JP2016000716A - イソキサゾリン化合物の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、イソキサゾリン化合物の製造方法に関する。
本発明は、式(12)で示される化合物の新規な製造方法、その製造中間体およびその製造中間体の製造方法を提供する。
本発明者らは、上記の課題を解決するために検討した結果、式(12)で示される化合物の新規な製造方法、その製造中間体およびその製造中間体の製造方法を見出した。
本発明は、以下の通りである。
[1]下記の工程1、工程2、工程3および工程4を含む式(7)
〔式中、R1は水素原子またはハロゲン原子を表し、R2は水素原子またはC1−C6アルキル基を表し、R3は電子吸引基、C1−C6アルキル基または−CH2−Ar基を表し、Arは群Aより選ばれる1個以上の原子または基を有していてもよいフェニル基を表し、R5は水素原子または保護基を表し、R6は1個以上のハロゲン原子を有していてもよいC1−C6アルキル基またはハロゲン原子を表し、mは0から5の整数のいずれかを表す。ただし、mが2から5の整数のいずれかである場合は、各々のR6は互いに異なっていてもよい。
群A:ハロゲン原子および1個以上のハロゲン原子を有していてもよいC1−C6アルキル基〕
で示される化合物の製造方法。
工程1:式(1)
〔式中、R1は前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物と亜硝酸塩または亜硝酸エステルとを酸の存在下に反応させることによりジアゾニウム塩(a)を得る工程;
工程2:ジアゾニウム塩(a)と式(2)
〔式中、R2、R3は前記と同じ意味を有し、R4は、R3が電子吸引基である場合は水素原子を表し、R2が水素原子であり、R3がC1−C6アルキル基または−CH2−Ar基である場合は、カルボキシ基を表し、R2がC1−C6アルキル基であり、R3がC1−C6アルキル基または−CH2−Ar基である場合は、カルボキシ基またはC1−C6アルキルカルボニル基を表す。〕
で示される化合物とを塩基の存在下に反応させることにより式(3)
〔式中、R1、R2およびR3は前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物を得る工程;
工程3:式(4)
〔式中、R1、R2、R3およびR5は前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物と式(5)
〔式中、R6およびmは前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物とを塩基の存在下に反応させることにより式(6)
〔式中、R1、R2、R3、R5、R6およびmは前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物を得る工程;
工程4:式(6)で示される化合物と脱水剤とを反応させることにより式(7)で示される化合物を得る工程。
[2]工程2が、ジアゾニウム塩(a)と式(2)で示される化合物とを、塩基およびマグネシウム塩の存在下に反応させることにより、式(3)で示される化合物を得る工程2aである[1]記載の製造方法。
[3]上記の工程1、工程2、工程3および工程4に、さらに工程5を含む式(8)
〔式中、R1、R2、R3、R5、R6およびmは前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物の製造方法。
工程5:式(7)で示される化合物とヒドロキシルアミンとを反応させることにより、式(8)で示される化合物を得る工程。
[4]上記の工程1、工程2a、工程3、工程4および工程5を含む式(8)で示される化合物の製造方法。
[5]上記の工程1、工程2、工程3、工程4および工程5に、さらに工程6を含む式(10)
〔式中、R1、R5、R6およびmは前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物の製造方法。
工程6:式(8)で示される化合物と式(9)
〔式中、R7はC1−C6アルキル基または−CH2−Ar基を表し、Arは前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物とを反応させることにより、式(10)で示される化合物を得る工程。
[6]上記の工程1、工程2、工程3、工程4および工程5に、さらに工程7を含む式(10)で示される化合物の製造方法。
工程7:式(8)で示される化合物とヒドロキシルアミンとを40〜120℃で反応させることにより、式(10)で示される化合物を得る工程。
[7]上記の工程1、工程2、工程3、工程4、工程5および工程6に、さらに工程8を含む式(12)
〔式中、R1、R5、R6およびmは前記と同じ意味を有し、R8は1個以上のハロゲン原子を有していてもよいC1−C12アルキル基または1個以上のハロゲン原子を有していてもよいC3−C12シクロアルキル基を表す。〕
で示される化合物の製造方法。
工程8:式(10)で示される化合物と
式(11)
〔式中、Xはハロゲン原子を表し、R8は前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物とを塩基の存在下に反応させることにより、式(12)で示される化合物を得る工程。
[8]上記の工程1および工程2aを含む式(3)
〔式中、R1、R2およびR3は前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物の製造方法。
[9]式(8)
〔式中、R1、R2、R3、R5、R6およびmは前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物と式(9)
〔式中、R7は前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物とを反応させることによる式(10)
〔式中、R1、R5、R6およびmは前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物の製造方法。
[10]式(4)
〔式中、R1、R2、R3およびR5は前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物。
[11]式(7)
〔式中、R1、R2、R3、R5、R6およびmは前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物。
[12]式(8)
〔式中、R1、R2、R3、R5、R6およびmは前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物。
[13]式(4)において、R5が水素原子である[10]に記載の化合物。
[14]式(7)において、R5が水素原子である[11]に記載の化合物。
[15]式(8)において、R5が水素原子である[12]に記載の化合物。
[1]下記の工程1、工程2、工程3および工程4を含む式(7)
〔式中、R1は水素原子またはハロゲン原子を表し、R2は水素原子またはC1−C6アルキル基を表し、R3は電子吸引基、C1−C6アルキル基または−CH2−Ar基を表し、Arは群Aより選ばれる1個以上の原子または基を有していてもよいフェニル基を表し、R5は水素原子または保護基を表し、R6は1個以上のハロゲン原子を有していてもよいC1−C6アルキル基またはハロゲン原子を表し、mは0から5の整数のいずれかを表す。ただし、mが2から5の整数のいずれかである場合は、各々のR6は互いに異なっていてもよい。
群A:ハロゲン原子および1個以上のハロゲン原子を有していてもよいC1−C6アルキル基〕
で示される化合物の製造方法。
工程1:式(1)
〔式中、R1は前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物と亜硝酸塩または亜硝酸エステルとを酸の存在下に反応させることによりジアゾニウム塩(a)を得る工程;
工程2:ジアゾニウム塩(a)と式(2)
〔式中、R2、R3は前記と同じ意味を有し、R4は、R3が電子吸引基である場合は水素原子を表し、R2が水素原子であり、R3がC1−C6アルキル基または−CH2−Ar基である場合は、カルボキシ基を表し、R2がC1−C6アルキル基であり、R3がC1−C6アルキル基または−CH2−Ar基である場合は、カルボキシ基またはC1−C6アルキルカルボニル基を表す。〕
で示される化合物とを塩基の存在下に反応させることにより式(3)
〔式中、R1、R2およびR3は前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物を得る工程;
工程3:式(4)
〔式中、R1、R2、R3およびR5は前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物と式(5)
〔式中、R6およびmは前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物とを塩基の存在下に反応させることにより式(6)
〔式中、R1、R2、R3、R5、R6およびmは前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物を得る工程;
工程4:式(6)で示される化合物と脱水剤とを反応させることにより式(7)で示される化合物を得る工程。
[2]工程2が、ジアゾニウム塩(a)と式(2)で示される化合物とを、塩基およびマグネシウム塩の存在下に反応させることにより、式(3)で示される化合物を得る工程2aである[1]記載の製造方法。
[3]上記の工程1、工程2、工程3および工程4に、さらに工程5を含む式(8)
〔式中、R1、R2、R3、R5、R6およびmは前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物の製造方法。
工程5:式(7)で示される化合物とヒドロキシルアミンとを反応させることにより、式(8)で示される化合物を得る工程。
[4]上記の工程1、工程2a、工程3、工程4および工程5を含む式(8)で示される化合物の製造方法。
[5]上記の工程1、工程2、工程3、工程4および工程5に、さらに工程6を含む式(10)
〔式中、R1、R5、R6およびmは前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物の製造方法。
工程6:式(8)で示される化合物と式(9)
〔式中、R7はC1−C6アルキル基または−CH2−Ar基を表し、Arは前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物とを反応させることにより、式(10)で示される化合物を得る工程。
[6]上記の工程1、工程2、工程3、工程4および工程5に、さらに工程7を含む式(10)で示される化合物の製造方法。
工程7:式(8)で示される化合物とヒドロキシルアミンとを40〜120℃で反応させることにより、式(10)で示される化合物を得る工程。
[7]上記の工程1、工程2、工程3、工程4、工程5および工程6に、さらに工程8を含む式(12)
〔式中、R1、R5、R6およびmは前記と同じ意味を有し、R8は1個以上のハロゲン原子を有していてもよいC1−C12アルキル基または1個以上のハロゲン原子を有していてもよいC3−C12シクロアルキル基を表す。〕
で示される化合物の製造方法。
工程8:式(10)で示される化合物と
式(11)
〔式中、Xはハロゲン原子を表し、R8は前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物とを塩基の存在下に反応させることにより、式(12)で示される化合物を得る工程。
[8]上記の工程1および工程2aを含む式(3)
〔式中、R1、R2およびR3は前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物の製造方法。
[9]式(8)
〔式中、R1、R2、R3、R5、R6およびmは前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物と式(9)
〔式中、R7は前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物とを反応させることによる式(10)
〔式中、R1、R5、R6およびmは前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物の製造方法。
[10]式(4)
〔式中、R1、R2、R3およびR5は前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物。
[11]式(7)
〔式中、R1、R2、R3、R5、R6およびmは前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物。
[12]式(8)
〔式中、R1、R2、R3、R5、R6およびmは前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物。
[13]式(4)において、R5が水素原子である[10]に記載の化合物。
[14]式(7)において、R5が水素原子である[11]に記載の化合物。
[15]式(8)において、R5が水素原子である[12]に記載の化合物。
本発明により、式(12)で示される化合物を製造することができる。
以下、本発明について詳細に説明する。
ハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子およびヨウ素原子が挙げられる。
本明細書において、電子吸引基とは、式(2)で示される化合物がジアゾニウム塩(a)に対して付加反応を起こすことができる程度に、式(2)で示される化合物のα炭素原子の電子密度を低下させる置換基を意味する。電子吸引基としては、C1−C6アルキルカルボニル基、C1−C6アルコキシカルボニル基、ベンゼンスルホニル基、4−メチルベンゼンスルホニル基、シアノ基、ニトロ基およびハロゲン原子等が挙げられる。
C1−C6アルキルカルボニル基としては、アセチル基、エチルカルボニル基、プロピルカルボニル基、イソプロピルカルボニル基、ブチルカルボニル基、sec−ブチルカルボニル基、ピバロイル基、ペンチルカルボニル基、イソペンチルカルボニル基、ネオペンチルカルボニル基、1−エチルプロピルカルボニル基、ヘキシルカルボニル基、イソヘキシルカルボニル基、1,1−ジメチルブチルカルボニル基、2,2−ジメチルブチルカルボニル基、3,3−ジメチルブチルカルボニル基、2−エチルブチルカルボニル基等が挙げられる。
C1−C6アルコキシカルボニル基としては、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロポキシカルボニル基、イソプロポキシカルボニル基、ブトキシカルボニル基、sec−ブトキシカルボニル基、tert−ブトキシカルボニル基、ペンチルオキシカルボニル基、イソペンチルオキシカルボニル基、ネオペンチルオキシカルボニル基、1−エチルプロポキシカルボニル基、ヘキシルオキシカルボニル基、イソヘキシルオキシカルボニル基、1,1−ジメチルブトキシカルボニル基、2,2−ジメチルブトキシカルボニル基、3,3−ジメチルブトキシカルボニル基、2−エチルブトキシカルボニル基等が挙げられる。
C1−C6アルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、1−エチルプロピル基、ヘキシル基、イソヘキシル基、1,1−ジメチルブチル基、2,2−ジメチルブチル基、3,3−ジメチルブチル基および2−エチルブチル基等が挙げられる。
1個以上のハロゲン原子を有していてもよいC1−C6アルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、1−エチルプロピル基、ヘキシル基、イソヘキシル基、1,1−ジメチルブチル基、2,2−ジメチルブチル基、3,3−ジメチルブチル基、2−エチルブチル基、フルオロメチル基、ジフルオロメチル基、ジクロロメチル基、トリフルオロメチル基、クロロフルオロメチル基、ブロモフルオロメチル基、クロロジフルオロメチル基、ブロモジフルオロメチル基、1−フルオロエチル基、1,1−ジフルオロエチル基、1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル基、1,1,2,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロピル基および1,2,2,2−テトラフルオロ−1−(トリフルオロメチル)エチル基等が挙げられる。
1個以上のハロゲン原子を有していてもよいC1−C12アルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、1−メチルブチル基、2−メチルブチル基、3−メチルブチル基、1−エチルプロピル基、1,1−ジメチルプロピル基、1,2−ジメチルプロピル基、2,2−ジメチルプロピル基、ヘキシル基、1−メチルペンチル基、2−メチルペンチル基、1,1−ジメチルブチル基、1,3−ジメチルブチル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、フルオロメチル基、クロロメチル基、ブロモメチル基、ヨードメチル基、ジフルオロメチル基、クロロフルオロメチル基、ジクロロメチル基、ブロモフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、クロロジフルオロメチル基、ジクロロフルオロメチル基、トリクロロメチル基、ブロモジフルオロメチル基、ブロモクロロフルオロメチル基、ジフルオロヨードメチル基、2−フルオロエチル基、2−クロロエチル基、2−ブロモエチル基、2,2−ジフルオロエチル基、2−クロロ−2−フルオロエチル基、2,2−ジクロロエチル基、2−ブロモ−2−フルオロエチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、2−クロロ−2,2−ジフルオロエチル基、2,2−ジクロロ−2−フルオロエチル基、2,2,2−トリクロロエチル基、2−ブロモ−2,2−ジフルオロエチル基、1,1,2,2−テトラフルオロエチル基、1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル基、1−クロロ−1,2,2,2−テトラフルオロエチル基、2−クロロ−1,1,2,2−テトラフルオロエチル基、1,2−ジクロロ−1,2,2−トリフルオロエチル基、1−ブロモ−1,2,2,2−テトラフルオロエチル基、2−ブロモ−1,1,2,2−テトラフルオロエチル基、2−フルオロプロピル基、2−クロロプロピル基、2,3−ジクロロプロピル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、3−ブロモ−3,3−ジフルオロプロピル基、2,2,3,3−テトラフルオロプロピル基、2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピル基、1,1,2,3,3,3−ヘキサフルオロプロピル基、1,1,2,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロピル基、2,3−ジクロロ−1,1,2,3,3−ペンタフルオロプロピル基、2−フルオロ−1−メチルエチル基、2−クロロ−1−メチルエチル基、2−ブロモ−1−メチルエチル基、2,2,2−トリフルオロ−1−(トリフルオロメチル)エチル基、1,2,2,2−テトラフルオロ−1−(トリフルオロメチル)エチル基および1,1,2,2,3,3,4,4,4−ノナフルオロブチル基等が挙げられる。
1個以上のハロゲン原子を有していてもよいC3−C12シクロアルキル基としては、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基およびシクロオクチル基等が挙げられる。
