくとも0.950g/cm3且つ最大で0.960g/cm3であるステートメント(1)〜(8)のいずれか一項に記載のキャップまたは密封具。
(10)数平均分子量Mnに対する重量平均分子量Mwの比であるポリエチレンが分子量分布(MWD)が少なくとも3.5、好ましくは少なくとも4.0、好ましくは少なくとも4.5であるステートメント(1)〜(9)のいずれか一項に記載のキャップまたは密封具。
(11)ポリエチレンの分子量分布(MWD)が最大で15.0、好ましくは最大で10.0、好ましくは最大で8.0、好ましくは最大で6.0、好ましくは最大で5.5であり、好ましくは、ポリエチレンの分子量分布(MWD)が3.5〜15.0、好ましくは3.5〜10.0、好ましくは3.5〜8.0、好ましくは4.0〜6.0であるステートメント(1)〜(10)のいずれか一項に記載のキャップまたは密封具。
(12)樹脂組成物が樹脂組成物の全重量を基準にして少なくとも80重量%、好ましくは少なくとも85重量%、好ましくは少なくとも90重量%、好ましくは少なくとも95重量%のポリエチレンを含むステートメント(1)〜(11)のいずれか一項に記載のキャップまたは密封具。
(13)ポリエチレンが少なくとも1種のメタロセン触媒を用いて作られるステートメント(1)〜(12)のいずれか一項に記載のキャップまたは密封具。
(14)ポリエチレンは、二峰性の分子量分布を有するポリエチレンであるステートメント(1)〜(13)のいずれか一項に記載のキャップまたは密封具。
(15)ポリエチレンが少なくとも1つの第1反応器と少なくとも1つの第2反応器とを含む2つ以上の互いに直列に接続された反応器、好ましくはループ反応器、より好ましくはスラリーループ反応器で製造され、より好ましくは、ポリエチレンが少なくとも2つの直列に接続されたスラリーループ反応器で製造されるステートメント(1)〜(14)のいずれか一項に記載のキャップまたは密封具。
(16)樹脂組成物が樹脂組成物の全重量に対して少なくとも400ppm、好ましくは少なくとも500ppm、好ましくは少なくとも600ppm、好ましくは少なくとも700ppm、好ましくは少なくとも800ppm、好ましくは少なくとも900ppm、好ましくは少なくとも1000ppmのエルカ酸アミドを含むステートメント(1)〜(14)のいずれか一項に記載のキャップまたは密封具。
(17)樹脂組成物が樹脂組成物の全重量に対して少なくとも400ppm、好ましくは少なくとも500ppm、好ましくは少なくとも600ppm、好ましくは少なくとも700ppm、好ましくは少なくとも800ppm、好ましくは少なくとも900ppm、好ましくは少なくとも1000ppmのベヘン酸アミドを含むステートメント(1)〜(16)のいずれか一項に記載のキャップまたは密封具。
(18)ネジ付きのキャップであるステートメント(1)〜(17)のいずれか一項に記載のキャップまたは密封具。
(19)以下の工程を含むステートメント(1)〜(18)のいずれか一項に記載のキャップまたは密封具の製造方法:
a)ISO規格1183−2の方法に従って23℃で測定した密度が少なくとも0.940g/cm3である少なくとも1種のポリエチレンを、エルカ酸アミド(シス−13−ドコセノアミド、CAS番号112−84−5)および配合物の総重量に対して少なくとも700ppmのヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール類から選択される少なくとも(1つ)の紫外線吸収剤と一緒にブレンドし、
b)得られたブレンドを押出、
c)押出したブレンドを射出成形または圧縮成形でキャップまたは密封具に成形する。
(20)以下の工程を含むステートメント(1)〜(19)のいずれか一項に記載のキャップまたは密封具の製造方法:
a)ISO規格1183−2の方法に従って23℃で測定した密度が少なくとも0.940g/cm3である少なくとも1種のポリエチレンを、配合物の総重量に対して少なくとも400ppmのエルカ酸アミドおよび配合物の総重量に対して少なくとも700ppmのヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール類から選択される少なくとも(1つ)の紫外線吸収剤と一緒にブレンドし、
b)得られたブレンドを押出、
c)押出したブレンドを射出成形または圧縮成形でキャップまたは密封具に成形する。
(21)ブレンド工程でベヘン酸アミド(ドコサアミド、CAS番号3061−75)をさらに加えるステートメント(1)〜(20)のいずれか一項に記載のキャップまたは密封具の製造方法:
(22)ステートメント(1)〜(18)のいずれか一項に記載のキャップまたは密封具、または、ステートメント(19)〜(21)のいずれか一項に記載の方法によって製造されるキャップまたは密封具の食品または飲料での使用。
(23)炭酸飲料および炭酸を含まない飲料でのステートメント(22)に記載の使用。
(24)射出成形または圧縮成形でステートメント(1)〜(18)のいずれか一項に記載のキャップまたは密封具を製造するための樹脂組成物の使用であって、樹脂組成物が下記から成る使用:
1)ISO規格1183−2の方法に従って23℃で測定した密度が少なくとも0.940g/cm3である少なくとも1種のポリエチレン、
2)エルカ酸アミド(cis−13−ドコセノアミド、CAS番号112−84−5):
3)樹脂組成物の総重量に対して少なくとも700ppmのヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール類から選択される少なくとも1種の紫外線吸収剤。
(25)射出成形または圧縮成形でステートメント(1)〜(18)のいずれか一項に記載のキャップまたは密封具を製造するための樹脂組成物の使用であって、樹脂組成物が下記から成る使用:
1)ISO規格1183−2の方法に従って23℃で測定した密度が少なくとも0.940g/cm3である少なくとも1種のポリエチレン、
2)樹脂組成物の総重量に対して少なくとも400ppmエルカ酸アミド(cis−13−ドコセノアミド、CAS番号112−84−5):
3)樹脂組成物の総重量に対して少なくとも700ppmのヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール類から選択される少なくとも1種の紫外線吸収剤。
本発明は、ISO規格1183−2の方法に従って23℃で測定した密度が少なくとも0.940g/cm3である少なくとも1種のポリエチレンと、エルカ酸アミドと、樹脂組成物の総重量に対して少なくとも700ppmのヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール類から選択される少なくとも1種の紫外線吸収剤とから成る樹脂組成物で作られたキャップまたは密封具に関するものである。
本出願で使用する「ポリエチレン」または「ポリエチレンポリマー」という用語は同義であり、エチレンの単独重合体およびエチレンの共重合体を示すために使用される。ポリエチレン共重合体の場合、コモノマーは任意のα−オレフィンすなわち2−12個の炭素原子を含む任意の1−アルキレン、例えばエチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン等にすることができる。コポリマーは交互コポリマー、周期的コポリマー、ランダムコポリマーおよび統計的またはブロック共重合体にすることができる。本発明で使用するポリエチレンはエチレンのホモポリマーまたはヘキセンまたはブテンとのコポリマーであのが好ましい。
