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JP2017039568A - シート状原料分別装置、シート状原料分別方法、古紙処理装置、シート製造装置 - Google Patents

シート状原料分別装置、シート状原料分別方法、古紙処理装置、シート製造装置 Download PDF

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JP2017039568A
JP2017039568A JP2015161682A JP2015161682A JP2017039568A JP 2017039568 A JP2017039568 A JP 2017039568A JP 2015161682 A JP2015161682 A JP 2015161682A JP 2015161682 A JP2015161682 A JP 2015161682A JP 2017039568 A JP2017039568 A JP 2017039568A
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嘉明 村山
Yoshiaki Murayama
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Abstract

【課題】異常状態のシート状原料を容易に分別可能なシート状原料分別装置を提供する。【解決手段】シート状原料分別装置は、シート状原料を積載する積載部と、前記積載部から最上位のシート状原料を付着させて搬送する搬送部と、前記搬送部によりシート状原料の少なくとも一部を所定の高さに移動させた状態で、シート状原料の有無を検出する検出部と、前記検出部によりシート状原料が有ることを検出したとき、当該シート状原料を第1収容部に収容させる。【選択図】図1

Description

本発明は、シート状原料分別装置、シート状原料分別方法、古紙処理装置、シート製造装置に関する。
従来、パルプ懸濁液製造部と、脱墨パルプ部と、抄紙部と、仕上げ部と、廃液処理部とを備えた製紙装置が知られている。パルプ懸濁液製造部は、古紙の裁断紙片を離解して再生パルプを製造するものであり、古紙投入部、シュレッダー、金属片除去部等を備えている。シュレッダーは、古紙投入部より投入された古紙を裁断して紙片化し、金属片除去部は、シュレッダーの下方近傍等に設けられステープラーの針等の金属類を除去する(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−32607号公報
しかしながら、上記製紙装置では、ステープラーの針等の金属類が付いた古紙をシュレッダーに投入するため、金属類とシュレッダーの裁断刃とが接触し、裁断刃の損傷によりシュレッダーの寿命が短くなってしまう、という課題があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例にかかるシート状原料分別装置は、シート状原料を積載する積載部と、前記積載部から最上位のシート状原料を付着させて搬送する搬送部と、前記搬送部によりシート状原料の少なくとも一部を所定の高さに移動させた状態で、シート状原料の有無を検出する検出部と、前記検出部によりシート状原料が有ることを検出したとき、当該シート状原料を第1収容部に収容させることを特徴とする。
この構成によれば、積載部に積載された最上位のシート状原料がステープラーの針等で綴じられた複数枚のシート状原料であった場合、2枚目以降のシート状原料は垂れ下がり、検出部により検出されるので、単一(1枚)のシート状原料(正常なシート状原料)とステープラーの針等で複数枚が綴じられたシート状原料(異常なシート状原料)とを確実に分別することができる。
[適用例2]上記適用例にかかるシート状原料分別装置の前記検出部は、前記積載部の上方であって、前記積載部に積載された最上位のシート状原料よりも上方に配置されていることを特徴とする。
この構成によれば、搬送部により積載部からシート状原料を付着させて上方に移動させるときに、検出部による検出を行うことができるので、効率的な検出が可能となり、分別処理を短時間で行うことができる。
[適用例3]上記適用例にかかるシート状原料分別装置では、前記検出部によりシート状原料が無いことを検出したとき、当該シート状原料を第2収容部に収容させることを特徴とする。
この構成によれば、再利用可能(正常)なシート状原料が第2収容部に収容されるので、その運搬や他の装置への装填を容易に行うことができる。
[適用例4]上記適用例にかかるシート状原料分別装置では、前記検出部によりシート状原料が無いことを検出したとき、当該シート状原料を供給部に搬送することを特徴とする。
この構成によれば、再利用可能なシート状原料を供給部(例えば、シュレッダーの給紙口)に直接送ることが可能となる。
[適用例5]上記適用例にかかるシート状原料分別装置では、前記搬送部によりシート状原料の少なくとも一部を所定の高さに移動させた状態で、シート状原料の画像を取得する画像取得部と、前記画像取得部により取得されたシート状原料の画像に基づいて、当該シート状原料の状態を判定する判定部と、を有し、前記判定部によりシート状原料が異常状態にあると判定したとき、当該シート状原料を前記第1収容部に収容させることを特徴とする。
この構成によれば、例えば、画像取得部により所定のサイズとは異なるサイズのシート状原料や破れたシート状原料、ステープラーの針が付いたシート状原料を検出することができ、これらの異常なシート状原料を分別することができる。
[適用例6]本適用例にかかる古紙処理装置は、上記のシート状原料分別装置と、前記シート状原料分別装置から供給されたシート状原料を粗砕片に粗砕する粗砕部と、を有することを特徴とする。
この構成によれば、例えば、ステープラーの針が付いたシート状原料が粗砕部に供給されることがなく、粗砕部の損傷等の不具合の発生を抑えることができる。
[適用例7]本適用例にかかるシート製造装置は、上記のシート状原料分別装置と、前記シート状原料分別装置から供給されたシート状原料を粗砕片に粗砕する粗砕部と、前記粗砕片を解繊物に解繊する解繊部と、前記解繊物の少なくとも一部を用いてシートを成形するシート成形部と、を有することを特徴とする。
この構成によれば、綴られたシート状原料や異サイズのシート状原料が事前に分別されるため、重送や紙詰まり等の搬送不良が低減するともに、シート状原料の供給量が安定し、延いては坪量の均一性が高いシートを製造することができる。
[適用例8]本適用例にかかるシート状原料分別方法は、積載された最上位のシート状原料を付着させて搬送し、付着させたシート状原料の少なくとも一部を所定の高さに移動させた状態で、シート状原料の有無を検出し、シート状原料が有ることを検出したとき、当該シート状原料を第1収容部に収容させることを特徴とする。
