JP2018076270A - 新規な単糖類及びそれを用いた単糖類取り込み細胞検出剤 - Google Patents
新規な単糖類及びそれを用いた単糖類取り込み細胞検出剤 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018076270A JP2018076270A JP2016220908A JP2016220908A JP2018076270A JP 2018076270 A JP2018076270 A JP 2018076270A JP 2016220908 A JP2016220908 A JP 2016220908A JP 2016220908 A JP2016220908 A JP 2016220908A JP 2018076270 A JP2018076270 A JP 2018076270A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- monosaccharide
- cell
- alkyl
- alkynyl
- aryl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 0 CC(CC#C*)OCC*COC1C(O)OC(C*)C(*)C1* Chemical compound CC(CC#C*)OCC*COC1C(O)OC(C*)C(*)C1* 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
- Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
- Saccharide Compounds (AREA)
Abstract
Description
本発明は、新規な単糖類及びそれを用いた単糖類取り込み細胞検出剤に関する。
これまでも、アルキニル基で修飾された単糖類は、幾つかの技術文献にて報告されている(非特許文献1〜4及び特許文献1)。
Organic Letters (2013), 15(20), 5190-5193
Tetrahedron Letters (2011), 52(8), 894-898
Carbohydrate Research (2012), 363, 38-42
Angewandte Chemie, International Edition (2015), 54(34), 9821-9825.
ところで、前述のような公知のアルキニル修飾単糖類を用いてラマン分光にて標的細胞の同定等を行う場合、当該標的細胞の種類によっては、不適なことがある。特に、単糖類を取り込んで、生体内にて、当該単糖類を重合して多糖類を形成させる種の細胞に対し、前述のような公知のアルキニル修飾単糖類を使用することは不適である。多糖類を重合する際の手となる位置がアルケニルにより修飾されているからである。
そこで、本発明は、例えば、細胞内で多糖類を重合する種を含め、どのような細胞にも適合した、ラマン分光にて標的細胞を分析するに際して有用な、新規なアルキニル修飾単糖類を提供することを課題とする。
本発明(1)は、式(1):
(式中、Mは、アルキニル含有基であり;R2〜R4は、相互に独立して、水素原子、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アリール、ヘテロアリール、アシル、シリルであり、但し、R2〜R4の少なくともいずれか一つは、水素原子である)で示される単糖類である。
本発明(2)は、式(1−1)又は(1−2):
(式中、R1は、相互に独立して、水素原子、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アリール、ヘテロアリール、アシル、シリルである;nは0〜100であり、mは1〜100である)で示される、上記発明(1)の単糖類である。
本発明(3)は、R2〜R4のすべてが、水素原子である、前記発明(1)又は(2)の単糖類である。
本発明(4)は、前記発明(1)〜(3)の単糖類を有する、ラマン分光イメージングによる、単糖類取り込み細胞検出剤である。
本発明(5)は、前記単糖類取り込み細胞が、細胞表層もしくは内部に多糖を生産する細胞である、前記発明(4)の単糖類取り込み細胞検出剤である。
本発明(6)は、前記多糖を生産する細胞が、ミドリムシ、がん細胞、小胞体機能異常細胞である、前記発明(5)の単糖類取り込み細胞検出剤である。
本発明(2)は、式(1−1)又は(1−2):
本発明(3)は、R2〜R4のすべてが、水素原子である、前記発明(1)又は(2)の単糖類である。
本発明(4)は、前記発明(1)〜(3)の単糖類を有する、ラマン分光イメージングによる、単糖類取り込み細胞検出剤である。
