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JP2018149891A - 車両シート、車両シートの制御方法、およびプログラム - Google Patents

車両シート、車両シートの制御方法、およびプログラム Download PDF

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JP2018149891A JP2017046794A JP2017046794A JP2018149891A JP 2018149891 A JP2018149891 A JP 2018149891A JP 2017046794 A JP2017046794 A JP 2017046794A JP 2017046794 A JP2017046794 A JP 2017046794A JP 2018149891 A JP2018149891 A JP 2018149891A
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Abstract

【課題】車両の衝突時に乗員を保護すると共に装置構成を簡素化することができる車両シート、車両シートの制御方法、およびプログラムを提供する。【解決手段】車両シートにおいて、シート重心を通らない回転軸周りに略ヨー方向に回転自在な着座部と、前記着座部の回転を規制して前記着座部を固定し、車両に作用する加速度に応じて前記着座部の固定を解放する固定部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、車両シート、車両シートの制御方法、およびプログラムに関する。
車両の衝突時に乗員の安全性を向上させる技術が研究されている。例えば、特許文献1に記載された技術によると、衝突を検知して、シートベルトを巻き取り、シートベルトのたるみを解消し、衝突時に乗員がシートに拘束される度合いを強化している。
特開平06−255447号公報
特許文献1に記載された発明によると、車両の衝突時に衝突方向によってはシートベルトの拘束力が乗員の身体にとって負担が大きくなる可能性がある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、車両の衝突時に乗員を保護すると共に装置構成を簡素化することができる車両シート、車両シートの制御方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、シート重心を通らない回転軸周りにヨー方向に回転自在な着座部と、前記着座部の回転を規制して前記着座部を固定し、車両に作用する加速度に応じて前記着座部の固定を解放する固定部と、を備える、車両シートである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両シートであって、前記回転軸は、前記シート重心の位置に対して前記車両の前後方向に離間しているものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の車両シートであって、前記回転軸は、前記シート重心の位置に対して前記車両の車幅方向に離間しているものである。
請求項4に記載の発明は、請求項2または3に記載の車両シートであって、前記着座部に前記回転軸周りの回転駆動力を与える駆動部を更に備えるものである。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の車両シートであって、前記車両シートに加速度が加わることを予想する予想部を更に備え、前記駆動部は、前記予想部により加速度が加わることが予想された場合に前記着座部に前記回転軸周りの回転駆動力を与えるものである。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の車両シートであって、一方向に駆動され、
前記着座部と前記駆動部の出力軸とを連結し、前記駆動部の駆動される方向に選択的に、前記着座部を自在に回転させるワンウェイクラッチを更に備えるものである。
請求項7に記載の発明は、請求項2から6のいずれか1項に記載の前記車両シートを複数備える車両シート群であって、前記回転軸の前記車幅方向における離間方向は、隣接する前記車両シートが備える前記回転軸の前記車幅方向における離間方向と一致しているものである。
請求項8に記載の発明は、コンピュータが、車両の周囲の情報を取得し、前記周囲の情報に基づいて前記車両に加速度が加わることを予想し、前記車両に所定以上の加速度が加わることが予想される場合に、ロック機構を解除させ、駆動部を制御して、シート重心を通らない回転軸周りにヨー方向に回転自在な着座部に前記回転軸周りの回転駆動力を与える車両シートの制御方法である。
