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JP2019025767A - 液体噴射装置及びその制御方法 - Google Patents

液体噴射装置及びその制御方法 Download PDF

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JP2019025767A JP2017147580A JP2017147580A JP2019025767A JP 2019025767 A JP2019025767 A JP 2019025767A JP 2017147580 A JP2017147580 A JP 2017147580A JP 2017147580 A JP2017147580 A JP 2017147580A JP 2019025767 A JP2019025767 A JP 2019025767A
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Kazunori Ito
和徳 伊藤
晴久 植澤
Haruhisa Uesawa
晴久 植澤
英一郎 渡邊
Eiichiro Watanabe
英一郎 渡邊
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Abstract

【課題】貯留部の交換時の液体噴射面の液体の高さを抑制して、液体噴射面の液体による噴射媒体や装置内の汚れを抑制した液体噴射装置及びその制御方法を提供する。【解決手段】液体を噴射するノズル、及び、前記ノズルに連通する流路内の液体に圧力変化を生じさせる駆動素子を具備する液体噴射ヘッド1と、前記液体噴射ヘッド1を保持すると共に被噴射媒体の移動方向に対して交差する方向に移動可能に設けられた保持部5と、前記保持部5に交換可能に保持されて液体を貯留する貯留部8と、前記貯留部8の交換位置で、前記駆動素子に対して前記ノズルが開口する液体噴射面における液体の高さを抑制する高さ抑制動作を行わせる制御部と、を具備する。【選択図】図10

Description

本発明は、ノズルから液体を噴射する液体噴射ヘッドを具備する液体噴射装置及びその制御方法に関し、特に液体としてインクを吐出するインクジェット式記録装置及びその制御方法に関する。
インクジェット式プリンターやプロッター等の液体噴射装置の代表例であるインクジェット式記録装置は、液体であるインクを貯留する貯留部であるインクカートリッジから供給されたインクをインク滴として吐出するインクジェット式記録ヘッドと、インクジェット式記録ヘッドと共にインクカートリッジを着脱可能に保持する保持部であるキャリッジと、を具備する(例えば、特許文献1参照)。
このようなインクジェット式記録装置では、インクジェット式記録ヘッドとインクカートリッジとの接続は、インクジェット式記録ヘッドの供給針にインクカートリッジの導出孔を挿入することで行われる。
特開2003−266726号公報
しかしながら、貯留部であるインクカートリッジを交換する際に、インクカートリッジがインクジェット式記録ヘッドの供給針に挿入されると、インクカートリッジの導出孔が供給針に押し込まれることで、インクカートリッジの導出孔内の容積が減少し、インクジェット式記録ヘッドのインク内圧が高まり、ノズルに形成されたインクのメニスカスに正圧が印加される。そこに、インクカートリッジの交換による振動やキャリッジの移動に伴う振動などが加わると、ノズルからインクが垂れ下がり、キャリッジを移動させた際に、媒体や装置内部にインクが落下し、汚してしまうという問題がある。
なお、このような問題はインクジェット式記録装置だけではなく、インク以外の液体を噴射する液体噴射装置においても同様に存在する。
本発明はこのような事情に鑑み、貯留部の交換時の液体噴射面の液体の高さを抑制して、液体噴射面の液体による噴射媒体や装置内の汚れを抑制した液体噴射装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の態様は、液体を噴射するノズル、及び、前記ノズルに連通する流路内の液体に圧力変化を生じさせる駆動素子を具備する液体噴射ヘッドと、前記液体噴射ヘッドを保持すると共に被噴射媒体の移動方向に対して交差する方向に移動可能に設けられた保持部と、前記保持部に交換可能に保持されて液体を貯留する貯留部と、前記貯留部の交換位置で、前記駆動素子に対して前記ノズルが開口する液体噴射面における液体の高さを抑制する高さ抑制動作を行わせる制御部と、を具備することを特徴とする液体噴射装置にある。
かかる態様では、貯留部の交換位置で、制御部が液体噴射面における液体の高さを抑制する高さ制御動作を行わせることで、貯留部の交換後に保持部材を移動させた際に、液体噴射面の液体が被噴射媒体や装置内部に直接付着することや落下することによって汚すのを抑制することができる。
ここで、前記制御部は、前記貯留部の交換開始時に前記保持部を制御して液体の吸収体に鉛直方向で対向する前記交換位置に移動させて、前記貯留部の交換後に、前記ノズルから液体を噴射させるように前記駆動素子を制御することが好ましい。これによれば、液体を吐出させて吸収体に吸収させることで、液体噴射面に垂れ下がったインクの高さを効果的に抑制することができる。
また、前記吸収体は、前記被噴射媒体を支持する支持部材に設けられた第1吸収体と、前記液体噴射ヘッドの前記ノズルが開口する液体噴射面を覆うキャップ内に設けられた第2吸収体と、を具備し、前記制御部は、前記保持部を前記第1吸収体又は前記第2吸収体に鉛直方向で対向する位置に移動させることが好ましい。これによれば、保持部を第1吸収体に移動させることで、ホームポジション領域においてユーザーによって不意に貯留部が交換されるのを抑制することができる。また、保持部を第2吸収体に移動させることで、支持部材上の被噴射媒体を排除する必要がないため、印刷中であっても貯留部を交換することができる。
また、前記制御部は、前記貯留部の交換時期に応じて、前記第1吸収体及び前記第2吸収体の何れかに移動させるか判断することが好ましい。これによれば、貯留部の交換時期に応じて、制御部が2箇所の交換位置から最適な交換位置を選択することで、貯留部の交換による印刷の停止時間を短くすることができると共に、液体の無駄な廃棄を抑制することができる。
また、前記ノズルが複数設けられており、前記制御部は、複数の前記ノズルのうち、液体のメニスカスが正常なノズルから液体を吐出させることが好ましい。これによれば、メニスカスが正常なノズルから液体を吐出させて、メニスカス異常のノズルから液体噴射面の液体を吸引して、液体噴射面の液体の高さを低く抑制することができる。
また、前記制御部は、前記貯留部の交換後に、前記液体噴射ヘッドの前記駆動素子に前記ノズルの液体のメニスカスを壊すが、前記ノズルから液体が噴射されない微振動を行わせるように制御することが好ましい。これによれば、微振動によって液体噴射面の広い面積に液体を展開して、液体噴射面の液体の高さを低く抑制することができる。また、微振動させるだけなので、吸収体が不要となり、印刷中であっても貯留部の交換を行うことができる。
また、前記ノズルが開口する液体噴射面は、前記ノズルの周囲に設けられた撥液性を有する撥液領域と、撥液領域の外側に設けられて前記撥液領域に比べて撥液性が低い非撥液領域と、を有することが好ましい。これによれば、微振動によって非撥液領域に液体を展開することができる。
また、前記ノズルが複数設けられており、前記制御部は、複数の前記ノズルのうち、液体のメニスカスが正常なノズルに対応する前記駆動素子に前記微振動を行わせることが好ましい。これによれば、メニスカスが正常なノズルのメニスカスを微振動によって決壊させて、液体噴射面の液体を広い面積に展開することができ、液体噴射面の液体の高さを低く抑制することができる。
さらに、本発明の他の態様は、液体を噴射するノズル、及び、前記ノズルに連通する流路内の液体に圧力変化を生じさせる駆動素子を具備する液体噴射ヘッドと、前記液体噴射ヘッドを保持すると共に被噴射媒体の移動方向に対して交差する方向に移動可能に設けられた保持部と、前記保持部に交換可能に保持されて液体を貯留する貯留部と、を具備する液体噴射装置の制御方法であって、前記貯留部の交換位置で、前記駆動素子に対して前記ノズルが開口する液体噴射面における液体の高さを抑制する高さ抑制動作を行わせることを特徴とする液体噴射装置の制御方法にある。
かかる態様では、貯留部の交換位置で、制御部が液体噴射面における液体の高さを抑制する高さ制御動作を行わせることで、貯留部の交換後に保持部材を移動させた際に、液体噴射面の液体が被噴射媒体や装置内部に直接付着することや落下することによって汚すのを抑制することができる。
本発明の記録装置の平面図である。 本発明の実施形態1に係る記録ヘッドの要部を切り欠いた斜視図である。 本発明の実施形態1に係る記録ヘッドの要部断面図である。 本発明の実施形態1に係るヘッド本体の断面図である。 本発明の実施形態1に係る記録装置の電気的構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係る機能実現部を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係る制御方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1に係る記録装置の要部側面図である。 本発明の実施形態1に係る記録装置の要部側面図である。 本発明の実施形態1に係る記録装置の要部側面図である。 本発明の実施形態2に係る機能実現部を示すブロック図である。 本発明の実施形態2に係る制御方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る記録装置の要部側面図である。 本発明の実施形態2に係る記録装置の要部側面図である。 本発明の実施形態2に係る記録装置の要部側面図である。 本発明の実施形態3に係る駆動信号を示す波駆動波形である。 本発明の実施形態3に係る制御方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態3に係る記録装置の要部側面図である。 本発明の実施形態3に係る記録装置の要部側面図である。 本発明の実施形態3に係る記録装置の要部側面図である。 本発明の実施形態4に係る駆動信号を示す駆動波形である。 本発明の実施形態5に係る制御方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態5に係る記録装置の要部側面図である。 本発明の実施形態5に係る記録装置の要部側面図である。 本発明の実施形態5に係る記録装置の要部側面図である。 本発明の実施形態6に係る液体噴射面の平面図である。 本発明の実施形態6に係る液体噴射面の平面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。ただし、以下の説明は、本発明の一態様を示すものであって、本発明の範囲内で任意に変更可能である。各図において同じ符号を付したものは、同一の部材を示しており、適宜説明が省略されている。また、各図において、X、Y、Zは、互いに直交する3つの空間軸を表している。本明細書では、これらの軸に沿った方向を第1の方向X、第2の方向Y、及び第3の方向Zとして説明する。また、第3の方向Zは鉛直方向を示し、鉛直方向下側をZ1側、鉛直方向上側をZ2側と称する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る液体噴射装置の一例であるインクジェット式記録装置の概略構成を示す図である。