本発明(5)は、前記単糖類取り込み細胞が、細胞表層もしくは内部に多糖を生産する細胞である、前記発明(4)の単糖類取り込み細胞検出剤である。
本発明(6)は、前記多糖を生産する細胞が、ミドリムシ、がん細胞、小胞体機能異常細胞である、前記発明(5)の単糖類取り込み細胞検出剤である。
本発明によれば、単糖類の1位に加え、3位、4位及び/又は6位がOHであるため、1位→3位、1位→4位、1位→6位の結合が可能となる結果、例えば、細胞内で多糖類を重合する種を含め、どのような細胞にも適合した、ラマン分光にて標的細胞を分析するに際して有用な、新規なアルキニル修飾単糖類を提供することが可能となる。
≪新規アルキニル修飾単糖類≫
本発明に係る新規アルキニル修飾単糖類は、式(1):
(式中、Mは、アルキニル含有基であり;R2〜R4は、相互に独立して、水素原子、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アリール、ヘテロアリール、アシル、シリルであり、但し、R2〜R4の少なくともいずれか一つは、水素原子である)で示される単糖類である。
本発明に係る新規アルキニル修飾単糖類は、式(1):
ここで、「単糖類」とは、グルコース、フルクトース、ガラクトース、マンノースを挙げることができる(α、βいずれも含む)。
また、「アルキニル含有基」とは、アルキニル残基を有する限り特に限定されず、具体例としては、以下のアルキン、例えば、アセチレン、プロピン、1−ブチン、2−ブチン、イソブチン、sec−ブチン、1−ペンチン、2−ペンチン、イソペンチン、1−ヘキシン、2−ヘキシン、3−ヘキシン、イソヘキシン、ヘプチン、オクチン、ノニン、デシンなどのアルキン、の二価基が挙げられる。
また、「アルキル」及び「アシル基のアルキル」とは、一般的に特定の数の炭素原子を有する、直鎖及び分枝飽和炭化水素基を指す(例えばC1−3アルキルは、1〜3つの炭素原子を有するアルキル基、C1−6アルキルは1〜6つの炭素原子を有するアルキル基を指す、等)。アルキル基としては、例えば、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、s−ブチル,i−ブチル、t−ブチル、ペンタ−1−イル、ペンタ−2−イル、ペンタ−3−イル、3−メチルブタ−1−イル、3−メチルブタ−2−イル、2−メチルブタ−2−イル,2,2,2−トリメチルエタ−1−イル、n−ヘキシルなどが挙げられる。
また、「シクロアルキル」とは、飽和単環式及び二環式炭化水素基を指し、前記環を含む一般的に特定の数の炭素原子を有する(例えば、C3−8シクロアルキルは環員として、3〜8つの炭素原子を有するシクロアルキル基を指す)。また、「アルケニル」とは、1つ以上の炭素−炭素二重結合を有し、及び一般的に特定の数の炭素原子を有する直鎖及び分枝炭化水素基を指す。アルケニル基としては、例えば、エテニル、1−プロペン−1−イル、1−プロペン−2−イル、2−プロペン−1−イル、1−ブテン−1−イル、1−ブテン−2−イル、3−ブテン−1−イル、3−ブテン−2−イル、2−ブテン−1−イル、2−ブテン−2−イル、2−メチル−1−プロペン−1−イル、2−メチル−2−プロペン−1−イル、1,3−ブタジエン−1−イル、1,3−ブタジエン−2−イルなどが挙げられる。
また、「アリール」とは、環員(例えば、C6−14アリールは、環員として、6〜14個の炭素原子を有するアリール基を指す)を含む一般的に特定の数の炭素原子を有する、少なくとも1つの芳香族環で、単環式及び二環式の双方のアリール基を有する、十分に不飽和の単環式の芳香族の炭化水素、及び多環式炭化水素を指す。アリール基としては、例えば、フェニル、ビフェニル、シクロブタベンゼニル、インデニル、ナフタレニル、ベンゾシクロヘプタニル、ビフェニレニル、フルオレニル、シクロヘプタトリエンカチオンから由来する基等が挙げられる。
また、「ヘテロアリール」とは、少なくとも1つの芳香族基を有する不飽和単環式芳香族基及び多環式基を指し、前記基は各々、窒素、酸素、及び硫黄から独立して選択される炭素原子及び1〜4つのヘテロ原子を含む環原子を有する。単環式及び多環式基の双方とも、環員(例えば、C1−9ヘテロアリールは、環員として1〜9つの炭素原子及び1〜4つのヘテロ原子を有するヘテロアリール基を指す)として、一般的に特定の数の炭素原子を有し、及び、上に挙げた単環式複素環のいずれもがベンゼン環に縮合される、二環式基のいずれも含み得る。ヘテロアリール基としては、例えば、ピロリル(例えば、ピロール−1−イル、ピロール−2−イル、及びピロール−3−イル)、フラニル、チオフェンイル、ピラゾリル、イミダゾリル、イソオキサゾリル、オキサゾリル、イソチアゾリル、チアゾリル、1,2,3−トリアゾリル、1,3,4−トリアゾリル、1−オキサ−2,3−ジアゾリル、1−オキサ−2,4−ジアゾリル、1−オキサ−2,5−ジアゾリル、1−オキサ−3,4−ジアゾリル、1−チア−2,3−ジアゾリル、1−チア−2,4−ジアゾリル、1−チア−2,5−ジアゾリル、1−チア−3,4−ジアゾリル、テトラゾリル、ピリジニル、ピリダジニル、ピリミジニル、及びピラジニルのような単環式基が挙げられる。
