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JP2019204274A - 発熱密度算出プログラム、発熱密度算出方法および情報処理装置 - Google Patents

発熱密度算出プログラム、発熱密度算出方法および情報処理装置 Download PDF

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JP2019204274A
JP2019204274A JP2018098794A JP2018098794A JP2019204274A JP 2019204274 A JP2019204274 A JP 2019204274A JP 2018098794 A JP2018098794 A JP 2018098794A JP 2018098794 A JP2018098794 A JP 2018098794A JP 2019204274 A JP2019204274 A JP 2019204274A
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heat
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Tetsuyuki Kubota
哲行 久保田
彬 酒井
Akira Sakai
彬 酒井
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    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
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    • G01N25/20Investigating or analyzing materials by the use of thermal means by investigating the development of heat, i.e. calorimetry, e.g. by measuring specific heat, by measuring thermal conductivity
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Abstract

【課題】発熱密度を発熱セルの幅を考慮して高精度に算出できること。【解決手段】発熱密度算出プログラムは、下記の処理をコンピュータに実行させる。コンピュータは、各発熱セルを第1発熱密度に設定した時の各温度セルの温度を算出する第1シミュレーションを実行し各温度セルの第1温度情報を記憶する。コンピュータは、各発熱セルの発熱密度を第2発熱密度に設定した時の温度面の温度を算出する第2シミュレーションを実行し各温度セルの第2温度情報を記憶する。コンピュータは、第1,第2温度情報に対応する各温度セルの温度差から変化係数を算出する。コンピュータは、変化係数に基づき各温度セルの温度が所望の目標温度になる様に各発熱セルの発熱密度を決定する。コンピュータは、各発熱セルの発熱密度に基づき各発熱セルの幅を決定する。コンピュータは、決定した各発熱セルの幅に基づきメッシュモーフィングを用いて各発熱セルの形状を変更する。【選択図】図12

Description

本発明は、発熱密度算出プログラム、発熱密度算出方法および情報処理装置に関する。
従来、例えば金属部材等の被加熱部材に対して、ニクロム製のヒーター等の熱源を用いて加熱を行うジュール熱加熱処理が知られている。このジュール熱加熱処理においては、被加熱部材を均一に加熱することが好ましい。このため、被加熱部材のジュール熱加熱処理時の温度分布を推定し、熱源の発熱密度および熱源により加熱される被加熱部材の温度を算出する熱流体解析シミュレーションが行われる。
特開2009−282748号公報
熱流体解析では、シミュレーション結果に基づいて、被加熱部材が均一に加熱されるように、熱源の個数、位置、配線および発熱量等の調整が行われる。ここで、平面状の熱源の発熱面を複数の発熱セルに分割し、発熱面により加熱される被加熱部材の温度面の温度を、所望の温度に調整することを考える。この場合、発熱面を分割する発熱セルの数を多くすることで調整精度を向上させることができる。
しかしながら、発熱セルの数が多くなると、熱源となる配線の幅の調整等も多くかつ複雑となり、高精度な調整が困難となる問題を生ずる。
一つの側面では、発熱密度を発熱セルの幅を考慮して高精度に算出できる発熱密度算出プログラム、発熱密度算出方法および情報処理装置を提供することにある。
一つの態様では、発熱密度算出プログラムは、下記の処理をコンピュータに実行させる。コンピュータは、発熱面を分割する複数の発熱セルのそれぞれの発熱密度を第1発熱密度に設定したときの複数の発熱セルのそれぞれに一対一で対応付けられた複数の温度セルに分割された温度面の温度を算出する第1シミュレーションを実行して、複数の温度セルのそれぞれの温度を示す第1温度情報を記憶する。コンピュータは、複数の発熱セルの発熱密度を第1発熱密度のそれぞれに一定値を加算した第2発熱密度に設定したときの温度面の温度を算出する第2シミュレーションを実行して、複数の温度セルのそれぞれの温度を示す第2温度情報を記憶する。コンピュータは、第1温度情報および第2温度情報に対応する複数の温度セルのそれぞれの温度の差から、発熱密度の変化量に対する温度の変化量を示す変化係数を複数の発熱セルのそれぞれについて算出する。コンピュータは、変化係数に基づいて、複数の温度セルのそれぞれの温度が所望の目標温度になるように複数の発熱セルのそれぞれの発熱密度を決定する。コンピュータは、決定した複数の発熱セルのそれぞれの発熱密度に基づいて、複数の発熱セルのそれぞれの幅を決定する。コンピュータは、決定した複数の発熱セルのそれぞれの幅に基づいて、メッシュモーフィングを用いて複数の発熱セルのそれぞれの形状を変更する。
発熱密度を発熱セルの幅を考慮して高精度に算出できる。
図1は、実施例1の発熱密度算出方法について説明するための図である。図1(a)は、実施例1の発熱密度算出方法の処理を示すフローチャートである。図1(b)は、S901およびS902の処理を説明するための第1の図である。図1(c)は、S902の処理を説明するための第2の図である。図1(d)は、第2シミュレーションを実行する際に、所定分増加される発熱セルの発熱密度を説明するための図である。図1(e)は、S902の処理を説明するための第3の図である。図1(f)は、S902の処理を説明するための第4の図である。 図2は、実施例1の情報処理装置のブロック図である。図2(a)は、実施例1の情報処理装置の回路ブロック図である。図2(b)は、図2(a)に示す処理部の機能ブロック図である。 図3は、実施例1の情報処理装置のシミュレーションモデル生成処理のフローチャートである。 図4は、発熱体の分割処理の一例を示す図である。図4(a)は、S101の処理を説明するための図である。図4(b)は、S102の処理を説明するための図である。図4(c)は、S103の処理を説明するための図である。図4(d)は、S104の処理を説明するための図である。図4(e)は、S105の処理を説明するための図である。図4(f)は、一対一に対応づけられた発熱面および温度面を示す図である。 図5は、実施例1の発熱密度算出処理のフローチャートである。 