JP2018090625A - 脳状態の処置におけるアンジオテンシン - Google Patents
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Abstract
Description
(項目1)
脳状態に罹患しているか、または罹患しやすい対象に、静脈内または皮下への投与経路のどちらか一方によってアンジオテンシン(1−7)ペプチドを投与するステップ
を含む、脳状態を処置する方法。
(項目2)
前記脳状態が、脳卒中、血管性認知症、および外傷性脳損傷から選択される、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記脳卒中が、虚血性脳卒中、出血性脳卒中、またはそれらの組合せのいずれかである、項目2に記載の方法。
(項目4)
前記アンジオテンシン(1−7)ペプチドが脳室内に投与されない、項目1に記載の方法。
(項目5)
前記アンジオテンシン(1−7)ペプチドが、連続注入により投与される、項目1に記載の方法。
(項目6)
前記アンジオテンシン(1−7)ペプチドが、1か月あたり3回投与される、項目1に記載の方法。
(項目7)
前記アンジオテンシン(1−7)ペプチドが、1か月あたり2回投与される、項目1に記載の方法。
(項目8)
前記アンジオテンシン(1−7)ペプチドが、1か月あたり1回投与される、項目1に記載の方法。
(項目9)
前記アンジオテンシン(1−7)ペプチドが、約1〜1,000ug/kg/日の範囲の有効用量で投与される、項目1に記載の方法。
(項目10)
前記アンジオテンシン(1−7)ペプチドが、約50〜500ug/kg/日の範囲の有効用量で投与される、項目1に記載の方法。
(項目11)
前記アンジオテンシン(1−7)ペプチドが、約1〜60ug/kg/日の範囲の有効用量で投与される、項目1に記載の方法。
(項目12)
前記アンジオテンシン(1−7)ペプチドが、Asp1−Arg2−Val3−Tyr4−Ile5−His6−Pro7(配列番号1)の天然に存在するアンジオテンシン(1−7)アミノ酸配列を含む、項目1に記載の方法。
(項目13)
前記アンジオテンシン(1−7)ペプチドが、配列番号1の機能的等価体である、項目1に記載の方法。
(項目14)
前記機能的等価体が、直鎖状ペプチドである、項目13に記載の方法。
(項目15)
前記直鎖状ペプチドが、天然に存在するアンジオテンシン(1−7)において見られる7個のアミノ酸に由来する少なくとも4個のアミノ酸を含む配列を含んでおり、前記少なくとも4個のアミノ酸が、前記天然に存在するアンジオテンシン(1−7)において見られる相対位置を維持している、項目14に記載の方法。
(項目16)
前記直鎖状ペプチドが、4〜25個のアミノ酸を含有する、項目14に記載の方法。
(項目17)
前記直鎖状ペプチドが、天然に存在するアンジオテンシン(1−7)のフラグメントである、項目14に記載の方法。
(項目18)
前記直鎖状ペプチドが、前記天然に存在するアンジオテンシン(1−7)において、アミノ酸の置換、欠失、および/または挿入を含有する、項目14に記載の方法。
(項目19)
前記直鎖状ペプチドが、Asp1−Arg2−Val3−Ser4−Ile5−His6−Cys7(配列番号6)のアミノ酸配列を有する、項目18に記載の方法。
(項目20)
前記機能的等価体が、環状ペプチドである、項目13に記載の方法。
(項目21)
前記環状ペプチドが、アミノ酸の間に結合を含む、項目20に記載の方法。
(項目22)
前記結合が、天然に存在するアンジオテンシン(1−7)中のTyr4位およびPro7位に対応する残基に位置している、項目21に記載の方法。
(項目23)
前記結合が、チオエーテル架橋である、項目21に記載の方法。
(項目24)
前記環状ペプチドが、Asp1−Arg2−Val3−Tyr4−Ile5−His6−Pro7(配列番号1)の天然に存在するアンジオテンシン(1−7)アミノ酸配列と、他の点で同一のアミノ酸配列を含む、項目20に記載の方法。
(項目25)
前記環状ペプチドが、以下の式
(項目26)
前記アンジオテンシン(1−7)ペプチドが、プロテアーゼ抵抗性、血清安定性、および/またはバイオアベイラビリティを向上させるために、1つまたは複数の化学修飾を含む、項目13に記載の方法。
(項目27)
前記1つまたは複数の化学修飾が、ペグ化を含む、項目26に記載の方法。
(項目28)
アンジオテンシン(1−7)受容体アゴニストが、非ペプチド性アゴニストである、項目1に記載の方法。
(項目29)
前記非ペプチド性アゴニストが、以下の構造
