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JP2019038131A - 印刷装置及び印刷圧力制御方法 - Google Patents

印刷装置及び印刷圧力制御方法 Download PDF

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JP2019038131A
JP2019038131A JP2017159960A JP2017159960A JP2019038131A JP 2019038131 A JP2019038131 A JP 2019038131A JP 2017159960 A JP2017159960 A JP 2017159960A JP 2017159960 A JP2017159960 A JP 2017159960A JP 2019038131 A JP2019038131 A JP 2019038131A
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肇 角田
Hajime Tsunoda
肇 角田
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Riso Kagaku Corp
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Riso Kagaku Corp
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Abstract

【課題】孔版印刷を行う印刷装置及び印刷圧力制御方法に関し、印刷ドラムの空回転によってマスタ版の穿孔上から浮き出したインクの印刷用紙への過剰転移を抑制し、裏移りを防止する。【解決手段】製版された孔版原紙が巻着され孔版原紙にインクを供給しながら回転する印刷ドラムと、印刷ドラムの外周面に巻着された孔版原紙に印刷用紙を圧接させて印刷ドラム内から孔版原紙にインクを供給することにより、印刷用紙に印刷を行う圧接手段と、印刷ドラムを設定された空回転回数だけ空回転させる空回転手段とを備えた印刷装置において、印刷圧力制御手段310は、ドラム空回転回数設定手段311で設定される空回転回数に応じて、圧接手段が孔版原紙に印刷用紙を圧接する圧力である印刷圧力を制御する。また、印刷圧力制御手段310は更に、印刷ドラムに対して設定されている回転速度に応じて印刷圧力を制御する。印刷圧力制御手段310は、制御した印刷圧力を、圧接手段である印刷圧力調整用電動機124に設定する。【選択図】図1

Description

本発明は、孔版印刷を行う印刷装置及び印刷圧力制御方法に関する。
従来、スキャナなどにより原稿を読み取った画像データに基づいてサーマルヘッドなどを駆動し、孔版原紙を溶融穿孔することにより製版処理を実行してマスタ版を作成し、この作成されたマスタ版を印刷ドラムに巻着して印刷ドラムの内側よりインクを供給し、ローラなどによりインキを印刷用紙に転移することにより印刷を行う孔版印刷装置が種々提案されている。孔版印刷装置において、印刷物が高速で排出されることにより、用紙によっては印刷物のインクが十分に乾かず次の印刷物の裏面にインクが移って汚れてしまう、いわゆる「裏移り」と呼ばれる現象が発生することがある。
そこで従来、次の印刷物が排出されるまでの時間間隔を調整することにより、インクが乾く時間をつくり、裏移りを抑える技術が知られている(例えば特許文献1)。この技術では、次の印刷物が排出されるまでの間隔は、印刷ドラムを空回転させることにより、又は印刷ドラムの回転を一定時間停止させることにより調整しており、ユーザは印刷ドラムの空回転回数又は印刷の間歇時間を指定することにより、裏移りの程度を調整することができる。
特開平3−193383号公報
しかし、印刷ドラムを空回転させることにより印刷物の排出時間間隔を調整する上記従来技術では、空回転の遠心力で印刷ドラムに巻き付いているマスタ版の穿孔部からインクが浮き出してしまい、印刷用紙に転移するインク量が過剰となり、それにより裏移りが悪化し、スキップ印刷の効果が充分に得られていなかった。また、ドラム回転回数が多いほどマスタ版の穿孔部からのインクの浮きだし量が多くなり、裏移りが悪化していた。
一方、印刷ドラムの回転を一定時間停止させることにより印刷物の排出時間間隔を調整する上記従来技術では、印刷ドラムの停止状態から回転開始までの初期は印刷ドラムの回転速度を低速度から加速させていくことが必要であり、印刷ドラムの回転速度が低速度であるときには印刷ドラムと印刷用紙の接触時間が長く、インクの過剰転移による裏移りが発生するため好ましくなかった。