図1に示すように、本実施形態の液体噴射装置の一例であるインクジェット式記録装置Iは平面視矩形状をなす本実施形態の装置本体である本体フレーム2を備えている。この本体フレーム2内には、紙や記録シートなどの被噴射媒体(図示略)のインク滴が着弾する着弾面とは反対面側に設けられて、被噴射媒体を支持する支持部材である媒体支持部材3が設けられている。媒体支持部材3は、主走査方向となる第1の方向Xに沿って延設されている。媒体支持部材3上には、図示しない紙送り機構により被噴射媒体が副走査方向となる第2の方向Yに沿って給送されるようになっている。
また、本実施形態の媒体支持部材3には、第1吸収体3aが設けられている。第1吸収体3aは、被噴射媒体を支持する面の第2の方向Yの略中央部に、第1の方向Xに亘って連続して露出するように設けられている。このような第1吸収体3aとしては、例えば、綿状パルプ、高分子吸水ポリマー、ウレタンフォーム等の多孔質材料や不織布などが挙げられる。このような第1吸収体3aは、被噴射媒体よりも大きな印刷領域に印刷を行う、いわゆる縁なし印刷を行った際に、被噴射媒体よりも外側に吐出されたインクを吸収する。
また、本体フレーム2内における媒体支持部材3の上方には、媒体支持部材3の第1の方向Xと平行に延びる棒状のガイド軸4が架設されている。
ガイド軸4には、本実施形態の液体噴射ヘッドの一例であるインクジェット式記録ヘッド1(以下、単に記録ヘッド1とも言う)を保持した保持部であるキャリッジ5がガイド軸4に沿って第1の方向Xに往復移動可能な状態で支持されている。キャリッジ5は、本体フレーム2に設けられた一対のプーリー6a間に掛装された無端状のタイミングベルト6を介して本体フレーム2に設けられたキャリッジモーター7に連結されている。これにより、キャリッジ5は、キャリッジモーター7の駆動によってガイド軸4に沿って往復移動される。
また、記録ヘッド1には、液体としてインクを貯留する貯留部であるインクカートリッジ8が着脱可能に設けられている。すなわち、キャリッジ5には、インクカートリッジ8が装着された記録ヘッド1が保持されている。本実施形態では、インクカートリッジ8は、4個設けられている。もちろん、インクカートリッジ8の数は特に限定されず、1個であってもよく、2個以上の複数が設けられていてもよい。
本体フレーム2内における第1の方向Xの一端部寄りの位置であって、キャリッジ5のホームポジション領域には、記録ヘッド1のクリーニング等のメンテナンスを行うためのメンテナンスユニット9が設けられている。このメンテナンスユニット9は、記録ヘッド1のノズルが開口する液体噴射面をワイピングするワイパー10と、記録ヘッド1のノズルを覆うように液体噴射面に当接したり、各ノズルからフラッシングによって吐出されるインクを受容したりするためのキャップ11と、を備えている。
ワイパー10は、記録ヘッド1の液体噴射面を払拭するものであり、例えば、ゴムやエラストマー等の弾性材料、スポンジ等の多孔質材料、織物、編み物、不織布などの布を用いることができる。ワイパー10によって液体噴射面を払拭することで、液体噴射面に付着したインクを除去する、いわゆるワイピングが行われる。
また、キャップ11は、液体噴射面に当接してノズルを覆うものであり、キャップ11には、当該キャップ11内を吸引可能な吸引ポンプ等の吸引装置(図示略)が接続されている。そして、記録ヘッド1のノズルを覆うように液体噴射面にキャップ11を当接した状態でキャップ11内を吸引装置によって吸引することで、ノズルからインクや気泡などをキャップ11内に強制的に排出させる、いわゆる吸引クリーニングが行われる。
なお、非印刷時には、キャップ11によってノズルを封止することにより、ノズル近傍のインクの乾燥を抑制するようにしてもよい。もちろん、吸引クリーニングに用いるキャップ11とは別に、ノズル近傍のインクの乾燥及び増粘を抑制するための保護キャップを設けるようにしてもよい。
また、本実施形態では、キャップ11の内側には、第2吸収体12が設けられている。第2吸収体12は、上述した第1吸収体3aと同様に、例えば、綿状パルプ、高分子吸水ポリマー、ウレタンフォーム等の多孔質材料や不織布などが挙げられる。キャップ11内の第2吸収体12は、キャップ11内のインクを吸収保持するようになっている。
なお、キャップ11とは別の保護キャップを設けた場合には、保護キャップ内に第2吸収体12を設けるようにしてもよい。すなわち、第2吸収体12は、ノズルを覆うキャップの内側に設けられていればよく、吸引クリーニングに用いるキャップ11の内側、および、保護キャップの内側の少なくとも一方に設けられていればよい。
このようなインクジェット式記録装置Iでは、被噴射媒体を第2の方向Yに沿って給送しつつ、キャリッジ5がガイド軸4に沿って移動されると共に記録ヘッド1からインクがインク滴として吐出されて被噴射媒体に着弾されることで、印刷が行われる。
ここで、本実施形態のインクジェット式記録装置Iに搭載される記録ヘッド1について図2〜図4を参照して説明する。なお、図2は、液体噴射ヘッドの一例であるインクジェット式記録ヘッドの要部を切り欠いた斜視図であり、図3は、記録ヘッドの要部断面図であり、図4は、ヘッド本体の断面図である。
図2及び図3に示すように、本実施形態の記録ヘッド1は、液体としてインクを吐出するヘッド本体20とインクカートリッジが着脱される流路部材40とを具備する。
図4に示すように、ヘッド本体20は、縦振動型の圧電アクチュエーターが圧力発生手段として設けられたものであり、流路基板21には、複数の圧力発生室22が第1の方向Xに並設され、流路基板21の第3の方向Zの両側は、各圧力発生室22に対応してノズル23を有するノズルプレート24と、振動板25とにより封止されている。すなわち、ノズルプレート24には、各圧力発生室22に対応してノズル23が設けられているため、ノズルプレート24には、圧力発生室22の並設された列に対して、ノズル23が圧力発生室22の並設方向である第1の方向Xに沿って並設された列が形成されている。本実施形態では、ノズルプレート24のノズル23が開口する面を液体噴射面と称する。
また、ノズルプレート24の液体噴射面24aは、インクに対して撥液性を有する撥液処理が施されている。本実施形態では、液体噴射面24aには、撥液膜24bを設けることで撥液処理が施されている。撥液膜24bは、インクに対して撥液性を有するものであれば特に限定されず、例えば、フッ素系高分子を含む金属膜や、撥液性を有する金属アルコキシドの分子膜などを用いることができる。
また、流路基板21には、圧力発生室22毎にそれぞれインク供給口26を介して連通されて複数の圧力発生室22の共通のインク室となるマニホールド27が形成されており、マニホールド27には、流路部材のインクカートリッジが接続される。
一方、振動板25の圧力発生室22とは反対側には、各圧力発生室22に対応する領域にそれぞれ圧電アクチュエーター28の先端が当接されて設けられている。これらの圧電アクチュエーター28は、圧電材料29と、電極形成材料30及び31とを縦に交互にサンドイッチ状に挟んで積層され、振動に寄与しない不活性領域が固定基板32に固着されている。なお、固定基板32と、振動板25、流路基板21及びノズルプレート24とは、ヘッドケース33を介して一体的に固定されている。また、圧電アクチュエーター28には、圧電アクチュエーター28を駆動するための駆動IC等の駆動回路34が搭載されたCOF等の回路基板35が接続されている。
また、ヘッドケース33には、流路部材40に接続されると共にマニホールド27に接続された液体供給路36が設けられている。インクカートリッジ8からのインクは、液体供給路36を介してマニホールド27に供給され、インク供給口26を介して各圧力発生室22に分配される。実際には、圧電アクチュエーター28に電圧を印加することにより圧電アクチュエーター28を収縮させる。これにより、振動板25が圧電アクチュエーター28と共に変形されて(図中上方向に引き上げられて)圧力発生室22の容積が広げられ、圧力発生室22内にインクが引き込まれる。そして、ノズル23に至るまで内部をインクで満たした後、駆動回路34からの記録信号に従い、圧電アクチュエーター28の電極形成材料30及び31に印加していた電圧を解除すると、圧電アクチュエーター28が伸張されて元の状態に戻る。これにより、振動板25も変位して元の状態に戻るため圧力発生室22が収縮され、内部圧力が高まりノズル23からインク滴が吐出される。すなわち、本実施形態では、圧力発生室22に圧力変化を生じさせる圧力発生手段として縦振動型の圧電アクチュエーター28が設けられている。
また、ヘッドケース33の流路基板21とは反対側には、配線基板37が設けられており、圧電アクチュエーター28に一端が接続された回路基板35の他端部が配線基板37に電気的に接続されている。そして、記録ヘッド1の外部から入力された駆動信号は配線基板37と回路基板35とを介して選択的に圧電アクチュエーター28に供給されて、ノズル23から選択的にインク滴が吐出される。
なお、特に図示していないが、本実施形態の流路基板21には、圧力発生室22が第1の方向Xに並設された列が、第2の方向Yに複数列、本実施形態では、4列設けられており、圧力発生室22の列に対応して、ノズル23が第1の方向Xに並設された列が第2の方向Yに4列設けられている。そして、ノズル23の各列からは異なるインク、すなわち、合計4種類のインクが吐出される。
一方、図2及び図3に示すように、流路部材40は、内部に液体であるインクが通過するインク流路41が設けられている。また、インク流路41が開口する一方面には、インクカートリッジ8が装着される液体収容体装着部であるカートリッジ装着部42が設けられている。本実施形態では、カートリッジ装着部42には、4つのインクカートリッジ8が第2の方向Yに並設されて装着される。
カートリッジ装着部42は、周囲を壁部43で囲まれており、第1の方向Xの一方の壁部43には、厚さ方向に貫通した係合孔44が設けられている。この係合孔44に詳しくは後述するインクカートリッジ8の係合爪が係合することで、カートリッジ装着部42にインクカートリッジ8が装着される。
なお、本実施形態では、カートリッジ装着部42には4つのインクカートリッジ8が装
着されるため、各インクカートリッジ8の間には仕切り板45が設けられている。
また、カートリッジ装着部42のインク流路41の開口には、インクに含まれる気泡やゴミなどの異物を除去するフィルター46とフィルター46上に設けられた供給針47とが設けられている。
供給針47は、詳しくは後述するインクカートリッジ8に設けられたインク導出部材82に設けられたインク導出孔83に挿入される。そして、インクカートリッジ8内のインクは、供給針47の内部を通過してフィルター46で異物が除去された後、流路部材40のインク流路41を介してヘッド本体に供給される。
このような流路部材40に着脱されるインクカートリッジ8は、内部に液体としてインクが貯留されたインクパック81が保持された中空箱形状を有する。
インクパック81の一端部には、インク導出部材82が設けられており、インク導出部材82がインクカートリッジ8の一方面側から外部に露出して設けられている。なお、インク導出部材82には、インク導出孔83が設けられおり、上述したように、インク導出孔83に供給針47が挿入されることで、インクパック81内のインクは供給針47を介して流路部材40に供給される。
また、インクカートリッジ8の外周には、流路部材40の壁部43に設けられた係合孔44に挿入される係合爪84が設けられた板状のレバー85が設けられている。
レバー85は、インクカートリッジ8の側面のインク導出部材82側に基端部が固定されて、先端部が自由端となるように設けられている。また、レバー85の外周の係合孔44に相対向する領域には、係合爪84が設けられている。