本発明の他の特徴、目的、および利点は、以下の詳細説明において明らかとなる。しかし、詳細説明は、本発明の実施形態を示すが、例示目的に過ぎず、限定ではないことを理解すべきである。詳細説明から、本発明の範囲内の様々な変更および修正が当業者に明らかになろう。
本発明が一層容易に理解されるよう、ある種の用語を、以下でまず定義する。以下の用語および他の用語に関する追加の定義が、本明細書全体にわたって記載されている。
脳卒中
脳は、その酸素供給の妨害に対して非常に損傷を受けやすい。たった数秒続く無酸素および虚血が症状を引き起こし、この状態が数分間持続すれば、非可逆的な神経傷害を引き起こす恐れがある。したがって、脳卒中は、深刻な、長期間の能力障害の主な原因であり、米国では主な死因となっている。脳卒中はまた、医療産業における深刻な負担にもなっており、脳卒中による能力障害に対する総医療経費は、およそ年間530億ドルと見積もられている。
血管性認知症は、アルツハイマー病に次いで、2番目に一般的な認知症の形態である。血管性認知症は、虚血性もしくは出血性脳卒中により引き起こされるものなどの、脳における血液供給の問題、または脳内の病変の発症に至る他の原因に起因し得る。血管性認知症の他の原因には、脳アミロイド血管症、高コレステロール血症、糖尿病、または心臓血管の疾患が含まれる。1つまたは複数の脳卒中に起因する認知症はまた、根本原因に応じて、「単一梗塞による認知症」または「多発梗塞による認知症」としても公知である。
後天性脳損傷の形態である外傷性脳損傷(TBI)は、突発的な外傷が脳に傷害をもたらす場合に起こる。TBIは、頭部を突然に、かつ激しく物にぶつけた場合(または、その反対)、または物が頭蓋骨に突き刺さり、脳組織に進入する場合に生じ得る。TBIの症状は、脳への傷害の程度に応じて、温和、適度、または重症になり得る。温和なTBIを有する人は、意識があることがあり、または数秒間もしくは数分間、意識喪失を受けることがある。温和なTBIの他の症状には、頭痛、混乱、意識もうろう、めまい、視力のかすみまたは疲れ目、耳鳴り、口内の不快な味、疲労または嗜眠、睡眠パターンの変化、行動または気分変化、および記憶、集中力、注意力、または思考の困難が含まれる。適度または重症なTBIの人は、これらの同じ症状を示し得るが、悪化する頭痛があることもあり、または、繰り返される嘔吐もしくは吐き気、痙攣もしくは発作、睡眠から起きることができないこと、片眼もしくは両眼の瞳孔の散大、不明瞭な発語、四肢中の脱力感もしくは無感覚、協調運動不全、および混乱、落ち着きのなさ、もしくは揺れの増加が無くならない。
本明細書で使用する場合、用語「アンジオテンシン(1−7)ペプチド」とは、天然に存在するアンジオテンシン(1−7)と、天然に存在するアンジオテンシン(1−7)の任意の機能的等価体、アナログ、または誘導体の両方を指す。本明細書で使用する場合、「ペプチド」および「ポリペプチド」とは、互換的な用語であり、ペプチド結合によって一緒に結合している2個以上のアミノ酸を指す。本明細書で使用する場合、用語「ペプチド」および「ポリペプチド」には、直鎖状ペプチドと環状ペプチドの両方が含まれる。用語「アンジオテンシン(angiotensin)−(1−7)」、「アンジオテンシン(Angiotensin)−(1−7)」、および「Ang−(1−7)」は、互換的に使用される。
天然に存在するアンジオテンシン(1−7)(Ang−(1−7)とも呼ばれる)は、以下に示される7個のアミノ酸ペプチドである。
Asp1−Arg2−Val3−Tyr4−Ile5−His6−Pro7(配列番号1)
それは、レニン−アンジオテンシン系の一部であり、アンジオテンシノーゲンとしても公知である前駆体から変換されるものであり、アンジオテンシノーゲンは、主に肝臓によって構成的に産生され、血液循環の中に放出されるα−2−グロブリンである。アンジオテンシノーゲンは、セルピンファミリーのメンバーであり、レニン基質としても公知である。ヒトアンジオテンシノーゲンは、452個のアミノ酸長であるが、他の種は、様々なサイズのアンジオテンシノーゲンを有する。通常、最初の12個のアミノ酸は、アンジオテンシン活性にとって最も重要である。Asp1−Arg2−Val3−Tyr4−Ile5−His6−Pro7−Phe8−His9−Leu10−Val11−Ile12(配列番号3)。
