JP2016187004A - ウェーハの加工方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ウェーハを薄く加工する際に用いられる経済的に優れたウェーハの加工方法を提供する。【解決手段】複数のデバイス(19)が形成されたデバイス領域(13)とデバイス領域を囲む外周余剰領域(15)とを表面(11a)側に有するウェーハ(11)の加工方法であって、ウェーハのデバイス領域に相当する部分を裏面(11b)側から薄くして円形の薄化部(23)を形成すると共に、ウェーハの外周余剰領域に相当する部分の厚みを維持して環状の補強部(25)を形成するウェーハ加工工程と、薄化部と補強部との境界に相当するウェーハの表面側の領域にのみ保護膜(29)を被覆する保護膜被覆工程と、ウェーハの表面側から保護膜が被覆された領域にレーザー光線(L)を照射してウェーハに加工溝を形成する加工溝形成工程と、ウェーハから補強部を除去する補強部除去工程と、を含む。【選択図】図3
Description
本発明は、ウェーハを薄く加工する際に用いられるウェーハの加工方法に関する。
近年、小型軽量なデバイスチップを実現するために、シリコン等の材料でなるウェーハを薄く加工することが求められている。ウェーハは、例えば、表面の分割予定ライン(ストリート)で区画される各領域にIC等のデバイスが形成された後、所望の厚みとなるように裏面側を研削される。
ところで、ウェーハを100μm以下の厚みまで薄くすると、剛性は大幅に低下して後工程での取り扱いが難しくなる。そのため、デバイスが形成されたウェーハの中央部分のみを研削して外周部分の厚みを維持することで、研削後のウェーハに所定の剛性を残す加工方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この加工方法では、例えば、ウェーハより小径の研削ホイールを用いてウェーハの裏面側を研削し、中央部分を薄くする。ウェーハの剛性は、厚みが維持された外周部分(環状の補強部)によって保たれる。なお、この外周部分は、後に、中央部分との境界にレーザー光線を照射することで分離される(例えば、特許文献2参照)。
ところで、レーザー光線を照射してウェーハの外周部分を分離する際には、レーザー光線の照射によって発生するデブリ(溶融物等)がウェーハに付着しないように、ウェーハに保護膜を被覆している。この保護膜は、通常、スピンコート等の技術でウェーハの表面又は裏面の全体に形成される。
しかしながら、このような加工方法には、まだ不経済な点がある。本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ウェーハを薄く加工する際に用いられる経済的に優れたウェーハの加工方法を提供することである。
本発明によれば、複数のデバイスが形成されたデバイス領域と該デバイス領域を囲む外周余剰領域とを表面側に有するウェーハの加工方法であって、ウェーハの該デバイス領域に相当する部分を裏面側から薄くして円形の薄化部を形成すると共に、ウェーハの該外周余剰領域に相当する部分の厚みを維持して環状の補強部を形成するウェーハ加工工程と、該薄化部と該補強部との境界に相当するウェーハの表面側の領域にのみ保護膜を被覆する保護膜被覆工程と、ウェーハの表面側から該保護膜が被覆された領域にレーザー光線を照射してウェーハに加工溝を形成する加工溝形成工程と、ウェーハから該補強部を除去する補強部除去工程と、を含むことを特徴とするウェーハの加工方法が提供される。
また、本発明によれば、複数のデバイスが形成されたデバイス領域と該デバイス領域を囲む外周余剰領域とを表面側に有するウェーハの加工方法であって、ウェーハの該デバイス領域に相当する部分を裏面側から薄くして円形の薄化部を形成すると共に、ウェーハの該外周余剰領域に相当する部分の厚みを維持して環状の補強部を形成するウェーハ加工工程と、該薄化部と該補強部との境界に相当するウェーハの裏面側の領域にのみ保護膜を被覆する保護膜被覆工程と、ウェーハの裏面側から該保護膜が被覆された領域にレーザー光線を照射してウェーハに加工溝を形成する加工溝形成工程と、ウェーハから該補強部を除去する補強部除去工程と、を含むことを特徴とするウェーハの加工方法が提供される。
