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JP2018031850A - 導電スポンジローラ及び当該導電スポンジローラを備えた画像形成装置 - Google Patents

導電スポンジローラ及び当該導電スポンジローラを備えた画像形成装置 Download PDF

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JP2018031850A JP2016162924A JP2016162924A JP2018031850A JP 2018031850 A JP2018031850 A JP 2018031850A JP 2016162924 A JP2016162924 A JP 2016162924A JP 2016162924 A JP2016162924 A JP 2016162924A JP 2018031850 A JP2018031850 A JP 2018031850A
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拓弥 松本
Takuya Matsumoto
拓弥 松本
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Abstract

【課題】本発明の課題は、任意のセル径を得ることができ、電気抵抗値の調整に優れた導電スポンジローラ、及び当該導電スポンジローラを備えた画像形成装置を提供することである。【解決手段】ミラブル型シリコーンゴムと未膨張マイクロバルーンと化学発泡剤とから形成され、導電性付与剤を含有する、導電スポンジローラの発泡弾性層において、アスカーC硬度が10度以上65度以下で、未膨張マイクロバルーン及び化学発泡剤によって形成された平均セル径が50μm以上500μm以下のセルを有し、体積抵抗値がLogΩ=3〜9の範囲において、平均セル径が小さい場合と平均セル径が大きい場合の抵抗値のばらつきをLogΩ=1.0以内とする導電スポンジローラ、及び当該導電スポンジローラを備えた画像形成装置である。【選択図】図1

Description

本発明は、任意のセル径を得ることができ、電気抵抗値の調整に優れた導電スポンジローラ及び当該導電スポンジローラを備えた画像形成装置に関する。
多孔質構造を持つゴムスポンジは、例えば、画像形成装置用の各種ローラ、洗浄用スポンジ、水、油等の流体吸収用スポンジ、印材等に好適に利用されている。
このようなゴムスポンジは、例えば、発泡剤を用いる発泡成形法、中空微粒子等を用いる方法、予め混入された溶解性粒子を溶出させる溶出法等によって、製造することができる。例えば、画像形成装置用の画像転写ロールの「導電性圧縮性層23の成形方法」として、特許文献1には「圧縮性層を形成する合成ゴム配合物中に発泡剤を配合しておき、ゴムの加硫中に発泡させてセルを有する圧縮性層とする発泡成形法、発泡剤に代えて中空微小球を配合しておき、独立したセルを形成する中空微小球混入法、あるいは、水、メタノール等の溶出液に溶出可能な粉体、例えば、塩化ナトリウム、砂糖等を合成ゴム配合物中に配合しておき、加硫後に前記粉体を溶出させることによってセルを有する圧縮性層とする粉体溶出法等が知られている」ことが記載されている。
より具体的には、マイクロバルーンを用いる方法として、特許文献2には「樹脂マイクロバルーンにより形成された空隙部を分散含有する弾性層を芯金の周囲に有する加圧ローラ」であって「該弾性層は、膨張せしめた樹脂マイクロバルーンを含む液状シリコーンゴムを芯金上で、該樹脂マイクロバルーンの軟化点よりも低い温度で加熱して該液状シリコーンゴムを硬化した後、該樹脂マイクロバルーンを破壊することによって該空隙部を生じさせたものであることを特徴とする」ことが記載されている(請求項1等)。
また、特許文献3には「発泡現象を伴わずに均一な微細セル(気泡)を有するシリコーンエラストマー多孔質体を生成し得る油中水型エマルジョン組成物」を用いて「複写機、レーザプリンタなどの作像部品等」に使用できる「実質的に独立気泡型のシリコーンエラストマー多孔質体」が記載されている。
画像形成装置用の各種ローラ以外にも例えば印材としての「スポンジゴム印字体」に関する特許文献4には「ゴム、水溶性微粉末、加硫剤、充填剤、及び、繊維長0.2〜2mmとした有機系合成繊維のステープルを混練してマスターバッチとし、これを加硫したのち水溶性微粉末を洗除して得られる連続気泡を有するスポンジゴム印字体」が記載されている(請求項1)。
特許文献5には、低分子量シリコーンゴムに既膨張樹脂マイクロバルーンを混合して得られたコンパウンドAに、高分子量シリコーンゴムを混合してなるシリコーンゴムコンパウンドを、前記樹脂マイクロバルーンの軟化点よりも低い温度で加熱してシリコーンゴムを硬化してなるシリコーンゴムスポンジが開示されている(請求項1参照)。
