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JP2018031888A - 近赤外線センサ用カバー - Google Patents

近赤外線センサ用カバー Download PDF

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JP2018031888A
JP2018031888A JP2016163899A JP2016163899A JP2018031888A JP 2018031888 A JP2018031888 A JP 2018031888A JP 2016163899 A JP2016163899 A JP 2016163899A JP 2016163899 A JP2016163899 A JP 2016163899A JP 2018031888 A JP2018031888 A JP 2018031888A
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plane
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辰哉 杉浦
Tatsuya Sugiura
辰哉 杉浦
晃司 奥村
Koji Okumura
晃司 奥村
英登 前田
Hideto Maeda
英登 前田
新太朗 大川
Shintaro Okawa
新太朗 大川
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

【課題】近赤外線センサの検出機能を確保しながら、意匠性の向上を図る。【解決手段】近赤外線センサ用カバー20Aは板状をなし、車両10において、近赤外線センサ11から送信される近赤外線IR1の送信方向の前方に配置される。近赤外線センサ用カバー20Aの厚み方向における少なくとも主要部(図1では全部)は、有色半透明のカバー本体21によって構成される。近赤外線センサ用カバー20A(カバー本体21)における近赤外線の光線透過率は80%以上であり、かつ可視光の光線透過率は70%以下である。【選択図】図1

Description

本発明は、近赤外線センサから送信される近赤外線の送信方向の前方に配置される近赤外線センサ用カバーに関する。
車両の分野では、近赤外線センサから近赤外線を車両前方へ向けて送信し、先行車両、歩行者等を含む前方障害物に当たって反射された近赤外線を受信することで、前方障害物との距離や相対速度を検出する技術の開発が進められている(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−209112号公報
ところが、近赤外線センサがむき出しの状態で車両に取付けられると、車両の前方からは近赤外線センサが直接見えてしまう。このことが原因で、近赤外線センサ自体はもちろんのこと、車両において近赤外線センサ周辺の見栄えが損なわれ、意匠性の点で改良の余地が残されている。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、近赤外線センサの検出機能を確保しながら、意匠性の向上を図ることのできる近赤外線センサ用カバーを提供することにある。
上記課題を解決する近赤外線センサ用カバーは、車両において、近赤外線センサから送信される近赤外線の送信方向の前方に配置される板状の近赤外線センサ用カバーであり、厚み方向における少なくとも一部が有色半透明をなしており、近赤外線の光線透過率が80%以上であり、かつ可視光の光線透過率が70%以下である。
上記の構成によれば、厚み方向における少なくとも一部が有色半透明をなし、かつ可視光の光線透過率が70%以下である近赤外線センサ用カバーは、近赤外線センサから送信される近赤外線の送信方向の前方に位置することで、近赤外線センサを隠す機能を発揮する。そのため、近赤外線センサ用カバーを見た場合、その奥に位置する近赤外線センサは見えにくい。従って、近赤外線センサ用カバーが用いられず、近赤外線センサがむき出しの状態で車両に取付けられる場合に比べて、見栄えをよくすることが可能となる。
また、近赤外線センサから近赤外線が送信されると、その近赤外線は、送信方向前方に配置された近赤外線センサ用カバーを透過する。この近赤外線は、障害物に当たって反射された後、再び近赤外線センサ用カバーを透過し、近赤外線センサによって受信される。この近赤外線センサ用カバーは、近赤外線の光線透過率が80%以上であるため、近赤外線の透過の妨げとなりにくい。そのため、近赤外線センサは、車両と障害物との距離や相対速度を検出する機能を発揮しやすい。
上記近赤外線センサ用カバーにおいて、厚み方向における少なくとも主要部がカバー本体により構成された近赤外線センサ用カバーであり、前記カバー本体の全体は有色半透明をなし、前記カバー本体における近赤外線の光線透過率が80%以上であり、かつ可視光の光線透過率が70%以下であることが好ましい。
上記の構成によれば、近赤外線センサ用カバーの厚み方向における少なくとも主要部を構成するカバー本体は、近赤外線センサを隠す機能を発揮し、近赤外線センサを見えにくくする。そのため、近赤外線センサの見栄えが、むき出しの状態で車両に取付けられた場合よりもよくなる。
