JP2018167707A - 踏切障害物検知装置 - Google Patents
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Abstract
Description
このコンピュータには、高い信頼性を確保する必要がある場合、ハードウェア故障を顕在化しうるフェールセーフコンピュータが採用される(例えば特許文献3〜5参照)。
また、そのソフトウェア処理では、データの連なりをトレースして物体形状を把握したうえで、その物体形状を記憶形状と照合する等のことで、障害物か否かを判定するといったことが行われる(例えば特許文献1参照)。
また、旧来より使用されてきたビーム式のものと比べると、送受信部が集約可能なので設置個数を削減することができる、分解能が良いので自動車等の大きなものはもとより個々の通行人や車椅子など小さなものまでも検知することができる、といった利点がある。
そこで、障害物候補が踏切道を進出するまで追跡することができる平面掃引レーダ方式の踏切障害物検知装置を実現することが、第1技術課題となる。
そのため、検知対象である車や人のような固体物体が存在すると、連続性の高い高密度な点群に係る測定データが得られる一方、検知対象外である雪や雨粒のような外乱物体については、連続性の低い低密度な点群に係る測定データが得られる。
実用的な踏切障害物検知装置には、検知すべき物体は確実に検知し、検知すべきでは無い物体は確実に排除することが求められており、外乱物体による測距点(距離測定点)は障害物候補の測定点データ群として特定・認識しないで、検知対象である固体物体の測距点の群だけを障害物候補の測距点群(測定点データ群)として特定・認識することが重要である。
そこで、雪や雨などの外乱があっても乱されないで的確にグルーピング処理が行える平面掃引レーダ方式の踏切障害物検知装置を実現することが、第2技術課題となる。
そこで、そのようなトラッキング処理にも適合したグルーピング処理を行う平面掃引レーダ方式の踏切障害物検知装置を実現することが、第3技術課題となる。
踏切障害物検知装置は、踏切道で「1個以上」の物体が規定時間に亘って踏切道に存在し続けた場合、障害物有りと判定すればよいという前提で、代表点位置(グルーピング座標)が踏切道の障害物検知領域の内に一つでも存在していれば先ずは物体有りとし、次いで、その物体が障害物検知領域内に規定時間存在していれば障害物有りとする判定論理が考えられるが、これは次に列挙する三つの理由から実用的では無い。
第3の理由は、物体の速度が高速のときには、その物体は、速やかには監視領域(障害物検知領域)から飛び出すので、高速の物体を障害物検知の対象から外すという過剰検知防止の機能が有用であるが、その過剰検知防止の機能を実現するときに、トラッキングの対象物体ひいては障害物候補の測定点データ群(測距点群)や代表点位置(グルーピング座標)を単一に限定すると、実現が困難になる。例えば、上述した短冊状の領域設定でも、過剰検知防止を或る程度までは実現できるものの、短冊の長辺と同じ方向に走行する物体については、同じ短冊内に物体が長く存在し続けることになり、過剰検知となる。
第3の理由は、降雪や対向レーダからの干渉による測定点(測距点)など外乱要因による不所望な測定点(測距点)をグルーピング処理で排除できなかった場合にも、トラッキングの対象物体が複数になることがあるからである。
そこで、有限な個数のトラッキング資源を用いて有効な追跡を行うことができる平面掃引レーダ方式の踏切障害物検知装置を実現することが第4技術課題となる。
しかしながら、既述したように踏切障害物検知装置のハードウェアにはフェールセーフコンピュータが採用されることがあり、フェールセーフコンピュータは、高信頼性の確保が優先されることから、多くの民生機器等に採用されている一般的なコンピュータと比べて、コストパフォーマンスが犠牲になっているので、非力である。
そこで、ソフトウェア処理の負荷が軽くて済む平面掃引レーダ方式の踏切障害物検知装置を実現することが第5技術課題となる。
したがって、この発明によれば、障害物候補が踏切道を進出するまで追跡することができる平面掃引レーダ方式の踏切障害物検知装置を実現することができ、その結果、第1技術課題が解決される。さらに、トラッキング処理の追跡対象として測定点データ群の代表点を用いる発明(解決手段2)にあっては、上述した第3技術課題も解決される。
したがって、この発明(解決手段3)によれば、雪や雨などの外乱があっても乱されないで的確にグルーピング処理が行える平面掃引レーダ方式の踏切障害物検知装置を実現することができ、その結果、第2技術課題が解決される。