群Aより選ばれる1個以上の原子または基を有していてもよいフェニル基としては、フェニル基、2−メチルフェニル基、3−メチルフェニル基、4−メチルフェニル基、2−エチルフェニル基、3−エチルフェニル基、4−エチルフェニル基、2,3−ジメチルフェニル基、2,4−ジメチルフェニル基、2,5−ジメチルフェニル基、2,6−ジメチルフェニル基、3,4−ジメチルフェニル基、3,5−ジメチルフェニル基、2−(トリフルオロメチル)フェニル基、3−(トリフルオロメチル)フェニル基、4−(トリフルオロメチル)フェニル基、2−フルオロフェニル基、3−フルオロフェニル基、4−フルオロフェニル基、2−クロロフェニル基、3−クロロフェニル基、4−クロロフェニル基等が挙げられる。
本明細書において、保護基とはアミノ基を保護するための置換基を意味し、GreeneらのProtective Groups in Organic Chemistry 4th ed. WILEY INTERSCIENCEや、Journal of Heterocyclic chemistry,2003,203等に記載されているアミノ基の保護に用いられる置換基、例えば、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、tert−ブトキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基が例として挙げられる。
ハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子およびヨウ素原子が挙げられる。
本明細書において、電子吸引基とは、式(2)で示される化合物がジアゾニウム塩(a)に対して付加反応を起こすことができる程度に、式(2)で示される化合物のα炭素原子の電子密度を低下させる置換基を意味する。電子吸引基としては、C1−C6アルキルカルボニル基、C1−C6アルコキシカルボニル基、ベンゼンスルホニル基、4−メチルベンゼンスルホニル基、シアノ基、ニトロ基およびハロゲン原子等が挙げられる。
C1−C6アルキルカルボニル基としては、アセチル基、エチルカルボニル基、プロピルカルボニル基、イソプロピルカルボニル基、ブチルカルボニル基、sec−ブチルカルボニル基、ピバロイル基、ペンチルカルボニル基、イソペンチルカルボニル基、ネオペンチルカルボニル基、1−エチルプロピルカルボニル基、ヘキシルカルボニル基、イソヘキシルカルボニル基、1,1−ジメチルブチルカルボニル基、2,2−ジメチルブチルカルボニル基、3,3−ジメチルブチルカルボニル基、2−エチルブチルカルボニル基等が挙げられる。
C1−C6アルコキシカルボニル基としては、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロポキシカルボニル基、イソプロポキシカルボニル基、ブトキシカルボニル基、sec−ブトキシカルボニル基、tert−ブトキシカルボニル基、ペンチルオキシカルボニル基、イソペンチルオキシカルボニル基、ネオペンチルオキシカルボニル基、1−エチルプロポキシカルボニル基、ヘキシルオキシカルボニル基、イソヘキシルオキシカルボニル基、1,1−ジメチルブトキシカルボニル基、2,2−ジメチルブトキシカルボニル基、3,3−ジメチルブトキシカルボニル基、2−エチルブトキシカルボニル基等が挙げられる。
C1−C6アルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、1−エチルプロピル基、ヘキシル基、イソヘキシル基、1,1−ジメチルブチル基、2,2−ジメチルブチル基、3,3−ジメチルブチル基および2−エチルブチル基等が挙げられる。
1個以上のハロゲン原子を有していてもよいC1−C6アルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、1−エチルプロピル基、ヘキシル基、イソヘキシル基、1,1−ジメチルブチル基、2,2−ジメチルブチル基、3,3−ジメチルブチル基、2−エチルブチル基、フルオロメチル基、ジフルオロメチル基、ジクロロメチル基、トリフルオロメチル基、クロロフルオロメチル基、ブロモフルオロメチル基、クロロジフルオロメチル基、ブロモジフルオロメチル基、1−フルオロエチル基、1,1−ジフルオロエチル基、1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル基、1,1,2,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロピル基および1,2,2,2−テトラフルオロ−1−(トリフルオロメチル)エチル基等が挙げられる。
1個以上のハロゲン原子を有していてもよいC1−C12アルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、1−メチルブチル基、2−メチルブチル基、3−メチルブチル基、1−エチルプロピル基、1,1−ジメチルプロピル基、1,2−ジメチルプロピル基、2,2−ジメチルプロピル基、ヘキシル基、1−メチルペンチル基、2−メチルペンチル基、1,1−ジメチルブチル基、1,3−ジメチルブチル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、フルオロメチル基、クロロメチル基、ブロモメチル基、ヨードメチル基、ジフルオロメチル基、クロロフルオロメチル基、ジクロロメチル基、ブロモフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、クロロジフルオロメチル基、ジクロロフルオロメチル基、トリクロロメチル基、ブロモジフルオロメチル基、ブロモクロロフルオロメチル基、ジフルオロヨードメチル基、2−フルオロエチル基、2−クロロエチル基、2−ブロモエチル基、2,2−ジフルオロエチル基、2−クロロ−2−フルオロエチル基、2,2−ジクロロエチル基、2−ブロモ−2−フルオロエチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、2−クロロ−2,2−ジフルオロエチル基、2,2−ジクロロ−2−フルオロエチル基、2,2,2−トリクロロエチル基、2−ブロモ−2,2−ジフルオロエチル基、1,1,2,2−テトラフルオロエチル基、1,1,2,2,2−ペンタフルオロエチル基、1−クロロ−1,2,2,2−テトラフルオロエチル基、2−クロロ−1,1,2,2−テトラフルオロエチル基、1,2−ジクロロ−1,2,2−トリフルオロエチル基、1−ブロモ−1,2,2,2−テトラフルオロエチル基、2−ブロモ−1,1,2,2−テトラフルオロエチル基、2−フルオロプロピル基、2−クロロプロピル基、2,3−ジクロロプロピル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、3−ブロモ−3,3−ジフルオロプロピル基、2,2,3,3−テトラフルオロプロピル基、2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピル基、1,1,2,3,3,3−ヘキサフルオロプロピル基、1,1,2,2,3,3,3−ヘプタフルオロプロピル基、2,3−ジクロロ−1,1,2,3,3−ペンタフルオロプロピル基、2−フルオロ−1−メチルエチル基、2−クロロ−1−メチルエチル基、2−ブロモ−1−メチルエチル基、2,2,2−トリフルオロ−1−(トリフルオロメチル)エチル基、1,2,2,2−テトラフルオロ−1−(トリフルオロメチル)エチル基および1,1,2,2,3,3,4,4,4−ノナフルオロブチル基等が挙げられる。
1個以上のハロゲン原子を有していてもよいC3−C12シクロアルキル基としては、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基およびシクロオクチル基等が挙げられる。
群Aより選ばれる1個以上の原子または基を有していてもよいフェニル基としては、フェニル基、2−メチルフェニル基、3−メチルフェニル基、4−メチルフェニル基、2−エチルフェニル基、3−エチルフェニル基、4−エチルフェニル基、2,3−ジメチルフェニル基、2,4−ジメチルフェニル基、2,5−ジメチルフェニル基、2,6−ジメチルフェニル基、3,4−ジメチルフェニル基、3,5−ジメチルフェニル基、2−(トリフルオロメチル)フェニル基、3−(トリフルオロメチル)フェニル基、4−(トリフルオロメチル)フェニル基、2−フルオロフェニル基、3−フルオロフェニル基、4−フルオロフェニル基、2−クロロフェニル基、3−クロロフェニル基、4−クロロフェニル基等が挙げられる。
本明細書において、保護基とはアミノ基を保護するための置換基を意味し、GreeneらのProtective Groups in Organic Chemistry 4th ed. WILEY INTERSCIENCEや、Journal of Heterocyclic chemistry,2003,203等に記載されているアミノ基の保護に用いられる置換基、例えば、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、tert−ブトキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基が例として挙げられる。
Arは、フェニル基が好ましい。
Xは、塩素原子または臭素原子が好ましく、塩素原子がより好ましい。
R1は、ハロゲン原子が好ましい。
R2は、C1−C6アルキル基が好ましく、メチル基またはエチル基がより好ましい。
R3は、C1−C6アルキル基またはC1−C6アルコキシカルボニル基が好ましく、メチル基、メトキシカルボニル基またはエトキシカルボニル基がより好ましい。
Xは、塩素原子または臭素原子が好ましく、塩素原子がより好ましい。
R1は、ハロゲン原子が好ましい。
R2は、C1−C6アルキル基が好ましく、メチル基またはエチル基がより好ましい。
R3は、C1−C6アルキル基またはC1−C6アルコキシカルボニル基が好ましく、メチル基、メトキシカルボニル基またはエトキシカルボニル基がより好ましい。
R2がC1−C6アルキル基であり、R3がC1−C6アルキル基または−CH2−Ar基である場合、R4は、C1−C6アルキルカルボニル基が好ましく、アセチル基がより好ましい。
R5は、水素原子、tert−ブトキシカルボニル基またはベンジルオキシカルボニル基が好ましく、水素原子またはtert−ブトキシカルボニル基がより好ましい。
R6は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、メチル基またはトリフルオロメチル基が好ましい。
R7は、メチル基、エチル基またはベンジル基が好ましく、メチル基がより好ましい。
R8は、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロへプチル基、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、tert−ブチル基、イソブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ドデシル基、トリフルオロメチル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基が好ましい。
R5は、水素原子、tert−ブトキシカルボニル基またはベンジルオキシカルボニル基が好ましく、水素原子またはtert−ブトキシカルボニル基がより好ましい。
R6は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、メチル基またはトリフルオロメチル基が好ましい。
R7は、メチル基、エチル基またはベンジル基が好ましく、メチル基がより好ましい。
R8は、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロへプチル基、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、tert−ブチル基、イソブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ドデシル基、トリフルオロメチル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基が好ましい。
まず、工程1について説明する。
式(1)で示される化合物は、市販品を使用してもよいし、公知の化合物から公知の方法にしたがって得たものを使用してもよい。
工程1において、亜硝酸塩としては、亜硝酸ナトリウム、亜硝酸カリウム、亜硝酸リチウム等のアルカリ金属亜硝酸塩等が挙げられ、亜硝酸エステルとしては、亜硝酸イソアミル、亜硝酸メチル、亜硝酸エチル、亜硝酸イソプロピル、亜硝酸tert−ブチル等が挙げられる。なかでも、アルカリ金属亜硝酸塩が好ましく、亜硝酸ナトリウムがより好ましい。
亜硝酸塩または亜硝酸エステルの使用量は、式(1)で示される化合物1モルに対して、通常1〜10モルであり、1〜5モルが好ましい。
工程1において使用される酸としては、塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸、テトラフルオロホウ酸、ヘキサフルオロリン酸等の無機酸、酢酸、シュウ酸、トリフルオロ酢酸等のカルボン酸、メタンスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、パラトルエンスルホン酸等のスルホン酸が挙げられる。なかでも、無機酸が好ましく、塩酸がより好ましい。
酸の使用量は、式(1)で示される化合物1モルに対して、通常1〜20モルであり、1〜10モルが好ましい。
工程1の反応は、通常溶媒中で行われる。溶媒としては、水、メタノール、エタノール等のアルコールおよびこれらの混合溶媒などが挙げられる。なかでも、水が好ましい。
溶媒の使用量は、式(1)で示される化合物1重量部に対して、通常1〜30重量部であり、2〜20重量部が好ましい。
式(1)で示される化合物、亜硝酸塩または亜硝酸エステル、酸の混合順序は、通常、式(1)で示される化合物を上記溶媒で希釈した溶液に、酸を加え、次いで亜硝酸塩あるいは亜硝酸エステルを加える。亜硝酸塩あるいは亜硝酸エステルが上記溶媒に溶解する場合はその溶液として加えることもできる。
工程1の反応は、通常−40〜20℃の温度範囲にて行われ、−10〜20℃の温度範囲が好ましく、−10〜10℃の温度範囲がより好ましい。
工程1の反応時間は、通常0.1〜100時間である。
工程1の反応終了後、得られたジアゾニウム塩(a)は、通常、単離、精製することなく、ジアゾニウム塩(a)を含む反応混合物を用いて、工程1と工程2とを連続して実施する。
式(1)で示される化合物は、市販品を使用してもよいし、公知の化合物から公知の方法にしたがって得たものを使用してもよい。
工程1において、亜硝酸塩としては、亜硝酸ナトリウム、亜硝酸カリウム、亜硝酸リチウム等のアルカリ金属亜硝酸塩等が挙げられ、亜硝酸エステルとしては、亜硝酸イソアミル、亜硝酸メチル、亜硝酸エチル、亜硝酸イソプロピル、亜硝酸tert−ブチル等が挙げられる。なかでも、アルカリ金属亜硝酸塩が好ましく、亜硝酸ナトリウムがより好ましい。
亜硝酸塩または亜硝酸エステルの使用量は、式(1)で示される化合物1モルに対して、通常1〜10モルであり、1〜5モルが好ましい。
工程1において使用される酸としては、塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸、テトラフルオロホウ酸、ヘキサフルオロリン酸等の無機酸、酢酸、シュウ酸、トリフルオロ酢酸等のカルボン酸、メタンスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、パラトルエンスルホン酸等のスルホン酸が挙げられる。なかでも、無機酸が好ましく、塩酸がより好ましい。
酸の使用量は、式(1)で示される化合物1モルに対して、通常1〜20モルであり、1〜10モルが好ましい。
工程1の反応は、通常溶媒中で行われる。溶媒としては、水、メタノール、エタノール等のアルコールおよびこれらの混合溶媒などが挙げられる。なかでも、水が好ましい。
溶媒の使用量は、式(1)で示される化合物1重量部に対して、通常1〜30重量部であり、2〜20重量部が好ましい。
式(1)で示される化合物、亜硝酸塩または亜硝酸エステル、酸の混合順序は、通常、式(1)で示される化合物を上記溶媒で希釈した溶液に、酸を加え、次いで亜硝酸塩あるいは亜硝酸エステルを加える。亜硝酸塩あるいは亜硝酸エステルが上記溶媒に溶解する場合はその溶液として加えることもできる。
工程1の反応は、通常−40〜20℃の温度範囲にて行われ、−10〜20℃の温度範囲が好ましく、−10〜10℃の温度範囲がより好ましい。
工程1の反応時間は、通常0.1〜100時間である。
工程1の反応終了後、得られたジアゾニウム塩(a)は、通常、単離、精製することなく、ジアゾニウム塩(a)を含む反応混合物を用いて、工程1と工程2とを連続して実施する。
次に、工程2について説明する。
工程2において、式(2)で示される化合物は、市販品を使用してもよいし、公知の化合物から公知の方法にしたがって得たものを使用してもよい。
式(2)で示される化合物の使用量は、式(1)で示される化合物1モルに対して、通常1〜10モルであり、1〜3モルが好ましい。
工程2において使用される塩基としては、トリメチルアミン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、ピリジン等の有機塩基、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム等のアルカリ金属酢酸塩、酢酸マグネシウム、酢酸カルシウム等のアルカリ土類金属酢酸塩、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等のアルカリ金属炭酸塩、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等のアルカリ金属炭酸水素塩などが挙げられる。なかでも、アルカリ金属酢酸塩またはアルカリ土類金属酢酸塩が好ましく、酢酸ナトリウムまたは酢酸マグネシウムがより好ましい。
塩基の使用量は、式(2)で示される化合物1モルに対して、通常1〜10モルであり、1〜5モルが好ましい。
工程2の反応は、マグネシウム塩の存在下に行うこともできる。マグネシウム塩の存在下での工程2を特に工程2aと記す。マグネシウム塩としては、塩化マグネシウム(II)、臭化マグネシウム(II)等のハロゲン化マグネシウム、硫酸マグネシウムなどが挙げられる。なかでも、ハロゲン化マグネシウムが好ましく、塩化マグネシウムがより好ましい。
マグネシウム塩の使用量は、式(2)で示される化合物1モルに対して、通常0.1〜10モルであり、0.5〜3モルが好ましい。
本発明において、塩基およびマグネシウム塩の存在下とは、酢酸マグネシウム等の塩基性のマグネシウム塩が単独で存在する場合も含む。
工程2の反応は、通常溶媒中で行われる。溶媒としては、メタノール、エタノール等のアルコール、テトラヒドロフラン等のエーテル、N,N−ジメチルホルムアミド等のアミド、ジメチルスルホキシド等のスルホキシド、スルホラン等のスルホン、アセトニトリル等のニトリル、水およびこれらの混合溶媒などが挙げられる。
なかでも、メタノール、エタノール、水またはメタノールと水との混合溶媒が好ましく、メタノールと水との混合溶媒がより好ましい。
溶媒の使用量は、式(1)で示される化合物1重量部に対して、通常0.1〜100重量部であり、1〜20重量部が好ましい。
ジアゾニウム塩(a)、式(2)で示される化合物、塩基、マグネシウム塩の混合順序は特に制限されないが、通常、式(2)で示される化合物を上記溶媒で希釈した溶液に、マグネシウム塩を加え、塩基を加え、次いでジアゾニウム塩(a)を加える。ジアゾニウム塩(a)が上記溶媒に溶解する場合はその溶液として加えることもできる。
工程2の反応は、通常−40〜40℃の温度範囲にて行われ、−20〜40℃の温度範囲が好ましく、−10〜40℃の温度範囲がより好ましい。
工程2の反応時間は、通常0.1〜100時間である。
