JP2019108130A - 液体吐出容器 - Google Patents
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Abstract
Description
前記容器本体に装着される装着部と、
前記装着部に対して一方向及び前記一方向に対する反対方向に移動可能に前記装着部に保持され、前記装着部に対して相対的に前記一方向に押し込まれることにより前記液体が通過するヘッド部と、
前記ヘッド部を通過した前記液体を吐出する吐出口と、使用者による押し込み操作を受ける操作受部とを有し、前記押し込み操作により前記装着部に対して相対的に押し込まれる操作部と、
前記操作部に対する押し込み操作に連動して揺動する揺動部を含んで構成されていて、前記操作部に対する押し込み力を前記揺動部を介して前記ヘッド部に伝達し、前記操作部の押し込み操作に要する力を軽減するテコ機構と、
前記一方向及び前記反対方向である軸方向において前記容器本体又は前記装着部から前記操作受部に亘り連続する範囲にて、前記揺動部を前記軸方向の軸周りの外周囲において覆う覆い部と、
を備えている液体吐出容器に関する。
なお、図4、図5(a)、図5(b)、図6及び図7の各図においては、第2筒部72を含む口頸装着部材15を不図示としている。
本実施形態に係る液体吐出容器100は、液体150(図1)を貯留する容器本体11を備える液体吐出容器100であって、容器本体11に装着される装着部42と、装着部42に対して一方向及び一方向に対する反対方向に移動可能に装着部42に保持され装着部42に対して相対的に上記一方向に押し込まれることにより液体150が通過するヘッド部30と、を備えている。
ここで、装着部42は、容器本体11に直接装着されていてもよいし、間接に装着されていてもよい。本実施形態の場合、装着部42は、後述する口頸装着部材15を介して間接に容器本体11に装着されている。
上記一方向は、装着部42に対するヘッド部30の押し込み方向である。本実施形態の場合は、上記一方向は下方向である。なお、本発明は、この例に限らず、上記一方向は、下方向に限定されない。例えば、上記一方向は、水平方向であってもよいし、その他の方向であってもよい。
更に、液体吐出容器100は、ヘッド部30を通過した液体150を吐出する吐出口29aと、使用者による押し込み操作を受ける操作受部21とを有し、押し込み操作により装着部42に対して相対的に押し込まれる操作部20を備えている。
更に、液体吐出容器100は、操作部20に対する押し込み操作に連動して揺動する揺動部51を含んで構成されていて、操作部20に対する押し込み力を揺動部51を介してヘッド部30に伝達し、操作部20の押し込み操作に要する力を軽減するテコ機構を備えている。
ここで、覆い部70は、容器本体11又は装着部42から操作受部21までの範囲では、軸方向におけるいずれの位置においても、軸周りにおけるいずれかの部位において揺動部51を覆っている。ただし、覆い部70には、液体吐出容器100の外部から揺動部51に指などでアクセス不能な程度の小孔が形成されていてもよい。好ましくは、覆い部70は、容器本体11又は装着部42から操作受部21までの範囲では、軸方向におけるいずれの位置においても、軸周りにおけるすべての部位において(全周囲において)揺動部51を覆っている。
本実施形態の場合、覆い部70は、容器本体11から操作受部21に亘り連続する範囲にて、揺動部51を外周囲において覆っている。
好ましくは、覆い部70は、上記一方向及び上記反対方向である軸方向において容器本体11又は装着部42から操作受部21に亘り連続する範囲にて、揺動部51を含む揺動部材50(後述)の全体を上記軸方向の軸周りの外周囲において覆っている。更に好ましくは、覆い部70は、テコ機構の全体を上記軸周りの外周囲において覆っている。
