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JP2008179069A - 流体噴射装置 - Google Patents

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JP2008179069A
JP2008179069A JP2007014670A JP2007014670A JP2008179069A JP 2008179069 A JP2008179069 A JP 2008179069A JP 2007014670 A JP2007014670 A JP 2007014670A JP 2007014670 A JP2007014670 A JP 2007014670A JP 2008179069 A JP2008179069 A JP 2008179069A
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Seiji Mochizuki
聖二 望月
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Seiko Epson Corp
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Abstract

【課題】ドット抜け検出の検出効率の向上を図った流体噴射装置を提供する。
【解決手段】噴射信号の入力によりノズル27からインクを噴射させる記録ヘッド8と、上記記録ヘッドの噴射不良ノズルを検出する噴射不良検出手段47と、上記記録ヘッドおよび噴射不良検出手段を制御する制御手段とを備え、上記制御手段は、全ノズルを複数のノズル群に分類して各ノズル群を1単位として噴射不良ノズルの検出を行う単位検出動作を、所定の検出タイミングが到来するごとに各単位検出動作の間で時期をずらせて実行するよう制御する。
【選択図】図5

Description

本発明は、主として印刷データに対応してノズルからインク滴を吐出させて記録媒体にドットを形成させるインクジェット記録装置として用いることができる流体噴射装置に関するものである。
ターゲットに流体を噴射する流体噴射装置には、インクを記録用紙に噴射して印刷を施すインクジェット式記録装置が知られている。
このようなインクジェット式記録装置は、印刷時の騒音が比較的小さく、しかも小さなドットを高い密度で形成できるため、昨今においてはカラー印刷を含めた多くの印刷に使用されている。このようなインクジェット式記録装置は、インクカートリッジからのインクの供給を受けるインクジェット式印字ヘッドと、記憶媒体を印字ヘッドの走査方向と垂直に移動させる紙送り機構を備え、印字ヘッドをキャリッジ上で記録媒体の幅方向(主走査方向)に移動させながら印字ヘッドに対して機械的圧力や熱エネルギーを発生させることで記録媒体に対してインク滴を吐出させることで記録が行われる。そしてキャリッジ上に、例えばブラックインクおよびイエロー、シアン、マゼンタの各カラーインクが吐出が可能な印字ヘッドを搭載し、ブラックインクによるテキスト印刷ばかりでなく、各インクの吐出割合を変えることにより、フルカラー印刷を可能としている。
このようなインクジェット式記録装置に用いられる記録ヘッドとしては、インクを噴射する方式として、圧電素子を用いて圧力発生室の壁面の一部を変形させてインクを噴射する圧電素子方式がある。
このようなインクジェット式記録ヘッドでは、記録ヘッドのキャビティ(圧力発生室)内に気泡が発生したり、浮遊する紙粉やゴミなどがノズル近傍に付着したり、ノズル(内のインク)が乾燥したりすると、ノズルからインク滴が吐出されず、印刷媒体にドットが形成されないことがある。インク滴の吐出不良を、一般に「ドット抜け」と呼んでいる。ドット抜けの現象が生じた場合には、クリーニング装置によって回復を図る。例えば、気泡の発生によってドット抜け現象が生じた場合には、ポンプでノズル内のインクを吸引してキャビティ内部の気泡を排出し、その後、ワイパと呼ばれる拭い取り部材でノズル面に付着したインクを拭い去り、更にフラッシングと呼ばれるインク滴の無印字吐出を行って混色したインクを放出する。この一連のクリーニング工程によって、気泡によるドット抜け現象が回復する。
上記のようなドット抜けを検出する方法として、従来から、記録ヘッドから吐出されたインク滴を光センサやレーザセンサで観察してドット抜けの有無を判断する方法や(例えば下記の特許文献1)、ドット抜けを検出するための検出パターンを印字し、この印字された検出パターンを光学式の読み取りセンサ等スキャニングして判断する方法(例えば下記の特許文献2)等が採用されてきた。
特開2003−127430号公報 特開2006−095815号公報
しかしながら、上記従来の装置では、共通の検出タイミングにおいて全てのノズルのドット抜けを検出するため、ドット抜けの検出を開始してから終了するまでの検出時間が長くかかるため、効率が悪かった。特に、複数の記録ヘッドを組み合わせた構成の装置の場合、ノズル総数も多くなるため、検出時間がさらに長くなる。また、検出中は印刷が中断されるため、検出終了後に印刷を再開すると、中断前後においてインクの乾燥状態に連続性がなくなるため、印刷むらになるという不都合があった。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、ドット抜け検出の検出効率の向上を図った流体噴射装置の提供をその目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の流体噴射装置は、噴射信号の入力によりノズルから流体を噴射させる噴射ヘッドと、上記噴射ヘッドの噴射不良ノズルを検出する噴射不良検出手段と、上記噴射ヘッドおよび噴射不良検出手段を制御する制御手段とを備え、
上記制御手段は、全ノズルを複数のノズル群に分類して各ノズル群を1単位として噴射不良ノズルの検出を行う単位検出動作を、所定の検出タイミングが到来するごとに各単位検出動作の間で時期をずらせて実行するよう制御することを要旨とする。
本発明によれば、全ノズルを複数のノズル群に分類して各ノズル群を1単位として噴射不良ノズルの検出を行う単位検出動作を、所定の検出タイミングが到来するごとに各単位検出動作の間で時期をずらせて実行するため、従来のように、共通の検出タイミングにおいて全てのノズルのドット抜けを検出するのに比べ、1回の単位検出動作時間は何分の1かに短縮され、検出効率が大幅に向上し、特にノズル数の多い装置において有効である。そして、検出中にターゲットへの噴射が中断されたとしても、中断時間が短くてすむため、検出終了後に噴射を再開したときに、むらが生じにくくなる。
本発明において、上記制御手段は、1つの単位検出動作と次の単位検出動作の間に、所定のターゲットに対して流体を噴射する噴射動作を実行するよう制御する場合には、各単位検出動作の間で時期をずらせる間に噴射動作を実行することから、検出効率を上げながらターゲットに対する噴射を実行することが可能である。
本発明において、上記制御手段は、所定のターゲットに対する一連の流体噴射指令を実行する間に、所定の検出タイミングが到来するごとに噴射動作を中断して単位検出動作を順次実行するよう制御する場合には、
噴射動作の中断時間が短くてすむため、検出終了後に噴射を再開したときに、むらが生じにくくなる。
本発明において、所定のターゲットに流体を噴射する噴射領域と、上記噴射領域外に設けられて単位検出動作を行うための検出領域との間で噴射ヘッドを移動させるキャリッジをさらに備え、
