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JP2019054220A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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JP2019054220A
JP2019054220A JP2017179197A JP2017179197A JP2019054220A JP 2019054220 A JP2019054220 A JP 2019054220A JP 2017179197 A JP2017179197 A JP 2017179197A JP 2017179197 A JP2017179197 A JP 2017179197A JP 2019054220 A JP2019054220 A JP 2019054220A
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雄也 前田
Yuya Maeda
雄也 前田
英典 宮川
Hidenori Miyagawa
英典 宮川
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Abstract

【課題】本発明の実施形態は、メモリセルのチャネル形成に起因する歩留まりを改善すると共に、形成されるチャネルの電気的特性の向上を実現した半導体記憶装置を提供することを目的とする。【解決手段】実施形態に係る半導体記憶装置は、基板の表面と交差する第1方向に配列された複数の第1導電層と、複数の第1導電層を貫通して第1方向に延びるメモリ構造体とを備え、メモリ構造体は、第1半導体層と、第1方向において基板と第1半導体層との間に配置された第1絶縁層と、第1方向と交差する第2方向において第1絶縁層と複数の第1導電層との間に配置され、且つ、第1半導体層に接続されたチャネル半導体層と、チャネル半導体層と複数の第1導電層との間に配置され、且つ、データを記憶可能なメモリ部を含むメモリ層とを備え、第1半導体層は、第1不純物を含む結晶半導体を含み、チャネル半導体層は、その膜厚よりも結晶粒径が大きい領域を含む。【選択図】図5

Description

本実施形態は、半導体記憶装置に関する。
従来、大容量の半導体記憶装置としてフラッシュメモリが広く利用されている。また、近年では更なる大容量化を実現する三次元フラッシュメモリの開発が進められ、製品化に至っている。
この三次元フラッシュメモリは、メモリセルのチャネルがチップの積層方向に延びている点が特徴の一つである。そして従来の多くの場合、このチャネルは、アモルファスシリコンを高速アニール(RTA:Rapid Thermal Annealing)で処理し、これによって得られるポリシリコンで形成されていた。これに対し、近時では、金属誘起結晶成長法(MILC:Metal Induced Lateral Crystallization)を利用してアモルファスシリコンを結晶化させる方法が提案されており、この方法を用いた場合、単結晶シリコン、或いは、単結晶に近い大きな結晶粒径を持つ結晶シリコンを得ることができる。そのため、従来あるポリシリコンのチャネルに比べ、電子の移動度が高いため、メモリ特性の良好な三次元フラッシュメモリの実現が期待できる。
米国特許出願公開第2015/0061155号明細書
本発明の実施形態は、メモリセルのチャネル形成に起因する歩留まりを改善すると共に、形成されるチャネルの電気的特性の向上を実現した半導体記憶装置を提供することを目的とする。
実施形態に係る半導体記憶装置は、基板と、前記基板の表面と交差する第1方向に配列された複数の第1導電層と、前記複数の第1導電層を貫通して前記第1方向に延びるメモリ構造体とを備え、前記メモリ構造体は、第1半導体層と、前記第1方向において前記基板と前記第1半導体層との間に配置された第1絶縁層と、前記第1方向と交差する第2方向において前記第1絶縁層と前記複数の第1導電層との間に配置され、且つ、前記第1半導体層に接続されたチャネル半導体層と、前記チャネル半導体層と前記複数の第1導電層との間に配置され、且つ、データを記憶可能なメモリ部を含むメモリ層とを備え、前記第1半導体層は、第1不純物を含む結晶半導体を含み、前記チャネル半導体層は、その膜厚よりも結晶粒径が大きい領域を含むことを特徴とする。
第1の実施形態に係る半導体記憶装置の機能ブロック図である。 同実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイの一部の等価回路図である。 同実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイの一部の概略的な斜視図である。 同実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイの一部の概略的な斜視図である。 同実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイの概略的な断面図である。 同実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイの概略的な断面図である。 同実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイの製造工程を説明する図である。 同実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイの製造工程を説明する図である。 同実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイの製造工程を説明する図である。 同実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイの製造工程を説明する図である。 