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JP2019033740A - 汗のかきやすさを判定する方法 - Google Patents

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良子 森野
Ryoko Morino
良子 森野
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Evergene Co Ltd
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Abstract

【課題】それぞれの被験者について、汗のかきやすさを網羅的に把握できる方法の提供を課題とする。【解決手段】被験者由来のDNA含有試料において、米国バイオテクノロジー情報センター(NCBI)SNPデータベースに登録されている表1〜5に示される群から選択される1以上の一塩基多型及び/或いは該一塩基多型と連鎖不平衡にある一塩基多型、挿入型多型、欠失型多型、又は塩基繰り返し多型のいずれか一種以上を検出する工程を含むことにより、被験者の汗のかきやすさを網羅的に把握できる方法を提供する。【選択図】なし

Description

本発明は、遺伝型を検出する工程を含む被験者の汗のかきやすさを判定する方法に関する。さらに詳しくは、被験者由来のDNA含有試料において特定の遺伝型を検出する工程を含む被験者の汗のかきやすさを判定する方法に関する。
汗のかきやすさはヒトによって異なり、同じ人種でも必ずしも一致するとは言えない。汗に関する疾患として、発汗の消失や低下を伴う先天性無痛無汗症(CIPA,Congenital insensitivity to pain with anhydrosis)が知られており、非特許文献1において、この疾患と遺伝子多型の関連が示唆されている。また、非特許文献2〜8において、汗に伴う臭汗症(腋臭症/わきが)の要因のひとつとして、遺伝子多型が挙げられている。
しかし、汗のかきやすさ自体に着目し、その傾向を網羅的に把握できる方法を開発しようとする試みはほとんどなされていなかった。
そこで、本発明者らは本発明において、汗のかきやすさに関与する複数の遺伝型を特定することにより、汗のかきやすさを網羅的に把握できる方法の提供を試みた。
Miura Y1, Mardy S, Awaya Y, Nihei K, Endo F, Matsuda I, IndoY. (2000) Mutation and polymorphism analysis of the TRKA (NTRK1) gene encoding a high-affinity receptor for nerve growth factor in congenital insensitivity to pain with anhidrosis (CIPA) families. Hum Genet. 106(1):116-24. Zhu Z, Zhang H, Luo G, Xu N, Pan Z. (2015) Association between the ABCC11 gene polymorphism and the expression of apolipoprotein D by the apocrine glands in axillary osmidrosis. Mol Med Rep. 11(6):4463-7. Sun Y1, Long J, Wang Y. (2013) [Correlation between ABCC11 gene single nucleotide polymorphism and the incidence of axillary osmidrosis in Chinese Han population]. Zhong Nan Da Xue Xue Bao Yi Xue Ban. 38(11):1141-5. Shang D1, Zhang X, Sun M, Wei Y, Wen Y. (2013) Strong association of the SNP rs17822931 with wet earwax and bromhidrosis in a Chinese family. J Genet. 92(2):289-91. Martin A1, Saathoff M, Kuhn F, Max H, Terstegen L, Natsch A.(2010) A functional ABCC11 allele is essential in the biochemical formation of human axillary odor. J Invest Dermatol. 130(2):529-40. Nakano M1, Miwa N, Hirano A, Yoshiura K, Niikawa N. (2009) Astrong association of axillary osmidrosis with the wet earwax type determined by genotyping of the ABCC11 gene. BMC Genet. 10:42. doi: 10.1186/1471-2156-10-42. Inoue Y1, Mori T, Toyoda Y, Sakurai A, Ishikawa T, Mitani Y,Hayashizaki Y, Yoshimura Y, Kurahashi H, Sakai Y. (2010) Correlation of axillary osmidrosis to a SNP in the ABCC11 gene determined by the Smart Amplification Process (SmartAmp) method. J Plast Reconstr Aesthet Surg. 63(8):1369-74. Toyoda Y1, Sakurai A, Mitani Y, Nakashima M, Yoshiura K, Nakagawa H, Sakai Y, Ota I, Lezhava A, Hayashizaki Y, Niikawa N, Ishikawa T. (2009)Earwax, osmidrosis, and breast cancer: why does one SNP (538G>A) in the human ABC transporter ABCC11 gene determine earwax type? FASEB J. 23(6):2001-13. doi: 10.1096/fj.09-129098. Epub 2009 Apr 21.
それぞれの被験者について、汗のかきやすさを網羅的に把握できる方法の提供を課題とする。
本発明者らは、前記課題を解決するために鋭意研究を行い、複数のヒトの汗のかきやすさと遺伝型との関連を調べた結果、米国バイオテクノロジー情報センター(NCBI)SNPデ
ータベースに登録されている表1〜5に示される群から選択される1以上の一塩基多型及び/或いは該一塩基多型と連鎖不平衡にある一塩基多型、挿入型多型、欠失型多型、又は塩基繰り返し多型のいずれか一種以上を対象として解析することにより、網羅的に被験者の汗のかきやすさを判定することができることを見出し、本発明を完成するに至った。
さらに本発明者らは、これらの遺伝子多型を含む遺伝子か該遺伝子の近傍の遺伝子としてPLB1遺伝子、PPP1CB遺伝子、SPDYA遺伝子、LONP2遺伝子、及びABCC11遺伝子を特定するに至った。そして、これらの遺伝子の発現を制御することや、合成されたタンパク質の作用を抑制することが、汗のかきやすさの改善に有用であることを見出した。
すなわち、本発明は次の(1)〜(8)の被験者の汗のかきやすさを判定する方法等に関する。
(1)被験者由来のDNA含有試料において遺伝型を検出する工程を含む被験者の汗のかきやすさを判定する方法であって、検出する遺伝型が米国バイオテクノロジー情報センター(NCBI)SNPデータベースに登録されている表1〜5に示される群から選択される1以上の一塩基多型及び/或いは該一塩基多型と連鎖不平衡にある一塩基多型、挿入型多型、欠失型多型、又は塩基繰り返し多型のいずれか一種以上である、被験者の汗のかきやすさを判定する方法。
(2)被験者由来のDNA含有試料において遺伝型を検出する工程を含む被験者の汗のかき
やすさを判定する方法であって、検出の対象となる一塩基多型が、rs56089836、rs55720575、rs57183123、rs899153、rs4666113、rs10192375、rs6726829、rs7594379、rs6727225、rs55772556、rs7586405、rs11690065、rs56206649、rs1569131、rs2049691、rs56240884、rs2293553、rs17007191、rs55721532、rs4408686、rs72782280、rs55877710、rs55883854、rs34627117、rs11675572、rs61275598、rs12714240、rs11683296、rs745645、rs4665431、rs112403637、rs55836936、rs11686491、rs4531886、rs62129826、rs10865506、rs10865505、rs2045884、rs4372836、rs7598876、rs2169748、rs7562170、rs11677127、rs55835850、rs111534567、rs11690423、rs4665432、rs11688129、rs72782294、rs6710959、rs4580350、rs4640348、rs2169751、rs7589860、rs7607844、rs4549034、rs34409160、rs11127180、rs2276547、rs4666119、rs4666118、rs10180266、rs7580078、rs6728459、rs11127188、rs62129808、rs6707848、rs7579277、rs11674854、rs9309664、rs4233727、rs6547872、rs6707130、rs12614723、rs4233728、rs2061757、rs56287488、rs6547870、rs55902327、rs58717377、rs56390569、rs35244334、rs7594363、rs11127187、rs4666114、rs7565187、rs6547867、rs4666115、rs 11682523、rs4643492、rs13028787、rs899154、rs12476553、rs13025377、rs13394863、rs6547875、rs10178852、rs1534480、rs6547862、rs6704973、rs1881255、rs6547863、rs11127181、rs1534481、rs7604903、rs11679568、rs1881256、rs1534477、rs1997270、rs6760822、rs7601771、rs1534479、rs2338546、rs11127178、rs11891377、rs4666107、rs4666108、rs7557359、rs55815151、rs1534476、rs13003761、rs6500380、rs1982782、rs8052293、rs17822931、rs111915588、rs56017929、rs113311037、rs7185374、及びrs12446160からなる群から選択される1以上の一塩基多型及び/又は該一塩基多型と連鎖不平衡にある一塩基多型である、上記(1)に記載の方法。