特開2005−24902号公報 特許第3658305号公報 特許第4638714号公報 特許第3647110号公報 再公表特許WO2013/005613号公報
ここで、導電スポンジローラを、トナー供給や、残留トナーの除去等に使用するときは、トナーの供給量をコントロールするためや、トナーの除去効果を高めるために、セル径を任意に調整する必要がある。一方で、セル径を調整する際に、発泡バランスが崩れると、導電スポンジローラの発泡弾性層における電気抵抗値のばらつきが大きくなり、トナー供給量やトナー除去効果のばらつきが大きくなってしまう。
そこで、本発明は、セル径が小さいものから大きいものまで、任意に調整できるとともに、電気抵抗値が所定の範囲に調整された導電スポンジローラ、及び当該導電スポンジローラを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の発明者は、ミラブル型シリコーンゴムと未膨張マイクロバルーンと化学発泡剤とから形成され、導電性付与剤を含有する、導電スポンジローラの発泡弾性層において、アスカーC硬度が10度以上65度以下で、未膨張マイクロバルーン及び化学発泡剤によって形成された平均セル径が50μm以上500μm以下のセルを有し、体積抵抗値がLogΩ=3〜9の範囲において、平均セル径が小さい場合と平均セル径が大きい場合の抵抗値のばらつきをLogΩ=1.0以内とすることにより、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
(1) 本発明の第1の態様は、軸体とその軸体の外周面に形成された発泡弾性層とを有する導電スポンジローラであって、前記発泡弾性層は、ミラブル型シリコーンゴムと未膨張マイクロバルーンと化学発泡剤とから形成され、導電性付与剤を含有し、前記発泡弾性層において、アスカーC硬度が、10度以上65度以下であり、前記未膨張マイクロバルーン及び前記化学発泡剤によって形成された平均セル径が50μm以上500μm以下であり、体積抵抗値がLogΩ=3〜9であることを特徴とする導電スポンジローラである。
(2) 本発明の第2の態様は、(1)に記載の導電スポンジローラであって、前記発泡弾性層の断面において、前記未膨張マイクロバルーンと前記化学発泡剤によるセル面積比が95対5〜10対90であることを特徴とするものである。
(3) 本発明の第3の態様は、(1)又は(2)に記載の導電スポンジローラであって、前記導電性付与剤の添加量が同じ場合、前記平均セル径を50μから500μmに変化させても、体積抵抗値のばらつきがLogΩ=1.0以内であることを特徴とする。
(4) 本発明の第4の態様は、(1)から(3)のいずれかに記載の導電スポンジローラを備えていることを特徴とする画像形成装置である。
本発明においては、ミラブル型シリコーンゴムと未膨張マイクロバルーンと化学発泡剤とから形成され、導電性付与剤を含有する、導電スポンジローラの発泡弾性層において、アスカーC硬度が10度以上65度以下で、未膨張マイクロバルーン及び化学発泡剤によって形成された平均セル径が50μm以上500μm以下のセルを有することで、現像ローラへのトナー搬送性や感光ドラムの残留トナー除去性に優れるという効果が得られる。また、上記弾性層において、体積抵抗値がLogΩ=3〜9であることによって、トナー搬送性や残留トナー除去性が安定するという効果が得られる。
本発明の一実施例を示す導電スポンジローラを示す説明図である。 本発明の一実施例を示す導電スポンジローラをクリーニング手段に組み込んでいる画像形成装置の一例を示す説明図である。
<導電スポンジローラ>
本発明の一例である導電スポンジローラ1は、図1に示されるように、芯金とも称される軸体2と、軸体2の外周面に形成された発泡弾性層3とを有する。
[軸体]
軸体2は、良好な電気特性を有していればよく、鉄、アルミニウム、ステンレス鋼、真鍮等で形成されたいわゆる芯金と称される長尺状円柱体である。また、軸体2は、熱可塑性樹脂若しくは熱硬化性樹脂等の絶縁性芯体にメッキを施して導電化した軸体2であってもよく、さらには、熱可塑性樹脂若しくは熱硬化性樹脂等に導電性付与剤としてカーボンブラックや金属粉体等を配合した導電性樹脂で形成された軸体2であってもよい。
軸体2は装着される画像形成装置30に応じて適宜の直径及び軸線方向の長さに調整される。
画像形成装置30に導電スポンジローラ1が組み込まれる場合、軸体2は通常5mm以上40mm以下の直径を有し、また、一端から他端までの軸長は、通常150mm以上1000mm以下である。
[発泡弾性層]
発泡弾性層3は、ミラブル型シリコーンゴムと未膨張マイクロバルーンと化学発泡剤とで形成される。
(ミラブル型シリコーンゴム)