工程2の反応終了後、反応混合物を有機溶媒抽出し、乾燥、濃縮する等の操作を行うことにより式(3)で示される化合物を単離することができる。単離された式(3)で示される化合物は、再結晶、クロマトグラフィー等によりさらに精製することもできる。
次に、工程3の反応について説明する。
式(4)で示される化合物は、式(3)で示される化合物の2’位の窒素原子に必要に応じて、公知の方法により、保護基を導入することにより得ることができる。公知の方法としては、例えば、GreeneらのProtective Groups in Organic Chemistry 4th ed. WILEY INTERSCIENCEや、Journal of Heterocyclic Chemistry,2003,203に記載の方法が挙げられる。
工程2において、式(2)で示される化合物は、市販品を使用してもよいし、公知の化合物から公知の方法にしたがって得たものを使用してもよい。
式(2)で示される化合物の使用量は、式(1)で示される化合物1モルに対して、通常1〜10モルであり、1〜3モルが好ましい。
工程2において使用される塩基としては、トリメチルアミン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、ピリジン等の有機塩基、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム等のアルカリ金属酢酸塩、酢酸マグネシウム、酢酸カルシウム等のアルカリ土類金属酢酸塩、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等のアルカリ金属炭酸塩、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等のアルカリ金属炭酸水素塩などが挙げられる。なかでも、アルカリ金属酢酸塩またはアルカリ土類金属酢酸塩が好ましく、酢酸ナトリウムまたは酢酸マグネシウムがより好ましい。
塩基の使用量は、式(2)で示される化合物1モルに対して、通常1〜10モルであり、1〜5モルが好ましい。
工程2の反応は、マグネシウム塩の存在下に行うこともできる。マグネシウム塩の存在下での工程2を特に工程2aと記す。マグネシウム塩としては、塩化マグネシウム(II)、臭化マグネシウム(II)等のハロゲン化マグネシウム、硫酸マグネシウムなどが挙げられる。なかでも、ハロゲン化マグネシウムが好ましく、塩化マグネシウムがより好ましい。
マグネシウム塩の使用量は、式(2)で示される化合物1モルに対して、通常0.1〜10モルであり、0.5〜3モルが好ましい。
本発明において、塩基およびマグネシウム塩の存在下とは、酢酸マグネシウム等の塩基性のマグネシウム塩が単独で存在する場合も含む。
工程2の反応は、通常溶媒中で行われる。溶媒としては、メタノール、エタノール等のアルコール、テトラヒドロフラン等のエーテル、N,N−ジメチルホルムアミド等のアミド、ジメチルスルホキシド等のスルホキシド、スルホラン等のスルホン、アセトニトリル等のニトリル、水およびこれらの混合溶媒などが挙げられる。
なかでも、メタノール、エタノール、水またはメタノールと水との混合溶媒が好ましく、メタノールと水との混合溶媒がより好ましい。
溶媒の使用量は、式(1)で示される化合物1重量部に対して、通常0.1〜100重量部であり、1〜20重量部が好ましい。
ジアゾニウム塩(a)、式(2)で示される化合物、塩基、マグネシウム塩の混合順序は特に制限されないが、通常、式(2)で示される化合物を上記溶媒で希釈した溶液に、マグネシウム塩を加え、塩基を加え、次いでジアゾニウム塩(a)を加える。ジアゾニウム塩(a)が上記溶媒に溶解する場合はその溶液として加えることもできる。
工程2の反応は、通常−40〜40℃の温度範囲にて行われ、−20〜40℃の温度範囲が好ましく、−10〜40℃の温度範囲がより好ましい。
工程2の反応時間は、通常0.1〜100時間である。
工程2の反応終了後、反応混合物を有機溶媒抽出し、乾燥、濃縮する等の操作を行うことにより式(3)で示される化合物を単離することができる。単離された式(3)で示される化合物は、再結晶、クロマトグラフィー等によりさらに精製することもできる。
次に、工程3の反応について説明する。
式(4)で示される化合物は、式(3)で示される化合物の2’位の窒素原子に必要に応じて、公知の方法により、保護基を導入することにより得ることができる。公知の方法としては、例えば、GreeneらのProtective Groups in Organic Chemistry 4th ed. WILEY INTERSCIENCEや、Journal of Heterocyclic Chemistry,2003,203に記載の方法が挙げられる。
工程3の反応において、式(5)で示される化合物は、アリールハライドからトリフルオロ酢酸無水物とのグリニャール反応により得ることができる(Journal of Physical Organic Chemistry,1989,363参照)。
反応式A
〔式中、Xはハロゲン原子を表し、R6Aは、水素原子、フッ素原子、塩素原子、メチル基またはトリフルオロメチル基を表し、mは前記と同じ意味を表す〕
式(5)で示される化合物の使用量は、式(4)で示される化合物1モルに対して、通常1〜10モルであり、1〜5モルが好ましい。
反応式A
〔式中、Xはハロゲン原子を表し、R6Aは、水素原子、フッ素原子、塩素原子、メチル基またはトリフルオロメチル基を表し、mは前記と同じ意味を表す〕
式(5)で示される化合物の使用量は、式(4)で示される化合物1モルに対して、通常1〜10モルであり、1〜5モルが好ましい。
前記反応式Aにおいて、式(13)で示される化合物が下記式(13−a)で示される化合物である場合、式(13−a)で示される化合物は市販品を使用してもよいが、下記反応式Bに示す方法で合成することもできる。
反応式B
〔式中、Yは水素原子、フッ素原子、又は塩素原子を表す〕
反応式B
〔式中、Yは水素原子、フッ素原子、又は塩素原子を表す〕
工程3において使用される塩基としては、トリメチルアミン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、ピリジン等の有機塩基、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム等のアルカリ金属酢酸塩、酢酸マグネシウム、酢酸カルシウム等のアルカリ土類金属酢酸塩、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等のアルカリ金属炭酸塩、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等のアルカリ金属炭酸水素塩などが挙げられる。なかでも、有機塩基が好ましく、トリエチルアミンがより好ましい。
塩基の使用量は、式(4)で示される化合物1モルに対して、通常0.1〜10モルであり、1〜5モルが好ましい。
工程3は、ハロゲン化リチウムの存在下に行うことができる。ハロゲン化リチウムとしては、塩化リチウム、臭化リチウム等が挙げられる。なかでも、塩化リチウムが好ましい。
ハロゲン化リチウムの使用量は、式(4)で示される化合物1モルに対して、通常0.1〜10モルであり、0.5〜3モルが好ましい。
工程3の反応は、通常溶媒中で行われる。溶媒としては、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、酢酸エチル等のエステル、テトラヒドロフラン、メチルtert−ブチルエーテル、ジメトキシエタン等のエーテルおよびこれらの混合溶媒などが挙げられる。なかでも、トルエンまたはテトラヒドロフランが好ましく、トルエンがより好ましい。
溶媒の使用量は、式(4)で示される化合物1重量部に対して、通常0.1〜100重量部であり、1〜20重量部が好ましい。
式(4)で示される化合物、式(5)で示される化合物、塩基、ハロゲン化リチウムの混合順序は特に制限されないが、通常、式(4)で示される化合物を上記溶媒で希釈した溶液に、必要に応じハロゲン化リチウムを加え、次いで式(5)で示される化合物を加えた後、塩基を加える。式(5)で示される化合物、塩基が上記溶媒に溶解する場合はその溶液として加えることもできる。
工程3の反応は、通常−40〜100℃の温度範囲にて行われ、0〜60℃の温度範囲が好ましく、20〜40℃の温度範囲がより好ましい。
工程3の反応時間は、通常0.1〜100時間である。
工程3の反応終了後、反応混合物を有機溶媒抽出し、乾燥、濃縮する等の操作を行うことにより式(6)で示される化合物を単離することができる。単離された式(6)で示される化合物は、再結晶、クロマトグラフィー等によりさらに精製することもできる。
塩基の使用量は、式(4)で示される化合物1モルに対して、通常0.1〜10モルであり、1〜5モルが好ましい。
工程3は、ハロゲン化リチウムの存在下に行うことができる。ハロゲン化リチウムとしては、塩化リチウム、臭化リチウム等が挙げられる。なかでも、塩化リチウムが好ましい。
ハロゲン化リチウムの使用量は、式(4)で示される化合物1モルに対して、通常0.1〜10モルであり、0.5〜3モルが好ましい。
工程3の反応は、通常溶媒中で行われる。溶媒としては、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、酢酸エチル等のエステル、テトラヒドロフラン、メチルtert−ブチルエーテル、ジメトキシエタン等のエーテルおよびこれらの混合溶媒などが挙げられる。なかでも、トルエンまたはテトラヒドロフランが好ましく、トルエンがより好ましい。
溶媒の使用量は、式(4)で示される化合物1重量部に対して、通常0.1〜100重量部であり、1〜20重量部が好ましい。
式(4)で示される化合物、式(5)で示される化合物、塩基、ハロゲン化リチウムの混合順序は特に制限されないが、通常、式(4)で示される化合物を上記溶媒で希釈した溶液に、必要に応じハロゲン化リチウムを加え、次いで式(5)で示される化合物を加えた後、塩基を加える。式(5)で示される化合物、塩基が上記溶媒に溶解する場合はその溶液として加えることもできる。
工程3の反応は、通常−40〜100℃の温度範囲にて行われ、0〜60℃の温度範囲が好ましく、20〜40℃の温度範囲がより好ましい。
工程3の反応時間は、通常0.1〜100時間である。
工程3の反応終了後、反応混合物を有機溶媒抽出し、乾燥、濃縮する等の操作を行うことにより式(6)で示される化合物を単離することができる。単離された式(6)で示される化合物は、再結晶、クロマトグラフィー等によりさらに精製することもできる。
次に、工程4について説明する。
工程4において、使用される式(6)で示される化合物は、単離した式(6)で示される化合物を用いることもできるが、場合によっては工程3の反応終了後、式(6)で示される化合物を単離することなく、式(6)で示される化合物を含む反応混合物を用いて、工程3と工程4とを連続して実施することができる。
工程4において、脱水剤とは、β−ヒドロキシケトンをα,β−不飽和ケトンに変換する作用を有する化合物を意味する。脱水剤としては、塩化アセチル、塩化ベンゾイル、塩化オキサリル、臭化アセチル等のカルボン酸ハロゲン化物、無水酢酸、無水プロピオン酸、無水安息香酸、無水トリフルオロ酢酸等のカルボン酸無水物、二炭酸ジメチル、二炭酸ジエチル、二炭酸ジ−tert−ブチル等の二炭酸ジエステル、クロロギ酸メチル、クロロギ酸エチル、クロロギ酸ベンジル等のハロゲン化ギ酸エステル、塩化メタンスルホニル、塩化トリフルオロメタンスルホニル、塩化ベンゼンスルホニル、塩化パラトルエンスルホニル等のハロゲン化スルホニル化合物、メタンスルホン酸無水物、トリフルオロメタンスルホン酸無水物、ベンゼンスルホン酸無水物、パラトルエンスルホン酸無水物等のスルホン酸無水物、塩化チオニル等のハロゲン化チオニル、三塩化リン、五塩化リン、三臭化リン等のハロゲン化リン化合物、オキシ塩化リン、オキシ臭化リン等のオキシハロゲン化リン化合物、リン酸、塩酸、臭化水素酸、硝酸、硫酸等の無機酸、パラトルエンスルホン酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、シュウ酸等の有機酸等が挙げられる。なかでも、カルボン酸ハロゲン化物またはカルボン酸無水物が好ましく、塩化アセチルまたは無水酢酸がより好ましい。
脱水剤の使用量は、式(6)で示される化合物1モルに対して、通常1〜10モルであり、1〜3モルが好ましい。工程3と工程4とを連続して実施して式(6)で示される化合物を単離しない場合、脱水剤の使用量は、式(3)で示される化合物1モルに対して、通常1〜10モルであり、1〜3モルが好ましい。
工程4の反応は、塩基の存在下に行うことができる。塩基としては、トリメチルアミン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、ピリジン等の有機塩基、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム等のアルカリ金属酢酸塩、酢酸マグネシウム、酢酸カルシウム等のアルカリ土類金属酢酸塩、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等のアルカリ金属炭酸塩、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等のアルカリ金属炭酸水素塩などが挙げられる。なかでも、有機塩基が好ましく、トリエチルアミンがより好ましい。塩基の使用量は、式(6)で示される化合物1モルに対して、通常1〜10モルであり、1〜3モルが好ましい。工程3と工程4とを連続して実施して式(6)で示される化合物を単離しない場合、塩基の使用量は、式(3)で示される化合物1モルに対して、通常1〜10モルであり、1〜3モルが好ましい。
工程4は、N,N−ジメチル−4−アミノピリジンの存在下に行われることもある。
N,N−ジメチル−4−アミノピリジンの使用量は、式(6)で示される化合物1モルに対して、通常0.01〜10モルであり、0.1〜3モルが好ましい。ただし、工程3と工程4とを連続して実施して式(6)で示される化合物を単離しない場合、N,N−ジメチル−4−アミノピリジンの使用量は、式(3)で示される化合物1モルに対して、通常0.01〜10モルであり、0.1〜3モルが好ましい。
工程4の反応は、通常溶媒中で行われる。溶媒としては、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、モノクロロベンゼン等のハロゲン化芳香族炭素、ジクロロメタン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素、酢酸エチル等のエステル、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン、メチルtert−ブチルエーテル等のエーテルおよびこれらの混合溶媒等が挙げられる。なかでも、トルエンまたはテトラヒドロフランが好ましく、トルエンがより好ましい。
溶媒の使用量は、式(6)で示される化合物1重量部に対して、通常0.1〜100重量部であり、1〜20重量部が好ましい。工程3と工程4とを連続して実施して式(6)で示される化合物を単離しない場合、反応に使用される溶媒の量は、式(3)で示される化合物1重量部に対して、通常0.1〜100重量部であり、2〜20重量部が好ましい。
式(6)で示される化合物、脱水剤、塩基の混合順序は特に制限されないが、通常、式(6)で示される化合物を上記溶媒で希釈した溶液に、必要に応じ塩基を加え、次いで必要に応じてN,N−ジメチル−4−アミノピリジンを加えた後、脱水剤を加える。塩基および脱水剤が上記溶媒に溶解する場合はその溶液として加えることもできる。
工程4の反応は、通常−40〜100℃の温度範囲にて行われ、−10〜50℃の温度範囲が好ましく、0〜40℃の温度範囲がより好ましい。
工程4の反応時間は、通常0.1〜100時間である。
工程4の反応終了後、反応混合物を有機溶媒抽出し、乾燥、濃縮する等の操作を行うことにより式(7)で示される化合物を単離することができる。単離された式(7)で示される化合物は、再結晶、クロマトグラフィー等によりさらに精製することもできる。
工程4において、使用される式(6)で示される化合物は、単離した式(6)で示される化合物を用いることもできるが、場合によっては工程3の反応終了後、式(6)で示される化合物を単離することなく、式(6)で示される化合物を含む反応混合物を用いて、工程3と工程4とを連続して実施することができる。
工程4において、脱水剤とは、β−ヒドロキシケトンをα,β−不飽和ケトンに変換する作用を有する化合物を意味する。脱水剤としては、塩化アセチル、塩化ベンゾイル、塩化オキサリル、臭化アセチル等のカルボン酸ハロゲン化物、無水酢酸、無水プロピオン酸、無水安息香酸、無水トリフルオロ酢酸等のカルボン酸無水物、二炭酸ジメチル、二炭酸ジエチル、二炭酸ジ−tert−ブチル等の二炭酸ジエステル、クロロギ酸メチル、クロロギ酸エチル、クロロギ酸ベンジル等のハロゲン化ギ酸エステル、塩化メタンスルホニル、塩化トリフルオロメタンスルホニル、塩化ベンゼンスルホニル、塩化パラトルエンスルホニル等のハロゲン化スルホニル化合物、メタンスルホン酸無水物、トリフルオロメタンスルホン酸無水物、ベンゼンスルホン酸無水物、パラトルエンスルホン酸無水物等のスルホン酸無水物、塩化チオニル等のハロゲン化チオニル、三塩化リン、五塩化リン、三臭化リン等のハロゲン化リン化合物、オキシ塩化リン、オキシ臭化リン等のオキシハロゲン化リン化合物、リン酸、塩酸、臭化水素酸、硝酸、硫酸等の無機酸、パラトルエンスルホン酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、シュウ酸等の有機酸等が挙げられる。なかでも、カルボン酸ハロゲン化物またはカルボン酸無水物が好ましく、塩化アセチルまたは無水酢酸がより好ましい。
脱水剤の使用量は、式(6)で示される化合物1モルに対して、通常1〜10モルであり、1〜3モルが好ましい。工程3と工程4とを連続して実施して式(6)で示される化合物を単離しない場合、脱水剤の使用量は、式(3)で示される化合物1モルに対して、通常1〜10モルであり、1〜3モルが好ましい。
工程4の反応は、塩基の存在下に行うことができる。塩基としては、トリメチルアミン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、ピリジン等の有機塩基、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム等のアルカリ金属酢酸塩、酢酸マグネシウム、酢酸カルシウム等のアルカリ土類金属酢酸塩、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等のアルカリ金属炭酸塩、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等のアルカリ金属炭酸水素塩などが挙げられる。なかでも、有機塩基が好ましく、トリエチルアミンがより好ましい。塩基の使用量は、式(6)で示される化合物1モルに対して、通常1〜10モルであり、1〜3モルが好ましい。工程3と工程4とを連続して実施して式(6)で示される化合物を単離しない場合、塩基の使用量は、式(3)で示される化合物1モルに対して、通常1〜10モルであり、1〜3モルが好ましい。
工程4は、N,N−ジメチル−4−アミノピリジンの存在下に行われることもある。
N,N−ジメチル−4−アミノピリジンの使用量は、式(6)で示される化合物1モルに対して、通常0.01〜10モルであり、0.1〜3モルが好ましい。ただし、工程3と工程4とを連続して実施して式(6)で示される化合物を単離しない場合、N,N−ジメチル−4−アミノピリジンの使用量は、式(3)で示される化合物1モルに対して、通常0.01〜10モルであり、0.1〜3モルが好ましい。
