JP2018169186A - 電子部品搬送装置および電子部品検査装置 - Google Patents
電子部品搬送装置および電子部品検査装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018169186A JP2018169186A JP2017064547A JP2017064547A JP2018169186A JP 2018169186 A JP2018169186 A JP 2018169186A JP 2017064547 A JP2017064547 A JP 2017064547A JP 2017064547 A JP2017064547 A JP 2017064547A JP 2018169186 A JP2018169186 A JP 2018169186A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switching valve
- electronic component
- unit
- fluid
- supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000007689 inspection Methods 0.000 title claims abstract description 139
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 69
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 43
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims abstract description 9
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims description 48
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 91
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 33
- 238000010926 purge Methods 0.000 description 23
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 22
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 19
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 18
- 230000007723 transport mechanism Effects 0.000 description 16
- 229910001873 dinitrogen Inorganic materials 0.000 description 14
- 230000008016 vaporization Effects 0.000 description 14
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 13
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 13
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 12
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 10
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 9
- 238000009834 vaporization Methods 0.000 description 9
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 7
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 6
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 6
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 5
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 5
- 230000009471 action Effects 0.000 description 4
- 230000008859 change Effects 0.000 description 4
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 4
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 description 4
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 3
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 3
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 2
- 239000006227 byproduct Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 2
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 239000000047 product Substances 0.000 description 2
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 2
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N silicon dioxide Inorganic materials O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 1
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 1
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 1
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 1
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 239000010453 quartz Substances 0.000 description 1
- 238000002791 soaking Methods 0.000 description 1
- 230000006641 stabilisation Effects 0.000 description 1
- 238000011105 stabilization Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
Abstract
【課題】切換弁の状態を正確に判断することができる電子部品搬送装置および電子部品検査装置を提供すること。
【解決手段】電子部品を搬送する搬送部と、前記電子部品が載置される載置部と、前記載置部の温度を調整する流体を前記載置部に供給する供給ラインと、前記載置部から前記流体を排出する排出ラインと、前記供給ラインに配置され、前記供給ラインで前記流体が通過可能な状態と、遮断された状態とに切り換えるよう作動する少なくとも1つの切換弁と、前記排出ラインに配置され、前記排出ラインを通過する前記流体の流れを検出する検出部と、前記切換弁の作動を制御可能な制御部と、を有し、前記制御部は、前記切換弁を作動させる制御情報および前記検出部での検出結果に基づいて、前記切換弁の状態の判断を行なうことを特徴とする電子部品搬送装置。
【選択図】図3
【解決手段】電子部品を搬送する搬送部と、前記電子部品が載置される載置部と、前記載置部の温度を調整する流体を前記載置部に供給する供給ラインと、前記載置部から前記流体を排出する排出ラインと、前記供給ラインに配置され、前記供給ラインで前記流体が通過可能な状態と、遮断された状態とに切り換えるよう作動する少なくとも1つの切換弁と、前記排出ラインに配置され、前記排出ラインを通過する前記流体の流れを検出する検出部と、前記切換弁の作動を制御可能な制御部と、を有し、前記制御部は、前記切換弁を作動させる制御情報および前記検出部での検出結果に基づいて、前記切換弁の状態の判断を行なうことを特徴とする電子部品搬送装置。
【選択図】図3
Description
本発明は、電子部品搬送装置および電子部品検査装置に関する。
一般に、電子部品の電気的特性を検査する部品検査装置では、基台上のトレイと検査用ソケットとの間で検査前や検査後の電子部品を搬送するハンドラが用いられている。こうした部品検査装置の中には、電子部品を0℃以下の低温にしたうえで該電子部品の電気的特性を検査するものがある。
そこで、電子部品を低温まで冷却するハンドラが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のハンドラは、複数の電子部品が収容されるトレイと該トレイが載置されるケースとによって、電子部品を支持する支持部が構成されている。そして、冷媒としての乾燥状態にしたドライエアを冷凍機にて冷却し、その冷却されたドライエアをケースの内部に形成された冷却路に供給することによって、ケースを介してトレイを冷却し、そのトレイを介して電子部品を冷却している。
特許文献1に記載のハンドラのように、電子部品を低温まで冷却するハンドラでは、ドライエアが通過する冷却路の途中に、ドライエアの通過と遮断とを切り換える切換弁が配置されているのが通常である。しかしながら、特許文献1には、この切換弁の状態(例えば、正常に作動しているのか、または、故障して作動が停止しているのか)を判断することについては、一切開示も示唆もない。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下のものとして実現することが可能である。
本発明の電子部品搬送装置は、電子部品を搬送する搬送部と、
前記電子部品が載置される載置部と、
前記載置部の温度を調整する流体を前記載置部に供給する供給ラインと、
前記載置部から前記流体を排出する排出ラインと、
前記供給ラインに配置され、開状態により前記供給ラインの流体の通過を可能とし、閉状態により前記流体の通過を遮断するよう切り換え可能な少なくとも1つの切換え弁と、 前記排出ラインに配置され、前記排出ラインを通過する前記流体の流れを検出する検出部と、
前記切換弁を制御可能な制御部と、を有し、
前記制御部は、前記切換弁の制御情報および前記検出部での検出結果に基づいて、前記切換弁の状態の判断を行なうことを特徴とする。
前記電子部品が載置される載置部と、
前記載置部の温度を調整する流体を前記載置部に供給する供給ラインと、
前記載置部から前記流体を排出する排出ラインと、
前記供給ラインに配置され、開状態により前記供給ラインの流体の通過を可能とし、閉状態により前記流体の通過を遮断するよう切り換え可能な少なくとも1つの切換え弁と、 前記排出ラインに配置され、前記排出ラインを通過する前記流体の流れを検出する検出部と、
前記切換弁を制御可能な制御部と、を有し、
前記制御部は、前記切換弁の制御情報および前記検出部での検出結果に基づいて、前記切換弁の状態の判断を行なうことを特徴とする。
これにより、電子部品搬送装置を操作するオペレーターは、切換弁の状態の判断結果を確認して、切換弁の作動が正常である場合には、電子部品搬送装置による電子部品の搬送を行なうことができる。一方、切換弁の作動になんらかの不具合が生じている場合には、オペレーターは、その切換弁を、例えば新たな切換弁に交換することができる。これにより、切換弁が正常に作動することができ、よって、電子部品搬送装置による電子部品の搬送を円滑に行なうことができる。