請求項9に記載の発明は、コンピュータに、車両の周囲の情報を取得させ、前記周囲の情報に基づいて前記車両に加速度が加わることを予想させ、前記車両に所定以上の加速度が加わることが予想される場合に、ロック機構を解除させ、駆動部を制御して、シート重心を通らない回転軸周りにヨー方向に回転自在な着座部に前記回転軸周りの回転駆動力を与えさせるプログラムである。
請求項1、2、3に記載の発明によれば、回転軸がシート重心を通らないことにより、車両に所定以上の加速度が生じた際に、シート装置の慣性力によって固定部が解放された着座部を回転させ、乗員をシートの背もたれ部で受け止めることができる。
請求項4に記載の発明によれば、駆動部が着座部に回転駆動力を与えることにより、車両に所定以上の加速度が生じた際に、乗員をシートの背もたれ部で受け止めることができる。
請求項5に記載の発明によれば、車両に所定以上の加速度が生じる前に駆動部が着座部を回転させるため、より速い段階で乗員を保護することができる。
請求項6に記載の発明によれば、ワンウェイクラッチが設けられていることにより駆動部が停止した後や、駆動力より大きい慣性力が働いた場合もシート装置に生じている慣性力によって着座部を回転させることができる。
請求項7に記載の発明によれば、隣接するシート装置が同方向に回転するよう回転軸がそれぞれのシート装置に設けられていることにより、それぞれのシート装置に座っているそれぞれの乗員の脚部同士が接触することが防止され、乗員の安全性を向上させることができる。
請求項8、9に記載の発明によれば、周囲の状態に応じて車両に所定以上の加速度が生じることを判定することで、車両に所定以上の加速度が生じる前に着座部を回転することができ、乗員を早期に保護することができる。
第1実施形態の車両シート10を示す左側面図である。 車両シート10の構成を示す正面図である。 車両シート10の構成を示す平面図である。 第1固定部材15aから第2固定部材15bが解放された状態を示す図である。 車両シート10が反転した状態を示す図である。 車両Mの後方から加速度Gが加わる状態を示す図である。 第2実施形態の車両シート10を示す左側面図である。 車両シート10の構成を示す正面図である。 車両シート10の構成を示す平面図である。 第1固定部材15aから第2固定部材15bが解放された状態を示す図である。 車両シート10が反転した状態を示す図である。 車両Mの後方から加速度Gが加わる状態を示す図である。 第3実施形態の車両シート20の構成を示す正面図である。 シート制御システム1の構成を示すブロック図である。 シート制御システム1の処理を示すフローチャートである。 第4実施形態の車両シート群100を示す平面図である。 車両シート群100のそれぞれの車両シート10が回転する状態を示す平面図である。 固定部材15の変形例を示す図である。 固定部材15の他の変形例を示す図である。
<第1実施形態>
車両シート10が搭載される車両(以下、車両Mと称する)は、例えば、二輪や三輪、四輪等の車両であり、その駆動源は、ディーゼルエンジンやガソリンエンジン等の内燃機関、電動機、或いはこれらの組み合わせである。電動機は、内燃機関に連結された発電機による発電電力、或いは二次電池や燃料電池の放電電力を使用して動作する。
以下、第1実施形態の車両シート10について説明する。図1は、第1実施形態の車両シート10を示す左側面図である。車両シート10は、例えば、着座部11と、背もたれ部12とを備える。車両シート10において、着座部11の一端と背もたれ部12の下端とは、第1連結部18によって回転自在に連結されている。背もたれ部12の上端には、ヘッドレスト13が設けられている。
着座部11は、乗員の下半身を支持する部材である。着座部11には、乗員が着座する座面11aが形成されている。座面11aは、クッション性の素材で形成されている。着座部11は、床面Fに回転連結部14を介して取り付けられている。着座部11は、回転連結部14によって床面Fに対して回転軸L1周りに回転自在に配置されている。回転連結部14は、着座部11において前後方向(≒X方向)に関して回転軸L1がシート重心gを通らずに偏心するように配置されている。
背もたれ部12は、乗員の胴部を支持する部材である。背もたれ部12は、背もたれ面12aが形成されている。背もたれ面12aは、クッション性の素材で形成されている。背もたれ部12の先端にはヘッドレスト13が設けられている。ヘッドレスト13は、着座部11に着座した乗員の頭部または首部を支持する。背もたれ部12は、第1連結部18によって、床面Fに対して回転角を付けてリクライニング状態とすることができる。第1連結部18は、例えば回転ヒンジ構造を有する。