この構成によれば、積載部に積載された最上位のシート状原料がステープラーの針等で綴じられた複数枚のシート状原料であった場合、2枚目以降のシート状原料は垂れ下がり、検出部により検出されるので、単一(1枚)のシート状原料(正常なシート状原料)とステープラーの針等で複数枚が綴られたシート状原料(異常なシート状原料)とを確実に分別することができる。
第1実施形態にかかるシート状原料分別装置の構成を示す概略斜視図。 第1実施形態にかかるシート状原料分別装置の構成を示す概略側面図。 第1実施形態にかかるシート状原料分別装置の構成を示す概略側面図。 第1実施形態にかかるシート状原料分別装置の構成を示す概略側面図。 第1実施形態にかかるシート状原料分別装置の構成を示す概略側面図。 第1実施形態にかかるシート状原料分別装置の構成を示す概略側面図。 第1実施形態にかかるシート状原料分別方法を示すフローチャート。 第1実施形態にかかるシート状原料分別装置の動作を示す模式図。 第1実施形態にかかるシート状原料分別装置の動作を示す模式図。 第1実施形態にかかるシート状原料分別装置の動作を示す模式図。 第2実施形態にかかるシート状原料分別装置の構成を示す概略斜視図。 第2実施形態にかかるシート状原料分別方法を示すフローチャート。 第3実施形態にかかる古紙処理装置の構成を示す概略側面図。 第4実施形態にかかるシート製造装置の構成を示す模式図。
以下、本発明の第1実施形態から第4実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の各図においては、各部材等を認識可能な程度の大きさにするため、各部材等の尺度を実際とは異ならせて示している。
(第1実施形態)
まず、シート状原料分別装置の構成について説明する。シート状原料分別装置は、シート状原料を積載する積載部と、積載部から最上位のシート状原料を付着させて搬送する搬送部と、搬送部によりシート状原料の少なくとも一部を所定の高さに移動させた状態で、シート状原料の有無を検出する検出部と、検出部によりシート状原料が有ることを検出したとき、当該シート状原料を第1収容部に収容させる装置である。以下、具体的に説明する。
図1は、シート状原料分別装置の構成を示す概略斜視図であり、図2から図6は、シート状原料分別装置の構成を示す概略側面図である。
図1に示すように、本実施形態にかかるシート状原料分別装置10は、積載部300と、搬送部400と、検出部600と、第1収容部700と、第2収容部800と、これらの各部等を制御する制御部(図示せず)を備えている。
積載部300は、複数枚のシート状原料Puを積載するものである。シート状原料Puは、例えば、古紙やパルプシート等の繊維を含むものである。なお、本実施形態では、シート状原料Puとして、例えば、オフィスで現在主流となっている定型(A4サイズ)の用紙(古紙)を想定して説明する。
積載部300は、図1及び図2に示すように、複数枚のシート状原料Puを重ねて貯めておくトレー301と、トレー301を鉛直方向(Z軸方向)に移動(昇降)させる移動機構302とを備えている。本実施形態の移動機構302は、ボールねじ軸310と、トレー301が接続されたボールナット311と、ボールナット311を移動方向に案内するガイド部318等とを備えている。ボールねじ軸310にはモーター312が接続されている。モーター312としては、ステッピングモーター、サーボモーター、リニアモーターなどの種々のモーターが採用され得る。そして、モーター312からの動力は、ボールねじ軸310に伝達される。これにより、ボールねじ軸310は回転し、ボールナット311に接続されたトレー301は、ボールねじ軸310方向(Z軸方向)に移動することができる。また、トレー301の移動量(位置)は、モーター312またはボールねじ軸310の回転方向と回転量を検出するロータリーエンコーダー313によって検出可能に構成されている。
また、積載部300には、トレー301に積載された最上位のシート状原料Puの位置を検出するレベルセンサー(図示せず)が配置されている。そして、制御部は、レベルセンサーの出力信号に基づいて、最上位のシート状原料が常に規定の位置となるようトレー301の位置を制御する。すなわち、制御部は、トレー301から最上位のシート状原料Puが搬送されると、モーター312を駆動してトレー301を上昇させ、レベルセンサーの出力信号に基づいて、トレー301に積載された(新たに最上位となった)シート状原料Puが規定の位置に達したときモーター312の駆動を停止させる。これにより、最上位のシート状原料Puの位置を常に規定位置に保つことができる。なお、規定の位置は、後述する吸着部430により最上位のシート状原料Puを吸着することが可能な範囲内であればよく、トレー301の位置制御(上昇)は、1枚単位であってもよいし、所定枚数単位であってもよい。
搬送部400は、積載部300に積載されたシート状原料Puを第1収容部700または第2収容部800に搬送するものである。本実施形態の搬送部400は、4軸駆動の水平多関節ロボットである。搬送部400は、設置面に設置されるベース部410と、ベース部410に連結された第1アーム部411と、第1アーム部411に連結された第2アーム部412と、第2アーム部412に連結された第3アーム部413等を備えている。
ベース部410と第1アーム部411とは、第1関節部415を介し、第1アーム部411が鉛直方向(Z軸方向)を第1軸としてモーター等の駆動により回転可能に連結されている。また、第1アーム部411には、第2関節部416を介して第2アーム部412がZ軸方向を第2軸としてモーター等の駆動により回転可能に連結されている。また、第2アーム部412にはZ軸方向を第3軸とする第3アーム部413が連結されている。また、第3アーム部413の一端部には吸着部430が接続されている。第3アーム部413は、移動機構としてのボールねじとガイドとモーターとを備え、Z軸方向に移動可能に連結されている。さらに、第3アーム部413は、第3軸を中心に回転可能にモーター等が接続されている。これにより、第3アーム部413に接続された吸着部430がZ軸方向に移動可能となるとともに、第3軸を中心に回転可能となる。なお、モーター等のアクチュエーターは、制御部に電気的に接続され、制御部からの制御信号に基づいて駆動される。
吸着部430は、積載部300に積載されたシート状原料Puを吸着させるものである。吸着部430は、図1及び図3に示すように、第3アーム部413に接続された接続板431と、接続板431の積載部300に積載されたシート状原料Puに対向する面に配置された吸着パッド432と、を備えている。吸着パッド432は、開口部を有し、例えば、ゴム等の弾性力を有する材質で構成されている。当該吸着パッド432にはポリウレタンチューブ433等の一端側が配管されている。そして、ポリウレタンチューブ433の他方端にはポンプ等の空気を吸引する吸引機構(図示せず)が接続され、吸引機構を駆動させることにより吸着パッド432の開口部から空気が吸引される。
