[go: up one dir, main page]

JP2019010044A - 米ゲル製造システム及び米ゲル製造方法 - Google Patents

米ゲル製造システム及び米ゲル製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019010044A
JP2019010044A JP2017128660A JP2017128660A JP2019010044A JP 2019010044 A JP2019010044 A JP 2019010044A JP 2017128660 A JP2017128660 A JP 2017128660A JP 2017128660 A JP2017128660 A JP 2017128660A JP 2019010044 A JP2019010044 A JP 2019010044A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rice
gel
cooked
unit
pulverization
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017128660A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7023627B2 (ja
Inventor
邦保 土屋
Kuniyasu TSUCHIYA
邦保 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2017128660A priority Critical patent/JP7023627B2/ja
Application filed by Yanmar Co Ltd filed Critical Yanmar Co Ltd
Priority to US16/348,430 priority patent/US11583127B2/en
Priority to ES17869287T priority patent/ES2870519T3/es
Priority to CN201780053151.5A priority patent/CN109890218A/zh
Priority to EP17869287.7A priority patent/EP3539392B1/en
Priority to PCT/JP2017/036662 priority patent/WO2018088092A1/ja
Priority to EP21167163.1A priority patent/EP3939438A1/en
Publication of JP2019010044A publication Critical patent/JP2019010044A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7023627B2 publication Critical patent/JP7023627B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Cereal-Derived Products (AREA)

