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JP2017063569A - 双方向電力変換装置 - Google Patents

双方向電力変換装置 Download PDF

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JP2017063569A
JP2017063569A JP2015188126A JP2015188126A JP2017063569A JP 2017063569 A JP2017063569 A JP 2017063569A JP 2015188126 A JP2015188126 A JP 2015188126A JP 2015188126 A JP2015188126 A JP 2015188126A JP 2017063569 A JP2017063569 A JP 2017063569A
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圭司 田代
Keiji Tashiro
圭司 田代
将義 廣田
Masayoshi Hirota
将義 廣田
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

【課題】交流系統だけでなく直流系統にも電力を供給することができる双方向電力変換装置を提供する。
【解決手段】双方向電力変換装置は、一端側が電力系統に接続され、他端側が蓄電池に接続され蓄電池に対する充放電動作が可能である。双方向電力変換装置は、電力系統が交流系統であるか直流系統であるかを判定する系統判定部と、充電動作又は放電動作の一方に切り替える切替部と、系統判定部で直流系統であると判定し、切替部で放電動作に切り替える場合、一端側から直流電力を出力すべく制御する制御部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、双方に電力を変換する双方向電力変換装置に関する。
近年、バッテリの充電時には外部の電力系統から入力される交流を直流に変換し、交流電力を出力する場合には、バッテリからの直流を交流に変換する双方向の電力変換装置が注目されている。例えば、2つのスイッチング素子を直列に接続した直列回路を複数備え、当該直列回路を並列に接続した双方向DC/ACインバータが開示されている(特許文献1参照)。
特開2007−110856号公報
しかし、特許文献1の装置にあっては、バッテリに蓄えられたエネルギーを変換して外部の電力系統へ交流電力を出力することはできるが、直流電力を出力する制御方法については開示されていない。一方で、車両に搭載されたバッテリに蓄えられた電力を有効利用することの期待が高まっており、交流電力を使用する交流系統だけでなく直流電力を使用する直流系統への電力供給元として、バッテリの電力を使用することが望まれる。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、交流系統だけでなく直流系統にも電力を供給することができる双方向電力変換装置を提供することを目的とする。
本発明の実施の形態に係る双方向電力変換装置は、一端側が電力系統に接続され、他端側が蓄電池に接続され該蓄電池に対する充放電動作が可能な双方向電力変換装置であって、前記電力系統が交流系統であるか直流系統であるかを判定する系統判定部と、充電動作又は放電動作の一方に切り替える切替部と、前記系統判定部で直流系統であると判定し、前記切替部で放電動作に切り替える場合、前記一端側から直流電力を出力すべく制御する制御部とを備える。
本発明によれば、交流系統だけでなく直流系統にも電力を供給することができる。
本実施の形態の双方向電力変換装置の回路構成の一例を示す説明図である。 本実施の形態の双方向電力変換装置により端子から交流を出力する場合の正の半周期における各トランジスタの動作を示す説明図である。 本実施の形態の双方向電力変換装置により端子から交流を出力する場合の負の半周期における各トランジスタの動作を示す説明図である。 本実施の形態の双方向電力変換装置により端子から交流を出力する場合の出力波形と各トランジスタの動作との関係を示す説明図である。 本実施の形態の双方向電力変換装置により端子から直流を出力する場合の第1実施例における各トランジスタの動作を示す説明図である。 本実施の形態の双方向電力変換装置により端子から直流を出力する第1実施例の場合の出力波形と各トランジスタの動作との関係を示す説明図である。 本実施の形態の双方向電力変換装置により端子から直流を出力する場合の第2実施例における各トランジスタの動作を示す説明図である。 本実施の形態の双方向電力変換装置により端子から直流を出力する第2実施例の場合の出力波形と各トランジスタの動作との関係を示す説明図である。
[本願発明の実施形態の説明]
