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JP2018037430A - 多層プリント基板 - Google Patents

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敏夫 荒木
Toshio Araki
敏夫 荒木
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Abstract

【課題】頻繁に設計を繰り返すことなく容易にEMI対策を完遂できる多層プリント基板を提供する。【解決手段】多層プリント基板は、表面を一部切削したスルーホール104のランド202に六角ナット102をハンダ付けして、トリマコンデンサを構成する。このトリマコンデンサを用いて、多層プリント基板上にバンドパスフィルタやバンドエリミネーションフィルタ等を構成することで、EMI対策が容易に実現できる。【選択図】図2

Description

本発明は、多層プリント基板に関する。
特に産業用途において、近年の電子回路は大規模化が進んでいる。多層プリント基板はそのような大規模な電子回路を構成する重要な要素である。また、近年のデジタル電子回路は使用されるクロックの周波数が上昇する傾向にあり、EMI(electromagnetic interference)対策が要求される。また、回路の高周波化に伴い、多層プリント基板のプリントパターンに生じる浮遊容量や浮遊インダクタンス等が無視できなくなっている。
本発明に関係すると思われる先行技術文献として、プリント基板にトリマコンデンサを形成する技術が開示されている特許文献1がある。
特開平5−55721号公報
プリント基板の配線パターンの形状や長さが変化すると、輻射ノイズのレベルが増減したり、輻射ノイズの周波数が変動したりする。このため、プリント基板製造現場では、EMI対策として、プリント基板を試作して、EMI試験を行い、更に配線パターンを変更したプリント基板を試作して、EMI試験を行う、というカットアンドトライを繰り返している。これは非常に非効率である。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、頻繁に設計を繰り返すことなく容易にEMI対策を完遂できる多層プリント基板を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の多層プリント基板は、表面に導体によるプリントパターンが形成される最上位単層基板と、表面に導体による導体層が形成される最下位単層基板と、表面に導体によるプリントパターンが形成されると共に、最上位単層基板と最下位単層基板との間に挟まれて多層基板を構成する、1枚以上の中間単層基板と、中間単層基板と最下位単層基板とを貫通するスルーホールの内壁に形成され、最下位単層基板のスルーホール周縁に存在する導体層と電気的導通を有し、かつ最上位単層基板のスルーホール周縁に設けられたプリントパターンの一部であるランドと電気的導通を持たないように形成された導体メッキとを具備する。更に、ランドに電気的導通を伴って固定される、雌ねじが形成された雄ねじ収容部品と、雄ねじ収容部品に収容されて、導体メッキとランドとの間にトリマコンデンサを構成する雄ねじとを具備する。
本発明の多層プリント基板によれば、頻繁に設計を繰り返すことなく容易にEMI対策を完遂できる多層プリント基板を実現することが可能となる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施形態である、多層プリント基板の表側の外観斜視図と、裏側の外観斜視図である。 多層プリント基板上に形成されたトリマコンデンサを表側から見た外観上面図と、断面図である。 多層プリント基板の基となる単層基板の集合体を示す概略図と、多数の単層基板の集合体を圧着した多層プリント基板を示す概略図と、多層プリント基板にトリマコンデンサのためのスルーホールを形成した状態を示す概略図と、スルーホールを形成した多層プリント基板の横断面図である。 スルーホールを形成した多層プリント基板に1回目の銅メッキを施した状態を示す横断面図と、銅メッキを施した多層プリント基板のスルーホールに切削処理を施した状態を示す横断面図と、多層プリント基板にプリントパターンをエッチングレジストにて印刷した上で、更にスルーホールを樹脂プレートで塞いだ状態を示す横断面図と、エッチングレジストを除去した後、プリントパターンにナットをハンダ付けした状態を示す横断面図である。 別の実施形態における、多層プリント基板上に形成されたトリマコンデンサを表側から見た外観上面図と、断面図である。
[多層プリント基板101の外観]
