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JP2018141564A - 廃熱利用吸収式冷凍システム及び吸収式冷凍機 - Google Patents

廃熱利用吸収式冷凍システム及び吸収式冷凍機 Download PDF

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JP2018141564A JP2017034456A JP2017034456A JP2018141564A JP 2018141564 A JP2018141564 A JP 2018141564A JP 2017034456 A JP2017034456 A JP 2017034456A JP 2017034456 A JP2017034456 A JP 2017034456A JP 2018141564 A JP2018141564 A JP 2018141564A
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Abstract

【課題】発電装置の異常停止状態の可能性を低減させ、また異常停止状態の回避に要する電力消費量を抑えつつも、定格運転への復帰をよりスムーズに行うことが可能な廃熱利用吸収式冷凍システム及び吸収式冷凍機を提供する。【解決手段】廃熱利用吸収式冷凍システム1は、発電装置10を冷却することにより昇温した冷却水を利用して熱源水を昇温させ、熱源水を利用して吸収式冷凍機20の再生器21において希溶液を加熱するものである。吸収式冷凍機20は、再生器21における加熱によって得られた濃溶液を吸収伝熱管24aに散布することなく吸収器24に導く濃溶液バイパス管27を備え、制御盤29は、運転状態において温度センサTにより検出された冷却対象液の温度に応じて制御弁28の開度を調整して濃溶液バイパス管27を介さず流れる濃溶液と濃溶液バイパス管27を介して流れる濃溶液の割合を制御することにより、吸収器24の吸収力を制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、廃熱利用吸収式冷凍システム及び吸収式冷凍機に関する。
従来、発電を行う発電装置と発電装置の廃熱を再生器における希溶液の加熱に用いた吸収式冷凍機とからなる廃熱利用吸収式冷凍システムが提案されている。ここで、発電装置は発電負荷が比較的一定となるように計画されている。一方、吸収式冷凍機は負荷に応じて運転するようになっている。このため、吸収式冷凍機の負荷が小さい場合には発電装置からの廃熱の全てを利用する必要がなくなる。そこで、特許文献1に記載のシステムが提案されている。
特許文献1に記載のシステムでは、吸収式冷凍機の負荷が小さくなると、吸収器の吸収液を冷媒と共に蒸発器に対して供給し、蒸発温度を高めて冷却能力を低下させることで、低負荷の運転を行うようにしている。
特許第3851764号公報
しかし、特許文献1に記載の廃熱利用吸収式冷凍システムは、吸収液が蒸発器に供給されることから、再生器にて再生される吸収液の量が大きく減少することとなり、再生器における加熱に必要となる熱量の大きな低下を招いてしまう。このため、特許文献1に記載の廃熱利用吸収式冷凍システムにおいて、上記の運転を継続すると発電装置の異常停止状態を招いてしまう可能性がある。
また、上記の異常停止状態を回避するためには再生器へ戻される吸収液の量を増大させたり吸収器や凝縮器を流れる冷却水の量を増大させたりするためにポンプに過大な運転を強いると、電力消費量が高まってしまう。
さらに、特許文献1に記載の廃熱利用吸収式冷凍システムは、蒸発器の下部に液冷媒が溜まっている状態となっており、これをポンプにより再度蒸発器の伝熱管に散布する構成となっている。このため、負荷が小さくなって蒸発器内に吸収液を送り込んでしまうと、溜まっている液冷媒に吸収液が混入することとなり、低負荷の運転から定格運転に戻す場合には、吸収液を蒸発器内から排出するのに時間が掛かり、直ちに定格運転状態とすることができなくなってしまう。
本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、発電装置の異常停止状態の可能性を低減させ、また異常停止状態の回避に要する電力消費量を抑えつつも、定格運転への復帰をよりスムーズに行うことが可能な廃熱利用吸収式冷凍システム及び吸収式冷凍機を提供することにある。
