JP2017141394A - 樹脂組成物、ならびに樹脂成形体及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
さらに、セルロースに導入したカルボキシル基の静電的な作用を利用して、対イオンとしてカチオン性を有する様々な塩を形成することにより、特性の異なるセルロース修飾体を得ることができる。本処理では原料セルロースの結晶性を壊すことなく保持できるため、
高い物理特性を有する。
この際の機能性向上の重要な要素として、樹脂中でのセルロース繊維の分散性が挙げられている。セルロース繊維が偏在または凝集していると、セルロース繊維混合の効果が顕著に低下することが知られている。
しかし、本方法を用いるには多段階の溶媒置換工程を経なければならず、またゲルを回収するハンドリングが煩雑であるなど、工業的には不適である。
なお、ここで言う成形体とは、セルロース繊維と樹脂を混合した組成物を用いて形成したフィルム状、シート状、構造体等の形態を指す。また、組成物とは樹脂が架橋や硬化反応等をする前の状態を指すものとする。
また、カルボキシル基が、カルボン酸塩型を有してもよい。
また、カルボン酸塩型のカルボキシル基が、アルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩を含んでいてもよい。
また、樹脂成形体中のセルロース繊維含有量が、重量換算で0.5%以上99.5%以下であってもよい。
また、樹脂が、光硬化性樹脂または熱可塑性樹脂から選ばれる1種類以上の樹脂であってもよい。
また、樹脂が、エマルションであってもよい。
また、セルロース繊維において、セルロース重量に対してカルボキシル基含有量が0.5〜3.0mmol/gであってもよい。
また、樹脂が、光硬化性樹脂または熱可塑性樹脂から選ばれる1種類以上の樹脂であってもよい。
また、樹脂が、エマルションであってもよい。
本発明は、セルロース繊維と樹脂とを含んだ樹脂成形体であり、そのセルロース繊維は、成形体中で平均繊維幅が3nm以上200nm以下という高分散状態を維持したものである。ただし、繊維幅200nm程度の比較的大きなサイズのセルロース繊維を含むと、繊維幅が可視光の波長に近づくために成形体の透明性低下を招くとともに、表面積低下やセルロースの絡み合いが低下することで機械特性の低下を引き起こす。
このことから繊維幅は100nm以下がより好ましく、20nm以下が更に好ましい。
好適には、結晶形I型を有する天然セルロースが機械特性、熱特性、薬品耐性等の材料特性が高いため望ましい。
ロースの酸化を行う。酸化反応中に水酸化ナトリウムを添加し、反応系内のpHを9から11に制御する。反応温度は0℃以上40℃以下が好適である。この時、セルロース繊維表面のC6位の水酸基がカルボキシル基に酸化される。反応終了後、十分水洗して回収し、本発明における構成材料として用いることが出来る。
ここに自動滴定装置(東亜ディーケーケー社製、AUT−701)を用いて0.1M水酸化ナトリウム水溶液を0.05mL/30秒で注入し、30秒毎の電導度とpH値を測定し、pH11まで測定を続けた。得られた電導度曲線から水酸化ナトリウムの滴定量を求め、カルボキシル基含有量を算出することができる。
(A)カルボキシル基が塩を形成したままろ別する方法、
(B)反応液に酸を添加して系内を酸性下に調整しカルボン酸としてろ別する方法、
(C)有機溶媒を添加して凝集させた後にろ別する方法、が挙げられる。
その中でも、ハンドリング性や回収効率、廃液処理の観点から、(B)カルボン酸として回収する方法が好適である。また、対イオンとして金属イオンを含有しないほうが副生成物の生成を抑制でき、置換効率に優れるため、カルボン酸として回収する方法が好ましい。
で洗浄を繰り返した後に、純水で洗浄を繰り返すことにより、残存する金属イオン及び塩類の量を低減することができる。
特に、1.0当量以上1.8当量以下であると、過剰量のアルカリ金属またはアルカリ土類金属の水酸化物を添加することなく対イオン交換できるため、より好ましい。また、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の水酸化物を過剰量添加した後に、再度セルロースを水洗することにより過剰量のアルカリ金属またはアルカリ土類金属の水酸化物を除去することも可能である。過剰なアルカリを除去することにより、セルロース等の材料の経時的な劣化を抑えることが可能になる。
次に、セルロース繊維と成形体を形成する樹脂に関して、好適な物性を満たす樹脂成形体を製造することができるものであれば、特に制限されないが、エマルションを使用することが好ましい。エマルションは主な分散媒として水を用い、ポリマーをサブミクロンの粒径に分散させたものである。これらの水を揮発させることによりポリマー同士が変形融合し、連続的な構造を形成する。