また、平面掃引レーダ方式では測定データが一回の平面掃引で一連なりの距離データが得られることから、方向値か方向データの変更にて簡便に測定点データの連なりを辿ることができるので、データ処理や計数演算等の負荷が比較的軽い。そのため、この発明(解決手段3)によれば、ソフトウェア処理の負荷が軽くて済む平面掃引レーダ方式の踏切障害物検知装置を実現するという第5技術課題の解決にも資することとなる。
したがって、この発明によれば、ソフトウェア処理の負荷が軽くて済む平面掃引レーダ方式の踏切障害物検知装置を実現することができ、第5技術課題も解決される。
したがって、この発明によれば、ソフトウェア処理の負荷が軽くて済む平面掃引レーダ方式の踏切障害物検知装置を実現することができ、第5技術課題も解決される。
なお、通常の実施態様では、グルーピング完了指定値が“0”にされるので、上記の差は単にグルーピング確定指定値となる。
したがって、この発明(解決手段9)によれば、ソフトウェア処理の負荷が軽くて済む平面掃引レーダ方式の踏切障害物検知装置を弊害なく簡便に実現することができ、その結果、第5技術課題が実用的な態様で解決される。
そこで、雪や雨などの外乱があっても乱されないで一層的確にグルーピング処理が行える平面掃引レーダ方式の踏切障害物検知装置を実現することができ、その結果、第2技術課題が高位に解決される。
この場合、トラッキング処理にて測定点データ群を追跡する際に、測定点データ群に係る速度が遅いときにはトラッキング消滅時素の時間が長くなり、測定点データ群に係る速度が速いときにはトラッキング消滅時素の時間が短くなるようにもしたことにより、例えば高齢者のようにゆっくり移動するため踏切を渡りきるのに時間が係るものについては、しっかり追跡して安全を確保する一方、例えば自動車のように素早く移動していて踏切内にとどまり続けるおそれの無いものについては追跡を早々に切り上げてデータ処理の負担を軽減することができる。
また、第4実施形態の踏切障害物検知装置は、上記第3実施形態の踏切障害物検知装置であって、前記所定速度が健常者の平均歩行速度に対応した値に設定されていることを特徴とする。
このような第3,4実施形態の踏切障害物検知装置にあっては、高齢者等の遅い踏切通行体については安全のためトラッキング消滅時素に基づく追跡延長を行いつつも、自動車等の速い踏切通行体についてはトラッキング消滅時素に基づく追跡延長を省くことで、踏切通行の安全とデータ処理負担の軽減とが高位に達成される。
しかも、それが、トラッキング消滅時素をゼロ時間にすることで、或いはトラッキング消滅時素を無視することで、簡便になされる。
図1〜図6に示した実施例1は、上述した解決手段1〜10(出願当初の請求項1〜10)と実施形態1を具現化したものであり、図示を割愛した実施例2は、上述した解決手段11(出願当初の請求項11)を具現化したものであり、やはり図示を割愛した実施例3,4は、上述した実施形態2〜4を具現化したものである。
なお、それらの図示に際しては、簡明化等のため、筐体や,フレーム,ボルト等の締結具,電動モータ等の駆動源,ギヤ等の伝動部材,モータドライバ等の電気回路,コントローラ等の電子回路などは図示を割愛し、発明の説明に必要なものや関連するものを中心にブロック図等にて示した。
図1は、(a)が踏切道4への踏切障害物検知装置10の設置状況を示す概要平面図、(b)が踏切障害物検知装置10のハードウェア構成を示す概要ブロック図、(c)が踏切障害物検知装置10のソフトウェア構成を示す概要ブロック図である。
さらに、図3は、(a)がグルーピングプログラム23のグルーピング処理に用いられる主なデータのイメージ図、(b)がグルーピングプログラム23に組み込まれたグルーピング処理ステートマシンの概要図である。
また、図4は、雪や雨が降っているときに空中伝搬波を平面掃引しているところの平面視模式図の一部拡大である。
また、図5(c)と図6(b)と図6(d)とが測定点データ群の画像イメージ図であり、図6(a)と図6(c)と図6(e)とが追跡情報のイメージ図である。
グルーピング処理用データには(図1(c)参照)、後で詳述するが(図3(a)参照)、測定データを空中伝搬波の平面掃引と同一方向または反対方向に辿りながら測定点データ(測距点)の連なりに発現する連続性と不連続性とを評価するための群域カウント値を保持するカウンタと、その更新に用いる増減値等を保持するデータと、測定データの辿り等に関わる幾つかポインタを保持するデータとが、含まれている。
上述の例では、限定前に“148”,“147”,“146”,“146”,“147”,“0”だったものが(図2(b)参照)、障害物検知領域7の外の左端二つ“148”,“147”が“0”,“0”に強制されて、限定後には“0”,“0”,“146”,“146”,“147”,“0”になっている(図2(c)参照)。
