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JP2017034374A - 伝送管理システム、伝送システム、情報処理装置、伝送管理方法、及びプログラム - Google Patents

伝送管理システム、伝送システム、情報処理装置、伝送管理方法、及びプログラム Download PDF

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JP2017034374A JP2015150466A JP2015150466A JP2017034374A JP 2017034374 A JP2017034374 A JP 2017034374A JP 2015150466 A JP2015150466 A JP 2015150466A JP 2015150466 A JP2015150466 A JP 2015150466A JP 2017034374 A JP2017034374 A JP 2017034374A
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岳志 堀内
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Abstract

【課題】伝送端末の能力に応じたサービス内容を決定することを容易にする伝送管理システムを提供する。
【解決手段】複数の伝送端末に提供されるサービス内容を識別するサービス識別情報と、サービス識別情報に対応するサービス内容を記憶したサービス管理情報を管理するサービス管理手段と、セッションに参加する伝送端末の各々のサービス識別情報を取得する第1の取得手段と、セッションに参加する伝送端末の各々の伝送端末が利用可能なサービス内容を示す端末能力情報を取得する第2の取得手段と、第1の取得手段が取得したサービス識別情報に対応するサービス内容と、第2の取得手段が取得した端末能力情報に対応するサービス内容とに基づいて、セッションに参加する伝送端末の各々が利用可能なサービス内容を抽出する抽出手段と、抽出されたサービス内容に基づいて、セッションに参加する伝送端末の各々のサービス内容を決定する決定手段と、を有する。
【選択図】図7

Description

本発明は、伝送管理システム、伝送システム、情報処理装置、伝送管理方法、及びプログラムに関する。
中継装置を介して複数の伝送端末間でコンテンツデータを送受信する伝送システムが知られている。
また、SIM(Subscriber Identity Module)等の可動コンポーネントに記憶された識別子に基づいて、保護されたメディアコンテンツを配信する配信サービスが知られている
(例えば、特許文献1参照)。
このような伝送システムにおいて、近年、ブロードバンド環境の充実等により、高画質の画像データや高音質の音声データの送受信が可能となっている。しかし、伝送端末には様々な種類があり、伝送端末の種類により、送受信が可能な画像データや音声データの品質が異なる。例えば、遠隔医療で伝送端末が利用される場合、患者の患部の画像を遠隔地に送る必要があるため、高画質な画像データを送信することができる。一方、比較的低画質な監視カメラ等では、高画質な画像データを送信することはできない場合がある。
また、SIM等の記憶媒体に記憶された識別情報に基づいて伝送端末のサービス内容を決定する伝送システムでは、利用者は、1つのSIMを伝送能力が異なる様々な伝送端末に装着して利用する場合がある。
さらに、中継装置を介してコンテンツデータを伝送する伝送システムでは、伝送端末間の通信品質の変換を行う場合があるため、伝送システムが、各伝送端末の能力に応じたサービス内容を決定することには困難を伴っていた。
本発明の実施の形態は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、中継装置を介してコンテンツデータを伝送する伝送システムにおいて、伝送端末の能力に応じたサービス内容を決定することを容易にする伝送管理システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一実施形態に係る伝送管理システムは、中継装置を介してコンテンツデータの伝送を行うセッションを管理する伝送管理システムであって、複数の伝送端末のそれぞれに提供されるサービス内容を識別するサービス識別情報と、前記サービス識別情報に対応するサービス内容とを予め記憶したサービス管理情報を管理するサービス管理手段と、前記セッションに参加する伝送端末の各々の前記サービス識別情報を取得する第1の取得手段と、前記セッションに参加する伝送端末の各々の前記伝送端末が利用可能なサービス内容を示す端末能力情報を取得する第2の取得手段と、前記第1の取得手段が取得したサービス識別情報に対応するサービス内容と、前記第2の取得手段が取得した端末能力情報に対応するサービス内容とに基づいて、前記セッションに参加する伝送端末の各々が利用可能なサービス内容を抽出する抽出手段と、前記抽出されたサービス内容に基づいて、前記セッションに参加する伝送端末の各々のサービス内容を決定する決定手段と、を有する。
本発明の実施の形態によれば、中継装置を介してコンテンツデータを伝送する伝送システムにおいて、伝送端末の能力に応じたサービス内容を決定することを容易にする伝送管理システムを提供することができる。
一実施形態に係る伝送システムの概略図である。 伝送システムにおける画像データ、音データ、及び各種管理情報の送受信の状態を示した概念図である。 一実施形態に係る画像データの画質を説明する概念図である。 一実施形態に係る端末の外観図である。 一実施形態に係る端末のハードウェア構成図である。 一実施形態に係る管理システムのハードウェア構成図である。 一実施形態に係る伝送システムの機能構成図である。 一実施形態に係るサービス管理部、及びセッション管理部の機能構成図である。 一実施形態に係る中継管理部の機能構成図である。 一実施形態に係る中継装置管理テーブル、認証管理テーブル、及び端末管理テーブルの概念図である。 一実施形態に係る宛先リスト管理テーブル、及びセッション管理テーブルの概念図である。 一実施形態に係るサービス管理テーブルの概念図である。 一実施形態に係る端末能力管理テーブルの概念図である。 一実施形態に係るサービス優先度管理テーブルの概念図である。 一実施形態に係る中継装置が管理するサービス内容管理テーブルの概念図である。 一実施形態に係る伝送システムの準備段階の処理の例を示すシーケンス図である。 一実施形態に係る伝送システムの通信処理の例を示すシーケンス図(1)である。 一実施形態に係る伝送システムの通信処理の例を示すシーケンス図(2)である。 一実施形態に係るサービス内容の決定処理の流れを示すフローチャートである。 一実施形態に係るサービス内容の決定処理を説明するための図である。
以下に、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照して説明する。
<システム構成>
図1は、一実施形態に係る伝送システムの概略図である。図2は、伝送システムにおける画像データ、音データ、及び各種管理情報の送受信の状態を示した概念図である。図3は、一実施形態に係る画像データの画質を説明する概念図である。
伝送システムには、伝送管理システムを介して一方の伝送端末から他方の伝送端末に一方向でコンテンツデータを伝送するデータ提供システムや、伝送管理システムを介して複数の伝送端末間で情報や感情等を相互に伝達するコミュニケーションシステムが含まれる。このコミュニケーションシステムは、コミュニケーション管理システム(「伝送管理システム」に相当)を介して複数のコミュニケーション端末(「伝送端末」に相当)間で情報や感情等を相互に伝達するためのシステムである。コミュニケーションシステムの例としては、テレビ会議システムやテレビ電話システム等が挙げられる。
本実施形態では、コミュニケーションシステムの一例としてのテレビ会議システム、コミュニケーション管理システムの一例としてのテレビ会議管理システム、及びコミュニケーション端末の一例としてのテレビ会議端末を想定する。また、その上で、伝送システム、伝送管理システム、及び伝送端末について説明する。即ち、本発明の伝送端末及び伝送管理システムは、テレビ会議システムに適用されるだけでなく、コミュニケーションシステム、又は伝送システムにも適用される。
まず、図1に示されている伝送システム1は、複数の伝送端末(10aa,10ab,・・・)、各伝送端末(10aa,10ab,・・・)用のディスプレイ(120aa,120ab,・・・)、複数の中継装置(30a,30b,30c,30d)、伝送管理システム50、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100等を含む。また、複数の端末伝送端末(10aa,10ab,・・・)は、コンテンツデータの一例としての画像データ及び音データの送受信による伝送を行う。
なお、以下の説明の中で、「伝送端末」を単に「端末」として表し、「伝送管理システム」を単に「管理システム」として表す。また、複数の端末(10aa,10ab,・・・)のうち任意の端末を「端末10」と表す。さらに、複数のディスプレイ(120aa,120ab,・・・)のうち任意のディスプレイを「ディスプレイ120」と表し、複数の中継装置(30a,30b,30c,30d)のうち任意の中継装置は「中継装置30」と表す。さらにまた、テレビ会議の開始を要求する要求元としての端末を「要求元端末」と表し、要求先である宛先(中継先)としての端末は「宛先端末」と表す。
また、図2に示されているように、伝送システム1において、要求元端末と宛先端末との間では、管理システム50を介して、各種の管理情報を送受信するための管理情報用セッションseiが確立される。また、要求元端末と宛先端末との間では、中継装置30を介して、高解像度の画像データ、中解像度の画像データ、低解像度の画像データ、及び音データの4つの各データを送受信するための4つのセッションが確立される。ここでは、これら4つのセッションをまとめて、画像・音データ用セッションsedとして示している。なお、画像・音データ用セッションsedは、必ずしも4つのセッションである必要はなく、4つのセッション数より少ない又は多いセッション数であっても良い。
ここで、本実施形態で扱われる画像データの画像の解像度について説明する。本実施形態では、図3(a)に示されているように、横が160画素、縦が120画素から成り、ベース画像となる画像を低解像度の画像と呼ぶものとする。また、図3(b)に示されているように、横が320画素、縦が240画素から成る画像を中解像度の画像と呼ぶものとする。さらに、図3(c)に示されているように、横が640画素、縦が480画素から成る画像を高解像度の画像と呼ぶものとする。
このうち、狭帯域経路(伝送帯域が狭い通信経路)を経由する場合には、ベース画像となる低解像度の画像データのみから成る低画質の画像データが中継される。また、帯域が比較的広い場合には、ベース画像となる低解像度の画像データ、及び中解像度の画像データから成る中画質の画像データが中継される。さらに、帯域が非常に広い場合には、ベース画質となる低解像度の画像データ、中画解像度の画像データ、及び高解像度の画像データから成る高画質の画像データが中継される。
図1に示されている中継装置30は、複数の端末10の間で、コンテンツデータの中継を行う。管理システム50は、端末10からのログイン認証、端末10の通話状況の管理、宛先リストの管理等、及び中継装置30の通信状況等を一元的に管理する。なお、画像データの画像は、動画であっても静止画であってもよく、動画と静止画の両方であっても良い。
複数のルータ(70a,70b,70c,70d,70ab,70cd)は、画像データ及び音データの最適な経路の選択を行う。なお、以下では、ルータ(70a,70b,70c,70d,70ab,70cd)のうち任意のルータは「ルータ70」と表されている。
プログラム提供システム90は、後述のHD(Hard Disk)204を備えており、端末10に各種機能を実現させる(又は、端末10を各種手段として機能させる)ための端末用プログラムが記憶されている。また、プログラム提供システム90は、端末10に端末用プログラムを送信することができる。
また、プログラム提供システム90のHD204には、中継装置30に各種機能を実現させる(又は、中継装置30を各種手段として機能させる)ための中継装置用プログラムも記憶されており、中継装置30に、中継装置用プログラムを送信することができる。さらに、プログラム提供システム90のHD204には、管理システム50に各種機能を実現させる(又は、管理システム50を各種手段として機能させる)ための伝送管理用プログラムも記憶されている。また、プログラム提供システム90は、管理システム50に伝送管理用プログラムを送信することができる。
