(1)概要
以下、実施形態のコネクタ100について図1を用いて説明する。本実施形態のコネクタ100は、たとえばプリント配線板やフレキシブルプリント配線板などの基板に取り付けられる。コネクタ100は、たとえばスマートフォン等の携帯端末に搭載されている複数の基板の間を電気的に接続するために用いられる。もちろん、コネクタ100の用途を限定する趣旨ではなく、コネクタ100は、たとえばカメラモジュール等の携帯端末以外の電子機器に用いられてもよい。また、コネクタ100は、複数の基板の間を電気的に接続する用途に限られず、たとえば基板とディスプレイとの間や、基板とバッテリとの間など、複数の部品の間を電気的に接続する用途であればよい。
本実施形態のコネクタ100は、複数のコンタクト1と、ハウジング2と、電子部品3とを備えている。ハウジング2は、複数のコンタクト1を一方向に並んだ状態で保持するように構成されている。電子部品3は、複数のコンタクト1のうちの2以上のコンタクト1に接合される。ハウジング2の厚さ方向の寸法は、たとえば1mm以下である。また、ハウジング2の長手方向の寸法は、たとえば十数mmである。また、ハウジング2の短手方向の寸法は、たとえば数mmである。さらに、複数のコンタクト1の並ぶ間隔、つまりピッチは、たとえばコンマ数mmである。本実施形態では、複数のコンタクト1は等ピッチで並んでいるが、不揃いのピッチで並んでいてもよい。
複数のコンタクト1は、電子部品3が接合される第1コンタクト11と、電子部品3が接合されない第2コンタクト12とを含んでいる。電子部品3は、第1コンタクト11のうちのハウジング2から露出する一端に接合されている。つまり、本実施形態のコネクタ100は、ハウジング2から露出する第1コンタクト11の一端に電子部品3を接合する構造であるため、電子部品3を搭載しつつも小型化を図ることが可能である。
(2)構成
以下、本実施形態のコネクタ100の構成について詳細に説明する。以下では、図1において、第1コンタクト11と電子部品3とが並ぶ方向を前後方向とし、電子部品3から見て第1コンタクト11側を前方、その逆を後方として説明する。また、図1において、ハウジング2の短手方向を上下方向、ハウジング2の長手方向を左右方向として説明する。なお、図1〜図15には、これらの方向(上、下、左、右、前、後)を表す矢印を示すが、これらの矢印は、単に説明を補助する目的で記載しているに過ぎず、実体を伴わない。また、上記の方向の規定は、本実施形態のコネクタ100の使用形態を限定する趣旨ではない。
本実施形態のコネクタ100は、ソケット(メスコネクタ)であって、図1〜図3に示すように、複数(ここでは、24本)のコンタクト1と、ハウジング2と、複数(ここでは、3つ)の電子部品3と、1対の保持金具4とを備えている。つまり、本実施形態では、複数のコンタクト1及びハウジング2は、メスコネクタとして構成されている。
複数のコンタクト1は、いずれも帯状の金属板を折り曲げることにより形成されている。また、複数のコンタクト1の各々には、金めっきが施されている。本実施形態では、複数のコンタクト1は、3対の第1コンタクト11と、残りの18本の第2コンタクト12とで構成されている。そして、3つの電子部品3が、それぞれ3対の第1コンタクト11の一端に接合されている。
第1コンタクト11は、図3に示すように、ばね片111と、立ち上がり片112と、接合片113とを有しており、これらを一体に形成して構成されている。ばね片111は、先端が馬蹄形に湾曲しており、ハウジング2の短手方向(上下方向)に撓むように構成されている。また、ばね片111は、嵌合凹部24(後述する)にヘッダ(オスコネクタ)のコンタクトが挿入されると、ヘッダのコンタクトに押されることで、ヘッダのコンタクトに向かう向き(下向き)の弾性力を発生するように構成されている。
立ち上がり片112は、ハウジング2の厚さ方向(前後方向)に沿って長い板状に形成されている。立ち上がり片112の第1端(後端)は、ばね片111の一端(下端)と一体に形成されている。立ち上がり片112は、嵌合凹部24にヘッダのコンタクトが挿入されると、ヘッダのコンタクトと接触するように構成されている。
接合片113は、ハウジング2の短手方向(上下方向)に沿って長い板状に形成されている。接合片113の第1端(上端)は、立ち上がり片112の第2端(前端)と一体に形成されている。また、接合片113の第2端(下端)は、ハウジング2の厚さ方向の一端側(前側)において、ハウジング2から露出している。接合片113の一面(後面)は、たとえば半田付けや溶接により電子部品3の第1電極31(後述する)が接合される接合面となる。言い換えれば、電子部品3は、第1コンタクト11のうちのハウジング2から露出する一端(接合片113)に接合される。
本実施形態では、第1コンタクト11のうちのハウジング2から露出する一端は、ばね片111側の一端ではなく、ハウジング2の短手方向(上下方向)において、ばね片111よりも外側に位置する接合片113側の一端である。このため、本実施形態では、第1コンタクト11において、電子部品3を、ヘッダのコンタクトとの接点となるばね片111と、基板との接合面となる接合片113との間に配置でき、スペースの効率化を図ることができる。