上記制御手段は、噴射ヘッドを噴射領域に移動して所定のターゲットに対する一連の流体噴射を実行する間に、所定の検出タイミングが到来するごとに噴射ヘッドを検出領域に移動して単位検出動作を実行するよう制御する場合には、
噴射動作の中断時間が短くてすむため、検出終了後に噴射を再開したときに、むらが生じにくくなる。
本発明において、上記制御手段は、1つまたは複数のノズル列ごとに1単位のノズル群としてノズルを分類して単位検出動作を実行するよう制御する場合には、
ノズル列毎に単位検出動作を行って噴射不良ノズルを検出するため、制御が行いやすく制御効率がよくなる。
本発明において、上記制御手段は、1つまたは複数の噴射する流体の種類ごとに1単位のノズル群としてノズルを分類して単位検出動作を実行するよう制御する場合には、
流体の種類ごとに単位検出動作を行って噴射不良ノズルを検出するため、制御が行いやすく制御効率がよくなる。
本発明において、上記制御手段は、ノズル列内におけるノズル位置によって1単位のノズル群を分類して単位検出動作を実行するよう制御する場合には、
例えば、1つおきに配置されたノズルについて同時に単位検出動作を行って、噴射不良ノズルが検出されたら回復させることにより、隣接したノズルが同時に噴射不良を起してしまうのを防止する。隣接したノズルが同時に噴射不良を起すと噴射むらが大きくなって不良となる確率が高くなるので、それを防止しながら検出効率を向上することができる。
本発明において、上記制御手段は、ノズル列内において列端から奇数番目のノズル位置か偶数番目のノズル位置かによって1単位のノズル群を分類して単位検出動作を実行するよう制御する場合には、
1つおきに配置されたノズルについて同時に単位検出動作を行って、噴射不良ノズルが検出されたら回復させることにより、隣接したノズルが同時に噴射不良を起してしまうのを防止する。隣接したノズルが同時に噴射不良を起すと噴射むらが大きくなって不良となる確率が高くなるので、それを防止しながら検出効率を向上することができる。
本発明において、上記噴射ヘッドを複数備えており、
上記制御手段は、1つまたは複数の噴射ヘッドごとに1単位のノズル群としてノズルを分類して単位検出動作を実行するよう制御する場合には、
複数の噴射ヘッドではノズル数が非常に多くなり、全ての噴射ヘッドについて検出を行うのは非常に長時間にわたって検出動作を行わなければならないが、噴射ヘッドごとに単位検出動作を行うことにより、検出効率を大幅に向上することができる。
本発明において、上記所定の検出タイミングは、所定単位のターゲットへの噴射が終了したタイミングである場合には、
所定単位のターゲットへの噴射が終了した切れのよいタイミングで単位検出動作を実行することで、制御も行いやすく、ターゲットに対する噴射の一連の作業の効率もよくすることができて使い勝手がよい。
本発明において、上記所定の検出タイミングは、所定単位の噴射データによる噴射が終了したタイミングである場合には、
所定単位の噴射データによる噴射が終了した切れのよいタイミングで単位検出動作を実行することで、制御も行いやすく、ターゲットに対する噴射の一連の作業の効率もよくすることができて使い勝手がよい。
本発明において、上記所定の検出タイミングは、所定単位の噴射ジョブによる噴射が終了したタイミングである場合には、
所定単位の噴射ジョブによる噴射が終了した切れのよいタイミングで単位検出動作を実行することで、制御が行いやすくなる。
本発明において、上記所定の検出タイミングは、所定単位の噴射ショット数の噴射が終了したタイミングである場合には、
所定単位のショット数による噴射が終了した切れのよいタイミングで単位検出動作を実行することで、制御が行いやすくなる。また、噴射不良ノズルの検出を行わなければならない適切なタイミングで単位検出動作を行うことが可能となり、噴射品質の管理を確実に行うことができる。
本発明において、上記所定の検出タイミングは、所定時間の噴射が終了したタイミングである場合には、
所定時間の噴射が終了した切れのよいタイミングで単位検出動作を実行することで、制御が行いやすくなる。また、噴射不良ノズルの検出を行わなければならない適切なタイミングで単位検出動作を行い、噴射品質の管理を確実に行うことができる。
本発明において、上記制御手段は、所定のターゲットに対する一連の流体噴射指令を実行するときに、使用していない流体に対応するノズル群については単位検出動作を実行しないよう制御する場合には、使用していないノズルに対する検出動作を省略することで、より検出効率を向上することができる。
本発明において、上記制御手段は、噴射不良ノズルが発見された場合、噴射不良ノズル数や分布状態が許容できない状態であるときに、噴射不良ノズルの噴射特性を回復する回復手段による回復動作を自動的に実行するよう制御する場合には、噴射品質に影響する程度の噴射不良ノズルが発見されたときに自動的に回復動作を行うことで、噴射品質を安定的に維持管理することができる。
本発明において、上記制御手段は、噴射不良ノズルが発見された場合、噴射不良ノズル数や分布状態が所定の許容範囲内である場合に、噴射不良ノズルの噴射特性を回復する回復手段による回復動作を実行せずに報知するよう制御する場合には、噴射不良ノズル数が所定の許容数以内である場合に、オペレータの判断で回復するかそのまま継続するかを決定することが可能となり、噴射品質をフレキシブルに維持管理することができる。
本発明において、上記制御手段は、噴射不良ノズルが発見された場合、噴射不良ノズル数や状態が噴射品質への影響が小さい許容範囲内である場合に、そのままつぎの噴射動作を開始するよう制御する場合には、噴射不良ノズル数が噴射品質に影響しない程度の許容数以内である場合には回復動作を省略することで、噴射効率を向上させることができる。
つぎに、本発明の実施の形態を詳しく説明する。
以下、本発明を具体化した流体噴射装置としてのインクジェット式捺染装置の一実施形態を説明する。
図1は、長尺の布に印刷が可能な大型の捺染装置としてのインクジェット式記録装置の一実施例を示すものである。
両側の基部1、2の間には所定のターゲットとして布等の記録媒体を供給する供給部3、上記ターゲットに流体としてのインクを噴射する噴射領域としての印刷領域4及び排出された記録媒体を巻き取る巻取部5が配置され、供給部3の側方には制御パネル6が、また基部1および2にはそれぞれカートリッジホルダ16が設けられている。
これらカートリッジホルダ16には、ブラックインクカートリッジ7BK、カラーインクカートリッジとしてシアンインクカートリッジ7C、マゼンダインクカートリッジ7M、イエローインクカートリッジ7Y、ライトシアンインクカートリッジ7LC、ライトマゼンダインクカートリッジ7LM、グリーンインクカートリッジ7G、オレンジインクカートリッジ7OR(以下、単に「インクカートリッジ7」として説明することもある)が着脱可能に装着されている。
これにより、本実施形態の装置は、ブラックインク、シアンインク、マゼンダインク、イエローインク、ライトシアンインク、ライトマゼンダインク、グリーンインク、オレンジインクの8色のインクでインクジェット式の記録を行うことができるようになっている。
図中符号9は、カートリッジホルダ16のインクカートリッジ7のインクを後述するインク供給装置17(図2参照)を介してインクの供給を受ける記録ヘッド8(図2,図3参照)が搭載されるキャリッジ9であり、ガイド部材10により主走査方向である記録布の幅方向に往復動可能に支持されている。
上記印刷領域を外れた左右の非印刷領域には、印字信号と無関係の噴射信号を記録ヘッド8に入力して強制的にインクを噴射することにより印刷中に生じるノズルの軽度の目詰まりを回復するためのフラッシング動作を行うためのフラッシング領域が設けられている。上記フラッシング領域には、フラッシングで噴射されたインクを受けるためのフラッシングボックス11が配置され、フラッシングボックス11の下にはフラッシング噴射された廃液を貯留する廃液タンク12が配置されている。