同実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイの製造工程を説明する図である。 同実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイの製造工程を説明する図である。 同実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイの製造工程を説明する図である。 同実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイの製造工程を説明する図である。 同実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイの製造工程を説明する図である。 同実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイの製造工程を説明する図である。 同実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイの製造工程を説明する図である。 同実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイの製造工程を説明する図である。 同実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイの製造工程を説明する図である。 同実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイの製造工程を説明する図である。 同実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイの製造工程を説明する図である。 同実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイの製造工程を説明する図である。 同実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイの製造工程を説明する図である。 同実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイの製造工程を説明する図である。 同実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイの製造工程を説明する図である。 第2の実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイの概略的な断面図である。 同実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイの概略的な断面図である。 同実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイの製造工程を説明する図である。 同実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイの製造工程を説明する図である。 同実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイの製造工程を説明する図である。 同実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイの製造工程を説明する図である。 同実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイの製造工程を説明する図である。 同実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイの製造工程を説明する図である。 同実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイの製造工程を説明する図である。 第3の実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイの概略的な断面図である。 第3の実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイの製造工程を説明する図である。 同実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイの製造工程を説明する図である。
以下、図面を参照しながら実施形態に係る半導体記憶装置について説明する。
[第1の実施形態]
先ず、第1の実施形態に係る半導体記憶装置の概要について説明する。
図1は、第1の実施形態に係る半導体記憶装置の機能ブロック図である。
半導体記憶装置は、チップ10と、このチップ10を制御するホスト20を備える。チップ10は、メモリセルアレイ1、並びに、このメモリセルアレイ1を制御するカラム制御回路2、ロウ制御回路3、データ入出力バッファ4、アドレスレジスタ5、コマンド・インターフェース6、ステートマシン7、及び電圧生成回路8を有する。メモリセルアレイ1は、複数のメモリブロックMBを有する。これらメモリブロックMBは、それぞれユーザデータを記憶する。カラム制御回路2は、図示しないセンスアンプを有し、ユーザデータの読み出し等を行う。また、カラム制御回路2は、ユーザデータの書き込みを行う際、入力されたユーザデータに応じて、メモリセルアレイ1に電圧を印加する。ロウ制御回路3は、入力されたアドレスデータに応じて、メモリセルアレイ1内の、ユーザデータの読み出しや書き込みを行う位置を指定する。データ入出力バッファ4は、ユーザデータ、アドレスデータ、及びコマンドデータの入出力制御を行う。アドレスレジスタ5は、アドレスデータを保持し、カラム制御回路2及びロウ制御回路3に供給する。ステートマシン7は、コマンド・インターフェース6を介してホスト20からの外部制御信号を受け付け、カラム制御回路2及びロウ制御回路3に内部制御信号を入力する。電圧生成回路8は、電圧を生成し、カラム制御回路2及びロウ制御回路3に供給する。