一部の実施形態では、本発明に適したアンジオテンシン(1−7)ペプチドは、天然に存在するAng−(1−7)の機能的等価体である。本明細書で使用する場合、天然に存在するAng−(1−7)の機能的等価体は、天然に存在するAng−(1−7)に対してアミノ酸配列の同一性を共有し、かつ天然に存在するAng−(1−7)と同じまたは類似する活性を実質的に保持する任意のペプチドを指す。例えば、一部の実施形態では、本明細書に記載されている天然に存在するAng−(1−7)の機能的等価体は、本明細書に記載されているか、もしくは当分野において公知の方法を使用して決定される血管新生促進活性、または一酸化窒素放出、血管拡張、内皮機能の改善、抗利尿、もしくは血管新生に正の影響を及ぼす、本明細書において議論されている他の特性の1つなどの活性を有する。一部の実施形態では、本明細書に記載されている天然に存在するAng−(1−7)の機能的等価体は、本明細書に記載されているかまたは当分野において公知の様々なアッセイを使用して決定される、アンジオテンシン−(1−7)受容体(例えば、Gタンパク質共役型Mas受容体)に結合するか、またはそれを活性化することができる。一部の実施形態では、Ang−(1−7)の機能的等価体は、アンジオテンシン(1−7)アナログ、または誘導体、または機能的誘導体とも呼ばれる。
一部の実施形態では、天然に存在するAng−(1−7)の機能的等価体、アナログ、または誘導体は、環状ペプチドである。本明細書で使用する場合、環状ペプチドは、隣接していない2つの残基の間に分子内共有結合を有する。分子内結合は、主鎖と主鎖、側鎖と主鎖、または側鎖と側鎖の結合であってよい(すなわち、直鎖状ペプチドの末端官能基、および/または末端もしくは内部残基の側鎖官能基が、連結して環化を達成することができる)。通常の分子内結合には、ジスルフィド結合、アミド結合、およびチオエーテル結合が含まれる。こうしたペプチドに行うことができる多数の他の修飾と同様に、ポリペプチドを環化するための様々な手段が、当分野において周知である。一般的な議論に関すると、それらの内容が参照により本明細書に組み込まれている、国際公開第01/53331号および国際公開第98/02452号を参照されたい。こうした環式結合および他の修飾も、本発明の環状ペプチドおよび誘導体化合物に適用することができる。
ある種の態様では、本発明は、直鎖状アンジオテンシン−(1−7)ペプチドを提供する。上で議論されている通り、天然に存在するAng−(1−7)の構造は、以下の通りである。
Asp1−Arg2−Val3−Tyr4−Ile5−His6−Pro7(配列番号1)
Xaa1−Xaa2−Xaa3−Xaa4−Xaa5−Xaa6−Xaa7(配列番号4)
によって、一般に表すことができ、または薬学的に許容されるその塩である。
ある種の態様では、本発明は、AngにおけるTyr4位およびPro7位に相当するアミノ酸の側鎖間などの結合を含む環状アンジオテンシン−(1−7)(Ang−(1−7))ペプチドアナログを提供する。これらのペプチドアナログは、通常、7個のアミノ酸残基を含むが、開裂可能な配列も含むことができる。より詳細に以下に議論される通り、本発明は、フラグメント、および1個または複数のアミノ酸が別のアミノ酸によって置換されているアナログ(フラグメントを含む)を含む。そのようなアナログの一例は、Asp1−Arg2−Val3−Ser4−Ile5−His6−Cys7(配列番号6)であり、結合が、Ser4とCys7との間に形成される。
天然アンジオテンシンI(Ang−(1−10))(Asp1−Arg2−Nle3−Cyc4−Ile5−His6−Cyc7−Phe8−His9−Leu10、配列番号8)から誘導される、[Nle3,Cyc4−7]Ang−(1−10)と命名される4,7−環化アナログ;
天然アンジオテンシンII(Ang−(1−8))(Asp1−Arg2−Nle3−Cyc4−Ile5−His6−Cyc7−Phe8、配列番号9)から誘導される、[Nle3,Cyc4−7]Ang−(1−8)と命名される4,7−環化アナログ;
天然アンジオテンシンIII(Ang−(2−8))(Arg2−Nle3−Cyc4−Ile5−His6−Cyc7−Phe8、配列番号10)から誘導される、[Nle3,Cyc4−7]Ang−(2−8)と命名される4,7−環化アナログ;
天然アンジオテンシンIV(Ang−(3−8))(Nle3−Cyc4−Ile5−His6−Cyc7−Phe8、配列番号11)から誘導される、[Nle3,Cyc4−7]Ang−(3−8)と命名される4,7−環化アナログ;
天然Ang−(1−7)(Asp1−Arg2−Nle3−Cyc4−Ile5−His6−Cyc7、配列番号12)から誘導される、[Nle3,Cyc4−7]Ang−(1−7)と命名される4,7−環化アナログ;および
天然Ang−(1−9)(Asp1−Arg2−Nle3−Cyc4−Ile5−His6−Cyc7−Phe8−His9、配列番号13)から誘導される、[Nle3,Cyc4−7]Ang−(1−9)と命名される4,7−環化アナログ。