メンテナンスシステム100は、端末10、中継装置30、管理システム50、及びプログラム提供システム90のうちの少なくとも1つの維持、管理、又は保守を行うためのコンピュータである。例えば、メンテナンスシステム100が国内に設置され、端末10、中継装置30、管理システム50、又はプログラム提供システム90が国外に設置されているものとする。この場合、メンテナンスシステム100は、通信ネットワーク2を介して遠隔的に、端末10、中継装置30、管理システム50、及びプログラム提供システム90のうちの少なくとも1つの維持、管理、保守等のメンテナンスを行う。また、メンテナンスシステム100は、通信ネットワーク2を介さずに、端末10、中継装置30、管理システム50、及びプログラム提供システム90等の機種番号、製造番号、販売先、保守点検、又は故障履歴の管理等のメンテナンスを行う。
ところで、端末(10aa,10ab,10ac,・・・)、中継装置30a、及びルータ70aは、LAN2aによって通信可能に接続されている。端末(10ba,10bb,10bc,・・・)、中継装置30b、及びルータ70bは、LAN2bによって通信可能に接続されている。また、LAN2a及びLAN2bは、ルータ70abが含まれた専用線2abによって通信可能に接続されており、所定の地域A内で構築されている。例えば、地域Aは日本であり、LAN2aは東京の事業所内で構築されている。また、地域Bは中国であり、LAN2bは中国の事業所内で構築されている。
一方、端末(10ca,10cb,10cc,・・・)、中継装置30c、及びルータ70cは、LAN2cによって通信可能に接続されている。端末10d(a,10db,10dc,・・・)、中継装置30d、及びルータ70dは、LAN2dによって通信可能に接続されている。また、LAN2c及びLAN2dは、ルータ70cdが含まれた専用線2cdによって通信可能に接続されており、所定の地域B内で構築されている。例えば、地域Cはアメリカ合衆国であり、LAN2cはアメリカの事業所内で構築されている。また、地域Dは欧州であり、LAN2dは欧州の事業所内で構築されている。それぞれのルータ(70a,70b,70c,70d)は、インターネット2iを介して通信可能に接続されている。
また、管理システム50、及びプログラム提供システム90は、インターネット2iを介して、端末10、及び中継装置30と通信可能に接続されている。管理システム50、及びプログラム提供システム90は、地域A、地域B、地域C、又は地域Dに設置されていても良いし、これら以外の地域に設置されていても良い。
なお、本実施形態では、LAN2a、LAN2b、インターネット2i、LAN2c、及びLAN2dが、本実施形態の通信ネットワーク2に含まれる。この通信ネットワーク2には、有線だけでなく、WiFi(登録商標)(Wireless Fidelity)や、Bluetooth(登録商標)等の無線による通信が行われる箇所があっても良い。
また、図1において、各端末10、各中継装置30、管理システム50、各ルータ70、及びプログラム提供システム90の下に示されている4組の数字は、一般的なIPv4におけるIPアドレスを簡易的に示している。例えば、端末10aaのIPアドレスは「1.2.1.3」である。また、IPv4ではなく、IPv6を用いても良いが、説明を簡略化するため、IPv4を用いて説明する。
なお、各端末10は、複数の事業所間での通話や、同じ事業所内の異なる部屋間での通話だけでなく、同じ部屋内での通話や、屋外と屋内又は屋外と屋外での通話で使われても良い。各端末10が屋外で使われる場合には、例えば、携帯電話通信網や、公衆無線LAN等の公衆無線通信が用いられる。
<ハードウェア構成>
次に、本実施形態のハードウェア構成を説明する。
(端末の外観)
図4は、本実施形態に係る端末10の外観図である。図4に示されているように、端末10は、筐体1100、アーム1200、及びカメラハウジング1300を備えている。このうち、筐体1100の前側壁面1110には、複数の吸気孔によって形成された吸気面が設けられており、筐体1100の後側壁面1120には、複数の排気孔が形成された排気面1121が設けられている。これにより、筐体1100に内蔵された冷却ファンの駆動によって、筐体1100の前側壁面1110に設けられた吸気面を介して端末10の前方の外気を取り込み、排気面1121を介して端末10の後方へ排気することができる。筐体1100の右側壁面1130には、収音用孔1131が形成され、後述する内蔵型のマイク114によって音、物音、雑音、鼓動等の音が収音可能となっている。
筐体1100の右側壁面1130側には、操作パネル1150が形成されている。この操作パネル1150には、後述の複数の操作ボタン(108a〜108e)、後述の電源スイッチ109、及び後述のアラームランプ119が設けられている。また、この操作パネル1150には、後述の内蔵型のスピーカ115からの出力音を通すための複数の音出力孔によって形成された音出面1151が形成されている。
また、筐体1100の左側壁面1140側には、アーム1200及びカメラハウジング1300を収容するための凹部としての収容部1160が形成されている。筐体1100の右側壁面1130には、後述の外部機器接続I/F118に対して電気的にケーブルを接続するための複数の接続口(1132a〜1132c)が設けられている。一方、筐体1100の左側壁面1140には、後述の外部機器接続I/F118に対して電気的にディスプレイ120用のケーブル120cを接続するための不図示の接続口が設けられている。
なお、以下の説明の中で、操作ボタン(108a〜108e)のうち任意の操作ボタンを示す場合には「操作ボタン108」を用い、接続口(1132a〜1132c)のうち任意の接続口を示す場合には「接続口1132」を用いる。
次に、アーム1200は、トルクヒンジ1210を介して筐体1100に取り付けられており、アーム1200が筐体1100に対して、135度のチルト角θ1の範囲で、上下方向に回転可能に構成されている。図4は、チルト角θ1が90度の状態を示している。カメラハウジング1300には、後述の内蔵型のカメラ112が設けられており、利用者、書類、及び部屋等を撮像することができる。また、カメラハウジング1300には、トルクヒンジ1310が形成されている。カメラハウジング1300は、トルクヒンジ1310を介して、アーム1200に取り付けられている。カメラハウジング1300は、トルクヒンジ1310を介してアーム1200に取り付けられている。また、カメラハウジング1300は、カメラハウジング1300がアーム1200に対して、図4で示されている状態を0度として±180度のパン角θ2の範囲で、且つ、±45度のチルト角θ3の範囲で、上下左右方向に回転可能に構成されている。
なお、上記図4の外観図はあくまで一例であってこの外観に限定するものではない。端末10は例えば汎用的なPC、スマートフォン、タブレット型端末、であっても良い。カメラやマイクは必ずしも内蔵型である必要はなく外付けであっても良い。また、管理システム50は、それぞれ一般のサーバコンピュータの外観と同じであるため、外観の説明を省略する。
(端末のハードウェア構成)
図5は、本発明の本実施形態に係る端末10のハードウェア構成図である。端末10は、一般的なコンピュータの構成を含み、例えば、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、フラッシュメモリ104、及びSSD(Solid State Drive)105を有する。また、端末10は、メディアドライブ107、操作ボタン108、電源スイッチ109、ネットワークI/F(Interface)111、カメラ112、撮像素子I/F113、マイク114、スピーカ115、及び音入出力I/F116を有する。さらに、端末10は、ディスプレイI/F117、外部機器I/F118、及びバス110等を有する。
CPU101は、例えば、ROM102や、フラッシュメモリ104等からプログラムやデータを読出し、処理を実行することで、端末10が備える各機能を実現する演算装置である。ROM102は、IPL(Initial Program Loader)等のCPU101の起動に用いられるプログラム等を予め記憶した不揮発性のメモリである。RAM103は、CPU101のワークエリア等として利用される揮発性のメモリである。
フラッシュメモリ104は、例えば、OS(Operating System)、アプリケーションプログラム、及び各種のデータ等を記憶するストレージデバイスである。SSD105は、CPU101の制御に従ってフラッシュメモリ104に対する各種データの読み出し、書き込みを制御する。メディアドライブ107は、例えば、メモリカード等の記録メディア106に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。
操作ボタン108は、端末10の利用者の入力操作を受け付ける入力装置である。電源スイッチ109は、端末10の電源のオン/オフを切り替えるためのスイッチである。ネットワークI/F111は、通信ネットワーク2を利用してデータ伝送をするための通信インタフェースである。
カメラ112は、CPU101の制御に従って被写体を撮像するための撮像素子を含む。撮像素子I/F113は、カメラ112による撮像を制御すると共に、撮像したデータを所定の画像データに変換する。マイク114は、収音した音声を電気信号に変換する。スピーカ115は、音声信号を音声に変換して出力する。音入出力I/F116は、マイク114及びスピーカ115による音声の入出力を制御する。
ディスプレイI/F117は、CPU101の制御に従って、外付けのディスプレイ120に画像データを伝送する。外部機器I/F118は、各種の外部機器を接続するためのインタフェースである。バス110は、上記の各構成に共通に接続され、アドレス信号、データ信号、及び各種の制御信号等を伝達する。
ディスプレイ120は、被写体の画像や操作用アイコン等を表示する液晶や有機ELによって構成された表示部である。また、ディスプレイ120は、ケーブル120cによってディスプレイI/F117に接続される。このケーブル120cは、アナログRGB(VGA)信号用のケーブルであっても良いし、コンポーネントビデオ用のケーブルであっても良い。
カメラ112は、レンズや、光を電荷に変換して被写体の画像(映像)を電子化する固体撮像素子を含み、固体撮像素子として、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)や、CCD(Charge Coupled Device)等が用いられる。
外部機器接続I/F118には、USB(Universal Serial Bus)ケーブル等によって、外付けカメラ、外付けマイク、及び外付けスピーカ等の外部機器がそれぞれ接続可能である。外付けカメラが接続された場合には、CPU101の制御に従って、内蔵型のカメラ112に優先して、外付けカメラが駆動する。同じく、外付けマイクが接続された場合や、外付けスピーカが接続された場合には、CPU101の制御に従って、それぞれが内蔵型のマイク114や内蔵型のスピーカ115に優先して、外付けマイクや外付けスピーカが駆動する。
なお、記録メディア106は、例えば、各種のメモリカードや、SIM(Subscriber Identity Module)カード等の記憶媒体である。記録メディア106は、端末10に対して着脱自在な構成となっている。
さらに、上記の端末10用のプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア106等の、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしても良い。また、上記の端末10用のプログラムは、例えば、フラッシュメモリ104に記憶させるものであっても良いし、或いは、ROM102に予め記憶したもの等であっても良い。
(管理システムのハードウェア構成)
図6は、一実施形態に係る管理システムのハードウェア構成図である。管理システム50は、一般的なコンピュータのハードウェア構成を有しており、例えば、CPU201、ROM202、RAM203、HD204、HDD(Hard Disk Drive)205、メディアドライブ207、及びディスプレイ208を有する。また、管理システム50は、ネットワークI/F209、キーボード211、マウス212、光学ドライブ214、及びバス210等を有する。