図2は、本実施形態に係るメモリセルアレイ1の一部(メモリブロックMB)の等価回路図である。
メモリブロックMBは、ビット線BLを介してカラム制御回路2に、ワード線WLを介してロウ制御回路3に、ソース線SLを介して図示しないソース線ドライバにそれぞれ接続される。
また、メモリブロックMBは、複数のメモリフィンガーMFを有する。各メモリフィンガーMFは、複数のメモリユニットMUを有する。同一のメモリブロックMBに属する全てのメモリフィンガーMFは、複数のビット線BL及びソース線SLを共有する。同一のメモリフィンガーMFに属する全てのメモリユニットMUは、複数のワード線WLを共有する。
複数のメモリユニットMUの一端は、それぞれビット線コンタクトBCを介してビット線BLに接続される。一方、複数のメモリユニットMUの他端は、共通のソース線コンタクトLIを介してソース線SLに接続される。各メモリユニットMUは、ビット線コンタクトBC及びソース線コンタクトLI間で直列接続されたドレイン側選択ゲートトランジスタSTD、メモリストリングMS、ソース側選択ゲートトランジスタSTS、及び最下層ソース側選択ゲートトランジスタSTSbを有する。
メモリストリングMSは、直列接続された複数のメモリセルMCを有する。メモリセルMCは、チャネルボディとして機能するチャネル半導体層、データを記憶可能なメモリ部である電荷蓄積膜を含むメモリ層、及び制御ゲート電極を持つ電界効果型のトランジスタであり、ユーザデータを構成する1又は複数ビット分のデータを記憶する。同一のメモリフィンガーMFに属する複数のメモリセルMCの制御ゲート電極は、共通のワード線WLに接続される。なお、メモリ部として、上記電荷蓄積膜の他、抵抗変化膜等を利用することもできる。
ドレイン側選択ゲートトランジスタSTD、ソース側選択ゲートトランジスタSTS、及び最下層ソース側選択ゲートトランジスタSTSbは、チャネルボディとして機能するチャネル半導体層及び制御ゲート電極を持つ電界効果型のトランジスタである。同一のメモリフィンガーMFに属する複数のドレイン側選択ゲートトランジスタSTDの制御ゲート電極は、共通のドレイン側選択ゲート線SGDに接続される。また、同一のメモリブロックMBに属する複数のソース側選択ゲートトランジスタSTS及び最下層ソース側選択ゲートトランジスタSTSbの制御ゲート電極は、共通のソース側選択ゲート線SGS及び共通の最下層ソース側選択ゲート線SGSbに接続される。
以下において、最下層ソース側選択ゲートトランジスタSTSb、ソース側選択ゲートトランジスタSTS、及びドレイン側選択ゲートトランジスタSTDを、単に「選択ゲートトランジスタ」と称する事もある。また、最下層ソース側選択ゲート線SGSb、ソース側選択ゲート線SGS、及びドレイン側選択ゲート線SGDを、単に「選択ゲート線」と称する事もある。
図3は、本実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイ1の一部(メモリフィンガーMF)の概略的な斜視図である。なお、図3では、説明の都合上、配線間に配置された層間絶縁層等を省略する。
メモリフィンガーMFは、Z方向と表面が交差する半導体基板101、半導体基板101上においてZ方向に積層された下部半導体層102(第2半導体層)及び複数の導電層103、複数の導電層103を貫通してZ方向に延びるメモリ構造体105、並びに、導電層103に対してY方向で隣接する導電層108を有する。また、複数のメモリフィンガーMFは、導電層103上に配置された複数の導電層106及び導電層107を共有する。
半導体基板101は、例えば単結晶シリコン(Si)等で形成される。半導体基板101は、その上部に配置されたN型の不純物層と更にこのN型の不純物層中に配置されたP型の不純物層からなる2重ウェル構造を持つ。
下部半導体層102は、メモリ構造体105及び導電層108間を電気的に接続する。
複数の導電層103は、それぞれワード線WL及びメモリセルMCの制御ゲート電極、或いは、選択ゲート線SGSb、SGS、SGD及び選択ゲートトランジスタSTSb、STS、STDの制御ゲート電極として機能する。導電層103は、X−Y方向に広がり且つX方向を長手方向とする略板状体である。導電層103は、それぞれZ方向に延びるコンタクト109を介してロウ制御回路3(図1及び2参照)に接続される。なお、コンタクト109は、例えばタングステン(W)等で形成される。以下の説明において、複数の導電層103のうち特に最下層と最上層の導電層103を指す必要があるが場合、これらを符号103bと103tで区別することもある。図3の場合、導電層103bはソース側選択ゲート線SGSとして機能し、導電層103tはドレイン側選択ゲート線SGDとして機能する。
メモリ構造体105は、Z方向に延びる略円柱状体である。メモリ構造体105及び導電層103の交差部は、メモリセルMC、或いは、選択ゲートトランジスタSTSb、STS、STDとして機能する。メモリ構造体105は、Z方向に延びるチャネル半導体層123を有する。
複数の導電層106及び導電層107は、Y方向に延びており、導電層103上でX方向に並んで配列されている。複数の導電層106は、複数のビット線BLとして機能する。また、導電層107は、ソース線SLとして機能する。ここで、導電層106及び107は、例えばタングステン(W)等で形成される。導電層108は、Z−X方向に広がり且つX方向を長手方向とする略板状体である。下部において下部半導体層102に接続され、上部において導電層107を介して図示しないソース線ドライバと電気的に接続される。導電層108は、ソース線コンタクトLIとして機能する。