すなわち、液体吐出器付きキャップ40は、液体150を貯留する容器本体11に装着(直接又は間接に装着)される装着部42を備える液体吐出器付きキャップ40であって、上記ヘッド部30と、上記操作部20と、上記テコ機構と、上記覆い部70と、を備えている。
一方、図3及び図7の各図に示す状態は、操作部20及びヘッド部30が下死点まで押し下げられた状態(以下、単に押下状態という場合がある)である。
図2、図3、図5(a)、図5(b)、図6及び図7における左方向が前方、これらの図における右方向が後方、これらの図における紙面の奥側方向が左方、これらの図における紙面の手前側方向が右方であるものとする。本実施形態の場合、前方は、操作部20の後述する操作部側筒部71からのノズル部29の突出方向である。
ただし、本発明における液体150としては、泡状にして吐出されるものに限られず、非泡状の液体のまま吐出されるものも含まれ、そのような液体150としては、ハンドソープ、洗顔料、クレンジング剤、食器用洗剤、整髪料、ボディソープ、髭剃り用ジェル、ファンデーションや美容液等の肌用化粧料、染毛剤、消毒薬などを例示することができる。
本実施形態の場合、液体吐出容器100は、例えば、機械式のポンプ容器であり、操作部20を介して間接的にヘッド部30を押下操作することにより、液体150を泡として吐出する。
ただし、本実施形態とは異なり、ボンベ等に貯留された高圧ガスなどを用いて液体150(泡)を吐出するように、液体吐出容器が構成されていても良い。また、本実施形態とは異なり、液体吐出容器は、液体150を非泡状の液状のまま吐出するように構成されていてもよい。
液体吐出容器100は、更に、容器本体11の口頸部13に装着されている口頸装着部材15を備えている。口頸装着部材15は、雌ネジ部16と、雌ネジ部16の上側に連接されている第2筒部72と、第2筒部72の内側に第2筒部72と同軸に配置されている小径口頸部17と、小径口頸部17の下端と第2筒部72の下端とを相互に連結している円環形状の連結部18と、を備えて構成されている。
雌ネジ部16の内周面にはネジ山が形成されており、雌ネジ部16は雌ネジ形状となっている。雌ネジ部16が口頸部13と螺合することにより、口頸装着部材15が容器本体11に対して着脱可能に装着されている。
第2筒部72は、例えば、内周面が円筒状に形成されており、外周面は上方に向けて徐々に縮径している。雌ネジ部16の外周面は、例えば、円筒状に形成されている。例えば、第2筒部72の下端の外径は、雌ネジ部16の外径と等しい。
小径口頸部17の外周面にはネジ山が形成されており、小径口頸部17は雄ネジ形状となっている。
装着部42には、装着部42と同軸の起立筒45が一体に設けられている。起立筒45の下端と装着部42の上端とは、円環状の連結部46を介して相互に連結されており、起立筒45は、装着部42よりも上方に突出している。
ポンプ機構80は、液体ポンプ部82と気体ポンプ部83とを一体に有している。ポンプ機構80は、ハウジング81を有しており、ハウジング81の上端部は、連結部46の下面に対して固定されている。
ポンプ機構80は、それぞれハウジング81の内部に設けられたバネ体84、ポペット85、液体ピストン86、気体ピストン88、吸入弁部材89の他、ピストンガイド87及びボール弁90を備えている。
ピストンガイド87は気体ピストン88に挿通されており、気体ピストン88には吸入弁部材89が装着されている。ピストンガイド87の下端部には液体ピストン86が設けられており、ピストンガイド87の上端部の内部にはボール弁90が設けられている。
ピストンガイド87は、バネ体84の付勢に抗して、装着部42及びハウジング81に対して相対的に押下げ可能となっている。
ハウジング81の下端部には、ディップチューブ93の上端部が装着されている。ディップチューブ93の下端部は、容器本体11の内部領域における下端部に配置されている。
ポンプ機構80の構成は広く知られており、本明細書ではポンプ機構80の詳細な説明を省略する。