グルーピングプログラム23のグルーピング処理では、測定データを極座標のまま取り扱うとともに、測定データに含まれている測定点データの連なりを辿るときには一方向に例えば図示の例では左から右へだけ辿るようになっているので、辿り始め測定点と辿り済み測定点と辿り先の測定点は、一組で足りる。
また、測定点データ群として特定された連なり部分の先頭と後尾とを指すポインタ対は、本例の場合、上述したように速やかにトラッキング処理に引き渡されるので、グルーピング処理用データに顕在するものでは無いが、既に特定された測定点データ群をイメージし易いように二つほど破線で図示している。
本例では、簡明化と簡便化のためにグルーピング完了指定値をゼロ“0”に固定したうえで、連続性の高い踏切通行体の検出を優先させる観点から群域カウント値の増加単位の絶対値が群域カウント値の減少単位の絶対値よりも大きくなるよう、増加単位の設定値を“2”にし、減少単位の設定値を“1”にしている。
また、上述したように増加単位や減少単位には正の値だけでなく負の値を設定することも可能なので、その増加や減少の意味するところは、単なる数値の増減ではなく、連続性評価値の増減である。同様に、増加単位や減少単位に係る加算や減算も、単なる数値の加減演算ではなく、連続性評価値の加増や削減に係る演算を意味している。
さらに、図中で(図3(b)参照)、「確定指定値」は、群域カウント値がグルーピング確定指定値に達したことの略記であり、「完了指定値」は、群域カウント値がグルーピング完了指定値に達したことの略記であり、「中間値」は、群域カウント値がグルーピング確定指定値とグルーピング完了指定値との間の値になっていることの略記である。なお、細かな場合分け等に係る状態遷移の図示は割愛している。
これに対し、一方、群域カウント値がグルーピング確定指定値に達すると、そのとき辿り中の測定点データ群を障害物候補として確定したうえで、障害物候補の探索の仕上げに掛かるべく、確定後反射有状態へ状態遷移するようになっている。しかも、その際、確定の具体的処理として、グルーピング処理用データに対して測定点データ群を特定するポインタ対を追加し、そのポインタ対の値が辿り始め測定点のポインタ値と辿り済み測定点のポインタ値を対にしたものになるように、ポインタ対を更新するようにもなっている。
もっとも、そのような相互遷移は群域カウント値が中間値かグルーピング確定指定値になっている間だけ行われ、群域カウント値がグルーピング完了指定値に達すると、確定済みの障害物候補の終端が確認できたとして、新たな障害物候補を探索すべく、未達状態へ状態遷移するようになっている。
その判定手順を概説すると、先ずデータ入力プログラム21の実行によって限定前の測定データがフェールセーフコンピュータ14に取り込まれ(図2(b),図5(a)参照)、次にデータ限定プログラム22の実行によって限定前の測定データから限定後の測定データが作成されて、以後の処理対象になる画像データが障害物検知領域7に属するものに絞り込まれる(図2(c)と図5(b)において右側の車両の後端部分と中央の車両の右半分と左側の車両の前端部分とに係る黒点を参照)。
それから、グルーピングプログラム23が実行されて、グルーピング処理が行われ、その画像内追跡によって、限定後の測定データから障害物候補の測定点データ群のデータが作成される(図5(c)において、右側の車両の後端下側部分に係る縦長L字状の実線と、中央の車両の下側部分に係る横長L字状の実線と、左側の車両の前端下側部分に係る−字状の実線と、それらに対応する三つの測定点データ群を参照)。
反射を乱す雨や雪が踏切道に降っており(図4の白丸を参照)、その踏切道を一台の車両が亘っており(図4の上側の散点模様体を参照)、それに向けて空中伝搬波が平面掃引され(図4の二点鎖線を参照)、車両ばかりか雨や雪でもそれらに当たった空中伝搬波が反射する状況下で(図4の黒点を参照)、測定データが取得されたとする。
そして、次の空中伝搬波A3の掃引で初めて空中伝搬波の反射が有ったので、測定データにおける該当箇所・該当測定点データへのポインタが辿り始め測定点と辿り済み測定点とに設定され、そのときの距離値Dからグルーピング指定値変更用テーブルの参照にて対応値Gとして例えば“9”が得られ、それがグルーピング確定指定値に設定される。グルーピング完了指定値は何時も“0”のままである。群域カウント値は、増加単位が加えられて“2”になる。そして、グルーピング処理ステートマシンは確定前反射有状態へ遷移する。