また、上記印刷領域4を外れた図示の右側(ホームポジション)の非印刷領域には、記録ヘッド8のノズル面を封止するキャップ15を備え、キャップ15で封止された状態でキャップ15内を吸引ポンプ13で負圧にしてノズルから強制的にインクを吸引することにより、ノズルの噴射不良を回復する回復動作としてのクリーニング動作を行うためのキャッピング装置14が設けられている。
上記キャップ15は、上記印刷領域4外に設けられ、後述する噴射不良検出手段47(図4参照)による単位検出動作を行うための検査領域74(図5参照)が存在する。そして、上記キャリッジ9は、印刷領域4と検査領域74との間で記録ヘッド8を移動させる。
図2は、上記インク供給装置17を示す流路構成図である。
この例は8色のうち1色の系統のみを示している。インクカートリッジ7は、流体として液体のインクが封入されたインクパック25と、インクパック25を収納するケース24とからなる。インクパック25はインク排出口25aにインク供給チューブ22が接続される。インクパック25はインク排出口25aのみが外部に露出し、それ以外の部分が気密状態でケース24に収納され、これによりケース24の内部には気密状態の空間が形成される。
また、ケース24には外部から内部の空間に連通する空気供給チューブ21が接続されている。上記空気供給チューブ21には、加圧ポンプ18、圧力センサ19及び大気開放弁20が接続され、空気供給チューブ21を介して加圧空気(加圧気体)をインクカートリッジ7に送り出す。
加圧ポンプ18が作動すると加圧空気が空気供給チューブ21を伝ってインクカートリッジ7内の空間に導入され、加圧空気の空気圧(加圧力)によってインクパック25が押し潰される。これにより、インクパック25内のインクがインク供給チューブ22を介してサブタンク23に供給されるようになっている。そのインクはサブタンク23で一時貯留され、図示しない圧力調整機構により圧力調整された状態で記録ヘッド8へと供給される。
そして、この記録装置は、ホストコンピュータ44(図3参照)やメモリーカードから取り込んだ印刷データに基づきキャリッジモータ26及び紙送りモータ(図示せず)を駆動し、記録ヘッド8からインクを吐出して印刷処理を実行する。
図3は、上記キャリッジ9に搭載された記録ヘッド8の一例を示す図である。
図3(A)に示すように、各記録ヘッド8は、噴射信号の入力によりノズル27から流体を噴射させる噴射ヘッドとして機能するものであり、この例では複数の記録ヘッド8を備えている。すなわち、この例では、各色インクにつき各3個の記録ヘッド8を使用し、合計24個の記録ヘッド8が搭載されている。この例では、各記録ヘッド8には2列のノズル列(第1列、第2列)が形成されている。各ノズル列は、図示の上から下に向かって列端から#1〜#180まで180のノズル27が所定ピッチPで列設されて構成されている。
そして、同じ色のインクを噴射する3個の記録ヘッド8を、ノズル列の列端近傍が互いに隣接するようノズル列方向に並べて配置している。この例では、図示の左上から、ブラックインクを噴射するブラック用ヘッド列BK、シアンインクを噴射するシアン用ヘッド列C、マゼンダインクを噴射するマゼンダ用ヘッド列M、イエローインクを噴射するイエロー用ヘッド列Yと並び、図示の左下からライトシアンインクを噴射するライトシアン用ヘッド列LC、ライトマゼンダインクを噴射するライトマゼンダ用ヘッド列LM、グリーンインクを噴射するグリーン用ヘッド列G、オレンジインクを噴射するオレンジ用ヘッド列ORが配置されている。
そして、上述したように、各ヘッド列BK,C,M,Y,LC,LM,G,ORを構成する記録ヘッド8は、それぞれ3個であり、あとの説明の便宜上、図示の上から1号,2号,3号と呼ぶことにする。
図3(B)に示すように、ノズル列の列端近傍が隣接した部分は、例えば1号ヘッドの列端の#180ノズルと、2号ヘッドの列端の#1ノズルとは、ノズル列方向でノズルピッチPを維持するよう配置されている。2号ヘッドと3号ヘッドも同様の位置関係で配置されている。これにより、1号〜3号のヘッドにおいて第1列および第2列のノズルピッチPがぞれぞれ連続するようになっている。
なお、この例では1ヘッド1色吐出×3ヘッドのヘッド群を8色の色ごとに8群設けて合計24ヘッド用いた8色印刷を実現する例を示したが、1ヘッド2色吐出×6ヘッドのヘッド群を4群列設けて合計24ヘッド用いた8色印刷を実現するようにしてもよいし、ノズル列を4列以上設けた記録ヘッド8を用い、1ヘッド4色以上を吐出するヘッドを組合せてヘッド群を構成することもできる。
図4は、上記記録装置のシステム構成の一例を示すブロック図である。
ここで説明する噴射不良検出手段47は、上記記録ヘッド8において噴射不良ノズルを検出する本発明の噴射不良検出手段47として機能するものであり、クリーニング制御手段54、ポンプ制御手段49は、噴射不良ノズルの噴射特性を回復する本発明の回復手段としても機能するものである。そして、印刷制御手段46、ヘッド駆動手段48、キャリッジ制御手段52、処置選択手段51、報知手段53等の各手段は、上記記録ヘッド8、噴射不良検出手段47、回復手段等を制御する本発明における制御手段として機能するものである。
図において、44はホストコンピュータであり、プリンタドライバ45が内蔵され、このプリンタドライバ45のユーティリティ上で入力装置(図示せず)からの入力によって記録媒体のサイズ,モノクロ/カラー印刷の選択,記録モードの選択,フォント等のデータおよび印刷指令等を入力しうるように構成されている。また、上記プリンタドライバ45のユーティリティにおいて、クリーニング制御手段54に対するクリーニング指令も入力しうるように構成されている。
印刷指令の入力により、プリンタドライバ45からは印刷制御手段46に対して流体噴射データである印刷データが送出されるようになっている。また、印刷制御手段46は印刷データに基づいてビットマップデータを生成し、ヘッド駆動手段48により噴射信号を発生させて圧電振動子等の噴射素子に入力し、記録ヘッド8からインク滴を吐出させるようになっている。
このとき、印刷制御手段46からの指示により図示しない媒体送り制御手段は同じく図示しない媒体送りモータを制御して記録媒体の副走査方向への移動制御を行う。また、印刷制御手段46からの指示によりキャリッジ制御手段52はパルスモータであるキャリッジモータ26を制御してキャリッジ9の主走査方向への往復移動制御を行う。
上記ヘッド駆動手段48は、本実施形態において噴射制御手段として機能するもので、印刷データに基づく駆動信号のほかに、図示しないフラッシング制御手段からのフラッシング指令信号を受けてフラッシングのための噴射信号を記録ヘッド8に出力する。このフラッシング動作により、フラッシングボックス11に対してノズル27から印刷とは無関係のインクを噴射することにより、ノズル27近傍の増粘インクを排出してノズル27の噴射特性を回復する。
ここで、ノズル27の吐出能力が低下するメカニズムについて説明すると、印刷実行中は記録ヘッド8のノズル面がキャップ15から開放された状態となり、加えてキャリッジ9で往復移動されている。このような状態でインクの吐出がなければ、ノズル27の開口部に存在するインクから溶媒が蒸発して徐々にその粘度が高くなり、吐出能力が低下するのである。そして、印刷中に頻繁にインク滴を吐出しているノズル27は、新しいインクが順次供給されて目詰まりはあまり生じないが、インク滴を吐出する機会が少ないノズル27では目詰まりを生じやすい。したがって、インクの吐出量が少なく空送時間が長いノズル27ほど増粘が進行し、その程度はノズル27毎にばらつきがある。
