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JP2018128840A - 発熱密度算出コンピュータプログラム、発熱密度算出方法及び情報処理装置 - Google Patents

発熱密度算出コンピュータプログラム、発熱密度算出方法及び情報処理装置 Download PDF

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JP2018128840A
JP2018128840A JP2017021260A JP2017021260A JP2018128840A JP 2018128840 A JP2018128840 A JP 2018128840A JP 2017021260 A JP2017021260 A JP 2017021260A JP 2017021260 A JP2017021260 A JP 2017021260A JP 2018128840 A JP2018128840 A JP 2018128840A
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density
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彬 酒井
Akira Sakai
彬 酒井
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

【課題】算出コストの増加を抑制し且つ発熱面を分割する発熱セルの数を多くすることで発熱密度をより高精度に算出する。【解決手段】情報処理装置1は、発熱面を分割する複数の発熱セルのそれぞれの発熱密度を第1発熱密度に設定したときの複数の発熱セルのそれぞれに一対一で対応付けられた複数の温度セルに分割された温度面の温度を算出する第1シミュレーションを実行し、複数の発熱セルの発熱密度を第1発熱密度のそれぞれに一定値を加算した第2発熱密度に設定したときの温度面の温度を算出する第2シミュレーションを実行し、複数の温度セルのそれぞれの温度の差から、発熱密度の変化量に対する温度の変化量を示す変化係数を複数の発熱セルのそれぞれについて算出し、変化係数に基づいて複数の温度セルのそれぞれの温度が所望の目標温度になるように複数の発熱セルのそれぞれの発熱密度を決定し、決定された複数の発熱セルのそれぞれの発熱密度を出力する。【選択図】図5

Description

本発明は、発熱密度算出コンピュータプログラム、発熱密度算出方法及び発熱密度を算出する情報処理装置に関する。
熱流体解析シミュレーションを実行することにより、金属製の部材を誘導加熱したときの温度分布を推定する等の発熱する部材等の熱源の発熱密度及び熱源により加熱される部材の温度を算出する種々の方法が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2013−050805号公報
しかしながら、従来の発熱密度算出方法では、発熱体の個数、発熱体の位置及び発熱体の発熱量等のパラメータが増加するに従って、シミュレーションを実行する回数が増加するおそれがある。例えば、平面状の発熱面を複数の発熱セルに分割して、発熱面により加熱される温度面の温度が所望の温度になる複数の発熱セルのそれぞれの発熱密度を算出する場合、発熱面を分割する発熱セルの数を多くするに従って、シミュレーションの精度が向上する。一方、発熱面を分割する発熱セルの数が増加するに従って、シミュレーションを実行する回数が増加するため、シミュレーション時間等の発熱密度算出処理のコストが増大するおそれがある。
一実施形態では、算出コストの増加を抑制し且つ発熱面を分割する発熱セルの数を多くすることで発熱密度をより高精度に算出することができる技術を提供することを目的とする。
1つの態様では、発熱密度算出コンピュータプログラムは、発熱面を分割する複数の発熱セルのそれぞれの発熱密度を第1発熱密度に設定したときの複数の発熱セルのそれぞれに一対一で対応付けられた複数の温度セルに分割された温度面の温度を算出する第1シミュレーションを実行して、複数の温度セルのそれぞれの温度を示す第1温度情報を記憶する処理をコンピュータに実行させる。発熱密度算出コンピュータプログラムは、複数の発熱セルの発熱密度を第1発熱密度のそれぞれに一定値を加算した第2発熱密度に設定したときの温度面の温度を算出する第2シミュレーションを実行して、複数の温度セルのそれぞれの温度を示す第2温度情報を記憶する処理をコンピュータに実行させる。発熱密度算出コンピュータプログラムは、第1温度情報及び第2温度情報に対応する複数の温度セルのそれぞれの温度の差から、発熱密度の変化量に対する温度の変化量を示す変化係数を複数の発熱セルのについて算出する処理をコンピュータに実行させる。発熱密度算出コンピュータプログラムは、変化係数に基づいて、複数の温度セルのそれぞれの温度が所望の目標温度になるように複数の発熱セルのそれぞれの発熱密度を決定する処理をコンピュータに実行させる。そして、発熱密度算出コンピュータプログラムは、決定された複数の発熱セルのそれぞれの発熱密度を出力する処理をコンピュータに実行させる。
