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JP2019098612A - 孔版印刷装置 - Google Patents

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JP2019098612A
JP2019098612A JP2017231153A JP2017231153A JP2019098612A JP 2019098612 A JP2019098612 A JP 2019098612A JP 2017231153 A JP2017231153 A JP 2017231153A JP 2017231153 A JP2017231153 A JP 2017231153A JP 2019098612 A JP2019098612 A JP 2019098612A
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JP2017231153A
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浩和 鎌野
Hirokazu Kamano
浩和 鎌野
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Riso Kagaku Corp
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Riso Kagaku Corp
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Abstract

【課題】孔版印刷装置において、用紙に印刷される印刷画像の斜め調整に伴う印刷時間の増加を抑制することができるとともに画像品質の劣化を回避することができる。【解決手段】孔版印刷装置1は、孔版原紙Sが巻き付けられる円筒形状の版胴41aと、版胴41aの外周面の周方向の一部に配置され、版胴41aの軸方向D3と平行に延びる版取付座41eと、この版取付座41eとの間に孔版原紙Sをクランプするクランプ板41bと、版胴41aの径方向D4における版取付座41eの高さを調整する調整機構95と、を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、孔版印刷装置に関する。
従来、孔版印刷装置では、製版部において感熱穿孔が施された孔版原紙(マスタ)は、円筒形状の版胴に巻き付けられた状態(着版された状態)で版胴とともに回転し、用紙は、版胴の接線方向に搬送される。また、用紙がプレスローラによって孔版原紙に対してプレスされることで、版胴内部から染み出されるインクが孔版原紙を通って用紙に転写される。
孔版印刷装置において、製版部と版胴との平行がとれていないことなどによって、孔版原紙が版胴の周方向に対して斜めに版胴に巻き付けられることがある。このように孔版原紙が版胴に対して斜めに巻き付けられると、用紙に印刷される印刷画像も斜めになる。
印刷画像が斜めになるのを防止するために、版胴の外周面を形成するインク通過性部材を、版胴の軸方向と周方向との両方に平行でない斜め方向に移動させる孔版印刷装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、印刷画像が斜めになるのを防止するために、画像データを回転させる補正を行う孔版印刷装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特許第3691314号公報 特開2014−159116号公報
上述のようにインク通過性部材を斜め方向に移動させる孔版印刷装置は、インク透過性部材を版胴の回転方向にねじるように移動させるため、版胴から孔版原紙を剥ぎ取って排版部に収容する排版処理を正常に行うことができない場合がある。そのため、この孔版印刷装置においては、排版処理の前に毎回、インク通過性部材を初期設定位置であるホームポジションに戻す制御を行うことが必要になる。更には、排版後に再度、インク通過性部材を斜め方向に移動させる制御を行うことも必要になる。そのため、ファーストプリント時間(孔版印刷装置の操作パネル部においてユーザが製版開始キーを押下してから1枚目の用紙が排出されるまでの時間)が常に長くなる。