本発明の電子部品搬送装置では、前記流体は、前記載置部を冷却する冷媒であるのが好ましい。
これにより、載置部を所望の目標温度まで迅速に冷却することができる。
これにより、載置部を所望の目標温度まで迅速に冷却することができる。
本発明の電子部品搬送装置では、前記載置部は、固定されているのが好ましい。
これにより、載置部上での電子部品に対して安定して温度調整することができる。
これにより、載置部上での電子部品に対して安定して温度調整することができる。
本発明の電子部品搬送装置では、前記載置部は、移動可能に支持されているのが好ましい。
これにより、載置部は、電子部品を所定の位置から他の所定の位置まで安定して搬送することができる。
本発明の電子部品搬送装置では、前記載置部は、前記電子部品を把持可能に構成されているのが好ましい。
これにより、載置部は、電子部品を持ち上げることができ、例えば、そのまま搬送することができる。
本発明の電子部品搬送装置では、前記切換弁は、第1切換弁と、前記供給ラインの前記第1切換弁よりも下流側に配置され、少なくとも1つの第2切換弁とを含むのが好ましい。
これにより、例えば、第1切換弁、第2切換弁の各切換弁の開閉を適宜組み合わせる制御を行なうことができる。
本発明の電子部品搬送装置では、前記供給ラインは、前記第1切換弁が配置された部分よりも下流側で複数に分岐した分岐ラインを有し、
前記各分岐ラインには、前記第2切換弁が配置されているのが好ましい。
前記各分岐ラインには、前記第2切換弁が配置されているのが好ましい。
これにより、例えば、第1切換弁、第2切換弁の各切換弁の開閉を適宜組み合わせることにより、各載置部に対する流体の一括供給、各載置部に対する流体の一括供給停止、各載置部のうちのいずれか1つの載置部への冷媒の供給を容易に選択することができる。
本発明の電子部品搬送装置では、前記制御部は、前記第1切換弁および前記第2切換弁のうちの一方の切換弁を閉状態とし、他方の切換弁を開状態として、前記判断を行なうのが好ましい。
これにより、第1切換弁および第2切換弁の開閉状態に応じて、第1切換弁の作動が正常な状態であるか、または、第2切換弁の作動が正常な状態であるかの判断を適宜行なうことができる。
本発明の電子部品搬送装置では、前記制御部は、前記第1切換弁を閉状態とし、前記第2切換弁を開状態として、前記検出部での検出値が、予め設定された値であった場合に、前記第1切換弁の作動が正常な状態であると前記判断を行なうのが好ましい。
これにより、電子部品搬送装置を操作するオペレーターは、第1切換弁の作動が正常な状態であることを確認したら、電子部品搬送装置による電子部品の搬送を行なうことができる。一方、これと反対の判断がなされた場合には、オペレーターは、第1切換弁を、例えば新たな第1切換弁に交換することができる。
本発明の電子部品搬送装置では、前記制御部は、前記第1切換弁を開状態とし、前記第2切換弁を閉状態として、前記検出部での検出値が、予め設定された値であった場合に、前記第2切換弁の作動が正常な状態であると前記判断を行なうのが好ましい。
これにより、電子部品搬送装置を操作するオペレーターは、第2切換弁の作動が正常な状態であることを確認したら、電子部品搬送装置による電子部品の搬送を行なうことができる。一方、これと反対の判断がなされた場合には、オペレーターは、第2切換弁を、例えば新たな第2切換弁に交換することができる。
本発明の電子部品搬送装置では、前記制御部は、前記第1切換弁を開状態とし、前記各分岐ラインに配置された前記第2切換弁のうちの1つの前記第2切換弁を開状態として、残りの前記第2切換弁を閉状態として、前記検出部での検出値が、予め設定された値であった場合に、前記開状態となっている前記第2切換弁の作動が正常な状態であると前記判断を行なうのが好ましい。
これにより、電子部品搬送装置を操作するオペレーターは、第2切換弁の作動が正常な状態であることを確認したら、電子部品搬送装置による電子部品の搬送を行なうことができる。一方、これと反対の判断がなされた場合には、オペレーターは、第2切換弁を、例えば新たな第2切換弁に交換することができる。
本発明の電子部品搬送装置では、前記切換弁は、通電時に開状態となって前記流体の通過を可能とし、非通電時に閉状態となって前記流体の遮断を行なうのが好ましい。
これにより、例えば、電子部品搬送装置を使用している環境が停電となった場合、流体が遮断され、よって、流体が無駄に供給され続けてしまうのを防止することができる。
本発明の電子部品搬送装置では、前記検出部は、前記排出ラインを通過する前記流体の圧力を検出する圧力計、または、前記排出ラインを通過する前記流体の流量を検出する流量計で構成されているのが好ましい。
これにより、簡単な構成で、排出ラインを通過する流体の流れの状態、すなわち、流体がどの程度流れているのかを容易に把握することができる。
本発明の電子部品検査装置は、電子部品を搬送する搬送部と、
前記電子部品が載置される載置部と、
前記載置部の温度を調整する流体を前記載置部に供給する供給ラインと、
前記載置部から前記流体を排出する排出ラインと、
前記供給ラインに配置され、開状態により前記供給ラインの流体の通過を可能とし、閉状態により前記流体の通過を遮断するよう切り換え可能な少なくとも1つの切換え弁と、
前記排出ラインに配置され、前記排出ラインを通過する前記流体の流れを検出する検出部と、
前記切換弁を制御可能な制御部と、
前記電子部品を検査可能な検査部と、を有し、
前記制御部は、前記切換弁の制御情報および前記検出部での検出結果に基づいて、前記切換弁の状態の判断を行なうことを特徴とする。
前記電子部品が載置される載置部と、
前記載置部の温度を調整する流体を前記載置部に供給する供給ラインと、
前記載置部から前記流体を排出する排出ラインと、
前記供給ラインに配置され、開状態により前記供給ラインの流体の通過を可能とし、閉状態により前記流体の通過を遮断するよう切り換え可能な少なくとも1つの切換え弁と、
前記排出ラインに配置され、前記排出ラインを通過する前記流体の流れを検出する検出部と、
前記切換弁を制御可能な制御部と、
前記電子部品を検査可能な検査部と、を有し、
前記制御部は、前記切換弁の制御情報および前記検出部での検出結果に基づいて、前記切換弁の状態の判断を行なうことを特徴とする。
これにより、電子部品検査装置を操作するオペレーターは、切換弁の状態の判断結果を確認して、切換弁の作動が正常である場合には、電子部品検査装置による電子部品の検査を行なうことができる。一方、切換弁の作動になんらかの不具合が生じている場合には、オペレーターは、その切換弁を、例えば新たな切換弁に交換することができる。これにより、切換弁が正常に作動することができ、よって、電子部品検査装置による電子部品の検査を円滑に行なうことができる。
また、検査部にまで電子部品を搬送することができ、よって、当該電子部品に対する検査を検査部で行なうことができる。また、検査後の電子部品を検査部から搬送することができる。
以下、本発明の電子部品搬送装置および電子部品検査装置を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
以下、図1〜図12を参照して、本発明の電子部品搬送装置および電子部品検査装置の第1実施形態について説明する。なお、以下では、説明の便宜上、図1に示すように、互いに直交する3軸をX軸、Y軸およびZ軸とする。また、X軸とY軸を含むXY平面が水平となっており、Z軸が鉛直となっている。また、X軸に平行な方向を「X方向(第1の方向)」とも言い、Y軸に平行な方向を「Y方向(第2の方向)」とも言い、Z軸に平行な方向を「Z方向(第3の方向)」とも言う。また、各方向の矢印が向いた方向を「正」、その反対方向を「負」と言う。また、本願明細書で言う「水平」とは、完全な水平に限定されず、電子部品の搬送が阻害されない限り、水平に対して若干(例えば5°未満程度)傾いた状態も含む。また、図1および図7〜図12中の上側、すなわち、Z軸方向正側を「上」または「上方」、下側、すなわち、Z軸方向負側を「下」または「下方」と言うことがある。
以下、図1〜図12を参照して、本発明の電子部品搬送装置および電子部品検査装置の第1実施形態について説明する。なお、以下では、説明の便宜上、図1に示すように、互いに直交する3軸をX軸、Y軸およびZ軸とする。また、X軸とY軸を含むXY平面が水平となっており、Z軸が鉛直となっている。また、X軸に平行な方向を「X方向(第1の方向)」とも言い、Y軸に平行な方向を「Y方向(第2の方向)」とも言い、Z軸に平行な方向を「Z方向(第3の方向)」とも言う。また、各方向の矢印が向いた方向を「正」、その反対方向を「負」と言う。また、本願明細書で言う「水平」とは、完全な水平に限定されず、電子部品の搬送が阻害されない限り、水平に対して若干(例えば5°未満程度)傾いた状態も含む。また、図1および図7〜図12中の上側、すなわち、Z軸方向正側を「上」または「上方」、下側、すなわち、Z軸方向負側を「下」または「下方」と言うことがある。
本発明の電子部品搬送装置10は、図1に示す外観を有するものである。この本発明の電子部品搬送装置10は、ハンドラーであり、電子部品を搬送する搬送部25と、電子部品が載置される載置部(例えばデバイス供給部14)と、載置部の温度を調整する流体を載置部に供給する共通路56(供給ライン)と、載置部から流体を排出する排出路64A(排出ライン)と、共通路56(供給ライン)に配置され、開状態により共通路56(供給ライン)の流体の通過を可能とし、閉状態により流体の通過を遮断するよう切り換え可能な少なくとも1つの切換え弁(第1切換弁54、第2切換弁59Aおよび第2切換弁59B)と、排出路64A(排出ライン)に配置され、排出路64A(排出ライン)を通過する流体の流れを検出する検出部53と、切換弁を制御可能な制御部800と、を有し、制御部800は、切換弁の制御情報および検出部53での検出結果に基づいて、切換弁の状態の判断を行なう。
これにより、後述するように、電子部品搬送装置10を操作するオペレーターは、切換弁の状態の判断結果を確認して、切換弁の作動が正常である場合には、電子部品搬送装置10による電子部品の搬送を行なうことができる。一方、切換弁の作動になんらかの不具合が生じている場合には、オペレーターは、その切換弁を、例えば新たな切換弁に交換することができる。これにより、切換弁が正常に作動することができ、よって、電子部品搬送装置10による電子部品の搬送を円滑に行なうことができる。
また、図2に示すように、本発明の電子部品検査装置1は、電子部品搬送装置10を有し、さらに、電子部品を検査する検査部16を有する。すなわち、本発明の電子部品検査装置1は、電子部品を搬送する搬送部25と、電子部品が載置される載置部(例えばデバイス供給部14)と、載置部の温度を調整する流体を載置部に供給する共通路56(供給ライン)と、載置部から流体を排出する排出路64A(排出ライン)と、共通路56(供給ライン)に配置され、開状態により共通路56(供給ライン)の流体の通過を可能とし、閉状態により流体の通過を遮断するよう切り換え可能な少なくとも1つの切換え弁(第1切換弁54、第2切換弁59Aおよび第2切換弁59B)と、排出路64A(排出ライン)に配置され、排出路64A(排出ライン)を通過する流体の流れを検出する検出部53と、切換弁を制御可能な制御部800と、電子部品を検査可能な検査部16と、を有し、制御部800は、切換弁の制御情報および検出部53での検出結果に基づいて、切換弁の状態の判断を行なう。
これにより、前述した電子部品搬送装置10の利点を持つ電子部品検査装置1が得られる。また、検査部16にまで電子部品を搬送することができ、よって、当該電子部品に対する検査を検査部16で行なうことができる。また、検査後の電子部品を検査部16から搬送することができる。
以下、各部の構成について詳細に説明する。
図1、図2に示すように、電子部品搬送装置10を有する電子部品検査装置1は、例えばBGA(Ball Grid Array)パッケージであるICデバイス等の電子部品を搬送し、その搬送過程で電子部品の電気的特性を検査・試験(以下単に「検査」と言う)する装置である。なお、以下では、説明の便宜上、前記電子部品としてICデバイスを用いる場合について代表して説明し、これを「ICデバイス90」とする。ICデバイス90は、本実施形態では平板状をなすものとなっている。