本発明の実施の形態に係る双方向電力変換装置は、一端側が電力系統に接続され、他端側が蓄電池に接続され該蓄電池に対する充放電動作が可能な双方向電力変換装置であって、前記電力系統が交流系統であるか直流系統であるかを判定する系統判定部と、充電動作又は放電動作の一方に切り替える切替部と、前記系統判定部で直流系統であると判定し、前記切替部で放電動作に切り替える場合、前記一端側から直流電力を出力すべく制御する制御部とを備える。
系統判定部は、電力系統が交流系統であるか直流系統であるかを判定する。電力系統は、例えば、電気自動車充電設備(EVSE:Electric Vehicle Service Equipment)であり、より具体的には、電気自動車充電設備の電気自動車側の系統である。系統の判定は、例えば、信号線を介して外部の系統から出力される信号に基づいて判定してもよく、あるいは、電力系統に接続される一端側に外部から印加される電圧が交流電圧か直流電圧かを区別することができる電圧検出回路を設け、電圧検出回路で検出した電圧に基づいて判定してもよい。
切替部は、充電動作又は放電動作の一方に切り替える。充電動作の場合には、例えば、外部の電力系統からの電力により蓄電池を充電する。放電動作の場合には、蓄電池に蓄えられた電力を外部の電力系統へ供給する。
制御部は、系統判定部で直流系統であると判定し、切替部で放電動作に切り替える場合、一端側から直流電力を出力すべく制御する。蓄電池の電力は、一端側から直流電力として出力されるので、交流系統だけでなく直流系統にも電力を供給することができる。
本発明の実施の形態に係る双方向電力変換装置は、第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子を直列に接続した第1直列回路と、該第1直列回路に並列に接続され、第3のスイッチング素子及び第4のスイッチング素子を直列に接続した第2直列回路と、前記第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子の接続点並びに前記第3のスイッチング素子及び第4のスイッチング素子の接続点それぞれに一端を接続したフィルタ回路とを備え、前記第1直列回路及び第2直列回路の一端及び他端それぞれを前記蓄電池側の正側及び負側としてあり、前記フィルタ回路の他端を前記電力系統側としてあり、前記制御部は、前記第1スイッチング素子及び第4スイッチング素子をオン状態にし、前記第2スイッチング素子及び第3スイッチング素子をオフ状態にして前記一端側から直流電力を出力すべく制御する。
双方向電力変換装置は、第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子を直列に接続した第1直列回路と、第1直列回路と並列に接続され、第3のスイッチング素子及び第4のスイッチング素子を直列に接続した第2直列回路と、第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子の接続点並びに第3のスイッチング素子及び第4のスイッチング素子の接続点それぞれに一端を接続したフィルタ回路とを備える。そして、第1直列回路及び第2直列回路の一端を蓄電池側の正側とし、第1直列回路及び第2直列回路の他端を蓄電池側の負側としてある。また、フィルタ回路の他端を電力系統側としてある。
制御部は、第1スイッチング素子及び第4スイッチング素子をオン状態にし、第2スイッチング素子及び第3スイッチング素子をオフ状態にして一端側から直流電力を出力すべく制御する。
すなわち、蓄電池の電流は、第1スイッチング素子、フィルタ回路を通じて電力系統へ流れ、さらに、電力系統、フィルタ回路、第4スイッチング素子を通じて蓄電池へと戻る。これにより、蓄電池の電力は、一端側から直流電力として出力することができる。
本発明の実施の形態に係る双方向電力変換装置は、第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子を直列に接続した第1直列回路と、該第1直列回路に並列に接続され、第3のスイッチング素子及び第4のスイッチング素子を直列に接続した第2直列回路と、前記第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子の接続点に一端を接続した一のコイル並びに前記第3のスイッチング素子及び第4のスイッチング素子の接続点に一端を接続した他のコイルを有するフィルタ回路と、前記第2のスイッチング素子に逆並列に接続されたダイオードとを備え、前記第1直列回路及び第2直列回路の一端及び他端それぞれを前記蓄電池側の正側及び負側としてあり、前記フィルタ回路の各コイルの他端を前記電力系統側としてあり、前記制御部は、前記第1スイッチング素子を所定周波数でオン/オフし、前記第4スイッチング素子をオン状態にし、前記第2スイッチング素子及び第3スイッチング素子をオフ状態にして前記一端側から直流電力を出力すべく制御する。