図6は、実施例1の熱流体解析シミュレーションを説明するための図である。 図7は、実施例1の発熱密度算出処理の作用効果を説明するための図である。図7(a)は、実施例1の発熱密度算出方法を説明するための図である。図7(b)は、実施例1の発熱密度算出方法と発熱応答行列法による発熱密度算出方法との相違点を説明するための図である。 図8は、実施例1の発熱密度算出結果の一例を示す図である。図8(a)は、実施例1の発熱密度算出方法による発熱密度算出結果の一例を示す図である。図8(b)は、発熱セルを変化させたときの実施例1の発熱密度算出方法による発熱密度算出結果を示す図である。図8(c)は、実施例1の発熱密度算出方法および発熱応答行列法による発熱密度算出方法の熱流体解析シミュレーションの実行回数の比較結果を示す図である。 図9は、実施例2の情報処理装置のブロック図である。 図10は、実施例2の記憶部の一例を示す図である。 図11は、実施例2の処理部の機能ブロック図である。 図12は、実施例2の発熱密度算出処理の流れを示すフローチャートである。 図13は、電熱線の分割の一例を示す図である。 図14は、電熱線の分割領域ごとの移動処理の一例を示す図である。 図15は、実施例2における電熱線の分割領域ごとの形状変更処理の一例を示す図である。 図16は、実施例2の発熱密度算出処理の詳細な流れを示すフローチャートである。 図17は、領域データの一例を示す図である。
以下、図面に基づいて、本願の開示する発熱密度算出プログラム、発熱密度算出方法および情報処理装置の実施例を詳細に説明する。なお、以下の実施例により、開示技術が限定されるものではない。また、以下の実施例は、矛盾しない範囲で適宜組みあわせてもよい。
(実施例1の発熱密度算出方法)
図1は、実施例1の発熱密度算出方法について説明するための図である。図1(a)は、実施例1の発熱密度算出方法の処理を示すフローチャートである。図1(b)は、S901およびS902の処理を説明するための第1の図である。図1(c)は、S902の処理を説明するための第2の図である。図1(d)は、第2シミュレーションを実行する際に、所定分増加される発熱セルの発熱密度を説明するための図である。図1(e)は、S902の処理を説明するための第3の図である。図1(f)は、S902の処理を説明するための第4の図である。
実施例1の発熱密度算出方法は、発熱応答曲面法の変形であり、発熱応答行列法とも称される。発熱応答曲面法は、入力の物理量である発熱密度に対する出力の物理量である表面温度応答曲面を示す式で近似し、表面温度応答曲面を示す式を入力の物理量に対して解くことで、目的とする入力の物理量を算出する。発熱応答曲面法において表面温度応答曲面を示す一例を、以下の式(1)に示す。
Figure 2019204274
発熱応答行列法は、応答曲面を表す式として、2次以降の項を無視して、出力の物理量は、入力の物理量に対して線形であると仮定して入力の物理量を算出する。発熱応答行列法において表面温度応答曲面を示す一例を式(2)に示す。
Figure 2019204274
発熱応答行列法では、発熱応答行列Aijは、図1(a)に示すS901〜S903の処理を、不図示の情報処理装置が実行することで算出される。まず、情報処理装置は、複数の発熱セル901〜90nに分割される発熱面900の発熱セルの全ての発熱密度を発熱密度Qに設定した状態で、第1シミュレーションを実行する(S901)。第1シミュレーションは、CFDとも称される熱流体解析シミュレーションである。
S901において、複数の発熱セル901〜90nのそれぞれの発熱密度q〜qは、Qである。情報処理装置は、第1シミュレーションを実行したときに、複数の発熱セル901〜90nのそれぞれに一対一で対応付けられた不図示の温度セルの温度T01〜T0nを取得する。複数の温度セルは、不図示の目標温度面を分割して形成される。
次いで、情報処理装置は、単一の発熱セルの発熱密度をΔq増加した状態で、第2シミュレーションを実行する(S902)。第2シミュレーションは、第1シミュレーションと同様に熱流体解析シミュレーションである。まず、情報処理装置は、図1(c)に示すように、発熱セル901の発熱セルの発熱密度をΔq増加して(Q+Δq)とし且つ発熱セル902〜90nの発熱密度をQとして、1回目の第2シミュレーションを実行する。情報処理装置は、1回目の第1シミュレーションを実行したときに、温度セルの温度T11〜T1nを取得する。
次いで、情報処理装置は、図1(d)に示すように、発熱セル902の発熱密度をΔq増加して(Q+Δq)とし且つ発熱セル901および903〜90nの発熱密度をQとして、2回目の第2シミュレーションを実行する。情報処理装置は、2回目の第2シミュレーションを実行したときに、温度セルの温度T21〜T2nを取得する。
以下、同様に、情報処理装置は、図1(e)および図1(f)に示すように、発熱セル903および904の発熱密度を順次Δq増加して3回目および4回目の第2シミュレーションを実行する。情報処理装置は、3回目および4回目の第2シミュレーションを実行したときに温度セルの温度T31〜T3nおよびT41〜T4nを取得する。情報処理装置は、発熱セル90iの発熱セルの発熱密度をΔq増加して(Q+Δq)とし且つ発熱セル901〜90(i−1)および90(i+1)〜90nの発熱密度をQとしてi回目の第2シミュレーションを実行する。情報処理装置は、i回目の第2シミュレーションを実行したときに温度セルの温度Ti1〜Tinを取得する。
そして、情報処理装置は、発熱セル90nの発熱セルの発熱密度をΔq増加して(Q+Δqとし且つ発熱セル901〜90(n−1)の発熱密度をQとしてn回目の第2シミュレーションを実行する。情報処理装置は、n回目の第2シミュレーションを実行したときに温度セルの温度Tn1〜Tnnを取得する。
次いで、情報処理装置は、第1シミュレーションおよび第2シミュレーションの結果から発熱応答行列Aijを決定する(S903)。情報処理装置は、発熱応答行列Aijの要素aijを順次決定する。要素aijは発熱セル90iの発熱量をΔq増加させたときの発熱セル90jに対応する温度セルの温度Tij、第1シミュレーションでの発熱セル90iに対応する温度セルの温度Toi、およびΔqから
ij=(Tij−Toi)/Δq
∵Tij−Toi=aij・Δq
によって算出される。
また、情報処理装置は、温度の変化量ΔT〜ΔT
ΔT=Tij−Toj
から算出する。情報処理装置は、得られた発熱応答の式(2)を温度変化ΔTiに対して解くことで、発熱密度の変化量ΔQ(=Q−Q)を算出する。
発熱応答行列法では、発熱面900を均一の発熱密度Qで加熱する第1シミュレーションを実行した後、n個の発熱セル901〜90nのそれぞれについて発熱密度をΔq増加して加熱するn回の第2シミュレーションを実行する。発熱応答行列法において実行される熱流体解析シミュレーションの実行回数は、第1シミュレーションの1回と第2シミュレーションのn回との合計で(n+1)回となる。発熱応答行列法では、発熱面を分割する発熱セルの数nの増加に応じて熱流体解析シミュレーションの実行回数が増加するため、発熱セルの数nの増加に従って発熱密度算出処理のコストが増大する。
(実施例1の情報処理装置の概要)