本発明は、再生器における加熱によって得られた濃溶液を吸収伝熱管に散布することなく吸収器に導く第2経路を備え、蒸発伝熱管から送り出される冷却対象液の温度に応じて制御弁の開度を調整して第1経路と第2経路とを流れる濃溶液の割合を制御することで、吸収器における冷媒蒸気の吸収力を制御することを特徴とする。
本発明によれば、例えば吸収式冷凍機側の負荷が小さくなり、負荷の変化が冷却対象液の温度変化となって検出された場合に、第2経路を通じて吸収器に至る濃溶液の量を増大させて吸収器の吸収伝熱管に散布される濃溶液の量を減少させることにより吸収器の吸収力を低下させることができ、蒸発器における蒸発についても抑えることができる。そして、蒸発を抑えることで、蒸発器内の蒸発伝熱管を流れる冷却対象液が冷却され難くなり、低負荷の運転を行うことができる。しかも、第2経路を通じて吸収器に至った濃溶液は再生器に戻されることから、再生器にて再生される吸収液の量は維持され、再生器の加熱に要する熱量の大きな低下を抑えることとなる。これにより、再生器へ戻される吸収液の量を増大させたり吸収器や凝縮器を流れる冷却水の量を増大させたりするなどの消費電力量が高まってしまう手段を講じる必要が無く、発電装置が異常停止状態となってしまうことを回避することができる。
また、吸収液を蒸発器にて散布することがないことから、たとえ蒸発器において液冷媒を循環させる循環式の構成を採用していたとしても、定格運転に戻すときに液冷媒から吸収液を排出するまでに時間が掛かり過ぎてしまうことも防止できる。
従って、発電装置の異常停止状態の可能性を低減させ、また異常停止状態の回避に要する電力消費量を抑えつつも、定格運転への復帰をよりスムーズに行うことができる。
本発明によれば、発電装置の異常停止状態の可能性を低減させ、また異常停止状態の回避に要する電力消費量を抑えつつも、定格運転への復帰をよりスムーズに行うことができる。
本発明の実施形態に係る廃熱利用吸収式冷凍システムの概略構成図である。 本実施形態に係る廃熱利用吸収式冷凍システムの制御盤の処理を示すフローチャートである。
以下、本発明を好適な実施形態に沿って説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下に示す実施形態においては、一部構成の図示や説明を省略している箇所があるが、省略された技術の詳細については、以下に説明する内容と矛盾点が発生しない範囲内において、適宜公知又は周知の技術が適用されていることはいうまでもない。
図1は、本発明の実施形態に係る廃熱利用吸収式冷凍システムの概略構成図である。図1に示すように、本実施形態に係る廃熱利用吸収式冷凍システム1は、発電装置10と、吸収式冷凍機20と、接続機器30とから構成されている。
発電装置10は、発電を行うものであって、例えばエンジン11と発電機12とを組み合わせた装置によって構成されている。この発電装置10においては、エンジン11が動作して発電機12を稼働させて発電を行う。エンジン11は水(液体)によって冷却される水冷式のものであり、エンジン11で発生する熱は冷却水によって除去される。なお、本実施形態において発電装置10は、エンジン11と発電機12とを組み合わせた装置に限らず、水冷式のものであれば例えば燃料電池などの他の発電機器であってもよい。
吸収式冷凍機20は、再生器21、凝縮器22、蒸発器23及び吸収器24を備え、これらによる循環サイクルによって蒸発器23内の蒸発伝熱管23aを流れる冷却対象液を冷却するものである。さらに、吸収式冷凍機20は、第1〜第3ポンプP1〜P3と、冷却塔CTと、冷却対象液行き配管23bと、冷却対象液戻り配管23cと、濃溶液配管(第1経路)25と、熱交換器26とを備えている。以下、吸収式冷凍機20について詳細に説明する。
再生器21は、例えば冷媒となる水(以下、冷媒が蒸気化したものを冷媒蒸気と称し、冷媒が液化したものを液冷媒と称する)と、吸収液となる臭化リチウム(LiBr)とが混合された希溶液(吸収液の濃度が低い溶液)を加熱するものである。再生器21は、この加熱により希溶液から冷媒蒸気を放出させ、冷媒蒸気と濃溶液(吸収液の濃度が高い溶液)とを生成する。
凝縮器22は、再生器21から供給された冷媒蒸気を液化させるものである。この凝縮器22内には、凝縮伝熱管22aが挿通されている。凝縮伝熱管22aには冷却塔CTから冷却水(冷却液)が第1ポンプP1の動力によって供給されており、蒸発した冷媒蒸気は凝縮伝熱管22a内の冷却水によって冷却されて液化する。さらに、凝縮器22にて液化した液冷媒は蒸発器23に供給される。