本発明において、前記保護膜被覆工程では、粒子状の液状樹脂を噴射手段で噴射することによって前記保護膜を被覆することが好ましい。
また本発明において、前記保護膜は、前記レーザー光線の照射によって発生するデブリが飛散する距離よりも幅の広いリング状に形成されることが好ましい。
本発明に係るウェーハの加工方法では、ウェーハの薄化部と環状の補強部との境界に相当する領域にのみ保護膜を被覆するので、ウェーハの全体に保護膜を被覆する場合と比べて、形成される保護膜に無駄がない。このように、本発明によれば、経済的に優れたウェーハの加工方法を提供できる。
添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。本実施形態に係るウェーハの加工方法は、ウェーハ加工工程(図2(A)及び図2(B)参照)、保護膜被覆工程(図3(B)参照)、加工溝形成工程(図3(C)参照)、及び補強部除去工程(図4参照)を含む。
ウェーハ加工工程では、ウェーハのデバイス領域に相当する部分を裏面側から研削して円形の薄化部を形成すると共に、ウェーハの外周余剰領域に相当する部分の厚みを維持して環状の補強部を形成する。保護膜被覆工程では、薄化部と補強部との境界に相当するウェーハの表面側の領域にのみ保護膜を被覆する。
加工溝形成工程では、ウェーハの表面側から保護膜が被覆された領域にレーザー光線を照射してウェーハに加工溝を形成する。補強部除去工程では、ウェーハから補強部を分離して除去する。以下、本実施形態に係るウェーハの加工方法について詳述する。
図1(A)は、本実施形態で加工されるウェーハを模式的に示す斜視図である。図1(A)に示すように、ウェーハ11は、例えば、シリコン、サファイア等の材料でなる円形の板状物であり、表面11aは、中央のデバイス領域13と、デバイス領域13を囲む外周余剰領域15とに分けられる。
デバイス領域13は、格子状に配列された分割予定ライン(ストリート)17でさらに複数の領域に区画されており、各領域には、IC、LED等のデバイス19が形成されている。なお、ウェーハ11の外周部11cは、面取り加工されている。
本実施形態に係るウェーハの加工方法では、まず、ウェーハ11の表面11a側に保護部材を固定する加工準備工程を実施する。図1(B)は、加工準備工程を模式的に示す斜視図であり、図1(C)は、加工準備工程を模式的に示す断面図である。
図1(B)及び図1(C)に示すように、ウェーハ11に固定される保護部材21は、例えば、ウェーハ11と概ね同形の粘着テープ、樹脂基板、ウェーハ11と同種又は異種のウェーハ等である。ウェーハ11の表面11a側には、この保護部材21の表面21a側が貼着される。
加工準備工程を実施した後には、ウェーハ11の裏面11b側を研削して円形の薄化部と環状の補強部とを形成するウェーハ加工工程を実施する。図2(A)は、ウェーハ加工工程を模式的に示す斜視図であり、図2(B)は、ウェーハ加工工程の後のウェーハ11等を模式的に示す断面図である。
ウェーハ加工工程は、例えば、図2(A)に示す研削装置2で実施される。研削装置2は、ウェーハ11を保持する保持テーブル4を備えている。保持テーブル4は、モータ等の回転機構(不図示)に連結されており、鉛直方向に概ね平行な回転軸の周りに回転する。また、保持テーブル4の下方には、移動機構(不図示)が設けられており、保持テーブル4は、この移動機構で水平方向に移動する。
保持テーブル4の上面は、ウェーハ11を保持する保持面となっている。この保持面には、保持テーブル4の内部に形成された流路(不図示)等を通じて吸引源(不図示)の負圧が作用し、ウェーハ11を吸引するための吸引力が発生する。
保持テーブル4の上方には、研削ユニット6が配置されている。研削ユニット6は、昇降機構(不図示)に支持されたスピンドルハウジング8を備えている。スピンドルハウジング8の内部には、モータ等の回転機構(不図示)に連結されたスピンドル10が収容されている。
スピンドル10は、回転機構から伝達される回転力によって鉛直方向に概ね平行な回転軸の周りに回転し、昇降機構によってスピンドルハウジング8と共に昇降する。また、スピンドル10の下端部は、スピンドルハウジング8の外部に露出している。
