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JP2018166944A - 関節用サポータ - Google Patents

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JP2018166944A
JP2018166944A JP2017068367A JP2017068367A JP2018166944A JP 2018166944 A JP2018166944 A JP 2018166944A JP 2017068367 A JP2017068367 A JP 2017068367A JP 2017068367 A JP2017068367 A JP 2017068367A JP 2018166944 A JP2018166944 A JP 2018166944A
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伊藤 智章
Tomoaki Ito
智章 伊藤
飯田 健二
Kenji Iida
健二 飯田
一宙 中井
Kazumichi Nakai
一宙 中井
彩 竹内
Aya Takeuchi
彩 竹内
安井 基泰
Motoyasu Yasui
基泰 安井
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Mitsui Chemicals Inc
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Abstract

【課題】着用時の快適性を維持しつつ運動や関節の曲げ伸ばし動作を妨げることのない関節用サポータ。【解決手段】膝用サポータ10は、筒状のサポータ本体12を備えている。サポータ本体12には、脚14の側面側において各々が可撓性を有する複数のステー26(26A、26B、26C)が設けられており、ステー26の各々が太腿18側及び脛20側に延伸されている。これにより、サポータ本体12が膝16の側面側をステー26によって形成される擬似的な支持面28で支持できるので、着用時の快適性を維持しつつ運動や関節の曲げ伸ばし動作を妨げることがない。従って、膝痛を有する人に脚14の屈伸運動に対して不安が生じるのを抑制できる。【選択図】図1

Description

本発明は、関節用サポータに関する。
一般に、膝痛を有する人は、膝に対して負荷の高い屈伸や伸展を行うことについて不安を感じる。ここから、膝の屈伸や伸展を補助する装具が設けられた様々な関節用サポータが提案されている。
例えば、特許文献1には、不必要な場合に屈伸補助弾性体を外すことができると共に、必要に応じて屈伸補助力を変化させることができる膝用サポーターが提案されている。特許文献1の膝用サポーターでは、膝巻付け輪郭形状の生地主体の内面中央の膝裏当接面に通気性生地を重着すると共に、片面パイル生地からなり巻付け内面をパイル形成面としその裏面の自由端部に面ファスナー雄片を縫着した膝当て布を重着縁部の片方に沿って縫着し、膝裏当接面の両側の巻付け部分の内面には、生地の裏面であって膝屈伸ラインとなる部位に沿って、複数本の屈伸補助用弾性体を独立してそれぞれ封入したポケット部の形成された片面パイル生地を、パイル形成面を表面として重着し、片方の巻付け部の外面端部には、面ファスナー雄片を設けて構成する際、屈伸補助用弾性体を封入すべき各ポケット部の一端のパイル形成面側に開口部を形成し、該開口部から、一端部に挿脱用保持部を形成した屈伸補助用弾性体の他端部から挿入するようにして、屈伸補助用弾性体の脱着が自由にできるようにしている。
また、特許文献2には、膝用サポーターとして用いることができ、ずれ落ちや型崩れを防ぎ、スムーズな動きが可能なずれ落ちを防止するニット製品が提案されている。特許文献2のニット製品では、ニット製品内部表面上に中空状の布製ボーンを設置して、多数の細いプラスチック製ボーンをフレキシブルチューブ中に集中させて、プラスチック製ボーンと共にフレキシブルチューブをニット製品の布製ボーン内に挿入して所定位置に収容させることで、プラスチック製ボーン自身が有するフレキシブル作用により、ニット製品が持つ元の形態を支えて、スムーズで自由な活動を妨げるのを回避する目的を達成できるようにしている。
さらに、特許文献3には、膝に装着した場合でも、膝関節が動き易く使用時の安定性に優れた関節用サポーターが提案されている。特許文献3の関節用サポーターでは、サポーター本体の側部に弾性体からなるヒンジを装着しており、ヒンジは関節に対応する位置に関節の曲げ伸ばしに伴いヒンジが折れ曲がる際の支点となる屈曲部を有している。
実開平06−075439号公報 登録実用新案第3196285号公報 特開2007−092222号公報
ところで、膝関節等をサポートする関節用サポータでは、硬質装具を設けることで、着用時の快適感が低下する。また、関節用サポータでは、軟質装具を設けることで、膝に対する支持感の向上が図れない。さらに、軟質装具として、ヒンジやステーなどを設けた場合、関節用サポータは、着用時にずれが生じ易く、ずれが生じることで、屈伸や伸展の動作に違和感が生じてしまう。