そこで、本発明は、印刷ドラムの空回転によってマスタ版の穿孔上から浮き出したインクの印刷用紙への過剰転移を抑制し、裏移りを防止することを目的とする。
態様の一例では、製版された孔版原紙が巻着され孔版原紙にインクを供給しながら回転する印刷ドラムと、印刷ドラムの外周面に巻着された孔版原紙に印刷用紙を圧接させて印刷ドラム内から孔版原紙にインクを供給することにより、印刷用紙に印刷を行う圧接手段と、印刷ドラムを設定された空回転回数だけ空回転させる空回転手段と、空回転回数に応じて圧接手段が孔版原紙に印刷用紙を圧接する圧力である印刷圧力を制御する印刷圧力制御手段と、を備える。
本発明によれば、印刷ドラムの空回転によってマスタ版の穿孔上から浮き出したインクの印刷用紙への過剰転移を抑制し、裏移りを防止することが可能となる。
印刷装置を制御するシステムのブロック図の例を示す図である。 印刷圧力値記憶テーブルのデータ構成例を示す図である。 印刷装置の印刷機構の例を示す図である。 印刷装置の印刷圧力制御機構の例を示す図である。 印刷装置の印刷圧力制御動作の例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら本発明の印刷装置及びその印圧制御方法の実施形態(以下「本実施形態」)について詳細に説明する。本実施形態は、製版された孔版原紙が巻着され孔版原紙にインクを供給しながら回転する印刷ドラムと、印刷ドラムの外周面に巻着された孔版原紙に印刷用紙を圧接させて印刷ドラム内から孔版原紙にインクを供給することにより、印刷用紙に印刷を行う圧接手段とを備える。また、本実施形態は、印刷用紙への裏移りを防止するために、印刷ドラムを設定された空回転回数だけ空回転させる空回転手段を備える。
このような印刷装置において、本出願人は、裏移りを防止するために印刷ドラムの空回転回数を変更させた場合において、それぞれの空回転回数のもとで、圧接手段が孔版原紙に印刷用紙を圧接する圧力である印刷圧力を調整すると、裏移りの程度を最少化できることがわかった。また、本出願人は、印刷濃度や印刷速度を調整するために印刷ドラムの回転速度を変更させた場合においても、それぞれの回転速度のもとで印刷圧力を調整すると、同様に裏移りの程度を最少化できることがわかった。
図1は、上記知見に基づいて印刷装置を制御するシステムのブロック図である。図1において、印刷装置1は、制御部301と、プリンタエンジン302と、外部記憶装置303と、読取部を含む原稿台304と、操作パネル305と、可搬記録媒体インタフェース306と、通信インタフェース307とが、バス308によって相互に接続された構成を有する。制御部301は更に、印刷圧力制御手段310、ドラム空回転回数設定手段311、印刷速度設定手段312、及びスキップ印刷選択手段313を含む。
図1の印刷装置1の構成において、制御部301は、310から313の各部の機能を実現する専用のハードウェア装置、又は特には図示しないメモリに記憶された制御プログラムを実行するプロセッサである。
制御部301で実行される印刷速度設定手段312は、操作パネル305を介してユーザに、印刷濃度に対応する印刷速度を設定させる。
制御部301で実行されるスキップ印刷選択手段313は、操作パネル305を介してユーザに、裏移りを防止するために印刷ドラムを空回転させるスキップ印刷を選択させる。また、ドラム空回転回数設定手段311は、操作パネル305を介してユーザに、スキップ印刷選択時の印刷ドラムの空回転回数を設定させる。
印刷圧力制御手段310は、スキップ印刷選択手段313でスキップ印刷が選択されているときに、ドラム空回転回数設定手段311で設定される印刷ドラムの空回転回数に応じて、印刷ドラムの外周面に巻着された孔版原紙に印刷用紙を圧接させて印刷ドラム内から孔版原紙にインクを供給することにより印刷用紙に印刷を行う後述するプレスローラ(圧接手段)における圧接圧力である印刷圧力を制御する。また、印刷圧力制御手段310は、印刷速度設定手段312により印刷ドラムに対して設定されている回転速度に応じて、上述印刷圧力を制御する。印刷圧力制御手段310は、このようにして制御した印刷圧力を、後述する印刷圧力調整用電動機124(図4参照)に設定する。
印刷圧力調整用電動機124は、後述するプレスローラにおける圧接圧力を、印刷圧力制御手段310から設定された印刷圧力になるように制御する。この詳細な動作については、後述する。