また、ポンプ機構80の構造は一例であり、その他の広く知られている構造のものを本実施形態に適用しても何ら差し支えが無い。
内筒部33は、当該内筒部33の下端側から起立筒45に挿入されている。
内筒部33の下端部の内部にはピストンガイド87の上端部が挿入固定されている。このため、ヘッド部30を下方に押し下げると、ヘッド部30及びピストンガイド87が一体的に、バネ体84の付勢に抗して装着部42に対して相対的に下方に移動する。また、ヘッド部30を押し下げる力を解除すると、バネ体84の付勢に従ってヘッド部30及びピストンガイド87が一体的に、バネ体84の付勢に従って装着部42に対して相対的に上方に移動する。
内筒部33の内部空間のうち、泡生成部92のメッシュよりも下流側(上側)の部分は、ヘッド部内流路73である。本実施形態の場合、ヘッド部内流路73は円筒状の空間であり、ヘッド部内流路73の流路面積は、ヘッド部内流路73の上流端(下端)から下流端(上端)に亘って一定となっている。
泡生成部92では、液体ポンプ部82から供給される液体150と気体ポンプ部83から供給される気体とが混合されて、泡が生成される。この泡はメッシュを通過してよりきめ細かく均一になり、ヘッド部内流路73と後述する操作部内流路74とを通過して吐出口29aから吐出される。
各ガイド溝36、並びに、ガイドリブ39は、例えば、外筒部32の上端から下端に亘って延在している。
各ガイドリブ37は、各ガイド溝36の前側に隣接する位置に配置されている。ガイドリブ37は、ガイド溝36とともに、操作部20の後述する垂下部22を上下にガイドする。
ガイドリブ37の上端部の後面には、後方に向けて僅かに突出している係止突起37aが形成されている。
各ガイドリブ37の下端には、それぞれ側方に向けて突出している突起部38が形成されている。
ガイドリブ39の上端部の後面には、後方に向けて僅かに突出している係止突起39aが形成されている。
ガイドリブ39は、例えば、蟻ほぞ状(ガイドリブ39の突出方向における頂部側ほど幅広の形状)に形成されている。
第2装着部60は、例えば、円環状に形成されている環状装着部61と、環状装着部61から上方に起立している支持部62と、支持部62の上端から二股に分岐している二股部63と、二股部63の各々の先端に形成されている軸支部64と、を備えて構成されている。つまり、本実施形態の場合、第2装着部60は一対の軸支部64を備えている。一対の軸支部64は、互いに同軸に配置されている。
環状凹部43には、環状溝44が形成されており、環状装着部61の内周面が環状溝44に対して係合している。これにより、環状装着部61が装着部42から上方に脱落することが規制されている。
本実施形態の場合、支持部62、二股部63及び軸支部64は、起立筒45よりも前方に位置している。
本実施形態の場合、液体吐出容器100は、左右一対の揺動部51を備えている。より詳細には、液体吐出容器100は、左右一対の揺動部51を一体に有する揺動部材50を備えている。図4及び図5(b)等に示すように、揺動部材50は、平面視環状(例えば角丸の略矩形状の環状)に形成されている。揺動部材50の平面視における左辺に沿って左側の揺動部51が配置されており、揺動部材50の平面視における右辺に沿って右側の揺動部51が配置されている。つまり、各揺動部51は、平面視において、前後方向に延在している。
揺動部材50の平面視における後辺の部分は、力点部56となっている。力点部56は、左右の揺動部51の後端部どうしを連結している。力点部56は、操作部20からの押し込み力を受ける部分である。力点部56は、例えば、丸棒状に形成されている。
軸受部57及び力点部56は、互いに平行に、それぞれ左右に延在している。
側面視において(つまり液体吐出容器100を軸支部64の軸方向に視たときに)、揺動部51は、第1部分52と第2部分53との境界部54において上記一方向に対する反対方向に凸(上に凸)に屈曲している。