図1Aは、本発明の実施形態である、多層プリント基板101の表側の外観斜視図である。図1Bは、多層プリント基板101の裏側の外観斜視図である。
図1Aに示すように、多層プリント基板101の一部には金属製の六角ナット102が設けられており、六角ナット102には金属製のマイナスねじであるネジ103が装着されている。
図1Bに示すように、多層プリント基板101の、ネジ103が装着されている箇所はスルーホール104が形成されている。また、多層プリント基板101の四隅には、位置決めのための穴であるアライメントマーク105が設けられている。
[多層プリント基板101に形成されたトリマコンデンサの外観と内部構成]
図2Aは、多層プリント基板101上に形成されたトリマコンデンサを表側から見た外観上面図である。
図2Bは、図2AにおけるA−Aにて切断したときの、トリマコンデンサが形成された多層プリント基板101の断面図である。
また、図2Cは、図2Bの状態からトリマコンデンサの静電容量を変化させた状態における、多層プリント基板101の断面図である。
図2Bに示すように、多層プリント基板101は中間銅箔層204と樹脂層206が交互に積層されて構成される。
図2A及び図2Bに示すように、多層プリント基板101の表面に形成されているプリントパターン201にランド202が形成され、そのランド202の中心にスルーホール104が形成される。この時
、スルーホール104の内側に形成されている銅メッキ層203は、多層プリント基板101の層間に形成されている中間銅箔層204と、多層プリント基板101の裏側に形成されている裏側銅箔層205(導体層)と、電気的接続が達成されている。
このように形成された多層プリント基板101において、このスルーホール104を、多層プリント基板101の表面側からドリル等で切削加工して、スルーホール104の内側に形成されている銅メッキ層203(導体メッキ)を一部除去する。スルーホール104には、銅メッキ層203が除去された空間104aが形成される。
すると、本来ならスルーホール104の内側に形成されている銅メッキ層203と電気的接続が達成されていた、多層プリント基板101の表面に形成されているプリントパターン201とランド202は、ドリル等の切削加工によって、銅メッキ層203が一部除去されたことにより、電気的な絶縁が生じる。
スルーホール104の太さは、ネジ103の軸103aを収容でき、且つ、軸103aと銅メッキ層203が接触しない太さである。すなわち、軸103aと銅メッキ層203は、その間に存在する空気を誘電体とした、トリマコンデンサを形成する電極となる。
多層プリント基板101の表側は、部品が実装されるためにプリントパターン201が形成される。一方、多層プリント基板101の裏側は、表側と同様にプリントパターン201が形成される場合もあれば、部品を実装しない場合もある。多層プリント基板101の裏側に部品を実装しない場合は、いわゆる「ベタアース」と呼ばれる、エッチングによるプリントパターン201を形成せず、全面が接地ノードである裏側銅箔層205のままの状態になる。
スルーホール104の、多層プリント基板101の表側に形成されているランド202には、六角ナット102がハンダ付けされている。その上で、六角ナット102にネジ103が装着されている。なお、ネジ103のネジ頭はプラスでもトリマコンデンサとしての機能は達成されるが、トリマコンデンサを調整する際には合成樹脂等の非金属のドライバーを使用する必要があるため、ネジ頭がマイナスで形成されている方が、非金属のドライバーを傷め難いので好ましい。
六角ナット102の材質は、ハンダ付けされる関係上、ハンダ付けが可能な金属であることが必要である。例えば、鉄及びその合金、真鍮等が挙げられる。
ネジ103の材質は、ハンダ付けを必要としないので、金属であればその目的を達成できる。例えば、六角ナット102と同様の、鉄及びその合金、真鍮等に加え、ハンダ付けが困難なアルミニウム合金等も利用可能である。
六角ナット102とネジ103は、多層プリント基板101の表面に形成されるプリントパターン201と電気的に接続される。このプリントパターン201は、多くの場合、不平衡接続の信号線か、平衡接続のホット側信号線である。一方、スルーホール104の内側に形成されている銅メッキ層203は、不平衡接続の接地ノードか、平衡接続のコールド側信号線に接続されている。
このように、六角ナット102と、六角ナット102に装着されるネジ103と、スルーホール104の内側に形成されている銅メッキ層203は、信号経路上に挿入されるトリマコンデンサを形成する。
本発明の実施形態に係る多層プリント基板101は、このトリマコンデンサが一体的に形成された多層プリント基板101である。