印刷圧力制御手段310は具体的には、内蔵の特には図示しないROM(リードオンリーメモリ)又は不揮発性メモリに、図2に例示される印刷圧力値記憶テーブル200を記憶する。印刷圧力値記憶テーブル200は、印刷ドラムの空回転回数の複数の値と印刷ドラムの回転速度の複数の値の組合せ毎に、最適な印刷圧力の値(単位:kgf)を記憶する。図2の例では、空回転回数(単位:回)が、0回、1〜2回、3〜4回、5〜6回、7〜8回、及び9回以上の何れかに分類される。また、回転速度(単位:rpm)が、130rpm、100rpm、及び60rpmの何れかに分類される。上記空回転回数と回転速度の組合せ毎に、空回転回数が多いほど印刷圧力が小さくなるように、また回転速度が速いほど印刷圧力が高くなるように、組合せ毎の印刷圧力が設定される。
例えば、回転速度が130rpmの場合において、空回転回数が0回のときは印刷圧力は最高値の17kgfに設定され、空回転回数が9回以上のときは印刷圧力は7kgfに設定される。回転速度が100rpm又は60rpmの各場合においても、空回転回数が多いほど印刷圧力が小さくなるように設定される傾向は回転速度が130rpmの場合と同様である。また、例えば空回転回数が0回の場合において、回転速度が130rpmのときは印刷圧力は最高の17kgfに設定され、回転速度が60rpmのときは印刷圧力は13kgfに設定される。空回転回数が0回よりも多い場合においても、回転速度が速いほど印刷圧力が大きくなるように設定される傾向は空回転回数が0回の場合と同様である。
印刷圧力制御手段310は、ドラム空回転回数設定手段311で設定される印刷ドラムの空回転回数と印刷速度設定手段312で設定される回転速度の組合せに対応する印刷圧力値を、図2に例示される印刷圧力値記憶テーブル200から読み出す。そして、印刷圧力制御手段310は、読み出した印刷圧力値に対応する印刷圧力を、後述する印刷圧力調整用電動機124(図4参照)に設定する。
ここで、印刷ドラムの空回転回数が多いほど、空回転の遠心力で印刷ドラムに巻き付いているマスタ版の穿孔部からインクが浮き出してしまい、印刷用紙に転移するインク量が過剰となり、それにより裏移りが悪化し、スキップ印刷の効果が充分に得られない。そこで、本実施形態では、上述の印刷圧力制御手段310の制御動作により、印刷ドラムの空回転回数が多いほど又は印刷時におけるドラム回転速度が遅いほど、プレスローラによる印刷ドラムへの圧接圧力である印刷圧力が小さくなるように制御することにより、印刷用紙への裏移りの程度を最少化することが可能となる。
図1において、原稿台304に原稿が置かれると、制御部301が、原稿台304の下部に配置される読取部(図3の読取部10を参照)を制御することにより、原稿台304のガラス面上に置かれた原稿をスキャンして読み取る。制御部301は、読み取った原稿データに基づいて製版印刷用の画像データを生成し、プリンタエンジン302に出力する。プリンタエンジン302は、用紙の給紙機構及び搬送機構(図示せず)を制御して、制御部301から入力した製版印刷用の画像データから孔版原紙を生成する製版を実行する。その後、制御部301は、プリンタエンジン302を制御して、孔版原紙を用いて印刷用紙に印刷を実行する。最後に、プリンタエンジン302は、用紙の搬送機構及び排紙機構(図示せず)を制御して、印刷が完了した印刷用紙を排出する。
外部記憶装置303は、例えばハードディスク記憶装置又は半導体ディスク装置であり、制御部301で実行される各種印刷制御プログラムや、原稿データや印刷用の画像データ等を記憶する。
操作パネル305は、ユーザがスキップ印刷を設定したり、スキップ印刷時の空回転回数を設定したり、印刷速度を設定したりするための、例えばタッチパネル及び液晶表示装置である。
通信インタフェース307は、印刷装置1が特には図示しないローカルエリアネットワーク等に接続される場合に、そのネットワークと制御部301との間の印刷関連データの送受信を中継する。
可搬記録媒体インタフェース306は、USBメモリ、SDカードメモリ、コンパクトフラッシュ(登録商標)メモリや、CD−ROM、DVD、光ディスク等の可搬記録媒体309を収容するもので、外部記憶装置303の補助の役割を有する。
本実施形態による印刷装置1は、制御部301の各種機能を実現する印刷圧力制御プログラムをプロセッサが実行することで実現されてよく、それらの制御プログラムは、例えば外部記憶装置303や可搬記録媒体309に記録して配布してもよく、或いは通信インタフェース307によりネットワークから取得できるようにしてもよい。