本実施形態では、第1コンタクト11は、直接、基板に接合されるのではなく、電子部品3を介して基板に接合されるように構成されている。具体的には、電子部品3の第1電極31を第1コンタクト11に接合し、電子部品3の第2電極32(後述する)を基板に配線された導体に接合することで、第1コンタクト11は、電子部品3を介して基板に配線された導体に電気的に接続される。
第2コンタクト12は、図3に示すように、ばね片121と、立ち上がり片122と、立ち下がり片123と、端子片124とを有しており、これらを一体に形成して構成されている。ばね片121は、先端が馬蹄形に湾曲しており、ハウジング2の短手方向(上下方向)に撓むように構成されている。また、ばね片121は、嵌合凹部24にヘッダのコンタクトが挿入されると、ヘッダのコンタクトに押されることで、ヘッダのコンタクトに向かう向き(上向き)の弾性力を発生するように構成されている。
立ち上がり片122は、ハウジング2の厚さ方向(前後方向)に沿って長い板状に形成されている。立ち上がり片122の第1端(後端)は、ばね片121の一端(上端)と一体に形成されている。立ち上がり片122は、嵌合凹部24にヘッダのコンタクトが挿入されると、ヘッダのコンタクトと接触するように構成されている。
立ち下がり片123は、ハウジング2の厚さ方向(前後方向)に沿って長い板状に形成されている。立ち下がり片123の第1端(前端)は、逆U字状に湾曲しており、立ち上がり片122の第2端(前端)と一体に形成されている。
端子片124は、ハウジング2の短手方向(上下方向)に沿って長い板状に形成されている。端子片124の第1端(下端)は、立ち下がり片123の第2端(後端)と一体に形成されている。また、端子片124の第2端(上端)は、ハウジング2の厚さ方向の一端側(後側)において、ハウジング2から露出している。
端子片124の一面(後面)は、たとえば半田付けにより基板に接合される接合面となる。本実施形態では、端子片124の接合面は、第1コンタクト11に接合された電子部品3の第2電極32(後述する)と面一となっている。したがって、コネクタ100は、たとえばスペーサ等の他の部品を用いることなく、直接、基板に接合することができる。
ここで、第1コンタクト11のばね片111及び立ち上がり片112と、第2コンタクト12のばね片121及び立ち上がり片122は、それぞれ互いに同じ形状である。一方、第1コンタクト11の接合片113と、第2コンタクト12の立ち下がり片123及び端子片124とは、異なる形状である。つまり、本実施形態では、第1コンタクト11の形状は、第2コンタクト12の形状と異なっている。
ハウジング2は、図1、図2に示すように、絶縁性を有する樹脂材料により、左右方向に長い扁平な直方体状に形成されている。ハウジング2は、底壁21と、周壁22と、台部23とを有している。底壁21は、左右方向に長い板状であって、ハウジング2の底部を構成する。周壁22は、底壁21の周縁から前向きに突出しており、平面視で矩形枠状に形成されている。台部23は、左右方向に長い直方体状であって、底壁21の中央から前向きに突出している。底壁21、周壁22、及び台部23で囲まれた部位は、ヘッダが嵌合する嵌合凹部24を構成している。
ハウジング2には、複数のコンタクト1と1対1に対応する複数(ここでは、24個)の収納部25が形成されている。複数の収納部25は、それぞれ底壁21を厚さ方向(前後方向)に貫通するように形成されている。複数のコンタクト1の各々は、後方から収納部25に押し込まれることにより、収納部25に収納されている。
複数の収納部25は、台部23を挟んだ上下両側に分かれて設けられている。台部23の上下両側にある複数の収納部25は、いずれもハウジング2の長手方向(左右方向)に沿って等間隔に並んで設けられている。言い換えれば、ハウジング2は、複数のコンタクト1を一方向(左右方向)に並んだ状態で保持している。
複数のコンタクト1の各々は、収納部25に収納された状態で、一部が嵌合凹部24に露出している。具体的には、第1コンタクト11のばね片111の一部が台部23の内側から嵌合凹部24に露出し、立ち上がり片112の一部が周壁22の内側から嵌合凹部24に露出している。また、第2コンタクト12のばね片121の一部が台部23の内側から嵌合凹部24に露出し、立ち上がり片122の一部が周壁22の内側から嵌合凹部24に露出している。
したがって、コネクタ100にヘッダが嵌合すると、第1コンタクト11及び第2コンタクト12の各々の嵌合凹部24に露出した部位が、ヘッダのコンタクトと接触する。これにより、コネクタ100の複数のコンタクト1が、ヘッダのコンタクトと電気的に接続される。
ハウジング2は、複数(ここでは、3つ)の凹所26を有している。凹所26は、周壁22のうちの第1コンタクト11と対応する箇所に設けられている。本実施形態では、周壁22のうちの下側の周壁22に2つの凹所26が設けられており、上側の周壁22に1つの凹所26が設けられている。凹所26は、ハウジング2の短手方向(上下方向)において、台部23に向かう向きに窪んでいる。つまり、周壁22のうちの下側の周壁22にある凹所26は、上向きに窪んでいる。また、周壁22のうちの上側の周壁22にある凹所26は、下向きに窪んでいる。
