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JP2018160349A - 蓄電デバイス - Google Patents

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JP2018160349A JP2017056341A JP2017056341A JP2018160349A JP 2018160349 A JP2018160349 A JP 2018160349A JP 2017056341 A JP2017056341 A JP 2017056341A JP 2017056341 A JP2017056341 A JP 2017056341A JP 2018160349 A JP2018160349 A JP 2018160349A
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Abstract

【課題】高容量化に加え、ハイレートで充放電する際の充放電容量の低下を抑制することができる蓄電デバイスを提供する。【解決手段】一対の電極12A,14Aと、前記一対の電極12A,14A間に設けられたセパレータ16とを備える蓄電デバイス10Aにおいて、前記一対の電極12A,14Aは、集電体18と、前記集電体18の表面に形成された活物質層20,24とを有し、前記活物質層20,24は、前記セパレータ16に接する側の表面に複数の第1穴26が設けられており、前記セパレータ16は、複数の第2穴28を有し、前記第2穴28は、前記第1穴26と重なる位置にあることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、蓄電デバイスに関し、特にリチウムイオン二次電池(LiB)、リチウムイオンキャパシタ(LiC)、及び電気二重層キャパシタ(EDLC)に関する。
リチウムイオン二次電池(LiB)、リチウムイオンキャパシタ(LiC)、及び電気二重層キャパシタ(EDLC)は、一対の電極と、電極間に設けられたセパレータとを備える。セパレータは、電解液を含浸させることによりイオン透過性を有することが必要とされ、材料として微多孔を有するポリエチレン樹脂が用いられることが多い。ポリエチレン樹脂からなるセパレータは、短絡などによって蓄電デバイスが異常に高温に達した場合、溶融することで微多孔を閉塞し、異常反応を停止させる。
このようなセパレータとして、特許文献1には、50μm以下の貫通孔が形成されたセパレータが開示されている。また特許文献2には、樹脂フィルムで形成された第1セパレータと第2セパレータとを有し、第1セパレータは電極と第2セパレータの間に配置され、第2セパレータのみに厚さ方向に貫通した保液穴が形成されたセパレータが開示されている。特許文献2の場合、保液穴を有する第2セパレータにより電解液の液枯れを防止すると共に、穴のない第1セパレータによって短絡を防止している。
特開2003−238730号公報 特開2015−72829号公報
蓄電デバイスには、高容量化に加え、大電流(ハイレート)での急速充放電特性が要求されている。しかしながら、上記特許文献1に示すように、セパレータに形成される貫通孔の大きさは微細であるため、イオンの移動が妨げられ、ハイレートでの充放電の際の充放電容量が低下する、という問題がある。上記特許文献2の場合も、第2セパレータが大きな保液穴を有するものの、第2セパレータと電極の間に配置された第1セパレータが、イオンの移動を妨げてしまう、という問題がある。
本発明は、高容量化に加え、ハイレートで充放電する際の充放電容量の低下を抑制することができる蓄電デバイスを提供することを目的とする。
本発明の第1の観点は、一対の電極と、前記一対の電極間に設けられたセパレータとを備える蓄電デバイスにおいて、前記一対の電極は、集電体と、前記集電体の表面に形成された活物質層とを有し、前記活物質層は、前記セパレータに接する側の表面に複数の第1穴が設けられており、前記セパレータは、複数の第2穴を有し、前記第2穴は、前記第1穴と重なる位置にあることを特徴とする。
本発明の第2の観点は、第1の観点に基づく発明であって、前記複数の第2穴は、直径が50μm〜500μmであり、中心間隔が1〜5mmであることを特徴とする。
本発明の第3の観点は、第1又は第2の観点に基づく発明であって、前記複数の第1穴は、直径が200μm〜700μmであり、深さが活物質層の厚さの20%以上であることを特徴とする。