このようなレバー85は、インクカートリッジ8に固定された基端部を軸として先端部側が回転するように弾性変形する。このようにレバー85を弾性変形させて先端部を回転させることで、係合爪84が係合孔44に挿入されてインクカートリッジ8の脱着方向の移動が規制された装着状態(保持状態)と、係合爪84が係合孔44から抜去された状態とにすることができる。すなわち、本実施形態では、貯留部であるインクカートリッジ8をカートリッジ装着部42に保持する保持手段として、レバー85と係合爪84と係合孔44とが設けられている。なお、インクカートリッジ8をカートリッジ装着部42に保持する保持手段は、特にこれに限定されず、例えば、流路部材40に蓋部材を設け、蓋部材によってインクカートリッジ8を内部に着脱可能に保持するようにしてもよく、バンドやクリップ等によってインクカートリッジ8を保持してもよい。
このようなインクカートリッジ8をカートリッジ装着部42に装着する際に、供給針47によってインク導出孔83が押し込まれることによって記録ヘッド1のインク内圧が上がり、ノズルに形成されたインクのメニスカスに正圧が印加されてインクが垂れ下がる。このような状態でキャリッジ5の移動や被噴射媒体の搬送を行うと、垂れ下がったインクが被噴射媒体やインクジェット式記録装置Iの内部に付着して汚してしまう。また、垂れ下がったインクは、インクカートリッジ8の交換による振動や、キャリッジ5の移動による振動等が加わることで、被噴射媒体やインクジェット式記録装置Iの内部などに落下し、汚してしまう。
このため、本実施形態では、制御部100によってインクカートリッジ8の交換時の動作を制御することによってインクによる汚れを抑制している。このようなインクによる汚れを抑制するインクジェット式記録装置Iの制御部100について、図5を参照して説明する。
制御部100は、インクジェット式記録装置Iの全体の制御をする要素であり、図1に示すように、インクジェット式記録装置Iに設けられた制御装置13内に設けられている。
図5に示すように、制御部100は、CPU等を含んで構成した制御処理部101と記憶部102と駆動信号生成部103と外部I/F(interface)104と内部I/F105とを有する。被噴射媒体に印刷される画像を示す印刷データがホストコンピューターなどの外部装置110から外部I/F104に送信され、内部I/F105にはプリントエンジン120が接続される。プリントエンジン120は、制御部100による制御のもとで被噴射媒体に画像を記録する要素であり、記録ヘッド1と紙送り機構121とキャリッジ機構122とを有する。キャリッジ機構122は、図1において、キャリッジモーター7、タイミングベルト6、プーリー6a、ガイド軸4等で構成されている。
記憶部102は、制御プログラム等を記録するROMと、画像の印刷に必要な各種のデータを一時的に記録するRAMとを含む。制御処理部101は、記憶部102に記録された制御プログラムを実行することによりインクジェット式記録装置Iの各要素を統括的に制御する。また、制御処理部101は、外部装置から外部I/F104に送信される印刷データを、記録ヘッド1の各ノズル23からのインク滴の噴射/非噴射を圧電アクチュエーター28毎に指示するヘッド制御信号、例えば、クロック信号CLK、ラッチ信号LAT、チェンジ信号CH、画素データSI、設定データSP等に変換し、内部I/F105を介して記録ヘッド1に送信する。また、駆動信号生成部103は、駆動信号(COM)を生成し内部I/F105を介して記録ヘッド1に送信する。すなわち、ヘッド制御データや駆動信号等の噴射データは、送信部である内部I/F105を介して記録ヘッド1に送信される。
制御部100からヘッド制御信号及び駆動信号等の噴射データが供給された記録ヘッド1の駆動回路34は、ヘッド制御信号及び駆動信号から駆動パルスを生成し、駆動パルスを圧電アクチュエーター28に選択的に印加する。すなわち、駆動パルスとは、圧電アクチュエーター28に印加する印加パルスのことである。
提示部106は、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、LEDランプ等で構成され、インクカートリッジ8の交換情報を提示する。なお、インクカートリッジ8の交換情報とは、各インクカートリッジ8の残量を提示することや、インクカートリッジ8の容量が少なくなった際にインクカートリッジ8の交換を促す警告を提示することを含むものである。
また、制御処理部101は、外部装置から外部I/F104を介して受信した印刷データから紙送り機構121及びキャリッジ機構122の移動制御信号を生成し、内部I/F105を介して紙送り機構121及びキャリッジ機構122に送信し、紙送り機構121及びキャリッジ機構122の制御を行う。
ここで、制御部100の制御処理部101は、インクカートリッジ8のインク残量を検出する。そして、外部装置110からの指令、図示しない操作パネル等のユーザーからの指令などによってインクカートリッジ8の交換が開始されると、制御処理部101は、インクカートリッジ8の交換位置で、液体噴射面24aにおけるインクの高さを低く抑制するように高さ抑制動作を行わせる。すなわち、制御処理部101は、記憶部102に記録された制御プログラムを実行することにより、インクカートリッジ8の交換位置で、液体噴射面におけるインクの高さを低くするように高さ制御する機能を実現する。このような制御プログラムは、外部I/F104を介して直接接続された、又はホストコンピューターを介して接続されたフロッピィディスクやCDROM、DVDROM、USBメモリー等の記録媒体から読み込まれる。もちろん、制御プログラムは、ホストコンピューターにプリンタードライバーとして備えられていてもよい。このように制御プログラムがホストコンピューターに備えられた場合には、特許請求の範囲に記載の制御部は、制御プログラムを具備するホストコンピューターとなる。
ここで、制御処理部101の具体的な機能実現部についてさらに図6を参照して説明する。なお、図6は、制御処理部の機能実現部を示すブロック図である。
図6に示すように、制御処理部101は、インクカートリッジ8のインク残量を検出する残量検出部130と、残量検出部130が検出したインクカートリッジ8の交換時期を提示部106に知らせる報知部131と、インクカートリッジ8の交換を検出する交換検出部132と、インクカートリッジ8の交換を実行する際にインクカートリッジ8を交換位置に移動する移動部133と、インクカートリッジ8の交換を実行する時に、液体噴射面24aにおけるインクの高さを抑制するように高さ抑制動作を行わせる液面調整部134と、を具備する。
残量検出部130は、インクカートリッジ8の残量を検出する。インクカートリッジ8の残量の検出は、例えば、インク滴の吐出回数を累計したものに基づいて算出してもよく、インクカートリッジ8内のインクを直接センサー等で検出するものであってもよい。
報知部131は、残量検出部130が検出したインクカートリッジ8のインクの残量に基づいて提示部106にインクカートリッジ8の交換時期を提示させて、ユーザーにインクカートリッジ8の交換時期を報知する。なお、報知部131は、提示部106にインクカートリッジ8の交換時期を提示するものに限定されず、外部装置110にインクカートリッジ8の交換時期を提示させるようにしてもよく、音声によってユーザーにインクカートリッジ8の交換時期を報知するようにしてもよい。
交換検出部132は、インクカートリッジ8が交換されたことを検出する。インクカートリッジ8の交換の検出は、例えば、インクの種類、インクの残量、対応プリンター種別等の有用な情報を記憶させるCSIC(Customer Service Integrated Circuit)をインクカートリッジに設け、記録ヘッド側にCSIC側電極に接続される接点を設け、記録ヘッド1からCSICの情報を読み取ることで交換を検出するようにしてもよい。また、インクカートリッジ8の交換の検出は、例えば、遮光センサー、反射型光学センサーなどのセンサーや機械接点などで検出するようにしてもよい。
移動部133は、ユーザーからの指令によってインクカートリッジ8の交換が実行される際に、キャリッジ機構122を制御してインクカートリッジ8を交換位置まで移動させる。本実施形態の移動部133は、インクカートリッジ8を交換時に、キャリッジ5を媒体支持部材3に設けられた第1吸収体3a又はキャップ11に設けられた第2吸収体12に鉛直方向である第3の方向Zで対向する位置に移動させる。すなわち、移動部133は、記録ヘッド1の液体噴射面24aが、第1吸収体3a又は第2吸収体12に第3の方向Zで対向する位置に移動する。ちなみに、液体噴射面24aが、第1吸収体3a又は第2吸収体12に第3の方向Zで対向するとは、第3の方向Zから平面視した際に、少なくとも交換するインクカートリッジ8に貯留されたインクを吐出するノズル23と、第1吸収体3a又は第2吸収体12とが重なる位置のことである。つまり、交換するインクカートリッジ8以外のインクカートリッジ8のインクを吐出するノズル23が第1吸収体3a又は第2吸収体12に第3の方向Zで対向していなくてもよい。もちろん、液体噴射面24aの全てが第1吸収体3a又は第2吸収体12に第3の方向Zで対向することで、液体噴射面24aから垂れ下がったインクを第1吸収体3a又は第2吸収体12で確実に吸収することができる。ちなみに、本実施形態では、インクカートリッジ8の交換位置は、キャリッジ5が第1吸収体3aに第3の方向Zで対向する位置としている。すなわち、移動部133は、インクカートリッジ8の交換時に液体噴射面24aのうち少なくとも交換するインクカートリッジ8に含まれるインクを第1吸収体3aに第3の方向Zで対向する位置に移動する。
液面調整部134は、インクカートリッジ8の交換を実行する時に、交換位置においてキャリッジ5を移動することなく、液体噴射面24aにおけるインクの高さが低くなるように制御する。ここで、液体噴射面24aにおけるインクの高さとは、液体噴射面24aを基準として液体噴射面24aから被噴射媒体側に向かう第3の方向Zの高さのことである。本実施形態では、液面調整部134は、交換位置において圧電アクチュエーター28を駆動して、ノズル23からインク滴を吐出させるように制御する。このように交換位置において圧電アクチュエーター28を駆動してノズル23からインク滴を吐出させることで、吐出されたインク滴は第1吸収体3aに吸収され、液体噴射面24aのインクの高さは低くなる。なお、液面調整部134が駆動する圧電アクチュエーター28の数は特に限定されず、交換されたインクカートリッジ8のインクを吐出するノズル23に対応する圧電アクチュエーター28のみを駆動すれば、インクの無駄な消費を抑制することができる。また、液面調整部134が同じ種類のインクを吐出するノズル23の列に対して駆動する圧電アクチュエーター28の数は特に限定されず、例えば、同種類のインクを吐出する全てのノズル23からインク滴を吐出させるように圧電アクチュエーター28を駆動してもよく、一部のノズル23からインク滴が吐出されるように圧電アクチュエーター28を駆動するようにしてもよい。
ここで、インクカートリッジ8の交換方法について説明する。なお、図7は、インクジェット式記録装置の制御方法を説明するフローチャートであり、図8〜10は、制御方法を説明する記録装置の要部側面図である。