Abstract

【課題】品質及び嗜好性の高い米ゲルを大量生産可能な米ゲル製造システム及び米ゲル製造方法を提供する。【解決手段】ゲル状の米ゲルRGを製造する米ゲル製造システムであって、原料米を炊飯又は蒸煮して炊飯米Rを得る炊飯部と、炊飯米Rを搬送する炊飯米搬送部と、炊飯米搬送部から受け継いだ炊飯米Rを粉砕して米ゲルを得る粉砕部7と、を備え、粉砕部7として、炊飯米Rを粉砕して第1粉砕米Raを得る第1粉砕部100Aと、第1粉砕部100Aから排出された第1粉砕米Raを第1粉砕部100Aよりも細かく粉砕して米ゲルを得る第2粉砕部100Bと、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、ゲル状の米ゲルを製造する米ゲル製造システム及び米ゲル製造方法に関する。
近年、白米を製粉装置で挽いて製造される米粉は、米粉パン等の材料として広く利用されている(例えば、特許文献1を参照。)。しかしながら、このような米粉は、澱粉のβ化(老化)が早く、その食味を長く維持できないという問題があった。
そこで、米粉の代替食品として、食味を比較的長期で維持でき、取り扱い性が良好な米ゲルが注目されている。そして、このような米ゲルの製造方法としては、従来、白米や米粉に水を加えて加熱することで糊状の糊化物とし、その糊化物を機械的に撹拌することで米ゲルとする方法が知られている(例えば、特許文献2を参照。)。
特開2006−136255号公報 国際公開2014/199961号公報
従来技術では、米から米ゲルを製造する技術は開示されているが、1日あたり10kg程度のテーブル試作レベルの少量生産の一例が示されているに過ぎない。例えば加工食品の材料として大量に使用されることを前提にすると、大量生産技術が不可欠である。
さらに、米ゲルは、アイスクリームやホワイトソース等の材料等としての使用用途を考慮すると白色であることが望まれるが、製造過程において熱が加わることで変色してしまい、品質が低下する虞がある。また、滑らかで嗜好性が高い米ゲルを製造するためには、米ゲルに残存する微細米粒の数に対応する粒感を減らすことが望まれる。
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、品質及び嗜好性の高い米ゲルを大量生産可能な米ゲル製造システム及び米ゲル製造方法を提供する点にある。
本発明の第1特徴構成は、ゲル状の米ゲルを製造する米ゲル製造システムであって、
原料米を炊飯又は蒸煮して炊飯米を得る炊飯部と、
前記炊飯米を搬送する炊飯米搬送部と、
前記炊飯米搬送部から受け継いだ前記炊飯米を粉砕して前記米ゲルを得る粉砕部と、を備え、
前記粉砕部として、
前記炊飯米を粉砕して第1粉砕米を得る第1粉砕部と、
前記第1粉砕部から排出された第1粉砕米を前記第1粉砕部よりも細かく粉砕して前記米ゲルを得る第2粉砕部と、を備える点にある。
本構成によれば、原料米を炊飯又は蒸煮して炊飯米を得る炊飯部と、前記炊飯米を搬送する炊飯米搬送部と、前記炊飯米搬送部から受け継いだ前記炊飯米を粉砕して米ゲルを得る粉砕部を備えるようにしたので、炊飯米搬送部により炊飯米を炊飯部から粉砕部へ自動で搬送して、粉砕部で米ゲルを順次生産できるので、米ゲルの大量生産が可能になる。
さらに、第1粉砕部と第2粉砕部とを直列に配置した2段式の粉砕部を備え、炊飯米を第1粉砕部で比較的粗く粉砕した後に当該粉砕後の第1粉砕米を第2粉砕部でより細かく粉砕して米ゲルを製造するので、夫々の粉砕部での粉砕負荷が軽減される。このことで、当該夫々の粉砕部での処理量を増加させる形態で、米ゲルの生産量を一層増加することができる。また、夫々の粉砕部での粉砕負荷が軽減されるので、第2粉砕部において粒感が少なくなるよう米ゲルを十分に粉砕しながら、夫々の粉砕部での粉砕時に粉砕対象物である炊飯米又は第1粉砕米に対して加えられる摩擦熱を軽減して、当該摩擦熱による米ゲルの変色を抑制し、品質及び嗜好性の高い米ゲルを製造することができる。
本発明の第2特徴構成は、前記第1粉砕部から排出された第1粉砕米を前記第2粉砕部に搬送する第1粉砕米搬送部を備える点にある。
本構成によれば、第1粉砕米搬送部を備えることで、第1粉砕部から排出された第1粉砕米を自動で第2粉砕部に搬送して、夫々の粉砕部で米ゲルを順次生産できるので、米ゲルの一層の大量生産が可能になる。
本発明の第3特徴構成は、前記第2粉砕部が、相対回転する上臼部と下臼部との隙間に粉砕対象物を通過させる形態で、前記第1粉砕米を粉砕する石臼式の磨砕装置で構成されている点にある。
本構成によれば、第1粉砕米をより細かく粉砕して米ゲルを得る第2粉砕部を、上記のような石臼式の磨砕装置で好適に構成することができる。即ち、この第2粉砕部として構成される石臼式の磨砕装置では、相対回転する上臼部と下臼部との隙間に第1粉砕米を通過させる形態で、当該通過の際に発生するせん断力により第1粉砕米を微細に磨砕して、より滑らかな高品質の米ゲルを得ることができる。また、この第2粉砕部では、予め第1粉砕部で比較的粗く粉砕された第1粉砕米が粉砕対象物として供給されるので、粒感が少なくなるよう第1粉砕米を微細に磨砕した場合であっても、粉砕負荷が低く抑えられて第1粉砕米の摩擦熱による変色を抑制することができる。
本発明の第4特徴構成は、上記第3特徴構成に加えて、前記第1粉砕部が、相対回転する上臼部と下臼部との隙間に粉砕対象物を通過させる形態で、前記炊飯米を粉砕する石臼式の磨砕装置で構成されており、
前記第2粉砕部での上臼部と下臼部との隙間の幅であるギャップ幅が、前記第1粉砕部でのギャップ幅よりも小さく設定されている点にある。
本構成によれば、第1粉砕部及び第2粉砕部の両方を石臼式の磨砕装置として構成した場合において、第2粉砕部でのギャップ幅が第1粉砕部でのギャップ幅よりも小さく設定されているので、第1粉砕部では、比較的粒径が大きい炊飯米を比較的広い上下臼部の隙間に通過させて、できるだけ大量の炊飯米を比較的粗く粉砕することができる。一方、第2粉砕部では、比較的粒径が小さい第1粉砕米を比較的狭い上下臼部の隙間に通過させて、当該第1粉砕米をできるだけ微細に磨砕して、より滑らかな高品質の米ゲルを得ることができる。
本発明の第5特徴構成は、ゲル状の米ゲルを製造する米ゲル製造方法であって、
原料米を炊飯又は蒸煮して得た炊飯米を粉砕してゲル状の米ゲルを得る粉砕工程を備え、
前記粉砕工程として、
前記炊飯米を粉砕して第1粉砕米を得る第1粉砕工程と、
前記第1粉砕工程で得た第1粉砕米を前記第1粉砕工程よりも細かく粉砕して前記米ゲルを得る第2粉砕工程と、を備える点にある。
本構成によれば、炊飯米を第1粉砕工程で比較的粗く粉砕した後に当該粉砕後の第1粉砕米を第2粉砕部でより細かく粉砕して米ゲルを製造するので、夫々の粉砕工程での粉砕負荷が軽減される。このことで、当該夫々の粉砕工程での処理量を増加させる形態で、米ゲルの生産量を一層増加することができる。また、夫々の粉砕工程での粉砕負荷が軽減されるので、第2粉砕工程において粒感が少なくなるよう米ゲルを十分に粉砕しながら、夫々の粉砕工程での粉砕時に粉砕対象物である炊飯米又は第1粉砕米に対して加えられる摩擦熱を軽減して、当該摩擦熱による米ゲルの変色を抑制し、品質及び嗜好性の高い米ゲルを製造することができる。
ところで、原料米の澱粉成分が糊化(アルファ(α)化とも称される)した炊飯米において、炊飯米の温度が低下すると老化(ベータ(β)化とも称される)が進み、炊飯米の硬さが増し、粉砕機で炊飯米を粉砕する際の粉砕負荷が大きくなって、粉砕機の故障や寿命低下を招く。そこで、本発明の米ゲル製造システムにおいて、前記炊飯米は、老化する温度よりも高い温度で粉砕機に供給されるようにしてもよい。これにより、炊飯米の老化に起因する粉砕機の粉砕負荷増大を防止でき、ひいては粉砕機の故障や寿命低下を防止できる。これにより、粉砕部の維持管理コストを低減できると共に、粉砕機の修理頻度や交換頻度を低減して安定した米ゲル生産を実現できる。
また、本発明の米ゲル製造システムにおいて、前記粉砕部は複数の前記粉砕機を備え、前記炊飯米搬送部は、前記炊飯部から受け継いだ前記炊飯米を複数の前記粉砕機に振り分けて供給するようにしてもよい。
このようにすれば、炊飯部からの炊飯米を複数の粉砕機で並行して粉砕して米ゲルを生産できるので、より高い炊飯米生産能力を有する炊飯部の導入が可能になり、米ゲル生産能力をより向上できる。
さらに、前記炊飯米搬送部は、前記炊飯部に連結される主コンベヤと、前記主コンベヤに連結されると共に直列連結される複数の投入用コンベヤを備え、前記主コンベヤの搬送下流端の下方に1段目の前記投入用コンベヤの中途部が配置され、前記投入用コンベヤの両端の下方に、前記粉砕機又は後段側の前記投入用コンベヤの中途部が配置され、前記投入用コンベヤの搬送方向を切り替えることで、前記炊飯米を前記粉砕機に供給し、又は後段側の前記投入用コンベヤに供給して、前記炊飯米を複数の前記粉砕機に振り分けて供給するようにしてもよい。
このようにすれば、簡単な構成で炊飯米を複数の粉砕機へ振り分けて供給できる。
また、本発明の米ゲル製造システムにおいて、前記炊飯部は、前記原料米及び炊飯水を収容する複数の炊飯釜を搬送しながら加熱して前記炊飯米を得る連続式炊飯機により構成され、前記炊飯米搬送部は、前記炊飯釜を反転させて前記炊飯米を前記炊飯釜から取り出して前記粉砕部に供給するようにしてもよい。
このようにすれば、炊飯米を大量生産できると共に、その炊飯米を炊飯米搬送部により炊飯釜から取り出して粉砕部へ自動で供給して、米ゲルの大量生産が可能になる。
また、本発明の米ゲル製造システムにおいて、前記炊飯部は、前記原料米をコンベヤで搬送しながら蒸煮する連続炊飯装置により構成されるようにしてもよい。
このようにすれば、例えばコンベヤで搬送される複数の炊飯釜で炊飯する炊飯装置に比べて、炊飯米の生産能力を向上でき、ひいては米ゲル生産能力をより向上できる。
また、本発明の米ゲル製造システムにおいて、前記粉砕部で得られる前記米ゲルを移送する米ゲル移送部と、前記米ゲル移送部から受け継いだ前記米ゲルを小分け収容するゲル収容部を備えるようにしてもよい。
このようにすれば、ゲル収容部で米ゲルを小分け収容して出荷しやすい状態にできる。
さらに、前記米ゲル移送部は、一軸偏心ねじポンプにより前記米ゲルを移送するようにしてもよい。
このようにすれば、一軸偏心ねじポンプは高粘性流体を移送可能なので、粉砕部で得られる米ゲルの粘度が高い場合であっても米ゲルを包装部へ移送できる。
米ゲル製造システムの一実施形態の概略平面図である。 同実施形態の概略構成図である。 粉砕部として設けられた粉砕設備の概略構成を示す立断面図である。 米ゲル製造システムの他の実施形態の概略構成図である。 米ゲル製造システムのさらに他の実施形態の概略平面図である。 同実施形態の概略構成図である。 同実施形態の炊飯米搬送部周辺の概略構成図である。 同炊飯米搬送部の制御系を示す概略構成図である。 同炊飯米搬送部の動作の一例を説明するための図である。 同炊飯米搬送部の動作の他の例を説明するための図である。 米ゲル製造システムのさらに他の実施形態における炊飯米搬送部周辺を示す概略平面図である。 同実施形態における炊飯米搬送部周辺の概略構成図である。 米ゲル製造システムのさらに他の実施形態における炊飯米搬送部周辺を示す概略平面図である。 米ゲル製造システムのさらに他の実施形態の概略平面図である。 同実施形態における炊飯米搬送部周辺を拡大して示す概略平面図である。
以下に、図面を参照しながら本願発明を具体化した実施形態を説明する。なお、本願特許請求の範囲及び本願明細書等において、炊飯米とは、原料米が加水及び加熱されて原料米の澱粉成分が糊化した状態の糊化物を意味し、例えば、炊飯米にはいわゆる蒸米も含まれる。
図1は、米ゲル製造システムの一実施形態の概略平面図である。図2は、同実施形態の概略構成図である。米ゲル製造システム1は、大まかな構成として、原料米を貯留する貯米部2、原料米を水洗いする洗米部3、洗米を浸漬する浸漬部4、浸漬米を炊飯する炊飯部5、炊飯米を搬送する炊飯米搬送部6、炊飯米を粉砕して米ゲルを得る粉砕部7、米ゲルを移送する米ゲル移送部8、米ゲルを小分け収容するゲル収容部9、米ゲル収容物を検査する検査部10、米ゲル袋を出荷する出荷部11を備える。
例えば玄米や精白米などの原料米は、貯米部2で納米ホッパー12に投入され、納米昇降機13により上昇されて、納米庫14の上部から納米庫14に収容される。納米庫14は、納米庫14の下部から排出する原料米を計量する計量装置を備え、所定量の原料米を排出する。納米庫14から排出された原料米は、昇降機等を有する原料米搬送機15にて洗米部3の洗米機16に送られる。洗米機16で原料米を水洗いして得られる洗米は、洗米移送管17を介して浸漬部4の浸漬タンク18に送られ、浸漬タンク18内で例えば1.5時間程度、浸漬される。