揺動部51は、カバー部58の上端部よりも、揺動部材50の内側に張り出している。各揺動部51の下面は、揺動部51からヘッド部30に対して押下げ力を伝達する作用面55となっている。各揺動部51の作用面55は、ヘッド部30の左右の突起部38によってそれぞれ支持されている。
ここで、揺動部材50の作用面55とヘッド部30の突起部38とによって、揺動部材50からヘッド部30に押下げ力を伝達する作用部が構成されている。揺動部51の作用面55における突起部38との接触部は、揺動部51における軸受部57と力点部56との間(つまり軸支部64と力点部56との間)に位置している。すなわち、液体吐出容器100は、力点部56と軸支部64との間に位置する作用部であって力点部56が押し込まれることにより揺動部51が上記一方向の成分を持つ方向に揺動する際に揺動部51からヘッド部30に対して押し込み力を伝達する作用部を備えている。
つまり、ヘッド部30が上下に移動する際に、作用面55において突起部38と接触する部位は、突起部38に対して摺動する。ここで、作用面55において突起部38と接触する部位は、常に水平に維持されるように、作用面55の形状(傾斜)が設定されていることが好ましい。このようにすることにより、揺動部材50からヘッド部30に伝達される力の損失を抑制できるため、操作部20の押下に必要な力を抑制できる。
左右一対の揺動部51は、それぞれ外筒部32の左側及び右側にそれぞれ配置されている。
操作部20は、更に、操作受部21の中央部から容器本体11側に向けて延出している筒状の操作部側筒部71を備えている。
より詳細には、例えば、操作受部21は平面視円形に形成されている。操作部側筒部71は、例えば、操作受部21と同径の円筒状に形成されている。操作部側筒部71の上端が操作受部21によって閉塞されている。
延出管27は円筒状に形成されており、延出管27の外周面27aも円筒状である。
各垂下部22は、上下に直線状に延在する被ガイドリブ24を有する。一対の垂下部22の被ガイドリブ24どうしは、互いに対向している。各被ガイドリブ24の下端部には、それぞれ前方に向けて僅かに突出している係止突起24aが形成されている。
連結部23は、平面視弧状に形成されており、ヘッド部30の後面に沿って配置されている。
連結部23の中央部の前面には、後方に向けて窪んだ被ガイド凹部25が形成されている。被ガイド凹部25は、蟻溝状(溝の奥部ほど幅広の溝形状)に形成されている。
より詳細には、押下部26は水平な下面を有し、当該下面で力点部56を押し下げる。押下部26によって力点部56を押し下げる際には、揺動部材50が揺動するため、押下部26に対して力点部56が接触する部位が、前後方向に移動する。この前後移動の際に、常に押下部26の水平な下面で力点部56を押し下げることができるように、押下部26の下面は、前後方向においてある程度の寸法を有している。
押下部26の下面が水平であるため、操作部20を一定速度で押し下げた場合に、ヘッド部30もほぼ一定速度(ただし操作部20の下降速度よりも低速)で押し下げられることとなる。よって、泡を一定の吐出速度で吐出することができる。
延出管27は、ヘッド部内流路73に挿入されている。延出管27の外周面27aは、ヘッド部内流路73の内周面73aによって上下にガイドされている。
各垂下部22の被ガイドリブ24は、各ガイド溝36と係合しており、各ガイド溝36によって上下にガイドされている。なお、各垂下部22の前面は、各ガイドリブ37の後面によって上下にガイドされている。
連結部23の被ガイド凹部25は、ガイドリブ39と係合しており、ガイドリブ39によって上下にガイドされている。なお、上述のように、被ガイド凹部25は蟻溝状であり、ガイドリブ39は蟻ほぞ状であるため、被ガイド凹部25がガイドリブ39から後方に脱落することが規制されている。