工程4の反応は、通常溶媒中で行われる。溶媒としては、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、モノクロロベンゼン等のハロゲン化芳香族炭素、ジクロロメタン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素、酢酸エチル等のエステル、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン、メチルtert−ブチルエーテル等のエーテルおよびこれらの混合溶媒等が挙げられる。なかでも、トルエンまたはテトラヒドロフランが好ましく、トルエンがより好ましい。
溶媒の使用量は、式(6)で示される化合物1重量部に対して、通常0.1〜100重量部であり、1〜20重量部が好ましい。工程3と工程4とを連続して実施して式(6)で示される化合物を単離しない場合、反応に使用される溶媒の量は、式(3)で示される化合物1重量部に対して、通常0.1〜100重量部であり、2〜20重量部が好ましい。
式(6)で示される化合物、脱水剤、塩基の混合順序は特に制限されないが、通常、式(6)で示される化合物を上記溶媒で希釈した溶液に、必要に応じ塩基を加え、次いで必要に応じてN,N−ジメチル−4−アミノピリジンを加えた後、脱水剤を加える。塩基および脱水剤が上記溶媒に溶解する場合はその溶液として加えることもできる。
工程4の反応は、通常−40〜100℃の温度範囲にて行われ、−10〜50℃の温度範囲が好ましく、0〜40℃の温度範囲がより好ましい。
工程4の反応時間は、通常0.1〜100時間である。
工程4の反応終了後、反応混合物を有機溶媒抽出し、乾燥、濃縮する等の操作を行うことにより式(7)で示される化合物を単離することができる。単離された式(7)で示される化合物は、再結晶、クロマトグラフィー等によりさらに精製することもできる。
次に、工程5について説明する。
工程5において使用されるヒドロキシルアミンは、フリーのヒドロキシルアミンのみならず、ヒドロキシルアミン塩酸塩等のヒドロキシルアミンと無機酸との塩でもよい。
ヒドロキシルアミンの使用量は、式(7)で示される化合物1モルに対して、通常1〜20モルであり、1〜5モルが好ましい。
工程5は、塩基の存在下に行うことができる。塩基としては、水酸化ナトリウム、水酸カリウム等のアルカリ金属水酸化物、水酸化カルシウム、水酸化バリウム等のアルカリ土類金属水酸化物、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム等のアルカリ金属酢酸塩、酢酸マグネシウム、酢酸カルシウム等のアルカリ土類金属酢酸塩、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等のアルカリ金属炭酸塩、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等のアルカリ金属炭酸水素塩、トリメチルアミン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、ピリジン等の有機塩基などが挙げられる。なかでも、アルカリ金属水酸化物が好ましく、水酸化ナトリウムがより好ましい。
塩基の使用量は、式(7)で示される化合物1モルに対して、通常1〜10モルであり、1〜6モルが好ましい。
工程5は、第4級アルキルアンモニウム塩の存在下に行うことができる。第4級アルキルアンモニウム塩としては、塩化ベンジルトリメチルアンモニウム、塩化ベンジルトリエチルアンモニウム、塩化テトラブチルアンモニウム、臭化テトラブチルアンモニウム等が挙げられる。なかでも、臭化テトラブチルアンモニウムが好ましい。
第4級アルキルアンモニウム塩の使用量は、式(7)で示される化合物1モルに対して、通常0.01〜1モルであり、0.05〜0.5モルが好ましい。
工程5の反応は、通常溶媒中で行われる。溶媒としては、メチルtert−ブチルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、モノクロロベンゼン等のハロゲン化芳香族炭化水素、ジクロロメタン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素、酢酸エチル等のエステル、メタノール、エタノール等のアルコール、水およびこれらの混合溶媒などが挙げられる。なかでも、メチルtert−ブチルエーテル、テトラヒドロフラン、水またはメチルtert−ブチルエーテルとテトラヒドロフランと水との混合溶媒が好ましく、メチルtert−ブチルエーテルとテトラヒドロフランと水との混合溶媒がより好ましい。
溶媒の使用量は、式(7)で示される化合物1重量部に対して、通常0.1〜100重量部であり、1〜30重量部が好ましい。
式(7)で示される化合物、ヒドロキシルアミン、塩基、第4級アルキルアンモニウム塩の混合順序は特に制限されないが、通常、式(7)で示される化合物を上記溶媒で希釈した溶液に、ヒドロキシルアミンを加え、次いで必要に応じて第4級アルキルアンモニウム塩を加えた後、塩基を加える。塩基が上記溶媒に溶解する場合はその溶液として加えることもできる。
工程5の反応は、通常−40〜40℃の温度範囲にて行われ、−10〜40℃の温度範囲が好ましい。
工程5の反応時間は、通常0.1〜100時間である。
ヒドロキシルアミンの使用量、反応温度、溶媒等の条件により、工程5において、式(8)で示される化合物と共に式(10)で示される化合物が生成することがあるが、ヒドロキシルアミンの使用量が少なければ、式(10)で示される化合物の生成が抑制され、また、反応温度が低ければ、式(10)で示される化合物の生成が抑制される。
工程5の反応終了後、反応混合物を有機溶媒抽出し、乾燥、濃縮する等の操作を行うことにより式(8)で示される化合物を単離することができる。単離された式(8)で示される化合物は、再結晶、クロマトグラフィー等によりさらに精製することもできる。
工程5において使用されるヒドロキシルアミンは、フリーのヒドロキシルアミンのみならず、ヒドロキシルアミン塩酸塩等のヒドロキシルアミンと無機酸との塩でもよい。
ヒドロキシルアミンの使用量は、式(7)で示される化合物1モルに対して、通常1〜20モルであり、1〜5モルが好ましい。
工程5は、塩基の存在下に行うことができる。塩基としては、水酸化ナトリウム、水酸カリウム等のアルカリ金属水酸化物、水酸化カルシウム、水酸化バリウム等のアルカリ土類金属水酸化物、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム等のアルカリ金属酢酸塩、酢酸マグネシウム、酢酸カルシウム等のアルカリ土類金属酢酸塩、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等のアルカリ金属炭酸塩、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等のアルカリ金属炭酸水素塩、トリメチルアミン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、ピリジン等の有機塩基などが挙げられる。なかでも、アルカリ金属水酸化物が好ましく、水酸化ナトリウムがより好ましい。
塩基の使用量は、式(7)で示される化合物1モルに対して、通常1〜10モルであり、1〜6モルが好ましい。
工程5は、第4級アルキルアンモニウム塩の存在下に行うことができる。第4級アルキルアンモニウム塩としては、塩化ベンジルトリメチルアンモニウム、塩化ベンジルトリエチルアンモニウム、塩化テトラブチルアンモニウム、臭化テトラブチルアンモニウム等が挙げられる。なかでも、臭化テトラブチルアンモニウムが好ましい。
第4級アルキルアンモニウム塩の使用量は、式(7)で示される化合物1モルに対して、通常0.01〜1モルであり、0.05〜0.5モルが好ましい。
工程5の反応は、通常溶媒中で行われる。溶媒としては、メチルtert−ブチルエーテル、テトラヒドロフラン等のエーテル、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、モノクロロベンゼン等のハロゲン化芳香族炭化水素、ジクロロメタン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素、酢酸エチル等のエステル、メタノール、エタノール等のアルコール、水およびこれらの混合溶媒などが挙げられる。なかでも、メチルtert−ブチルエーテル、テトラヒドロフラン、水またはメチルtert−ブチルエーテルとテトラヒドロフランと水との混合溶媒が好ましく、メチルtert−ブチルエーテルとテトラヒドロフランと水との混合溶媒がより好ましい。
溶媒の使用量は、式(7)で示される化合物1重量部に対して、通常0.1〜100重量部であり、1〜30重量部が好ましい。
式(7)で示される化合物、ヒドロキシルアミン、塩基、第4級アルキルアンモニウム塩の混合順序は特に制限されないが、通常、式(7)で示される化合物を上記溶媒で希釈した溶液に、ヒドロキシルアミンを加え、次いで必要に応じて第4級アルキルアンモニウム塩を加えた後、塩基を加える。塩基が上記溶媒に溶解する場合はその溶液として加えることもできる。
工程5の反応は、通常−40〜40℃の温度範囲にて行われ、−10〜40℃の温度範囲が好ましい。
工程5の反応時間は、通常0.1〜100時間である。
ヒドロキシルアミンの使用量、反応温度、溶媒等の条件により、工程5において、式(8)で示される化合物と共に式(10)で示される化合物が生成することがあるが、ヒドロキシルアミンの使用量が少なければ、式(10)で示される化合物の生成が抑制され、また、反応温度が低ければ、式(10)で示される化合物の生成が抑制される。
工程5の反応終了後、反応混合物を有機溶媒抽出し、乾燥、濃縮する等の操作を行うことにより式(8)で示される化合物を単離することができる。単離された式(8)で示される化合物は、再結晶、クロマトグラフィー等によりさらに精製することもできる。
次に、工程6の反応について説明する。
工程6において使用される式(9)で示される化合物としては、式(9)で示される化合物、式(9)で示される化合物の塩酸塩等の式(9)で示される化合物と無機酸との塩などが挙げられる。
式(9)で示される化合物は、市販品を使用してもよいし、公知の化合物から公知の方法にしたがって得たものを使用してもよい。
式(9)で示される化合物の使用量は、式(8)で示される化合物1モルに対して、通常1〜20モルであり、1〜10モルが好ましい。
工程6は、塩基の存在下に行うことができる。
工程6において使用される塩基としては、トリメチルアミン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、ピリジン等の有機塩基、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物、水酸化カルシウム、水酸化バリウム等のアルカリ土類金属水酸化物、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム等のアルカリ金属酢酸塩、酢酸マグネシウム、酢酸カルシウム等のアルカリ土類金属酢酸塩、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等のアルカリ金属炭酸塩、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等のアルカリ金属炭酸水素塩などが挙げられる。なかでも、有機塩基が好ましく、ピリジンまたはトリエチルアミンがより好ましい。
塩基の使用量は、式(8)で示される化合物1モルに対して、通常0.1〜20モルであり、1〜10モルが好ましい。
工程6の反応は、通常溶媒中で行われる。溶媒としては、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール等のアルコール、テトラヒドロフラン等のエーテル、アセトニトリル等の二トリル、N,N−ジメチルホルムアミド等のアミド、水およびこれらの混合溶媒などが挙げられる。なかでも、アルコールが好ましく、エタノールがより好ましい。
溶媒の使用量は、式(8)で示される化合物1重量部に対して、通常0.1〜30重量部であり、1〜20重量部が好ましい。
式(8)で示される化合物、式(9)で示される化合物、及び塩基の混合順序は特に制限されないが、通常、式(8)で示される化合物を上記溶媒で希釈した溶液に、必要に応じ塩基を加え、次いで式(9)で示される化合物を加える。式(9)で示される化合物が上記溶媒に溶解する場合はその溶液として加えることもできる。
工程6の反応は、通常20〜120℃の温度範囲にて行われ、40〜100℃の温度範囲が好ましく、60〜90℃の温度範囲がより好ましい。
工程6の反応時間は、通常0.1〜100時間である。
工程6の反応終了後、反応混合物を有機溶媒抽出し、乾燥、濃縮する等の操作を行うことにより式(10)で示される化合物を単離することができる。単離された式(10)で示される化合物は、再結晶、クロマトグラフィー等によりさらに精製することもできる。
工程6において使用される式(9)で示される化合物としては、式(9)で示される化合物、式(9)で示される化合物の塩酸塩等の式(9)で示される化合物と無機酸との塩などが挙げられる。
式(9)で示される化合物は、市販品を使用してもよいし、公知の化合物から公知の方法にしたがって得たものを使用してもよい。
式(9)で示される化合物の使用量は、式(8)で示される化合物1モルに対して、通常1〜20モルであり、1〜10モルが好ましい。
工程6は、塩基の存在下に行うことができる。
工程6において使用される塩基としては、トリメチルアミン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、ピリジン等の有機塩基、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物、水酸化カルシウム、水酸化バリウム等のアルカリ土類金属水酸化物、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム等のアルカリ金属酢酸塩、酢酸マグネシウム、酢酸カルシウム等のアルカリ土類金属酢酸塩、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等のアルカリ金属炭酸塩、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等のアルカリ金属炭酸水素塩などが挙げられる。なかでも、有機塩基が好ましく、ピリジンまたはトリエチルアミンがより好ましい。
塩基の使用量は、式(8)で示される化合物1モルに対して、通常0.1〜20モルであり、1〜10モルが好ましい。
工程6の反応は、通常溶媒中で行われる。溶媒としては、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール等のアルコール、テトラヒドロフラン等のエーテル、アセトニトリル等の二トリル、N,N−ジメチルホルムアミド等のアミド、水およびこれらの混合溶媒などが挙げられる。なかでも、アルコールが好ましく、エタノールがより好ましい。
溶媒の使用量は、式(8)で示される化合物1重量部に対して、通常0.1〜30重量部であり、1〜20重量部が好ましい。
式(8)で示される化合物、式(9)で示される化合物、及び塩基の混合順序は特に制限されないが、通常、式(8)で示される化合物を上記溶媒で希釈した溶液に、必要に応じ塩基を加え、次いで式(9)で示される化合物を加える。式(9)で示される化合物が上記溶媒に溶解する場合はその溶液として加えることもできる。
工程6の反応は、通常20〜120℃の温度範囲にて行われ、40〜100℃の温度範囲が好ましく、60〜90℃の温度範囲がより好ましい。
工程6の反応時間は、通常0.1〜100時間である。
工程6の反応終了後、反応混合物を有機溶媒抽出し、乾燥、濃縮する等の操作を行うことにより式(10)で示される化合物を単離することができる。単離された式(10)で示される化合物は、再結晶、クロマトグラフィー等によりさらに精製することもできる。
次に、工程7について説明する。
工程7において使用されるヒドロキシルアミンは、フリーのヒドロキシルアミンのみならず、ヒドロキシルアミン塩酸塩等のヒドロキシルアミンと無機酸との塩でもよい。
ヒドロキシルアミンの使用量は、式(8)で示される化合物1モルに対して、通常1〜20モルであり、1〜10モルが好ましい。
工程7は、塩基の存在下に行うことができる。塩基としては、トリメチルアミン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、ピリジン等の有機塩基、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物、水酸化カルシウム、水酸化バリウム等のアルカリ土類金属水酸化物、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム等のアルカリ金属酢酸塩、酢酸マグネシウム、酢酸カルシウム等のアルカリ土類金属酢酸塩、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等のアルカリ金属炭酸塩、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等のアルカリ金属炭酸水素塩などが挙げられる。なかでも、有機塩基が好ましく、ピリジンまたはトリエチルアミンがより好ましい。
塩基の使用量は、式(8)で示される化合物1モルに対して、通常0.1〜20モルであり、1〜10モルが好ましい。
工程7の反応は、通常溶媒中で行われる。溶媒としては、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール等のアルコール、テトラヒドロフラン等のエーテル、アセトニトリル等の二トリル、N,N−ジメチルホルムアミド等のアミド、水およびこれらの混合溶媒などが挙げられる。なかでも、アルコールが好ましく、エタノールがより好ましい。
溶媒の使用量は、式(8)で示される化合物1重量部に対して、通常0.1〜30重量部であり、1〜20重量部が好ましい。
式(8)で示される化合物、ヒドロキシルアミン、塩基の混合順序は特に制限されないが、通常、式(8)で示される化合物を上記溶媒で希釈した溶液に、必要に応じ塩基を加え、次いでヒドロキシルアミンを加える。ヒドロキシルアミンが上記溶媒に溶解する場合はその溶液として加えることもできる。
工程7の反応は、40〜120℃の温度範囲で行われ、40〜100℃の温度範囲が好ましく、60〜90℃の温度範囲がより好ましい。
工程7の反応時間は、通常0.1〜100時間である。
工程7の反応終了後、反応混合物を有機溶媒抽出し、乾燥、濃縮する等の操作を行うことにより式(10)で示される化合物を単離することができる。単離された式(10)で示される化合物は、再結晶、クロマトグラフィー等によりさらに精製することもできる。
工程7において使用されるヒドロキシルアミンは、フリーのヒドロキシルアミンのみならず、ヒドロキシルアミン塩酸塩等のヒドロキシルアミンと無機酸との塩でもよい。
ヒドロキシルアミンの使用量は、式(8)で示される化合物1モルに対して、通常1〜20モルであり、1〜10モルが好ましい。
工程7は、塩基の存在下に行うことができる。塩基としては、トリメチルアミン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、ピリジン等の有機塩基、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物、水酸化カルシウム、水酸化バリウム等のアルカリ土類金属水酸化物、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム等のアルカリ金属酢酸塩、酢酸マグネシウム、酢酸カルシウム等のアルカリ土類金属酢酸塩、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等のアルカリ金属炭酸塩、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等のアルカリ金属炭酸水素塩などが挙げられる。なかでも、有機塩基が好ましく、ピリジンまたはトリエチルアミンがより好ましい。