複数の凹所26の各々には、1対の第1コンタクト11に接合された電子部品3の一部が収められている。言い換えれば、ハウジング2は、第1コンタクト11が保持される部位に、電子部品3の少なくとも一部が収まる凹所26を有している。
電子部品3は、たとえばノイズを低減するためのフィルタである。その他、電子部品3は、コモンモードノイズフィルタやチップコンデンサのようなフィルタに限定されず、他の用途の部品であってもよい。たとえば、電子部品3は、チップ抵抗やチップインダクタなどであってもよい。
本実施形態では、電子部品3は、コモンモードチョークコイルを有するコモンモードノイズフィルタであり、1対の第1電極31と、1対の第2電極32との計4つの電極を有する。1対の第1電極31は、それぞれ電子部品3の筐体33の前面における左右両端から露出している。1対の第2電極32は、それぞれ電子部品3の筐体33の後面における左右両端から露出している。1対の第1電極31は、それぞれ1対の第1コンタクト11の接合片113に接合するために用いられる。1対の第2電極32は、それぞれ基板に配線された導体に接合するために用いられる。
1対の保持金具4の各々は、たとえば銅合金からなる板状の金属板を折り曲げて形成されている。また、1対の保持金具4の各々には、ニッケルめっきが施されている。1対の保持金具4は、ハウジング2の長手方向の両端(左右両端)にそれぞれ設けられている。本実施形態では、1対の保持金具4は、インサート成形によりハウジング2に一体に設けられている。
保持金具4は、1対の保持片41と、1対の保持片41を連結する連結片42とで構成されている。1対の保持片41は、いずれも電源線を介して電源に電気的に接続するための電源用端子として用いることも可能である。1対の保持片41の各々の一面(後面)は、たとえば半田付けにより基板に接合される接合面となる。1対の保持片41のうちの一方は、台部23の下側にある複数のコンタクト1と一方向(左右方向)に並ぶように、ハウジング2に保持されている。また、1対の保持片41のうちの他方は、台部23の上側にある複数のコンタクト1と一方向(左右方向)に並ぶように、ハウジング2に保持されている。保持金具4は、ハウジング2の長手方向の一端に一体に設けられることで、ハウジング2の強度を高める機能を有する。
上述のように構成されたコネクタ100は、たとえばスマートフォン等の電子機器に内蔵された基板(以下、「第1基板」という)に接合される。また、コネクタ100に対応するヘッダは、同じく電子機器に内蔵された他の基板(以下、「第2基板」という)に接合される。そして、コネクタ100がヘッダに接続されることにより、第1基板に配線された第1導体と、第2基板に配線された第2導体との間が電気的に接続される。このとき、コネクタ100の備える電子部品3も、第1導体及び第2導体を含む回路に電気的に接続される。
(3)製造方法
以下、本実施形態のコネクタ100の製造方法について図4A〜図6Bを用いて説明する。コネクタ100の製造方法には、大きく分けて、第1ステップと、第2ステップと、第3ステップと、第4ステップとが含まれている。第1ステップは、ハウジング2を形成する工程である。第2ステップは、電子部品3を第1コンタクト11に接合する工程である。第3ステップは、第2コンタクト12をハウジング2に取り付ける工程である。第4ステップは、第1コンタクト11をハウジング2に取り付ける工程である。
以下では、第1ステップ、第2ステップ、第3ステップ、第4ステップの順に説明するが、これらのステップは順不同である。これらのステップは、第1ステップの前に第3ステップ、第4ステップが実行されないという条件を守る限り、どのような順番であってもよい。
まず、第1ステップについて説明する。第1ステップは、たとえばインサート成形により、複数の収納部25を有するハウジング2を形成する工程である。言い換えれば、第1ステップは、複数のコンタクト1がそれぞれ収納される複数の収納部25を有し、複数の収納部25が一方向(左右方向)に並ぶハウジング2を形成する工程である。第1ステップにより、ハウジング2は、底壁21、周壁22、台部23、及び複数の収納部25を有する樹脂成形品として一体に形成される。本実施形態では、第1ステップにおいて、第1コンタクト11が配置される箇所と対応する位置に1以上の凹所26を有するハウジング2が形成されている。
次に、第2ステップについて図4A、図4Bを用いて説明する。第2ステップは、たとえば半田付けや溶接により、第1フレーム51に1以上(ここでは、4つ)の電子部品3を接合する工程である。言い換えれば、第2ステップは、複数のコンタクト1のうちの2以上の第1コンタクト11に電子部品3を接合する工程である。
ここで、第1フレーム51は、たとえば銅合金からなる金属板の一端縁(ここでは、上端縁)に複数対(ここでは、4対)の第1コンタクト11が一体に形成されているフレームである。第1フレーム51は、たとえばプレス成形により形成される。また、複数の第1コンタクト11には、予め金めっきが施されている。図4A、図4Bに示すように、第2ステップでは、複数対の第1コンタクト11の各々において、接合片113に電子部品3が接合される。