また、上述のように画像データを回転させる補正を行う孔版印刷装置においては、画像データの補正によって用紙の印刷画像が斜めになるのを抑制するものであるため、画像品質の劣化を避けることができない。
本発明の目的は、用紙に印刷される印刷画像の斜め調整に伴う印刷時間の増加を抑制することができるとともに画像品質の劣化を回避することができる孔版印刷装置を提供することである。
1つの態様では、孔版印刷装置は、孔版原紙が巻き付けられる円筒形状の版胴と、前記版胴の外周面の周方向の一部に配置され、前記版胴の軸方向と平行に延びる版取付座と、前記版取付座との間に前記孔版原紙をクランプするクランプ板と、前記版胴の径方向における前記版取付座の高さを調整する調整機構と、を備える。
前記態様によれば、用紙に印刷される印刷画像の斜め調整に伴う印刷時間の増加を抑制することができるとともに画像品質の劣化を回避することができる。
孔版印刷装置を示す構成図である。 孔版印刷装置の制御構成を示すブロック図である。 第1の印刷部(第2の印刷部)のクランプ板等を示す斜視図である。 調整機構を説明するための右側面図である。 孔版原紙が斜めにクランプされた状態を説明するための右側面図である。 調整機構による版取付座の高さ調整を説明するための右側面図である。 クランプ板によってクランプされた孔版原紙を模式的に示す正面図である。 跳ね上げ板によって跳ね上げられた孔版原紙を模式的に示す正面図である。
以下、本発明の一実施の形態に係る孔版印刷装置について、図面を参照しながら説明する。
図1は、孔版印刷装置1を示す構成図である。
図1に示すように、孔版印刷装置1は、装置筐体2と、画像読取部10と、製版部20と、一対のガイド部材31,32と、第1の印刷部41と、第2の印刷部42と、第1の排版部51と、第2の排版部52と、給紙部60と、反転部70と、排紙部80と、を備える。
画像読取部10は、原稿の片面(表面)又は両面(表面及び裏面)から画像情報を読み取るスキャナを有し、装置筐体2の上部に配置されている。
製版部20は、原紙収容部21と、サーマルヘッド22と、プラテンローラ23と、原紙送りローラ24と、原紙カッタ25と、を有し、孔版原紙Sに感熱穿孔を施す。
原紙収容部21は、ロール状に巻かれた孔版原紙Sを収容する。
サーマルヘッド22は、例えば原稿読取部10によって読み取られた画像情報に基づき、孔版原紙Sに対して感熱穿孔を施す。
プラテンローラ23は、サーマルヘッド22との間で孔版原紙Sを挟持する。
原紙送りローラ24は、感熱穿孔が施された孔版原紙Sを搬送する。
原紙カッタ25は、原紙送りローラ24によって搬送される孔版原紙Sを1版ごとに切断する。
図示はしないが、製版部20は、一対の駆動ローラ及び一対又は複数対の従動ローラを有し、モータの駆動によって一対のガイド部材31,32に沿って移動方向D1に移動可能である。これにより、製版部20は、感熱穿孔を施した孔版原紙Sを後述する第1の印刷部41へ供給する位置及び第2の印刷部42へ供給する位置に移動する。また、製版部20は、一対のガイド部材31,32に設けられたラック歯車に噛み合うピニオン歯車を有するとよい。
図3は、第1の印刷部41(第2の印刷部42)のクランプ板41b(42b)等を示す斜視図である。
図4は、第1の印刷部41(第2の印刷部42)に配置される調整機構95を説明するための右側面図である。
なお、第1の印刷部41と第2の印刷部42とは互いに同一の構成にすることができるため、図3及び図4並びに後述する図5〜図8においては、第1の印刷部41の符号の後ろに括弧書きで第2の印刷部42の符号を付し、以下では第1の印刷部41を例にして説明する。
図3に示すように、第1の印刷部41は、版胴41aと、クランプ板41bと、プレスローラ41c(図1参照)と、搬送ベルト41d(図1参照)と、版取付座41eと、磁石板41f(図4参照)と、跳ね上げ板41gと、スペーサ41h(図4参照)と、を有する。
なお、第2の印刷部42においては、図1に示すように、2次給紙ローラ63に代えて4次給紙ローラ42dが配置されている。また、第2の印刷部42は、第1の印刷部41の搬送ベルト41dを有さない。
第1の印刷部41の搬送ベルト41dは、第1の印刷部41において印刷が行われた用紙Pを反転部70へ搬送する。第2の印刷部42の4次給紙ローラ42dは、後述する反転部70によって反転された用紙Pを版胴42aとプレスローラ42cとの間に搬送する。
