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JP2018169139A - 熱交換器用フィルタ装置とそれを用いた鶏舎の換気システム - Google Patents

熱交換器用フィルタ装置とそれを用いた鶏舎の換気システム Download PDF

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JP2018169139A
JP2018169139A JP2017068925A JP2017068925A JP2018169139A JP 2018169139 A JP2018169139 A JP 2018169139A JP 2017068925 A JP2017068925 A JP 2017068925A JP 2017068925 A JP2017068925 A JP 2017068925A JP 2018169139 A JP2018169139 A JP 2018169139A
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国彦 蓑島
Kunihiko Minoshima
国彦 蓑島
芥川 宏
Hiroshi Akutagawa
宏 芥川
真生 奥田
Masanari Okuda
真生 奥田
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Abstract

【課題】鶏舎等のように塵埃の多い場所で、熱交換器を用いた換気システムを構築する際には、熱交換器内の風路が詰まってしまう。【解決手段】内部と外部を仕切る壁の外側の外気と内側の内気の間で熱交換を行う熱交換器用フィルタ装置であって、フィルタと、前記フィルタに接続するフィルタ側接続口と前記熱交換器の内気吸引口に接続する熱交換器側接続口を有する吸引チャンバと、前記フィルタの塵埃を除去する塵埃除去手段と、前記フィルタを覆うことができる飛散防止カバーを有する熱交換器用フィルタ装置を熱交換器に装着させることで、熱交換器の目詰まりが軽減され、洗浄若しくは交換の間隔を長くすることができる。【選択図】図2

Description

本発明はブロイラーを飼育する鶏舎等に用いる熱交換器のフィルタ装置に関するものである。
ブロイラーは、特に日齢の浅い時期の環境状態が最終的な成長の大きさを左右する。したがって、鶏舎内の温度といった環境を飼育日数に応じて細かく管理する必要がある。例えば、鶏舎外の温度がその時の日齢のブロイラーにとって必要とされる温度より低い場合は、ガスブルーダー等の暖房機によって、鶏舎内の温度を所定の温度に維持しなければならない。
一方、外気温度が低い寒冷期においても、鶏舎内の空気質を改善するために、日齢に応じた最低風量で換気を行う必要がある。なお、ここで空気質とは、空気中の酸素濃度、二酸化炭素濃度、一酸化炭素濃度、アンモニア濃度、粉塵濃度といった、空気中の各成分の濃度をいう。
鶏舎の換気には、鶏舎の構造に応じた、自然換気と強制換気がある。本発明の対象とする鶏舎はウィンドレス鶏舎で、従来から、換気扇を使用した強制換気が行われている。従来のウィンドレス鶏舎の換気は、エアインレットから外気を導入し、換気扇により舎内の空気を排出していた。したがって、鶏舎内の温度管理および換気管理は、暖房機の運転・停止と、換気扇の運転・停止によって行われていた。以下では、ウィンドレス鶏舎を鶏舎と略して説明する。
つまり、寒冷期の外気温度が低い場合であっても、換気のために外気を鶏舎内に導入する。しかし、冷たい外気の導入によって鶏舎内の温度は急激に低下する。そこで、換気量を減らすことが行われる。これは、鶏舎内の空気質を劣化させる原因となる。
一方、冷たい外気を導入しても鶏舎内の温度が低下しないようにするためには、ブルーダーの設置数を増やさなければならない。これは、初期投資やガス等の燃料費が高額になり、好ましくない。
また、妻壁に設けられた換気扇で排気すると、鶏舎の長手方向に換気風が生じる。このような換気風は風上と風下で温度や空気質に差が生じやすい。また鶏舎の長手方向の中心側と壁側では風速に差が生じる。
このような課題を解決する方法として、熱交換器を使用した畜舎の換気装置が提案されている(特許文献1)。特許文献1では、熱交換器1台を畜舎に設置し、外気を取り入れる際に、畜舎内の空気と熱交換させる。熱交換により昇温した外気(舎内温度より低い温度)は、畜舎の上部に布設された給気ダクトによって下方に向けて吹き出させる。
また近年では、飼育日数に応じた最低風量のうち、最大風量を満足する大型の熱交換器1台を使用し、取り込まれた外気は畜舎内の空気と熱交換され、畜舎壁面から舎内に吹き出し、循環扇によって舎内を循環させる方法も知られている。
実公昭61−004166号公報
特許文献1の方法は、給気ダクトを用いているので、必要とされる風量以上にダクトの圧力損失を考慮したファン駆動力が必要となる。また、特許文献1の方法を鶏舎に適用すると、給気ダクトにより下方に向けての熱交換により昇温はしているものの、まだ冷たい外気を吹き出すため、換羽していないブロイラーの雛にも舎内温度より低い温度の風が直接当たる。これは、雛の成育に悪影響を及ぼす。特に14日齢までの雛に冷風を当てると、成長した際の体重が減る。