一実施形態では、算出コストの増加を抑制し且つ発熱面を分割する発熱セルの数を多くすることで発熱密度をより高精度に算出することができる。
実施形態に係る発熱密度算出方法に関連する発熱密度算出方法について説明する図であり、(a)は関連する発熱密度算出方法の処理を示すフローチャートであり、(b)はS901の処理を説明するための図であり、(b)はS902の処理を説明するための第1の図であり、(c)はS902の処理を説明するための第2の図であり、(e)はS902の処理を説明するための第3の図であり、(f)はS902の処理を説明するための第4の図である。 (a)は実施形態に係る情報処理装置の回路ブロック図であり、(b)は(a)に示す処理部の機能ブロック図である。 図2に示す情報処理装置によるシミュレーションモデル生成処理のフローチャートである。 (a)はS101の処理を説明するための図であり、(b)はS102の処理を説明するための図であり、(c)はS103の処理を説明するための図であり、(d)はS104の処理を説明するための図であり、(e)はS105の処理を説明するための図である。 図2に示す情報処理装置による発熱密度算出処理のフローチャートである。 熱流体解析シミュレーションを説明するための図である。 本実施形態に係る発熱密度算出方法の作用効果を説明する図であり、(a)は本実施形態に係る発熱密度算出方法を説明する図であり、(b)は本実施形態に係る発熱密度算出方法と発熱応答行列法による発熱密度算出方法との相違点を説明する図である。 (a)は本実施形態に係る発熱密度算出方法による発熱密度算出結果の一例を示す図であり、(b)は発熱セルを変化させたときの本実施形態に係る発熱密度算出方法による発熱密度算出結果を示す図であり、(c)は本実施形態に係る発熱密度算出方法及び発熱応答行列法による発熱密度算出方法の熱流体解析シミュレーションの実行回数の比較結果を示す図である。
以下図面を参照して、発熱密度算出コンピュータプログラム、発熱密度算出方法及び発熱密度を算出する情報処理装置について説明する。但し、本発明の技術的範囲はそれらの実施の形態に限定されない。
(実施形態に係る発熱密度算出方法に関連する発熱密度算出方法)
実施形態に係る発熱密度算出コンピュータプログラム、発熱密度算出方法及び発熱密度を算出する情報処理装置について説明する前に、実施形態に係る発熱密度算出方法に関連する発熱密度算出方法について説明する。
図1は、実施形態に係る発熱密度算出方法に関連する発熱密度算出方法について説明する図である。図1(a)は関連する発熱密度算出方法の処理を示すフローチャートであり、図1(b)はS901の処理を説明するための図である。図1(b)はS902の処理を説明するための第1の図であり、図1(c)はS902の処理を説明するための第2の図であり、図1(e)はS902の処理を説明するための第3の図であり、図1(f)はS902の処理を説明するための第4の図である。
実施形態に係る発熱密度算出方法に関連する発熱密度算出方法は、発熱応答曲面法の変形であり、発熱応答行列法とも称される。発熱応答曲面法は、入力の物理量である発熱密度に対する出力の物理量である表面温度応答曲面を示す式で近似し、表面温度応答曲面を示す式を入力の物理量に対して解くことで、目的とする入力の物理量を算出する。発熱応答曲面法において表面温度応答曲面を示す一例を式(1)に示す。
Figure 2018128840
発熱応答行列法は、応答曲面を表す式として、2次以降の項を無視して、出力の物理量は、入力の物理量に対して線形であると仮定して入力の物理量を算出する。発熱応答行列法において表面温度応答曲面を示す一例を式(2)に示す。
Figure 2018128840
発熱応答行列法では、発熱応答行列Aijは、図1(a)に示すS901〜S903の処理を、不図示の情報処理装置が実行することで算出される。まず、情報処理装置は、複数の発熱セル901〜90nに分割される発熱面900の発熱セルの全ての発熱密度を発熱密度Q0に設定した状態で、第1シミュレーションを実行する(S901)。第1シミュレーションは、CFDとも称される熱流体解析シミュレーションである。
S901において、複数の発熱セル901〜90nのそれぞれの発熱密度q1〜qnは、Q0である。情報処理装置は、第1シミュレーションを実行したときに、複数の発熱セル901〜90nのそれぞれに一対一で対応付けられた不図示の温度セルの温度T01〜T0nを取得する。複数の温度セルは、不図示の目標温度面を分割して形成される。
次いで、情報処理装置は、単一の発熱セルの発熱密度をΔq増加した状態で、第2シミュレーションを実行する(S902)。第2シミュレーションは、第1シミュレーションと同様に熱流体解析シミュレーションである。まず、情報処理装置は、図1(c)に示すように、発熱セル901の発熱セルの発熱密度をΔq増加して(Q0+Δq)とし且つ発熱セル902〜90nの発熱密度をQ0として、1回目の第2シミュレーションを実行する。情報処理装置は、1回目の第1シミュレーションを実行したときに、温度セルの温度T11〜T1nを取得する。