第1連結部18は、例えば、回転バネ等の付勢手段(不図示)を備え、背もたれ部12と着座部11とのなす角度が狭まる方向(+X方向)に背もたれ部12を付勢している。第1連結部18は、着座部11に設けられたレバー17に連動したロック機構(不図示)を備える。
レバー17を解除すると、背もたれ部12は、第1連結部18の付勢力によって第1連結部18を中心に前方(+X方向)に倒れる。レバー17の解除状態で乗員が背もたれ面12aに後方(−X方向)に力を加えると、背もたれ部12が第1連結部18を中心に後方に倒れる。このようにして乗員は、背もたれ部12のリクライニング角度を調整することができる。第1連結部18の上記構成は機械式を例示したが、第1連結部18は電動で制御されるものであってもよく、ステッピングモータ、アクチュエータ等、角度調整することができればどのような構成のものを用いてもよい。第1連結部18が電動の場合、第1連結部18は、シート制御部160によって制御される。
図2は、車両シート10の構成を示す正面図である。図示するように、回転連結部14は、第1連結部材14aと第2連結部材14bとを備える。第1連結部材14aは、着座部11の下面に固定されている。第2連結部材14bは、床面Fに固定されている。第1連結部材14aと第2連結部材14bとは、相対的に回転自在に連結されている。これにより着座部11は、回転軸L1周りに床面Fに対して相対的にヨー方向に回転自在となる。
着座部11の下面において車幅方向に対し、回転連結部14に対向して固定部材(固定部)15が設けられている。固定部材15は、着座部11のヨー方向の回転を規制する。固定部材15は、第1固定部材15aと第2固定部材15bとを備える。第1固定部材15aは、着座部11の下面に固定されている。第2固定部材15bは、床面Fに固定されている。第1固定部材15aと第2固定部材15bとは、相互に嵌合しており、所定以上の力が加わらない限り、互いに固定された状態を維持する。
第2固定部材15bは、例えば矩形の板状体として形成されている。第2固定部材15bは、床面Fに対して起立して固定されている。第2固定部材15bは、板面が左右方向(Y方向)に沿って配置されている。第1固定部材15aは、例えば第2固定部材15bを摩擦力によって挟持する形状に形成されている。
図3は、車両シート10の構成を示す平面図である。第1固定部材15aと第2固定部材15bとの間の所定の締結力は、所定以上の加速度が車両シート10に加わると、第1固定部材15aから第2固定部材15bが解放されるよう調整されている。即ち、第1固定部材15aは、車両Mに作用する加速度に応じて第2固定部材15bを解放する。
図示するように、例えば車両シート10が設置されている車両Mに対してX方向を進行中に衝突などにより側方(−Y方向)から減速方向の加速度Gが加わると、車両シート10(厳密には車両シート10及び車両シート10に座っている乗員)には加速度Gと反対方向の慣性力Iが働く。即ち、車両シート10は、慣性力Iによって床面Fに対して相対的に側方(Y方向)に移動しようとする。
このとき、シートベルトを装着して車両シート10に座っている乗員が前方に投げ出されそうになるのを防止する方向に対して、シートベルトは乗員の身体を拘束する。この状態で、回転連結部14の回転軸L1が車両シート10の水平方向のシート重心gに対して車幅方向に関して離間しているので、着座部11は、回転連結部14の回転軸L1周りに回転しようとする。
加速度Gが予め設定された所定の大きさ未満である場合、第1固定部材15aと第2固定部材15bとは連結されたままとなり、着座部11は回転しない。加速度Gが予め設定された所定の大きさ以上である場合、第1固定部材15aと第2固定部材15bとの連結が解放される。
図4は、第1固定部材15aから第2固定部材15bが解放された状態を示す図である。図示するように、第1固定部材15aは、車両シート10に所定以上の加速度Gが加えられた場合、水平面に関して第2固定部材15bを締結する状態から+X方向に第2固定部材15bを解放する。第1固定部材15aと第2固定部材15bとの連結が解放されると、着座部11は、慣性力Iによって回転軸L1周りに自由にヨー回転し始める。このとき、シートベルトを装着して車両シート10に座っている乗員は、着座部11と共に回転し始める。
図5は、車両シート10が反転した状態を示す図である。図示するように、車両シート10の慣性力Iによって、車両シート10は進行方向に対して反転する。このとき、乗員には進行方向に対する慣性力Iが働き、乗員の背中は背もたれ部12の方向に押し付けられる。
