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JP2018198594A - 油脂組成物 - Google Patents

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JP2018198594A
JP2018198594A JP2018095552A JP2018095552A JP2018198594A JP 2018198594 A JP2018198594 A JP 2018198594A JP 2018095552 A JP2018095552 A JP 2018095552A JP 2018095552 A JP2018095552 A JP 2018095552A JP 2018198594 A JP2018198594 A JP 2018198594A
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lol
fat
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世里子 遠藤
Yoriko Endo
世里子 遠藤
雅崇 安藤
Masataka Ando
雅崇 安藤
丈志 長澤
Takeshi Nagasawa
丈志 長澤
淳志 小原
Atsushi Obara
淳志 小原
一郎 日▲高▼
Ichiro Hidaka
一郎 日▲高▼
柚実子 豊口
Yumiko TOYOGUCHI
柚実子 豊口
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Nisshin Oillio Group Ltd
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Nisshin Oillio Group Ltd
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Abstract

【課題】低いトランス脂肪酸含有量を有し、かつ、ホイップクリームの原料に好適な油脂組成物、および該油脂組成物を含有する水中油型乳化物を提供することである。【解決手段】20〜70質量%のL2Oおよび0.05〜10質量%のL2MとLM2の合計含有量を含み、前記L2Oに占めるLOLの質量比(LOL/L2O)が0.40〜0.85である、油脂組成物。10質量%以下のLLLを含む、前記油脂組成物。10質量%以下のXXXを含む、前記油脂組成物。【選択図】なし

Description

本発明は、主に製菓製パン領域で使用される水中油型乳化物の原料として利用するのに適した油脂組成物、および該油脂組成物を含む水中油型乳化物に関する。
多くの場合、植物性クリームおよびコンパウンドクリームには、植物性油脂の硬化油が使用されていた。しかしながら、近年、硬化油に含まれるトランス脂肪酸は、栄養学的に好ましくないと認識されてきた。米国では一定基準以上のトランス脂肪酸を含む食品にはトランス脂肪酸含有量を表示する義務がある。従って、クリームに使用される油脂は、硬化油を含まない配合に置き換わってきている。
トランス脂肪酸を実質上含まないクリームとして、例えば、ラウリン系油脂を主体としたクリームが挙げられる(例えば、特開2006−304713号公報、特開2009−50235号公報参照)。また、パーム油の中融点分別油などのSUS型トリグリセリドを主体としたクリーム(例えば、特開2006−223176号公報、特開2010−68716号公報参照)も考案されている。しかし、上記ラウリン系油脂を主体としたクリームは、良好な口どけを有するが、コク味が乏しい。そして、上記SUS型トリグリセリドを主体としたクリームは、コク味を有するが、乳化を安定に維持することが難しい。また、乳化を安定にするために、SSU型トリグリセリドを併用するクリーム(例えば、特開2008−86268号公報、特開2008−263790号公報参照)も考案されている。このようなクリームは、乳化安定性は良くなるが、口どけがシャープさに欠ける。
特開2006−304713号公報 特開2009−50235号公報 特開2006−223176号公報 特開2010−68716号公報 特開2008−86268号公報 特開2008−263790号公報
従って、トランス脂肪酸含有量が十分に低減され、かつ、良好な口どけとコク味を有するクリームが求められている。特に、ホイップ適性を有するクリームの開発が望まれている。
本発明の課題は、低いトランス脂肪酸含有量を有し、かつ、ホイップクリームの原料に好適な油脂組成物、および該油脂組成物を含有する水中油型乳化物を提供することである。