ミラブル型シリコーンゴムは、硬化する前の状態が天然ゴムや通常の合成ゴムの未加硫配合ゴムに類似していて、練りロール機あるいは密閉式の混合機などで可塑化・混合することができるシリコーンゴムコンパウンドである。
好適なミラブル型シリコーンゴムは、以下に示す成分(A)から成分(E)を含有してなる。
(A)下記平均組成式(I)で表される重合度が100以上のオルガノポリシロキサン
1 aSiO(4-a)/2 (I)
(式中、R1は同一又は異種の非置換若しくは置換の一価炭化水素基を示し、aは1.95から2.05の正数である。)
(B)BET吸着法による比表面積が50m2/g以上の補強性シリカ
(C)下記一般式(II)で示されるアルコキシシラン
2mSi(OR34-m (II)
(式中、R2は独立に水素原子又は非置換若しくは置換の一価炭化水素基であり、R3は同
一又は異種の非置換若しくは置換のアルキル基であり、mは0,1,2又は3である。)
(D)水
(E)下記一般式(III)で示されるヘキサオルガノジシラザン
4 3SiNHSiR4 3 (III)
(式中、R4は同一又は異種の一価炭化水素基を示す。)
本発明におけるミラブル型シリコーンゴムは、例として、信越化学工業株式会社製のKE−571−U、KE−1571−U、KE−951−U、KE−541−U、KE−551−U、KE−561−U、KE−961T−U、KE−1541−U、KE−1551−U、KE−941−U、KE−971T−U等を使用することができる。また、導電性付与剤を含有しているミラブル型シリコーンゴムとしては、KE−87C−40PU等を使用することができる。
(未膨張マイクロバルーン)
本発明のスポンジローラにおいては、弾性層の形成に未膨張マイクロバルーンを用いる。本発明における未膨張マイクロバルーンは、膨張していない樹脂マイクロバルーンを挙げることができる。
樹脂マイクロバルーンとしては、外殻に熱可塑性樹脂を用いたものが好ましく用いられる。外殻を構成する熱可塑性樹脂としては、塩化ビニリデン/アクリロニトリル共重合体、メチルメタクリレート/アクリロニトリル共重合体、メタアクリロニトリル/アクリロニトリル共重合体等を挙げることができる。液状シリコーンゴムの硬化温度に合わせて、外殻となる樹脂の軟化温度が適当な範囲内にある樹脂マイクロバルーンを用いることが好ましい。また、内包される蒸発性物質としては、ブタン、イソブタン等の炭化水素を挙げることができる。
(化学発泡剤)
本発明における化学発泡剤としては、従来、発泡弾性層の形成に用いられる発泡剤であればよく、例えば、無機系発泡剤として、重炭酸ソーダ、炭酸アンモニウム等が挙げられ、有機系発泡剤として、ジアゾアミノ誘導体、アゾニトリル誘導体、アゾジカルボン酸誘導体等の有機アゾ化合物等が挙げられる。有機アゾ化合物の中でも、アゾジカルボン酸アミド、アゾビス−イソブチロニトリル等が好適に使用される。特に、アゾビス−イソブチロニトリルが好適に使用できる。
(導電性付与剤)
本発明における導電スポンジローラ1は、発泡弾性層3において、導電性付与剤を含有している。導電性付与剤としては、導電性カーボンブラックが好ましく、例えば、ファーネスブラック、チャネルブラック(チャンネルブラックとも称する。)、ランプブラック、熱分解法によるサーマルブラック、アセチレンブラック等が挙げられる。
また、本発明における導電スポンジローラ1は、導電性付与剤として、導電性カーボンブラックと導電性カーボンブラック以外の導電性粒子とを含有してもよい。導電性カーボンブラック以外の導電性粒子としては、導電性を有する粒子であれば特に制限されず、例えば、導電性金属酸化物の粒子、導電性金属被膜を有する金属粒子又は金属酸化物粒子等が挙げられる。導電性金属酸化物としては、例えば、導電性酸化亜鉛、導電性酸化チタン、導電性酸化アルミニウム、導電性酸化銅等が挙げられる。金属粒子又は金属酸化物粒子としては、その表面を導電性被膜で被覆した粒子等が挙げられ、具体的には、アルミニウム等の金属で被覆された酸化亜鉛又は酸化チタン等が挙げられる。これらの中でも、上記導電性カーボンブラックと高い相乗効果を発揮する点で、アルミニウムで被覆された酸化亜鉛が好ましい。
発泡弾性層3における導電性カーボンブラックの含有量は、ミラブル型シリコーンゴム100質量部に対して、3質量部以上30質量部以下であるのが好ましく、5質量部以上15質量部以下であるのが特に好ましい。カーボンブラックを上記の含有量とすると、導電スポンジローラ1を例えばクリーニング手段37として用いる場合に、残存する現像剤42を帯電していることで受け取りやすく、クリーニング性能を効果的に向上させることができ、導電スポンジローラ1を例えば現像剤供給手段43として用いる場合、現像剤42を静電的に担持し搬送する特性を発揮することで、高濃度の画像を形成することに貢献もできる。