本発明で使用するポリエチレンの密度はISO規格1183−2の方法に従って23℃の温度で測定したときに少なくとも0.940g/cm3、好ましくは少なくとも0.945g/cm3、好ましくは少なくとも0.950g/cm3、好ましくは少なくとも0.951g/cm3の範囲であるのが好ましく、本発明で使用するポリエチレンの密度は最大で0.975g/cm3、好ましくは最大で0.970g/cm3以下、好ましくは最大で0.965g/cm3、好ましくは最大で0.960cm3であるのが好ましい。いくつかの実施形態では、本発明で使用するポリエチレンは少なくとも0.940g/cm3且つ最大で0.975g/cm3、より好ましくは少なくとも0.945g/cm3且つ最大で0.965g/cm3の範囲である。
本発明で使用するポリエチレンのメルトインデックス(MI2)はISO規格1133に従って190℃、2.16kg荷重下で測定した時に0.5g/10分〜50g/10分、好ましくは1g/10分〜10g/10分、より好ましくは1.0g/10分〜8g/10分、最も好ましくは1.0g/10分〜4g/10分である。
本発明で使用するためのポリエチレンは数平均分子量Mnに対する重量平均分子量Mwの比である分子量分布(MWD)が少なくとも3.5、好ましくは少なくとも4.0であり、MWDは最大で15.0、好ましくは最大で6.0、より好ましくは最大で5.5である。ポリエチレンのMWDは3.5〜15.0、好ましくは4.0〜6.0である。
ポリエチレンは当該技術分野で公知の任意の触媒、例えばクロム触媒、チーグラー。ナッタ触媒およびメタロセン触媒を用いて製造することができる。
「チーグラー。ナッタ触媒」または「ZN触媒」という用語は一般式M1Vを有する触媒を意味する。ここで、M1はIV族〜VII族から選択される遷移金属化合物であり、Xはハロゲン、vは金属の原子価である。好ましくは、M1はIV族、V族またはVI族の金属、好ましくはチタン、クロムまたはバナジウム、最も好ましくはチタンである。好ましくは、Xは塩素または臭素、最も好ましくは塩素である。遷移金属化合物の例としてはTiCl3、TiCl4が挙げられるが、これらに限定されない。本発明で使用するのに適したZN触媒は米国特許第US6930071号明細書および米国特許第US6864207号明細書に記載されており、その内容は本明細書に参考として援用される。好ましいチーグラーナッタ触媒系は少なくとも1つのチタン−ハロゲン結合を有するチタン化合物および内部電子供与体(これらは適切な担体、例えば活性形のハロゲン化マグネシウム上に支持される)と、有機アルミニウム化合物(アルミニウムトリアルキルなど)と、任意成分の外部ドナーとを含む。
「クロム触媒」という用語は、担体、例えばシリカまたはアルミニウム上に堆積させた酸化クロムから成る触媒を意味する。クロム触媒の例としてはCrSiO2またはCrAl23が挙げられるが、これらに限定されない。
ポリエチレンは少なくとも1つのメタロセン触媒を用いて作るのがい。
「メタロセン触媒」という用語は本明細書では1津または複数のリガンドに結合した金属原子を含む任意の遷移金属錯体を記述するのに使用される。メタロセン触媒は周期表のIV族遷移金属、例えばチタン、ジルコニウム、ハフニウムの化合物で、1つまたは2つのシクロペンタジエニル、インデニル、フルオレニル基またはそれらの誘導体からなる配位子と金属化合物との配位構造を有する。メタロセンの構造と形状は所望するポリマーに応じた特定のニーズに合うように製造者が変更できる。メタロセンは単一の金属サイトを有し、それによってポリマーの分岐および分子量分布をより良く制御することができる。モノマーは金属とポリマーの成長鎖との間に挿入され。
本発明の一つの態様では、メタロセン触媒は下記の式(I)または(II)の化合物である:
(Ar)2MQ2 (I)または
R''(Ar)2MQ2 (II)
式(I)のメタロセンはブリッジしていないメタロセンであり、式(II)のメタロセンはブリッジしたメタロセンである。式(I)または(II)のメタロセンはMに結合した2つのArを有し、これらは互いに同一でも異なっていてもよい。
(ここで、
Arは芳香族環、基または部分であり、各Arはシクロペンタジエニル、インデニル(IND)、テトラヒドロインデニル(THI))、フルオレニルなる群から独立して選択され、これらはハロゲン、ヒドロシリル基、S1R3(Rは炭素数が1〜20のヒドロカルビル基)、炭素数が1〜20のヒドロカルビル基からなる群から独立して選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、ヒドロカルビル基はB、Si、S、O、F、Cl、Pからなる群から選択される1つまたは複数の原子を含んでいてもよく、
Mはチタン、ジルコニウム、ハフニウム、バナジウムからなる群から選択される遷移金属であり、
各Qはハロゲン、1〜20個の炭素原子を有するヒドロカルボキシ、1〜20個の炭素原子を有するヒドロカルビルからなる群から独立して選択され、ヒドロカルビル基はB、Si、S、O、F、Cl、Pからなる群から選択される1つまたは複数の原子を含んでいてもよく、
R''は2つのAR基をブリッジする2価の基または部分であり、C1〜C20アルキレン、ゲルマニウム、ケイ素、シロキサン、アルキルホスフィンおよびアミンからなる群から選択され、R''はハロゲン、ヒドロシリル基、SiR3(Rは炭素数が1〜20のヒドロカルビル基)、1〜20個の炭素原子を有するヒドロカルビルからなる群から選択される1つまたは複数の置換基で置換されていてもよく、ヒドロカルビル基はB、Si、S、O、F、Cl、Pからなる群から選択される1つまたは複数の原子を含んでいてもよい)
メタロセンはブリッジしたビス−インデニルおよび/またはブリッジしたビス−テトラ水素化インデニル成分を含むのが好ましい。いくつかの実施形態では、メタロセンは下記の式(IIIa)または(IIIb)から選択することができる:
Figure 2019531980
(ここで、
式(IIIa)または(IIIb)の各Rは互いに同一でも異なっていてもよく、水素またはXR'Vから独立して選択され、ここで、Xは周期律表の14族(好ましくは炭素)、酸素または窒素から選択され、各R'は互いに同一でも異なっていてもよく、水素または炭素数が1〜20のヒドロカルビルから選択され、v+1はXの原子価であり、好ましくは、Rは水素、メチル、エチル、n−プロピル、iso−プロピル、n−ブチル、tert−ブチル基であり、R''はC−1−C4アルキレン基、ジアルキルゲルマニウム、ケイ素またはシロキサンまたはアルキルホスフィンまたはアミンラジカルを含む2つのインデニルまたはテトラ水素化インデニルの間の構造ブリッジであり、Qは1〜20個の炭素原子を有するヒドロカルビル基またはハロゲンであり、好ましくはQはF、ClまたはBrであり、Mは周期表の4族遷移金属基またはバナジウムである)
各インデニルまたはテトラヒドロインデニル成分は同様または縮合環のいずれかの1つまたは複数の位置で互いに異なってRで置換されていてもよい。各置換基は互いに独立して選択できる。
シクロペンタジエニル環が置換されている場合、その置換基はオレフィンモノマーのMへの配位に影響を及ぼさないようにバルキーナものであってはならない。シクロペンタジエニル環上の置換基XR'vはメチルであるのが好ましい。好ましくは少なくとも1つ、最も好ましくは両方のシクロペンタジエニル環が非置換である。
特に好ましい実施形態では、メタロセンはブリッジしていないビス−インデニルおよび/またはビス−テトラ水素化インデニルを含む。すなわち、全てのRが水素である。メタロセンはブリッジしていない未置換のビス−テトラ水素化インデニルを含むがより好ましい。