CPU201は、例えば、ROM202、HD204等に格納されたプログラムやデータを読出し、処理を実行することにより、管理システム50が備える各機能を実現する演算装置である。ROM202は、IPL等のCPU201の起動に用いられるプログラム等を予め記憶した不揮発性のメモリである。RAM203は、CPU201のワークエリア等として利用される揮発性のメモリである。
HD204は、例えば、OSや、アプリケーションプログラム等のプログラムや、各種のデータを記憶するストレージ装置である。HDD205は、CPU201の制御に従って、HD204に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。ディスプレイ208は、例えば、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像等の各種の情報を表示する表示装置である。
ネットワークI/F209は、通信ネットワーク2を利用してデータ通信を行うための通信インタフェースである。キーボード211は、利用者による文字、数値、各種指示などの入力操作を受け付けるための入力装置の一例である。マウス212は、利用者による各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動等の操作を受け付けるポインティングデバイスの一例である。
メディアドライブ207は、例えば、メモリカード等の記録メディア206に対するデータの読み出しや、書き込み(記憶)を制御する。光学ドライブ214は、着脱可能な記録媒体の一例としての各種の光学ディスク213に対するデータの読み出し又は書き込みを制御する。バス210は、上記の各構成要素を電気的に接続し、アドレス信号、データ信号、及び各種の制御信号等を伝達する。
なお、上記のコンピュータのハードウェア構成はあくまで一例である。例えば、ディスプレイ208、キーボード211、マウス212等は、管理システム50の外部に外付けされているものであっても良い。
なお、上記の管理システム50用のプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア206や光学ディスク213等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしても良い。また、上記の管理システム50用のプログラムは、HD204に記憶するものであっても良いし、予めROM202に記憶されたもの等であっても良い。
また、中継装置30は、上記管理システム50と同様のハードウェア構成を有しているため、その説明を省略する。但し、HD204には、中継装置30を制御するための中継装置30用のプログラムが記録されている。この場合も、中継装置用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア206や光学ディスク213等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしても良い。また、上記の中継装置30用のプログラムは、HD204に記憶するものであっても良いし、予めROM202に記憶されたもの等であっても良い。
また、プログラム提供システム90及びメンテナンスシステム100は、上記管理システム50と同様のハードウェア構成を有しているため、その説明を省略する。但し、HD204には、プログラム提供システム90を制御するためのプログラム提供システム90用のプログラムが記録されている。この場合も、プログラム提供システム90用のプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア206や光学ディスク213等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしても良い。また、上記のプログラム提供システム90用のプログラムは、HD204に記憶するものであっても良いし、予めROM202に記憶されたもの等であっても良い。
次に、伝送システム1の機能構成について説明する。
<機能構成>
図7は、一実施形態に係る伝送システムの機能構成図である。図7において、伝送システム1は、端末10、中継装置30、及び管理システム50が、通信ネットワーク2を介してデータ通信を行うことができるように接続されている。また、図1に示されているプログラム提供システム90は、テレビ会議の通信には直接関係しないため、図7では省略されている。
(端末の機能構成)
端末10は、送受信部11、操作入力受付部12、通信制御部13、撮像部14、音入力部15a、音出力部15b、表示制御部16、及び記憶・読出部17を有している。これら各部は、図5に示されている各構成要素のいずれかが、フラッシュメモリ104からRAM103上に展開された端末10用のプログラムに従ったCPU101からの命令によって動作することで実現される機能、又は機能する手段である。また、端末10は、図5に示されているRAM103、及び図5に示されているフラッシュメモリ104によって実現される記憶部1000を有している。さらに、端末10には、図5に示されている記録メディア106によって実現される記録媒体1010が挿入されており、記憶・読出部17によって各種データの読み出し又は書き込みが行われる。
(端末の各機能構成)
次に、端末10の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、端末10の各機能構成を説明するにあたって、図5に示されている各構成要素のうち、端末10の各機能構成を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
送受信部11は、図5に示されているCPU101からの命令、及び図5に示されているネットワークI/F111によって実現され、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。この送受信部11は、所望の宛先端末と通話を開始する前から、管理システム50より、宛先候補としての各端末の状態を示す各状態情報の受信を開始する。なお、この状態情報は、各端末10の稼動状態(ONラインかOFFラインかの状態)だけでなく、ONラインの場合、さらに通話可能であるか、通話中であるか、離籍中であるか等の詳細な状態を示す。以下では、一例として、状態情報が稼動状態を示す場合について説明する。
操作入力受付部12は、図5に示されているCPU101からの命令、並びに図5に示されている操作ボタン108及び電源スイッチ109によって実現され、利用者による各種入力を受け付ける。例えば、利用者が、図5に示されている電源スイッチ109をONにすると、図7に示されている操作入力受付部12が電源ONを受け付けて、電源をONに制御する。
通信制御部13は、図5に示されているCPU101からの命令によって実現される。通信制御部13は、例えば、上記電源ONの受付を契機として、送受信部11から通信ネットワーク2を介して管理システム50に、ログインを要求する旨を示すログイン要求情報、及び要求元端末の現時点のIPアドレスを自動的に送信する。また、利用者が電源スイッチ109をONの状態からOFFにすると、送受信部11が管理システム50へ電源をOFFする旨の状態情報を送信した後に、操作入力受付部12が電源をOFFにする。これにより、管理システム50側では、端末10が電源ONから電源OFFになったことを把握することができる。
また、通信制御部13は、中継装置30を介して、他の端末10とコンテンツデータの送受信を行う通信セッションの確立や、切断等、様々な通信制御を行う。なお、本実施形態に係る通信制御部13は、管理システム50に送信するセッションの制御情報(例えば、後述する開始要求情報、開始応答情報等)に、端末10のサービスID及び端末能力情報を含めて送信する。なお、サービスIDは、端末10のそれぞれに提供されるサービス内容を識別するサービス識別情報の一例である。また、端末能力情報は、端末10が利用可能なサービス内容を示す情報である。
撮像部14は、図5に示されているCPU101からの命令、並びに図5に示されているカメラ112及び撮像素子I/F113によって実現され、被写体を撮像して得られた撮像データを、所定の画像(映像)データに変換して出力する。
音入力部15aは、図5に示されているCPU101からの命令、及び図5に示されている音声入出力I/F116によって実現され、マイク114によって利用者の音声が音声信号に変換された後、この音声信号を所定の音データに変換して出力する。音出力部15bは、図5に示されているCPU101からの命令、及び図5に示されている音声入出力I/F116によって実現され、音データを音声信号に変換してスピーカに出力して、スピーカ115から音声を出力させる。
表示制御部16は、図5に示されているCPU101からの命令、及び図5に示されているディスプレイI/F117によって実現される。また、表示制御部16は、後述のように、受信された解像度の異なる画像データを組合せ、この組み合わされた画像データをディスプレイ120に送信するための制御を行う。また、表示制御部16は、管理システム50から受信した宛先リストの情報をディスプレイ120に送信して、ディスプレイ120に宛先リストを表示させることができる。
記憶・読出部17は、図5に示されているCPU101からの命令及び図5に示すSSD105によって実現され、又はCPU101からの命令によって実現される。記憶・読出部17は、記憶部1000に各種データを記憶したり、記憶部1000に記憶された各種データを読み出したりする処理を行う。この記憶部1000には、端末10を識別するための端末ID(Identification)、パスワード、及び端末能力情報等が記憶される。さらに、記憶部1000には、宛先端末との通話を行う際に受信される画像データ及び音データが、受信される度に上書き記憶される。このうち、上書きされる前の画像データによってディスプレイ120に画像が表示され、上書きされる前の音データによってスピーカ115から音声が出力される。
また、記憶・読出部17は、端末10に提供されるサービスを識別するためのサービスID(サービス識別情報)が記録された記録媒体1010から、サービスIDの読出しを行う。なお、サービスIDが記録された記録媒体1010は、例えば、メモリカードのような読み書きが自在な記録メディアであっても良いし、例えば、利用者の契約情報等が記録されたSIMカード等の記録媒体であっても良い。
また、記録媒体1010がSIMカードである場合、サービスIDは、利用者の契約情報に係るSIM識別情報等であっても良いし、SIM識別情報とは別に記憶されたサービス内容に係る情報等であっても良い。
また、端末10は、記憶部1000に記録された端末IDに代えて、記録媒体1010に記録されたSIM識別情報を、端末IDとして用いるもの等であっても良い。
なお、本実施形態の端末ID、後述の中継装置ID、及びサービスIDは、それぞれ端末10、中継装置30、及びサービス内容を一意に識別するために使われる言語、文字、記号、又は各種のしるし等の識別情報の一例を示す。また、端末ID及び中継装置IDサービスIDは、上記言語、文字、記号、及び各種のしるしのうち、少なくとも2つが組み合わされた識別情報であっても良い。
また、端末IDに代えて、端末10の利用者を識別するための利用者IDを利用してもよい。この場合、端末識別情報には、端末IDだけでなく、利用者IDも含まれる。
(管理システムの機能構成)
管理システム50は、送受信部51、端末認証部52、端末状態管理部53、端末抽出部54、端末状態取得部55、セッション管理部56、サービス管理部57、及び記憶・読出部58等を有している。これら各部は、図6に示されている各構成要素のいずれかが、HD204からRAM203上に展開された管理システム50用のプログラムに従ったCPU201からの命令によって動作することで実現される機能又は機能する手段である。また、管理システム50は、図6に示されているHD204等により実現される記憶部5000を有している。
(管理システムの各機能構成)
次に、管理システム50の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、管理システム50の各機能構成を説明するにあたって、図6に示されている各構成要素のうち、管理システム50の各機能構成を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