なお、本実施形態の吸着パッド432は複数配置されている。具体的には、吸着パッド432は4つ設けられ、シート状原料Puの四隅に対応する箇所に配置されている。これにより、シート状原料Puを吸着して搬送する過程において、シート状原料Puの四隅の垂れ下がりを抑制することができる。
ここで、図3から図5を参照しながら搬送部400によるシート状原料Puの吸着動作について説明する。まず、図3に示すように、第1〜第3アーム部411〜413を適宜に駆動して、吸着部430を、積載部300に積載されたシート状原料Puの上方に移動させる。次いで、図4に示すように、第3アーム部413を駆動して、吸着部430をシート状原料Puの最上位の位置まで下降させる。そして、吸引機構を駆動して負圧によりシート状原料Puの上面を吸着パッド432に吸着させる。次いで、図5に示すように、第3アーム部413を駆動して、吸着部430を所定の高さまで上昇させる。その後、第1アーム部411及び第2アーム部412を駆動して、吸着部430を第1収容部700または第2収容部800に対応する位置に移動させた後、吸引機構による吸引動作を停止させる。これにより、シート状原料Puは吸着パッド432から離れ第1収容部700または第2収容部800に収容される。上記の動作を繰り返すことにより、積載部300に積載されたシート状原料Puは、第1収容部700または第2収容部800の何れかに収容される。
検出部600は、シート状原料Puの状態を検出するものである。具体的には、例えば、ステープラーの針等によりシート状原料Puが複数枚綴られた状態であるか等を検出するものである。シート状原料Puの状態を検出し、異常な状態のシート状原料Puと正常な状態のシート状原料Puとを識別することにより、搬送不具合等の発生を低減させることができる。
図3に示すように、検出部600は、積載部300の上方であって、積載部300に積載された最上位のシート状原料Puの上方に配置されている。検出部600は、例えば、エリアセンサーであり、光を発する発光部600aと発光部600aから発せられた光を受ける受光部600bとが対向して配置されている。本実施形態では、図1に示すように、積載部300に積載されたシート状原料PuをX軸方向において挟むように発光部600aと受光部600bとが対向して配置されている。また、図3に示すように、側面視において、積載部300に積載された最上位のシート状原料Puの上方に発光部600aと受光部600bとが対向して配置されている。発光部600aは、例えば、LED(Light Emitting Diode)発光素子やレーザー発光素子等で構成され、受光部600bは、フォトトランジスターやフォトIC等で構成される。なお、図1では、検出部600(発光部600aと受光部600b)をY軸方向に配置したが、X軸方向に配置してもよいし、Y軸方向とX軸方向の両方(2方向)に配置してもよい。異常検出精度を上げるためには2方向に配置することが望ましい。検出部600は、制御部に接続され、所定のプログラムに基づき、駆動制御される。
ここで、図3から図6を参照しながら検出部600の具体的な検出方法について説明する。本実施形態の検出部600では、搬送部400によりシート状原料Puの少なくとも一部を所定の高さに移動させた状態で、シート状原料Puの有無を検出する。具体的には、まず、図3に示すように、第1〜第3アーム部411〜413を適宜に駆動して、吸着部430を、積載部300に積載されたシート状原料Puの上方に移動させる。次いで、図4に示すように、第3アーム部413を駆動して、吸着部430をシート状原料Puの最上位の位置まで下降させる。そして、吸引機構を駆動して負圧によりシート状原料Puの上面を吸着パッド432に吸着させる。次いで、図5に示すように、第3アーム部413を駆動して、吸着部430を所定の高さまで上昇させる。具体的には、吸着部430(吸着したシート状原料Pu)が発光部600aと受光部600bとの間において光を遮らない程度の高さまで移動させる。このとき、発光部600aから光が発せられ、受光部600bは受光量に応じた信号を出力する。図5に示す例では、発光部600aと受光部600bとの間において所定の高さに移動させたシート状原料Puによって光が遮られることがないため、所定量の受光量が得られる。この場合、制御部は、吸着したシート状原料Puの下方に他のシート状原料Puが無い、すなわち、搬送するシート状原料Puに異常がない(正常である)と判断する。異常がないと判定されたシート状原料Puは、第2収容部800に搬送されて収容される。
一方、図6に示すように、積載部300の最上位に位置したシート状原料Puが、例えばステープラーの針Mによって、複数枚が綴られたシート状原料Puである場合には、搬送部400によって最上位のシート状原料Puを所定の高さに移動させると、最上位のシート状原料Pu(上から1枚目のシート状原料Pu)に綴られた他のシート状原料Pu(上から2枚目以降のシート状原料Pu)が垂れ下がった状態となる。この場合、垂れ下がったシート状原料Puは発光部600aと受光部600bとの間に位置して光を遮るため、受光部600bによる受光量が低下し所定量の受光量が得られない。この場合、制御部は、吸着したシート状原料Puの下方に他のシート状原料Puが有る、すなわち、搬送するシート状原料Puに異常がある(正常でない)と判断する。異常があると判定されたシート状原料Puは、第1収容部700に搬送されて収容される。このように、積載部300に積載されたシート状原料Puは、正常(再生可能)なシート状原料Puと、異常(再生不可能)なシート状原料Puとに分別される。なお、ここでの再生不可能とは、直ちに再生することは不可能という意味であり、異常であると判定されたシート状原料であっても、ステープラーの針等を取り除くことにより再生可能なシート状原料となり得る。
第1収容部700は、検出部600によりシート状原料Puが有ることを検出したとき、すなわち、検出部600(制御部を含む)によって異常があると判定されたシート状原料Puを収容するものである。また、第2収容部800は、検出部600によりシート状原料Puが無いことを検出したとき、すなわち、検出部600(制御部を含む)によって異常がないと判定されたシート状原料Puを収容するものである。第1収容部700と第2収容部800は、例えば、箱状の容器である。本実施形態では、図1に示すように、第1収容部700は積載部300に対してX軸正方向に、第2収容部800は積載部300に対してX軸負方向に、並列して配置されている。すなわち、第1収容部700と第2収容部800とは、平面視において積載部300を挟んだ状態で並置されている。これにより、搬送部400の動きを最小限に抑えることができ、シート状原料Puを効率よく分別することができる。