双方向電力変換装置は、第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子を直列に接続した第1直列回路と、第1直列回路と並列に接続され、第3のスイッチング素子及び第4のスイッチング素子を直列に接続した第2直列回路と、第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子の接続点に一端を接続した一のコイル並びに第3のスイッチング素子及び第4のスイッチング素子の接続点に一端を接続した他のコイルを有するフィルタ回路と、第2のスイッチング素子に逆並列に接続されたダイオードとを備える。そして、第1直列回路及び第2直列回路の一端を蓄電池側の正側とし、第1直列回路及び第2直列回路の他端を蓄電池側の負側としてある。また、フィルタ回路の各コイルの他端を電力系統側としてある。
すなわち、フィルタ回路は、例えば、複数のコイルで構成され、一方のコイルの一端を第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子の接続点に接続し、他のコイルの一端を第3のスイッチング素子及び第4のスイッチング素子の接続点に接続し、各コイルの他端を電力系統側としてある。また、第2のスイッチング素子に逆並列に接続されたダイオードを備える。例えば、スイッチング素子がトランジスタである場合、トランジスタのコレクタ・エミッタ間に逆並列にダイオードを接続してある。
制御部は、第1スイッチング素子を所定周波数でオン/オフし、第4スイッチング素子をオン状態にし、第2スイッチング素子及び第3スイッチング素子をオフ状態にして一端側から直流電力を出力すべく制御する。所定周波数は、例えば、50kHz〜200kHz程度とすることができるが、これに限定されない。
第1スイッチング素子がオン状態の場合、蓄電池の電流は、第1スイッチング素子、フィルタ回路の一のコイルを通じて電力系統へ流れ、さらに、電力系統、フィルタ回路の他のコイル、第4スイッチング素子を通じて蓄電池へと戻る。また、第1スイッチング素子がオフ状態の場合、各コイルに蓄積されたエネルギーにより、一のコイル、電力系統へ電流が流れ、さらに、電力系統、他のコイル、第4スイッチング素子、第2スイッチング素子に逆並列に接続されたダイオードを通じて一のコイルへ電流が流れる。これにより、蓄電池の電力を降圧して一端側から直流電力として出力することができる。
[本願発明の実施形態の詳細]
以下、本発明を実施の形態を示す図面に基づいて説明する。図1は本実施の形態の双方向電力変換装置の回路構成の一例を示す説明図である。本実施の形態の双方向電力変換装置は、蓄電池としてのバッテリ3側の端子1、電力系統側の端子2、第1直列回路10、第2直列回路20、フィルタ回路30、制御部40、平滑用のキャパシタ50、DC/DCコンバータ60などを備える。本実施の形態の双方向電力変換装置は、PHEV(Plug-in Hybrid Electric Vehicle)又はEV(Electric Vehicle)などの車両に搭載することができる。本実施の形態において、電力系統とは、例えば、電気自動車充電設備(EVSE:Electric Vehicle Service Equipment)であり、より具体的には、電気自動車充電設備の電気自動車側の系統である。
すなわち、端子2には、例えば、電気自動車充電設備(EVSE:Electric Vehicle Service Equipment)からのケーブルのコネクタを接続することができる。
双方向電力変換装置は、端子2に交流系統(電力系統が交流の場合)の商用電源(50Hz、60Hzなどの商用周波数の電源)を接続して交流電力を供給した場合、交流を直流に変換することにより、端子1から所要の電圧の直流電力を出力し、バッテリ3を充電することができる。かかる動作を充電動作と称する。
また、端子1にバッテリ3などの直流電源を接続して直流電力を供給した場合、直流を交流に変換することにより、端子2から交流電力を出力することができる。かかる動作を放電動作と称する。
また、本実施の形態の双方向電力変換装置は、端子1にバッテリ3などの直流電源を接続して直流電力を供給した場合、さらに、端子2から直流電力を出力することもできる(電力系統が直流の場合)。かかる動作も放電動作と称する。なお、放電動作の場合、端子1は放電時の入力側の端子となり、端子2は放電時の出力側の端子となる。
第1直列回路10は、第1のスイッチング素子としてのバイポーラトランジスタ11及び第2のスイッチング素子としてのバイポーラトランジスタ12を直列に接続した構成を有する。バイポーラトランジスタ11は、例えば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)を用いることができる。なお、以下の説明では、簡便のため、バイポーラトランジスタを単にトランジスタとも称する。第1直列回路10は、トランジスタ11のエミッタとトランジスタ12のコレクタとを接続してある。