浸漬タンク18内の浸漬米は、計量及び水切りされて所定量ずつ炊飯釜Aに供給される。米ゲル製造システム1は、複数の炊飯釜Aと、炊飯釜Aを炊飯部5へ搬送するコンベヤ19を備える。コンベヤ19の搬送上流側に配置された空の炊飯釜Aに、浸漬タンク18から所定量の浸漬米が供給される。また、炊飯釜Aには、加水機20から所定量の炊飯水が供給される。浸漬米(原料米)及び炊飯水を収容する炊飯釜Aは、コンベヤ19により炊飯部5側へ搬送され、搬送途中で蓋配置部(図示省略)により蓋がされた後、炊飯部5の連続式炊飯機21へ送られる。
連続式炊飯機21は、内部に設けたコンベヤ及び熱源(図示省略)により炊飯釜Aを搬送しながら加熱し、炊飯釜A内の浸漬米を炊飯する。連続式炊飯機21には、浸漬米及び炊飯水を収容する炊飯釜Aがコンベヤ19から順次供給される。連続式炊飯機21は、コンベヤ19から受け継いだ複数の炊飯釜A内の浸漬米を連続的に炊飯する。なお、連続式炊飯機21の熱源は、いかなるものであってもよく、例えばガス式であってもよいし、IH(Induction Heating)式であってもよい。
連続式炊飯機21で炊飯された炊飯米を収容する炊飯釜Aは、炊飯米搬送部6の搬送コンベヤ22に受け継がれる。炊飯米搬送部6は、搬送コンベヤ22と自動反転機23とほぐし機24を備え、連続式炊飯機21から受け継いだ炊飯釜A内の炊飯米を搬送コンベヤ22上で蒸らしながら、炊飯釜Aを自動反転機23へ搬送する。搬送コンベヤ22の搬送下流端側で炊飯釜A上の蓋が蓋取外し機(図示省略)により取り外された後、炊飯釜Aが自動反転機23により持ち上げられて反転され、炊飯釜A内の炊飯米が取り出されてほぐし機24に供給される。
ほぐし機24は、炊飯米を攪拌してほぐす。ほぐされた炊飯米は、粉砕部7を構成する粉砕設備25へ供給される。粉砕設備25へ供給されるときの炊飯米の温度は、老化する温度よりも高い温度であり、この実施形態では85度程度である。なお、搬送コンベヤ22上で蒸らし搬送されるときの炊飯米の温度は90度程度である。粉砕設備25は、例えば石臼形式の摩砕装置(融砕機とも呼ばれる)で構成され、炊飯米を粉砕して米ゲルを得る。なお、粉砕設備25は、炊飯米を粉砕して米ゲルを得ることができる構成であれば、粉砕方式は特に限定されない。
粉砕設備25で得られる米ゲルは、米ゲル移送部8の移送ポンプ26に供給される。移送ポンプ26は、例えばモーノポンプと呼ばれる一軸偏心ねじポンプで構成され、米ゲル移送配管27を介して米ゲルをゲル収容部9の包装機28へ移送する。米ゲル移送配管27は例えばステンレス鋼製である。
ゲル収容部9は米ゲルを小分け収容する。ゲル収容部9の包装機28は、樹脂フィルムを製袋すると共に、袋状樹脂フィルムに米ゲルを充填して所定量(例えば5キログラム)ずつに封止し、一袋ずつに切断して米ゲル収容物Pを順次得る。
ゲル収容部9で得られる米ゲル収容物Pは、コンベヤ30により検査部10へ搬送される。検査部10では、米ゲル収容物P内の異物の有無が異物検出機31で検査され、米ゲル収容物Pの重さが所定重さ範囲内であることが重さ検査機32で検査される。検査完了後の米ゲル収容物Pは、出荷部11の移動台33へ順次載せられる。出荷部11では、複数の米ゲル収容物Pが移動台33ごと搬送され、殺菌機34で加熱殺菌及び冷却されて、除水機35で順次除水された後、箱詰めされて出荷可能な状態にされる。
なお、炊飯米搬送部6において、自動反転機23により炊飯米が取り出されて搬送コンベヤ22に戻された空の炊飯釜Aは、例えば手作業で釜洗浄機36へ搬送されて洗浄された後、コンベヤ19の搬送上流端側の浸漬米供給位置に配置される。ここで、図1において破線矢印で示すように、搬送コンベヤ22に戻された空の炊飯釜Aが、別のコンベヤ等により搬送コンベヤ22から自動で釜洗浄機36へ移動され、釜洗浄機36にて自動で洗浄されて、さらに別のコンベヤ等により、コンベヤ19の浸漬米供給位置に自動で配置されるようにしてもよい。これにより、コンベヤ19、連続式炊飯機21、搬送コンベヤ22、自動反転機23及び釜洗浄機36の移動経路を炊飯釜Aが自動で循環移動するので、作業者の負担が軽減される。
この実施形態の米ゲル製造システム1は、原料米を炊飯又は蒸煮して炊飯米を得る炊飯部5と、炊飯米を搬送する炊飯米搬送部6と、炊飯米搬送部6から受け継いだ炊飯米を粉砕設備25で粉砕して米ゲルを得る粉砕部7を備えるので、炊飯米搬送部6により炊飯米を炊飯部5から粉砕部7へ自動で搬送して、粉砕部7で米ゲルを順次生産でき、米ゲルの大量生産が可能になる。
また、米ゲル製造システム1は、老化する温度よりも高い温度(例えば85度程度)の炊飯米を粉砕設備25に供給するので、炊飯米の老化に起因する粉砕設備25の粉砕による負荷増大を防止でき、ひいては粉砕設備25の故障や寿命低下を防止できる。これにより、粉砕部7の維持管理コストを低減できると共に、粉砕設備25の修理頻度や交換頻度を低減して安定した米ゲル生産を実現できる。なお、加水及び加熱によって米の澱粉成分が糊化する温度は概ね60度程度であり、80〜90度程度で急速に糊化する。また、澱粉成分が糊化した炊飯米は、温度が概ね20度未満になると老化が促進される。そこで、粉砕設備25に供給される炊飯米の温度は、炊飯米が老化する温度よりも高い温度であることが好ましく、例えば20度以上、より好ましくは30度以上、さらに好ましくは60度以上である。
また、米ゲル製造システム1において、炊飯部5は、原料米(浸漬米)及び炊飯水を収容する複数の炊飯釜Aを搬送しながら加熱して炊飯米を得る連続式炊飯機21により構成され、炊飯米搬送部6は、炊飯釜Aを反転させて炊飯米を炊飯釜Aから取り出して粉砕部7に供給する。これにより、炊飯米を大量生産できると共に、その炊飯米を炊飯米搬送部6により炊飯釜Aから取り出して粉砕部7へ自動で供給して、米ゲルの大量生産が可能になる。
また、米ゲル製造システム1は、粉砕部7で得られる米ゲルを移送する米ゲル移送部8と、米ゲル移送部8から受け継いだ米ゲルを小分け収容するゲル収容部9を備えるので、ゲル収容部9で米ゲルを例えば米ゲル収容物Pに小分け収容して出荷しやすい状態にできる。なお、ゲル収容部9における米ゲルの小分け収容方式は、特に限定されず、米ゲルを小分け収容できる構成であればどのような収容方式であってもよい。例えば、ゲル収容部9は、タンク等の複数の容器に米ゲルを順次小分け収容する構成であってもよい。
さらに、米ゲル移送部8は、高粘性流体を移送可能な一軸偏心ねじポンプで構成される移送ポンプ26で米ゲルを移送するので、粉砕部7で得られる米ゲルの粘度が高い場合であっても、米ゲルをゲル収容部9へ移送できる。
以下に、米ゲル製造システム1において粉砕部7として設けられた粉砕設備25の詳細構成について、図3に基づいて説明を加える。
図3は、粉砕設備25の概略構成を示す立断面図である。
粉砕設備25は、ほぐし機24(図1及び図2参照)から供給された炊飯米Rを粉砕してゲル状の米ゲルRGを得る粉砕工程を実行するものとして構成されている。
この粉砕設備25は、前段の第1粉砕部100Aと後段の第2粉砕部100Bとを直列に配置した2段式の粉砕部7として構成されている。
第1粉砕部100Aは、ほぐし機24(図1及び図2参照)からホッパー110に供給された炊飯米Rを比較的粗く粉砕して第1粉砕米Raを得る第1粉砕工程を実行するものとして構成されている。
一方、第2粉砕部100Bは、第1粉砕部100Aから排出された第1粉砕米Raを第1粉砕部100Aよりも細かく粉砕して米ゲルRGを得る第2粉砕工程を実行するものとして構成されている。そして、この第2粉砕部100Bで得られた米ゲルRGは、ゲル収容部9(図1及び図2参照)に移送される。
このように炊飯米Rを二段式の粉砕設備25で粉砕することで、夫々の粉砕部100A,100Bでの粉砕負荷が軽減される。
よって、一段式の粉砕設備で粉砕する場合と比較して、処理量が増加されている。さらには、第2粉砕部100Bにおいて粒感が少なくなるよう米ゲルRGを十分に粉砕しながら、夫々の粉砕部100A,100Bでの粉砕時に粉砕対象物である炊飯米R又は第1粉砕米Raに対して加えられる摩擦熱が軽減する。このことで、当該摩擦熱による米ゲルRGの変色が抑制され、品質及び嗜好性の高い米ゲルRGが製造される。
夫々の粉砕部100A,100Bは、公知の石臼式の磨砕装置として構成されている。
即ち、粉砕部100A,100Bは、上下に配置された円盤状の上臼部107と下臼部108とを相対回転させた状態で、これら上臼部107の下面と下臼部108の上面との間に形成された隙間103に粉砕対象物R,Raを通過させることで、当該粉砕対象物R,Raを粉砕するように構成されている。詳しくは、下臼部108の中心部には、モータ(図示省略)により回転駆動される回転駆動軸109が固定されており、この回転駆動軸109が回転駆動することで、静止状態に固定された上臼部107に対して下臼部108が相対回転する。
そして、処理前の粉砕対象物R,Raが、上臼部107の中心部に形成された投入口101を介して、隙間103の中心側に形成された投入空間102に投入される。この投入空間102に投入された粉砕対象物R,Raは、下臼部108の回転駆動により外方に押し込まれて隙間103を通過する。すると、隙間103を通過する粉砕対象物R,Raは、上臼部107に対する下臼部108の相対回転によりせん断力が加えられることで粉砕されて隙間103の外方から落下し、排出口105を通じて外部に払い出される。
粉砕設備25には、夫々の粉砕部100A,100Bで米ゲルRGを順次生産するために、第1粉砕部100Aの排出口105から排出された第1粉砕米Raを自動で第2粉砕部100Bの投入口101に搬送する第1粉砕米搬送部111が設けられている。第1粉砕米搬送部111は、例えばモーノポンプと呼ばれる一軸偏心ねじポンプで構成されている。
これら粉砕部100A,100Bを構成する磨砕装置は、上臼部107の下面と下臼部108の上面との間に形成された隙間103の幅であるギャップ幅が、粉砕対象物R,Raに対する粉砕の細かさを決定するパラメータとして変更可能に構成されている。そして、第2粉砕部100Bのギャップ幅が、第1粉砕部100Aでのギャップ幅よりも小さく設定されている。よって、第1粉砕部100Aでは、比較的粒径が大きい炊飯米Rを比較的広い上臼部107と下臼部108との隙間103に通過させて、できるだけ大量の炊飯米Rを比較的粗く粉砕することができる。一方、第2粉砕部100Bでは、比較的粒径が小さい第1粉砕米Raを比較的狭い上臼部107と下臼部108との隙間103に通過させて、当該第1粉砕米Raをできるだけ微細に磨砕して、より滑らかな高品質の米ゲルRGを得ることができる。
米ゲルの生産性と品質の評価を、本発明による実施例と、別の発明による比較例とについて実施した。以下に、その内容を説明する。
(実施例1)
実施例1では、2台の磨砕装置(増幸産業株式会社製のマスコロイダー)を直列に設置した粉砕設備を準備し、炊飯米を2段の磨砕装置で順次粉砕する形態で粉砕実験を実施して、米ゲルを得るものとした。なお、この実施例1では、前段の磨砕装置で粉砕された第1粉砕米は、直ぐに後段の磨砕装置に処理対象物として投入するようにした。
また、この実施例1では、第1粉砕部としての前段の磨砕装置のギャップ幅Hを260μmに設定し、第2粉砕部としての後段の磨砕装置のギャップ幅Hを210μmに設定した。
なお、以下に示す表において、S2−1及びS2−2は、本実施例1で用いた2段の粉砕設備に関する評価であり、S2−1は、本実施例1で用いた前段の磨砕装置に関する評価であり、S2−2は、本実施例1の用いた後段の磨砕装置に関する評価である。
(比較例1)
比較例1では、上記実施例1と同様の磨砕装置を準備し、炊飯米を1段の磨砕装置で粉砕する形態で粉砕実験を実施して、米ゲルを得るものとした。
また、この比較例1では、磨砕装置のギャップ幅Hを220μmに設定した。
なお、以下に示す表において、S1は、本比較例1で用いた磨砕装置に関する評価である。
〔評価内容及び結果〕
実施例1及び比較例1について実施した評価の内容及び結果を、以下に説明する。
(生産性評価)
実施例1と比較例1の夫々について、所定重量(11.25kg)の炊飯米を粉砕する粉砕実験を2回実施した。また、1回目の粉砕実験と2回目の粉砕実験との間には、磨砕装置を冷却するための冷却時間を設けた。
この実験結果を、下記の表1に示す。
上記表1に示す量記号の意味は、以下のとおりである。
θ:粉砕時の粉砕対象物の芯温(℃)
:1回目の粉砕実験において粉砕対象物を投入してから米ゲルの排出が完了するまでの処理時間(sec)
:2回目の粉砕実験において粉砕対象物を投入してから米ゲルの排出が完了するまでの処理時間(sec)
ave:1回目と2回目の夫々の粉砕実験における処理時間の平均値(sec)
:1回目の粉砕実験と2回目の粉砕実験との間に設けた磨砕装置を冷却するための冷却時間(sec)
:処理時間の平均値Taveと冷却時間Tの合計である合計処理時間(sec)
AT:比較例1の処理能力(合計処理時間Tの逆数)を1とした場合の処理能力の割合