図1、図2に示すように、電子部品搬送装置10を有する電子部品検査装置1は、例えばBGA(Ball Grid Array)パッケージであるICデバイス等の電子部品を搬送し、その搬送過程で電子部品の電気的特性を検査・試験(以下単に「検査」と言う)する装置である。なお、以下では、説明の便宜上、前記電子部品としてICデバイスを用いる場合について代表して説明し、これを「ICデバイス90」とする。ICデバイス90は、本実施形態では平板状をなすものとなっている。
なお、ICデバイスとしては、前記のものの他に、例えば、「LSI(Large Scale Integration)」「CMOS(Complementary MOS)」「CCD(Charge Coupled Device)」や、ICデバイスを複数モジュールパッケージ化した「モジュールIC」、また、「水晶デバイス」、「圧力センサー」、「慣性センサー(加速度センサー)」、「ジャイロセンサー」、「指紋センサー」等が挙げられる。
電子部品検査装置1(電子部品搬送装置10)は、トレイ供給領域A1と、デバイス供給領域A2と、検査領域A3と、デバイス回収領域A4と、トレイ除去領域A5とを備え、これらの領域は、後述するように各壁部で分けられている。そして、ICデバイス90は、トレイ供給領域A1からトレイ除去領域A5まで前記各領域を矢印α90方向に順に経由し、途中の検査領域A3で検査が行われる。このように電子部品検査装置1は、各領域を経由するようにICデバイス90を搬送する搬送部25を有する電子部品搬送装置10と、検査領域A3内で検査を行なう検査部16と、制御部800とを備えたものとなっている。また、その他、電子部品検査装置1は、モニター300と、シグナルランプ400と、操作パネル700とを備えている。
なお、電子部品検査装置1は、トレイ供給領域A1、トレイ除去領域A5が配された方、すなわち、図2中の下側が正面側となり、検査領域A3が配された方、すなわち、図2中の上側が背面側として使用される。
また、電子部品検査装置1は、ICデバイス90の種類ごとに交換される「チェンジキット」と呼ばれるものを予め搭載して用いられる。このチェンジキットには、ICデバイス90(電子部品)が載置される載置部がある。本実施形態の電子部品検査装置1では、この載置部は、複数の箇所に設置されており、例えば、後述する温度調整部12と、デバイス供給部14と、デバイス回収部18とがある。また、チェンジキットとしての載置部(ICデバイス90(電子部品)が載置される載置部)には、デバイス搬送ヘッド13のICデバイス90を把持する部分(把持部)と、デバイス搬送ヘッド17のICデバイス90を把持する部分(把持部)と、デバイス搬送ヘッド20のICデバイス90を把持する部分(把持部)とが含まれる。また、ICデバイス90(電子部品)が載置される載置部には、前記のようなチェンジキットとは別に、ユーザーが用意するトレイ200と、回収用トレイ19と、その他、検査部16もある。
トレイ供給領域A1は、未検査状態の複数のICデバイス90が配列されたトレイ200が供給される給材部である。トレイ供給領域A1は、トレイ200を複数積み重ねて搭載可能な搭載領域と言うこともできる。なお、本実施形態では、各トレイ200には、複数の凹部(ポケット)が行列状に配置されている。各凹部には、ICデバイス90を1つずつ収納、載置することができる。
デバイス供給領域A2は、トレイ供給領域A1から搬送されたトレイ200上の複数のICデバイス90がそれぞれ検査領域A3まで搬送、供給される領域である。なお、トレイ供給領域A1とデバイス供給領域A2とを跨ぐように、トレイ200を1枚ずつ水平方向に搬送するトレイ搬送機構11A、11Bが設けられている。トレイ搬送機構11Aは、搬送部25の一部であり、トレイ200を、当該トレイ200に載置されたICデバイス90ごとY方向の正側、すなわち、図2中の矢印α11A方向に移動させることができる。これにより、ICデバイス90を安定してデバイス供給領域A2に送り込むことができる。また、トレイ搬送機構11Bは、空のトレイ200をY方向の負側、すなわち、図2中の矢印α11B方向に移動させることができる移動部である。これにより、空のトレイ200をデバイス供給領域A2からトレイ供給領域A1に移動させることができる。
デバイス供給領域A2には、温度調整部(ソークプレート(英語表記:soak plate、中国語表記(一例):均温板))12と、デバイス搬送ヘッド13と、トレイ搬送機構15とが設けられている。また、デバイス供給領域A2と検査領域A3とを跨ぐように移動するデバイス供給部14も設けられている。
温度調整部12は、複数のICデバイス90が載置される載置部であり、当該載置されたICデバイス90を一括して冷却することができる「ソークプレート」と呼ばれる。このソークプレートにより、検査部16で検査される前のICデバイス90を予め冷却して、当該検査(低温検査)に適した温度に調整することができる。なお、各温度調整部12での冷却は、後述する冷却ユニット900の作動によって可能となっている。
なお、冷却ユニット900は、温度調整部12の他に、前述した各載置部(例えば、温度調整を要するデバイス供給部14、デバイス搬送ヘッド17の把持部および検査部16)の載置されたICデバイス90の冷却も可能となっている。
このような載置部としての温度調整部12は、固定されている。これにより、当該温度調整部12上でのICデバイス90に対して安定して温度調整することができる。
また、温度調整部12は、グランドされて(接地されて)いる。
また、温度調整部12は、グランドされて(接地されて)いる。
図2に示す構成では、温度調整部12は、Y方向に2つ配置、固定されている。そして、トレイ搬送機構11Aによってトレイ供給領域A1から搬入されたトレイ200上のICデバイス90は、いずれかの温度調整部12まで搬送される。
また、各温度調整部12は、冷却の他に、さらに、ICデバイス90を一括して加熱することができるよう構成されていてもよい。この場合、検査部16で検査される前のICデバイス90を予め加熱して、当該検査(高温検査)に適した温度に調整することができる。
デバイス搬送ヘッド13は、ICデバイス90を把持する把持部を有し、デバイス供給領域A2内でX方向およびY方向に移動可能に支持され、さらにZ方向にも移動可能に支持されている。このデバイス搬送ヘッド13は、搬送部25の一部でもあり、トレイ供給領域A1から搬入されたトレイ200と温度調整部12との間のICデバイス90の搬送と、温度調整部12と後述するデバイス供給部14との間のICデバイス90の搬送とを担うことができる。なお、図2中では、デバイス搬送ヘッド13のX方向の移動を矢印α13Xで示し、デバイス搬送ヘッド13のY方向の移動を矢印α13Yで示している。
デバイス供給部14は、温度調整部12で温度調整されたICデバイス90が載置される載置部であり、当該ICデバイス90を検査部16近傍まで搬送することができる「供給用シャトルプレート」または単に「供給シャトル」と呼ばれるものである。このデバイス供給部14も、搬送部25の一部となり得る。
また、載置部としてのデバイス供給部14は、デバイス供給領域A2と検査領域A3との間をX方向、すなわち、矢印α14方向に沿って往復移動可能(移動可能)に支持されている。これにより、デバイス供給部14は、ICデバイス90をデバイス供給領域A2から検査領域A3の検査部16近傍まで安定して搬送することができ、また、検査領域A3でICデバイス90がデバイス搬送ヘッド17によって取り去られた後は再度デバイス供給領域A2に戻ることができる。
図2に示す構成では、デバイス供給部14は、Y方向に2つ配置されており、Y方向負側のデバイス供給部14を「デバイス供給部14A」と言い、Y方向正側のデバイス供給部14を「デバイス供給部14B」と言うことがある。そして、温度調整部12上のICデバイス90は、デバイス供給領域A2内でデバイス供給部14Aまたはデバイス供給部14Bまで搬送される。また、デバイス供給部14は、温度調整部12と同様に、当該デバイス供給部14に載置されたICデバイス90を冷却可能に構成されている。これにより、温度調整部12で温度調整されたICデバイス90に対して、その温度調整状態を維持して、検査領域A3の検査部16近傍まで搬送することができる。なお、デバイス供給部14も、温度調整部12と同様に、ICデバイス90を加熱可能に構成されていてもよい。また、デバイス供給部14も、温度調整部12と同様に、グランドされている。
トレイ搬送機構15は、全てのICデバイス90が除去された状態の空のトレイ200をデバイス供給領域A2内でX方向の正側、すなわち、矢印α15方向に搬送する機構である。そして、この搬送後、空のトレイ200は、トレイ搬送機構11Bによってデバイス供給領域A2からトレイ供給領域A1に戻される。
検査領域A3は、ICデバイス90を検査する領域である。この検査領域A3には、ICデバイス90に対して検査を行なう検査部16と、デバイス搬送ヘッド17とが設けられている。
デバイス搬送ヘッド17は、搬送部25の一部であり、温度調整部12と同様に、把持したICデバイス90を冷却可能に構成されている。このデバイス搬送ヘッド17は、把持部(載置部)を有している。把持部(載置部)は、ICデバイス90(電子部品)を把持可能に構成されている。これにより、前記温度調整状態が維持されたICデバイス90を把持して、前記温度調整状態を維持したまま、ICデバイス90を検査領域A3内で搬送することができる。
このようなデバイス搬送ヘッド17は、検査領域A3内でY方向およびZ方向に往復移動可能に支持され、「インデックスアーム」と呼ばれる機構の一部となっている。これにより、デバイス搬送ヘッド17は、デバイス供給領域A2から搬入されたデバイス供給部14から、ICデバイス90を持ち上げて、検査部16上に搬送し、載置することができる。
なお、図2中では、デバイス搬送ヘッド17のY方向の往復移動を矢印α17Yで示している。また、デバイス搬送ヘッド17は、Y方向に往復移動可能に支持されているが、これに限定されず、X方向にも往復移動可能に支持されていてもよい。また、図2に示す構成では、デバイス搬送ヘッド17は、Y方向に2つ配置されており、Y方向負側のデバイス搬送ヘッド17を「デバイス搬送ヘッド17A」と言い、Y方向正側のデバイス搬送ヘッド17を「デバイス搬送ヘッド17B」と言うことがある。デバイス搬送ヘッド17Aは、検査領域A3内で、ICデバイス90のデバイス供給部14Aから検査部16への搬送を担うことができ、デバイス搬送ヘッド17Bは、検査領域A3内で、ICデバイス90のデバイス供給部14Bから検査部16への搬送を担うことができる。
また、デバイス搬送ヘッド17も、温度調整部12と同様に、ICデバイス90を加熱可能に構成されていてもよい。
検査部16は、電子部品であるICデバイス90を載置して、当該ICデバイス90の電気的特性を検査する載置部である。この検査部16には、ICデバイス90の端子と電気的に接続される複数のプローブピンが設けられている。そして、ICデバイス90の端子とプローブピンとが電気的に接続される、すなわち、接触することにより、ICデバイス90の検査を行なうことができる。ICデバイス90の検査は、検査部16に接続されるテスターが備える検査制御部に記憶されているプログラムに基づいて行われる。
このような検査部16は、温度調整部12と同様に、ICデバイス90を冷却して、当該ICデバイス90を検査に適した温度に調整することができる。なお、検査部16は、温度調整部12と同様に、ICデバイス90を加熱可能に構成されていてもよい。
デバイス回収領域A4は、検査領域A3で検査され、その検査が終了した複数のICデバイス90が回収される領域である。このデバイス回収領域A4には、回収用トレイ19と、デバイス搬送ヘッド20と、トレイ搬送機構21とが設けられている。また、検査領域A3とデバイス回収領域A4とを跨ぐように移動するデバイス回収部18も設けられている。また、デバイス回収領域A4には、空のトレイ200も用意されている。