次いで、情報処理装置は、図1(d)に示すように、発熱セル902の発熱密度をΔq増加して(Q0+Δq)とし且つ発熱セル901及び903〜90nの発熱密度をQ0として、2回目の第2シミュレーションを実行する。情報処理装置は、2回目の第2シミュレーションを実行したときに、温度セルの温度T21〜T2nを取得する。
以下、同様に、情報処理装置は、図1(e)及び1(f)に示すように、発熱セル903及び904の発熱密度を順次Δq増加して3回目及び4回目の第2シミュレーションを実行する。情報処理装置は、3回目及び4回目の第2シミュレーションを実行したときに温度セルの温度T31〜T3n及びT41〜T4nを取得する。情報処理装置は、発熱セル90iの発熱セルの発熱密度をΔq増加して(Q0+Δq)とし且つ発熱セル901〜90(i−1)及び90(i+1)〜90nの発熱密度をQ0としてi回目の第2シミュレーションを実行する。情報処理装置は、i回目の第2シミュレーションを実行したときに温度セルの温度Ti1〜Tinを取得する。
そして、情報処理装置は、発熱セル90nの発熱セルの発熱密度をΔq増加して(Q0+Δqとし且つ発熱セル901〜90(n−1)の発熱密度をQ0としてn回目の第2シミュレーションを実行する。情報処理装置は、n回目の第2シミュレーションを実行したときに温度セルの温度Tn1〜Tnnを取得する。
次いで、情報処理装置は、第1シミュレーション及び第2シミュレーションの結果から発熱応答行列Aijを決定する(S903)。情報処理装置は、発熱応答行列Aijの要素aijを順次決定する。要素aijは発熱セル90iの発熱量をΔq増加させたときの発熱セル90jに対応する温度セルの温度Tij、第1シミュレーションでの発熱セル90iに対応する温度セルの温度Toi、及びΔqから
ij=(Tij−Toi)/Δq
∵Tij−Toi=aij・Δq
によって算出される。
また、情報処理装置は、温度の変化量ΔT1〜ΔTn
ΔTi=Tij−Toj
から算出する。情報処理装置は、得られた発熱応答の式(2)を温度変化ΔTiに対して解くことで、発熱密度の変化量ΔQi(=Qi−Q0)を算出する。
発熱応答行列法では、発熱面900を均一の発熱密度Q0で加熱する第1シミュレーションを実行した後、n個の発熱セル901〜90nのそれぞれについて発熱密度をΔq増加して加熱するn回の第2シミュレーションを実行する。発熱応答行列法において実行される熱流体解析シミュレーションの実行回数は、第1シミュレーションの1回と第2シミュレーションのn回との合計で(n+1)回となる。発熱応答行列法では、発熱面を分割する発熱セルの数nの増加に応じて熱流体解析シミュレーションの実行回数が増加するため、発熱セルの数nの増加に従って発熱密度算出処理のコストが増大する。
(実施形態に係る情報処理装置の概要)
実施形態に係る情報処理装置は、発熱面の発熱密度を第1発熱密度に設定して第1シミュレーションを実行した後に、発熱面の発熱密度を第1発熱密度一定値を加算した第2発熱密度に設定して第2シミュレーションを実行する。実施形態に係る情報処理装置は、第1温度情報及び第2温度情報に対応する複数の温度セルのそれぞれの温度の差から、発熱密度の変化量に対する温度の変化量を示す変化係数を複数の発熱セルのそれぞれについて算出する。そして、実施形態に係る情報処理装置は、変化係数に基づいて、複数の温度セルのそれぞれの温度が所望の目標温度になるように複数の発熱セルのそれぞれの発熱密度を決定する。実施形態に係る情報処理装置は、発熱密度の変化量に対する温度の変化量を示す変化係数基づいて、複数の発熱セルのそれぞれの発熱密度を決定することで、より少ないシミュレーション実行回数で、発熱密度をより高精度に算出できる。
(実施形態に係る情報処理装置の構成及び機能)
図2(a)は実施形態に係る情報処理装置の回路ブロック図であり、図2(b)は図2(a)に示す処理部の機能ブロック図である。
情報処理装置1は、通信部10と、記憶部11と、入力部12と、出力部13と、処理部20とを有する。
通信部10は、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)のプロトコルに従ってインタネットを介して不図示のサーバ等と通信を行う。そして、通信部10は、サーバ等から受信したデータを処理部20に供給する。また、通信部10は、処理部20から供給されたデータをサーバ等に送信する。
記憶部11は、例えば、半導体装置、磁気テープ装置、磁気ディスク装置、又は光ディスク装置のうちの少なくとも一つを備える。記憶部11は、処理部20での処理に用いられるオペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。例えば、記憶部11は、アプリケーションプログラムとして、熱流体解析シミュレーションのシミュレーションモデルを生成するシミュレーションモデル生成処理を、処理部20に実行させるためのシミュレーションモデル生成プログラムを記憶する。また、記憶部11は、アプリケーションプログラムとして、温度面の温度が所望の目標温度になる発熱密度を算出する発熱密度算出処理を、処理部20に実行させるための発熱密度算出プログラムを記憶する。発熱密度算出プログラムは、例えばCD−ROM、DVD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な可搬型記録媒体から、公知のセットアッププログラム等を用いて記憶部11にインストールされてもよい。