実施例1の情報処理装置は、発熱面の発熱密度を第1発熱密度に設定して第1シミュレーションを実行した後に、発熱面の発熱密度を、第1発熱密度に一定値を加算した第2発熱密度に設定して第2シミュレーションを実行する。実施例1の情報処理装置は、第1温度情報および第2温度情報に対応する複数の温度セルのそれぞれの温度の差から、発熱密度の変化量に対する温度の変化量を示す変化係数を複数の発熱セルのそれぞれについて算出する。そして、実施例1の情報処理装置は、変化係数に基づいて、複数の温度セルのそれぞれの温度が所望の目標温度になるように複数の発熱セルのそれぞれの発熱密度を決定する。実施例1の情報処理装置は、発熱密度の変化量に対する温度の変化量を示す変化係数に基づいて、複数の発熱セルのそれぞれの発熱密度を決定することで、より少ないシミュレーション実行回数で、発熱密度をより高精度に算出できる。
(実施例1の情報処理装置の構成および機能)
図2は、実施例1の情報処理装置のブロック図である。図2(a)は、実施例1の情報処理装置の回路ブロック図である。図2(b)は、実施例1の情報処理装置に設けられている処理部の機能ブロック図である。
情報処理装置1は、通信部10と、記憶部11と、入力部12と、出力部13と、処理部20とを有する。
通信部10は、SSH(Secure SHell)のプロトコルに従ってインターネットを介して不図示のサーバ等と通信を行う。そして、通信部10は、サーバ等から受信したデータを処理部20に供給する。また、通信部10は、処理部20から供給されたデータをサーバ等に送信する。
記憶部11は、例えば、半導体装置、磁気テープ装置、磁気ディスク装置、または光ディスク装置のうちの少なくとも一つを備える。記憶部11は、処理部20での処理に用いられるオペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。例えば、記憶部11は、アプリケーションプログラムとして、熱流体解析シミュレーションのシミュレーションモデルを生成するシミュレーションモデル生成処理を、処理部20に実行させるためのシミュレーションモデル生成プログラムを記憶する。また、記憶部11は、アプリケーションプログラムとして、温度面の温度が所望の目標温度になる発熱密度を算出する発熱密度算出処理を、処理部20に実行させるための発熱密度算出プログラムを記憶する。発熱密度算出プログラムは、例えばCDROM、DVD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な可搬型記録媒体から、公知のセットアッププログラム等を用いて記憶部11にインストールされてもよい。
また、記憶部11は、データとして、入力処理で使用するデータ等を記憶する。さらに、記憶部11は、入力処理等の処理で一時的に使用されるデータを一時的に記憶してもよい。
入力部12は、データの入力が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えばタッチパネル、キーボタン等である。操作者は、入力部12を用いて、文字、数字、記号等を入力することができる。入力部12は、操作者により操作されると、その操作に対応する信号を生成する。そして、生成された信号は、操作者の指示として、処理部20に供給される。
出力部13は、映像やフレーム等の表示が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、液晶ディスプレイまたは有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等である。出力部13は、処理部20から供給された映像データに応じた映像や、動画データに応じたフレーム等を表示する。また、出力部13は、紙等の表示媒体に、映像、フレームまたは文字等を印刷する出力装置であってもよい。
処理部20は、一または複数個のプロセッサおよびその周辺回路を有する。処理部20は、情報処理装置1の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPUである。処理部20は、記憶部11に記憶されているプログラム(ドライバプログラム、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。また、処理部20は、複数のプログラム(アプリケーションプログラム等)を並列に実行できる。
処理部20は、シミュレーションモデル生成部30と、発熱分布決定部40とを有する。シミュレーションモデル生成部30は、形状情報抽出部31と、発熱面設定部32と、温度面設定部33と、発熱セル設定部34と、温度セル設定部35と、対応付部36とを有する。発熱分布決定部40は、発熱密度設定部41と、目標温度分布設定部42と、シミュレーション実行部43と、変化係数算出部44と、発熱密度推定部45と、温度分布判定部46と、発熱密度決定部47とを有する。発熱分布決定部40は、温度分布情報出力部48と、発熱分布情報出力部49とを更に有する。これらの各部は、処理部20が備えるプロセッサで実行されるプログラムにより実現される機能モジュールである。あるいは、これらの各部は、ファームウェアとして情報処理装置1に実装されてもよい。
(実施例1の情報処理装置によるシミュレーションモデル生成処理)
図3は、実施例1の情報処理装置のシミュレーションモデル生成処理のフローチャートである。図4は、発熱体の分割処理の一例を示す図である。図4(a)は、S101の処理を説明するための図である。図4(b)は、S102の処理を説明するための図である。図4(c)は、S103の処理を説明するための図である。図4(d)は、S104の処理を説明するための図である。図4(e)は、S105の処理を説明するための図である。図4(f)は、一対一に対応づけられた発熱面101および温度面102を示す図である。図3に示すシミュレーションモデル生成処理は、予め記憶部11に記憶されているプログラムに基づいて、主に処理部20により、情報処理装置1の各要素と協働して実行される。
まず、形状情報抽出部31は、発熱密度を算出する対象の機器の形状を示す形状情報を、対象の機器のCAD(Computer Aided Design)モデルから抽出する(S101)。図4(a)〜図4(f)に示す例では、形状情報に対応する対象の機器100の形状は、円柱状である。発熱密度算出処理を実行する対象の機器は、例えば電気コンロ等の発熱機器である。
次いで、発熱面設定部32は、S101の処理で抽出された対象の機器の形状に、発熱面を設定する(S102)。図4(a)〜図4(f)に示す例では、発熱面101は、機器100の内部に円形の平面として設定される。発熱面101は、不図示の操作者の入力部12の操作に応じて設定される。
次いで、温度面設定部33は、S101の処理で抽出された対象の機器の形状に、温度面を設定する(S103)。図4(a)〜図4(f)に示す例では、温度面102は、機器100の上面に円形の平面として設定される。温度面102の形状は発熱面101の形状と同一であり、温度面102の面積は発熱面101の面積と同一である。温度面102は、不図示の操作者の入力部12の操作に応じて設定される。
シミュレーションモデル生成部30および発熱分布決定部40は、温度面102および発熱面101を複数の領域に分割し、各領域で所望の温度分布となるように、各領域の発熱量を調整する(以下、割線法ともいう)。具体的には、発熱セル設定部34は、S102の処理で設定された発熱面101を分割して複数の発熱セルを設定する(S104)。図4(a)〜図4(f)に示す例では、発熱セル103は、円形状の発熱面101を径の異なる同心円で分割し且つ発熱面101の中心を通る複数の直線で分割された同心円を更に扇形に分割して形成される。発熱セル103は、不図示の操作者の入力部12の操作に応じて設定される。
