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JP2010070871A - サポーター - Google Patents

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JP2010070871A
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Hiroyuki Yamada
裕之 山田
Tatsuya Aiba
達弥 相羽
Shigechika Nakamura
茂義 中村
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Alcare Co Ltd
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Abstract

【課題】次第に圧迫圧が変化する圧迫圧分布を備えたサポーターにおいて、着用位置のずれ等の発生を防止し、かつ、長時間着用した場合でも着用感が悪化せず、着用位置のずれや姿勢の変化等が発生した場合には装着者においてこれを速やかに認知することが可能なサポーターの提供。
【解決手段】少なくとも足首からふくらはぎまでを被覆し、装着時において足首からふくらはぎへの方向に従って次第に圧迫圧が小となる圧迫圧分布を有する下肢用のサポーターであって、装着者の筋肉、靭帯、腱又は関節から選択される1以上の部位に対応する領域に、該部位の皮膚表面に接触して触覚刺激を付与し得る作用領域10を備え、作用領域10の皮膚接触表面に、線幅10〜50,000nmの繊維状体からなるパターンが形成され、作用領域10以外の他領域と異なる摩擦特性が付与されたサポーター1Aを提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、下肢用又は上肢用のサポーターに関する。より詳しくは、装着時において足首からふくらはぎへの方向に従って次第に圧迫圧が小となる圧迫圧分布を有する下肢用のサポーター、又は、少なくとも手首から前腕の最大囲部までを被覆し、装着時において手首から前腕最大囲部への方向に従って次第に圧迫圧が小となる圧迫圧分布を有する上肢用のサポーターであって、装着者の筋肉、靭帯、腱又は関節等を圧迫又は緊締し、触覚刺激を付与して、これらの機能を保護、制限、補強、強化等するために用いられるサポーターに関する。
下肢又は上肢の筋肉、靭帯、腱又は関節等(以下、単に「筋肉等」という)の疾患や疲労、痛みを治療又は予防するため、また運動をサポートするため、テーピングテープ、バンデージ、サポーター等が使用されている。これらは、筋肉等に対応する部位に着圧(緊締力)をかけることで、筋肉等を圧迫もしくは緊締し、筋肉等への荷重を分散し、負荷を軽減したり、筋肉等の無駄な動きを抑えて筋肉等の機能を安定化させたりするものである。
特にサポーターは、テーピングテープのようにある程度の熟練した技術を要することなく、簡単に短時間で装着できることから、スポーツ用、生活用として広く利用されている。また、サポーターは、連続使用に対する安定性、耐久性がテーピングテープやバンデージに比べ優れており、長期的に使用する場合のランニングコストが少なくてすむという利点がある。
特許文献1には、ふくらはぎ乃至足首部において上部から下部にいくにしたがい徐々に強く締付け、土踏まず部において強く締付ける足用サポーターが開示されている。
特許文献2には、足部、足首部、及びふくらはぎ部を覆う靴下又は筒状の下肢用サポーターであって、踵骨及び/又は立方骨に対応する足底部から足首部側面までを覆う部分に伸縮性の補強部を一体的に設け、装着時に足首部からふくらはぎ部へと順次圧迫圧が小となる圧迫圧分布を設けたことを特徴とする靴下又は筒状の下肢用サポーターが記載されている。
これらのサポーターは、装着時に足首部からふくらはぎ部へと次第に圧迫圧が小となる圧迫圧分布を設けることによって、下肢全体の血流の循環を促進し、下肢のむくみの予防や軽減といった疲労軽減の効果を発揮するものである。また、腓腹筋を全体的にサポートしつつ過度の圧迫をかけないことで、筋収縮の動きが阻害されずに血流の循環が促進されるので、足関節の反射が高まり、捻挫なども発生し難くなる。
しかし、これらのサポーターは、所定の圧迫圧分布を設けるように構成されているため、テーピングテープのように装着位置を強く固定することができず、着用中にずれやよれ、シワ等が生じ易いという問題がある。着用位置にずれが生じたり、よれやシワ等が生じると、設定した着圧を所望の筋肉等にかけることができず、十分な効果を得られなくなってしまうおそれがある。これは、スポーツ用として多くの動きを伴う中で使用されるサポーターや、生活用として長時間にわたって使用されるサポーターにとって大きな問題となっている。
着用位置のずれやよれ、シワ等(以下、単に「着用位置のずれ等」という)の発生を防止するためには、筋肉等に対応する部位の着圧やサポーター全体の着圧を高めることが考える。しかし、この場合、上述したような圧迫圧分布による効果を得ることが困難となってしまう。また、過度の圧迫によって着用感が悪化したり、着用にかなりの力が必要となって着用が不便となってしまう可能性がある。