これらのアナログは、Cyc4−7部位として、式(I)〜(III)において示されているチオエーテル架橋の1つを有することができ、例えば、R1〜R4がそれぞれ、−Hまたは−CH3であり、通常−Hである場合などの、Cyc4およびCyc7が、式(I)によって表される。
によって表される。
Xaa1−Xaa2−Nle3−Cyc4−Xaa5−Xaa6−Cyc7−Xaa8−Xaa9−Xaa10(V、配列番号17)
によって表される。上で議論されている通り、Xaa1、Xaa2、Xaa8、Xaa9、およびXaa10の1つまたは複数が、ある種の実施形態において存在していない。例えば、(1)Xaa10が存在しない、(2)Xaa9およびXaa10が存在しない、(3)Xaa8、Xaa9、およびXaa10が存在しない、(4)Xaa1が存在しない、(5)Xaa1およびXaa10が存在しない、(6)Xaa1、Xaa9、およびXaa10が存在しない、(7)Xaa1、Xaa8、Xaa9、およびXaa10が存在しない、(8)Xaa1およびXaa2が存在しない、(9)Xaa1、Xaa2、およびXaa10が存在しない、(10)Xaa1、Xaa2、Xaa9、およびXaa10が存在しない、または(11)Xaa1、Xaa2、Xaa8、Xaa9、およびXaa10が存在しない。これらの実施形態のそれぞれの場合、残りのアミノ酸は、以下に記載される意味(value)を有する。
一部の実施形態では、本発明は、脳状態を処置する方法であって、1種または複数の脳状態に罹患しているか、または罹患しやすい対象に、アンジオテンシン(1−7)受容体アゴニストを投与するステップを含む、方法を提供する。本明細書で使用する場合、用語「アンジオテンシン−(1−7)受容体アゴニスト」は、アンジオテンシン−(1−7)受容体、特にG−タンパク質共役型Mas受容体の機能に正の影響を及ぼす、いかなる分子も包含している。一部の実施形態では、アンジオテンシン−(1−7)受容体アゴニストは、直接または間接的に、アンジオテンシン−(1−7)受容体(すなわち、Mas受容体)活性を増強する、強化する、活性化する、および/または向上させる。一部の実施形態では、アンジオテンシン−(1−7)受容体アゴニストは、直接、アンジオテンシン−(1−7)受容体(すなわち、Mas受容体)と相互作用する。こうしたアゴニストは、例えば、タンパク質、化学化合物、低分子、核酸、抗体、薬物、リガンド、または他の作用剤を含む、ペプチドまたは非ペプチド性とすることができる。一部の実施形態では、本アンジオテンシン(1−7)受容体アゴニストは、非ペプチド性アゴニストである。
R1は、ハロゲン、ヒドロキシル、(C1〜C4)−アルコキシ、(C1〜C8)−アルコキシ(1〜6個の炭素原子が、ヘテロ原子O、SまたはNHによって(好ましくは、Oによって)置き換えられている)、(C1〜C4)−アルコキシ(テトラヒドロピランまたはテトラヒドロフランなどの飽和環状エーテルによって置換されている)、O−(C1〜C4)−アルケニル、O−(C1〜C4)−アルキルアリール、またはアリールオキシ(無置換であるか、またはハロゲン、(C1〜C3)−アルキル、(C1〜C3)−アルコキシ、およびトリフルオロメチルから選択される置換基によって置換されている)であり、
R2は、CHO、COOH、または(3)CO−O−(C1〜C4)−アルキルであり、
R3は、(C1〜C4)−アルキルまたはアリールであり、
R4は、水素、ハロゲン(クロロ、ブロモ、フルオロ)、または(C1〜C4)−アルキルであり、
Xは、酸素または硫黄であり、
Yは、酸素または−NH−であり、
R5は、水素、(C1〜C6)−アルキル、または(C1〜C4)−アルキルアリールであり、Yが−NH−である場合、R5は水素であり、
R6は、(C1〜C5)−アルキルである]。
R1は、(C1〜C5)−アルキル(無置換であるか、またはNH2、ハロゲン、O−(C1〜C3)−アルキル、CO−O−(C1〜C3)−アルキルおよびCO2Hから選択されるラジカルによって置換されている)、(C3〜C8)−シクロアルキル、(C1〜C3)−アルキル−(C3〜C8)−シクロアルキル、(C6〜C10)−アリール(無置換であるか、またはハロゲンおよびO−(C1〜C3)−アルキルから選択されるラジカルによって置換されている)、(C1〜C3)−アルキル−(C6〜C10)−アリール(アリールラジカルは無置換であるか、またはハロゲンおよびO−(C1〜C3)−アルキルから選択されるラジカルによって置換されている)、(C1〜C5)−ヘテロアリール、または(C1〜C3)−アルキル−(C1〜C5)−ヘテロアリールであり、