メモリ構造体105のチャネル半導体層123は、その側面が複数の導電層103と対向しており、メモリセルMC、選択ゲートトランジスタSTSb、STS、及びSTDのチャネルボディとして機能する。チャネル半導体層123は、その下部で下部半導体層102と接触し、これを介して導電層108と電気的に接続される。また、チャネル半導体層123は、その上端でビット線コンタクトBCとして機能する導電層114と電気的に接続される。導電層114は、導電層106を介してカラム制御回路2(図1及び2参照)と電気的に接続される。ここで、導電層114は、例えばタングステン(W)等で形成される。
図4は、本実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイ1の一部(メモリセルMC)の概略的な斜視図である。なお、図4はメモリセルMCについて示しているが、選択ゲートトランジスタSTSb、STS、及びSTDについても同様である。
メモリセルMCは、導電層103及びメモリ構造体105の交差部に配置される。メモリ構造体105は、Z方向に延びる円柱状のコア絶縁層121、コア絶縁層121上に配置された後述するキャップ半導体層122、コア絶縁層121及びキャップ半導体層122の側面を覆う略円筒状のチャネル半導体層123、並びに、チャネル半導体層123の側面を覆う略円筒状のメモリ層124を有する。更に、メモリ層124は、チャネル半導体層123の側面を覆うトンネル絶縁層125(第2絶縁層)、トンネル絶縁層125の側面を覆う電荷蓄積膜126、並びに、電荷蓄積膜126の側面を覆うブロック絶縁層127(第3絶縁層)を有する。
次に、メモリセルアレイ1の構造について詳述する。なお、他の実施形態のメモリセルアレイ1と区別するため、本実施形態のメモリセルアレイ1を符号100で示す。
図5は本実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイ100の概略的な断面図であり、図6は図5中の一点鎖線で示す範囲a101を拡大した図である。図5及び6は、いずれもY−Z方向の断面図である。
メモリセルアレイ100は、図5に示すように、半導体基板101上において、Z方向に順次積層された導電層141及び下部半導体層102を有する。ここで、導電層141は、例えばポリシリコン(Poly−Si)、タングステン(W)、或いは、これらの積層構造で形成される。なお、必要に応じて、半導体基板101及び導電層141間に例えば酸化シリコン(SiO)等で形成された層間絶縁層を配置されても良い。下部半導体層102は、例えばリン(P)等の不純物が1020/cm以上の濃度でドープされたポリシリコン(Poly−Si)等の多結晶半導体で形成される。なお、後述の製造工程によって、下部半導体層102には、チャネル半導体層123から回収されたニッケル(Ni)等の金属原子151(第1金属)が混入している。
また、メモリセルアレイ100は、下部半導体層102上においてZ方向に交互に複数積層された層間絶縁層142及び導電層103を有する。ここで、層間絶縁層143は、例えば酸化シリコン(SiO)等で形成される。導電層103は、例えばタングステン(W)等で形成され、選択ゲート線SGSb、SGS、ワード線WL、或いは、選択ゲート線SGDとして機能する。以下の説明において、複数の層間絶縁層142のうち特に最下層と最上層の層間絶縁層142を指す必要がある場合、これらを符号142bと142tで区別することもある。
また、メモリセルアレイ100は、導電層141の上部から層間絶縁層142tの上面まで、下部半導体層102及び導電層103をZ方向で貫通する略円柱状のメモリ構造体105を有する。メモリ構造体105は、その中央に配置された略円柱状のコア絶縁層121(第1絶縁層)、コア絶縁層121上に配置されたキャップ半導体層122(第1半導体層)、コア絶縁層121の底面とコア絶縁層121及びキャップ半導体層122の側面を覆う有底略円筒状のチャネル半導体層123、並びに、メモリ層124を有する。メモリ層124は、前述の通り、コア絶縁層121側から導電層103側に掛けて配置されたトンネル絶縁層125、電荷蓄積膜126、及びブロック絶縁層127を有する。
ここで、コア絶縁層121は、例えば酸化シリコン(SiO)等で形成される。キャップ半導体層122は、例えばリン(P)等の不純物が1020/cm以上の濃度でドープされたシリコン(Si)で形成される。チャネル半導体層123は、例えばシリコン(Si)で形成される。図5及び6に示す152は、キャップ半導体層122及びチャネル半導体層123の結晶粒界を模式的に表している。図5及び6では、便宜上、キャップ半導体層122及びチャネル半導体層123を破線a102で区別しているが、実際には、結晶粒界152の様子から分るように、キャップ半導体層122とチャネル半導体層123とは、破線a102の位置で不連続にならない同じ面方位を持つ一体的・連続的な結晶によって構成されている。また、キャップ半導体層122及びチャネル半導体層123は、単結晶シリコン、或いは、少なくともチャネル半導体層123の膜厚よりも大きな結晶粒径を持つ単結晶シリコンに近い結晶シリコンで形成される。更に、キャップ半導体層122には、下部半導体層102と同様、チャネル半導体層123から回収されたニッケル(Ni)等の金属原子151が混入している。なお、キャップ半導体層122における金属原子151の濃度は5×1020/cm未満であり、その点においても、キャップ半導体層122はシリサイドとは異なる材料で形成されていると言える。以上のようなキャップ半導体層122及びチャネル半導体層123の構造的特徴は、後述するメモリセルアレイ100の製造工程に起因するものである。
また、トンネル絶縁層125は、例えば酸化シリコン(SiO)等で形成される。電荷蓄積膜126は、例えば窒化シリコン(Si)など電荷を蓄積可能な絶縁体で形成される。ブロック絶縁層127は、例えば酸化シリコン(SiO)やアルミナ(Al)で形成される。