また、発泡弾性層3における導電性粒子の含有量は、ミラブル型シリコーンゴム100質量部に対して、3質量部以上30質量部以下であるのが好ましく、5質量部以上15質量部以下であるのが特に好ましい。導電性カーボンブラック及び導電性粒子は単独で発泡弾性層3中に独立して存在してもよくミラブル型シリコーンゴム等との複合体として存在していてもよい。
本発明に係る導電スポンジローラ1は、上記ミラブル型シリコーンゴムと未膨張マイクロバルーンと化学発泡剤とから形成された発泡弾性層3を有する。
[アスカーC硬度]
発泡弾性層3のアスカーC硬度は、10度以上65度以下、好ましくは10度以上55度以下、更に好ましくは10度以上45度以下であるのが好ましい。
[平均セル径]
また、発泡弾性層3における、未膨張マイクロバルーン及び化学発泡剤によって形成された平均セル径は、50μm以上500μm以下であることが好ましい。
なお、未膨張マイクロバルーンによって形成された平均セル径が200μm以下、好ましくは20μm以上200μm以下、特に好ましくは30μm以上150μm以下、更に好ましくは50μm以上150μm以下であるセルと、化学発泡剤によって形成された平均セル径が500μm以下、好ましくは80μm以上500μm以下、特に好ましくは100μm以上400μm以下、更に好ましくは100μm以上300μm以下であるセルとの複合セルを有する。なお、本発明においては、化学発泡剤により形成されたセルの平均セル径は、未膨張マイクロバルーンにより形成されたセルの平均セル径よりも大きい。また、発泡弾性層3が、化学発泡剤を含有することにより化学発泡剤により生じたセルを有するが、未膨張マイクロバルーンを含有しないことにより未膨張マイクロバルーンによるセルを有していない場合、セル径が大きくなり表面平滑性が低下する。そのため、本発明の導電スポンジローラ1における発泡弾性層3において、未膨張マイクロバルーン由来のセルによって、化学発泡剤由来のセルが大きくなることを抑制する。また、本発明の導電スポンジローラ1における発泡弾性層3において、未膨張マイクロバルーン及び化学発泡剤によって形成された平均セル径が50μm以上500μm以下であることによって、導電スポンジローラ1を例えばクリーニング手段37として用いる場合に、残存する現像剤42を未膨張マイクロバルーン及び化学発泡剤によって形成されたセルで受け取りやすくしてクリーニング性能を良くする。また、発泡弾性層3において、未膨張マイクロバルーン及び化学発泡剤によって、平均セル径を上記範囲内に形成することができるため、発泡バランスを崩すことなく、導電性付与剤による抵抗調整を容易にする。
[セル面積比]
また、発泡弾性層3の中心軸線に直交する方向で発泡弾性層3を切断したときに現れる、発泡弾性層3の断面は、未膨張マイクロバルーンと化学発泡剤によって形成されたセル面積比が95対5〜10対90であり、好ましくは95対5〜25対75であり、より好ましくは90対10〜45対55である。未膨張マイクロバルーンのみや、化学発泡剤のみでセル径をコントロールする場合、加硫速度の調整が必要であり、触媒添加量を変化させる必要がある。その場合、触媒添加量の増減によって、スポンジの体積抵抗値が大きくばらつくことになる。しかし、未膨張マイクロバルーンと化学発泡剤を上記セル面積比にすることで、触媒添加量を変化させること無く、任意のセル径にコントロールできるとともに、体積抵抗値のばらつきが少ない発泡弾性層3を得ることができる。また未膨張マイクロバルーンによる小径セルは、繰り返し圧縮による硬度低下は小さいが、圧縮永久歪みが大きく、一方で、化学発泡剤による大径セルは、圧縮永久歪みは小さいが、繰り返し圧縮による硬度低下が大きい。上記セル面積比が上記範囲内にあると、未膨張マイクロバルーンの影響で化学発泡剤のセル径が過度に大きくならず、表面平滑性に優れた発泡弾性層3を得ることができる。また、未膨張マイクロバルーンと化学発泡剤との混合比率を調整し上記セル面積比を最適にすることで、繰り返し圧縮による硬度低下と圧縮永久歪みの両方を小さくすることができる。
セル面積比は、発泡弾性層3の外表面において、又は任意の方向で切断したときの切断面において、光学顕微鏡で200倍に拡大したとき、マイクロバルーンによるセルの合計面積と、化学発泡剤によるセルの合計面積との比である。平均セル径は、発泡弾性層3の外表面において、又は任意の方向で切断したときの切断面において、光学顕微鏡で100倍から200倍に拡大したとき、ランダムに選んだセル10個の平均値である。未膨張マイクロバルーンによるセルの識別は、セル内部にマイクロバルーンの殻又は殻が収縮した残骸があることによって判断することができる。また、走査型電子顕微鏡(SEM)等でセルを観察することでも、未膨張マイクロバルーンによるセルと化学発泡剤によるセルとの識別は可能である。この平均セル径は、発泡弾性層3を形成するためのミラブル型シリコーンゴムと未膨張マイクロバルーンと化学発泡剤とを含む混合物の加硫条件を適切に設定することにより、調整することができる。また、未膨張マイクロバルーンの配合量及び化学発泡剤の配合量を、本発明に係る製造方法の説明にて記載する量に調節するのが好ましい。