次に、第3ステップについて図5A、図5Bを用いて説明する。第3ステップは、第2フレーム52に1以上の第2コンタクト12が接続されている状態で、1以上の第2コンタクト12をそれぞれハウジング2の1以上の収納部25に圧入(press fit)する工程である。言い換えれば、第3ステップは、複数のコンタクト1のうちの電子部品3が接合されない1以上の第2コンタクト12を、それぞれ1以上の収納部25に押し込むことにより、1以上の第2コンタクト12をハウジング2に取り付ける工程である。
ここで、第2フレーム52は、たとえば銅合金からなる金属板の一端縁(ここでは、上端縁又は下端縁)に複数(ここでは、12本)の第2コンタクト12が一体に形成されているフレームである。第2フレーム52は、たとえばプレス成形により形成される。また、複数の第2コンタクト12には、予め金めっきが施されている。
図5Aに示す例では、2つの第2フレーム52の各々において、第1コンタクト11が収納される収納部25と対応する箇所の第2コンタクト12が間引かれている。具体的には、下側の第2フレーム52では、不要な2対の第2コンタクト12の付け根部分を切断することにより、2対の第2コンタクト12が間引かれている。同様に、上側の第2フレーム52では、不要な1対の第2コンタクト12の付け根部分を切断することにより、1対の第2コンタクト12が間引かれている。
図5A、図5Bに示すように、第3ステップでは、1以上の第2コンタクト12を、それぞれ後方からハウジング2の1以上の収納部25に押し込むことにより、1以上の第2コンタクト12がハウジング2に取り付けられる。1以上の第2コンタクト12をハウジング2に取り付けた後に、1以上の第2コンタクト12の付け根部分を切断することにより、2つの第2フレーム52の各々の残りの部分が除去される。
ここで、第3ステップでは、複数の第2コンタクト12に金めっきを施した後に、第2フレーム52から不要な第2コンタクト12を間引いているが、逆であってもよい。つまり、第3ステップでは、第2フレーム52から不要な第2コンタクト12を間引いた後に、1以上の第2コンタクト12に金めっきを施してもよい。
最後に、第4ステップについて説明する。第4ステップは、第1フレーム51に2以上の第1コンタクト11が接続されている状態で、2以上の第1コンタクト11をそれぞれハウジング2の1以上の収納部25に圧入する工程である。言い換えれば、第4ステップは、電子部品3が接合された一端をハウジング2から露出させた状態で、2以上の第1コンタクト11をそれぞれ2以上の収納部25に押し込むことにより、2以上の第1コンタクト11をハウジング2に取り付ける工程である。
ここで、第1フレーム51は、必要な第1コンタクト11の対の数に応じて、不要な部分が切断されている。図6Aに示す例では、下側の第1フレーム51では、2対の第1コンタクト11を残して不要な部分が切断されている。また、上側の第1フレーム51では、1対の第1コンタクト11を残して不要な部分が切断されている。
図6A、図6Bに示すように、第4ステップでは、2以上の第1コンタクト11を、それぞれ後方からハウジング2の2以上の収納部25に押し込むことにより、2以上の第1コンタクト11がハウジング2に取り付けられる。このとき、1以上の電子部品3が、ハウジング2の1以上の凹所26に押し込まれる。2以上の第1コンタクト11をハウジング2に取り付けた後に、2以上の第1コンタクト11の付け根部分を切断することにより、2つの第1フレーム51の各々の残りの部分が除去される。
上述のように、本実施形態のコネクタ100の製造方法は、第1ステップと、第2ステップと、第3ステップと、第4ステップとを含んでいる。第1ステップは、複数のコンタクト1がそれぞれ収納される複数の収納部25を有し、複数の収納部25が一方向に並ぶハウジング2を形成する工程である。第2ステップは、複数のコンタクト1のうちの2以上の第1コンタクト11に電子部品3を接合する工程である。第3ステップは、複数のコンタクト1のうちの電子部品3が接合されない1以上の第2コンタクト12を、それぞれ1以上の収納部25に押し込むことにより、1以上の第2コンタクト12をハウジング2に取り付ける工程である。第4ステップは、電子部品3が接合された一端をハウジング2から露出させた状態で、2以上の第1コンタクト11をそれぞれ2以上の収納部25に押し込むことにより、2以上の第1コンタクト11をハウジング2に取り付ける工程である。
この製造方法によると、電子部品3を搭載しつつも、複数のコンタクト1の間隔が比較的狭く、かつ、ハウジング2が比較的小さい小型のコネクタ100を製造することが容易となる。
また、第2ステップ及び第4ステップは、第1フレーム51を用いて実行されるのが好ましい。つまり、第2ステップ及び第4ステップにおいて、2以上の第1コンタクト11は、一枚の金属板に一体に形成されていることが好ましい。また、第3ステップは、第2フレーム52を用いて実行されるのが好ましい。つまり、第3ステップにおいて、1以上の第2コンタクト12は、一枚の金属板に一体に形成されていることが好ましい。
(4)効果
上述のように、本実施形態のコネクタ100は、第1コンタクト11のうちハウジング2から露出する一端(接合片113)に電子部品3を接合させた構造である。このため、本実施形態のコネクタ100では、電子部品3を搭載するためのスペースをハウジング2に設ける必要がないので、ハウジング2を比較的自由に設計することができる。したがって、本実施形態のコネクタ100を製造するに当たっては、複数のコンタクト1を取り付けたハウジング2の小型化に専念し易い。つまり、本実施形態のコネクタ100は、電子部品3を搭載しつつも小型化を図ることができる。