デバイス回収部18は、検査部16で検査が終了したICデバイス90が載置され、当該ICデバイス90をデバイス回収領域A4まで搬送することができる載置部であり、「回収用シャトルプレート」または単に「回収シャトル」と呼ばれる。このデバイス回収部18も、搬送部25の一部となり得る。
また、デバイス回収部18は、検査領域A3とデバイス回収領域A4との間をX方向、すなわち、矢印α18方向に沿って往復移動可能に支持されている。また、図2に示す構成では、デバイス回収部18は、デバイス供給部14と同様に、Y方向に2つ配置されており、Y方向負側のデバイス回収部18を「デバイス回収部18A」と言い、Y方向正側のデバイス回収部18を「デバイス回収部18B」と言うことがある。そして、検査部16上のICデバイス90は、デバイス回収部18Aまたはデバイス回収部18Bに搬送され、載置される。なお、ICデバイス90の検査部16からデバイス回収部18Aへの搬送は、デバイス搬送ヘッド17Aが担い、検査部16からデバイス回収部18Bへの搬送は、デバイス搬送ヘッド17Bが担う。また、デバイス回収部18も、温度調整部12やデバイス供給部14と同様に、グランドされている。
回収用トレイ19は、検査部16で検査されたICデバイス90が載置される載置部であり、デバイス回収領域A4内で移動しないよう固定されている。これにより、デバイス搬送ヘッド20等の各種可動部が比較的多く配置されたデバイス回収領域A4であっても、回収用トレイ19上では、検査済みのICデバイス90が安定して載置されることとなる。なお、図2に示す構成では、回収用トレイ19は、X方向に沿って3つ配置されている。
また、空のトレイ200も、X方向に沿って3つ配置されている。この空のトレイ200も、検査部16で検査されたICデバイス90が載置される載置部となる。そして、デバイス回収領域A4に移動してきたデバイス回収部18上のICデバイス90は、回収用トレイ19および空のトレイ200のうちのいずれかに搬送され、載置される。これにより、ICデバイス90は、検査結果ごとに分類されて、回収されることとなる。
デバイス搬送ヘッド20は、デバイス回収領域A4内でX方向およびY方向に移動可能に支持され、さらにZ方向にも移動可能な部分を有している。このデバイス搬送ヘッド20は、搬送部25の一部であり、ICデバイス90をデバイス回収部18から回収用トレイ19や空のトレイ200に搬送することができる。なお、図2中では、デバイス搬送ヘッド20のX方向の移動を矢印α20Xで示し、デバイス搬送ヘッド20のY方向の移動を矢印α20Yで示している。
トレイ搬送機構21は、トレイ除去領域A5から搬入された空のトレイ200をデバイス回収領域A4内でX方向、すなわち、矢印α21方向に搬送する機構である。そして、この搬送後、空のトレイ200は、ICデバイス90が回収される位置に配されることとなる、すなわち、前記3つの空のトレイ200のうちのいずれかとなり得る。
トレイ除去領域A5は、検査済み状態の複数のICデバイス90が配列されたトレイ200が回収され、除去される除材部である。トレイ除去領域A5では、多数のトレイ200を積み重ねることができる。
また、デバイス回収領域A4とトレイ除去領域A5とを跨ぐように、トレイ200を1枚ずつY方向に搬送するトレイ搬送機構22A、トレイ搬送機構22Bが設けられている。トレイ搬送機構22Aは、搬送部25の一部であり、トレイ200をY方向、すなわち、矢印α22A方向に往復移動させることができる移動部である。これにより、検査済みのICデバイス90をデバイス回収領域A4からトレイ除去領域A5に搬送することができる。また、トレイ搬送機構22Bは、ICデバイス90を回収するための空のトレイ200をY方向の正側、すなわち、矢印α22B方向に移動させることができる。これにより、空のトレイ200をトレイ除去領域A5からデバイス回収領域A4に移動させることができる。
制御部800は、例えば、トレイ搬送機構11Aと、トレイ搬送機構11Bと、温度調整部12と、デバイス搬送ヘッド13と、デバイス供給部14と、トレイ搬送機構15と、検査部16と、デバイス搬送ヘッド17と、デバイス回収部18と、デバイス搬送ヘッド20と、トレイ搬送機構21と、トレイ搬送機構22Aと、トレイ搬送機構22Bの作動を制御することができる。また、制御部800は、その他、冷却ユニット900の各部(例えば第1切換弁54、第2切換弁59A、第2切換弁59B、検出部53等)の作動も制御することができる。
オペレーターは、モニター300を介して、電子部品検査装置1の動作条件等を設定したり、確認したりすることができる。このモニター300は、例えば液晶画面で構成された表示画面301を有し、電子部品検査装置1の正面側上部に配置されている。図1に示すように、トレイ除去領域A5の図中の右側には、マウスを載置するマウス台600が設けられている。このマウスは、モニター300に表示された画面を操作する際に用いられる。
また、モニター300に対して図1の右下方には、操作パネル700が配置されている。操作パネル700は、モニター300とは別に、電子部品検査装置1に所望の動作を命令するものである。
また、シグナルランプ400は、発光する色の組み合わせにより、電子部品検査装置1の作動状態等を報知することができる。シグナルランプ400は、電子部品検査装置1の上部に配置されている。なお、電子部品検査装置1には、スピーカー500が内蔵されており、このスピーカー500によっても電子部品検査装置1の作動状態等を報知することもできる。
電子部品検査装置1は、トレイ供給領域A1とデバイス供給領域A2との間が第1隔壁231によって区切られており、デバイス供給領域A2と検査領域A3との間が第2隔壁232によって区切られており、検査領域A3とデバイス回収領域A4との間が第3隔壁233によって区切られており、デバイス回収領域A4とトレイ除去領域A5との間が第4隔壁234によって区切られている。また、デバイス供給領域A2とデバイス回収領域A4との間も、第5隔壁235によって区切られている。
電子部品検査装置1は、最外装がカバーで覆われており、当該カバーには、例えばフロントカバー241、サイドカバー242、サイドカバー243、リアカバー244、トップカバー245がある。
図3に示すように、電子部品検査装置1(電子部品搬送装置10)は、冷却ユニット900を有している。冷却ユニット900は、載置部をICデバイス90とともに冷却(温度調整)する冷却手段(温度調整手段)として機能するものであり、その載置部としては、温度調整部12と、デバイス供給部14と、デバイス搬送ヘッド17の把持部と、検査部16とが挙げられる。以下では、デバイス供給部14での冷却について、代表的に説明する。なお、デバイス供給部14は、一例として、凹部(ポケット)141と、凹部(ポケット)142とを有するものとなっている。凹部141と凹部142とには、それぞれ、ICデバイス90を1つずつ収納、載置することができる。
図3に示すように、電子部品検査装置1(電子部品搬送装置10)は、冷却ユニット900を有している。冷却ユニット900は、載置部をICデバイス90とともに冷却(温度調整)する冷却手段(温度調整手段)として機能するものであり、その載置部としては、温度調整部12と、デバイス供給部14と、デバイス搬送ヘッド17の把持部と、検査部16とが挙げられる。以下では、デバイス供給部14での冷却について、代表的に説明する。なお、デバイス供給部14は、一例として、凹部(ポケット)141と、凹部(ポケット)142とを有するものとなっている。凹部141と凹部142とには、それぞれ、ICデバイス90を1つずつ収納、載置することができる。
また、冷却ユニット900は、温度調整部12、デバイス供給部14、デバイス搬送ヘッド17の把持部、検査部16のうちの全ての載置部の温度調整を行なってもよいし、これらの載置部の中から少なくとも1つの載置部を選択して、この選択された載置部の温度調整を行なってもよい。全ての載置部の温度調整を行なう場合、各載置部の温度は、同じであってもよし、異なっていてもよい。
冷却ユニット900は、凹部141および凹部142にそれぞれ収納されたICデバイス90の温度を調整することができる。例えば、冷却ユニット900は、低温検査用の温度である第1目標温度として、−45℃となるように調整することができる。また、例えば、冷却ユニット900は、第1目標温度よりも高い第2目標温度として、18℃(常温)となるように調整することができる。もちろん、各目標温度は、これに限定されず、任意の温度に設定することができる。
冷却ユニット900において、貯蔵タンク55には、デバイス供給部14(載置部)に載置されたICデバイス90の温度を調整する流体が貯蔵されている。この流体は、デバイス供給部14(載置部)をICデバイス90ごと冷却する冷媒であり、その冷媒として、例えば、液体窒素を用いることができる。これにより、第1目標温度まで迅速に冷却することができる。
貯蔵タンク55には、主に管路(送液管または送気管)で構成された共通路56が接続されている。共通路56は、デバイス供給部14(載置部)に載置されたICデバイス90の温度を調整する冷媒(流体)を、デバイス供給部14(載置部)に供給する供給ラインである。なお、共通路56は、管路の外周は、断熱材(図示せず)が配設されているのが好ましい。また、以下に述べる第1供給路57A、第1供給路57Bについても共通路56と同様である。
共通路56の途中には、第1切換弁54が配置されている。第1切換弁54は、開状態と閉状態とを取り得る、すなわち、開閉可能な弁であり、この開閉により、冷媒の供給と、その供給の停止とを切り換えることができる元栓である。
共通路56(供給ライン)は、第1切換弁54が配置された部分よりも下流側で、複数(図3に示す構成では2つ)に分岐した分岐ラインを有している、すなわち、第1供給路57Aと第1供給路57Bとに分岐している。
第1供給路57Aは、凹部141の直下を通るようにデバイス供給部14に形成された媒体流路58Aの流入端EnAに接続されている。第1供給路57Aの途中には、第2切換弁59Aが配置されており、この第2切換弁59Aは、開状態と閉状態とを取り得る、すなわち、開閉可能な弁であり、この開閉により、媒体流路58Aに対する冷媒の供給量を制御することができる。
第1供給路57Bは、第1供給路57Aと略等しい流路断面積を有する配管であって、凹部142の直下を通るようにデバイス供給部14に形成された媒体流路58Bの流入端EnBに接続されている。第1供給路57Bの途中には、第2切換弁59Bが配置されており、この第2切換弁59Bは、開状態と閉状態とを取り得る、すなわち、開閉可能な弁であり、この開閉により、媒体流路58Bに対する冷媒の供給量を制御することができる。
以上のように、共通路56(供給ライン)には、この共通路56(供給ライン)での冷媒(流体)の通過と遮断とを切り換え可能に作動する複数の切換弁が配置されている。そして、その切換弁は、前述したように開閉可能な第1切換弁54と、共通路56(供給ライン)の第1切換弁54よりも下流側に配置され、前述したように開閉可能な少なくとも1つの第2の切換弁、すなわち、本実施形態では第2切換弁59Aおよび第2切換弁59Bとを含んでいる。
また、前述したように、共通路56(供給ライン)は、第1切換弁54が配置された部分よりも下流側で2つ(複数)に分岐した分岐ラインを有している。そして、各分岐ライン、すなわち、第1供給路57Aには、第2切換弁59Aが配置され、第1供給路57Bには、第2切換弁59Bが配置されている。
このような構成により、例えば、第1切換弁54、第2切換弁59Aおよび第2切換弁59Bの各切換弁の開閉を適宜組み合わせることにより、凹部141および凹部142の双方に対する冷媒の一括供給、凹部141および凹部142の双方に対する冷媒の一括供給停止、凹部141および凹部142のうちのいずれか一方への冷媒の供給を容易に選択することができる。
このような構成により、例えば、第1切換弁54、第2切換弁59Aおよび第2切換弁59Bの各切換弁の開閉を適宜組み合わせることにより、凹部141および凹部142の双方に対する冷媒の一括供給、凹部141および凹部142の双方に対する冷媒の一括供給停止、凹部141および凹部142のうちのいずれか一方への冷媒の供給を容易に選択することができる。