本発明の第4の観点は、第1〜3のいずれか1つの観点に基づく発明であって、前記複数の第1穴は、前記集電体で形成された底部を有していることを特徴とする。
本発明の第5の観点は、第1〜4のいずれか1つの観点に基づく発明であって、前記複数の第2穴は、内壁が熱可塑性を有することを特徴とする。
本発明の第6の観点は、第1〜第5のいずれか1つの観点に基づく発明であって、第1穴は、第2穴より直径が大きいことを特徴とする。
本発明の第1の観点の蓄電デバイスでは、活物質層に第1穴が形成されているので、活物質層の表面に加え、活物質層の表面から厚さ方向に深い位置においても、電子の授受や、イオンの挿入、脱離が生じ、活物質層の表面から厚さ方向に深い位置の活物質を有効に利用でき、また、電極内でのイオンの移動距離が長くなりすぎず、さらに有効に活物質を利用でき、高容量化することができる。加えてセパレータには第2穴が形成されており、イオンがよりスムーズにセパレータを通過することができるので、ハイレートで充放電する際の充放電容量の低下を抑制することができる。さらにセパレータの第2穴が活物質層の第1穴に重なる位置に設けられていることにより、イオンがより速くセパレータを通過することができ、ハイレートで充放電する際の充放電容量の低下をより抑制することができる。
本発明の第2の観点の蓄電デバイスでは、第2穴に重なる位置にある1つの第1穴における電解液中のイオンが届く範囲が重複せず、活物質層において電解液中のイオンが届き難い領域が減少するので、有効に利用できる活物質が増加する。
本発明の第3の観点の蓄電デバイスでは、活物質層の深さ方向において深い位置まで電解液中のイオンが届きやすくなり、有効に利用できる活物質が増加する。
本発明の第4の観点の蓄電デバイスでは、第1穴の保液性を向上することができる。
本発明の第5の観点の蓄電デバイスでは、短絡などによる異常反応を停止させる効果を得ることができる。
本発明の第6の観点の蓄電デバイスでは、有効に利用できる活物質がより増加する。
本実施形態に係るリチウムイオン二次電池の電極構造を模式的に示す縦断面図である。 本実施形態に係るセパレータの平面図である。 変形例に係るリチウムイオン二次電池の電極構造を模式的に示す縦断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
(全体構成)
図1に示すように、蓄電デバイスとしてのリチウムイオン二次電池10Aは、正極12Aと負極14Aとセパレータ16とを備えている。正極12Aと負極14Aとは、セパレータ16を挟んで対向配置されている。正極12A、負極14A及びセパレータ16は、例えば、EC(エチレンカーボネート)やDEC(ジエチルカーボネート)、DMC(ジメチルカーボネート)、MEC(メチルエチルカーボネート)等を含む非水溶媒にLiPFやLiBF、LiClO等のリチウム塩を混合した電解液に浸された状態で、ケース(図示しない)に収容されている。
正極12Aは、集電体18と、当該集電体18の一表面に形成された正極活物質層20とを有する。集電体18は、主にアルミニウム箔を用いることができる。
正極活物質層20は、正極活物質と、正極用導電助剤と、バインダーとを含む。正極活物質層20は、セパレータ16に接する側の表面に第1穴26が形成されている。正極活物質としては、LiCoO、LiNiO、LiMn、LiMnO、LiFePOなどを用いることができる。導電助剤としては、アセチレンブラック、ケッチェンブラックなどのカーボンブラック、VGCF、黒鉛などを用いることができる。バインダーとしては、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、エチレン−プロピレン−ジエン共重合体(EPDM)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)などを用いることができる。正極活物質層20の厚さは、50〜200μmであるのが好ましい。
負極14Aは、集電体22と、当該集電体22の一表面に形成された負極活物質層24とを有する。集電体22は、銅箔、ステンレス箔、ニッケル箔などを用いることができる。なお、以下の説明において、正極活物質層20と負極活物質層24を特に区別しない場合、活物質層と総称する。
負極活物質層24は、負極活物質と、バインダーとを含む。負極活物質層24は、セパレータ16に接する側の表面に第1穴26が形成されている。負極活物質としては、天然黒鉛、人造黒鉛、シリコン(Si)、酸化シリコン(SiO)、スズ(Sn)、スズ−コバルト化合物(Sn−Co)、酸化第二スズ(SnO)、及びチタン酸リチウム(LiTi12)などを用いることができる。バインダーとしては、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)及びカルボキシメチルセルロース(CMC)などを用いることができる。