送受信部51は、図6に示されているCPU201からの命令、及び図6に示されているネットワークI/F209によって実行され、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。
端末認証部52は、図6に示されているCPU201からの命令によって実現される。端末認証部52は、例えば、送受信部51を介して受信されたログイン要求情報に含まれている端末ID及びパスワードの組合せが、認証管理DB(Database)5002に含まれるか否かを判断することにより端末10の認証を行う。
端末状態管理部53は、図6に示されているCPU201からの命令によって実現され、ログイン要求してきた要求元端末の稼動状態を管理する。端末状態管理部53は、端末管理DB5003に、端末ID毎の、宛先名、稼動状態、要求情報等の受信日時、及び要求元端末のIPアドレス等を関連付けて記憶して、管理する。また、端末状態管理部53は、利用者が端末10の電源スイッチ109の状態をONからOFFにすることで、端末10から送られてきた、電源をOFFする旨の状態情報に基づいて、端末管理DB5003のONラインを示す稼動状態をOFFラインに変更する。なお、端末管理DB5003については後述する。
端末抽出部54は、図6に示されているCPU201からの命令によって実現される。端末抽出部54は、ログイン要求した要求元端末の端末IDをキーとして、宛先リスト管理DB5004を検索し、要求元端末と通話することができる宛先端末の端末IDを抽出する。また、端末抽出部54は、ログイン要求してきた要求元端末の端末IDをキーとして、宛先リスト管理DB5004を検索し、上記要求元端末の端末IDを宛先端末の候補として登録している他の要求元端末の端末IDも抽出する。
端末状態取得部55は、図6に示されているCPU201からの命令によって実現される。端末状態取得部55は、端末抽出部54によって抽出された宛先端末の候補の端末IDを検索キーとして、前述した端末管理DB5003を検索し、端末抽出部54によって抽出された端末ID毎に稼動状態を読み出す。これにより、端末状態取得部55は、ログイン要求してきた要求元端末と通話することができる宛先端末の候補の稼動状態を取得することができる。また、端末状態取得部55は、端末抽出部54によって抽出された端末IDを検索キーとして、前述した端末管理DB5003を検索し、ログイン要求してきた要求元端末の稼動状態も取得する。なお、宛先リスト管理DB5004については後述する。
セッション管理部56は、図6に示されているCPU201からの命令によって実現され、例えば、図8に示すように、セッション制御部56a、及びセッション情報管理部56bを含む。
図8は、一実施形態に係るサービス管理部、及びセッション管理部の機能構成図である。
図8において、セッション制御部56aは、管理システム50が管理するセッション、例えば、遠隔会議、コンテンツ配信等のセッションの制御を行う。セッションの制御には、例えば、セッションを確立するための制御、確立されたセッションに端末10を参加させる制御、セッションを切断する制御、セッションIDの生成等が含まれる。
セッション情報管理部56bは、セッション制御部56aが生成したセッションIDに対応づけて、セッションの開始を要求した端末10の要求元端末ID、及び宛先の端末10の宛先端末ID等を、セッション管理DB5005に記憶して、管理する。なお、セッション管理DB5005については後述する。
図7のサービス管理部57は、図6に示されているCPU201からの命令によって実現され、例えば、図8に示すように、サービス情報管理部57a、サービスID取得部57b、及びサービス内容決定部57c、及び端末能力取得部57f等を含む。
図8において、サービス情報管理部(サービス管理手段)57aは、複数の端末10のそれぞれに提供されるサービス内容を識別するサービスIDと、各サービスIDに対応するサービス内容とをサービス管理DB5006に記憶して、管理する。
なお、端末10のサービス内容には、例えば、端末10が送信するコンテンツデータの品質を示す情報(送信品質)や、端末10が受信するコンテンツデータの品質を示す情報(受信品質)等が含まれる。
サービス情報管理部57aは、例えば、管理システム50の管理者による操作や、他の情報処理装置等からの要求情報等に応じて、サービスIDと、サービスIDに対応するサービス内容とを対応づけて、サービス管理DB5006に記憶しておく。なお、サービス管理DB5006については後述する。
サービスID取得部(第1の取得手段)57bは、セッションに参加する端末10の各々のサービスIDを取得する。例えば、サービスID取得部57bは、セッションに参加する端末10の各々から受信した開始要求情報や、開始応答情報等のメッセージをセッション制御部56aから取得し、取得した情報に含まれるサービスIDを取得(抽出)する。
また、別の一例として、サービスID取得部57bは、端末10の各々から受信した情報から端末10の識別情報(端末ID)を取得し、端末IDとサービスIDとを予め対応づけて記憶したデータベース等からサービスIDを取得するもの等であっても良い。
端末能力取得部(第2の取得手段)57fは、セッションに参加する端末10の各々の、各端末10が利用可能なサービス内容を示す端末能力情報を取得する。例えば、端末能力取得部57fは、セッションに参加する端末10の各々から受信した開始要求情報や、開始応答情報等のメッセージをセッション制御部56aから取得し、取得した情報に含まれる端末能力情報を取得(抽出)する。
好ましくは、端末能力取得部57fは、取得した各端末10の端末能力情報を端末能力管理DB5008に記憶して、管理する。なお、端末能力管理DB5008については、後述する。
また、別の一例として、端末能力取得部57fは、端末10の各々から受信した情報に含まれる端末10の端末IDを取得し、端末IDと各端末10の端末能力情報とを予め対応づけて記憶したデータベース等からサービスIDを取得するもの等であっても良い。
なお、図8に示すサービス管理部57の構成は一例である。例えば、サービスID取得部57bと、端末能力取得部57fは、同じ取得部(1つの取得部)であっても良い。
サービス内容決定部57cは、サービスID取得部57bが取得した複数の端末10のサービスIDと、端末能力取得部57fが取得した複数の端末10の端末能力情報に基づいて、各端末10のサービス内容を決定する。サービス内容決定部57cは、例えば、図8に示すように、抽出部57d、及び決定部57eを含む。
抽出部57dは、サービスID取得部57bが取得した各端末10のサービスIDに対応するサービス内容と、端末能力取得部57fが取得した各端末10の端末能力情報に対応するサービス内容とに基づいて、各端末10が利用可能なサービス内容を抽出する。
好ましくは、抽出部57dは、セッションに参加する端末10のサービス内容を、端末10のサービス識別情報に対応するサービス内容を満たし、かつ端末10の端末能力情報に対応するサービス内容を満たすように抽出する。
さらに、抽出部57dは、端末10が送信するコンテンツデータの品質が、セッションに参加する他の端末10が受信するコンテンツデータの品質以上となるように各端末10のサービス内容を抽出する。また、抽出部57dは、端末10が受信するコンテンツデータの品質が、セッションに参加する他の端末10が送信するコンテンツデータの品質と同等以下となるように各端末10のサービス内容を抽出する。
これは、後述するように、本実施形態では、端末10は、コンテンツデータを中継装置30に送信し、中継装置30は、端末10から受信したコンテンツデータを、セッションに参加する他の端末10に応じた品質に変換して配信するためである。一般的に、低画質の画像データを高画質に変換する場合、画質の劣化を伴い、処理の負荷も重くなる。従って、本実施形態では、中継装置30による品質変換が、品質を変更しない、又は品質を下げる方向になるように、各端末10のサービス内容を抽出する。
決定部57eは、抽出部57dによって抽出された各端末10のサービス内容に基づいて、セッションに参加する各端末10のサービス内容を決定する。例えば、抽出部57dによって抽出された端末10のサービス内容が複数ある場合、決定部57eは、抽出された複数のサービス内容の中から、端末10のサービス内容を決定する。
好ましくは、決定部57eは、サービスID毎に優先する品質内容を予め記憶したサービス優先度管理DB(サービス優先度情報)5007に基づいて、各端末10のサービス内容を決定する。なお、サービス優先度管理DB5007については後述する。
好ましくは、上記のコンテンツデータの品質には、画像データのフレームレート、ビットレート、解像度、画質、又は色深度等の品質項目が含まれる。また、好ましくは、上記のコンテンツデータの品質には、音(音声)データのサンプリングレート、ビットレート、又は量子化ビット数等の品質項目が含まれる。
図7に戻って、管理システム50の機能構成の説明を続ける。
管理システム50の記憶・読出部58は、図6に示されているCPU201からの命令及びHDD205によって実現され、又はCPU201からの命令によって実現される。記憶・読出部58は、記憶部5000への各種データを記憶、及び記憶部5000からの各種データの読み出しを行う。なお、記憶・読出部58は、各種データを、通信ネットワーク2等を介して接続された外部装置(例えばストレージサーバ等)に記憶するものであっても良い。
<中継装置の機能構成>
中継装置30は、送受信部(転送部)31、品質変更部32、中継管理部33、及び記憶・読出部34を有している。これら各部は、図6に示されている各構成要素のいずれかが、HD204からRAM203上に展開された中継装置用プログラムに従ったCPU201からの命令によって動作することで実現される機能又は機能する手段である。また、中継装置30は、図6に示されているRAM203、及び/又は図6に示されているHD204によって構築される記憶部3000を有している。
(中継装置の各機能構成)
次に、中継装置30の各機能構成について説明する。なお、以下では、中継装置30の各機能構成を説明するにあたって、図6に示されている各構成要素のうち、中継装置30の各機能構成を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
送受信部(転送部)31は、図6に示されているCPU201からの命令、及び図6に示されているネットワークI/F209によって実現され、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置、又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。また、送受信部31は、転送部としての役割も果たし、中継管理部33からの指示に従って、セッションに参加する端末10から受信したコンテンツデータ(画像データ、音データ等)を、セッションに参加する他の端末10に転送(中継)する。
品質変更部32は、図6に示されているCPU201からの命令によって実現される。品質変更部32は、中継管理部33からの指示に従って、送受信部31が転送するコンテンツデータの品質を変更(変換)する。
中継管理部33は、図6に示されているCPU201からの命令によって実現され、例えば、図9に示すように、サービス内容管理部33a、品質設定部33b、中継制御部33cを含む。
図9は、一実施形態に係る中継管理部の機能構成図である。
サービス内容管理部33aは、管理システム50から、送受信部31を介して受信したセッション情報を、サービス内容管理DB3001に記憶して、管理する。なお、サービス内容管理DB3001については後述する。
品質設定部33bは、セッションが開始されると、サービス内容管理DB3001に記憶されたセッション情報に基づいて、品質変更部32の通信品質の変換(変更)内容を設定する。
中継制御部33cは、送受信部(転送部)31によるコンテンツデータの転送(中継)処理を制御する。例えば、中継制御部33cは、セッションに参加する各端末10から受信したコンテンツデータの転送先等を送受信部(転送部)31に指示する。
上記の構成により、中継装置30の品質変更部32は、サービス内容管理部33aで管理されているセッション情報に基づいて、送受信部(転送部)31で転送されるコンテンツデータの品質を変更し、指示された転送先に送信する。
本実施形態に係る中継装置30は、セッションに参加する端末10から送信されたコンテンツデータを受信し、受信したコンテンツデータを、セッションに参加する他の端末10の受信品質に変換して転送する。このとき、中継装置30は、転送先のコンテンツデータの品質と、転送元から受信したコンテンツデータの品質が同じ場合、コンテンツデータの品質を変換せずに、転送を行うものであっても良い。