本発明は、上記事実に鑑みてなされたものであり、着用時の快適性を維持しつつ運動や関節の曲げ伸ばし動作を妨げることのない関節用サポータを提供することを目的とする。
上記目的を達するための関節用サポータは、以下の態様を含む。
<1> 筒状に形成されて関節を挟んで関節の一側から関節の他側の範囲をサポートするサポータ本体と、前記サポータ本体の前記関節の側面側において前記関節に対する前後方向の中間部、該中間部の前側及び後側にそれぞれ設けられて、各々が前記関節の一側及び前記関節の他側に延伸された可撓性を有する複数の支持体と、を備えた関節用サポータ。
<2> 前記サポータ本体が脚の膝関節において、前記一側とされる膝関節の太腿側から前記他側とされる膝関節の脛側の範囲をサポートする<1>の関節用サポータ。
<3> 前記脚の前後方向における前記支持体の中心間隔が2mm以上にされた<2>の関節用サポータ。
<4> 前記支持体の少なくとも一つが前記脚の前側又は後側に向けて凸状に曲げられている<2>又は<3>の関節用サポータ。
<5> 前記支持体の少なくとも一つに前記脚の膝関節の側方部分に変曲点が設けられている<2>から<4>の何れかの関節用サポータ。
<6> 前記支持体は、前記脚の両側面の各々に設けられている<2>から<5>の何れかの関節用サポータ。
<7> 前記支持体は、金属製、樹脂製又は竹製である<2>から<6>の何れかの関節用サポータ。
本発明によれば、着用時の快適性を維持しつつ運動や関節の曲げ伸ばし動作を妨げることのない関節用サポータが得られる、という効果を有する。
本実施の形態に係る膝用サポータを示す脚の側面図である。 変形例に係る膝用サポータを示す脚の側面図である。 (A)〜(C)の各々は、変形例に係る膝用サポータを示す脚の側面図である。 (A)及び(B)は、変形例に係る膝用サポータを示す脚の側面図である。 (A)及び(B)は、変形例に係る膝用サポータを示す脚の側面図である。
以下、本実施の形態に係る関節用サポータについて説明する。
本実施の形態の関節用サポータは、筒状に形成されて関節を挟んで関節の一側から関節の他側の範囲をサポートするサポータ本体と、前記サポータ本体の前記関節の側面側において前記関節に対する前後方向の中間部、該中間部の前側及び後側にそれぞれ設けられて、各々が前記関節の一側及び前記関節の他側に延伸された可撓性を有する複数の支持体と、を備えた関節用サポータである。
また、本実施の形態の関節用サポータは、サポータ本体が脚の膝関節において、一側とされる膝関節の太腿側から他側とされる膝関節の脛側の範囲をサポートする膝用サポータとして用いられる関節用サポータである。
本実施の形態の関節用サポータは、脚の前後方向における支持体の中心間隔が2mm以上にされていることが好ましい。
本実施の形態の関節用サポータは、支持体の少なくとも一つが脚の前側又は後側に向けて凸状に曲げられていても良い。
本実施の形態の関節用サポータは、支持体の少なくとも一つに脚の膝関節の側方部分にヒンジ部が設けられていても良い。
本実施の形態の関節用サポータは、支持体は、脚の両側面の各々に設けられても良く、脚の側面の一方に設けられていても良い。
本実施の形態の関節用サポータは、支持体は、金属製、樹脂製又は竹製の何れであっても良い。
本明細書中において、軸方向とは、筒状のサポータ本体を筒形状(円筒形状)に維持したときの筒形状の軸方向を指す。本明細書中において、筒状のサポータ本体の軸方向を、単に「軸方向」ということがある。また、本明細書中において、「軸方向」は、関節用サポータの技術分野における「縦方向」と呼ばれることがある方向であり、関節用サポータが着用される際の脚が挿入される方向ということもできる。
また、本明細書中において、筒状のサポータ本体の「周方向」とは、筒状のサポータ本体を筒形状に維持したときの「周方向」を指す。本明細書中では、筒状のサポータ本体の周方向を、単に「周方向」ということもある。本明細書中における周方向は、関節用サポータの技術分野において「横方向」と呼ばされることがある方向である。
本明細書中では、脚の膝蓋骨の側の面を「前面」と称し、脚の膝裏(膝窩)側の面を「後面」と称することがあると共に、脚の膝関節の側方側の面を「側面」と称することがある。また、本明細書中では、両脚の間で互いに向き合う側面を「内面」と称することがあり、両脚の間で互いの反対側の側面を「外面」と称することがある。
図1には、本実施の形態に係る関節用サポータとしての膝用サポータ10が側方視にて示されている。図面において、膝用サポータ10の軸方向の上側が矢印UPにて示され、前側が矢印FRにて示されている。
膝用サポータ10は、筒状のサポータ本体12を備えている。サポータ本体12は、人の脚14が挿入されて、軸方向の中間部分において脚14の関節としての膝関節を含む膝16をサポートする。また、サポータ本体12は、軸方向の上側部分において、膝関節の一側としての脚14の太腿18側(膝16の太腿18側)をサポートすると共に、軸方向の下側部分において、膝関節の他側としての脚14の脛20側(膝16の脛20側)をサポートする。即ち、膝用サポータ10は、サポータ本体12が脚14の膝16(膝関節)を中心として、膝16の太腿18側と膝16の脛20側との間を所定の範囲で包むように着用される。