このような問題を解決するものとして、例えば、特許文献3には、踵部を押圧する弾性カフの表面にシリコーンのような滑り止めを被覆したストッキングが提案されている。
他方、本発明に関連して、特許文献4には、島数が極めて多い海島複合繊維未延伸糸条を流動延伸させるか、あるいは、流動延伸後の延伸糸条にさらに延伸もしくは熱処理を施すことで製造される繊維直径が10〜1,000nmのナノファイバーが開示されている。このナノファイバーは、機械的強度に優れ、軽量、保温、吸湿が求められる用途に有効なポリエステル微細繊維である。
また、特許文献5には、布帛に捺染用インクジェットインクを吐出させて画像を印捺するインクジェット捺染方法が記載されている。また、特許文献6には、インクジェット捺染を用いて、繊維抜蝕加工領域とその周囲の繊維抜蝕未加工領域とが鮮明に分けられた微細な立体模様の形成された布帛を製造する方法が開示されている。
実公平3−41734号公報 特開2007−332469号公報 特表2000−510743号公報 特開2005−325494号公報 特開2007−247109号公報 特開2006−219809号公報
次第に圧迫圧が変化する圧迫圧分布を設けたサポーターの機能を効果的に発揮させるためには、運動や長時間の着用に伴う着用位置のずれ等の発生を防止して、設定した着圧を所望の筋肉等に適切に与える必要がある。
上記特許文献3に開示されるストッキングは、シリコーンのような滑り止めによって着用位置のずれ等を防止するものである。しかしながら、この種の滑り止めは、長時間使用していると、蒸れや、痒みなどを発生する場合があり、着用感の悪さから途中で着用をやめてしまう問題があった。継続的に着用されなければ、サポーターの諸機能が有効に発揮されない。
そこで、本発明は、次第に圧迫圧が変化する圧迫圧分布を備えたサポーターにおいて、着用位置のずれ等の発生を防止し、かつ、長時間着用した場合でも着用感が悪化せず、着用位置のずれや姿勢の変化等が発生した場合には装着者においてこれを速やかに認知することが可能なサポーターを提供することを主な目的とする。
このような問題に対し、本発明者らは、まず、サポーターを快適に長時間装着するための指標として装着者の体性感覚、特に触覚及び圧覚に着目した。そして、所定の摩擦又は圧力等を加えたときに装着者が受ける感覚、例えば、支持感、圧迫感、心地良さ、フィット感、違和感、安定感等の主観データを分析した。この分析の結果、本発明者らは、装着者が受ける感覚の認知パターンが触覚刺激に大きく依存することを見出した。
さらに、本発明者らは、皮膚構造や皮膚における触覚受容器等についても着目した。皮膚表面には繊維状の皮溝が無数に存在している。皮溝は、深さが数十μmから数百μm、幅が数百μmであり、皮膚表面の面積を増大させて触覚刺激を積極的に受容するために機能している。また、皮膚の触覚受容器は数μmから数十μmの凹凸を認知できることが知られ、機械的刺激を受容するとされるTRPV3、TRPV4等の受容体分子は大きさ数十μmの表皮細胞1つ1つに存在することが明らかにされている。
これらのことから、本発明者らは、装着者が受ける感覚の認知パターンを所望のパターンに設定するためには、皮膚構造や触覚受容器等の機能を考慮して触覚刺激を適切にコントロールすることが必要であると考えた。そして、様々なサポーターの生地特性について、その触覚刺激と感覚認知パターンとの関係を検討した。その結果、サポーターの皮膚接触表面を所定の形態として皮膚の触覚受容機能に触覚刺激を付与することで、装着者に支持感などの感覚を効果的に認知させ得ること見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、少なくとも足首からふくらはぎまでを被覆し、装着時において足首からふくらはぎへの方向に従って次第に圧迫圧が小となる圧迫圧分布を有する下肢用のサポーターであって、装着者の筋肉、靭帯、腱又は関節から選択される1以上の部位に対応する領域に、該部位の皮膚表面に接触して触覚刺激を付与し得る作用領域を備え、該作用領域の皮膚接触表面に、線幅10〜50,000nmの繊維状体からなるパターンが形成され、作用領域以外の他領域と異なる摩擦特性が付与されたサポーターを提供するものである。また、本発明は、同時に、少なくとも手首から前腕の最大囲部までを被覆し、装着時において手首から前腕最大囲部への方向に従って次第に圧迫圧が小となる圧迫圧分布を有する上肢用のサポーターであって、装着者の筋肉、靭帯、腱又は関節から選択される1以上の部位に対応する領域に、該部位の皮膚表面に接触して触覚刺激を付与し得る作用領域を備え、該作用領域の皮膚接触表面に、線幅10〜50,000nmの繊維状体からなるパターンが形成され、作用領域以外の他領域と異なる摩擦特性が付与されたサポーターを提供する。
これらのサポーターの作用領域は、その皮膚接触表面に形成された繊維状体からなるパターンによって他領域と異なる摩擦特性を発揮し、他領域とは異質の触覚刺激を装着者に与える。これにより、このサポーターでは、作用領域の皮膚接触表面からの触覚刺激を装着者が容易に認知することが可能となる。