上記表1から判るように、炊飯米を1段の磨砕装置で粉砕する比較例1(S1)では、1回目と2回目の処理時間の平均値Taveが77sec、それに冷却時間Tを加えた合計処理時間Tが180secとなった。
一方、炊飯米を2段の磨砕装置で粉砕する実施例1では、例えば前段の磨砕装置(S2−1)の処理時間の平均値Taveが44.6sec、後段の磨砕装置(S2−2)の処理時間の平均値Taveが55.4secとなって、前段及び後段の夫々の磨砕装置での処理時間が上記比較例1(S1)よりも減少していることが判る。また、前段及び後段の磨砕装置での粉砕時の粉砕対象物の芯温θが、メイラード反応により変色を引き起こす限界温度(例えば110℃)未満に抑えられていることが判る。よって、前段及び後段の夫々の磨砕装置の冷却時間Tを15sec及び10secとすると、前段の磨砕装置(S2−1)での合計処理時間Tが59.6sec、後段の磨砕装置(S2−2)での合計処理時間Tが65.4secとなる。そして、後段の磨砕装置(S2−2)での合計処理時間Tが律速(ボトルネック)となって、その処理時間T毎に処理対象物を投入可能となることから、実施例1の合計処理時間Tは、65.4secとなる。
よって、実施例1は、比較例1の合計処理時間Tが180secであるのに対して、実施例1の合計処理時間Tが65.4secとなることから、実施例1の処理能力ATは比較例1の2.75倍であると言える。
また、今般の実施例1において、後段の磨砕装置のギャップ幅Hを200μmに変更して粉砕実験を実施すると、粉砕時の粉砕対象物の芯温がメイラード反応により変色を引き起こす限界温度近傍まで上昇した。このことにより、実施例1における後段の磨砕装置のギャップ幅Hの下限界値は200μm程度であると考えられ、後段の磨砕装置のギャップ幅Hの最適値は上述の210μm程度であると判断できる。
一方、今般の実施例1において、前段の磨砕装置のギャップ幅を260μmに設定したが、そのギャップ幅については240μm程度まで小さくして、前段の磨砕装置において炊飯米を細かめに粉砕して、後段の磨砕装置の粉砕負荷を軽減させることもできる。
また、今般の実験では、1回の炊飯米の投入重量を11.25kgとしたが、上記実施例1では、粉砕時の芯温に余裕があることから、この投入重量を例えば15kg程度に増加させることができると考えられる。
(粘度評価)
実施例1と比較例1の夫々について、上述の2回の粉砕実験で得られた米ゲルの粘度について評価した。この評価結果を、下記の表2に示す。
上記表2に示す量記号の意味は、以下のとおりである。
μ:1回目の粉砕実験で得られた米ゲルの粘度(Pa・s)
μ:2回目の粉砕実験で得られた米ゲルの粘度(Pa・s)
μave:1回目と2回目の夫々の粉砕実験で得られた米ゲルの粘度の平均値(Pa・s)
:粘度μ1を測定した米ゲルの温度(℃)
:粘度μ2を測定した米ゲルの温度(℃)
ave:米ゲルの温度T1と温度T2の平均値(℃)
上記表2から判るように、比較例1で得られた米ゲルの粘度の平均値μaveは179.5Pa・sであった。それに対し、実施例1の後段の磨砕装置(S2−2)で得られた米ゲルの粘度の平均値μaveは175.5Pa・sであり、比較例1とほぼ同等の粘度であった。
このことから、粘度に関する米ゲルの品質に関しては、実施例1は、比較例1と略同等のレベルを達成できると言える。
(含水率評価)
実施例1と比較例1の夫々について、上述の2回の粉砕実験で得られた米ゲルの含水率について評価した。この評価結果を、下記の表3に示す。
上記表3に示す量記号の意味は、以下のとおりである。
u:粉砕実験で得られた米ゲルの含水率(%)
上記表3から判るように、比較例1で得られた米ゲルの含水率uは71.30%であった。それに対し、実施例1の後段の磨砕装置(S2−2)で得られた米ゲルの含水率uは66.3%であり、比較例1とほぼ同等の含水率であった。
このことから、含水率に関する米ゲルの品質に関しては、実施例1は、比較例1と略同等のレベルを達成できると言える。
(官能性評価)
実施例1と比較例1の夫々について、上述の2回の粉砕実験で得られた米ゲルの外観、色沢、香味、食感等の官能性について、複数の評価者により実際に食して評価した。
その評価の結果、実施例1で得られた米ゲルと比較例1で得られた米ゲルとは、外観、色沢、香味については、略差がないとの結果が得られた。一方、食感に関しては、実施例1で得られた米ゲルは、比較例1よりも明らかに滑らかであるとの結果が得られた。
(粒感評価)
実施例1と比較例1の夫々について、上述の2回の粉砕実験で得られた米ゲルの粒感について評価した。この評価結果を、下記の表3に示す。
上記表4に示す量記号の意味は、以下のとおりである。
:ラミネート粒感観察により測定した米ゲルに残留する微細米粒の数(個/ラミネート)
g:ラミネート粒感観察で用いた米ゲルの重量(g)
10:米ゲル10gに残留する微細米粒の数(個/10g)
なお、上記ラミネート粒感観察とは、粉砕実験で得られた米ゲルを所定の大きさのラミネート上に薄く広げた状態で残留米粒の数をカウントする粒感観察の方法である。
上記表4から判るように、比較例1で得られた米ゲル10gに残留する微細米粒の数n10は、13.55個/10gであった。それに対し、実施例1の後段の磨砕装置(S2−2)で得られた米ゲルに残留する微細米粒の数n10は、2.90個/10gと、比較例1よりも大幅に削減されていた。
このことから、粒感に関する米ゲルの品質に関しては、実施例1は、比較例1よりも大幅に滑らかな米ゲルを得ることができると言える。
〔他の実施形態〕
図4は、米ゲル製造システムの他の実施形態の概略構成図である。この実施形態の米ゲル製造システム1は、原料米に傷をつける原料米加工部38を備えている。この実施形態では、原料米加工部38は、貯米部2と洗米部3の間に設けられる。原料米加工部38は、原料米の米粒表面に傷をつけたり米粒を割ったりする損傷加工を行う粉砕装置37を備える。貯米部2から所定量の原料米が原料米加工部38に移送され、原料米加工部38で損傷加工された原料米が洗米部3の洗米機16を介して、浸漬部4の浸漬タンク18に移送される。浸漬処理前に、原料米に損傷加工を施すことにより、浸漬水と接する原料米の表面積が増えるので、浸漬時間を短くできる。なお、原料米加工部38の配置位置は、原料米を浸漬処理する前に損傷加工できる位置であればよく、例えば、貯米部2の納米ホッパー12と納米庫14の間であってもよい。
図1及び図2に示した実施形態と、図4に示した実施形態は、原料米の水洗い処理を洗米部3で行うと共に、浸漬処理を浸漬部4の浸漬タンク18内で行っているが、水洗い処理及び浸漬処理は炊飯釜A内で行われてもよい。また、原料米の水洗い処理を洗米部3で行った後、洗米と浸漬水を炊飯釜A内に収容して、炊飯釜A内で浸漬処理を行う構成であってもよい。
次に、図5から図10を参照しながら、米ゲル製造システムのさらに他の実施形態を説明する。この実施形態の米ゲル製造システム1は、炊飯部5に蒸気式の連続炊飯装置43を備え、炊飯米搬送部6に主コンベヤ46及び複数の投入用コンベヤ47a,47b,47c,47dを備え、粉砕部7は、並列状態で配置された複数の粉砕設備25として粉砕設備25a,25b,25c,25d,25eを備える。
原料米は、貯米部2で納米ホッパー12に投入され、納米昇降機13により搬送されて納米庫14に収容される。納米庫14から排出される所定量の原料米は、原料米搬送機15にて洗米部3の洗米機16に送られる。洗米機16で得られる洗米は、送米機41及び洗米移送管17を介して浸漬部4の浸漬タンク18に送られ、浸漬タンク18内で浸漬される。
浸漬タンク18内の浸漬米は、メッシュベルト等を有する水切りコンベヤ42の搬送上流端側に供給され、水切りコンベヤ42で搬送されながら水切りされて、連続炊飯装置43に供給される。連続炊飯装置43は、例えば炊飯釜A(図1等参照)を用いずに、浸漬米をコンベヤ(図示省略)で搬送しながら、蒸気及び熱湯で加熱して連続炊飯し、炊飯米R(図9及び図10参照)を炊飯米排出コンベヤ44で排出する。炊飯米排出コンベヤ44から排出される炊飯米Rの温度は95度以上である。
連続炊飯装置43の炊飯米排出コンベヤ44から排出される炊飯米Rは、炊飯米搬送部6のコンベヤ45、主コンベヤ46及び投入用コンベヤ47a,47b,47c,47dを介して粉砕部7に搬送される。炊飯米搬送部6は、連続炊飯装置43から受け継いだ炊飯米Rを粉砕部7の複数の粉砕設備25a,25b,25c,25d,25eに振り分けて供給する。粉砕設備25a,25b,25c,25d,25eに供給される炊飯米Rの温度は85度以上である。
図7に示すように、炊飯米搬送部6は、連続炊飯装置43の炊飯米排出コンベヤ44にコンベヤ45を介して連結される主コンベヤ46と、主コンベヤ46に連結されると共に直列連結される複数の投入用コンベヤ47a,47b,47c,47dを備える。第1投入用コンベヤ47a、第2投入用コンベヤ47b及び第3投入用コンベヤ47cは、搬送方向が傾斜するように配置される。主コンベヤ46の搬送下流端の下方に1段目の第1投入用コンベヤ47aの中途部が配置される。第1投入用コンベヤ47aの一端(下方端)の下方に第1粉砕設備25aが配置され、他端(上方端)の下方に後段側の第2投入用コンベヤ47bの中途部が配置される。第2投入用コンベヤ47bの一端(下方端)の下方に第2粉砕設備25bが配置され、他端(上方端)の下方に後段側の第3投入用コンベヤ47cの中途部が配置される。第3投入用コンベヤ47cの一端(下方端)の下方に第3粉砕設備25cが配置され、他端(上方端)の下方に後段側の第4投入用コンベヤ47dの中途部が配置される。第4投入用コンベヤ47dは水平配置され、一端の下方に第4粉砕設備25dが配置され、他端の下方に第5粉砕設備25eが配置される。
炊飯米搬送部6は、投入用コンベヤ47a,47b,47c,47dの搬送方向を切り替えることで、炊飯米Rを粉砕設備25a,25b,25c,25d,25eのいずれかに供給し、又は後段側の投入用コンベヤ47b,47c,47dに供給する。これにより、炊飯米搬送部6は、炊飯米Rを複数の粉砕設備25a,25b,25c,25d,25eに振り分けて供給する。各粉砕設備25a,25b,25c,25d,25eの粉砕処理能力は、ここでは同じである。炊飯米搬送部6の振り分け動作については後述する。
粉砕部7は、粉砕設備25a,25b,25c,25d,25eで炊飯米を粉砕して米ゲルを得る。粉砕設備25a,25b,25c,25d,25eで得られる米ゲルは、米ゲル移送部8の米ゲルホッパー48を介して移送ポンプ26に供給され、1台の移送ポンプ26により米ゲル移送配管27を介してゲル収容部9の包装機28へ移送される。包装機28で米ゲルが小分け収容されて得られる米ゲル収容物Pは、コンベヤ30により検査部10へ搬送され、異物検出機31及び重さ検査機32で検査された後、出荷部11の移動台33へ順次載せられる。さらに、米ゲル収容物Pは、殺菌機34で加熱殺菌及び冷却され、除水機35で除水された後、箱詰めされて出荷可能な状態にされる。
図8に示すように、米ゲル製造システム1には、炊飯米搬送部6のコンベヤ46,47a,47b,47c,47dのコンベヤ駆動モータ56,57a,57b,57c,57dの動作を制御する制御装置58が設けられる。制御装置58は、主コンベヤ46の搬送速度や、投入用コンベヤ47a,47b,47c,47dの搬送方向及び搬送速度を制御する。
図9を参照しながら、炊飯米搬送部6における炊飯米Rの振り分け動作の一例を説明する。この振り分け動作例では、工程(1)から(4)が繰り返されて、炊飯米Rが複数の粉砕設備25a,25b,25c,25d,25eに振り分けて供給される。以下に説明する工程(1)から(4)は、図9のかっこ数字(1)から(4)に対応している。連続炊飯装置43から排出される炊飯米Rは、コンベヤ45(図7参照)及び主コンベヤ46を介して、第1投入用コンベヤ47aへ搬送される。
工程(1):図9(1)に示すように、炊飯米Rを第1粉砕設備25aに供給する場合、第1投入用コンベヤ47aの搬送方向が第1粉砕設備25a側へ向くように制御し、主コンベヤ46から供給される炊飯米Rを所定量だけ第1粉砕設備25aに供給する。また、工程(1)では、後述する第5粉砕設備25eに向けて搬送する炊飯米Rが投入用コンベヤ47b,47c,47d上で搬送され、所定量の炊飯米Rが第5粉砕設備25eに供給される。
工程(2):図9(2)に示すように、炊飯米Rを第2粉砕設備25bに供給する場合、上記工程(1)での動作状態から、第1投入用コンベヤ47aの搬送方向を第2投入用コンベヤ47b側へ向くように切り替える。また、第2投入用コンベヤ47bの搬送方向が第2粉砕設備25b側へ向くように制御する。主コンベヤ46から供給される炊飯米Rを、投入用コンベヤ47a,47bを介して所定量だけ第2粉砕設備25bに供給する。