また、メモリセルアレイ100は、Z方向において下部半導体層102の上面から層間絶縁層142tの上面に至る、X方向に延びる導電層108を有する。導電層108は、ソース線コンタクトLIとして機能し、底面において下部半導体層102と接触している。導電層108は、例えばタングステン(W)等で形成される。また、メモリセルアレイ100は、X方向において導電層108及び導電層103間にこれらを絶縁するための層間絶縁層143が配置されている。ここで、層間絶縁層143は、例えば酸化シリコン(SiO)等で形成される。
次に、上記構造を持つメモリセルアレイ100の製造方法について図7〜25を用いて説明する。
始めに、図7に示すように、半導体基板101上のZ方向において導電層141、及び犠牲層161を順次積層する。その後、犠牲層161上のZ方向において層間絶縁層142及び犠牲層162を複数交互に積層する。なお、層間絶縁層142のうち、最下層のものが142bであり、最上層のものが142tとなる。また、以下の説明において、複数の犠牲層162のうち特に最下層の犠牲層162を指す必要がある場合、これを符号162bで区別こともある。ここで、導電層141は、例えばポリシリコン(Poly−Si)、タングステン(W)、或いは、これらの積層構造で形成する。層間絶縁層142は、例えば酸化シリコン(SiO)で形成する。犠牲層161は、後工程において下部半導体層102に置き換わる層であり、例えばシリコン(Si)で形成する。犠牲層162b、162は、後工程において導電層103b、103に置き換わる層であり、例えば窒化シリコン(Si)で形成する。
続いて、図8に示すように、例えば反応性イオンエッチング(RIE:Reactive Ion Etching)等によって、層間絶縁層142tから導電層141の上部までZ方向に延びるメモリホール163を形成する。
続いて、図9に示すように、例えば化学気相成長(CVD:Chemical Vapor Deposition)等を用いて、メモリホール163に対してメモリ層124、半導体層123´、及びコア絶縁層121を順次成膜する。メモリ層124の成膜の際、メモリホール163に対してブロック絶縁層127、電荷蓄積膜126、及びトンネル絶縁層125を順次成膜する。ここで、ブロック絶縁層127は、例えば酸化シリコン(SiO)やアルミナ(Al)等で形成する。電荷蓄積膜126は、例えば窒化シリコン(Si)等で形成する。トンネル絶縁層125は、例えば酸化シリコン(SiO)等で形成する。半導体層123´は、後工程でチャネル半導体層123になる層であり、例えばアモルファスシリコン(a−Si)で形成する。コア絶縁層121は、例えば酸化シリコン(SiO)で形成する。
続いて、図10に示すように、エッチングによって、コア絶縁層121の上部を除去する。
続いて、図11に示すように、メモリホール163に対して半導体層122´を堆積させる。ここで、半導体層122´は、後工程でキャップ半導体層122になる層であり、例えばリン(P)等の不純物が1020/cm以上の濃度でドープされたアモルファスシリコン(a−Si)で形成する。
続いて、図12に示すように、エッチバックによって、層間絶縁層142の上面が現れるまで半導体層122´、123´、及びメモリ層124を除去する。
続いて、図13に示すように、例えば物理気相成長(PVD:Physical Vapor Deposition)等を用いて、半導体層122´、123´、メモリ層124、及び層間絶縁層142tの上面に、金属層164を堆積する。ここで、金属層164は、例えばニッケル(Ni)、コバルト(Co)、銅(Cu)、パラジウム(Pd)等で形成する。ここでは、ニッケル(Ni)を用いた例を説明する。
続いて、図14に示すように、金属層164に対する熱処理によって、金属層164中のニッケル原子を半導体層122´及び123´中に拡散させる。これによって、半導体層122´及び123´の上部に、シリサイド層165が形成される。ニッケルシリサイドは、シリコン(Si)の結晶構造と格子定数が近いため、金属層164の材料として好適である。一方、ニッケル(Ni)は酸化シリコン(SiO)、窒化シリコン(Si)と反応しないため、金属層164のうちメモリ層124及び層間絶縁層142tと接している部分は、シリサイド化されない。
続いて、図15に示すように、エッチングによって、金属層164を除去する。
続いて、図16に示すように、金属誘起横方向固相成長(MILC:Metal Induced Lateral Crystallization)処理を実行する。MILC処理では、熱処理によって、アモルファス状態の半導体層122´及び123´中をシリサイド層165が半導体基板101側に向かって通過していく(図15中の白抜き矢印a111)。この場合、シリサイド層165を成長端とする固相エピタキシャル成長によって、半導体層122´及び123´のアモルファスシリコンが、単結晶シリコン、或いは、単結晶シリコンに近い比較的大きな粒径を持つ結晶シリコンに改質される。これによって、半導体層122´及び123´は、図17に示すように、キャップ半導体層122及びチャネル半導体層123となる。但し、この時点では、チャネル半導体層123中に、金属原子151であるニッケル(Ni)が残留してしまう。
続いて、図18に示すように、例えばRIE等によって、層間絶縁層142tから犠牲層161の上面まで、Z方向を深さ方向とし、X方向を延伸方向とする溝166を形成する。
続いて、図19に示すように、例えばコリン水溶液(TMY)等の薬液を用いたウェットエッチングによって、溝166を介して犠牲層161を除去する。これによって、犠牲層161のあった場所は、開口167となる。
続いて、図20に示すように、例えば希釈フッ酸(DHF)等の薬液を用いたウェットエッチングによって、メモリ層124のうち開口167に露出した部分を除去する。これによってチャネル半導体層123の側面が露出する。
続いて、図21に示すように、開口167に対して下部半導体層102を埋め込む。ここで、下部半導体層102は、リン(P)等の不純物が1020/cm以上の濃度でドープされたポリシリコン(Poly−Si)で形成する。