また、記憶部11は、データとして、入力処理で使用するデータ等を記憶する。さらに、記憶部11は、入力処理等の処理で一時的に使用されるデータを一時的に記憶してもよい。
入力部12は、データの入力が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、タッチパネル、キーボタン等である。操作者は、入力部12を用いて、文字、数字、記号等を入力することができる。入力部12は、操作者により操作されると、その操作に対応する信号を生成する。そして、生成された信号は、操作者の指示として、処理部20に供給される。
出力部13は、映像やフレーム等の表示が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、液晶ディスプレイ又は有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ等である。出力部13は、処理部20から供給された映像データに応じた映像や、動画データに応じたフレーム等を表示する。また、出力部13は、紙などの表示媒体に、映像、フレーム又は文字等を印刷する出力装置であってもよい。
処理部20は、一又は複数個のプロセッサ及びその周辺回路を有する。処理部20は、情報処理装置1の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPUである。処理部20は、記憶部11に記憶されているプログラム(ドライバプログラム、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。また、処理部20は、複数のプログラム(アプリケーションプログラム等)を並列に実行できる。
処理部20は、シミュレーションモデル生成部30と、発熱分布決定部40とを有する。シミュレーションモデル生成部30は、形状情報抽出部31と、発熱面設定部32と、温度面設定部33と、発熱セル設定部34と、温度セル設定部35と、対応付部36とを有する。発熱分布決定部40は、発熱密度設定部41と、目標温度分布設定部42と、シミュレーション実行部43と、変化係数算出部44と、発熱密度推定部45と、温度分布判定部46と、発熱密度決定部47とを有する。発熱分布決定部40は、温度分布情報出力部48と、発熱分布情報出力部49とを更に有する。これらの各部は、処理部20が備えるプロセッサで実行されるプログラムにより実現される機能モジュールである。あるいは、これらの各部は、ファームウェアとして情報処理装置1に実装されてもよい。
(実施形態に係る情報処理装置によるシミュレーションモデル生成処理)
図3は情報処理装置1によるシミュレーションモデル生成処理のフローチャートであり、図4はシミュレーションモデル生成処理を説明するための図である。図4(a)はS101の処理を説明するための図であり、図4(b)はS102の処理を説明するための図であり、図4(c)はS103の処理を説明するための図である。図4(d)はS104の処理を説明するための図であり、図4(e)はS105の処理を説明するための図である。図3に示すシミュレーションモデル生成処理は、予め記憶部11に記憶されているプログラムに基づいて、主に処理部20により、情報処理装置1の各要素と協働して実行される。
まず、形状情報抽出部31は、発熱密度を算出する対象の機器の形状を示す形状情報を、対象の機器のCAD(Computer-Aided Design)モデルから抽出する(S101)。図5に示す例では、形状情報に対応する対象の機器100の形状は、円柱状である。発熱密度算出処理を実行する対象の機器は、電気コンロ等の発熱機器である。
次いで、発熱面設定部32は、S101の処理で抽出された対象の機器の形状に、発熱面を設定する(S102)。図5に示す例では、発熱面101は、機器100の内部に円形の平面として設定される。発熱面101は、不図示の操作者の入力部12の操作に応じて設定される。
次いで、温度面設定部33は、S101の処理で抽出された対象の機器の形状に、温度面を設定する(S103)。図5に示す例では、温度面102は、機器100の上面に円形の平面として設定される。温度面102の形状は発熱面101の形状と同一であり、温度面102の面積は発熱面101の面積と同一である。温度面102は、不図示の操作者の入力部12の操作に応じて設定される。
次いで、発熱セル設定部34は、S102の処理で設定された発熱面を分割して複数の発熱セルを設定する(S104)。図5に示す例では、発熱セル103は、円形状の発熱面101を径の異なる同心円で分割し且つ発熱面101の中心を通る複数の直線で分割された同心円を更に扇形に分割して形成される。発熱セル103は、不図示の操作者の入力部12の操作に応じて設定される。