このスピンドル10の下端部には、ウェーハ11より小径の研削ホイール12が装着されている。研削ホイール12は、アルミニウム、ステンレス等の金属材料で形成されたホイール基台12aを備えている。ホイール基台12aの下面には、複数の研削砥石12bが環状に配列されている。
ウェーハ加工工程では、まず、ウェーハ11に固定された保護部材21の裏面21bを保持テーブル4の保持面に接触させて、吸引源の負圧を作用させる。これにより、ウェーハ11は、裏面11b側が上方に露出した状態で保持テーブル4に保持される。
次に、保持テーブル4を移動させ、デバイス領域13と外周余剰領域15との境界に相当する領域に研削砥石12bの外側の縁を位置付ける。この状態で、保持テーブル4と研削ホイール12とをそれぞれ回転させて、スピンドル10を下降させる。スピンドル10の下降量は、ウェーハ11の裏面11b側に研削砥石12bの下面が押し付けられる程度とする。
これにより、ウェーハ11のデバイス領域13に相当する部分を裏面11b側から研削して円形の薄化部23を形成すると共に、ウェーハ11の外周余剰領域15に相当する部分の厚みを維持して環状の補強部25を形成できる。例えば、ウェーハ11のデバイス領域13に相当する部分が仕上げ厚みまで薄化されると、この研削ステップは終了する。
ウェーハ加工工程を実施した後には、ウェーハ11の裏面11b側にダイシングテープを貼着すると共に、ウェーハ11の表面11a側に固定された保護部材21を除去する貼り替え工程を実施する。図3(A)は、貼り替え工程を模式的に示す断面図である。
図3(A)に示すように、貼り替え工程では、ウェーハ11の裏面11b側にウェーハ11より大径のダイシングテープ31を貼着し、このダイシングテープ31の外周部分に環状のフレーム33を固定する。これにより、ウェーハ11は、ダイシングテープ31を介して環状のフレーム33に支持される。
また、ウェーハ11の表面11a側に固定された保護部材21を剥離して、ウェーハ11aの表面11aを露出させる。なお、この貼り替え工程では、ダイシングテープ31をウェーハ11に貼着する前に保護部材21を除去しても良いし、ダイシングテープ31をウェーハ11に貼着した後に保護部材21を除去しても良い。
貼り替え工程を実施した後には、薄化部23と補強部25との境界に相当するウェーハ11の表面11a側の領域にのみ保護膜を被覆する保護膜被覆工程を実施する。図3(B)は、保護膜被覆工程を模式的に示す一部断面側面図である。保護膜被覆工程は、例えば、図3(B)に示す保護膜被覆装置22で実施される。
保護膜被覆装置22は、ウェーハ11を保持する保持テーブル24を備えている。保持テーブル24は、モータ等の回転機構(不図示)に連結されており、鉛直方向に概ね平行な回転軸の周りに回転する。また、保持テーブル24の下方には、移動機構(不図示)が設けられており、保持テーブル24は、この移動機構で水平方向に移動する。
保持テーブル24の上面には、円形の凹部24aが形成されており、この凹部24aには、凹部24aの形状に合致する保持板26が嵌合している。保持板26は、例えば、多孔質材料によって形成されており、その上面は、ウェーハ11を保持する保持面26aとなる。
凹部24aは、保持テーブル24の内部に形成された流路24b等を通じて吸引源(不図示)に接続されている。吸引源の負圧を保持板26に作用させることで、保持面26aには、ウェーハ11を吸引するための吸引力が発生する。
保持テーブル24の周囲には、環状のフレーム33を固定するためのクランプ28が設けられている。また、保持テーブル24の上方には、微細な粒子状の液状樹脂27を噴射可能なマイクロドットディスペンサー等の噴射ノズル(噴射手段)30が配置されている。
保護膜被覆工程では、まず、ウェーハ11に貼着されたダイシングテープ31を保持テーブル24の保持面26aに接触させて、環状のフレーム33をクランプ28で固定する。この状態で吸引源の負圧を作用させることで、ウェーハ11は、表面11a側が上方に露出した状態で保持テーブル24に保持される。