塩基の使用量は、式(8)で示される化合物1モルに対して、通常0.1〜20モルであり、1〜10モルが好ましい。
工程7の反応は、通常溶媒中で行われる。溶媒としては、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール等のアルコール、テトラヒドロフラン等のエーテル、アセトニトリル等の二トリル、N,N−ジメチルホルムアミド等のアミド、水およびこれらの混合溶媒などが挙げられる。なかでも、アルコールが好ましく、エタノールがより好ましい。
溶媒の使用量は、式(8)で示される化合物1重量部に対して、通常0.1〜30重量部であり、1〜20重量部が好ましい。
式(8)で示される化合物、ヒドロキシルアミン、塩基の混合順序は特に制限されないが、通常、式(8)で示される化合物を上記溶媒で希釈した溶液に、必要に応じ塩基を加え、次いでヒドロキシルアミンを加える。ヒドロキシルアミンが上記溶媒に溶解する場合はその溶液として加えることもできる。
工程7の反応は、40〜120℃の温度範囲で行われ、40〜100℃の温度範囲が好ましく、60〜90℃の温度範囲がより好ましい。
工程7の反応時間は、通常0.1〜100時間である。
工程7の反応終了後、反応混合物を有機溶媒抽出し、乾燥、濃縮する等の操作を行うことにより式(10)で示される化合物を単離することができる。単離された式(10)で示される化合物は、再結晶、クロマトグラフィー等によりさらに精製することもできる。
次に、工程8について説明する。
工程8において、式(11)で示される化合物は、市販品を使用してもよいし、公知の化合物から公知の方法にしたがって得たものを使用してもよい。
式(11)で示される化合物の使用量は、式(10)で示される化合物1モルに対して、通常1〜10モルであり、1〜5モルが好ましい。
工程8において使用される塩基としては、トリメチルアミン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、ピリジン等の有機塩基、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム等のアルカリ金属酢酸塩、酢酸マグネシウム、酢酸カルシウム等のアルカリ土類金属酢酸塩、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等のアルカリ金属炭酸塩、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等のアルカリ金属炭酸水素塩などが挙げられる。なかでも、有機塩基が好ましく、トリエチルアミンまたはピリジンがより好ましい。
塩基の使用量は、式(10)で示される化合物1モルに対して、通常0.5〜10モルであり、0.9〜5モルが好ましい。
工程8の反応は、通常溶媒中で行われる。溶媒としては、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、モノクロロベンゼン等のハロゲン化芳香族炭化水素、ヘキサン、ヘプタン等の炭化水素、ジクロロメタン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素、酢酸エチル等のエステル、テトラヒドロフラン、メチルtert−ブチルエーテル等のエーテル、アセトニトリル等のニトリルおよびこれらの混合溶媒などが挙げられる。なかでも、トルエンまたはテトラヒドロフランが好ましく、トルエンがより好ましい。
溶媒の使用量は、式(10)で示される化合物1重量部に対して、通常0.1〜30重量部であり、1〜20重量部が好ましい。
式(10)で示される化合物、式(11)で示される化合物、及び塩基の混合順序は特に制限されないが、通常、式(10)で示される化合物を上記溶媒で希釈した溶液に、塩基を加え、次いで式(11)で示される化合物を加える。式(11)で示される化合物が上記溶媒に溶解する場合はその溶液として加えることもできる。
工程8の反応は、通常−20〜100℃の温度範囲にて行われ、−10〜50℃の温度範囲が好ましく、0〜40℃の温度範囲がより好ましい。
工程8の反応時間は、通常0.1〜24時間である。
工程8の反応終了後、反応混合物を有機溶媒抽出し、乾燥、濃縮する等の操作を行うことにより式(12)で示される化合物を単離することができる。単離された式(12)で示される化合物は、再結晶、クロマトグラフィー等によりさらに精製することもできる。
R5が水素原子である式(6)で示される化合物の2’位の窒素原子、R5が水素原子である式(7)で示される化合物の2’位の窒素原子またはR5が水素原子である式(8)で示される化合物の2’位の窒素原子に、通常の方法により、保護基を導入することもできる。保護基の導入方法としては、例えば、GreeneらのProtective Groups in Organic Chemistry 4th ed. WILEY INTERSCIENCEや、Journal of Heterocyclic Chemistry,2003,203に記載の方法が挙げられる。
R5が保護基である式(6)で示される化合物、R5が保護基である式(7)で示される化合物、R5が保護基である式(8)で示される化合物、R5が保護基である式(10)で示される化合物またはR5が保護基である式(12)で示される化合物の保護基を、通常の方法により脱保護することもできる。脱保護の方法としては、例えば、GreeneらkProtective Groups in Organic Chemistry 4th ed. WILEY INTERSCIENCEや、Journal of Heterocyclic Chemistry,2003, 203に記載の方法が挙げられる。
工程8において、式(11)で示される化合物は、市販品を使用してもよいし、公知の化合物から公知の方法にしたがって得たものを使用してもよい。
式(11)で示される化合物の使用量は、式(10)で示される化合物1モルに対して、通常1〜10モルであり、1〜5モルが好ましい。
工程8において使用される塩基としては、トリメチルアミン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、ピリジン等の有機塩基、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム等のアルカリ金属酢酸塩、酢酸マグネシウム、酢酸カルシウム等のアルカリ土類金属酢酸塩、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等のアルカリ金属炭酸塩、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等のアルカリ金属炭酸水素塩などが挙げられる。なかでも、有機塩基が好ましく、トリエチルアミンまたはピリジンがより好ましい。
塩基の使用量は、式(10)で示される化合物1モルに対して、通常0.5〜10モルであり、0.9〜5モルが好ましい。
工程8の反応は、通常溶媒中で行われる。溶媒としては、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、モノクロロベンゼン等のハロゲン化芳香族炭化水素、ヘキサン、ヘプタン等の炭化水素、ジクロロメタン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素、酢酸エチル等のエステル、テトラヒドロフラン、メチルtert−ブチルエーテル等のエーテル、アセトニトリル等のニトリルおよびこれらの混合溶媒などが挙げられる。なかでも、トルエンまたはテトラヒドロフランが好ましく、トルエンがより好ましい。
溶媒の使用量は、式(10)で示される化合物1重量部に対して、通常0.1〜30重量部であり、1〜20重量部が好ましい。
式(10)で示される化合物、式(11)で示される化合物、及び塩基の混合順序は特に制限されないが、通常、式(10)で示される化合物を上記溶媒で希釈した溶液に、塩基を加え、次いで式(11)で示される化合物を加える。式(11)で示される化合物が上記溶媒に溶解する場合はその溶液として加えることもできる。
工程8の反応は、通常−20〜100℃の温度範囲にて行われ、−10〜50℃の温度範囲が好ましく、0〜40℃の温度範囲がより好ましい。
工程8の反応時間は、通常0.1〜24時間である。
工程8の反応終了後、反応混合物を有機溶媒抽出し、乾燥、濃縮する等の操作を行うことにより式(12)で示される化合物を単離することができる。単離された式(12)で示される化合物は、再結晶、クロマトグラフィー等によりさらに精製することもできる。
R5が水素原子である式(6)で示される化合物の2’位の窒素原子、R5が水素原子である式(7)で示される化合物の2’位の窒素原子またはR5が水素原子である式(8)で示される化合物の2’位の窒素原子に、通常の方法により、保護基を導入することもできる。保護基の導入方法としては、例えば、GreeneらのProtective Groups in Organic Chemistry 4th ed. WILEY INTERSCIENCEや、Journal of Heterocyclic Chemistry,2003,203に記載の方法が挙げられる。
R5が保護基である式(6)で示される化合物、R5が保護基である式(7)で示される化合物、R5が保護基である式(8)で示される化合物、R5が保護基である式(10)で示される化合物またはR5が保護基である式(12)で示される化合物の保護基を、通常の方法により脱保護することもできる。脱保護の方法としては、例えば、GreeneらkProtective Groups in Organic Chemistry 4th ed. WILEY INTERSCIENCEや、Journal of Heterocyclic Chemistry,2003, 203に記載の方法が挙げられる。
R2がC1−C6アルキル基である式(7)で示される化合物と塩基とを反応させることにより、R2が水素原子である式(7)で示される化合物を得ることができる(工程9)。
工程9において、R2がC1−C6アルキル基である式(7)で示される化合物は、単離したR2がC1−C6アルキル基である式(7)で示される化合物を用いることもできるが、場合によっては工程4の反応終了後、R2がC1−C6アルキル基である式(7)で示される化合物を単離することなく、R2がC1−C6アルキル基である式(7)で示される化合物を含む反応混合物を用いて、工程4と工程9とを連続して実施することができる。
工程9において、塩基としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物、水酸化カルシウム、水酸化バリウム等のアルカリ土類金属水酸化物、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム等のアルカリ金属酢酸塩、酢酸マグネシウム、酢酸カルシウム等のアルカリ土類金属酢酸塩、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等のアルカリ金属炭酸塩、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等のアルカリ金属炭酸水素塩などが挙げられる。なかでも、アルカリ金属水酸化物が好ましく、水酸化ナトリウムがより好ましい。
塩基の使用量は、R2がC1−C6アルキル基である式(7)で示される化合物1モルに対して、通常1〜10モルであり、1〜5モルが好ましい。ただし、工程4と工程9とを連続して実施して式(7)で示される化合物を単離しない場合、塩基の使用量は、式(6)で示される化合物1モルに対して、通常1〜10モルであり、1〜5モルが好ましい。
工程9の反応は、通常溶媒中で行われる。溶媒としては、メタノール、エタノール等のアルコール、テトラヒドロフラン等のエーテル、N,N−ジメチルホルムアミド等のアミド、ジメチルスルホキシド等のスルホキシド、スルホラン等のスルホン、水およびこれらの混合溶媒などが挙げられる。なかでも、アルコールと水の混合溶媒が好ましく、エタノールと水の混合溶媒がより好ましい。
溶媒の使用量は、R2がC1−C6アルキル基である式(7)で示される化合物1重量部に対して、通常0.1〜100重量部であり、1〜30重量部が好ましい。ただし、工程4と工程9とを連続して実施して式(7)で示される化合物を単離しない場合、溶媒の使用量は、式(6)で示される化合物1重量部に対して、通常0.1〜100重量部であり、1〜30重量部が好ましい。
式(7)で示される化合物、塩基の混合順序は特に制限されないが、通常、式(7)で示される化合物を上記溶媒で希釈した溶液に、塩基を加える。塩基が上記溶媒に溶解する場合はその溶液として加えることもできる。
工程9の反応は、通常−20〜100℃の温度範囲にて行われ、−10〜60℃の温度範囲が好ましく、0〜40℃の温度範囲がより好ましい。
工程9の反応時間は、通常0.1〜100時間である。
工程9の反応終了後は、反応混合物を有機溶媒抽出し、乾燥、濃縮する等の操作を行うことによりR2が水素原子である式(7)で示される化合物を単離することができる。単離されたR2が水素原子である式(7)で示される化合物は、再結晶、クロマトグラフィー等によりさらに精製することもできる。
工程9において、R2がC1−C6アルキル基である式(7)で示される化合物は、単離したR2がC1−C6アルキル基である式(7)で示される化合物を用いることもできるが、場合によっては工程4の反応終了後、R2がC1−C6アルキル基である式(7)で示される化合物を単離することなく、R2がC1−C6アルキル基である式(7)で示される化合物を含む反応混合物を用いて、工程4と工程9とを連続して実施することができる。
工程9において、塩基としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物、水酸化カルシウム、水酸化バリウム等のアルカリ土類金属水酸化物、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム等のアルカリ金属酢酸塩、酢酸マグネシウム、酢酸カルシウム等のアルカリ土類金属酢酸塩、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等のアルカリ金属炭酸塩、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等のアルカリ金属炭酸水素塩などが挙げられる。なかでも、アルカリ金属水酸化物が好ましく、水酸化ナトリウムがより好ましい。
塩基の使用量は、R2がC1−C6アルキル基である式(7)で示される化合物1モルに対して、通常1〜10モルであり、1〜5モルが好ましい。ただし、工程4と工程9とを連続して実施して式(7)で示される化合物を単離しない場合、塩基の使用量は、式(6)で示される化合物1モルに対して、通常1〜10モルであり、1〜5モルが好ましい。
工程9の反応は、通常溶媒中で行われる。溶媒としては、メタノール、エタノール等のアルコール、テトラヒドロフラン等のエーテル、N,N−ジメチルホルムアミド等のアミド、ジメチルスルホキシド等のスルホキシド、スルホラン等のスルホン、水およびこれらの混合溶媒などが挙げられる。なかでも、アルコールと水の混合溶媒が好ましく、エタノールと水の混合溶媒がより好ましい。
溶媒の使用量は、R2がC1−C6アルキル基である式(7)で示される化合物1重量部に対して、通常0.1〜100重量部であり、1〜30重量部が好ましい。ただし、工程4と工程9とを連続して実施して式(7)で示される化合物を単離しない場合、溶媒の使用量は、式(6)で示される化合物1重量部に対して、通常0.1〜100重量部であり、1〜30重量部が好ましい。
式(7)で示される化合物、塩基の混合順序は特に制限されないが、通常、式(7)で示される化合物を上記溶媒で希釈した溶液に、塩基を加える。塩基が上記溶媒に溶解する場合はその溶液として加えることもできる。
工程9の反応は、通常−20〜100℃の温度範囲にて行われ、−10〜60℃の温度範囲が好ましく、0〜40℃の温度範囲がより好ましい。
工程9の反応時間は、通常0.1〜100時間である。
工程9の反応終了後は、反応混合物を有機溶媒抽出し、乾燥、濃縮する等の操作を行うことによりR2が水素原子である式(7)で示される化合物を単離することができる。単離されたR2が水素原子である式(7)で示される化合物は、再結晶、クロマトグラフィー等によりさらに精製することもできる。
R2がC1−C6アルキル基である式(8)で示される化合物と塩基とを反応させることにより、R2が水素原子である式(8)で示される化合物を得ることができる(工程10)。
工程10において、R2がC1−C6アルキル基である式(8)で示される化合物
は、単離したR2がC1−C6アルキル基である式(8)で示される化合物を用いることもできるが、場合によっては工程5の反応終了後、R2がC1−C6アルキル基である式(8)で示される化合物を単離することなく、R2がC1−C6アルキル基である式(8)で示される化合物を含む反応混合物を用いて、工程5と工程10とを連続して実施することができる。
工程10の反応において、使用される塩基としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物、水酸化カルシウム、水酸化バリウム等のアルカリ土類金属水酸化物、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム等のアルカリ金属酢酸塩、酢酸マグネシウム、酢酸カルシウム等のアルカリ土類金属酢酸塩、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等のアルカリ金属炭酸塩、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等のアルカリ金属炭酸水素塩などが挙げられる。なかでも、アルカリ金属水酸化物が好ましく、水酸化ナトリウムがより好ましい。
塩基の使用量は、R2がC1−C6アルキル基である式(8)で示される化合物1モルに対して、通常1〜10モルであり、1〜5モルが好ましい。ただし、工程5と工程10とを連続して実施して式(7)で示される化合物を単離しない場合、塩基の使用量は、式(7)で示される化合物1モルに対して、通常1〜10モルであり、1〜5モルが好ましい。
工程10の反応は、通常溶媒中で行われる。溶媒としては、メタノール、エタノール等のアルコール、テトラヒドロフラン等のエーテル、N,N−ジメチルホルムアミド等のアミド、ジメチルスルホキシド等のスルホキシド、スルホラン等のスルホン、水およびこれらの混合溶媒などが挙げられる。なかでも、アルコールと水の混合溶媒が好ましく、エタノールと水の混合溶媒がより好ましい。
溶媒の使用量は、R2がC1−C6アルキル基である式(8)で示される化合物1重量部に対して、通常0.1〜100重量部であり、1〜30重量部が好ましい。ただし、工程5と工程10とを連続して行う場合、溶媒の使用量は、式(7)で示される化合物1重量部に対して、通常0.1〜100重量部であり、1〜30重量部が好ましい。
式(8)で示される化合物、塩基の混合順序は特に制限されないが、通常、式(8)で示される化合物を上記溶媒で希釈した溶液に、塩基を加える。塩基が上記溶媒に溶解する場合はその溶液として加えることもできる。
工程10の反応は、通常−20〜100℃の温度範囲にて行われ、−10〜60℃の温度範囲が好ましく、0〜40℃の温度範囲がより好ましい。
工程10の反応時間は、通常0.1〜100時間である。
工程10の反応終了後は、反応混合物を有機溶媒抽出し、乾燥、濃縮する等の操作を行うことによりR2が水素原子である式(8)で示される化合物を単離することができる。単離されたR2が水素原子である式(8)で示される化合物は、再結晶、クロマトグラフィー等によりさらに精製することもできる。
工程10において、R2がC1−C6アルキル基である式(8)で示される化合物
は、単離したR2がC1−C6アルキル基である式(8)で示される化合物を用いることもできるが、場合によっては工程5の反応終了後、R2がC1−C6アルキル基である式(8)で示される化合物を単離することなく、R2がC1−C6アルキル基である式(8)で示される化合物を含む反応混合物を用いて、工程5と工程10とを連続して実施することができる。