図2は、印刷装置1の印刷機構の例を示す図である。印刷装置1は、図3に示されるように、原稿の画像を読み取る読取部10、読取部10で読み取られた画像情報に基づいて孔版原紙Mに製版処理を施す製版部20、製版部20において製版された孔版原紙Mを用いて印刷用紙に印刷を施す印刷部30、印刷部30に印刷用紙を給紙する給紙部40、印刷済みの印刷用紙を排出する排紙部50、および使用済みの孔版原紙Mを廃棄する排版部60を備えている。
原稿台304のガラス面の下に配置される読取部10は、イメージスキャナであり、副走査方向に搬送される原稿の画像の読み取りを行うラインイメージセンサ12と原稿送りローラ14とを有している。
製版部20は、原紙ロール部21と、複数個の発熱体が一列配列されてなるサーマルヘッドを有する製版ユニット22と、原紙送りローラ23、24と、原紙案内ローラ25、26、27と、原紙カッタ28とを有している。この製版部20では、原紙ロール21から予め設定された1枚の製版分の長さの孔版原紙Mが繰り出され、製版ユニット22の複数個の発熱体が各々個別に選択的に発熱することにより孔版原紙Mが感熱穿孔製版される。その製版済孔版原紙Mは、原紙カッタ28により切断されて印刷ドラム31に巻着される。
印刷部30は、多孔金属板、メッシュ構造体などのインク通過性の円筒状の印刷ドラム31、印刷ドラム31の内部に配置されたスキージローラ32とドクターローラ33とインク供給ポンプ35とを有するインク供給装置34、およびプレスローラ36を有している。ドラムの外周には製版済孔版原紙Mが巻き付けられて装着されるようになっている。
印刷装置1においては、インク供給装置34により印刷ドラム31の内側に所定の色の印刷インクが供給され、印刷ドラム31が図示省略した回転駆動手段により自身の中心軸線の周りに図にて反時計廻り方向へ回転駆動され、印刷ドラム31の回転に同期して所定のタイミングにて印刷用紙Pがタイミングローラ43により図にて左方より右方へ移動する状態にて印刷ドラム31とプレスローラ36との間に供給され、印刷用紙Pがプレスローラ36より印刷ドラム31の外周面の巻き付け装着されている製版済孔版原紙Mに対し圧接されることによリ、印刷用紙Pに対して所定の色の印刷インクによる孔版印刷が行われる。
図4は、印刷装置1の印刷圧力制御機構の例を示す図である。プレスローラ36は、印刷ドラム31の軸線方向に延在してなり、ブラケット100により自身の中心軸線の周りに回転可能に支持され、ブラケット100は固定側部材である図示されていないフレームより回転可能に支持されたプレス軸101に固定装着されている。これによりプレスローラ36は、プレス軸101を中心にして略上下方向に揺動変位可能とされ、印刷ドラム31の外周面より引き離された退避位置と印刷ドラム31の外周面に対して押し付けられるプレス作用位置との間に移動可能になっている。
プレス軸101にはプレス駆動レバー102が固定装着されており、またプレス軸101はプレス駆動板103を回転可能に支持している。プレス駆動板103には枢軸104によりフック部材105が回動可能に取り付けられており、フック部材105は、プレス駆動板103に搭載されたソレノイド106により回動駆動されてプレス駆動レバー102と選択的に係合し、プレス駆動レバー102とプレス駆動板103とを相互に駆動連結する。プレス駆動板103の端部には枢軸107により第一リンク部材108の一端が枢動連結されている。第一リンク部材108には長孔109が二カ所に各々同方向に延在して形成され、この各長孔109には第二リンク部材110のピン111が係合している。これにより第一リンク部材108と第二リンク部材110とは長孔109の範囲内にて相互にリンク長さ方向、即ち図4において略上下方向に変位可能に連結されている。
第一リンク部材108の下端部には折曲フランジ片部112が設けられており、折曲フランジ片部112にはアジャストスクリュ113が第一リンク部材108の往復運動方向に移動可能に貫通している。アジャストスクリュ113にはこの折曲フランジ片部112より下方の位置にカラー114を介して外歯115を有しスラスト受けを行う平歯車状のナット部材116が螺合しており、このアジヤストスクリュ113の上端部には引張コイルばね117の一端が係止されている。なお、アジャストスクリュ113は、これに引張コイルばね117の一端が係止されることより回り止めされ、ナット部材116の回転により第一リンク部材108に対して軸線方向に移動する。引張コイルばね117は、他端にてピン111に係止され、第一リンク部材108を第ニリンク部材110に対して上方、換言すればプレス駆動板103をプレス軸101の周りに図3にて反時計廻り方向、さらに換言すればプレスローラ36を印刷ドラム31の外周面に対して押し付ける方向へ付勢している。