前記繊維状体の線幅は10〜50,000nmであり、好適には10〜1,000nmである。作用領域の皮膚接触表面に、線幅10〜50,000nmを有する繊維状体によりパターンを形成することで、パターンを皮膚表面に密着させ、広い皮膚表面積に対して触覚刺激を付与することができる。さらに、ナノオーダーの線幅10〜1,000nmを有する繊維状体によりパターンを形成することで、皮膚表面への密着性をさらに高め、効果的に触覚刺激を付与することが可能となる。
本発明に係るサポーターにおいて、前記パターンは、繊維状体としてのファイバーの製織又は編成によって形成することができる。また、このパターンは、前記作用領域の皮膚接触表面へのインクジェット捺染により形成された繊維状体からなるものとすることもできる。
これらのパターンは、複数のパターン形状を含んでなるものであってよい。さらに装着者の筋肉、靭帯、腱又は関節から選択される2以上の部位に対応する領域にそれぞれ別個の前記作用領域が設けられている場合には、各作用領域の皮膚接触表面に形成される前記パターンは、互いに異なるパターン形状を有していてもよい。
本発明に係るサポーターにおいて、前記作用領域は、前記繊維状体に比して大きな線幅の繊維からなる布帛と、繊維状体によって布帛の皮膚接触表面に形成された前記パターンと、からなるものとすることが好ましい。
この作用領域は、他領域よりも高い緊締力を有することが好ましく、装着者の筋肉、靭帯、腱又は関節から選択される1以上の部位をサポートする。
本発明において、「繊維状体」とは、細長い線状のもの、すなわち幅(太さ)に比して十分な長さを有するものであって、その線幅が10〜50,000nmであるものを指す。具体的には、繊維状体は、ファイバー(繊維)であってよく、又はインクジェット捺染によって形成される繊維状構造であってもよい。インクジェット捺染により形成される繊維状構造には、捺染されるインクそのものによって布帛の表面に形成される凹凸構造や、捺染された抜蝕剤によって布帛の表面に形成される凹凸構造が含まれるものとする。より具体的には、繊維状体としてのファイバーには、天然繊維及び化学繊維が含まれる。このうち、特に化学繊維には、合成繊維(ポリエステル系合成繊維・ポリアミド系合成繊維・ポリウレタン系合成繊維・ポリアクリルニトリル系合成繊維・ポリオレフィン系合成繊維)や半合成繊維(セルロース系半合成繊維・タンパク質系半合成繊維)、再生繊維(セルロース系再生繊維)、無機繊維(ガラス繊維・炭素繊維)等が包含される。
また、繊維状体の「線幅」とは、繊維状体の長さ方向に直行する方向の幅を指す。繊維状体がファイバーである場合、線幅は、ファイバー断面の内接円直径である繊維径を意味する。また、繊維状体がインクジェット捺染により形成される繊維状構造である場合、線幅は、この繊維状構造を形成する線状の凹部又は凸部の幅を意味するものとする。
さらに、「パターン」とは、上記繊維状体の太さ、材質、密度、形態、布帛構造(編布、織布、不織布など)等を一定の条件とすることによって形成される模様と定義される。このパターンは、繊維状体を規則的に配置して所定の形態が繰り返し表れるように形成したものであってよく、又は繊維状体の配置に規則性はないが、図案化・装飾化されて所定の形態を呈するように形成したものであってもよい。
本発明により、次第に圧迫圧が変化する圧迫圧分布を備えたサポーターにおいて、着用位置のずれ等の発生を防止し、かつ、長時間着用した場合でも快適な着用感をもち、着用位置のずれや姿勢の変化等が発生した場合には装着者においてこれを速やかに認知することが可能なサポーターが提供される。
以下、本発明を実施するための好適な形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明の代表的な実施形態の一例を示したものであり、これにより本発明の範囲が狭く解釈されることはない。
1.下肢(大腿及び下腿)用サポーター
(1)サポーターの全体形状
図1は、本発明の第一実施形態に係るサポーターであって、大腿及び下腿を含む下肢のサポートに用いられるサポーターを示す模式図である。(A)は正面図、(B)は背面図を示す。
図中、符号1Aで示すサポーターは、伸縮性を有する素材によって形成され、装着者の腰部から足底部までを覆うタイツ形状に成形されている。サポーター1Aは、その素材が有する伸縮性によって、装着者の腰部から足底部までの下肢皮膚表面に密着された状態で着用される。
サポーター1Aの素材は、例えば、ポリアミド系合成繊維、ポリエステル系合成繊維、ポリウレタン系合成繊維、ポリアクリルニトリル系合成繊維、ポリオレフィン系合成繊維、セルロース系繊維等からなるフィラメント糸、紡績糸、混紡糸、撚糸、加工糸などを用いることができる。これらの素材を、従来公知の方法によってサポーター1Aの全体形状に形成する。
(2)圧迫圧分布
サポーター1Aは、装着時において足首からふくらはぎへの方向に従って次第に圧迫圧が小となる圧迫圧分布を有している。圧迫圧は、上記のフィラメント糸等の密度や編み目の大きさ、弾性糸の伸張度等をコントロールすることで、所定の値に設定することができる。また、圧迫圧をかける位置に、弾力性の布帛を縫合したり、弾性のある樹脂を塗工又含浸させたりすることによっても、圧迫圧を制御することができる。