インクカートリッジ8の交換が開始されると、ステップS1で、図8に示すように、移動部133は、キャリッジ5を交換位置に移動する。本実施形態では、移動部133はキャリッジ機構122を制御してキャリッジ5を第1吸収体3aに第3の方向Zで対向する交換位置まで移動する。このように移動部133が、キャリッジ5を第1吸収体3aに第3の方向Zで対向する位置に移動する場合、第1吸収体3aは媒体支持部材3に設けられているため、媒体支持部材3上に被噴射媒体がない状態、すなわち、第1吸収体3aが露出された状態で行う必要がある。したがって、インクカートリッジ8の交換は、媒体支持部材3上に被噴射媒体が配置されていないタイミング、例えば、印刷待機中や、複数の被噴射媒体を連続して印刷している場合には、被噴射媒体と被噴射媒体との合間などに行うことができる。なお、媒体支持部材3上に被噴射媒体がある状態、すなわち、印刷中にインクカートリッジ8の交換が必要となる場合も考えられる。このため、1枚の被噴射媒体に印刷するデータを読み込み、必要なインク量と、使用中のインクカートリッジ8のインク残量とから、印刷中にインクカートリッジ8の交換が必要になるか、否かを判断するようにしてもよい。すなわち、印刷中にインクカートリッジ8の交換が必要になる場合には、報知部131は、印刷を開始する前にユーザーにインクカートリッジ8の交換を報知すればよい。また、被噴射媒体に印刷する毎に、印刷するデータを読み込み、印刷に必要なインク量と、インク残量とを比較するには、時間がかかる場合がある。このため、インクカートリッジ8のインク残量が少なくなった場合のみに、印刷するデータを読み込み、印刷に必要なインク量と、インク残量とを比較すればよい。これにより、印刷するデータの読み込み時間を短縮して、印刷を開始するまでの時間を短縮して、高速印刷を実現できる。
次に、ステップS2で、交換検出部132はインクカートリッジ8が交換されたか検出する。ステップS2でインクカートリッジ8が交換されるまで同じ処理を行う(ステップS2:No)。そして、ユーザーがインクカートリッジ8を交換すると、ステップS2で、交換検出部132はインクカートリッジ8が交換されたことを検出する(ステップS2:Yes)。このとき、図9に示すように、インクカートリッジ8の交換によって記録ヘッド1の内圧が高まり、ノズル23から液体噴射面24aにインク200が漏出し、液体噴射面24aでインク200が垂れ下がる。このように、インクカートリッジ8の交換によって液体噴射面24aにインク200が垂れ下がったら、ステップS3で、図10に示すように、液面調整部134は、交換位置から移動させることなく、圧電アクチュエーター28を駆動してインク滴の吐出動作を行わせる。これにより、ノズル23から吐出されたインクは、第1吸収体3aに吸収され、液体噴射面24aに垂れ下がったインク200は、液体噴射面24aからの高さが低くなる。
次に、ステップS4で、液体噴射面24aのクリーニング動作を行う。本実施形態では、インクカートリッジ8の交換位置は、キャリッジ5が第1吸収体3aに第3の方向Zで対向する位置であるため、キャリッジ5をメンテナンスユニット9があるホームポジション領域に移動して、メンテナンスユニット9、すなわち、ワイパー10によるワイピングやキャップ11を用いた吸引クリーニングによって液体噴射面24aをクリーニングする。このとき、キャリッジ5がインクカートリッジ8の交換位置からホームポジション領域に移動しても、液体噴射面24aにインクカートリッジ8の交換によって垂れ下がったインク200の高さは低くなっているため、液体噴射面24aのインク200が被噴射媒体やインクジェット式記録装置Iの内部に付着するのを抑制することができると共に、液体噴射面24aのインク200がキャリッジ5の移動による振動等で落下するのを抑制して、インクによる汚れを抑制することができる。
以上説明したように、本実施形態の液体噴射装置であるインクジェット式記録装置Iは、液体であるインクを噴射するノズル23、及び、ノズル23に連通する圧力発生室22を含む流路内のインクに圧力変化を生じさせる駆動素子である圧電アクチュエーター28を具備する液体噴射ヘッドであるインクジェット式記録ヘッド1と、記録ヘッド1を保持すると共に被噴射媒体の移動方向である第2の方向Yに対して交差する方向に移動可能に設けられた保持部であるキャリッジ5と、キャリッジ5に交換可能に保持されてインクを貯留する貯留部であるインクカートリッジ8と、インクカートリッジ8の交換位置で、圧電アクチュエーター28に対してノズル23が開口する液体噴射面24aにおけるインクの高さを抑制する高さ抑制動作を行わせる制御部100と、を具備する。
このように、インクカートリッジ8の交換位置で、液体噴射面24aにおけるインクの高さを抑制する高さ抑制動作を行わせることで、インクカートリッジ8の交換位置からキャリッジ5を移動させた際に、液体噴射面24aに垂れ下がったインクが被噴射媒体やインクジェット式記録装置Iの内部に付着することや、キャリッジ5の移動によって液体噴射面24aのインクが落下するのを抑制して、インクによる汚れを抑制することができる。
また、本実施形態では、制御部100は、貯留部であるインクカートリッジ8の交換開始時に保持部であるキャリッジ5を制御して第1吸収体3aに鉛直方向である第3の方向Zで対向する交換位置に移動させて、インクカートリッジ8の交換後に、ノズル23からインクを噴射させるように圧電アクチュエーター28を制御する。このため、吐出されたインクが、第1吸収体3aに吸収されると共に、液体噴射面24aに垂れ下がったインクの高さを抑制することができるため、液体噴射面24aに垂れ下がったインクが直接付着または垂れ下がったインクが落下することにより、汚れるのを抑制することができる。
吸収体は、被噴射媒体を支持する支持部材である媒体支持部材3に設けられた第1吸収体3aと、記録ヘッド1のノズル23が開口する液体噴射面24aを覆うキャップ11内に設けられた第2吸収体12と、を具備し、制御部100は、保持部であるキャリッジ5を第1吸収体3a又は第2吸収体12に鉛直方向である第3の方向Zで対向する位置に移動させることが好ましい。本実施形態では、制御部100は、インクカートリッジ8の交換時に、キャリッジ5を第1吸収体3aに第3の方向Zで対向する位置に移動することが好ましい。このように、インクカートリッジ8の交換位置として、キャリッジ5が第1吸収体3aに対向する位置に移動することで、キャップ11の設けられたホームポジション領域においてユーザーによって不意にインクカートリッジ8が交換されるのを抑制することができる。ちなみに、一般的にホームポジション領域は、図示しないカバーによって覆われており、キャリッジ5がホームポジション領域に位置する際に、ユーザーによって不意にインクカートリッジ8が交換されないようになっている。したがって、ホームポジション領域でインクカートリッジ8が交換可能となっていると、交換の要否に拘わらずユーザーによって不意にインクカートリッジ8が交換されてしまう虞がある。ホームポジション領域がカバーによって覆われており、ホームポジション領域においてインクカートリッジ8の交換ができない場合であっても、制御部100がキャリッジ5を第1吸収体3aに対向する位置に移動させる制御を行うことで、インクカートリッジ8の交換が必要な際に、インクカートリッジ8の交換を容易に行うことができる。
なお、本実施形態では、制御部100は、インクカートリッジ8の交換時に、キャリッジ5を制御して第1吸収体3aに第3の方向Zで対向する交換位置に移動させるようにしたが、特にこれに限定されず、例えば、制御部100は、インクカートリッジ8の交換時に、キャリッジ5が第2吸収体12に第3の方向Zで対向する位置に移動させるようにしてもよい。
この場合、インクカートリッジ8の交換は、上述したステップS1において、移動部133は、キャリッジ5をキャップ11の第2吸収体12に第3の方向Zで対向する交換位置まで移動する。このように移動部133が、キャリッジ5を第2吸収体12に第3の方向Zで対向する位置に移動する場合、第2吸収体12は、キャップ11内に設けられているため、媒体支持部材3には、被噴射媒体が存在していてもよい。すなわち、被噴射媒体を媒体支持部材3上から排除することなく、つまり、印刷中であっても、インクカートリッジ8の交換を行うことができる。したがって、インクカートリッジ8の交換時期に制限がなく、インクカートリッジ8内のインクを使い切ってから交換することができ、インクの無駄な廃棄を抑制することができる。
また、インクカートリッジ8の交換を行った後、ステップS3で、液面調整部134は、交換位置から移動させることなく、圧電アクチュエーター28を駆動してインク滴の吐出動作を行わせる。これにより、ノズル23から吐出されたインクは、第2吸収体12に吸収され、液体噴射面24aに垂れ下がったインク200は、液体噴射面24aからの高さが低くなる。その後、ステップS4で、液体噴射面24aのクリーニング動作を行う。本実施形態では、インクカートリッジ8の交換位置は、キャリッジ5が第2吸収体12に第3の方向Zで対向する位置、すなわち、キャップ11の設けられたホームポジション領域であるため、キャリッジ5をほとんど移動することなく、クリーニング動作を行うことができる。ただし、キャリッジ5が第2吸収体12に第3の方向Zで対向する位置でインクカートリッジ8の交換を行った場合であっても、ワイピングなどのクリーニング動作を行う際に、第2吸収体12以外の部分にインクが落下する虞がある。このため、キャリッジ5がキャップ11に第3の方向Zで対向する位置でインクカートリッジ8の交換を行った場合であっても、上述した実施形態と同様に、液面調整部134によって液体噴射面24aのインクの高さを低くすることで、クリーニング動作を行う際にキャップ11以外にインクが落下して、汚れてしまうのを抑制することができる。
また、制御部100は、インクカートリッジ8の交換時期に応じて、キャリッジ5を第1吸収体3a及び第2吸収体12の何れかに対応する交換位置に移動させるか判断するようにしてもよい。ここで言うインクカートリッジ8の交換時期とは、使用中のインクカートリッジ8のインク残量に基づいて決定されるものである。例えば、印刷中にインクカートリッジ8の交換が必要になれば、キャリッジ5が第2吸収体12に第3の方向Zで相対向する位置をインクカートリッジ8の交換位置とする。また、例えば、印刷待機中や複数の被噴射媒体を連続して印刷している場合における被噴射媒体と被噴射媒体との合間などにインクカートリッジ8の交換が必要になれば、キャリッジ5が第1吸収体3aに第3の方向Zで相対向する位置をインクカートリッジ8の交換位置とすればよい。
また、交換検出部132が検出したインクカートリッジ8の交換タイミングが、印刷中の被噴射媒体の終了位置から0%以上、15%以下の範囲であれば、その被噴射媒体の印刷を終了して被噴射媒体を排紙してから、キャリッジ5を第1吸収体3aに対向する位置に移動してインクカートリッジ8の交換を行わせればよい。ちなみに、インクカートリッジ8の交換は、インクの残量が完全にゼロとなってから行うのではなく、安全のためにある程度のインクの残量がある状態で報知される。つまり、印刷の残りが被噴射媒体の0%以上、15%以下であれば、印刷を続行できるインクの量以上のインク残量で、インクカートリッジ8の交換を報知するタイミングとすれば、インクカートリッジ8の交換前に印刷を完了することができる。
また、交換検出部132が検出したインクカートリッジ8の交換タイミングが、印刷中の被噴射媒体の開始位置から0%より大きく、85%以下の範囲であれば、印刷途中でキャリッジ5を第2吸収体12に対向する位置に移動して、インクカートリッジ8の交換を行わせればよい。
以上説明したように、制御部100は、貯留部であるインクカートリッジ8の交換時期に応じて、第1吸収体3a及び第2吸収体12の何れかに移動させるか判断することが好ましい。このようにインクカートリッジ8の交換時期に応じて、2箇所の交換位置から最適な交換位置を選択することで、インクカートリッジ8の交換による印刷の停止時間を短くすることができると共に、インクの無駄な廃棄を抑制することができる。
(実施形態2)
図11は、本発明の実施形態2に係る制御処理部の機能実現部を示すブロック図である。なお、上述した実施形態と同様の部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