蒸発器23は、液冷媒を蒸発させるものである。この蒸発器23内には、蒸発伝熱管23aが設けられている。この蒸発伝熱管23aは、冷却対象液行き配管23b及び冷却対象液戻り配管23cを介して、例えば室内機IUと接続されており、室内機IUによる冷房利用によって温まった冷却対象液が第2ポンプP2の動力によって供給される。また、蒸発器23内は、略真空状態となっている。このため、冷媒である水の蒸発温度は約5℃となる。よって、蒸発伝熱管23a上に散布された液冷媒は蒸発伝熱管23aの温度によって蒸発することとなる。また、蒸発伝熱管23a内の冷却対象液は、液冷媒の蒸発によって温度が奪われる。これにより、蒸発伝熱管23aの冷却対象液は冷却されて室内機IUに供給され、室内機IUは冷却された冷却対象液を利用して冷風を室内に供給することとなる。
吸収器24は、蒸発器23において蒸発した冷媒を吸収するものである。この吸収器24内には濃溶液配管25を通じて再生器21からの濃溶液が供給される。また、吸収器24には、吸収伝熱管24aが挿通されている。濃溶液配管25を通じて再生器21に至った濃溶液は吸収伝熱管24aに散布される。これにより、蒸発器23において蒸発した冷媒蒸気は吸収伝熱管24aの表面において濃溶液によって吸収され、希溶液が生成される。また、吸収伝熱管24aには冷却塔CTからの冷却水が流れており、濃溶液の冷媒蒸気の吸収により生じる吸収熱は、吸収伝熱管24aの冷却水により除去される。この吸収伝熱管24aは、凝縮伝熱管22aと接続されている。
また、本実施形態においては蒸発器23と吸収器24との下部は連通している。このため、吸収器24における冷媒の吸収により濃度が低下した希溶液、及び、蒸発器23において蒸発しきれなかった液冷媒は、第3ポンプP3によって再生器21に供給される。
さらに、熱交換器26は、第3ポンプP3によって再生器21に供給される希溶液及び液冷媒と、濃溶液配管25により再生器21から吸収器24に供給される濃溶液との熱交換を行う。
接続機器30は、発電装置10と吸収式冷凍機20とを熱的に接続するものであって、エンジン冷却配管31と、熱源水供給配管32と、熱交換器33とを備えている。エンジン冷却配管31は、エンジン11を冷却する冷却水が流れる配管である。熱源水供給配管32は、吸収式冷凍機20の再生器21に熱源水を供給する配管である。熱交換器33は、エンジン11を冷却して昇温した冷却水を導入し、冷却水の熱を熱源水供給配管32の熱源水に供給するものである。このような構成により、エンジン11の廃熱は吸収式冷凍機20の再生器21において希溶液の加熱に利用されることとなる。
さらに、接続機器30は、第4ポンプP4と、第1三方弁V1とを備えている。第4ポンプP4は、熱源水供給配管32のうち熱源水行き配管32aに設けられており、熱源水を再生器21に供給する動力源となるものである。第1三方弁V1は、熱源水供給配管32のうち熱源水戻り配管32bに設けられている。この第1三方弁V1は、再生器21から戻ってくる熱源水を熱交換器33に供給するルートと、熱源水行き配管32aのうち第4ポンプP4の下流側に接続されるバイパス管32cを通じて熱源水を熱交換器33に戻すルートとを選択可能に構成されている。
また、本実施形態に係る廃熱利用吸収式冷凍システム1は、第2三方弁V2とラジエータRとを備えている。エンジン冷却配管31は、冷却水行き配管31aと冷却水戻り配管31bとからなり、第2三方弁V2は、冷却水戻り配管31b上に設けられており、熱交換器33から戻ってくる冷却水をラジエータRに供給するルートと、エンジン11に戻すルートとを選択可能に構成されている。
ここで、上記の第1及び第2三方弁V1,V2及びラジエータRは、例えば吸収式冷凍機20のメンテナンス時に使用されるものである。メンテナンス時においてはエンジン11の廃熱を吸収式冷凍機20に供給することができなくなる。このため、第1三方弁V1は、熱交換器33から排出された熱源水をバイパス管32cを介して再度熱交換器33に戻すルートを選択する(通常時にはもう一方のルートを選択する)。また、第2三方弁V2は、冷却水をラジエータRに供給するルートを選択する(通常時にはもう一方のルートを選択する)。これにより、エンジン11の異常停止を回避しながら、吸収式冷凍機20のメンテナンスを行うことができる。なお、これらの構成は、メンテナンス時以外に使用されてもよい。