また、上記カバー本体は、近赤外線センサから送信された近赤外線や、障害物に当たって反射された近赤外線の透過を妨げにくい。そのため、近赤外線センサは検出機能を発揮しやすい。
上記近赤外線センサ用カバーにおいて、前記カバー本体は、前記近赤外線センサから遠い側の表面と、同近赤外線センサに近い側の裏面とを有し、前記カバー本体の全体は、そのカバー本体の厚みが前記表面及び前記裏面に沿う方向に徐々に変化する形状に形成されていることが好ましい。
上記の構成によれば、有色半透明をなすカバー本体では、その厚みによって色の濃さが異なる。厚みの大きな部分では、厚みの小さな部分よりも濃色となる。そのため、カバー本体の厚みが均一であって、色の濃さが、そのカバー本体のどの箇所でも一定である場合に比べ、カバー本体の意匠が変化に富んだものとなる。
しかも、カバー本体の厚みは、そのカバー本体の表面及び裏面に沿う方向に徐々に変化することから、色の濃さは、上記表面及び裏面に沿う方向に連続した階調で変化する。そのため、色の濃淡が急激に変化する場合に比べ、濃淡の変化がより自然なものとなる。
上記近赤外線センサ用カバーにおいて、厚み方向における主要部が、透明のカバー本体により構成された近赤外線センサ用カバーであり、前記カバー本体は、前記近赤外線センサから遠い側の表面と、同近赤外線センサに近い側の裏面とを有し、前記カバー本体の前記表面及び前記裏面の少なくとも一方には有色半透明層が積層されており、前記カバー本体に前記有色半透明層の積層されたものにおける近赤外線の光線透過率が80%以上であり、かつ可視光の光線透過率が70%以下であることが好ましい。
上記の構成によれば、近赤外線センサ用カバーの厚み方向における主要部を構成する透明のカバー本体と、その表面及び裏面の少なくとも一方に積層された有色半透明層とが、近赤外線センサを隠す機能を発揮し、近赤外線センサを見えにくくするため、見栄えがよくなる。
また、上記カバー本体及び有色半透明層は、近赤外線センサから送信された近赤外線や、障害物に当たって反射された近赤外線の透過を妨げにくい。そのため、近赤外線センサは、車両と障害物との距離や相対速度を検出する機能を発揮しやすい。
上記近赤外線センサ用カバーにおいて、前記カバー本体は、前記近赤外線センサから遠い側の表面と、同近赤外線センサに近い側の裏面とを有し、前記表面は平面により構成され、前記裏面の一部は、前記表面に対し傾斜することで、同表面との間隔が同表面に沿う方向に徐々に変化する第1の平面と、前記表面に対し前記第1の平面とは逆の関係となるように傾斜することで、前記表面との間隔が同表面に沿う方向に対し徐々に変化する第2の平面とにより構成されており、前記第1の平面と前記第2の平面とが尖った状態で交差していることが好ましい。
上記の構成によれば、カバー本体に表面側から入射した可視光の一部は、裏面に当たって反射されるところ、第1の平面と第2の平面とでは反射の態様が異なる。そのため、近赤外線センサ用カバーを見た場合、第1の平面と第2の平面とでは見え方が異なり、カバー本体の意匠が変化に富んだものとなる。
特に、第1の平面と第2の平面とが尖った状態で交差している箇所は、線のように見える。従って、この箇所の位置、延びる方向、長さ等を工夫することで、近赤外線センサ用カバーの意匠を変化に富んだものにすることが可能である。
上記近赤外線センサ用カバーによれば、近赤外線センサの検出機能を確保しながら、意匠性の向上を図ることができる。
第1実施形態における近赤外線センサ用カバーを近赤外線センサとともに示す側断面図。 第2実施形態における近赤外線センサ用カバーを近赤外線センサとともに示す側断面図。 第3実施形態における近赤外線センサ用カバーの部分側断面図。 第4実施形態における近赤外線センサ用カバーを近赤外線センサとともに示す側断面図。 第5実施形態における近赤外線センサ用カバーを近赤外線センサとともに示す側断面図。 第6実施形態における近赤外線センサ用カバーを、反射抑制層の形成された収容ケース及び近赤外線センサとともに示す側断面図。 第7実施形態における近赤外線センサ用カバーを近赤外線センサとともに示す側断面図。 第8実施形態における近赤外線センサ用カバーを近赤外線センサとともに示す側断面図。
(第1実施形態)
以下、近赤外線センサ用カバーの第1実施形態について、図1を参照して説明する。
車両10の前部であって、車幅方向両側部には、近赤外線センサ11がそれぞれ取付けられている。該当する取付け箇所としては、例えば、フロントロアグリルの車幅方向両側部、フロントバンパの車幅方向両側部、一対のフォグランプのそれぞれの近傍等が挙げられる。
各近赤外線センサ11は、近赤外線レーダ装置の一部を構成する部品であり、近赤外線IR1を車両10の前方へ向けて送信し、かつ先行車両、歩行者等を含む前方障害物に当たって反射された近赤外線IR2を受信することで、前方障害物との距離や相対速度を検出する。検出結果は、衝突被害軽減制御、誤発進抑制制御等に用いられる。衝突被害軽減制御は、車両10と前方障害物との衝突の可能性があると判断された場合に、ブレーキを作動させることで、衝突による被害を軽減するための制御である。誤発進抑制制御は、車両10の停車中に前方障害物が存在する状況において、アクセルペダルが一定以上踏み込まれた場合に、エンジンの出力を抑制して車両10の急発進を抑制するための制御である。