被ガイドリブ24の係止突起24aは、ガイドリブ37の係止突起37aよりも下方に配置されている。被ガイド凹部25は、ガイドリブ39の係止突起39aよりも下方に配置されている。操作部20をヘッド部30に対して相対的に上方に移動させると、係止突起24aと係止突起37aとが相互に係合する一方で、連結部23と係止突起39aとが相互に係合し、ヘッド部30に対して操作部20が上方に脱落することが規制されるようになっている。
押下部26は、揺動部材50の力点部56によって支持されている。
延出管27の軸心、及び、ヘッド部30の軸心(内筒部33及び外筒部32の軸心)は、それぞれ上下に延在している。
また、第2装着部60が装着部42に対して回転する際には、第2装着部60、揺動部材50、ヘッド部30及び操作部20が一体となって装着部42に対して回転するようになっている。また、操作部20を容器本体11及び口頸装着部材15に対して相対的に回転させると、操作部20に伴ってヘッド部30、揺動部材50及び第2装着部60が容器本体11、口頸装着部材15及び装着部42に対して相対的に回転するようになっている。よって、使用者が操作部20の吐出口29aを好みの向きに向けて、液体吐出容器100を用いることができる。
液体吐出容器100を側周囲から視たときに、操作部側筒部71と第2筒部72とが相互にオーバーラップしている。
なお、本発明において、操作部側筒部71は、操作受部21から装着部42側に向けて延出していて、第2筒部72は装着部42から操作受部21側に向けて延出していてもよい。
すなわち、覆い部70は、操作受部21から容器本体11側又は装着部42側に向けて延出している筒状の操作部側筒部71と、容器本体11又は装着部42から操作受部21側に向けて延出している筒状の第2筒部72と、を含んで構成されており、液体吐出容器100を外周囲から視たときに、操作部側筒部71と第2筒部72とが互いにオーバーラップしている。
操作部側筒部71が第2筒部72に挿入されていることにより、操作部20をよりコンパクトにすることができるとともに、第2筒部72の外径が下方に向けて拡大していても、操作部側筒部71と第2筒部72とのクリアランスを上下方向において一定にすることができる。
なお、第2筒部72の内周面によって操作部側筒部71の外周面が上下に直線状にガイドされるようになっていてもよい。
図2に示すように、第2筒部72は、軸支部64を超えて操作受部21側に延出していることが好ましい。すなわち、第2筒部72の上端が軸支部64よりも上方に位置することが好ましい。
操作部20が押し下げられていない通常状態においては、バネ体84の付勢により、操作部20及びヘッド部30はそれぞれ上死点に位置する(図2、図6)。
使用者が操作部20を押し下げると、操作部20から揺動部51を介してヘッド部30に押し下げ力が伝達され、ヘッド部30はバネ体84の付勢に抗して押し下げられる(図3、図7)。
更に、揺動部材50がこのように揺動する際に、各揺動部51の作用面55からヘッド部30の各突起部38に力が伝達され、ヘッド部30がバネ体84の付勢に抗して押し下げられる。
上記のように、揺動部51の作用面55における突起部38との接触部は、揺動部51における軸受部57と力点部56との間に位置している。このため、操作部20の押下げに要する力の大きさは、ヘッド部30を直に押し下げる場合と比べて軽減される。すなわち、操作部20を押し下げることでヘッド部30を押し下げるようになっていることによって、テコの原理を利用してヘッド部30を押し下げることができる。
図6及び図7に示すように、揺動部51の作用面55における突起部38との接触部は、揺動部51における軸受部57と力点部56とのほぼ中間に位置している。このため、操作部20の押下げに要する力の大きさは、ヘッド部30を直に押し下げる場合と比べて、およそ1/2程度に軽減される。