メタロセン触媒の例としてはビス(シクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロライド(Cp2ZrCl2)、ビス(シクロペンタジエニル)チタニウムジクロリド(Cp2TiCl2)、ビス(シクロペンタジエニル)ハフニウムジクロライド(Cp2HfCl2)、ビス(テトラヒドロインデニル)ジルコニウムジクロライド、ビス(インデニル)ジルコニウムジクロライド、ビス(n−ブチル−シクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロライド、エチレンビス(4、5、7−テトラヒドロ−1−インデニル)ジルコニウムジクロライド、エチレンビス(l−インデニル)ジルコニウムジクロライド、ジメチルシリレンビス(2−メチル−4−フェニル−インデン−1−イル)ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(シクロペンタジエニル)(フルオレン−9−イル)ジルコニウムジクロライド、ジメチルメチレン[1−(4−tert−ブチル−2−メチル−シクロペンタジエニル))](フルオレン−9−イル)ジルコニウムジクロライドが挙げられるが、これらに限定されない。最も好ましいメタロセンはエチレン−ビス(テトラヒドロインデニル)ジルコニウムジクロライドまたはエチレン−ビス(テトラヒドロインデニル)ジルコニウムジルコニウムジフルオライドである。
本明細書で使用する「1〜20個の炭素原子を有するヒドロカルビル」という用語は直鎖または分枝鎖のC1−C20アルキル、C3−C20シクロアルキル、C6−C20アリール、C7−C20アルキルアリールおよびC7−C20アリールアルキルまたはこれらの任意の組合せ含む群から選択される単位を意味する。ヒドロカルビル基の例としてはメチル、エチル、プロピル、ブチル、アミル、イソアミル、ヘキシルである、イソブチル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、セチル、2−エチルヘキシル、フェニル基等が挙げられる。
本明細書で使用する「1〜20個の炭素原子を有するヒドロカルボキシ」という用語は式:ヒドロカルビル−O−を有する単位を意味する。ここで、ヒドロカルビルは1〜20個の炭素原子を有する。好ましいヒドロカルボキシ基はアルキルオキシ、アルケニルオキシ、シクロアルキルオキシまたはアラルキルオキシ基からなる群から選択される。
本明細書でそれ自体または他の置換基の一部として使用される「アルキル」という用語は炭素−炭素単結合で結合された炭素原子を1個以上、例えば1〜12個の炭素原子、例えば1〜6個の炭素原子、例えば1〜4個の炭素原子を有する直鎖または分岐鎖の飽和炭化水素基を表す。炭素原子の後に使用される添字はその基が含む炭素原子の数を意味する。例えばC1-12アルキルは1〜12個の炭素原子を有するアルキルを意味する。アルキル基の例としてはメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、フェフ−ブチル基、2−メチルブチル基、ペンチル基とその鎖異性体、ヘキシルおよびその鎖異性体、ヘプチルおよびその鎖異性体、オクチルおよびその鎖異性体、ノニルおよびその鎖異性体、デシルおよびその鎖異性体、ウンデシルおよびその鎖異性体、ドデシルおよびその鎖異性体を挙げることができる。アルキル基は一般式Cn2n+1で表わされる。
本明細書でそれ自体または他の置換基の一部として使用される「シクロアルキル」という用語は飽和または部分飽和した環状アルキル基を意味する。シクロアルキル基は記一般式Cn2n-1を有する。炭素原子の後に記載の添字は名前を付けた基が含むことができる炭素原子の数を表す。C3−6シクロアルキルの例としてはシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、またはシクロヘキシルが挙げられる。
本明細書でそれ自体または他の置換基の一部として使用する「アリール」という用語は芳香族環から誘導される基、例えばフェニル、ナフチル、インダニルまたは1、2、3、4−テトラヒドロ−ナフチルを意味する。炭素原子の後に添字が記載されている場合には、その添字はその名前の付いた基が含むことができる炭素原子の数を表す。
本明細書でそれ自体または他の置換基の一部としての使用する「アルキルアリール」という用語は水素原子を本明細書で定義のアルキルで置換した本明細書で定義のアリール基を表す。炭素原子の後に記載の添字はその名前が付いた基または下位基が含むことができる炭素原子の数を表す。
本明細書でそれ自体または他の置換基の一部として使用する「アリールアルキル」という用語は水素原子を本明細書で定義のアリールで置換した本明細書で定義のアルキル基を表す。炭素原子の後に記載の添字はその名前が付けられた基が含むことができる炭素原子の数を表す。C6-10アリールC1-16アルキル基の例としてはベンジル、フェネチル、ジベンジルメチル、メチルフェニルメチル、3−(2−ナフチル)−ブチル等が挙げられる。
本明細書でそれ自体または他の置換基の一部として使用する「アルキレン」という用語は二価のアルキル基すなわち他の基に結合するための2つの単結合を有するアルキル基を意味する。アルキレン基は直鎖でも分岐鎖でもよく、以下で示すように置換されていてもよい。アルキレン基の例にはメチレン(−CH2−)、エチレン(−CH2−CH2−)、メチルメチレン(−CH(CH3)−)、1−メチル−エチレン(−CH(CH3)−CH2−)、n−プロピレン(−CH2−CH2−CH2−)、2−メチルプロピレン(−CH2−CH(CH3)−CH2−)、3−メチルプロピレン(−CH2−CH2−CH(CH3)−)、n−ブチレン(−CH2−CH2−CH2−CH2−)、2−メチルブチレン(−CH2−CH(CH3))−CH2−CH2−)、4−メチルブチレン(−CH2−CH2−CH2−CH(CH3))−)、ペンチレンおよびその鎖異性体、ヘキシレンおよびその鎖異性体、ヘプタレンおよびその鎖異性体、オクチレンおよびその鎖異性体、ノニレンおよびその鎖異性体、デカレンおよびその鎖異性体、ウンデシレンおよびその鎖異性体、ドデシレンおよびその鎖異性体が含まれるがこれらに限定されるものではない。炭素原子の後に記載の添字はその名前の付いた基が含むことができる炭素原子の数を表す。例えば、C1−C20アルキレンは1〜20個の炭素原子を有するアルキレンを表す。
ハロゲン原子の例としては塩素、臭素、フッ素およびヨウ素が挙げられ、フッ素および塩素が好ましい。
本明細書で使用されるメタロセン触媒は好ましくは固体支持体上にある。この支持体は従来のメタロセン触媒の任意の成分と化学的に非反応性である不活性な有機または無機固体にすることができる。担持触媒に適した担体材料としてはシリカ、アルミナ、酸化マグネシウム、酸化チタン、酸化トリウムなどの固体無機酸化物や、シリカと1種または複数の2族または13族金属酸化物との混合酸化物、例えばシリカ−マグネシアやシリカ−アルミナ混合酸化物が挙げられる。シリカ、アルミナおよびシリカと1種または複数の2族または13族金属酸化物の混合酸化物が好ましい担体材料である。混合酸化物の好ましい例はシリカ−アルミナである。最も好ましいのはシリカ化合物である。好ましい実施形態では、メタロセン触媒は固体支持体、好ましくはシリカ担体上にある。シリカは顆粒状でも、凝集状でも、ヒュームドまたはその他の形態にすることができる。
いくつかの実施形態では、メタロセン触媒の担体は多孔質支持体であり、好ましくは多孔質シリカ担体である。