次いで、温度セル設定部35は、S103の処理で設定された温度面102を分割して複数の温度セルを設定する(S105)。図4(a)〜図4(f)に示す例では、温度セル104は、円形状の温度面102を径の異なる同心円で分割し且つ温度面102の中心を通る複数の直線で分割された同心円を更に扇形に分割して形成される。温度セル104の個数は発熱セル103の個数と同一であり、発熱面101に形成される複数の温度セル104のそれぞれは発熱面101の対応する位置に形成される発熱セル103の形状と同一である。温度セル104は、不図示の操作者の入力部12の操作に応じて設定される。
対応付部36は、S104の処理で設定された複数の発熱セル103のそれぞれと、S105の処理で設定された複数の温度セル104のそれぞれとを一対一に対応付ける(S106)。図4(a)〜図4(f)に示す例では、発熱面101に形成される複数の温度セル104のそれぞれは、発熱面101の対応する位置に形成される発熱セル103に対応付けられる。対応付部36は、一対一に対応付けた温度セル104および温度セル104を関連付けて対応テーブルとして記憶部11に記憶する。
以下の表1に、記憶部11に記憶されている対応テーブルの記憶内容の一例を示す。
Figure 2019204274
(実施例1の情報処理装置による発熱密度算出処理)
図5は、実施例1の発熱密度算出処理のフローチャートである。図5に示す発熱密度算出処理は、予め記憶部11に記憶されているプログラムに基づいて、主に処理部20により、情報処理装置1の各要素と協働して実行される。
まず、発熱密度設定部41は、シミュレーションモデル生成部30によって生成されたシミュレーションモデルに含まれる発熱面の発熱密度が均一になるように、複数の発熱セルの全ての発熱密度q(i)を第1発熱密度qに設定する(S201)。次いで、目標温度分布設定部42は、シミュレーションモデル生成部30によって生成されたシミュレーションモデルに含まれる温度面の目標温度分布を設定する(S202)。目標温度分布設定部42は、温度面を分割する温度セルのそれぞれの目標温度Ttarget(i)を設定することで、温度面の目標温度分布を設定する。一例では、温度セルのそれぞれの目標温度Ttarget(i)は何れもTtargetであり、温度面の目標温度分布は温度面の全体に亘って目標温度Ttargetで均一である。
次いで、シミュレーション実行部43は、複数の発熱セルの全ての発熱密度q(i)を第1発熱密度qに設定した状態で、熱流体解析シミュレーションである第1シミュレーションを実行する(S203)。シミュレーション実行部43は、第1シミュレーションを実行することで算出された複数の温度セルのそれぞれの温度T(i)を示す第1温度情報を記憶部11に記憶する。第1温度セルの温度はT(1)で示され、第2温度セルの温度はT(2)で示され、第n温度セルの温度はT(n)で示される。
図6は、実施例1の熱流体解析シミュレーションを説明するための図である。
熱流体解析シミュレーションは、発熱面に含まれる複数の発熱セルのそれぞれの発熱密度から、有限差分法、有限体積法および有限要素法等により温度面に含まれる複数の温度セルの温度を算出するシミュレーションである。熱流体シミュレーションでは、複数の温度セルの温度は、複数の発熱セルのそれぞれの発熱密度、物体内部の熱伝導、物体周辺の空気の対流による熱伝達、および物体表面の熱放射の影響に基づいて算出される。
次いで、発熱密度設定部41は、複数の発熱セルの全ての発熱密度を第1発熱密度q(i)のそれぞれに一定値Δqを加算した第2発熱密度q search(i)(=q(i)+Δq)に設定する(S204)。第1発熱セル〜第n発熱セルの発熱密度q search(1)〜q search(n)は、何れも(=q+Δq)に設定される。次いで、シミュレーション実行部43は、複数の発熱セルの発熱密度を第2発熱密度q search(1)〜q search(n)に設定した状態で、熱流体解析シミュレーションである第2シミュレーションを実行する(S205)。シミュレーション実行部43は、第2シミュレーションを実行することで算出された複数の温度セルのそれぞれの温度T search(i)を示す第2温度情報を記憶部11に記憶する。第1温度セルの温度はT search(1)で示され、第2温度セルの温度はT search(2)で示され、第n温度セルの温度はT search(n)で示される。
次いで、変化係数算出部44は、記憶部11に記憶される第1温度情報および第2温度情報に対応する複数の温度セルのそれぞれの温度の差から発熱密度の変化量に対する温度の変化量を示す変化係数を複数の発熱セルのそれぞれについて算出する(S206)。変化係数算出部44は、以下の式(3)を使用して変化係数a(i)を算出する。
Figure 2019204274
式(3)において、nは「1」であり、iは複数の温度セルのそれぞれに付されたセル番号である。
次いで、発熱密度推定部45は、複数の発熱セルのそれぞれについて、変化係数a(i)に基づいて、対応する温度セルの温度が目標温度に一致する第3発熱密度q(i)を推定する(S207)。発熱密度推定部45は、以下の式(4)を使用して対応する温度セルの温度が目標温度に一致する第3発熱密度q(i)を推定する。
Figure 2019204274
式(4)において、nは「0」であり、iは複数の温度セルのそれぞれに付されたセル番号である。T(i)は記憶部11に記憶される第1温度情報に対応する温度を示し、q(i)は複数の発熱セルのそれぞれの発熱密度qを示す。
次いで、シミュレーション実行部43は、複数の発熱セルの全ての発熱密度をS207の処理で推定された第3発熱密度q(i)に設定した状態で、熱流体解析シミュレーションである第3シミュレーションを実行する(S208)。シミュレーション実行部43は、第3シミュレーションを実行することで算出された複数の温度セルのそれぞれの温度T(i)を示す第3温度情報を記憶部11に記憶する。第1温度セルの温度はT(1)で示され、第2温度セルの温度はT(2)で示され、第n温度セルの温度はT(n)で示される。
次いで、温度分布判定部46は、第3温度情報に対応する複数の温度セルのそれぞれの温度T(i)と、複数の温度セルの目標温度Ttarget(i)との温度差が所定のしきい値温度差以内であるか否かを判定する(S209)。温度分布判定部46によって第3温度情報に対応する複数の温度セルのそれぞれの温度T(i)と、複数の温度セルの目標温度Ttarget(i)との温度差が所定のしきい値温度差以内ではないと判定される(S209:No)と、処理はS204に戻る。
処理がS204に戻ると、発熱密度設定部41は、複数の発熱セルの発熱密度を、S207の処理で推定された第3発熱密度q(i)のそれぞれに一定値Δqを加算した第2発熱密度q search(i)(=q(i)+Δq)に設定する(S204)。次いで、シミュレーション実行部43は第2シミュレーションを実行し(S205)、変化係数算出部44は式(3)を使用して変化係数a(i)を算出する(S206)。次いで、発熱密度推定部45は式(4)を使用して第3発熱密度q(i)を推定し(S207)、シミュレーション実行部43は第3シミュレーションを実行する(S208)。