次に、シート状原料分別方法について説明する。本実施形態のシート状原料分別方法は、積載された最上位のシート状原料を付着させて搬送し、付着させたシート状原料の少なくとも一部を所定の高さに移動させた状態で、シート状原料の有無を検出し、シート状原料が有ることを検出したとき、当該シート状原料を第1収容部に収容させるものである。以下、具体的に説明する。なお、本実施形態では、上記シート状原料分別装置10にかかるシート状原料分別方法について説明する。
図7は、シート状原料分別方法を示すフローチャートであり、図8から図10はシート状原料分別装置の動作を示す模式図である。
まず、ステップS11では、シート状原料Puを吸着させる。具体的には、図8に示すように、搬送部400を積載部300の上方に移動させ、第3アーム部413を降下させて、積載部300に積載された最上位のシート状原料Puを吸着部430に吸着させる(図4参照)。
次いで、ステップS12では、吸着したシート状原料Puを上昇させる。具体的には、吸着部430を検出部600の検出エリア(発光部600aと受光部600bとの間)より上方の所定の高さまで移動させる(図5参照)。
次いで、ステップS13では、吸着部430(吸着したシート状原料Pu)を所定の高さに移動させた状態で、シート状原料Puの有無を検出する。具体的には、検出部600を駆動して、検出部600の検出エリアにシート状原料Puが存在するか否かを検出する。受光部600bの受光量に応じた検出部600の出力信号は、制御部に入力される。
次いで、ステップS14では、吸着したシート状原料Puの下方にシート状原料Puが有るか否かを判定する。具体的には、制御部は、受光部600bによる受光量が所定量以上であれば、検出エリアにシート状原料Puが無い(NO)と判定し、受光量が所定量未満であれば、検出エリアにシート状原料Puが有る(YES)と判定する。すなわち、吸着したシート状原料Puが複数枚のシート状原料が綴られたものであった場合、シート状原料Puは垂れ下がり、検出エリアにシート状原料Puが存在することになる。一方、吸着したシート状原料Puが1枚の所定サイズのシート状原料であった場合には、少なくとも検出エリアにまでシート状原料Puが垂れ下がることはない。なお、吸着したシート状原料Puが、例えば、所定サイズより大きなサイズの1枚のシートが二つ折りにされており、あたかも所定サイズのシートのようであっても、その一部は垂れ下がり検出エリアに存在することになる。
そして、シート状原料Puが有る(ステップS14:YES)と判定された場合(図6参照)は、ステップS15に移行する。ステップS15では、図9に示すように、搬送部400を駆動して第1収容部700側に移動させ、吸着したシート状原料Puを第1収容部700に収容させる。これにより、例えば、ステープラーの針等により綴られた複数枚のシート状原料Puが第1収容部700に収容される。
一方、シート状原料Puが無い(ステップS14:NO)と判定された場合(図5参照)は、ステップS16に移行する。ステップS16では、図10に示すように、搬送部400を駆動して第2収容部800側に移動させ、吸着したシート状原料Puを第2収容部800に収容させる。これにより、所定サイズの単一の(綴られていない)シート状原料Puが第2収容部800に収容される。
以上、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
ステープラーの針Mやクリップ等の金属材で綴じられたシート状原料Puや、針なしステープラーや糊付け等の金属材以外の形態によって綴じられたシート状原料Puを検出することができる。さらに、吸着したシート状原料Puの吸着面の裏面に貼付された付箋紙等も検出可能である。これにより、正常なシート状原料Puと異常なシート状原料Puとを確実に分別することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。本実施形態のシート状原料分別装置は、シート状原料を積載する積載部と、積載部から最上位のシート状原料を付着させて搬送する搬送部と、搬送部によりシート状原料の少なくとも一部を所定の高さに移動させた状態で、シート状原料の有無を検出する検出部と、検出部によりシート状原料が有ることを検出したとき、当該シート状原料を第1収容部に収容させる装置である。さらに、搬送部によりシート状原料の少なくとも一部を所定の高さに移動させた状態で、シート状原料の画像を取得する画像取得部と、画像取得部により取得されたシート状原料の画像に基づいて、当該シート状原料の状態を判定する判定部と、を有し、判定部によりシート状原料が異常状態にあると判定したとき、当該シート状原料を第1収容部に収容させる装置である。以下、具体的に説明する。
図11は、シート状原料分別装置の構成を示す概略斜視図である。図11に示すように、本実施形態にかかるシート状原料分別装置10aは、積載部300と、搬送部400と、検出部600と、第1収容部700と、第2収容部800と、判定部としての制御部(図示せず)等を備えている。さらに、シート状原料分別装置10aは、シート状原料Puを取得する画像取得部900が配置されている。なお、積載部300、搬送部400、検出部600、第1収容部700及び第2収容部800等の構成は第1実施形態にかかる構成と同様なので説明を省略する。
画像取得部900は、シート状原料Puの画像を取得する装置であり、搬送部400によって吸着され積載部300から所定の高さに移動したシート状原料Puの画像を取得する。画像取得部900は、例えば、撮像素子(例えば、CCD(Charge Coupled Device)等)を備えたデジタルカメラ等である。
本実施形態の画像取得部900は、積載部300に積載されたシート状原料Puの上方、さらには、搬送部400の上方に配置されている。そして、画像取得部900は、積載部300から搬送部400によって吸着され、所定の高さに移動したシート状原料Puの平面視の画像(吸着された面の画像)を取得可能に構成される。これにより、判定の対象となるシート状原料Puのみに焦点が合わせやすくなり、シート状原料Puの画像を容易に取得することができる。そして、所定のサイズとは異なるサイズのシート状原料Puや破れたシート状原料Pu等を容易に検出することができる。
検出部600は、制御部に接続され、所定のプログラムに基づき、駆動制御される。そして、制御部では、画像取得部900により取得されたシート状原料Puの画像に基づいて、当該シート状原料Puの状態を判定する。シート状原料Puの状態の判定方法としては、例えば、所定のサイズのシート状原料Puで有るか否か、シート状原料Puに破れが有るか否か等である。そして、制御部では、シート状原料Puが異常状態にあると判定したとき、搬送部400を駆動させ、シート状原料Puを第1収容部700に収容させる。