(3)rs56089836のアレルGを保有する遺伝型、rs55720575のアレルCを保有する遺伝型、rs57183123のアレルGを保有する遺伝型、rs899153のアレルGを保有する遺伝型、rs4666113のアレルAを保有する遺伝型、rs10192375のアレルGを保有する遺伝型、rs6726829のアレルCを保有する遺伝型、rs7594379のアレルGを保有する遺伝型、rs6727225のアレルGを保有する遺伝型、rs55772556のアレルTを保有する遺伝型、rs7586405のアレルAを保有する遺伝型、rs11690065のアレルAを保有する遺伝型、rs56206649のアレルAを保有する遺伝型、rs1569131のアレルTを保有する遺伝型、rs2049691のアレルGを保有する遺伝型、rs56240884のアレルTを保有する遺伝型、rs2293553のアレルTを保有する遺伝型、rs17007191のアレルTを保有する遺伝型、rs55721532のアレルGを保有する遺伝型、rs4408686のアレルCを保有する遺伝型、rs72782280のアレルTを保有する遺伝型、rs55877710のアレルTを保有する遺伝型、rs55883854のアレルTを保有する遺伝型、rs34627117のアレルGを保有する遺伝型、rs11675572のアレルTを保有する遺伝型、rs61275598のアレルAを保有する遺伝型、rs12714240のアレルGを保有する遺伝型、rs11683296のアレルGを保有する遺伝型、rs745645のアレルTを保有する遺伝型、rs4665431のアレルCを保有する遺伝型、rs112403637のアレルGを保有する遺伝型、rs55836936のアレルCを保有する遺伝型、rs11686491のアレルTを保有する遺伝型、rs4531886のアレルCを保有する遺伝型、rs62129826のアレルTを保有する遺伝型、rs10865506のアレルCを保有する遺伝型、rs10865505のアレルAを保有する遺伝型、rs2045884のアレルCを保有する遺伝型、rs4372836のアレルTを保有する遺伝型、rs7598876のアレルTを保有する遺伝型、rs2169748のアレルAを保有する遺伝型、rs7562170のアレルCを保有する遺伝型、rs11677127のアレルCを保有する遺伝型、rs55835850のアレルCを保有する遺伝型、rs111534567のアレルGを保有する遺伝型、rs11690423のアレルCを保有する遺伝型、rs4665432のアレルAを保有する遺伝型、rs11688129のアレルCを保有する遺伝型、rs72782294のアレルGを保有する遺伝型、rs6710959のアレルCを保有する遺伝型、rs4580350のアレルTを保有する遺伝型、rs4640348のアレルTを保有する遺伝型、rs2169751のアレルGを保有する遺伝型、rs7589860のアレルAを保有する遺伝型、rs7607844のアレルTを保有する遺伝型、rs4549034のアレルCを保有する遺伝型、rs34409160のアレルTを保有する遺伝型、rs11127180のアレルCを保有する遺伝型、rs2276547のアレルGを保有する遺伝型、rs4666119のアレルCを保有する遺伝型、rs4666118のアレルGを保有する遺伝型、rs10180266のアレルAを保有する遺伝型、rs7580078のアレルGを保有する遺伝型、rs6728459のアレルAを保有する遺伝型、rs11127188のアレルGを保有する遺伝型、rs62129808のアレルGを保有する遺伝型、rs6707848のアレルTを保有する遺伝型、rs7579277のアレルGを保有する遺伝型、rs11674854のアレルCを保有する遺伝型、rs9309664のアレルGを保有する遺伝型、rs4233727のアレルTを保有する遺伝型、rs6547872のアレルCを保有する遺伝型、rs6707130のアレルAを保有する遺伝型、rs12614723のアレルCを保有する遺伝型、rs4233728のアレルAを保有する遺伝型、rs2061757のアレルAを保有する遺伝型、rs56287488のアレルAを保有する遺伝型、rs6547870のアレルGを保有する遺伝型、rs55902327のアレルAを保有する遺伝型、rs58717377のアレルAを保有する遺伝型、rs56390569のアレルGを保有する遺伝型、rs35244334のアレルCを保有する遺伝型、rs7594363のアレルCを保有する遺伝型、rs11127187のアレルGを保有する遺伝型、rs4666114のアレルGを保有する遺伝型、rs7565187のアレルCを保有する遺伝型、rs6547867のアレルCを保有する遺伝型、rs4666115のアレルTを保有する遺伝型、rs11682523のアレルTを保有する遺伝型、rs4643492のアレルTを保有する遺伝型、rs13028787のアレルCを保有する遺伝型、rs899154のアレルAを保有する遺伝型、rs12476553のアレルTを保有する遺伝型、rs13025377のアレルGを保有する遺伝型、rs13394863のアレルCを保有する遺伝型、rs6547875のアレルGを保有する遺伝型、rs10178852のアレルCを保有する遺伝型、rs1534480のアレルTを保有する遺伝型、rs6547862のアレルGを保有する遺伝型、rs6704973のアレルGを保有する遺伝型、rs1881255のアレルGを保有する遺伝型、rs6547863のアレルAを保有する遺伝型、rs11127181のアレルCを保有する遺伝型、rs1534481のアレルCを保有する遺伝型、rs7604903のアレルAを保有する遺伝型、rs11679568のアレルAを保有する遺伝型、rs1881256のアレルGを保有する遺伝型、rs1534477のアレルCを保有する遺伝型、rs1997270のアレルGを保有する遺伝型、rs6760822のアレルGを保有する遺伝型、rs7601771のアレルCを保有する遺伝型、rs1534479のアレルGを保有する遺伝型、rs2338546のアレルGを保有する遺伝型、rs11127178のアレルTを保有する遺伝型、rs11891377のアレルGを保有する遺伝型、rs4666107のアレルGを保有する遺伝型、rs4666108のアレルCを保有する遺伝型、rs7557359のアレルCを保有する遺伝型、rs55815151のアレルCを保有する遺伝型、rs1534476のアレルGを保有する遺伝型、rs13003761のアレルGを保有する遺伝型、rs6500380のアレルGを保有する遺伝型、rs1982782のアレルGを保有する遺伝型、rs8052293のアレルGを保有する遺伝型、rs17822931のアレルCを保有する遺伝型、rs111915588のアレルGを保有する遺伝型、rs56017929のアレルTを保有する遺伝型、rs113311037のアレルCを保有する遺伝型、rs7185374のアレルCを保有する遺伝型、又はrs12446160のアレルGを保有する遺伝型のいずれか1以上の遺伝型を示す被験者は汗をかきやすいと判定する工程を含む、上記(2)に記載の方法。
(4)被験者由来のDNA含有試料において遺伝型を検出する工程を含む被験者の汗のかき
やすさを判定する方法であって、検出の対象となる挿入型多型、欠失型多型、又は塩基繰り返し多型がrs531181250、rs5830086、rs200048571、rs11362755、rs146417285、rs11317076、rs142578101、rs57501094、rs60484735、rs532869892、rs72356556、rs546848712、rs150122362、rs34388621、rs61013289、rs546378722、rs11333986、rs36004805、rs4665434、rs11410668、rs34677847、rs72245314、rs35685583、rs34443149、及びrs34852150からなる群から選択される1以上の挿入型多型、欠失型多型、又は塩基繰り返し多型である、上記(1)に記載の方法。