温度分布判定部46によって温度差が所定のしきい値温度差以内であると判定される(S209:Yes)まで、第2発熱密度をq search(i)(=q−1(i)+Δq)に設定してS204〜S209の処理が繰り返される。
温度分布判定部46によって温度差が所定のしきい値温度差以内であると判定される(S209:Yes)と、発熱密度決定部47は、S207の処理で最後に推定された第3発熱密度q(i)を複数の発熱セルの発熱密度に決定する(S210)。
次いで、温度分布情報出力部48は、S208の処理で最後に記憶部11に記憶された第3温度情報に対応する複数の温度セルのそれぞれの温度T(i)を温度面の温度分布情報として出力する(S211)。そして、発熱分布情報出力部49は、S210の処理で決定された複数の発熱セルのそれぞれの発熱密度q(i)を発熱面の発熱分布情報として出力する(S212)。
S204〜S206は、第2シミュレーションの実行結果に基づいて発熱密度の変化量に対する温度の変化量を示す変化係数を算出する発熱密度探索ルーチンである。また、S207〜S209は、変化係数に基づいて複数の温度セルのそれぞれの温度が所望の目標温度になるように複数の発熱セルのそれぞれの発熱密度を決定する発熱分布変更ルーチンである。
(実施例1の発熱密度算出方法の作用効果)
図7は、実施例1の発熱密度算出処理の作用効果を説明するための図である。図7(a)は、実施例1の発熱密度算出方法を説明するための図である。図7(b)は、実施例1の発熱密度算出方法と発熱応答行列法による発熱密度算出方法との相違点を説明するための図である。
実施例1の発熱密度算出方法は、第1発熱密度q(i)または第3発熱密度q(i)を使用して複数の発熱セルの全ての第2発熱密度をq search(i)(=q−1(i)+Δq)に設定して第2シミュレーションを実行する。実施例1の発熱密度算出方法は、第2シミュレーションの実行結果に基づいて変化係数a(i)を算出して、算出した変化係数a(i)を使用して第3発熱密度q(i)を推定する。実施例1の発熱密度算出方法は、発熱密度を第3発熱密度q(i)に設定した状態で第3シミュレーションを実行して算出された温度セルの温度T(i)と目標温度Ttarget(i)との温度差がしきい値温度差以内になるまで処理を繰り返す。そして、実施例1の発熱密度算出方法は、温度T(i)と目標温度Ttarget(i)との温度差がしきい値温度差以内になったときに温度セルの温度T(i)を温度分布情報として出力するとともに第3発熱密度q(i)を発熱分布情報として出力する。
実施例1の発熱密度算出方法は、一対一で対応付けられた最も近い発熱セルの影響を考慮し、一対一で対応付けられた発熱セル以外の発熱セルの影響を無視して、発熱密度を算出する。一方、発熱応答行列法による発熱密度算出方法は、発熱面を分割する全ての発熱セルの影響を考慮して発熱密度を算出する。実施例1の発熱密度算出方法は、一対一で対応付けられた発熱セル以外の発熱セルの影響を無視することで、変化係数a(i)の算出するためのシミュレーション回数を発熱応答行列法による発熱密度算出方法よりも大幅に削減する。
図8は、実施例1の発熱密度算出結果の一例を示す図である。図8(a)は、発熱体を1660分割して発熱セルを形成した場合における、実施例1の発熱密度算出方法による発熱密度算出結果の一例を示す図である。図8(b)は、発熱セルを変化させたときの実施例1の発熱密度算出方法による発熱密度算出結果を示す図である。図8(c)は、実施例1の発熱密度算出方法および発熱応答行列法による発熱密度算出方法の熱流体解析シミュレーションの実行回数の比較結果を示す図である。
図8(a)に示す例では、発熱セルおよび温度セルのそれぞれは、同一面積の円形状の発熱面および温度面を径の異なる同心円で分割し且つ発熱面および温度面の中心を通る複数の直線で分割された同心円を更に扇形に1660分割して形成されている。第1発熱セルおよび第1温度セルは、発熱面および温度面の中心に位置し、発熱セルおよび温度セルは外周に近づくに従ってセル番号が増加するようにセル番号が付されている。図8(a)において、横軸はシミュレーションの実行回数を示し、縦軸は温度セルの温度を示し、目標温度は75℃である。また、図8(a)において、四角印はセル番号1の温度セルの温度を示し、ひし形印はセル番号500の温度セルの温度を示し、三角印はセル番号1000の温度セルの温度を示し、丸印はセル番号1500の温度セルの温度を示す。
温度面の中心に位置する第1温度セルと温度面の外周部に位置する第1500温度セルの温度は、1回の第1シミュレーション、並びに2回の第2シミュレーションおよび第3シミュレーションの合計5回のシミュレーションの実行で最適解が得られた。
図8(b)に示す例は、発熱面および温度面を、それぞれ166個、332個、1220個および1660個の発熱セルおよび温度セルに分割した例である。図8(b)において、横軸はシミュレーションの実行回数を示し、縦軸は温度セルの温度を示し、目標温度は75℃である。また、図8(b)において、四角印は166個の発熱セルに分割されたときのセル番号1の温度セルの温度を示し、ひし形印は332個の発熱セルに分割されたときのセル番号1の温度セルの温度を示す。また、三角印は1220個の発熱セルに分割されたときのセル番号1の温度セルの温度を示し、丸印は1660個の発熱セルに分割されたときのセル番号1の温度セルの温度を示す。
実施例1の発熱密度算出方法では、セル分割数を変えた場合でも、温度面の中心に位置する温度セルの温度が最適な温度となる発熱密度を算出するためのシミュレーションの実行回数は変化しない。また、実施例1の発熱密度算出方法では、温度面の中心に位置する温度セルの温度の履歴は、セル分割数を変えた場合でも、変化しない。
図8(c)に示す例は、発熱面および温度面を、それぞれ166個、332個、1220個および1660個の発熱セルおよび温度セルに分割した例である。この図8(c)において、横軸は温度セルの分割数を示し、縦軸はシミュレーションの実行回数を示す。また、図8(c)において、丸印は実施例1の発熱密度算出方法における熱流体解析シミュレーションの実行回数を示し、ひし形印は発熱応答行列法による発熱密度算出方法における熱流体解析シミュレーションの実行回数を示す。
発熱応答行列法による発熱密度算出方法における熱流体解析シミュレーションの実行回数は、温度セルの分割数の増加に比例して増加する。発熱応答行列法による発熱密度算出方法熱流体解析シミュレーションの実行時間は、一般に数時間である。発熱応答行列法による発熱密度算出方法では、温度セルの分割数が1000を超えて熱流体解析シミュレーションの実行回数が1000回を超えると現実的には発熱密度が算出されないおそれがある。一方、実施例1の発熱密度算出方法では、温度セルの分割数が1000を超えても熱流体解析シミュレーションの実行回数は5回から増加しないので、温度セルの分割数を増加させても発熱密度が算出されないおそれはない。
(実施例1の発熱密度算出方法の変形例)
上述の実施例1の発熱密度算出方法の説明では、発熱面および温度面の形状は、一例として円形の平面であることとしたが、発熱面および温度面の形状は、例えば矩形等の他の形状でもよい。また、発熱面および温度面は、平面ではなくネジ穴等の凹凸部を有してもよい。