また、本実施形態のコネクタ100では、電子部品3が第1コンタクト11に接合されている。このため、本実施形態のコネクタ100では、電子部品3を第1コンタクト11に接触させているだけの構成と比較して、電子部品3の第1コンタクト11に対する電気的接続の信頼性を向上することができる。
また、本実施形態のコネクタ100では、複数のコンタクト1のうちの必要な箇所に限って電子部品3を搭載することができるので、必要に応じて(たとえば、電子機器の仕様に応じて)、自由に機能を追加することができる。
また、本実施形態のコネクタ100では、電子部品3がハウジング2の外側に露出しているため、電子部品3の放熱性を向上することができるという効果もある。
ここで、本実施形態のコネクタ100は、既に述べたようにスマートフォン等の電子機器に用いられるが、このような電子機器では、近年の信号の伝送速度の高速化に伴い、高周波ノイズの低減が望まれている。そこで、このような電子機器に、電子部品3としてフィルタを搭載した本実施形態のコネクタ100を用いれば、フィルタを実装するためのスペースを電子機器の内部に設ける必要がなくなる。つまり、本実施形態のコネクタ100は、電子機器におけるノイズの低減を図りつつ、電子機器の小型化に貢献することができるという効果もある。
ところで、本実施形態のコネクタ100は、電子部品3を複数(ここでは、3つ)備えているが、たとえば図7に示すように、電子部品3を1つだけ備えていてもよい。図7に示す例では、複数のコンタクト1のうちの電子部品3が接合されている1対のコンタクト1が第1コンタクト11であり、他のコンタクト1は全て第2コンタクト12である。また、図7に示す例では、ハウジング2は凹所26を1つだけ有している。
<変形例1>
以下、実施形態の変形例1に係るコネクタ101について図8、図9を用いて説明する。ただし、本変形例のコネクタ101の基本的な構成は、実施形態のコネクタ100と共通しているので、共通する点については説明を省略する。
本変形例のコネクタ101は、図8に示すように、1つの電子部品3を備えている。そして、本変形例のコネクタ101では、図9に示すように、第1コンタクト11は、第2コンタクト12と同様に、ばね片121と、立ち上がり片122と、立ち下がり片123と、端子片124とで構成されている。つまり、本変形例では、第1コンタクト11及び第2コンタクト12は、互いに同じ形状である。
本変形例では、電子部品3は、たとえばチップコンデンサである。また、電子部品3は、1対の第1電極31及び1対の第2電極32を備える代わりに、1対の電極34を備えている。1対の電極34は、それぞれ電子部品3の筐体33の左右両端から露出している。そして、1対の電極34は、それぞれ1対の第1コンタクト11の端子片124の前面に接合されている。
また、本変形例では、電子部品3の高さ寸法(前後方向の寸法)が実施形態での電子部品3の高さ寸法よりも小さい。このため、本変形例では、凹所26は、実施形態とは異なり、ハウジング2の厚さ方向(前後方向)に貫通していない。なお、電子部品3のサイズ(ここでは、上下方向の寸法)の如何によっては、凹所26を設けることなく端子片124の前面に電子部品3を接合することが可能である。この場合、凹所26は不要である。
本変形例のコネクタ101は、実施形態のコネクタ100の製造方法により製造することが可能である。つまり、本変形例のコネクタ101は、第1ステップ、第2ステップ、第3ステップ、及び第4ステップを含む製造方法により製造することが可能である。本変形例のコネクタ101を製造する場合は、第2ステップにおいて、第2フレーム52の代わりに第1フレーム51を用いればよい。
<変形例2>
以下、実施形態の変形例2に係るコネクタ102について図10を用いて説明する。ただし、本変形例のコネクタ102の基本的な構成は、実施形態のコネクタ100と共通しているので、共通する点については説明を省略する。
本変形例のコネクタ102は、図10に示すように、2つの電子部品3を備えている。また、本変形例のコネクタ102では、電子部品3は、1対の第1電極31及び1対の第2電極32の代わりに、3つの第1電極31及び3つの第2電極32を備えている。図10は、コネクタ102を前方から見た平面図であるため、3つの第2電極32は図示されていない。
そして、本変形例では、電子部品3は、3つの第1コンタクト11に接合されている。具体的には、電子部品3の3つの第1電極31は、それぞれ3本の第1コンタクト11の接合片113に接合されている。つまり、本変形例では、電子部品3は、3以上の第1コンタクト11に接合されている。
本変形例では、第1コンタクト11及び第2コンタクト12は、互いに異なる形状であるが、変形例1のコネクタ101と同様に、互いに同じ形状であってもよい。
本変形例のコネクタ102は、実施形態のコネクタ100の製造方法により製造することが可能である。つまり、本変形例のコネクタ102は、第1ステップ、第2ステップ、第3ステップ、及び第4ステップを含む製造方法により製造することが可能である。本変形例のコネクタ102を製造する場合は、第2ステップにおいて、3以上の第1コンタクト11に電子部品3を接合すればよい。