(5)rs531181250のアレルCTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTを保有する遺伝型、rs5830086のアレルTを保有する遺伝型、rs200048571のアレルTAを保有する遺伝型、rs11362755のアレルAを保有する遺伝型、rs146417285のアレルAを保有する遺伝型、rs11317076のアレルTを保有する遺伝型、rs142578101のアレルTGを保有する遺伝型、rs57501094のアレルCAGCTCACTGCAGCTTCAACCTCCCTGGを保有する遺伝型、rs60484735のアレルTGを保有する遺伝型、rs532869892のアレルTAを保有する遺伝型、rs72356556のアレルGTを保有する遺伝型、rs546848712のアレルACを保有する遺伝型、rs150122362のアレルCTを保有する遺伝型、rs34388621のアレルAGを保有する遺伝型、rs61013289のアレルCを保有する遺伝型、rs546378722のアレルCを保有する遺伝型、rs11333986のアレルCTを保有する遺伝型、rs36004805のアレルCAを保有する遺伝型、rs4665434のアレルAを保有する遺伝型、rs11410668のアレルTを保有する遺伝型、rs34677847のアレルAを保有する遺伝型、rs72245314のアレルATを保有する遺伝型、rs35685583のアレルAGを保有する遺伝型、rs34443149のアレルAを保有する遺伝型、又はrs34852150のアレルATを保有する遺伝型のいずれか1以上の遺伝型を示す被験者は、汗をかきやすいと判定する工程を含む、上記(4)に記載の方法。
(6)上記(1)〜(5)のいずれかに記載の一塩基多型及び/又は該一塩基多型と連鎖不平衡にある一塩基多型、挿入型多型、欠失型多型、又は塩基繰り返し多型を検出するためのプローブ又はプライマーとして用いることができる、被験者の汗のかきやすさの判定用ポリヌクレオチド。
(7)上記(6)に記載のポリヌクレオチドからなるプローブ及び/又はプライマーを含む、被験者の汗のかきやすさの判定用キット。
(8)PLB1遺伝子、PPP1CB遺伝子、SPDYA遺伝子、LONP2遺伝子又はABCC11遺伝子の発現を制御し、又は該タンパク質の作用を抑制する汗のかきやすさの改善のための組成物。
本発明の方法により、対象となるヒトそれぞれの汗のかきやすさを網羅的に把握することができる。また、判定用ポリヌクレオチドや判定用キットの使用により、汗のかきやすさを簡便に把握することも可能となる。
本発明の「被験者の汗のかきやすさを判定する方法」とは、被験者由来のDNA含有試料において遺伝型を検出する工程を含む被験者の汗のかきやすさを判定する方法のことをいう。本発明の方法はさらに、被験者の汗のかきやすさを判定するために有用なその他の工程を含むものであっても良い。
ここで検出する一塩基多型とは、米国バイオテクノロジー情報センター(NCBI)SNPデータベースに登録されている表1〜5に示される群から選択される1以上の一塩基多型及び/或いは該一塩基多型と連鎖不平衡にある一塩基多型、挿入型多型、欠失型多型、又は塩基繰り返し多型のことを指す。
なお、表1〜5において“他のrs番号”とは“rs番号”で特定されるある遺伝子多型を他の番号で示したものであり、実質的に同一な遺伝子多型を示すもののことをいう。例えば遺伝子多型がrs56089836である場合、“他のrs番号”に示されるrs59581898、rs62129813及びrs112631724も同じ遺伝子多型を示すものである。
なお、本発明における一塩基多型(Single Nucleotide Polymorphism、SNP)とは、ヒトのゲノム配列において、国際標準配列と比較して母集団中1%以上の頻度で存在する、一つの塩基が他の塩基に置換変異したものを指す。
また、本発明において連鎖不平衡にある一塩基多型とは、rs番号で特定される本発明のいずれかの一塩基多型との間の連鎖不平衡係数(r2)が0.8以上である一塩基多型をいう。
検出の対象となる一塩基多型として、例えば、表1〜4に示されるrs56089836(rs59581898、rs62129813或いはrs112631724)、rs55720575(rs60889943或いはrs62129815)、rs57183123(rs62129811)、rs899153(rs57518271)、rs4666113、rs10192375(rs57041568)、rs6726829、rs7594379、rs6727225、rs55772556(rs56653894或いはrs62129809)、rs7586405(rs56607784或いはrs59214254)、rs11690065(rs58204780)、rs56206649、rs1569131(rs76582714)、rs2049691(rs58413317)、rs56240884、rs2293553(rs58193861)、rs17007191(rs61621522)、rs55721532(rs59787561)、rs4408686(rs61069972)、rs72782280(rs74261418)、rs55877710、rs55883854、rs34627117、rs11675572(rs58282073)、rs61275598、rs12714240、rs11683296、rs745645、rs4665431、rs112403637、rs55836936、rs11686491、rs4531886(rs17691762或いはrs58681435)、rs62129826、rs10865506(rs60221408)、rs10865505(rs58410399)、rs2045884(rs74261419)、rs4372836(rs59288070)、rs7598876(rs57613161)、rs2169748、rs7562170、rs11677127、rs55835850、rs111534567、rs11690423(rs57906003)、rs4665432(rs56730214)、rs11688129、rs72782294(rs73920351)、rs6710959(rs17254369或いはrs61388810)、rs4580350(rs4665433、rs6419695、rs10327805或いはrs56994305)、rs4640348(rs10327848或いはrs59668038)、rs2169751(rs79100049)、rs7589860、rs7607844(rs60543350)、rs4549034(rs57468504)、rs34409160、rs11127180(rs59960949)、rs2276547(rs116938845)、rs4666119、rs4666118(rs60578675)、rs10180266、rs7580078(rs61465139)、rs6728459、rs11127188(rs59311982)、rs62129808、rs6707848(rs17041256或いはrs60113633)、rs7579277(rs60992031)、rs11674854(rs57418127)、rs9309664(rs17691872、rs56415973或いはrs57130115)、rs4233727(rs57066661)、rs6547872、rs6707130(rs57581508)、rs12614723、rs4233728(rs59558037)、rs2061757、rs56287488(rs58010948或いはrs62129814)、rs6547870(rs60919232)、rs55902327(rs62129812)、rs58717377(rs62129817)、rs56390569(rs60268969或いはrs62129816)、rs35244334(rs60347309或いはrs62129810)、rs7594363、rs11127187(rs17742531、rs56489812、rs57342746或いはrs60298605)、rs4666114(rs60847247)、rs7565187(rs58133309))、rs6547867(rs61031248)、rs4666115(rs60288269)、rs11682523(rs58466405)、rs4643492、rs13028787、rs899154、rs12476553、rs13025377(rs58509600)、rs13394863(rs58146767)、rs6547875(rs17765415)、rs10178852(rs61204417或いはrs74261420)、rs1534480(rs17741924、rs56437411、rs57838999或いはrs386536127)、rs6547862(rs59296728)、rs6704973(rs56867625)、rs1881255(rs17691036或いはrs56821276)、rs6547863(rs57814903)、rs11127181(rs56431711、rs56893412或いはrs58453533)、rs1534481(rs61420251)、rs7604903(rs61130953)、rs11679568、rs1881256(rs17691012或いはrs61505939)、rs1534477(rs17690773、rs60698702或いはrs386536126)、rs1997270(rs59540154)、rs6760822(rs57342465)、rs7601771(rs12999769、rs52803712或いはrs57054163)、rs1534479(rs17741942或いはrs58604876)、rs2338546(rs57174191或いはrs76345595)、rs11127178(rs56888239)、rs11891377(rs60425837)、rs4666107(rs13019804或いはrs58457568)、rs4666108(rs57042623)、rs7557359(rs52798867或いはrs60427147)、rs55815151(rs58411837)、rs1534476(rs61195301)、rs13003761(rs57402442)、rs6500380(rs17751896或いはrs59063731)、rs1982782、rs8052293、rs17822931(rs52813591或いはrs58140753)、rs111915588、rs56017929(rs58076334)、rs113311037、rs7185374(rs59904631)、及びrs12446160(rs56568573或いはrs57947603)等が挙げられる。