同様に、第2直列回路20は、第3のスイッチング素子としてのトランジスタ21及び第4のスイッチング素子としてのトランジスタ22を直列に接続した構成を有する。第2直列回路20は、トランジスタ21のエミッタとトランジスタ22のコレクタとを接続してある。なお、IGBTに代えて、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)を用いることもできる。
第1直列回路10及び第2直列回路20は並列に接続してある。すなわち、トランジスタ11、21それぞれのコレクタを直流側の正側の電路4に接続するとともに、トランジスタ12、22それぞれのエミッタを直流側の負側(例えば、接地レベル)の電路5に接続してある。すなわち、第1直列回路10及び第2直列回路20の一端をバッテリ3側の正側とし、第1直列回路10及び第2直列回路20の他端をバッテリ3側の負側としてある。これにより、トランジスタ11、12、21、22により、いわゆるブリッジ回路を構成している。また、電路4、5の間には、平滑用のキャパシタ50を接続してある。
トランジスタ11、12、21、22それぞれのコレクタ・エミッタ間には、ダイオード(例えば、FRD:ファーストリカバリーダイオード)111、121、211、221を逆並列に接続してある。すなわち、各ダイオードのアノードをトランジスタのエミッタに接続し、カソードをコレクタに接続してある。なお、ダイオードは、トランジスタに内蔵されるものでもよく、外付けのものでもよい。
フィルタ回路30は、コイル31、32、キャパシタ33などを備える。一のコイルとしてのコイル31の一端は、トランジスタ11のエミッタとトランジスタ12のコレクタとの接続点に接続してあり、コイル31の他端は、一方の端子2に接続してある。また、他のコイルとしてのコイル32の一端は、トランジスタ21のエミッタとトランジスタ22のコレクタとの接続点に接続してあり、コイル32の他端は、他方の端子2に接続してある。コイル31、32の他端の間にはキャパシタ33を接続してある。
DC/DCコンバータ60は、直流電圧を昇圧及び降圧する機能を備える。
制御部40は、例えば、マイコン又はマイクロプロセッサなどを備え、トランジスタ11、12、21、22のスイッチングを制御する。具体的には、制御部40の出力端は、トランジスタ11、12、21、22それぞれのベースに接続してあり、制御部40は、ベース信号を出力端から出力する。
制御部40は、系統判定部としての機能を有し、電力系統が交流系統であるか直流系統であるかを判定する。電力系統は、例えば、電気自動車充電設備(EVSE:Electric Vehicle Service Equipment)であり、より具体的には、電気自動車充電設備の電気自動車側の系統である。系統の判定は、例えば、不図示の信号線を介して電力系統から出力される信号に基づいて判定してもよい。また、系統の判定は、電力系統に接続される端子2間に外部から印加される電圧が交流電圧か直流電圧かを区別することができる電圧検出回路(不図示)を設け、電圧検出回路で検出した電圧に基づいて判定してもよい。この場合、電圧検出回路は、例えば、複数の抵抗を直列に接続し、複数の抵抗で分圧された電圧を検出するようにしてもよい。なお、電圧検出回路の構成は、これに限定されるものではなく、交流電圧と直流電圧とを区別することができる構成であればよい。
制御部40は、切替部としての機能を有し、双方向電力変換装置の動作を充電動作又は放電動作の一方に切り替える。充電動作の場合には、例えば、外部の電力系統からの電力によりバッテリ3を充電する。放電動作の場合には、バッテリ3に蓄えられた電力を外部の電力系統へ供給する。
制御部40は、電力系統が直流系統であると判定し、双方向電力変換装置の動作を放電動作に切り替える場合、端子2から直流電力を出力すべく制御する。バッテリ3の電力は、端子2から直流電力として出力されるので、交流系統だけでなく直流系統にも電力を供給することができる。これにより、例えば、PHEV(Plug-in Hybrid Electric Vehicle)又はEV(Electric Vehicle)などの車両と電気自動車充電設備との間がAC系統だけでなくDC系統の場合でも互換性を持たせることが可能となる。
次に、本実施の形態の双方向電力変換装置の動作について説明する。前述のとおり、本実施の形態の双方向電力変換装置は、交流を直流に変換する(PFC制御ともいう)こと、バッテリ3の直流から交流を出力する(インバータ制御ともいう)こと、及びバッテリ3の直流を直流として出力する(スイッチ制御ともいう)ことができる。まず、バッテリ3の直流から交流を出力(インバータ制御)する場合について説明する。