<変形例3>
以下、実施形態の変形例3に係るコネクタ103について図11を用いて説明する。ただし、本変形例のコネクタ103の基本的な構成は、変形例1のコネクタ101と共通しているので、共通する点については説明を省略する。
本変形例のコネクタ103では、図11に示すように、電子部品3は、左右方向において1本の第2コンタクト12を挟んだ1対の第1コンタクト11に接合されている。言い換えれば、電子部品3は、1以上の第2コンタクト12を挟んだ両側に位置する2以上の第1コンタクト11に接合されている。つまり、電子部品3は、左右方向において2本以上の第2コンタクト12を挟んだ2以上の第1コンタクト11に接合されていてもよい。
本変形例では、電子部品3の1対の電極34は、それぞれ1対の第1コンタクト11の端子片124の前面に接合されている。一方、電子部品3に接合されている1対の第1コンタクト11に挟まれている第2コンタクト12は、電子部品3に接合されていない。つまり、この第2コンタクト12の端子片124は、電子部品3の筐体33には接触しているが、電子部品3の1対の電極34のいずれにも接合されていない。
本変形例では、第1コンタクト11及び第2コンタクト12は、互いに同じ形状であるが、実施形態のコネクタ100と同様に、互いに異なる形状であってもよい。
本変形例のコネクタ103は、実施形態のコネクタ100の製造方法により製造することが可能である。つまり、本変形例のコネクタ103は、第1ステップ、第2ステップ、第3ステップ、及び第4ステップを含む製造方法により製造することが可能である。本変形例のコネクタ103を製造する場合は、第4ステップにおいて第2コンタクト12が邪魔にならないように、第4ステップ、第3ステップの順に工程を踏めばよい。
<変形例4>
以下、実施形態の変形例4に係るコネクタ104について図12、図13を用いて説明する。ただし、本変形例のコネクタ104の基本的な構成は、実施形態のコネクタ100と共通しているので、共通する点については説明を省略する。
本変形例のコネクタ104は、図12に示すように、ヘッダ(オスコネクタ)であって、1つの電子部品3を備えている。つまり、本変形例では、複数のコンタクト1及びハウジング2は、オスコネクタとして構成されている。したがって、本変形例では、第1コンタクト11、第2コンタクト12、及びハウジング2の形状が実施形態とは異なっている。
ハウジング2は、絶縁性を有する樹脂材料により、左右方向に長い扁平な直方体状に形成されている。ハウジング2は、底壁27と、周壁28とを有している。底壁27は、左右方向に長い板状であって、ハウジング2の底部を構成する。周壁28は、底壁27の周縁から前向きに突出しており、平面視で矩形枠状に形成されている。底壁27及び周壁28で囲まれた部位は、ソケット(メスコネクタ)の一部が嵌合する嵌合凹部29を構成している。たとえばソケットが実施形態のコネクタ100であれば、嵌合凹部29には、コネクタ100の台部23が嵌合する。
ハウジング2は、複数のコンタクト1及び1対の保持金具4をインサート品として、インサート成形により形成されている。複数(ここでは、24本)のコンタクト1のうちの半分は、上側の周壁28に一体に設けられている。また、複数のコンタクト1のうちの残り半分は、下側の周壁28に一体に設けられている。つまり、ハウジング2は、複数のコンタクト1を一方向(左右方向)に並んだ状態で保持している。本変形例では、1対の保持金具4の各々の1対の保持片41がハウジング2から露出している。また、1対の保持金具4の各々の連結片42は、周壁28の内部に埋め込まれている。
第1コンタクト11は、図13に示すように、接触片131と、接合片132とを有しており、これらを一体に形成して構成されている。接触片131は、ハウジング2の厚さ方向(前後方向)に沿って長い板状に形成されている。接触片131は、周壁28における嵌合凹部29との対向面に配置されている。接触片131は、嵌合凹部29にソケットのコンタクトが挿入されると、ソケットのコンタクトと接触するように構成されている。
また、接触片131には、嵌合凹部29から離れる向き(下向き)に窪んだ窪み133が設けられている。窪み133は、ソケットのコンタクトが嵌合凹部29に挿入されるときに、ソケットのコンタクトの一部が引っ掛かるように構成されている。したがって、窪み133は、ソケットの抜け止めとして機能する。たとえばソケットが実施形態のコネクタ100であれば、ばね片111(又は、ばね片121)の一部が窪み133に引っ掛かる。
接合片132は、ハウジング2の厚さ方向(前後方向)に沿って長い板状に形成されている。接合片132は、周壁28の外側の面(上面又は下面)に沿って配置されている。つまり、接合片132は、ハウジング2から露出している。接合片132の一端(前端)は、逆U字状に湾曲しており、接触片131の一端(前端)と一体に形成されている。接合片113の一面(下面)は、たとえば半田付けや溶接により電子部品3の第1電極31が接合される接合面となる。言い換えれば、電子部品3は、第1コンタクト11のうちのハウジング2から露出する一端(接合片132)に接合される。