記憶・読出部34は、図6に示されているCPU201からの命令及びHDD205によって実現され、記憶部3000に各種のデータを記憶したり、記憶部3000に記憶された各種データを読み出す処理を行う。
<管理システムが管理する情報の例>
ここで、管理システム50の記憶部5000に記憶されている各管理DBについて説明する。
図10は、一実施形態に係る中継装置管理テーブル、認証管理テーブル、及び端末管理テーブルの概念図である。
(中継装置管理テーブル)
管理システム50の記憶部5000に記憶された中継装置管理DB5001には、例えば、図10(A)に示されているような中継装置管理テーブル1001が含まれる。この中継装置管理テーブル1001では、各中継装置30の中継装置ID毎に、各中継装置30の稼動状態、稼動状態の受信日時、各中継装置30のIPアドレス、及び各中継装置30の最大データ伝送速度(Mbps)等が関連付けられて管理されている。例えば、図10(A)に示されている中継装置管理テーブル1001において、中継装置IDが「111a」の中継装置30aは、稼動状態が「ONライン」であることが示されている。また、管理システム50で稼働状態を受信した日時が「20xx年4月10日の10時00分」であることが示されている。また、中継装置管理テーブル1001において、この中継装置30aのIPアドレスは、「1.2.1.2」であり、この中継装置30aにおける最大データ伝送速度は、「100Mbps」であることが示されている。
(認証管理テーブル)
また、管理システム50の記憶部5000に記憶された認証管理DB5002には、例えば、図10(B)に示されているような認証管理テーブル1002が含まれる。この認証管理テーブル1002では、管理システム50によって管理される端末10の各端末IDと、各端末10のパスワードとが関連付けられて管理されている。例えば、図10(B)に示されている認証管理テーブル1002において、端末IDが「01aa」の端末10のパスワードは、「aaaa」であることが示されている。
(端末管理テーブル)
さらに、管理システム50の記憶部5000に記憶された端末管理DB5003には、例えば、図10(C)に示されているような端末管理テーブル1003が含まれる。この端末管理テーブル1003では、各端末10の端末ID毎に、各端末10を宛先とした場合の宛先名、各端末10の稼動状態、後述のログイン要求情報が管理システム50で受信された受信日時、及び端末10のIPアドレスが関連付けられて管理される。例えば、図10(C)に示されている端末管理テーブル1003において、端末IDが「01aa」の端末10は、端末名が「日本 東京事業所 AA端末」で、稼動状態が「ONライン(通信可能)」であることが示されている。また、端末IDが「01aa」の端末10は、管理システム50でログイン要求情報が受信された日時が「20xx年4月10日の13時40分」で、IPアドレスが「1.2.1.3」であることが示されている。
図11は、一実施形態に係る宛先リスト管理テーブル、及びセッション管理テーブルの概念図である。
(宛先リスト管理テーブル)
管理システム50の記憶部5000に記憶された宛先リスト管理DB5004には、例えば、図11(A)に示されているような宛先リスト管理テーブル1101が含まれる。この宛先リスト管理テーブル1101では、テレビ会議における通信(伝送)の開始を要求する要求元端末の端末IDである要求元端末IDに対して、宛先端末の候補として登録されている宛先端末の端末IDである宛先端末IDが全て関連付けられて管理される。例えば、図11(A)に示されている宛先リスト管理テーブル1101において、端末IDが「01ab」である要求元端末から通信の開始を要求することができる宛先端末の候補は、端末IDが「01aa」、「01ca」、及び「01cb」の端末である。この宛先端末の候補は、任意の要求元端末から管理システム50に対する追加又は削除の要請により、追加又は削除されることで更新される。
(セッション管理テーブル)
管理システム50の記憶部5000に記憶されたセッション管理DB5005には、例えば、図11(B)に示されているようなセッション管理テーブル1102が含まれる。このセッション管理テーブル1102には、セッションの識別情報であるセッションID毎に、中継に使用される中継装置30の中継装置ID、要求元端末の端末ID、宛先端末の端末ID、遅延時間(ms)、及びこの遅延時間を受信した受信日時等が管理される。
(サービス管理テーブル)
図12は、一実施形態に係るサービス管理テーブルの概念図である。
管理システム50の記憶部5000に記憶されたサービス管理DB5006には、例えば、図12に示されているようなサービス管理テーブル1201が含まれる。このサービス管理テーブル1201では、サービスID毎に、画質パラメータ、及び音質パラメータ等のサービス内容が関連付けられて記憶されている。
サービスIDは、管理システム50が管理する複数の端末10(又は複数の端末10の利用者)のそれぞれに提供されるサービス内容を識別するためのサービス識別情報の一例である。
画質パラメータ及び音質パラメータは、端末10、又は端末10の利用者に提供されるサービス内容に含まれる情報であり、セッションのコンテンツデータの品質を指定する情報の一例である。
画質パラメータの例としては、フレームレート、ビットレート、画質、解像度、又は色深度等が挙げられる。図12の例では、画質パラメータには、フレームレートと受信画質が含まれる。フレームレートは、単位時間あたりに処理される画像のフレーム数を示し、例えば、fps(frame per second)の単位で表される。また、受信画質は、図3で説明した、低解像度、中解像度、及び高解像度等で表される。
フレームレートの値は、fpsの値が大きい程、画像(動画)の動きが滑らかになるが、伝送されるデータ量が多くなる。また、受信画質は、低解像度よりも中解像度の方が高画質であるが、やはり伝送されるデータ量が多くなる。従って、利用可能な通信帯域が限られている場合、画質を重視して中解像度を選ぶとフレームレートが下がり、動きを重視してfpsの値を大きくすると画質が下がる場合がある。
一方、音質パラメータの例としては、サンプリングレート、ビットレート、又は量子化ビット数等が挙げられる。図11(c)の例では、音質パラメータには、サンプリングレートが含まれる。サンプリングレートは、音声の単位時間当たりの標本化回数を示し、例えば、標本化周波数で表される。この標本化周波数が高いほど、音質が良くなる。
なお、サービス内容に含まれる通信品質を指定する情報は、符号化方式を示す情報等を含んでいても良い。例えば、端末10が、複数の符号化方式(H.264/AVC、H.264/SVC、H.265等)を選択して画像を処理可能である場合、サービス管理テーブル1103に含まれるサービス内容を含む情報は、符号化方式を指定するもの等であっても良い。
なお、サービス管理テーブル1103の内容は、管理システム50の管理者や、サービスの提供者等によって、予め設定された情報であるものとする。
(端末能力管理テーブル)
図13は、一実施形態に係る端末能力管理テーブルの概念図である。管理システム50の記憶部5000に記憶された端末能力管理DB5008には、例えば、図13に示されているような端末能力管理テーブル1301が含まれる。端末能力管理テーブル1301では、端末10を識別するための識別情報である端末IDと、端末10の端末能力を示す端末能力情報とが対応づけて管理されている。
なお、端末10の端末能力を示す情報には、例えば、端末10が送信可能なコンテンツデータの品質を示す情報、端末10が受信可能なコンテンツデータの品質を示す情報等が含まれる。例えば、図13の例では、端末IDが「01aa」の端末10の受信側の端末能力は、受信フレームレートが「30fps」又は「20fps」で、受信画質が「低解像度」の画像データを受信可能であることが示されている。同様に、端末IDが「01aa」の端末10の送信側の端末能力は、送信フレームレートが「40fps」又は「20fps」で、送信画質が「中解像度」の画像データを送信可能であることが示されている。
なお、この端末能力を示す情報は、例えば、端末10に外付けのカメラ(例えば、USBカメラ)が取り付けられた場合等に更新される。また、記録媒体1010に記録されたSIM識別情報を端末IDとして用いる伝送システム1では、SIM識別情報が記録された記録媒体1010が別の端末に装着された場合等に、この端末能力を示す情報が更新される。
管理システム50の端末能力取得部57fは、例えば、セッションに参加する端末10から受信した開始要求情報や、開始応答情報等に含まれる端末能力を示す情報を取得し、取得した端末能力を端末能力管理テーブル1301に記憶する。
また、別の一例として、管理システム50は、例えば、端末能力管理テーブル1301を端末能力管理DB5008に予め記憶しておくものであっても良い。この場合、端末能力取得部571は、セッションに参加する端末10から受信した開始要求情報や、開始応答情報等に含まれる端末IDを用いて、端末能力管理テーブル1301から端末能力を取得することができるようになる。
(サービス優先度管理テーブル)
図14は、一実施形態に係るサービス優先度管理テーブルの概念図である。
管理システム50の記憶部5000に記憶されたサービス優先度管理DB(サービス優先度情報)5007には、例えば、図14に示されているようなサービス優先度管理テーブル1401が含まれる。サービス優先度管理テーブル1401には、各サービスIDに対応づけて、通信品質の各品質項目の優先する品質内容を示す情報が記録されている。図14の例では、サービスID「sv901」は、送信フレームレートの選択肢が複数ある場合、より高いフレームレートを優先して選択することが示されている。また、サービスID「sv902」では、送信フレームレートの選択肢が複数ある場合、より低いフレームレートを優先して選択することを示している。他の品質項目についても同様に、優先する品質の内容が示されている。
管理システム50の決定部57eは、抽出部57dによって抽出されたサービス内容が複数ある場合、例えば、サービス優先度管理DB5007を用いて、1つのセッションのサービス内容に絞り込み(決定)を行う。
<中継装置が管理する情報の例>
(サービス内容管理テーブル)
図15は、一実施形態に係る中継装置が管理するサービス内容管理テーブルの概念図である。中継装置30の記憶部3000に記憶されたサービス内容管理DB3001には、例えば、図15に示されているようなサービス内容管理テーブル1501が含まれる。サービス内容管理テーブル1501には、各セッションの識別情報であるセッションIDに対応づけて、管理システム50から通知されたセッション毎のサービス内容が記憶されている。このサービス内容には、例えば、図15に示すように、各端末10の識別情報である端末IDと、各端末IDのサービス内容(例えば、受信フレームレート、送信フレームレート等)が記憶されている。
<処理の流れ>
次に、伝送システム1の処理の流れについて、シーケンス図を用いて説明する。
(準備段階の処理)
図16は、第1の実施形態に係る伝送システムの準備段階の処理の例を示すシーケンス図である。ここでは、一例として、端末10A、端末10B、及び端末10Cによる、セッションを開始する前の準備段階における処理について説明する。なお、以下の説明の中で、端末10Aの端末IDは「01aa」、端末10Bの端末IDは「01ba」、端末10Cの端末IDは「01db」であるものとする。また、図16では、図2に示されている管理情報用セッションseiによって、各種管理情報が送受信されるものとする。
まず、要求元端末である端末10Aの利用者が、図5に示されている電源スイッチ109をONにすると、図7に示されている操作入力受付部12が電源ONを受け付けて、端末10Aの電源をONにする(ステップS21)。そして、通信制御部13は、上記の電源ONを契機とし、送受信部11から通信ネットワーク2を介して管理システム50に、ログインを要求するログイン要求情報を送信する(ステップS22)。なお、ログイン要求情報が、電源スイッチ109のONによって送信されるのは一例であって、例えば、利用者による操作ボタン108の操作等によって送信されるものであっても良い。
また、ログイン要求情報には、要求元としての自端末である端末10Aを識別するための端末ID(要求元端末ID)及びパスワードが含まれている。これら端末ID及びパスワードは、例えば、記憶・読出部17を介して記憶部1000から読み出された情報である。或いは、端末ID及びパスワードは、記録媒体1010に記録されており、記録媒体1010から読み出されるもの等であっても良い。また、端末10Aから管理システム50へログイン要求情報が送信される際に、受信側である管理システム50は、送信側である端末10AのIPアドレスを把握することができる。