膝用サポータ10は、サポータ本体12として任意の構成を適用できるが、膝16に対する固定感に優れると共に、膝関節の曲げ伸ばし性に優れたサポータ本体12が用いられることがより好ましい。
このようなサポータ本体12としては、軸方向及び周方向の各々において所定の弾性(弾性率)が生じるように構成されたものが用いられて、膝16を中心として、膝16の太腿18側と膝16の脛20側との間の所定の範囲を周方向に包んでサポートする。この際、サポータ本体12は、膝関節に対する適度な締め付け感が得られるように軸方向及び周方向の弾性率が定められた構成が適用される。
また、サポータ本体12としては、軸方向及び周方向の少なくとも一方向(好ましくは両方向)に複数の領域に分割されて、隣接する領域の間で、軸方向への弾性率及び周方向への弾性率が異なる構成とされていても良い。これにより、例えば、軸方向において中央部分と太腿18側部分と脛20側部分とで、締め付け力や軸方向への伸びを異ならせることで、膝16部分、太腿18側部分及び脛20側部分の各々において好ましい締め付け力を付与できる。また、サポータ本体12の前側と後側との間で軸方向への弾性率を異ならせる(例えば、前側の弾性率を後側の弾性率より小さくする)ことで、脚14の前面側と後面側とで伸縮性を変えることができて、脚14の曲げ伸ばし動作を容易にできて好ましい。
このようなサポータ本体12としては、編成組織が浮き編み組織を含む編成組織であることが好ましい。サポータ本体12の編成組織が浮き編み組織を含む編成組織である場合には、膝用サポータ10の製造時、脚14に接する領域ごとに、浮き糸の密度や分布を変化させることにより、領域ごとの軸方向への弾性率を容易に調整できて、領域ごとに弾性率の異なるサポータ本体12を製造し易い。
また、サポータ本体12は、丸編みによって連続的に製造されたものであることが好ましい。これにより、筒状のサポータ本体12を構成する各領域を別個に製造でき、次いでこれらを縫い合わせた場合と比較して、縫い目によって形成された突起部による違和感を生じることなく、着用時のフィット感がより向上するという効果が奏される。更に、サポータ本体12を形成する各領域が、丸編みによって連続的に製造されたものであると、サポータ本体12の全体の伸長率を確保し易いという効果も奏される。
また、サポータ本体12の構造に着目すると、着用時のフィット感及び伸長率の確保の観点から、サポータ本体12は、シームレス構造を有することが好ましい。ここで、シームレス構造とは、軸方向の縫い目(例えば、縫い合わせにより筒形状を形成するための縫い目)も周方向の縫い目(例えば、各部を縫い合わせるための縫い目)も無い一体型の構造を意味する。
シームレス構造の筒状のサポータ本体12は、例えば、丸編みによって各領域を連続的に製造することにより形成できる。
膝用サポータ10の編み組織の表面には、樹脂が含浸されていてもよいし、印刷が施されていてもよい。
サポータ本体12の材質としては、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリウレタン、ポリオレフィン、ポリオレフィン系エラストマー、ポリアミド、レーヨン、アクリル、キュプラ、アセテート、プロミックス、アラミド、シリコーンなどの化繊;綿、羊毛、絹、麻、レーヨンなどの天然繊維;天然ゴム;ポリ塩化ビニル;等が挙げられる。
中でも、ポリエステル、ポリウレタン、ポリアミド、ポリオレフィン、ポリオレフィン系エラストマー、シリコーン、又は天然ゴムが好ましく、長期耐久性の観点から、ポリエステル、ポリウレタン、ポリアミド、ポリオレフィン、又はポリオレフィン系エラストマーがより好ましい。
サポータ本体12の紡糸としては、モノフィラメント;マルチフィラメント;ウレタン又はゴムを被覆したSCY(Single Covering Yarn);ウレタン又はゴムを被覆したDCY(Double Covering Yarn);等が挙げられる。
また、膝用サポータ10は、筒状のサポータ本体12に対して太腿18側に配置された太腿側口ゴム部22と、サポータ本体12に対して脛20側に配置された脛側口ゴム部24と、を備えることが好ましい。これにより、膝用サポータ10は、サポータ本体12のずれ落ちやめくれがより効果的に抑制される。
膝用サポータ10が太腿側口ゴム部22及び脛側口ゴム部24を備える場合、太腿側口ゴム部22及び脛側口ゴム部24は、それぞれ、縫い合わせによってサポータ本体12と接続されていてもよいし、それぞれ、丸編みによってサポータ本体とともに連続的に製造されていてもよい。
また、少なくとも太腿側口ゴム部22の裏面(即ち、脚14との対向面。以下同じ)の少なくとも一部には、サポータ本体12のずれ落ち抑制の観点から、樹脂層(例えば、シリコーンゴム層、アクリル樹脂層、アクリルウレタン樹脂層等)が設けられていることが好ましい。樹脂層は、例えば印刷によって形成できる。樹脂層は、脛側口ゴム部の裏面に設けられていてもよい。
太腿側口ゴム部22及び脛側口ゴム部24の編み組織としては、ゴム編み組織又はノンラン編み組織が好ましい。