次に、シート状原料分別方法について説明する。本実施形態のシート状原料分別方法は、積載された最上位のシート状原料を付着させて搬送し、付着させたシート状原料の少なくとも一部を所定の高さに移動させた状態で、シート状原料の有無を検出し、シート状原料が有ることを検出したとき、当該シート状原料を第1収容部に収容させるものである。さらに、シート状原料の少なくとも一部を所定の高さに移動させた状態で、シート状原料の画像を取得し、取得されたシート状原料の画像に基づいて、シート状原料の状態を判定し、シート状原料が異常状態にあると判定したとき、当該シート状原料を第1収容部に収容させるものである。以下、具体的に説明する。なお、本実施形態では、上記シート状原料分別装置10aにかかるシート状原料分別方法について説明する。
図12は、シート状原料分別方法を示すフローチャートである。まず、ステップS21では、シート状原料Puを吸着させる。具体的には、搬送部400を積載部300の上方に移動させ、第3アーム部413を降下させて、積載部300に積載された最上位のシート状原料Puを吸着部430に吸着させる(図4及び図8参照)。
次いで、ステップS22では、吸着したシート状原料Puを上昇させる。具体的には、吸着部430を検出部600の検出エリア(発光部600aと受光部600bとの間)より上方の所定の高さまで移動させる(図5参照)。
次いで、ステップS23では、吸着部430(吸着したシート状原料Pu)を所定の高さに移動させた状態で、シート状原料Puの有無を検出する。具体的には、検出部600を駆動して、検出部600の検出エリアにシート状原料Puが存在するか否かを検出する。受光部600bの受光量に応じた検出部600の出力信号は、制御部に入力される。
次いで、ステップS24では、吸着したシート状原料Puの下方にシート状原料Puが有るか否かを判定する。具体的には、制御部は、受光部600bによる受光量が所定量以上であれば、検出エリアにシート状原料Puが無い(NO)と判定し、受光量が所定量未満であれば、検出エリアにシート状原料Puが有る(YES)と判定する。
そして、シート状原料Puが有る(ステップS24:YES)と判定された場合(図6参照)は、ステップS25に移行する。ステップS25では、図9に示すように、搬送部400を駆動して第1収容部700側に移動させ、吸着したシート状原料Puを第1収容部700に収容させる。これにより、例えば、ステープラーの針等により綴られた複数のシート状原料Puが第1収容部700に収容される。
一方、シート状原料Puが無い(ステップS24:NO)と判定された場合(図5参照)は、ステップS26に移行する。ステップS26では、ステップS23で所定の高さに移動させたシート状原料Puの画像を取得する。具体的には、画像取得部900を駆動して、シート状原料Puの画像を取得する。取得された画像データは制御部に送信される。
次いで、ステップS27では、シート状原料Puの状態を判定する。本実施形態では、シート状原料Puが異常状態か否かを判定する。例えば、画像取得部900によって取得されたシート状原料Puの画像データに基づいて、シート状原料Puのサイズ(所定のサイズであるか否か)、シート状原料Puの破れの有無等を判定する。そして、シート状原料Puが所定のサイズとは異なるサイズである場合やシート状原料Puに破れが有る場合、またシート状原料Puにステープラーの針が付いている場合は、シート状原料Puが異常状態である(YES)と判定する。
そして、シート状原料Puが異常状態である(ステップS27:YES)と判定された場合、ステップS25に移行する。ステップS25では、図9に示すように、搬送部400を駆動して第1収容部700側に移動させ、吸着したシート状原料Puを第1収容部700に収容させる。これにより、例えば、所定のサイズとは異なるサイズのシート状原料Pu等が第1収容部700に収容される。
一方、シート状原料Puが異常でない(ステップS27:NO)と判定された場合、ステップS28に移行する。そして、ステップS28では、搬送部400を駆動して第2収容部800側に移動させ、吸着したシート状原料Puを第2収容部800に収容させる。これにより、単一で(綴られておらず)所定のサイズのシート状原料Puが第2収容部800に収容される。
以上、上記実施形態によれば、第1実施形態の効果に加え、以下の効果を得ることができる。
検出部600及び画像取得部900により、複数枚が綴じられたシート状原料Pu等を分別することに加え、さらに、所定のサイズとは異なるサイズのシート状原料Puや破れたシート状原料Pu、ステープラーの針が付いたシート状原料を容易に分別することができる。ここで、ステープラーの針が付いたシート状原料Puには、1枚のシート状原料Puに針が付いているものを含む。
(第3実施形態)
次に、古紙処理装置の構成について説明する。古紙処理装置は、シート状原料分別装置と、シート状原料分別装置から供給されたシート状原料を粗砕片に粗砕する粗砕部と、を有する装置である。以下、具体的に説明する。
図13は、古紙処理装置の構成を示す概略図である。図13に示すように、古紙処理装置200は、シート状原料分別装置10bと、粗砕部12と、を備えている。
シート状原料分別装置10bは、シート状原料Puを積載する積載部300と、積載部300から最上位のシート状原料Puを付着させて搬送する搬送部400と、搬送部400によりシート状原料Puの少なくとも一部を所定の高さに移動させた状態で、シート状原料Puの有無を検出する検出部600と、第1収容部700と、を備え、検出部600によりシート状原料Puが有ることを検出したとき、当該シート状原料Puを第1収容部700に収容させる装置である。さらに、シート状原料分別装置10bは、供給部801を備え、検出部600によりシート状原料Puが無いことを検出したとき、当該シート状原料Puを供給部801に搬送するものである。なお、積載部300、搬送部400、検出部600、第1収容部700及び制御部等の構成は第1実施形態における構成と同様なので説明を省略する。
供給部801は、粗砕部12に対してシート状原料Puを供給するものである。供給部801は、供給口802を備えている。これにより、検出部600によりシート状原料Puが無いことを検出したとき、シート状原料Puが供給部801の供給口802に搬送され、さらに、供給口802から粗砕部12に向けて搬送される。なお、供給部801は、少なくとも一つの搬送ローラー対を備え、当該搬送ローラー対により、供給口802にシート状原料Pを搬送するよう構成してもよい。この場合、供給部801には分別された正常なシート状原料が与えられるので、シート状原料を重送することなく供給口802に送ることができ、また、粗砕部12には1枚毎供給されるので粗砕時の負荷を抑えることができる。