負極活物質層24に形成された第1穴26は、セパレータ16を挟んで、正極活物質層20に形成された第1穴26と向き合う位置に配置されている。第1穴26は、活物質層で形成された底部27を有する。本図に示す第1穴26は、円柱状である。
第1穴26の直径は、200〜700μmであるのが好ましい。第1穴26の直径が、上記範囲内であると、第1穴26に存在する電解液中を溶媒和したリチウムイオンがスムーズに移動することができる。第1穴26の深さは、活物質層の厚さの20%以上であることが望ましい。第1穴26の深さが20%以上であると、活物質層の深さ方向において深い位置まで電解液中のリチウムイオンが届きやすくなり、有効に利用できる活物質が増加する。第1穴26は、セパレータ16に形成された第2穴28より、直径が大きいことが好ましい。第1穴26の直径は、第2穴28の直径の2倍〜10倍であると、活物質層をより確実に有効利用することができる。
セパレータ16は、合成樹脂製不織布、ポリエチレン多孔質フィルム、ポリプロピレン多孔質フィルム、セルロース不織布等のシート材で形成される。セパレータ16は、第1穴26と重なる位置に、厚さ方向に貫通した第2穴28が形成されている。第2穴28の直径は、50μm〜500μmであるのが好ましい。第2穴28の直径が上記範囲内であると、リチウムイオンの移動を妨げず、かつ、リチウムイオン二次電池10Aが異常高温に達した場合、溶融することで微多孔を閉塞し、異常反応を停止させる機能を発揮する。
図2に示すように、第1穴26及び第2穴28は、平面視において円形状を有しており、縦横に等間隔で形成されている。第1穴26及び第2穴28の中心間隔は、1〜5mmであるのが好ましい。第1穴26及び第2穴28の中心間隔が上記範囲内であると、1つの第1穴26における電解液中のリチウムイオンが届く範囲が重複せず、活物質層において電解液中のリチウムイオンが届き難い領域が減少するので、有効に利用できる活物質が増加する。
(製造方法)
リチウムイオン二次電池10Aの製造方法を説明する。活物質、バインダー、及び導電助剤を所定の質量比となるように量る。計量後、バインダーを溶媒に添加し、所定時間攪拌する。さらに活物質及び導電助剤を添加して攪拌し、粘度を調整してスラリーを作製する。スラリーは、集電体18,22の表面に活物質層を形成するために用いる液である。
次に、所定の大きさに成形した集電体18,22の表面に作製したスラリーを塗工し、所定温度で所定時間乾燥させて、活物質層を形成する。塗工方法は特に限定されず、例えばドクターブレード法やダイコート法を用いることができる。
次いで、活物質層を形成した集電体18,22をロールプレス機に通し、活物質層を所定の厚さに成形する。活物質層の活物質密度はロールプレス機のロール間のギャップの間隔を調整して活物質層の厚さを変えることで調整することができる。
最後に、所定の間隔で数多くの針が付いた剣山のような治具を活物質層の表面に突き刺し、第1穴26を形成して、正極12A及び負極14Aを得る。
なお、直径500μm以下の小さな第1穴26は、レーザー加工によって形成することもできる。この方法では、照射するレーザー光の口径を変えることにより形成する第1穴26の大きさを調整でき、入射角度を変えることにより例えば円錐台形状の第1穴26を形成することもできる。
セパレータ16は、正極及び負極の場合と同じ、所定の間隔で数多くの針が付いた剣山のような治具を、シート材に突き刺し、第2穴28を形成して、得ることができる。第2穴28は、レーザー加工によって形成することもできる。しかしながら、レーザー加工によって第2穴28を形成した場合、第2穴28の内壁がレーザー加工時の熱により溶融し熱可塑性が失われた状態となるため、蓄電デバイスが異常に高温に達した場合に溶融して第2穴28を閉塞する効果が得られなくなる。したがって、短絡などによる異常反応を停止させる効果を得るには、上記剣山のような治具を用いて第2穴28を形成することにより、第2穴28の内壁の熱可塑性を維持するのが好ましい。
次に、第2穴28と第1穴26の位置を合わせて、セパレータ16を挟んで、一側に正極12A、他側に負極14Aを配置し、電解液と共にケースに収容することで、リチウムイオン二次電池10Aを作製することができる。
(動作及び効果)