更に、これらを架橋反応や重合反応を進行させるとともに成形体の特性を向上させるため、硬化剤や硬化触媒、光重合開始剤、連鎖移動剤、充填剤、シランカップリング剤などを用いることができる。
また、セルロース繊維含有量に伴い、セルロース繊維自体の軽量、高強度、高弾性率の物性を増大させる傾向にあるが、樹脂やその他の材料を混合させることにより、脆弱性や柔軟性、吸湿影響を補完できたり、複屈折率を調整するなど機能付与の設計幅を広げることができるため、セルロース繊維含有量は99.5wt%以下であることが好ましい。
(D)セルロースを予め分散してセルロース繊維分散体を調製した後に樹脂と混合させた組成物を作製する方法と、
(E)セルロースと樹脂を混合した組成物を分散処理して樹脂中でセルロース繊維を調製する方法、が挙げられる。
上記(D)または(E)の方法を経てセルロース繊維と樹脂が混合した組成物が調製され、これを用いて樹脂成形体を形成することが出来る。
(D)の場合、セルロース繊維分散体と樹脂が別個で存在するため、調製したセルロース繊維分散体をフィルタリングして未解繊片を除去したり、セルロース繊維分散体に特異的に分散または溶解する材料を予め混合したり、或いはセルロース繊維分散体を濃縮したりすることが可能である。
分散媒中に不純物となる水を除去する目的や、セルロースと分散媒を予め親和させ分散性を向上させる目的、或いは分散媒不溶成分を除去する目的により、溶媒置換を行うことができる。
この中でも、微細化効率の面から回転刃つきミキサー処理、高圧ホモジナイザー処理、超高圧ホモジナイザー処理、超音波ホモジナイザー処理が好適である。なお、これらの処理のうち、二つ以上の処理方法を組み合わせて分散を行うことも可能である。
上記の範囲内であれば、樹脂中のセルロース繊維が均質性に優れているということが示される。即ち、可視光領域である660nmにおいて光透過率が低い場合、試験光の透過を妨げるセルロースの繊維の凝集体が多数存在することを示唆する。
このとき異種溶媒を混合することにより生じるショックを緩和するため、添加速度やpHの調整、攪拌方法、温度等を適宜選択することができる。
、各種樹脂を含んでも良い。
例えば、化学修飾したセルロース、カラギーナン、キサンタンガム、グアーガム、アラビアゴム、アルギン酸ナトリウム、寒天、可溶化澱粉、グリセリン、ソルビトール、消泡剤、水溶性高分子、合成高分子等を用いることができる。あるいは塗工性やぬれ性など機能性付与などの為に、各種溶剤を含んでもよい。アルコール類、セルソルブ類、グリコール類、などを用いることができる。さらには意匠性を付与する目的で、各種染料や顔料、有機フィラー、無機フィラーを含んでも構わない。
塗工方法としては公知の方法を用いることができる。具体的には、バーコート法、ディップコーティング法、スピンコーティング法、フローコーティング法、スプレーコーティング法、ロールコーティング法、グラビアロールコーティング法、エアドクターコーティング法、プレードコーティング法、ワイヤードクターコーティング法、ナイフコーティング法、リバースコーティング法、トランスファロールコーティング法、マイクログラビアコーティング法、キスコーティング法、キャストコーティング法、スロットオリフィスコーティング法、カレンダーコーティング法、ダイコーティング法等を用いることができる。
ベースとなるPET基材に上述の方法を用いてセルロース繊維と光硬化性樹脂と光重合開始剤を含む組成物を塗工し、加熱して系内の余分な分散媒を除去し乾燥させ、その後に重合反応を進行させる波長の光を照射することでシート状の樹脂成形体を形成することができる。
特性を生かした樹脂成形体を得ることが出来る。
以下の手順により、セルロース繊維分散体の調製及び樹脂との組成物の調製、及び樹脂成形体の作製を行った。
セルロース: 漂白クラフトパルプ(フレッチャー チャレンジ カナダ「MACHENZIE」)
TEMPO: 市販品(東京化成工業社製、98%)
次亜塩素酸ナトリウム: 市販品(和光純薬社製、CL:5%)
臭化ナトリウム: 市販品(和光純薬社製)
乾燥重量10gの漂白クラフトパルプを2lのガラスビーカー中イオン交換水500ml中で一晩静置し、パルプを膨潤させた。ここにTEMPO0.1gと臭化ナトリウム1gを添加して攪拌し、パルプ懸濁液とした。さらに攪拌しながらセルロース重量当たり5mmol/gの次亜塩素酸ナトリウムを添加した。この際、約1Nの水酸化ナトリウム水溶液を添加してパルプ懸濁液のpHを約10.5に保持した。