R2は、水素、(C1〜C6)−アルキル(無置換であるか、またはハロゲンおよびO−(C1〜C3)−アルキルから選択されるラジカルによって置換されている)、(C3〜C8)−シクロアルキル、(C1〜C3)−アルキル−(C3〜C8)−シクロアルキル、(C6〜C10)−アリール(無置換であるか、またはハロゲン、O−(C1〜C3)−アルキル、およびCO−O−(C1〜C3)−アルキルのなかから選択されるラジカルによって置換されている)、または(C1〜C3)−アルキル−(C6〜C10)−アリール(無置換であるか、またはハロゲンおよびO−(C1〜C3)−アルキルから選択されるラジカルによって置換されている)であり、
R3は、水素、COOH、またはCOO−(C1〜C4)−アルキルであり、
R4は、水素、ハロゲン、または(C1〜C4)−アルキルであり、
R5は、水素または(C1〜C6)−アルキルであり、
R6は、水素、(C1〜C6)−アルキル、(C1〜C3)−アルキル−(C3〜C8)−シクロアルキル、または(C2〜C6)−アルケニルであり、
Xは、酸素またはNHである]。
本発明の方法によれば、本明細書に記載されている、本発明のAng(1−7)ペプチドまたはアンジオテンシン(1−7)受容体アゴニストは、単独で(例えば、精製済みペプチドまたは化合物として)、または本明細書に記載されている組成物もしくは医薬の構成要素(例えば、疾患の処置のための医薬製造において)として、対象に投与することができる。本組成物は、生理学的に許容される担体または添加剤と一緒に製剤化して、医薬組成物を調製することができる。担体および組成物は、無菌とすることができる。製剤は、投与、例えば静脈内または皮下投与の形式に好適となるべきである。組成物の製剤化方法は、当分野で公知である(例えば、Remington’s Pharmaceuticals Sciences、第17版、Mack Publishing Co.(Alfonso R. Gennaro編集)(1989年)を参照されたい)。
様々な実施形態は、異なる投与レジメンを含むことができる。一部の実施形態では、アンジオテンシン(1−7)ペプチドまたはアンジオテンシン(1−7)受容体アゴニストは、連続注入によって投与される。一部の実施形態では、この連続注入は、静脈内である。他の実施形態では、連続注入は、皮下である。あるいはまたは追加的に、一部の実施形態では、アンジオテンシン(1−7)ペプチドまたはアンジオテンシン(1−7)受容体アゴニストは、2か月毎、毎月、毎月2回、3週間毎、2週間毎、毎週、毎週2回、毎週3回、毎日、毎日2回、または別の臨床的に望ましい投与スケジュールで投与される。単一の対象のための投与レジメンは、一定間隔である必要はないが、対象の必要性に応じて経時的に変えることができる。
一部の実施形態では、Ang(1−7)ペプチドまたはアンジオテンシン(1−7)受容体アゴニストは、併用療法の一部として使用されよう。1種または複数の脳状態のための公知の任意の治療物質または処置が、本明細書において開示されている、1種または複数のAng(1−7)ペプチドまたはアンジオテンシン(1−7)受容体アゴニストと共に使用されてもよいと考えられる。併用療法として、1種または複数のAng(1−7)ペプチドまたはアンジオテンシン(1−7)受容体アゴニストと共に使用することができる例示的な化合物には、以下に限定されないが、血栓溶解性化合物、抗酸化剤もしくは他の反応性酸素種剤、インターフェロンβ−1a(例えば、Avonex、Rebif、CinnoVex、ReciGen)、インターフェロンβ−1b(Betaseron)、酢酸グラチラマー(Copaxone)、ミトキサントロン(Novantrone)、ナタリズマブ(Tysabri)、フィンゴリモド(Gilenya)(利用可能な最初の経口薬物)、およびテリフルノミド(Aubagio)、またはそれらの組合せが含まれる。
一部の実施形態では、本発明は、Ang(1−7)ペプチド、アンジオテンシン(1−7)受容体アゴニスト、またはそれを含有する製剤を含有するキットまたは他の製造品をさらに提供し、その再構成(凍結乾燥である場合)および/または使用のための指示書を提供する。キットまたは他の製造品は、投与(例えば、皮下、吸入による)において有用な容器、注射器、バイアル、および任意の他の物品、デバイス、または機器を含むことができる。好適な容器は、例えば、ボトル、バイアル、注射器(例えば、予め充填されている注射器)、アンプル、カートリッジ、リザーバ、またはlyo−jectを含む。容器は、ガラスまたはプラスチックなどの様々な材料から形成することができる。一部の実施形態では、容器は、予め充填されている注射器である。好適な予め充填されている注射器は、以下に限定されないが、焼成シリコーンコーティングを有するホウケイ酸ガラス注射器、吹付けシリコーンを有するホウケイ酸ガラス注射器、またはシリコーンを有していないプラスチック樹脂製注射器を含む。