本発明者らは上記課題を解決するため鋭意検討した。その結果、特定の含有量で特定の種類のトリグリセリドを有する油脂組成物が、上記課題を解決できることを見出した。これにより本発明は完成された。
本発明は以下のようなものを提供する。
(1)20〜70質量%のL2Oおよび0.05〜10質量%のL2MとLM2の合計含有量を含み、前記L2Oに占めるLOLの質量比(LOL/L2O)が0.40〜0.85である、油脂組成物。
ただし、L、O、M、L2O、LOL、L2MおよびLM2は、以下を意味する。
L:炭素数16以上の飽和脂肪酸
O:オレイン酸
M:炭素数6〜10の飽和脂肪酸
L2O:2分子のLと1分子のOが結合したトリアシルグリセロール
LOL:グリセロールの1位および3位にLが結合し、2位にOが結合したトリアシルグリセロール
L2M:2分子のLと1分子のMが結合したトリアシルグリセロール
LM2:1分子のLと2分子のMが結合したトリアシルグリセロール
(2)40〜70質量%のL2Oおよび0.05〜10質量%のL2MとLM2の合計含有量を含み、前記L2Oに占めるLOLの質量比(LOL/L2O)が0.40〜0.85である、油脂組成物。
ただし、L、O、M、L2O、LOL、L2MおよびLM2は、以下を意味する。
L:炭素数16以上の飽和脂肪酸
O:オレイン酸
M:炭素数6〜10の飽和脂肪酸
L2O:2分子のLと1分子のOが結合したトリアシルグリセロール
LOL:グリセロールの1位および3位にLが結合し、2位にOが結合したトリアシルグリセロール
L2M:2分子のLと1分子のMが結合したトリアシルグリセロール
LM2:1分子のLと2分子のMが結合したトリアシルグリセロール
(3)20〜50質量%のL2O、25〜55質量%のラウリンTAGおよび0.05〜10質量%のL2MとLM2の合計含有量を含み、前記L2Oに占めるLOLの質量比(LOL/L2O)が0.40〜0.85である、油脂組成物。
ただし、L、O、M、L2O、LOL、L2M、LM2およびラウリンTAGは、以下を意味する。
L:炭素数16以上の飽和脂肪酸
O:オレイン酸
M:炭素数6〜10の飽和脂肪酸
L2O:2分子のLと1分子のOが結合したトリアシルグリセロール
LOL:グリセロールの1位および3位にLが結合し、2位にOが結合したトリアシルグリセロール
L2M:2分子のLと1分子のMが結合したトリアシルグリセロール
LM2:1分子のLと2分子のMが結合したトリアシルグリセロール
ラウリンTAG:構成脂肪酸として少なくとも1分子のラウリン酸が結合したトリアシルグリセロール
(4)10質量%以下のLLLを含む、(1)〜(3)の何れか1つの油脂組成物。
ただし、LLLは、以下を意味する。
LLL:3分子のLが結合したトリアシルグリセロール
(5)10質量%以下のXXXを含む、(1)〜(4)の何れか1つの油脂組成物。
ただし、XおよびXXXは、以下を意味する。
X:炭素数16以上の不飽和脂肪酸
XXX:3分子のXが結合したトリアシルグリセロール
(6)前記LM2の含有量に対する前記L2Mの含有量の質量比(L2M/LM2)が、0.05〜4.5である、(1)〜(5)の何れか1つの油脂組成物。
(7)(1)〜(6)のいずれか1つの油脂組成物を含む水中油型乳化物。
(8)(7)の水中油型乳化物を含む食品。
本発明の油脂組成物を使用することにより、トランス脂肪酸含有量が十分に低減され、かつ、良好な口どけとコク味を有するクリームが提供できる。特に、ホイップ適性を有するクリームが提供できる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の油脂組成物は、20〜70質量%のL2Oを含む。ここで、L、OおよびL2Oは、次を意味する。Lは、炭素数16以上の飽和脂肪酸である。Oは、オレイン酸である。L2Oは、1分子のグリセロールに1分子のLと2分子のOがエステル結合したトリアシルグリセロールである。L2Oに結合するLは、同一の脂肪酸でも、異なる脂肪酸でも、どちらでもよい。Lは、好ましくは直鎖である。また、Lの炭素数は、好ましくは16〜22であり、より好ましくは16〜18である。Lは、例えば、パルミチン酸、ステアリン酸、アラキジン酸などが挙げられる。
上記L2Oは、LOLを含む。ここで、LOLは、グリセロールの1位および3位にLが結合し、2位にOが結合した、トリアシルグリセロールである。L2Oに占めるLOLの量の質量比(LOL/L2O)は、0.40〜0.85である。LOL/L2Oは、好ましくは0.6〜0.85であり、より好ましくは0.7〜0.85である。油脂組成物に占めるL2Oの含有量、およびLOL/L2Oが上記範囲内にあると、該油脂組成物を使用した水中油型乳化物は良好な乳化安定性を有する。