なお、膝用サポータ10は、サポータ本体12に太腿側口ゴム部22及び脛側口ゴム部24を備えていない構成であっても良い。また、膝用サポータ10のサポータ本体12は、上記構成に限らず、膝16に対して適度な固定感が得られると共に、脚14(膝16)の屈曲伸展(膝関節の曲げ伸ばし)などの運動時に適度なサポート性が得られるものであれば良い。
ところで、膝痛を有する人は、負荷の高い膝の屈曲や伸展に不安を感じる。
発明者等は、膝痛を有する人の膝の屈伸や伸展に対する不安について鋭意検討した結果、サポータ本体12において、各々が可撓性を有する3本以上の支持体を膝16の側面側に配置して、膝16の側面側が擬似的な面で支持されていると感じられることで、脚14の運動性を損ねることなく、膝16に対する高い支持感を得ることができて、膝痛を有する人の不安感を解消できることを見出した。
ここから、本実施の形態に係る膝用サポータ10には、支持体としてのステー26が設けられており、ステー26は、複数(本実施の形態では、一例としてステー26A、26B、26Cの3本、以下、総称する場合には、ステー26という)が用いられている。ステー26の各々は、サポータ本体12において、脚14の側面に接する部分の外側に配置されている。なお、各図においては、ステー26を明確に識別可能とするため、実際の相対的な幅を広くして(例えば、サポータ本体12の前後方向の寸法に比較して幅広く)示している。
本実施の形態においては、3本のステー26を例に説明するが、ステー26の数は、3本以上、20本以下であることが好ましい。ステー26の数を少なくとも3本とすることで、サポータ本体12において、膝16の側面側に擬似的な支持面28を形成することができ,ステー26の数を多くすることで、擬似的な支持面28を広くすることができる。また、ステー26の数が20本を越えると、ステー26の間隔が詰まり過ぎて、ステー26が実質的(擬似的でない)面を形成することになり、膝16の動きを制限してしまう。
サポータ本体12において、擬似的な支持面28を形成する上では、ステー26の数は、5本以上、10本以下であることがより好ましい。
本実施の形態では、サポータ本体12において、脚14の内面側及び外面側の各々にステー26を設けている。脚14の内面側及び外面側の各々におけるステー26の配置は、同様の構成とされており、図1では、脚14の一方の側面側を図示して、他方の側面側の図示を省略すると共に、一方の面について説明する。
ステー26は、脚14の前後方向の中間位置にステー26Aが配置されると共に、ステー26の前側にステー26Bが配置され、ステー26の後側にステー26Cが配置されている。また、ステー26は、長手方向がサポータ本体12の軸方向にされて、サポータ本体12に取り付けられている。
ステー26は、可撓性を有する材質により形成されている。
ステー26の各々のサポータ本体12側面視の形状としては、略棒状であっても良く、略線状(糸状)であっても良い。また、ステー26の各々のサポータ本体12側面視の形状としては、直線状であっても良く、人が自然体で立った状態において、脛側から太腿側の間で中心線が屈曲又は折曲している場合、ステー26は、膝関節の側面近傍において屈曲又は折曲された形状にされても良い。
ステー26の脚14の前後方向に対する外形寸法は、2mm以下であることが好ましく、ステー26の長手方向と直交する方向の断面積は、1mm以上、400mm以下が好ましい。
ステー26は、サポータ本体12を着用した人が、サポータ本体12の側面にステー26があると感じる程度であれば良く、ステー26は、膝の前後方向に可撓性を有すればよく、膝関節の曲げ伸ばしを容易にするためには、前後方向には、弾性があるとは感じないか、或いは僅かに弾性があると感じられる程度の可撓性があれば良い。また、ステー26は、前後方向に弾性があると強く感じられると、膝関節の曲げ伸ばし動作に影響すると感じられるので、好ましくない。
これに対して、膝の左右方向について、ステー26は、膝関節の側面にサポート感を付与するためには、可撓性と共に、弾性を有することがより好ましい。
このようなステー26としては、例えば、断面長方形状で細帯状である場合、断面長辺を脚14の左右方向とし、断面短辺を脚14の前後方向にして配置することが考えられる。
ステー26の長手方向と直交する方向の断面形状は、特に限定されない。ステー26の断面形状は、外観を考慮した場合、円形であることが好ましいが、これに限らず、細幅の四角形状(正方形状及び長方形状)であっても良く、五角形以上の多角形状であっても良い。さらに、ステー26の断面形状は、十字の星型形状等の星型多角形状であっても良い。
ステー26の断面形状としては、円形、四角形や五角形以上の多角形とした場合、同様の断面積における断面多角形星型形状と比較して辺の数が少ないために、膝関節の支持性を向上できると共に、膝関節の曲げ伸ばし動作に追従した撓みが容易になるので、膝関節の曲げ伸ばし動作容易性が得られる。
また、ステー26の断面形状を星型多角形状とした場合、同様の断面積における多角形状と比較して短い辺の数が多くなると共に、中心部分における実質的な断面積を小さくできるので、ステー26の可撓性が向上されると共に、鋭角となった角部又は角部の間が接触した際の接触感が得やすいことから、高い支持感が得られる。