図2は本実施の形態の双方向電力変換装置により端子2から交流を出力する場合の正の半周期における各トランジスタの動作を示す説明図である。図2に示すように、交流の正の半周期では、第1直列回路10のトランジスタ11を所定周波数でオン/オフし、第1直列回路10のトランジスタ12及び第2直列回路20のトランジスタ21を常時オフにし、第2直列回路20のトランジスタ22を常時オンにする。ここで、常時オンとは、交流の正の半周期においてオン状態にするということであり、また、常時オフとは、交流の正の半周期においてオフ状態にするということである。
すなわち、正の半周期において、第1直列回路10のトランジスタ11をオンした場合には、図2中実線で示す矢印のように、第1直列回路10のトランジスタ11、コイル31、端子2(電力系統)、コイル32及び第2直列回路20のトランジスタ22に電流が流れる。一方、第1直列回路10のトランジスタ11をオフした場合には、図2中破線で示す矢印のように、コイル31、32に同じ向きの電流を流そうとするので、第1直列回路10のトランジスタ12に逆並列に接続されたダイオード121、コイル31、端子2(電力系統)、コイル32及び第2直列回路20のトランジスタ22に電流が流れる。
図3は本実施の形態の双方向電力変換装置により端子2から交流を出力する場合の負の半周期における各トランジスタの動作を示す説明図である。図3に示すように、交流の負の半周期では、第2直列回路20のトランジスタ21を所定周波数でオン/オフし、第2直列回路20のトランジスタ22及び第1直列回路10のトランジスタ11を常時オフにし、第1直列回路10のトランジスタ12を常時オンにする。ここで、常時オンとは、交流の負の半周期においてオン状態にするということであり、また、常時オフとは、交流の負の半周期においてオフ状態にするということである。
すなわち、負の半周期において、第2直列回路20のトランジスタ21をオンした場合には、図3中実線で示す矢印のように、第2直列回路20のトランジスタ21、コイル32、端子2(電力系統)、コイル31及び第1直列回路10のトランジスタ12に電流が流れる。一方、第2直列回路20のトランジスタ21をオフした場合には、図3中破線で示す矢印のように、コイル31、32に同じ向きの電流を流そうとするので、第2直列回路20のトランジスタ22に逆並列に接続されたダイオード221、コイル32、端子2(電力系統)、コイル31及び第1直列回路10のトランジスタ12に電流が流れる。これにより、直流を交流に変換することができる。
図4は本実施の形態の双方向電力変換装置により端子2から交流を出力する場合の出力波形と各トランジスタの動作との関係を示す説明図である。図4に示すように、出力波形の正の半周期では、トランジスタ11が所定周波数でオン/オフし、トランジスタ22が常時オンとなり、トランジスタ21、12が常時オフとなる。
また、出力波形の負の半周期では、トランジスタ21が所定周波数でオン/オフし、トランジスタ12が常時オンとなり、トランジスタ11、22が常時オフとなる。以降、正の半周期、負の半周期において、同様の動作を繰り返す。
次に、バッテリ3の直流を直流として出力(スイッチ制御)する場合について説明する。図5は本実施の形態の双方向電力変換装置により端子2から直流を出力する場合の第1実施例における各トランジスタの動作を示す説明図である。図5に示すように、制御部40は、トランジスタ11、22を常時オンにし、トランジスタ12、21を常時オフにして端子2(一端側)から直流電力を出力すべく制御する。ここで、常時オンとは、直流を出力する期間においてオン状態にするということであり、また、常時オフとは、直流を出力する期間においてオフ状態にするということである。
この場合、図5に示すように、バッテリ3の電流は、トランジスタ11、コイル31、端子(電力系統)、コイル32、トランジスタ22を流れ、バッテリ3へ戻る。これにより、バッテリ3の電力は、端子2から直流電力として出力することができる。
図6は本実施の形態の双方向電力変換装置により端子2から直流を出力する第1実施例の場合の出力波形と各トランジスタの動作との関係を示す説明図である。図6の例は、図5に例示する動作に対応する。図6に示すように、トランジスタ11、12が常時オンとなり、トランジスタ21、12が常時オフとなる。これにより、端子2の出力波形は直流となる(例えば、直流電圧V1となる)。
図7は本実施の形態の双方向電力変換装置により端子2から直流を出力する場合の第2実施例における各トランジスタの動作を示す説明図である。図7に示すように、制御部40は、トランジスタ11を所定周波数でオン/オフし、トランジスタ22を常時オンにし、トランジスタ12、21を常時オフにして、端子2から直流電力を出力すべく制御する。ここで、常時オンとは、直流を出力する期間においてオン状態にするということであり、また、常時オフとは、直流を出力する期間においてオフ状態にするということである。