第二リンク部材110は上端部にて枢軸118によりカムレバー119の先端部と枢動連結されている。カムレバー119は、支持軸120により図示省略のフレームより回動可能に支持され、先端部に枢軸118によりカムフォロアローラ121を回転可能に支持している。カムフォロアローラ121は主軸122に取り付けられたプレスカム123と係合している。プレスカム123は、印刷ドラム31の回転に同期して回転し、印刷ドラム31の外周部に設けられている図示されていない孔版原紙クランプ部がプレスローラ36と対応する回転位置に位置する時に、プレスローラ36と孔版原紙クランプ部と干渉をさけるために、プレスローラ36を退避位置に位置させるカムプロフィールを有している。
折曲フランジ片部112には印刷圧力調整用電動機124(図1参照)が取り付けられており、印刷圧力調整用電動機124の出力軸125には駆動菌車126が固定装着されている。駆動歯車126は、ナット部材116の外歯115と噛合し、印刷圧力調整用電動機124の出力軸回転をナット部材116へ伝達する。図4に示される印刷圧力制御機構においては、印刷ドラム31の回転によりプレスカム123が図3において時計廻り方向へ回転し、この回転により第二リンク部材110が略上下方向に往復動し、この往復動が引張コイルばね117を介して第一リンク部材108に伝達される。第一リンク部材108の往復動によりプレス駆動板103がプレス軸101を中心として往復回動し、この時にソレノイド106によりフック部材105が係合位置に移動されてプレス駆動レバー102と係合していることにより、プレス駆動板103の往復回動がプレス軸101に伝達され、このプレス軸101の往復回動によりプレスローラ36がプレス軸101を中心として略上下方向に揺動変位し、プレスローラ36は印刷ドラム31の外周面より引き離された退避位置と印刷ドラム31の外周面に対して押し付けられるプレス作用位置との間に移動する。
この際、プレスローラ36のプレス作用位置への移動は、第ニリンク部材110が引き上げられてこの動きが引張コイルばね117に引張力を与えつつ第一リンク部材108に伝達され、プレス駆動板103がプレス軸101を中心として図3にて反時計廻り方向へ回動することにより行われ、プレスローラ36が印刷用紙Pを挟んで印刷ドラム31の外周面に対して押し付けられてプレス駆動板103のプレス軸101を中心とした図3において反時計廻り方向の回動が制限され、この状態よりもなおも第二リンク部材110が引き上げられることにより、第二リンク部材110が第一リンク部材108に対して変位し、引張コイルばね117が伸張するようになる。この結果、引張コイルばね117の伸張によるばね力によりプレスローラ36が印刷用紙Pを挟んで印刷ドラム31の外周面に対して押し付けられ、印刷圧力はこのばね力により決まるようになる。
印刷圧力の調節に際しては、印刷圧力調整用電動機124を駆動して駆動歯車126を回転させる。駆動歯車126の回転はナット部材116に伝達され、ナット部材116の回転によりアジャストスクリュ113が第一リンク部材108に対して軸線方向へ移動し、アジヤストスクリュ113の第一リンク部材108に対する軸線方向位置が変化する。これにより引張コイルばね117とアジヤストスクリュ113との係止部が第一リンク部材108に対して軸線方向に変位し、この変位により引張コイルばね117の取付長さが変化し、これの取付荷重が変化する。この引張コイルばね117の取付荷重の変化により、上述の如き作用下にてプレスローラ36を印刷ドラム31の外周面に対して押し付ける圧力、即ち印刷圧力が変化する。
前述した図1の製版部20内の印刷圧力制御手段310は、上記印刷圧力調整用電動機124に対して、適切な印刷圧力を設定する。
給紙部40は、印刷用紙Pが載置される給紙台41と、給紙台41より印刷用紙Pを一枚ずつ取り出すピックアップローラ42と、印刷用紙Pを印刷ドラム31とプレスローラ36との間に送り出すタイミングローラ43とを有している。
排紙部50は、印刷用紙Pを印刷ドラム31より剥ぎ取る剥取爪51と、排紙送りベルト部52と、印刷済みの印刷用紙Pが積載される排紙台53とを有している。