なお、共通路56は、図3に示す構成では、デバイス供給部14が有する凹部の数(凹部141、凹部142)に対応して、2つに分岐しているが、これに限定されない。例えば、デバイス供給部14が有する凹部の数が1つの場合、共通路56での分岐が省略され、第1切換弁54よりも下流側には、1つの第2切換弁が配置されることとなる。また、デバイス供給部14が有する凹部の数が3つ以上の場合、共通路56での分岐数も3つ以上となり、第1切換弁54よりも下流側には、分岐数と同数の第2切換弁が配置されることとなる。
また、本発明では、冷却ユニット900における流体回路の構成(例えば、共通路5、第1供給路57A、第1供給路57Bの各管路等の配置パターンや、第1切換弁54、第2切換弁59Aおよび第2切換弁59Bの各切換弁の種類、配置、設置数等)は、図3に示すのに限定されない。
第1切換弁54、第2切換弁59Aおよび第2切換弁59B(切換弁)は、通電時に開状態となって冷媒(流体)の通過を可能とし、非通電時に閉状態となって冷媒(流体)の遮断を行なう、いわゆる「ノーマリークローズタイプ」のものとなっている。これにより、例えば、電子部品検査装置1を使用している環境が停電となった場合、冷媒が遮断され、よって、冷媒が無駄に供給され続けてしまうのを防止することができる。
第1供給路57Aの第2切換弁59Aが配置された部分よりも下流側と、第1供給路57Bの第2切換弁59Bが配置された部分よりも下流側とは、気化容器60を共有している。気化容器60内は、第1供給路57Aおよび第1供給路57Bよりも流路断面積が大きい気化室61Aと気化室61Bとに仕切られている。気化室61Aには、第1供給路57Aを通過してくる液体窒素が流入し、気化室61Bには、第1供給路57Bを通過してくる液体窒素が流入する。気化室61A、気化室61Bにそれぞれ流入した液体窒素は、第1目標温度よりも低い温度の窒素ガスとなって気化容器60から流出する。そして、窒素ガスとなった冷媒は、媒体流路58Aに流入して凹部141内を冷却することができるとともに、媒体流路58Bに流入して凹部142内を冷却することができる。
また、デバイス供給部14の内部には、凹部141の直下に加熱ヒーター62Aが備えられ、凹部142の直下に加熱ヒーター62Bが備えられている。加熱ヒーター62Aは、凹部141内を加熱することができ、加熱ヒーター62Bは、凹部142内を加熱することができる。そして、媒体流路58Aを通過する窒素ガスによる冷却と、加熱ヒーター62Aによる加熱とによって、凹部141内、すなわち、凹部141に載置されたICデバイス90が第1目標温度に制御される。同様に、媒体流路58Bを通過する窒素ガスによる冷却と、加熱ヒーター62Bによる加熱とによって、凹部142内、すなわち、凹部142に載置されたICデバイス90が第1目標温度に制御される。
また、凹部141には、凹部141内の温度を検出する温度センサー63Aが備えられ、凹部142には、凹部142内の温度を検出する温度センサー63Bが備えられている。
媒体流路58Aの流出端ExAには、デバイス供給部14(載置部)の凹部141側からの冷媒(流体)を排出する排出ラインとしての排出路64Aが接続されている。排出路64Aは、デバイス供給部14を収納する空間を有する収納容器としての収納ボックス50に接続されており、媒体流路58Aから排出された冷媒(窒素ガス)を収納ボックス50に導入する。
また、媒体流路58Bの流出端ExBには、デバイス供給部14(載置部)の凹部142側からの冷媒(流体)を排出する排出路64B(排出ライン)が接続されている。排出路64Bは、接続部65において排出路64Aに接続されており、媒体流路58Bから排出された冷媒(窒素ガス)を排出路64Aに排出する。
排出路64Aには、排出路64Bとの接続部65よりも上流側に、媒体流路58Aから接続部65への気体の流れを許容し、かつ接続部65から媒体流路58Aへの冷媒(窒素ガス)の流れを抑止する逆止弁66Aが配置されている。同様に排出路64Bには、排出路64Aとの接続部65よりも上流側に、媒体流路58Bから接続部65への冷媒(窒素ガス)の流れを許容し、かつ接続部65から媒体流路58Bへの冷媒(窒素ガス)の流れを抑止する逆止弁66Bが配置されている。こうした逆止弁66A、逆止弁66Bを設けることによって、例えば、媒体流路58Aから排出された冷媒が排出路64Bを逆流して媒体流路58Bに流入することと、媒体流路58Bから排出された冷媒が排出路64Aを逆流して媒体流路58Aに流入することとを防止することができる。
また、排出路64Aには、排出路64Bとの接続部65よりも下流側に加熱部としての熱交換器67が配置されている。熱交換器67は、いわゆるプレート式熱交換器であって、排出路64Aと、ドライエア供給源69からのドライエアであるパージエアが供給されるパージエア供給路70とが接続されている。熱交換器67では、排出路64Aを流通する冷媒と、パージエア供給路70を流通するパージエアとが並行流となっており、これら冷媒とパージエアとの間で熱交換が行なわれる。
また、排出路64Aには、熱交換器67の下流側に、熱交換器67から収納ボックス50への気体の流れを許容し、かつ収納ボックス50から熱交換器67への気体の逆流を抑止する逆止弁68が配置されている。こうした逆止弁68を設けることによって、排出路64Aを通じて、熱交換器67、媒体流路58A、媒体流路58B、気化容器60に対し、収納ボックス50から冷媒(窒素ガス)よりも水分含有量の多いエアが流れ込むことを抑えることができる。その結果、第2切換弁59A、第2切換弁59Bが再び開状態に制御されたときに、逆止弁68よりも上流側にある熱交換器67や媒体流路58A、媒体流路58B、気化容器60等、冷媒(窒素ガス)の流通経路において結露や氷結が発生することを抑えることができる。
また、排出路64A(排出ライン)の逆止弁68よりも下流側には、排出路64A(排出ライン)を通過する冷媒(流体)の流れの状態(例えば圧力や流量等)を検出する検出部53が配置されている。この検出部53は、排出路64A(排出ライン)を通過する冷媒(流体)の圧力を検出する圧力計(圧力センサー)531、または、排出路64A(排出ライン)を通過する冷媒(流体)の流量を検出する流量計(流量センサー)532(図13参照)で構成されている。図3に示す構成では、検出部53は、圧力計531で構成されている。圧力計531を用いることにより、簡単な構成で、排出路64Aを通過する冷媒の流れの状態、すなわち、冷媒がどの程度流れているのかを容易に把握することができる。
ドライエア供給源69は、コンプレッサーや乾燥機で構成されており、電子部品検査装置1の周辺にあるエアを圧縮し、乾燥させたうえでパージエア供給路70に供給する。パージエア供給路70に対する供給量は、パージエア供給路70の流路断面積を変化させるパージエア供給弁71によって制御される。パージエア供給路70は、収納ボックス50に接続されており、熱交換器67から流出したパージエアは、収納ボックス50に導入される。パージエア供給路70には、パージエア供給弁71と熱交換器67との間にパージエアを加熱するエアヒーター72が配置されている。熱交換器67には、このエアヒーター72によって加熱されたパージエアが供給される。
また、パージエア供給路70には、熱交換器67の下流側に、熱交換器67から収納ボックス50への気体の流れを許容し、かつ収納ボックス50から熱交換器67への気体の逆流を抑止する逆止弁73が配置されている。こうした逆止弁73を設けることによって、収納ボックス50から冷媒(窒素ガス)よりも水分含有量の多いエアが流れ込むことが抑えられ、熱交換器67およびパージエア供給路70を乾燥状態に維持することができる。
ドライエア供給源69は、上記パージエア供給路70の他、ドライエア供給源69の生成するドライエアを昇温ガスとして第2供給路75に供給する。この第2供給路75は、分岐部76において第2供給路75Aと第2供給路75Bとに分岐されている。第2供給路75Aは、第1供給路57Aに対して接続部77Aで接続され、第2供給路75Bは、第1供給路57Bに対して接続部77Bで接続されている。
第2供給路75における分岐部76よりも上流側には、第2供給路75の流路断面積を変化させて、第2供給路75に対する昇温ガスの供給量を制御する制御弁としての昇温ガス供給弁78が配置されている。また、第2供給路75における昇温ガス供給弁78と分岐部76との間には、昇温ガスを第2目標温度である18℃よりも高い所定の温度である例えば60℃まで加熱する加熱部としてのエアヒーター79とが配置されている。すなわち、第2切換弁59A、第2切換弁59Bが閉状態、かつ昇温ガス供給弁78が開状態にある場合、第1供給路57A、第1供給路57Bには、第2目標温度よりも高い温度の昇温ガスが流入することとなり、凹部141、凹部142が昇温ガスによって直接的に加熱されることになる。
また、第2供給路75Aには、第2供給路75から第1供給路57Aに対する昇温ガスの流れを許容し、かつ第1供給路57Aから第2供給路75への窒素ガスの流れを抑止する抑止する抑止部としての逆止弁80Aが配置されている。同様に、第2供給路75Bには、第2供給路75から第1供給路57Bに対する昇温ガスの流れを許容し、かつ第1供給路57Bから第2供給路75への窒素ガスの流れを抑止する抑止部としての逆止弁80Bが配置されている。
以上のような構成の冷却ユニット900は、デバイス供給部14をICデバイス90とともに冷却する冷却制御(冷却運転)と、冷却状態を常温に復帰させる常温復帰制御(常温復帰運転)とを実行することができる。
冷却制御は、第1切換弁54を「開(OPEN)」、第2切換弁59Aを「開(OPEN)」、第2切換弁59Bを「開(OPEN)」、昇温ガス供給弁78を「閉(CLOSE)」、パージエア供給弁71を「開(OPEN)」、加熱ヒーター62Aを「ON」、加熱ヒーター62Bを「ON」、エアヒーター72を「ON」、エアヒーター79を「OFF」として実行される。
常温復帰制御は、第1切換弁54を「閉(CLOSE)」、第2切換弁59Aを「閉(CLOSE)」、第2切換弁59Bを「閉(CLOSE)」、昇温ガス供給弁78を「開(OPEN)」、パージエア供給弁71を「開(OPEN)」、加熱ヒーター62Aを「ON」、加熱ヒーター62Bを「ON」、エアヒーター72を「ON」、エアヒーター79を「ON」として実行される。
ところで、電子部品検査装置1のユーザーは、電子部品検査装置1を使用するに際し、貯蔵タンク55を別途用意して、電子部品検査装置1の共通路56に接続する。貯蔵タンク55内に例えばゴミや塵、その他、金属粉等の異物が混入していた場合、この異物は、冷媒とともに共通路56を通過して、第1切換弁54、第2切換弁59Aおよび第2切換弁59Bのうちのいずれかに引っ掛かるおそれがある。この場合、異物が引っ掛かった切換弁は、正常な開閉動作が行ないづらくなることが考えられる。例えば、切換弁が閉状態であるべきなのに、異物の引っ掛かりが原因で開状態のままであると、冷媒が無駄に供給され続けてしまう。また、この冷媒の無駄な供給により、過剰に冷却されて温度制御不能となってしまったり、過剰な冷却を解消するために加熱ヒーター62Aや加熱ヒーター62Bを過剰に作動させなければならない等の不具合が生じる。また、第1切換弁54、第2切換弁59Aおよび第2切換弁59Bは、経時的な劣化で正常な開閉動作が行ないづらくなることも考えられる。この場合も同様の不具合が生じる。
そこで、電子部品検査装置1では、このような不具合を防止することができるよう構成されている。以下、この構成および作用について説明する。
制御部800は、第1切換弁54、第2切換弁59Aおよび第2切換弁59B(切換弁)をそれぞれ作動させる制御情報(開状態とするか、閉状態とするかの信号)と、検出部53(圧力計531)での検出結果とに基づいて、前記各切換弁の状態の判断を行なう。以下、この判断を「切換弁状態判断」と言う。具体的には、「切換弁状態判断」とは、切換弁の作動が正常なのか、すなわち、切換弁が温度制御可能な状態で作動しているのか、または、切換弁の作動に異常があるのかの判断である。そして、その判断の結果、異常と判断された切換弁が有る場合、その切換弁を、例えば新たな切換弁に交換することができる。これにより、切換弁が正常に、すなわち、温度制御可能に作動することができ、よって、前述した不具合を防止することができる。