圧迫圧は、足首からふくらはぎへと次第に小さく設定され、例えば、足首部の圧迫圧を18〜67hPa、ふくらはぎ部の9〜54hPa程度とすることができる。なお、圧迫圧は、例えばエアー式圧力計測器(AMI社製)を用い、サポーターを装着した状態で、サポーターと皮膚表面との間に計測器の圧力センサーを設置して測定することができる。
このような圧迫圧分布を設けることにより、サポーター1Aでは、下肢全体の血流の循環を促進し、下肢のむくみの予防や軽減といった疲労軽減の効果が得られる。また、腓腹筋や大腿四頭筋等の下肢筋肉やこれらに付随する靭帯、腱又は関節を全体的にサポートしつつ過度の圧迫をかけないことで、筋収縮の動きが阻害されずに血流の循環が促進されるので、足関節や膝関節の反射が高まり、捻挫などが発生し難くなる。
(3)作用領域
サポーター1Aは、装着者の筋肉等の部位に対応する領域に、該部位の皮膚表面に接触する作用領域10を備えている。作用領域10は、上記の圧迫圧分布とともに装着者の筋肉等をサポートする機能を有し、加えて、筋肉等の皮膚表面に触覚刺激を付与するためにも機能する。
具体的には、本実施形態に係るサポーター1Aの作用領域10は、腰部、大腿部、膝部、ふくらはぎ部、足首部及び足底部(土踏まず部)に対応する領域に設けられている。これらの作用領域10は、装着者の腰部等をサポートし、腰部等の皮膚表面に接触して触覚刺激を与える機能を有している。
例えば、図1(A)中、符号101で示す作用領域は、装着時において大腿に沿って配列される3つの略X字状の部分からなっており、装着者の大腿四頭筋、縫工筋及び内転筋等をサポートして、太股の皮膚表面に触覚刺激を与える機能を果たす。また、符号102で示す作用領域は、装着時において膝蓋骨の外形に沿って配置される環状部分を備え、装着者の膝関節をサポートし、膝の皮膚表面に触覚刺激を与える。
さらに、例えば、図1(B)中、符号103で示す作用領域は、装着時において腰に沿って配置される略X字状に成形されており、装着者の脊柱起立筋、中殿筋及び大殿筋等をサポートする。また、符号104で示す作用領域は、アキレス腱の皮膚表面を被覆する基部と、この基部から腓腹筋の外縁に沿って2方向に分岐して延設された分岐部と、からなる略Y字状に成形され、装着者の腓腹筋、長腓骨筋及びヒラメ筋等をサポートする。これら作用領域103, 104はそれぞれ腰部、ふくらはぎ部の皮膚表面に接触して触覚刺激を付与する。
作用領域10は、例えば、作用領域10の生地と他の領域の生地とをそれぞれ別々に作成し、それらを縫製、溶着等により結合することにより設けることができる。また、例えば、サポーター1Aの全体形状を形成しておいてから、作用領域10を所定糸の挿入・抜去や所定生地の縫い付け等により形成してもよい。
作用領域10の好ましい態様は、織布、編布又は不織布等の布帛をベース生地として、このベース生地の皮膚接触表面に、線幅10〜50,000nmの繊維状体からなるパターンを形成した態様である(パターン形成については、詳しくは後述する)。この態様において、ベース生地となる布帛は、皮膚接触表面のパターンを形成する繊維状体に比して大きな線幅をもつ繊維から構成することが好ましい。具体的には、ベース生地となる布帛は、繊維径が1,000nmより大きい繊維又は直径50,000nmより大きい糸より構成した布帛とすることが好ましい。これらの繊維又は糸には、ポリアミド系合成繊維、ポリエステル系合成繊維、ポリウレタン系合成繊維、ポリアクリルニトリル系合成繊維、ポリオレフィン系合成繊維、セルロース系繊維等若しくはこれらの繊維からなるフィラメント糸、紡績糸、混紡糸、撚糸、加工糸を採用できる。
このように、作用領域10を、線幅の大きい繊維から構成された布帛をベース生地として、その皮膚接触表面に線幅の小さい繊維状体によってパターンを形成することで、作用領域10のサポート機能及び触覚刺激機能を安定させるとともに、圧迫や刺激の程度をコントロールし易くすることができる。
(4)作用領域のサポート機能
各作用領域10は、サポーター1Aの他の領域に比べ、高い伸縮性、弾力性等を持たせることよって、他の領域に比べて高い緊締力(圧迫力)を発揮させることができる。作用領域10は、この緊締力に基づき、装着者の筋肉等を圧迫もしくは緊締して、それらの機能を保護、制限、補強、強化等し、上述の圧迫圧分布による筋肉等の疲労軽減機能や保護・補強機能を増強する。なお、被服の装着部位や使用目的によっては、作用領域10以外の他領域の緊締力(圧迫力)を作用領域10に比べて高く設定してもよい。
具体的には、例えば、作用領域101は、装着者の大腿四頭筋、縫工筋及び内転筋等を圧迫もしくは緊締して、これらの筋肉や付随する靭帯、腱又は関節の無駄な動き(ぶれ)を抑えながらサポートし、圧迫圧分布による効果と相まって、これらの筋肉等の疲労や傷害を有効に防止する。
本発明に係るサポーターでは、作用領域10の皮膚接触表面に繊維状体からなるパターンを形成し、作用領域以外の他領域と異なる摩擦特性を付与したことにより、ずれ等が発生した場合にも装着者においてこれを速やか認知することができる(詳しくは後述する)。このとき、摩擦特性が付与される皮膚接触表面となる部分は、非常に細い線幅をもつ繊維状体からなるパターンで形成されているため、作用領域10は、皮膚への密着性や順応性が極めて良好になるとともに、薄く、軽量な生地で形成することが可能となる。これにより、サポーター1Aは、長時間着用した場合でも生地の嵩や重さからくる圧迫や締め付けによる不快感を軽減することができるとともに、筋肉等に安定感、支持感、快適な着用感等を認知させやすくすることが可能となる。さらに、作用領域10の皮膚への密着性、順応性の高さにより、薄く、軽量な生地でも下肢の血流の循環を促進し、下肢のむくみの予防や軽減といった疲労軽減の効果を高めることが可能となる。