本変形例では、第1コンタクト11は、直接、基板に接合されるのではなく、電子部品3を介して基板に接合されるように構成されている。具体的には、電子部品3の第1電極31を第1コンタクト11に接合し、電子部品3の第2電極32を接合することで、第1コンタクト11は、電子部品3を介して基板に配線された導体に電気的に接続される。
第2コンタクト12は、図13に示すように、接触片141と、垂下片142と、端子片143とを有しており、これらを一体に形成して構成されている。接触片141は、第1コンタクト11の接触片131と同じ形状であり、接触片131と同等の機能を有する。また、接触片141には、嵌合凹部29から離れる向き(上向き)に窪んだ窪み144が設けられている。窪み144は、第1コンタクト11の窪み133と同等の機能を有する。
垂下片142は、ハウジング2の厚さ方向(前後方向)に沿って長い板状に形成されている。垂下片142の長手方向(前後方向)の寸法は、第1コンタクト11の接合片132の長手方向の寸法よりも短い。垂下片142は、周壁28の外側の面(上面又は下面)に沿って配置されている。垂下片142の一端(前端)は、逆U字状に湾曲しており、接触片141の第1端(前端)と一体に形成されている。
端子片143は、ハウジング2の短手方向(上下方向)に沿って長い板状に形成されている。端子片143の第1端(下端)は、接触片141の第2端(後端)と一体に形成されている。また、端子片143の第2端(上端)は、ハウジング2の厚さ方向の一端側(後側)において、ハウジング2から露出している。
端子片143の一面(後面)は、たとえば半田付けにより基板に接合される接合面となる。本変形例では、電子部品3の1対の第2電極32は、第2コンタクト12の端子片143の接合面と面一となっている。したがって、コネクタ104は、たとえばスペーサ等の他の部品を用いることなく、直接、基板に接合することができる。
本変形例のコネクタ104は、実施形態のコネクタ100の製造方法により製造することが可能である。つまり、本変形例のコネクタ104は、第1ステップ、第2ステップ、第3ステップ、及び第4ステップを含む製造方法により製造することが可能である。本変形例のコネクタ104を製造する場合は、第1ステップ、第3ステップ、及び第4ステップを1つの工程とし、第1コンタクト11及び第2コンタクト12をインサート品として、ハウジング2をインサート成形すればよい。
<変形例5>
以下、実施形態の変形例5に係るコネクタ105について図14、図15を用いて説明する。ただし、本変形例のコネクタ105の基本的な構成は、変形例4のコネクタ100と共通しているので、共通する点については説明を省略する。
本変形例のコネクタ105は、図14に示すように、1つの電子部品3を備えている。そして、本変形例のコネクタ105では、図15に示すように、第1コンタクト11は、第2コンタクト12と同様に、接触片141と、垂下片142と、端子片143とで構成されている。つまり、本変形例では、第1コンタクト11及び第2コンタクト12は、互いに同じ形状である。
本変形例では、電子部品3は、変形例1の電子部品3と同じであり、1対の電極34を備えている。そして、1対の電極34は、それぞれ1対の第1コンタクト11の端子片143の前面に接合されている。
本変形例のコネクタ105は、実施形態のコネクタ100の製造方法により製造することが可能である。つまり、本変形例のコネクタ105は、第1ステップ、第2ステップ、第3ステップ、及び第4ステップを含む製造方法により製造することが可能である。本変形例のコネクタ105を製造する場合は、第1ステップ、第3ステップ、及び第4ステップを1つの工程とし、第1コンタクト11及び第2コンタクト12をインサート品として、ハウジング2をインサート成形すればよい。
以上述べたように、第1の態様のコネクタ100〜105は、複数のコンタクト1と、ハウジング2と、電子部品3とを備える。ハウジング2は、複数のコンタクト1を一方向(左右方向)に並んだ状態で保持するように構成される。電子部品3は、複数のコンタクト1のうちの2以上のコンタクト1に接合される。複数のコンタクト1は、電子部品3が接合される第1コンタクト11と、電子部品3が接合されない第2コンタクト12とを含む。電子部品3は、第1コンタクト11のうちのハウジング2から露出する一端(接合片113)に接合されている。
この構成によると、電子部品3を搭載しつつも小型化を図ることができる。
また、第2の態様のコネクタ100〜103では、第1の態様において、ハウジング2は、第1コンタクト11が保持される部位に、電子部品3の少なくとも一部が収まる凹所26を有する。
この構成によると、電子部品3の少なくとも一部が凹所26に収まることにより、電子部品3がハウジング2から露出する部位が小さくなり、コネクタ100〜103の小型化を図ることができる。たとえば実施形態のコネクタ100は、ハウジング2が凹所26を有さない場合と比較して、ハウジング2の短手方向(上下方向)の寸法が小さくなっている。もちろん、ハウジング2が凹所26を有することは必須ではなく、凹所26を有するか否かは任意である。
また、第3の態様のコネクタ100〜105では、第1又は第2の態様において、複数のコンタクト1は、それぞれハウジング2に設けられた複数の収納部25に押し込まれている。