次に、管理システム50の端末認証部52は、送受信部51を介して受信したログイン要求情報に含まれている端末ID及びパスワードを検索キーとして、前述した認証管理テーブル1002を検索する。端末認証部52は、端末10Aから受信したログイン要求情報に含まれる端末ID及びパスワードの組合せが、認証管理テーブル1002に含まれるか否かによって端末認証を行う(ステップS23)。
端末認証部52により、正当な利用権限を有する端末10Aからのログイン要求であると判断された場合、端末状態管理部53は、端末管理テーブル1003に記録されている端末10Aの端末ID「01aa」の稼働状態を、「ONライン(通信可能)」に変更する。このとき、端末状態管理部53は、受信日時を更新し、また、必要に応じて、端末10のIPアドレスを更新する(ステップS24)。これにより、端末管理テーブル1003には、端末10Aの端末ID「01aa」に、稼動状態「ONライン(通信可能)」、受信日時「20xx.4.10.13:40」及び端末10aaのIPアドレス「1.2.1.3」が関連付けて管理される。
そして、管理システム50の送受信部51は、上記端末認証部52によって得られた認証結果が示された認証結果情報を、通信ネットワーク2を介して、上記ログイン要求してきた要求元端末である端末10Aに送信する(ステップS25)。ここでは、端末認証部52によって正当な利用権限を有する端末であると判断された場合について、以下で説明する。
管理システム50の端末抽出部54は、ログイン要求した要求元端末(端末10A)の端末ID「01aa」を検索キーとして、宛先リスト管理テーブル1101を検索する。これにより、端末抽出部54は、要求元端末(端末10A)と通信することができる宛先端末の候補の端末IDを抽出する(ステップS26)。ここでは、一例として、要求元端末(端末10A)の端末ID「01aa」に対応する宛先端末の端末IDとして、「01ab」、「01ba」、「01db」が抽出されるものとする。
次に、端末状態取得部55は、上記端末抽出部54によって抽出された宛先端末の候補の端末ID(「01ab」、「01ba」、「01db」)を検索キーとして、端末管理テーブル1003を検索する。これにより、端末抽出部54によって抽出された端末ID毎に稼動状態を読み出すことにより、端末ID(「01ab」、「01ba」、「01db」)の各稼動状態を取得する(ステップS27)。
次に、送受信部51は、宛先端末の候補の端末ID(「01ab」、「01ba」、「01db」)のそれぞれの稼働状態が含まれた宛先状態情報を、要求元端末(端末10A)に送信する(ステップS28)。これにより、要求元端末(端末10A)は、この要求元端末(端末10A)の宛先端末の候補の端末ID(「01ab」、「01ba」、「01db」)の現時点のそれぞれの稼動状態を把握することができる。
さらに、管理システム50の端末抽出部54は、ログイン要求してきた要求元端末(端末10A)の端末ID「01aa」を検索キーとして、宛先リスト管理テーブル1101を検索する。これにより、端末抽出部54は、要求元端末(端末10A)の端末ID「01aa」を宛先端末の候補として登録している他の要求元端末IDを抽出する(ステップS29)。図11(A)に示されている宛先リスト管理テーブル1101では、抽出される他の要求元端末の端末IDは、「01ab」、「01ba」、及び「01db」である。
次に、管理システム50の端末状態取得部55は、上記ログイン要求して来た要求元端末(端末10A)の端末ID「01aa」を検索キーとして、端末管理テーブル1003を検索する。これにより、端末状態取得部55は、ログイン要求してきた要求元端末(端末10A)の稼動状態を取得する(ステップS30)。
そして、送受信部51は、上記ステップS29で抽出された端末ID(「01ab」、「01ba」、「01db」)のうち、端末管理テーブル1003で稼動状態が「ONライン(通信可能)」となっている端末ID(「01ba」、「01db」)を抽出する。また、送受信部51は、抽出された端末ID(「01ba」、「01db」)に対応する端末10B、端末10Cに、要求元端末(端末10A)の端末ID「01aa」と稼動状態「ONライン(通信可能)」が含まれる宛先状態情報を送信する(ステップS31−1、2)。
なお、送受信部51が端末10B、10Cに宛先状態情報を送信する際に、各端末ID(「01ba」、「01db」)に基づいて、端末管理テーブル1003で管理されている端末のIPアドレスを参照する。これにより、ログイン要求した要求元端末(端末10A)を宛先として通信することができる宛先端末(端末10B、10C)のそれぞれに、要求元端末(端末10A)の端末ID「01aa」、及び稼動状態「ONライン(通信可能)」を伝えることができる。
一方、他の端末10でも、上記ステップ21と同様に、例えば、利用者が図6に示されている電源スイッチ109をONにすると、図7に示されている操作入力受付部12が電源ONを受付し、上記ステップS22〜S31−1、2の処理と同様の処理を行う。
(通信処理)
図17、18は、一実施形態に係る伝送システムの通信処理の例を示すシーケンス図である。なお、図17、18においても、図2に示されている管理情報用セッションseiによって、各種管理情報が送受信されるものとする。また、ここでは、端末10Aと端末10Bとの間でコンテンツデータの伝送を行う場合の例について説明する。
ステップS1701において、端末10Aは、端末10Aの利用者による、宛先端末(端末10B)の選択操作を受付すると、管理システム50にセッションの開始を要求する開始要求情報を送信する(ステップS1702)。この開始要求情報には、例えば、要求元端末である端末10Aの要求元端末ID、宛先端末である端末10Bの宛先端末ID、端末10AのサービスID、及び端末10Aの端末能力情報等が含まれる。また、開始要求情報には、端末10AのIPアドレス(要求元IPアドレス)も含まれる。
ステップS1703において、端末10Aから開始要求情報を受信した管理システム50の端末状態管理部53は、開始要求情報に含まれる要求元端末(端末10A)の端末ID「01aa」に基づいて、端末管理DB5003を更新する。例えば、端末状態管理部53は、端末10Aの端末ID「01aa」に対応する稼働状態の情報を「ONライン(通信中)」に変更し、受信日時の情報も更新する。
ステップS1704において、管理システム50のサービスID取得部57bは、端末10Aから受信した開始要求情報に含まれるサービスIDを抽出する。また、端末能力取得部57fは、端末10Aから受信した開始要求情報に含まれる端末能力情報を抽出し、端末能力管理DB5008に記憶する。
ステップS1705において、管理システム50のサービス情報管理部57aは、サービスID取得部57aが取得した端末10AのサービスIDに対応するサービス内容を、サービス管理DB5006から取得する。例えば、サービス情報管理部57aは、図12のサービス管理テーブル1201から、端末10AのサービスIDに対応するコンテンツデータの品質(フレームレート、画質、及びサンプリングレート等)を取得する。
ステップS1706において、管理システム50のセッション制御部56aは、宛先端末である端末10Bにセッションの開始を要求する開始要求情報を送信する。この開始要求情報には、例えば、要求元端末である端末10Aの要求元端末IDが含まれる。
ステップS1707において、管理システム50から開始要求情報を受信した端末10Bは、管理システム50に開始応答情報を送信する。この開始応答情報には、例えば、端末10Bの宛先端末ID、サービスID、及び端末能力情報等が含まれる。
ステップS1708において、端末10Bから開始応答情報を受信した管理システム50の端末状態管理部53は、開始応答情報に含まれる端末10Bの端末ID「01ba」に基づいて、端末管理DB5003を更新する。例えば、端末状態管理部53は、端末10Bの端末ID「01ba」に対応する稼働状態の情報を「ONライン(通信中)」に変更し、受信日時の情報を更新する。
ステップS1709において、管理システム50のサービスID取得部57bは、端末10Bから受信した開始応答情報に含まれるサービスIDを抽出する。また、端末能力取得部57fは、端末10Bから受信した開始要求情報に含まれる端末能力情報を抽出し、端末能力管理DB5008に記憶する。
ステップS1710において、管理システム50のサービス情報管理部57aは、サービスID取得部57aが取得した端末10BのサービスIDに対応するサービス内容を、サービス管理DB5006から取得する。例えば、サービス情報管理部57aは、図12のサービス管理テーブル1201から、端末10BのサービスIDに対応するコンテンツデータの品質(フレームレート、画質、及びサンプリングレート等)を取得する。
なお、3台以上の端末10間でコンテンツのデータ伝送を行う場合、管理システム50は、例えば、3台目以降の端末10に対してステップS1706〜S1709の処理を実行し、各端末10のサービスIDに対応するサービス内容と、端末能力情報とを取得する。
ステップS1711において、抽出部57dは、ステップS1702〜S1710で取得した各端末10のサービス内容と、端末能力管理DB5008に記憶した各端末10の端末能力情報に基づいて、各端末10が利用可能なサービス内容を抽出する。
例えば、抽出部57dは、セッションに参加する端末10Aのサービス内容を、端末10Aのサービス識別情報に対応するサービス内容を満たし、かつ端末10Aの端末能力情報に対応するサービス内容を満たすように抽出する。
一例として、端末10AのサービスIDが、図12に示す「sv901」であり、端末10Aの端末IDが、図13に示す「01aa」である場合、サービスID「sv901」に提供される「受信フレームレート」は、30fps、及び20fpsである。また、端末ID「01aa」が利用可能な「受信フレームレート」は、30fps、及び20fpsである。この場合、抽出部57cは、端末10Aのサービス識別情報に対応するサービス内容を満たし、かつ端末10Aの端末能力情報に対応するサービス内容を満たす「受信フレームレート」30fps、及び20fpsを抽出する。
別の一例として、端末10BのサービスIDが、図12に示す「sv902」であり、端末10Bの端末IDが、図13に示す「01ab」である場合、サービスID「sv902」に提供される「送信フレームレート」は、40fps、及び30fpsである。また、端末ID「01ab」が利用可能な「送信フレームレート」は、30fps、及び20fpsである。この場合、抽出部57cは、端末10Bのサービス識別情報に対応するサービス内容を満たし、かつ端末10Bの端末能力情報に対応するサービス内容を満たす「送信フレームレート」30fpsを抽出する。
このように、抽出部57cは、セッションに参加する各端末10が利用可能なサービス内容を、例えば、品質項目毎に抽出する。
さらに、抽出部57dは、端末10が送信するコンテンツデータの品質が、セッションに参加する他の端末10が受信するコンテンツデータの品質以上となるように各端末10のサービス内容を抽出する。また、抽出部57dは、端末10が受信するコンテンツデータの品質が、セッションに参加する他の端末10が送信するコンテンツデータの品質と同等以下となるように各端末10のサービス内容を抽出する。
例えば、端末10Aの受信フレームレートが30fps、20fps、端末10Bの送信フレームレートが30fpsである場合、抽出部57dは、端末10Bの送信フレームレートと同等以上となる30fpsを端末10Aの受信フレームレートとして抽出する。
なお、各端末10が利用可能なサービス内容の具体的な抽出方法については後述する。
ステップS1712において、管理システム50の決定部57eは、端末10A、10Bで利用可能なサービス内容の中から、セッションに参加する端末10A、10Bのサービス内容を決定する。決定部57eは、例えば、ステップS1711で抽出された端末10のサービス内容が複数ある場合、優先する品質内容を予め記憶したサービス優先度管理DB5007に基づいて、前記複数のサービス内容の中から各端末10のサービス内容を決定する。
例えば、ステップS1711で抽出された端末10Aのサービス内容の「受信フレームレート」が30fps、及び20fpsであるものとする。この場合、決定部57eは、例えば、図14のサービス優先度管理テーブル1401のサービスID「901」の「受信フレームレート」に示される「高い方を優先」に従って、「受信フレームレート」を30fpsに決定する。