また、本発明の油脂組成物に含まれるL2MとLM2との合計は、0.05〜10質量%である。ここで、M、L2MおよびLM2は、次を意味する。Mは、炭素数6〜10の飽和脂肪酸である。Mは、好ましくは直鎖である。また、Mの炭素数は、好ましくは8〜10である。Mは、例えば、n−ヘキサン酸、n−オクタン酸、n−デカン酸などが挙げられる。L2Mは、1分子のグリセロールに2分子のLと1分子のMがエステル結合したトリアシルグリセロールである。LM2は、1分子のグリセロールに1分子のLと2分子のMがエステル結合したトリアシルグリセロールである。前記トリアシルグリセロールに結合するLもしくはMは、同一の脂肪酸でも、異なる脂肪酸でも、どちらでもよい。本発明の油脂組成物に含まれるL2MとLM2との合計は、好ましくは0.2〜7質量%、より好ましくは0.3〜5質量%、さらに好ましくは0.5〜5質量%、ことさら好ましくは1.5〜4.7質量%、最も好ましくは2.5〜4.5質量%である。本発明の油脂組成物に占める、L2MとLM2との合計含有量(以下、L2M+LM2とも表す)が上記範囲内にあると、該油脂組成物を使用した水中油型乳化物は、良好な乳化安定性を有する。また、該油脂組成物を使用した水中油型乳化物を起泡して得られるクリームは、良好な口どけを有する。
油脂組成物に占める、LM2の含有量に対するL2Mの含有量の質量比(L2M/LM2)は、好ましくは0.05〜4.5である。L2M/LM2は、より好ましくは0.3〜3であり、さらに好ましくは0.55〜2.5である。L2M/LM2が上記範囲内にあると、該油脂組成物を使用した水中油型乳化物は、より良好な乳化安定性を有する。また、該油脂組成物を使用した水中油型乳化物を起泡して得られるクリームは、より良好な口どけを有する。
本発明の油脂組成物は、10質量%以下のLLLを含有してもよい。ここで、LLLは、1分子のグリセロールに3分子のLがエステル結合したトリアシルグリセロールである。LLLに結合するLは、同一の脂肪酸でも、異なる脂肪酸でも、どちらでもよい。本発明の油脂組成物に含まれるLLLの含有量は、好ましくは1〜8質量%であり、より好ましくは2〜6質量%である。
また、本発明の油脂組成物は、10質量%以下のXXXを含有してもよい。ここで、Xは、炭素数16以上の不飽和脂肪酸である。XXXは、1分子のグリセロールに3分子のXがエステル結合したトリアシルグリセロールである。XXXに結合するXは、同一の脂肪酸でも、異なる脂肪酸でも、どちらでもよい。Xは、好ましくは直鎖である。また、Xの炭素数は、好ましくは16〜22であり、より好ましくは16〜18である。Xは、例えば、パルミトオレイン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸などが挙げられる。本発明の油脂組成物に含まれるXXXの含有量は、好ましくは1〜8質量%であり、より好ましくは2〜6質量%である。本発明の油脂組成物のLLL含有量およびXXX含有量が上記範囲内にあると、該油脂組成物を使用した水中油型乳化物を起泡して得られるクリームは、良好な口どけとコク味を有する。
本発明によれば、本発明の油脂組成物は、次の第1の態様の油脂組成物であってもよい。
本発明の第1の態様の油脂組成物は40〜70質量%のL2Oを含む。本発明の第1の態様の油脂組成物のL2O含有量は、好ましくは40〜65質量%であり、より好ましくは40〜60質量%である。第1の態様の油脂組成物のL2O含有量が上記範囲内にあると、該油脂組成物を使用した水中油型乳化物を起泡して得られるクリームは、良好な口どけを有する。
本発明によれば、本発明の油脂組成物は、次の第2の態様の油脂組成物であってもよい。
本発明の第2の態様の油脂組成物は、20〜50質量%のL2Oおよび25〜55質量%のラウリンTAG(構成脂肪酸として少なくとも1分子のラウリン酸を含むトリアシルグリセロール)を含む。本発明の第2の態様の油脂組成物のL2O含有量は、好ましくは20質量%以上40質量%未満であり、より好ましくは24〜36質量%である。本発明の第2の態様の油脂組成物のラウリンTAG含有量は、好ましくは30〜50質量%であり、より好ましくは34〜46質量%である。第2の態様の油脂組成物のL2O含有量およびラウリンTAG含有量が上記範囲内にあると、該油脂組成物を使用した水中油型乳化物は良好な乳化安定性を有する。また、該油脂組成物を使用した水中油型乳化物を起泡化して得られるクリームは良好な口どけを有する。