制御部800は、第1切換弁54、第2切換弁59Aおよび第2切換弁59Bの状態をそれぞれ判断する3つの制御を行なうことができる。この制御プログラムを図4〜図6のフローチャートに基づいて説明する。なお、この制御を行なうタイミングとしては、特に限定されず、例えば、各ロットの搬送(検査)開始前、各ロットの搬送(検査)終了後、タイマー作動による定期的な時間ごと等が好ましい。
図4は、第1制御プログラムのフローチャートである。
制御部800は、第1切換弁54および第2切換弁(第2切換弁59A、第2切換弁59B)のうちの一方の切換弁を閉状態とし、他方の切換弁を開状態として、切換弁状態判断(判断)を行なう。第1制御プログラムでは、制御部800は、第1切換弁54を閉状態とし(ステップS101)、第2切換弁59Aおよび第2切換弁59Bを開状態とする(ステップS102)。そして、この状態で、圧力計531(検出部53)を作動させて、圧力値P1(検出値)を検出する(ステップS103)。この圧力値P1が、予め設定された基準値M1であるか否かを判断する(ステップS104)。ステップS104において、圧力計531(検出部53)での圧力値P1(検出値)が、予め設定された基準値M1(値)であった場合に、第1切換弁54の作動が正常な状態であると切換弁状態判断(判断)を行ない、その旨をモニター300等で報知する(ステップS105)。また、ステップS104の判断の結果、圧力値P1が基準値M1でない(圧力値P1が基準値M1を超えている)場合には、第1切換弁54の作動に異常があると切換弁状態判断を行ない、その旨をモニター300等で報知する(ステップS106)。なお、基準値M1としては、例えば、第1制御プログラムを実行しているときの大気圧とすることができる。
制御部800は、第1切換弁54および第2切換弁(第2切換弁59A、第2切換弁59B)のうちの一方の切換弁を閉状態とし、他方の切換弁を開状態として、切換弁状態判断(判断)を行なう。第1制御プログラムでは、制御部800は、第1切換弁54を閉状態とし(ステップS101)、第2切換弁59Aおよび第2切換弁59Bを開状態とする(ステップS102)。そして、この状態で、圧力計531(検出部53)を作動させて、圧力値P1(検出値)を検出する(ステップS103)。この圧力値P1が、予め設定された基準値M1であるか否かを判断する(ステップS104)。ステップS104において、圧力計531(検出部53)での圧力値P1(検出値)が、予め設定された基準値M1(値)であった場合に、第1切換弁54の作動が正常な状態であると切換弁状態判断(判断)を行ない、その旨をモニター300等で報知する(ステップS105)。また、ステップS104の判断の結果、圧力値P1が基準値M1でない(圧力値P1が基準値M1を超えている)場合には、第1切換弁54の作動に異常があると切換弁状態判断を行ない、その旨をモニター300等で報知する(ステップS106)。なお、基準値M1としては、例えば、第1制御プログラムを実行しているときの大気圧とすることができる。
そして、電子部品検査装置1を操作するオペレーターは、ステップS105での報知を確認したら、電子部品検査装置1によるICデバイス90の検査を行なうことができる。一方、ステップS106での報知を確認したら、オペレーターは、第1切換弁54に異物が詰まって、作動に異常が生じているということを知ることができる。そして、オペレーターは、第1切換弁54を、例えば新たな第1切換弁54に交換することができる。これにより、第1切換弁54が正常に作動することができ、よって、前述した不具合を防止しつつ、ICデバイス90の検査を行なうことができる。
図5は、第2制御プログラムのフローチャートである。
制御部800は、第1切換弁54および第2切換弁(第2切換弁59A、第2切換弁59B)のうちの一方の切換弁を閉状態とし、他方の切換弁を開状態として、切換弁状態判断(判断)を行なう。第2制御プログラムでは、制御部800は、第1切換弁54を開状態とし(ステップS201)、第2切換弁59A、第2切換弁59Bを閉状態とする(ステップS202)。そして、この状態で、圧力計531(検出部53)を作動させて、圧力値P2(検出値)を検出する(ステップS203)。この圧力値P2が、予め設定された基準値M2であるか否かを判断する(ステップS204)。ステップS204において、圧力計531(検出部53)での圧力値P2(検出値)が、予め設定された基準値M2(値)であった場合に、第2切換弁59A、第2切換弁59Bの作動が正常な状態であると切換弁状態判断(判断)を行ない、その旨をモニター300等で報知する(ステップS205)。また、ステップS204の判断の結果、圧力値P2が基準値M2でない(圧力値P2が基準値M2を超えている)場合には、第2切換弁59Aおよび第2切換弁59Bのうちの少なくとも一方の作動に異常があると切換弁状態判断を行ない、その旨をモニター300等で報知する(ステップS206)。なお、基準値M2としては、例えば、第2制御プログラムを実行しているときの大気圧とすることができる。
制御部800は、第1切換弁54および第2切換弁(第2切換弁59A、第2切換弁59B)のうちの一方の切換弁を閉状態とし、他方の切換弁を開状態として、切換弁状態判断(判断)を行なう。第2制御プログラムでは、制御部800は、第1切換弁54を開状態とし(ステップS201)、第2切換弁59A、第2切換弁59Bを閉状態とする(ステップS202)。そして、この状態で、圧力計531(検出部53)を作動させて、圧力値P2(検出値)を検出する(ステップS203)。この圧力値P2が、予め設定された基準値M2であるか否かを判断する(ステップS204)。ステップS204において、圧力計531(検出部53)での圧力値P2(検出値)が、予め設定された基準値M2(値)であった場合に、第2切換弁59A、第2切換弁59Bの作動が正常な状態であると切換弁状態判断(判断)を行ない、その旨をモニター300等で報知する(ステップS205)。また、ステップS204の判断の結果、圧力値P2が基準値M2でない(圧力値P2が基準値M2を超えている)場合には、第2切換弁59Aおよび第2切換弁59Bのうちの少なくとも一方の作動に異常があると切換弁状態判断を行ない、その旨をモニター300等で報知する(ステップS206)。なお、基準値M2としては、例えば、第2制御プログラムを実行しているときの大気圧とすることができる。
そして、オペレーターは、ステップS205での報知を確認したら、電子部品検査装置1によるICデバイス90の検査を行なうことができる。一方、ステップS206での報知を確認したら、オペレーターは、第2切換弁59Aおよび第2切換弁59Bのうちの少なくとも一方に異物が詰まって、作動に異常が生じているということを知ることができる。そして、オペレーターは、第2切換弁59Aおよび第2切換弁59Bのうちの、異常がある第2切換弁を、例えば新たな第2切換弁に交換することができる。これにより、第2切換弁59Aおよび第2切換弁59Bが正常に作動することができ、よって、前述した不具合を防止しつつ、ICデバイス90の検査を行なうことができる。
図6は、第3制御プログラムのフローチャートである。
制御部800は、第1切換弁54を開状態とする(ステップS301)。次いで、各分岐ラインに配置された第2切換弁のうちの1つの第2切換弁を開状態として、残りの第2切換弁を閉状態とする。すなわち、第1供給路57Aに配置された第2切換弁59Aを開状態とし(ステップS302)、第1供給路57Bに配置された第2切換弁59Bを閉状態とする(ステップS303)。そして、この状態で、圧力計531(検出部53)を作動させて、圧力値P3(検出値)を検出する(ステップS304)。この圧力値P3が、予め設定された基準値M3であるか否かを判断する(ステップS305)。ステップS305において、圧力計531(検出部53)での圧力値P3(検出値)が、予め設定された基準値M3(値)であった場合に、第2切換弁59A(開状態となっている第2切換弁)の作動が正常な状態であると切換弁状態判断(判断)を行ない、その旨をモニター300等で報知する(ステップS306)。また、ステップS305の判断の結果、圧力値P2が基準値M3でない(例えば圧力値P3が大気圧と同じとなっている)場合には、第2切換弁59Aの作動に異常があると切換弁状態判断を行ない、その旨をモニター300等で報知する(ステップS307)。
制御部800は、第1切換弁54を開状態とする(ステップS301)。次いで、各分岐ラインに配置された第2切換弁のうちの1つの第2切換弁を開状態として、残りの第2切換弁を閉状態とする。すなわち、第1供給路57Aに配置された第2切換弁59Aを開状態とし(ステップS302)、第1供給路57Bに配置された第2切換弁59Bを閉状態とする(ステップS303)。そして、この状態で、圧力計531(検出部53)を作動させて、圧力値P3(検出値)を検出する(ステップS304)。この圧力値P3が、予め設定された基準値M3であるか否かを判断する(ステップS305)。ステップS305において、圧力計531(検出部53)での圧力値P3(検出値)が、予め設定された基準値M3(値)であった場合に、第2切換弁59A(開状態となっている第2切換弁)の作動が正常な状態であると切換弁状態判断(判断)を行ない、その旨をモニター300等で報知する(ステップS306)。また、ステップS305の判断の結果、圧力値P2が基準値M3でない(例えば圧力値P3が大気圧と同じとなっている)場合には、第2切換弁59Aの作動に異常があると切換弁状態判断を行ない、その旨をモニター300等で報知する(ステップS307)。
次いで、第2切換弁59Aを閉状態とし(ステップS308)、第2切換弁59Bを開状態とする(ステップS309)。そして、この状態で、圧力計531を作動させて、圧力値P3を検出する(ステップS310)。この圧力値P3が基準値M3であるか否かを判断する(ステップS311)。ステップS311において、圧力値P3が基準値M3であった場合に、第2切換弁59B(開状態となっている第2切換弁)の作動が正常な状態であると切換弁状態判断を行ない、その旨をモニター300等で報知する(ステップS312)。また、ステップS311の判断の結果、圧力値P2が基準値M3でない(例えば圧力値P3が大気圧と同じとなっている)場合には、第2切換弁59Bの作動に異常があると切換弁状態判断を行ない、その旨をモニター300等で報知する(ステップS313)。なお、基準値M3は、例えば、大気圧以外の任意の大きさとすることができる。
そして、オペレーターは、ステップS306、ステップS312での報知を確認したら、電子部品検査装置1によるICデバイス90の検査を行なうことができる。一方、ステップS207、ステップS313での報知を確認したら、オペレーターは、第2切換弁59Aおよび第2切換弁59B自体が例えば故障して、作動に異常が生じているということを知ることができる。そして、オペレーターは、第2切換弁59Aおよび第2切換弁59Bを、例えば新たな第2切換弁59Aおよび第2切換弁59Bに交換することができる。これにより、第2切換弁59Aおよび第2切換弁59Bが正常に作動することができ、よって、前述した不具合を防止しつつ、ICデバイス90の検査を行なうことができる。
以上のような第1制御プログラム、第2制御プログラム、第3制御プログラムにより、第1切換弁54、第2切換弁59Aおよび第2切換弁59Bの各状態(例えば、正常に作動しているのか、または、作動に異常が生じているのか)を正確に判断することができる。これにより、前述した不具合を防止しつつ、電子部品検査装置1を稼動させることができる。
次に、切換弁状態判断の実行を設定するフォームの一例と、その実行結果を表示するフォームの一例とについて、図7〜図12を参照して説明する。なお、「フォーム」は、「画面」、「ダイアログ」、「ウィンドウ」等と呼ばれることもある。
まず、モニター300には、図7に示すフォームFM1が表示されている。フォームFM1は、メイン画面である。このフォームFM1には、ボタン群BT100と、第1項目群IT110と、第2項目群IT120と、第3項目群IT130と、第4項目群IT140と、第5項目群IT150と、第6項目群IT160とが含まれている。