本実施形態に係るリチウムイオン二次電池10Aの動作を説明する。リチウムイオン二次電池10Aでは、正極12A及び負極14Aが電解液に浸されており、活物質層に形成された第1穴26にも電解液が存在する。活物質層には第1穴26が形成されているため、電解液は、活物質層の表面から厚さ方向に深い位置にも存在する。
まず、リチウムイオン二次電池10Aの充電時の動作について説明する。図示しない外部回路を通じて正極12A及び負極14A間に電圧を印加する。そうすると正極12Aの活物質内のリチウムがリチウムイオンとして、電解液中に放出される。正極12Aの正極活物質層20に第1穴26が形成されていることにより、正極活物質層20の表面に加え、正極活物質層20の表面から厚さ方向に深い位置においても、この反応が進行する。
活物質から放出された電子は図示しない外部回路を通って負極14Aへ移動する。一方、リチウムイオンは電解液及びセパレータ16を介して負極14Aへ移動する。セパレータ16には、第1穴26に重なる位置に第2穴28が形成されているので、リチウムイオンは、スムーズにセパレータ16を通過することができる。
セパレータ16を通過したリチウムイオンは、負極14Aの活物質内に挿入され、電子を受け取る。負極14Aの負極活物質層24にも第1穴26が形成されているので、リチウムイオンは、負極活物質層24の表面に加え、負極活物質層24の表面から厚さ方向に深い位置においても、この反応が進行する。以上のようにしてリチウムイオン二次電池10Aは充電される。
次いで、リチウムイオン二次電池10Aの放電時の動作について説明する。図示しない外部負荷に正極12A及び負極14Aを接続する。そうすると負極14Aで活物質内のリチウムがリチウムイオンとして電解液中に放出される。負極14Aの負極活物質層24に第1穴26が形成されていることにより、負極活物質層24の表面に加え、負極活物質層24の表面から厚さ方向に深い位置においても、この反応が進行する。
活物質から放出された電子は負極14Aから外部負荷を通って正極12Aへ移動する。リチウムイオンは、活物質から脱離し、電解液及びセパレータ16を介して正極12Aへ移動する。リチウムイオンは、第1穴26に重なる位置に形成された第2穴28を通って、よりスムーズにセパレータ16を通過することができる。セパレータ16を通過したリチウムイオンは、正極12Aで活物質内に挿入される。この場合も、正極活物質層20には第1穴26が形成されているため、第1穴26に存在する電解液中をリチウムイオンが移動し、リチウムイオンの移動がスムーズになり、正極活物質層20の表面に加え、正極活物質層20の厚さ方向に深い位置においても、リチウムイオンが活物質内に挿入される。このようにしてリチウムイオン二次電池10Aは放電される。
本実施形態に係るリチウムイオン二次電池10Aは、活物質層に第1穴26が形成されていることにより、活物質層の表面から厚さ方向に深い位置において活物質から離脱したリチウムイオンが電解液中を移動できる。したがって活物質層の表面に加え、活物質層の表面から厚さ方向に深い位置においても、電子の授受や、イオンの挿入、脱離が生じ、活物質層の表面から厚さ方向に深い位置の活物質を有効に利用できる。また、正極12A及び負極14A内でのイオンの移動距離が長くなりすぎず、さらに有効に活物質を利用でき、高容量化することができる。
加えてセパレータ16には第2穴28が形成されており、イオンがよりスムーズにセパレータ16を通過することができるので、ハイレートで充放電する際の充放電容量の低下を抑制することができる。
さらにセパレータ16の第2穴28が活物質層の第1穴26に重なる位置に設けられていることにより、イオンがより速くセパレータ16を通過することができ、ハイレートで充放電する際の充放電容量の低下をより抑制することができる。
リチウムイオンはイオン半径が非常に小さいため、電解液中では、数多くの溶媒と溶媒和していると考えられている。そして、溶媒和されたリチウムイオンは移動抵抗が大きい。また、集電体表面に塗工した電極ペーストを乾燥させて形成した、活物質層に穴が形成されていない従来の合材電極の場合、リチウムイオンと、例えばリチウム塩としてLiPFを電解液に添加した場合のカウンターイオンであるPF イオンとが電極中の活物質間に形成された微細孔に含有された電解液中を通って移動していた。
このように、第1穴26や第2穴28が形成されていない従来の電極を用いたリチウムイオン二次電池では、溶媒和されたリチウムイオン(Li)とPF イオンとが微細孔に含浸された電解液中を通るため、リチウムイオンやPF イオンが、活物質間の狭窄部分やセパレータの微細孔に引っ掛かり易く、さらに移動抵抗が高くなった。