また、本発明の油脂組成物は、LX2およびL2X’を含有してもよい。ここで、X’は、炭素数16以上であり、かつ、2以上の不飽和結合を有する、不飽和脂肪酸である。LX2は、1分子のグリセロールに1分子のLと2分子のXがエステル結合したトリアシルグリセロールである。L2X’は、1分子のグリセロールに2分子のLと1分子のX’がエステル結合したトリアシルグリセロールである。前記トリアシルグリセロールに結合するL、XもしくはX’は、同一の脂肪酸でも、異なる脂肪酸でも、どちらでもよい。X’は、好ましくは直鎖である。また、X’の炭素数は、好ましくは16〜22であり、より好ましくは16〜18である。X’は、例えば、リノール酸、リノレン酸などが挙げられる。
本発明の第1の態様の油脂組成物に含まれるLX2の含有量は、好ましくは15〜40質量%であり、より好ましくは20〜35質量%であり、さらに好ましくは20〜30質量%である。また、本発明の第1の態様の油脂組成物に含まれるL2X’の含有量は、好ましくは0〜20質量%であり、より好ましくは5〜15質量%である。本発明の第1の態様の油脂組成物のLX2含有量およびL2X’含有量が上記範囲内にあると、第1の態様の油脂組成物を使用した水中油型乳化物を起泡し得られるクリームは良好な口どけを有する。
本発明の第2の態様の油脂組成物に含まれるLX2の含有量は、好ましくは5〜25質量%であり、より好ましくは8〜20質量%であり、さらに好ましくは10〜18質量%である。また、本発明の第2の態様の油脂組成物に含まれるL2X’の含有量は、好ましくは0〜10質量%であり、より好ましくは0〜8質量%である。本発明の第2の態様の油脂組成物のLX2含有量およびL2X’含有量が上記範囲内にあると、第2の態様の油脂組成物を使用した水中油型乳化物を起泡して得られるクリームは滑らかな口どけを有する。
本発明の好ましい実施の態様によれば、本発明の油脂組成物は、LOLを豊富に含む油脂(40質量%以上、好ましくは50質量%以上のLOLを含む油脂)を含んでもよい。LOLを豊富に含む油脂(以下、LOL含有油脂とも表す)の例として、ココアバター、パーム油、シア脂、サル脂、アランブラッキア脂、モーラー脂、イリッペ脂、およびマンゴー核油、ならびに、それらの分別油が挙げられる。さらに、すでに知られているように、パルミチン酸、ステアリン酸、あるいは、それらの低級アルコールエステルと、ハイオレイックヒマワリ油等の高オレイン酸油脂との混合物を、1,3位選択性リパーゼ製剤を用いて、エステル交換反応を適用することにより得られた反応物を必要に応じて蒸溜および分別して得られる油脂を使用してもよい。本発明の油脂組成物は、1種または2種以上のLOL含有油脂を含んでもよい。LOL含有油脂は、特に、好ましくはパーム油中融点画分である。
本発明の好ましい実施の態様によれば、本発明の第1の態様の油脂組成物に含まれる上記LOL含有油脂の含有量は、好ましくは25〜90質量%であり、より好ましくは40〜85質量%であり、さらに好ましくは55〜80質量%である。また、本発明の第2の態様の油脂組成物に含まれる上記LOL油脂の含有量は、好ましくは10〜40質量%であり、より好ましくは14〜35質量%であり、さらに好ましくは18〜30質量%である。
本発明の好ましい実施の態様によれば、本発明の油脂組成物は、非ラウリン油脂のエステル交換油脂(非ラウリンエステル交換油脂)を含んでもよい。非ラウリン油脂は、油脂を構成する脂肪酸全量のうち炭素数16以上の脂肪酸が90質量%を超える油脂である。例として、菜種油、高エルシン酸菜種油、大豆油、コーン油、紅花油、綿実油、ヒマワリ油、カカオ脂、シア脂、サル脂、パーム油等、並びにこれらに水素添加した油脂が挙げられる。非ラウリンエステル交換油脂の原料油脂には、これらから選ばれる1種または2種以上の非ラウリン油脂が用いられてもよい。
エステル交換に用いられる原料油脂として、上記非ラウリンエステル交換油脂は、好ましくはパーム系油脂を含有する。パーム系油脂として、パーム油及びパーム油の分別油であれば何れも使用できる。パーム系油脂の例として、(1)パーム油の1段分別油であるパームオレイン及びパームステアリン、(2)パームオレインを分別した分別油(2段分別油)であるパームオレイン(パームスーパーオレイン)及びパームミッドフラクション、(3)パームステアリンを分別した分別油(2段分別油)であるパームオレイン(ソフトパーム)及びパームステアリン(ハードステアリン)、並びに、それらの硬化油が挙げられる。非ラウリンエステル交換油脂の原料油脂として、1種または2種以上のパーム系油脂を使用してもよい。
上記非ラウリンエステル交換油脂の原料油脂に、パーム系油脂が含まれる場合、原料油脂に占めるパーム系油脂の含有量は、好ましくは20〜100質量%であり、より好ましくは40〜100質量%であり、さらに好ましくは60〜100質量%である。