次に、保持テーブル24を移動させて、噴射ノズル30を薄化部23と補強部25との境界に相当する領域に位置付ける。そして、保持テーブル24を回転させつつ、噴射ノズル30から粒子状の液状樹脂27をウェーハ11に噴射する。これにより、薄化部23と補強部25との境界に相当するウェーハ11の表面11a側の領域にのみ保護膜29を被覆できる。
液状樹脂27としては、例えば、水で容易に洗い流せる水溶性の樹脂を用いると良い。また、保護膜29は、後の加工溝形成工程で発生するデブリ(溶融物等)が飛散する距離よりも幅の広いリング状に形成されることが望ましい。これにより、レーザー光線の照射によって発生するデブリのウェーハ11への付着を確実に防止できる。
なお、レーザー光線を通常の照射条件で照射するのであれば、保護膜29の幅は、1mm〜3mm程度で良い。また、保護膜29は、少なくとも薄化部23へのデブリの付着を防止できるように形成されれば良い。例えば、保護膜29は、薄化部23と補強部25との境界よりも薄化部23側に偏った位置に形成されても良い。
保護膜被覆工程を実施した後には、ウェーハ11の表面11a側から保護膜29が被覆された領域にレーザー光線を照射してウェーハ11に加工溝を形成する加工溝形成工程を実施する。図3(C)は、加工溝形成工程を模式的に示す一部断面側面図である。加工溝形成工程は、例えば、図3(C)に示すレーザー加工装置32で実施される。
レーザー加工装置32は、ウェーハ11を保持する保持テーブル34を備えている。保持テーブル34は、モータ等の回転機構(不図示)に連結されており、鉛直方向に概ね平行な回転軸の周りに回転する。また、保持テーブル34の下方には、移動機構(不図示)が設けられており、保持テーブル34は、この移動機構で水平方向に移動する。
保持テーブル34の上面には、円形の凹部34aが形成されており、この凹部34aには、凹部34aの形状に合致する保持板36が嵌合している。保持板36は、例えば、多孔質材料によって形成されており、その上面は、ウェーハ11を保持する保持面36aとなる。
凹部34aは、保持テーブル34の内部に形成された流路34b等を通じて吸引源(不図示)に接続されている。吸引源の負圧を保持板36に作用させることで、保持面36aには、ウェーハ11を吸引するための吸引力が発生する。
保持テーブル34の周囲には、環状のフレーム33を固定するためのクランプ38が設けられている。また、保持テーブル34の上方には、レーザー加工ユニット40が配置されている。
レーザー加工ユニット40は、レーザー発振器(不図示)でパルス発振されたレーザー光線Lを集光して、保持テーブル34上のウェーハ11に照射する。レーザー発振器は、ウェーハ11に吸収され易い波長(吸収性を有する波長)のレーザー光線Lを発振できるように構成されている。
加工溝形成工程では、まず、ウェーハ11に貼着されたダイシングテープ31を保持テーブル34の保持面36aに接触させて、環状のフレーム33をクランプ38で固定する。この状態で吸引源の負圧を作用させることで、ウェーハ11は、表面11a側が上方に露出した状態で保持テーブル34に保持される。
次に、保持テーブル34を移動させて、レーザー加工ユニット40を薄化部23と補強部25との境界に相当する領域に位置付ける。そして、保持テーブル34を回転させつつ、レーザー加工ユニット40からウェーハ11の表面11aに向けてレーザー光線Lを照射する。
これにより、保護膜29が被覆された薄化部23と補強部25との境界に相当する領域にレーザー光線Lを照射してウェーハ11に加工溝を形成できる。なお、この加工溝は、薄化部23と補強部25とを分断する深さに形成されることが望ましいが、後に補強部を適切に除去できるようであれば、薄化部23と補強部25とを分断しない深さに形成されても良い。
加工溝形成工程を実施した後には、ウェーハ11から補強部25を除去する補強部除去工程を実施する。図4は、補強部除去工程を模式的に示す斜視図である。薄化部23と補強部25との境界に相当する領域には加工溝が形成されているので、図4に示すように、ウェーハ11(薄化部23)から補強部25を除去できる。なお、図4では、ウェーハ11(薄化部23)に貼着されたダイシングテープ31等が省略されている。