版胴41aは、円筒形状を呈し、孔版原紙Sが巻き付けられる。また、版胴41aは、図1における反時計回りに回転する。
クランプ板41bは、版胴41aの外周面に配置され、孔版原紙Sの先端をクランプする。クランプ板41bは、例えば、版胴41aのうち孔版印刷装置1の背面側に配置された図示しないカム機構によって、孔版原紙Sをクランプする位置と孔版原紙Sのクランプを開放する位置とに移動する。クランプ板41bは、後述する版取付座41e又はこの版取付座41eが固定された部材によって回動自在に支持されていることで、後述する版取付座41eの高さ調整に追従するように移動することが望ましい。
図1に示すプレスローラ41cは、版胴41aの下方に配置され、用紙Pを版胴41a(孔版原紙S)に向けてプレスするプレス位置(図1参照)と、プレス位置から下方に退避した退避位置とに移動する。
版取付座41eは、版胴41aの外周面の周方向D2の一部(例えば、版胴41aの回転停止時における版胴41aの上部)に配置され、版胴41aの軸方向D3と平行に延びる。
図4に示す磁石板41fは、版取付座41eの上部に配置されている。なお、クランプ板41bは、例えば金属製であり、磁石板41fとの間に挿入される孔版原紙Sを磁力によって強固にクランプする。但し、磁石板41fは、クランプ板41bが磁力を利用せずに孔版原紙Sをクランプする場合などには省略可能である。
図3に示す跳ね上げ板41gは、孔版原紙Sを版胴41aから跳ね上げる。跳ね上げ板41gは、例えば、上述のように版胴41aのうち孔版印刷装置1の背面側に配置された図示しないカム機構によって、図3に示すように孔版原紙Sの下側に潜り込む位置と孔版原紙Sを跳ね上げる位置とに移動する。
図4に示すスペーサ41hは、孔版印刷装置1の背面側において、版胴41aと版取付座41eとの間に配置されている。スペーサ41hは、例えばゴムなどの弾性体である。
調整機構95は、調整用モータ95aと、送りネジ95bと、軸支部95cと、動力伝達ギア95dと、を有し、版胴41aの径方向D4における版取付座41eの高さを調整する。なお、調整機構95は、上述のカム機構自体との干渉や、カム機構によるクランプ板41bのクランプ動作若しくは解放動作又は跳ね上げ板41gの跳ね上げ動作への影響を回避するために、版胴41aの軸方向D3において、カム機構が配置される版取付座41eの背面側とは反対側の版取付座41eの正面側に配置されている。但し、調整機構95は、版胴41aの軸方向D3における版取付座41eの正面側及び背面側の両方、或いは、カム機構が配置される版取付座41eの背面側のみに配置可能であれば、配置されてよい。
調整用モータ95aは、例えばパルスモータであり、出力軸95a−1に設けられたギアにおいて、動力伝達ギア95dに噛み合う。調整用モータ95aは、調整用駆動手段(調整用アクチュエータ)の一例である。
送りネジ95bは、版胴41aの径方向D4に版取付座41eを貫通するように配置されている。なお、版取付座41eには、送りネジ95bの雄ネジが捻じ込まれる雌ネジが形成されている。そのため、送りネジ95bが回動することによって、版取付座41eは、版胴41aの径方向D4における高さが調整される。
軸支部95cは、版胴41aの軸方向D3における版取付座41eの一端を挟み込むように位置する2つの面と、これらの2つの面を連結する面とを、有し、例えば横向きのU字板形状を呈する。軸支部95cは、送りネジ95bによって貫通される2つの部分のそれぞれに、送りネジ95bを回動可能に支持する軸受けが設けられている。
動力伝達ギア95dは、送りネジ95bと同軸上に設けられ、送りネジ95bと一体に回動する。動力伝達ギア95dは、上述のように調整用モータ95aの出力軸95a−1のギアに噛み合うことで、調整用モータ95aの動力を送りネジ95bに伝達する。
ここで、版胴41aは、印刷時及び排版時に回転するため、調整用モータ95aは、版胴41aの回転に伴う動力伝達ギア95dとの干渉を回避するために、図2に示すモータ移動用ソレノイド96によって、図4に実線で示す調整時における調整位置と、この調整位置から退避した図4に点線で示す退避位置と、に移動する。モータ移動用ソレノイド96は、調整機構移動用駆動手段(調整機構移動用アクチュエータ)の一例である。