PanCyteの連続投与
その病態生理学を理解し、かつ虚血性傷害の重症度を最小化するための治療戦略を特定する目的で、いくつかの動物モデルを使用して、脳虚血の検討が行われてきた。局所虚血は、局所的な脳梗塞を引き起こし、中大脳動脈閉塞(MCAO)によって誘発され得る。MCAOのラットモデルは、ヒトにおける半球梗塞のモデルとして認められている。MCAOの後、時間的かつ空間的な進展を伴う皮質梗塞および線条体梗塞が、中大脳動脈によってもたらされる血管領域内で起こる。
動物は、ステップ試験における前肢運動喪失に関して試験した。動物を、抑制していない前足をテーブルに触れさせながら、片手でラットの両方の後肢、およびもう一方の手でモニターしない方の前肢を固定して保持した。動物をテーブル表面にそって、両方の前肢に対して順手方向および逆手方向へ、横向きに動かしながら(およそ5秒間で85cm)、ステップの調節回数を数えた。図1は、8、15、22、29および36日目における、ステップ試験の結果を示す。本試験において、4つの群、対照群(49日間、PBSのみ投与)、49日間のPanCyte50μg/kgの投与群、49日間のPanCyte500μg/kgの投与群、および、14日間のPanCyte50μg/kgの投与群を解析した。データは、PanCyteの投与を受けた各群は、対照動物と比べて、22日目までにラットの成績向上を享受したこと、およびこの効果は、統計的有意性の向上を伴って、36日目まで続いたことを示す。追加的に、49日間、用量50μg/kgのPanCyteにさらされた群は、15日目において、対照よりもかなり優れた成績を示した一方、49日間、500μg/kgのPanCyteまたは14日間、50μg/kgのPanCyteのどちらかにさらされた群は、改善する傾向を示しながらも、この特定の実験では、この時点において統計的に有意なレベルには到達しなかった。
肢の配置試験は、前肢試験と後肢試験の両方に分けた。前肢配置試験の場合、試験者が、ラットをテーブル上面近くに保持して、ひげ、視覚、触覚、または固有受容感覚刺激に応答して、テーブル上面の前肢を配置するラットの能力を得点にした。同様に、後肢配置試験の場合、試験者が、触覚および固有受容感覚刺激に応答して、テーブル上面の後肢を配置するラットの能力を評価した。感覚入力の各モードに対して、別々の部分得点を取得して加算し、総得点を得た(前肢配置試験の場合:0=正常、12=最大障害;後肢配置試験の場合:0=正常;6=最大障害)。得点は、以下の通り、0.5ポイント増分で得た。前肢配置試験:ひげによる配置(0〜2)、視覚による配置−前方向(0〜2)、横方向(0〜2);触覚による配置−背面(0〜2)、側面(0〜2);固有受容感覚による配置(0〜2);合計0〜12。図2は、8、15、22、29および36日目における、前肢配置試験の結果を示す。本試験において、4つの群、対照群(49日間、PBSのみ投与)、49日間のPanCyte50μg/kgの投与群、49日間のPanCyte500μg/kgの投与群、および、14日間のPanCyte50μg/kgの投与群を解析した。データは、PanCyteの投与を受けた各群は、対照動物と比べて、この試験について、29日目までに成績の向上を享受したこと、およびこの効果は、36日目まで続いたことを示す。さらに、14日間、PanCyte50μg/kgにさらされた群は、対照動物よりもかなり優れた成績を示すことが15日目に始まった一方、別の処置群は、同じ傾向を示したが、この実験では、29日目まで統計的な有意性には到達しなかった。
ラットを、その尾の基底部からおよそ1インチのところを保持した。次に、テーブルの表面から1インチ上に持ち上げた。ラットを垂直軸に保持し、左側または右側のどちらかに対して10°以下として定義した。ラットが垂直軸から片側にその頭を動かす毎に、揺れを記録した。別の揺れを試みる前に、ラットは、次の揺れを数えるために、垂直位に戻さなければならなかった。20回の揺れ総数を数えた。正常ラットは、通常、各側への揺れは等数となる。局所虚血後、ラットは、対側(この実施例では、左側)に揺れる傾向がある。体揺れ得点は、揺れ総数に対する右方向への百分率として表現する。図3は、8、15、22、29および36日目における、体揺れ試験の結果を示す。本試験において、4つの群、対照群(49日間、PBSのみ投与)、49日間のPanCyte50μg/kgの投与群、49日間のPanCyte500μg/kgの投与群、および、14日間のPanCyte50μg/kgの投与群を解析した。データは、対照群と比較して、PanCyteの投与を受けた各群は、36日目までに本試験に対する成績の改善を享受したことを示し、14日間のPanCyte50μg/kgの投与を受けた群は、本実験では、対照と比較して、29日目に統計的な有意性が始まることを示す。処置群はすべて、対照群と比較して、8日目に得点の改善傾向が始まることを示した。