このうち一塩基多型がrs56089836の場合ではアレルがGかCであり、ターゲットアレルがGである。従って、遺伝型がG/G>C/G>C/Cの順番で被験者は汗をかきやすいと判定される。また、rs55720575の場合ではアレルがCかTであり、ターゲットアレルがCである。従って、遺伝型がC/C>T/C>T/Tの順番で被験者は汗をかきやすいと判定される。
なお、対応するアレルがGかCまたはAかTである一塩基多型については、リスクアレルを判定するための配列情報を表6、7に示した。本発明において“rs番号”で特定される遺伝子多型で記載しているアレルのストランドはいずれもNCBI SNPデータベースのバージョンGRCh37または米国カリフォルニア大学サンタクルーズ校(UCSC)データベースのバージョンhg19のリファレンスストランドに等しい。
即ち、本発明の検出対象が次の一塩基多型である場合、1)〜130)のいずれか1以上の遺伝型を示す被験者であれば汗をかきやすいと判定されることになる。
1)rs56089836のアレルGを保有する遺伝型、2)rs55720575のアレルCを保有する遺伝型、3)rs57183123のアレルGを保有する遺伝型、4)rs899153のアレルGを保有する遺伝型、5)rs4666113のアレルAを保有する遺伝型、6)rs10192375のアレルGを保有する遺伝型、7)rs6726829のアレルCを保有する遺伝型、8)rs7594379のアレルGを保有する遺伝型、9)rs6727225のアレルGを保有する遺伝型、10)rs55772556のアレルTを保有する遺伝型、11)rs7586405のアレルAを保有する遺伝型、12)rs11690065のアレルAを保有する遺伝型、13)rs56206649のアレルAを保有する遺伝型、14)rs1569131のアレルTを保有する遺伝型、15)rs2049691のアレルGを保有する遺伝型、16)rs56240884のアレルTを保有する遺伝型、17)rs2293553のアレルTを保有する遺伝型、18)rs17007191のアレルTを保有する遺伝型、19)rs55721532のアレルGを保有する遺伝型、20)rs4408686のアレルCを保有する遺伝型、21)rs72782280のアレルTを保有する遺伝型、22)rs55877710のアレルTを保有する遺伝型、23)rs55883854のアレルTを保有する遺伝型、24)rs34627117のアレルGを保有する遺伝型、25)rs11675572のアレルTを保有する遺伝型、26)rs61275598のアレルAを保有する遺伝型、27)rs12714240のアレルGを保有する遺伝型、28)rs11683296のアレルGを保有する遺伝型、29)rs745645のアレルTを保有する遺伝型、30)rs4665431のアレルCを保有する遺伝型、31)rs112403637のアレルGを保有する遺伝型、32)rs55836936のアレルCを保有する遺伝型、33)rs11686491のアレルTを保有する遺伝型、34)rs4531886のアレルCを保有する遺伝型、35)rs62129826のアレルTを保有する遺伝型、36)rs10865506のアレルCを保有する遺伝型、37)rs10865505のアレルAを保有する遺伝型、38)rs2045884のアレルCを保有する遺伝型、39)rs4372836のアレルTを保有する遺伝型、40)rs7598876のアレルTを保有する遺伝型、41)rs2169748のアレルAを保有する遺伝型、42)rs7562170のアレルCを保有する遺伝型、43)rs11677127のアレルCを保有する遺伝型、44)rs55835850のアレルCを保有する遺伝型、45)rs111534567のアレルGを保有する遺伝型、46)rs11690423のアレルCを保有する遺伝型、47)rs4665432のアレルAを保有する遺伝型、48)rs11688129のアレルCを保有する遺伝型、49)rs72782294のアレルGを保有する遺伝型、50)rs6710959のアレルCを保有する遺伝型、51)rs4580350のアレルTを保有する遺伝型、52)rs4640348のアレルTを保有する遺伝型、53)rs2169751のアレルGを保有する遺伝型、54)rs7589860のアレルAを保有する遺伝型、55)rs7607844のアレルTを保有する遺伝型、56)rs4549034のアレルCを保有する遺伝型、57)rs34409160のアレルTを保有する遺伝型、58)rs11127180のアレルCを保有する遺伝型、59)rs2276547のアレルGを保有する遺伝型、60)rs4666119のアレルCを保有する遺伝型、61)rs4666118のアレルGを保有する遺伝型、62)rs10180266のアレルAを保有する遺伝型、63)rs7580078のアレルGを保有する遺伝型、64)rs6728459のアレルAを保有する遺伝型、65)rs11127188のアレルGを保有する遺伝型、66)rs62129808のアレルGを保有する遺伝型、67)rs6707848のアレルTを保有する遺伝型、68)rs7579277のアレルGを保有する遺伝型、69)rs11674854のアレルCを保有する遺伝型、70)rs9309664のアレルGを保有する遺伝型、71)rs4233727のアレルTを保有する遺伝型、72)rs6547872のアレルCを保有する遺伝型、73)rs6707130のアレルAを保有する遺伝型、74)rs12614723のアレルCを保有する遺伝型、75)rs4233728のアレルAを保有する遺伝型、76)rs2061757のアレルAを保有する遺伝型、77)rs56287488のアレルAを保有する遺伝型、78)rs6547870のアレルGを保有する遺伝型、79)rs55902327のアレルAを保有する遺伝型、80)rs58717377のアレルAを保有する遺伝型、81)rs56390569のアレルGを保有する遺伝型、82)rs35244334のアレルCを保有する遺伝型、83)rs7594363のアレルCを保有する遺伝型、84)rs11127187のアレルGを保有する遺伝型、85)rs4666114のアレルGを保有する遺伝型、86)rs7565187のアレルCを保有する遺伝型、87)rs6547867のアレルCを保有する遺伝型、88)rs4666115のアレルTを保有する遺伝型、89)rs11682523のアレルTを保有する遺伝型、90)rs4643492のアレルTを保有する遺伝型、91)rs13028787のアレルCを保有する遺伝型、92)rs899154のアレルAを保有する遺伝型、93)rs12476553のアレルTを保有する遺伝型、94)rs13025377のアレルGを保有する遺伝型、95)rs13394863のアレルCを保有する遺伝型、96)rs6547875のアレルGを保有する遺伝型、97)rs10178852のアレルCを保有する遺伝型、98)rs1534480のアレルTを保有する遺伝型、99)rs6547862のアレルGを保有する遺伝型、100)rs6704973のアレルGを保有する遺伝型、101)rs1881255のアレルGを保有する遺伝型、102)rs6547863のアレルAを保有する遺伝型、103)rs11127181のアレルCを保有する遺伝型、104)rs1534481のアレルCを保有する遺伝型、105)rs7604903のアレルAを保有する遺伝型、106)rs11679568のアレルAを保有する遺伝型、107)rs1881256のアレルGを保有する遺伝型、108)rs1534477のアレルCを保有する遺伝型、109)rs1997270のアレルGを保有する遺伝型、110)rs6760822のアレルGを保有する遺伝型、111)rs7601771のアレルCを保有する遺伝型、112)rs1534479のアレルGを保有する遺伝型、113)rs2338546のアレルGを保有する遺伝型、114)rs11127178のアレルTを保有する遺伝型、115)rs11891377のアレルGを保有する遺伝型、116)rs4666107のアレルGを保有する遺伝型、117)rs4666108のアレルCを保有する遺伝型、118)rs7557359のアレルCを保有する遺伝型、119)rs55815151のアレルCを保有する遺伝型、120)rs1534476のアレルGを保有する遺伝型、121)rs13003761のアレルGを保有する遺伝型、122)rs6500380のアレルGを保有する遺伝型、123)rs1982782のアレルGを保有する遺伝型、124)rs8052293のアレルGを保有する遺伝型、125)rs17822931のアレルCを保有する遺伝型、126)rs111915588のアレルGを保有する遺伝型、127)rs56017929のアレルTを保有する遺伝型、128)rs113311037のアレルCを保有する遺伝型、129)rs7185374のアレルCを保有する遺伝型、又は、130)rs12446160のアレルGを保有する遺伝型。
また、本発明の検出の対象には挿入型多型、欠失型多型、又は塩基繰り返し多型も含まれる。このような多型が例えば、例えば、表5に示されるrs531181250、rs5830086(rs144590574或いはrs376740408)、rs200048571(rs368363472或いはrs370981189)、rs11362755(rs36069422、rs78253755、rs368096786或いはrs368189821)、rs146417285、rs11317076(rs56097856、rs76402921、rs142965090、rs368949582或いはrs369769629)、rs142578101(rs371760496)、rs57501094、rs60484735(rs376598253)、rs532869892、rs72356556(rs111495162或いはrs375112434)、rs546848712、rs150122362(rs151080189)、rs34388621(rs71403622、rs72026676或いはrs141651285)、rs61013289(rs144624612、rs368339141或いはrs372039314)、rs546378722、rs11333986(rs35108799、rs71749840、rs72434769或いはrs372999280)、rs36004805(rs67928480、rs76305205、rs144471198或いはrs397797564)、rs4665434、rs11410668(rs79913682或いはrs141606034)、rs34677847(rs76260741)、rs72245314(rs200948141)、rs35685583(rs60070238、rs67882308、rs369471888或いはrs371096457)、rs34443149(rs56337963、rs141848290、rs372533555或いはrs377676748)、及びrs34852150(rs35224635、rs150649475或いはrs376829531等が挙げられる。