[体積抵抗値]
本発明に係る導電スポンジローラ1の発泡弾性層3は導電性を有している。導電スポンジローラ1の体積抵抗値(LogΩ)は3〜9であるのが好ましく、3〜6であるのが特に好ましい。導電スポンジローラ1を例えばクリーニング手段37におけるクリーニングローラとして用いる場合には、上記平均セル径を有する発泡弾性層が上記導電性も有していることと相まって、残存する現像剤42を像担持体31から受取りやすくなり、十分なクリーニング性能を更に向上させることができる。また、導電スポンジローラ1を例えば現像剤供給手段43である搬送ローラとして用いる場合には、現像剤42を静電的に、そして、形成された平均セル径中に、担持し搬送する特性を発揮するから高濃度の画像を形成することに貢献できる。電気抵抗値は、例えば、電気抵抗計(商品名:ULTRA HIGH RESISTANCE METER R8340A、株式会社アドバンテスト製)を用い、導電スポンジローラ1を水平に置き、5mmの厚さ、30mmの幅、及び、導電スポンジローラ1全体を載せることのできる長さを有する金メッキ製板を電極とし、500gの荷重を導電スポンジローラ1における軸体2の両端それぞれに支持させた状態(合計荷重1000g)にして、軸体2と電極との間にDC500Vを印加し、1秒後の電気抵抗計の値を読み取り、この値を電気抵抗値とする方法に準拠して、測定することができる。
[発泡弾性層の寸法等]
発泡弾性層3は、軸体2の外周面に円柱状に形成され、発泡弾性層3の厚みは通常0.5mm以上30mm以下であり、好ましくは1mm以上15mm以下である。発泡弾性層3の比重は、0.15以上0.9以下であることが好ましい。
発泡弾性層3には、本発明の課題を達成することができる限り、低分子シロキサンエステル、シラノール、例えば、ジフェニルシランジオール等の分散剤、酸化鉄、酸化セリウム、オクチル酸鉄等の耐熱性向上剤、接着性や成形加工性を向上させる各種カーボンファンクショナルシラン、難燃性を付与させるハロゲン化合物等を本発明の目的を損なわない範囲で含有してもよい。
<導電スポンジローラの製造方法>
本発明に係る導電スポンジローラ1の製造方法においては、先ずミラブル型シリコーンゴムと、上記ミラブル型シリコーンゴム100質量部に対して未膨張マイクロバルーン0.5質量部以上3.0質量部以下と、上記ミラブル型シリコーンゴム100質量部に対して化学発泡剤0.05質量部以上3.0質量部以下と、上記ミラブル型シリコーンゴム100質量部に対して導電性付与剤として例えば導電性カーボンブラックを用いた場合5質量部以上15質量部以下と、架橋剤とを配合する。
上記未膨張マイクロバルーン及び上記化学発泡剤の種類等については既に説明した。上記架橋剤としては、付加反応架橋剤、及び有機過酸化物架橋剤などを挙げることができる。
上記付加反応架橋剤として、例えば、一分子中に二個以上のSiH基(SiH結合)を有する付加反応型の架橋剤として公知のオルガノハイドロジェンポリシロキサンが好適に挙げられる。付加反応架橋剤は一種単独で又は二種以上を混合して用いることができる。付加反応架橋剤の配合量は、通常、ミラブル型シリコーンゴム100質量部に対して0.1質量部以上5.0質量部以下である。
上記付加反応架橋剤を使用する場合、上記有機過酸化物架橋剤は、単独でミラブル型シリコーンゴムを架橋させることも可能であるが、付加反応架橋剤の補助架橋剤として併用すると、得られる導電スポンジローラの強度、歪み等の物性をより一層向上させることができる。有機過酸化物架橋剤としては、例えば、ベンゾイルパーオキサイド、ビス−2,4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ビス(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン等が挙げられる。有機過酸化物架橋剤の配合量は、通常、ミラブル型シリコーンゴム100質量部に対して0.1質量部以上8.0質量部以下である。有機過酸化物架橋剤は一種単独で又は二種以上を混合して用いることができる。
付加反応架橋剤は、付加反応触媒を併用するのが好ましい。付加反応触媒は白金黒、塩化第二白金、塩化白金酸、塩化白金酸と一価アルコールとの反応物、塩化白金酸とオレフィン類との錯体、白金ビスアセトアセテート、パラジウム系触媒、ロジウム系触媒等が挙げられる。なお、この付加反応触媒の配合量は触媒量とすることができる。
混合する方法は特に限定されず、例えば、常温常圧下で、ミラブル型シリコーンゴムに未膨張マイクロバルーン、化学発泡剤、導電性カーボンブラック、及び架橋剤を順次に、又は一挙に投入して攪拌機、混練器等で均一に混合させる方法等が挙げられる。このようにして混合物を調製する工程が完遂する。