また、上記に説明した大型の熱交換器を用いる場合では、換気量が小さい場合には、給排気の風量を下げて運転するため、吹き出し風量が低下し、循環扇を用いても均一な温熱環境を得ることはできない。さらに、給排気が一か所になるため、舎内で飼育ゾーンをビニールカーテン等で仕切ることができず、省エネルギーの観点から好ましくない。
そこで、小型の熱交換器を多数配置することが考えられる。ところで、鶏舎内は粉塵量が非常に多い。これは羽、敷料(主におがくず)、餌といった浮遊粉塵主要物質が原因であり、鶏舎として不可避の物質である。一方、小型の熱交換器内の熱交換素子の風路は狭く、粉塵が詰まり易い構造となっている。したがって、小型の熱交換器をこのような粉塵量の多い環境に設置するには、内気吸引口にフィルタ装置を配置する必要がある。
しかし、フィルタがすぐに目詰まりしてしまっては、交換頻度が高くなり逆に手間がかかる。したがって、目詰まりしにくく、仮に目詰まりしても、簡単に復旧できるフィルタ装置が必要となる。また、このような課題は鶏舎に限ったことではなく、粉塵の多い環境で使用される、小型で風路の狭い熱交換器一般について言えることであり、たとえば、風路の狭い熱交換器を内蔵する暖房機についても言えることである。
本発明は上記の課題に鑑みて想到されたものであり、複数の熱交換器を側壁に分散して配置することで、給気にダクトを使用せず、また吹き出し風がブロイラーの雛の育成に悪影響を及ぼさず、さらに舎内の必要なゾーンに効率的に均一な温熱環境を提供することができるブロイラーの鶏舎に好適に利用される熱交換器用フィルタ装置を提供するものである。
より具体的に本発明に係る熱交換器用フィルタ装置は、
内部と外部を仕切る壁の外側の外気と内側の内気の間で熱交換を行う熱交換器用フィルタ装置であって、
フィルタと、
前記フィルタに接続するフィルタ側接続口と前記熱交換器の内気吸引口に接続する熱交換器側接続口を有する吸引チャンバと、
前記フィルタの塵埃を除去する塵埃除去手段と、
前記フィルタを覆うことができる飛散防止カバーを有することを特徴とする。
鶏舎に小型の熱交換器を多数配置する場合には、熱交換器の内気吸引口からの風路の塵埃による詰まりが問題となるため、熱交換器にはフィルタ装置が必要になる。本発明に係るフィルタ装置は、フィルタの除塵が容易にでき、フィルタを何度も再生して使用することができる。さらに、フィルタを露出していることにより、吸込み空気のフィルタ上流側での圧力損失をなくし、定期的な洗浄時の脱着作業も容易となる。また、フィルタは円筒型フィルタを用いるため、全周囲から空気を吸引する。したがって、小さな設置面積で濾過面積が最大にできるという効果を奏する。
また、本発明に係るフィルタ装置を備えた熱交換器を配置した鶏舎では、鶏舎に分散配置された熱交換器を日齢に基づいて決定される管理温度と外気温の差で動作の有無を制御する換気システムを構築できるので、省エネルギーであり、且つブロイラーの成長に合わせた鶏舎内の環境調節が可能となる。結果、効率的なブロイラーの成長を可能とする。
鶏舎の透視斜視図と平面図を示す図である。 熱交換器の構成を示す図である。 フィルタ装置の外観を示す図である。 フィルタ装置の断面図を示す図である。 フィルタ装置の他の実施形態(50b)を示す図である。 フィルタ装置の他の実施形態(50c)を示す図である。 制御装置の構成を示す図である。 制御装置の処理のフローである。 温度管理を行った場合の鶏舎内の温度変化を示すグラフである。 熱交換器を動作させる処理の詳細なフローである。 飼育ゾーンごとに換気をする場合の例を示す図である。
以下に本発明に係る熱交換器用フィルタ装置について図を参照しながら説明する。なお、以下の説明では、鶏舎の換気システムに利用する場合について説明を行うが、本発明に係る熱交換器用フィルタ装置は、鶏舎用としてだけに限定されるものではない。また、以下の説明は本発明に係る熱交換器用フィルタ装置の一実施形態を例示するものであり、本発明の構成は以下の説明に限定されるものではない。以下の実施形態は本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて改変することができる。
まず、図1に鶏舎1について簡単に説明しておく。図1は鶏舎1の透視斜視図(図1(a))および平面図(図1(b))を示す。フィルタ装置を有する熱交換器を用いた換気システムの制御装置が導入される鶏舎1は、形状に特に限定されるものではない。しかし望ましい形態としては、長方形の床面2と、長辺に沿って設けられた側壁3a、3bと、短辺に沿って設けられた妻壁4a、4bと、屋根5を有する鶏舎が望ましい。
側壁3a、3bは鶏舎1の内側を内側壁3ai、3biといい、鶏舎1の外側を外側壁3ao、3boとする。図1(b)では、内側壁3aiと外側壁3aoだけを示した。また、床面2は複数の飼育ゾーンBzに分割することができる。通常は鶏舎内で日齢に応じて飼育するエリアを拡張していくため、複数の飼育ゾーンBzに分割することができる方が好ましい。図1(b)では4つの飼育ゾーンBzがある場合を示している。なお、床面2には敷料(おがくず等)が敷き詰められている。