このような疲労軽減効果や快適な装着感を得るために、作用領域10を構成する生地は、厚さ0.6mm未満、単位面積あたりの重さが250g/m未満の生地が好ましく、厚さ0.3mm未満、150g/m未満の生地が更に好ましい。
(5)作用領域の触覚刺激機能
各作用領域10の皮膚接触表面には、線幅10〜50,000nmの繊維状体からなるパターンが形成されており、他の領域と異なる摩擦特性が付与されている。すなわち、作用領域10の皮膚接触表面は、繊維状体の太さ、材質、密度、形態、布帛構造(編布、織布、不織布など)等を一定の条件とすることで所定のパターンが形成されており、このパターンによって他の領域と異なる摩擦特性を発揮する。これによって、作用領域10の皮膚接触表面は、他領域とは異質の触覚刺激を装着者に与え得る。
さらに、作用領域10の皮膚接触表面のパターンは、皮溝の深さや幅と同等以下の線幅を有する繊維状体によって形成され、皮溝に対して密着し易いようにされている。すなわち、繊維状体の線幅を、皮溝の深さ数十μmから数百μm及び幅数百μmに対して、10〜50,000nmに設定することで、繊維状体により形成されたパターンが皮溝に密着し、皮膚の伸展に馴染むようにされている。これによって、作用領域10の皮膚接触表面は、広い皮膚表面積に対して効果的に触覚刺激を付与し得る。また、非常に細い繊維状体でパターンを形成したことで、作用領域10の皮膚接触面は、柔らかな触感と優れた通気・吸汗発散機能を備え、蒸れや痒み等を生じさせることなく、快適な着用感を発揮する。
上記の圧迫圧分布並びに作用領域10による筋肉等のサポート機能を効果的に発揮させるためには、運動や長時間の着用に伴って生じるサポーターの着用位置のずれ等を防止して、圧迫圧分布並びに各作用領域10による着圧が適切に筋肉等に加えられるようにする必要がある。
サポーター1Aでは、作用領域10の皮膚接触表面によって他領域とは異質の触覚刺激が効果的に付与されるように構成したことで、装着者が作用領域10の皮膚接触表面からの触覚刺激を容易に認知できるようにされている。従って、作用領域10の着用位置にずれが生じた場合には、装着者が容易にずれを認識してこれを修正することができ、これに併って圧迫圧分布の位置のずれも修正される。
また、サポーター1Aでは、作用領域10の皮膚接触表面の摩擦特性を、その表面摩擦が他の領域に比べて大きくなるように設計することで、作用領域10の位置ずれを効果的に防止することができる。
さらに、サポーター1Aでは、作用領域10の皮膚接触表面によって効果的に触覚刺激が付与されるため、過度な締め付けや圧迫をすることなく、触覚刺激による生理反射によって装着者に支持感などの感覚を効果的に認知させ、適切な姿勢への移行や適切な姿勢の保持などをサポートすることができる。
(6)作用領域の皮膚接触表面パターン
作用領域10の皮膚接触表面に形成されるパターンは、線幅10〜50,000nmの繊維状体によって形成される模様であれば特に限定されず、1又は2以上の繊維状体の外形によって構成することができる。パターンは、繊維状体を規則的に配置して所定の形態が繰り返し表れるように形成したものが好適であるが、繊維状体の配置に規則性はないが、図案化・装飾化されて所定の形態を呈するように形成したものであってもよい。
1つの作用領域10には、1種類のパターンだけを形成してもよいし、複数の異なるパターンを形成してもよい。また、装着者の筋肉、靭帯、腱又は関節から選択される2以上の部位に対応する領域にそれぞれ別個の作用領域10が設けられている場合には、各作用領域10の皮膚接触表面に互いに異なるパターンを形成することができる。このように、作用領域10に複数の異なるパターンを形成することで、部位や目的に応じて最適な触覚刺激を付与することが可能となる。
(6-1)ファイバーによるパターン形成
作用領域10の皮膚接触表面のパターンは、線幅10〜50,000nmの繊維状体からなるものである。この線幅を満たす繊維状体としては、従来公知のファイバーである天然繊維又は化学繊維を採用できる。特に、ポリエステル系合成繊維、ポリアミド系合成繊維、ポリウレタン系合成繊維、ポリアクリルニトリル系合成繊維、ポリオレフィン系合成繊維等の合成繊維、セルロース系半合成繊維やタンパク質系半合成繊維等の半合成繊維、セルロース系再生繊維等の再生繊維、ガラス繊維や炭素繊維等の無機繊維などの化学繊維を好適に採用できる。使用するファーバーの形態としては、1本の連続した長い繊維であるフィラメントであることが好ましく、1又は2以上のフィラメントから構成されるフィラメント糸の形態がさらに好ましい。フィラメント糸としては、1本のフィラメントからなるモノフィラメント糸、複数のフィラメントからなるマルチフィラメント糸、複数のフィラメントを引きそろえた引そろえ糸、よりをかけたより糸、伸縮加工又は嵩高加工したフィラメント加工糸、しん糸にフィラメント糸をコイル状に巻きつけたカバードヤーン等の形態が利用でき、これらの糸を単独又は複数用いてファイバーによる繊維状のパターンを形成することができる。