なお、この例では、噴射ヘッドが噴射する液体がインクであり、インクの増粘によりノズル27の噴射能力が低下する場合を説明したが、噴射特性の低下するメカニズムは、噴射する液体の種類によって異なる場合があり、本発明は、低下したノズル27の噴射特性を流体の噴射で回復しうるものであれば、インクに限らず種々の流体を噴射する装置に適用できる趣旨である。
上記キャリッジ制御手段52は、印刷動作中にキャリッジ9を主走査方向に往復移動させる移動制御を行うほか、所定のフラッシングタイミングにおいてキャリッジ9を印刷領域以外のフラッシングポジションに移動させ、記録ヘッド8をキャップ15に対面させてフラッシング動作を行う位置に移動する移動制御を行う。
上記キャリッジ制御手段52は、装置の電源オフのときや吸引動作を行う際には、記録ヘッド8をキャップ15の位置に移動させる移動制御を行う。また、後述する噴射不良ノズルを検出する単位検出動作の際に、検出対象とするノズル列をキャップ15内に存在する検査領域74と対面する位置に移動させる移動制御を行う。
上記吸引動作は、記録装置を最初に使用するときに、最初にインクカートリッジ7を装着した際、記録ヘッド8やサブタンク23等の流路にインクを最初に充填する初期充填動作の際に実行される。また、インクカートリッジ7を交換したときや、使用していたインクカートリッジ7を一旦取り外して再装填するときには、交換や再装填に伴って記録ヘッド8の流路内に空気が混入して正常な吐出ができなくなるため、混入した気泡を記録ヘッド8から強制吸引して除去するために実行される。
上記吸引動作は、記録装置を使用せずに放置しているときは、キャップ15でノズル形成面を封止した状態であっても、図示しない放置タイマで計測した放置時間(前回の電源オフから今回の電源オンまでの時間)が長いと徐々にノズル27の開口部近傍に存在するインクから溶媒が蒸発してその粘度が高くなり、吐出能力が低下するので、それを回復するクリーニングのために電源オン時に、クリーニング制御手段54による制御によりクリーニングモードによる吸引が実行される。また、印刷動作を継続していると、流路内に残存した気泡が徐々に内部のフィルタ上流部に溜まることがあるため、定期的に気泡を強制吸引して除去するクリーニングのため、クリーニング制御手段54による制御によりクリーニングモードによる吸引が実行されることもある。
また、上記吸引動作は、ユーザーがクリーニング指令スイッチ50を操作することにより、いわゆるマニュアルクリーニングとして実行されることもある。
上記吸引動作は、後述する噴射不良検出手段47によって制御されるいわゆるドット抜け検出の際に、ノズル27の目づまり等による吐出不良ノズルの存在を検知した場合、クリーニング制御手段54による制御によりキャップ15によるキャッピングと吸引ポンプ13によるクリーニングモードによる吸引を行って、ノズル27の吐出不良の回復操作を行う場合に実行される。すなわち、上記クリーニングモードによる吸引は、本発明の噴射不良ノズルの噴射特性を回復する回復動作として機能する。
上記各吸引動作は、初期充填時、インクカートリッジ7の交換時、クリーニング時、噴射不良検出時等のクリーニングモードでの吸引等、状況によって吸引条件が異なる場合があるため、ポンプ制御手段49による制御で吸引ポンプ13の回転数や稼働時間を制御することにより、各種の吸引モードでの吸引を実行することもできる。
そして、上記吸引動作は、クリーニング制御手段54により、つぎのように制御される。すなわち、キャリッジ9をキャップ15に対面させる位置に移動させるとともに、キャップ15を図示しないメンテナンスモータの動作により例えばカム機構等により上昇させて記録ヘッド8のノズル形成面をキャップ15で封止し、メンテナンスモータによって駆動される吸引ポンプ13の作用によりキャップ15内を吸引してノズルからインク等を強制的に排出させる。
所定時間の吸引を行った後、図示しない弁機構によりキャップ15内を大気開放した状態で吸引ポンプ13を駆動して空吸引を行ってキャップ15内の空間に残存したインクを排出する。その後、キャップ15を下降させると、この状態ではノズル形成面にインクが付着しているため、メンテナンスモータの駆動により図示しないワイピング部材をその先端部がノズル形成面に接触し得る位置まで上昇させたのち、キャリッジ9を移動制御することにより、ノズル形成面に付着したインクをワイピング部材で払拭することが行われる。
図5は、噴射不良検出手段47の詳細を説明する図である。
噴射不良検出手段47は、ホームポジションに配置された液滴受部としてのキャップ15と、このキャップ15の内部に設けられた検査領域74と、この検査領域74と記録へッド8のノズル基板33との間に電圧を印加する電圧印加回路75と、検査領域74の電圧を検出する電圧検出回路76とを含んで構成される。
上記キャップ15は、上面が開放されたトレイ状の部材であり、エラストマー等の弾性部材により作製されている。このキャップ15の内部にはインク吸収体77が配設されている。このインク吸収体77は、上側吸収体77aと下側吸収体77bとによって構成され、これらの吸収体77a,77bの間には、メッシュ状の電極部材78が配設されている。上側吸収体77aは、電極部材78と同電位となるように導電性を有するスポンジによって作製されている。このスポンジは、着弾したインク滴が速やかに下方に移動可能な透過性の高いものであり、本実施形態ではエステル系ウレタンスポンジが用いられている。
検査領域74は、上側吸収体77aの表面に相当する。下側吸収体77bは、上側吸収体77aに比べてインクの保持力が高いものであり、フェルトなどの不織布によって作製されている。電極部材78は、ステンレス鋼等の金属からなる格子状のメッシュとして形成されている。このため、上側吸収体77aに一旦吸収されたインクは格子状の電極部材78の隙間を通って下側吸収体77bに吸収・保持される。
電圧印加回路75は、電極部材78が正極、記録ヘッド8のノズル基板33が負極となるように直流電源(例えば400V)と抵抗素子(例えば1MΩ)とを介して両者を電気的に接続している。ここで、電極部材78は、導電性を有する上側吸収体77aと接触しているため、上側吸収体77aの表面すなわち検査領域74も電極部材78と同電位となる。
電圧検出回路76は、電極部材78の電圧信号を積分して出力する積分回路80と、この積分回路80から出力された信号を反転増幅して出力する反転増幅回路81と、この反転増幅回路81から出力された信号をA/D変換して出力するA/D変換回路82とを備えている。
積分回路80は、1つのインク滴の飛翔・着弾による電圧変化が小さいことから、複数のインク摘の飛翔・着弾による電圧変化を積分することにより大きな電圧変化として出力するものである。反転増幅回路81は、電圧変化の正負を反転させると共に所定の増幅率で積分回路80から出力された信号を増幅して出力するものである。A/D変換回路82は、反転増幅回路81から出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換して検出信号として出力するものである。
上記噴射不良検出手段47により、例えばつぎのようにして噴射不良ノズルを検出することができる。