工程(3):図9(3)に示すように、炊飯米Rを第3粉砕設備25cに供給する場合、上記工程(2)での動作状態から、第2投入用コンベヤ47bの搬送方向を第3投入用コンベヤ47c側へ向くように切り替える。また、第3投入用コンベヤ47cの搬送方向が第3粉砕設備25c側へ向くように制御する。主コンベヤ46から供給される炊飯米Rを、投入用コンベヤ47a,47b,47cを介して所定量だけ第3粉砕設備25cに供給する。
工程(4):図9(4)に示すように、炊飯米Rを第4粉砕設備25dに供給する場合、上記工程(3)の動作状態から、第3投入用コンベヤ47cの搬送方向を第4投入用コンベヤ47d側へ向くように切り替える。また、第4投入用コンベヤ47dの搬送方向が第4粉砕設備25d側へ向くように制御する。主コンベヤ46から供給される炊飯米Rを、投入用コンベヤ47a,47b,47c,47dを介して所定量だけ第4粉砕設備25dに供給する。
上記工程(4)で、第4粉砕設備25dに所定量の炊飯米Rが供給された後、第4投入用コンベヤ47dの搬送方向を逆に切り替えて、第5粉砕設備25e側へ向くように制御する。これにより、第5粉砕設備25eへの炊飯米Rの供給が開始される。第5粉砕設備25eへ投入された炊飯米Rの量と、第2から第4の投入用コンベヤ47b,47c,47d上の炊飯米Rの量の合計が所定量になると、第1投入用コンベヤ47aの搬送方向を逆に切り替えて、第1粉砕設備25aへの炊飯米Rの投入を開始する(上記工程(1)及び図9(1)参照)。第2から第4の投入用コンベヤ47b,47c,47d上の炊飯米Rは、投入用コンベヤ47b,47c,47dの駆動により、第5粉砕設備25eへ搬送される。これにより、所定量の炊飯米Rが第5粉砕設備25eへ供給される。
上記工程(1)から(4)を繰り返すことで、粉砕設備25a,25b,25c,25d,25eに炊飯米Rが順次振り分けて供給される。なお、投入用コンベヤ47a,47b,47c,47dの搬送方向の切り替え時期は、例えば、各コンベヤの駆動時間を計測することで行う。また、主コンベヤ46上の所定位置を通過する炊飯米Rの量を計測する計測器を設けて、その計測器の出力に基づいて各粉砕設備25a,25b,25c,25d,25eに供給される炊飯米Rの量が所定量になるように、投入用コンベヤ47a,47b,47c,47dの搬送方向を切り替えてもよい。なお、投入用コンベヤ47a,47b,47c,47dの搬送速度は、主コンベヤ46の搬送速度と同じであるか、それよりも大きいことが好ましいが、主コンベヤ46の搬送速度よりも小さくてもよい。また、粉砕設備25a,25b,25c,25d,25eに炊飯米Rが供給される順番は、特に限定されない。
次に、図10を参照しながら、炊飯米搬送部6における炊飯米Rの振り分け動作の他の例を説明する。この振り分け動作例では、工程(1)から(3)が繰り返されて、炊飯米Rが複数の粉砕設備25a,25b,25c,25d,25eに振り分けて供給される。以下に説明する工程(1)から(3)は、図10のかっこ数字(1)から(3)に対応している。
工程(1):図10(1)に示すように、第1投入用コンベヤ47aの搬送方向が第2投入用コンベヤ47b側へ向き、第2投入用コンベヤ47bの搬送方向が第3投入用コンベヤ47c側へ向き、第3投入用コンベヤ47cの搬送方向が第4投入用コンベヤ47d側へ向き、第4投入用コンベヤ47dの搬送方向が第4粉砕設備25d側へ向くように、投入用コンベヤ47a,47b,47c,47dの駆動を制御する。投入用コンベヤ47a,47b,47cの長さはほぼ同じであり、炊飯米Rの搬送中に、各投入用コンベヤ47a,47b,47c上に存在する炊飯米Rの量は、おおよそ同量の状態になる。第4投入用コンベヤ47dの駆動により、各投入用コンベヤ47a,47b,47c上の各炊飯米Rの量とおおよそ同量の炊飯米Rが供給される。
工程(2):図10(2)に示すように、第4投入用コンベヤ47dの搬送方向が切り替えられて、第5粉砕設備25e側へ向けられ、第5粉砕設備25eへの炊飯米Rの供給が開始される。第5粉砕設備25eへ投入された炊飯米Rの量と、第4投入用コンベヤ47d上の炊飯米Rの量の合計が、各投入用コンベヤ47a,47b,47c上の各炊飯米Rの量とおおよそ同量になるまで、第5粉砕設備25eへの炊飯米Rの供給が継続される。
工程(3):第5粉砕設備25eへ投入された炊飯米Rの量と、第4投入用コンベヤ47d上の炊飯米Rの量の合計が、各投入用コンベヤ47a,47b,47c上の各炊飯米Rの量とおおよそ同量になると、図10(3)に示すように、投入用コンベヤ47a,47b,47cの搬送方向をそれぞれ逆に切り替えて、投入用コンベヤ47a,47b,47c上の炊飯米Rを粉砕設備25a,25b,25cへ供給する。ここで、第1投入用コンベヤ47aの搬送速度は、粉砕設備25aへの炊飯米Rの供給時に主コンベヤ46からの炊飯米Rの落下を少なくすべく、主コンベヤ46の搬送速度よりも大きいことが好ましい。これにより、工程(1)から(3)で、ほぼ同量の炊飯米Rが各粉砕設備25a,25b,25c,25d,25eに供給される。
上記工程(1)から(3)を繰り返すことで、粉砕設備25a,25b,25c,25d,25eに炊飯米Rが順次振り分けて供給される。なお、投入用コンベヤ47a,47b,47c,47dの搬送方向の切り替え時期は、上記図9の実施形態で説明した構成と同様に、例えば、各コンベヤの駆動時間を計測することで行ってもよいし、主コンベヤ46上の所定位置を通過する炊飯米Rの量を計測する計測器の出力に基づいて行ってもよい。
また、上記工程(1)及び(2)での投入用コンベヤ47a,47b,47c,47dの搬送速度は、主コンベヤ46の搬送速度と同じであってもよいし、それよりも大きくてもよいし、それよりも小さくてもよい。また、上記工程(3)での投入用コンベヤ47b,47c,47dの搬送速度も同様である。
図5から図10を参照しながら説明した実施形態の米ゲル製造システム1では、粉砕部7は並列状態で配置された複数の粉砕設備25として粉砕設備25a,25b,25c,25d,25eを備え、炊飯米搬送部6は、炊飯部5から受け継いだ炊飯米Rを複数の粉砕設備25a,25b,25c,25d,25eに振り分けて供給するので、炊飯部5からの炊飯米Rを複数の粉砕設備25a,25b,25c,25d,25eで並行して粉砕して米ゲルを生産できるので、より高い炊飯米生産能力を有する蒸気式連続炊飯器43(炊飯部5)の導入が可能になり、米ゲル生産能力をより向上できる。
また、炊飯米搬送部6は、炊飯部5に連結される主コンベヤ46と、主コンベヤ46に連結されると共に直列連結される複数の投入用コンベヤ47a,47b,47c,47dを備える。主コンベヤ46の搬送下流端の下方に1段目の第1投入用コンベヤ47aの中途部が配置され、投入用コンベヤ47a,47b,47c,47dの両端の下方に、粉砕設備25a,25b,25c,25d,25e又は後段側の投入用コンベヤ47b,47c,47dの中途部が配置される。そして、投入用コンベヤ47a,47b,47c,47dの搬送方向を切り替えることで、炊飯米Rを粉砕設備25a,25b,25c,25d,25eに供給し、又は後段側の投入用コンベヤ47b,47c,47dに供給して、炊飯米Rを複数の粉砕設備25a,25b,25c,25d,25e又に振り分けて供給する。これにより、簡単な構成で炊飯米Rを複数の粉砕設備25a,25b,25c,25d,25eへ振り分けて供給できる。
また、炊飯部5は、浸漬米(原料米)をコンベヤで搬送しながら蒸煮する連続炊飯装置43により構成されるので、例えばコンベヤで搬送される複数の炊飯釜Aで炊飯する連続式炊飯機21(図1等参照)に比べて、炊飯米Rの生産能力を向上でき、ひいては米ゲル生産能力をより向上できる。
次に、図11及び図12を参照しながら、米ゲル製造システムのさらに他の実施形態を説明する。この実施形態の米ゲル製造システムは、炊飯部5に連続炊飯装置43を備え、炊飯米搬送部6に複数の投入用コンベヤ61を備え、粉砕部7は並列状態で配置された複数の粉砕設備25を備える。その他の構成は、図5等を参照して説明した上記実施形態の米ゲル製造システム1と同様である。
この実施形態の米ゲル製造システムでは、並列配置される複数の投入用コンベヤ61の各搬送上流端部が、連続炊飯装置43の炊飯米排出コンベヤ44の搬送下流端の下方に配置される。この実施形態では、5本の投入用コンベヤ61が設けられる。炊飯米排出コンベヤ44の搬送下流端と、投入用コンベヤ61の搬送上流端部の間には、炊飯米排出コンベヤ44から排出される炊飯米Rを5本の投入用コンベヤ61にほぼ均等に振り分ける複数の振り分け部材62が配置される。
振り分け部材62は、炊飯米排出コンベヤ44に向けて突出する板状突起部を備え、炊飯米排出コンベヤ44の幅方向全体に存在する炊飯米Rが搬送下流端から落下する際に各投入用コンベヤ61上に載るように、炊飯米Rを分割する。各投入用コンベヤ61の搬送下流端の下方に、それぞれ粉砕設備25が配置される。この実施形態では5台の粉砕設備25が並列状態で配置される。また、各粉砕設備25の粉砕処理能力は同じである。
連続炊飯装置43で炊飯される炊飯米Rは、炊飯米排出コンベヤ44の搬送下流端から排出されて、投入用コンベヤ61へ向けて落下する。排出される炊飯米Rの温度は95度程度である。炊飯米排出コンベヤ44の搬送下流端から落下する炊飯米Rは、隣り合う投入用コンベヤ61間に配置される振り分け部材62により分割されて、各投入用コンベヤ61に振り分けて供給される。
投入用コンベヤ61に供給された炊飯米Rは、投入用コンベヤ61ごとに搬送されて、各粉砕設備25に供給される。粉砕設備25に供給される炊飯米Rの温度は、老化する温度よりも高い温度であり、ここでは85度程度である。各粉砕設備25は、炊飯米Rを粉砕して米ゲルにして、その米ゲルを米ゲルホッパー48に供給する。米ゲルホッパー48に供給される米ゲルは、移送ポンプ26により、米ゲル移送配管27を介してゲル収容部9(図5等参照)へ移送される。
この実施形態の米ゲル製造システムでは、粉砕部7は並列状態で配置された5台(複数)の粉砕設備25を備え、炊飯米搬送部6は、炊飯部5から受け継いだ炊飯米Rを5台の粉砕設備25に振り分けて供給するので、炊飯部5からの炊飯米Rを5台の粉砕設備25で並行して粉砕して米ゲルを生産でき、より高い炊飯米生産能力を有する蒸気式連続炊飯器43(炊飯部5)の導入が可能になり、米ゲル生産能力をより向上できる。
また、この実施形態の米ゲル製造システムでは、炊飯米搬送部6は炊飯部5にそれぞれ連結されると共に並列配置される5本(複数)の投入用コンベヤ61を備え、粉砕部7は複数の粉砕設備25を備え、各投入用コンベヤ61の搬送下流端の下方にそれぞれ粉砕設備25が配置される。これにより、簡単な構成で炊飯米Rを複数の粉砕設備25へ振り分けて供給できると共に、複数の粉砕設備25で並列して米ゲルを生産できる。
上記実施形態では、連続炊飯装置43から排出される炊飯米Rをコンベヤにより搬送しているが、例えば、炊飯米Rを一軸偏心ねじポンプ(モーノポンプ)により移送してもよい。この場合、炊飯米Rを一軸偏心ねじポンプにより移送管を介して複数の粉砕設備25に向けて移送すると共に、該移送管の中途部に切り替えバルブ及び枝別れ移送管を設けて、該切り替えバルブの切り替えにより、炊飯米Rを複数の粉砕設備25に振り分けて供給する。ここで、移送管は、例えばステンレス鋼管で構成され、炊飯米を移送する際の炊飯米の温度低下が抑制される。これにより、老化する温度よりも高い温度(例えば85度以上)の炊飯米が各粉砕設備25に供給され、炊飯米の老化に起因する粉砕設備25の負荷増大が抑制される。
なお、粉砕部7が複数の粉砕設備25を備える構成において、粉砕設備25で生産される米ゲルを複数台の移送ポンプ26でゲル収容部9へ移送するようにしてもよい。また、移送部8で米ゲルを移送するための移送装置は、一軸偏心ねじポンプで構成される移送ポンプ26に限定されず、米ゲルを移送可能な移送装置であればよく、例えば渦巻ポンプ等であってもよい。また、移送部8が米ゲルを移送する方法は、ポンプを用いる移送方法に限定されず、移送部8は、米ゲルを粉砕部7からゲル収容部9へ移送可能な構成であればよい。例えば、移送部8は、コンベヤ等の搬送装置により、米ゲルを粉砕部7からゲル収容部9へ移送する構成であってもよい。
次に、図13を参照しながら、米ゲル製造システムのさらに他の実施形態を説明する。この実施形態の米ゲル製造システムは、炊飯部5に連続炊飯装置43を備え、炊飯米搬送部6にコンベヤ45,71,72a,72b,72c,72d,72eと振り分け部材73a,73b,73c,73dと制御装置74を備え、粉砕部7に複数の粉砕設備25a,25b,25c,25d,25eを備える。その他の構成は、図5等を参照して説明した上記実施形態の米ゲル製造システム1と同様である。