鶏舎1内には、床面2の中心線2aに沿って、暖房機10(「ブルーダー」とも呼ぶ。)が設置されている。暖房機10は、床面2に直置きされていてもよいし、天井から一定の高さに懸架されていてもよい。各暖房機10の間隔10aはおおよそ等しい。暖房機10は鶏舎1内の温度を一定に保つために置かれ、床面2の任意の位置での温度が一定になるようにするのが望ましいからである。
したがって、側壁3a、3b間の距離3Lは、ちょうど中央に暖房機10が置かれたときに、壁際まで暖房機10の効き目が届く程度の距離にするのが望ましい。
少なくとも一方の妻壁4aには、換気扇12が設けられていてもよい。他方の妻壁4bは、同じく換気扇12若しくは網戸のような通気可能であって開閉可能な扉13が設けられている。対向する側壁3a、3bには、熱交換器14がそれぞれ対向して設けられている。図1(b)では、側壁3a、3bにそれぞれ16台ずつの熱交換器14が配置されている。
図2に熱交換器14の簡単な構成を示す。なお、以下の説明では側壁3a側であるとして説明を行うが、側壁3b側も同様である。熱交換器14は、熱交換素子14aと、鶏舎1内の空気を鶏舎1外に排出する排気系の風路14oと、鶏舎1外の空気を鶏舎1内に取り込む給気系の風路14iで構成される。
熱交換素子14aは、排気系の風路14oと給気系の風路14iを近接させ排気系の空気の熱量を給気系の空気に与える(顕熱交換)、若しくは、排気系の湿度も給気系の空気に与えてもよい(全熱交換)。すなわち、熱交換器14は内部と外部を区切る仕切り壁の外側の外気と仕切り壁の内側の内気の間で熱交換を行う。
熱交換器14は、熱交換素子14aとして、顕熱交換素子と全熱交換素子を共に内蔵しており、外部からの指示によって切り替えることができるものが最も望ましい。なお、顕熱交換素子で運転する場合を顕熱運転とよび、全熱交換素子で運転する場合を全熱運転と呼ぶ。
熱交換器14の排気系は、鶏舎1内の空気を取り込む内気吸引口14oiが、内側壁3aiの下方に設けられている。また、排気系の空気の出口である内気排出口14ooは、熱交換器14の下部に設けられている。
また、排気系の風路14oの途中には、ファン14ofが設けられており、鶏舎1内から鶏舎1外へと空気の流れを生み出す。排気系において、空気は、内気吸引口14oiから排気系の風路14oを通じて熱交換素子14aに至り、熱交換素子14aから内気排出口14ooに送り出され、鶏舎1外に排出される。なお、熱交換素子14aの中には、熱交換素子14aの内部で排気系の風路14oと給気系の風路14iが交差(クロス)するものもある。その場合、内気排出口14ooは熱交換器14の上部に、内気排出口14ooは熱交換器14の下部に設けられる。
熱交換器14の給気系は、鶏舎1の外の空気を取り込む外気吸引口14iiが熱交換器14上部に設けられている。また、外気の放出口である外気吹出口14ioは内側壁3aiの上方に設けられている。給気系の風路14iにもファン14ifが設けられており、鶏舎1外から鶏舎1内に向かって空気の流れを生み出す。給気系において、空気は、外気吸引口14iiから熱交換素子14aに至り、そこから鶏舎1内の外気吹出口14ioに送り出され、鶏舎1内に放出される。
熱交換器14の内気吸引口14oiは、鶏舎1の床面2から所定の高さに設定してある。また、内気吸引口14oiには、本発明に係るフィルタ装置50が取り付けられる。内気吸引口14oiの床面2からの高さは、フィルタ装置50のフィルタ52の床面2からの高さが少なくとも幼齢のヒナの背丈よりも高い位置になるように配置される。内気が吸引される際に発生する風がヒナに当たらないようにするためである。
図3(a)にフィルタ装置50(50a)の拡大した斜視図を示す。フィルタ装置50は、フィルタ52と、吸引チャンバ54と、塵埃除去手段56と、飛散防止カバー58を含む。
フィルタ52は、プリーツ加工(ひだを付けた)の円筒型フィルタを用いるのが好適である。全周囲からの空気を吸引することができ、小さな設置面積で濾過面積が最大にできるからである。なお、断面が多角形形状のフィルタを排除するものではない。素材は、水洗、消毒が可能なポリエステル等の樹脂製であるのが望ましい。フィルタ52は上側フィルタプレート52a、下側フィルタプレート52bで形状を固定され(図3(c)参照)、上側フィルタプレート52aにより吸引チャンバ54と接続される。
吸引チャンバ54は、熱交換器14の内気吸引口14oi(図2参照)と接続する熱交換器側接続口54aと、フィルタ52に接続するフィルタ側接続口54b(図4も参照)を有する。
図3(b)および図3(c)には、フィルタ装置50の側面図を示す。吸引チャンバ54の熱交換器側接続口54aは、内気吸引口14oi(図2参照)の内壁に嵌入するように形成されている。また、熱交換器側接続口54aが形成されている側にネジ孔54c付きフランジ54fを形成しておき、内気吸引口14oiが形成されている鶏舎1の側壁3aに吸引チャンバ54を締結固定してもよい。もちろん、内気吸引口14oiと吸引チャンバ54が気密に連結できれば、その他の方法であってもよい。