ここで、本実施形態に係る廃熱利用吸収式冷凍システム1において、発電装置10は発電負荷が比較的一定となるように計画されている。一方、吸収式冷凍機20は負荷の大きさに応じて運転するようになっている。このため、吸収式冷凍機20の負荷が小さい場合には発電装置10からの廃熱の全てを利用する必要がなくなる。これに対して、本実施形態に係る廃熱利用吸収式冷凍システム1は、更に、濃溶液バイパス管(第2経路)27、制御弁28、温度センサ(温度検出手段)T及び制御盤(吸収力制御手段)29を備えることにより、吸収式冷凍機20の吸収力を制御し、略全量の廃熱を吸収式冷凍機20に供給しつつも負荷に応じた運転を吸収式冷凍機20に行わせるようにしている。この際、本実施形態においては基本的にラジエータRを利用する必要が無い。以下、この点について説明する。
濃溶液バイパス管27は、一端が濃溶液配管25のうち熱交換器26の下流側に接続され、他端が吸収器24のうち吸収伝熱管24aよりも下方に位置した配管である。すなわち、濃溶液バイパス管27を通じて吸収器24に至る濃溶液は、吸収伝熱管24aに散布されることなく、第3ポンプP3によって再生器21に戻されることとなる。
制御弁28は、濃溶液バイパス管27上に設けられた開度を調整可能な弁である。ここで、制御弁28が全開状態(開度100%)となると、再生器21からの濃溶液の全てが濃溶液バイパス管27を通じて吸収器24に至ることとなる。一方、制御弁28が全閉状態(開度0%)となると、再生器21からの濃溶液の全てが濃溶液バイパス管27を介することなく、吸収器24の上部から吸収伝熱管24aに散布されることとなる。また、制御弁28の開度が50%となると、濃溶液が半分ずつ双方の経路を介して吸収器24に至ることとなる。このように、制御弁28は、双方の経路を流れる濃溶液の割合を調整するものとして機能することとなる。
温度センサTは、冷却対象液行き配管23b上に設けられ、蒸発器23内の蒸発伝熱管23aから室内機IUに送り出される冷却対象液の温度を検出するものである。制御盤29は、吸収式冷凍機20の全体を制御するものである。特に本実施形態において制御盤29は、吸収式冷凍機20の運転状態において、温度センサTにより検出された温度に応じて制御弁28の開度を調整する。これにより、制御盤29は、濃溶液バイパス管27を介さず吸収器24に至る濃溶液と濃溶液バイパス管27を介して吸収器24に至る濃溶液との割合を制御し、吸収器24における冷媒蒸気の吸収力を制御することとなる。ここで、濃溶液は吸収伝熱管24aの表面において冷媒蒸気を吸収する。このため、濃溶液バイパス管27を介して吸収器24に至る濃溶液の量を増加させることで、吸収器24の吸収力を低下させることができ、蒸発器23における蒸発も抑えることができる。これにより、冷却対象液の温度を低下させ難くし、低負荷の運転を行うことができる。
具体的に制御盤29は、温度センサTにより検出された冷却対象液の温度が第1所定温度以下となる場合に、制御弁28の開度を調整して濃溶液バイパス管27を流れる濃溶液の量が増加するように制御し吸収力を低下させる。一方、制御盤29は、温度センサTにより検出された冷却対象液の温度が第2所定温度(第1所定温度以上の温度)以上となる場合に、制御弁28の開度を調整して吸収伝熱管24aに散布される濃溶液の量が増加するように制御し吸収力を増大させる。これにより、冷却対象液の温度を一定化しながら、吸収力を変化させて低負荷運転や定格運転等を行うようにしている。
特に、本実施形態では特許文献1のように、再生器21へ戻される吸収液の量が減少することがないため、再生器21にて再生される吸収液の量は維持され、再生器21の加熱に要する熱量の大きな低下を抑えることとなる。これにより、発電装置10が異常停止状態となってしまうことを回避することができる。
加えて、再生器21にて再生される吸収液の量は維持されることから、再生器21へ戻される吸収液の量を増大させるといった消費電力量が高まってしまう手段を講じる必要もない。また、冷却水の循環量を増大させたりする手段も講じる必要が無い。
次に、本実施形態に係る廃熱利用吸収式冷凍システム1の動作を説明する。図2は、本実施形態に係る廃熱利用吸収式冷凍システム1の制御盤29の処理を示すフローチャートである。なお、図2に示す処理は、吸収式冷凍機20の電源がオフされるまで繰り返し実行される。