工程10の反応において、使用される塩基としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物、水酸化カルシウム、水酸化バリウム等のアルカリ土類金属水酸化物、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム等のアルカリ金属酢酸塩、酢酸マグネシウム、酢酸カルシウム等のアルカリ土類金属酢酸塩、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等のアルカリ金属炭酸塩、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等のアルカリ金属炭酸水素塩などが挙げられる。なかでも、アルカリ金属水酸化物が好ましく、水酸化ナトリウムがより好ましい。
塩基の使用量は、R2がC1−C6アルキル基である式(8)で示される化合物1モルに対して、通常1〜10モルであり、1〜5モルが好ましい。ただし、工程5と工程10とを連続して実施して式(7)で示される化合物を単離しない場合、塩基の使用量は、式(7)で示される化合物1モルに対して、通常1〜10モルであり、1〜5モルが好ましい。
工程10の反応は、通常溶媒中で行われる。溶媒としては、メタノール、エタノール等のアルコール、テトラヒドロフラン等のエーテル、N,N−ジメチルホルムアミド等のアミド、ジメチルスルホキシド等のスルホキシド、スルホラン等のスルホン、水およびこれらの混合溶媒などが挙げられる。なかでも、アルコールと水の混合溶媒が好ましく、エタノールと水の混合溶媒がより好ましい。
溶媒の使用量は、R2がC1−C6アルキル基である式(8)で示される化合物1重量部に対して、通常0.1〜100重量部であり、1〜30重量部が好ましい。ただし、工程5と工程10とを連続して行う場合、溶媒の使用量は、式(7)で示される化合物1重量部に対して、通常0.1〜100重量部であり、1〜30重量部が好ましい。
式(8)で示される化合物、塩基の混合順序は特に制限されないが、通常、式(8)で示される化合物を上記溶媒で希釈した溶液に、塩基を加える。塩基が上記溶媒に溶解する場合はその溶液として加えることもできる。
工程10の反応は、通常−20〜100℃の温度範囲にて行われ、−10〜60℃の温度範囲が好ましく、0〜40℃の温度範囲がより好ましい。
工程10の反応時間は、通常0.1〜100時間である。
工程10の反応終了後は、反応混合物を有機溶媒抽出し、乾燥、濃縮する等の操作を行うことによりR2が水素原子である式(8)で示される化合物を単離することができる。単離されたR2が水素原子である式(8)で示される化合物は、再結晶、クロマトグラフィー等によりさらに精製することもできる。
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの例に限定されない。本明細書中、Meはメチル基を表し、Etはエチル基を表し、Buはブチル基を表し、Acはアセチル基を表し、DMAPはN,N−ジメチル−4−アミノピリジンを表す。
実施例1
窒素雰囲気下、化合物(1−1)25.00g、水50gおよび35%塩酸50.67gを混合し、0℃に冷却後、亜硝酸ナトリウム11.36gと水25gとの溶液を30分間かけて滴下した。0℃で1時間撹拌し、化合物(a−1)の溶液を調製した。窒素雰囲気下、2−メチルアセト酢酸エチル25.97g、メタノール200gおよび酢酸ナトリウム28.38gを混合し、−10℃に冷却後、先に調製した化合物(a−1)の溶液を2時間かけて滴下した。室温に昇温後、同温で17時間撹拌した。メタノールを減圧下で留去後、濃縮物に酢酸エチル200mLを加えて抽出を行い、有機層を水100mL、飽和食塩水50mLで洗浄した。有機層を減圧下で濃縮し、ヘプタン30mLを加えて析出した固体をろ過した。固体をヘプタン30mLで洗浄し、減圧乾燥を行い、21.57gの化合物(3−1)を得た。
化合物(3−1)
1H−NMR(CDCl3)δ:1.41(3H,t),2.19(3H,s),2.63(3H,s),4.34(2H,q),7.41(1H,d),7.51(1H,m),8.12(1H,br),8.21(1H,d)
窒素雰囲気下、化合物(1−1)25.00g、水50gおよび35%塩酸50.67gを混合し、0℃に冷却後、亜硝酸ナトリウム11.36gと水25gとの溶液を30分間かけて滴下した。0℃で1時間撹拌し、化合物(a−1)の溶液を調製した。窒素雰囲気下、2−メチルアセト酢酸エチル25.97g、メタノール200gおよび酢酸ナトリウム28.38gを混合し、−10℃に冷却後、先に調製した化合物(a−1)の溶液を2時間かけて滴下した。室温に昇温後、同温で17時間撹拌した。メタノールを減圧下で留去後、濃縮物に酢酸エチル200mLを加えて抽出を行い、有機層を水100mL、飽和食塩水50mLで洗浄した。有機層を減圧下で濃縮し、ヘプタン30mLを加えて析出した固体をろ過した。固体をヘプタン30mLで洗浄し、減圧乾燥を行い、21.57gの化合物(3−1)を得た。
化合物(3−1)
1H−NMR(CDCl3)δ:1.41(3H,t),2.19(3H,s),2.63(3H,s),4.34(2H,q),7.41(1H,d),7.51(1H,m),8.12(1H,br),8.21(1H,d)
実施例2
窒素雰囲気下、化合物(1−1)25.00g 、水50gおよび35%塩酸50.67gを混合し、0℃に冷却後、亜硝酸ナトリウム11.36gと水25gとの溶液を30分間かけて滴下した。0℃で1時間撹拌し、化合物(a−1)の溶液を調製した。窒素雰囲気下、メタノール200mL、塩化マグネシウム(II)15.43gおよび酢酸ナトリウム28.38gを混合し、0℃に冷却後、2−メチルアセト酢酸エチル25.97gを加え、先に調製した化合物(a−1)の溶液を2時間かけて滴下した。室温に昇温後、同温で23時間撹拌した。メタノールを減圧下で留去後、濃縮物に酢酸エチル200mLおよび水100mLを加え、抽出を行い、有機層を水100mL、飽和食塩水100mLで洗浄した。有機層を減圧下で濃縮し、ヘプタン50mLを加えて析出した固体をろ過した。固体をヘプタン30mLで洗浄し、減圧乾燥を行い、32.36gの化合物(3−1)を得た。
窒素雰囲気下、化合物(1−1)25.00g 、水50gおよび35%塩酸50.67gを混合し、0℃に冷却後、亜硝酸ナトリウム11.36gと水25gとの溶液を30分間かけて滴下した。0℃で1時間撹拌し、化合物(a−1)の溶液を調製した。窒素雰囲気下、メタノール200mL、塩化マグネシウム(II)15.43gおよび酢酸ナトリウム28.38gを混合し、0℃に冷却後、2−メチルアセト酢酸エチル25.97gを加え、先に調製した化合物(a−1)の溶液を2時間かけて滴下した。室温に昇温後、同温で23時間撹拌した。メタノールを減圧下で留去後、濃縮物に酢酸エチル200mLおよび水100mLを加え、抽出を行い、有機層を水100mL、飽和食塩水100mLで洗浄した。有機層を減圧下で濃縮し、ヘプタン50mLを加えて析出した固体をろ過した。固体をヘプタン30mLで洗浄し、減圧乾燥を行い、32.36gの化合物(3−1)を得た。
実施例3
窒素雰囲気下、化合物(1−1)25.00g、水50gおよび35%塩酸50.67gを混合し、0℃に冷却後、亜硝酸ナトリウム11.36gと水25gとの溶液を30分間かけて滴下した。0℃で1時間撹拌し、化合物(a−1)の溶液を調製した。窒素雰囲気下、2−メチルアセト酢酸エチル25.97g、メタノール200gおよび酢酸マグネシウム4水和物72.70gを混合し、室温下に保ちながら、先に調製した化合物(a−1)の溶液を2時間かけて滴下し、同温で24時間撹拌した。反応混合物を40℃まで昇温し、析出した固体をろ過した。固体を水40mLで洗浄し、減圧乾燥を行い、33.87gの化合物(3−1)を得た。
窒素雰囲気下、化合物(1−1)25.00g、水50gおよび35%塩酸50.67gを混合し、0℃に冷却後、亜硝酸ナトリウム11.36gと水25gとの溶液を30分間かけて滴下した。0℃で1時間撹拌し、化合物(a−1)の溶液を調製した。窒素雰囲気下、2−メチルアセト酢酸エチル25.97g、メタノール200gおよび酢酸マグネシウム4水和物72.70gを混合し、室温下に保ちながら、先に調製した化合物(a−1)の溶液を2時間かけて滴下し、同温で24時間撹拌した。反応混合物を40℃まで昇温し、析出した固体をろ過した。固体を水40mLで洗浄し、減圧乾燥を行い、33.87gの化合物(3−1)を得た。
実施例4
窒素雰囲気下、化合物(3−1) 56.00g、トルエン280mL、化合物(5−1) 58.94gを混合し、50℃まで昇温後、トリエチルアミン40.90gを15分間かけて滴下し、同温で7時間撹拌した。次いで、化合物(5−1) 1.00gを追加し、さらに同温で2時間撹拌した。次にN,N−ジメチル−4−アミノピリジン 2.42gを加え、次いで無水酢酸28.31gを25分間かけて滴下し、同温で4時間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却し、室温で12時間撹拌した。反応混合物へ水180mLを加え、40℃まで昇温後、98%硫酸49.56gと水100mLとの溶液を滴下し、同温で抽出を行った。有機層を水100mL、水酸化ナトリウム 11.88g と水140mLとの溶液、水100mLの順で洗浄した。有機層を減圧下で濃縮し、ヘプタン300mLおよびトルエン30mLを加えて析出した固体をろ過した。固体をヘプタン30mLで洗浄し、減圧乾燥を行い、77.15gの化合物(7−1)を得た。
化合物(7−1)
1H−NMR(CDCl3)δ:1.42(3H,t),2.19(3H,s),4.38(2H,q),7.21−7.40(6H,m),8.00−8.05(2H,m)
窒素雰囲気下、化合物(3−1) 56.00g、トルエン280mL、化合物(5−1) 58.94gを混合し、50℃まで昇温後、トリエチルアミン40.90gを15分間かけて滴下し、同温で7時間撹拌した。次いで、化合物(5−1) 1.00gを追加し、さらに同温で2時間撹拌した。次にN,N−ジメチル−4−アミノピリジン 2.42gを加え、次いで無水酢酸28.31gを25分間かけて滴下し、同温で4時間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却し、室温で12時間撹拌した。反応混合物へ水180mLを加え、40℃まで昇温後、98%硫酸49.56gと水100mLとの溶液を滴下し、同温で抽出を行った。有機層を水100mL、水酸化ナトリウム 11.88g と水140mLとの溶液、水100mLの順で洗浄した。有機層を減圧下で濃縮し、ヘプタン300mLおよびトルエン30mLを加えて析出した固体をろ過した。固体をヘプタン30mLで洗浄し、減圧乾燥を行い、77.15gの化合物(7−1)を得た。
化合物(7−1)
1H−NMR(CDCl3)δ:1.42(3H,t),2.19(3H,s),4.38(2H,q),7.21−7.40(6H,m),8.00−8.05(2H,m)
実施例5
窒素雰囲気下、化合物(7−1) 60.00g、テトラヒドロフラン 300mL、メチルtert−ブチルエーテル 300mLおよび水180mLを混合し、0℃に冷却後、臭化テトラブチルアンモニウム13.22gおよびヒドロキシルアミン塩酸塩24.64gを加えた。次に、水酸化ナトリウム 19.29gと水200mLとの溶液を、1時間かけて滴下し、同温で20時間撹拌した。同温で水層を除去後、室温に戻し、35%塩酸24.62gと水78gとの溶液、水60mL、1%炭酸ナトリウム水溶液60mLの順で洗浄した。有機層を減圧下で濃縮した後、濃縮物にエタノール50mLを加え、水酸化ナトリウム9.45gと水50mLとの溶液を室温で滴下した。室温で2時間撹拌後、35%塩酸27.08gと水50mLとの溶液、次いでエタノール100mLを加え、析出した固体をろ過した。固体を水100mLで洗浄し、減圧乾燥を行い、45.10gの化合物(8−2)を得た。
化合物(8−2)
1H−NMR(CDCl3)δ:2.22(3H,t),3.72(1H,d),4.11(1H,d),7.21(1H,m),7.42−7.44(2H,m),7.51(2H,m),7.85(1H,m),8.18(1H,br)
窒素雰囲気下、化合物(7−1) 60.00g、テトラヒドロフラン 300mL、メチルtert−ブチルエーテル 300mLおよび水180mLを混合し、0℃に冷却後、臭化テトラブチルアンモニウム13.22gおよびヒドロキシルアミン塩酸塩24.64gを加えた。次に、水酸化ナトリウム 19.29gと水200mLとの溶液を、1時間かけて滴下し、同温で20時間撹拌した。同温で水層を除去後、室温に戻し、35%塩酸24.62gと水78gとの溶液、水60mL、1%炭酸ナトリウム水溶液60mLの順で洗浄した。有機層を減圧下で濃縮した後、濃縮物にエタノール50mLを加え、水酸化ナトリウム9.45gと水50mLとの溶液を室温で滴下した。室温で2時間撹拌後、35%塩酸27.08gと水50mLとの溶液、次いでエタノール100mLを加え、析出した固体をろ過した。固体を水100mLで洗浄し、減圧乾燥を行い、45.10gの化合物(8−2)を得た。
化合物(8−2)
1H−NMR(CDCl3)δ:2.22(3H,t),3.72(1H,d),4.11(1H,d),7.21(1H,m),7.42−7.44(2H,m),7.51(2H,m),7.85(1H,m),8.18(1H,br)
実施例6
窒素雰囲気下、化合物(8−2)4.00gおよびエタノール16gを混合し、80℃に昇温後、化合物(9−1)4.00gと水8gとの溶液を滴下し、同温で4時間撹拌した。窒素雰囲気下、水酸化ナトリウム 2.10gおよび水20gを混合した溶液へ、反応混合物を滴下し、次いでトルエン30gを加えた。水層を除去し、有機層を水酸化ナトリウム 0.5gと水10gとの溶液、水10mLの順で洗浄した。有機層を減圧下で濃縮し、3.21gの化合物(10−1)を得た。
化合物(10−1)
1H−NMR(CDCl3)δ:3.65(2H,br),3.70(1H,d),4.09(1H,d),5.83(1H,br),6.96(1H,m),7.27(1H,d),7.42(1H,t),7.49(1H,d),7.51(2H,d)
窒素雰囲気下、化合物(8−2)4.00gおよびエタノール16gを混合し、80℃に昇温後、化合物(9−1)4.00gと水8gとの溶液を滴下し、同温で4時間撹拌した。窒素雰囲気下、水酸化ナトリウム 2.10gおよび水20gを混合した溶液へ、反応混合物を滴下し、次いでトルエン30gを加えた。水層を除去し、有機層を水酸化ナトリウム 0.5gと水10gとの溶液、水10mLの順で洗浄した。有機層を減圧下で濃縮し、3.21gの化合物(10−1)を得た。
化合物(10−1)
1H−NMR(CDCl3)δ:3.65(2H,br),3.70(1H,d),4.09(1H,d),5.83(1H,br),6.96(1H,m),7.27(1H,d),7.42(1H,t),7.49(1H,d),7.51(2H,d)
実施例7
窒素雰囲気下、化合物(10−1) 2.00gおよびトルエン10mLを混合し、室温で、トリエチルアミン0.51g、次いで化合物(11−1)0.47gを滴下し、同温で3時間撹拌した。反応混合物にトルエン10mLおよび酢酸エチル6mLを加えた。有機層を98%硫酸0.42gと水10mLとの溶液、水10mL、2%炭酸ナトリウム水溶液10mL、水10mLの順で洗浄した。有機層を減圧下で濃縮し、2.20gの粗結晶を得た。粗結晶1gをトルエン8mLとヘプタン6mLとの溶液で晶析することで、0.79gの化合物(12−1)を得た。
化合物(12−1)
1H−NMR(CDCl3)δ:0.92(2H,m),1.06(2H,m),1.54(1H,m),3.65(1H,d),4.03(1H,d),6.54(1H,d),6.93(1H,m),7.31−7.35(2H,m),7.43(1H,m),7.49(3H,m)
窒素雰囲気下、化合物(10−1) 2.00gおよびトルエン10mLを混合し、室温で、トリエチルアミン0.51g、次いで化合物(11−1)0.47gを滴下し、同温で3時間撹拌した。反応混合物にトルエン10mLおよび酢酸エチル6mLを加えた。有機層を98%硫酸0.42gと水10mLとの溶液、水10mL、2%炭酸ナトリウム水溶液10mL、水10mLの順で洗浄した。有機層を減圧下で濃縮し、2.20gの粗結晶を得た。粗結晶1gをトルエン8mLとヘプタン6mLとの溶液で晶析することで、0.79gの化合物(12−1)を得た。
化合物(12−1)
1H−NMR(CDCl3)δ:0.92(2H,m),1.06(2H,m),1.54(1H,m),3.65(1H,d),4.03(1H,d),6.54(1H,d),6.93(1H,m),7.31−7.35(2H,m),7.43(1H,m),7.49(3H,m)
実施例8
窒素雰囲気下、化合物(1−1)5.00gおよび水10mLを混合し、0℃に冷却後、35%塩酸10.13gを加え、次いで亜硝酸ナトリウム2.29gと水5mLとの溶液を30分かけて滴下し、同温で20分撹拌し、化合物(a−1)の溶液を調製した。窒素雰囲気下、マロン酸ジエチル5.19g、メタノール40gおよび酢酸ナトリウム5.68g を混合し、0℃に冷却後、調製した化合物(a−1)の溶液を20分間かけて滴下した。室温に昇温し、同温で4時間撹拌し、析出した固体をろ過した。得られた固体をメタノール25gで洗浄し、減圧乾燥を行い、9.69gの化合物(3−2)を得た。
化合物(3−2)
1H−NMR(CDCl3)δ:1.41(6H,m),2.63(3H,s),4.34(4H,m),7.46(1H,d),7.62(1H,m),8.29(1H,d)
窒素雰囲気下、化合物(1−1)5.00gおよび水10mLを混合し、0℃に冷却後、35%塩酸10.13gを加え、次いで亜硝酸ナトリウム2.29gと水5mLとの溶液を30分かけて滴下し、同温で20分撹拌し、化合物(a−1)の溶液を調製した。窒素雰囲気下、マロン酸ジエチル5.19g、メタノール40gおよび酢酸ナトリウム5.68g を混合し、0℃に冷却後、調製した化合物(a−1)の溶液を20分間かけて滴下した。室温に昇温し、同温で4時間撹拌し、析出した固体をろ過した。得られた固体をメタノール25gで洗浄し、減圧乾燥を行い、9.69gの化合物(3−2)を得た。
化合物(3−2)
1H−NMR(CDCl3)δ:1.41(6H,m),2.63(3H,s),4.34(4H,m),7.46(1H,d),7.62(1H,m),8.29(1H,d)
実施例9
窒素雰囲気下、化合物(3−2) 9.00g、テトラヒドロフラン 45g、化合物(5−1) 9.08g、塩化リチウム0.27gを混合し、室温でトリエチルアミン6.44gを5分間かけて滴下し、混合物を35℃まで昇温後、同温で3時間撹拌した。N,N−ジメチル−4−アミノピリジン 0.39gを加え、次いで無水酢酸3.90gを5分間かけて滴下し、同温で2時間30分撹拌した。次いで、同温で無水酢酸0.33gおよびトリエチルアミン0.64gを加え、さらに同温で30分撹拌後、反応混合物にトルエン90mLを加えた。有機層を水45mLで2回、5%炭酸水素ナトリウム水溶液 45mLで2回、5%炭酸カリウム水溶液45mL、10%塩化ナトリウム水溶液45mLで洗浄した。有機層を減圧下で濃縮し、固体を得た。得られた固体をヘプタン54mL、次いでヘプタン27mLで洗浄し、減圧乾燥を行い、10.75gの化合物(7−2)を得た。
化合物(7−2)
1H−NMR(CDCl3)δ:1.41(6H,t),4.40(4H,m),7.19(2H,m),7.31−7.33(2H,m),7.44(1H,d),7.51(1H,m),8.09(1H,d)