こうして、特定された障害物候補は、降雨時や降雪時でも外乱によって見失われることなく、細切れにされることもなく、多くの場合に、的確な一纏まりの物体に対応する。
新たな測定点データ群が追跡対象に加わる度に追跡情報が追加され、それぞれの追跡情報には、例えば追跡対象の測定点データ群の代表点の位置データやその変化から算出した速度データ等が含められる。追跡対象が消滅すると、対応する追跡情報は削除される。そのため、追跡対象が全く無いときは、追跡情報も完全に無くなる(図6(e)参照)。
そのため、総ての追跡情報について追跡対象の測定点データ群やその代表点が障害物検知領域7に属しているか否かを判別してからでないと下せなかった障害物不存在の判定が、この踏切障害物検知装置10にあっては軽負荷で速やかに出される。そして、この判定結果は、踏切制御装置等に送られて、特殊信号発光機への警報出力などに利用される。
こうして、踏切通行体が障害物検知領域7を出たことが、入念に確認される。また、図示は割愛したが、複数の踏切通行体に係る複数の測定点データ群に、踏切通行体の行き交い等に応じて合併や分離が生じた場合にも、合併から分離までの時間がトラッキング消滅時素より短かければ、合併による画像の大きな変化にも乱されることなく的確に障害物候補に係る複数画像間の経時的な追跡が遂行される。
その後、総ての踏切通行体が障害物検知領域7を出ると、測定点データ群が無くなり(図6(d)参照)、更にそれからトラッキング消滅時素が経過すると、追跡情報も無くなって(図6(e)参照)、障害物検知領域7に障害物の存在しないことが判明する。
具体的には、一般に健常者の平均歩行速度とされる時速4Kmかそれに近い切道上の物体移動速度を測定データにおける測定点データ群の代表点の移動速度に換算した値が所定速度として予め設定されるとともに、トラッキング処理のときには測定点データ群に係る速度が上記の所定速度より遅いときには実施例1のときと同じく追跡対象の測定点データ群のグルーピング処理での消滅後もトラッキング消滅時素の経過前は追跡情報を存続させるが、測定点データ群に係る速度が上記の所定速度より速いときには、実施例1のときと異なり、トラッキング消滅時素を無視して、追跡対象の測定点データ群がグルーピング処理で消滅すると、速やかに、対応する追跡情報を消滅させるようになっている。
具体的には、トラッキング消滅時素が一つだけでなく複数化されて個々の測定点データ群に一つずつ対応づけられるようになっている。また、トラッキング処理のときには、追跡対象の測定点データ群それぞれについて個別にトラッキング消滅時素を変更するようになっているが、その変更処理は、該当する測定点データ群の代表点の移動速度が遅くなるとトラッキング消滅時素の値が増加するか少なくとも現状を維持し、該当する測定点データ群の代表点の移動速度が速くなるとトラッキング消滅時素の値が減少するか少なくとも現状を維持するように行われる。さらに、個々の測定点データ群について、代表点の移動速度が実施例2の所定速度より速いときには、該当するトラッキング消滅時素の値をクリアしてゼロ時間にすることで、容易かつ迅速に、トラッキング消滅時素に基づく追跡延長を省くようにもなっている。
上記実施例では、空中伝搬波を平面掃引してその反射波を受信する平面掃引計測部11〜13が複数組実装されているのに対し、その測定データに基づいて踏切通行体を障害物として検知する判定手段を具現化したフェールセーフコンピュータ14及び判定プログラム20が、一組しか実装されていないところ、二組実装されている平面掃引計測部11〜13のうち一方から取得した一連なりの測定データを単一の判定手段が処理する例しか説明しなかったが、平面掃引計測部11〜13が複数の場合、測定データの連なりが複数となり、その取得態様として、複数の測定データが時分割的に異なるタイミングで取得される第1態様と、複数の測定データが同時並行的に取得される第2態様とが想定される。
その他、極座標で処理したいグルーピングまでは時分割で行い、測定点データ群の代表点が決まってから統合容易な直交座標に切り替えて代表点を統合しながらトラッキングを行う等のことによっても、簡便に而も軽負荷で、複数組の平面掃引計測部11〜13からの測定データを単一の判定手段にて処理することができる。
その場合、例えば最終判定プログラム25を中間判定プログラムと判定統合プログラムとに分けるといったことで、比較的容易にソフトウェアで対処することができる。
10…踏切障害物検知装置、
11〜13…平面掃引計測部、11…回転制御部、
12…空中伝搬波送受信部、13…信号処理部、14…フェールセーフコンピュータ、
20…判定プログラム、
21…データ入力プログラム、22…データ限定プログラム、
23…グルーピングプログラム(画像内グルーピング処理)、