以上のように、本実施形態に係るウェーハの加工方法では、ウェーハ11の薄化部23と環状の補強部25との境界に相当する領域にのみ保護膜29を被覆するので、ウェーハの全体に保護膜を被覆する場合と比べて、形成される保護膜に無駄がない。
また、本実施形態に係るウェーハの加工方法では、スピンコートのような原料の大半(例えば、約9割)が無駄になる方法を用いずに、噴射ノズル(噴射手段)30で微細な粒子状の液状樹脂27を噴射する方法を用いるので、保護膜29を形成する際の原料の消費を大幅に抑制できる。このように、本実施形態に係るウェーハの加工方法は、従来の加工方法と比べて経済的に優れている。
なお、本発明は上記実施形態の記載に限定されず、種々変更して実施可能である。例えば、上記実施形態では、ウェーハ11の表面11a側に保護膜29を形成し、表面11a側からレーザー光線Lを照射しているが、ウェーハ11の裏面11b側に保護膜29を形成し、裏面11b側からレーザー光線Lを照射しても良い。
図5(A)は、変形例に係る保護膜被覆工程を模式的に示す一部断面側面図であり、図5(B)は、変形例に係る加工溝形成工程を模式的に示す一部断面側面図である。上記実施形態と同様の加工準備工程及びウェーハ加工工程を実施した後には、貼り替え工程を実施することなく保護膜被覆工程を実施する。
変形例に係る保護膜被覆工程は、例えば、図5(A)に示す保護膜被覆装置42で実施される。保護膜被覆装置42は、ウェーハ11を保持する保持テーブル44を備えている。保持テーブル44は、例えば、上述した保持テーブル24と同様に構成される。保持テーブル44の上方には、微細な粒子状の液状樹脂27を噴射可能なマイクロドットディスペンサー等の噴射ノズル(噴射手段)46が配置されている。
変形例に係る保護膜被覆工程では、まず、ウェーハ11に固定された保護部材21の裏面21bを保持テーブル44の保持面に接触させて、吸引源の負圧を作用させる。これにより、ウェーハ11は、裏面11b側が上方に露出した状態で保持テーブル44に保持される。
次に、保持テーブル44を移動させて、噴射ノズル46を薄化部23と補強部25との境界に相当する領域に位置付ける。なお、この変形例に係る保護膜被覆工程では、噴射ノズル46を、薄化部23と補強部25との境界の直上より僅かに内側に位置付けても良い。
そして、保持テーブル44を回転させつつ、噴射ノズル46から粒子状の液状樹脂27をウェーハ11に噴射する。これにより、薄化部23と補強部25との境界に相当するウェーハ11の裏面11b側の領域にのみ保護膜29を被覆できる。
保護膜被覆工程を実施した後には、加工溝形成工程を実施する。加工溝形成工程は、例えば、図5(B)に示すレーザー加工装置52で実施される。レーザー加工装置52は、ウェーハ11を保持する保持テーブル54を備えている。保持テーブル54は、例えば、上述した保持テーブル34と同様に構成される。
保持テーブル54の上方には、レーザー加工ユニット56が配置されている。レーザー加工ユニット56は、レーザー発振器(不図示)でパルス発振されたレーザー光線Lを集光して、保持テーブル54上のウェーハ11に照射する。レーザー発振器は、ウェーハ11に吸収され易い波長(吸収性を有する波長)のレーザー光線Lを発振できるように構成されている。
加工溝形成工程では、まず、ウェーハ11に固定された保護部材21の裏面21bを保持テーブル54の保持面に接触させて、吸引源の負圧を作用させる。これにより、ウェーハ11は、裏面11b側が上方に露出した状態で保持テーブル54に保持される。
次に、保持テーブル54を移動させて、レーザー加工ユニット56を薄化部23と補強部25との境界に相当する領域に位置付ける。そして、保持テーブル54を回転させつつ、レーザー加工ユニット56からウェーハ11の裏面11bに向けてレーザー光線Lを照射する。
これにより、保護膜29が被覆された薄化部23と補強部25との境界に相当する領域にレーザー光線Lを照射してウェーハ11に加工溝を形成できる。加工溝形成工程を実施した後には、上記実施形態と同様の補強部除去工程を実施すれば良い。
その他、上記実施形態及び変形例に係る構造、方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
11 ウェーハ