車両シート10が回転しない場合は、衝突時に乗員の身体に慣性力Iが作用して、乗員の身体が前方に投げ出される方向に慣性力Iが作用する。このとき、シートベルトは、乗員が前方に投げ出されないように乗員の身体を拘束するので、乗員の身体に対するシートベルトの拘束力が強くなる。従って、車両シート10が回転しない場合、衝突時に乗員の身体にかかる負担が増大する。これに対して車両シート10によると、衝突等で加速度Gが生じた場合、乗員は車両シート10の回転に従って、車両シート10によって身体が受け止められる方向に回転する。
従って、車両シート10の回転によって乗員の身体が背もたれ部12で受け止められるので、乗員の身体にかかる負担が軽減される。車両シート10が回転した後、乗員が回転した車両シート10を元の位置に戻すことにより、第1固定部材15aと第2固定部材15bとが再び嵌合するようにしてもよい。
図6は、車両Mの後方から加速度Gが加わる状態を示す図である。図示するように、例えば車両シート10が設置されている車両Mに対して、衝突などにより後方(X方向)から加速度Gが加わる場合、着座部11に後ろ向き(−X方向)の慣性力Iが生じ、車両シート10は回転しない。従って、後方衝突の場合、車両シート10に座っている乗員の身体は、背もたれ部12によって受け止められる。
上述した第1実施形態の車両シート10によると、車両Mに衝突が生じた場合、乗員が背もたれ部12に受け止められる方向に着座部11が回転し、乗員の身体的な負担を軽減することができる。また、車両シート10によると、衝突時に固定部材15が車両に作用する加速度に応じて着座部11を回転自在とするので、所定未満の加速度では着座部11が回転せず、着座部11が頻繁に回転することを防止し安全性を向上させることができる。
<第2実施形態>
第1実施形態の車両シート10は、回転連結部14が前後方向(≒X方向)に関して回転軸L1がシート重心gを通らずに偏心するものであった。第2実施形態の車両シート210は、回転連結部14が車両Mの車幅方向(≒Y方向)に関して偏心するものである。以下の説明では、第1実施形態と同一の構成については同一の名称及び符号を用い、重複する説明については適宜省略する。
図7及び図8は、第2実施形態の車両シート210を示す図である。図示するように、回転連結部14は、着座部11において車両Mの左右方向(≒Y方向)に関して回転軸L1がシート重心gを通らずに偏心するように配置されている。回転連結部14のシート重心gに対する位置は、−Y方向に偏心したものが例示されているが、反対側の+Y方向側に偏心していてもよい。その場合、車両シート210の回転方向は反対側となる。そして、第2固定部材15dは、板面が進行方向(X方向)に沿って配置されている。
図9は、車両シート210の構成を示す平面図である。第1固定部材15cは、第2固定部材15dを解放した際、着座部11のヨー回転方向が一定となるように第2固定部材15dの移動方向を規制している。図面では第1固定部材15cは、着座部11が反時計周りの方向に回転するように第2固定部材15dを規制している。
図10は、第1固定部材15cから第2固定部材15dが解放された状態を示す図である。図11は、車両シート210が反転した状態を示す図である。図示するように、車両シート210に所定以上の加速度Gが加えられた場合、車両シート210は、第1実施形態と同様に回転する。
図12は、車両Mの後方から加速度Gが加わる状態を示す図である。図示するように、車両シート210に衝突などにより後方(X方向)から加速度Gが加わる場合、第1固定部材15cと第2固定部材15dとの連結は解放されない。即ち、着座部11に後ろ向き(−X方向)の慣性力Iが生じ、着座部11に時計回りに回転する方向の力が生じた場合、車両シート210は回転しない。即ち、固定部材15は、衝突時に着座部11を所定方向のみに回転させる。従って、後方衝突の場合、車両シート210に座っている乗員の身体は、背もたれ部12によって受け止められる。
上述したように第2実施形態の車両シート210によると、衝突時に固定部材15が車両に作用する加速度の方向に応じて着座部11を回転自在とするので、乗員の身体的な負担を軽減すると共に安全性を向上させることができる。そして、車両シート210によると、複雑な制御を用いることなく固定部材15が車両に作用する加速度に応じて連結を解放する構成のため、装置構成を簡素化することができる。
<第3実施形態>
第2実施形態の車両シート210は、車両Mの衝突に対して受動的に着座部11を回転させて乗員を保護した。第2実施形態では、車両Mに加速度が加わることが予想される場合に着座部11に回転軸L1周りの回転駆動力を与えて乗員を保護する。以下の説明では、第2実施形態と共通する構成については適宜説明を省略する。