ここで、式(1)に係る新規アルキニル修飾単糖類の内、式(1−1)又は(1−2):
{式中、R1〜R4は、相互に独立して、水素原子、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アリール、ヘテロアリール、アシル、シリルであり、但し、R2〜R4の少なくともいずれか一つは、水素原子である;nは0〜100、mは1〜100(n及びmは、それぞれ、好適には1〜20、より好適には1〜5)である}で示される単糖類が好適である。
ここで、式(1)、式(1−2)及び式(1−2)において、MやR1〜R4の基(上記のアルキルやアリール等)は、他の置換基で置換されていてもよい。ここで、当該置換基としては、例えば、ヒドロキシ;カルボキシ;アルコキシ部が炭素数1から4個のアルコキシカルボニル;炭素数1〜4個のヒドロキシアルキル;アルコキシ部が炭素数1〜4個のアルコキシアルコキシ(メトキシメトキシ、エトキシメトキシ、プロポキシメトキシ、ブトキシメトキシ、2−メトキシエトキシ、3−メトキシプロポキシ、4−メトキシブトキシなど);アルキル部が炭素数1から4個のカルボキシアルキルカルボニルオキシ(カルボキシメチルカルボニルオキシ、2−カルボキシエチルカルボニルオキシなど);炭素数1から4個のアシルオキシ;ベンゾイルオキシ;フェニル;炭素数1から4個のアルキレンジオキシ(メチレンジオキシ、エチレンジオキシなど);オキソ;炭素数1から4個のアルキル、アルコキシ部ならびにアルキル部がそれぞれ炭素数1〜4個のアルコキシアルキル(メトキシメチル、エトキシメチル、2−メトキシエチル、2−エトキシエチルなど)または炭素数1から4個のヒドロキシアルキルでモノまたはジ置換していてもよいアミノ;置換基(ヒドロキシ、炭素数1〜4個のアルコキシ、オキソなど)を有していてもよいピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、置換基(炭素数1〜4個のアルキル、炭素数1〜4個のアシルなど)を有していてもよいピペラジンなどから選ばれる環状アミン(当該環状アミンはN−オキサイドであってもよい);モルホリノメチル等が挙げられる。
ここで、R2〜R4のすべてが水素原子であることが好適である。1位→3位、1位→4位、1位→6位のいずれの結合にも対応可能であるからである。
≪新規アルキニル修飾単糖類の製造方法≫
本発明に係る式(1)の化合物は、例えば、下記方法により製造し得る。まず、単糖の1位をメチル基などのアルキル基で保護したのち、3位と4位と6位の水酸基を保護する(このような水酸基の保護方法に関しては、「日本化学会編 実験化学講座」等に詳しい)。末端にハロゲンなどの求核置換を引き起こす脱離基を有する、アルキル(1−1)またはエチレングリコール(1−2)リンカーが結合したアルキンを塩基性条件下で2位の水酸基に付加する。その後、1位、3位、4位、6位を脱保護して、目的化合物を得る。
本発明に係る式(1)の化合物は、例えば、下記方法により製造し得る。まず、単糖の1位をメチル基などのアルキル基で保護したのち、3位と4位と6位の水酸基を保護する(このような水酸基の保護方法に関しては、「日本化学会編 実験化学講座」等に詳しい)。末端にハロゲンなどの求核置換を引き起こす脱離基を有する、アルキル(1−1)またはエチレングリコール(1−2)リンカーが結合したアルキンを塩基性条件下で2位の水酸基に付加する。その後、1位、3位、4位、6位を脱保護して、目的化合物を得る。
≪新規アルキニル修飾単糖類の用途≫
本発明に係る新規アルキニル修飾単糖類は、ラマン分光イメージングによる、単糖類取り込み細胞検出剤として有用である。特に、アルキンは細胞内でも破壊されにくく、細胞内にアルキンを付した単糖類を入れて多糖類に変化しても、ラマン分光で検出できる点を特徴とする。例えば、細胞表層もしくは内部に特徴的な多糖を生産する細胞、例として、がん細胞や、アルツハイマー病をもたらす小胞体機能異常細胞、ミドリムシ等の細胞検出に有用である。
本発明に係る新規アルキニル修飾単糖類は、ラマン分光イメージングによる、単糖類取り込み細胞検出剤として有用である。特に、アルキンは細胞内でも破壊されにくく、細胞内にアルキンを付した単糖類を入れて多糖類に変化しても、ラマン分光で検出できる点を特徴とする。例えば、細胞表層もしくは内部に特徴的な多糖を生産する細胞、例として、がん細胞や、アルツハイマー病をもたらす小胞体機能異常細胞、ミドリムシ等の細胞検出に有用である。