上記混合物には、各種の添加剤を含めることができる。各種の添加剤として、例えば鎖延長剤及び架橋剤等の助剤、触媒、分散剤、発泡剤、老化防止剤、酸化防止剤、充填材、顔料、着色剤、加工助剤、軟化剤、可塑剤、乳化剤、耐熱性向上剤、難燃性向上剤、受酸剤、熱伝導性向上剤、離型剤、溶剤等が挙げられる。これらの各種添加剤は、通常用いられる添加剤であってもよく、用途に応じて特別に用いられる添加剤であってもよい。
上記混合物は、二本ロール、三本ロール、ロールミル、バンバリーミキサ、ドウミキサ(ニーダー)等のゴム混練機等を用いて、均一に混合されるまで、例えば、数分から数時間、好ましくは5分以上1時間以下にわたって常温又は加熱下で混練することにより、得ることができる。
次いで、得られた混合物を、導電スポンジローラ1を構成するための軸体2の外周面に、押出成形による連続加熱成形、プレス、インジェクションによる型成形等によって、加熱成形する。
軸体2の外周面に混合物を円柱状に形成した後に、円柱状の混合物、換言すると、円柱状の成形体を、軸体2ごと加熱して加硫する。この加熱加硫を行う際の条件例えば未膨張マイクロバルーン及び化学発泡剤の種類とその添加量、架橋剤の種類と添加量、加熱温度等によって発泡後の大径セルの平均セル径及び小径セルの平均セル径を所定の範囲に調整することができる。
上記成形体を加熱して加硫する際の加熱を以下のようにすると、特に好ましい。すなわち、一次加硫として、100℃以上300℃以下、特に150℃以上250℃以下で、5〜30分間加熱し、次いで二次加硫として180℃以上250℃以下、特に200℃以上230℃以下で、1〜10時間加熱するのが良い。このように複数の回数をもって加熱すると未膨張マイクロバルーンの膨張、化学発泡剤の分解、ミラブル型シリコーンゴムの硬化、残留する低分子シロキサンの排除、膨張したマイクロバルーンの熱収縮を必要に応じてコントロールすることが可能となって好ましい。このように複数回の加熱操作を行うことにより、未膨張マイクロバルーン由来の、平均セル径が150μm以下である小径のセルと、化学発泡剤由来の、平均セル径が500μm以下である大径のセルとを有する複合セルに調整することができる。なお、大径のセルの平均セル径が小径のセルの平均セル径よりも小さくなることはない。
また、ミラブル型シリコーンゴムに、未膨張マイクロバルーン及び化学発泡剤を同時に添加する場合には、未膨張マイクロバルーンは、化学発泡剤の分解温度と同じ程度の温度で膨張するものが好ましく、化学発泡剤がアゾビス−イソブチロニトリル(AIBN)の場合、発泡開始温度が90℃以下で、最大膨張温度が110℃程度の未膨張マイクロバルーンを用いることが好ましい。
加硫をするに必要な加熱は、赤外線加熱炉又は熱風炉等の加熱炉、乾燥機等の加熱機等で行うことができる。
このようにして得られる導電スポンジローラ1を更に研磨工程に供してもよい。研磨工程は、軸体2の外周面に形成された導電スポンジローラ1の形状を、軸体2の軸線方向において導電スポンジローラ1の厚みを軸体2の中央に向かって徐々に増大させ、軸体2の中央から軸体2の先端に向かって徐々に減少させる形状、つまりクラウン形状、あるいは軸体2の中央から軸体2の両端に向かって導電スポンジローラ1の厚み増加させる形状、つまり逆クラウン形状、或いはストレート形状に調整する工程である。
<画像形成装置>
本発明に係る導電スポンジローラ1を備えたクリーニング手段37を内装する画像形成装置30(以下、本発明に係る画像形成装置30と称することがある。)の一例を、図2を参照して、説明する。
本発明に係る導電スポンジローラ1は、画像形成装置30の帯電手段32や、転写手段34や、定着手段35や、クリーニング手段37や、現像手段40に組み込むことができる。本発明に係る導電スポンジローラ1を、クリーニング手段37におけるクリーニングローラとして用いると、発泡弾性層3における、アスカーC硬度が、10度以上65度以下であり、未膨張マイクロバルーン及び上記化学発泡剤によって形成された平均セル径が50μm以上500μm以下であるため、像担持体31に残存する現像剤42を受け取りやすくなる。また、上記の平均セル径を有する発泡弾性層3における体積抵抗値がLogΩ=3〜9であり、抵抗値にばらつきが少なく、像担持体31に残存する現像剤42を静電的に担持し除去する特性を備える。
図2に示されるように、本発明に係る画像形成装置30は、静電潜像が形成される回転可能な像担持体31例えば感光体、上記像担持体31の周囲に配置された帯電手段32例えば帯電ローラ、露光手段33、現像手段40、転写手段34例えば転写ローラ、記録体の搬送方向下流側に定着手段35、被転写体36、及びクリーニング手段37を備えている。
現像手段40は、従来の現像手段と基本的に同様に形成され、具体的には、図2に示されるように、現像剤収納部41と、像担持体31に現像剤42を供給する現像剤担持体44と、現像剤担持体44に現像剤42を供給する現像剤供給手段43と、現像剤42を帯電させる現像剤規制部材45とを備えている。