これに対して本実施形態の場合、セパレータ16には、活物質層に形成された第1穴26に対応した位置に第2穴28が形成されているため、リチウムイオンやPF イオンは、第1穴26及び第2穴28に存在する電解液中を優先的に通る。すなわち第1穴26及び第2穴28はイオンが素早く移動できる優先経路となる。したがってリチウムイオンは、阻害されることなくセパレータ16を通過することができる。以上より、本実施形態に係るリチウムイオン二次電池10Aは、ハイレートでの充放電の際にも、高い放電容量が得られる。
また、リチウムイオン二次電池10Aは、複数の第1穴26が底部27を有しているので、第1穴26の保液性が向上する。すなわちリチウムイオン二次電池10Aを傾けて電解液が一方に偏った場合も、第1穴26に電解液が保持される。したがってリチウムイオン二次電池10Aは、性能の低下を抑制できる。さらに正極12A及び負極14Aは、第1穴26が集電体18,22を貫通していないようにすることで、リチウムイオン二次電池10Aの製造工程において集電体18,22が破れにくく、効率的にリチウムイオン二次電池10Aを製造できる。
(変形例)
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨の範囲内で適宜変更することが可能である。
上記実施形態の場合、第1穴は円柱状である場合について説明したが、本発明はこれに限らない。例えば、図3に示すリチウムイオン二次電池10Bのように、正極12Bの活物質層30及び負極14Bの活物質層34に形成された第1穴32は、円錐状でもよい。また第1穴及び第2穴は、平面視において円形状である場合について説明したが、本発明はこれに限らず、楕円形状や多角形状であってもよい。
さらに第1穴及び第2穴は、全ての第1穴が同じ大きさ、形状である必要はなく、異なる大きさや形状をした第1穴が混在していてもよい。
第1穴は、活物質層によって底部が形成されている場合について説明したが、本発明はこれに限らず、集電体によって底部が形成されていてもよい。集電体によって底部が形成されていることにより、第1穴の保液性を向上することができる。また第1穴は、活物質層及び集電体を貫通していてもよい。
蓄電デバイスとして、リチウムイオン二次電池に適用した場合について説明したが、本発明はこれに限らず、リチウムイオンキャパシタ、及び電気二重層キャパシタに適用してもよい。
(実施例)
上記製造方法で示した手順で電気化学セルを作製し、単位質量あたりの放電容量を測定して評価した。まず活物質としてLiCoOを用いた正極を作製し、電気化学セルの正極に適用した。
最初に、活物質としてのLCO、バインダーとしてのPVDF、導電助剤としてのアセチレンブラックの質量比が90:5:5となるようにそれぞれ計量した。その後、計量したPVDFを溶媒としてのN−メチル−2−ピロリドン(NMP)に添加し、20分攪拌した。さらにLiCoO及びアセチレンブラックを添加して攪拌し、正極スラリーを得た。
次に、集電体として厚さ15μmのアルミ箔を用意し、アルミ箔の一表面に正極スラリーをコンマロールコータ(サンクメタル社製、製品名:チビコータ)によって塗工し、120℃で1時間乾燥させて活物質層を形成した。形成した活物質層の厚さは90μmである。
次いで、活物質層を形成したアルミ箔をロールプレス機(サンクメタル社製、製品名:5トンエアーハイドロプレス)にかけて、活物質層の厚さが70μmとなるように圧縮した。25mm×35mmの大きさにカットした。
活物質層の表面に剣山状の針を突き刺し、中心間隔4mm、直径約500μm、深さ100μmの円錐形状の第1穴を形成した。以上の工程を経て、正極を作製した。
続いて、活物質として天然黒鉛を用いた負極を作製し、電気化学セルの負極に適用した。最初に、活物質としての天然黒鉛、バインダーとしてのSBR及びCMC、導電助剤としてのABの質量比が97:1:1:1となるようにそれぞれ計量した。その後、計量したCMCを含む水溶液を作製し、天然黒鉛、SBR及びABを添加して攪拌し、負極スラリーを得た。
次に、集電体として厚さ10μmの銅箔上に負極スラリーをコンマロールコータ(サンクメタル社製、製品名:チビコータ)によって塗工し、110℃で1時間乾燥させて活物質層を形成した。形成した活物質層の厚さは90μmである。
次いで、活物質層を形成した銅箔をロールプレス機(サンクメタル社製、製品名:5トンエアーハイドロプレス)にかけて、活物質層の厚さが70μmとなるように圧縮した。25mm×35mmの大きさにカットした。最後に、正極と同じ第1穴を活物質層表面に形成した。以上の工程を経て、負極を作製した。