図13は、第3実施形態の車両シート20の構成を示す正面図である。車両シート20は、第1実施形態の車両シート10の回転連結部14において駆動部14cと、ワンウェイクラッチ14dとが追加されている。そして、車両シート20は、第1実施形態の車両シート10の固定部材15に換えてロック機構(固定部)16が設けられている。
駆動部14cは、後述のシート制御部160によって制御される。駆動部14cは、例えば、加速度が加わることが予想される場合に着座部11に対して回転軸L1周りの回転駆動力を与える。駆動部14cは、例えばモータである。
ロック機構16は、後述のシート制御部160によって制御される。ロック機構16は、駆動部14cが駆動される際に着座部11の回転方向の規制を解除し、着座部11を回転軸L1周りに回転自在とする。ロック機構16は、例えばソレノイド16bとプランジャ16aを備え、プランジャ16aの上下方向の移動によって着座部11の回転を規制または解除する。車両シート20では、車両Mの衝突前に着座部11に駆動部14cによって予め回転駆動力が与えられる。
ワンウェイクラッチ14dは、駆動部14cの回転駆動力を着座部11に伝達すると共に、駆動部14cの回転駆動力の回転方向に着座部11を自由回転させる。ワンウェイクラッチ14dは、着座部11を所定の回転方向に回転させるが、所定の回転方向と反対の回転方向には着座部11を回転させない機構を備える。つまり、ワンウェイクラッチ14dは、駆動部14cの駆動される方向に選択的に、着座部11を自在に回転させる。ワンウェイクラッチ14dは、着座部11と駆動部14cの出力軸とを連結している。ワンウェイクラッチ14dを回転連結部14に設けることにより、駆動部14cが着座部11に対して回転駆動力を与えることを停止した後や、駆動力より大きい慣性力Iが着座部11に働いた場合に、着座部11は慣性力Iによって回転を継続することができる。
図14は、シート制御システム1の構成を示すブロック図である。シート制御システム1は、車両シート20と、衝突判定部(予想部)50と、シート制御部160とを備える。衝突判定部50は、例えば、カメラ51と、レーダ装置52と、ファインダ53と、物体認識装置54、外界認識部55とを備える。衝突判定部50は、車両Mの周囲の状態に基づいて車両Mに発生する衝突を予め予想する。
車両シート20は、回転連結部14を駆動する駆動部14cを備える。シート制御部160は、衝突判定部50の判定結果に基づいて駆動部14cを制御する。外界認識部55とシート制御部160とは、それぞれ、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することで実現される。また、以下に説明するシート制御部160の各機能部のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等のハードウェアによって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。
カメラ51は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の固体撮像素子を利用したデジタルカメラである。カメラ51は、搭載される車両Mの任意の箇所に一つまたは複数が取り付けられる。前方を撮像する場合、カメラ51は、フロントウインドシールド上部やルームミラー裏面等に取り付けられる。後方を撮像する場合、カメラ51は、リアウインドシールド上部やバックドア等に取り付けられる。側方を撮像する場合、カメラ51は、ドアミラー等に取り付けられる。カメラ51は、例えば、周期的に繰り返し車両Mの周辺を撮像する。カメラ51は、ステレオカメラであってもよい。
レーダ装置52は、車両Mの周辺にミリ波等の電波を放射するとともに、物体によって反射された電波(反射波)を検出して少なくとも物体の位置(距離および方位)を検出する。レーダ装置52は、車両Mの任意の箇所に一つまたは複数が取り付けられる。レーダ装置52は、FMCW(Frequency Modulated Continuous Wave)方式によって物体の位置および速度を検出してもよい。
ファインダ53は、照射光に対する散乱光を測定し、対象までの距離を検出するLIDAR(Light Detection and Ranging、或いはLaser Imaging Detection and Ranging)である。ファインダ53は、車両Mの任意の箇所に一つまたは複数が取り付けられる。
物体認識装置54は、カメラ51、レーダ装置52、およびファインダ53のうち一部または全部による検出結果に対してセンサフュージョン処理を行って、物体の位置、種類、速度等を認識する。物体認識装置54は、認識結果を外界認識部55に出力する。