図11に示すように、本実施形態の制御処理部101は、インクカートリッジ8のインク残量を検出する残量検出部130と、残量検出部130が検出したインクカートリッジ8の交換時期を提示部106に知らせる報知部131と、インクカートリッジ8の交換を検出する交換検出部132と、インクカートリッジ8の交換を実行する際にインクカートリッジ8を交換位置に移動する移動部133と、インクカートリッジ8の交換を実行する時に、液体噴射面24aにおける液体の高さを抑制する高さ抑制動作を行わせる液面調整部134と、ノズル23のインクのメニスカスの状態を検出する検出部135と、を具備する。
検出部135は、インクカートリッジ8の交換後において、ノズル23のインクのメニスカスの状態を検出する。すなわち、メニスカスが正常なノズル23からはインク滴を吐出させることができるが、メニスカスが異常なノズル23からはインク滴を吐出させることができない。ちなみに、メニスカスが異常なノズル23とは、インク滴を吐出可能なメニスカスが形成されていない状態のことを言い、インクカートリッジ8の交換によって記録ヘッド1の内圧が高まり、メニスカスが壊れてインクが漏出したノズル23のことである。このようなノズル23のインクのメニスカスを検出するには、インク滴の吐出不良を検出すればよい。つまり、インク滴が正常に吐出されるノズル23は、メニスカスが正常に形成されたノズル23であり、インク滴が正常に吐出されないノズル23は、メニスカスが異常なノズル23と判別することができる。このような検出部135によるインク滴の吐出不良の検出方法としては、例えば、インク滴の通過を検出する光学センサーを用いることができる。また、インク滴の吐出不良の検出方法としては、例えば、液体吸収体からなる検査領域とノズルプレート24(ノズル23)との間に電圧を印加することによりインクを帯電させ、帯電したインクをインク滴として吐出させることで、検査領域とノズルプレート24との間の電位の変化を表す電位信号を出力させることにより、この電位信号の振幅に基づき吐出不良を検出する方法を用いるようにしてもよい。さらに吐出不良の検出方法としては、圧電アクチュエーター28を駆動した後に、圧電アクチュエーター28に発生する過剰電圧(起電圧)を検出し、その振動(残留振動)の状態、例えば、残留振動の周期や振幅から吐出不良を検出するものであってもよい。もちろん、吐出不良の検出方法は、上述したものに限定されず、従来周知のものを用いることができる。
そして、検出部135が検出したインク滴の吐出不良検出結果に基づいて、液面調整部134は、正常なメニスカスのノズル23からインク滴が吐出されるように圧電アクチュエーター28を駆動することで、液体噴射面24aのインクの高さを抑制する抑制動作を行う。
ここで、インクカートリッジ8の交換方法について図12を参照して説明する。なお、図12は、本発明の実施形態2に係る制御方法を説明するフローチャートであり、図13〜図15は、制御方法を説明する記録装置の要部側面図である。
インクカートリッジ8の交換が開始されると、ステップS11で、図13に示すように、移動部133は、キャリッジ5を交換位置に移動する。本実施形態では、移動部133はキャリッジ機構122を制御してキャリッジ5を第1吸収体3aに第3の方向Zで対向する交換位置まで移動する。
このように移動部133が、キャリッジ5を第1吸収体3aに第3の方向Zで対向する位置に移動する場合、第1吸収体3aは媒体支持部材3に設けられているため、媒体支持部材3上に被噴射媒体がない状態、すなわち、第1吸収体3aが露出された状態で行う必要がある。したがって、インクカートリッジ8の交換は、媒体支持部材3上に被噴射媒体が配置されていないタイミング、例えば、印刷待機中や、複数の被噴射媒体を連続して印刷している場合には、被噴射媒体と被噴射媒体との印刷の合間などに行うことができる。なお、媒体支持部材3上に被噴射媒体がある状態、すなわち、印刷中にインクカートリッジ8の交換が必要となる場合も考えられる。このため、1枚の被噴射媒体に印刷するデータを読み込み、必要なインク量と、使用中のインクカートリッジ8のインク残量とから、印刷中にインクカートリッジ8の交換が必要になるか、否かを判断するようにしてもよい。すなわち、印刷中にインクカートリッジ8の交換が必要になる場合には、報知部131は、印刷を開始する前にユーザーにインクカートリッジ8の交換を報知すればよい。また、被噴射媒体に印刷する毎に、印刷するデータを読み込み、印刷に必要なインク量と、インク残量とを比較するには、時間がかかる場合がある。このため、インクカートリッジ8のインク残量が少なくなった場合のみに、印刷するデータを読み込み、印刷に必要なインク量と、インク残量とを比較すればよい。これにより、印刷するデータの読み込み時間を短縮して、印刷を開始するまでの時間を短縮して、高速印刷を実現できる。
次に、ステップS12で交換検出部132はインクカートリッジ8が交換されたか検出する。ステップS12でインクカートリッジ8が交換されるまで同じ処理を行う(ステップS12:No)。そして、ユーザーがインクカートリッジ8を交換すると、ステップS12で、交換検出部132はインクカートリッジ8が交換されたことを検出する(ステップS12:Yes)。そして、ステップS13で、検出部135がノズル23のメニスカスの状態を検出する。ステップS13で、全てのノズル23のメニスカスが正常と検出されたら、インクカートリッジ8の交換によって余計なインクが液体噴射面24aから垂れ下がっていないことになるので、ステップS17でキャリッジ5をホームポジション領域に戻す又は印刷を再開する。つまり、印刷の途中でインクカートリッジ8の交換が行われた場合には、印刷を再開する。また、印刷待機中や、複数の被噴射媒体に印刷を行っている際中の被噴射媒体と被噴射媒体との印刷の合間などにインクカートリッジ8の交換が行われていた場合には、キャリッジ5はホームポジション領域に戻る。
ステップS13で、検出部135が全てのノズル23のメニスカスが異常であると検出したら、ステップS16で、キャリッジ5をメンテナンスユニット9があるホームポジション領域に移動して、メンテナンスユニット9、すなわち、ワイパー10によるワイピングやキャップ11を用いた吸引クリーニングによって液体噴射面24aをクリーニングする。すなわち、ステップS13で、全てのノズル23のメニスカスが異常であることを検出した場合、液体噴射面24aに漏出したインクがノズル23の全てに亘って広い面積に展開している状態であるため、液体噴射面24aのインクの高さが低く、キャリッジ5をホームポジション領域に移動しても液体噴射面24aのインクが被噴射媒体やインクジェット式記録装置Iの内部に接触することや、落下し難く、汚れるのを抑制することができる。また、ステップS16で、クリーニング動作を行うことによって、ノズル23のメニスカス異常が正常な状態に復帰する。
また、ステップS13で、検出部135が一部のノズル23のメニスカスが異常であることを検出したら、図14に示すように、インクカートリッジ8の交換によって記録ヘッド1の内圧が高まり、一部のノズル23から液体噴射面24aにインク200が漏出し、液体噴射面24aの一部のノズル23及びその近傍からインク200が垂れ下がる。次に、ステップS14で、液面調整部134は、交換位置から移動させることなく、正常なメニスカスのノズル23に対応する圧電アクチュエーター28を駆動して、正常なノズル23からインク滴の吐出動作を行わせる。これにより、図15に示すように、正常なメニスカスのノズル23からインク滴が吐出されて、吐出されたインク滴が第1吸収体3aに吸収される。また、正常なメニスカスのノズル23からインク滴が吐出されることによってマニホールド27内のインクが消費されるとマニホールド27内は負圧となり、メニスカスが異常なノズル23から液体噴射面24aのインク200が流路内に吸引される。ちなみに、通常、全てのノズル23のメニスカスが正常であれば、一部のノズル23から選択的にインク滴を吐出させても、インク滴を吐出させないノズルからはメニスカス耐圧によってインク及び気体が流路内に引き込まれない。しかしながら、メニスカスの異常なノズル23、すなわち、液体噴射面24aのインク200がノズル23内のインクとつながったノズル23は、メニスカス耐圧が低いため、正常なメニスカスのノズル23からのインク滴の吐出によってマニホールド27内のインクが消費されて負圧となることで、メニスカスの異常なノズル23から液体噴射面24aに垂れ下がったインク200が吸引される。これによって、インクカートリッジ8の交換によって液体噴射面24aに垂れ下がったインクの高さを抑制するように高さ抑制動作を行うことができる。
次に、ステップS15で、インク滴の吐出回数が規定回数を越えたか判断し、インク滴の吐出回数が規定回数を越えていない場合には(ステップS15:No)、ステップS13からステップS15を繰り返し行う。
例えば、ステップS14で正常なメニスカスのノズルからインク滴の吐出を行うことで、液体噴射面24aのインクの高さが低くなり、メニスカスが異常なノズル23のうち、一部のノズル23のメニスカスが正常に復帰する。しかしながら、依然としてメニスカスが異常なノズル23が存在すると、液体噴射面24aのインクが希望する低さまで抑制されていない場合も考えられる。このため、規定の吐出回数毎に、ステップS13で、再度、ノズル23のメニスカスの状態を検出して、メニスカスが正常なノズル23と、ステップS14で復帰しなかった異常を示すノズル23とを特定する。ステップS15の規定回数を超える前に、全ノズルのメニスカスが正常に復帰されたら、ステップS13で、検出部135は全てのノズル23のメニスカスが正常と判断し、ステップS17となる。
また、ステップS13からステップS15を繰り返し行うことで、全てのノズル23のメニスカスが正常に復帰されていなくても、ステップS15で、インク滴の吐出回数が規定回数を超えたと判断した場合には(ステップS15:Yes)、想定される液体噴射面24aのインク200の高さが問題ない程度に低くなったと判断できるため、ステップS16で、キャリッジ5をメンテナンスユニット9があるホームポジション領域に移動して、メンテナンスユニット9によって液体噴射面24aをクリーニングする。このとき、キャリッジ5がインクカートリッジ8の交換位置からホームポジション領域に移動しても、ステップS13〜S15によって液体噴射面24aにインクカートリッジ8の交換によって垂れ下がったインク200の高さは低くなっているため、液体噴射面24aのインク200が被噴射媒体やインクジェット式記録装置Iの内部に付着するのを抑制することができると共に、液体噴射面24aのインク200がキャリッジ5の移動による振動等で落下するのを抑制して、インクによる汚れを抑制することができる。
なお、本実施形態では、ステップS15で、インク滴の吐出回数が規定回数を越えたか判断するようにしたが、特にこれに限定されず、例えば、ステップS15では、インク滴の吐出時間が規定時間を越えたか判断するようにしてもよい。
その後は、ステップS17で、キャリッジ5をホームポジション領域に戻す又は印刷動作を再開する。
以上説明したように、ノズル23が複数設けられており、制御部100は、液体噴射面24aのインク200の高さを抑制する高さ抑制動作において、複数のノズル23のうち、液体であるインクのメニスカスが正常なノズル23からインクを吐出させるようにした。このように、液体噴射面24aのインク200の高さを抑制する際に、メニスカスが正常なノズル23のみからインク滴を吐出させることで、効率よく液体噴射面24aのインク200の高さを低くすることができる。また、検出部135によってノズル23のメニスカスの状態を検出して、異常なメニスカスのノズル23がなくなる、または、少なくなるまでメニスカスが正常なノズル23からインク滴を吐出させることで、液体噴射面24aのインク200の高さを確実に低くすることができ、液体噴射面24aのインク200による汚れを抑制することができる。