すなわち、液体吐出容器100は、操作部20が押し込まれる際に、操作部20の姿勢を維持させつつヘッド部30に対する操作部20の相対移動をガイドするガイド機構を備えている。このガイド機構は、ヘッド部30が有するガイド部と、操作部20が有していてガイド部にガイドされる被ガイド部と、を含んでいる。本実施形態の場合、ガイド部は、ガイド溝36、ガイドリブ37及びガイドリブ39により構成されている。また、被ガイド部は、垂下部22及び連結部23により構成されている。
ここで、本発明において、操作部20の姿勢を維持させるとは、操作部20の姿勢の変化を揺動部材50の姿勢の変化よりも抑制することを意味し、好ましくは、操作部20の姿勢を一定に維持させることを意味する。本実施形態の場合は、上記のように、操作部20は上下に直線状にガイドされる。すなわち、ガイド機構により操作部20の姿勢が一定に維持される。よって、ヘッド部30を直に押し下げるタイプの液体吐出容器と同等の操作感を実現できる。
このように、ヘッド部30は、液体150が(本実施形態では泡として)通過するヘッド部内流路73を有し、操作部20は、ヘッド部30を通過した液体150が通過する操作部内流路74を有し、操作部20は、操作受部21からヘッド部30側に向けて延出している延出管27を備え、延出管27の内部空間が操作部内流路74の一部分(鉛直流路74a)を構成しており、延出管27がヘッド部内流路73に挿入されており、当該ヘッド部内流路73の内周面73aに対して延出管27の外周面27aが摺動する。
すなわち、ヘッド部30が上昇することにより、突起部38によって揺動部材50の作用面55が押し上げられるので、揺動部材50は軸支部64を支点として力点部56側が上昇する方向に揺動する。このように揺動部材50が揺動することにより、力点部56によって操作部20の押下部26が押し上げられるので、操作部20はガイド機構によって上下に直線状にガイドされながら上昇する。
なお、ヘッド部30が上昇する際には、ヘッド部30と一体にピストンガイド87及び液体ピストン86が上昇し、容器本体11内の液体150がディップチューブ93を介して液体ポンプ部82内に吸引される。また、ヘッド部30が上昇する際には、ピストンガイド87に伴って気体ピストン88が上昇し、気体ポンプ部83内に外気が吸引される。
ここで、延出管27の内部における操作部内流路74の平均流路面積は、延出管27の内部における操作部内流路74の容積を、延出管27の内部における操作部内流路74の長さで除した値である。
より詳細には、本実施形態の場合、延出管27の内部における操作部内流路74の平均流路面積が、ヘッド部内流路73の平均流路面積よりも小さい。
このため、操作部20に対する押し込み操作の初期において、延出管27の外周面27aとヘッド部内流路73の内周面73aとの接触面積をより小さくすることができ、操作部20に対する押し込み操作の初期に必要とされる押し込み力を軽減することができる。また、操作部20のより長いストロークを好適に確保することができる。
そして、液体吐出容器100は、上記一方向及び上記反対方向である軸方向において容器本体11又は装着部42から操作受部21に亘り連続する範囲にて、揺動部51を上記軸方向の軸周りの外周囲において覆う覆い部70を備えているので、液体吐出容器100の良好な外観性を実現することができる。
次に、図8(a)を用いて変形例1に係る液体吐出容器を説明する。
本変形例の場合、液体吐出容器は、ヘッド部内流路73と操作受部21との下面とを液密に接続する蛇腹構造の筒状の蛇腹部110を備えている。蛇腹部110の下端は、例えば、ヘッド部30の天面部34の上面に固定されており、ヘッド部内流路73の下流端(上端)の開口を囲んでいる。蛇腹部110は、延出管27の周囲を囲んでいる。蛇腹部110の上端は、例えば、操作受部21の下面に固定されている。蛇腹部110は、ヘッド部30に対して操作部20が上下に移動するのに伴い、上下方向において伸縮する。