赤外線は、電磁波の一種であり、可視光の波長(0.36μm〜0.83μm)よりも長い波長を有する。近赤外線IR1,IR2は、赤外線の中で最も短い波長(0.83μm〜3μm)を有している。
上記近赤外線レーダ装置と類似した機能を有するものとして、車両10の前方を走行する先行車両との車間距離を検出するミリ波レーダ装置がある。ミリ波レーダ装置は、車両10の前方の所定の角度範囲へ向けてミリ波を発し、送信波と受信波との時間差や受信波の強度等から、先行車両との車間距離や相対速度を検出する。
各近赤外線レーダ装置における近赤外線センサ11は、上記ミリ波レーダ装置よりも広い角度範囲へ向けて近赤外線IR1を発する。また、近赤外線センサ11はミリ波レーダよりも近い距離離れた前方障害物を検出対象とする。
車両10において、各近赤外線センサ11から送信される近赤外線IR1の送信方向の前方近傍には、板状をなす近赤外線センサ用カバー(以下「カバー20A」という)が配置されていて、これが、車両10におけるラジエータグリル、リーンホースメント等の強度部材に取付けられている。近赤外線センサ11毎のカバー20Aは共通の構成を有している。
各カバー20Aの厚み方向における少なくとも主要部は、カバー本体21によって構成されている。第1実施形態では、各カバー20Aの厚み方向における全体が、カバー本体21によって構成されている。各カバー本体21は、透明な樹脂材料、例えば、PC(ポリカーボネート)、PMMA(ポリメタクリル酸メチル)、COP(シクロオレフィンポリマー)等を主成分とした材着樹脂材料によって形成されている。材着樹脂材料は、顔料等の着色材を上記樹脂材料に混合、あるいは光輝材を着色材とともに樹脂材料に混合することにより、樹脂自体を着色した材料である。こうして構成された各カバー本体21の全体は有色半透明をなしている。各カバー本体21における近赤外線IR1,IR2の光線透過率は80%以上であり、かつ可視光の光線透過率は70%以下である。
各カバー本体21は、近赤外線センサ11から遠い側の表面22と、同近赤外線センサ11に近い側の裏面23とを有している。カバー本体21の全体は、表面22と裏面23との間隔である厚みTが、それらの表面22及び裏面23に沿う方向(図1では略上下方向)に徐々に変化する形状に形成されている。第1実施形態では、表面22が平面によって構成され、裏面23が凹状の曲面によって構成されている。この構成により、各カバー本体21の厚みTは、上下方向の中間部分で最小となり、この中間部分から上方及び下方へ離れるほど徐々に大きくなる。
次に、上記のように構成された第1実施形態の作用及び効果について説明する。
有色半透明をなし、かつ可視光の光線透過率が70%以下である各カバー20Aは、近赤外線センサ11から送信される近赤外線IR1の送信方向の前方に位置することで、近赤外線センサ11を隠す機能を発揮する。この機能は、第1実施形態では、各カバー20Aを構成するカバー本体21によって発揮される。
そのため、各カバー20Aを車両10の前方から見た場合、その有色半透明をなすカバー20A(カバー本体21)の奥に位置する近赤外線センサ11は見えにくい。従って、各カバー20Aが用いられず、各近赤外線センサ11がむき出しの状態で車両10に取付けられて、これらの近赤外線センサ11が直接見える場合に比べて、見栄えをよくして、意匠性を向上させることができる。
また、有色半透明をなす各カバー本体21では、その厚みによって色の濃さが異なる。厚みTの大きな部分では、厚みTの小さな部分よりも濃色となる。そのため、各カバー本体21の厚みTが均一であって、色の濃さが、そのカバー本体21のどの箇所でも一定である場合に比べ、カバー本体21の意匠が変化に富んだものとなる。
しかも、各カバー本体21の厚みTは、そのカバー本体21の表面22及び裏面23に沿う方向に徐々に変化することから、色の濃さは、それらの表面22及び裏面23に沿う方向に連続した階調で変化する。そのため、色の濃淡が急激に変化する場合に比べ、濃淡の変化がより自然なものとなる。
また、各カバー20Aによって各近赤外線センサ11が車両10の前方から覆われることで、それらの近赤外線センサ11が保護される。この保護により、各近赤外線センサ11に傷が付くことが抑制される。また、太陽光、風雨、温度変化等が原因で、各近赤外線センサ11が変質したり、劣化したりすることが抑制される。
ところで、各近赤外線センサ11から近赤外線IR1が送信されると、その近赤外線IR1は、各カバー20Aのカバー本体21を透過する。この近赤外線IR1は、前方障害物に当たって反射される。反射された近赤外線IR2は、再びカバー本体21を透過し、近赤外線センサ11によって受信される。各カバー本体21における近赤外線IR1,IR2の光線透過率は80%以上であるため、これらのカバー本体21は、送信及び反射された近赤外線IR1,IR2が透過する際の妨げとなりにくい。近赤外線IR1,IR2のうち、各カバー本体21によって減衰される量を許容範囲にとどめることができる。そのため、各近赤外線センサ11に、車両10と前方障害物との距離や相対速度を検出する機能を適正に発揮させることができる。