吸引チャンバ54のフィルタ側接続口54bは、吸引チャンバ54の下面に設けられている。フィルタ52は吸引チャンバ54に吊下げ状態で固定される。図4には、図3(b)のA−A断面を示す。フィルタ側接続口54bには、周囲にギアが施された輪ギア56aがフィルタ側接続口54bの中心を枢軸として回転可能に配置されている。フィルタ52の上側フィルタプレート52aは、この輪ギア56aに嵌合して固定されている。もちろん、この状態でフィルタ52は吸引チャンバ54のフィルタ側接続口54bに連結されていると言ってよい。
図3に戻って、フィルタ装置50には、飛散防止カバー58が設けられている。これは、フィルタ52の塵埃を落とす際に、フィルタ52からの塵埃が周囲に飛び散るのを防止するためである。なお、飛散防止カバー58は、フィルタ52を覆うように構成されていればよい。つまり、フィルタ52の四方に飛散防止カバー58が全く存在しないケースと、フィルタ52の少なくとも3方が覆われる状態を切り替えられるように形成されるのがよい。
図3ではフィルタ装置50の側面に回転自在に枢支され、フィルタ52の正面と左右の側面を覆うプラスチック製カバーが飛散防止カバー58として例示されている。この飛散防止カバー58は、通常は枢支軸を回転中心として、吸引チャンバ54の上方に跳ね上げた状態になっている(図3(c)参照)。フィルタ52から塵埃を除去する際には、飛散防止カバー58は図3(b)の状態に下げられる。この下げられた状態で、飛散防止カバー58の下端は少なくとも敷料近傍まで達している。
なお、飛散防止カバー58はこのような形態に限定されるものではなく、吸引チャンバ54の周囲にロール状に巻き上げたプラスチックカーテンを載置しておき、使用する際には、それを下げることで、フィルタ52の少なくとも壁側以外の3方向を覆うようにしてもよい。
塵埃除去手段56は特に限定されるものではなく、飛散防止カバー58でフィルタ52を覆った状態でフィルタ52の塵埃を除去できるものであればよい。特に、機械的振動を利用してフィルタ52から塵埃を叩き落すものが望ましい。その他パルスジェットを用いた空気を用いて塵埃を吹き飛ばす方法でもよい。フィルタ52から除去した塵埃は特に収集する必要はなく、放置しておいてもよいので、塵埃収集のために複雑な方法を採用する必要はないからである。もちろん、塵埃収集のための機構を排除するものではない。
ここでは塵埃除去手段56として、フィルタ52を回転させながら突起に当てることで機械的振動をフィルタ52に与え、塵埃を叩き落す方法を示す。
図3を参照して、飛散防止カバー58の内側には、フィルタ52を覆う位置に配置したとき(図3(b)参照)に、フィルタ52に当接する突起56dが設けられている。また、図4を参照して、フィルタ52が嵌合固定された輪ギア56aには、輪ギア56aと直角に掛合し合った、縦ギア56bが配置されている。その縦ギア56bの枢軸56cは、吸引チャンバ54の前面に現れている。
したがって、飛散防止カバー58をフィルタ52を覆う位置に配置すると、突起56dがフィルタ52に当接する。そして吸引チャンバ54の前面に覗いている縦ギア56bの枢軸56cをハンドドリル等で回転させると、フィルタ52は、突起56dに当接したまま回転するので、フィルタ52に振動が与えられ、塵埃は叩き落される。
また、この時飛散防止カバー58がフィルタ52の周囲を囲んでいるので叩き落された塵埃は飛散することなく、吸引チャンバ54の下方に落下する。なお、フィルタ52の塵埃除去のタイミングは各フィルタ52を目視で確認して行うこともできるし、後述するように、熱交換器14内のファン14ofの前後の風路内の圧力の差を監視しておき、使用者に通知する方法であってもよい。
図5には、フィルタ装置50の他の実施形態(フィルタ装置50b)を示す。フィルタ装置50bでは、熱交換器側接続口54aが2か所設けてある。ブロイラーの群れの位置によるフィルタ52の付着粉塵量にバラツキが出る場合がある。そのような場合は、各熱交換器14の風量がバラつき、換気量が少なくなるエリアがでる。そこで、吸引チャンバ54を複数の熱交換器14に接続することにより、各熱交換器14の風量を均一化することができる。
したがって、図5では、2つの熱交換器14と接続できるように熱交換器側接続口54aを2つ設けたが、3つ以上の熱交換器14と接続できるようにしてもよい。
図6には、フィルタ装置50の他の実施形態(フィルタ装置50c)を示す。フィルタ装置50cではフィルタ52を鶏舎1の内側壁3aiから離して載置する。吸引チャンバ54は、枠台64に下方を固定される。枠台64は、Lアングルの枠材のみで組んだ棚状で、再生時の塵埃が敷料上に落ちるように構成されるのが望ましい。吸引チャンバ54の下部には、フィルタ52が設けられている。したがって、飛散防止カバー58および塵埃除去手段56もフィルタ装置50aおよびフィルタ装置50bと同様に設けられている。
熱交換器側接続口54aには、ダクト66の一端が接続され、他端が熱交換器14の内気吸引口14oiに接続される。このようにすることで、熱交換器14の内気吸引口14oiが実質的に延長されることとなる。ダクト66は可撓性を有するフレキシブルダクトが好ましく、フィルタ装置50の配置を変えることができる。
以下にこのようなフィルタ装置50を用いた換気システムを例示する。再び図1(b)を参照して、熱交換器14は鶏舎1の側壁3a、3bそれぞれに複数個設けられるのが望ましい。1つの熱交換器14でカバーできる範囲はそれほど広くなく、多くの熱交換器14があれば、鶏舎1内を均一の環境に設定しやすいからである。