このうち、挿入型多型、欠失型多型、又は塩基繰り返し多型がrs531181250の場合では、アレルがCかCTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTであり、ターゲットアレルがCTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTである。従って、遺伝型がCTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT/CTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT>C/CTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT>C/Cの順番で被験者は汗をかきやすいと判定される。また、rs5830086の場合ではアレルがTCかTであり、ターゲットアレルがTである。従って、遺伝型がT/T>TC/T>TC/TCの順番で被験者は汗をかきやすいと判定することになる。
即ち、本発明の検出対象が次の挿入型多型、欠失型多型、又は塩基繰り返し多型である場合、1)〜25)のいずれか1以上の遺伝型を示す被験者であれば汗をかきやすいと判定されることになる。
1)rs531181250のアレルCTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTを保有する遺伝型、2)rs5830086のアレルTを保有する遺伝型、3)rs200048571のアレルTAを保有する遺伝型、4)rs11362755のアレルAを保有する遺伝型、5)rs146417285のアレルAを保有する遺伝型、6)rs11317076のアレルTを保有する遺伝型、7)rs142578101のアレルTGを保有する遺伝型、8)rs57501094のアレルCAGCTCACTGCAGCTTCAACCTCCCTGGを保有する遺伝型、9)rs60484735のアレルTGを保有する遺伝型、10)rs532869892のアレルTAを保有する遺伝型、11)rs72356556のアレルGTを保有する遺伝型、12)rs546848712のアレルACを保有する遺伝型、13)rs150122362のアレルCTを保有する遺伝型、14)rs34388621のアレルAGを保有する遺伝型、15)rs61013289のアレルCを保有する遺伝型、16)rs546378722のアレルCを保有する遺伝型、17)rs11333986のアレルCTを保有する遺伝型、18)rs36004805のアレルCAを保有する遺伝型、19)rs4665434のアレルAを保有する遺伝型、20)rs11410668のアレルTを保有する遺伝型、21)rs34677847のアレルAを保有する遺伝型、22)rs72245314のアレルATを保有する遺伝型、23)rs35685583のアレルAGを保有する遺伝型、24)rs34443149のアレルAを保有する遺伝型、又は25)rs34852150のアレルATを保有する遺伝型。
本発明の方法の判定対象となる被験者はヒトであれば良く、アジア人種、特に東アジア人、さらには日本人であることが好ましく、性別は問わない。
また「被験者由来のDNA試料」とは、ゲノムDNA、cDNA、又はmRNAのいずれであっても良く、汗のかきやすさを判定する対象の被験者から得られるものであれば良く、例えば、唾液、唾、髪の毛、血液、リンパ液、骨髄液、精液、腹腔液、尿等の体液、髪の毛等を由来として調製される試料等が挙げられる。
本発明の一塩基多型及び/或いは該一塩基多型と連鎖不平衡にある一塩基多型、挿入型多型、欠失型多型、又は塩基繰り返し多型の検出にあたり、従来知られているいずれの方法を用いても良く、例えばTaqMan(登録商標)PCR、LAMP法等のPCRによってこれらの遺伝子多型を含む断片を増幅する方法やDNAシーケンサー等で塩基配列を直接決定し、これらの遺伝子多型を検出する方法等が挙げられる。また、DNAチップやGeneチップ等のマイクロアレイによる検出方法を使用しても良い。
本発明の「被験者の汗のかきやすさの判定用ポリヌクレオチド」とは、本発明の検出対象として特定されている一塩基多型及び/或いは該一塩基多型と連鎖不平衡にある一塩基多型、挿入型多型、欠失型多型、又は塩基繰り返し多型の塩基配列を含み得るポリヌクレオチドを指す。
例えば検出対象となる遺伝子多型が一塩基多型であるrs56089836の場合は、G/G、C/G、C/Cのいずれに該当するか検出するために、その箇所の塩基配列を含むポリヌクレオチドとなる。このポリヌクレオチドは検出対象となる一塩基多型及びこれに連続する少なくとも15〜30塩基対からなる塩基配列であることが好ましく、これに相補的な塩基配列も本発明の「被験者の汗のかきやすさの判定用ポリヌクレオチド」に該当し得る。
そして、この「被験者の汗のかきやすさの判定用ポリヌクレオチド」は、一塩基多型及び/又は該一塩基多型と連鎖不平衡にある一塩基多型を検出するためのプローブ又はプライマーとして用いることができる。
本発明の「被験者の汗のかきやすさの判定用キット」とは、「被験者の汗のかきやすさの判定用ポリヌクレオチド」からなるプローブ及び/又はプライマーを少なくとも含むキットのことをいう。このキットはさらに、一塩基多型及び/又は該一塩基多型と連鎖不平衡にある一塩基多型、挿入型多型、欠失型多型、又は塩基繰り返し多型を検出する各方法に適した試薬等を含むものであってもよく、支持体に固定化されたマイクロアレイ等としてキットに含まれてもよい。
本発明の「汗のかきやすさの改善のための組成物」とは、汗のかきやすさを改善するための組成物のことをいう。この組成物はPLB1遺伝子、PPP1CB遺伝子、SPDYA遺伝子、LONP2遺伝子、又はABCC11遺伝子の発現を制御することでこのタンパク質の合成を抑制したり、合成されたタンパク質の作用を抑制したりすることができる。
このような組成物は、汗のかきやすさの改善のための医薬品、化粧品等の有効成分とすることができ、この医薬品等は全身又は局所的に投与することが可能である。
以下、実施例をあげて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
1.DNAサンプル
株式会社エムティーアイの女性のヘルスケアに関するウェブサイト及びアプリの使用者であり、かつ、任意に募集した汗のかきやすさ(形質)に関するアンケートに回答した者をDNAサンプル提供の対象者とした。募集では14407名が集まった。
このうち、eメールアドレス、個人情報等によるスクリーニングを経て、9321名がサンプル提供の対象者となった。
なお、汗のかきやすさに関するアンケートはSurvey Monkey(http://www.surveymonkey.com)によって作成され、オンラインにより対象者から回答を受けた。
DNAサンプルは、唾液採取キット(OraGene(登録商標) DNA;DNA Genotek社)により2015年9月から2016年4月の間に集められた(n=5783)。
本発明にあたり、同意書、アンケート項目、及び遺伝型判定について、つくば国際臨床薬理クリニックの倫理審査委員会によって承認を受けた。同意書のサインにて同意を受けたサンプル提供者よりサンプル収集を行い、遺伝型判定、汗のかきやすさについてのアンケート、及びゲノムワイド関連解析による形質分析を行った。
2.遺伝型の決定
サンプル提供の対象者から得た唾液サンプルはタカラバイオ株式会社によって処理された。
サンプルはそれぞれ、エバージーン株式会社によって東アジア人を対象とするようにカスタムされたAxiom(登録商標)アレイ(EverGen1)によって遺伝型の決定が行われた。
このEverGen1チップは合計610093の多型を含む。そのうち569104多型は1000 Genomesプロジェクトの日本人系統サンプルにおいてMAF≧0.01を有したAxiom CHB-1チップのSNPから選ばれ、疾患上又は表現型上の既知の関連性を有する40989多型を追加したものである。
遺伝型データは、Affymetrix(登録商標) Analysis Suite 1.1.0616によって得た。
3.IBD解析によるサンプルQC
解析対象として適したサンプルを選択するため、遺伝型データを利用して同一個体及び近縁関係にある2個体を抽出した。PLINK2 ver.1.90p(2016年8月16日リリース){Purcell et al.、2007、#42652}を利用して、総当りの2個体のPIHAT値を算出し、個体Call Rate値の悪い個体を解析対象から除外した。
4.PCA解析によるサンプルQC
PCA解析を利用して解析対象から日本人由来の個体を選択した。
1000 GenomesプロジェクトのPhase 3サンプル集団から2504個体のサンプルの遺伝型データ(ftp://ftp-trace.ncbi.nih.gov/1000genomes/ftp/release/20130502/)をダウンロードし、人種の教師データとした。
教師データと解析対象集団、更にPCA解析の精度を上げるために別時期に募集した集団
を加え、PCA解析を行なった。PCA解析に利用したSNPは121595座位で、これらはPLINK2 v1.90pにより連鎖不平衡の低いSNPとして選択した。選択基準はr2<0.2とした{Purcell et al.、2007、#42652; Chang et al.、2015、#66208}。
第1主成分得点、第2主成分得点をそれぞれ横軸、縦軸にとった散布図を描画し、日本