上記非ラウリンエステル交換油脂は、エステル交換処理の前後で、分別、水素添加等の加工処理が単回、もしくは複数回繰り返されてもよい。非ラウリンエステル交換油脂は、40質量%未満のLOLを含有する。非ラウリンエステル交換油脂のヨウ素価は、好ましくは25〜75であり、より好ましくは30〜70であり、さらに好ましくは35〜65であり、最も好ましくは40〜60である。非ラウリンエステル交換油脂は、1種または2種以上を使用してもよい。
本発明の好ましい実施の態様によれば、本発明の第1の態様の油脂組成物に含まれる上記非ラウリンエステル交換油脂の含有量は、好ましくは5〜70質量%であり、より好ましくは10〜55質量%であり、さらに好ましくは15〜40質量%である。本発明の第2の態様の油脂組成物に含まれる上記非ラウリンエステル交換油脂の含有量は、好ましくは10〜50質量%であり、より好ましくは15〜45質量%であり、さらに好ましくは20〜40質量%である。
本発明の好ましい実施の態様によれば、本発明の油脂組成物は、ラウリンTAGを豊富に含む油脂(40質量%以上、好ましくは50質量%以上のラウリンTAGを含む油脂)を含んでもよい。ラウリンTAGを豊富に含む油脂(以下、ラウリンTAG油脂とも表す)は、油脂の構成脂肪酸の全量のうち、30質量%以上のラウリン酸を有するラウリン系油脂であってもよい。前記ラウリン系油脂の例として、ヤシ油、パーム核油、およびババス油など、ならびに、それらの分別油が挙げられる。また、ラウリンTAG油脂は、ラウリン系油脂と非ラウリン系油脂とを含む混合油のエステル交換油脂であってもよい。当該混合油は、ラウリン系油脂と非ラウリン系油脂との質量比は、好ましくは30:70〜70:30であり、より好ましくは、35:65〜65:35である。ラウリンTAG油脂は、1種または2種以上が含まれてもよい。
本発明の好ましい実施の態様によれば、本発明の第1の態様の油脂組成物に含まれる上記ラウリンTAG油脂の含有量は、好ましくは0〜20質量%であり、より好ましくは0〜10質量%であり、さらに好ましくは0〜5質量%である。本発明の第2の態様の油脂組成物に含まれる上記ラウリンTAG油脂の含有量は、好ましくは30〜70質量%であり、より好ましくは38〜62質量%でり、さらに好ましくは42〜56質量%である。
本発明の好ましい実施の態様によれば、本発明の油脂組成物は、40質量%以上(好ましくは60〜100質量%)のL2MおよびLM2を含有する油脂(以下、L2M+LM2油脂とも表す)を使用してもよい。L2M+LM2油脂は、例えば、10〜65質量部(より好ましくは20〜55質量部)のMMMと、35〜90質量部(より好ましくは45〜80質量部)の極度硬化された非ラウリン油脂との混合油脂をエステル交換することにより得られる油脂であってもよい。また、当該エステル交換油脂は、必要に応じてさらに分別されてもよい。また、MMMと非ラウリン油脂との混合油脂に、エステル交換した後、極度硬化行程が適用されてもよい。当該油脂は、必要に応じてさらに分別されてもよい。ここで、MMMは、1分子のグリセロールに3分子のMがエステル結合したトリアシルグリセロール(中鎖脂肪酸トリグリセリド)である。L2M+LM2油脂は、1種または2種以上を使用してもよい。
本発明において、硬化(水素添加)反応およびエステル交換反応は、従来公知の方法が適用できる。例えば、エステル交換反応は、ナトリウムメトキシドなどの合成触媒を使用した化学的エステル交換、ならびに、リパーゼを触媒を使用した酵素エステル交換、のどちらの方法でも適用できる。また、例えば、分別は、ドライ分別(自然分別)、乳化分別(界面活性剤分別)、ならびに、溶剤分別などの方法が適用できる。
本発明の好ましい実施の態様によれば、本発明の油脂組成物に含まれる上記L2M+LM2油脂の含有量は、好ましくは0.1〜10質量%であり、より好ましくは0.2〜7質量%であり、さらに好ましくは0.3〜5質量%である。
本発明の好ましい実施の態様によれば、本発明の油脂組成物は、本発明の効果が損なわれない限り、上記の、LOL含有油脂、非ラウリンエステル交換油脂、ラウリンTAG油脂およびL2M+LM2油脂以外の油脂を含んでもよい。例えば、パーム油、パーム分別油(パームオレインおよびパームスーパーオレインなど)、シア脂オレイン、サル脂オレイン、大豆油、菜種油、綿実油、サフラワー油、ひまわり油、米油、コーン油、ゴマ油、オリーブ油、乳脂など、ならびにこれらの混合油および加工油脂(水素添加油脂、エステル交換油脂、分別油脂)が挙げられる。
本発明の好ましい実施の態様によれば、本発明の油脂組成物は、好ましくはトランス脂肪酸含有量が高い部分水素添加油脂を使用しない。したがって、本発明の油脂組成物を構成する脂肪酸全量に占めるトランス脂肪酸含有量は、好ましくは5質量%以下であり、より好ましくは2質量%以下であり、さらに好ましくは0〜1質量%である。