また、上述の実施例1の発熱密度算出方法では、発熱面の形状と温度面の形状とは同一であるが、実施例1の発熱密度算出方法では、発熱面の形状と温度面の形状は相違してもよい。また、また、説明された発熱密度算出方法では、発熱セルの形状は、一対一で対応付けられた温度面の形状と同一であるが、実施例1の発熱密度算出方法では、発熱セルの形状は、一対一で対応付けられた温度面の形状と相違してもよい。
上記実施例1は、割線法により発熱密度算出処理を行う例であったが、割線法とメッシュモーフィングを組み合わせて発熱体の電熱線の幅および形状を調整することで、高精度な発熱密度の算出処理が可能となる。この場合の実施の形態を、実施例2として説明する。なお、実施例1の情報処理装置1と同一の構成には同一符号を付すことで、その重複する構成および動作の説明については省略する。
図9は、実施例2の情報処理装置1aのブロック図である。情報処理装置1aは、実施例1の情報処理装置1の記憶部11および処理部20に代えて、記憶部11aおよび処理部20aを有する。
図10は、実施例2の記憶部11aの一例を示す図である。記憶部11aは、記憶部11と比較して、発熱密度算出プログラムの記憶領域であるプログラム記憶部60aと、領域データの記憶領域である領域データ記憶部60bとを有する。
発熱密度算出プログラムは、割線法とメッシュモーフィングを組み合わせて発熱体の高精度な発熱密度の算出処理を可能とするプログラムである。領域データ記憶部60bは、割線法に基づいて電熱線を分割することで形成された各領域の幅変更量(幅変更量情報)、および、目標温度に対する温度差(温度差情報)等の領域データを記憶する。情報処理装置1aは、領域データ記憶部60bに記憶した幅変更量情報および温度差情報に基づいて、目標温度に対する温度差が所定範囲内となるように、電熱線の線幅および形状を徐々に変更(調整)する。
図11は、実施例2の処理部20aの機能ブロック図である。処理部20aは、処理部20と比較して、さらに、幅算出部61と、形状算出部62と、調整部63とを有する。
幅算出部61は、発熱量と電熱線幅が比例することに基づいて、割線法で分割した電熱線の各領域(発熱セルの一例)の幅を算出する。形状算出部62は、メッシュモーフィングを用いて電熱線の形状を算出する。調整部63は、各領域の目標温度に対する温度差が所定範囲内となるまでの間、電熱線の線幅および形状を徐々に変更(調整)するように、シミュレーションモデル生成部30、発熱分布決定部40、幅算出部61および形状算出部62を制御する。
図12は、図12は、実施例2の発熱密度算出処理の流れを示すフローチャートである。処理部20aは、操作者により発熱密度算出処理の実行開始操作を検出することで、ステップS301から図12のフローチャートの処理を開始する。ステップS301では、シミュレーションモデル生成部30が、図4(a)〜図4(f)を用いて説明したように発熱体の発熱面101を、複数の発熱セル103に分割する。なお、以下、分割することで形成された各発熱セル103を「領域」という。
図13は、電熱線の分割の一例を示す図である。図13では、各領域に分割された発熱体を示している。図4(a)〜図4(f)に示した例では、円柱形状の発熱体は、中心を通る複数の直線で複数の領域に分割されていることとした。これに対して、図13に示す実施例2の例は、理解を容易とするために、例えば直線状又は曲線状等の線状の電熱線等の発熱体を、長さ方向(延長方向)に沿って、長さがそれぞれ一定(固定長)の領域a1、a2、a3・・・に分割した例である。
発熱体の一方の端子には、電源のプラス極が接続され、発熱体の他方の端子には、電源のマイナス極が接続されている。図13の例は、このような発熱体を、a1、a2、a3・・・の各領域に分割した例である。各領域は、長さがそれぞれ一定(固定長)となっている。つまり、各領域の分割位置は固定である。各領域の発熱量は、後述するように各領域の幅および形状が変更されることで調整される。
ステップS302では、発熱分布決定部40が、実施例1と同様に、各領域を所望の温度分布とする発熱量を、割線法を用いて算出する。このステップS301およびステップS302の各処理が、上述の実施例1で説明した割線法を用いた発熱密度算出処理である。
次に、ステップS303では、図11に示す幅算出部61が、発熱量と電熱線の幅が比例することを用いて、各領域の幅を算出する。具体的に説明すると、図13に示すように、割線法で得られた各領域a1,a2,a3・・・の発熱量を、それぞれ発熱量q1,q2,q3,・・・,qi,・・・,qnとする。「n」は、発熱体の分割数(領域の数)とする。
幅算出部61は、以下の式(5)の演算を行うことで、発熱量の逆比となる、各領域の各線幅の比を算出する。すなわち、各領域の各線幅の比は、発熱量の逆比として算出できる。
d1=1/q1,d2=1/q2,d3=1/q3,・・・
,dn=1/qn・・・(5)
ここで、各領域の各線幅の比d1,d2,d3,・・・,dnの中の最大値をDとする。また、各領域の発熱体の幅を、幅l1,l2,l3,・・・,li,・・・・,lnとする。また、発熱体の幅の許容値を「L」とする。幅算出部61は、これらの演算ファクタを用いて、以下の式(6)の演算を行うことで、ステップS302で算出した発熱量を実現する発熱体の幅liを算出する。なお、幅liは、発熱体の延設方向に沿った各位置において、発熱体の幅方向の中心に位置する各中心点のうち、隣接する中心点同士を順に繋げることで発熱体の延設方向に沿って形成される中心線から、発熱体の外周部までの、発熱体の幅方向に沿った距離の2倍の値を示している。また、幅liは、例えば、各領域の幅方向における一方の境界(外周部)を基準とした距離としてもよい。
li=L×(di/D)・・・(6)
このような演算を行うことで、発熱体の幅の上限(許容値)を守りつつ、各領域で必要な発熱体の幅liを決定することができる。
次に、ステップS304では、形状算出部62がメッシュモーフィングを用いて電熱線の形状を算出し、算出結果に基づいて各領域の形状を変更する。なお、メッシュモーフィングに用いるメッシュオブジェクトは、例えば、上述の熱流体解析シミュレーションで用いたものを使用する。形状算出部62は、発熱セルの外周部に対応するメッシュオブジェクトの接点を、領域が上述の幅liとなるように移動させることで、各領域の形状を変更する。
図14、図15(a)および図15(b)は、各領域の形状が変更される様子を示している。図14の例では、黒丸がメッシュモーフィング前のメッシュオブジェクトの外周部の接点を示し、斜線の丸が、メッシュモーフィング後の接点の位置を示している。なお、「dli」は、接点の移動量、つまり、電熱線の外周部の移動量である。図14、図15(a)および図15(b)に示すように、形状算出部62は、メッシュオブジェクトの外周部の接点を、領域が上述の幅liとなるように移動して、各領域の形状を変更する。
次に、ステップS305において、調整部63が、各領域における目標温度に対する温度差を算出する。各領域における温度差が、所定の範囲外であった場合、調整部63は、ステップS302の電熱線の幅を再度、算出するように幅算出部61を制御する。また、調整部63は、これとともに、電熱線の形状を再度、算出するように形状算出部62を制御する。調整部63は、各領域における温度差が、所定の範囲内となるまでの間、このような再演算制御を繰り返し実行して、各領域の幅および形状を調整する。