なお、妻壁4a、4bには換気扇12が設けられている。また換気扇12は、妻壁4a、4bではなく、側壁3a、3bに設けられていてもよい。妻壁4a、4b間の距離4Lが長い場合は、妻壁4a、4bに配置した換気扇12だけでは鶏舎1内を換気するために、大きなパワーの換気扇12を回す必要がある。したがって、そのような場合は、妻壁4a、4bに大型の換気扇12を設けるより、側壁3a、3bに小型の換気扇12を複数個設ける方が、省エネルギーの観点から望ましい。また、前述の扉13も側壁3aまたは側壁3bに設けても構わない。
一方、妻壁4a、4b間の距離4Lがそれほど長くない場合は、妻壁4a、4bに換気扇12を設けることで、初期投資を節約できるという効果がある。
鶏舎1には、さらにいくつかのセンサが設けられている。まず鶏舎1外部に外気温度計16aおよび外気湿度計16bが備えられている。また鶏舎1内には、舎内温度計18aと舎内湿度計18bと、二酸化炭素、一酸化炭素、アンモニア、粉塵量を測定することのできる環境計測計20が備えられている。
環境計測計20は、ここでは1つのものとして説明するが、二酸化炭素計20a、一酸化炭素計20b、アンモニア計20c、粉塵計20dとそれぞれ別の測定器があってもよい。なお、図1では、これらの符号は記載しておらず、環境計測計20として1つのものとして記載する。また、環境計測計20から得られる計測値を環境指数Evと呼ぶ。したがって、環境計測計20は環境指数測定装置と呼んでも良い。
また鶏舎1にはカメラ22が備えられていてもよい。鶏舎1の床面2は、複数の飼育ゾーンBzに分割されている。そして、カメラ22は少なくとも全ての飼育ゾーンBzにブロイラーがいるかいないかを判別できる程度の台数が配置される。
また、鶏舎1には制御装置30が備えられる。制御装置30は、外気や舎内の温度や湿度に基づき換気量や熱交換器14の動作を決める。図7に制御装置30の構成を示す。制御装置30は、MPU(Micro Processor Unit)とメモリ30mおよび制御プログラムで動作する。また、制御装置30には、外部から指示を与えるための入力装置31と鶏舎1内の状態を表示することのできる表示装置32が接続されている。
制御装置30には、外気温度計16a、外気湿度計16b、舎内温度計18a、舎内湿度計18b、環境計測計20、入力装置31および熱交換器14からの信号が入力される。また、制御装置30は、暖房機10、換気扇12、各熱交換器14、表示装置32と接続されている。そして、これらの機器に対して指示信号を出力することができる。なお、暖房機10、換気扇12、各熱交換器14については、複数個ある場合は、個々の機器に対して信号の受信および指示をすることができる。
また、制御装置30内には、タイマ30Tと、管理温度決定部30A、管理換気量決定部30B、飼育ゾーン判定部30C、熱交換器制御部30D、日齢決定部30E、外気温度検出部30F、フィルタ検知部30Gが設けられている。これらは制御装置30内に専用回路を設けておくのもよいが、制御プログラムとしてソフト的に実現できるものでよい。
以上の構成を有する鶏舎1の換気システムの制御装置30についてフローを示しながら動作を説明する。図8は制御装置30の換気システムの制御フローの一部である。制御装置30はここに示す以上の制御を行ってもよい。
処理がスタート(ステップS100)すると、初期設定が行われる(ステップS102)。初期設定としては、日齢に対する管理温度Tc、管理湿度Hc、ΔT1、ΔT2、最低換気量Ae、環境指数Evによる補正値Adの値、飼育ゾーンBzの指定などが入力される。なお、補正値Adとは後述するが、熱交換器14の稼動台数を決定する際に考慮する値である。これらの値は、ブロイラーの日齢に応じて変更される。したがって、日齢に応じた値を求めるための式や日齢毎の各変数のテーブルを予め初期設定の際に入力しておく。
その後ブロイラーの雛を受け入れたら(ステップS104のY分岐)管理が開始される。なお、初期設定で説明した飼育ゾーンBzはこの時点で入力してもよい。制御装置30は、内部のタイマ30Tをスタートさせる(ステップS106)。若しくは受入日の日時を記録する。以後現在の日齢は、タイマ30Tの値若しくは、受入日からの経過時間によって、日齢決定部30Eによって求められる。つまり、日齢決定部30Eは要求があった際に、現在の日齢Rdを返す。なお、ここで管理日齢Mdには受け入れた日の日齢(この段階では「現在の日齢Rd」)を記録する。
次に管理日齢Mdに基づいて管理温度Tc、管理湿度Hc、ΔT1、ΔT2、最低換気量Aeなどの管理パラメータMpを決定する(ステップS108)。ΔT1およびΔT2は、後述するが、温度管理の猶予分である。管理温度Tc、管理湿度Hc、ΔT1およびΔT2は、管理温度決定部30Aにおいて、管理日齢Mdに基づいて決定される。最低換気量Aeと環境指数Evに基づく補正値Adは、管理換気量決定部30Bで管理日齢Mdに基づいて決定される。以後、このルーチンを通過すれば、その時の管理日齢Mdに応じた管理パラメータMpに更新される。