ボタン群BT100には、「終了」用のボタンBT101と、「シャットダウン」用のボタンBT102と、「品種設定」用のボタンBT103と、「ユニット設定」用のボタンBT104と、「メンテナンス」用のボタンBT105と、「ユーザー定義」用のボタンBT106と、「電卓」用のボタンBT107とが含まれている。
第1項目群IT110には、「ユーザー選択」設定用の項目IT111と、「温度モード」設定用の項目IT112と、「テスター接続」設定用の項目IT113と、「搬送モード」設定用の項目IT114と、「開始モード」設定用の項目IT115と、「ビン設定」設定用の項目IT116と、「各領域の湿度、温度」表示用の項目IT117と、「設定データー」設定用の項目IT118と、「テストサイト」設定用の項目IT119とが含まれている。
第2項目群IT120には、「供給シャトル」設定用の項目IT121と、「ソークプレート(温度調整部)」設定用の項目IT122と、「アーム2」設定用の項目IT123と、「アーム1」設定用の項目IT124と、「ソケットヒーター」設定用の項目IT125と、「ソケットエアー、ソケット冷却」設定用の項目IT126とが含まれている。
第3項目群IT130には、「各領域の酸素濃度に関する情報」表示用の項目131と、「酸素濃度判定値」表示用の項目132とが含まれている。
第4項目群IT140は、「供給/収納カウンター」として、「供給」確認用の項目IT141と、「合計」確認用の項目IT142と、「良品・不良品」用の項目IT143と、「収納1〜収納4・固定1〜固定4」確認用の項目IT144とが含まれている。
第5項目群IT150は、「コンタクトカウンター」として、「総合」設定用の項目IT151と、「品種別」設定用の項目IT152と、「品種別%」設定用の項目IT153と、「アーム1・アーム2」確認用の項目IT154とが含まれている。
第6項目群IT160は、「テスターカテゴリー」として、「アーム2」確認用の項目IT161と、「アーム1」確認用の項目IT162とが含まれている。
次に、ボタン群BT100のボタンBT105を操作すると、図8に示すように、フォームFM2がフォームFM1に重なって表示される。フォームFM2は、アイコンメニューである。このフォームFM2には、「ビルド」用のボタンBT201と、「スタートモード」用のボタンBT202と、「カウンター」用のボタンBT203と、「カウンタークリア」用のボタンBT204と、「温度モニター」用のボタンBT205と、「タワーライト」用のボタンBT206と、「パスワード」用のボタンBT207と、「セキュリティ」用のボタンBT208と、「生産管理」用のボタンBT209と、「機能設定」用のボタンBT210と、「コントローラ」用のボタンBT211と、「DIO設定」用のボタンBT212と、「I/Fモニター」用のボタンBT213と、「低温稼動」用のボタンBT214と、「ハンドラID」用のボタンBT215と、「Exit」用のボタンBT216とが含まれている。
次に、フォームFM2のボタンBT214を操作すると、モニター300には、低温稼動設定用の画面、すなわち、図9に示すフォームFM3が表示される。フォームFM3には、第1項目群IT310と、第2項目群IT320と、第3項目群IT330と、第4項目群IT340とが含まれている。
第1項目群IT310は、「小窓」として、「開放警告時間」用の項目IT311と、「警告湿度」用の項目IT312とが含まれている。
第2項目群IT320は、「露点監視」として、「回収エリア(オフセット)」用の項目IT321と、「+設定温度」用の項目IT322と、「アンローダエリア」用の項目IT323とが含まれている。
第3項目群IT330は、「アンロード動作」として、「ドア閉の時間待ち」用の項目IT331と、「アンロード後のパージ時間」用の項目IT332とが含まれている。
第4項目群IT340は、「LN2バルブ確認」として、「センサー安定待ち時間」用の項目IT341と、「LN2バルブを定期的に確認する。(停止中)」用の項目IT342と、「確認間隔」用の項目IT343とが含まれている。そして、項目IT342にチェックを入れて、「OK」用のボタンBT351を押すことにより、切換弁状態判断の実行を設定することができる。これと反対に、項目IT342へのチェックを省略した場合には、切換弁状態判断の実行の設定が解除される。なお、第4項目群IT340には、ボタンBT351の他に、「キャンセル」用のボタンBT352と、「適用」用のボタンBT353も含まれている。また、項目IT341では、共通路56内の冷媒が抜けきるまでの時間を設定することができる。そして、この設定時間内に圧力計531で検出される圧力が大気圧となれば、共通路56内から冷媒が抜けきったと判断される。
項目IT342にチェックを入れて、「OK」用のボタンBT351を押した後、項目IT343で入力された時間が経過すると、図10に示すフォームFM4が表示される。フォームFM4には、項目IT410と、項目IT420と、ボタンBT430と、ボタンBT440とが含まれている。
項目IT410には、例えば、「指定時間(12時間)が経過したため、LN2バルブの動作確認を実施します。すぐに開始する場合は、[すぐ実行]を選択してください。確認を延期する場合は、[実行延期]を選択してください。」と表示される。そして、[すぐ実行]を選択する場合は、「すぐ実行」用のボタンBT430を押す。一方、[実行延期]を選択する場合は、「実行延期(15分)」用のボタンBT440を押す。
項目IT420には、カウントダウンされた時間が表示される。
そして、切換弁状態判断が実行された後、第1切換弁54、第2切換弁59A、第2切換弁59Bの作動に異常がある場合には、図11または図12に示すフォームFM5が表示される。フォームFM5には、項目IT510と、項目IT520と、項目IT530と、項目IT540と、項目IT550と、レイアウトLO560とが含まれている。
そして、切換弁状態判断が実行された後、第1切換弁54、第2切換弁59A、第2切換弁59Bの作動に異常がある場合には、図11または図12に示すフォームFM5が表示される。フォームFM5には、項目IT510と、項目IT520と、項目IT530と、項目IT540と、項目IT550と、レイアウトLO560とが含まれている。
項目IT510は、「エラーコード」である。図11中では、「612」と表示され、図12中では、「613」と表示されている。
項目IT520は、「ユニット」の番号である。図11および図12中では、いずれも「15」と表示されている。
項目IT530は、「ユニット名」である。図11および図12中では、いずれも「温度調整」と表示されている。
項目IT540は、「題目」として、作動に異常がある切換弁が表示される。図11中では、「LN2メインバルブが異常です。LN2バルブの故障確認用センサーがOFFしました。RETRY、選択後 STARTしてください。」と表示されている。図12中では、「LN2制御バルブが異常です。LN2バルブの故障確認用センサーがOFFしました。RETRY、選択後 STARTしてください。」と表示されている。
項目IT550は、「詳細」として、作動に異常がある切換弁についての詳細な情報が表示される。図11中では、「再度確認する場合は、RETRY選択後STARTしてください。冷却を中止する場合は、PAUSE選択後RESETしてください。(1)LN2メインバルブが故障している可能性があります。LN2供給バルブを閉じてください。」と表示されている。図12中では、「再度確認する場合は、RETRY選択後STARTしてください。冷却を中止する場合は、PAUSE選択後RESETしてください。(1)LN2制御バルブのいずれかが故障している可能性があります。LN2供給バルブを閉じてください。」と表示されている。
レイアウトLO560は、電子部品検査装置1の主要部のレイアウト(配置)を表示したものである。図12中では、「LN2」に丸印が付されている。
<第2実施形態>
以下、図13を参照して本発明の電子部品搬送装置および電子部品検査装置の第2実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、検出部の構成が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
以下、図13を参照して本発明の電子部品搬送装置および電子部品検査装置の第2実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、検出部の構成が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
検出部53は、排出路64A(排出ライン)を通過する冷媒(流体)の圧力を検出する圧力計(圧力センサー)531(図3参照)、または、排出路64A(排出ライン)を通過する冷媒(流体)の流量を検出する流量計(流量センサー)532で構成されている。図13に示すように、本実施形態では、検出部53は、流量計532で構成されている。流量計532を用いることにより、簡単な構成で、排出路64Aを通過する冷媒の流れの状態、すなわち、冷媒がどの程度流れているのかを容易に把握することができる。
以上、本発明の電子部品搬送装置および電子部品検査装置を図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、電子部品搬送装置および電子部品検査装置を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
また、本発明の電子部品搬送装置および電子部品検査装置は、前記各実施形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
また、前記各実施形態では、載置部をICデバイスごと冷却する構成について述べ、用いる流体としては、冷媒であったが、これに限定されず、例えば、載置部をICデバイスごと加熱する構成であってもよい。この場合、用いる流体としては、例えば、水(湯)や油であってよい。
また、排出ラインを通過する流体の流れを検出する検出部としては、圧力計や流量計に限定されず、例えば、流体の温度を検出する温度センサーでもよい。その他、例えば、流体の通過、停止を単にON/OFFで検出するものであってもよい。