図2に示すように、制御盤29は、温度センサTからの信号に基づいて、蒸発伝熱管23aから室内機IUに送り出される冷却対象液の温度を検出する(S1)。次に、制御盤29は、ステップS1において検出した冷却対象液の温度が第1所定温度以下であるかを判断する(S2)。
冷却対象液の温度が第1所定温度以下であると判断した場合(S2:YES)、制御盤29は、制御弁28の開度を所定量だけ増加させる(S3)。これにより、制御盤29は、吸収伝熱管24aに散布されずに吸収器24に供給される濃溶液の量を増加させ、吸収器24の吸収力を低下させる。そして、図2に示す処理は終了する。
一方、冷却対象液の温度が第1所定温度以下でないと判断した場合(S2:NO)、制御盤29は、ステップS1において検出した冷却対象液の温度が第2所定温度以上であるかを判断する(S4)。冷却対象液の温度が第2所定温度以上でないと判断した場合(S4:NO)、図2に示す処理は終了する。
一方、冷却対象液の温度が第2所定温度以上であると判断した場合(S4:YES)、制御盤29は、制御弁28の開度を所定量だけ減少させる(S5)。これにより、制御盤29は、吸収伝熱管24aに散布される濃溶液の量を増加させ、吸収器24の吸収力を高める。そして、図2に示す処理は終了する。
このようにして、本実施形態に係る廃熱利用吸収式冷凍システム1及び吸収式冷凍機20によれば、再生器21における加熱によって得られた濃溶液を吸収伝熱管24aに散布することなく吸収器24に導く濃溶液バイパス管27を備え、冷却対象液の温度に応じて制御弁28の開度を調整して濃溶液バイパス管27を介さず流れる濃溶液と濃溶液バイパス管27を介して流れる濃溶液の割合を制御することで、吸収器24における冷媒蒸気の吸収力を制御する。
このため、例えば吸収式冷凍機20側の負荷が小さくなり、負荷の変化が冷却対象液の温度変化となって検出された場合に、濃溶液バイパス管27を通じて吸収器24に至る濃溶液の量を増大させて吸収器24の吸収伝熱管24aに散布される濃溶液の量を減少させることにより吸収器24の吸収力を低下させることができ、蒸発器23における蒸発についても抑えることができる。そして、蒸発を抑えることで、蒸発器23内の蒸発伝熱管23aを流れる冷却対象液が冷却され難くなり、低負荷の運転を行うことができる。しかも、濃溶液バイパス管27を通じて吸収器24に至った濃溶液は再生器21に戻されることから、再生器21にて再生される吸収液の量は維持され、再生器21の加熱に要する熱量の大きな低下を抑えることとなる。これにより、再生器21へ戻される吸収液の量を増大させたり吸収器24や凝縮器22を流れる冷却水の量を増大させたりするなどの消費電力量が高まってしまう手段を講じる必要が無く、発電装置10が異常停止状態となってしまうことを回避することができる。
また、吸収液を蒸発器23にて散布することがないことから、たとえ蒸発器23において液冷媒を循環させる循環式の構成を採用していたとしても、定格運転に戻すときに液冷媒から吸収液を排出するまでに時間が掛かり過ぎてしまうことも防止できる。
従って、発電装置10の異常停止状態の可能性を低減させ、また異常停止状態の回避に要する電力消費量を抑えつつも、定格運転への復帰をよりスムーズに行うことができる。
また、冷却対象液の温度が第1所定温度以下となる場合に、濃溶液バイパス管27を流れる濃溶液の量が増加するように制御して吸収器24の吸収力を低下させるため、蒸発器23における蒸発を抑え、冷却対象液の温度を高めることとなる。一方、冷却対象液の温度が第2所定温度以上となる場合に、濃溶液バイパス管27を介さない濃溶液の量が増加するように制御して吸収器24の吸収力を増大させるため、蒸発器23における蒸発を増加させ、冷却対象液の温度を低めることとなる。このように、冷却対象液の温度を一定化しつつ、低負荷運転と定格運転等を行うことができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよいし、可能な範囲で適宜他の技術を組み合わせてもよい。
例えば本実施形態に係る廃熱利用吸収式冷凍システム1は、エンジン11の冷却水を熱源水と熱交換しているが、これに限らず、更にエンジン11からの排ガスを熱源水と熱交換するようにしてもよい。
さらに、上記実施形態では、吸収式冷凍機20の機能を備えていれば、吸収式冷温水器を用いてもよい。