なお、本実施の形態では、孔版印刷装置1は、第1の印刷部41及び第2の印刷部42のそれぞれに配置された計2つの版胴41a,42a及び計2つの調整機構95,95を備えるが、版胴41a,42a及び調整機構95,95は、1つずつのみ又は3つ以上ずつ配置されていてもよい。版胴41a,42a及び調整機構95,95が1つずつのみ配置される場合、製版部20は、一対のガイド部材31,32に沿って移動する必要がなくなるため、一対のガイド部材31,32は省略可能である。
図1に戻り、第1の排版部51は、第1の印刷部41の版胴41aの外周面からクランプ板41bによるクランプが解除され跳ね上げ板41gによって跳ね上げられた孔版原紙Sを引き剥がし、引き剥がされた孔版原紙Sを収容する。同様に、第2の排版部52は、第2の印刷部42の版胴42aの外周面からクランプ板42bによるクランプが解除され跳ね上げ板42gによって跳ね上げられた孔版原紙Sを引き剥がし、引き剥がされた孔版原紙Sを収容する。
給紙部60は、用紙Pが積層される給紙台61と、この給紙台61から最上部に位置する用紙Pを搬送する1次給紙ローラ62と、この1次給紙ローラ62によって搬送される用紙Pを第1の印刷部41の版胴41aとプレスローラ41cとの間に搬送する一対の2次給紙ローラ63と、を有する。
反転部70は、反転ベルト71と、補助部材72と、ローラ73,74と、吸引部75と、載置台76と、中間搬送ベルト77と、吸引部78と、3次給紙ローラ79と、を有する。
反転ベルト71は、半円筒形状の補助部材72と一方が駆動ローラである2つのローラ73,74とに架け渡されることで半円筒形状を呈し、第1の印刷部41において片面の印刷が行われた用紙Pを搬送する。なお、2つのローラ73,74は、補助部材72の中心軸と平行に配置され、補助部材72の平面部分(図1における左側の面)における上下両端のそれぞれの近傍に位置する。吸引部75は、反転ベルト71の内部に配置され、用紙Pを反転ベルト71側に吸引する。
吸引部75が、反転ベルト71の上方に搬送された用紙Pのうち印刷が行われていない裏面を吸引し、反転ベルト71が、図1における時計回りに回転しながら用紙Pを搬送することで、用紙Pは、載置台76上で上下の向きが反転する。
載置台76には、複数枚の用紙Pが積載可能である。第1の印刷部41において片面(表面)に印刷が行われた用紙Pが、載置台76において一時的に滞留することで、インクの乾燥時間が確保される。
中間搬送ベルト77は、多孔構造に形成され、内部に配置された吸引部78によって吸引された載置台76の最下部の用紙Pから順に、用紙Pを1枚ずつ搬送する。
一対の3次給紙ローラ79は、中間搬送ベルト77によって搬送される用紙Pを、第2の印刷部42へ向けて搬送する。
なお、反転部70は、第1の印刷部41及び第2の印刷部42を用いて用紙Pに両面印刷を行うために配置されるが、第1の印刷部41及び第2の印刷部42が互いに異なる色のインクボトルを収容し、用紙Pの同一面に2色印刷が行われる場合には、反転部70を介さずに、第1の印刷部41から第2の印刷部42へ用紙Pが直接搬送されることになる。
排紙部80は、第2の印刷部42によって印刷が行われた用紙Pを搬送する排紙ベルト81と、用紙Pが積層される排紙台82と、を有する。
図2に示すように、孔版印刷装置1は、制御部91と、ROM(Read only memory)92と、RAM(Random Access Memory)93と、操作パネル部94と、を更に備える。
制御部91は、孔版印刷装置1全体の動作を制御する演算処理装置として機能するプロセッサ(例えばCPU: Central Processing Unit)を有する。制御部91は、孔版印刷装置1用の制御プログラムを読み出して実行する。
ROM92は、例えば、所定の制御プログラムが予め記録されている読み出し専用半導体メモリである。なお、ROM92として、フラッシュメモリ等の、電力供給の停止に対して記憶データが不揮発性であるメモリを使用してもよい。
RAM93は、例えば、制御部91が各種の制御プログラムを実行する際に必要に応じて作業用記憶領域として使用される随時書き込み読み出し可能な半導体メモリである。
操作パネル部94は、例えば装置筐体2の上部に配置されている。操作パネル部94は、孔版印刷装置1の各種操作を行うための操作キー、タッチパネルなどを有することで、孔版印刷装置1の入力部として機能する。