図2Cに示すように、トリマコンデンサを構成する六角ナット102に装着されているネジ103を緩めると、ネジ103の軸103aと、スルーホール104の内側の銅メッキ層203と相対する面の面積が減少する。すると、ネジ103と銅メッキ層203との間に形成されているコンデンサの静電容量が低下する。
トリマコンデンサの静電容量を調整する際には、ノイズの混入を防ぐために、ネジ103を非金属のドライバーで回すことが好ましい。
トリマコンデンサの静電容量を調整するには、多層プリント基板101を実稼動状態にして、多層プリント基板101から所定の信号を測定しながら調整する。先ず、多層プリント基板101に必要な部品を実装して、製品として半完成状態にする。次に、多層プリント基板101に規定の電源と信号を与えて、多層プリント基板101に構成される電子回路を実稼動状態にする。その上で、何らかのプローブを多層プリント基板101に装着し、検出される信号を所定の計測機器等で計測しながらネジ103を回して、トリマコンデンサの静電容量を調整する。
調整が完了したトリマコンデンサの静電容量を固定するには、ネジ103と六角ナット102に、紫外線硬化樹脂等の接着剤を塗布して固化させればよい。
[多層プリント基板101の製造工程]
以下、本発明の実施形態に係る多層プリント基板101の製造工程を説明する。
図3Aは、多層プリント基板101の基となる単層基板の集合体を示す概略図である。
図3Bは、多数の単層基板の集合体を圧着した多層プリント基板101を示す概略図である。
図3Cは、多層プリント基板101にトリマコンデンサのためのスルーホール104を形成した状態を示す概略図である。
図3Dは、図3Cに示すスルーホール104を形成した多層プリント基板101の横断面図である。
先ず、図3Aに示すように、片面にプリント配線パターンが形成された、多層プリント基板101の基となる単層基板301a、301b、…301nを用意する。図3Aにおいて、単層基板301aは単層基板群の最上位に配置され、多層プリント基板101の表面になる。同様に、図3Aにおいて、単層基板301nは単層基板群の最下位に配置され、多層プリント基板101の裏面になる。
各層の単層基板301a、301b、…301nには、四隅にアライメントマーク105が設けられている。なお、最上面の単層基板301a(最上位単層基板)と最下面の単層基板301n(最下位単層基板)には、プリント配線パターンを形成せず、全面に銅メッキを施した単層基板を配する。また、図示は省略しているが、最上面の単層基板301aと最下面の単層基板301nに挟まれる単層基板301b、…301m(中間単層基板)の表面または裏面には、予めプリント配線パターンが形成されている。
次に、図3Bに示すように、各層の単層基板301a、301b、…301nのアライメントマーク105に図示しないピンを通して位置決めし、単層基板301a、301b、…301nの各層間を、接着剤等を介して圧着して、多層プリント基板101を構成する。
次に、図3Cに示すように、多層プリント基板101の所望の場所にトリマコンデンサを形成するための穴を開け、スルーホール104を形成する。すると、図3Dに示すように、スルーホール104内側の断面には、単層基板301a、301b、…301nの樹脂層206とプリント配線パターンを構成する中間銅箔層204の断面が露出する。また、エッチングを施す前の段階なので、多層プリント基板101の表側には、プリントパターン201が形成される前の段階である、表側銅箔層302が存在する。
図4Eは、図3C及び図3Dに示す、スルーホール104を形成した多層プリント基板101に銅メッキを施した状態を示す横断面図である。
図4Fは、図4Eに示す、銅メッキを施した多層プリント基板101のスルーホール104にドリルで切削加工を施した状態を示す横断面図である。
図4Gは、図4Fに示す、スルーホール104にドリルで切削加工を施された多層プリント基板101に、プリントパターン201を形成するためのエッチングレジストを印刷し、更にドライフィルム402a、402bをスルーホール104に貼り付けた状態を示す横断面図である。
図4Hは、図4Gに示す、エッチングレジストが印刷され、ドライフィルム402a、402bが貼り付けられた多層プリント基板101にエッチングを施して、銅箔が部分的に除去されてプリントパターン201が形成された後、エッチングレジスト401とドライフィルム402a、402bを除去し、スルーホール104上面に形成されたランド202に六角ナット102をハンダ付けした状態を示す横断面図である。
すなわち、本発明の実施形態に係る多層プリント基板101の製造方法は、ドライフィルムを用いたテンティング法を応用した製造方法である。