検出動作は、記録ヘッド8に配置されたすべてのノズル27の目詰まりの有無を検査する動作であり、処理が開始されると、キャリッジ制御手段52は、まず、キャリッジモータ26を駆動して記録ヘッド8のノズル列のうち検査対象となるノズル列が検査領域74に対向するようにキャリッジ9を移動し、検査対象となるノズル列のうち1つのノズル27のマスク回路及び圧電素子(ともに図示せず)を介してそのノズル27から帯電したインク滴を1セグメント(3ショット分)の吐出数Snで吐出させる。
ここで、帯電したインク滴が記録ヘッド8のノズル27から飛翔して検査領域74の上側吸収体77aに至る際の電極部材78における電圧の推移について説明する。
図6は、上記噴射不良検出手段47によって噴射不良ノズルの検出動作を実行したときに静電誘導によって誘導電圧が生じる原理を説明するための模式図である。
図6(A)に示すように、記録ヘッド8でノズル27から飛翔する前のインク滴は電圧印加回路75によって負に帯竃している。このため、図6(B)に示すように、この負に帯電したインク滴がノズル27から飛翔して上側吸収体77aへ近づくにつれ、静電誘導によって上側吸収体77aの表面には正電荷が増加する。この結果、記録ヘッド8と電極部材78との間の電圧は、静電誘導によって生じる誘導電圧により当初の電圧位よりも高くなる。
その後、図6(C)に示すように、負に帯電したインク滴が上側吸収体77aに達すると、インク滴の負電荷により上側吸収体77aの正電荷が中和される。その結果、記録ヘッド8と電極部材78との間の電圧は当初の電圧値を下囲る。その後、記録ヘッド8と電極部材78との間の電圧は印加されている電圧値に戻る。このときの出力信号の振幅は、記録ヘッド8と電極部材78との間に付与される電圧の大きさや記録ヘッド8(ノズル27)から上側吸収体77a(検査領域74)までの距離に依存するほか、飛翔するインク滴の有無やその大きさにも依存する。
このため、ノズル27が詰まってインク滴が飛期しなかったりインク滴が所定の大きさより小さかったりしたときには、出力信号の振幅が通常時に比べて小さくなるから、出力信号の振幅に基づいてノズル27の目詰まりの有無を判定することができる。ただし、1ショット分のインク滴による出力信号の振幅は極めて小さいことから、駆動波形を表す1セグメントの第1〜第3パルスP1,P2,P3のすべてを出力して3ショット分のインク滴を吐出することにより、出力信号を3ショット分のインク滴による積分値として取り出している。なお、電圧検出回路76から出力される信号は、反転増幅回路81を経由することから振幅の向きが逆転する。
本実施形態では、上記噴射不良検出手段47による検出動作は、全記録ヘッド8の全ノズルを複数のノズル群に分類し、各ノズル群を1単位として噴射不良ノズルの検出を行う単位検出動作として実行される。そして、単位検出動作を、所定の検出タイミングが到来するごとに各単位検出動作間で時期をずらせて実行するよう制御することが行われる。
この例では、1つの記録ヘッド8が備えたノズルを1単位のノズル群とするよう分類し、1つの記録ヘッド8ごとに1単位のノズル群としてノズルを分類して単位検出動作を実行する。そして、1つの単位検出動作と次の単位検出動作の間に、ターゲットである記録媒体に対してインクを噴射する噴射動作としての印刷動作を実行するよう制御する。すなわち、図3に示す24個の記録ヘッド8において、各記録ヘッド8ごとに単位検出動作を実行し、各単位検出動作の間には印刷動作を実行する。
図7は、図3に示す24個の記録ヘッド8それぞれの噴射不良検出を行う場合の工程の一例を示す図である。
まず、プリントを開始し、所定時間プリントを行ったのち、BK列−1号ヘッドの単位検出を実行する。単位検出が終わると再びプリントを再開して所定時間プリントを行うとC列−1号ヘッドの単位検出を実行する。このように、記録媒体に対する一連の流体噴射指令である印刷指令を実行する間に、所定の検出タイミングが到来するごとに印刷動作を中断して単位検出動作を順次実行することが行われる。この例では、上記所定の検出タイミングは、所定時間の噴射すなわち印刷が終了したタイミングとしている。
そして、M列−1号ヘッド、Y列−1号ヘッド・・・と各ヘッド列の1号ヘッドの単位検出が終了すると、BK列−2号ヘッド、C列−1号ヘッド・・・と各ヘッド列の2号ヘッドの単位検出を順次行い、BK列−3号ヘッド、C列−3号ヘッド・・・と各ヘッド列の3号ヘッドの単位検出を順次行い一巡すると、再びBK列−1号ヘッドに戻って同様に順次単位検出を行い、プリントが終了するまで繰り返される。
このとき、記録ヘッド8を印刷領域4に移動して往復動させながら記録媒体に対する一連の流体噴射すなわち印刷を実行し、所定の検出タイミングが到来するごとに、記録ヘッド8を検査領域74が存在するホームポジションすなわちキャップ15と対面する位置に移動して単位検出動作を実行する。
つぎに、上記単位検出動作により、噴射不良ノズルが検出されたときの処置について説明する。
上記単位検出動作で噴射不良ノズルが発見されると、処置選択手段51は、その数や状態によって自動的に回復処理を実行するか、回復処理を実行せずにオペレータに報知するか、回復処理や報知を行わずにそのまま印刷処理を再開するかの処置を選択する。
すなわち、噴射不良ノズル数や分布状態が許容できない状態であるときには、噴射不良ノズルの噴射特性を回復する回復手段による回復動作を自動的に実行し、噴射不良ノズル数や分布状態が所定の許容範囲内である場合には、回復動作を実行せずに報知手段53によりオペレータに報知し、噴射不良ノズル数や状態が噴射品質すなわち印刷品質への影響が小さい許容範囲以内である場合には、そのままつぎの印刷動作を開始する。
このときの判断基準としては、例えば、検出された噴射不良ノズルの数が、ノズル群を構成するノズル数に対して印刷品質にほとんど影響を及ぼさない程度の少ない数である場合にはそのままつぎの印刷動作を開始することができる。また、検出された噴射不良ノズルの数が、ノズル群を構成するノズル数に対して印刷品質に無視はできないがある程度許容できそうな範囲の数である場合は、オペレータに報知してオペレータの判断により無視してもよい状態であれば印刷を開始し、無視できないレベルであればオペレータによるクリーニング指令スイッチ50の操作によって回復動作を行う。また、検出された噴射不良ノズルの数が、ノズル群を構成するノズル数に対して印刷品質に影響するくらい多い数である場合は、自動的に回復動作を実行する。
また、噴射不良ノズルの分布状態として、例えば隣接したノズル27が複数噴射不良であると検出されたような場合は、印刷品質に影響する可能性が高いので、噴射不良ノズルの数に係わらず自動的に回復動作を行う。
また、上記判断基準となる、噴射不良ノズル数等は、ドライバ45の設定画面によりオペレータが設定して図示しないRAMに記憶させ、この記憶させた設定値を用いて判断するよう制御される。例えば、1色ベタの面積が多いデザインだと噴射不良ノズルによる印刷不良が目立ちやすく、細かい柄だと多少噴射不良ノズルがあっても目立ちにくいため、印刷するデザインや記録媒体の種類等に応じてオペレータが設定できるようにしている。
図8は、上記実施形態の記録装置における噴射不良ノズルの検出処理を説明するフローチャートである。
まず、ホストコンピュータ44から印刷データが送信されて印刷動作がスタートすると、図示しないタイマが作動して検出タイミングを計るための時間カウントを開始し、検出タイミングが到来しなければ印刷動作を継続し、所定時間が経過して検出タイミングが到来すると、つぎのステップに進む(ステップ10)。つぎのステップでは、印刷を中断し、最初の検出対象ヘッドBK列−1号ヘッドの単位検出動作を実行する(ステップ20)。