孔版印刷装置1の処理の流れの一例としては、操作パネル部94においてユーザの操作によって製版開始キーが押下され、製版部20が一方の版胴41a(又は版胴42a)に対して孔版原紙Sを供給する位置に移動し、第1の排版部51(又は第2の排版部52)が排版処理を行い、画像読取部10が画像情報の読取りを行い、製版部20が製版処理(感熱穿孔)を行い、孔版原紙Sが版胴41a(又は版胴42a)によって着版されるという流れである。
両面印刷時又は2色印刷時には、その後、さらに、製版部20が他方の版胴42a(又は版胴41a)に対して孔版原紙Sを供給する位置に移動し、第2の排版部52(又は第1の排版部51)が排版処理を行い、製版部20が製版処理を行い、孔版原紙Sが版胴41a(又は版胴42a)によって着版される。
そして、用紙Pは、給紙部60から給紙が行われ、第1の印刷部41及び第2の印刷部42のうち少なくとも一方において印刷が行われ、排紙部80に排紙される。
図5は、孔版原紙Sが斜めにクランプされた状態を説明するための右側面図である。
図6は、調整機構95による版取付座41e(42e)の高さ調整を説明するための右側面図である。
図5に示すように、版胴41aの外周面の周方向D2に対して角度θ傾いて孔版原紙S(θ)が版胴41aに巻き付けられている場合を例に考える。この場合、ユーザは、用紙Pに印刷された印刷画像が斜めになることを、例えば、用紙Pを見て認識する。なお、複数の版胴41a,42aを備える孔版印刷装置1において用紙Pの同一面に多色印刷が行われる場合、各色のズレが生じることで印刷画像が斜めになるのを認識されやすい。
一例ではあるが、ユーザは、制御部91によって操作パネル部94に表示されている調整機構95の調整量の設定画面を見ながら、調整量の設定を行う。制御部91は、ユーザによって設定された調整量に基づき、第1の印刷部41及び第2の印刷部42のうち少なくとも一方の調整機構95,95の調整量を制御する。なお、制御部91による調整機構95,95の制御に基づく版取付座41e,42eの高さ調整は、孔版原紙Sの排版処理後から着版処理前までの間に、版胴41a,42aが回転を停止する位置であるホームポジションにあるときに行われるとよい。
なお、版胴41a,42aにおける孔版原紙Sの傾きを検出するセンサ、製版部20と版胴41a,42aとの傾きを検出するセンサなどの傾き検出センサが孔版印刷装置1に配置されていてもよい。この場合、制御部91は、孔版原紙Sが版胴41a,42aに斜めに巻き付けられていることが傾きセンサによって検出された場合に、傾き検出センサの検出結果に基づき、調整機構95,95の調整量を制御してもよい。
図5の例では、孔版原紙S(θ)は、クランプ板41bにクランプされた一端から他端にかけて、調整機構95から軸方向D3に遠ざかるように角度θ傾いている。そのため、制御部91は、版胴41aの径方向D4における版取付座41eの高さを高くするように調整機構95を制御する。具体的には、制御部91が調整用モータ95aの駆動制御を行い、上述のように、調整用モータ95aの動力が動力伝達ギア95dを介して送りネジ95bに伝達し、送りネジ95bが回動することで、版取付座41eの高さが高くなる。
これにより、図5に示すように版胴41aの外周面の周方向D2に対して角度θ傾いて孔版原紙S(θ)の傾きが、図6に示す孔版原紙Sのように解消される。
図7は、クランプ板41b(42b)によってクランプされた孔版原紙Sを模式的に示す正面図である。
図8は、跳ね上げ板41g(42g)によって跳ね上げられた孔版原紙Sを模式的に示す正面図である。
ところで、孔版原紙Sが版胴41bに巻き付けられた状態が例えば1ヶ月などの所定期間継続した場合、版胴41aから染み出るインクのオイル分の粘着力によって、孔版原紙Sが磁石板41f、クランプ板41b、版胴41aなどの第1の印刷部41のいずれかの部位に貼り付くことで、跳ね上げ板41gによる跳ね上げ動作を行っても孔版原紙Sが版胴41aから引き剥がせなくなり、排版が困難になることがある。
そのため、制御部91は、孔版原紙Sが版胴41aに巻き付けられた状態が所定期間継続した場合、跳ね上げ板41gが孔版原紙Sを版胴41aから跳ね上げる前に、調整機構95が版取付座41eの高さを低く(例えば下限位置まで低く)するように調整機構95を制御することによって、跳ね上げ板41gの跳ね上げによる跳ね上げ量を多くするとよい。