担持メタロセン触媒は活性化するのが好ましい。メタロセン触媒成分を活性化する共触媒はこの目的のために公知の任意の共触媒、例えばアルミニウム含有共触媒、ホウ素含有共触媒またはフッ素化触媒にすることができる。アルミニウム含有共触媒はアルモキサン、アルキルアルミニウム、ルイス酸および/またはフッ素化触媒担体を含むことができる。
いくつかの実施形態では、メタロセン触媒の活性化剤としてアルモキサンが使用される。アルモキサンは重合反応中の触媒の活性を改善するために触媒と一緒に使用することができる。本明細書で使用する「アルモキサン」および「アルミノキサン」という用語は交換可能に使用され、メタロセン触媒を活性化させることができる物質を意味する。いくつかの実施形態では、アルモキサンはオリゴマー状の直鎖および/または環状アルキルアルモキサン〜成る。さらに他の実施形態では、アルモキサンは下記の式(IV)または(V)を有する:
オリゴマー状直鎖アルモキサンの場合
a−(Al(Ra)−O)x−AlRa 2 (IV)
オリゴマー状環状アルモキサンの場合
(−Al(Ra)−O−)y (V)
(ここで、
xは1〜40、好ましくは10〜20であり、
yは3〜40、好ましくは3〜20、好ましくは3〜20であり、
各RaはC1〜C8アルキルから独立して選択され、好ましくはメチルである)
好ましい態様では、アルモキサンはメチルアルモキサン(MAO)である。
好ましい態様では、使用したメタロセン触媒が多孔質シリカ担体上で結合されたメタロセンとアルモキサンを含む担持メタロセンアルモキサン触媒である。メタロセン触媒はブリッジしたビス−インデニル触媒および/またはブリッジしたビス−テトラ水素化インデニル触媒であるのが好ましい。
式AlRbxで表される1種または複数のアルミニウムアルキルを追加の共触媒として使用することができる。ここで、Rbは1〜12個の炭素原子を有するアルコキシまたはアルキル基から選択され、xは1〜3である。その非限定的な例はトリエチルアルミニウム(TEAL)、トリ−iso−ブチルアルミニウム(TIBAL)、トリ−メチルアルミニウム(TMA)、およびメチル−メチル−エチルアルミニウム(MMEAL)である。特に好適なものはトリアルキルアルミニウムであり、最も好ましいのはトリイソブチルアルミニウム(TIBAL)およびトリエチルアルミニウム(TEAL)である。
ポリエチレンは単峰性でも多峰性でもよい。使用するポリエチレンはマルチモーダル、より好ましくはバイモーダルであるのが好ましい。
本明細書で使用する「単峰性ポリエチレン」または「単峰性分子量分布を有するポリエチレン」という用語は分子量分布曲線上に1つの極大値を有するポリエチレンを意味し、単峰分布曲線とも定義される。本明細書で使用する「二峰性分子量分布を有するポリエチレン」または「二峰性ポリエチレン」という用語は2つの単峰性分子量分布曲線の和を有する分布曲線を有するポリエチレンを意味し、ポリエチレン巨大分子の2つの異なる重量平均分子量集団を有する(重なっていてもよい)ポリエチレン製品を表す。「多モード分子量分布を有するポリエチレン」または「多峰性ポリエチレン」という用語は、少なくとも2つ、好ましくは2つ以上の単峰性分布曲線の和の分布曲線を有するポリエチレンを意味し、2つ以上の異なる重量平均分子量(重なっていてもよい)を有するポリエチレン巨大分子集団を有するポリエチレン製品を表す。多峰性ポリエチレン樹脂が1つのピークを有する分子量分布曲線で、肩部のない分子量分布曲線である「見かけの単峰性」分子量分布を有する場合がある。しかし、この場合のポリエチレン樹脂も、上記定義のように各々が異なる重量平均分子量を有するポリエチレン巨大分子の2つの異なる個体群を含む場合には依然として多相(マルチモダル)である。例えば2つの別個の集団が異なる反応器および/または異なる条件下で調製された場合である。
ポリエチレンは直列に接続された1つまたは複数の反応器内の気相、スラリーまたは溶液重合プロセスによって製造することができる。好ましくは、ポリエチレンは2つ以上の直列に接続されたループ反応器、好ましくはスラリーループ反応器で製造される。スラリー重合を用いるが好ましく、好ましくはスラリーループ反応器または連続攪拌反応器で行なう。
好ましくは、ポリエチレンは少なくとも1つの第1反応器と少なくとも1つの第2反応器、好ましくはループ反応器、より好ましくはスラリーループ反応器を2つ以上の直列に接続した反応器で製造される。ポリエチレンは少なくとも2つの直列に接続されたスラリーループ反応器、好ましくはダブルループ反応器で製造される。
重合温度は20℃〜125℃、好ましくは55℃〜105℃、より好ましくは60℃〜100℃、最も好ましくは65℃〜98℃の範囲にすることができる。温度範囲は75℃〜100℃、最も好ましくは78℃〜98℃の範囲内にすることができる。重合圧力は20bar〜100bar、、好ましくは30bar〜50bar、より好ましくは37bar〜45barの範囲である。
本発明の樹脂組成物はエルカ酸アミド(シス−13−ドコセノアミド、CAS番号(12−85−5)を含む。
本発明の一つの実施形態では、樹脂組成物は、樹脂組成物の全重量に対して少なくとも400ppmのエルカ酸アミドを含み、好ましくは樹脂組成物の全重量に対して少なくとも500ppm、好ましくは少なくとも600ppm、好ましくは少なくとも700ppm、好ましくは少なくとも800ppm、好ましくは少なくとも900ppm、好ましくは少なくとも1000ppm、好ましくは少なくとも1050ppmのエルカ酸アミドを含有する。好ましくは、樹脂組成物は樹脂組成物の全重量に対して最大で4000ppm、好ましくは最大で3000ppm、好ましくは最大で2500ppmのエルカ酸アミドを含む。
好ましい態様では、樹脂組成物はベヘン酸アミド(ドコサンアミド、CAS番号(3061−75)−4)をさらに含むことができる
?好ましくは、キャップまたは密封具は下記を含む樹脂組成物から作られる:
(1)ISO規格1183−2法に従って?23℃で測定した密度が少なくとも0.940g/cm3である少なくとも1種のポリエチレン、
(2)エルカ酸アミド、
(3)ベヘン酸アミド
(4)樹脂組成物の総重量に対して少なくとも700ppmのドロキシフェニルベンゾトリアゾール類から選択される少なくとも1種の紫外線吸収剤。
一つの実施形態では、樹脂組成物は、樹脂組成物の全重量に対して少なくとも400ppmのベヘン酸アミドを含み、好ましくは樹脂組成物の総重量に対して少なくとも500ppm、好ましくは少なくとも600ppm、好ましくは少なくとも700ppm、好ましくは少なくとも800ppm、好ましくは少なくとも900ppm、好ましくは少なくとも1000ppm、好ましくは少なくとも1050ppmのベヘン酸アミドを含む。好ましくは、樹脂組成物は樹脂組成物の全重量に対して最大で4000ppmのベヘン酸アミドを含み、好ましくは樹脂組成物は樹脂組成物の全重量に対して最大で3000ppm、好ましくは最大で2500ppmのベヘン酸アミドを含む。
好ましくは、キャップまたは密封具は下記を含む樹脂組成物から作られる:
(1)ISO規格1183−2法に従って?23℃で測定した密度が少なくとも0.940g/cm3である少なくとも1種のポリエチレン、
(2)樹脂組成物の総重量に対して少なくとも500ppmのエルカ酸アミド、
(3)樹脂組成物の総重量に対してベヘン酸アミド
(4)樹脂組成物の総重量に対して少なくとも700ppmのドロキシフェニルベンゾトリアゾール類から選択される少なくとも1種の紫外線吸収剤。
(5)任意成分として、樹脂組成物の総重量に対して少なくとも500ppmのベヘン酸アミド。