定着手段35は、被転写体36に転写された現像剤42(静電潜像)を定着させることができればよく、例えば、発熱可能な定着ローラを備えた熱ローラ定着装置、オーブン定着器等の加熱定着装置、加圧可能な定着ローラを備えた圧力定着装置等を用いることができる。これらの定着手段35は無端ベルトを備えた定着装置であってもよい。この定着手段35は、図2にその断面が示されるように、被転写体36を通過させる開口52を有する筐体50内に、定着ローラ53と、定着ローラ53の近傍に配置された無端ベルト支持ローラ54と、定着ローラ53及び無端ベルト支持ローラ54に巻回された無端ベルト55と、無端ベルト55を介して定着ローラ53に圧接する加圧ローラ56と、無端ベルト55に非接触となるように配置され、無端ベルト55を介して外部から定着ローラ53を加熱する加熱手段(図示しない)とを備え、無端ベルト55を介して定着ローラ53と加圧ローラ56とが互いに当接又は圧接するように回転自在に支持されて成る圧力熱定着手段である。
無端ベルト支持ローラ54は、画像形成装置30に通常用いられるローラであればよく、例えば、導電スポンジローラ1等が用いられる。無端ベルト55は、例えば、ポリアミド、ポリアミドイミド等の樹脂により、無端状に形成されたベルトであればよく、その厚さ等も適宜定着手段35に適合するように調整することができる。加圧ローラ56はスプリング等の付勢手段(図示しない)によって無端ベルト55を介して定着ローラ53に圧接している。
なお、定着手段35において、本発明に係る導電スポンジローラ1を、現像剤担持体44、定着ローラ53、又は加圧ローラ56として装着されていてもよい。
上記加熱手段(図示しない。)は、ハロゲンヒータ及び反射板等を用いた輻射加熱方法、加熱器等を直接接触させて加熱する直接接触加熱方法、並びに、誘導加熱方法等が採用される。上記加熱手段(図示しない。)は、定着ローラ53における軸線方向の長さとほぼ同じ長さを有する部材であり、定着手段35のいずれに配置されてもよいが、定着ローラ53の表面より一定の間隔を隔てて定着ローラ53に略並行に配置されるのがよい。上記誘導加熱方法には加熱用コイルが用いられ、加熱用コイルは、通常、フェライト等の強磁性体で、スイッチング電源用として用いられている代表的な形状であるI型、E型及びU型等に形成され、導線が巻かれて成る。無端ベルト55と加圧ローラ56との圧接された間を被転写体36が通過することにより、加圧と同時に加熱され、被転写体36に転写された現像剤42(静電潜像)を定着させることができる。
本発明に係る画像形成装置30は、次のように作用する。まず、画像形成装置30において、帯電手段32により像担持体31が一様に帯電され、露光手段33により像担持体31の表面に静電潜像が形成される。次いで、現像手段40から現像剤42が像担持体31に供給されて静電潜像が現像され、この現像剤像が像担持体31と転写手段34との間に搬送される被転写体36上に転写される。この被転写体36は定着手段35に搬送され、現像剤像が永久画像として被転写体36に定着される。このようにして、被転写体36に画像を形成することができる。一方、現像剤像が転写された後の像担持体31は帯電手段32の上流側に配設された導電スポンジローラ1で外周面に付着又は残存する現像剤42が除去される。このとき、クリーニング手段37としての導電スポンジローラ1は上記のように像担持体31に対するクリーニング性能を高い水準で発揮する。したがって、導電スポンジローラ1との圧接部を通過した像担持体31の表面は現像剤42及び異物の付着がなく、所望の現像剤像が形成されるから、画像形成装置30は長期間にわたって高品質の画像、例えば前画像の残像のない画像を形成できる。
本発明に係る導電スポンジローラ1、及び画像形成装置30は、上述した構成に限定されることはなく、本発明の目的を達成することができる範囲において、種々の変更が可能である。
例えば、導電スポンジローラ1において、発泡弾性層3は、単層構造とされているが、本発明においては二層以上の複層構造とされてもよい。
画像形成装置30は、電子写真方式とされているが、本発明において、画像形成装置30は、電子写真方式には限定されず、例えば、静電方式であってもよい。また、画像形成装置30は、現像手段40に単色の現像剤42のみを収容するモノクロ画像形成装置とされているが、本発明において、画像形成装置30は、モノクロ画像形成装置に限定されず、カラー画像形成装置であってもよい。カラー画像形成装置としては、例えば、像担持体31上に担持された現像剤像を中間転写体に順次一次転写を繰り返す4サイクル型カラー画像形成装置、各色の現像手段40を備えた複数の像担持体31を中間転写体や転写搬送ベルト上に直列に配置したタンデム型カラー画像形成装置等が挙げられる。画像形成装置30は、例えば、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置30とされる。