次に、図16を用いて、発熱密度算出処理を詳細に説明する。図16は、実施例2の発熱密度算出処理の詳細な流れを示すフローチャートである。図16のフローチャートは、図11のフローチャートのステップS301〜ステップS303で説明したように、割線法に基づいて各領域の幅が算出されることで処理の開始となる。処理が開始されると、まず、形状算出部62が、分割された全領域に対して、ステップS401の処理を繰り返し実行し、メッシュモーフィングを用いて、各領域の外周部の接点位置を移動する。
全領域に対する、メッシュモーフィングによる接点位置の移動処理が完了すると、ステップS402において、発熱分布決定部40が、上述の熱流体解析シミュレーションを実行する。なお、この熱流体解析シミュレーションは、上述のようにメッシュモーフィングと同じメッシュオブジェクトを用いて実行される。
次に、発熱分布決定部40は、ステップS403において、熱流体解析シミュレーションによる解析結果と、所望の温度(目標温度)との比較を領域ごとに行う。そして、発熱分布決定部40は、ステップS404において、各領域の温度が所望の温度(目標温度)に対して十分近いか否か(所定の範囲内か否か)を判別する。
ここで、上述のように記憶部11aには、図17に示すように各領域の領域番号、幅変更量、および、目標温度に対する温度差が、それぞれ関連付けされて記憶される領域データ記憶部60bが設けられている。図16のフローチャートの処理の開始前に、割線法に基づいて算出された電熱線の各領域の幅の変更量(dli)は、それぞれ各領域の領域番号(ai(iは自然数))に関連付けされて領域データ記憶部60bに記憶される。また、発熱分布決定部40は、ステップS404で検出した各領域の温度差を、領域データ記憶部60bに記憶する。
図17に示す領域データ記憶部60bの例は、領域番号が「1」の領域は、1.6E−4mm(1.6×10−4mm)の幅変更量とされ、この場合、1.8度の温度差が生じたことを示している。また、領域番号が「2」の領域は、−2.5E−4mm(−2.5×10−4mm)の幅変更量とされ、この場合、−3.5度の温度差が生じたことを示している。同様に、領域番号が「3」の領域は、6.3E−5mm(6.3×10−5mm)の幅変更量とされ、この場合、2.1度の温度差が生じたことを示している。
このような温度差が所定の範囲内である場合(ステップS404:Yes)、処理部20aは、図16のフローチャートの全処理を終了する。これに対して、温度差が所定の範囲外である場合(ステップS404:No)、処理がステップS405およびステップS406に進む。
ステップS405およびステップS406では、発熱分布決定部40が、割線法を用いて、再度、各領域(ai)の発熱量(応答特性)を算出する。また、幅算出部61は、算出した各領域の発熱量に基づいて、各領域の幅(di)を算出(予測)する。発熱分布決定部40および幅算出部61は、これらの処理を、全領域に対して繰り返し実行する。発熱分布決定部40は、このように再度算出した各領域の幅と、設計値の各領域の幅との差分を算出し、この差分を、幅変更量として領域データ記憶部60bに記憶(更新)する。
発熱分布決定部40および幅算出部61による全領域の幅変更量の更新が終了すると、ステップS401に戻る。形状算出部62は、再度、メッシュモーフィングにより、更新された幅変更量に基づく接点位置の移動処理を行う。発熱分布決定部40は、各領域の変更された幅および形状に基づく熱流体解析シミュレーションを実行する。そして、発熱分布決定部40は、領域ごとに目標温度に対する温度差を検出し、領域データ記憶部60bの温度差を更新する。また、発熱分布決定部40、幅算出部61および形状算出部62は、この温度差を所定範囲内とするように、再度、割線法を用いた各領域の幅の算出(ステップS405およびステップS406)と、メッシュモーフィングを用いた各領域の幅および形状の変更(ステップS401)とを繰り返す。これにより、情報処理装置1aは、配線幅を微調整することができる。
電熱線の幅を変更して発熱量を調整した場合、電熱線の面積および位置が変化する。また、電熱線が機器100の形状等に応じて曲げて配線されている屈曲部は、電熱線が直線的に配線された直線部と比較して、同じ線長であっても抵抗が低くなる。これらが原因で、調整後の発熱面101の温度分布にずれを生ずる可能性がある。
これに対し、情報処理装置1aの場合、メッシュモーフィングと割線法を組み合わせて電熱線の幅および形状を調整している。このため、情報処理装置1aは、電熱線の各領域の幅および形状を高精度に算出することで、電熱線の配線の複雑な調整を可能とすることができる。また、情報処理装置1aは、電熱線の各領域の幅および形状を高精度に算出できるため、配線および調整の繰り返しとなる面倒な作業を極力防止することができる。さらに、情報処理装置1aは、正確な線幅を実現できる。
このように、情報処理装置1aは、発熱面を分割する複数の発熱セルのそれぞれの発熱密度を第1発熱密度に設定したときの複数の発熱セルのそれぞれに一対一で対応付けられた複数の温度セルに分割された温度面の温度を算出する第1シミュレーションを実行する。情報処理装置1aは、第1シミュレーションの実行結果である複数の温度セルのそれぞれの温度を示す第1温度情報を記憶する。また、情報処理装置1aは、複数の発熱セルの発熱密度を第1発熱密度のそれぞれに一定値を加算した第2発熱密度に設定したときの温度面の温度を算出する第2シミュレーションを実行する。情報処理装置1aは、第2シミュレーションの実行結果である複数の温度セルのそれぞれの温度を示す第2温度情報を記憶する。また、情報処理装置1aは、第1温度情報および第2温度情報に対応する複数の温度セルのそれぞれの温度の差から、発熱密度の変化量に対する温度の変化量を示す変化係数を複数の発熱セルのそれぞれについて算出する。また、情報処理装置1aは、変化係数に基づいて、複数の温度セルのそれぞれの温度が所望の目標温度になるように複数の発熱セルのそれぞれの発熱密度を決定する。また、情報処理装置1aは、決定した複数の発熱セルのそれぞれの発熱密度に基づいて、複数の発熱セルのそれぞれの幅を決定する。また、情報処理装置1aは、決定した複数の発熱セルのそれぞれの幅に基づいて、メッシュモーフィングを用いて複数の発熱セルのそれぞれの形状を変更する。その結果、情報処理装置1aは、発熱密度を発熱セルの幅を考慮して高精度に算出できる。
また、情報処理装置1aは、発熱セルの形状を変更した後に計測した温度セルの温度が、目標温度とならない場合に、発熱密度を決定する処理、幅を決定する処理、および、形状を変更する処理を、温度セルの温度が目標温度となるまで繰り返す。その結果、情報処理装置1aは、発熱セルのそれぞれの形状に応じて、発熱密度を高精度に算出できる。
また、情報処理装置1aは、メッシュモーフィングを用いて複数の発熱セルのそれぞれの形状を変更する際に、発熱セルの外周部に対応するメッシュオブジェクトの接点を移動させて形状を変更させる。その結果、情報処理装置1aは、発熱セルの幅を変更できる。
また、情報処理装置1aは、複数の発熱セルのそれぞれの変化係数に基づいて、複数の発熱セルのそれぞれの幅を決定する。その結果、情報処理装置1aは、発熱セルごとの応答特性に応じて発熱セルの幅を変更できる。