(第2実施形態)
次に、近赤外線センサ用カバーの第2実施形態について、図2を参照して説明する。
第2実施形態では、各近赤外線センサ用カバー(以下「カバー20B」という)の主要部が、カバー本体24によって構成されている。各カバー本体24は、PC、PMMA、COP等の透明な樹脂材料によって形成されていて、無色透明をなしている。この点で、第2実施形態は、各カバー本体21が材着樹脂材料によって形成されていて有色半透明をなしている第1実施形態と異なる。
各カバー本体24は、各近赤外線センサ11から遠い側の表面25と、同近赤外線センサ11に近い側の裏面26とを有している。各カバー本体24の裏面26には、同裏面26に沿う方向のどの箇所でも濃さが均一となるように着色された有色半透明層27が積層されている。有色半透明層27は、裏面26に印刷を施すことによって、又は裏面26にフィルムを貼ることによって形成されている。
そして、各カバー本体24に上記有色半透明層27を積層してなる各カバー20Bにおける近赤外線IR1,IR2の光線透過率は80%以上であり、かつ可視光の光線透過率は70%以下である。
上記以外の構成は第1実施形態と同様である。そのため、第1実施形態で説明したものと同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
従って、第2実施形態によれば、各カバー20Bの厚み方向における主要部を構成するカバー本体24と、その裏面26に積層された有色半透明層27とが、各近赤外線センサ11を隠す機能を発揮し、その近赤外線センサ11を見えにくくするため、見栄えがよくなる。
また、上記カバー本体24及び有色半透明層27は、近赤外線センサ11から送信された近赤外線IR1や、前方障害物に当たって反射された近赤外線IR2の透過を妨げにくい。そのため、各近赤外線センサ11は検出機能を発揮しやすい。
ただし、各カバー本体24の厚みTは、そのカバー本体24の表面25及び裏面26に沿う方向に徐々に変化するものの、各カバー本体24は、どの箇所でも無色透明である。各カバー20Bの色を決定するのは、専ら、どの箇所でも濃さの均一な有色半透明層27である。そのため、第2実施形態は第1実施形態とは異なり、各カバー本体24の厚みTによって色の濃さを異ならせる効果は得られにくい。
(第3実施形態)
次に、近赤外線センサ用カバーの第3実施形態について、図3を参照して説明する。
第3実施形態では、各近赤外線センサ用カバー(以下「カバー20C」という)の厚み方向における全体が有色半透明のカバー本体28によって構成されている。各カバー本体28は、平面からなり、かつ各近赤外線センサ11から遠い側の表面29と、同近赤外線センサ11に近い側の裏面30とを有している。
第3実施形態では、裏面30の一部が、表面29に対し傾斜する第1の平面31と、表面29に対し上記第1の平面31とは逆の関係となるように傾斜する第2の平面32とによって構成されている。より詳しくは、第1の平面31は、表面29との間隔(厚みT)が、下側ほど徐々に大きくなるように、表面29に対し傾斜した状態で形成されている。第2の平面32は、表面29との間隔(厚みT)が、下側ほど徐々に小さくなるように、表面29に対し、第1の平面31とは反対方向へ傾斜した状態で形成されている。これらの第1の平面31及び第2の平面32により、カバー本体28の一部には、後方へ突出し、かつ後端の尖った突部33が形成されている。表現を変えると、突部33の後端では、第1の平面31及び第2の平面32が尖った状態で交差している。
なお、第1の平面31の表面29となす角度は、第2の平面32の表面29となす角度と同じであってもよいし、異なっていてもよい。
そして、カバー本体28の裏面30の一部を、上記第1の平面31及び第2の平面32によって構成してなる各カバー20Cにおける近赤外線IR1,IR2の光線透過率は80%以上であり、かつ可視光の光線透過率は70%以下である。
上記以外の構成は第1実施形態と同様である。そのため、第1実施形態で説明したものと同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
従って、第3実施形態によれば、第1実施形態と同様に、有色半透明であり、かつ可視光の光線透過率が70%以下である各カバー本体28により、その奥の近赤外線センサ11を見えにくくして見栄えをよくし、意匠性を向上させることができる。また、近赤外線IR1,IR2の光線透過率が80%以上である各カバー本体28により、近赤外線センサ11に検出機能を適正に発揮させることができる。
そのほかにも、第3実施形態によれば、各カバー本体28に表面29側から入射した可視光の一部は、裏面30に当たって反射されるところ、第1の平面31と第2の平面32とでは反射の態様が異なる。そのため、各カバー20Cを車両10の前方から見た場合、第1の平面31と第2の平面32とでは見え方が異なり、同カバー20Cの意匠が変化に富んだものとなる。
特に、第1の平面31と第2の平面32とが尖った状態で交差している箇所(図3において一点鎖線の枠で囲まれた箇所)は、線のように見える。従って、この箇所の位置、延びる方向、長さ等を工夫することで、格子状の柄を表現する等、カバー20Cの意匠を変化に富んだものにすることができる。