次に外気温度計16aによって外気温度検出部30Fが得た外気温度Toと管理日齢Mdに基づいて決定される管理温度TcからΔT1℃を引いた温度を比較する(ステップS110)。そして、外気温度Toが低ければ(ステップS110のY分岐)、熱交換器14を始動させる(ステップS112)。つまり、管理温度TcよりΔT1℃以上に外気温度Toが下がったら、舎内より十分冷たい空気を取り込むことになるので、熱交換器14を始動させ、熱量の維持に努める。なお、熱交換器14を始動させる場合は、換気扇12の運転を停止する(ステップS112)。また、すでに熱交換器14が動作している場合は、なにもせず処理をステップS118に移す。
一方、外気温度Toが管理温度TcからΔT1℃を引いた温度より高い場合(ステップS110のN分岐)は、管理温度TcにΔT2℃を加えた値と外気温度Toを比較する(ステップS114)。そして管理温度TcにΔT2℃を加えた温度よりも外気温度Toが高い場合(ステップS114のY分岐)は、熱交換器14を停止させ、換気扇12を始動させる(ステップS116)。
この場合は、外部から舎内より冷たい空気を取り込むことはないので、熱交換器14を停止させる。すでに熱交換器14が停止している場合は、なにもせず処理を次のフローに移す。このステップの判定がNoの場合は、何もせずに処理をステップS118に移す。なお、ステップS110とステップS114では、不等号記号に互いの値が等しい場合を含めていないが含めるようにしてもよい。つまり、両ステップにおいての不等号は「<」若しくは「≦」のいずれであってもよい。
次に管理パラメータMpの変更が必要か否かを判断する(ステップS118)。この判断は、日齢が進んだか否かで判断する。換気システムは日齢に応じた動作を行うからである。具体的には、管理日齢Mdと日齢決定部30Eが算出する現在の日齢Rdが異なっていれば(ステップS118のN分岐)、管理パラメータMpの変更が必要と判断する。
変更が必要と判断したら、管理日齢Mdをインクリメント(ステップS120)し、ステップS108に処理を移す。管理パラメータMpの変更が必要でない場合(ステップS118のY分岐)は、終了判定(ステップS122)を行う。終了判定は、現在の日齢Rdが出荷予定日齢REになっているか否かで判定してよい。
終了する場合(ステップS122のY分岐)は、終了処理を行い(ステップS124)停止する(ステップS126)。また、終了しない場合(ステップS122のN分岐)は、処理をステップS110に移す。
図9に上記のフローで制御される熱交換器14の動作イメージを示す。まず、図9(a)を参照する。図9(a)は一日の内での熱交換器14の動作を示すものである。横軸は時刻であり、縦軸は温度である。一日の内でも夜中から夜明けにかけて外気温度Toは下がる。また、日が昇ると外気温度Toは上昇し、昼過ぎから夕方にかけてまた外気温度Toは低下する。この様子を示したのが外気温度Toの曲線である。
このような外気温度Toの変化に対してこの時の日齢によって決まる管理温度Tcが図9(a)のように決まっているとする。基本的に熱交換器14は、管理温度Tcより外気温度Toが低ければ動作させ、外気温度Toが管理温度Tcより高くなれば動作を停止させる。そして、本発明の制御装置30は、外気温度Toが管理温度TcよりΔT1℃以上低くなれば動作を開始する。図9(a)では、「START14」の点が熱交換器14の動作開始点となる。
また、外気温度Toが管理温度TcよりΔT2℃以上高くなれば動作を停止する。図9(a)では、「STOP14」の点が熱交換器14の動作停止点となる。このような管理を行うことで、一日の内でも寒い時間帯はブロイラーに十分熱量を与え、なおかつ熱交換器14の無駄な運転/停止のハンチングを抑制することが可能になる。
図9(b)は、時間軸をより長くした場合の説明図である。横軸は飼育日数であり、縦軸は温度である。管理温度Tcはブロイラーの日齢に基づいて決定され、日齢が進めば管理温度Tcは下がる。例えば、7日齢までの雛の管理温度は30℃程度必要であるが、35日齢を過ぎ、換羽した成鳥の管理温度は16〜18℃でよい。
図9(b)では、管理温度Tcが飼育日数(日齢)とともに下がっているのがわかる。一方、外気温度Toは図9(b)のように低い温度から高い温度へ向かっているとする。もちろん、外気温度Toは、鶏舎1が立てられている場所の季節によって変わる。
ここでも熱交換器14は外気温度Toが管理温度TcよりΔT1℃以上低くなれば動作させられ、管理温度TcよりΔT2℃以上高くなれば動作を停止させられる。図9(b)では、飼育日数W以降は、熱交換器14は使用する必要のない時期に入ったことを示している。もちろん、図9(a)のように一日の内での寒暖に応じて動作は開始および停止が繰り返される。したがって、昼間の外気温度Toが舎内温度よりも十分に高い季節であっても、夜明け前の気温が管理温度TcよりΔT1℃以上低くなれば、熱交換器14は動作する。
また、図9(b)に示すように、ΔT1は、ブロイラーの日齢にしたがって大きな値に設定され、ΔT2は、ブロイラーの日齢にしたがって小さな値に設定されている。ブロイラーは日齢にしたがって体重が増加し、それに伴いブロイラー自体の熱発生量も大きくなる。ΔT1はこのブロイラー自体の熱発生量による舎内温度の上昇見合い分として設定している。ΔT2は熱交換器14の運転/停止のハンチングを抑制するために設ける値であり、不感帯となる幅(ΔT1+ΔT2)は日齢に関係なく一定の値となるようにするため、ΔT2は、ブロイラーの日齢にしたがって小さな値に設定される。これにより、熱交換器14の無駄な運転を抑制でき、燃料費削減の省エネが効率的に行える。