例えば、図7に示すようにクランプ板41bによってクランプされた孔版原紙Sは、制御部91が版取付座41eの高さをΔh低くするように調整機構95を制御することによって、図8(a)に示す調整前の位置と比較して、図8(b)に示すように版取付座41eの上部に配置された磁石板41fととともに、版取付座41eにおける調整位置側(調整機構95側)の端部において、Δh低い位置でクランプされることになる。
そのため、跳ね上げ板41gの跳ね上げ時の高さが一定である場合、跳ね上げ板41gの跳ね上げによる孔版原紙Sの高さ方向(図4〜図6に示す版胴41aの径方向D4)の変位は、図8(a)に示す調整前では高さhであるのに対し、図8(b)に示すように孔版原紙SがΔh低い位置にあるときは、版取付座41eにおける調整位置側(調整機構95側)の端部において、高さh+Δhとなる。これにより、図8(a)に示す調整前と比較して、孔版原紙Sに第1の印刷部41のいずれかの部位への貼り付き部分Saが生じた場合でも孔版原紙Sを剥がしやすくできる。そのため、孔版原紙Sの排版が容易になる。
なお、制御部91は、孔版原紙Sが版胴41aに巻き付けられた状態が所定期間継続したか否かを、例えば、用紙Pが排紙台82に排出されたときからの経過時間に基づき判定することができる。但し、所定期間の始期は、孔版原紙Sの感熱穿孔の開始(例えば、制御部91が製版部20の動作を開始させる処理を行うとき)からクランプ部41bが版胴41aに対し孔版原紙Sの一端を固定するまでのいずれかの段階などの他のタイミングであってもよい。
また、制御部91は、孔版原紙Sが版胴41aに巻き付けられた状態が継続した期間が長くなるほど、版取付座41eの高さを低くするように調整機構95を制御してもよい。また、制御部91は、上記の所定期間を、例えば操作パネル部94におけるユーザ又は孔版印刷装置1の管理者の設定によって変更してもよい。
以上説明した本実施の形態では、孔版印刷装置1は、孔版原紙Sが巻き付けられる円筒形状の版胴41a,42aと、この版胴41a,42aの外周面の周方向D2の一部に配置され、版胴41a,42aの軸方向D3と平行に延びる版取付座41e,42eと、この版取付座41e,42eとの間に孔版原紙Sをクランプするクランプ板41b,42bと、版胴41a,42aの径方向D4における版取付座41e,42eの高さを調整する調整機構95と、を備える。このように、調整機構95が版取付座41e,42eの高さを調整することで、クランプ版41b,42bによってクランプされる孔版原紙Sの一端である孔版原紙Sの巻き始めの位置を補正することができる。そのため、版胴41a,42aの外周面の周方向D2に対する孔版原紙Sの傾きを解消することができる。また、孔版原紙Sの傾きが解消される位置で、版取付座41e,42eの高さを維持することができる。したがって、高さが調整された版取付座41e,42eを排版の度に調整前の位置に戻したり、排版後に再度高さ調整を行ったりする必要がなく、ファーストプリント時間が常に長くなるのを抑制しながら、用紙Pに印刷される印刷画像の斜め調整を行うことができる。また、画像データの補正によって印刷画像の斜め調整を行う場合と比較して、画像データの補正による画像品質の劣化を回避することができる。よって、本実施の形態によれば、用紙Pに印刷される印刷画像の斜め調整に伴う印刷時間の増加を抑制することができるとともに、画像品質の劣化を回避することができる。なお、本実施の形態では、版取付座41e,42eの高さが調整されて版胴41a,42aの外周面の周方向D2に対する孔版原紙Sの傾きが解消されても、版取付座41e,42eや版胴41a,42aは、版胴41a,42aの外周面の周方向D2に傾斜しない。そのため、版取付座41e,42eや版胴41a,42aを周方向D2にねじれるように移動させる調整方法と比較して、孔版原紙Sを第1の排版部51又は第2の排版部52に排版する排版処理をより正常に行うことができる。