また、ステー26は、細線状の複数の素材が束ねられた形状にされても良い。即ち、複数の糸状の素材を撚るなどして束ねて形成されていても良く、この際、各素材の断面積の総和が上記した断面積の範囲内となることが好ましい。また、複数の素材を束ねてステー26を形成する場合、各素材は、各々が可塑性を有すればよく、同一の材質が用いられても良く、異なる材質が含まれていても良く、束ねられる素材の数が少ない場合には、各々の素材が互いに異なる材質であっても良い。
さらに、複数の素材を束ねてステー26を形成する場合、各素材の断面形状は、上記断面形状の何れが適用されても良く、複数が同一の断面形状であっても良く、異なる断面形状の素材が含まれていても良く、さらに、全ての素材の各々が異なる断面形状であっても良い。
また、各々が糸状の複数の素材を束ねてステー26を形成する場合には、束ねる素材よりも断面積の大きい(太い)を心材として用い、心材の周囲の糸状の素材を撚り合せて束ねるようにしても良い。
さらに、複数の素材を撚り合せて形成されるステー26は、束ねられた素材の周囲が被覆されていても良い。また、ステー26は、上記した多角形状や星型多角形状の素材の周囲が被覆されていても良い。
ステー26の材質としては、可撓性を有する材質であれば良く、軟質材(軟質装具)、準軟質材(準軟質装具)、及び硬質材(硬質装具)の何れを用いても良い。
ステー26が軟質装具を形成する際の材質としては、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリウレタン、ポリオレフィン、ポリオレフィン系エラストマー、ポリアミド、レーヨン、アクリル、キュプラ、アセテート、プロミックス、アラミド、シリコーンなどの化繊;綿、羊毛、絹、麻、レーヨンなどの天然繊維;天然ゴム;ポリ塩化ビニル;等が挙げられる。
中でも、ポリエステル、ポリウレタン、ポリアミド、ポリオレフィン、ポリオレフィン系エラストマー、シリコーン、又は天然ゴムが好ましく、長期耐久性の観点から、ポリエステル、ポリウレタン、ポリアミド、ポリオレフィン、又はポリオレフィン系エラストマーがより好ましい。
ステー26が軟質装具を形成する際の紡糸としては、モノフィラメント;マルチフィラメント;ウレタン又はゴムを被覆したSCY(Single Covering Yarn);ウレタン又はゴムを被覆したDCY(Double Covering Yarn);等が挙げられる。
ステー26が準軟質装具を形成する際の材質としては、各種の樹脂シート、スポンジ、ネオプレンスポンジなどが挙げられる。
さらに、ステー26が硬質装具を形成する際の材質としては、金属であっても良く、樹脂であっても良く、さらには、竹であっても良く、竹以外の木本などの植物であっても良い。
従って、サポータ本体12に設けるステー26は、材質、太さ(外径寸法及び断面積)、断面形状、及び本数を、サポータ本体12を着用した人が側面に接するステー26により接触感を受け、且つ、複数本のステー26の間で、面で支持されていると感じるように定めたものであれば良い。
サポータ本体12へのステー26の取り付けは、サポータ本体12が伸縮することで、ステー26に撓みや撓みからの復元が生じるようにされている。このようなステー26の取り付けは、ステー26をサポータ本体12に縫い付けても良く、接着材料を用いてサポータ本体12に接着しても良い。
また、ステー26は、熱融着によってサポータ本体12に取り付けても良く、テープを用いて、サポータ本体12に貼り付けても良い。また、ステー26及びサポータ本体12の一方に面ファスナーのフック側を設け、ステー26及びサポータ本体12の他方に面ファスナーのパイル側を設けて、面ファスナーのフック側とパイル側とを係合させることで、ステー26をサポータ本体12に取り付けても良い。
さらに、少なくともステー26の長手方向、好ましくは、ステー26の長手方向の両端と長手方向の中間部の少なくとも1箇所以上に取付け用のジグ(治具)を設け、治具によってステー26をサポータ本体12に取り付けても良い。
また、サポータ本体12に軸方向に沿う長尺筒状のポケットを複数形成して、ポケットの各々にステー26を挿入して取り付けても良い。また、サポータ本体12の軸方向の両端側(上下)に袋状のポケットを形成して、上下のポケットにステー26の長手方向の両端部を挿入することで、ステー26をサポータ本体12に取り付けても良い。サポータ本体12の上下にポケットを形成する場合、サポータ本体12には、上下のポケットの間に短い筒状部分を形成して、筒状部分にステー26を通してステー26の中間部が保持されるようにすることがより好ましい。
また、サポータ本体12に中央のステー26Aを取り付ける位置としては、膝用サポータ10が装着された際に、脚14の側方視において運動軸(正常な下肢において股関節と膝関節と足首の関節の中央とを結ぶ直線)に中央のステー26Aが重なる位置にされることが好ましい。
また、サポータ本体12に両側のステー26B、26Cを取り付ける位置としては、膝関節に重ねるステー26B、26Cの長手方向(上下方向)の中間位置とステー26Aの中間位置とにおいて、ステー26B、26Cの中心位置とステー26Aの中心位置との間隔D0が2mm以上(D0≦2)となる位置であれば良く、3mm以上(D0≦3)であることがより好ましい。本実施の形態では、間隔D0を3mmにしている。