本発明の樹脂組成物は樹脂組成物の総重量に対して少なくとも700ppmのヒドロキシフェニルベンゾトリアジン類から選ばれる少なくとも1種の紫外線吸収剤を含む。好ましくは、樹脂組成物は樹脂組成物の総重量に対して少なくとも800ppm、好ましくは少なくとも900ppm、好ましくは少なくとも1000ppm、好ましくは少なくとも1000ppmのヒドロキシフェニルベンゾトリアジン類から選ばれる1種の紫外線吸収剤を含む。
一つの実施形態では、紫外線吸収剤は下記を含むヒドロキシフェニルベンゾイミダゾール類から選択される:2−(3−t−ブチル−2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル))ベンゾトリアゾール、2−(3'、5'−ジ−t−ブチル−2'−ヒドロキシフェニル))ベンゾトリアゾール、2−(5'−t−ブチル−2'−ヒドロキシフェニルベンゾイミダゾール)、2−(2'−ヒドロキシ−5'−t−オクチルフェニル))ベンゾトリアゾール、2−(3'−s−ブチル−2'−ヒドロキシ−5'−t−ブチルフェニル))ベンゾトリアゾール、2−(2'−ヒドロキシ−4'−オクチルオキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(3'、5'−ジ−t−アミル−2'−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−[2'−ヒドロキシ−3'、5'−ビス(α、α−ジメチルベンジル)フェニル]−2H−ベンゾトリアゾール、2−[3'−t−ブチル−2'−ヒドロキシフェニル)5'−(2−オクチルオキシカルボニルエチル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−[3'−t−ブチル−5'−[2−(2−エチルヘキシルオキシ))エチル]−2'−ヒドロキシフェニル]−5−クロロベンゾトリアゾール、2−[3'−t−ブチル−2'−ヒドロキシ−5'−(2−メトキシカルボニルエチル))フェニル]−5−クロロベンゾトリアゾール、2−[3'−t−ブチル−2'−ヒドロキシ−5−(2−オクチルオキシカルボニルエチル))フェニル]ベンゾトリアゾール、2−[3'−t−ブチル−2'−ヒドロキシ−5'−[2−(2−エチルヘキシルオキシ))エチル]フェニル]ベンゾトリアゾール、2−[2−ヒドロキシ−3−(3、4、5、6−テトラヒドロフタルイミドメチル))−5−メチルフェニル]ベンゾトリアゾール、2−(3、5−ジ−t−ブチル−2−ヒドロキシフェニル))−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(3'−ドデシル−2'−ヒドロキシ−5'−メチルフェニル))ベンゾトリアゾールと2−[3'−t−ブチル−2'−ヒドロキシ−5'−(2−イソオクチルオキシカルボニルエチル))フェニル]ベンゾトリアゾールとの混合物、2、2'−メチレンビス[6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル))−4−(1、1、3、3−テトラメチルブチル))フェノール、2、2'−メチレンビス[4−t−ブチル−6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル))フェノール]、ポリ(3〜11)(エチレングリコールと2−[3'−t−ブチル−2'−ヒドロキシ−5'−(2−メトキシカルボニルエチル))フェニル]ベンゾトリアゾールとの縮合物、ポリ(3〜11)(エチレングリコールとメチル−3−[3−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル))−5−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル]プロピオネートとの縮合物、2−エチルヘキシル−3−[3−t−ブチル−5−(5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾール−2−イル))−4−ヒドロキシフェニル]プロピオネート、オクチル3−[3−t−ブチル−5−(5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾール−2−イル))−4−ヒドロキシフェニル]プロピオネート、メチル3−[3−t−ブチル−5−(5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾール−2−イル))−4−ヒドロキシフェニル]プロピオネート、3−[3−t−ブチル−5−(5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾール−2−イル))−4−ヒドロキシフェニル]プロピオン酸およびこれらの混合物。
紫外線吸収剤は2−(3−t−ブチル−2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール(CAS番号3896−1−05)であるのが好ましい。
好ましくは、キャップまたは密封具は下記を含む樹脂組成物から作られる:
(1)ISO規格1183−2法に従って23℃で測定した密度が少なくとも0.940g/cm3である少なくとも1種のポリエチレン、
(2)エルカ酸アミド、
(3)樹脂組成物の総重量に対して少なくとも700ppmの2−(3−t−ブチル−2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、
(4)任意成分のベヘン酸アミドを含むことができる。
樹脂組成物は添加剤、特に射出および圧縮成形に適した添加剤をさらに含むことができる。添加剤の例としては加工助剤、離型剤、一次および二次酸化防止剤、酸捕捉剤、難燃剤、充填剤、ナノ複合材料、潤滑剤、帯電防止添加剤、核形成/清澄剤、抗菌剤、可塑剤、着色剤/顔料/染料およびそれらの混合物が挙げられる。顔料または着色剤の例には二酸化チタン、カーボンブラック、コバルトブルーのようなコバルトアルミニウム酸化物、酸化クロムグリーンのようなクロム酸化物がある。また、ウルトラマリンブルー、フタロシアニンブルー、酸化鉄レッド等の顔料も好ましい。添加剤の具体例としては下記の文献に記載のような滑剤および離型剤、例えばステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、酸化防止剤、例えばIrgafos(登録商標)168、Irganox(登録商1010およびIrganox(登録商標)1076、核形成剤、例えばMilliken -216HPN20E(登録商標),ヒンダードアミン光安定剤(HALS)が挙げられる。
米国特許第5,004,770号明細書 米国特許第5,204,473号明細書 米国特許第5,096,950号明細書 米国特許第5,300,544号明細書 米国特許第5,112,890号明細書 米国特許第5,124,378号明細書 米国特許第5,145,893号明細書 米国特許第5,216,156号明細書 米国特許第5,844,026号明細書 米国特許第5,980,783号明細書 米国特許第6,046,304号明細書 米国特許第6,117,995号明細書 米国特許第6,271,377号明細書 米国特許第6,297,299号明細書 米国特許第6,392,041号明細書 米国特許第6,376,584号明細書 米国特許第6,472,456号明細書 これらの文献に記載の内容は参照により本明細書に組み込まれる。これらの添加剤は所望特性を付与するのに有効な量で含むことができる。
本発明の射出成形品または圧縮成形品に使用することができる添加剤の概要は[非特許文献1]に記載されている。
Plastics Additives Handbook, ed. H. Zweifel, 5th edition, 2001 , Hanser Publishers