続いて、図22に示すように、チャネル半導体層123に対する熱処理によって、チャネル半導体層123内の金属原子151をゲッタリングする。具体的には、チャネル半導体層123の上側に残存する金属原子151はキャップ半導体層122に回収され(図22中の矢印a113)、チャネル半導体層123の下側に残存する金属原子151は下部半導体層102に回収される(図22中の矢印a114)。ここで、ゲッタリング時は、MILC処理時よりも高温で熱処理を行う。また、ゲッタリングによるニッケル(Ni)の回収能力は、ノンドープのシリコン(Si)よりもリン(P)がドープされたシリコン(Si)の方が高い。そのため、本実施形態では、下部半導体層102及びキャップ半導体層122に対して予めリン(P)がドープされている。この工程によって、図23に示すように、金属原子151が取り除かれた高品質な結晶シリコンからなるチャネル半導体層123を得ることができる。
続いて、図24に示すように、例えばリン酸(HPO)等の薬液を用いたウェットエッチングによって、溝166を介して犠牲層162を除去する。これによって、犠牲層162のあった場所は、開口168となる。
続いて、図25に示すように、開口168に対して導電層103を埋め込む。ここで、導電層103は、例えばタングステン(W)等で形成する。
最後に、溝166に対して層間絶縁層143及び導電層108を形成すれば、図5に示すメモリセルアレイ100を得ることができる。ここで、層間絶縁層143は、例えば酸化シリコン(SiO)等で形成する。導電層108は、例えばタングステン(W)等で形成する。
以上が、メモリセルアレイ100の製造工程である。
本実施形態の場合、アモルファス状態のチャネル半導体層123をMILC処理によって結晶化させている。そのため、大きな結晶粒径を持つ結晶シリコンでチャネル半導体層123を形成することができる。その結果、ポリシリコンで形成する場合よりも、チャネル半導体層123の電子の移動度を大きく向上させることができる。
また、本実施形態の場合、MILC処理に先駆けてキャップ半導体層122を形成している。キャップ半導体層122がない場合、金属層164とシリコン(Si)との接触は金属層164の底面と薄膜のチャネル半導体層123の上面との間でしか生じず、良質なシリサイド層が形成され難い。その結果、MILC処理におけるシリサイド層の進行が不安定となり、チャネル半導体層123の結晶化不良による歩留まりが生じ易くなる。その点、本実施形態によれば、キャップ半導体層122を形成し、そのアモルファスシリコン(a−Si)を一部消費することで、良質なシリサイド層165を形成することができる。その結果、キャップ半導体層122がない場合、或いは、チャネル半導体層123の結晶化後にキャップ半導体層122を形成する場合に比べて、MILC処理におけるシリサイド層165の進行が安定するため、チャネル半導体層123の結晶化不良による歩留まりを抑制することができる。
更に、本実施形態の場合、チャネル半導体層123の下部及び上部において、リン(P)等の不純物をドープさせた下部半導体層102及びキャップ半導体層122と接触させている。そのため、MILC処理後にチャネル半導体層123に残存した金属原子151を上下から効率良くゲッタリングできる。その結果、チャネル半導体層123を高品質な結晶シリコンで形成できる。
つまり、本実施形態によれば、メモリセルのチャネル形成に起因する歩留まりを改善すると共に、形成されるチャネルの電気的特性の向上を実現した半導体記憶装置を提供することができる。
[第2の実施形態]
ここでは、第2の実施形態について第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。
先ず、本実施形態のメモリセルアレイ1の構造について説明する。なお、他の実施形態のメモリセルアレイ1と区別するため、本実施形態のメモリセルアレイ1を符号200で示す。
図26は、本実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイ200の概略的な断面図であり、図27は図26中の一点鎖線で示す範囲a201を拡大した図である。図26及び27は、いずれもY−Z方向の断面図である。また、図26の()内の符号は、メモリセルアレイ100の対応する構成を示している。なお、図26及び27の252は、キャップ半導体層222(122に相当)及びチャネル半導体層223(123に相当)の結晶粒界を模式的に表している。
メモリセルアレイ200のチャネル半導体層223は、メモリセルアレイ100のチャネル半導体層123と同様、膜厚よりも大きな結晶粒径を持つ、単結晶シリコン、或いは、単結晶シリコンに近い結晶シリコンで形成される。但し、後述する製造工程に起因して、チャネル半導体層223は、チャネル半導体層123と異なり、実線a203を境に異なる面方位の結晶で形成される。
次に、メモリセルアレイ200の製造方法について説明する。
始めに、図7〜12に示す工程と同様の工程を実行する。
続いて、図28に示すように、例えばRIE等によって、層間絶縁層242t(142tに相当)から犠牲層261(161に相当)の上部まで、Z方向を深さ方向とし、X方向を延伸方向とする溝266(166に相当)を形成する。
続いて、図29に示すように、例えばコリン水溶液(TMY)等の薬液を用いたウェットエッチングによって、溝266を介して犠牲層261を除去する。これによって、犠牲層261のあった場所は、開口267(167に相当)となる。
続いて、図30に示すように、例えば希釈フッ酸(DHF)等の薬液を用いたウェットエッチングによって、メモリ層224(124に相当)のうち開口267に露出した部分を除去する。これによって半導体層223´(123´に相当)の側面が露出する。
続いて、図31に示すように、例えばPVD等を用いて、開口267内に金属層264を成膜する。金属層264は、金属層164と同様、例えばニッケル(Ni)、コバルト(Co)、銅(Cu)、パラジウム(Pd)等で形成する。ここでは、ニッケル(Ni)を用いた例を説明する。