次いで、温度セル設定部35は、S103の処理で設定された温度面を分割して複数の温度セルを設定する(S105)。図5に示す例では、温度セル104は、円形状の温度面102を径の異なる同心円で分割し且つ温度面102の中心を通る複数の直線で分割された同心円を更に扇形に分割して形成される。温度セル104の個数は発熱セル103の個数と同一であり、発熱面101に形成される複数の温度セル104のそれぞれは発熱面101の対応する位置に形成される発熱セル103の形状と同一である。温度セル104は、不図示の操作者の入力部12の操作に応じて設定される。
そして、対応付部36は、S104の処理で設定された複数の発熱セル103のそれぞれと、S105の処理で設定された複数の温度セル104のそれぞれとを一対一に対応付ける(S106)。図5に示す例では、発熱面101に形成される複数の温度セル104のそれぞれは、発熱面101の対応する位置に形成される発熱セル103に対応付けられる。対応付部36は、一対一に対応付けた温度セル104及び温度セル104を関連付けて対応テーブルとして記憶部11に記憶する。
表1は、記憶部11に記憶される対応テーブルの一例を示す図である。
Figure 2018128840
(実施形態に係る情報処理装置による発熱密度算出処理)
図5は情報処理装置1による発熱密度算出処理のフローチャートである。図5に示す発熱密度算出処理は、予め記憶部11に記憶されているプログラムに基づいて、主に処理部20により、情報処理装置1の各要素と協働して実行される。
まず、発熱密度設定部41は、シミュレーションモデル生成部30によって生成されたシミュレーションモデルに含まれる発熱面の発熱密度が均一になるように、複数の発熱セルの全ての発熱密度q0(i)を第1発熱密度q0に設定する(S201)。次いで、目標温度分布設定部42は、シミュレーションモデル生成部30によって生成されたシミュレーションモデルに含まれる温度面の目標温度分布を設定する(S202)。目標温度分布設定部42は、温度面を分割する温度セルのそれぞれの目標温度Ttarget(i)を設定することで、温度面の目標温度分布を設定する。一例では、温度セルのそれぞれの目標温度Ttarget(i)は何れもTtargetであり、温度面の目標温度分布は温度面の全体に亘って目標温度Ttargetで均一である。
次いで、シミュレーション実行部43は、複数の発熱セルの全ての発熱密度q0(i)を第1発熱密度q0に設定した状態で、熱流体解析シミュレーションである第1シミュレーションを実行する(S203)。シミュレーション実行部43は、第1シミュレーションを実行することで算出された複数の温度セルのそれぞれの温度T0(i)を示す第1温度情報を記憶部11に記憶する。第1温度セルの温度はT0(1)で示され、第2温度セルの温度はT0(2)で示され、第n温度セルの温度はT0(n)で示される。
図6は、熱流体解析シミュレーションを説明するための図である。
熱流体解析シミュレーションは、発熱面に含まれる複数の発熱セルのそれぞれの発熱密度から、有限差分法、有限体積法及び有限要素法等により温度面に含まれる複数の温度セルの温度を算出するシミュレーションである。熱流体シミュレーションでは、複数の温度セルの温度は、複数の発熱セルのそれぞれの発熱密度、物体内部の熱伝導、物体周辺の空気の対流による熱伝達、及び物体表面の熱放射の影響に基づいて算出される。
次いで、発熱密度設定部41は、複数の発熱セルの全ての発熱密度を第1発熱密度q0(i)のそれぞれに一定値Δqを加算した第2発熱密度q1 search(i)(=q0(i)+Δq)に設定する(S204)。第1発熱セル〜第n発熱セルの発熱密度q1 search(1)〜q1 search(n)は、何れも(=q0+Δq)に設定される。次いで、シミュレーション実行部43は、複数の発熱セルの発熱密度を第2発熱密度q1 search(1)〜q1 search(n)に設定した状態で、熱流体解析シミュレーションである第2シミュレーションを実行する(S205)。シミュレーション実行部43は、第2シミュレーションを実行することで算出された複数の温度セルのそれぞれの温度T1 search(i)を示す第2温度情報を記憶部11に記憶する。第1温度セルの温度はT1 search(1)で示され、第2温度セルの温度はT1 search(2)で示され、第n温度セルの温度はT1 search(n)で示される。
次いで、変化係数算出部44は、記憶部11に記憶される第1温度情報及び第2温度情報に対応する複数の温度セルのそれぞれの温度の差から発熱密度の変化量に対する温度の変化量を示す変化係数を複数の発熱セルのそれぞれについて算出する(S206)。変化係数算出部44は、以下の式(3)を使用して変化係数a1(i)を算出する。
Figure 2018128840
式(3)において、nは「1」であり、iは複数の温度セルのそれぞれに付されたセル番号である。