なお、本実施形態では、移動部133は、キャリッジ5を第1吸収体3aに対向する交換位置に移動するようにしたが、特にこれに限定されず、上述した実施形態1と同様に、キャリッジ5が第2吸収体12に対向する位置に移動するようにしてもよく、また、制御部100は、インクカートリッジ8の交換時期に応じて、キャリッジ5を第1吸収体3a及び第2吸収体12の何れかに対応する交換位置に移動させるか判断するようにしてもよい。
(実施形態3)
本発明の実施形態3に係る圧電アクチュエーター28に印加される駆動信号について以下に説明する。なお、図16は、本発明の実施形態3に係る駆動信号を示す駆動波形である。また、上述した実施形態と同様の部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
本実施形態では、制御部100の駆動信号生成部103は、図16に示すように、駆動信号COMを生成する。駆動信号COMは、パルス波形である。
具体的には、駆動信号COMは、単位周期T(吐出周期T)毎に駆動信号生成部103から繰り返し生成される。単位周期Tは、被噴射媒体に印刷する画像等の1画素分に対応する。本実施形態においては、単位周期TがT1、T2の2つの期間に区切られている。そして、第1の期間T1では、印刷時に圧電アクチュエーター28に印加される第1微振動パルスSP1が生成される。また、第2の期間T2では、吐出パルスDPが生成される。
第1微振動パルスSP1は、ノズルからインク滴が吐出されない程度に圧電アクチュエーターを駆動、いわゆる微振動駆動させる駆動波形であり、基準電位Vmから第1電位Vまで上昇させて圧力発生室22を膨張させる第1膨張要素P01と、第1電位Vを一定時間維持する第1ホールド要素P02と、第1電位Vから基準電位Vmまで降下させて圧力発生室22を収縮させる第1収縮要素P03と、を具備する。
吐出パルスDPは、ノズルからインク滴が吐出されるように圧電アクチュエーターを駆動させる駆動波形であり、基準電位Vmから第1電位Vよりも高い電位である第2電位Vまで上昇させて圧力発生室22を膨張させる第2膨張要素P11と、第2電位Vを一定時間維持する第2ホールド要素P12と、第2電位Vから基準電位Vmまで降下させて圧力発生室22を収縮させる第2収縮要素P13と、を具備する。
このような吐出パルスDPが圧電アクチュエーター28に印加されると、第2膨張要素P11によって、圧電アクチュエーター28が圧力発生室22の容積を膨張させる方向に変形して、ノズル23内のメニスカスが圧力発生室22側に引き込まれると共に、圧力発生室22にはマニホールド27側からインクが供給される。そして、圧力発生室22の膨張状態は、第2ホールド要素P12で維持される。次に、第2収縮要素P13が供給されて圧電アクチュエーター28が伸長する。これにより、圧力発生室22は膨張容積から基準電位Vmに対応する容積まで急激に収縮され、圧力発生室22内のインクが加圧されてノズル23からインク滴が吐出される。
ここで、印刷中において被噴射媒体の記録領域に1行分(1ラスター分)のドットパターンを形成するとき、インク滴を吐出するノズル23に対応する圧電アクチュエーター28には、吐出パルスDPが選択的に印加される。これに対して、インク滴を吐出しないノズル23に対応する圧電アクチュエーター28には、第1微振動パルスSP1が選択的に印加される。これにより、印刷中においてインク滴を吐出しないノズル23のメニスカスを圧電アクチュエーター28の微振動駆動によって振動させて、ノズル23近傍のインクを攪拌することができ、ノズル23近傍のインクの乾燥による増粘や成分の沈降を抑制することができる。
このような駆動信号COMの第1微振動パルスSP1は、インクカートリッジ8の交換後の液体噴射面24aのインクの高さを抑制する高さ抑制動作を行う際に、液面調整部134によって圧電アクチュエーター28に印加される。ここで、インクカートリッジ8の交換によって記録ヘッド1の内圧が高くなった状態で、第1微振動パルスSP1が圧電アクチュエーター28に印加されると、ノズル23に形成されたインクの正常なメニスカスが決壊する。すなわち、印刷中にインク滴を吐出しない非吐出のノズル23のメニスカスに微振動を加えてもメニスカスが決壊することはないが、インクカートリッジ8の交換によって記録ヘッド1の内圧が高くなった状態でメニスカスに振動を加えることで、メニスカスが決壊する。つまり、インクカートリッジ8の交換によって記録ヘッド1の内圧が高まり、一部のノズル23のメニスカスが決壊して液体噴射面24aにインクが漏出する。このような状態で、全てのノズル23に対応する圧電アクチュエーター28に第1微振動パルスSP1を印加して微振動駆動を行わせると、決壊していない正常なノズル23のメニスカスも決壊し、液体噴射面24aのインクを多くのノズル23に亘って広い面積に展開させることができる。ここで液体噴射面24aに垂れ下がるインクの体積は一定なので、多くのノズル23に亘って広い面積にインクを展開させることで、液体噴射面24aのインクの高さを低く抑制することができる。
このようなインクカートリッジの交換方法について説明する。なお、図17は、実施形態3に係る制御方法を説明するフローチャートであり、図18〜図20は、制御方法を説明する記録装置の要部側面図である。
インクカートリッジ8の交換が開始されると、ステップS21で、図18に示すように、移動部133は、キャリッジ5を交換位置に移動する。本実施形態では、移動部133はキャリッジ機構122を制御してキャリッジ5を第3の方向Zから平面視した際に媒体支持部材3に重なる位置まで移動する。なお、本実施形態では、液面調整部134によってインク滴の吐出は行われないため、媒体支持部材3には、第1吸収体3aが設けられていなくてもよい。すなわち、インクカートリッジ8の交換時に、媒体支持部材3上には、被噴射媒体が存在していてもよい。このため、本実施形態では、インクカートリッジ8の交換は、印刷中及び印刷待機中の何れの場合であっても実施することができる。
また、移動部133は、インクカートリッジ8の交換時に、キャリッジ5をホームポジション領域に移動するようにしてもよい。
次に、ステップS22で、交換検出部132はインクカートリッジ8が交換されたか検出する。ステップS22でインクカートリッジ8が交換されるまで同じ処理を行う(ステップS22:No)。そして、ユーザーがインクカートリッジ8を交換すると、ステップS22で、交換検出部132はインクカートリッジ8が交換されたことを検出する(ステップS22:Yes)。このとき、図19に示すように、インクカートリッジ8の交換によって記録ヘッド1の内圧が高まり、ノズル23から液体噴射面24aにインク200が漏出し、液体噴射面24aでインク200が垂れ下がる。このように、インクカートリッジ8の交換によって液体噴射面24aにインク200が垂れ下がったら、ステップS23で、図20に示すように、液面調整部134は、交換位置から移動させることなく、圧電アクチュエーター28を微振動駆動させる。これにより、インクカートリッジ8の交換によって記録ヘッド1の内圧が高くなった状態で正常なノズル23のメニスカスを決壊させてインクを液体噴射面24aに漏出する。したがって、液体噴射面24aに垂れ下がったインク200は液体噴射面24aに広い面積で展開されて、液体噴射面24aからの高さが低く抑制される。
次に、ステップS24で、液体噴射面24aのクリーニング動作を行う。本実施形態では、インクカートリッジ8の交換位置は、キャリッジ5が第3の方向Zからの平面視において媒体支持部材3に重なる位置であるため、キャリッジ5をメンテナンスユニット9があるホームポジション領域に移動して、メンテナンスユニット9、すなわち、ワイパー10によるワイピングやキャップ11を用いた吸引クリーニングによって液体噴射面24aをクリーニングする。このとき、キャリッジ5がインクカートリッジ8の交換位置からホームポジション領域に移動しても、液体噴射面24aにインクカートリッジ8の交換によって垂れ下がったインク200の高さは低くなっているため、液体噴射面24aのインク200が被噴射媒体やインクジェット式記録装置Iの内部に付着するのを抑制することができると共に、液体噴射面24aのインク200がキャリッジ5の移動による振動等で落下するのを抑制して、インクによる汚れを抑制することができる。
以上説明したように、本実施形態の液体噴射装置であるインクジェット式記録装置Iは、液体であるインクを噴射するノズル23と該ノズル23に連通する圧力発生室22を含む流路内のインクに圧力変化を生じさせる駆動素子である圧電アクチュエーター28とを具備する液体噴射ヘッドであるインクジェット式記録ヘッド1と、記録ヘッド1を保持すると共に被噴射媒体の移動方向である第2の方向Yに対して交差する方向に移動可能に設けられた保持部であるキャリッジ5と、キャリッジ5に交換可能に保持されてインクを貯留する貯留部であるインクカートリッジ8と、インクカートリッジ8の交換位置で、圧電アクチュエーター28に対してノズル23が開口する液体噴射面24aにおけるインクの高さを抑制する高さ抑制動作を行わせる制御部100と、を具備する。
このように、インクカートリッジ8の交換位置で、液体噴射面24aにおけるインクの高さを抑制する高さ抑制動作を行わせることで、インクカートリッジ8の交換位置からキャリッジ5を移動させた際に、液体噴射面24aに垂れ下がったインクが被噴射媒体やインクジェット式記録装置Iの内部に付着することや、キャリッジ5の移動によって液体噴射面24aのインクが落下するのを抑制して、インクによる汚れを抑制することができる。
また、本実施形態では、制御部100は、貯留部であるインクカートリッジ8の交換後に、記録ヘッド1の圧電アクチュエーター28にノズル23のインクのメニスカスを壊すが、ノズル23からインクが噴射されない微振動を行わせるように制御している。このように、微振動を行わせることで、インクカートリッジ8を交換した際に正常なメニスカスのノズル23からもインクを液体噴射面24aに漏出させることができ、液体噴射面24aのインクを広い面積に展開して、液体噴射面24aのインクの高さを低く抑制することができる。また、インク滴の吐出が行われないため、吸収体が不要となると共に、印刷中や印刷待機中など制限されることなくインクカートリッジ8の交換を行うことができる。
(実施形態4)
本発明の実施形態4に係る圧電アクチュエーター28に印加される駆動信号について以下に説明する。なお、図21は、本発明の実施形態4に係る駆動信号を示す駆動波形である。また、上述した実施形態と同様の部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
本実施形態では、制御部100の駆動信号生成部103は、図21に示すように、上述した実施形態3の駆動信号COMと同じ第1駆動信号COM1と第2駆動信号COM2とを生成する。第1駆動信号COM1及び第2駆動信号COM2はパルス波形である。
具体的には、第1駆動信号COM1は、上述した実施形態3の駆動信号COMと同様に、単位周期T(吐出周期T)毎に駆動信号生成部103から繰り返し生成されるものであり、単位周期Tの第1の期間T1では、印刷時に圧電アクチュエーター28に印加される第1微振動パルスSP1が生成される。また、単位周期Tの第2の期間T2では、吐出パルスDPが生成される。なお、第1駆動信号COM1の第1微振動パルスSP1と吐出パルスDPとは上述した実施形態3と同じため重複する説明は省略する。