(第4実施形態)
次に、近赤外線センサ用カバーの第4実施形態について、図4を参照して説明する。
第4実施形態の各近赤外線センサ用カバー(以下単に「カバー20D」という)は、第1実施形態の構成に加え、有色半透明なカバー本体21の表面22に積層され、かつ通電により発熱する加熱層34を備えている。
加熱層34としては、可視光を透過しにくく、かつ近赤外線IR1,IR2を透過しやすいものが用いられている。例えば、フィルム状のPET(ポリエチレンテレフタレート)やPEN(ポリエチレンナフタレート)等の高分子基材の上に、ITO(酸化インジウムスズ)、酸化スズ等の酸化金属系導電性素材からなる透明導電膜をスパッタリング等で成膜したものが加熱層34として用いられている。こうした構成の加熱層34としては、発熱したときに、表面22に沿う方向における温度分布が均一となるものが望ましい。
そして、カバー本体21の表面22に上記加熱層34を積層してなる各カバー20Dにおける近赤外線IR1,IR2の光線透過率は80%以上であり、かつ可視光の光線透過率は70%以下である。
上記以外の構成は第1実施形態と同様である。そのため、第1実施形態で説明したものと同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
従って、第4実施形態によると、第1実施形態と同様の作用及び効果が得られる。そのほかにも、第4実施形態によれば、各近赤外線センサ11から送信された近赤外線IR1や、前方障害物に当たって反射された近赤外線IR2は、各カバー20Dを透過する。この際、透明な加熱層34は、近赤外線IR1,IR2の透過の妨げとなりにくい。
また、降雪時には、加熱層34の透明導電膜に通電してこれを発熱させることで、各カバー20Dの表面に雪が付着するのを抑制したり、付着した雪を溶かしたりすることができる。
特に、第4実施形態では、加熱層34が各カバー20Dの最前部に位置しているため、加熱層34の発した熱が各カバー20Dの表面に付着した雪に伝わりやすい。そのため、付着した雪を加熱層34の熱によって効率よく溶かすことができる。
(第5実施形態)
次に、近赤外線センサ用カバーの第5実施形態について、図5を参照して説明する。
第5実施形態の各近赤外線センサ用カバー(以下「カバー20E」という)は、第1実施形態の構成に加え、各カバー本体21の裏面23に形成され、かつ透明な薄膜からなる反射抑制層35を備えている。各反射抑制層35は、各カバー本体21の形成材料(PC、PMMA、COP等)よりも屈折率の低い材料、例えば、フッ化マグネシウム等が用いられて、真空蒸着、スパッタリング、WETコーティング等が行なわれることによって形成されている。各反射抑制層35の厚みは、各カバー本体21の裏面23で反射される近赤外線IR1Aと、反射抑制層35の裏面で反射される近赤外線IR1Bとが互いに逆位相となる大きさに設定されている。
そして、各カバー本体21の裏面23に上記反射抑制層35を積層してなる各カバー20Eにおける近赤外線IR1,IR2の光線透過率は80%以上であり、かつ可視光の光線透過率は70%以下である。
上記以外の構成は第1実施形態と同様である。そのため、第1実施形態で説明したものと同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
従って、第5実施形態によると、第1実施形態と同様の作用及び効果が得られる。そのほかにも、第5実施形態によれば、各近赤外線センサ11から送信された近赤外線IR1の多くは、各カバー20Eを透過するが、一部は、各カバー本体21の裏面23及び反射抑制層35の裏面でそれぞれ反射される。この際、カバー本体21の裏面23で反射された近赤外線IR1Aは反射抑制層35を透過し、反射抑制層35の裏面で反射された近赤外線IR1Bとの間に位相のずれを生ずる。近赤外線IR1Aと近赤外線IR1Bとが互いに逆位相となり、両近赤外線IR1A,IR1Bが干渉しあって打ち消される。このようにして、各カバー20Eの裏面側での近赤外線IR1の反射が低減される。反射が原因で、各カバー20Eを透過する近赤外線IR1の量が少なくなる(損失する)のを抑制することができる。各近赤外線センサ11から送信される近赤外線IR1に対し、同近赤外線センサ11に戻ってくる近赤外線IR2の度合いを高め、各近赤外線センサ11に検出機能を適正に発揮させることができる。
(第6実施形態)
次に、近赤外線センサ用カバーの第6実施形態について、図6を参照して説明する。
第6実施形態では、近赤外線センサ11毎にこれを収容する収容ケース36が用いられている。各収容ケース36は、筒状壁部37、底壁部38及びフランジ壁部39を備えている。筒状壁部37は、前後方向に延びる筒状をなしており、各近赤外線センサ11を、上下左右から取り囲んでいる。底壁部38は、筒状壁部37の後端部に設けられていて、筒状壁部37を後側から閉塞している。フランジ壁部39は、筒状壁部37の前端部の周りに形成されている。
各近赤外線センサ用カバーとしては、第1実施形態におけるカバー20Aと同様の構成を有するものが用いられている。