修正神経症状評価尺度(mNRS)は、投与された薬物/用量を知らない個体により実施した(盲検試験)。実施したmNRSは、可能な点数0〜18点の尺度で神経得点にすることができる。より高い得点を有する動物は、より低い得点のラットよりも重症な症状および能力障害があることを示した。図4は、1、8、15、22、29および36日目における、mNRS評価の結果を示す。本試験において、4つの群、対照群(49日間、PBSのみ投与)、49日間のPanCyte50μg/kgの投与群、49日間のPanCyte500μg/kgの投与群、および、14日間のPanCyte50μg/kgの投与群を解析した。データは、PanCyteの投与を受けた各群が、対照群と比較して、29日目までに、本試験に対して成績の改善を享受したことを示す。29および36日目に加えて、49日間のPanCyte50μg/kgの投与群は、8および15日目において統計的に成績が改善することを示しており、また49日間のPanCyte500μg/kgの投与群は、本実験では、22日目において統計的に成績が改善することを示した。
TXA127、PanCyte、または直鎖状PanCyte投与の比較
動物モデル、外科処置手順、ならびに動物の世話の手順、および条件は、特に指定しない限り、実施例1に関して上で記載した通りとした。本実施例において、合計105匹の動物を使用し、表2は、本検討の群割振りを示す。
動物は、ステップ試験(ST)における前肢運動喪失に関して試験した。動物を、抑制していない前足をテーブルに触れさせながら、片手でラットの両方の後肢、およびもう一方の手でモニターしない方の前肢を固定して保持した。動物をテーブル表面にそって、両方の前肢に対して順手方向および逆手方向へ、横向きに動かしながら(およそ5秒間で85cm)、ステップの調節回数を数える。図5は、TXA127、PanCyteまたは直鎖状PanCyteによる処置により、ビヒクル対照条件と比較して、外科処置後の21日目までに、すべての実験条件において処置したラットの成績が著しく改善することを示す。改善傾向は、外科処置後、早くも14日目で観察される。直鎖状PanCyteは50ug/kgしか投与しなかったが、その結果は、実質的に、TXA127またはPanCyteの10倍に等しいことに留意すべきである。
前肢配置試験の場合、ラットをテーブル上面近くに保持して、ひげ、視覚、触覚、または固有受容感覚刺激に応答して、テーブル上面の前肢を配置するラットの能力を得点にした(0=正常、12=最大障害)。得点は0.5ポイント増分で示した(以下を参照されたい)。通常、脳卒中後の最初の1か月間に、ゆっくりとした定常的な肢の配置行動の回復がある。図6は、処置条件のすべてにおいて、ビヒクル対照と比べて成績の有意な改善が観察され、これは14日目に始まり、検討期間を通じて継続したことを示す。他の実験群よりもかなり少ない用量の薬剤にさらされているにもかかわらず、直鎖状PanCyteの群は、特に35日目以降、最良の成績を有したように、やはり思われる。
各ラットを、その尾の基底部からおよそ1インチのところを保持した。次に、テーブルの表面から1インチ上に持ち上げた。ラットを垂直軸に保持し、左側または右側のどちらかに対して10°以下として定義した。ラットが垂直軸から片側にその頭を動かす毎に、揺れを記録した。別の揺れを試みる前に、ラットは、次の揺れを数えるために、垂直位に戻さなければならなかった。20回の揺れ総数を数えた。正常ラットは、通常、各側への揺れは等数となる。局所虚血後、ラットは、対側(この場合、左側)に揺れる傾向がある。体揺れ得点は、揺れ総数に対する右方向への百分率として表現する。多くの場合、脳卒中後の最初の1か月間に、体揺れ得点が自発的に、一部回復する(50%に向かう)。図7は、1,000μg/kgのTXA127、TXA Alzet、PanCyte Alzet、500μg/kgのPanCyte、および直鎖状PanCyteの群はすべて、ビヒクル対照と比較して、28日目までに成績の顕著な改善を示したことを示す。500μg/kgのTXA127の群は、35日目まで顕著な結果を示さなかった。1,000μg/kgのTXA127、TXA Alzet、PanCyte Alzet、および直鎖状PanCyteの群はすべて、21日目までに改善を示し、またすべての実験群は、14日目までに改善する傾向を示した。49日目に、TXA1,000g/kg、TXA Alzet、および直鎖状PanCyteの群は各々、ほとんど正常(無損傷)レベルの成績を示すように思われた。