このうち、繊維状体としては、線幅(繊維径)10〜1000nmのいわゆるナノファイバーを採用することが特に好適である。例えば、上記特許文献4記載のポリエステル微細繊維等を採用できる。
作用領域10の皮膚接触表面にナノオーダーの極細繊維からなるパターンを形成することで、装着者の皮膚表面に極細繊維を密着させ、効果的に触覚刺激を付与し認知させることができる。また、ヌメリ性のある風合い、肌触り等の快適な着用感を実現することもできる。
また、汎用されている繊維に比べて何倍もの表面積を有するナノファイバーによってパターンを形成することで、作用領域10の皮膚接触表面の表面摩擦を大きくすることができ、サポーター着用中のずれを抑え、目的の部位に連続的、不連続的又は断続的に触覚刺激、圧迫、緊締等を付与することができる。
ファイバーによるパターンの形成は、ファイバー(ファイバーからなる糸を含む)の製織、編成、絡み合わせ、引きそろえ、結合等によって行うことができるが、製織又は編成によって形成することが好ましい。ファイバーからなる糸としては、モノフィラメント糸、マルチフィラメント糸、引そろえ糸、より糸、伸縮加工糸、嵩高加工糸、カバードヤーン等が利用できる。ファイバーによるパターン形成は、これらのファイバー又はファイバーからなる糸を1種類だけ使用して形成しても良いし、複数種類使用して形成しても良い。
図2は、繊維状体20としてファイバー21又はファイバー21からなる糸22を用いた製織によって形成されたパターンの例を示す図である。
製織によるパターン形成の一例としては、繊維状体20としてのファイバー21を平織、綾織、朱子織等したものを利用することができる。図2(A-1)はファイバー21の平織によるパターンを、(A-2)は綾織によるパターンを、(A-3)は朱子織によるパターンを示す。また、製織によるパターン形成の他の例としては、複数のファイバー21からなる糸22を平織、綾織、朱子織等したものを利用することができる。図2(B-1)は糸22の平織によるパターンを、(B-2)は綾織によるパターンを、(B-3)朱子織によるパターンを示す。糸22は、複数のファイバー21からなるマルチフィラメント糸で、例えば、引そろえ糸、より糸、伸縮加工糸、嵩高加工糸等の形態で利用できる。
また、図2に示したファイバー21や糸22と同様の材料を用いて、編成による編組織によってパターンを形成してもよい。編成によるパターン形成としては、ファイバー21又は糸22を用いて、経編組織又は緯編組織によるパターン形成を利用することができる。経編組織によるパターンとしては、トリコット編、コード編、アトラス編、鎖編等による生地パターンが利用でき、緯編組織によるパターンとしては、平編、ゴム編、パール編等による生地パターンが利用できる。また、これらの編組織に、2枚おさを使用する2重組織、タック編、移し編、浮き編、パイル編、添え糸編等を適宜組み合わせて、皮膚接触表面のパターンを変化させてもよい。
(6-2)インクジェット捺染によるパターン形成
作用領域10の皮膚接触表面のパターンは、皮膚接触表面へのインクジェット捺染された繊維状体によって形成することもできる。
この場合、繊維状体は、インクジェット捺染によって形成される繊維状構造とできる。インクジェット捺染により形成される繊維状構造には、捺染されるインクそのものによって布帛の表面に形成される凹凸構造や、捺染された抜蝕剤によって布帛の表面に形成される凹凸構造が含まれるものとする。これらの繊維状構造は、いずれも幅(太さ)に対して長さがきわめて大きい形状とされ、その線幅は10〜50,000nmであり、線幅10〜1000nmであることが好適である。
インクジェット捺染は、形成するパターンの原図をコンピュータで画像処理し、その結果をインクジェット方式で印捺するため、様々なパターンを簡便かつ低コストに作成することができる。
そのため、インクジェット捺染により、作用領域10の皮膚接触表面に繊維状体(繊維状構造)及びこの繊維状体からなるパターンを形成すれば、作用領域10が接触する皮膚表面の部位に応じて所望のパターンを形成することができる。
インクジェット捺染によるパターン形成は、従来公知の方法によって行うことができる。例えば、インクジェット方式により吐出された捺染用インクジェットインクそのものによって繊維状体を形成する場合には、(a)滲み防止剤、糊剤等により作用領域10の皮膚接触表面を前処理する工程と、(b)インクをインクジェット方式によって直接又は間接的に付着させる工程、(c)加熱発色、洗浄、乾燥等により後処理する工程等によって行うことができる。これらの各工程では、上記特許文献5に開示される公知の前処理剤やインク、インクジェット吐出方式、インク固着処理、洗浄操作等を用いることができる。
また、例えば、インクジェット方式により吐出された抜蝕剤により形成される凹凸を繊維状体とする場合には、作用領域10の皮膚接触表面を一部溶解、収縮、又は分解する薬剤(いわゆる、抜蝕剤)を含有したインクを、インクジェット方式で付着させ、凹凸を有する立体的な繊維状構造を形成する方法を用いることができる(上記特許文献6参照)。