11a 表面
11b 裏面
13 デバイス領域
15 外周余剰領域
17 分割予定ライン(ストリート)
19 デバイス
21 保護部材
21a 表面
21b 裏面
23 薄化部
25 補強部
27 液状樹脂
29 保護膜
31 ダイシングテープ
33 フレーム
L レーザー光線
2 研削装置
4 保持テーブル
6 研削ユニット
8 スピンドルハウジング
10 スピンドル
12 研削ホイール
12a ホイール基台
12b 研削砥石
22 保護膜被覆装置
24 保持テーブル
24a 凹部
24b 流路
26 保持板
26a 保持面
28 クランプ
30 噴射ノズル(噴射手段)
32 レーザー加工装置
34 保持テーブル
34a 凹部
34b 流路
36 保持板
36a 保持面
38 クランプ
40 レーザー加工ユニット
42 保護膜被覆装置
44 保持テーブル
46 噴射ノズル(噴射手段)
52 レーザー加工装置
54 保持テーブル
56 レーザー加工ユニット
11a 表面
11b 裏面
13 デバイス領域
15 外周余剰領域
17 分割予定ライン(ストリート)
19 デバイス
21 保護部材
21a 表面
21b 裏面
23 薄化部
25 補強部
27 液状樹脂
29 保護膜
31 ダイシングテープ
33 フレーム
L レーザー光線
2 研削装置
4 保持テーブル
6 研削ユニット
8 スピンドルハウジング
10 スピンドル
12 研削ホイール
12a ホイール基台
12b 研削砥石
22 保護膜被覆装置
24 保持テーブル
24a 凹部
24b 流路
26 保持板
26a 保持面
28 クランプ
30 噴射ノズル(噴射手段)
32 レーザー加工装置
34 保持テーブル
34a 凹部
34b 流路
36 保持板
36a 保持面
38 クランプ
40 レーザー加工ユニット
42 保護膜被覆装置
44 保持テーブル
46 噴射ノズル(噴射手段)
52 レーザー加工装置
54 保持テーブル
56 レーザー加工ユニット
Claims (4)
- 複数のデバイスが形成されたデバイス領域と該デバイス領域を囲む外周余剰領域とを表面側に有するウェーハの加工方法であって、
ウェーハの該デバイス領域に相当する部分を裏面側から薄くして円形の薄化部を形成すると共に、ウェーハの該外周余剰領域に相当する部分の厚みを維持して環状の補強部を形成するウェーハ加工工程と、
該薄化部と該補強部との境界に相当するウェーハの表面側の領域にのみ保護膜を被覆する保護膜被覆工程と、
ウェーハの表面側から該保護膜が被覆された領域にレーザー光線を照射してウェーハに加工溝を形成する加工溝形成工程と、
ウェーハから該補強部を除去する補強部除去工程と、を含むことを特徴とするウェーハの加工方法。 - 複数のデバイスが形成されたデバイス領域と該デバイス領域を囲む外周余剰領域とを表面側に有するウェーハの加工方法であって、
ウェーハの該デバイス領域に相当する部分を裏面側から薄くして円形の薄化部を形成すると共に、ウェーハの該外周余剰領域に相当する部分の厚みを維持して環状の補強部を形成するウェーハ加工工程と、
該薄化部と該補強部との境界に相当するウェーハの裏面側の領域にのみ保護膜を被覆する保護膜被覆工程と、
ウェーハの裏面側から該保護膜が被覆された領域にレーザー光線を照射してウェーハに加工溝を形成する加工溝形成工程と、
ウェーハから該補強部を除去する補強部除去工程と、を含むことを特徴とするウェーハの加工方法。 - 前記保護膜被覆工程では、粒子状の液状樹脂を噴射手段で噴射することによって前記保護膜を被覆することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のウェーハの加工方法。
- 前記保護膜は、前記レーザー光線の照射によって発生するデブリが飛散する距離よりも幅の広いリング状に形成されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のウェーハの加工方法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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