≪実施例≫
(製造例1)
2.01 g の(0.0071 mol, 1 eq)のmethyl - 4,6-O-Benzylidene -α-D-glucopyranosideに、1.41 mL(0.0163 mol, 2.3 eq)の臭化プロパルギルと43 mLのベンゼンを加えた。そこに0.6 g(0.0149 mol, 2.1 eq)の水素化ナトリウム(60% in mineral oil)を2回に分けて添加し、80 ℃で64時間反応させた。室温に戻した反応溶液を濃縮し、クロロホルム100 mLで溶解させ、これをろ過した。ろ液を濃縮し、シリカゲルカラムで精製した。(展開溶媒:クロロホルム100%)751.8 mgの白色個体を得た(収率33%)。
1H NMR (600 MHz, CDCl3 )
δ2.51 ( s, 1 H ), 3.46 ( s, 3 H ), 3.55 ( t, J = 9.4 Hz, 1 H ), 3.69 ( dd, J = 3.4, 9.1 Hz, 1 H ), 3.76 ( t, J = 10.2 Hz, 1 H ), 3.82 - 3.86 ( m, 1 H ), 4.14 ( t, J = 9.3 Hz, 1 H ), 4.29 - 4.32 ( m, 1 H ), 4.38 - 4.45 ( m, 2 H ), 4.95 ( d, J = 3.2 Hz, 1 H ), 5.55 (s, 1 H), 7.38 ( d, J = 6.2 Hz, 3 H ), 7.51 ( d, J = 5.9 Hz, 2 H )
MS( ESI ) m/z: 343.2 ( M + Na )(図1)
(製造例1)
1H NMR (600 MHz, CDCl3 )
δ2.51 ( s, 1 H ), 3.46 ( s, 3 H ), 3.55 ( t, J = 9.4 Hz, 1 H ), 3.69 ( dd, J = 3.4, 9.1 Hz, 1 H ), 3.76 ( t, J = 10.2 Hz, 1 H ), 3.82 - 3.86 ( m, 1 H ), 4.14 ( t, J = 9.3 Hz, 1 H ), 4.29 - 4.32 ( m, 1 H ), 4.38 - 4.45 ( m, 2 H ), 4.95 ( d, J = 3.2 Hz, 1 H ), 5.55 (s, 1 H), 7.38 ( d, J = 6.2 Hz, 3 H ), 7.51 ( d, J = 5.9 Hz, 2 H )
MS( ESI ) m/z: 343.2 ( M + Na )(図1)
1H NMR ( 600 MHz, CDCl3 )
δ3.34 - 3.35 ( m, 2 H ), 3.43 ( s, 3 H ), 3.44 - 3.46 ( dd, J = 4.3, 10.0 Hz 1 H ), 3.51 - 3.54 ( m, 1 H ), 3.68 - 3.73 ( m, 2 H ), 3.84 ( d, J = 11.7 Hz, 1 H ), 4.33 - 4.41 ( m, 2 H ), 4.95 (s, 1 H)
MS( ESI ) m/z: 255.1 ( M + Na )(図2)
254.3 mgの白色個体を得た(収率58%)
1H NMR ( 600 MHz, CD3OD )
δ2.81 ( s, 1 H ), 2.88 ( s, 1 H ), 3.08 ( t, J = 8.4 Hz, 1 H ), 3.26 -3.29 ( m, 1H ), 3.34 - 3.38 ( m, 2 H ), 3.41 ( dd, J = 4.1, 9.7 Hz, 1 H ), 3.62 - 3.65 ( m, 1 H ), 3.69 ( dd, J = 4.9, 11.7 Hz, 1 H ), 3.74 - 3.79 ( m, 4 H ), 3.84 ( d, J = 11.7 Hz, 1 H ), 4.36 ( s, 2 H ), 4.47 (dq, J = 2.9, 12.6 Hz, 2 H ), 4.54 ( d, J = 7.6 Hz, 1H ), 5.33 ( d, J = 3.6 Hz, 1H )
MS( ESI ) m/z: 241.1 ( M + Na )(図3)
≪ラマン分光イメージング≫
(試験方法)
上記にて得られたアルキン化グルコース(AGluc)6mg/mLを含む、pH5.5のKH培地を作り、遮光条件下にて1週間培養する。次に、培養したユーグレナを遠心により分離し、PBSで洗浄することでPBSに置換して、ラマン観察を行う。ユーグレナを石英ガラスボトムディッシュに100μL置き、2.5%グルタルデヒドで固定し、短時間静置した後に、水浸型レンズ63倍倍率のレンズでラマン観察を行う。観察条件として、532nm励起で、StreamLineモード(一定範囲をスキャニングするモード)を使用し、レーザー強度50%、照射時間0.1/sでレーザー照射を行い、1100−2600cm−1の範囲のラマンスペクトルを取得した(図4参照)。