本変形例の場合、ヘッド部内流路73の上端から操作部内流路74(鉛直流路74a)に泡が流入する際に、一部の泡が操作部内流路74に流入せずに延出管27及びヘッド部30から漏洩した場合に、泡が蛇腹部110の外部に漏洩することを抑制できる。
なお、本変形例の場合、液体吐出容器は延出管27を有していなくてもよい。この場合、蛇腹部110の上端は、水平流路74bの上流端の開口を囲んでいる。この場合、操作部20が押し込まれると、泡は、ヘッド部内流路73から蛇腹部110の内部を介して水平流路74bに流入し、吐出口29aから吐出される。
次に、図8(b)を用いて変形例2に係る液体吐出容器を説明する。
本変形例の場合、液体吐出容器は、ヘッド部内流路73と操作受部21との下面とを液密に接続する筒状の伸縮膜120を備えている。伸縮膜120は、伸縮可能なゴム膜などである。伸縮膜120の下端は、例えば、ヘッド部30の天面部34の上面に固定されており、ヘッド部内流路73の下流端(上端)の開口を囲んでいる。伸縮膜120は、延出管27の周囲を囲んでいる。伸縮膜120の上端は、例えば、操作受部21の下面に固定されている。伸縮膜120は、ヘッド部30に対して操作部20が上下に移動するのに伴い、上下方向において伸縮する。
本変形例の場合、ヘッド部内流路73の上端から操作部内流路74(鉛直流路74a)に泡が流入する際に、一部の泡が操作部内流路74に流入せずに延出管27及びヘッド部30から漏洩した場合に、泡が伸縮膜120の外部に漏洩することを抑制できる。
なお、本変形例の場合、液体吐出容器は延出管27を有していなくてもよい。この場合、伸縮膜120の上端は、水平流路74bの上流端の開口を囲んでいる。この場合、操作部20が押し込まれると、泡は、ヘッド部内流路73から伸縮膜120の内部を介して水平流路74bに流入し、吐出口29aから吐出される。
本変形例の場合、通常状態では伸縮膜120の張力により操作受部21がヘッド部30側に引っ張られている。このため、操作部20の押下げに要する力を軽減することができる。
また、覆い部70は、第2筒部72を有しておらず、操作部側筒部71のみによって構成されていてもよい。
12 胴部
13 口頸部
15 口頸装着部材
16 雌ネジ部
17 小径口頸部
18 連結部
20 操作部
21 操作受部
22 垂下部(被ガイド部)
23 連結部(被ガイド部)
24 被ガイドリブ(被ガイド部)
24a 係止突起
25 被ガイド凹部(被ガイド部)
26 押下部
27 延出管
27a 外周面
29 ノズル部
29a 吐出口
30 ヘッド部
32 外筒部
33 内筒部
34 天面部
35 起立壁部
36 ガイド溝(ガイド部)
37 ガイドリブ(ガイド部)
37a 係止突起
38 突起部
39 ガイドリブ(ガイド部)
39a 係止突起
40 液体吐出器付きキャップ
42 装着部
43 環状凹部
44 環状溝
45 起立筒
46 連結部
50 揺動部材
51 揺動部
52 第1部分
53 第2部分
54 境界部
55 作用面
56 力点部
57 軸受部
58 カバー部
60 第2装着部
61 環状装着部
62 支持部
63 二股部
64 軸支部
70 覆い部
71 操作部側筒部
72 第2筒部
73 ヘッド部内流路
73a 内周面
73b 下流側端部
74 操作部内流路
74a 鉛直流路
74b 水平流路
80 ポンプ機構
81 ハウジング
82 液体ポンプ部
83 気体ポンプ部
84 バネ体
85 ポペット
86 液体ピストン
87 ピストンガイド
88 気体ピストン
89 吸入弁部材
90 ボール弁
91 フォーマー部材
92 泡生成部
93 ディップチューブ
100 液体吐出容器
110 蛇腹部
120 伸縮膜
150 液体
200 液体詰め吐出容器
Claims (8)
- 液体を貯留する容器本体を備える液体吐出容器であって、
前記容器本体に装着される装着部と、
前記装着部に対して一方向及び前記一方向に対する反対方向に移動可能に前記装着部に保持され、前記装着部に対して相対的に前記一方向に押し込まれることにより前記液体が通過するヘッド部と、