図9は、上記単位検出動作処理を説明するフローチャートである。単位検出ルーチンがスタートすると、まず、検索対象ノズル列(例えば第1列)が検査領域74と対面する検査位置に対向するようキャリッジ9を移動する(ステップ21)。ついで、検査対象ノズル列の#1ノズルを検査対象ノズルとし、所定ショット数のインク滴を噴射する(ステップ22)。
上述した原理により噴射不良の検出を行い、異常の有無を判断する(ステップ23)。ステップ23で異常があれば今回のノズルを異常ノズルとしてRAMに記憶し(ステップ24)、ステップ25に進む。ステップ23で異常がなければそのままステップ25に進む。
ステップ25では、現在のノズル列中の全ノズルを検出処理したか否かを判断する(ステップ25)。ステップ25で全ノズルの検出処理をしていなければ、ステップ26で検査対象のノズルを更新して#2ノズルを検査対象ノズルとし、ステップ22に戻り、検査対象ノズル列(第1列)の#180ノズルまで検出処理を終了するまでステップ22〜ステップ26の処理を繰り返す。
ステップ25で全ノズルの検出処理をしていれば(#180ノズルまで検出処理が終われば)、現在の記録ヘッド8中の全ノズル列を検出処理したか否かを判断する(ステップ27)。ステップ27で全ノズル列の検出処理をしていなければ、ステップ28で検査対象のノズル列を更新して第2列を検査対象ノズル列とし、ステップ21に戻り、検査対象ノズル列(第2列)の#180ノズルまで検出処理を終了するまでステップ22〜ステップ26の処理を繰り返す。ステップ27で全ノズル列の検出処理をしていれば、単位検出ルーチンを終了する。
上記単位検出動作が終了すると、ステップ30に進み、RAMに記憶した噴射不良ノズルの数や分布から、次の処置として回復動作を実行するか、そのまま印刷を継続するか、オペレータに報知するかを選択する。
ステップ30で継続が選択されると、回復処理、報知処理を実行せず、検出対象ヘッドを更新して次の検出対象ヘッドをC列−1号ヘッドとするとともにタイマをリセットし(S70)、印刷が終了するのでなければステップ10に戻り、印刷が終了するまでステップ10〜80の処理を繰り返し、印刷を終了するのであれば終了する。
ステップ30で回復が選択されると、上述した回復動作(クリーニングモードでの吸引)を実行して噴射不良ノズルの回復を行い(ステップ60)、ステップ70に進む。
ステップ30で報知が選択されると、報知手段53による報知を実行(具体的には警報を鳴らしたり警報ランプを点灯する)し(ステップ40)、オペレータによる回復か継続かの指令入力を待つ(ステップ50)。ステップ50において、回復指令が入力されるとステップ60に進み、継続指令が入力されるとステップ70に進む。なお、回復指令は制御パネル6に設けられたクリーニング指令スイッチ50の操作により行い、継続指令も制御パネル6に設けられた図示しない継続指令スイッチの操作により行われる。
上述した説明では、24個の記録ヘッド8の全てについて単位検出処理を実行する場合を説明したが、例えば、モノクロ印刷を実行しているときはカラーヘッドを単位検出処理の対象にしない等、記録媒体に対する一連の印刷指令の実行において、使用していないインクに対応するノズル群については単位検出動作を実行しないよう制御するようにすることもできる。
また、上述した説明では、複数の記録ヘッド8を備え、1個の記録ヘッド8に設けられたノズルを1単位のノズル群として単位検出処理を行う例を説明したが、複数個の記録ヘッド8に設けられたノズルを1単位のノズル群として単位検出処理を行うようにしてもよい。これらの場合、1つの記録ヘッド8に形成されるノズル列の数は2本に限定するものではなく、1本でもよいし、3本以上でもよい。
また、1個または複数の記録ヘッド8に設けられたノズルを1単位のノズル群として単位検出処理を行うだけではなく、ノズル群の分類方法として以下のようにすることもできる。
すなわち、1つまたは複数のノズル列ごとに1単位のノズル群としてノズルを分類し、1単位のノズル群として単位検出処理を行うこともできる。すなわち、例えば、1列のノズル列ごとに単位検出処理を行ったり、複数列のノズル列ごとに単位検出処理を行ったりすることができる。この場合、記録ヘッド8は1つでもよいし、複数でもよい。また、1つの記録ヘッド8に形成されるノズル列の数は2本に限定するものではなく、3本以上でもよい。
また、1つまたは複数の噴射するインクの種類ごとに1単位のノズル群としてノズルを分類して単位検出動作を実行するよう制御することもできる。すなわち、例えば、インクの色ごとに単位検出動作を実行したり、顔料インクと染料インクなどのようにインクの種類ごとに単位検出動作を行ったりすることができる。また、ブラックインクとカラーインクで単位検出動作の時期をずらせたり、インクとインク以外の機能性液体とで単位検出動作の時期をずらせたりすることもできる。この場合、記録ヘッド8は1つでもよいし、複数でもよい。
また、ノズル列内におけるノズル位置によって1単位のノズル群を分類して単位検出動作を実行するよう制御することもできる。すなわち、例えば、列端から何番目にあるノズルかによって単位検出動作の時期をずらせることができる。この場合、記録ヘッド8は1つでもよいし、複数でもよい。
また、この場合において、ノズル列内において列端から奇数番目のノズル位置か偶数番目のノズル位置かによって1単位のノズル群を分類して単位検出動作を実行するよう制御することもできる。すなわち、列端から1番目、3番目、5番目・・・の奇数番目のノズルと、2番目、4番目、6番目・・・の偶数番目のノズルとで単位検出動作の時期をずらせることができる。
また、上述した説明では、所定時間の経過により検出タイミングを計った例を説明したが、検出タイミングを計る方法として以下のようにすることもできる。
すなわち、所定単位のターゲットへの噴射が終了したタイミングを検出タイミングとすることができる。すなわち、例えば、ターゲットが布の場合、所定長さの布への印刷が終了するごとに単位検出動作を実行したり、ターゲットが紙の場合、所定枚数の紙への印刷が終了するごとに単位検出動作を実行したりすることができる。
また、所定単位の噴射データによる噴射が終了したタイミングを検出タイミングとすることもできる。すなわち、例えば、所定単位の印刷データによる印刷が終了するごとに単位検出動作を実行することができる。
また、所定単位の噴射ジョブによる噴射が終了したタイミングを検出タイミングとすることもできる。すなわち、例えば、所定単位の印刷ジョブによる印刷が終了するごとに単位検出動作を実行することができる。
また、所定単位の噴射ショット数の噴射が終了したタイミングを検出タイミングとすることもできる。すなわち、例えば、所定単位のインク滴のショット数が終了するごとに単位検出動作を実行することができる。
図10は、噴射不良検出手段47の他の例を示す図であり、本発明に適用することができる噴射不良検出方法すなわちドット抜け検出方法としては、上述した誘導電圧を利用したものに限定するものではなく各種の検出方法を適用することができる趣旨である。
図10(A)は、キャップ15と記録ヘッド8の間に、レーザー光源28と検出器29を配置し、レーザー光源28からレーザー光を照射しながらノズル27からのインク滴を噴射し、インク滴がレーザー光を遮る状態を検出器29で検出して噴射不良ノズルを検出するものである。
図10(B)は、検出用記録媒体30に検出パターン31を印刷し、上記検出パターン31を光学読取器32で読み取ることにより噴射不良ノズルを検出するものである。
上記各実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