窒素雰囲気下、化合物(3−2) 9.00g、テトラヒドロフラン 45g、化合物(5−1) 9.08g、塩化リチウム0.27gを混合し、室温でトリエチルアミン6.44gを5分間かけて滴下し、混合物を35℃まで昇温後、同温で3時間撹拌した。N,N−ジメチル−4−アミノピリジン 0.39gを加え、次いで無水酢酸3.90gを5分間かけて滴下し、同温で2時間30分撹拌した。次いで、同温で無水酢酸0.33gおよびトリエチルアミン0.64gを加え、さらに同温で30分撹拌後、反応混合物にトルエン90mLを加えた。有機層を水45mLで2回、5%炭酸水素ナトリウム水溶液 45mLで2回、5%炭酸カリウム水溶液45mL、10%塩化ナトリウム水溶液45mLで洗浄した。有機層を減圧下で濃縮し、固体を得た。得られた固体をヘプタン54mL、次いでヘプタン27mLで洗浄し、減圧乾燥を行い、10.75gの化合物(7−2)を得た。
化合物(7−2)
1H−NMR(CDCl3)δ:1.41(6H,t),4.40(4H,m),7.19(2H,m),7.31−7.33(2H,m),7.44(1H,d),7.51(1H,m),8.09(1H,d)
実施例10
窒素雰囲気下、化合物(3−1)5.00g、トルエン20g、テトラヒドロフラン8g、化合物(5−2)5.71g、トリエチルアミン3.47gを混合し、50℃まで昇温後、同温で12時間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却し、さらに同温で6時間撹拌した。次にN,N−ジメチル−4−アミノピリジン0.21g(1.68mmol)を加え、次いで無水酢酸2.45gを4分かけて滴下し、50℃まで昇温し、同温で3時間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却し、トルエン60g、酢酸エチル20g、水23g、98%硫酸3.36gを加えて抽出を行った。有機層を水25mLで1回、10%水酸化ナトリウム水溶液25mLで2回、飽和食塩水25mLで1回洗浄した。有機層を減圧下で濃縮し、得られた固体をヘキサン50mLと酢酸エチル10mLとの混合液で洗浄し、減圧乾燥して7.88gの化合物(7−3)を得た。
化合物(7−3)
1H−NMR(CDCl3)δ:1.41(3H,t),2.19(3H,s),4.38(2H,q),7.34(1H、d)、7.36(2H,s),7.40−7.41(2H,m),8.03(1H,s),8.06(1H,s)
窒素雰囲気下、化合物(3−1)5.00g、トルエン20g、テトラヒドロフラン8g、化合物(5−2)5.71g、トリエチルアミン3.47gを混合し、50℃まで昇温後、同温で12時間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却し、さらに同温で6時間撹拌した。次にN,N−ジメチル−4−アミノピリジン0.21g(1.68mmol)を加え、次いで無水酢酸2.45gを4分かけて滴下し、50℃まで昇温し、同温で3時間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却し、トルエン60g、酢酸エチル20g、水23g、98%硫酸3.36gを加えて抽出を行った。有機層を水25mLで1回、10%水酸化ナトリウム水溶液25mLで2回、飽和食塩水25mLで1回洗浄した。有機層を減圧下で濃縮し、得られた固体をヘキサン50mLと酢酸エチル10mLとの混合液で洗浄し、減圧乾燥して7.88gの化合物(7−3)を得た。
化合物(7−3)
1H−NMR(CDCl3)δ:1.41(3H,t),2.19(3H,s),4.38(2H,q),7.34(1H、d)、7.36(2H,s),7.40−7.41(2H,m),8.03(1H,s),8.06(1H,s)
実施例11
窒素雰囲気下、化合物(7−3)3.00g、テトラヒドロフラン15g、メチルtert−ブチルエーテル15g、臭化テトラブチルアンモニウム0.62gおよびヒドロキシルアミン塩酸塩1.18gを混合し、0℃に冷却後、水酸化ナトリウム0.93gと水9gとの溶液を8分かけて滴下し、同温で4時間撹拌した。反応混合物を室温まで戻し、水層を除去したのち、有機層を水9gで3回洗浄した。有機層を減圧下で濃縮した後、濃縮物にエタノール12gを加え、水酸化ナトリウム0.47gと水1gとの溶液を室温で滴下し、同温で3時間撹拌した。次いで水酸化ナトリウム0.12gと水1gとの溶液を加え、さらに同温で30分撹拌した。反応混合物にメチルtert−ブチルエーテル30g、20%HCl溶液3.52gを加えて抽出し、有機層を水10g、飽和食塩水10gの順で洗浄した。有機層を減圧下で濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、1.80gの化合物(8−4)を得た。
化合物(8−4)
1H−NMR(CDCl3)δ:2.22(3H,s),3.73(1H,d),4.13(1H,d),7.23−7.26(1H,m)7.42(1H,d),7.65(2H,s),7.84(1H,s),8.19(1H,s)
窒素雰囲気下、化合物(7−3)3.00g、テトラヒドロフラン15g、メチルtert−ブチルエーテル15g、臭化テトラブチルアンモニウム0.62gおよびヒドロキシルアミン塩酸塩1.18gを混合し、0℃に冷却後、水酸化ナトリウム0.93gと水9gとの溶液を8分かけて滴下し、同温で4時間撹拌した。反応混合物を室温まで戻し、水層を除去したのち、有機層を水9gで3回洗浄した。有機層を減圧下で濃縮した後、濃縮物にエタノール12gを加え、水酸化ナトリウム0.47gと水1gとの溶液を室温で滴下し、同温で3時間撹拌した。次いで水酸化ナトリウム0.12gと水1gとの溶液を加え、さらに同温で30分撹拌した。反応混合物にメチルtert−ブチルエーテル30g、20%HCl溶液3.52gを加えて抽出し、有機層を水10g、飽和食塩水10gの順で洗浄した。有機層を減圧下で濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、1.80gの化合物(8−4)を得た。
化合物(8−4)
1H−NMR(CDCl3)δ:2.22(3H,s),3.73(1H,d),4.13(1H,d),7.23−7.26(1H,m)7.42(1H,d),7.65(2H,s),7.84(1H,s),8.19(1H,s)
実施例12
窒素雰囲気下、化合物(8−4)1.00gとイソプロピルアルコール5gを混合し、70℃まで昇温後、化合物(9−1)0.92gと水1gとの溶液を滴下し、同温で8時間、さらに80℃まで昇温して、同温で7時間撹拌した。反応混合物を室温まで戻し、水酸化ナトリウム0.45gと水10gを混合した溶液に滴下し、次いでトルエン15gを加えた。水層を除去後、有機層を水5g、飽和食塩水5gの順で洗浄し、有機層を減圧下で濃縮した。得られた濃縮物とトルエン5gおよびトリエチルアミン0.19gを混合し、0℃まで冷却後、化合物(11−1)0.17gとトルエン0.3gとの溶液を同温で滴下し、室温まで昇温して同温で1時間撹拌した。次いで化合物(11−1)0.01gを追加し、同温で30分撹拌後、20%HCl0.32g、水5g、酢酸エチル5mLを加え、水層を除去し、有機層を飽和食塩水5mLで2回洗浄した。有機層を減圧下で濃縮し、得られた固体をヘキサン10mLと酢酸エチル2mLとの混合液で洗浄し、減圧乾燥して0.79gの化合物(12−2)を得た。
化合物(12−2)
1H−NMR(CDCl3)δ:0.89−0.92(2H,m),1.04−1.08(2H,m),1.51−1.55(1H,m),3.64(1H,d)、4,04(1H,d),6.54(1H,s),6.92−6.94(1H,m),7.32(1H,d),7.35(1H,s),7.46(1H,s),7.62(2H,s)
窒素雰囲気下、化合物(8−4)1.00gとイソプロピルアルコール5gを混合し、70℃まで昇温後、化合物(9−1)0.92gと水1gとの溶液を滴下し、同温で8時間、さらに80℃まで昇温して、同温で7時間撹拌した。反応混合物を室温まで戻し、水酸化ナトリウム0.45gと水10gを混合した溶液に滴下し、次いでトルエン15gを加えた。水層を除去後、有機層を水5g、飽和食塩水5gの順で洗浄し、有機層を減圧下で濃縮した。得られた濃縮物とトルエン5gおよびトリエチルアミン0.19gを混合し、0℃まで冷却後、化合物(11−1)0.17gとトルエン0.3gとの溶液を同温で滴下し、室温まで昇温して同温で1時間撹拌した。次いで化合物(11−1)0.01gを追加し、同温で30分撹拌後、20%HCl0.32g、水5g、酢酸エチル5mLを加え、水層を除去し、有機層を飽和食塩水5mLで2回洗浄した。有機層を減圧下で濃縮し、得られた固体をヘキサン10mLと酢酸エチル2mLとの混合液で洗浄し、減圧乾燥して0.79gの化合物(12−2)を得た。
化合物(12−2)
1H−NMR(CDCl3)δ:0.89−0.92(2H,m),1.04−1.08(2H,m),1.51−1.55(1H,m),3.64(1H,d)、4,04(1H,d),6.54(1H,s),6.92−6.94(1H,m),7.32(1H,d),7.35(1H,s),7.46(1H,s),7.62(2H,s)
実施例13
窒素雰囲気下、化合物(3−1)4.00g、トルエン20g、化合物(5−3)4.43g、トリエチルアミン2.78gを混合し、50℃まで昇温後、同温で6時間撹拌した。次いで化合物(5−3)0.74gを追加し、さらに同温で20時間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却し、さらに同温で20時間撹拌した。反応混合物に水6g、98%硫酸2.42g、酢酸エチル6mLを加えて抽出した。有機層を水6mL、10%水酸化ナトリウム水6mL、飽和食塩水6mLの順で洗浄した。有機層を減圧下濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、5.98gの化合物(6−4)を得た。
化合物(6−4)
1H−NMR(CDCl3)δ:1.41(3H,t),2.20(3H,s),3.70(1H,d),3.89(1H,d),4.36(2H,q),5.72(1H,s),7.45(2H,s),7.57−7.58(2H,m),8.13(1H,s),8.19(1H,s)
窒素雰囲気下、化合物(3−1)4.00g、トルエン20g、化合物(5−3)4.43g、トリエチルアミン2.78gを混合し、50℃まで昇温後、同温で6時間撹拌した。次いで化合物(5−3)0.74gを追加し、さらに同温で20時間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却し、さらに同温で20時間撹拌した。反応混合物に水6g、98%硫酸2.42g、酢酸エチル6mLを加えて抽出した。有機層を水6mL、10%水酸化ナトリウム水6mL、飽和食塩水6mLの順で洗浄した。有機層を減圧下濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、5.98gの化合物(6−4)を得た。
化合物(6−4)
1H−NMR(CDCl3)δ:1.41(3H,t),2.20(3H,s),3.70(1H,d),3.89(1H,d),4.36(2H,q),5.72(1H,s),7.45(2H,s),7.57−7.58(2H,m),8.13(1H,s),8.19(1H,s)
実施例14
窒素雰囲気下、化合物(6−4)5.49g、テトラヒドロフラン28g、トリエチルアミン2.04g、N,N−ジメチル−4−アミノピリジン0.12gを混合し、無水酢酸1.28gを6分間かけて滴下し、室温で14時間撹拌後、50℃まで昇温し、同温で1時間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却し、水8g、98%硫酸1.78gを加え、酢酸エチル30mLで抽出した。有機層を水10mL、10%水酸化ナトリウム水20mL、飽和食塩水20mLの順で洗浄した。有機層を減圧下で濃縮し、得られた固体をヘキサン25mLと酢酸エチル5mLとの混合液で洗浄し、減圧乾燥して、3.88gの化合物(7−4)を得た。
化合物(7−4)
1H−NMR(CDCl3)δ:1.42(3H,t),2.19(3H,s),4.39(2H,q),7.30(1H,s),7.32(2H,s),7.40−7.41(2H,m),8.03(1H,s),8.06(1H,s)
窒素雰囲気下、化合物(6−4)5.49g、テトラヒドロフラン28g、トリエチルアミン2.04g、N,N−ジメチル−4−アミノピリジン0.12gを混合し、無水酢酸1.28gを6分間かけて滴下し、室温で14時間撹拌後、50℃まで昇温し、同温で1時間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却し、水8g、98%硫酸1.78gを加え、酢酸エチル30mLで抽出した。有機層を水10mL、10%水酸化ナトリウム水20mL、飽和食塩水20mLの順で洗浄した。有機層を減圧下で濃縮し、得られた固体をヘキサン25mLと酢酸エチル5mLとの混合液で洗浄し、減圧乾燥して、3.88gの化合物(7−4)を得た。
化合物(7−4)
1H−NMR(CDCl3)δ:1.42(3H,t),2.19(3H,s),4.39(2H,q),7.30(1H,s),7.32(2H,s),7.40−7.41(2H,m),8.03(1H,s),8.06(1H,s)
実施例15
窒素雰囲気下、化合物(7−4)1.00g、テトラヒドロフラン5g、メチルtert−ブチルエーテル5g、臭化テトラブチルアンモニウム0.20gおよびヒドロキシルアミン塩酸塩0.39gを混合し、0℃に冷却後、水酸化ナトリウム0.31gと水2gとの溶液を3分間かけて滴下し、同温で3時間撹拌した。反応混合物を室温まで戻し、水層を除去し、有機層を水3mLで2回洗浄した。有機層を減圧下で濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、0.62gの化合物(8−5)を得た。
化合物(8−5)
1H−NMR(CDCl3)δ:1.42(3H,t),2.19(3H,s),3.73(1H,d),4.13(1H,d),4.36(2H,q),7.30−7.38(2H,m)7.58(1H,s),7.59(1H,s),7.81(1H,s),8.12(1H,s)
窒素雰囲気下、化合物(7−4)1.00g、テトラヒドロフラン5g、メチルtert−ブチルエーテル5g、臭化テトラブチルアンモニウム0.20gおよびヒドロキシルアミン塩酸塩0.39gを混合し、0℃に冷却後、水酸化ナトリウム0.31gと水2gとの溶液を3分間かけて滴下し、同温で3時間撹拌した。反応混合物を室温まで戻し、水層を除去し、有機層を水3mLで2回洗浄した。有機層を減圧下で濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、0.62gの化合物(8−5)を得た。
化合物(8−5)
1H−NMR(CDCl3)δ:1.42(3H,t),2.19(3H,s),3.73(1H,d),4.13(1H,d),4.36(2H,q),7.30−7.38(2H,m)7.58(1H,s),7.59(1H,s),7.81(1H,s),8.12(1H,s)
実施例16
窒素雰囲気下、化合物(8−5)0.83gとエタノール4gを混合し、0℃に冷却後、水酸化ナトリウム0.09gと水0.8gとの溶液を滴下した。同温で8時間撹拌後、反応混合物を室温まで戻し、20%HCl溶液3.52g、メチルtert−ブチルエーテル30gを加えて抽出し、有機層を水5mLで洗浄した。有機層を減圧下濃縮し、得られた固体をヘキサン3mLと酢酸エチル0.5mLとの混合液で洗浄し、減圧下乾燥して、0.53gの化合物(8−6)を得た。
化合物(8−6)
1H−NMR(CDCl3)δ:2.22(3H,s),3.71(1H,d),4.11(1H,d),7.21−7.24(1H,m),7.43(1H,d),7.59(1H,s),7.61(1H,s),7.82(1H,s),8.18(1H,s)
窒素雰囲気下、化合物(8−5)0.83gとエタノール4gを混合し、0℃に冷却後、水酸化ナトリウム0.09gと水0.8gとの溶液を滴下した。同温で8時間撹拌後、反応混合物を室温まで戻し、20%HCl溶液3.52g、メチルtert−ブチルエーテル30gを加えて抽出し、有機層を水5mLで洗浄した。有機層を減圧下濃縮し、得られた固体をヘキサン3mLと酢酸エチル0.5mLとの混合液で洗浄し、減圧下乾燥して、0.53gの化合物(8−6)を得た。
化合物(8−6)
1H−NMR(CDCl3)δ:2.22(3H,s),3.71(1H,d),4.11(1H,d),7.21−7.24(1H,m),7.43(1H,d),7.59(1H,s),7.61(1H,s),7.82(1H,s),8.18(1H,s)
実施例17
窒素雰囲気下、化合物(8−6)0.40gとエタノール2gを混合し、70℃まで昇温後、化合物(9−1)0.38gと水0.4gとの溶液を滴下し、同温で5時間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却し、水酸化ナトリウム0.19gと水4gを混合した溶液へ滴下し、次いでトルエン6gを加えた。水層を除去し、有機層を水4ml、飽和食塩水4mlの順で洗浄し、有機層を減圧下で濃縮した。得られた濃縮物、トルエン2gおよびトリエチルアミン0.07gを混合し、化合物(11−2)0.10gを室温で滴下し、同温で30分間撹拌した。次いで化合物(11−2)0.01gを追加し、さらに室温で30分間撹拌後、20%HCl0.13gと水2gとの溶液を加え、水層を除去し、有機層を飽和食塩水1mLで2回洗浄した。有機層を減圧下で濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、0.26gの化合物(12−3)を得た。
化合物(12−3)
1H−NMR(CDCl3)δ:2.49−2.59(4H,m),3.60−3.66(1H,m),3.99−4.05(1H,m),6.44−6.52(1H,m),6.95−7.40(3H,m),7.53−7.57(2H,m),7.69(1H,br)
窒素雰囲気下、化合物(8−6)0.40gとエタノール2gを混合し、70℃まで昇温後、化合物(9−1)0.38gと水0.4gとの溶液を滴下し、同温で5時間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却し、水酸化ナトリウム0.19gと水4gを混合した溶液へ滴下し、次いでトルエン6gを加えた。水層を除去し、有機層を水4ml、飽和食塩水4mlの順で洗浄し、有機層を減圧下で濃縮した。得られた濃縮物、トルエン2gおよびトリエチルアミン0.07gを混合し、化合物(11−2)0.10gを室温で滴下し、同温で30分間撹拌した。次いで化合物(11−2)0.01gを追加し、さらに室温で30分間撹拌後、20%HCl0.13gと水2gとの溶液を加え、水層を除去し、有機層を飽和食塩水1mLで2回洗浄した。有機層を減圧下で濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、0.26gの化合物(12−3)を得た。
化合物(12−3)
1H−NMR(CDCl3)δ:2.49−2.59(4H,m),3.60−3.66(1H,m),3.99−4.05(1H,m),6.44−6.52(1H,m),6.95−7.40(3H,m),7.53−7.57(2H,m),7.69(1H,br)
実施例18
窒素雰囲気下、化合物(3−2)2.00g、テトラヒドロフラン10g、化合物(5−2)1.91g、トリエチルアミン1.16g、塩化リチウム0.05gを混合し、室温で17時間撹拌した。次にN,N−ジメチル−4−アミノピリジン0.07g、無水酢酸0.82gを加え、室温で4時間撹拌した。反応混合物に酢酸エチル20g、水12g、98%硫酸1.13gを加えて抽出を行った。有機層を水6mLで1回、5%炭酸カリウム水溶液6mLで2回、5%水酸化ナトリウム水溶液6mLで5回洗浄した。有機層を減圧下で濃縮し、得られた固体をヘキサン15mLで洗浄し、減圧乾燥して、2.84gの化合物(7−5)を得た。
化合物(7−5)