次いで、発熱密度推定部45は、複数の発熱セルのそれぞれについて、変化係数an(i)に基づいて、対応する温度セルの温度が目標温度に一致する第3発熱密度q1(i)を推定する(S207)。発熱密度推定部45は、以下の式(4)を使用して対応する温度セルの温度が目標温度に一致する第3発熱密度q1(i)を推定する。
Figure 2018128840
式(4)において、nは「0」であり、iは複数の温度セルのそれぞれに付されたセル番号である。T0(i)は記憶部11に記憶される第1温度情報に対応する温度を示し、q0(i)は複数の発熱セルのそれぞれの発熱密度q0を示す。
次いで、シミュレーション実行部43は、複数の発熱セルの全ての発熱密度をS207の処理で推定された第3発熱密度q1(i)に設定した状態で、熱流体解析シミュレーションである第3シミュレーションを実行する(S208)。シミュレーション実行部43は、第3シミュレーションを実行することで算出された複数の温度セルのそれぞれの温度T1(i)を示す第3温度情報を記憶部11に記憶する。第1温度セルの温度はT1(1)で示され、第2温度セルの温度はT1(2)で示され、第n温度セルの温度はT1(n)で示される。
次いで、温度分布判定部46は、第3温度情報に対応する複数の温度セルのそれぞれの温度T1(i)と、複数の温度セルの目標温度Ttarget(i)との温度差が所定のしきい値温度差以内であるか否かを判定する(S209)。温度分布判定部46によって第3温度情報に対応する複数の温度セルのそれぞれの温度T1(i)と、複数の温度セルの目標温度Ttarget(i)との温度差が所定のしきい値温度差以内ではないと判定される(S209―NO)と、処理はS204に戻る。
処理がS204に戻ると、発熱密度設定部41は、複数の発熱セルの発熱密度を、S207の処理で推定された第3発熱密度q1(i)のそれぞれに一定値Δqを加算した第2発熱密度q2 search(i)(=q1(i)+Δq)に設定する(S204)。次いで、シミュレーション実行部43は第2シミュレーションを実行し(S205)、変化係数算出部44は式(3)を使用して変化係数a2(i)を算出する(S206)。次いで、発熱密度推定部45は式(4)を使用して第3発熱密度q1(i)を推定し(S207)、シミュレーション実行部43は第3シミュレーションを実行する(S208)。
温度分布判定部46によって温度差が所定のしきい値温度差以内であると判定される(S209―YES)まで、第2発熱密度をqn search(i)(=qn-1(i)+Δq)に設定してS204〜S209の処理が繰り返される。
温度分布判定部46によって温度差が所定のしきい値温度差以内であると判定される(S209―YES)と、発熱密度決定部47は、S207の処理で最後に推定された第3発熱密度qn(i)を複数の発熱セルの発熱密度に決定する(S210)。
次いで、温度分布情報出力部48は、S208の処理で最後に記憶部11に記憶された第3温度情報に対応する複数の温度セルのそれぞれの温度Tn(i)を温度面の温度分布情報として出力する(S211)。そして、発熱分布情報出力部49は、S210の処理で決定された複数の発熱セルのそれぞれの発熱密度qn(i)を発熱面の発熱分布情報として出力する(S212)。
S204〜S206は、第2シミュレーションの実行結果に基づいて発熱密度の変化量に対する温度の変化量を示す変化係数を算出する発熱密度探索ルーチンである。また、S207〜S209は、変化係数に基づいて複数の温度セルのそれぞれの温度が所望の目標温度になるように複数の発熱セルのそれぞれの発熱密度を決定する発熱分布変更ルーチンである。
(実施形態に係る発熱密度算出方法の作用効果)
図7は、本実施形態に係る発熱密度算出方法の作用効果を説明する図である。図7(a)は本実施形態に係る発熱密度算出方法を説明する図であり、図7(b)は本実施形態に係る発熱密度算出方法と発熱応答行列法による発熱密度算出方法との相違点を説明する図である。
本実施形態に係る発熱密度算出方法は、第1発熱密度q0(i)又は第3発熱密度qn(i)を使用して複数の発熱セルの全ての第2発熱密度をqn search(i)(=qn-1(i)+Δq)に設定して第2シミュレーションを実行する。本実施形態に係る発熱密度算出方法は、第2シミュレーションの実行結果に基づいて変化係数a2(i)を算出して、算出した変化係数an(i)を使用して第3発熱密度qn(i)を推定する。本実施形態に係る発熱密度算出方法は、発熱密度を第3発熱密度qn(i)に設定した状態で第3シミュレーションを実行して算出された温度セルの温度Tn(i)と目標温度Ttarget(i)との温度差がしきい値温度差以内になるまで処理を繰り返す。そして、本実施形態に係る発熱密度算出方法は、温度Tn(i)と目標温度Ttarget(i)との温度差がしきい値温度差以内になったときに温度セルの温度Tn(i)を温度分布情報として出力すると共に第3発熱密度qn(i)を発熱分布情報として出力する。