本実施の形態における間隔D0、D1、D2の数値は、サポータ本体12を非伸長状態にして測定した置き寸法を指す。図1に図示した間隔D0、D1、D2は、置き寸法を測定する位置を示しており、図1に示す装着状態における間隔D0、D1、D3の数値は、サポータ本体12が伸長することで、置き寸法の数値より大きくなっている。
また、ステー26B、26Cの上端部の中心位置の各々とステー26Aの上端部の中心位置との間隔D1、ステー26B、26Cの下端部の中心位置とステー26Aの下端部の中心位置との間隔D2の各々は、間隔D0以上(D0≦D1、D2)であれば良い。
また、ステー26の長さとしては、膝関節部分において大腿骨と腓骨とをつなぐ太腿四頭筋、膝蓋骨靭帯、及び前十字靭帯等を補助する観点から80mm以上であることが好ましい。また、ステー26の長さとしては、長いことが好ましいが、必要以上に長いと、ステー26の両端側が太腿側及び脛側に不必要な接触感を生じさせることから、ステー26の長さは、400mm以下であることが好ましい。
以上の構成にされた膝用サポータ10は、筒状にされたサポータ本体12に、各々が可撓性を有する複数のステー26が設けられている。ステー26は、サポータ本体12の脚14の側面側において脚14の前後方向の中間部にステー26Aが設けられていると共に、中間部の前側にステー26Bが設けられ、後側にステー26Cが設けられており、ステー26の各々が太腿18側及び脛20側に延伸されている。
このため、サポータ本体12では、側面に設けられた複数のステー26が、サポータ本体12の側面に擬似的な支持面28(図1において二点鎖線にて示される面)が形成される。支持面28は、ステー26A〜26Cを含む面とされる。これにより、膝用サポータ10は、着用されることで、着用者が膝16の側面側が、サポータ本体12の支持面28によって面で支持されていると感じて、膝痛に対する不安を抑制できる。
ここで、ステー26の各々は、可撓性を有しており、脚14(膝16)が屈伸された場合、脚14の屈伸によるサポータ本体12の伸縮に合わせてステー26の各々に撓みが生じると共に、サポータ本体12により撓みが戻される(復元される)。このため、膝用サポータ10は、着用時の快適性を維持しつつ運動や膝の屈伸動作を妨げることがない。特に、ステー26は、脚14の運動軸に沿って配置されているので、膝関節を変曲点とする脚14の屈伸に追従して撓むので、ステー26が膝16の屈伸運動を阻害するように干渉することがないので、膝用サポータ10が脚14の運動性を損ねることがない。
また、ステー26(26A、26B、26C)は、脚14の前後方向における中心の間隔D0が3mm以上にされているため、脚14の運動時においても、互いに重なりあうことがないので、ステー26が重なりあうことにより、脚の運動(膝の屈伸)を妨げることがない。
また、膝用サポータ10は、脚14の両側面にステー26が設けられることで、着用者に膝16の側面の両側が安定して支持されているという感触を与えることができる。なお、ステー26は、脚14の一方の側面側(内面側又は外面側)に設けても良い。
〔変形例〕
以上説明した本実施の形態では、支持体として各々が直線状にされた3本のステー26(26A〜26C)を設けたが、支持体の数及び形状は、これに限るものではない。
支持体は、3本に限らず、4本以上であっても良い。
図2には、支持体としての4本のステー26が設けられた関節用サポータとしての膝用サポータ10Aが示されている。この膝用サポータ10Aは、サポータ本体12の側面において、前側にステー26Bが設けられていると共に、後側にステー26Cが設けられており、ステー26B、26Cの間には、ステー26Aに変えて2本のステー26D、26Eが設けられている。
ステー26B〜26Eは、互いの中心位置の間隔D0が2mm以上にされており、ステー26D、26Eは、脚14の運動軸を挟んで配置されている。
このため、膝用サポータ10Aを着用した人は、サポータ本体12の側面にステー26B〜26Eにより擬似的な支持面(図示省略)が形成されていると感じて、膝関節が安定して支持されていると感じる。これにより、膝用サポータ10Aは、着用時の快適性を維持しつつ運動や膝の屈伸動作を妨げることがないと共に、膝痛を有する人が脚14の運動に不安を生じてしまうのを抑制できる。
また、複数の支持体は、少なくとも一つが脚14の前側又は後側に向けて凸状に曲げられていても良い。
図3(A)及び図3(B)には、支持体として設けた3本のステー26のうちの一つが凸状に曲げられた例が示されている。
図3(A)に示す関節用サポータとしての膝用サポータ10Bは、ステー26Cに変えて、ステー26Fが設けられており、ステー26Fは、膝16の側方位置がステー26Aに最も近くなるように、前側に向けた凸状に湾曲されている。
また、図3(B)に示す関節用サポータとしての膝用サポータ10Cは、ステー26Cに変えて、ステー26Gが設けられており、ステー26Gは、膝16の側方位置がステー26Aに最も近くなるように、前側に向けた凸状に折曲(屈曲)されている。