外界認識部55は、カメラ51、レーダ装置52、およびファインダ53から物体認識装置54を介して入力される情報に基づいて、周辺車両の位置および速度、加速度等の状態を認識する。周辺車両の位置は、その周辺車両の重心やコーナー等の代表点で表されてもよいし、周辺車両の輪郭で表現された領域で表されてもよい。周辺車両の「状態」とは、周辺車両の加速度やジャーク、あるいは「行動状態」(例えば車線変更をしている、またはしようとしているか否か)を含んでもよい。
また、外界認識部55は、周辺車両に加えて、ガードレールや電柱、駐車車両、歩行者等の人物、その他の物体の位置を認識してもよい。これにより外界認識部55は、車両Mの周囲の状態を認識し、車両Mに衝突等によって加速度が加わる状態を予想する。外界認識部55は、車両Mに衝突等によって所定以上の加速度が加わると判定した場合、判定結果をシート制御部160に出力する。
シート制御部160は、外界認識部55の判定結果に基づいて駆動部14c及びロック機構16を制御する。シート制御部160は、車両Mに衝突などによって所定以上の加速度が加わると予想される場合、ロック機構16を解除すると共に駆動部14cを制御して着座部11に回転軸L1周りの回転駆動力を与える。
次に、シート制御システム1の処理の流れについて説明する。図15は、シート制御システム1の処理を示すフローチャートである。外界認識部55は、カメラ51、レーダ装置52、およびファインダ53から物体認識装置54を介して入力される情報に基づいて、車両Mの周囲の情報を取得する(ステップS100)。外界認識部55は、車両Mの周囲の情報に基づいて車両Mに所定以上の加速度が加わるか否かを予想する(ステップS101)。外界認識部55は、車両Mに所定以上の加速度が加わると判定した場合、判定結果をシート制御部160に出力する。シート制御部160は、判定結果に基づいてロック機構16を制御して着座部11のロックを解除すると共に、駆動部14cを制御して着座部11に回転軸L1周りの回転駆動力を与える(ステップS102)。
上述した第3実施形態のシート制御システム1によると、車両Mに衝突などによって所定以上の加速度が加わると予想される場合、着座部11に回転軸L1周りの回転駆動力を与えることにより、着座部11の回転を衝突前に行うことができる。また、シート制御システム1の車両シート20において、ワンウェイクラッチ14dが回転連結部14に設けられていることにより、駆動部14cが着座部11に対して回転駆動力を与えることを停止した後や、駆動力より大きい慣性力Iが着座部11に働いた場合に、着座部11は慣性力Iによって回転を継続することができる。
<第4実施形態>
第1実施形態の車両シート10は、車両Mの衝突に対して着座部11を回転させて乗員を保護した。第4実施形態では、車両M内に複数の車両シート10が設置される車両シート群100を例示する。
図16は、第4実施形態の車両シート群100を示す平面図である。車両シート群100は、複数の車両シート10を備える。車両シート群100は、例えば車幅方向(Y軸方向)に沿って2つの車両シート10が並置されている。それぞれの車両シート10は回転連結部14を備え、それぞれの回転連結部14は、それぞれのシート重心gの位置に対して車両の車幅方向の同じ方向に離間している。
図17は、車両シート群100のそれぞれの車両シート10が回転する状態を示す平面図である。上記のように2つの車両シート10を並置することによって、車両Mに所定以上の加速度が加わると、それぞれの車両シート10は、それぞれの回転軸L1周りに同じ方向に回転する。
上述した第4実施形態の車両シート群100によると、隣接する2つの車両シート10の回転方向を一致させることにより、それぞれの車両シート10に着座している乗員の脚部同士が回転中に接触することが防止され、乗員の安全性を向上させることができる。
以上説明した実施形態における車両シート、シート制御システム、車両シート制御方法、および車両シート制御プログラムによれば、車両Mに所定以上の加速度が加わった場合に、車両シートを回転させることにより乗員をシートの背もたれ部で受け止め、乗員の身体にかかる負担を軽減することができる。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。例えば、固定部材15は機械的に連結されている場合を例示したが、着座部11の回転規制はアクチュエータ等を用いて電気的に制御されるものであってもよい。また、各実施形態のそれぞれが組み合わされるものであってもよい。その他、固定部材15は、様々な変形例を用いることができる。