前記ヘッド部を通過した前記液体を吐出する吐出口と、使用者による押し込み操作を受ける操作受部とを有し、前記押し込み操作により前記装着部に対して相対的に押し込まれる操作部と、
前記操作部に対する押し込み操作に連動して揺動する揺動部を含んで構成されていて、前記操作部に対する押し込み力を前記揺動部を介して前記ヘッド部に伝達し、前記操作部の押し込み操作に要する力を軽減するテコ機構と、
前記一方向及び前記反対方向である軸方向において前記容器本体又は前記装着部から前記操作受部に亘り連続する範囲にて、前記揺動部を前記軸方向の軸周りの外周囲において覆う覆い部と、
を備えている液体吐出容器。 - 前記覆い部は、前記操作受部から前記容器本体側又は前記装着部側に向けて延出している筒状の操作部側筒部と、前記容器本体又は前記装着部から前記操作受部側に向けて延出している筒状の第2筒部と、を含んで構成されており、
当該液体吐出容器を前記軸方向の軸周りの外周囲から視たときに、前記操作部側筒部と前記第2筒部とが互いにオーバーラップしている請求項1に記載の液体吐出容器。 - 前記操作部が押し込まれる際に、前記操作部の姿勢を維持させつつ前記ヘッド部に対する前記操作部の相対移動をガイドするガイド機構を備え、
前記ガイド機構は、前記ヘッド部が有するガイド部と、前記操作部が有していて前記ガイド部にガイドされる被ガイド部と、を含み、
前記覆い部は、前記軸方向における前記ガイド部の両端間に亘って、当該ガイド部を覆っている請求項1又は2に記載の液体吐出容器。 - 前記ヘッド部は、前記液体が通過するヘッド部内流路を有し、
前記操作部は、前記ヘッド部を通過した前記液体が通過する操作部内流路を有し、
前記操作部は、前記操作受部から前記ヘッド部側に向けて延出している延出管を備え、
前記延出管の内部空間が前記操作部内流路の一部分を構成しており、
前記延出管が前記ヘッド部内流路に挿入されており、当該ヘッド部内流路の内周面に対して前記延出管の外周面が摺動する請求項1から3のいずれか一項に記載の液体吐出容器。 - 前記延出管の内部における前記操作部内流路の平均流路面積が、前記ヘッド部内流路の下流側端部の流路面積よりも小さい請求項4に記載の液体吐出容器。
- 前記操作受部に対する押し込み操作がなされていない状態で、前記延出管の外周面と前記ヘッド部内流路の内周面との接触箇所が、前記揺動部の揺動軸と比べて、前記操作受部の近くに位置している請求項4又は5に記載の液体吐出容器。
- 液体を貯留する容器本体に装着される装着部を備える液体吐出器付きキャップであって、
前記装着部に対して一方向及び前記一方向に対する反対方向に移動可能に前記装着部に保持され、前記装着部に対して相対的に前記一方向に押し込まれることにより前記液体が通過するヘッド部と、
前記ヘッド部を通過した前記液体を吐出する吐出口と、使用者による押し込み操作を受ける操作受部とを有し、前記押し込み操作により前記装着部に対して相対的に押し込まれる操作部と、
前記操作部に対する押し込み操作に連動して揺動する揺動部を含んで構成されていて、前記操作部の押し込み操作に要する力を軽減するテコ機構と、
前記一方向及び前記反対方向である軸方向において前記容器本体又は前記装着部から前記操作受部に亘って連続する範囲にて、前記揺動部を前記軸方向の軸周りの外周囲において覆う覆い部と、
を備えている液体吐出器付きキャップ。 - 請求項1から6のいずれか一項に記載の液体吐出容器と、
前記容器本体に充填された前記液体と、
を備える液体詰め吐出容器。
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-
2017
- 2017-12-15 JP JP2017240242A patent/JP6983644B2/ja active Active
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