この構成によると、コネクタ100〜105を製造するときに、複数のコンタクト1をそれぞれ複数の収納部25に押し込む工程を踏むことで、複数のコンタクト1をハウジング2に容易に取り付けることができる。もちろん、複数のコンタクト1がハウジング2の複数の収納部25に押し込まれていることは必須ではない。つまり、複数のコンタクト1は、他の工程によりハウジング2に取り付けられていてもよい。
また、第4の態様のコネクタ100〜105では、第1又は第2の態様において、ハウジング2は、複数のコンタクト1をインサート品としてインサート成形されていてもよい。
この構成によると、コネクタ100〜105を製造するときに、複数のコンタクト1をインサート品としてハウジングをインサート成形する工程を踏むことで、複数のコンタクト1をハウジング2に容易に取り付けることができる。もちろん、ハウジング2が複数のコンタクト1をインサート品としてインサート成形されていることは必須ではない。つまり、複数のコンタクト1は、他の工程によりハウジング2に取り付けられていてもよい。
また、第5の態様のコネクタ100〜105では、第4の態様において、電子部品3は、接合材により第1コンタクト11に接合されていてもよい。接合材の融点は、ハウジング2のインサート成形時における最高温度よりも高い。
この構成によると、電子部品3が第1コンタクト11に接合された状態であっても、複数のコンタクト1をインサート品としてハウジング2をインサート成形することができるので、製造工程の自由度を向上することができる。もちろん、電子部品3が接合材により第1コンタクト11に接合されていることは必須ではない。たとえば実施形態のコネクタ100のように、複数のコンタクト1をインサート品としてハウジング2をインサート成形しない場合、電子部品3は、半田付けや溶接により第1コンタクト11に接合されていてもよい。
また、第6の態様のコネクタ100,102〜104では、第1〜第5のいずれかの態様において、第1コンタクト11の形状は、第2コンタクト12の形状と異なっている。
この構成によると、コネクタ100,102〜104を製造するときに、複数のコンタクト1のうちの何れのコンタクト1に電子部品3を接合すればよいかが判り易い。
また、第7の態様のコネクタ101,105では、第1〜第5のいずれかの態様において、第1コンタクト11及び第2コンタクト12は、互いに同じ形状である。
この構成によると、第1コンタクト11を製造する工程と、第2コンタクト12を製造する工程とを共通化することができるので、コネクタ101,105を製造するときの工程を簡略化することができる。
また、第8の態様のコネクタ100,102は、第1〜第7のいずれかの態様において、電子部品3を複数備えている。
この構成によると、電子機器の仕様に応じた機能を有するコネクタ100,102を実現することができる。
また、第9の態様のコネクタ104,105では、第1〜第8のいずれかの態様において、複数のコンタクト1及びハウジング2は、オスコネクタとして構成されている。
この構成によると、たとえばソケット等のメスコネクタとの接続にコネクタ104,105を用いることができる。
また、第10の態様のコネクタ100〜103では、第1〜第8のいずれかの態様において、複数のコンタクト1及びハウジング2は、メスコネクタとして構成されている。
この構成によると、たとえばヘッダ等のオスコネクタとの接続にコネクタ100〜103を用いることができる。
また、第11の態様のコネクタ103では、第1〜第10のいずれかの態様において、電子部品3は、1以上の第2コンタクト12を挟んだ両側に位置する2以上の第1コンタクト11に接合されている。
この構成によると、電子部品3の寸法(複数のコンタクト1が並ぶ方向の寸法)に依らず、電子部品3を第1コンタクト11に接合することができる。たとえば1対の第1コンタクト11に電子部品3を接合する場合、1対の第1コンタクト11は隣り合ってなくてもよく、電子部品3の寸法に応じて互いに離れていてもよい。
また、第12の態様のコネクタ102では、第1〜第11のいずれかの態様において、電子部品3は、3以上の第1コンタクト11に接合されている。
この構成によると、3以上の電極を有した電子部品3を搭載したコネクタ102を実現することができる。
また、第13の態様のコネクタ100,102〜104では、第1〜第12のいずれかの態様において、第1コンタクト11は、電子部品3を介して基板に接合されるように構成されている。
この構成によると、第2コンタクト12を基板に接合したときに第1コンタクト11が基板から離れて位置する場合であっても、第1コンタクト11を基板に電気的に接続することができる。また、この構成によると、第1コンタクト11に対しては電子部品3の一方側の電極(第1電極31又は第2電極32)だけを接合すればよい。したがって、この構成では、電子部品3の両側の電極を第1コンタクト11に接合する必要がないので、製造が容易である。
以上、実施形態に係るコネクタ100及び変形例に係るコネクタ101〜105について説明した。ただし、以上に説明した実施形態及び変形例は、本発明の様々な実施形態の一つに過ぎない。上記の実施形態及び変形例は、本発明の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。