図18は、固定部材15の変形例を示す図である。変形例1の固定部材15Mは、第1固定部材15Maと、第2固定部材15Mbとを備える。第1固定部材15Maは、第2固定部材15Mbを挟持する形状に形成されている。第1固定部材15Maにおいて、第2固定部材15Mbを挟持する面にはそれぞれ複数の歯型Tが形成されている。第1固定部材15Maは、複数の歯型Tを介して第2固定部材15Mbを挟持する。これにより第1固定部材15Maと、第2固定部材15Mbとは、連結が維持されると共に、所定以上の加速度が加わった場合に連結が解放されることができる。
図19は、固定部材15の他の変形例を示す図である。変形例2の固定部材15Nは、第1固定部材15Naと、第2固定部材15Nbとを備える。第1固定部材15Naは、例えば先端が下方に向かって尖って形成されている。第2固定部材15Nbは、例えば床面Fに形成または固定され、第1固定部材15Naの先端に合致する形状に上方に突起した形状に形成されている。これにより第1固定部材15Naと、第2固定部材15Nbとは、連結が維持されると共に、所定以上の加速度が加わった場合に連結が解放されることができる。
1…シート制御システム、10…車両シート、11…着座部、11a…座面、12…背もたれ部、12a…背もたれ面、13…ヘッドレスト、14…回転連結部、14a…第1連結部材、14b…第2連結部材、14c…駆動部、14d…ワンウェイクラッチ、15、15M、15N…固定部材、15a、15Ma、15Na、15c…第1固定部材、15b、15Mb、15Nb、15d…第2固定部材、16…ロック機構、16a…プランジャ、16b…ソレノイド、17…レバー、18…第1連結部、20…車両シート、50…衝突判定部、51…カメラ、52…レーダ装置、53…ファインダ、54…物体認識装置、55…外界認識部、100…車両シート群、160…シート制御部

Claims (9)

  1. シート重心を通らない回転軸周りにヨー方向に回転自在な着座部と、
    前記着座部の回転を規制して前記着座部を固定し、車両に作用する加速度に応じて前記着座部の固定を解放する固定部と、を備える、
    車両シート。
  2. 前記回転軸は、前記シート重心の位置に対して前記車両の前後方向に離間している、
    請求項1に記載の車両シート。
  3. 前記回転軸は、前記シート重心の位置に対して前記車両の車幅方向に離間している、
    請求項1に記載の車両シート。
  4. 前記着座部に前記回転軸周りの回転駆動力を与える駆動部を更に備える、
    請求項2または3に記載の車両シート。
  5. 前記車両シートに加速度が加わることを予想する予想部を更に備え、
    前記駆動部は、前記予想部により加速度が加わることが予想された場合に前記着座部に前記回転軸周りの回転駆動力を与える、
    請求項4に記載の車両シート。
  6. 前記駆動部は、一方向に駆動され、
    前記着座部と前記駆動部の出力軸とを連結し、前記駆動部の駆動される方向に選択的に、前記着座部を自在に回転させるワンウェイクラッチを更に備える、
    請求項5に記載の車両シート。
  7. 請求項2から6のいずれか1項に記載の前記車両シートを複数備え、
    前記回転軸の前記車幅方向における離間方向は、車幅方向に隣接する前記車両シートが備える前記回転軸の前記車幅方向における離間方向と一致している、
    車両シート群。
  8. コンピュータが、
    車両の周囲の情報を取得し、
    前記周囲の情報に基づいて前記車両に加速度が加わることを予想し、
    前記車両に所定以上の加速度が加わることが予想される場合に、ロック機構を解除させ、
    駆動部を制御して、シート重心を通らない回転軸周りに略ヨー方向に回転自在な着座部に前記回転軸周りの回転駆動力を与える、
    車両シートの制御方法。
  9. コンピュータに、
    車両の周囲の情報を取得させ、
    前記周囲の情報に基づいて前記車両に加速度が加わることを予想させ、
    前記車両に所定以上の加速度が加わることが予想される場合に、ロック機構を解除させ、
    駆動部を制御して、シート重心を通らない回転軸周りに略ヨー方向に回転自在な着座部に前記回転軸周りの回転駆動力を与えさせる、
    プログラム。
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JP2005335586A (ja) * 2004-05-27 2005-12-08 Aisin Seiki Co Ltd 車両の乗員保護装置

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