ちなみに、第1駆動信号COM1の第1微振動パルスSP1は、印刷中のインク滴を吐出しないノズル23に対応する圧電アクチュエーター28に印加される。また、第1微振動パルスSP1は、印刷待機時に圧電アクチュエーター28に印加されて、ノズル23近傍のインクの乾燥による増粘や成分の沈降を抑制することができる。
一方、第2駆動信号COM2は、単位周期T毎に駆動信号生成部103から繰り返し生成される第2微振動パルスSP2を有する。なお、単位周期Tは、上述した第1駆動信号COM1の単位周期Tと同じであってもよく、第1駆動信号COM1の単位周期Tとは異なる周期であってもよい。
第2微振動パルスSP2は、ノズル23からインク滴が吐出されない程度に圧電アクチュエーター28を駆動、いわゆる微振動駆動させる駆動波形であって、第1微振動パルスSP1よりも強い微振動を行わせる駆動波形である。このような第2微振動パルスSP2は、基準電位Vmから第3電位Vまで上昇させて圧力発生室22を膨張させる第3膨張要素P21と、第3電位Vを一定時間維持する第3ホールド要素P22と、第3電位Vから基準電位Vmまで降下させて圧力発生室22を収縮させる第3収縮要素P23と、を具備する。なお、第3電位Vは、第1微振動パルスSP1の第1電位Vよりも高く、吐出パルスDPの第2電位Vよりも低い電位である。このため、第2微振動パルスSP2が圧電アクチュエーター28に印加されると、インク滴を吐出しない程度に圧電アクチュエーター28を駆動することができると共に、圧電アクチュエーター28を第1微振動パルスSP1よりも強く微振動駆動させることができる。
このような第2駆動信号COM2の第2微振動パルスSP2は、インクカートリッジ8の交換後の液体噴射面24aのインクの高さを低く抑制する高さ抑制動作を行う際に圧電アクチュエーター28に印加される。ここで、インクカートリッジ8の交換後に第2微振動パルスSP2が圧電アクチュエーター28に印加されると、ノズル23に形成されたインクの正常なメニスカスが決壊する。つまり、インクカートリッジ8の交換によって記録ヘッド1の内圧が高くなった状態で、ノズル23のメニスカスを微振動させることで、ノズル23のメニスカスを決壊させることができる。本実施形態では、第2微振動パルスSP2を圧電アクチュエーター28に印加することで、第1微振動パルスSP1よりも強い微振動を行わせることができるため、第1微振動パルスSP1に比べてノズル23の正常なメニスカスを決壊させ易い。したがって、液体噴射面24aにおいて、インクを比較的広い面積に展開させ易く、液体噴射面24aのインクの高さをより低く抑制し易い。
(実施形態5)
本実施形態の実施形態5に係るインクカートリッジの交換方法について説明する。なお、図22は、本発明の実施形態5に係る制御方法を説明するフローチャートであり、図23〜図25は、制御方法を説明する記録装置の要部側面図である。
インクカートリッジ8の交換が開始されると、ステップS31で、図23に示すように、移動部133は、キャリッジ5を交換位置に移動する。本実施形態では、移動部133はキャリッジ機構122を制御してキャリッジ5を第3の方向Zからの平面視において媒体支持部材3に重なる位置に移動する。なお、本実施形態では、液面調整部134によってインク滴の吐出は行われないため、媒体支持部材3には、第1吸収体3aが設けられていなくてもよい。すなわち、インクカートリッジ8の交換時に、媒体支持部材3上には、被噴射媒体が存在していてもよい。このため、本実施形態では、インクカートリッジ8の交換は、印刷中及び印刷待機中の何れの場合であっても実施することができる。
また、移動部133は、インクカートリッジ8の交換時に、キャリッジ5をホームポジション領域に移動するようにしてもよい。
次に、ステップS32で交換検出部132はインクカートリッジ8が交換されたか検出する。ステップS32でインクカートリッジ8が交換されるまで同じ処理を行う(ステップS32:No)。そして、ユーザーがインクカートリッジ8を交換すると、ステップS32で、交換検出部132はインクカートリッジ8が交換されたことを検出する(ステップS32:Yes)。次いで、ステップS33で、検出部135がノズル23のメニスカスの状態を検出する。すなわち、本実施形態の制御処理部101は、上述した実施形態2と同様に、ノズル23のインクのメニスカスの状態を検出する検出部135を具備する。検出部135については、上述した実施形態2と同様であるため重複する説明は省略する。
ステップS33で、全てのノズル23のメニスカスが正常と検出されたら、インクカートリッジ8の交換によって余計なインクが液体噴射面24aから垂れ下がっていないことになるので、ステップS37でキャリッジ5をホームポジション領域に戻す又は印刷を再開する。つまり、印刷の途中でインクカートリッジ8の交換が行われた場合には、印刷を再開する。また、印刷待機中や、複数の被噴射媒体に印刷を行っている際中の被噴射媒体と被噴射媒体との印刷の合間などにインクカートリッジ8の交換が行われていた場合には、キャリッジ5はホームポジション領域に戻る。
ステップS33で、検出部135が全てのノズル23のメニスカスが異常であると検出したら、ステップS36で、キャリッジ5をメンテナンスユニット9があるホームポジション領域に移動して、メンテナンスユニット9、すなわち、ワイパー10によるワイピングやキャップ11を用いた吸引クリーニングによって液体噴射面24aをクリーニングする。すなわち、ステップS33で、全てのノズル23のメニスカスが異常であることを検出した場合、液体噴射面24aに漏出したインクがノズル23の全てに亘って広い面積に展開している状態であるため、液体噴射面24aのインクの高さが低く、キャリッジ5をホームポジション領域に移動しても液体噴射面24aのインクが被噴射媒体やインクジェット式記録装置Iの内部に接触することや、落下し難く、汚れるのを抑制することができる。また、ステップS36で、クリーニング動作を行うことによって、ノズル23のメニスカス異常が正常な状態に復帰する。
また、ステップS33で、検出部135が一部のノズル23のメニスカスが異常であることを検出したら、図24に示すように、インクカートリッジ8の交換によって記録ヘッド1の内圧が高まり、一部のノズル23から液体噴射面24aにインク200が漏出し、液体噴射面24aの一部のノズル23及びその近傍からインク200が垂れ下がる。次に、ステップS34で、液面調整部134は、交換位置から移動させることなく、正常なメニスカスのノズル23に対応する圧電アクチュエーター28を微振動駆動する。これにより、図25に示すように、正常なノズル23のメニスカスを決壊させて、液体噴射面24aのインク200を複数のノズル23に亘って広い面積に展開する。ここで液体噴射面24aに垂れ下がるインクの体積は一定なので、多くのノズル23に亘って広い面積にインクを展開させることで、液体噴射面24aのインクの高さを低く抑制することができる。
これによって、インクカートリッジ8の交換によって液体噴射面24aに垂れ下がったインクの高さを抑制するように高さ抑制動作を行うことができる。
次に、ステップS35で、微振動駆動の駆動回数が規定回数を越えたか判断し、微振動駆動の駆動回数が規定回数を越えていない場合には(ステップS35:No)、ステップS33からステップS35を繰り返し行う。
例えば、ステップS34で正常なメニスカスのノズルを微振動駆動することで、正常なノズル23のうち一部のノズル23のメニスカスが決壊し、液体噴射面24aのインクの高さが低くなる。しかしながら、依然としてメニスカスが正常なノズル23が存在するということは、液体噴射面24aのインク200が正常なノズル23に至る広い面積に展開されておらず、液体噴射面24aのインク200が希望する低さまで抑制されていない場合も考えられる。このため、規定の微振動駆動の駆動回数毎に、ステップS33で、再度、ノズル23のメニスカスの状態を検出して、メニスカスが正常なノズル23と、メニスカスが異常なノズル23とを特定する。ステップS35の規定回数を超える前に、全ノズルのメニスカスが異常であると検出されたら、ステップS33で、検出部135は全てのノズル23のメニスカスが異常と判断し、ステップS36でクリーニング動作を行う。
また、ステップS33からステップS35を繰り返し行うことで、全てのノズル23のメニスカスが異常と検出されなくても、ステップS35で、メニスカスの微振動駆動の駆動回数が規定回数を超えたと判断した場合には(ステップS35:Yes)、想定される液体噴射面24aのインク200の高さが問題ない程度に低くなったと判断できるため、ステップS36で、キャリッジ5をメンテナンスユニット9があるホームポジション領域に移動して、メンテナンスユニット9によって液体噴射面24aをクリーニングする。このとき、キャリッジ5がインクカートリッジ8の交換位置からホームポジション領域に移動しても、ステップS33〜S35によって液体噴射面24aにインクカートリッジ8の交換によって垂れ下がったインク200の高さは低く抑制されているため、液体噴射面24aのインク200が被噴射媒体やインクジェット式記録装置Iの内部に付着するのを抑制することができると共に、液体噴射面24aのインク200がキャリッジ5の移動による振動等で落下するのを抑制して、インクによる汚れを抑制することができる。
なお、本実施形態では、ステップS35で、メニスカスの微振動駆動の駆動回数が規定回数を越えたか判断するようにしたが、特にこれに限定されず、例えば、ステップS35では、インク滴の吐出時間が規定時間を越えたか判断するようにしてもよい。
その後は、ステップS37で、キャリッジ5をホームポジション領域に戻す又は印刷動作を再開する。
以上説明したように、ノズル23が複数設けられており、制御部100は、液体噴射面24aのインク200の高さを抑制する高さ抑制動作において、複数のノズル23のうち、インクのメニスカスが正常なノズル23に対応する駆動素子である圧電アクチュエーター28に微振動を行わせるようにした。このように、液体噴射面24aのインクの高さを抑制する際に、正常なノズル23のメニスカスを微振動させてメニスカスを決壊させることができ、液体噴射面24aのインクを広い面積で展開して効率よく液体噴射面24aのインク200の高さを低くすることができる。また、検出部135によってノズル23のメニスカスの状態を検出して、正常なメニスカスのノズル23がなくなる、または、少なくなるまでメニスカスが正常なノズル23のメニスカスを決壊させることで、液体噴射面24aのインク200の高さを確実に低くすることができ、液体噴射面24aのインク200による汚れを抑制することができる。
なお、本実施形態では、移動部133は、インクカートリッジ8の交換時に、キャリッジ5を第3の方向Zから平面視した際に媒体支持部材3に重なる位置に移動するようにしたが、特にこれに限定されず、上述した実施形態1と同様に、インクカートリッジ8の交換時にキャリッジ5をホームポジション領域に移動するようにしてもよく、また、制御部100は、インクカートリッジ8の交換時期に応じて、キャリッジ5を媒体支持部材3に重なる位置とホームポジション領域との何れの位置に移動させるか判断するようにしてもよい。
(実施形態6)
図26及び図27は、本発明の実施形態6に係る液体噴射面の平面図である。なお、上述した実施形態と同様の部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
図26に示すように、ノズルプレート24の液体噴射面24aは、ノズル23の周囲に設けられてインクに対して撥液性を有する撥液領域241と、撥液領域241の外側に設けられて撥液領域241に比べて撥液性が低い非撥液領域242と、を有する。