排版部60は、印刷部30の一方の側に設けられ、印刷ドラム31から引き剥がされた使用済みの孔版原紙Mが送り込まれる排版ボックス61と、印刷ドラム31から使用済み孔版原紙Mを引き剥がして排版ボックス61内へ送り込む排版ローラ62とを有している。
図5は、図1の制御部301が、図1の印刷圧力制御手段310、ドラム空回転回数設定手段311、印刷速度設定手段312、及びスキップ印刷選択手段313の機能である印刷圧力制御処理の例を示すフローチャートである。この処理は、制御部301が、特には図示しないメモリに記憶された印刷圧力制御処理プログラムを実行する動作として実現される。
図5において、制御部301はまず、操作パネル305を介してユーザに、印刷濃度に対応する印刷速度を設定させる(ステップS501)。この処理は、図1の印刷速度設定手段312の機能に対応する。
次に、制御部301は、ユーザが操作パネル305を介して裏移りを防止するために印刷ドラムを空回転させるスキップ印刷を選択したか否かを判定する(ステップS502)。この処理は、図1のスキップ印刷選択手段313の機能に対応する。
制御部301は、ユーザがスキップ印刷を選択したと判定した場合(ステップS502の判定がYESの場合)、操作パネル305を介してユーザに、印刷ドラム31の空回転回数を設定させる(ステップS503)。この処理は、図1のドラム空回転回数設定手段311の機能に対応する。
ステップS503の後、制御部301は、ステップS503で設定された印刷ドラム31の空回転回数とステップS501で設定された印刷ドラム31の回転速度の組合せに対応する印刷圧力値を、制御部301の内部の特には図示しないメモリに記憶されている図2に例示される印刷圧力値記憶テーブル200から読み出す。そして、制御部301は、読み出した印刷圧力値に対応する印刷圧力を、図4の印刷圧力調整用電動機124に設定する(以上、ステップS504)。この処理は、図1の印刷圧力制御手段310の一部の機能に対応する。
一方、制御部301は、ユーザがスキップ印刷を選択しなかったと判定した場合(ステップS502の判定がNOの場合)、印刷ドラム31の空回転回数0回とステップS501で設定された印刷ドラム31の回転速度の組合せに対応する印刷圧力値を、制御部301の内部の特には図示しないメモリに記憶されている図2に例示される印刷圧力値記憶テーブル200から読み出す。そして、制御部301は、読み出した印刷圧力値に対応する印刷圧力を、図4の印刷圧力調整用電動機124に設定する(以上、ステップS505)。この処理は、図1の印刷圧力制御手段310の一部の機能に対応する。
ステップS504又はS505の処理の後、原稿台304に原稿が置かれると、制御部301は、原稿台304の下部に配置される図3の読取部12を制御することにより、原稿台304のガラス面上に置かれた原稿をスキャンして読み取る。制御部301は、読み取った原稿データに基づいて製版印刷用の画像データを生成し、プリンタエンジン302に出力する。プリンタエンジン302は、図3の製版部20を制御して、制御部301から入力した製版印刷用の画像データから製版済孔版原紙Mを生成する製版を実行する。その後、制御部301は、プリンタエンジン302から図3の給紙部40及び印刷部30を制御して、製版済孔版原紙Mを用いて印刷用紙に印刷を実行する。最後に、プリンタエンジン302は、排紙部50を制御して、印刷が完了した印刷用紙を排出する(以上、ステップS506)。その後、製版部20は、図5のフローチャートで示される印刷圧力制御処理を終了する。
以上説明した実施形態において、印刷ドラムの停止状態から回転開始の初期は低速度から加速させていく制御が実施される場合に、印刷ドラムの回転速度が、印刷ドラムと用紙の接触時間が長くなる低速回転時には印刷圧力が低くなるように制御してインクの過剰転移による裏移りの発生を防止するようにし、高速になるに従って印刷圧力が高くなるような制御が実施されてもよい。
その他、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、上述した実施形態で実行される機能は可能な限り適宜組み合わせて実施しても良い。上述した実施形態には種々の段階が含まれており、開示される複数の構成要件による適宜の組み合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、効果が得られるのであれば、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