すなわち、全ノズルを複数のノズル群に分類して各ノズル群を1単位として噴射不良ノズルの検出を行う単位検出動作を、所定の検出タイミングが到来するごとに各単位検出動作の間で時期をずらせて実行するため、従来のように、共通の検出タイミングにおいて全てのノズルのドット抜けを検出するのに比べ、1回の単位検出動作時間は何分の1かに短縮され、検出効率が大幅に向上し、特にノズル数の多い装置において有効である。そして、検出中に記録媒体への印刷が中断されたとしても、中断時間が短くてすむため、検出終了後に印刷を再開したときに、むらが生じにくくなる。
また、上記制御手段は、1つの単位検出動作と次の単位検出動作の間に、所定の記録媒体に対してインクを噴射する印刷動作を実行するよう制御する場合には、各単位検出動作の間で時期をずらせる間に印刷動作を実行することから、検出効率を上げながら記録媒体に対する印刷を実行することも可能である。
また、上記制御手段は、所定の記録媒体に対する一連の印刷指令を実行する間に、所定の検出タイミングが到来するごとに印刷動作を中断して単位検出動作を順次実行するよう制御する場合には、
印刷動作の中断時間が短くてすむため、検出終了後に噴射を再開したときに、むらが生じにくくなる。
また、所定の記録媒体にインクを噴射する印刷領域4と、上記印刷領域4外に設けられて単位検出動作を行うための検査領域74との間で記録ヘッド8を移動させるキャリッジ9をさらに備え、
上記制御手段は、記録ヘッド8を印刷領域4に移動して所定の記録媒体に対する一連の印刷を実行する間に、所定の検出タイミングが到来するごとに記録ヘッド8を検査領域74に移動して単位検出動作を実行するよう制御する場合には、
印刷動作の中断時間が短くてすむため、検出終了後に噴射を再開したときに、むらが生じにくくなる。
また、上記制御手段は、1つまたは複数のノズル列ごとに1単位のノズル群としてノズルを分類して単位検出動作を実行するよう制御する場合には、
ノズル列毎に単位検出動作を行って噴射不良ノズルを検出するため、制御が行いやすく制御効率がよくなる。
また、上記制御手段は、1つまたは複数の噴射するインクの種類ごとに1単位のノズル群としてノズルを分類して単位検出動作を実行するよう制御する場合には、
インクの種類ごとに単位検出動作を行って噴射不良ノズルを検出するため、制御が行いやすく制御効率がよくなる。
また、上記制御手段は、ノズル列内におけるノズル位置によって1単位のノズル群を分類して単位検出動作を実行するよう制御する場合には、
例えば、1つおきに配置されたノズルについて同時に単位検出動作を行って、噴射不良ノズルが検出されたら回復させることにより、隣接したノズルが同時に噴射不良を起してしまうのを防止する。隣接したノズルが同時に噴射不良を起すと噴射むらが大きくなって不良となる確率が高くなるので、それを防止しながら検出効率を向上することができる。
また、上記制御手段は、ノズル列内において列端から奇数番目のノズル位置か偶数番目のノズル位置かによって1単位のノズル群を分類して単位検出動作を実行するよう制御する場合には、
1つおきに配置されたノズルについて同時に単位検出動作を行って、噴射不良ノズルが検出されたら回復させることにより、隣接したノズルが同時に噴射不良を起してしまうのを防止する。隣接したノズルが同時に噴射不良を起すと噴射むらが大きくなって不良となる確率が高くなるので、それを防止しながら検出効率を向上することができる。
また、上記記録ヘッド8を複数備えており、
上記制御手段は、1つまたは複数の記録ヘッド8ごとに1単位のノズル群としてノズルを分類して単位検出動作を実行するよう制御する場合には、
複数の記録ヘッド8ではノズル数が非常に多くなり、全ての記録ヘッド8について検出を行うのは非常に長時間にわたって検出動作を行わなければならないが、記録ヘッド8ごとに単位検出動作を行うことにより、検出効率を大幅に向上することができる。
また、上記所定の検出タイミングは、所定単位の記録媒体への噴射が終了したタイミングである場合には、
所定単位の記録媒体への噴射が終了した切れのよいタイミングで単位検出動作を実行することで、制御も行いやすく、記録媒体に対する印刷の一連の作業の効率もよくすることができて使い勝手がよい。
また、上記所定の検出タイミングは、所定単位の記録データによる記録が終了したタイミングである場合には、
所定単位の記録データによる記録が終了した切れのよいタイミングで単位検出動作を実行することで、制御も行いやすく、記録媒体に対する記録の一連の作業の効率もよくすることができて使い勝手がよい。
また、上記所定の検出タイミングは、所定単位の記録ジョブによる記録が終了したタイミングである場合には、
所定単位の記録ジョブによる記録が終了した切れのよいタイミングで単位検出動作を実行することで、制御が行いやすくなる。
また、上記所定の検出タイミングは、所定単位の噴射ショット数の噴射が終了したタイミングである場合には、
所定単位のショット数による噴射が終了した切れのよいタイミングで単位検出動作を実行することで、制御が行いやすくなる。また、噴射不良ノズルの検出を行わなければならない適切なタイミングで単位検出動作を行うことが可能となり、噴射品質の管理を確実に行うことができる。
また、上記所定の検出タイミングは、所定時間の噴射が終了したタイミングである場合には、
所定時間の噴射が終了した切れのよいタイミングで単位検出動作を実行することで、制御が行いやすくなる。また、噴射不良ノズルの検出を行わなければならない適切なタイミングで単位検出動作を行い、噴射品質の管理を確実に行うことができる。
また、上記制御手段は、所定の記録媒体に対する一連のインク噴射指令を実行するときに、使用していないインクに対応するノズル群については単位検出動作を実行しないよう制御する場合には、使用していないノズルに対する検出動作を省略することで、より検出効率を向上することができる。
また、上記制御手段は、噴射不良ノズルが発見された場合、噴射不良ノズル数や分布状態が許容できない状態であるときに、噴射不良ノズルの噴射特性を回復する回復手段による回復動作を自動的に実行するよう制御する場合には、噴射品質に影響する程度の噴射不良ノズルが発見されたときに自動的に回復動作を行うことで、噴射品質を安定的に維持管理することができる。
また、上記制御手段は、噴射不良ノズルが発見された場合、噴射不良ノズル数や分布状態が所定の許容範囲内である場合に、噴射不良ノズルの噴射特性を回復する回復手段による回復動作を実行せずに報知するよう制御する場合には、噴射不良ノズル数が所定の許容数以内である場合に、オペレータの判断で回復するかそのまま継続するかを決定することが可能となり、噴射品質をフレキシブルに維持管理することができる。
また、上記制御手段は、噴射不良ノズルが発見された場合、噴射不良ノズル数や状態が噴射品質への影響が小さい許容範囲内である場合に、そのままつぎの印刷動作を開始するよう制御する場合には、噴射不良ノズル数が噴射品質に影響しない程度の許容数以内である場合には回復動作を省略することで、噴射効率を向上させることができる。
上記各実施形態において、ドット抜け検出によって検出された噴射不良ノズルの回復動作をクリーニングモードの吸引によって行ったが、これに限定するものではなく、フラッシング噴射による回復を適用することもできる。
上記各実施形態では、噴射する流体としてインクである場合だけを例にあげて説明したが、例えば保湿液や洗浄液等の印刷用のインク以外の各種の機能性流体を噴射する場合のドット抜け検出にも適用することができる。
上記各実施形態では、記録ヘッド8は、流体を噴射させる駆動素子である圧力発生素子として圧電振動子を利用したものを例示して説明したが、圧力発生素子として加熱素子を利用した流体噴射装置に適用することもできる。