人教師データの近傍にある個体を解析対象として選択した{Yamaguchi-Kabata et al.、2008、#51107; Tian et al.、2008、#28781}。
汗のかきやすさに関するアンケートデータと遺伝型データの両方を有するサンプルで、IBD解析及びPCA解析により解析対象として選択した個体数は5628個体であった。
5.SNPのQC
解析対象SNPの選択基準は、1)SNPコールレート≧99%以上、2)MAF≧0.01、3)HWE P値≧1x10-6とした。
さらに、別時期に募集した集団との重複個体(329個体)について、それぞれで決定さ
れたSNPの遺伝型の一致率を算出し、一致率が90%以上のSNPを解析対象とした。
その結果、536506個のSNPが解析対象として選択された。そのうち2417個は挿入-欠失多型(INDEL)であった。
6.表現型データの処理
汗のかきやすさの形質についてのアンケート項目は、「以下のそれぞれの事柄について、あなたご自身はAとBのどちらに近いですか?ご自身の主観でお答えください。」という質問に対して、「A:汗をかきやすい」を選択した場合を“汗をかきやすい”ケースとし、「B:汗をかきにくい」を選択した場合をコントロールとした。
7.統計解析及び遺伝型予測
マイナーアレルに傾向性様式を仮定し、関連性の有無をロジスティック回帰分析法を用いて評価した。ソフトウェアはPLINK2 v1.90pを利用し、有意水準を5x10-8 とした。
8.ゲノムインピュテーションによる評価
探索解析と検証解析によって関連候補遺伝子多型を決定し、その周辺の未観測遺伝子多型の遺伝型を擬似的に推定した。先ずBEAGLE 4.1{Browning and Browning、2007、#74753}を用いて遺伝型判定データセットをプレフェージング(pre-phasing)し、次にBEAGLE 4.1を用い、1000Genomes Phase 3の参照ハプロタイプを用いて遺伝型をインピュテーションした{Browning and Browning、2016、#55674}。
ゲノムインピュテーションにより擬似的に推定された遺伝型を用いて関連解析を行った。マイナーアレルに傾向性様式を仮定し、関連性の有無をロジスティック回帰分析法で評価した。ソフトウェアはPLINK2 v1.90pを利用し、有意水準を5x10-8として評価した。
9.機能解析(In Silico)
HaploReg 4.1{Ward and Kellis、2012、#42668}を用いて多型のアノテーション付けを行った。これは、転写因子結合部位(TFBS)についての制御系アノテーション、DNase高感受性部位(DHS)、DNAメチル化、進化的な保存度のスコア(GERP)、遺伝子オーバーラップ、及びeQTL アノテーションを含むものであった。
10.結果
上記1.〜9.の解析の結果、ヒトの汗のかきやすさを判定するために有用な遺伝子多型として、米国バイオテクノロジー情報センター(NCBI)SNPデータベースに登録されている表1〜4に示される一塩基多型を特定した。また、表5に示される挿入型多型、欠失型多型、又は塩基繰り返し多型を特定した。そして、これらの遺伝子多型を含む遺伝子、又は該遺伝子の近傍の遺伝子としてPLB1遺伝子、PPP1CB遺伝子、SPDYA遺伝子、LONP2遺伝子、及びABCC11遺伝子を見出した。
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表1〜4に示される一塩基多型及び表5に示される挿入型多型、欠失型多型、又は塩基繰り返し多型において、ターゲットアレルを含む遺伝型ほど“汗をかきやすい”と判定され得た。即ち、一塩基多型であれば次の1)〜130)に示される遺伝型である場合に“汗をかきやすい”と判定され得た。また、挿入型多型、欠失型多型、又は塩基繰り返し多型であれば次の1)〜25)に示される遺伝型である場合に“汗をかきやすい”と判定され得た。さらにPLB1遺伝子、PPP1CB遺伝子、SPDYA遺伝子、LONP2遺伝子、又はABCC11遺伝子は汗のかきやすさに関連し得る遺伝子と推定された。
<一塩基多型>
1)rs56089836のアレルGを保有する遺伝型、2)rs55720575のアレルCを保有する遺伝型、3)rs57183123のアレルGを保有する遺伝型、4)rs899153のアレルGを保有する遺伝型、5)rs4666113のアレルAを保有する遺伝型、6)rs10192375のアレルGを保有する遺伝型、7)rs6726829のアレルCを保有する遺伝型、8)rs7594379のアレルGを保有する遺伝型、9)rs6727225のアレルGを保有する遺伝型、10)rs55772556のアレルTを保有する遺伝型、11)rs7586405のアレルAを保有する遺伝型、12)rs11690065のアレルAを保有する遺伝型、13)rs56206649のアレルAを保有する遺伝型、14)rs1569131のアレルTを保有する遺伝型、15)rs2049691のアレルGを保有する遺伝型、16)rs56240884のアレルTを保有する遺伝型、17)rs2293553のアレルTを保有する遺伝型、18)rs17007191のアレルTを保有する遺伝型、19)rs55721532のアレルGを保有する遺伝型、20)rs4408686のアレルCを保有する遺伝型、21)rs72782280のアレルTを保有する遺伝型、22)rs55877710のアレルTを保有する遺伝型、23)rs55883854のアレルTを保有する遺伝型、24)rs34627117のアレルGを保有する遺伝型、25)rs11675572のアレルTを保有する遺伝型、26)rs61275598のアレルAを保有する遺伝型、27)rs12714240のアレルGを保有する遺伝型、28)rs11683296のアレルGを保有する遺伝型、29)rs745645のアレルTを保有する遺伝型、30)rs4665431のアレルCを保有する遺伝型、31)rs112403637のアレルGを保有する遺伝型、32)rs55836936のアレルCを保有する遺伝型、33)rs11686491のアレルTを保有する遺伝型、34)rs4531886のアレルCを保有する遺伝型、35)rs62129826のアレルTを保有する遺伝型、36)rs10865506のアレルCを保有する遺伝型、37)rs10865505のアレルAを保有する遺伝型、38)rs2045884のアレルCを保有する遺伝型、39)rs4372836のアレルTを保有する遺伝型、40)rs7598876のアレルTを保有する遺伝型、41)rs2169748のアレルAを保有する遺伝型、42)rs7562170のアレルCを保有する遺伝型、43)rs11677127のアレルCを保有する遺伝型、44)rs55835850のアレルCを保有する遺伝型、45)rs111534567のアレルGを保有する遺伝型、46)rs11690423のアレルCを保有する遺伝型、47)rs4665432のアレルAを保有する遺伝型、48)rs11688129のアレルCを保有する遺伝型、49)rs72782294のアレルGを保有する遺伝型、50)rs6710959のアレルCを保有する遺伝型、51)rs4580350のアレルTを保有する遺伝型、52)rs4640348のアレルTを保有する遺伝型、53)rs2169751のアレルGを保有する遺伝型、54)rs7589860のアレルAを保有する遺伝型、55)rs7607844のアレルTを保有する遺伝型、56)rs4549034のアレルCを保有する遺伝型、57)rs34409160のアレルTを保有する遺伝型、58)rs11127180のアレルCを保有する遺伝型、59)rs2276547のアレルGを保有する遺伝型、60)rs4666119のアレルCを保有する遺伝型、61)rs4666118のアレルGを保有する遺伝型、62)rs10180266のアレルAを保有する遺伝型、63)rs7580078のアレルGを保有する遺伝型、64)rs6728459のアレルAを保有する遺伝型、65)rs11127188のアレルGを保有する遺伝型、66)rs62129808のアレルGを保有する遺伝型、67)rs6707848のアレルTを保有する遺伝型、68)rs7579277のアレルGを保有する遺伝型、69)rs11674854のアレルCを保有する遺伝型、70)rs9309664のアレルGを保有する遺伝型、71)rs4233727のアレルTを保有する遺伝型、72)rs6547872のアレルCを保有する遺伝型、73)rs6707130のアレルAを保有する遺伝型、74)rs12614723のアレルCを保有する遺伝型、75)rs4233728のアレルAを保有する遺伝型、76)rs2061757のアレルAを保有する遺伝型、77)rs56287488のアレルAを保有する遺伝型、78)rs6547870のアレルGを保有する遺伝型、79)rs55902327のアレルAを保有する遺伝型、80)rs58717377のアレルAを保有する遺伝型、81)rs56390569のアレルGを保有する遺伝型、82)rs35244334のアレルCを保有する遺伝型、83)rs7594363のアレルCを保有する遺伝型、84)rs11127187のアレルGを保有する遺伝型、85)rs4666114のアレルGを保有する遺伝型、86)rs7565187のアレルCを保有する遺伝型、87)rs6547867のアレルCを保有する遺伝型、88)rs4666115のアレルTを保有する遺伝型、89)rs11682523のアレルTを保有する遺伝型、90)rs4643492のアレルTを保有する遺伝型、91)rs13028787のアレルCを保有する遺伝型、92)rs899154のアレルAを保有する遺伝型、93)rs12476553のアレルTを保有する遺伝型、94)rs13025377のアレルGを保有する遺伝型、95)rs13394863のアレルCを保有する遺伝型、96)rs6547875のアレルGを保有する遺伝型、97)rs10178852のアレルCを保有する遺伝型、98)rs1534480のアレルTを保有する遺伝型、99)rs6547862のアレルGを保有する遺伝型、100)rs6704973のアレルGを保有する遺伝型、101)rs1881255のアレルGを保有する遺伝型、102)rs6547863のアレルAを保有する遺伝型、103)rs11127181のアレルCを保有する