また、定着手段35及び画像形成装置30において、現像剤42は、一成分系の現像剤が有利に用いられるが、トナーと、鉄、ニッケル等のキャリアとを含む二成分系の現像剤も使用することができる。
(実施例1〜6、及び比較例1〜4)
実施例1〜6、及び比較例1〜4にあっては、表1に示されるベースゴム材料と、表1に示される架橋剤と、表1に示される触媒と、表1に示される未膨張マイクロバルーンと、表1に示される化学発泡剤と、表1に示される導電性付与剤とを、表1に示される配合量をもって、二本ロールで十分に混練して混合物を得た。
無電解ニッケルメッキ処理が施された軸体(直径6mm×長さ250mm、SUM22
)をトルエンで洗浄し、信越化学工業株式会社製の商品名No.101A/Bのプライマーを塗布した。プライマー処理した軸体を、ギアーオーブンを用いて180℃の温度にて30分焼成処理した後、常温にて30分以上冷却し、プライマー層を形成した。
次いで、プライマー層を形成した軸体と上記混合物とを押出成形機にて一体分出し、赤外線加熱炉(IR加熱炉)を用いて上記混合物を200℃で17分間加熱することにより1次加硫し、その後、熱風乾燥炉において200℃で7時間にわたって2次加硫することにより発泡ローラ原体を作製した。この発泡ローラ原体の円周面を、金属砥石による高速研磨を株式会社水口製作所製の研磨機により行った。
なお、実施例1〜6、及び比較例1〜4で用いられたベースゴム材料は、導電性付与剤を含まないシリコーンゴム組成物「KE−904FU」(商品名,信越化学工業株式会社製)75質量部と、導電性付与剤を含むシリコーンゴム組成物「KE−87C40PU」(商品名,信越化学工業株式会社製)25質量部とを混錬したミラブル型シリコーンゴムであり、表1に記載された架橋剤は「付加架橋」と記載された信越化学工業株式会社製の商品名C−25Bと「パーオキサイド架橋」と記載された信越化学工業株式会社製のC−3との組み合わせであり、表1に記載された「触媒」は信越化学工業株式会社製の商品名C−25Aである白金触媒であり、表1に記載された「化学発泡剤」は大塚化学株式会社製の商品名AZOシリーズのAIBNである。表1に記載された未膨張マイクロバルーンは松本油脂製薬株式会社製の商品名マツモトマイクロスフェアーである。
また、比較例1にあっては化学発泡剤が配合されず、未膨張マイクロバルーンのみであり、比較例2〜4にあっては未膨張マイクロバルーンが配合されず、化学発泡剤のみである。
実施例1〜6及び比較例1〜4にて得られた導電スポンジローラは外径14mm及び軸線方向長さ220mmのストレート形状であった。
製造された導電スポンジローラの平均セル径、研磨後の発泡弾性層の表面側軸体側の硬度(アスカーC硬度)、及び体積抵抗値(表1において「抵抗値(LogΩ)と表記する。」)を測定し、その結果を表1に示した。
1 導電スポンジローラ
2 軸体
3 発泡弾性層
30 画像形成装置
31 像担持体
32 帯電手段
33 露光手段
34 転写手段
35 定着手段
36 被転写体
37 クリーニング手段
40 現像手段
41 現像剤収納部
42 現像剤
43 現像剤供給手段
44 現像剤担持体
45 現像剤規制部材
50 筐体
52 開口
53 定着ローラ
54 無端ベルト支持ローラ
55 無端ベルト
56 加圧ローラ

Claims (4)

  1. 軸体とその軸体の外周面に形成された発泡弾性層とを有する導電スポンジローラであって、
    前記発泡弾性層は、ミラブル型シリコーンゴムと未膨張マイクロバルーンと化学発泡剤とから形成され、導電性付与剤を含有し、
    前記発泡弾性層において、
    アスカーC硬度が、10度以上65度以下であり、
    前記未膨張マイクロバルーン及び前記化学発泡剤によって形成された平均セル径が50μm以上500μm以下であり、
    体積抵抗値がLogΩ=3〜9であることを特徴とする導電スポンジローラ。
  2. 前記発泡弾性層の断面において、前記未膨張マイクロバルーンと前記化学発泡剤によるセル面積比が95対5〜10対90であることを特徴とする、請求項1に記載の導電スポンジローラ。
  3. 前記導電性付与剤の添加量が同じ場合、前記平均セル径を50μから500μmに変化させても、体積抵抗値のばらつきがLogΩ=1.0以内である、請求項1又は2に記載の導電スポンジローラ。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の導電スポンジローラを備えていることを特徴とする画像形成装置。
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