24…トラッキングプログラム(経時的トラッキング処理)、
25…最終判定プログラム
Claims (11)
- 空中伝搬波を平面掃引して反射位置の測定データを取得する平面掃引計測部と、前記測定データに基づいて障害物の存否判定を行う判定手段を搭載したコンピュータとを備えた踏切障害物検知装置において、前記判定手段が、前記測定データに基づいて障害物候補の測定点データ群を特定するグルーピング処理を行って、前記測定点データ群の有無に応じて障害物の存否を判定するようになっていることを特徴とする踏切障害物検知装置。
- 空中伝搬波を平面掃引して反射位置の測定データを取得する平面掃引計測部と、前記測定データに基づいて障害物の存否判定を行う判定手段を搭載したコンピュータとを備えた踏切障害物検知装置において、前記判定手段が、前記測定データに基づいて障害物候補の測定点データ群を複数特定しうるグルーピング処理と、前記測定点データ群が一つのときにはその代表点の位置を追跡し前記測定点データ群が複数のときにはそれらの代表点の位置を個々に追跡するトラッキング処理とを行い、前記トラッキング処理の追跡対象の有無に応じて障害物の存否を判定するようになっていることを特徴とする踏切障害物検知装置。
- 空中伝搬波を平面掃引して反射位置の測定データを取得する平面掃引計測部と、前記測定データに基づいて障害物の存否判定を行う判定手段を搭載したコンピュータとを備えた踏切障害物検知装置において、前記判定手段が、前記測定データに基づいて障害物候補の測定点データ群を特定するグルーピング処理を行うものであって、前記グルーピング処理に際し、前記測定データに含まれている測定点データの連なりを辿りながら辿り済み測定点と辿り先の測定点との距離の大小に応じて群域カウント値を増減するとともに、前記群域カウント値がグルーピング確定指定値に達すると辿り中の測定点データ群を障害物候補に係るものとして確定し、前記群域カウント値がグルーピング完了指定値に達すると辿り中の測定点データ群の特定を完了するようになっていることを特徴とする踏切障害物検知装置。
- 前記群域カウント値の増加単位の絶対値が前記群域カウント値の減少単位の絶対値よりも大きいことを特徴とする請求項3記載の踏切障害物検知装置。
- 前記判定手段が、前記グルーピング処理に際し、前記群域カウント値の増減を前記グルーピング完了指定値と前記グルーピング確定指定値との間に限って行うようになっていることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載された踏切障害物検知装置。
- 前記判定手段が、前記グルーピング処理において障害物候補として特定された測定点データ群について、一点ずつ代表点を決めるようになっている、ことを特徴とする請求項3乃至請求項5の何れかに記載された踏切障害物検知装置。
- 前記判定手段が、前記グルーピング処理に際し、前記測定データを極座標のまま取り扱うようになっていることを特徴とする請求項3乃至請求項6の何れかに記載された踏切障害物検知装置。
- 前記判定手段が、前記グルーピング処理に際し、前記測定データに含まれている測定点データの連なりを辿るとき一方向に辿るようになっていることを特徴とする請求項3乃至請求項7の何れかに記載された踏切障害物検知装置。
- 前記グルーピング確定指定値と前記グルーピング完了指定値との差が、前記の辿り中の測定点データ群の位置の遠近に反して大小変化するようになっていることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載された踏切障害物検知装置。
- 前記判定手段のうち前記グルーピング処理を行う部分に、値の有効な測定点データに未だ辿り着いていないときの未達状態と、障害物候補の確定前に値の有効な測定点データに辿り着いたときの確定前反射有状態と、障害物候補の確定前に値の無効な測定点データに辿り着いたときの確定前反射無状態と、障害物候補の確定後に値の有効な測定点データに辿り着いたときの確定後反射有状態と、障害物候補の確定後に値の無効な測定点データに辿り着いたときの確定後反射無状態とを持ったステートマシンが組み込まれていることを特徴とする請求項3乃至請求項9の何れかに記載された踏切障害物検知装置。
- 前記判定手段が、前記グルーピング処理に際し、前記の辿り中の測定点データ群を障害物候補に係るものとして確定する前と後で、前記群域カウント値の増加単位と減少単位とを切り替えることができるようになっていることを特徴とする請求項3乃至請求項10の何れかに記載された踏切障害物検知装置。
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