図4Eに示すように、図3Dにおいて多層プリント基板101に形成されたスルーホール104に銅メッキを施すと、多層プリント基板101の表面と裏面と、スルーホール104の内側には銅メッキ層203が形成される。すると、スルーホール104内側の断面に露出する中間銅箔層204は、銅メッキ層203を通じて電気的導通が達成される。また、表側銅箔層302と裏側銅箔層205は、銅メッキ層203が重なることでその厚みが増す。ここまでは、従来の一般的な多層プリント基板101におけるスルーホール104の形成手順と全く同じである。
次に、図4Fに示すように、スルーホール104にドリルで切削加工を施す。この切削加工は、プリントパターン201のランド202がスルーホール104の内側に形成されている銅メッキ層203と電気的絶縁が達成される程度の深さだけ切削する。すると、スルーホール104には、銅メッキ層203が除去された空間104aが形成される。
次に、図4Gに示すように、プリントパターン201を形成するためのエッチングレジスト401を、多層プリント基板101の表面と裏面に塗布する。その際、スルーホール104周縁部分も含めて、エッチングレジスト401を塗布する。
エッチングレジスト401を塗布しただけでは、エッチングの際、中空状態になったスルーホール104に塩化第二鉄等のエッチング液が侵入してしまい、スルーホール104内部の銅メッキ層203を侵食してしまう。そこで、スルーホール104の、多層プリント基板101の表側の開口部分にドライフィルム402aを、裏側の開口部分にドライフィルム402bを、それぞれ貼り付けて、スルーホール104内部の銅メッキ層203をエッチング液から保護する。
そして、図4Gの状態から、多層プリント基板101にエッチングを施す。スルーホール104の内部はエッチングレジスト401とドライフィルム402a、402bによってエッチング液の侵入から守られる。エッチングが終わったら、ドライフィルム402a、402bとエッチングレジスト401を除去する。これにより、多層プリント基板101の表面には、スルーホール104の周囲に銅箔のランド202が形成される。このランド202には、六角ナット102がハンダ付けにて固定される。こうして、図4Hに示す、トリマコンデンサの構成要素が完成する。この六角ナット102にネジ103を装着すれば、図2に示すトリマコンデンサの完成となる。
通常、トリマコンデンサは単体の部品として入手できる。しかし、トリマコンデンサはその大きさが直径5〜7mm程度と大きい。また、超小型の表面実装部品のトリマコンデンサも市販されてはいるが、高価である。
本発明の実施形態に係る多層プリント基板101は、トリマコンデンサと多層プリント基板101が一体化した構造であり、一般的に極めて入手が容易な六角ナット102とネジ103で実現できる。スルーホール104に六角ナット102をハンダ付けすればよいので、極めて低価格のトリマコンデンサを実現できる。また、ネジ及びスルーホール104の寸法を変更することで、トリマコンデンサの最大静電容量を増大させることも可能である。
この、六角ナット102で実現できるトリマコンデンサの静電容量は、数〜数十pF程度の容量である。しかし、高周波領域の電磁波であるEMIの対策には、この程度の静電容量で十分である。
なお、ネジを収容する部品として六角ナット102を例示したが、目的はネジを収容することであるので、必ずしも六角ナット102でなくてもよい。ハンダ付けが可能な金属にネジ103の軸103aを収容する雌ねじが形成されていればよいので、例えば薄い鋼板に雌ねじを切って構成してもよい。
このような雌ねじが形成された薄い鋼板と、六角ナット102を包含する上位概念として、雌ねじが形成された雄ねじ収容部品と呼ぶこととする。
また、上述の実施形態では、雌ねじを必要とする通常のネジ103と、雌ねじを提供する六角ナット102の組み合わせを用いたトリマコンデンサを例示したが、ネジの種類はこれに限られない。雌ねじを必要としないタッピンねじと呼ばれるものも、利用可能である。この場合、六角ナット102の代わりに、穴を開けた薄い金属板をランド202にハンダ付けすることとなる。
[多層プリント基板101に配置するナットの固定方法]
図3及び図4では、六角ナット102を多層プリント基板101のランド202に正確に配置してハンダ付けを行う方法について言及していない。六角ナット102を正しくスルーホール104の中心に配置しないと、ネジ103の軸103aがスルーホール104の内側にある銅メッキ層203と接触してしまい、トリマコンデンサの役目を果たさなくなってしまう。このため、六角ナット102または雄ねじ収容部品を、スルーホール104に正確に位置決めする方法を考慮しなければならない。これには様々な方法が考えられる。
図5Aは、多層プリント基板101上に形成されたトリマコンデンサを表側から見た外観上面図である。
図5Bは、図5AにおけるA−Aにて切断したときの、トリマコンデンサが形成された多層プリント基板101の断面図である。