遺伝型、104)rs1534481のアレルCを保有する遺伝型、105)rs7604903のアレルAを保有する遺伝型、106)rs11679568のアレルAを保有する遺伝型、107)rs1881256のアレルGを保有する遺伝型、108)rs1534477のアレルCを保有する遺伝型、109)rs1997270のアレルGを保有する遺伝型、110)rs6760822のアレルGを保有する遺伝型、111)rs7601771のアレルCを保有する遺伝型、112)rs1534479のアレルGを保有する遺伝型、113)rs2338546のアレルGを保有する遺伝型、114)rs11127178のアレルTを保有する遺伝型、115)rs11891377のアレルGを保有する遺伝型、116)rs4666107のアレルGを保有する遺伝型、117)rs4666108のアレルCを保有する遺伝型、118)rs7557359のアレルCを保有する遺伝型、119)rs55815151のアレルCを保有する遺伝型、120)rs1534476のアレルGを保有する遺伝型、121)rs13003761のアレルGを保有する遺伝型、122)rs6500380のアレルGを保有する遺伝型、123)rs1982782のアレルGを保有する遺伝型、124)rs8052293のアレルGを保有する遺伝型、125)rs17822931のアレルCを保有する遺伝型、126)rs111915588のアレルGを保有する遺伝型、127)rs56017929のアレルTを保有する遺伝型、128)rs113311037のアレルCを保有する遺伝型、129)rs7185374のアレルCを保有する遺伝型、130)rs12446160のアレルGを保有する遺伝型
<挿入型多型、欠失型多型、又は塩基繰り返し多型>
1)rs531181250のアレルCTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTを保有する遺伝型、2)rs5830086のアレルTを保有する遺伝型、3)rs200048571のアレルTAを保有する遺伝型、4)rs11362755のアレルAを保有する遺伝型、5)rs146417285のアレルAを保有する遺伝型、6)rs11317076のアレルTを保有する遺伝型、7)rs142578101のアレルTGを保有する遺伝型、8)rs57501094のアレルCAGCTCACTGCAGCTTCAACCTCCCTGGを保有する遺伝型、9)rs60484735のアレルTGを保有する遺伝型、10)rs532869892のアレルTAを保有する遺伝型、11)rs72356556のアレルGTを保有する遺伝型、12)rs546848712のアレルACを保有する遺伝型、13)rs150122362のアレルCTを保有する遺伝型、14)rs34388621のアレルAGを保有する遺伝型、15)rs61013289のアレルCを保有する遺伝型、16)rs546378722のアレルCを保有する遺伝型、17)rs11333986のアレルCTを保有する遺伝型、18)rs36004805のアレルCAを保有する遺伝型、19)rs4665434のアレルAを保有する遺伝型、20)rs11410668のアレルTを保有する遺伝型、21)rs34677847のアレルAを保有する遺伝型、22)rs72245314のアレルATを保有する遺伝型、23)rs35685583のアレルAGを保有する遺伝型、24)rs34443149のアレルAを保有する遺伝型、25)rs34852150のアレルATを保有する遺伝型
本発明の方法により、対象となるヒトそれぞれの汗のかきやすさを網羅的に把握することができる。また、判定用ポリヌクレオチドや判定用キットの使用により、汗のかきやすさを簡便に把握することも可能となる。
さらに、本発明により汗のかきやすさに関連する遺伝子の発現等を制御することで汗の
かきやすさの改善のための組成物を提供することも可能となる。

Claims (8)

  1. 被験者由来のDNA含有試料において遺伝型を検出する工程を含む被験者の汗のかきやすさを判定する方法であって、検出する遺伝型が米国バイオテクノロジー情報センター(NCBI)SNPデータベースに登録されている表1〜5に示される群から選択される1以上の一塩基多型及び/或いは該一塩基多型と連鎖不平衡にある一塩基多型、挿入型多型、欠失型多型、又は塩基繰り返し多型のいずれか一種以上である、被験者の汗のかきやすさを判定する方法。
  2. 被験者由来のDNA含有試料において遺伝型を検出する工程を含む被験者の汗のかきやすさ
    を判定する方法であって、検出の対象となる一塩基多型がrs56089836、rs55720575、rs57183123、rs899153、rs4666113、rs10192375、rs6726829、rs7594379、rs6727225、rs55772556、rs7586405、rs11690065、rs56206649、rs1569131、rs2049691、rs56240884、rs2293553、rs17007191、rs55721532、rs4408686、rs72782280、rs55877710、rs55883854、rs34627117、rs11675572、rs61275598、rs12714240、rs11683296、rs745645、rs4665431、rs112403637、rs55836936、rs11686491、rs4531886、rs62129826、rs10865506、rs10865505、rs2045884、rs4372836、rs7598876、rs2169748、rs7562170、rs11677127、rs55835850、rs111534567、rs11690423、rs4665432、rs11688129、rs72782294、rs6710959、rs4580350、rs4640348、rs2169751、rs7589860、rs7607844、rs4549034、rs34409160、rs11127180、rs2276547、rs4666119、rs4666118、rs10180266、rs7580078、rs6728459、rs11127188、rs62129808、rs6707848、rs7579277、rs11674854、rs9309664、rs4233727、rs6547872、rs6707130、rs12614723、rs4233728、rs2061757、rs56287488、rs6547870、rs55902327、rs58717377、rs56390569、rs35244334、rs7594363、rs11127187、rs4666114、rs7565187、rs6547867、rs4666115、rs11682523、rs4643492、rs13028787、rs899154、rs12476553、rs13025377、rs13394863、rs6547875、rs10178852、rs1534480、rs6547862、rs6704973、rs1881255、rs6547863、rs11127181、rs1534481、rs7604903、rs11679568、rs1881256、rs1534477、rs1997270、rs6760822、rs7601771、rs1534479、rs2338546、rs11127178、rs11891377、rs4666107、rs4666108、rs7557359、rs55815151、rs1534476、rs13003761、rs6500380、rs1982782、rs8052293、rs17822931、rs111915588、rs56017929、rs113311037、rs7185374、及びrs12446160からなる群から選択される1以上の一塩基多型及び/又は該一塩基多型と連鎖不平衡にある一塩基多型である、請求項1に記載の方法。
  3. rs56089836のアレルGを保有する遺伝型、
    rs55720575のアレルCを保有する遺伝型、
    rs57183123のアレルGを保有する遺伝型、
    rs899153のアレルGを保有する遺伝型、
    rs4666113のアレルAを保有する遺伝型、
    rs10192375のアレルGを保有する遺伝型、
    rs6726829のアレルCを保有する遺伝型、
    rs7594379のアレルGを保有する遺伝型、
    rs6727225のアレルGを保有する遺伝型、
    rs55772556のアレルTを保有する遺伝型、
    rs7586405のアレルAを保有する遺伝型、
    rs11690065のアレルAを保有する遺伝型、
    rs56206649のアレルAを保有する遺伝型、
    rs1569131のアレルTを保有する遺伝型、
    rs2049691のアレルGを保有する遺伝型、
    rs56240884のアレルTを保有する遺伝型、
    rs2293553のアレルTを保有する遺伝型、
    rs17007191のアレルTを保有する遺伝型、
    rs55721532のアレルGを保有する遺伝型、
    rs4408686のアレルCを保有する遺伝型、
    rs72782280のアレルTを保有する遺伝型、
    rs55877710のアレルTを保有する遺伝型、
    rs55883854のアレルTを保有する遺伝型、
    rs34627117のアレルGを保有する遺伝型、
    rs11675572のアレルTを保有する遺伝型、
    rs61275598のアレルAを保有する遺伝型、
    rs12714240のアレルGを保有する遺伝型、
    rs11683296のアレルGを保有する遺伝型、
    rs745645のアレルTを保有する遺伝型、
    rs4665431のアレルCを保有する遺伝型、
    rs112403637のアレルGを保有する遺伝型、
    rs55836936のアレルCを保有する遺伝型、
    rs11686491のアレルTを保有する遺伝型、
    rs4531886のアレルCを保有する遺伝型、
    rs62129826のアレルTを保有する遺伝型、
    rs10865506のアレルCを保有する遺伝型、
    rs10865505のアレルAを保有する遺伝型、