修正神経症状評価尺度(mNRS)は、投与された薬物/用量を知らない個体により実施した(盲検試験)。実施したmNRSは、可能な点数0〜18点の尺度で神経得点にすることができる。より高い得点を有する動物は、より低い得点のラットよりも重症な症状および能力障害があることを示した。図8は、各実験群は、ビヒクル対照と比較して、14日目までに成績が著しく改善することを示したことを示す。観察された成績の向上は、本検討の期間、維持された。
PanCyteおよびAVE0991投与の比較
動物モデル、外科処置手順、ならびに動物の世話の手順、および条件は、特に指定しない限り、実施例1に関して上で記載した通りとした。本実施例において、合計75匹の動物を使用し、表3は、本検討の群割振りを示す。
動物は、ステップ試験(ST)における前肢運動喪失に関して試験した。動物を、抑制していない前足をテーブルに触れさせながら、片手でラットの両方の後肢、およびもう一方の手でモニターしない方の前肢を固定して保持した。動物をテーブル表面にそって、両方の前肢に対して順手方向および逆手方向へ、横向きに動かしながら(およそ5秒間で85cm)、ステップの調節回数を数える。図10は、PanCyteとAVE0991による処置の両方が、ビヒクル対照と比べて、15日目までに明白な改善傾向を伴いながら22日目までに有意に改善し、29日目まで続いたことを示す。
前肢配置試験の場合、ラットをテーブル上面近くに保持して、ひげ、視覚、触覚、または固有受容感覚刺激に応答して、テーブル上面の前肢を配置するラットの能力を得点にした(0=正常、12=最大障害)。得点は0.5ポイント増分で示した(以下を参照されたい)。通常、脳卒中後の最初の1か月間に、ゆっくりとした定常的な肢の配置行動の回復がある。図11は、PanCyteとAVE0991による処置の両方が、ビヒクル対照と比べて、22日目までに成績の有意な改善をもたらし、29日目まで続いたことを示す。50mkgのAVE0991を受けた動物は、15日目までに成績の統計的に有意な改善を示した一方、10倍ものAVE0991(500mkg)を含めた、その他の群は、改善する傾向を示すに過ぎなかったことに留意されたい。
各ラットを、その尾の基底部からおよそ1インチのところを保持した。次に、テーブルの表面から1インチ上に持ち上げた。ラットを垂直軸に保持し、左側または右側のどちらかに対して10°以下として定義した。ラットが垂直軸から片側にその頭を動かす毎に、揺れを記録した。別の揺れを試みる前に、ラットは、次の揺れを数えるために、垂直位に戻さなければならなかった。20回の揺れ総数を数えた。正常ラットは、通常、各側への揺れは等数となる。局所虚血後、ラットは、対側(この場合、左側)に揺れる傾向がある。体揺れ得点は、揺れ総数に対する右側への百分率として表現する。図12は、PanCyteまたはAVE0991(強制経口投与による)による処置は、ビヒクル対照と比べて、22日目までに有意な改善を示したことを示す。皮下投与したAVE0991は、22日目までに改善する傾向を示した。
修正神経症状評価尺度(mNRS)は、投与された薬物/用量を知らない個体により実施した(盲検試験)。実施したmNRSは、可能な点数0〜18点の尺度で神経得点にすることができる。より高い得点を有する動物は、より低い得点のラットよりも重症な症状および能力障害があることを示した。図13は、PanCyteおよびAVE0991(強制経口投与による)の投与により、22日目までに成績が有意に改善した一方、皮下投与したAVE0991は、ビヒクル対照と比べて、改善する傾向を示したことを示す。29日目までに、処置群はすべて、ビヒクル対照と比較して、成績が顕著に改善することを示した。処置群はすべて、早くも15日目に改善する傾向を示した。
当業者は、決まった手順の実験だけを使用して、本明細書に記載されている本発明の具体的な実施形態に対する多くの均等物を認識するか、または確認することができるであろう。本発明の範囲は、上の詳細説明に限定されることを意図するものではなく、むしろ以下の特許請求の範囲において説明される。
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