(試験方法)
上記にて得られたアルキン化グルコース(AGluc)6mg/mLを含む、pH5.5のKH培地を作り、遮光条件下にて1週間培養する。次に、培養したユーグレナを遠心により分離し、PBSで洗浄することでPBSに置換して、ラマン観察を行う。ユーグレナを石英ガラスボトムディッシュに100μL置き、2.5%グルタルデヒドで固定し、短時間静置した後に、水浸型レンズ63倍倍率のレンズでラマン観察を行う。観察条件として、532nm励起で、StreamLineモード(一定範囲をスキャニングするモード)を使用し、レーザー強度50%、照射時間0.1/sでレーザー照射を行い、1100−2600cm−1の範囲のラマンスペクトルを取得した(図4参照)。
(結果)
解析ソフト(Wire4.0)を用いて、得られたスペクトルを解析した。写真(図5)において、2250−2350nmにベースラインに対してピークが認められるであろう場所に色をつける(本試験では、赤→紫、赤が最もシグナルが強いと考えられる箇所とした)。ピークとしての閾値(コントラスト、と表現される)は2000−2200である。色のついた点(赤いスポット)にカーソルを合わせると、その点におけるラマンスペクトルが得られる(図6参照)。なお、ラマン顕微鏡は、RENISHAW社製のものを用いた。
解析ソフト(Wire4.0)を用いて、得られたスペクトルを解析した。写真(図5)において、2250−2350nmにベースラインに対してピークが認められるであろう場所に色をつける(本試験では、赤→紫、赤が最もシグナルが強いと考えられる箇所とした)。ピークとしての閾値(コントラスト、と表現される)は2000−2200である。色のついた点(赤いスポット)にカーソルを合わせると、その点におけるラマンスペクトルが得られる(図6参照)。なお、ラマン顕微鏡は、RENISHAW社製のものを用いた。
Claims (6)
- R2〜R4のすべてが、水素原子である、請求項1又は2記載の単糖類。
- 請求項1〜3のいずれか一項記載の単糖類を有する、ラマン分光イメージングによる、単糖類取り込み細胞検出剤。
- 前記単糖類取り込み細胞が、細胞表層もしくは内部に多糖を生産する細胞である、請求項4記載の単糖類取り込み細胞検出剤。
- 前記多糖を生産する細胞が、ミドリムシ、がん細胞、小胞体機能異常細胞である、請求項5記載の単糖類取り込み細胞検出剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016220908A JP2018076270A (ja) | 2016-11-11 | 2016-11-11 | 新規な単糖類及びそれを用いた単糖類取り込み細胞検出剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016220908A JP2018076270A (ja) | 2016-11-11 | 2016-11-11 | 新規な単糖類及びそれを用いた単糖類取り込み細胞検出剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2018076270A true JP2018076270A (ja) | 2018-05-17 |
Family
ID=62149943
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2016220908A Pending JP2018076270A (ja) | 2016-11-11 | 2016-11-11 | 新規な単糖類及びそれを用いた単糖類取り込み細胞検出剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2018076270A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019198779A1 (ja) | 2018-04-11 | 2019-10-17 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 1,4-シクロヘキサンジカルボン酸誘導体、1,4-ジシアノシクロヘキサン、及び1,4-ビス(アミノメチル)シクロヘキサンの製造方法 |
-
2016