このように構成されている膝用サポータ10B、10Cでは、膝16(膝関節)近傍の支持面(図示省略)の面積が広がるのを抑えて、太腿18側及び脛20側の面積を広くできて、着用者が安定した支持感を感じるようにできる。
なお、膝用サポータ10Bにおいて、ステー26Cに変えてステー26Fを設けたが、ステー26A又はステー26Bの少なくとも一方をステー26Fと同様の形状に変えても良く、ステー26A〜26Cの何れか2本をステー26Fと同様の形状に変えても良く、ステー26A〜26Cの全てをステー26Fと同様の形状に変えても良い。
また、膝用サポータ10Cにおいて、ステー26Cに変えてステー26Gを設けたが、ステー26A又はステー26Bの少なくとも一方をステー26Gと同様の形状に変えても良く、ステー26A〜26Cの何れか2本をステー26Gと同様の形状に変えても良く、ステー26A〜26Cの全てをステー26Gと同様の形状に変えても良い。
さらに、膝用サポータ10Bにおいて、前側に凸状となるように湾曲されたステー26Fを設けたが、ステー26Fとは逆向きのステー(後側に向けて凸状にされたステー)を設けても良い。また、膝用サポータ10Cにおいて、前側に凸状となるように屈曲されたステー26Gを設けたが、ステー26Gとは逆向きに折曲されたステー(後側に向けて凸状にされたステー)を設けても良い。
ステー26の一部又は全部について、屈曲又は湾曲させる場合、サポータ本体12を着用する人の脚にあわせることがより好ましい。即ち、所謂膝が曲がっていると言われる人がサポータ本体12を着用する際には、膝の曲がりに合せてステー26が屈曲又は湾曲されていても良い。この場合には、膝の曲がりに合せてステー26を屈曲ないし湾曲させることで、膝が曲がっているといわれる人に対して、複数のステー26が快適な支持感を与えることが可能となる。
また、図3(C)に示すように、ステー26Aの前側のステーと後側のステーとで、湾曲(又は屈曲)される向きを異ならせても良い。この関節用サポータとしての膝用サポータ10Dでは、ステー26A、ステー26Fを設けると共に、ステー26Bに変えて、ステー26Hが設けられており、ステー26Hは、ステー26Fとは逆向き(後側に向けて凸状)にされている。このような、膝用サポータ10Dにおいても、より効果的に擬似的な支持面の面積を広くできる。
また、支持体には、ヒンジ部が設けられていても良い。
図4(A)及び図4(B)には、支持体にヒンジ部が設けられた例が示されている。
本実施の形態に適用されるヒンジ部の形状等は、限定されるものではなく、ヒンジ部としては、各種の形状等を適用できる。本実施の形態においてヒンジ部の有する機能は、分割されたステー26の上側と下側とを連結する機能を有すればよい。
また、ヒンジ部の有する機能は、連結したステー26の上側と下側とが脚14の前後方向において個々に撓むことが可能とすると共に、連結したステー26の上側と下側とが撓む際の折曲点(変曲点でも良い)として機能できれば良い。
さらに、ヒンジ部は、折曲点として機能する際にステー26が撓むのと同様に負荷がかからないことが好ましい。これにより、脚14の曲げ伸ばしの際に抵抗感が生じるのを抑制できる。
また、ヒンジ部は、脚14の左右方向については、ステー26と同様に可撓性を有すればよい。この際、ヒンジ部は、脚の左右方向に弾性を有しても良い。これにより、ヒンジ部がサポータ本体12の着用者に対して、膝16が安定して支持されているという感覚を生じさせることが可能となる。また、サポータ本体12の着用者がステー26を左右方向に曲げるように動作した際に、抵抗感を生じるようにできて、より安定感が感じられるようにできる。
ヒンジ部としては、分割されたステー26の上側と下側とを一つの折曲点によって連結する構成を適用できる。また、ヒンジ部は、分割されたステー26の上側と下側とを異なる折曲点で連結する構成を適用しても良く、さらに、分割されたステー26の上側と下側とを異なる折曲点で連結する際、2つの折曲点が脚14の曲げ伸ばし動作に応じて脚14の前後方向に移動可能な構成を適用しても良い。
また、ヒンジ部内には、ゴムやばねなどの弾性体が含まれていても良く、ギア(歯車)やリンクなどの機械的機能が含まれても良い。また、ヒンジ部は、ステー26と比較すると、脚14の前後方向の幅が広く見えることから、ヒンジ部の表面側には、各種の装飾を施すなどして意匠性を有するようにしても良い。
サポータ本体12にヒンジ部を設けることで、1本のステー26がその可撓性によって撓む場合に比べて、大きく撓んでいるとみなすようにできて、脚14の曲げ伸ばし動作の際に、ステー26が曲げ伸ばし範囲を制限してしまうのを抑制できる。
図4(A)に示す関節用サポータとしての膝用サポータ10Eには、ステー26A、26B、26Cに変えてステー26I、26J、26Kが設けられている。ステー26Iは、前後方向の中間部に設けられている。また、ステー26Jは、ステー26Iの前側に設けられて、後側に向けて凸状に湾曲(折曲)されており、ステー26Kは、ステー26Iの後側に設けられて、前側に向けて凸状に湾曲(折曲)されている。