また、本実施の形態では、孔版印刷装置1は、孔版原紙Sを版胴41a,42aから跳ね上げる跳ね上げ板41g,42gと、調整機構95の調整量を制御する制御部91と、を更に備える。この制御部91は、孔版原紙Sが版胴41a,42aに巻き付けられた状態が所定期間継続した場合、跳ね上げ板41g,42gが孔版原紙Sを版胴41a,42aから跳ね上げる前に、版取付座41e,42eの高さを低くするように調整機構95を制御する。これにより、跳ね上げ板41g,42gの跳ね上げによる孔版原紙Sの高さ方向の変位を大きくすることができる(高さh→高さh+Δh)。そのため、孔版原紙Sが版胴41b,42bに巻き付けられた状態が所定期間継続した場合に、孔版原紙Sが第1の印刷部41又は第2の印刷部42のいずれかの部位に貼り付いていても、排版が困難になるのを抑制することができる。
なお、本発明は、上述の実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階でその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上述の実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素を適宜組み合わせても良い。このような、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることはもちろんである。以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
孔版原紙が巻き付けられる円筒形状の版胴と、
前記版胴の外周面の周方向の一部に配置され、前記版胴の軸方向と平行に延びる版取付座と、
前記版取付座との間に前記孔版原紙をクランプするクランプ板と、
前記版胴の径方向における前記版取付座の高さを調整する調整機構と、
を備えることを特徴とする孔版印刷装置。
[付記2]
前記孔版原紙を前記版胴から跳ね上げる跳ね上げ板と、
前記調整機構の調整量を制御する制御部と、を更に備え、
前記制御部は、前記孔版原紙が前記版胴に巻き付けられた状態が所定期間継続した場合、前記跳ね上げ板が前記孔版原紙を前記版胴から跳ね上げる前に、前記版取付座の高さを低くするように前記調整機構を制御する、
ことを特徴とする付記1記載の孔版印刷装置。
1 孔版印刷装置
2 装置筐体
10 画像読取部
20 製版部
21 原紙収容部
22 サーマルヘッド
23 プラテンローラ
24 原紙送りローラ
25 原紙カッタ
31,32 ガイド部材
41 第1の印刷部
41a 版胴
41b クランプ板
41c プレスローラ
41d 搬送ベルト
41e 版取付座
41f 磁石板
41g 跳ね上げ板
41h スペーサ
42 第2の印刷部
42a 版胴
42b クランプ板
42c プレスローラ
42d 4次給紙ローラ
42e 版取付座
42f 磁石板
42g 跳ね上げ板
42h スペーサ
51 第1の排版部
52 第2の排版部
60 給紙部
61 給紙台
62 1次給紙ローラ
63 2次給紙ローラ
70 反転部
71 反転ベルト
72 補助部材
73,74 ローラ
75 吸引部
76 載置台
77 中間搬送ベルト
78 吸引部
79 3次給紙ローラ
80 排紙部
81 排紙ベルト
82 排紙台
91 制御部
92 ROM
93 RAM
94 操作パネル部
95 調整機構
95a 調整用モータ
95a−1 出力軸
95b 送りネジ
95c 軸支部
95d 動力伝達ギア
96 モータ移動用ソレノイド
D1 製版部20の移動方向
D2 版胴41a,42aの周方向
D3 版胴41a,42aの軸方向
D4 版胴41a,42aの径方向
S 孔版原紙(マスタ)
Sa 貼り付き部分
P 用紙

Claims (2)

  1. 孔版原紙が巻き付けられる円筒形状の版胴と、
    前記版胴の外周面の周方向の一部に配置され、前記版胴の軸方向と平行に延びる版取付座と、
    前記版取付座との間に前記孔版原紙をクランプするクランプ板と、
    前記版胴の径方向における前記版取付座の高さを調整する調整機構と、
    を備えることを特徴とする孔版印刷装置。
  2. 前記孔版原紙を前記版胴から跳ね上げる跳ね上げ板と、
    前記調整機構の調整量を制御する制御部と、を更に備え、
    前記制御部は、前記孔版原紙が前記版胴に巻き付けられた状態が所定期間継続した場合、前記跳ね上げ板が前記孔版原紙を前記版胴から跳ね上げる前に、前記版取付座の高さを低くするように前記調整機構を制御する、
    ことを特徴とする請求項1記載の孔版印刷装置。
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