1…電子部品検査装置、10…電子部品搬送装置、11A…トレイ搬送機構、11B…トレイ搬送機構、12…温度調整部、13…デバイス搬送ヘッド、14…デバイス供給部、14A…デバイス供給部、14B…デバイス供給部、141…凹部(ポケット)、142…凹部(ポケット)、15…トレイ搬送機構、16…検査部、17…デバイス搬送ヘッド、17A…デバイス搬送ヘッド、17B…デバイス搬送ヘッド、18…デバイス回収部、18A…デバイス回収部、18B…デバイス回収部、19…回収用トレイ、20…デバイス搬送ヘッド、21…トレイ搬送機構、22A…トレイ搬送機構、22B…トレイ搬送機構、231…第1隔壁、232…第2隔壁、233…第3隔壁、234…第4隔壁、235…第5隔壁、241…フロントカバー、242…サイドカバー、243…サイドカバー、244…リアカバー、245…トップカバー、25…搬送部、50…収納ボックス、53…検出部、531…圧力計(圧力センサー)、532…流量計(流量センサー)、54…第1切換弁、55…貯蔵タンク、56…共通路、57A…第1供給路、57B…第1供給路、58A…媒体流路、58B…媒体流路、59A…第2切換弁、59B…第2切換弁、60…気化容器、61A…気化室、61B…気化室、62A…加熱ヒーター、62B…加熱ヒーター、63A…温度センサー、63B…温度センサー、64A…排出路、64B…排出路、65…接続部、66A…逆止弁、66B…逆止弁、67…熱交換器、68…逆止弁、69…ドライエア供給源、70…パージエア供給路、71…パージエア供給弁、72…エアヒーター、73…逆止弁、75…第2供給路、75A…第2供給路、75B…第2供給路、76…分岐部、77A…接続部、77B…接続部、78…昇温ガス供給弁、79…エアヒーター、80A…逆止弁、80B…逆止弁、90…ICデバイス、200…トレイ、300…モニター、301…表示画面、400…シグナルランプ、500…スピーカー、600…マウス台、700…操作パネル、800…制御部、900…冷却ユニット、A1…トレイ供給領域、A2…デバイス供給領域、A3…検査領域、A4…デバイス回収領域、A5…トレイ除去領域、EnA…流入端、EnB…流入端、ExA…流出端、ExB…流出端、BT100…ボタン群、BT101…ボタン、BT102…ボタン、BT103…ボタン、BT104…ボタン、BT105…ボタン、BT106…ボタン、BT107…ボタン、BT201…ボタン、BT202…ボタン、BT203…ボタン、BT204…ボタン、BT205…ボタン、BT206…ボタン、BT207…ボタン、BT208…ボタン、BT209…ボタン、BT210…ボタン、BT211…ボタン、BT212…ボタン、BT213…ボタン、BT214…ボタン、BT215…ボタン、BT216…ボタン、BT351…ボタン、BT352…ボタン、BT353…ボタン、BT430…ボタン、BT440…ボタン、FM1…フォーム、FM2…フォーム、FM3…フォーム、FM4…フォーム、FM5…フォーム、IT110…第1項目群、IT111…項目、IT112…項目、IT113…項目、IT114…項目、IT115…項目、IT116…項目、IT117…項目、IT118…項目、IT119…項目、IT120…第2項目群、IT121…項目、IT122…項目、IT123…項目、IT124…項目、IT125…項目、IT126…項目、IT130…第3項目群、IT131…項目、IT132…項目、IT140…第4項目群、IT141…項目、IT142…項目、IT143…項目、IT144…項目、IT150…第5項目群、IT151…項目、IT152…項目、IT153…項目、IT154…項目、IT160…第6項目群、IT161…項目、IT162…項目、IT310…第1項目群、IT311…項目、IT312…項目、IT320…第2項目群、IT321…項目、IT322…項目、IT323…項目、IT330…第3項目群、IT331…項目、IT332…項目、IT340…第4項目群、IT341…項目、IT342…項目、IT343…項目、IT410…項目、IT420…項目、IT510…項目、IT520…項目、IT530…項目、IT540…項目、IT550…項目、LO560…レイアウト、M1…基準値、M2…基準値、M3…基準値、P1…圧力値、P2…圧力値、P3…圧力値、S101〜S106…ステップ、S201〜S206…ステップ、S301〜S313…ステップ、α11A…矢印、α11B…矢印、α13X…矢印、α13Y…矢印、α14…矢印、α15…矢印、α17Y…矢印、α18…矢印、α20X…矢印、α20Y…矢印、α21…矢印、α22A…矢印、α22B…矢印、α90…矢印
Claims (14)
- 電子部品を搬送する搬送部と、
前記電子部品が載置される載置部と、
前記載置部の温度を調整する流体を前記載置部に供給する供給ラインと、
前記載置部から前記流体を排出する排出ラインと、
前記供給ラインに配置され、開状態により前記供給ラインの流体の通過を可能とし、閉状態により前記流体の通過を遮断するよう切り換え可能な少なくとも1つの切換え弁と、
前記排出ラインに配置され、前記排出ラインを通過する前記流体の流れを検出する検出部と、
前記切換弁を制御可能な制御部と、を有し、
前記制御部は、前記切換弁の制御情報および前記検出部での検出結果に基づいて、前記切換弁の状態の判断を行なうことを特徴とする電子部品搬送装置。 - 前記流体は、前記載置部を冷却する冷媒である請求項1に記載の電子部品搬送装置。
- 前記載置部は、固定されている請求項1に記載の電子部品搬送装置。
- 前記載置部は、移動可能に支持されている請求項1に記載の電子部品搬送装置。
- 前記載置部は、前記電子部品を把持可能に構成されている請求項1に記載の電子部品搬送装置。
- 前記切換弁は、第1切換弁と、前記供給ラインの前記第1切換弁よりも下流側に配置され、少なくとも1つの第2切換弁とを含む請求項1に記載の電子部品搬送装置。
- 前記供給ラインは、前記第1切換弁が配置された部分よりも下流側で複数に分岐した分岐ラインを有し、
前記各分岐ラインには、前記第2切換弁が配置されている請求項6に記載の電子部品搬送装置。 - 前記制御部は、前記第1切換弁および前記第2切換弁のうちの一方の切換弁を閉状態とし、他方の切換弁を開状態として、前記判断を行なう請求項6に記載の電子部品搬送装置。
- 前記制御部は、前記第1切換弁を閉状態とし、前記第2切換弁を開状態として、前記検出部での検出値が、予め設定された値であった場合に、前記第1切換弁の作動が正常な状態であると前記判断を行なう請求項8に記載の電子部品搬送装置。
- 前記制御部は、前記第1切換弁を開状態とし、前記第2切換弁を閉状態として、前記検出部での検出値が、予め設定された値であった場合に、前記第2切換弁の作動が正常な状態であると前記判断を行なう請求項8に記載の電子部品搬送装置。
- 前記制御部は、前記第1切換弁を開状態とし、前記各分岐ラインに配置された前記第2切換弁のうちの1つの前記第2切換弁を開状態として、残りの前記第2切換弁を閉状態として、前記検出部での検出値が、予め設定された値であった場合に、前記開状態となっている前記第2切換弁の作動が正常な状態であると前記判断を行なう請求項7に記載の電子部品搬送装置。
- 前記切換弁は、通電時に開状態となって前記流体の通過を可能とし、非通電時に閉状態となって前記流体の遮断を行なう請求項1に記載の電子部品搬送装置。
- 前記検出部は、前記排出ラインを通過する前記流体の圧力を検出する圧力計、または、前記排出ラインを通過する前記流体の流量を検出する流量計で構成されている請求項1に記載の電子部品搬送装置。
- 電子部品を搬送する搬送部と、
前記電子部品が載置される載置部と、
前記載置部の温度を調整する流体を前記載置部に供給する供給ラインと、
前記載置部から前記流体を排出する排出ラインと、
前記供給ラインに配置され、開状態により前記供給ラインの流体の通過を可能とし、閉状態により前記流体の通過を遮断するよう切り換え可能な少なくとも1つの切換え弁と、
前記排出ラインに配置され、前記排出ラインを通過する前記流体の流れを検出する検出部と、
前記切換弁を制御可能な制御部と、
前記電子部品を検査可能な検査部と、を有し、
前記制御部は、前記切換弁の制御情報および前記検出部での検出結果に基づいて、前記切換弁の状態の判断を行なうことを特徴とする電子部品検査装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017064547A JP2018169186A (ja) | 2017-03-29 | 2017-03-29 | 電子部品搬送装置および電子部品検査装置 |
| TW106140954A TW201819931A (zh) | 2016-11-29 | 2017-11-24 | 電子零件搬送裝置及電子零件檢查裝置 |
| CN201711210302.1A CN108459257A (zh) | 2016-11-29 | 2017-11-27 | 电子部件输送装置及电子部件检查装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017064547A JP2018169186A (ja) | 2017-03-29 | 2017-03-29 | 電子部品搬送装置および電子部品検査装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2018169186A true JP2018169186A (ja) | 2018-11-01 |
Family
ID=64020341
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2017064547A Pending JP2018169186A (ja) | 2016-11-29 | 2017-03-29 | 電子部品搬送装置および電子部品検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2018169186A (ja) |
-
2017
- 2017-03-29 JP JP2017064547A patent/JP2018169186A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| TWI582441B (zh) | Electronic parts conveyor and electronic parts inspection device | |
| TWI572869B (zh) | Electronic parts conveyor and electronic parts inspection device | |
| WO2016147535A1 (ja) | 電子部品搬送装置、電子部品検査装置、結露あるいは着霜の検査用試験片、および結露あるいは着霜の検査方法 | |
| TW201819931A (zh) | 電子零件搬送裝置及電子零件檢查裝置 | |
| US20070062561A1 (en) | Method And Apparatus For Testing Particulate Contamination In Wafer Carriers | |
| TWI572870B (zh) | Electronic parts conveyor and electronic parts inspection device | |
| JP2018169186A (ja) | 電子部品搬送装置および電子部品検査装置 | |
| CN106405369A (zh) | 电子部件输送装置以及电子部件检查装置 | |
| KR20160006486A (ko) | 반도체소자 테스트용 핸들러 | |
| CN107889524A (zh) | 电子元器件传送装置及电子元器件检查装置 | |
| CN107226350B (zh) | 电子部件输送装置以及电子部件检查装置 | |
| TWI639011B (zh) | 電子零件搬送裝置及電子零件檢查裝置 | |
| JP2016223828A (ja) | 電子部品搬送装置および電子部品検査装置 | |
| JP6536111B2 (ja) | 電子部品搬送装置および電子部品検査装置 | |
| JP2017067591A (ja) | 電子部品搬送装置および電子部品検査装置 | |
| TWI616662B (zh) | Electronic component conveying device and electronic component inspection device | |
| TWI639012B (zh) | Electronic component conveying device and electronic component inspection device | |
| JP2016176897A (ja) | 電子部品搬送装置および電子部品検査装置 | |
| JP6575094B2 (ja) | 電子部品搬送装置および電子部品検査装置 | |
| JP2017032375A (ja) | 電子部品搬送装置および電子部品検査装置 | |
| JP2022069823A (ja) | デバイス搬送装置およびジャムからの復帰処理方法 | |
| JP2016170147A (ja) | 電子部品搬送装置、電子部品検査装置および結露あるいは着霜の検査方法 | |
| JP2017032374A (ja) | 電子部品搬送装置および電子部品検査装置 | |
| JP2022069825A (ja) | デバイス搬送装置 | |
| JP2016176902A (ja) | 電子部品搬送装置および電子部品検査装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD05 | Notification of revocation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425 Effective date: 20180910 |