本実施形態に係る発熱密度算出方法は、一対一で対応付けられた最も近い発熱セルの影響のみを考慮し、一対一で対応付けられた発熱セル以外の発熱セルの影響を無視して、発熱密度を算出する。一方、発熱応答行列法による発熱密度算出方法は、発熱面を分割する全ての発熱セルの影響を考慮して発熱密度を算出する。本実施形態に係る発熱密度算出方法は、一対一で対応付けられた発熱セル以外の発熱セルの影響を無視することで、変化係数a2(i)の算出するためのシミュレーション回数を発熱応答行列法による発熱密度算出方法よりも大幅に削減する。
図8(a)は、本実施形態に係る発熱密度算出方法による発熱密度算出結果の一例を示す図である。図8(b)は、発熱セルを変化させたときの本実施形態に係る発熱密度算出方法による発熱密度算出結果を示す図である。図8(c)は、本実施形態に係る発熱密度算出方法及び発熱応答行列法による発熱密度算出方法の熱流体解析シミュレーションの実行回数の比較結果を示す図である。
図8(a)に示す例では、発熱セル及び温度セルのそれぞれは、同一面積の円形状の発熱面及び温度面を径の異なる同心円で分割し且つ発熱面及び温度面の中心を通る複数の直線で分割された同心円を更に扇形に1660分割して形成された。第1発熱セル及び第1温度セルは発熱面及び温度面の中心に位置し、発熱セル及び温度セルは外周に近づくに従ってセル番号が増加するようにセル番号が付されている。図8(a)において、横軸はシミュレーションの実行回数を示し、縦軸は温度セルの温度を示し、目標温度は75℃である。また、図8(a)において、四角印はセル番号1の温度セルの温度を示し、ひし形印はセル番号500の温度セルの温度を示し、三角印はセル番号1000の温度セルの温度を示し、丸印はセル番号1500の温度セルの温度を示す。
温度面の中心に位置する第1温度セルと温度面の外周部に位置する第1500温度セルの温度は、1回の第1シミュレーション、並びに2回の第2シミュレーション及び第3シミュレーションの合計5回のシミュレーションの実行で最適解が得られた。
図8(b)に示す例では、発熱面及び温度面のそれぞれは166個、332個、1220個及び1660の分割して発熱セル及び温度セルに分割された。図8(b)において、横軸はシミュレーションの実行回数を示し、縦軸は温度セルの温度を示し、目標温度は75℃である。また、図8(b)において、四角印は166個の発熱セルに分割されたときのセル番号1の温度セルの温度を示し、ひし形印は332個の発熱セルに分割されたときのセル番号1の温度セルの温度を示す。また、三角印は1220個の発熱セルに分割されたときのセル番号1の温度セルの温度を示し、丸印は1660個の発熱セルに分割されたときのセル番号1の温度セルの温度を示す。
本実施形態に係る発熱密度算出方法では、セル分割数を変えた場合でも、温度面の中心に位置する温度セルの温度が最適な温度となる発熱密度を算出するためのシミュレーションの実行回数は変化しない。また、本実施形態に係る発熱密度算出方法では、温度面の中心に位置する温度セルの温度の履歴は、セル分割数を変えた場合でも、変化しない。
図8(c)に示す例では、発熱面及び温度面のそれぞれは、166個、332個、1220個及び1660個の発熱セル及び温度セルに分割された。図8(c)において、横軸は温度セルの分割数を示し、縦軸はシミュレーションの実行回数を示す。また、図8(c)において、丸印は本実施形態に係る発熱密度算出方法における熱流体解析シミュレーションの実行回数を示し、ひし形印は発熱応答行列法による発熱密度算出方法における熱流体解析シミュレーションの実行回数を示す。
発熱応答行列法による発熱密度算出方法における熱流体解析シミュレーションの実行回数は、温度セルの分割数の増加に比例して増加する。発熱応答行列法による発熱密度算出方法熱流体解析シミュレーションの実行時間は、一般に数時間である。発熱応答行列法による発熱密度算出方法では、温度セルの分割数が1000を超えて熱流体解析シミュレーションの実行回数が1000回を超えると現実的には発熱密度が算出されないおそれがある。一方、本実施形態に係る発熱密度算出方法では、温度セルの分割数が1000を超えても熱流体解析シミュレーションの実行回数は5回から増加しないので、温度セルの分割数を増加させても発熱密度が算出されないおそれはない。
(実施形態に係る発熱密度算出方法の変形例)
説明された発熱密度算出方法では、発熱面及び温度面の形状は円形の平面であるが、実施形態に係る発熱密度算出方法では、発熱面及び温度面の形状は矩形等の他の形状であってもよく、発熱面及び温度面は平面ではなくネジ穴等の凹凸部を有してもよい。
また、説明された発熱密度算出方法では、発熱面の形状と温度面の形状とは同一であるが、実施形態に係る発熱密度算出方法では、発熱面の形状と温度面の形状は相違してもよい。また、また、説明された発熱密度算出方法では、発熱セルの形状は、一対一で対応付けられた温度面の形状と同一であるが、実施形態に係る発熱密度算出方法では、発熱セルの形状は、一対一で対応付けられた温度面の形状と相違してもよい。
1 情報処理装置
30 シミュレーションモデル生成部
40 発熱分布決定部
41 発熱密度設定部
42 目標温度分布設定部
43 シミュレーション実行部
44 変化係数算出部
45 発熱密度推定部
46 温度分布判定部
47 発熱密度決定部
48 温度分布情報出力部
49 発熱分布情報出力部