1 :廃熱利用吸収式冷凍システム
10 :発電装置
11 :エンジン
12 :発電機
20 :吸収式冷凍機
21 :再生器
22 :凝縮器
22a :凝縮伝熱管
23 :蒸発器
23a :蒸発伝熱管
23b :冷却対象液行き配管
23c :冷却対象液戻り配管
24 :吸収器
24a :吸収伝熱管
25 :濃溶液配管(第1経路)
26 :熱交換器
27 :濃溶液バイパス管(第2経路)
28 :制御弁
29 :制御盤(吸収力制御手段)
30 :接続機器
31 :エンジン冷却配管
31a :冷却水行き配管
31b :冷却水戻り配管
32 :熱源水供給配管
32a :熱源水行き配管
32b :熱源水戻り配管
32c :バイパス管
33 :熱交換器
CT :冷却塔
IU :室内機
P1〜P4 :ポンプ
R :ラジエータ
T :温度センサ(温度検出手段)
V1,V2:三方弁

Claims (3)

  1. 発電を行うと共に液体により冷却される発電装置と、再生器、凝縮器、蒸発器、及び吸収器による循環サイクルによって前記蒸発器内の蒸発伝熱管を流れる冷却対象液を冷却する吸収式冷凍機と、を備え、前記発電装置を冷却することにより昇温した液体を利用して前記再生器において希溶液を加熱する廃熱利用吸収式冷凍システムであって、
    前記吸収式冷凍機は、
    前記再生器における加熱によって得られた濃溶液を前記吸収器に導いて前記吸収器内において冷却液が流れる吸収伝熱管に散布するための第1経路と、
    前記再生器における加熱によって得られた濃溶液を前記吸収伝熱管に散布することなく前記吸収器に導く第2経路と、
    前記蒸発器内の前記蒸発伝熱管から送り出された冷却対象液の温度を検出する温度検出手段と、
    前記第1経路と前記第2経路とを流れる濃溶液の割合を調整するための制御弁と、
    前記再生器で希溶液が加熱される運転状態において、前記温度検出手段により検出された冷却対象液の温度に応じて前記制御弁の開度を調整して前記第1経路と前記第2経路とを流れる濃溶液の割合を制御することにより、前記吸収器における冷媒蒸気の吸収力を制御する吸収力制御手段と、
    を備えることを特徴とする廃熱利用吸収式冷凍システム。
  2. 前記吸収力制御手段は、前記温度検出手段により検出された冷却対象液の温度が第1所定温度以下となる場合に、前記制御弁の開度を調整して前記第2経路を流れる濃溶液の量が増加するように制御して吸収力を低下させ、前記温度検出手段により検出された冷却対象液の温度が前記第1所定温度以上となる第2所定温度以上となる場合に、前記制御弁の開度を調整して前記第1経路を流れる濃溶液の量が増加するように制御して吸収力を増大させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の廃熱利用吸収式冷凍システム。
  3. 再生器、凝縮器、蒸発器、及び吸収器による循環サイクルによって前記蒸発器内の蒸発伝熱管を流れる冷却対象液を冷却すると共に、熱源水を利用して前記再生器において希溶液を加熱する吸収式冷凍機であって、
    前記再生器における加熱によって得られた濃溶液を前記吸収器に導いて前記吸収器内において冷却液が流れる吸収伝熱管に散布するための第1経路と、
    前記再生器における加熱によって得られた濃溶液を前記吸収伝熱管に散布することなく前記吸収器に導く第2経路と、
    前記蒸発器内の前記蒸発伝熱管から送り出された冷却対象液の温度を検出する温度検出手段と、
    前記第1経路と前記第2経路とを流れる濃溶液の割合を調整するための制御弁と、
    前記再生器で希溶液が加熱される運転状態において、前記温度検出手段により検出された冷却対象液の温度に応じて前記制御弁の開度を調整して前記第1経路と前記第2経路とを流れる濃溶液の割合を制御することにより、前記吸収器における冷媒蒸気の吸収力を制御する吸収力制御手段と、
    を備えることを特徴とする吸収式冷凍機。
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CN113720040A (zh) * 2021-09-14 2021-11-30 哈尔滨工程大学 一种带余热分级回收和吸收式制冷装置的冷热电联产系统

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