本発明の好ましい実施の態様によれば、本発明の効果が損なわれない限り、必要に応じて、本発明の油脂組成物に、一般的に用いられている添加剤は適宜添加してもよい。
添加剤の例としては、保存安定性向上、酸化安定性向上、熱安定性向上や、低温下での結晶抑制等を目的としたもの、より具体的には、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、モノグリセリド、有機酸モノグリセリド、ポリソルベート、ビタミンE、アスコルビン酸脂肪酸エステル、リグナン、コエンザイムQ、オリザノール、ジグリセリド、シリコーン、トコフェロール、レシチン、着色料や、香料等が挙げられる。
添加剤の添加量は配合目的に応じて適宜設定することができる、しかし、該添加剤の添加量は、油脂組成物の総質量に対して、好ましくは0.0001〜5質量%、より好ましくは0.0001〜1質量%である。
本発明の好ましい実施の態様によれば、本発明の油脂組成物は、上記の、LOL含有油脂、非ラウリンエステル交換油脂、ラウリンTAG油脂およびL2M+LM2油脂を、適宜混合することにより製造できる。
上記の油脂組成物は、本発明の水中油型乳化物の油相に含まれる。本発明の水中油型乳化物は、上記の油脂組成物と、水と、さらにその他の成分とを含んでもよい。水中油型乳化物に一般的に使用される、その他の成分は、例えば、食品、乳化剤、香料、タンパク質(乳固形分)、増粘剤、糖類(澱粉及びその分解物、糖アルコールを含む)、安定化剤、抗酸化剤、および色素などが挙げられる。水中油型乳化物中の油脂組成物の配合量は、好ましくは5質量%以上50質量%以下であり、より好ましくは10質量%以上45質量%以下であり、さらに好ましくは25質量%以上45質量%以下である。水中油型乳化物中の水の配合量は、好ましくは20質量%以上80質量%以下、より好ましくは30質量%以上75質量%以下、さらに好ましくは40質量%以上70質量%以下である。水中油型乳化物中のその他の成分の配合量は、好ましくは0.1質量%以上65質量%以下、より好ましくは0.1質量%以上50質量%以下、さらに好ましくは0.1質量%以上35質量%以下である。
本発明の水中油型乳化物は、各種用途に用いることができる。各種用途としては、例えば、ホイップクリーム、コーヒーホワイトナー、および調理用の食用クリームなどが挙げられる。本発明の水中油型乳化物は、特に、ホイップ用の起泡性水中油型乳化物(ホイップクリーム)として利用されることが好ましい。本発明の水中油型乳化物を用いた食品としては、例えば、ホイップされたクリーム(ホイップドクリーム)を用いたチルドデザートや和洋生菓子などが挙げられる。
本発明の水中油型乳化物の製造方法には、公知の方法を用いることができる。一例としては、融解された本発明の油脂組成物に、油溶性のその他の成分が溶解または分散されて油相は調製される。一方、水に、水溶性のその他の成分が溶解または分散されて水相も調製される。それぞれ調製した油相と水相を混合し、該混合物は予備的に乳化されることにより、予備乳化物が得られた。そして、該予備乳化した乳化物に均質化処理を適用することにより、本発明の水中油型乳化物は製造される。また、必要に応じて前記乳化物を殺菌処理してもよい。均質化処理は、殺菌処理の前に行う前均質でも、殺菌処理の後に行う後均質でも、どちらでもよい。また、前均質および後均質の両者を組み合わせた二段均質を行ってもよい。均質化処理の後は、好ましくは冷却、エージングの工程を適用する。
本発明の好ましい実施の態様によれば、本発明の水中油型乳化物は乳脂を含んでもよい。この場合、水中油型乳化物は、本発明の油脂組成物と、バターやバターオイル、調製油脂などの乳脂とを混合することにより調整された油相と水相との混合物を乳化することにより製造できる。また、生クリーム(乳脂肪のみから製造されるクリーム)が配合された水相と、本発明の油脂組成物を含む油相とを混合し、得られた混合物を乳化することによっても製造できる。さらに、本発明の水中油型乳化物は生クリームを混合することによっても製造できる。本発明の水中油型乳化物に含まれる乳脂の含有量は、好ましくは5〜35質量%であり、より好ましくは10〜30質量%であり、さらに好ましくは15〜25質量%である。
以下、本発明を実施例によってさらに詳細に説明する。しかし、本発明は以下の実施例の内容に何ら制限されない。
<分析>
油脂組成物に含まれる、L2O含有量、LOL含有量、L2M含有量、LM2含有量、LLL含有量、XXX含有量、ラウリンTAG含有量、LX2含有量、およびL2X’含有量は、ガスクロマトグラフ法(JAOCS,vol70,11,1111−1114(1993))および銀イオンカラム−HPLC法(J.High Resol.Chromatogr.,18,105−107(1995))に準じて測定した。