インクジェット捺染で形成されるパターンの形態は、特に限定されず、例えば、縞模様、格子模様、網目模様又はこれらを組み合わせた模様等を挙げることができる。
図3は、インクジェット捺染によって形成されたパターンの例を示す図である。ここでは、捺染用インクジェットインクそのものにより繊維状体20を形成する場合を示す。
図3(A)〜(D)は縞模様を呈するパターンで、(A)は繊維状体20を平行に一定間隔で並べたパターン、(B)は線幅の異なる複数の繊維状体20を平行に一定間隔で並べたパターン、(C)は太幅の繊維状体20から次第に細幅の繊維状体20へとなっている平行縞の繰り返しパターン、(D)は波線からなる繊維状体20を平行に一定間隔で並べたパターンと、ジグザグ線からなる繊維状体20を平行に一定間隔で並べたパターンと、を1つの作用領域内に別々に配置したパターンである。
図3(E)〜(H)は格子模様を呈する繊維状パターンで、(E)は複数の四角形が繊維状体20によって区画されるパターン、(F)は複数の平行四辺形が繊維状体20によって区画されるパターン、(G)は複数の三角形が繊維状体20によって区画されるパターン、(H)は複数の六角形と三角形が繊維状体20によって区画されるパターンである。
図3(I)、(J)は繊維状体20が網目模様を呈する繊維状パターンである。また、(K)、(L)は繊維状体20が縞模様、格子模様及び網目模様を組み合わせた模様を呈する繊維状パターンである。
このように、作用領域10の皮膚接触表面にナノオーダーの繊維状体(繊維状構造)からなるパターンを形成することで、装着者の皮膚表面への密着性を高め、効果的に触覚刺激を付与し認知させることができる。また、ヌメリ性のある風合い、肌触り等の快適な着用感を実現することもできる。また、作用領域10の皮膚接触表面の表面積を大きくして、表面摩擦を大きくすることができ、サポーター着用中のずれを抑え、目的の部位に連続的、不連続的又は断続的に触覚刺激、圧迫、緊締等を付与することができる。
2.下肢(下腿)用サポーター
図4は、本発明の第二実施形態に係るサポーターであって、ふくらはぎ・足首・足底を含む下腿のサポートに用いられるサポーターを示す模式図である。(A)は正面図、(B)は背面図を示す。
図中、符号1Bで示すサポーターは、伸縮性を有する素材によって形成され、装着者の膝下から足底までを覆うハイソックス形状に成形されている。サポーター1Bは、その素材が有する伸縮性によって、装着者の膝下から足底の皮膚表面に密着された状態で着用される。
サポーター1Bは、タイツ形状のサポーター1Aから、膝を含む大腿及び腰を覆う部分を取り除いたものであり、その素材や、圧迫圧分布及び作用領域の構成や機能については、サポーター1Aと同様である。
3.上肢(上肢及び肩・腰)用サポーター
(1)サポーターの全体形状
図5は、本発明の第三実施形態に係るサポーターであって、上肢及び肩・腰のサポートに用いられるサポーターを示す模式図である。(A)は正面図、(B)は背面図を示す。
図中、符号1Cで示すサポーターは、伸縮性を有する素材によって形成され、装着者の手首から肩までを含む上肢と、肩から胸、腰までを含む胴体と、を覆うシャツ形状に成形されている。サポーター1Cは、その素材が有する伸縮性によって、装着者の上半身の皮膚表面に密着された状態で着用される。
(2)圧迫圧分布
サポーター1Cは、装着時において手首から上腕への方向に従って次第に圧迫圧が小となる圧迫圧分布を有している。圧迫圧は、例えば、手首部の圧迫圧を18〜67hPa、前腕最大囲部の9〜54hPa程度とすることができる。
このような圧迫圧分布を設けることにより、サポーター1Cでは、上肢全体の血流の循環を促進し、上肢のむくみの予防や軽減といった疲労軽減の効果が得られる。また、手首から肩までの筋肉やこれらに付随する靭帯、腱又は関節を過度の圧迫をかけることなく全体的にサポートして、血流の循環を促進し、手首関節や肘関節の反射を高め、捻挫などの発生を抑制できる。上肢用のサポーターとしては、少なくとも手首から前腕の最大囲部までを被覆し、装着時において手首から前腕最大囲部への方向に従って次第に圧迫圧が小となる圧迫圧分布を設けたものであれば良いが、図5に示したサポーター1Cのように、手首から上腕までを被覆し、装着時において手首から上腕への方向に従って次第に圧迫圧が小となる圧迫圧分布を設けたものがさらに好ましい。
(3)作用領域
サポーター1Cは、上腕部、肩部、腰部に対応する領域に作用領域10を設けている。具体的には、図5(A)中、符号105で示す作用領域は、装着時において上腕部を挟み込むように配列される2つの帯状の部分からなり、装着者の上腕二頭筋、上腕三頭筋及び三角筋等をサポートし、上腕部の皮膚表面に接触して触覚刺激を与える機能を果たす。また、符号106で示す作用領域は、胸側から肩を経て背中側に帯状に配置され、装着者の大胸筋、三角筋及び僧帽筋等と肩関節をサポートし、皮膚表面に触覚刺激を与える。
サポーター1Cの素材や、作用領域の構成や機能については、既に説明したサポーター1Aと同様であるため、ここでは説明を省略する。
4.上肢(肘)用サポーター