粗砕部12は、シート状原料分別装置10によって分別され供給されたシート状原料Puを、空気中で裁断して細片にするものである。細片の形状や大きさは、例えば、数cm角の細片である。本実施形態の粗砕部12は、粗砕刃14を有し、粗砕刃14によって、投入されたシート状原料を裁断することができる。粗砕部12としては、例えば、シュレッダーを用いることができる。粗砕部12の下方には容器15が配置され、粗砕部12によって裁断された原料(細片)は、容器15に収容される。
以上、上記実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
シート状原料分別装置10bによって供給部801には正常なシート状原料Puのみが投入され、粗砕部12によって細片に裁断される。すなわち、粗砕部12には、例えば、ステープラーの針等を含み異常な状態と判定されたシート状原料Puは供給されない。従って、粗砕部12の粗砕刃14の損傷等が抑制され、効率よくシート状原料Puを裁断することができる。
(第4実施形態)
次に、シート製造装置の構成について説明する。シート製造装置は、シート状原料分別装置と、シート状原料分別装置から供給されたシート状原料を粗砕片に粗砕する粗砕部と、粗砕片を解繊物に解繊する解繊部と、解繊物の少なくとも一部を用いてシートを成形するシート成形部と、を含む装置である。
図14は、本実施形態にかかるシート製造装置100の構成を示す模式図である。図14に示すように、シート製造装置100は、シート状原料分別装置10bと、製造部102と、制御部104と、を備える。製造部102は、シートを製造する。製造部102は、粗砕部12と、解繊部20と、選別部40と、第1ウェブ形成部45と、回転体49と、混合部50と、堆積部60と、第2ウェブ形成部70と、シート成形部80と、切断部90と、を有している。
シート状原料分別装置10bは、シート状原料Puを分別し、供給部801を介して異常の無いシート状原料Puを粗砕部12に供給する装置である。なお、シート状原料分別装置10bの構成は第3実施形態の構成と同様なので説明を省略する(図13参照)。
粗砕部12は、シート状原料分別装置10bから供給されたシート状原料Puを、空気中で裁断して細片にするものである。なお、粗砕部12の構成は第3実施形態の構成と同様なので説明を省略する(図13参照)。そして、粗砕部12によって裁断された原料(細片)は、ホッパー1で受けてから管2を介して、解繊部20に移送(搬送)される。
解繊部20は、粗砕部12によって裁断された原料(細片)を解繊する。ここで、「解繊する」とは、複数の繊維が結着されてなる原料(被解繊物)を、繊維1本1本に解きほぐすことをいう。解繊部20は、原料に付着した樹脂粒やインク、トナー、にじみ防止剤等の物質を、繊維から分離させる機能をも有する。
解繊部20を通過したものを「解繊物」という。「解繊物」には、解きほぐされた解繊物繊維の他に、繊維を解きほぐす際に繊維から分離した樹脂(複数の繊維同士を結着させるための樹脂)粒や、インク、トナーなどの色剤や、にじみ防止材、紙力増強剤等の添加剤を含んでいる場合もある。解きほぐされた解繊物の形状は、ひも(string)状や平ひも(ribbon)状である。解きほぐされた解繊物は、他の解きほぐされた繊維と絡み合っていない状態(独立した状態)で存在してもよいし、他の解きほぐされた解繊物と絡み合って塊状となった状態(いわゆる「ダマ」を形成している状態)で存在してもよい。
解繊部20は、大気中(空気中)において乾式で解繊を行う。具体的には、解繊部20としては、インペラーミルを用いる。解繊部20は、原料を吸引し、解繊物を排出するような気流を発生させる機能を有している。これにより、解繊部20は、自ら発生する気流によって、導入口22から原料を気流と共に吸引し、解繊処理して、解繊物を排出口24へと搬送することができる。解繊部20を通過した解繊物は、管3を介して、選別部40に移送される。なお、解繊部20から選別部40に解繊物を搬送させるための気流は、解繊部20が発生させる気流を利用してもよいし、ブロアー等の気流発生装置を設け、その気流を利用してもよい。
選別部40は、解繊部20により解繊された解繊物を導入口42から導入し、繊維の長さによって選別する。選別部40としては、例えば、篩(ふるい)を用いる。選別部40は、網(フィルター、スクリーン)を有し、網の目開きの大きさより小さい繊維または粒子(網を通過するもの、第1選別物)と、網の目開きの大きさより大きい繊維や未解繊片やダマ(網を通過しないもの、第2選別物)と、を分けることができる。例えば、第1選別物は、管7を介して、混合部50に移送される。第2選別物は、排出口44から管8を介して、解繊部20に戻される。具体的には、選別部40は、モーターによって回転駆動される円筒の篩である。選別部40の網としては、例えば、金網、切れ目が入った金属板を引き延ばしたエキスパンドメタル、金属板にプレス機等で穴を形成したパンチングメタルを用いる。
第1ウェブ形成部45は、選別部40を通過した第1選別物を、混合部50に搬送する。第1ウェブ形成部45は、メッシュベルト46と、張架ローラー47と、吸引部(サクション機構)48と、を含む。
吸引部48は、選別部40の開口(網の開口)を通過して空気中に分散された第1選別物をメッシュベルト46上に吸引することができる。第1選別物は、移動するメッシュベルト46上に堆積し、ウェブVを形成する。メッシュベルト46、張架ローラー47および吸引部48の基本的な構成は、後述する第2ウェブ形成部70のメッシュベルト72、張架ローラー74およびサクション機構76と同様である。
ウェブVは、選別部40および第1ウェブ形成部45を経ることにより、空気を多く含み柔らかくふくらんだ状態に形成される。メッシュベルト46に堆積されたウェブVは、管7へ投入され、混合部50へと搬送される。
回転体49は、ウェブVが混合部50に搬送される前に、ウェブVを切断することができる。図示の例では、回転体49は、基部49aと、基部49aから突出している突部49bを有している。突部49bは、例えば、板状の形状を有している。図示の例では、突部49bは4つ設けられ、4つの突部49bが等間隔に設けられている。基部49aが方向Rに回転することにより、突部49bは、基部49aを軸として回転することができる。回転体49によってウェブVを切断することにより、例えば、堆積部60に供給される単位時間当たりの解繊物の量の変動を小さくすることができる。
回転体49は、第1ウェブ形成部45の近傍に設けられている。図示の例では、回転体49は、ウェブVの経路において下流側に位置する張架ローラー47aの近傍に(張架ローラー47aの横に)設けられている。回転体49は、突部49bがウェブVと接触可能な位置であって、ウェブVが堆積されるメッシュベルト46と接触しない位置に設けられている。これにより、メッシュベルト46が突部49bによって磨耗する(破損する)ことを抑制することができる。突部49bとメッシュベルト46との間の最短距離は、例えば、0.05mm以上0.5mm以下である。