同様にして、決定部57eは、抽出されたサービス内容が複数ある場合、サービス優先度管理DB5007を参照して、品質項目毎に1つのサービス内容を選択する。
ステップS1713において、管理システム50のセッション制御部56aは、セッションを識別するための識別情報であるセッションIDを作成する。
ステップS1714において、セッション情報管理部56bは、作成されたセッションIDを、要求元端末ID(端末10Aの端末ID)、及び宛先端末ID(端末10B及び端末10Cの端末ID)と対応づけてセッション管理DB5005に記録する。
図18を参照して、シーケンス図の説明を続ける。
ステップS1715において、管理システム50のセッション制御部56aは、中継装置30に、セッション情報を送信する。このセッション情報には、例えば、ステップS1713で作成されたセッションID、及びステップS1712で決定された端末10A、10Bのサービス内容等の情報が含まれる。
ステップS1716において、管理システム50から送信されたセッション情報を受信した中継装置30のサービス内容管理部33aは、受信したセッション情報に含まれる各端末10のサービス内容をサービス内容管理DB3001に記憶して、管理する。
ステップS1717において、中継装置30の品質設定部33bは、サービス内容管理DB3001に記憶された各端末10のサービス内容に基づいて、中継装置30の品質変更部32の設定を行う。これにより、品質変更部32は、送受信部(転送部)31が各端末10A〜10Cに転送するコンテンツの品質を、サービス内容管理テーブル1501に記憶された品質に応じて自動的に変換する。
ステップS1718aにおいて、管理システム50のセッション制御部56aは、端末10Aにセッションの開始を指示する開始指示情報を送信する。同様に、ステップS1718bにおいて、管理システム50のセッション制御部56aは、端末10Bにセッションの開始を指示する開始指示情報を送信する。これらのこの開始指示情報には、セッションの識別情報であるセッションID、及び各端末10のサービス内容の情報等が含まれる。
ステップS1719aにおいて、端末10Aは、受信した開始指示情報に含まれるサービス内容を設定し(ステップ1819a)、中継装置30との間で通信セッション(セッションsed)を確立する(ステップS1720a)。同様に、ステップS1719bにおいて、端末10Bは、受信した開始指示情報に含まれるサービス内容を設定し(ステップ1819b)、中継装置30との間で通信セッション(セッションsed)を確立する(ステップS1720b)。
上記の処理により、端末10A、10Bは、同じ通信セッションに参加し、画像データや音データ等のコンテンツデータを互いに伝送することができるようになる。
例えば、図17、18で確立されたセッションが、図15に示すサービス内容管理テーブル1501のセッションID「se001」であり、端末10Aの端末IDが「01aa」、端末10Bの端末IDが「01ad」であるものとして、以下の説明を行う。
ステップS1721において、端末10Aは、コンテンツデータ(例えば、画像データ及び音データ)を、送信フレームレート「20fps」、送信画質「中解像度」、送信サンプリングレート「22.05kHz」で、中継装置に送信する。
ステップS1722において、端末10Aからコンテンツデータを受信した中継装置30は、受信したコンテンツデータを、品質変更部32によりコンテンツデータの品質を変換し、送受信部(転送部)31により端末10Bに転送(中継)する。
例えば、図15のサービス内容管理テーブル1501によると、端末10B(端末ID01ab)は、端末10A(端末ID01aa)が送信する20fpsの画像をそのまま受信可能である。また、端末10Bは、端末10Aが送信するサンプリングレート22.05kHzの音データをそのまま受信可能である。一方、端末10Bの受信画質は「低解像度」なので、端末10Aからの画像をそのままでは受信できない。この場合、中継装置30は、端末10Aから受信した「中解像度」の画像を「低解像度」の画像に変換し、変換した画像データを端末10Bに送信する(ステップS1723)。
同様に、ステップS1724において、端末10Bは、コンテンツデータを、送信フレームレート「30fps」、送信画質「中解像度」、送信サンプリングレート「22.05kHz」で、中継装置に送信する。
ステップS1725において、端末10Bからコンテンツデータを受信した中継装置30は、受信したコンテンツデータを、品質変更部32によりコンテンツデータの品質を変換し、送受信部(転送部)31により端末10Aに転送(中継)する。
例えば、図15のサービス内容管理テーブル1501によると、端末10A(端末ID01aa)は、端末10B(端末ID01ab)が送信する30fpsの画像をそのまま受信可能である。また、端末10Bは、端末10Aが送信するサンプリングレート22.05kHzの音データをそのまま受信可能である。一方、端末10Aの受信画質は「低解像度」なので、端末10Bからの画像をそのままでは受信できない。この場合、中継装置30は、端末10Bから受信した「中解像度」の画像を「低解像度」の画像に変換し、変換した画像データを端末10Aに送信する(ステップS1726)。
上記の処理により、本実施形態に係る伝送システム1によれば、中継装置30を介してコンテンツデータを伝送する伝送システム1において、端末10の能力に応じたサービス内容を容易に決定することができるようになる。
<サービス内容の決定処理>
図17、18の例では、端末10が2台の場合について説明を行ったが、本実施形態は、端末10の数が3台以上の場合においても適用可能である。ここでは、説明を容易にするため、端末10の数が3台の場合について説明を行うが、端末10の数は他の台数であっても同様の処理が可能である。
図19は、一実施形態に係るサービス内容の決定処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS1901において、管理システム50のサービスID取得部57b及び端末能力取得部57fは、セッションに参加する各端末10のサービスIDと、端末能力の情報を取得する。この処理は、例えば、図17のステップS1704、S1709の処理に対応する。なお、端末10の数が3台である場合、サービスID取得部57b及び端末能力取得部57fは、例えば、3台目の端末10に対して、図17のステップS1706〜S1709の処理を実行する。
ステップS1902において、管理システム50のサービスID取得部57bは、サービス管理DB5006に含まれるサービス管理テーブル1201から、各端末10のサービスIDに対応するサービス内容の情報を取得する。この処理は、例えば、図7のステップS1705、S1710等の処理に対応する。
ステップS1903において、管理システム50の抽出部57dは、取得した各端末10のサービスIDに対応するサービス内容と、端末能力情報に対応するサービス内容に基づいて、各端末10が利用可能なサービス内容を抽出する。この処理は、例えば、図17のステップ1711の処理に対応する。
図20は、一実施形態に係るサービス内容の決定処理を説明するための図である。例えば、図20に示すように、セッションに参加する端末10を、端末10A、端末10B、及び端末10Cとする。また、ここで求める各端末10A、10B、10Cの送信品質をそれぞれS、S、Sとし、受信品質をそれぞれR、R、Rとする。
この場合、抽出部57dは、以下の式(1)〜(4)を満たすように、各端末10A、10B、10Cの送信品質、及び受信品質をそれぞれR、R、Rを求める。
例えば、各端末10A、10B、10CのサービスIDに基づく受信可能なコンテンツデータの品質を示す離散集合をCrSA、CrSB、CrSCとする。同様に、各端末10A、10B、10CのサービスIDに基づく送信可能なコンテンツデータの品質を示す離散集合をCsSA、CsSB、CsSCとする。これらの離散集合の1要素は、例えば、図12に示すサービス管理テーブル1201の1つの行に対応する。例えば、端末10AのサービスIDを「sv901」とすると、CrSAの要素には、「受信フレームレート 30fps」、「受信フレームレート 20fps」、「受信画質 中解像度」、「受信画質 低解像度」、「受信サンプリングレート 44.1kHz」、「受信サンプリングレート 22.05kHz」等が含まれる。
さらに、各端末10A、10B、10Cの送信側の端末能力をそれぞれが送信可能なコンテンツデータの品質を表す離散集合CsDA、CsDB、CsDCとする。同様に、各端末10A、10B、10Cの受信側の端末能力をそれぞれが受信可能なコンテンツデータの品質を表す離散集合CrDA、CrDB、CrDCとする。これらの離散集合の1要素は、例えば、図13に示す端末能力管理テーブル1901の1つの行に対応する。例えば、端末10AのサービスIDを「sv901」とすると、CsDAの要素には、「送信フレームレート 40fps」、「送信フレームレート 20fps」、「送信画質 中解像度」、「送信サンプリングレート 44.1kHz」、「送信サンプリングレート 22.05kHz」等が含まれる。
まず、抽出部57dは、セッションに参加する各端末10A、10B、10Cの送信品質S、S、Sを、それぞれ、離散集合CsSA、CsSB、CsSCの要素とし、かつ離散集合CsDA、CsDB、CsDCの要素とする。これは、次の式(1)で表される。
Figure 2017034374
これは、例えば、端末10Aの送信品質Sを、端末10AのサービスIDに対応する送信品質を満たし、かつ端末10Aの端末能力情報に対応する送信品質を満たすように抽出することに相当する。
また、抽出部57dは、セッションに参加する各端末10A、10B、10Cの受信品質R、R、Rを、それぞれ、離散集合CrSA、CrSB、CrSCの要素とし、かつ離散集合CrDA、CrDB、CrDCの要素とする。これは、次の式(2)で表される。
Figure 2017034374
これは、例えば、端末10Aの受信品質Rを、端末10AのサービスIDに対応する受信品質を満たし、かつ端末10Aの端末能力情報に対応する受信品質を満たすように抽出することを示している。
さらに、抽出部57dは、セッションに参加する各端末10A、10B、10Cの送信品質S、S、Sを、それぞれ、コンテンツの伝送を行う相手端末の受信品質のうち、最も高い受信品質と同等以上の品質とする。これは、次の式(3)で表される。
Figure 2017034374
例えば、図20において、端末10Aは、コンテンツデータを送信品質Sで中継装置30に送信し、中継装置30は、端末10Aから受信したコンテンツデータを、受信品質Rで端末10Bに転送し、受信品質Rで端末10Cに転送する。この場合、端末10Aの送信品質Sは、端末10Bの受信品質R、端末10Cの受信品質Rと同等以上の品質であることが望ましい。これは、端末10Aの送信品質Sが、端末10Bの受信品質R、端末10Cの受信品質Rよりも低くなると、画質が劣化したり、中継装置30の負荷が重くなる等の問題が発生するためである。
さらにまた、抽出部57dは、セッションに参加する各端末10A、10B、10Cの受信品質R、R、Rを、それぞれ、コンテンツの伝送を行う相手端末の送信品質のうち、最も低い送信品質の同等以下の品質とする。これは、次の式(4)で表される。
Figure 2017034374
例えば、図20において、端末10Bはコンテンツデータを送信品質Sで中継装置30に送信し、端末10Cはコンテンツデータを送信品質Sで中継装置30に送信する。また、中継装置30は、端末10B、10Cから受信したコンテンツデータを、受信品質Rで端末10Aに転送する。この場合、端末10Aの受信品質Rは、端末10Bの送信品質S、端末10Cの送信品質Sの同等以下の品質であることが望ましい。これは、端末10Aの受信品質Rが、端末10Bの送信品質S、端末10Cの送信品質Sよりも高くなると、画質が劣化したり、中継装置30の負荷が重くなる等の問題が発生するためである。
図23のステップS2302において、管理システム50の抽出部57dは、上記の式(1)〜(4)を満たすS、S、S、R、R、Rを、セッションに参加する各端末10が利用可能なサービス内容として抽出する。
図19のステップS1904おいて、管理システム50の決定部57eは、セッションに参加する各端末10が利用可能なサービス内容があるか否かを判断する。ここで、各端末10が利用可能なサービス内容がない場合、サービス内容決定部57cは、ステップS1905に移行して通信開始を拒否する。一方、各端末10が利用可能なサービス内容がある場合、決定部57eは、処理をステップS1906に移行させる。