この実施形態の米ゲル製造システムでは、連続炊飯装置43の炊飯米排出コンベヤ44の搬送下流端の下方に、炊飯米を受け継ぐコンベヤ45が配置され、コンベヤ45の搬送下流端に主コンベヤ71の搬送上流部が連結される。主コンベヤ71の搬送中途部の側方に、第1から第4の投入用コンベヤ72a,72b,72c,72dの搬送上流端側が配置され、主コンベヤ71の搬送下流端に第5投入用コンベヤ72eの搬送上流部が連結される。各投入用コンベヤ72a,72b,72c,72d,72eの搬送下流端の下方に、粉砕部7の第1から第5の粉砕設備25a,25b,25c,25d,25eが配置される。
炊飯米搬送部6には、主コンベヤ71上で搬送される炊飯米を第1から第4の投入用コンベヤ72a,72b,72c,72d側へ落下させる第1から第4の振り分け部材73a,73b,73c,73dが設けられる。各振り分け部材73a,73b,73c,73dは、主コンベヤ71上で炊飯米の搬送経路上に配置される遮蔽位置(二点鎖線位置)と、炊飯米の搬送経路から外れた退避位置(実線位置)の間で、それぞれ移動可能に設けられる。振り分け部材73a,73b,73c,73dは、制御装置74によって動作制御される振り分け部材移動機構(図示省略)の作動により、遮蔽位置と退避位置の間で移動される。振り分け部材73a,73b,73c,73dは、遮蔽位置では、主コンベヤ71の搬送方向に対して傾斜して配置される。
連続炊飯装置43で炊飯される炊飯米は、炊飯米排出コンベヤ44の搬送下流端から排出されて、炊飯米搬送部6のコンベヤ45上に落下し、コンベヤ45により主コンベヤ71の搬送上流部に搬送される。主コンベヤ71は、コンベヤ45から受け継いだ炊飯米を搬送下流側へ向けて順次搬送する。
炊飯米搬送部6は、主コンベヤ71で搬送される炊飯米を、投入用コンベヤ72a,72b,72c,72d,72eに振り分けて供給し、ひいては粉砕設備25a,25b,25c,25d,25eに振り分けて供給する。炊飯米を第1投入用コンベヤ72aに供給する場合、制御装置74の制御により第1振り分け部材73aが主コンベヤ71上の遮蔽位置に配置される。主コンベヤ71上を搬送される炊飯米は、搬送方向に対して傾斜配置される第1振り分け部材73aに接触し、主コンベヤ71上を搬送されながら第1振り分け部材73aに沿って第1投入用コンベヤ72a側へ移動し、第1投入用コンベヤ72aの搬送上流部の上に落下する。第1投入用コンベヤ72aに受け継がれた炊飯米は、第1投入用コンベヤ72aの作動により第1粉砕設備25aに供給される。
所定量の炊飯米が第1投入用コンベヤ72aに供給されると、制御装置74は、第1振り分け部材73aを退避位置へ移動させ、第2振り分け部材73bを主コンベヤ71上の遮蔽位置に配置する。主コンベヤ71の搬送によって第2振り分け部材73bに到達した炊飯米は、主コンベヤ71上を搬送されながら第2振り分け部材73bに沿って第2投入用コンベヤ72b側へ移動し、第2投入用コンベヤ72bの搬送上流部の上に落下する。第2投入用コンベヤ72bに受け継がれた炊飯米は、第2投入用コンベヤ72bの作動により第2粉砕設備25bに供給される。
所定量の炊飯米が第2投入用コンベヤ72bに供給されると、制御装置74は、第2振り分け部材73bを退避位置へ移動させ、第3振り分け部材73cを主コンベヤ71上の遮蔽位置に配置する。このとき、第1振り分け部材73aは退避位置に配置される。主コンベヤ71の搬送によって第3振り分け部材73cに到達した炊飯米は、主コンベヤ71上を搬送されながら第3振り分け部材73cに沿って第3投入用コンベヤ72c側へ移動し、第3投入用コンベヤ72cの搬送上流部の上に落下する。第3投入用コンベヤ72cに受け継がれた炊飯米は、第3投入用コンベヤ72cの作動により第3粉砕設備25cに供給される。
所定量の炊飯米が第3投入用コンベヤ72cに供給されると、制御装置74は、第3振り分け部材73cを退避位置へ移動させ、第4振り分け部材73dを主コンベヤ71上の遮蔽位置に配置する。このとき、第1及び第2の振り分け部材73a,73bは退避位置に配置される。主コンベヤ71の搬送によって第4振り分け部材73dに到達した炊飯米は、主コンベヤ71上を搬送されながら第4振り分け部材73dに沿って第4投入用コンベヤ72d側へ移動し、第4投入用コンベヤ72dの搬送上流部の上に落下する。第4投入用コンベヤ72dに受け継がれた炊飯米は、第4投入用コンベヤ72dの作動により第4粉砕設備25dに供給される。
所定量の炊飯米が第4投入用コンベヤ72dに供給されると、制御装置74は、第4振り分け部材73dを退避位置へ移動させ、第1から第4の振り分け部材73a,73b,73c,73dを退避位置に配置する。主コンベヤ71で搬送される炊飯米は、主コンベヤ71の搬送下流端から第5投入用コンベヤ72eの搬送上流部の上に落下する。第5投入用コンベヤ72eに受け継がれた炊飯米は、第5投入用コンベヤ72eの作動により第5粉砕設備25eに供給される。第5投入用コンベヤ72eに供給された炊飯米の量と、第1振り分け部材73aの遮蔽位置の下流側で主コンベヤ71上に載っている炊飯米の量の合計が所定量になると、制御装置74は第1振り分け部材73aを遮蔽位置に配置して、第1投入用コンベヤ72aへの炊飯米の供給を開始する。
なお、振り分け部材73a,73b,73c,73dの移動時期は、例えば、主コンベヤ71の駆動時間を計測することで行う。また、主コンベヤ71上の搬送上流側を通過する炊飯米の量を計測する計測器を設けて、その計測器の出力に基づいて振り分け部材73a,73b,73c,73dの移動時期を制御してもよい。
このようにして、炊飯米は、炊飯米搬送部6により、粉砕部7の粉砕設備25a,25b,25c,25d,25eに振り分けて供給される。ここで、粉砕設備25a,25b,25c,25d,25eに供給される炊飯米の温度は、老化する温度よりも高い温度であり、ここでは85度程度である。
この実施形態の米ゲル製造システムでは、炊飯米搬送部6は、主コンベヤ71と、5本(複数)の投入用コンベヤ72a,72b,72c,72d,72eと、主コンベヤ71で搬送される炊飯米を投入用コンベヤ72a,72b,72c,72d,72eに振り分ける振り分け機構(振り分け部材73a,73b,73c,73d)を備え、粉砕部7は、投入用コンベヤ72a,72b,72c,72d,72eの搬送下流端に連結される5台(複数)の粉砕設備25a,25b,25c,25d,25eを備える。これにより、簡単な構成で炊飯米を複数の粉砕設備25へ振り分けて供給できると共に、複数の粉砕設備25a,25b,25c,25d,25eで並列して米ゲルを生産でき、米ゲルの生産能力を向上できる。
なお、この実施形態の炊飯米搬送部6において、炊飯米を投入用コンベヤ72a,72b,72c,72d,72eに振り分けて供給する順番は、特に限定されない。また、図13に示した炊飯米搬送部6における振り分け機構の構成は一例であり、振り分け部材73a,73b,73c,73dの移動方向や配置は特に限定されない。例えば、振り分け部材73a,73b,73c,73dは、上下方向に移動可能に設けられて、主コンベヤ71の上方で、遮蔽位置と退避位置の間を移動する構成であってもよいし、水平方向で回動可能に設けられて、主コンベヤ71上の遮蔽位置と主コンベヤ71上から外れた退避位置の間を移動する構成であってもよい。
また、粉砕部7が複数の粉砕設備25を備える構成において、炊飯米搬送部6が炊飯米を複数の粉砕設備25に振り分ける構成は、図7に示した構成や、図11及び図12に示した構成や、図13に示した構成に限定されず、炊飯部5から受け継いだ炊飯米を複数の粉砕設備25に振り分けて供給可能な構成であれば、どのような構成であってもよい。また、投入用コンベヤの本数や、並列状態で配置された粉砕設備の台数は、上記実施形態に限定されず、炊飯部5の炊飯米生産能力や、粉砕部7での粉砕設備25の粉砕処理能力に応じて、適宜変更可能である。
また、複数の炊飯釜Aを用いて連続的に炊飯する炊飯部5を備える構成において、複数の粉砕設備25を備えると共に、炊飯釜Aから取り出す炊飯米を複数の粉砕設備25に振り分けて供給する炊飯米搬送部6を備えるようにしてもよい。例えば、炊飯釜Aから取り出した炊飯米をほぐすほぐし機24(図1及び図2参照)の下方に、粉砕設備25に替えて主コンベヤ46(図5から図10参照)を配置し、炊飯釜Aからほぐし機24を介して供給される炊飯米を複数の投入用コンベヤ47a,47b,47c,47dで複数の粉砕設備25a,25b,25c,25d,25eに振り分けて供給してもよい。ここで、炊飯釜A内の炊飯米の量に応じて、投入用コンベヤの本数及び粉砕設備の台数を減らすことも可能である。
次に、図14及び図15を参照しながら、米ゲル製造システムのさらに他の実施形態を説明する。この実施形態の米ゲル製造システム1は、炊飯部5に連続炊飯装置43を備え、炊飯米搬送部6にコンベヤ45と投入用コンベヤ81を備え、粉砕部7に1台の粉砕設備82を備える。その他の構成は、図5等を参照して説明した上記実施形態の米ゲル製造システム1と同様である。
この実施形態の米ゲル製造システム1では、連続炊飯装置43の炊飯米排出コンベヤ44の搬送下流端の下方に、炊飯米を受け継ぐコンベヤ45が配置され、コンベヤ45の搬送下流端に投入用コンベヤ81の搬送上流部が連結される。炊飯米搬送部6は、炊飯部5の連続炊飯装置43から排出される炊飯米を受け継いで、コンベヤ45,81の作動により、大型の粉砕設備82へ搬送する。
粉砕設備82は、粉砕処理速度(粉砕能力)が大きいものであり、連続炊飯装置43から排出される炊飯米を滞留させることなく粉砕して米ゲルを生産可能な粉砕処理速度を有する。換言すれば、粉砕設備82が単位時間あたりに粉砕可能な炊飯米の量は、単位時間あたりに炊飯部5(連続炊飯装置43)から排出される炊飯米の量よりも多い。粉砕設備82で得られる米ゲルは、米ゲル移送部8の米ゲルホッパー48を介して移送ポンプ26に供給され、移送ポンプ26により米ゲル移送配管27を介してゲル収容部9へ移送される。
このように、この実施形態の米ゲル製造システム1では、粉砕部7は1台の粉砕設備82で炊飯米を粉砕して米ゲルを得るので、粉砕部7に複数の粉砕設備が設置される場合に比べて、炊飯米搬送部6及び粉砕部7の構成が単純になると共に、それらの設置空間を小さくできる。なお、この実施形態において、コンベヤ45の搬送下流端の下方に粉砕設備82を配置して、投入用コンベヤ81を省略すれば、炊飯米搬送部6の構成より単純にできる。
以上、実施形態を説明したが、本発明は、前述の実施形態に限らず、様々な態様に具体化できる。各部の構成は図示の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、炊飯部5は連続式炊飯機21又は連続炊飯装置43で構成されるが、米ゲル製造システム1において、炊飯部5は、原料米を炊飯又は蒸煮して炊飯米を得られる構成であればよく、例えば、浸漬米(原料米)をコンベヤで搬送しながら蒸煮して蒸米を得る連続式蒸米機であってもよい。
また、実施形態の米ゲル製造システムで使用する原料米は、欠け米や割れ米等のいわゆる屑米であってもよい。安価な屑米を原料米として使用すれば、米ゲルの製造コストを低減できる。なお、実施形態の米ゲル製造システムでは、原料米が炊飯されて得られる炊飯米は、そのまま出荷されるのではなく、粉砕部で粉砕されて米ゲルにされるので、原料米が屑米であっても何ら問題はない。
上記実施形態では、粉砕設備25を、前段の第1粉砕部100Aと後段の第2粉砕部100Bとを有する2段式に構成したが、これら前後の粉砕部に対して、さらに粉砕部を直列で配置して、3段式以上に構成しても構わない。
上記実施形態では、粉砕設備25を構成する前段の第1粉砕部100A及び後段の第2粉砕部100Bの夫々を石臼式の磨砕装置で構成したが、磨砕装置以外の他の形式の粉砕装置で構成しても構わない。
さらに、前段の第1粉砕部100Aについては、粉砕対象物を収容した環状凹部を有する環状収容部を、その中心軸周りに回転させながら、当該環状凹部内で環状周方向に沿った軸周りでカッターを回転させる形態で、前記炊飯米を粉砕するサイレントカッターで構成することもできる。このように比較的安価なサイレントカッターを第1粉砕部に採用することで、設備コストを低く抑えることができる。更には、第1粉砕部に採用されたサイレントカッターにより、比較的大量の炊飯米を順次切断しながら安定して粉砕することができる。
1 米ゲル製造システム
4 浸漬部
5 炊飯部
6 炊飯米搬送部
7 粉砕部
8 米ゲル移送部
9 ゲル収容部
21 連続式炊飯機
25 粉砕設備(粉砕部)
25a 第1粉砕設備(粉砕部)
25b 第2粉砕設備(粉砕部)
25c 第3粉砕設備(粉砕部)
25d 第4粉砕設備(粉砕部)
25e 第5粉砕設備(粉砕部)
26 移送ポンプ(一軸偏心ねじポンプ)
38 原料米加工部
43 蒸気式連続炊飯機
46 主コンベヤ
47a 第1投入用コンベヤ
47b 第2投入用コンベヤ
47c 第3投入用コンベヤ
47d 第4投入用コンベヤ
82 粉砕設備
100A 第1粉砕部
100B 第2粉砕部
R 炊飯米
Ra 第1粉砕米
RG 米ゲル