客成分のブレンド(混合)は当該技術分野で公知の任意の物理的ブレンド法およびその組合せで実施することができる。これらには例えば乾式ブレンド、湿式ブレンドまたは溶融ブレンドにすることができる。ブレンド条件は配合技術および関連するポリエチレンに依存する。
ドライブレンドが使用する場合、ドライブレンドの温度条件は室温からポリマーの溶融温度までにすることができる。客成分を乾式ブレンドしてから溶融混合段階、例えば押出機へ行くことができる。
溶融処理は高速かつ簡単で、熱可塑性プラスチックの標準的な装置を使用できる。各成分はバッチプロセス、例えばバンバリー(Banbury)、ハッケ (Haake)またはブラベンダー(Brabender)内部混合機または連続プロセス、例えば単軸または二軸押出機のような押出機、例えばZKS二軸押出機で溶融ブレンドすることができる。溶融ブレンド中にブレンダー中で混合されるポリマーの温度は、一般に使用するポリマーの最高融点とこの融点の約80℃上の温度との間、好ましくは融点とその30℃上までの間である。融ブレンドに必要な時間は大きく変化し、使用する配合方法に依存する。必要な時間は各成分を完全に混合するのに十分な時間である。
本発明のキャップおよび密封具は樹脂組成物を射出成形または圧縮成形して製造できる。キャップおよび密封具は射出成形で製造するのが好ましい。本発明では当該技術分野で公知の任意の射出機械、例えばENGEL 125TまたはNETSTAL Synergy 1000を使用することができる。
全てのタイプの金型を使用することができる。本発明のキャップおよび密封具は飲料用ボトル、特に炭酸飲料および非炭酸飲料用ボトルを密封するのに適している。本発明で使用される樹脂はねじ付きキャップを含む単一ピースのキャップおよび密封具に特に適している。
射出成形サイクルは充填、充填保持および冷却の3段階に分けることができる。充填時には溶融したポリマーが冷えたキャビティー中に押し込まれる。キャビティ充填後にキャビティ内に追加の材料が充填され、冷却時の密度増加を補償するために高圧下に保持される。ポリマー固化してキャビティゲートがシールされた時に却段階が開始され、温度が降下する。この冷却段階中にポリマーは結晶化する。充填工程時の典型的な温度は160℃〜280℃、好ましくは180℃〜260℃、好ましくは200℃−230℃の範囲である。本発明で使用する射出成形は当業者に周知の方法および装置を使用して実施できる。射出成形および圧縮成形の概要は下記の[非特許文献2]に記載されている。
Injection Moulding Handbook, D.V. Rosato et al., 3rd edition, 2000, Kluwer Academic Publishers
本発明のキャップおよび密封具の製造に使用される金型はキャップおよび密封具の製造で通常使用される任意の金型、例えば多数のキャップおよび密封具を同時に多数個製造できるマルチキャビティモールドにすることができる。
本出願のキャップおよび密封具は特定のものに限定されず、ネジ付きのキャップ、リビングヒンジ付きキャップ、光沢キャップおよび密封具、透明キャップおよび密封具を含む。
本出願のキャップおよび密封具は種々の包装用途、例えば食品包装、洗剤包装、化粧品包装、塗料包装または医療包装等に使用することができる。食品包装の例としては例えばジュース、水またはミルク用のチューブ、ボトルのキャップおよび密封具がある。洗剤包装の例は粉洗剤、食器洗浄剤、家庭用洗剤用のキャップおよび密封具である。化粧品包装の例はシャワーゲル、シャンプー、オイル、クリーム、液体石鹸用のものである。医療用包装の例はピル、溶液、消毒剤の包装用のものである。
従って、本発明は上記定義のキャップおよび密封具を含むパッケージを包含する。
さらに、本発明の樹脂は感覚刺激特性で揮発性有機化合物の含有量が少ないという有利な点があるので、それたら作ったキャップおよび密封具は食品用途に使用でき、特に、炭酸飲料および非炭酸飲料用のボトルのキャップおよび密封具として使用できる。
以下、本発明の特定の実施形態を用いて本発明を説明するが、本発明が下記の実施形態に限定されるものではない。
密度はISO規格1183−2の方法に従って23℃の温度で測定した。
メルトインデックスMI2はISO規格1133:1997の方法に従って条件D、190℃、2.16kg荷重下で測定した。
分子量分布(MWD)は数平均分子量Mnに対する重量平均分子量Mwの比Mw/Mnである。分子量(Mn(数平均分子量)、Mw(重量平均分子量)、分子量分布d(Mw/Mn))はサイズ排除クロマトグラフィー(SEC)、特にゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)で決定した。要約するとPolymer CharのGPC−IR5を使用し、10mgのポリエチレン試料を10mlのトリクロロベンゼン中に160℃で1時間で溶解した。注入量:約400μm、自動試料調製および注入温度:160℃、カラム温度:145℃、検出器温度:160℃、使用カラムは2つのShodex AT-806MS(昭和電工)と1つのStyragel HT6E(Waters)。流量は1ml/分。検出器:赤外線検出器(2800−3000cm-1)。較正:ポリスチレン(PS)の狭標準品(市販)。溶出されたポリエチレンの各画分iの分子量MiはMark-Houwinkの関係式(log10(MPE)=0.965909×logio(Mps)−0.28264)に基づいて計算(低分子量末端でカットオフ、MPE=1000)。
分子量/特性の関係を決めるのに使用した分子量平均は数平均(Mn)と、重量平均(Mw)と、z平均(Mz)分子量である。これらの平均分子量は以下の式で定義され、計算されたMから決定される:
Figure 2019531980
Figure 2019531980
(ここで、NおよびWは分子量Miを有する分子のそれぞれの数および重量である。各式の第3表現(最も右側)はSECクロマトグラムからこれらの平均を得る方法を定義している。hはi番目の溶出画分のSEC曲線の(ベースラインからの)高さであり、Mはその増分で溶出したスピーシーの分子量である)
取付けトルク(application torque)および開封トルク(removal torque)の評価と角度の測定はMacmesin Orbis Closure Torque Testerを用いて21℃で行なった。トルク試験試料の調製:密封具のネジの開始点を手でマークした。プレフォームのネジの開始点はプリフォーム上の切欠きで示され、視認のために手でマークした。密封具およびプレフォームに手で付けたネジの整合性の反復性は約+/−5度であった。
密封具をPETボトルのヘッドに一定トルク(20インチポンド)で取付ける。密封具は一定の取付け角度(application angle、度で表す)で止まる。この角度はスリップ性能の関数である。回転角度が高い程、スリップ性能は良好である。
実施例1
本実施例では下記の成分を使用した。
PE1は2つの直列に接続されたスラリーループ反応器でメタロセン触媒を用いて製造されたキャップおよび密封具用に市販のバイモーダル高密度ポリエチレンで、密度は0.952g/cm3、溶融指数は2.0g/10分、MWDは4.5である。
エルカ酸アミド:エルカ酸アミド(CAS番号112−85−5)としてCroda Chemical社のIncroslip Cを使用。
ベヘン酸アミド:ベヘン酸アミド(CAS番号3061−75−4)としてCroda Chemical社のCrodamide BRを使用。
ペンタエリスリトールテトラキス[3−(3'、5'−ジ−tert−ブチル−4'−ヒドロキシフェニル))プロピオネート]はBASF社からIrganox(登録商標)1010として市販されている。