そして、各収容ケース36は、フランジ壁部39を各カバー20Aの裏面(カバー本体21の裏面23)に接近させた状態で車両10に取付けられている。
各収容ケース36の内壁面であって、各近赤外線センサ11からの近赤外線IR1が照射される領域には、上記第5実施形態における反射抑制層35と同様に、透明な薄膜からなる反射抑制層41が形成されている。
反射抑制層41の厚みは、各収容ケース36の内壁面で反射される近赤外線IR1と、反射抑制層41で反射される近赤外線IR1とが互いに逆位相となる大きさに設定されている。
上記以外の構成は第1実施形態と同様である。そのため、第1実施形態で説明したものと同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
従って、第6実施形態によると、第1実施形態と同様の作用及び効果が得られる。そのほかにも、第6実施形態によれば、各近赤外線センサ11から送信された近赤外線IR1の一部は、各収容ケース36の内壁面、主として筒状壁部37及びフランジ壁部39にも照射される。ここで、仮に、照射される箇所に対し何ら対策が施されていないと、近赤外線IR1が筒状壁部37、フランジ壁部39等で反射される。反射された近赤外線IR1が、前方障害物で反射された近赤外線IR2に混ざって、各近赤外線センサ11によって受信されると、前方障害物との距離や相対速度が誤って検出されるおそれがある。
この点、第6実施形態では、各近赤外線センサ11から送信された近赤外線IR1の一部は、収容ケース36の内壁面及び反射抑制層41でそれぞれ反射される。この際、収容ケース36の内壁面で反射された近赤外線IR1は反射抑制層41を透過し、反射抑制層41で反射された近赤外線IR1との間に位相のずれを生ずる。収容ケース36の内壁面で反射された近赤外線IR1と、反射抑制層41で反射された近赤外線IR1とが互いに逆位相となり、両近赤外線IR1が干渉しあって打ち消される。このようにして、収容ケース36内での近赤外線IR1の反射が低減される。収容ケース36内での近赤外線IR1の反射が原因で、各近赤外線センサ11が、前方障害物との距離や相対速度を誤って検出するのを抑制することができる。
また、反射が原因で、各収容ケース36を透過する近赤外線IR1の量が少なくなる(損失する)のを抑制することができる。各近赤外線センサ11から送信される近赤外線IR1に対し、同近赤外線センサ11に戻ってくる近赤外線IR2の度合いを高め、各近赤外線センサ11に検出機能を適正に発揮させることができる。
(第7実施形態)
次に、近赤外線センサ用カバーの第7実施形態について、図7を参照して説明する。
第7実施形態の各近赤外線センサ用カバー(以下「カバー20F」という)では、第1実施形態の構成に加え、各カバー本体21の表面22に防汚層42が形成され、裏面23に防曇層43が形成されている。防汚層42は、例えば、フッ素化合物等を用いて形成された皮膜によって構成されている。防曇層43は、例えば、防曇剤をカバー本体21の裏面23に塗布することによって形成されている。
そして、各カバー本体21に防汚層42及び防曇層43を積層してなる各カバー20Fにおける近赤外線IR1,IR2の光線透過率は80%以上であり、かつ可視光の光線透過率は70%以下である。
上記以外の構成は第1実施形態と同様である。そのため、第1実施形態で説明したものと同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
従って、第7実施形態によると、第1実施形態と同様の作用及び効果が得られる。そのほかにも、第7実施形態によれば、雨滴、泥等の汚れ成分がカバー20Fの表面に付着しにくくなる。また、汚れ成分が付着しても、これを簡単に取り去って、カバー20Fの表面をきれいな状態にすることができる。
また、第7実施形態によれば、各カバー20Fが冷えて露点以下になっても、空気中の水蒸気が凝結して、そのカバー20Fの裏面が結露するのを抑制することができる。
そのため、各カバー20Fの表面に上記汚れ成分が付着したり、裏面が結露したりすることが原因で、各近赤外線センサ11の検出機能が損なわれて、検出精度が低下するのを抑制することができる。
(第8実施形態)
次に、近赤外線センサ用カバーの第8実施形態について、図8を参照して説明する。
第8実施形態の各近赤外線センサ用カバー(以下「カバー20G」という)では、第1実施形態における各カバー本体21が、その前部を構成する有色半透明又は透明の前本体部44と、同カバー本体21の後部を構成する有色半透明又は透明の後本体部45とに分割されている。ただし、前本体部44及び後本体部45の少なくとも一方は、有色半透明である。前本体部44と後本体部45との間には、透明ポリマーの中に液晶分子を含んでなる液晶方式の調光フィルム46が配置されている。
調光フィルム46は、電圧が印加されると、透明ポリマー中の液晶分子が光を通す方向に規則正しく配列されることによって光を通しやすい状態(略透明な状態)となり、また電圧印加が停止されると、液晶分子が不規則に並んで光を通しにくい状態となる。
こうした調光フィルム46の特性を利用し、第8実施形態では、車両10の走行時には、各調光フィルム46に電圧が印加され、車両10の停車時には電圧印加が停止されるように設定されている。各調光フィルム46に対する電圧印加及び印加停止の切替えは、例えば、車両10に搭載された電子制御装置(図示略)によって、車速等に基づき行なわれる。