Claims (5)

  1. 発熱面を分割する複数の発熱セルのそれぞれの発熱密度を第1発熱密度に設定したときの前記複数の発熱セルのそれぞれに一対一で対応付けられた複数の温度セルに分割された温度面の温度を算出する第1シミュレーションを実行して、前記複数の温度セルのそれぞれの温度を示す第1温度情報を記憶し、
    前記複数の発熱セルの発熱密度を前記第1発熱密度のそれぞれに一定値を加算した第2発熱密度に設定したときの前記温度面の温度を算出する第2シミュレーションを実行して、前記複数の温度セルのそれぞれの温度を示す第2温度情報を記憶し、
    前記第1温度情報及び前記第2温度情報に対応する前記複数の温度セルのそれぞれの温度の差から、発熱密度の変化量に対する温度の変化量を示す変化係数を前記複数の発熱セルのそれぞれについて算出し、
    前記変化係数に基づいて、前記複数の温度セルのそれぞれの温度が所望の目標温度になるように前記複数の発熱セルのそれぞれの発熱密度を決定し、
    決定された前記複数の発熱セルのそれぞれの発熱密度を出力する、
    処理をコンピュータに実行させる発熱密度算出コンピュータプログラム。
  2. 前記複数の発熱セルのそれぞれの発熱密度を決定する処理は、
    前記複数の発熱セルのそれぞれについて、前記変化係数に基づいて、対応する温度セルの温度が前記目標温度に一致する第3発熱密度を推定し、
    前記複数の発熱セルの発熱密度を前記第3発熱密度に設定したときの前記温度面の温度を算出する第3シミュレーションを実行して、前記複数の温度セルのそれぞれの温度を示す第3温度情報を記憶し、
    前記第3温度情報に対応する前記複数の温度セルのそれぞれの温度と、前記目標温度との温度差が所定のしきい値温度差以内であるか否かを判定し、
    前記温度差が前記しきい値温度差以内であると判定されたときに、前記算出された発熱密度を前記複数の発熱セルのそれぞれの発熱密度に決定する、
    処理を含む、請求項1に記載の発熱密度算出コンピュータプログラム。
  3. 前記温度差が前記しきい値温度差以内ではないと判定されたときに、前記第3発熱密度のそれぞれに一定値を加算した発熱密度を前記第2発熱密度に設定する処理を更に含み、
    前記第3発熱密度のそれぞれに一定値を加算した発熱密度として設定された前記第2発熱密度を使用して、前記第2シミュレーションを実行する処理、前記第2温度情報及び前記第3温度情報に対応する前記複数の温度セルのそれぞれの温度の差から前記変化係数を算出する処理、及び前記発熱密度を決定する処理を前記コンピュータに実行させる、請求項2に記載の発熱密度算出コンピュータプログラム。
  4. 発熱面を分割する複数の発熱セルのそれぞれの発熱密度を第1発熱密度に設定したときの前記複数の発熱セルのそれぞれに一対一で対応付けられた複数の温度セルに分割された温度面の温度を算出する第1シミュレーションを実行して、前記複数の温度セルのそれぞれの温度を示す第1温度情報を記憶し、前記複数の発熱セルの発熱密度を前記第1発熱密度のそれぞれに一定値を加算した第2発熱密度に設定したときの前記温度面の温度を算出する第2シミュレーションを実行して、前記複数の温度セルのそれぞれの温度を示す第2温度情報を記憶するシミュレーション実行部と、
    前記第1温度情報及び前記第2温度情報に対応する前記複数の温度セルのそれぞれの温度の差から、発熱密度の変化量に対する温度の変化量を示す変化係数を前記複数の発熱セルのそれぞれについて算出する変化係数算出部と、
    前記変化係数に基づいて、前記複数の温度セルのそれぞれの温度が所望の目標温度になるように前記複数の発熱セルのそれぞれの発熱密度を決定する発熱密度決定部と、
    決定された前記複数の発熱セルのそれぞれの発熱密度を出力する発熱分布出力部と、
    を有する情報処理装置。
  5. 発熱面を分割する複数の発熱セルのそれぞれの発熱密度を第1発熱密度に設定したときの前記複数の発熱セルのそれぞれに一対一で対応付けられた複数の温度セルに分割された温度面の温度を算出する第1シミュレーションを実行して、前記複数の温度セルのそれぞれの温度を示す第1温度情報を記憶し、
    前記複数の発熱セルの発熱密度を前記第1発熱密度のそれぞれに一定値を加算した第2発熱密度に設定したときの前記温度面の温度を算出する第2シミュレーションを実行して、前記複数の温度セルのそれぞれの温度を示す第2温度情報を記憶し、
    前記第1温度情報及び前記第2温度情報に対応する前記複数の温度セルのそれぞれの温度の差から、発熱密度の変化量に対する温度の変化量を示す変化係数を前記複数の発熱セルのそれぞれについて算出し、
    前記変化係数に基づいて、前記複数の温度セルのそれぞれの温度が所望の目標温度になるように前記複数の発熱セルのそれぞれの発熱密度を決定し、
    決定された前記複数の発熱セルのそれぞれの発熱密度を出力する、
    処理をコンピュータが実行する、発熱密度算出方法。
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