図10は、図8のフローの熱交換器14が動作する(ステップS112)をさらに詳細にしたフローである。熱交換器14を動作させるに際して、まず最低換気量Aeを決定する(ステップS201)。最低換気量Aeは、管理日齢Mdに基づいて管理換気量決定部30Bが決定する。ブロイラーは日齢に応じて必要な酸素量がほぼ把握されているからである。
また、最低換気量Aeを決定するのに、環境指数Evを考慮してもよい。季節やその時の敷料の状態によって、粉塵が立ちやすくなっていたり、掃除の不手際で空気中のアンモニア量が増えたりする場合も考えられるからである。このように環境指数Evが高くなると、日齢から算出される最低換気量Ae以上の換気を行う必要がある。図では、最低換気量Aeが管理日齢Mdと環境指数Evによって決定される補正値Adに基づいていて決定されることを「Ae=F(Md、Ad)」と記載した。
環境指数Evによる補正値Adをどのように決定するかは、ブロイラーの種類やその他の要因によって決定されるものである。環境指数Evと補正値Adの関係は初期設定(ステップS102)(図8参照)の時点で入力されるのが望ましい。
次にフィルタ装置50のフィルタ52の目詰まりを検査する(ステップS202)。フィルタ52の目詰まりは、制御装置30のフィルタ検知部30Gによって行われる。熱交換器14の内のファン14ofの前後の差圧に関する情報を各熱交換器14から受け取り、差圧が一定以上の場合は、フィルタ52の目詰まりが発生していると判断(ステップS202のY分岐)、表示装置32にその旨にメッセージを表示する(ステップS203)。
特にフィルタ52の塵埃除去の作業は熱交換器14を停止して行うのが好ましい。したがって、塵埃除去の作業は、熱交換器14を始動させる前のこの段階で行うのが望ましい。差圧が規定値以内であればフィルタ52の目詰まりは生じていないと判断し(ステップS202のN分岐)、処理のフローを次に移す。なお、目詰まりの発生の判断は差圧以外の情報を用いてもよい。
次に飼育ゾーンBzの指定の有無を確認する(ステップS204)。飼育ゾーンBzの指定がある場合(ステップS204のY分岐)は、処理をステップS250に移す。
飼育ゾーンBzの指定がなければ(ステップS204のN分岐)熱交換器14の中で使用される熱交換器14(使用器)と、連続運転か間欠運転かを選択する運転パターンP14が求められる(ステップS206)。これも予めテーブル等で制御装置30に与えられているものとする。または、数式によって求められるようにしてもよい。なお、最低換気量Aeが、使用する熱交換器14の最低換気量能力より小さい場合に、運転パターンP14は間欠運転となり、その他の場合は連続運転である。この処理は管理換気量決定部30Bが行ってよい。
使用する熱交換器14と運転パターンP14が決まったら、該当する熱交換器14に指示を出す。この指示は、熱交換器制御部30Dが行ってよい。指示を受けた熱交換器14(該当器)は始動する(ステップS208)。処理のフローは、図8のステップS118に移る。このようにして、熱交換器14は運転される。
飼育ゾーンBzの指定があった場合(ステップS204のY分岐)の処理について説明する。飼育ゾーンBzの指定があるということは、鶏舎1の床面2を複数の区画に分けてあり、一部の飼育ゾーンBzだけが使用されている場合である。飼育ゾーンBzの指定は、入雛日および飼育ゾーンBzが変更されたときにその旨を制御装置30に入力することで、制御装置30に通知されることになる。図8のフローではステップS102の初期設定若しくはステップS106のタイマスタートの部分で行うことができる。
制御装置30は、指定された飼育ゾーンBzに関連する熱交換器14を動作させる。なお、鶏舎1内にカメラ22が設定されている場合は、飼育ゾーンBzを使用する旨の指示があれば、制御装置30はカメラ22の映像を見て現在使用されている飼育ゾーンBzを検出する。図10ではカメラ22を使う場合のフローを示す。飼育ゾーンBzの具体的な場所が指示されている場合は、ステップS254まで飛べばよい。
具体的には、時間をずらして飼育ゾーンBzの画像を写し(ステップS250)これらを比較することで、どの飼育ゾーンBzが使用されているかを判断することができる(ステップS252)。もちろん、これ以外の画像解析によって、飼育ゾーンBzの判別を行い、検出を完了する。このような処理は、飼育ゾーン判定部30Cが行うことができる。
飼育ゾーンBzが決定したら、使用される熱交換器14と運転パターンP14を決定する(ステップS254)。その後、該当する熱交換器14に指示する(ステップS256)。
図11(a)は、飼育ゾーンBzに分けられた鶏舎1の床面2を示す。今飼育ゾーンBzは4つある場合で、左から3つめのゾーンが使用されているものとする。制御装置30は、予めこのゾーンの指示を受けているか、若しくはカメラ22の画像解析を通じてこのゾーンで飼育が行われていることを知る。