また、上記説明した流体噴射装置で実行する噴射不良検出方法をコンピュータ装置に実行させるプログラムについて、記録媒体に記録して提供したり、通信ネットワークを介して提供したりすることもできる。
本発明の流体噴射装置が対象とする流体としては、上述したインク等の液体に限定するものではなく、金属ペースト,粉体,液晶等、各種の流体を対象とする趣旨である。そして、流体噴射装置の代表例としては、上述したような画像記録用のインクジェット式記録ヘッドを備えたインクジェット式記録装置があるが、本発明は、その他の流体噴射装置として、例えば液晶ディスプレー等のカラーフィルタ製造に用いられる色材噴射ヘッドを備えた装置、有機ELディスプレー、面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッドを備えた装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッドを備えた装置、精密ピペットとしての試料噴射ヘッドを備えた装置等、各種の流体噴射装置に適用することができる。
本発明の一実施形態の記録装置の概略外観図である。 インク供給装置の流路構造を示す図である。 記録ヘッドの配置状態を示す図である。 上記記録装置のシステム構成を示す機能ブロック図である。 噴射不良検出手段の構成を示す図である。 上記噴射不良検出手段の作用を説明する図である。 噴射不良検出方法の概要を説明する図である。 噴射不良検出処理を説明するフローチャートである。 単位検出処理を説明するフローチャートである。 噴射不良検出手段の変形例を説明する図である。
符号の説明
1 基部,2 基部,3 供給部,4 印刷領域,5 巻取部,6 制御パネル,7 インクカートリッジ,7BK ブラックインクカートリッジ,7C シアンインクカートリッジ,7M マゼンダインクカートリッジ,7Y イエローインクカートリッジ,7LC ライトシアンインクカートリッジ,7LM ライトマゼンダインクカートリッジ,7G グリーンインクカートリッジ,7OR オレンジインクカートリッジ,8 記録ヘッド,9 キャリッジ,10 ガイド部材,11 フラッシングボックス,12 廃液タンク,13 吸引ポンプ,14 キャッピング装置,15 キャップ,16 カートリッジホルダ,17 インク供給装置,18 加圧ポンプ,19 圧力センサ,20 大気開放弁,21 空気供給チューブ,22 インク供給チューブ,23 サブタンク,24 ケース,25 インクパック,25a インク排出口,26 キャリッジモータ,27 ノズル,28 レーザー光源,29 検出器,30 検出用記録媒体,31 検出パターン,32 光学読取器,33 ノズル基板,44 ホストコンピュータ,45 ドライバ,46 印刷制御手段,47 噴射不良検出手段,48 ヘッド駆動手段,49 ポンプ制御手段,50 クリーニング指令スイッチ,51 処置選択手段,52 キャリッジ制御手段,53 報知手段,54 クリーニング制御手段,74 検査領域,75 電圧印加回路,76 電圧検出回路,77 インク吸収体,77a 上側吸収体,77b 下側吸収体,78 電極部材,80 積分回路,81 反転増幅回路,82 A/D変換回路

Claims (18)

  1. 噴射信号の入力によりノズルから流体を噴射させる噴射ヘッドと、上記噴射ヘッドの噴射不良ノズルを検出する噴射不良検出手段と、上記噴射ヘッドおよび噴射不良検出手段を制御する制御手段とを備え、
    上記制御手段は、全ノズルを複数のノズル群に分類して各ノズル群を1単位として噴射不良ノズルの検出を行う単位検出動作を、所定の検出タイミングが到来するごとに各単位検出動作の間で時期をずらせて実行するよう制御することを特徴とする流体噴射装置。
  2. 上記制御手段は、1つの単位検出動作と次の単位検出動作の間に、所定のターゲットに対して流体を噴射する噴射動作を実行するよう制御する請求項1記載の流体噴射装置。
  3. 上記制御手段は、所定のターゲットに対する一連の流体噴射指令を実行する間に、所定の検出タイミングが到来するごとに噴射動作を中断して単位検出動作を順次実行するよう制御する請求項1または2記載の流体噴射装置。
  4. 所定のターゲットに流体を噴射する噴射領域と、上記噴射領域外に設けられて単位検出動作を行うための検出領域との間で噴射ヘッドを移動させるキャリッジをさらに備え、
    上記制御手段は、噴射ヘッドを噴射領域に移動して所定のターゲットに対する一連の流体噴射を実行する間に、所定の検出タイミングが到来するごとに噴射ヘッドを検出領域に移動して単位検出動作を実行するよう制御する請求項3記載の流体噴射装置。
  5. 上記制御手段は、1つまたは複数のノズル列ごとに1単位のノズル群としてノズルを分類して単位検出動作を実行するよう制御する請求項1〜4のいずれか一項に記載の流体噴射装置。
  6. 上記制御手段は、1つまたは複数の噴射する流体の種類ごとに1単位のノズル群としてノズルを分類して単位検出動作を実行するよう制御する請求項1〜4のいずれか一項に記載の流体噴射装置。
  7. 上記制御手段は、ノズル列内におけるノズル位置によって1単位のノズル群を分類して単位検出動作を実行するよう制御する請求項1〜4のいずれか一項に記載の流体噴射装置。
  8. 上記制御手段は、ノズル列内において列端から奇数番目のノズル位置か偶数番目のノズル位置かによって1単位のノズル群を分類して単位検出動作を実行するよう制御する請求項7記載の流体噴射装置。
  9. 上記噴射ヘッドを複数備えており、
    上記制御手段は、1つまたは複数の噴射ヘッドごとに1単位のノズル群としてノズルを分類して単位検出動作を実行するよう制御する請求項1〜4のいずれか一項に記載の流体噴射装置。
  10. 上記所定の検出タイミングは、所定単位のターゲットへの噴射が終了したタイミングである請求項1〜9のいずれか一項に記載の流体噴射装置。
  11. 上記所定の検出タイミングは、所定単位の噴射データによる噴射が終了したタイミングである請求項1〜9のいずれか一項に記載の流体噴射装置。
  12. 上記所定の検出タイミングは、所定単位の噴射ジョブによる噴射が終了したタイミングである請求項1〜9のいずれか一項に記載の流体噴射装置。
  13. 上記所定の検出タイミングは、所定単位の噴射ショット数の噴射が終了したタイミングである請求項1〜9のいずれか一項に記載の流体噴射装置。
  14. 上記所定の検出タイミングは、所定時間の噴射が終了したタイミングである請求項1〜9のいずれか一項に記載の流体噴射装置。
  15. 上記制御手段は、所定のターゲットに対する一連の流体噴射指令を実行するときに、使用していない流体に対応するノズル群については単位検出動作を実行しないよう制御する請求項1〜14のいずれか一項に記載の流体噴射装置。
  16. 上記制御手段は、噴射不良ノズルが発見された場合、噴射不良ノズル数や分布状態が許容できない状態であるときに、噴射不良ノズルの噴射特性を回復する回復手段による回復動作を自動的に実行するよう制御する請求項1〜15のいずれか一項に記載の流体噴射装置。
  17. 上記制御手段は、噴射不良ノズルが発見された場合、噴射不良ノズル数や分布状態が所定の許容範囲内である場合に、噴射不良ノズルの噴射特性を回復する回復手段による回復動作を実行せずに報知するよう制御する請求項1〜15のいずれか一項に記載の流体噴射装置。
  18. 上記制御手段は、噴射不良ノズルが発見された場合、噴射不良ノズル数や状態が噴射品質への影響が小さい許容範囲内である場合に、そのままつぎの噴射動作を開始するよう制御する請求項1〜15のいずれか一項に記載の流体噴射装置。
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