そして、前本体部44と後本体部45との間に調光フィルム46を配置してなる各カバー20Gにおける近赤外線IR1,IR2の光線透過率は80%以上であり、かつ可視光の光線透過率は70%以下である。ただし、可視光については、電圧印加停止時の値である。
上記以外の構成は第1実施形態と同様である。そのため、第1実施形態で説明したものと同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
従って、第8実施形態によると、第1実施形態と同様の作用及び効果が得られる。そのほかにも、第8実施形態によれば、車両10の走行時には、電子制御装置によって各調光フィルム46に電圧が印加され、同調光フィルム46が光を通しやすい状態となる。そのため、各調光フィルム46は、各近赤外線センサ11から送信されたり、前方障害物で反射されたりする近赤外線IR1,IR2の透過を妨げにくい。従って、各近赤外線センサ11にその検出機能を発揮させることができる。
これに対し、車両10の停車時には、電子制御装置によって、各調光フィルム46に対する電圧の印加が停止され、同調光フィルム46が光を通しにくい状態となる。そのため、各カバー20Gが近赤外線センサ11を隠す機能を調光フィルム46によって強化することができる。車両10の前方からは、各近赤外線センサ11がより一層見えにくくなる。
なお、上記実施形態は、これを以下のように変更した変形例として実施することもできる。
<第1実施形態について>
・第1実施形態に、第4〜第8実施形態のうちの2つ以上の内容が組合わされて実施されてもよい。
<第2実施形態について>
・有色半透明層27が、各カバー本体24の裏面26に代えて、表面25に積層されてもよい。また、有色半透明層27は、各カバー本体24の表面25及び裏面26の両者に積層されてもよい。
・第2実施形態に、第3〜第8実施形態の少なくとも1つの内容が組合わされて実施されてもよい。第3実施形態が組合わされる場合には、各カバー本体24の裏面26の一部が第1の平面及び第2の平面によって構成される。
<第3実施形態について>
・図3における第1の平面31と第2の平面32とにより構成される突部33に代え、同図3において二点鎖線で示すように、カバー本体28の一部に前方へ凹む凹部が形成されてもよい。この場合、第1の平面31は、表面29との間隔(厚みT)が、下側ほど徐々に小さくなるように、表面29に対し傾斜した状態で形成される。第2の平面32は、表面29との間隔(厚みT)が、下側ほど徐々に大きくなるように、表面29に対し、第1の平面31とは反対方向へ傾斜した状態で形成される。第1の平面31及び第2の平面32は、凹部の最深部において尖った状態で交差される。
なお、第1の平面31の表面29となす角度は、第2の平面32の表面29となす角度と同じであってもよいし、異なっていてもよい。
・第3実施形態に、第4〜第8実施形態の少なくとも1つの内容が組合わされて実施されてもよい。
<第4実施形態について>
・各加熱層34が、各カバー本体21の表面22に代えて裏面23に積層されてもよい。ただし、加熱層34が各カバー20Dの表面から遠ざかるため、その分、加熱層34の発した熱が、そのカバー20Dの表面に付着した雪に伝達されにくくなる。
・各加熱層34として、樹脂シートと、その樹脂シート上に形成された線状のヒータとを備えるものが用いられてもよい。樹脂シートとしては、例えば、PC等の透明な樹脂材料によって形成されたものが用いられる。また、線状のヒータとしては、例えば、ニクロム線、カーボン発熱体、銀ペースト等を印刷することにより形成されたものが用いられる。
このヒータは、カバー20Dのうち、送信及び反射された近赤外線IR1,IR2の透過領域よりも外側の部分に設けられることが望ましい。こうすることで、ヒータが近赤外線IR1,IR2の透過を妨げるのを抑制することができる。
なお、ヒータが発熱すると、その熱は、各カバー20Dにおいてヒータによって囲まれた透過領域にも伝わる。従って、各カバー20Dに雪が付着しても、その雪を、ヒータから伝わる熱によって溶かすことができる。
なお、上記ヒータは、樹脂シートの一部としてではなく、単体で配置されてもよい。
<第5実施形態について>
・各反射抑制層35が、各カバー本体21の裏面23に代えて表面22に形成されてもよい。こうすることで、各カバー20Eの表面での近赤外線IR2の反射が抑制される。カバー20Eを透過して近赤外線センサ11に戻ってくる近赤外線IR2が多くなる。そのため、各近赤外線センサ11に検出機能をより適正に発揮させることができる。
また、各反射抑制層35が、各カバー本体21の表面22及び裏面23の両者に形成されてもよい。こうすることで、各カバー20Eの表面及び裏面での近赤外線IR1,IR2の反射をともに抑制することができる。
<第5及び第6実施形態に共通する事項について>
・各反射抑制層35,41として、複数の薄膜が積層されたものが採用されてもよい。この場合、複数の薄膜としては、屈折率や厚みが互いに異なるものが用いられてもよい。このようにすると、各薄膜で反射される近赤外線IR1,IR2の位相を異ならせることができる。広範囲での波長について、近赤外線IR1,IR2の反射を低減することができる。