その後、2時間反応させ、エタノール10gを添加して反応を停止し、セルロースにカルボキシル基が導入された酸化セルロースを得た。なお、この際導入されたカルボキシル基は反応媒中に残存する反応試薬に由来するナトリウムイオンを対イオンとした塩を形成する。続いて0.5Nの塩酸を滴下してpHを2まで低下させた。
ガラスフィルターを用いてセルロースをろ別し、さらに0.05Nの塩酸で3回洗浄してカルボキシル基をカルボン酸とした後に純水で5回洗浄し、固形分濃度20%の湿潤状態の酸化セルロースを得た。得られた酸化セルロースは、水酸化ナトリウムによる中和滴定からセルロースの乾燥重量当たりカルボキシル基量は1.6mmol/gと算出された。
上記により調製した酸化セルロースを固形分濃度5%となるよう水を加えて懸濁液とし、ここにアルカリ種としてアルカリ金属の水酸化物である、水酸化ナトリウムを酸化セルロースのカルボキシル基量に対して1.0当量加えた。2時間攪拌した後ガラスフィルターを用いて酸化セルロースをろ別し、対イオン置換酸化セルロースを得た。
溶媒置換した酸化セルロースを分散媒となる水に加え、ミキサー(大阪ケミカル社製、アブソルートミル、14,000rpm)を用いて1時間処理することにより固形分濃度0.2%のセルロース繊維分散体を得た。得られた分散体の660nmにおける光線透過率は94%を示した。また、このときのセルロース繊維の繊維幅の平均値は4nmであった。
分散処理したセルロース繊維と樹脂(荒川化学工業社製、ウレタンアクリレートエマルジョンタイプ、ビームセットEM−92)と光重合開始剤(BASF社製、Irgacure2959)を固形分重量比にてこの順に3:100:1となるようにスターラーにて一晩混合し、セルロース繊維と樹脂の組成物を調製した。
調製した上記の組成物をPETフィルム(ルミラーT60−75μm:東レ)にアプリケーターにて塗工してオーブンにて120℃で10分間乾燥した。次に、高圧水銀ランプにより300mJ/cm2の紫外線を照射した後にPETフィルムを剥離することで、50μm厚の樹脂成形体を作製した。
実施例1と同様にして、セルロース繊維と樹脂と光重合開始剤の固形分重量比がこの順に10:100:1となるように調製した他は同様の条件にて樹脂成形体を作製した。
実施例1において、樹脂を、ユニチカ株式会社製のポリオレフィン系エマルション、アローベースSD−1200に変更し、光重合開始剤は添加せず、セルロース繊維と樹脂の固形分重量比がこの順に3:100となるように調製したほかは同様の条件にて樹脂成形体を作製した。
実施例3と同様にして、セルロース繊維と樹脂の固形分重量比がこの順に10:100となるように調製したほかは同様の条件にて樹脂成形体を作製した。
実施例2と同様にして、セルロース繊維の分散処理工程において、分散時間を15分間としたほかは同様の条件にて樹脂成形体を作製した。なお、得られた分散体の660nmにおける光線透過率は94%を示し、このときのセルロース繊維の繊維幅の平均値は150nmであった。
実施例1と同様にして、セルロース繊維と樹脂と光重合開始剤の固形分重量比がこの順に1:100:1となるように調製した他は同様の条件にて樹脂成形体を作製した。
実施例1と同様にして、セルロース繊維と樹脂と光重合開始剤の固形分重量比がこの順に100:100:1となるように調製した他は同様の条件にて樹脂成形体を作製した。
実施例1と同様にして、組成物にセルロース繊維の代わりに同重量の水と樹脂と光重合開始剤のみを含んだほかは同様の条件にて樹脂成形体を作製した。
実施例3と同様にして、組成物にセルロース繊維の代わりに同重量の水と樹脂と光重合開始剤のみを含んだほかは同様の条件にて樹脂成形体を作製した。
実施例2と同様にして、前記(2)TEMPO酸化処理を経ない原料セルロースを用いた他は同様の条件にて樹脂成形体を作製した。
実施例2と同様にして、前記(2)TEMPO酸化処理において反応時間を10分間とし、カルボキシル基量が0.5mmol/gとしたほかは同様の条件にて樹脂成形体を作
製した。
実施例2と同様にして、前記(3)アルカリ金属処理を経ないほかは同様の条件にて樹脂成形体を作製した。
実施例1〜7及び、比較例1〜5について、作製条件を後述の表1に、評価結果を表2に示した。
上述の組成物をセルロース繊維が組成物に対して0.001%となるように水で希釈し、マイカ上に展開して自然乾燥させた後、透過型電子顕微鏡にて観察した。100サンプルを無作為に取り出し、平均値を平均繊維幅(nm)として求めた。
樹脂成形体中のセルロース繊維の繊維幅は、成形体からダイヤモンドカッターを設置したミクロトーム(RM2265、ライカ社製)を用いて切り出した50nm厚の超薄片を100μmピッチの銅製マイクログリッド上に固定し、透過型電子顕微鏡(S−4800、日立製作所社製)にて透過像を観察することにより確認した。100サンプルを無作為に取り出し、平均値を平均繊維幅(nm)として求めた。