- 2016-11-11 JP JP2016220908A patent/JP2018076270A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019198779A1 (ja) | 2018-04-11 | 2019-10-17 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 1,4-シクロヘキサンジカルボン酸誘導体、1,4-ジシアノシクロヘキサン、及び1,4-ビス(アミノメチル)シクロヘキサンの製造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR102714478B1 (ko) | 치환된 다환성 피리돈 유도체의 입체 선택적인 제조 방법 | |
| JP6351511B2 (ja) | 非対称Siローダミン及びロドールの合成 | |
| EP1713797B1 (en) | 1-isopropyl-2-oxo-1,2-dihydropyridine-3-carboxamide derivatives having 5-ht4 receptor agonistic activity | |
| AU2009277485B2 (en) | Spiroaminodihydrothiazine derivatives | |
| EP1689742B1 (en) | Quinolonecarboxylic acid compounds having 5-ht4 receptor agonistic activity | |
| KR102854071B1 (ko) | (헤테로)아릴-메틸-티오-베타-d-갈락토피라노시드 유도체 | |
| WO2007139149A1 (ja) | 生物学的試薬用化合物 | |
| FR3030517A1 (fr) | Derives sulfonamides bicycliques en tant qu'agonistes inverses du recepteur gamma orphelin associe aux retinoides ror gamma (t) | |
| JP7108356B2 (ja) | ビタミンd3誘導体及びその薬学的用途 | |
| EP3704102A1 (en) | Substituted quinoline analogs as aldehyde dehydrogenase 1a1 (aldh1a1) inhibitors | |
| TW202317546A (zh) | 調節ikzf2之芳基化合物及醫藥組合物 | |
| JPWO2009110487A1 (ja) | 過酸化水素特異的蛍光プローブ | |
| CA2687614A1 (en) | Methods for preparing diazonamides | |
| CN102093372A (zh) | 一种n-(罗丹明6g)内酰胺-n’-苯基硫脲衍生物荧光探针及其制备方法 | |
| JP6733449B2 (ja) | ベルベリン型アルカロイドの製造方法 | |
| JP2018076270A (ja) | 新規な単糖類及びそれを用いた単糖類取り込み細胞検出剤 | |
| JP2006219453A (ja) | キノリン環を母核とする金属識別型二波長性蛍光分子 | |
| JP2019529580A (ja) | 変異型イソクエン酸デヒドロゲナーゼ阻害剤、ならびにその組成物および方法 | |
| EP4382523A1 (en) | Novel indole derivative, pharmaceutical composition comprising same, and use thereof | |
| RU2515195C1 (ru) | 4-замещенные n-арил-1,8-нафталимиды, проявляющие свойства флуоресцентных сенсоров на катионы металлов, и способы их получения | |
| KR100680003B1 (ko) | 3-(2-(4-(6-플로로벤조(d)아이소옥사졸-3-일)-피페리딘-1-일)-에틸)-2-메틸-6,7,8,9-테트라하이드로-4h-피리도-(1,2-a)피리미딘-4-온의 제조방법 | |
| WO2008097483A2 (en) | Methods for preparing aryl-substituted ketophosphonates | |
| RU2161153C1 (ru) | 5'-ацильные производные n-алкилбензомоноазакраун-соединений и способ их получения | |
| KR102925139B1 (ko) | 헤테로시클릭 화합물 및 이의 용도 | |
| JP5267096B2 (ja) | N,S−ジ−tert−ブトキシカルボニルグルタチオン蛍光誘導体及びそれを中間体として用いるグルタチオン蛍光誘導体の製造方法 |