セパレータとして、ポリエチレン製の厚さ20μmのシート材を用いた。セパレータに、剣山状の針を突き刺し、中心間隔4mm、直径約100μmの、貫通した第2穴を形成した。
第2穴と第1穴の位置を合わせて、セパレータを挟んで、一側に正極、他側に負極を配置し、ECとDECとを体積比1:1の割合で混合した溶媒に1MのLiPFを添加した電解液と共にアルミラミネートパックに挿入し、真空パックをして実施例のラミネートセルを作製した。比較例として、第2穴と第1穴を2mmずらした以外は、実施例と同じラミネートセルを作製した。
単位質量あたりの放電容量を測定して電気化学セルの特性を評価した。放電容量は、充放電試験装置(アスカ電子(株)製、モデル:ACD−R1APS)を用い、温度25±1℃において測定した。
まず、0.1C−4.2VのCC(Constant Current)−CV(Constant Voltage)で、各キャパシタを充電した。ここで、0.1Cとは、4.2Vまでの電荷容量を10時間で満充電するための充電レートである。次いで0.1Cの放電レートで放電した。上記充電と放電を2回繰り返し、0.1Cの放電レートで10時間放電した際の放電容量を測定した。3回目の放電で、1Cの放電レートで1時間放電した際の放電容量を測定した。その結果、リチウムイオン二次電池の電気容量が10時間で放電できる電流を流す0.1C放電の場合、実施例及び比較例の放電容量は、いずれも145(mAh/g)であった。
リチウムイオン二次電池の電気容量が1時間で放電できる電流を流す1C放電の場合、実施例では67(mAh/g)の放電容量が得られた。一方、比較例のリチウムイオン二次電池の放電容量は51(mAh/g)であった。1C放電の場合、実施例及び比較例の放電容量は、いずれも0.1C放電の場合より低下している。放電レートが高い場合(ハイレートの場合)に放電容量が低下するのは、電極間におけるリチウムイオンの移動速度が影響していると考えられる。
実施例のリチウムイオン二次電池は、1C放電の場合の放電容量が比較例のリチウムイオン二次電池より大きく、ハイレートでの放電時における容量の低下が抑制されている。実施例のリチウムイオン二次電池は、セパレータに形成された第2穴が、活物質層に形成された第1穴と重なっている位置にあることから、リチウムイオンがより速くセパレータを通過できることが要因である。
比較例のリチウムイオン二次電池は、セパレータに形成された第2穴が、活物質層に形成された第1穴とずれた位置にあることから、リチウムイオンの移動が妨げられたため、1C放電の場合の放電容量が実施例に比べ大きく低下した。
10A、10B リチウムイオン二次電池
12A 正極
14A 負極
16 セパレータ
18,22 集電体
20 正極活物質層(活物質層)
24 負極活物質層(活物質層)
26、32 第1穴
27 底部
28 第2穴

Claims (6)

  1. 一対の電極と、前記一対の電極間に設けられたセパレータとを備える蓄電デバイスにおいて、
    前記一対の電極は、集電体と、前記集電体の表面に形成された活物質層とを有し、
    前記活物質層は、前記セパレータに接する側の表面に複数の第1穴が設けられており、
    前記セパレータは、複数の第2穴を有し、
    前記第2穴は、前記第1穴と重なる位置にある
    ことを特徴とする蓄電デバイス。
  2. 前記複数の第2穴は、直径が50μm〜500μmであり、中心間隔が1〜5mmであることを特徴とする請求項1記載の蓄電デバイス。
  3. 前記複数の第1穴は、直径が200μm〜700μmであり、深さが活物質層の厚さの20%以上であることを特徴とする請求項1又は2記載の蓄電デバイス。
  4. 前記複数の第1穴は、前記集電体で形成された底部を有していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の蓄電デバイス。
  5. 前記複数の第2穴は、内壁が熱可塑性を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の蓄電デバイス。
  6. 前記第1穴は、前記第2穴より直径が大きいことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の蓄電デバイス。
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