得られた50μm厚の樹脂成形体について、UV−VIS分光光度計(島津製作所社製、UV3600)を用いて波長660nmにおける光透過率(%)を測定した。
得られた50μm厚の樹脂成形体について、15mm幅、70mm長さの短冊状に切り出し、恒温恒湿槽付き引張試験機(テスター産業社製、TE−7001)を用いてチャック間隔50mm、試験速度5mm/minにて温度23℃、相対湿度30%の環境下で引張り強度(N/mm2)及び破断伸び(%)を測定した。なお、測定前に予め2日間測定環境にて調湿した。
得られた50μm厚の樹脂成形体について、4mm幅、25mm長さの短冊状に切り出し、熱機械的分析装置(セイコーインスツルメンツ社製、TMA/SS6100)を用いて15℃から200℃まで昇温速度5℃/分、荷重20mN、酸素雰囲気下で昇温し、Tg以上の150℃から180℃までのサンプル伸びから線熱膨張係数を算出した。
得られた50μm厚の樹脂成形体について、5mm角の正方形の試験片に切り出してガラスシャーレ中で23℃、相対湿度90%の環境下に1日間調湿したサンプルの含水率をカールフィッシャー水分計(三菱化学アナリテック社製、CA−200)にて、樹脂成形体の含水率を求めた。なお、測定前2日間は、予め温度23℃、相対湿度30%の環境下にて調湿した。
一方、比較例1および2ではセルロース繊維による高温下での樹脂の膨張抑制効果が得られないため、高い線膨張係数あるいは破断伸びを有している。また比較例3、4、5では分散性が良くなく、繊維幅が200nm以上であるため光透過性や引張り強度、線膨張係数が不充分な結果となっている。
Claims (14)
- 少なくともセルロース繊維と樹脂とを含んだ樹脂成形体において、
セルロース繊維の一部がカルボキシル基により置換されており、
且つ、樹脂成形体中のセルロース繊維の平均繊維幅が3nm以上200nm以下であることを特徴とする樹脂成形体。 - 前記セルロース繊維において、セルロース重量に対してカルボキシル基含有量が0.5〜3.0mmol/gであることを特徴とする請求項1に記載の樹脂成形体。
- 前記カルボキシル基が、カルボン酸塩型を有することを特徴とする請求項1または2に記載の樹脂成形体。
- 前記カルボン酸塩型のカルボキシル基が、アルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩を含むことを特徴とする請求項3に記載の樹脂成形体。
- 前記樹脂成形体中の前記セルロース繊維含有量が、重量換算で0.5%以上99.5%以下であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の樹脂成形体。
- 前記樹脂が、光硬化性樹脂または熱可塑性樹脂から選ばれる1種類以上の樹脂であることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の樹脂成形体。
- 前記樹脂が、エマルションであることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の樹脂成形体。
- セルロースを分散してセルロース繊維分散体を調製する工程と、
前記セルロース繊維分散体と樹脂を混合した組成物を調製する工程と、
前記組成物を用いて樹脂成形体を形成する工程と、をこの順に含む樹脂成形体の製造方法。 - 少なくとも一部がカルボキシル基により置換されたセルロース繊維と樹脂とを含み、
前記セルロース繊維の平均繊維幅が3nm以上200nm以下であり、
前記カルボキシル基が、カルボン酸塩型を有することを特徴とする樹脂組成物。 - 前記カルボン酸塩型のカルボキシル基が、アルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩を含むことを特徴とする請求項9に記載の樹脂組成物。
- 前記セルロース繊維において、セルロース重量に対してカルボキシル基含有量が0.5〜3.0mmol/gであることを特徴とする請求項9または10に記載の樹脂組成物。
- 前記樹脂が、光硬化性樹脂または熱可塑性樹脂から選ばれる1種類以上の樹脂であることを特徴とする請求項9から11のいずれかに記載の樹脂組成物。
- 前記樹脂が、エマルションであることを特徴とする請求項9から12のいずれかに記載の樹脂組成物。
- セルロースを分散してセルロース繊維分散体を調製する工程と、
前記セルロース繊維分散体に、アルカリ金属またはアルカリ土類金属を含む水酸化物を添加する工程と、
前記セルロース繊維分散体と樹脂を混合した組成物を調製する工程と、をこの順に含む樹
脂組成物の製造方法。
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