混合部50は、選別部40を通過した第1選別物(第1ウェブ形成部45により搬送された第1選別物)と、樹脂を含む添加物と、を混合する。混合部50は、添加物を供給する添加物供給部52と、第1選別物と添加物とを搬送する管54と、ブロアー56と、を有している。図示の例では、添加物は、添加物供給部52からホッパー9を介して管54に供給される。管54は、管7と連続している。
混合部50では、ブロアー56によって気流を発生させ、管54中において、第1選別物と添加物とを混合させながら、搬送することができる。なお、第1選別物と添加物とを混合させる機構は、特に限定されず、高速回転する羽根により攪拌するものであってもよいし、V型ミキサーのように容器の回転を利用するものであってもよい。
添加物供給部52としては、図1に示すようなスクリューフィーダーや、図示せぬディスクフィーダーなどを用いる。添加物供給部52から供給される添加物は、複数の繊維を結着させるための樹脂を含む。樹脂が供給された時点では、複数の繊維は結着されていない。樹脂は、シート成形部80を通過する際に溶融して、複数の繊維を結着させる。
添加物供給部52から供給される樹脂は、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂であり、例えば、AS樹脂、ABS樹脂、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリフェニレンエーテル、ポリブチレンテレフタレート、ナイロン、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリアセタール、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルエーテルケトン、などである。これらの樹脂は、単独または適宜混合して用いてもよい。添加物供給部52から供給される添加物は、繊維状であってもよく、粉末状であってもよい。
なお、添加物供給部52から供給される添加物には、繊維を結着させる樹脂の他、製造されるシートの種類に応じて、繊維を着色するための着色剤や、繊維の凝集を防止するための凝集防止剤、繊維等が燃えにくくするための難燃剤が含まれていてもよい。混合部50を通過した混合物(第1選別物と添加物との混合物)は、管54を介して、堆積部60に移送される。
堆積部60は、混合部50を通過した混合物を導入口62から導入し、絡み合った解繊物(繊維)をほぐして、空気中で分散させながら降らせる。さらに、堆積部60は、添加物供給部52から供給される添加物の樹脂が繊維状である場合、絡み合った樹脂をほぐす。これにより、堆積部60は、第2ウェブ形成部70に、混合物を均一性よく堆積させることができる。
堆積部60としては、回転する円筒の篩を用いる。堆積部60は、網を有し、混合部50を通過した混合物に含まれる、網の目開きの大きさより小さい繊維または粒子(網を通過するもの)を降らせる。堆積部60の構成は、例えば、選別部40の構成と同じである。
なお、堆積部60の「篩」は、特定の対象物を選別する機能を有していなくてもよい。すなわち、堆積部60として用いられる「篩」とは、網を備えたもの、という意味であり、堆積部60は、堆積部60に導入された混合物の全てを降らしてもよい。
第2ウェブ形成部70は、堆積部60を通過した通過物を堆積して、ウェブWを形成する。第2ウェブ形成部70は、例えば、メッシュベルト72と、張架ローラー74と、サクション機構76と、を有している。
メッシュベルト72は、移動しながら、堆積部60の開口(網の開口)を通過した通過物を堆積する。メッシュベルト72は、張架ローラー74によって張架され、通過物を通しにくく空気を通す構成となっている。メッシュベルト72は、張架ローラー74が自転することによって移動する。メッシュベルト72が連続的に移動しながら、堆積部60を通過した通過物が連続的に降り積もることにより、メッシュベルト72上にウェブWが形成される。メッシュベルト72は、例えば、金属製、樹脂製、布製、あるいは不織布等である。
サクション機構76は、メッシュベルト72の下方(堆積部60側とは反対側)に設けられている。サクション機構76は、下方に向く気流(堆積部60からメッシュベルト72に向く気流)を発生させることができる。サクション機構76によって、堆積部60により空気中に分散された混合物をメッシュベルト72上に吸引することができる。これにより、堆積部60からの排出速度を速くすることができる。さらに、サクション機構76によって、混合物の落下経路にダウンフローを形成することができ、落下中に解繊物や添加物が絡み合うことを防ぐことができる。
以上のように、堆積部60および第2ウェブ形成部70(ウェブ形成工程)を経ることにより、空気を多く含み柔らかくふくらんだ状態のウェブWが形成される。メッシュベルト72に堆積されたウェブWは、シート成形部80へと搬送される。
なお、図示の例では、ウェブWを調湿する調湿部78が設けられている。調湿部78は、ウェブWに対して水や水蒸気を添加して、ウェブWと水との量比を調節することができる。
シート成形部80は、メッシュベルト72に堆積したウェブWを加圧加熱してシートSを成形する。シート成形部80では、ウェブWにおいて混ぜ合された解繊物および添加物の混合物に、熱を加えることにより、混合物中の複数の繊維を、互いに添加物(樹脂)を介して結着することができる。
シート成形部80は、ウェブWを加圧する加圧部82と、加圧部82により加圧されたウェブWを加熱する加熱部84と、を備えている。加圧部82は、一対のカレンダーローラー85で構成され、ウェブWに対して圧力を加える。ウェブWは、加圧されることによりその厚さが小さくなり、ウェブWの密度が高められる。加熱部84としては、例えば、加熱ローラー(ヒーターローラー)、熱プレス成形機、ホットプレート、温風ブロワー、赤外線加熱器、フラッシュ定着器を用いる。図示の例では、加熱部84は、一対の加熱ローラー86を備えている。加熱部84を加熱ローラー86として構成することにより、加熱部84を板状のプレス装置(平板プレス装置)として構成する場合に比べて、ウェブWを連続的に搬送しながらシートSを成形することができる。ここで、カレンダーローラー85(加圧部82)は、加熱ローラー86(加熱部84)によってウェブWに印加される圧力よりも高い圧力をウェブWに印加することができる。なお、カレンダーローラー85や加熱ローラー86の数は、特に限定されない。
切断部90は、シート成形部80によって成形されたシートSを切断する。図示の例では、切断部90は、シートSの搬送方向と交差する方向にシートSを切断する第1切断部92と、搬送方向に平行な方向にシートSを切断する第2切断部94と、を有している。第2切断部94は、例えば、第1切断部92を通過したシートSを切断する。