続いて、図32に示すように、金属層264に対する熱処理によって、金属層264と接触する半導体層222´(122´に相当)、223´の上部と半導体層223´の下部にはニッケル原子が拡散し、シリサイド層265及び269が形成される。
続いて、図33に示すように、エッチングによって、金属層264を除去する。
続いて、図34に示すように、MILC処理を実行する。MILC処理では、熱処理によって、アモルファス状態の半導体層222´及び223´中をシリサイド層265及び269が通過していく。具体的には、半導体層223´上端側のシリサイド層265は半導体層222´及び223´中を下方向に移動し(図34中の白抜き矢印a211)、半導体層223´下端側のシリサイド層269は、半導体層223´中を上方向に移動して行く(図34中の白抜き矢印a213)。この場合、半導体層222´及び223´のアモルファスシリコが、単結晶シリコン、或いは、単結晶シリコンに近い比較的大きな粒径を持つ結晶シリコンに改質される。これによって、半導体層222´及び223´は、キャップ半導体層222及びチャネル半導体層223となる。但し、この時点では、チャネル半導体層223中に、金属原子251であるニッケル(Ni)が残留してしまう。
本実施形態のMILC処理は、第1の実施形態と異なり、下方向に移動するシリサイド層265と、上方向に移動するシリサイド層269の双方を成長端として実行する。そのため、シリサイド層265及び269は、半導体層223´中のZ方向における中央近傍、例えば図26に示す実線a203を境として、結晶の面方位が変化する。なお、半導体層223´内のシリサイド層265及び269の通過速度が異なる場合、上記面方位が変化する位置は半導体層223´の上側又は下側にずれることになる。
続いて、図21に示す工程と同様の工程によって、開口267に対して下部半導体層202(102に相当)を埋め込む。ここで、下部半導体層202は、下部半導体層102と同様、リン(P)等の不純物が1020/cm以上の濃度でドープされたポリシリコン(Poly−Si)で形成される。
続いて、図22に示す工程と同様の工程によって、チャネル半導体層223に対する熱処理によって、チャネル半導体層223内の金属原子251をゲッタリングする。そしてゲッタリングされた金属原子251は、下部半導体層202及びキャップ半導体層222に回収される。これによって、図26に示すように、金属原子251が取り除かれた高品質な結晶シリコンからなるチャネル半導体層223を得ることができる。
最後に、溝266に対して層間絶縁層243(143に相当)及び導電層208(208に相当)を形成すれば、図26に示すメモリセルアレイ200を得ることができる。
以上が、メモリセルアレイ200の製造工程である。
本実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を得られるばかりでなく、MILC処理を半導体層222´の上端側及び下端側の双方から行うため、第1の実施形態よりも、MILC処理に要する時間を短縮することができる。
[第3の実施形態]
第1の実施形態では、ゲッタリングによって、チャネル半導体層123に残存した金属原子151を、チャネル半導体層123の側面を介して下部半導体層102で回収した。しかし、チャネル半導体層内の金属原子のゲッタリングは、この態様に限定されるものではない。第3の実施形態では、異なる構造を持つメモリセルアレイ1での応用例を説明する。なお、ここでは、第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。
先ず、本実施形態のメモリセルアレイ1の構造について説明する。なお、他の実施形態のメモリセルアレイ1と区別するため、本実施形態のメモリセルアレイ1を符号300で示す。
図35は、本実施形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイ300の概略的な断面図である。図35は、メモリ構造体305(105に相当)周辺のY−Z方向の断面図である。また、図35の()内は、メモリセルアレイ100において対応する構成の符号を示している。なお、図35の352は、キャップ半導体層322(122に相当)及びチャネル半導体層323(123に相当)の結晶粒界を模式的に表している。
メモリセルアレイ300は、下部半導体層102に相当する構成を有しておらず、半導体基板101を介してチャネル半導体層323及びソース線コンタクトLI間の電子或いは正孔が移動する。
メモリセルアレイ300のチャネル半導体層323(123に相当)は、底面において半導体基板101の上部と接触する。半導体基板101のうち、チャネル半導体層323との接続領域には、メモリセルアレイ100の下部半導体層102と同様、リン(P)等の不純物が1020/cm以上の濃度でドープされている。
なお、キャップ半導体層322及びチャネル半導体層323は、メモリセルアレイ100のキャップ半導体層122及びチャネル半導体層123と同様である。つまり、キャップ半導体層322及びチャネル半導体層323は、膜厚よりも結晶粒径が大きい多結晶シリコンで形成されており、それらは、破線a302の位置で不連続にならない同じ面方位を持つ一体的・連続的な結晶によって構成されている。また、キャップ半導体層322は、リン(P)等の不純物が1020/cm以上の濃度でドープされている。
次に、メモリセルアレイ300の製造方法について言及しておく。
本実施形態の場合も、第1の実施形態と同様、アモルファス状態の半導体層323´に対してMILC処理を実行する。これによって、大きな結晶粒径の結晶シリコンで形成されたチャネル半導体層323を得ることができる。但し、MILC処理実行直後のチャネル半導体層323には、図36に示すように、ニッケル(Ni)等の金属原子351(151に相当)が残存している。