Claims (5)

  1. ゲル状の米ゲルを製造する米ゲル製造システムであって、
    原料米を炊飯又は蒸煮して炊飯米を得る炊飯部と、
    前記炊飯米を搬送する炊飯米搬送部と、
    前記炊飯米搬送部から受け継いだ前記炊飯米を粉砕して前記米ゲルを得る粉砕部と、を備え、
    前記粉砕部として、
    前記炊飯米を粉砕して第1粉砕米を得る第1粉砕部と、
    前記第1粉砕部から排出された第1粉砕米を前記第1粉砕部よりも細かく粉砕して前記米ゲルを得る第2粉砕部と、を備える米ゲル製造システム。
  2. 前記第1粉砕部から排出された第1粉砕米を前記第2粉砕部に搬送する第1粉砕米搬送部を備える請求項1に記載の米ゲル製造システム。
  3. 前記第2粉砕部が、相対回転する上臼部と下臼部との隙間に粉砕対象物を通過させる形態で、前記第1粉砕米を粉砕する石臼式の磨砕装置で構成されている請求項1又は2に記載の米ゲル製造システム。
  4. 前記第1粉砕部が、相対回転する上臼部と下臼部との隙間に粉砕対象物を通過させる形態で、前記炊飯米を粉砕する石臼式の磨砕装置で構成されており、
    前記第2粉砕部での上臼部と下臼部との隙間の幅であるギャップ幅が、前記第1粉砕部でのギャップ幅よりも小さく設定されている請求項3に記載の米ゲル製造システム。
  5. ゲル状の米ゲルを製造する米ゲル製造方法であって、
    原料米を炊飯又は蒸煮して得た炊飯米を粉砕してゲル状の米ゲルを得る粉砕工程を備え、
    前記粉砕工程として、
    前記炊飯米を粉砕して第1粉砕米を得る第1粉砕工程と、
    前記第1粉砕工程で得た第1粉砕米を前記第1粉砕工程よりも細かく粉砕して前記米ゲルを得る第2粉砕工程と、を備える米ゲル製造方法。
JP2017128660A 2016-11-10 2017-06-30 米ゲル製造システム及び米ゲル製造方法 Active JP7023627B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017128660A JP7023627B2 (ja) 2017-06-30 2017-06-30 米ゲル製造システム及び米ゲル製造方法
ES17869287T ES2870519T3 (es) 2016-11-10 2017-10-10 Sistema de producción de gel de arroz y método de producción de gel de arroz
CN201780053151.5A CN109890218A (zh) 2016-11-10 2017-10-10 米凝胶制造系统以及米凝胶制造方法
EP17869287.7A EP3539392B1 (en) 2016-11-10 2017-10-10 Rice gel production system and rice gel production method
US16/348,430 US11583127B2 (en) 2016-11-10 2017-10-10 Rice gel production system and rice gel production method
PCT/JP2017/036662 WO2018088092A1 (ja) 2016-11-10 2017-10-10 米ゲル製造システム及び米ゲル製造方法
EP21167163.1A EP3939438A1 (en) 2016-11-10 2017-10-10 Rice gel production system and rice gel production method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017128660A JP7023627B2 (ja) 2017-06-30 2017-06-30 米ゲル製造システム及び米ゲル製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019010044A true JP2019010044A (ja) 2019-01-24
JP7023627B2 JP7023627B2 (ja) 2022-02-22