以上により、所定のサイズの単票のシートSが成形される。切断された単票のシートSは、排出部96へと排出される。
以上、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
シート状原料分別装置10bから異常の無いシート状原料Puが粗砕部12に供給される。すなわち、シート状原料分別装置10bが、シート製造装置100の給紙部として機能する。そして、この場合、シート状原料Puの重送等の異常があるシート状原料Puは粗砕部12に給紙される前の段階で分別される。このため、正常なシート状原料Puのみが粗砕部12に供給される。従って、搬送不良等が低減されるともに、シート状原料Puの供給量が安定し、延いては坪量の均一性が高いシートSを製造することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、上述した実施形態に種々の変更や改良などを加えることが可能である。変形例を以下に述べる。変形例を組み合わせてもよい。
(変形例1)第1及び第2実施形態では、第2収容部800が配置されたが、この構成に限定されない。例えば、第2収容部800に替えて各種装置にシート状原料を供給するための供給部としてもよい。そして、検出部600によりシート状原料Puが無いことを検出したとき、当該シート状原料Puを供給部に搬送する。このようにすれば、再利用可能なシート状原料Puを供給部に直接送ることが可能となり、搬送効率を高めることができる。
(変形例2)第3実施形態では、供給部801は供給口802を備え、供給口802から粗砕部12へ直接搬送する構成であったが、これに限定されない。例えば、供給部は粗砕部12に向けてシート状原料Puを給紙するための積載部(給紙トレイ)等であってもよい。このようにすれば、シート状原料分別装置10bで一旦分別したシート状原料Puを上記積載部(給紙トレイ)に積載した状態から粗砕部12に供給するため、粗砕部12へのシート状原料Puの供給量を容易に管理することができる。
(変形例3)上記実施形態の搬送部400では、4軸駆動の水平多関節ロボットとしたが、この構成に限定されない。例えば、3軸駆動の搬送部であってもよい。この場合、上下方向、水平方向及び回転方向に駆動可能に構成すればよい。さらには、5軸以上の駆動制御可能な搬送部であってもよい。このようにしても、上記同様の効果を得ることができる。
(変形例4)上記実施形態の検出部600は、積載部300に積載されたシート状原料Puの2辺に対応するように発光部600aと受光部600bとを対向して配置したが、この構成に限定されない。さらに、シート状原料Puの他の2辺に対応する位置にも同様の発光部600aと受光部600bとを対向して配置した構成としてもよい。このようにすれば、さらにシート状原料Puの有無の検出精度を向上させることができる。
(変形例5)上記実施形態の積載部300に、積載されたシート状原料Puに向けてエアーを吹き掛けるエアブローを備えてもよい。このようにすれば、例えば、搬送部400で積載されたシート状原料Puを吸着して持ち上げる際に、エアブローのエアーによって、最上位のシート状原料Puを積載されたシート状原料Puから確実に離間させることができる。
(変形例6)上記実施形態では、吸着部430では空気の吸引によりシート状原料Puを吸着させたが、これに限定されない。例えば、他に、付着力によりシート状原料Puを付着させる付着部や、粘着力によってシート状原料Puを粘着させる粘着部等を用いてもよい。このようにしても、上記効果と同様の効果を得ることができる。
10,10a,10b…シート状原料分別装置、12…粗砕部、20…解繊部、80…シート成形部、100…シート製造装置、200…古紙処理装置、300…積載部、400…搬送部、600…検出部、600a…発光部、600b…受光部、700…第1収容部、800…第2収容部、801…供給部、802…供給口、900…画像取得部。

Claims (8)

  1. シート状原料を積載する積載部と、
    前記積載部から最上位のシート状原料を付着させて搬送する搬送部と、
    前記搬送部によりシート状原料の少なくとも一部を所定の高さに移動させた状態で、シート状原料の有無を検出する検出部と、
    前記検出部によりシート状原料が有ることを検出したとき、当該シート状原料を第1収容部に収容させることを特徴とするシート状原料分別装置。
  2. 請求項1に記載のシート状原料分別装置において、
    前記検出部は、前記積載部の上方であって、前記積載部に積載された最上位のシート状原料よりも上方に配置されていることを特徴とするシート状原料分別装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のシート状原料分別装置において、
    前記検出部によりシート状原料が無いことを検出したとき、当該シート状原料を第2収容部に収容させることを特徴とするシート状原料分別装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載のシート状原料分別装置において、
    前記検出部によりシート状原料が無いことを検出したとき、当該シート状原料を供給部に搬送することを特徴とするシート状原料分別装置。
  5. 請求項1から請求項4の何れか1項に記載のシート状原料分別装置において、
    前記搬送部によりシート状原料の少なくとも一部を所定の高さに移動させた状態で、シート状原料の画像を取得する画像取得部と、
    前記画像取得部により取得されたシート状原料の画像に基づいて、当該シート状原料の状態を判定する判定部と、を有し、
    前記判定部によりシート状原料が異常状態にあると判定したとき、当該シート状原料を前記第1収容部に収容させることを特徴とするシート状原料分別装置。
  6. 請求項4に記載のシート状原料分別装置と、
    前記シート状原料分別装置から供給されたシート状原料を粗砕片に粗砕する粗砕部と、を有することを特徴とする古紙処理装置。
  7. 請求項4に記載のシート状原料分別装置と、
    前記シート状原料分別装置から供給されたシート状原料を粗砕片に粗砕する粗砕部と、
    前記粗砕片を解繊物に解繊する解繊部と、
    前記解繊物の少なくとも一部を用いてシートを成形するシート成形部と、を有することを特徴とするシート製造装置。
  8. 積載された最上位のシート状原料を付着させて搬送し、
    付着させたシート状原料の少なくとも一部を所定の高さに移動させた状態で、シート状原料の有無を検出し、
    シート状原料が有ることを検出したとき、当該シート状原料を第1収容部に収容させることを特徴とするシート状原料分別方法。
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