撥液領域241は、上述した実施形態1と同様に撥液膜24bを設けることで形成されている。撥液膜24bは、インクに対して撥液性を有するものであれば特に限定されず、例えば、フッ素系高分子を含む金属膜や、撥液性を有する金属アルコキシドの分子膜などを用いることができる。
撥液膜24bが形成された撥液領域241は、第1の方向Xに並設されたノズル23の列毎に、ノズル23の列を略矩形状に囲むように設けられている。
非撥液領域242は、撥液膜24bを形成しないことで、すなわち、ノズルプレート24そのものによって形成されている。
非撥液領域242は、本実施形態では、ノズル23の列毎に設けられた撥液領域241の外側に、撥液領域241の周囲を囲むように連続して設けられている。
また、非撥液領域242は、矩形状に設けられた撥液領域241に対して、複数のノズル23で構成されたノズル群毎に、第2の方向Yでノズル23に向かって突出する誘導部243を有する。誘導部243は、ノズル23の並設された列に対して第2の方向Yの両側に第1の方向Xに向かってノズル群毎に交互に設けられている。
ノズルプレート24の液体噴射面24aに撥液領域241及び非撥液領域242を設けることで、インクカートリッジ8を交換した際に、上述した実施形態3〜5と同様に、圧電アクチュエーター28を微振動駆動させることで、図27に示すように、ノズル23から漏出したインク200を非撥液領域242に導いて非撥液領域242の広い面積でインク200を保持することができる。したがって、液体噴射面24aのインク200の高さを低く抑えることができる。特に、本実施形態では、非撥液領域242は、ノズル23に近い誘導部243を有するため、ノズル23近傍のインクは誘導部243を介して非撥液領域242に積極的に誘導することができる。もちろん、誘導部243は設けなくてもよい。また、本実施形態では、ノズル23近傍は撥液領域241となっているため、液体噴射面24aのノズル23近傍にインクが付着し難く、クリーニング動作によって容易に除去することが可能である。
以上説明したように、本実施形態では、ノズル23が開口する液体噴射面24aは、ノズル23の周囲に設けられた撥液性を有する撥液領域241と、撥液領域241の外側に設けられて撥液領域241に比べて撥液性が低い非撥液領域242と、を有する。このように、液体噴射面24aに非撥液領域242を設けることで、インクカートリッジ8の交換時に圧電アクチュエーター28を微振動駆動することで、正常なノズル23のメニスカスが決壊してインク200を漏出させた際に、液体噴射面24aのインク200を非撥液領域242に広い面積で展開することができる。したがって、液体噴射面24aのインクの高さを低く抑制することができる。また、液体噴射面24aのノズル23近傍に撥液領域241を設けることで、液体噴射面24aのノズル23近傍にインクが付着し難く、クリーニング動作によって容易に除去することが可能である。
なお、非撥液領域242のさらに外周側に、非撥液領域242を囲むようにさらに撥液領域を設けるようにしてもよい。
(他の実施形態)
以上、本発明の各実施形態について説明したが、本発明の基本的な構成は上述したものに限定されるものではない。
例えば、上述した各実施形態では、記録ヘッド1に供給針47を設け、貯留部であるインクカートリッジ8に供給針47が挿入されるインク導出孔83を設けるようにしたが、特にこれに限定されず、インクカートリッジ8に供給針47を設け、記録ヘッド1に供給針47が挿入されるインク導出孔83を設けるようにしてもよい。すなわち、記録ヘッド1及び貯留部の一方側に他方の流路内に挿入される供給針を設けて、供給針によって記録ヘッド1と貯留部との接続を行えばよい。
また、記録ヘッド1と貯留部との接続は、供給針47に限定されず、例えば、記録ヘッド1及び貯留部の一方の流路の開口に液体を吸収する吸収体を設け、他方の流路の開口にフィルターを設けて、吸収体とフィルターとの液面同士を接続するようにしてもよい。このような液面接続であっても、貯留部の装着時に記録ヘッド1の内圧が高まるため、液体噴射面24aのインクの垂れ下がりは発生する。
また、上述した各実施形態では、媒体支持部材3に第1吸収体3aを設け、キャップ11内に第2吸収体12を設けるようにしたが、特にこれに限定されず、例えば、インクカートリッジ8の交換時にインクを吸収する吸収体をホームポジション領域においてキャップ11とは別の場所に設けるようにしてもよい。吸収体をキャップ11とは別の場所に設けたとしても、キャリッジ5が吸収体に第3の方向Zで対向する位置でインクカートリッジ8の交換を行い、インクカートリッジ8の交換後にキャリッジ5を移動することなく、液面調整部134によって液体噴射面24aのインクの高さを低く抑制する高さ抑制動作を行えば、吸収体からメンテナンスユニット9に移動するまでに液体噴射面24aのインクが落下することや直接接触することで汚すのを抑制することができる。
また、上述した各実施形態では、圧力発生室22に圧力変化を生じさせる圧力発生手段として、圧電材料29と電極形成材料30及び31とを交互に積層させて軸方向に伸縮させる縦振動型の圧電アクチュエーターを用いて説明したが、圧力発生手段としては、特にこれに限定されず、例えば、電極及び圧電材料を成膜及びリソグラフィー法により積層形成した薄膜型、グリーンシートを添付する等の方法により形成される厚膜型などの撓み振動型の圧電アクチュエーターを用いることができる。また、圧力発生手段として、圧力発生室内に発熱素子を配置して、発熱素子の発熱で発生するバブルによってノズルから液滴を吐出するものや、振動板と電極との間に静電気を発生させて、静電気力によって振動板を変形させてノズルから液滴を吐出させるいわゆる静電式アクチュエーターなどを使用することができる。
なお、上記実施の形態においては、液体噴射装置の一例としてインクジェット式記録装置を挙げて説明したが、本発明は、広く液体噴射装置全般を対象としたものであり、インク以外の液体を噴射する液体噴射装置にも勿論適用することができる。その他の液体噴射ヘッドとしては、例えば、プリンター等の画像記録装置に用いられる各種の記録ヘッド、液晶ディスプレイ等のカラーフィルターの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレイ、FED(電界放出ディスプレイ)等の電極形成に用いられる電極材料噴射ヘッド、バイオchip製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等が挙げられ、かかる液体噴射ヘッドを備えた液体噴射装置に適用できる。
I…インクジェット式記録装置(液体噴射装置)、1…インクジェット式記録ヘッド(液体噴射ヘッド)、2…本体フレーム、3…媒体支持部材、3a…第1吸収体、4…ガイド軸、5…キャリッジ(保持部)、6…タイミングベルト、6a…プーリー、7…キャリッジモーター、8…インクカートリッジ(貯留部)、9…メンテナンスユニット、10…ワイパー、11…キャップ、12…第2吸収体、13…制御装置、20…ヘッド本体、21…流路基板、22…圧力発生室、23…ノズル、24…ノズルプレート、24a…液体噴射面、24b…撥液膜、25…振動板、26…インク供給口、27…マニホールド、28…圧電アクチュエーター、29…圧電材料、30,31…電極形成材料、32…固定基板、33…ヘッドケース、34…駆動回路、35…回路基板、36…液体供給路、37…配線基板、40…流路部材、41…インク流路、42…カートリッジ装着部、43…壁部、44…係合孔、45…仕切り板、46…フィルター、47…供給針、81…インクパック、82…インク導出部材、83…インク導出孔、84…係合爪、85…レバー、100…制御部、101…制御処理部、102…記憶部、103…駆動信号生成部、104…外部I/F、105…内部I/F、106…提示部、110…外部装置、120…プリントエンジン、121…機構、122…キャリッジ機構、130…残量検出部、131…報知部、132…交換検出部、133…移動部、134…液面調整部、135…検出部、200…インク、241…撥液領域、242…非撥液領域、243…誘導部、COM…駆動信号、COM1…第1駆動信号、COM2…第2駆動信号、DP…吐出パルス、SP1…第1微振動パルス、SP2…第2微振動パルス、X…第1の方向、Y…第2の方向、Z…第3の方向

Claims (9)

  1. 液体を噴射するノズル、及び、前記ノズルに連通する流路内の液体に圧力変化を生じさせる駆動素子を具備する液体噴射ヘッドと、
    前記液体噴射ヘッドを保持すると共に被噴射媒体の移動方向に対して交差する方向に移動可能に設けられた保持部と、
    前記保持部に交換可能に保持されて液体を貯留する貯留部と、
    前記貯留部の交換位置で、前記駆動素子に対して前記ノズルが開口する液体噴射面における液体の高さを抑制する高さ抑制動作を行わせる制御部と、
    を具備することを特徴とする液体噴射装置。
  2. 前記制御部は、前記貯留部の交換開始時に前記保持部を制御して液体の吸収体に鉛直方向で対向する前記交換位置に移動させて、前記貯留部の交換後に、前記ノズルから液体を噴射させるように前記駆動素子を制御することを特徴とする請求項1記載の液体噴射装置。
  3. 前記吸収体は、
    前記被噴射媒体を支持する支持部材に設けられた第1吸収体と、
    前記液体噴射ヘッドの前記ノズルが開口する液体噴射面を覆うキャップ内に設けられた第2吸収体と、
    を具備し、
    前記制御部は、前記保持部を前記第1吸収体又は前記第2吸収体に鉛直方向で対向する位置に移動させることを特徴とする請求項2記載の液体噴射装置。
  4. 前記制御部は、前記貯留部の交換時期に応じて、前記第1吸収体及び前記第2吸収体の何れかに移動させるか判断することを特徴とする請求項3記載の液体噴射装置。
  5. 前記ノズルが複数設けられており、前記制御部は、複数の前記ノズルのうち、液体のメニスカスが正常なノズルから液体を吐出させることを特徴とする請求項2〜4の何れか一項に記載の液体噴射装置。
  6. 前記制御部は、前記貯留部の交換後に、前記液体噴射ヘッドの前記駆動素子に前記ノズルの液体のメニスカスを壊すが、前記ノズルから液体が噴射されない微振動を行わせるように制御することを特徴とする請求項1記載の液体噴射装置。
  7. 前記ノズルが開口する液体噴射面は、前記ノズルの周囲に設けられた撥液性を有する撥液領域と、撥液領域の外側に設けられて前記撥液領域に比べて撥液性が低い非撥液領域と、を有することを特徴とする請求項6記載の液体噴射装置。
  8. 前記ノズルが複数設けられており、前記制御部は、複数の前記ノズルのうち、液体のメニスカスが正常なノズルに対応する前記駆動素子に前記微振動を行わせることを特徴とする請求項6又は7記載の液体噴射装置。
  9. 液体を噴射するノズル、及び、前記ノズルに連通する流路内の液体に圧力変化を生じさせる駆動素子を具備する液体噴射ヘッドと、前記液体噴射ヘッドを保持すると共に被噴射媒体の移動方向に対して交差する方向に移動可能に設けられた保持部と、前記保持部に交換可能に保持されて液体を貯留する貯留部と、を具備する液体噴射装置の制御方法であって、
    前記貯留部の交換位置で、前記駆動素子に対して前記ノズルが開口する液体噴射面における液体の高さを抑制する高さ抑制動作を行わせることを特徴とする液体噴射装置の制御方法。
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JP2022054840A (ja) * 2020-09-28 2022-04-07 理想科学工業株式会社 インクジェット印刷装置
JP2023046474A (ja) * 2021-09-24 2023-04-05 ブラザー工業株式会社 液体吐出装置

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