油脂を構成する脂肪酸の含有量は、ガスクロマトグラフィー法(AOCS Ce1f−
96)に準じて測定した。
<油脂原料の調製>
(LOL含有油脂−1):
パーム油中融点画分(LOL含有量53.6質量%、日清オイリオグループ株式会社製)を、LOL含有油脂−1とした。
(非ラウリンエステル交換油脂−1):
触媒として、ナトリウムメトキシドを用いたパームオレイン(ヨウ素価56)のランダムエステル交換油脂を、非ラウリンエステル交換油脂−1(ヨウ素価56)とした。
(非ラウリンエステル交換油脂−2):
65質量部のパーム油中融点画分と35質量部のパームステアリンとを混合した。当該混合油脂に、触媒としてナトリウムメトキシドを用いたランダムエステル交換が適用された。乾式分別した当該ランダムエステル交換油脂の低融点画分を、非ラウリンエステル交換油脂−2(ヨウ素価43)とした。
(ラウリンTAG油脂−1):
パーム核油(ラウリンTAG含有量84.3質量%、日清オイリオグループ株式会社製)を、ラウリンTAG油脂−1とした。
(ラウリンTAG油脂−2):
極度硬化パーム核油(ラウリンTAG含有量84.3質量%、日清オイリオグループ株式会社製)を、ラウリンTAG油脂−2とした。
(ラウリンTAG油脂−3)
極度硬化ヤシ油(ラウリンTAG含有量85.7質量%、日清オイリオグループ株式会社製)を、ラウリンTAG油脂−3とした。
(L2M+LM2油脂−1):
51質量部の菜種油の極度硬化油と49質量部のMMMとを混合した。ここで、MMMは、構成脂肪酸がn−オクタン酸とn−デカン酸であり、その構成比(質量比)は30:70である。当該混合油脂に、触媒としてナトリウムメトキシドを用いたランダムエステル交換を適用することにより得られた油脂を、L2M+LM2油脂−1(L2MとLM2の合計含有量75.7質量%、L2M/LM2=0.74)とした。
<油脂組成物の製造>
表1〜3に示されている配合(質量%)に従い、油脂原料を混合することにより、例1〜16の油脂組成物を製造した。製造された油脂組成物の分析値(質量%、LOL/L2Oは除く)は表1〜3に示される。
Figure 2018198594
Figure 2018198594
Figure 2018198594
<起泡性水中油型乳化物の製造>
44.5質量部の例1〜16の各油脂組成物に、0.5質量部の油溶性の乳化剤を溶解、分散させて油相を調製した。同時に、50.3質量部の水に、4.5質量部の脱脂粉乳、0.1質量部のリン酸塩、および0.1質量部の水溶性の乳化剤を溶解、分散させて水相を調製した。次に、油相が水相に加えられた。当該混合物を60〜70℃に調温しながら、ホモミキサーにて予備乳化が行われた。予備乳化後、乳化物は6MPaの圧力下で均質化された。そして、85℃、15分のバッチ殺菌が行われた後、前記乳化物は、約10℃まで冷却された。その後5℃の冷蔵庫にて約18時間エージングが行われ、例1〜16の起泡性水中油型乳化物が得られた。
<起泡性水中油型乳化物の分析・評価>
例1〜16の起泡性水中油型乳化物は、それぞれ、以下のホイップ適性の指標となる分析・評価が行われた。結果は表1〜3に示される。
1.乳化安定性
例1〜16の各起泡性水中油型乳化物は100mlビーカーに60g計量され、品温を20℃に調整された。スリーワンモーター(新東科学株式会社製、攪拌翼プロペラRを先端に付けた攪拌棒を使用)を用いて160rpmで攪拌しながら、起泡性水中油型乳化物が凝固・増粘する(いわゆるボテる)までの時間が計測された。起泡性水中油型乳化物が凝固・増粘するまでの時間が長いほど、乳化安定性が高いことを示す。しかし、乳化安定性が高いとクリームの立ちがやや遅くなる傾向がある。
評価基準
評価◎:非常に良好(3分以上7分未満)
評価○:良好(7分以上)
評価△:可 (1分以上3分未満)
評価×:不良(1分未満)
2.ホイップ性
例1〜16の各起泡性水中油型乳化物は500g計量され、品温を5〜10℃に調整された。起泡性水中油型乳化物に35gの砂糖が加えられた。その後、起泡性水中油型乳化物はホバートミキサー(ホバートジャパン社製)を用い、中速2(約120rpm)で8割り立てまでホイップした後、手立てで10割り立てまでホイップされた。10割り立てまでにかかる時間が計測された。
評価基準
評価◎:非常に良好(4分以上7分未満)
評価○:良好 (7分以上10分未満)
評価△:可 (4分未満)
評価×:不良 (10分以上)
3.組織の状態
10割り立てにした各起泡性水中油型乳化物の組織の状態は、下記の評価基準に従って評価された。
評価基準
評価◎:キメが細かく非常に良好。