なお、上記各実施例において、図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、各種処理機能は、CPU(またはMPU、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部または任意の一部を実行するようにしてもよい。また、各種処理機能は、CPU(またはMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行されるプログラム上、またはワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部または任意の一部を実行するようにしてもよいことは言うまでもない。
なお、上記の発熱密度算出プログラムは、必ずしも記憶部11または記憶部11aに記憶されている必要はない。例えば、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記憶されたプログラムを、コンピュータが読み出して実行するようにしてもよい。コンピュータが読み取り可能な記憶媒体は、例えば、CD−ROMやDVD(Digital Versatile Disc)、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、ハードディスクドライブ等が対応する。また、公衆回線、インターネット、LANに接続された装置にこの発熱密度算出プログラムを記憶させておき、コンピュータがこれらから発熱密度算出プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
1,1a 情報処理装置
10 通信部
11,11a 記憶部
12 入力部
13 出力部
20,20a 処理部
30 シミュレーションモデル生成部
40 発熱分布決定部
41 発熱密度設定部
42 目標温度分布設定部
43 シミュレーション実行部
44 変化係数算出部
45 発熱密度推定部
46 温度分布判定部
47 発熱密度決定部
48 温度分布情報出力部
49 発熱分布情報出力部
60a プログラム記憶部
60b 領域データ記憶部
61 幅算出部
62 形状算出部
63 調整部

Claims (6)

  1. 発熱面を分割する複数の発熱セルのそれぞれの発熱密度を第1発熱密度に設定したときの前記複数の発熱セルのそれぞれに一対一で対応付けられた複数の温度セルに分割された温度面の温度を算出する第1シミュレーションを実行して、前記複数の温度セルのそれぞれの温度を示す第1温度情報を記憶し、
    前記複数の発熱セルの発熱密度を前記第1発熱密度のそれぞれに一定値を加算した第2発熱密度に設定したときの前記温度面の温度を算出する第2シミュレーションを実行して、前記複数の温度セルのそれぞれの温度を示す第2温度情報を記憶し、
    前記第1温度情報および前記第2温度情報に対応する前記複数の温度セルのそれぞれの温度の差から、発熱密度の変化量に対する温度の変化量を示す変化係数を前記複数の発熱セルのそれぞれについて算出し、
    前記変化係数に基づいて、複数の前記温度セルのそれぞれの温度が所望の目標温度になるように複数の前記発熱セルのそれぞれの発熱密度を決定し、
    決定した複数の前記発熱セルのそれぞれの発熱密度に基づいて、複数の前記発熱セルのそれぞれの幅を決定し、
    決定した複数の前記発熱セルのそれぞれの幅に基づいて、メッシュモーフィングを用いて複数の前記発熱セルのそれぞれの形状を変更する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする発熱密度算出プログラム。
  2. 前記発熱セルの形状を変更した後に計測した前記温度セルの温度が、前記目標温度とならない場合に、前記発熱密度を決定する処理、前記幅を決定する処理、および、前記形状を変更する処理を、前記温度セルの温度が前記目標温度となるまで繰り返す、
    ことを特徴とする請求項1に記載の発熱密度算出プログラム。
  3. 前記メッシュモーフィングを用いて複数の前記発熱セルのそれぞれの形状を変更する際に、前記発熱セルの外周部に対応するメッシュオブジェクトの接点を移動させて形状を変更させる、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の発熱密度算出プログラム。
  4. 前記幅を決定する処理は、複数の前記発熱セルのそれぞれの前記変化係数に基づいて、複数の前記発熱セルのそれぞれの幅を決定する、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の発熱密度算出プログラム。
  5. 発熱面を分割する複数の発熱セルのそれぞれの発熱密度を第1発熱密度に設定したときの前記複数の発熱セルのそれぞれに一対一で対応付けられた複数の温度セルに分割された温度面の温度を算出する第1シミュレーションを実行して、前記複数の温度セルのそれぞれの温度を示す第1温度情報を記憶し、
    前記複数の発熱セルの発熱密度を前記第1発熱密度のそれぞれに一定値を加算した第2発熱密度に設定したときの前記温度面の温度を算出する第2シミュレーションを実行して、前記複数の温度セルのそれぞれの温度を示す第2温度情報を記憶し、
    前記第1温度情報および前記第2温度情報に対応する前記複数の温度セルのそれぞれの温度の差から、発熱密度の変化量に対する温度の変化量を示す変化係数を前記複数の発熱セルのそれぞれについて算出し、
    前記変化係数に基づいて、複数の前記温度セルのそれぞれの温度が所望の目標温度になるように複数の前記発熱セルのそれぞれの発熱密度を決定し、
    決定した複数の前記発熱セルのそれぞれの発熱密度に基づいて、複数の前記発熱セルのそれぞれの幅を決定し、
    決定した複数の前記発熱セルのそれぞれの幅に基づいて、メッシュモーフィングを用いて複数の前記発熱セルのそれぞれの形状を変更する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする発熱密度算出方法。
  6. 発熱面を分割する複数の発熱セルのそれぞれの発熱密度を第1発熱密度に設定したときの前記複数の発熱セルのそれぞれに一対一で対応付けられた複数の温度セルに分割された温度面の温度を算出する第1シミュレーションを実行して、前記複数の温度セルのそれぞれの温度を示す第1温度情報を記憶し、前記複数の発熱セルの発熱密度を前記第1発熱密度のそれぞれに一定値を加算した第2発熱密度に設定したときの前記温度面の温度を算出する第2シミュレーションを実行して、前記複数の温度セルのそれぞれの温度を示す第2温度情報を記憶するシミュレーション実行部と、
    前記第1温度情報および前記第2温度情報に対応する前記複数の温度セルのそれぞれの温度の差から、発熱密度の変化量に対する温度の変化量を示す変化係数を前記複数の発熱セルのそれぞれについて算出する変化係数算出部と、
    前記変化係数に基づいて、複数の前記温度セルのそれぞれの温度が所望の目標温度になるように複数の前記発熱セルのそれぞれの発熱密度を決定する発熱密度決定部と、
    決定した複数の前記発熱セルのそれぞれの発熱密度に基づいて、複数の前記発熱セルのそれぞれの幅を決定する幅決定部と、
    決定した複数の前記発熱セルのそれぞれの幅に基づいて、メッシュモーフィングを用いて複数の前記発熱セルのそれぞれの形状を変更する形状変更部と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
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