<第7実施形態について>
・各カバー20Fにおいて、防汚層42及び防曇層43の一方が省略されてもよい。
・各カバー本体21の表面22に対し、上記防汚層42に代えて、撥水層、親水層、光触媒層等が形成されてもよい。このようにすることで、各カバー20Fの表面に、水滴、泥等が付着するのを抑制することができる。
例えば、撥水層は、有機系塗装膜、シリコーン膜等によって構成される。この撥水層により、カバー20Fの表面に付着した水を弾き、同カバー20Fを濡れにくくすることで、各カバー20Fの表面に水の膜が形成されるのを抑制することができる。
また、親水層を設けた場合には、結露した水分を膜状に広げることで流し落とすことができる。
さらに、光触媒層を設けた場合には、超親水性化により、水の接触角を零に近づけて、水滴の凝縮を抑制することができる。
<第8実施形態について>
・各調光フィルム46として、上述した液晶方式とは異なるもの、例えば、SPD(Suspended Particle Device)方式、エレクトロクロミック方式、サーモクロミック方式等が採用されてもよい。
<第1、第2、第4〜第8実施形態に共通する事項について>
・各カバー本体21,24として、厚みTの均一なものが用いられてもよい。
<第1〜第8実施形態に共通する事項について>
・各カバー20A〜20Gは、各近赤外線センサ11が車両前部とは異なる箇所、例えば後部に取付けられた車両10にも適用可能である。対象となる取付け箇所としては、例えばリヤバンパが挙げられる。各近赤外線センサ11が車両10の後方に向けて近赤外線IR1を送信する場合には、各カバー20A〜20Gは、送信方向前方、すなわち、各近赤外線センサ11に対し車両10の後方に接近した箇所に配置される。
・各カバー20A〜20Gの最表部を構成する部材の表面に、その部材よりも硬度の高いハードコート層が積層されてもよい。ハードコート層は、上記部材の表面に、樹脂に対する公知の表面処理剤を塗布することにより形成される。表面処理剤としては、例えば、アクリレート系、オキセタン系、シリコーン系等の有機系ハードコート剤、無機系ハードコート剤、有機無機ハイブリッド系ハードコート剤等が挙げられる。
こうすることで、カバー20A〜20Gの表面に傷が付くのを抑制することができる。また、太陽光、風雨、温度変化等が原因で、各カバー20A〜20Gが変質したり劣化したりするのを抑制することができる。
10…車両、11…近赤外線センサ、20A,20B,20C,20D,20E,20F,20G…近赤外線センサ用カバー、21,24,28…カバー本体、22,25,29…表面、23,26,30…裏面、27…有色半透明層、31…第1の平面、32…第2の平面、IR1,IR1A,IR1B,IR2…近赤外線、T…厚み。

Claims (5)

  1. 車両において、近赤外線センサから送信される近赤外線の送信方向の前方に配置される板状の近赤外線センサ用カバーであり、
    厚み方向における少なくとも一部が有色半透明をなしており、近赤外線の光線透過率が80%以上であり、かつ可視光の光線透過率が70%以下である近赤外線センサ用カバー。
  2. 厚み方向における少なくとも主要部がカバー本体により構成された近赤外線センサ用カバーであり、
    前記カバー本体の全体は有色半透明をなし、前記カバー本体における近赤外線の光線透過率が80%以上であり、かつ可視光の光線透過率が70%以下である請求項1に記載の近赤外線センサ用カバー。
  3. 前記カバー本体は、前記近赤外線センサから遠い側の表面と、同近赤外線センサに近い側の裏面とを有し、
    前記カバー本体の全体は、そのカバー本体の厚みが前記表面及び前記裏面に沿う方向に徐々に変化する形状に形成されている請求項2に記載の近赤外線センサ用カバー。
  4. 厚み方向における主要部が、透明のカバー本体により構成された近赤外線センサ用カバーであり、
    前記カバー本体は、前記近赤外線センサから遠い側の表面と、同近赤外線センサに近い側の裏面とを有し、
    前記カバー本体の前記表面及び前記裏面の少なくとも一方には有色半透明層が積層されており、
    前記カバー本体に前記有色半透明層の積層されたものにおける近赤外線の光線透過率が80%以上であり、かつ可視光の光線透過率が70%以下である請求項1に記載の近赤外線センサ用カバー。
  5. 前記カバー本体は、前記近赤外線センサから遠い側の表面と、同近赤外線センサに近い側の裏面とを有し、
    前記表面は平面により構成され、
    前記裏面の一部は、前記表面に対し傾斜することで、同表面との間隔が同表面に沿う方向に徐々に変化する第1の平面と、前記表面に対し前記第1の平面とは逆の関係となるように傾斜することで、前記表面との間隔が同表面に沿う方向に対し徐々に変化する第2の平面とにより構成されており、
    前記第1の平面と前記第2の平面とが尖った状態で交差している請求項2又は4に記載の近赤外線センサ用カバー。
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