ステー26I、26J、26Kは、軸方向(上下方向)の中間部にて分割されており、分割部分が、ヒンジ部30によって連結されている。ヒンジ部30は、ステー26I〜26Kが前後方向に撓む際には、ステー26I〜26Kの各々の上下が個別に撓むようにしている(上下を切り離すように機能する)。また、ヒンジ部30は、ステー26I〜26Kが左右方向(膝16の内側方向及び外側方向)に撓む際には、上下が一体となって撓むようにされている。
図4(B)に示す関節用サポータとしての膝用サポータ10Fには、ステー26Aが設けられていると共に、ステー26B、26Cに変えてステー26L、26Mが設けられている。ステー26Lは、ステー26Aの前側に設けられて、後側に向けて凸状に湾曲(折曲)されており、ステー26Mは、ステー26Aの後側に設けられて、前側に向けて凸状に湾曲(折曲)されている。
ステー26L、26Mは、軸方向(上下方向)の中間部にて分割されていると共に、上側及び下側の各々がさらに分割されている。また、ステー26L、26Mには、分割部分の各々にヒンジ部30が設けられている。
このように構成されている膝用サポータ10E、10Fでは、ステー26(26A、26I〜26M)の各々により、膝16の支持感を向上させることができて、膝痛を有する人が不安になるのを抑制できる。また、膝用サポータ10E、10Fは、膝16の固定感を維持しつつ、脚14の屈伸運動を容易にできる。
また、関節用サポータとしての膝用サポータには、支持体としてのステー26よりも短い一つ又は複数のステーを含んでも良い。
図5(A)及び図5(B)には、短いステーを設けた一例としての膝用サポータ10Gが示されている。なお、図5(A)は、脚14の内側が示され、図5(B)には、脚14の外側が示されている。
膝用サポータ10Gには、サポータ本体12に支持体としてのステー26(26〜26C)が設けられている。また、膝用サポータ10Gには、サポータ本体12において、ステー26Bよりも前側かつ上側(膝16及び太腿18側)に一つ又は複数のステー部32が設けられている。図5(A)及び図5(B)には、一例として2本のステー部32が設けられている。
ステー部32の各々は、ステー26よりも短くされたステー34が用いられ、ステー34がサポータ本体12の軸方向に沿って複数が配列されて形成されている。なお、ステー34としては、複数が連続して配置されることで、サポータ本体12の着用者がステー26とは別に、短い1本のステー(支持体)が設けられていると感じるものであれば良く、ドット状の部材を並べて配置しても良い。
一般に、脚14の太腿18の後側(後面)は、脚14の他の部位と比較して体脂肪率が高く、サポータ本体12は、太腿18の後面側が大きく膨らみ、太腿18の前面側は、太腿18の後面側よりも膨らみは小さい。
膝用サポータ10Gは、この太腿18側にステー部32を設けている。このため、膝用サポータ10Gでは、着用者が感じる擬似的な支持面(図示省略)が太腿18の前側に延出される。このため、膝用サポータ10Fは、固定感を維持しつつ運動性が損ねられるのを防止できると共に、着用者により高い支持感を与えることができて、膝痛を有する人が脚14の屈伸運動に対して不安感が生じるのを一層抑制できる。
このように本実施の形態において、支持体は、サポータ本体の軸方向に沿って連続的に配置されていればよく、所定の間隔で間歇的に配置されていても良い。
また、本実施の形態では、膝関節のサポートに用いられる膝用サポータ10を例に説明したが、本発明の関節用サポータは、膝関節のサポートのみならず、肘関節のサポート、手首関節のサポート、手指関節のサポート、又は足指関節のサポートに用いられる関節用サポータに適用できる。
10、10A〜10G 膝用サポータ(関節用サポータ)
12 サポータ本体
26(26A〜26M) ステー(支持体)
28 支持面
30 ヒンジ部

Claims (7)

  1. 筒状に形成されて関節を挟んで関節の一側から関節の他側の範囲をサポートするサポータ本体と、
    前記サポータ本体の前記関節の側面側において前記関節に対する前後方向の中間部、該中間部の前側及び後側にそれぞれ設けられて、各々が前記関節の一側及び前記関節の他側に延伸された可撓性を有する複数の支持体と、
    を備えた関節用サポータ。
  2. 前記サポータ本体が脚の膝関節において、前記一側とされる膝関節の太腿側から前記他側とされる膝関節の脛側の範囲をサポートする請求項1に記載の関節用サポータ。
  3. 前記脚の前後方向における前記支持体の中心間隔が2mm以上にされた請求項2に記載の関節用サポータ。
  4. 前記支持体の少なくとも一つが前記脚の前側又は後側に向けて凸状に曲げられている請求項2又は請求項3に記載の関節用サポータ。
  5. 前記支持体の少なくとも一つに前記脚の膝関節の側方部分に変曲点が設けられている請求項2から請求項4の何れか1項に記載の関節用サポータ。
  6. 前記支持体は、前記脚の両側面の各々に設けられている請求項2から請求項5の何れか1項に記載の関節用サポータ。
  7. 前記支持体は、金属製、樹脂製又は竹製である請求項2から請求項6の何れか1項に記載の関節用サポータ。

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