図5Cは、図5Bの状態からトリマコンデンサの静電容量を変化させた状態における、多層プリント基板101の断面図である。
図5A、図5B及び図5Cに示すトリマコンデンサの、図2A、図2B及び図2Cに示したトリマコンデンサとの相違点は、雄ねじ収容部品として六角ナット102の代わりに、段差を形成するスリーブ501aを有するクリンチングファスナ501を使用したことである。そして、多層プリント基板101の表面に形成するランド202には、クリンチングファスナ501のスリーブ501aを収容するためのザグリ加工を施している。このザグリ加工は、図4Eまたは図4Fの段階、すなわちスルーホール104にドリルで切削加工を施す前または後であり、図4Gの、エッチングレジスト401を多層プリント基板101の表面と裏面に塗布し、スルーホール104をドライフィルム402a及び402bを貼り付けて塞ぐ前の段階で形成することとなる。
図5に示したクリンチングファスナ501とザグリ加工の他にも、雄ねじ収容部品をランド202に正確に位置決めする方法には、様々な手法が考えられる。以下、列挙する。
(1)六角ナット102の形状に合わせて、ランド202をエッチングする。六角ナット102は多層プリント基板101の、ランド202がエッチングで除去された六角形の空きパターン内に配置される。つまり、銅メッキ層の厚みが六角ナット102を位置決めする。六角ナット102の代わりに雌ねじが形成された金属板を用いても同様である。
(2)六角ナット102の形状に合わせて、3本のピンをランド202に植え込み、正三角形状に配置する。ピンは六角ナット102の3辺を押さえる。
(3)多層プリント基板101の裏側から、スルーホール104に、多層プリント基板101の厚みより長い軸のネジを差し込み、このネジに六角ナット102をねじ込む。その状態で、六角ナット102とランド202にハンダ付けを行う。ハンダ付けが終わったら、ネジを六角ナット102から抜き取る。六角ナット102の代わりに雌ねじが形成された金属板を用いても同様である。
本発明の実施形態においては、多層プリント基板101を開示した。
多層プリント基板101は、表面を一部切削したスルーホール104のランド202に六角ナット102をハンダ付けして、トリマコンデンサを構成する。このトリマコンデンサを用いて、多層プリント基板101上にバンドパスフィルタやバンドエリミネーションフィルタ等を構成することで、EMI対策が容易に実現できる。このことにより、従来、多層プリント基板101を設計する際に何度も試作を行っていた手間が不要になり、多層プリント基板101を設計する上で大幅な納期の短縮を実現できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、他の変形例、応用例を含む。
101…多層プリント基板、102…六角ナット、103…ネジ、104…スルーホール、105…アライメントマーク、201…プリントパターン、202…ランド、203…銅メッキ層、204…中間銅箔層、205…裏側銅箔層、206…樹脂層、301a、301b、301m、301n…単層基板、302…表側銅箔層、401…エッチングレジスト、402a、402b…ドライフィルム、501…クリンチングファスナ

Claims (3)

  1. 表面に導体によるプリントパターンが形成される最上位単層基板と、
    表面に導体による導体層が形成される最下位単層基板と、
    表面に導体によるプリントパターンが形成されると共に、前記最上位単層基板と前記最下位単層基板との間に挟まれて多層基板を構成する、1枚以上の中間単層基板と、
    前記中間単層基板と前記最下位単層基板とを貫通するスルーホールの内壁に形成され、前記最下位単層基板の前記スルーホールの周縁に存在する前記導体層と電気的導通を有し、かつ前記最上位単層基板の前記スルーホールの周縁に設けられた前記プリントパターンの一部であるランドと電気的導通を持たないように形成された導体メッキと、
    前記ランドに電気的導通を伴って固定される、雌ねじが形成された雄ねじ収容部品と、
    前記雄ねじ収容部品に収容されて、前記導体メッキと前記ランドとの間にトリマコンデンサを構成する雄ねじと
    を具備する、多層プリント基板。
  2. 前記ランドと前記導体メッキとの絶縁は、前記ランドの中心から切削加工にて前記導体メッキが除去されることで達成される、
    請求項1に記載の多層プリント基板。
  3. 前記導体メッキは、1枚以上の前記中間単層基板の前記プリントパターンとも電気的導通を有する、
    請求項2に記載の多層プリント基板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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