そして、第3ゾーンをカバーできる4組8台の熱交換器14に運転指示を行う。このようにして、飼育ゾーンBzだけの換気を行い、鶏舎1全体の換気を行わないので、不必要な電力消費が抑えられる。なお、最低換気量Aeが4組8台の熱交換器14の最低換気量より低い場合は、各熱交換器14を順に運転することで、飼育ゾーンBz内の換気の均一性を担保する。
例えば、図11(a)では、8台の熱交換器14に対して、1から8までの符号をつけた。そして、この符号の順に熱交換器14を運転させ、1台が運転している際には他の熱交換器14を停止させる等である。もちろん、該当する全ての熱交換器14について、間欠運転をおこなってもよい。
このように熱交換器14を間欠に運転させることで、飼育ゾーンBz内の換気を均一に行うことができ、熱交換器14の内気吸引口14oiのフィルタ52や熱交換素子14aの汚れ度合を各熱交換器14毎に一定にすることができる。
また、図11(b)には、図6で示したフィルタ装置50cを用いた例を示す。飼育ソーンBzだけを使用する場合であっても、隣接する熱交換器14にフィルタ装置50cを設けることで、側壁3a、3b側だけでなく、中央部分でも換気が行えるようになる。ここでは隣接する熱交換器14を9から12までの番号を付けて示した。それぞれの熱交換器14からフィルタ装置50cまでの間はダクト66で連通されている。
以上のように本発明に係るフィルタ装置50を有する熱交換器14を用いた鶏舎1の換気システムの制御装置30は、鶏舎1内の飼育日数に応じた温度管理および換気管理が出来ると共に、不必要な電力消費が抑制され、省エネ運転をすることができる。
本発明に係る鶏舎に設置する熱交換器用フィルタ装置は、ブロイラーを飼育する鶏舎等粉塵の多い畜舎に好適に利用することができる。さらに、風路の狭い熱交換器を内蔵する暖房機にも好適に利用することができる。
1 鶏舎
2 床面
Bz 飼育ゾーン
3a、3b 側壁
3ai、3bi 内側壁
3ao、3bo 外側壁
3L 側壁3a、3b間の距離
4a、4b 妻壁
4L 妻壁4a、4b間の距離
5 屋根
2a 床面2の中心線
10 暖房機(ブルーダー)
10a 各暖房機10の間隔
12 換気扇
13 扉
14 熱交換器
14a 熱交換素子
14o 排気系の風路
14i 給気系の風路
14oi 内気吸引口
14oo 内気排出口
14of ファン
14ii 外気吸引口
14io 外気吹出口
14if ファン
P14 熱交換器14の運転パターン
16a 外気温度計
16b 外気湿度計
18a 舎内温度計
18b 舎内湿度計
20 環境計測計
(二酸化炭素計20a、一酸化炭素計20b、アンモニア計20c、粉塵計20d)
Ev 環境指数
22 カメラ
30 制御装置
30m メモリ
30T タイマ
30A 管理温度決定部
30B 管理換気量決定部
30C 飼育ゾーン判定部
30D 熱交換器制御部
30E 日齢決定部
30F 外気温度検出部
30G フィルタ検知部
31 入力装置
32 表示装置
50 フィルタ装置
52 フィルタ
52a 上側フィルタプレート
52b 下側フィルタプレート
54 吸引チャンバ
54a 熱交換器側接続口
54b フィルタ側接続口
54f ネジ孔54c付きフランジ
56 塵埃除去手段
56d 突起
56a 輪ギア
56b 縦ギア
56c 枢軸
58 飛散防止カバー
64 枠台
66 ダクト
Tc 管理温度
Hc 管理湿度
ΔT1、ΔT2
Ae 最低換気量
Ad 環境指数Evによる補正値
Mp 管理パラメータ
To 外気温度
Md 管理日齢
Rd 現在の日齢
RE 出荷予定日齢

Claims (6)

  1. 内部と外部を仕切る壁の外側の外気と内側の内気の間で熱交換を行う熱交換器用フィルタ装置であって、
    フィルタと、
    前記フィルタに接続するフィルタ側接続口と前記熱交換器の内気吸引口に接続する熱交換器側接続口を有する吸引チャンバと、
    前記フィルタの塵埃を除去する塵埃除去手段と、
    前記フィルタを覆うことができる飛散防止カバーを有する熱交換器用フィルタ装置。
  2. 前記フィルタは、円筒型フィルタである請求項1に記載された熱交換器用フィルタ装置。
  3. 前記吸引チャンバには、複数の前記熱交換器と接続できる複数の前記熱交換器側接続口が設けられている請求項1または2に記載された熱交換器用フィルタ装置。
  4. 前記フィルタを載置する枠材をさらに有し、前記フィルタ側接続口と前記フィルタを気密に連結するダクトを有する請求項1乃至3の何れか1の請求項に記載された熱交換器用フィルタ装置。
  5. 前記熱交換器が鶏舎に使われる請求項1乃至4の何れか1の請求項に記載された熱交換器用フィルタ装置。
  6. 請求項5に記載された熱交換器用フィルタ装置と、
    熱交換器と、
    ブロイラーの日齢に基づいて管理温度を決定する管理温度決定部と、
    前記鶏舎の外気温度を検知する外気温度検出部と、
    前記熱交換器の動作を制御する熱交換器制御部を有し、
    前記外気温度が前記管理温度よりΔT1℃低くなったら前記熱交換器を動作させ、
    前記外気温度が前記管理温度よりΔT2℃高くなったら前記熱交換器を停止させる鶏舎の換気システム。
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