トリス(2、4−ジ−tert−ブチルフェニル)ホスファイトはBASF社からIrgafos(登録商標)168として市販されている。
ステアリン酸カルシウムはBaerlocherから市販されている。
2−(2'−ヒドロキシ−3'−t−ブチル−5'−メチルフェニル))−5−クロロベンゾトリアゾール(CAS番号3896−11−05)はSongwon社からSongsorb(登録商標)3260として市販されている。
樹脂組成物は[表1]に記載した。
Figure 2019531980
樹脂1および樹脂2はそれぞれ別々に二軸押出機ZSK58でコンパウンディングし、ペレットにした。
各樹脂を48個のキャビティを備えたNESTAL射出機で別々に射出成形した。キャップ(2.4g)のデザインは炭酸ソフトドリンク用のもので、29〜25mmのネックに取付けられる。
参照組成物としてIneos polyolefins社のEltex(登録商標)B4020N1343を用いて同様なキャップを製造した。このEltex(登録商標)B4020N1343はチーグラーナッタ触媒を用いて製造された単峰の高密度ポリエチレンを含むキャップおよび密封具用の樹脂組成物で、このの高密度ポリエチレンの密度は0.952g/cm3(ISO1183−2)、メルトインデックスは2.2g/10分(2.16kg荷重、ISO規格1133であり、さらに、2300ppmのベヘン酸アミドと、BASF社から市販の400〜500ppmのTinuvin(登録商標)326(2−(2'−ヒドロキシ−3'−t−ブチル−5'−メチルフェニル))−5−クロロベンゾトリアゾール(CAS番号3896−11−05)とを含む。
キャップをボトルに取り付け、取付け角度(application angle)を測定した。取付け角度と開封トルク(removal torque)の結果を[表2]に示す。
Figure 2019531980
表2の結果は、本発明によるキャップは参照樹脂で作ったキャップと比較してボトルから容易に取り外すことができることを示している。樹脂1および樹脂2からなるキャップは参照樹脂の準キャップと比較してキャッピング角度が大きく(17〜28°高い=スリップし易い)、開封トルクが小さい(16.5インチポンドに対して11.5〜13.5インチポンド)。取付け角度および開封トルクの均質性も良い(参照樹脂例に比べて標準偏差値が小さい)。
揮発性物質を比較するために、キャップをさらにEPA 524.2方法に従って分析した。
3組のキャップ(10×3)をキセノンランプエージング試験室Q−SUN XE−1SC中でエージングした。チャンバー内での照射は340nmで0.35W/m2に固定した。冷却システムで温度を40℃に維持した。4時間エージングした後に各キャップを40℃で10日間、1リットルの水と接触させた。
パージ アンドトラップ(Purge-and-trap)ガスクロマトグラフィー/質量分析(P&T-GC/MS) を用いて環境保護機関(Environmental Protection Agency、EPA)の方法第524.2に従ってVOC(揮発性有機化合物)を測定した。この方法は水性試料中に不活性ガスをバブリングすることによって試料マトリックスから水溶性が低い揮発性有機化合物と代替物(surrogates)を抽出(パージ)するものである。パージされたサンプル成分は適切な吸着剤材料を収容したチューブ中で捕捉する。パージ後に吸着管を加熱し、捕捉された試料成分をヘリウムで逆洗し、脱着させ、質量分析計(MS)に接続された毛管ガスクロマトグラフィー(GC)カラムに送る。カラム温度を分析物の分離方法を容易にするようにプログラムし、MSで検出する。GCカラムから溶出させた化合物を測定された質量スペクトルをデータベースの基準スペクトルおよび保持時間と比較して同定する。試料について使用したのと同じ条件下で参照樹脂を測定して分析用の基準スペクトルと保持時間を得る。標準較正手順を用いて被検体を定量化する。同定された各成分の濃度はその化合物によって生成された定量イオンのMS応答を内部標準として使用した化合物によって生成された定量イオンのMS応答とを関連付けることによって測定できる。同じ内部標準較正手順を用いてサロゲート(代理)分析物(全てのサンプルの濃度が既知)測定する。試料はパージ アンド トラップ サンプラー(purge-and-trap sampler)Tekmar LSC 2000とガスクロマトグラフ四極(quadrupole)質量分析計 Fisons MD-800 GC-MSとを用いて分析した。結果を[表3]に示す。
Figure 2019531980
実施例2
この実施例では以下の成分を使用した。
PE1は直列に接続された2つのスラリーループ反応器でメタロセン触媒を使用して製造されたキャップおよび密封具用さの市販のバイモーダル高密度ポリエチレンで、密度は0.952g/cm3、溶融指数は2g/10分、MWDは4.5である。
エルカ酸アミド:エルカ酸アミド(CAS番号112−85−5)としてCroda Chemical社のIncroslip Cを使用。
ベヘン酸アミド:ベヘン酸アミド(CAS番号3061−75−4)としてCroda Chemical社のCrodamide BRを使用。
ペンタエリスリトールテトラキス[3−(3'、5'−ジ−tert−ブチル−4'−ヒドロキシフェニル))プロピオネート]はBASF社からIrganox(登録商標)1010として市販されている。
トリス(2、4−ジ−tert−ブチルフェニル)ホスファイトはBASF社からIrgafos(登録商標)168として市販されている。
ステアリン酸カルシウムはBaerlocherから市販されている。
2−(2'−ヒドロキシ−3'−t−ブチル−5'−メチルフェニル))−5−クロロベンゾトリアゾール(CAS番号3896−11−05)はSongwon社からSongsorb(登録商標)3260として市販されている。
樹脂組成物は[表1]に記載した。
TINUVIN 622 ブタンジカルボン酸ジソチルエステルと4−ヒドロキシ−2、2、6、6−テトラメチル−1−ピペリジンエタノール(CAS番号65447−77−0)とのポリマー、分子量Mn=3100〜4000。
Figure 2019531980

樹脂組成物は[表4]に示してある。
Figure 2019531980
各脂は個々にコンパウンディングされ、二軸押出機ZSK58を用いてペレットにした。
各樹脂は4個のキャビティ(標準キャップ−PCON1810)を有する金型を備えたNETSTALSynergy1000を用いて天然キャップに成形した。比較のために参照樹脂3、4も射出成形した。天然キャップ(2.6g)を実施例1に記載の環境保護機関(EPA)方法No524.2に従って分析した(水中VOC)。結果を[表5]に示す。
Figure 2019531980
本発明によるキャップは参照樹脂3および4から作ったキャップと比較して全VOC含有量が少ない。樹脂1、2からなる新品のキャップは参照樹脂4と比較してアルデヒド分子(ヘキサナール、ヘプタナール、オクタナール、ノナナール)の含有量がはるかに低くより安定である。新品のキャップは参照樹脂3のキャップと比較してブタナール、プロパナール、2、2ジメチルおよび2−ブタノン3、3ジメチルの含有良が少ない。

Claims (15)

  1. 下記の(1)〜(3)から成る樹脂組成物で作られたキャップまたは密封具:
    (1)ISO規格1183−2の方法で測定した23℃での密度が少なくとも0.940g/cm3である少なくとも1種のポリエチレン、
    (2)樹脂組成物の総重量に対して少なくとも400ppmのエルカ酸アミド、