そこで、本実施形態でも、第1の実施形態と同様、チャネル半導体層323に対する熱処理によって金属原子351をゲッタリングする。本実施形態の場合、金属原子351は、チャネル半導体層323の上部からキャップ半導体層322に回収されると共に(図37中の矢印a313)、チャネル半導体層323の底面を含む下部から半導体基板101にも回収される(図37中の矢印a314)。
チャネル半導体層内の金属素子をゲッタリングするには、チャネル半導体層にリン(P)等の不純物をドープさせた半導体(第1の実施形態の場合、下部半導体層102及びキャップ半導体層122)を接触させた上で、図22に示すように、チャネル半導体層に対して熱処理を加えれば良い。つまり、第1の実施形態のように、チャネル半導体層の側面で下部半導体層を接触させても良いし、本実施形態のように、チャネル半導体層の底面で不純物がドープされた半導体基板を接触させても良い。勿論、メモリセルアレイ100のように、下部半導体層がある場合、チャネル半導体層の底面で下部半導体層を接触させても良い。これらいずれの場合であっても、チャネル半導体層からの金属原子の回収は可能である。
[その他]
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1、100、200、300・・・メモリセルアレイ、2・・・カラム制御回路、3・・・ロウ制御回路、4・・・データ入出力バッファ、5・・・アドレスレジスタ、6・・・インターフェース、7・・・ステートマシン、8・・・電圧生成回路、10・・・チップ、20・・・ホスト、101・・・半導体基板、102、202・・・下部半導体層、103、141、106、107、108、114、203、208、241、303・・・導電層、105、205、305・・・メモリ構造体、109・・・コンタクト、121、221、321・・・コア絶縁層、122、222、322・・・キャップ半導体層、122´、123´、222´、223´、323´・・・半導体層、123、223、323・・・チャネル半導体層、124、224、324・・・メモリ層、125・・・トンネル絶縁層、126・・・電荷蓄積膜、127・・・ブロック絶縁層、142、143、242、243、342・・・層間絶縁層、151、251、351・・・金属原子、152、252、352・・・結晶粒界、161、162、261・・・犠牲層、163・・・メモリホール、164、264・・・金属層、165、265、269・・・シリサイド層、166、266・・・溝、167、168、267・・・開口。

Claims (10)

  1. 基板と、
    前記基板の表面と交差する第1方向に配列された複数の第1導電層と、
    前記複数の第1導電層を貫通して前記第1方向に延びるメモリ構造体と
    を備え、
    前記メモリ構造体は、
    第1半導体層と、
    前記第1方向において前記基板と前記第1半導体層との間に配置された第1絶縁層と、
    前記第1方向と交差する第2方向において前記第1絶縁層と前記複数の第1導電層との間に配置され、且つ、前記第1半導体層に接続されたチャネル半導体層と、
    前記チャネル半導体層と前記複数の第1導電層との間に配置され、且つ、データを記憶可能なメモリ部を含むメモリ層と
    を備え、
    前記第1半導体層は、第1不純物を含む結晶半導体を含み、
    前記チャネル半導体層は、その膜厚よりも結晶粒径が大きい領域を含む
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記メモリ層は、前記チャネル半導体層と前記メモリ部との間の第2絶縁層と、前記複数の第1導電層と前記メモリ部との間の第3絶縁層を含む
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 前記第1不純物は、リンである
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の半導体記憶装置。
  4. 前記第1不純物は、1020/cm以上の濃度で前記結晶半導体に含まれる
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の半導体記憶装置。
  5. 前記第1半導体層には、5×1020/cm未満の濃度で第1金属が含まれる
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の半導体記憶装置。
  6. 前記第1金属は、ニッケルである
    ことを特徴とする請求項5記載の半導体記憶装置。
  7. 前記第1半導体層の前記結晶半導体の一部は、前記チャネル半導体層の結晶の一部と一体である
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の半導体記憶装置。
  8. 前記第1方向において前記基板と前記複数の導電層との間に配置され、前記チャネル半導体層と接続し、且つ、前記第1不純物を含む多結晶半導体を含む第2半導体層を備え、
    前記第2半導体層は、前記チャネル半導体層に対して前記第2方向から接続する
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の半導体記憶装置。
  9. 前記基板は、前記チャネル半導体層の前記基板側の面と接続し、前記チャネル半導体層との接続領域に前記第1不純物が含まれる
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1記載の半導体記憶装置。
  10. 前記チャネル半導体層は、前記第1半導体層に対して前記第2方向から接続する
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項記載の半導体記憶装置。
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