以上の実施形態に関して、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
製版された孔版原紙が巻着され前記孔版原紙にインクを供給しながら回転する印刷ドラムと、
前記印刷ドラムの外周面に巻着された前記孔版原紙に印刷用紙を圧接させて前記印刷ドラム内から前記孔版原紙にインクを供給することにより、前記印刷用紙に印刷を行う圧接手段と、
前記印刷ドラムを設定された空回転回数だけ空回転させる空回転手段と、
前記空回転回数に応じて前記圧接手段が前記孔版原紙に前記印刷用紙を圧接する圧力である印刷圧力を制御する印刷圧力制御手段と、
を備える印刷装置。
(付記2)
前記印刷圧力制御手段は更に、前記印刷ドラムに対して設定されている回転速度に応じて前記印刷圧力を制御する、
ことを特徴とする付記1に記載の印刷装置。
(付記3)
前記印刷圧力制御手段は、
前記空回転回数の複数の値と前記印刷ドラムの回転速度の複数の値の組合せ毎に最適な印刷圧力の値を記憶する印刷圧力値記憶テーブルを更に備え、
前記空回転手段で設定される前記空回転回数の値と前記印刷ドラムに対して設定されている回転速度の値の組合せに対応する印刷圧力値を前記印刷圧力値記憶テーブルから読み出し、前記圧接手段における前記印刷圧力を前記読み出した印刷圧力値に対応するように制御する、
ことを特徴とする付記1に記載の印刷装置。
(付記4)
回転する印刷ドラムの外周面に巻着された製版された孔版原紙に印刷用紙を圧接させて前記印刷ドラム内から前記孔版原紙にインクを供給することにより前記印刷用紙に印刷を行い、
空回転回数が設定された場合には前記印刷ドラムを前記空回転回数だけ空回転させ、
前記空回転回数に応じて前記圧接手段が前記孔版原紙に前記印刷用紙を圧接する圧力である印刷圧力を制御する、
ことを特徴とする印刷圧力制御方法。
1 印刷装置
10 読取部
20 製版部
30 印刷部
40 給紙部
50 排紙部
60 排版部
31 印刷ドラム
32 スキージローラ
33 ドクターローラ
34 インク供給装置
35 インク供給ポンプ
36 プレスローラ
124 印刷圧力調整用電動機
301 制御部
302 プリンタエンジン
310 印刷圧力制御手段
311 ドラム空回転回数設定手段
312 印刷速度設定手段
313 スキップ印刷選択手段

Claims (4)

  1. 製版された孔版原紙が巻着され前記孔版原紙にインクを供給しながら回転する印刷ドラムと、
    前記印刷ドラムの外周面に巻着された前記孔版原紙に印刷用紙を圧接させて前記印刷ドラム内から前記孔版原紙にインクを供給することにより、前記印刷用紙に印刷を行う圧接手段と、
    前記印刷ドラムを設定された空回転回数だけ空回転させる空回転手段と、
    前記空回転手段で設定される前記空回転回数に応じて、前記圧接手段が前記孔版原紙に前記印刷用紙を圧接する圧力である印刷圧力を制御する印刷圧力制御手段と、
    を備える印刷装置。
  2. 前記印刷圧力制御手段は更に、前記印刷ドラムに対して設定されている回転速度に応じて前記印刷圧力を制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記印刷圧力制御手段は、
    前記空回転回数の複数の値と前記印刷ドラムの回転速度の複数の値の組合せ毎に最適な印刷圧力の値を記憶する印刷圧力値記憶テーブルを更に備え、
    前記空回転手段で設定される前記空回転回数の値と前記印刷ドラムに対して設定されている回転速度の値の組合せに対応する印刷圧力値を前記印刷圧力値記憶テーブルから読み出し、前記圧接手段における前記印刷圧力を前記読み出した印刷圧力値に対応するように制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  4. 回転する印刷ドラムの外周面に巻着された製版された孔版原紙に印刷用紙を圧接させて前記印刷ドラム内から前記孔版原紙にインクを供給することにより前記印刷用紙に印刷を行い、
    空回転回数が設定された場合には前記印刷ドラムを前記空回転回数だけ空回転させ、
    前記空回転回数に応じて前記圧接手段が前記孔版原紙に前記印刷用紙を圧接する圧力である印刷圧力を制御する、
    ことを特徴とする印刷圧力制御方法。
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