評価○:キメが細かく良好。
評価△:キメがやや粗い。
評価×:キメが粗い。
4.口どけおよび風味
10割り立てにした各起泡性水中油型乳化物は食され、下記の評価基準に従って評価された。
評価基準
評価◎:口どけが極めてよく、かつ、コク味を感じる。
評価○:口どけがよく、コク味を感じる。
評価△:口どけはよいがコク味に乏しい、または、コク味はあるが口どけがよくない。
評価×:口どけが非常によくない。
5.保形性
10割り立てにした各起泡性水中油型乳化物は花型口金つきの絞り出し袋を用いて絞りだされた後、5℃で24時間静置したときの形の変化が観察された。
評価基準
評価◎:エッジが残り、非常に良好。
評価○:エッジが残り、良好。
評価△:エッジがやや崩れている。
評価×:エッジが崩れている。
6.離水
10割り立てにした各起泡性水中油型乳化物は花型口金つきのつけた絞り出し袋を用いて絞りだされた後、5℃で24時間静置したときの離水状態が観察された。
評価基準
評価◎:離水がなく、非常に良好。
評価○:ほとんど離水がなく、良好。
評価△:やや離水がある。
評価×:離水している。

Claims (8)

  1. 20〜70質量%のL2Oおよび0.05〜10質量%のL2MとLM2の合計含有量を含み、前記L2Oに占めるLOLの質量比(LOL/L2O)が0.40〜0.85である、油脂組成物。
    ただし、L、O、M、L2O、LOL、L2MおよびLM2は、以下を意味する。
    L:炭素数16以上の飽和脂肪酸
    O:オレイン酸
    M:炭素数6〜10の飽和脂肪酸
    L2O:2分子のLと1分子のOが結合したトリアシルグリセロール
    LOL:グリセロールの1位および3位にLが結合し、2位にOが結合したトリアシルグリセロール
    L2M:2分子のLと1分子のMが結合したトリアシルグリセロール
    LM2:1分子のLと2分子のMが結合したトリアシルグリセロール
  2. 40〜70質量%のL2Oおよび0.05〜10質量%のL2MとLM2の合計含有量を含み、前記L2Oに占めるLOLの質量比(LOL/L2O)が0.40〜0.85である、油脂組成物。
    ただし、L、O、M、L2O、LOL、L2MおよびLM2は、以下を意味する。
    L:炭素数16以上の飽和脂肪酸
    O:オレイン酸
    M:炭素数6〜10の飽和脂肪酸
    L2O:2分子のLと1分子のOが結合したトリアシルグリセロール
    LOL:グリセロールの1位および3位にLが結合し、2位にOが結合したトリアシルグリセロール
    L2M:2分子のLと1分子のMが結合したトリアシルグリセロール
    LM2:1分子のLと2分子のMが結合したトリアシルグリセロール
  3. 20〜50質量%のL2O、25〜55質量%のラウリンTAGおよび0.05〜10質量%のL2MとLM2の合計含有量を含み、前記L2Oに占めるLOLの質量比(LOL/L2O)が0.40〜0.85である、油脂組成物。
    ただし、L、O、M、L2O、LOL、L2M、LM2およびラウリンTAGは、以下を意味する。
    L:炭素数16以上の飽和脂肪酸
    O:オレイン酸
    M:炭素数6〜10の飽和脂肪酸
    L2O:2分子のLと1分子のOが結合したトリアシルグリセロール
    LOL:グリセロールの1位および3位にLが結合し、2位にOが結合したトリアシルグリセロール
    L2M:2分子のLと1分子のMが結合したトリアシルグリセロール
    LM2:1分子のLと2分子のMが結合したトリアシルグリセロール
    ラウリンTAG:構成脂肪酸として少なくとも1分子のラウリン酸が結合したトリアシルグリセロール
  4. 10質量%以下のLLLを含む、請求項1〜3の何れか1項に記載の油脂組成物。
    ただし、LLLは、以下を意味する。
    LLL:3分子のLが結合したトリアシルグリセロール
  5. 10質量%以下のXXXを含む、請求項1〜4の何れか1項に記載の油脂組成物。
    ただし、XおよびXXXは、以下を意味する。
    X:炭素数16以上の不飽和脂肪酸
    XXX:3分子のXが結合したトリアシルグリセロール
  6. 前記LM2の含有量に対する前記L2Mの含有量の質量比(L2M/LM2)が、0.05〜4.5である、請求項1〜5の何れか1項に記載の油脂組成物。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の油脂組成物を含む水中油型乳化物。
  8. 請求項7に記載の水中油型乳化物を含む食品。
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