トランジスタ11がオン状態の場合、図7中実線で示すように、バッテリ3の電流は、トランジスタ11、コイル31、端子2(電力系統)、コイル32、トランジスタ22を流れ、バッテリ3へ戻る。
また、トランジスタ11がオフ状態の場合、図7中破線で示すように、コイル31、32に蓄積されたエネルギーにより、電流は、コイル31、端子2(電力系統)、コイル32、トランジスタ22、ダイオード121へと流れる。これにより、バッテリ3の電力を降圧して端子2から直流電力として出力することができる。
図8は本実施の形態の双方向電力変換装置により端子2から直流を出力する第2実施例の場合の出力波形と各トランジスタの動作との関係を示す説明図である。図8の例は、図7に例示する動作に対応する。図8に示すように、トランジスタ11を所定周波数でオン/オフし、トランジスタ22が常時オンとなり、トランジスタ21、12が常時オフとなる。これにより、端子2の出力波形は直流となる(例えば、直流電圧V1よりも小さい直流電圧V2となる)。
以上に開示された実施の形態及び実施例は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考慮されるべきである。本発明の範囲は、以上の実施の形態及び実施例ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての修正や変形を含むものと意図される。
1、2 端子
3 バッテリ
4、5 電路
10 第1直列回路
20 第2直列回路
11 トランジスタ(第1のスイッチング素子)
12 トランジスタ(第2のスイッチング素子)
21 トランジスタ(第3のスイッチング素子)
22 トランジスタ(第4のスイッチング素子)
111、121、211、221 ダイオード
30 フィルタ回路
31、32 コイル
33、50 キャパシタ
40 制御部
60 DC/DCコンバータ

Claims (3)

  1. 一端側が電力系統に接続され、他端側が蓄電池に接続され該蓄電池に対する充放電動作が可能な双方向電力変換装置であって、
    前記電力系統が交流系統であるか直流系統であるかを判定する系統判定部と、
    充電動作又は放電動作の一方に切り替える切替部と、
    前記系統判定部で直流系統であると判定し、前記切替部で放電動作に切り替える場合、前記一端側から直流電力を出力すべく制御する制御部と
    を備える双方向電力変換装置。
  2. 第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子を直列に接続した第1直列回路と、
    該第1直列回路に並列に接続され、第3のスイッチング素子及び第4のスイッチング素子を直列に接続した第2直列回路と、
    前記第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子の接続点並びに前記第3のスイッチング素子及び第4のスイッチング素子の接続点それぞれに一端を接続したフィルタ回路と
    を備え、
    前記第1直列回路及び第2直列回路の一端及び他端それぞれを前記蓄電池側の正側及び負側としてあり、
    前記フィルタ回路の他端を前記電力系統側としてあり、
    前記制御部は、
    前記第1スイッチング素子及び第4スイッチング素子をオン状態にし、前記第2スイッチング素子及び第3スイッチング素子をオフ状態にして前記一端側から直流電力を出力すべく制御する請求項1に記載の双方向電力変換装置。
  3. 第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子を直列に接続した第1直列回路と、
    該第1直列回路に並列に接続され、第3のスイッチング素子及び第4のスイッチング素子を直列に接続した第2直列回路と、
    前記第1のスイッチング素子及び第2のスイッチング素子の接続点に一端を接続した一のコイル並びに前記第3のスイッチング素子及び第4のスイッチング素子の接続点に一端を接続した他のコイルを有するフィルタ回路と、
    前記第2のスイッチング素子に逆並列に接続されたダイオードと
    を備え、
    前記第1直列回路及び第2直列回路の一端及び他端それぞれを前記蓄電池側の正側及び負側としてあり、
    前記フィルタ回路の各コイルの他端を前記電力系統側としてあり、
    前記制御部は、
    前記第1スイッチング素子を所定周波数でオン/オフし、前記第4スイッチング素子をオン状態にし、前記第2スイッチング素子及び第3スイッチング素子をオフ状態にして前記一端側から直流電力を出力すべく制御する請求項1に記載の双方向電力変換装置。
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