    (3)樹脂組成物の総重量に対して少なくとも700ppmの少なくとも400ppmのヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール類から選択される少なくとも1種の紫外線吸収剤。
  2. 樹脂組成物がベヘン酸アミドをさらに含む請求項1に記載のキャップまたは密封具。
  3. 紫外線吸収剤が下記から成るヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール類から選択される請求項1または2に記載のキャップまたは密封具:
    2−(3−t−ブチル−2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル))ベンゾトリアゾール、2−(3'、5'−ジ−t−ブチル−2'−ヒドロキシフェニル))ベンゾトリアゾール、2−(5'−t−ブチル−2'−ヒドロキシフェニル))ベンゾトリアゾール、2−(2'−ヒドロキシ−5'−t−オクチルフェニル))ベンゾトリアゾール、2−(3'−s−ブチル−2'−ヒドロキシ−5'−t−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2'−ヒドロキシ−4'−オクチルオキシフェニル))ベンゾトリアゾール、2−(3'、5'−ジ−t−アミル−2'−ヒドロキシフェニル))ベンゾトリアゾール、2−[2'−ヒドロキシ−3'、5'−ビス(α、α−ジメチルベンジル))フェニル]−2H−ベンゾトリアゾール、2−[3'−t−ブチル−2'−ヒドロキシフェニル))−5'−(2−オクチルオキシカルボニルエチル)フェニル]−5−クロロベンゾトリアゾール、2−[3'−t−ブチル−5'−[2−(2−エチルヘキシルオキシ))エチル]−2'−ヒドロキシフェニル]−5−クロロベンゾトリアゾール、2−[3'−t−ブチル−2'−ヒドロキシ−5'−(2−メトキシカルボニルエチル))フェニル]−5−クロロベンゾトリアゾール、2−[3'−t−ブチル−2'−ヒドロキシ−5'−(2−メトキシカルボニルエチル))フェニル]ベンゾトリアゾール、2−[3'−t−ブチル−2'−ヒドロキシ−5−(2−オクチルオキシカルボニルエチル))フェニル]ベンゾトリアゾール、2−[3'−t−ブチル−2'−ヒドロキシ−5'−[2−(2−エチルヘキシルオキシ))エチル]フェニル]ベンゾトリアゾール、2−[2−ヒドロキシ−3−(3、4、5、6−テトラヒドロフタルイミドメチル))−5−メチルフェニル]ベンゾトリアゾール、2−(3、5−ジ−t−ブチル−2−ヒドロキシフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール;2−(3'−ドデシル−2'−ヒドロキシ−5'−メチルフェニル))ベンゾトリアゾールとび2−[3'−t−ブチル−2'−ヒドロキシ−5'−(2−イソオクチルオキシカルボニルエチル))フェニル]ベンゾトリアゾールとのの混合物、2、2'−メチレンビス[6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル))−4−(1、1、3、3−テトラメチルブチル))フェノール、2、2'−メチレンビス[4−t−ブチル−6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル))フェノール];ポリ(3〜11)(エチレングリコール)と2−[3'−t−ブチル−2'−ヒドロキシ−5'−(2−メトキシカルボニルエチル)フェニル]ベンゾトリアゾールとの縮合物、ポリ(3〜11)(エチレングリコール)とメチル3−[3−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−5−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル]プロピオネートとの縮合物;2−エチルヘキシル−3−[3−t−ブチル−5−(5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾール−2−イル))−4−ヒドロキシフェニル]プロピオネート、オクチル3−[3−t−ブチル−5−(5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾール−2−イル))−4−ヒドロキシフェニル]プロピオネート、メチル3−[3−t−ブチル−5−(5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾール−2−イル))−4−ヒドロキシフェニル]プロピオネート、3−[3−t−ブチル−5−(5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾール−2−イル))−4−ヒドロキシフェニル]プロピオン酸およびこれらの混合物。
  4. 紫外線吸収剤が2−(3−t−ブチル−2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾールである請求項1〜3のいずれか一項に記載のキャップまたは密封具。
  5. ISO規格1133の方法で測定した190℃、2.16kg荷重下でのポリエチレンのメルトインデックスMI2が0.5g/10分〜50g/10分である請求項1〜4のいずれか一項に記載のキャップまたは密封具。
  6. ポリエチレンの密度が少なくとも0.940g/cm3で且つ最大で0.975g/cm3である請求項1〜5のいずれか一項に記載のキャップまたは密封具。
  7. ポリエチレンの数平均分子量Mnに対する重量平均分子量mwの比である分子量分布(MWD)が少なくとも3.5である請求項1〜6のいずれか一項に記載のキャップまたは密封具。
  8. 樹脂組成物が樹脂組成物の全重量を基準にして少なくとも80重量%のポリエチレンを含む請求項1〜7のいずれか一項に記載のキャップまたは密封具。
  9. ポリエチレンが少なくとも1種のメタロセン触媒を用いて作られる請求項1〜8のいずれか一項に記載のキャップまたは密封具。
  10. ネジ付きキャップである請求項1〜9のいずれか一項に記載のキャップまたは密封具。
  11. 以下の(a)〜(c)の工程を含むキャップまたは密封具の製造方法:
    (a)ISO規格1183−2の方に従って測定した23℃での密度が少なくとも0.940g/cm3である少なくとも1種のポリエチレンと、配合物の総重量に対して少なくとも400ppmのエルカ酸アミドと、配合物の総重量に対して少なくとも700ppmのヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール類から選択される少なくとも1種の紫外線吸収剤とをブレンドし、
    (b)得られたブレンドを押出し、
    (c)押出したブレンドを射出成形または圧縮成形でキャップまたは密封具に加工する。
  12. ブレンド工程中にベヘン酸アミドをさらに加える請求項11に記載の方法。
  13. 請求項1〜10のいずれか一項に記載のキャップまたは密封具または請求項11または12に記載の方法で作られたキャップまたは密封具の食品または飲料産業での使用。
  14. 炭酸飲料および炭酸を含まない飲料(still drink)での請求項13に記載の使用。
  15. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の樹脂組成物の射出成形または圧縮成形によるキャップまたは密封具の製造での使用。
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