Family

ID=65227152

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017128660A Active JP7023627B2 (ja) 2016-11-10 2017-06-30 米ゲル製造システム及び米ゲル製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7023627B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7201641B2 (ja) 2020-06-24 2023-01-10 ヤンマーパワーテクノロジー株式会社 米ゲル製造装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014199961A1 (ja) * 2013-06-10 2014-12-18 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 加工食品素材又は加工食品の製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014199961A1 (ja) * 2013-06-10 2014-12-18 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 加工食品素材又は加工食品の製造方法

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
""高アミロース米による新規食品素材「米ゲル」"", 平成25年度食品試験研究成果情報、2014年3月、26号、12−13頁, JPN6014037024, ISSN: 0004428510 *

Also Published As

Publication number Publication date
JP7023627B2 (ja) 2022-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5794299B2 (ja) レトルト米飯製造システム
AU698668B2 (en) Process for cooking cereal grains
WO2018088092A1 (ja) 米ゲル製造システム及び米ゲル製造方法
WO1995013709A1 (en) Device for producing a multiplicity of kinds of foods
US9795157B2 (en) Method for pretreating grain before milling
KR101101904B1 (ko) 원적외선으로 건조된 선식용 볶음곡물의 제조방법
JP2019010044A (ja) 米ゲル製造システム及び米ゲル製造方法
JP2022107785A (ja) 米ゲル製造システム及び米ゲル製造方法
JP6726084B2 (ja) 米ゲル製造システム
AU643318B2 (en) Method and apparatus for preparing frozen vegetables
KR20200129710A (ko) 위생 고춧가루 제조 시스템
JP7201641B2 (ja) 米ゲル製造装置
KR101936022B1 (ko) 볶음밥 분배 냉각 장치를 이용한 볶음밥 제조방법
KR102532193B1 (ko) 고춧가루 제조 시스템
JP6843482B2 (ja) 米ゲルの製造方法
JPH0256255A (ja) 精米施設
JP2021078517A (ja) 米ゲル
RU72820U1 (ru) Технологическая линия производства продуктов питания на основе пюреобразных масс из растительного сырья
KR20190129389A (ko) 미곡종합처리장의 시설 및 관리시스템
Schonauer et al. Material handling and transporting
GB2388763A (en) Coffee production
JP2015104371A (ja) 供給システム
US1271765A (en) Prepared health food and process of making same.
KR20220026630A (ko) 식품의 안전성을 향상시킨 고추가루 제조방법
JP2006191935A (ja) 高栄養価α化加工米

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200130

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20200814

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210329

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210810

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220201

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7023627

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150