    rs2045884のアレルCを保有する遺伝型、
    rs4372836のアレルTを保有する遺伝型、
    rs7598876のアレルTを保有する遺伝型、
    rs2169748のアレルAを保有する遺伝型、
    rs7562170のアレルCを保有する遺伝型、
    rs11677127のアレルCを保有する遺伝型、
    rs55835850のアレルCを保有する遺伝型、
    rs111534567のアレルGを保有する遺伝型、
    rs11690423のアレルCを保有する遺伝型、
    rs4665432のアレルAを保有する遺伝型、
    rs11688129のアレルCを保有する遺伝型、
    rs72782294のアレルGを保有する遺伝型、
    rs6710959のアレルCを保有する遺伝型、
    rs4580350のアレルTを保有する遺伝型、
    rs4640348のアレルTを保有する遺伝型、
    rs2169751のアレルGを保有する遺伝型、
    rs7589860のアレルAを保有する遺伝型、
    rs7607844のアレルTを保有する遺伝型、
    rs4549034のアレルCを保有する遺伝型、
    rs34409160のアレルTを保有する遺伝型、
    rs11127180のアレルCを保有する遺伝型、
    rs2276547のアレルGを保有する遺伝型、
    rs4666119のアレルCを保有する遺伝型、
    rs4666118のアレルGを保有する遺伝型、
    rs10180266のアレルAを保有する遺伝型、
    rs7580078のアレルGを保有する遺伝型、
    rs6728459のアレルAを保有する遺伝型、
    rs11127188のアレルGを保有する遺伝型、
    rs62129808のアレルGを保有する遺伝型、
    rs6707848のアレルTを保有する遺伝型、
    rs7579277のアレルGを保有する遺伝型、
    rs11674854のアレルCを保有する遺伝型、
    rs9309664のアレルGを保有する遺伝型、
    rs4233727のアレルTを保有する遺伝型、
    rs6547872のアレルCを保有する遺伝型、
    rs6707130のアレルAを保有する遺伝型、
    rs12614723のアレルCを保有する遺伝型、
    rs4233728のアレルAを保有する遺伝型、
    rs2061757のアレルAを保有する遺伝型、
    rs56287488のアレルAを保有する遺伝型、
    rs6547870のアレルGを保有する遺伝型、
    rs55902327のアレルAを保有する遺伝型、
    rs58717377のアレルAを保有する遺伝型、
    rs56390569のアレルGを保有する遺伝型、
    rs35244334のアレルCを保有する遺伝型、
    rs7594363のアレルCを保有する遺伝型、
    rs11127187のアレルGを保有する遺伝型、
    rs4666114のアレルGを保有する遺伝型、
    rs7565187のアレルCを保有する遺伝型、
    rs6547867のアレルCを保有する遺伝型、
    rs4666115のアレルTを保有する遺伝型、
    rs11682523のアレルTを保有する遺伝型、
    rs4643492のアレルTを保有する遺伝型、
    rs13028787のアレルCを保有する遺伝型、
    rs899154のアレルAを保有する遺伝型、
    rs12476553のアレルTを保有する遺伝型、
    rs13025377のアレルGを保有する遺伝型、
    rs13394863のアレルCを保有する遺伝型、
    rs6547875のアレルGを保有する遺伝型、
    rs10178852のアレルCを保有する遺伝型、
    rs1534480のアレルTを保有する遺伝型、
    rs6547862のアレルGを保有する遺伝型、
    rs6704973のアレルGを保有する遺伝型、
    rs1881255のアレルGを保有する遺伝型、
    rs6547863のアレルAを保有する遺伝型、
    rs11127181のアレルCを保有する遺伝型、
    rs1534481のアレルCを保有する遺伝型、
    rs7604903のアレルAを保有する遺伝型、
    rs11679568のアレルAを保有する遺伝型、
    rs1881256のアレルGを保有する遺伝型、
    rs1534477のアレルCを保有する遺伝型、
    rs1997270のアレルGを保有する遺伝型、
    rs6760822のアレルGを保有する遺伝型、
    rs7601771のアレルCを保有する遺伝型、
    rs1534479のアレルGを保有する遺伝型、
    rs2338546のアレルGを保有する遺伝型、
    rs11127178のアレルTを保有する遺伝型、
    rs11891377のアレルGを保有する遺伝型、
    rs4666107のアレルGを保有する遺伝型、
    rs4666108のアレルCを保有する遺伝型、
    rs7557359のアレルCを保有する遺伝型、
    rs55815151のアレルCを保有する遺伝型、
    rs1534476のアレルGを保有する遺伝型、
    rs13003761のアレルGを保有する遺伝型、
    rs6500380のアレルGを保有する遺伝型、
    rs1982782のアレルGを保有する遺伝型、
    rs8052293のアレルGを保有する遺伝型、
    rs17822931のアレルCを保有する遺伝型、
    rs111915588のアレルGを保有する遺伝型、
    rs56017929のアレルTを保有する遺伝型、
    rs113311037のアレルCを保有する遺伝型、
    rs7185374のアレルCを保有する遺伝型、
    又はrs12446160のアレルGを保有する遺伝型のいずれか1以上の遺伝型を示す被験者は汗をかきやすいと判定する工程を含む、請求項2に記載の方法。
  4. 被験者由来のDNA含有試料において遺伝型を検出する工程を含む被験者の汗のかきやすさを判定する方法であって、検出の対象となる挿入型多型、欠失型多型、又は塩基繰り返し多型がrs531181250、rs5830086、rs200048571、rs11362755、rs146417285、rs11317076、rs142578101、rs57501094、rs60484735、rs532869892、rs72356556、rs546848712、rs150122362、rs34388621、rs61013289、rs546378722、rs11333986、rs36004805、rs4665434、rs11410668、rs34677847、rs72245314、rs35685583、rs34443149、及びrs34852150からなる群から選択される1以上の挿入型多型、欠失型多型、又は塩基繰り返し多型である、請求項1に記載の方法。
  5. rs531181250のアレルCTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTを保有する遺伝型、
    rs5830086のアレルTを保有する遺伝型、
    rs200048571のアレルTAを保有する遺伝型、
    rs11362755のアレルAを保有する遺伝型、
    rs146417285のアレルAを保有する遺伝型、
    rs11317076のアレルTを保有する遺伝型、
    rs142578101のアレルTGを保有する遺伝型、
    rs57501094のアレルCAGCTCACTGCAGCTTCAACCTCCCTGGを保有する遺伝型、
    rs60484735のアレルTGを保有する遺伝型、
    rs532869892のアレルTAを保有する遺伝型、
    rs72356556のアレルGTを保有する遺伝型、
    rs546848712のアレルACを保有する遺伝型、
    rs150122362のアレルCTを保有する遺伝型、
    rs34388621のアレルAGを保有する遺伝型、
    rs61013289のアレルCを保有する遺伝型、
    rs546378722のアレルCを保有する遺伝型、
    rs11333986のアレルCTを保有する遺伝型、
    rs36004805のアレルCAを保有する遺伝型、
    rs4665434のアレルAを保有する遺伝型、
    rs11410668のアレルTを保有する遺伝型、
    rs34677847のアレルAを保有する遺伝型、
    rs72245314のアレルATを保有する遺伝型、
    rs35685583のアレルAGを保有する遺伝型、
    rs34443149のアレルAを保有する遺伝型、
    又はrs34852150のアレルATを保有する遺伝型のいずれか1以上の遺伝型を示す被験者は、汗をかきやすいと判定する工程を含む、請求項4に記載の方法。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の一塩基多型及び/又は該一塩基多型と連鎖不平衡にある一塩基多型、挿入型多型、欠失型多型、又は塩基繰り返し多型を検出するためのプローブ又はプライマーとして用いることができる、被験者の汗のかきやすさの判定用ポリヌクレオチド。
  7. 請求項6に記載のポリヌクレオチドからなるプローブ及び/又はプライマーを含む、被験者の汗のかきやすさの判定用キット。
  8. PLB1遺伝子、PPP1CB遺伝子、SPDYA遺伝子、LONP2遺伝子、又はABCC11遺伝子の発現を制御し、又は該タンパク質の作用を抑制する汗のかきやすさの改善のための組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2020174813A1 (ja) 2019-02-27 2020-09-03 株式会社Jvcケンウッド 記録再生装置、記録再生方法およびプログラム

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