図6は、本発明の第四実施形態に係るサポーターであって、肘及びその近傍を含む上肢のサポートに用いられるサポーターを示す模式図である。(A)は正面図、(B)は背面図を示す。
図中、符号1Dで示すサポーターは、伸縮性を有する素材によって形成され、上記のサポーター1Cと同様に、装着者の手首から肩までを含む上肢と、肩から胸、腰までを含む胴体と、を覆うシャツ形状に成形されている。
サポーター1Dの作用領域10は、肘及びその近傍に対応する領域に設けられるものであるが、その構成及び構成はサポーター1Aに同様である。また、圧迫圧分布の構成や機能は、サポーター1Cに同様である。
以上、本発明に係るサポーターの好適な実施形態について、下肢及び上肢を中心として具体的な筋肉、靭帯、腱又は関節を挙げて例示を行った。ここで、本発明に係るサポーターに設けられる作用領域の形状又は位置は、筋肉、靭帯、腱又は関節から選択される1以上の部位に対応する領域に設けられるものであり、本発明の作用を損なわなければ、ここで説明した形状又は位置と完全に同一とされる必要はなく、多少の形状・位置変更したものも本発明の範囲に包含されるものとする。
本発明に係るサポーターは、運動や長時間の着用に伴う着用位置のずれ等の発生を防止して、設定した着圧を所望の筋肉等に適切に与えることができる。さらに、このサポーターでは、所定の触覚刺激による生理反射によって装着者が支持感等を感じ、適切な姿勢への移行や適切な姿勢の保持を行うことができる。従って、このサポーターは、医療用、スポーツ用又は日常生活用として、疾患や疲労による筋肉等の痛みを治療又は予防するため、また運動をサポートするため好適に用いられる。
本発明の第一実施形態に係るサポーターであって、大腿及び下腿を含む下肢のサポートに用いられるサポーターを示す模式図である。(A)は正面図、(B)は背面図を示す。 ファイバーを用いた製織によって形成されるパターンの例を示す図である。 インクジェット捺染によって形成されるパターンの例を示す図である。 本発明の第二実施形態に係るサポーターであって、ふくらはぎ・足首・足底を含む下腿のサポートに用いられるサポーターを示す模式図である。(A)は正面図、(B)は背面図を示す。 本発明の第三実施形態に係るサポーターであって、上肢及び肩・腰のサポートに用いられるサポーターを示す模式図である。(A)は正面図、(B)は背面図を示す。 本発明の第四実施形態に係るサポーターであって、肘及びその近傍を含む上肢のサポートに用いられるサポーターを示す模式図である。(A)は正面図、(B)は背面図を示す。
符号の説明
1A, 1B, 1C, 1D サポーター
10 作用領域
20 繊維状体
21 ファイバー
22 糸

Claims (9)

  1. 少なくとも足首からふくらはぎまでを被覆し、装着時において足首からふくらはぎへの方向に従って次第に圧迫圧が小となる圧迫圧分布を有する下肢用のサポーターであって、
    装着者の筋肉、靭帯、腱又は関節から選択される1以上の部位に対応する領域に、該部位の皮膚表面に接触して触覚刺激を付与し得る作用領域を備え、
    該作用領域の皮膚接触表面に、線幅10〜50,000nmの繊維状体からなるパターンが形成され、作用領域以外の他領域と異なる摩擦特性が付与されたサポーター。
  2. 少なくとも手首から前腕の最大囲部までを被覆し、装着時において手首から前腕最大囲部への方向に従って次第に圧迫圧が小となる圧迫圧分布を有する上肢用のサポーターであって、
    装着者の筋肉、靭帯、腱又は関節から選択される1以上の部位に対応する領域に、該部位の皮膚表面に接触して触覚刺激を付与し得る作用領域を備え、
    該作用領域の皮膚接触表面に、線幅10〜50,000nmの繊維状体からなるパターンが形成され、作用領域以外の他領域と異なる摩擦特性が付与されたサポーター。
  3. 前記繊維状体は、線幅10〜1,000nmのファイバーである請求項1又は2記載のサポーター。
  4. 前記パターンは、繊維状体としてのファイバーの製織又は編成によって形成される請求項1〜3のいずれか1項に記載のサポーター。
  5. 前記パターンは、前記作用領域の皮膚接触表面へのインクジェット捺染により形成された前記繊維状体からなる請求項1又は2記載のサポーター。
  6. 前記作用領域は、前記繊維状体に比して大きな線幅を有するファイバーからなる布帛と、該布帛の皮膚接触表面側に繊維状体によって形成された前記パターンと、からなる請求項1〜5のいずれか1項に記載のサポーター。
  7. 前記作用領域の皮膚接触表面に形成される前記パターンが、複数のパターン形状を含んでなる請求項1〜6のいずれか一項に記載のサポーター。
  8. 装着者の筋肉、靭帯、腱又は関節から選択される2以上の部位に対応する領域にそれぞれ別個の前記作用領域を備え、
    各作用領域の皮膚接触表面に形成される前記パターンが、互いに異なるパターン形状を有している請求項1〜6のいずれか一項に記載のサポーター。
  9. 前記作用領域は、他領域よりも高い緊締力を有し、装着者の筋肉、靭帯、腱又は関節から選択される1以上の部位をサポートする請求項1〜8のいずれか1項に記載のサポーター。
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