ステップS1906に移行すると、決定部57eは、ステップS1903で抽出されたサービス内容が1つであるか否かを判断する。ここで、抽出されたサービス内容が1つである場合、サービス内容決定部57cは、ステップS1908で抽出されたサービス内容(送信品質及び受信品質)を各端末10のサービス内容に決定する。一方、抽出されたサービス内容が1つでない場合(複数ある場合)、決定部57eは、処理をステップS1907に移行させる。
ステップS1907に移行すると、決定部57eは、サービス優先度管理DB5007に含まれるサービス優先度管理テーブル1401に基づいて、抽出された利用可能なサービス内容の中から、各端末10が利用するサービス内容を決定する。例えば、決定部57eは、図14に示すサービス優先度管理テーブル1401に含まれる端末A(サービスID「sv901」)の情報に基づいて、端末Aのサービス内容を決定する。例えば、抽出部57dによって抽出された端末Aの送信サンプリングレートが、「44.1kHz」、「22.05kHz」の2つであるものとする。この場合、決定部57eは、サービス優先度管理テーブル1401に基づいて「サンプリングレートが低い方を優先」し、「22.05kHz」を端末Aの送信サンプリングレートとして決定する。
上記の処理により、抽出部57dは、セッションに参加する複数の端末10の、サービスIDに対応するサービス内容、及び端末能力情報に基づいて、各端末10が利用可能なサービス内容を抽出する。また、各端末10が利用可能なサービス内容が複数ある場合、決定部57eは、サービス優先度管理DB5007を用いて、利用可能な複数のサービス内容の中から、各端末10のサービス内容を決定することができる。
なお、上記の説明では、端末10の数が3台の場合について説明したが、端末10の数は他の台数であっても同様にしてセッションのサービス内容を決定することができる。
なお、上記の式(1)〜(4)は、好適な一例であり、システムの要求やシステム構成等に応じて、式の追加、削除、又は変更等が可能であることは言うまでもない。
<まとめ>
一実施形態に係る伝送管理システム(50)は、中継装置(30)を介してコンテンツデータの伝送を行うセッションを管理する伝送管理システム(50)であって、
複数の伝送端末(10)のそれぞれに提供されるサービス内容を識別するサービス識別情報と、前記サービス識別情報に対応するサービス内容とを予め記憶したサービス管理情報(5006)を管理するサービス管理手段(57)と、
前記セッションに参加する伝送端末(10)の各々の前記サービス識別情報を取得する第1の取得手段(57b)と、
前記セッションに参加する伝送端末(10)の各々の前記伝送端末(10)が利用可能なサービス内容を示す端末能力情報を取得する第2の取得手段(57f)と、
前記第1の取得手段(57b)が取得したサービス識別情報に対応するサービス内容と、前記第2の取得手段(57f)が取得した端末能力情報に対応するサービス内容とに基づいて、前記セッションに参加する伝送端末(10)の各々が利用可能なサービス内容を抽出する抽出手段(57d)と、
前記抽出されたサービス内容に基づいて、前記セッションに参加する伝送端末(10)の各々のサービス内容を決定する決定手段(57e)と、
を有する。
これにより、中継装置(30)を介してコンテンツデータを伝送する伝送システム(1)において、伝送端末(10)の能力に応じたサービス内容を決定することを容易にする管理システム(50)を提供することができる。
なお、上記括弧内の参照符号は、理解を容易にするために付したものであり、一例に過ぎず、本発明の範囲を限定するものではない。
〔実施形態の補足〕
上記実施形態における中継装置30、管理システム50等は、単一のコンピュータによって構築されてもよいし、各部(機能又は手段)を分割して任意に割り当てられた複数のコンピュータによって構築されていても良い。
また、図10、11では、受信日時について管理しているが、これに限るものではなく、受信日時のうち少なくとも受信時間を管理すれば良い。
さらに、上記実施形態では、伝送端末の一例として、テレビ会議端末の場合について説明したが、これに限るものではなく、IP(Internet Protocol)電話や、インターネット電話等の電話システムであっても良い。また、スマートフォン、携帯電話機、カーナビゲーション端末、ウェアラブルコンピュータ、監視カメラ、電子黒板、プロジェクタ、ゲーム機、又は、通信機能を備えた産業用機器であっても良い。ウェアラブルコンピュータには、腕時計やヘッドマウントディスプレイ等が含まれる。また、産業用機器には、MFP(Multifunction Peripheral/Printer/Product)等のオフィス機器、内視鏡等の医療用機器、耕運機等の農業用機器などが含まれる。
また、上記実施形態では、コンテンツデータの一例として、画像データ及び音データについて説明したが、これに限るものではなく、触覚(touch)データであっても良い。この場合、一方の端末側で利用者が接触した感覚が、他方の端末側に伝達される。さらに、コンテンツデータは、嗅覚(smell)データであってもよい。この場合、一方の端末側の匂い(臭い)が、他の端末側に伝達される。また、コンテンツデータは、画像データ、音データ、触覚データ、及び嗅覚データのうち、少なくとも1つのデータであれば良い。
1 伝送システム
10 端末(伝送端末)
30 中継装置
50 管理システム(伝送管理システム、情報処理装置)
57 サービス管理部(サービス管理手段)
57b サービスID取得部(第1の取得手段)
57d 抽出部(抽出手段)
57e 決定部(決定手段)
57f 端末能力取得部(第2の取得手段)
5006 サービス管理DB(サービス管理情報)
特表2011−510539号公報

Claims (11)

  1. 中継装置を介してコンテンツデータの伝送を行うセッションを管理する伝送管理システムであって、
    複数の伝送端末のそれぞれに提供されるサービス内容を識別するサービス識別情報と、前記サービス識別情報に対応するサービス内容とを予め記憶したサービス管理情報を管理するサービス管理手段と、
    前記セッションに参加する伝送端末の各々の前記サービス識別情報を取得する第1の取得手段と、
    前記セッションに参加する伝送端末の各々の前記伝送端末が利用可能なサービス内容を示す端末能力情報を取得する第2の取得手段と、
    前記第1の取得手段が取得したサービス識別情報に対応するサービス内容と、前記第2の取得手段が取得した端末能力情報に対応するサービス内容とに基づいて、前記セッションに参加する伝送端末の各々が利用可能なサービス内容を抽出する抽出手段と、
    前記抽出されたサービス内容に基づいて、前記セッションに参加する伝送端末の各々のサービス内容を決定する決定手段と、
    を有する伝送管理システム。
  2. 前記抽出手段は、
    前記セッションに参加する一の伝送端末のサービス内容を、前記一の伝送端末のサービス識別情報に対応するサービス内容を満たし、かつ前記一の伝送端末の端末能力情報に対応するサービス内容を満たすように抽出する請求項1に記載の伝送管理システム。
  3. 前記一の伝送端末のサービス内容は、
    前記一の伝送端末が送信するコンテンツデータの品質、及び前記一の伝送端末が受信するコンテンツデータの品質を示す情報を含む請求項2に記載の伝送管理システム。
  4. 前記抽出手段は、
    前記一の伝送端末が送信するコンテンツデータの品質が、前記セッションに参加する他の伝送端末が受信するコンテンツデータの品質以上となるように前記一の伝送端末のサービス内容を抽出する請求項3に記載の伝送管理システム。
  5. 前記抽出手段は、
    前記一の伝送端末が受信するコンテンツデータの品質が、前記セッションに参加する他の伝送端末が送信するコンテンツデータの品質以下となるように前記一の伝送端末のサービス内容を抽出する請求項3又は4に記載の伝送管理システム。
  6. 前記コンテンツデータの品質は、
    画像データのフレームレート、ビットレート、解像度、画質、又は色深度の品質項目を含む請求項2乃至5のいずれか一項に記載の伝送管理システム。
  7. 前記決定手段は、
    前記抽出手段によって抽出された前記一の伝送端末のサービス内容が複数ある場合、前記サービス内容の優先する品質内容を予め記憶したサービス優先度情報に基づいて、前記複数のサービス内容の中から前記一の伝送端末のサービス内容を決定する請求項2乃至6のいずれか一項に記載の伝送管理システム。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の伝送管理システムと、
    中継装置を介してコンテンツデータの送受信を行うセッションに参加する伝送端末を、
    前記伝送端末に提供されるサービス内容を識別するサービス識別情報が記録された記録媒体から、前記サービス識別情報を読出す読出部、及び
    前記読出したサービス識別情報と前記伝送端末が利用可能なサービス内容を示す端末能力情報とを含むセッションの制御情報を、前記伝送管理システムに送信する通信制御部、
    として機能させるためのプログラムと、
    を含む伝送システム。
  9. 中継装置を介してコンテンツデータの伝送を行うセッションを管理する情報処理装置であって、
    複数の伝送端末のそれぞれに提供されるサービス内容を識別するサービス識別情報と、前記サービス識別情報に対応するサービス内容とを予め記憶したサービス管理情報を管理するサービス管理手段と、
    前記セッションに参加する伝送端末の各々の前記サービス識別情報を取得する第1の取得手段と、
    前記セッションに参加する伝送端末の各々の利用可能なサービス内容を示す端末能力情報を取得する第2の取得手段と、
    前記第1の取得手段が取得したサービス識別情報に対応するサービス内容と、前記第2の取得手段が取得した端末能力情報に対応するサービス内容とに基づいて、前記セッションに参加する伝送端末の各々が利用可能なサービス内容を抽出する抽出手段と、
    前記抽出されたサービス内容に基づいて、前記セッションに参加する伝送端末の各々のサービス内容を決定する決定手段と、
    を有する情報処理装置。
  10. 中継装置を介してコンテンツデータの伝送を行うセッションを管理するコンピュータを、
    複数の伝送端末のそれぞれに提供されるサービス内容を識別するサービス識別情報と、前記サービス識別情報に対応するサービス内容とを予め記憶したサービス管理情報を管理するサービス管理手段と、
    前記セッションに参加する伝送端末の各々の前記サービス識別情報を取得する第1の取得手段と、
    前記セッションに参加する伝送端末の各々の利用可能なサービス内容を示す端末能力情報を取得する第2の取得手段と、
    前記第1の取得手段が取得したサービス識別情報に対応するサービス内容と、前記第2の取得手段が取得した端末能力情報に対応するサービス内容とに基づいて、前記セッションに参加する伝送端末の各々が利用可能なサービス内容を抽出する抽出手段と、
    前記抽出されたサービス内容に基づいて、前記セッションに参加する伝送端末の各々のサービス内容を決定する決定手段と、
    として機能させるためのプログラム。
  11. 中継装置を介してコンテンツデータの伝送を行うセッションを管理する伝送管理システムによる伝送管理方法であって、
    前記伝送管理システムが、複数の伝送端末のそれぞれに提供されるサービス内容を識別するサービス識別情報と、前記サービス識別情報に対応するサービス内容とを予め記憶したサービス管理情報を管理し、
    前記伝送管理システムが、
    前記セッションに参加する伝送端末の各々の前記サービス識別情報を取得する第1の取得ステップと、
    前記セッションに参加する伝送端末の各々の前記伝送端末が利用可能なサービス内容を示す端末能力情報を取得する第2の取得ステップと、
    前記第1の取得ステップで取得したサービス識別情報に対応するサービス内容と、前記第2の取得ステップで取得した端末能力情報に対応するサービス内容とに基づいて、前記セッションに参加する伝送端末の各々が利用可能なサービス内容を抽出する抽出ステップと、
    前記抽出されたサービス内容に基づいて、前記セッションに参加する伝送端末の各々のサービス内容を決定する決定ステップと、
    を含む伝送管理方法。
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