1H−NMR(CDCl3)δ:1.39−1.43(6H,m),4.37−4.44(4H,m),7.33(2H,s)、7.37(1H,s),7.46(1H,d),7.51−7.53(1H,m),8.11(1H,s),12.99(1H,s)
窒素雰囲気下、化合物(3−2)2.00g、テトラヒドロフラン10g、化合物(5−2)1.91g、トリエチルアミン1.16g、塩化リチウム0.05gを混合し、室温で17時間撹拌した。次にN,N−ジメチル−4−アミノピリジン0.07g、無水酢酸0.82gを加え、室温で4時間撹拌した。反応混合物に酢酸エチル20g、水12g、98%硫酸1.13gを加えて抽出を行った。有機層を水6mLで1回、5%炭酸カリウム水溶液6mLで2回、5%水酸化ナトリウム水溶液6mLで5回洗浄した。有機層を減圧下で濃縮し、得られた固体をヘキサン15mLで洗浄し、減圧乾燥して、2.84gの化合物(7−5)を得た。
化合物(7−5)
1H−NMR(CDCl3)δ:1.39−1.43(6H,m),4.37−4.44(4H,m),7.33(2H,s)、7.37(1H,s),7.46(1H,d),7.51−7.53(1H,m),8.11(1H,s),12.99(1H,s)
実施例19
窒素雰囲気下、化合物(1−1)1.00g、水2gおよび35%塩酸2.04gを混合し、0℃に冷却後、亜硝酸ナトリウム0.46gと水1gとの溶液を10分間かけて滴下した。同温で1時間撹拌し、化合物(a−1)の溶液を調製した。窒素雰囲気下、2−ベンジルアセト酢酸エチル1.47g、メタノール8gおよび酢酸ナトリウム1.15gを混合し、−10℃に冷却後、調製した化合物(a−1)の溶液を18分間かけて滴下した。室温に昇温後、同温で18時間撹拌した。メタノールを減圧下留去後、濃縮物に酢酸エチル10g、水5gを加え抽出を行い、有機層を減圧下で濃縮し、2.15gの化合物(3−3)を得た。
窒素雰囲気下、化合物(1−1)1.00g、水2gおよび35%塩酸2.04gを混合し、0℃に冷却後、亜硝酸ナトリウム0.46gと水1gとの溶液を10分間かけて滴下した。同温で1時間撹拌し、化合物(a−1)の溶液を調製した。窒素雰囲気下、2−ベンジルアセト酢酸エチル1.47g、メタノール8gおよび酢酸ナトリウム1.15gを混合し、−10℃に冷却後、調製した化合物(a−1)の溶液を18分間かけて滴下した。室温に昇温後、同温で18時間撹拌した。メタノールを減圧下留去後、濃縮物に酢酸エチル10g、水5gを加え抽出を行い、有機層を減圧下で濃縮し、2.15gの化合物(3−3)を得た。
実施例20
窒素雰囲気下、化合物(3−3)2.95g、トルエン15mL、トリエチルアミン1.72gを混合し、化合物(5−1)2.52gを3分かけて滴下し、室温で24時間撹拌した。次にN,N−ジメチル−4−アミノピリジン0.12g、無水酢酸1.14mLを加え、室温で20時間撹拌した。次いでトリエチルアミン2.4mL、無水酢酸0.8mLを追加し、同温で3時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、得られた固体をヘキサン:酢酸エチル=4:1の混合液で洗浄し、減圧乾燥して1.50gの化合物(7−6)を得た。
化合物(7−6)
LC−MS(m/z),(M−H)-:581
窒素雰囲気下、化合物(3−3)2.95g、トルエン15mL、トリエチルアミン1.72gを混合し、化合物(5−1)2.52gを3分かけて滴下し、室温で24時間撹拌した。次にN,N−ジメチル−4−アミノピリジン0.12g、無水酢酸1.14mLを加え、室温で20時間撹拌した。次いでトリエチルアミン2.4mL、無水酢酸0.8mLを追加し、同温で3時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、得られた固体をヘキサン:酢酸エチル=4:1の混合液で洗浄し、減圧乾燥して1.50gの化合物(7−6)を得た。
化合物(7−6)
LC−MS(m/z),(M−H)-:581
実施例21
窒素雰囲気下、化合物(1−1)1.00g、水2gおよび35%塩酸2.07gを混合し、0℃に冷却後、亜硝酸ナトリウム0.46gと水1gとの溶液を10分かけて滴下した。同温で1時間撹拌し、化合物(a−1)の溶液を調製した。窒素雰囲気下、フェニルスルホニル酢酸エチル1.49g、メタノール8gおよび酢酸ナトリウム1.14gを混合し、−10℃に冷却後、調製した化合物(a−1)の溶液を23分かけて滴下した。室温に昇温後、同温で22時間撹拌し、析出した固体をろ過し、メタノール10g、水20mLの順で洗浄した。得られた固体を減圧乾燥して、2.04gの化合物(3−4)を得た。
化合物(3−4)
1H−NMR(CDCl3)δ:1.39(3H,t),2.53(3H,s),4.42(2H,q),7.44(1H,d)、7.60−7.64(3H,m),7.71−7.73(2H,m),8.03−8.05(2H,m)
窒素雰囲気下、化合物(1−1)1.00g、水2gおよび35%塩酸2.07gを混合し、0℃に冷却後、亜硝酸ナトリウム0.46gと水1gとの溶液を10分かけて滴下した。同温で1時間撹拌し、化合物(a−1)の溶液を調製した。窒素雰囲気下、フェニルスルホニル酢酸エチル1.49g、メタノール8gおよび酢酸ナトリウム1.14gを混合し、−10℃に冷却後、調製した化合物(a−1)の溶液を23分かけて滴下した。室温に昇温後、同温で22時間撹拌し、析出した固体をろ過し、メタノール10g、水20mLの順で洗浄した。得られた固体を減圧乾燥して、2.04gの化合物(3−4)を得た。
化合物(3−4)
1H−NMR(CDCl3)δ:1.39(3H,t),2.53(3H,s),4.42(2H,q),7.44(1H,d)、7.60−7.64(3H,m),7.71−7.73(2H,m),8.03−8.05(2H,m)
実施例22
窒素雰囲気下、化合物(3−4)1.00g、トルエン6mL、トリエチルアミン0.7mLを混合し、化合物(5−1)0.72gを2分かけて滴下し、50℃まで昇温後、同温で4時間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却し、無水酢酸0.35mL、N,N−ジメチル−4−アミノピリジン0.03gを加え、室温で4時間撹拌した。次いでトルエン5mLを加え、50℃まで昇温後、同温で2時間撹拌した。反応混合物を30℃まで冷却し、トリエチルアミン0.35mL、無水酢酸0.24mLを追加し、同温で3時間撹拌した。さらに無水酢酸0.24mLを追加し、同温で30分撹拌した。反応混合物を室温まで冷却し、減圧下で濃縮した。得られた濃縮物にトルエン10mL、トリエチルアミン0.7mL、無水酢酸0.34mLを加えて、室温で17時間撹拌し、さらにトリエチルアミン0.34mLを追加して、同温で1時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、1.07gの化合物(7−7)を得た。
化合物(7−7)
LC−MS(m/z),(M−H)-:631
窒素雰囲気下、化合物(3−4)1.00g、トルエン6mL、トリエチルアミン0.7mLを混合し、化合物(5−1)0.72gを2分かけて滴下し、50℃まで昇温後、同温で4時間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却し、無水酢酸0.35mL、N,N−ジメチル−4−アミノピリジン0.03gを加え、室温で4時間撹拌した。次いでトルエン5mLを加え、50℃まで昇温後、同温で2時間撹拌した。反応混合物を30℃まで冷却し、トリエチルアミン0.35mL、無水酢酸0.24mLを追加し、同温で3時間撹拌した。さらに無水酢酸0.24mLを追加し、同温で30分撹拌した。反応混合物を室温まで冷却し、減圧下で濃縮した。得られた濃縮物にトルエン10mL、トリエチルアミン0.7mL、無水酢酸0.34mLを加えて、室温で17時間撹拌し、さらにトリエチルアミン0.34mLを追加して、同温で1時間撹拌した。反応混合物を減圧下で濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、1.07gの化合物(7−7)を得た。
化合物(7−7)
LC−MS(m/z),(M−H)-:631
参考例1
化合物(16)25.00g、及び濃塩酸250.00gを混合し、0℃に冷却後、亜硝酸ナトリウム9.17gと水13.75gとの混合溶液を30分かけて滴下した。同温で1時間撹拌し、ジアゾニウム塩(b)の溶液を調製した。
塩化銅(I)17.88gおよび濃塩酸178.84gを混合し、40℃まで昇温後、調製したジアゾニウム塩(b)の溶液を30分かけて滴下し、同温で2時間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却し、メチルtert−ブチルエーテル500mLを加えて抽出を行った。有機層を10%水酸化ナトリウム水溶液200mLで1回、飽和塩化アンモニウム水溶液200mLで1回洗浄した。有機層を減圧下濃縮し、得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、19.33gの化合物(15)を得た。
化合物(16)25.00g、及び濃塩酸250.00gを混合し、0℃に冷却後、亜硝酸ナトリウム9.17gと水13.75gとの混合溶液を30分かけて滴下した。同温で1時間撹拌し、ジアゾニウム塩(b)の溶液を調製した。
塩化銅(I)17.88gおよび濃塩酸178.84gを混合し、40℃まで昇温後、調製したジアゾニウム塩(b)の溶液を30分かけて滴下し、同温で2時間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却し、メチルtert−ブチルエーテル500mLを加えて抽出を行った。有機層を10%水酸化ナトリウム水溶液200mLで1回、飽和塩化アンモニウム水溶液200mLで1回洗浄した。有機層を減圧下濃縮し、得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、19.33gの化合物(15)を得た。
参考例2
化合物(15)0.75g、5%Pd/C 0.04gおよび酢酸エチル3.75gを混合し、系内を水素置換した。水素バルーンを取り付け、室温で8時間撹拌した。反応混合物をろ過、濃縮し、0.63g(純度93.7%)の化合物(14)を得た。
化合物(15)0.75g、5%Pd/C 0.04gおよび酢酸エチル3.75gを混合し、系内を水素置換した。水素バルーンを取り付け、室温で8時間撹拌した。反応混合物をろ過、濃縮し、0.63g(純度93.7%)の化合物(14)を得た。
参考例3
化合物(14)2.01g、濃硫酸4.02gおよび酢酸20.10gを混合し、0℃に冷却後、亜硝酸ナトリウム0.70gと水1.05gとの溶液を5分かけて滴下した。同温で2時間撹拌し、10℃まで昇温後、同温で2時間撹拌し、ジアゾニウム塩(c)の溶液を調製した。
臭化銅(I)2.00gおよび48%臭化水素酸10.00gを混合し、40℃まで昇温後、調製したジアゾニウム塩(c)の溶液を5分かけて滴下し、同温で1時間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却し、メチルtert−ブチルエーテル50mLを加えて抽出を行った。有機層を10%水酸化ナトリウム水溶液20mLで1回、飽和塩化アンモニウム水溶液20mLで1回洗浄した。有機層を減圧下濃縮し、2.27g(純度81.6%)の化合物(13−a−1)を得た。
化合物(14)2.01g、濃硫酸4.02gおよび酢酸20.10gを混合し、0℃に冷却後、亜硝酸ナトリウム0.70gと水1.05gとの溶液を5分かけて滴下した。同温で2時間撹拌し、10℃まで昇温後、同温で2時間撹拌し、ジアゾニウム塩(c)の溶液を調製した。
臭化銅(I)2.00gおよび48%臭化水素酸10.00gを混合し、40℃まで昇温後、調製したジアゾニウム塩(c)の溶液を5分かけて滴下し、同温で1時間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却し、メチルtert−ブチルエーテル50mLを加えて抽出を行った。有機層を10%水酸化ナトリウム水溶液20mLで1回、飽和塩化アンモニウム水溶液20mLで1回洗浄した。有機層を減圧下濃縮し、2.27g(純度81.6%)の化合物(13−a−1)を得た。
参考例4
化合物(18)0.16g、酢酸0.32gおよび濃硫酸0.80gを混合し、臭素0.08gと酢酸0.16gとの溶液を1分かけて滴下し、40℃まで昇温後、同温で2時間撹拌した。室温まで冷却後、氷水50mLに注ぎ込み、析出した固体をろ過し、得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、0.20gの化合物(17)を得た。
化合物(18)0.16g、酢酸0.32gおよび濃硫酸0.80gを混合し、臭素0.08gと酢酸0.16gとの溶液を1分かけて滴下し、40℃まで昇温後、同温で2時間撹拌した。室温まで冷却後、氷水50mLに注ぎ込み、析出した固体をろ過し、得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、0.20gの化合物(17)を得た。
参考例5
化合物(17)2.41gおよび濃塩酸16.87gを混合し、0℃に冷却後、亜硝酸ナトリウム0.83gと水1.21gとの溶液を5分かけて滴下した。同温で1時間撹拌し、ジアゾニウム塩(d)の溶液を調製した。
塩化銅(I)1.49gおよび濃塩酸14.90gを混合し、40℃まで昇温後、調製したジアゾニウム塩(d)の溶液を10分かけて滴下し、同温で2時間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却し、メチルtert−ブチルエーテル100mLを加えて抽出を行った。有機層を5%水酸化ナトリウム水溶液50mLで1回、5%塩化アンモニウム水溶液50mLで1回洗浄した。有機層を減圧下濃縮し、2.54g(純度91.7%)の化合物(13−a−1)を得た。
化合物(17)2.41gおよび濃塩酸16.87gを混合し、0℃に冷却後、亜硝酸ナトリウム0.83gと水1.21gとの溶液を5分かけて滴下した。同温で1時間撹拌し、ジアゾニウム塩(d)の溶液を調製した。
塩化銅(I)1.49gおよび濃塩酸14.90gを混合し、40℃まで昇温後、調製したジアゾニウム塩(d)の溶液を10分かけて滴下し、同温で2時間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却し、メチルtert−ブチルエーテル100mLを加えて抽出を行った。有機層を5%水酸化ナトリウム水溶液50mLで1回、5%塩化アンモニウム水溶液50mLで1回洗浄した。有機層を減圧下濃縮し、2.54g(純度91.7%)の化合物(13−a−1)を得た。
参考例6
化合物(18)25.00g、酢酸37.50gおよび濃硫酸50.00gを混合し、40℃まで昇温後、臭素16.44gを1時間かけて滴下し、同温で2時間撹拌した。室温まで冷却後、酢酸25.00gおよび濃硫酸50.00gを添加し、窒素ガスを30分吹き込み、化合物(17)の溶液を調整した。
反応混合物に濃塩酸125.00gを添加し、0℃まで冷却後、亜硝酸ナトリウム11.71gと水17.57gとの溶液を15分かけて滴下した。同温で1時間撹拌し、ジアゾニウム塩(d)の溶液を調製した。
塩化銅(I)22.06gおよび濃塩酸110.31gを混合し、40℃まで昇温後、調製したジアゾニウム塩(d)の溶液を30分かけて滴下し、同温で2時間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却し、トルエン321.37gおよび水552.68gを加えて抽出を行った。有機層を5%水酸化ナトリウム水溶液45gで2回、5%塩化アンモニウム水溶液45gで1回洗浄した。有機層を減圧下濃縮し、38.81g(純度85.4%)の化合物(13−a−1)を得た。
化合物(18)25.00g、酢酸37.50gおよび濃硫酸50.00gを混合し、40℃まで昇温後、臭素16.44gを1時間かけて滴下し、同温で2時間撹拌した。室温まで冷却後、酢酸25.00gおよび濃硫酸50.00gを添加し、窒素ガスを30分吹き込み、化合物(17)の溶液を調整した。
反応混合物に濃塩酸125.00gを添加し、0℃まで冷却後、亜硝酸ナトリウム11.71gと水17.57gとの溶液を15分かけて滴下した。同温で1時間撹拌し、ジアゾニウム塩(d)の溶液を調製した。
塩化銅(I)22.06gおよび濃塩酸110.31gを混合し、40℃まで昇温後、調製したジアゾニウム塩(d)の溶液を30分かけて滴下し、同温で2時間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却し、トルエン321.37gおよび水552.68gを加えて抽出を行った。有機層を5%水酸化ナトリウム水溶液45gで2回、5%塩化アンモニウム水溶液45gで1回洗浄した。有機層を減圧下濃縮し、38.81g(純度85.4%)の化合物(13−a−1)を得た。
参考例7
化合物(13−a−1)37.25gおよびテトラヒドロフラン186.25gを混合し、−5℃まで冷却後、21%イソプロピルマグネシウムクロリド−テトラヒドロフラン溶液93mLを1.5時間かけて滴下し、同温で1時間撹拌した。次いでエチル トリフルオロアセテート24.64gを1時間かけて滴下し、同温で1時間撹拌後、室温まで昇温し、さらに2時間撹拌した。反応混合物を5℃まで冷却後、10%濃硫酸202.31gを15分かけて滴下し、同温で30分撹拌した。有機層を減圧下濃縮し、得られた固体を減圧下乾燥して、38.63g(純度96.9%)の化合物(5−2)を得た。
化合物(13−a−1)37.25gおよびテトラヒドロフラン186.25gを混合し、−5℃まで冷却後、21%イソプロピルマグネシウムクロリド−テトラヒドロフラン溶液93mLを1.5時間かけて滴下し、同温で1時間撹拌した。次いでエチル トリフルオロアセテート24.64gを1時間かけて滴下し、同温で1時間撹拌後、室温まで昇温し、さらに2時間撹拌した。反応混合物を5℃まで冷却後、10%濃硫酸202.31gを15分かけて滴下し、同温で30分撹拌した。有機層を減圧下濃縮し、得られた固体を減圧下乾燥して、38.63g(純度96.9%)の化合物(5−2)を得た。
参考例8
化合物(13−a−2)2.24gおよびテトラヒドロフラン12.20gを混合し、0℃まで冷却後、21%イソプロピルマグネシウムクロリド−テトラヒドロフラン溶液6.5mLを15分かけて滴下し、同温で1時間撹拌した。次いでエチル トリフルオロアセテート1.74gを10分かけて滴下し、同温で3時間撹拌した。反応混合物に10%濃硫酸20gを5分かけて滴下し、同温で30分撹拌した。有機層を減圧下濃縮し、得られた固体をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、2.37g(純度95.1%)の化合物(5−3)を得た。
化合物(13−a−2)2.24gおよびテトラヒドロフラン12.20gを混合し、0℃まで冷却後、21%イソプロピルマグネシウムクロリド−テトラヒドロフラン溶液6.5mLを15分かけて滴下し、同温で1時間撹拌した。次いでエチル トリフルオロアセテート1.74gを10分かけて滴下し、同温で3時間撹拌した。反応混合物に10%濃硫酸20gを5分かけて滴下し、同温で30分撹拌した。有機層を減圧下濃縮し、得られた固体をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、2.37g(純度95.1%)の化合物(5−3)を得た。
以下に、本発明の製造方法で製造することができる化合物を例示する。
式(12−a)〜式(12−c)で示される化合物におけるR1、R5およびR8の組合わせの例を以下に示す。
以下において、[]内に枝番号、R1で示される基、R5で示される基およびR8で示される基を順に記載している。
[枝番号、R1、R5、R8]=[1、Cl、H、CH2CH(CH3)2]、[2、Cl、H、シクロプロピル]、[3、Cl、H、CH2CH2CF3]
以下において、[]内に枝番号、R1で示される基、R5で示される基およびR8で示される基を順に記載している。
[枝番号、R1、R5、R8]=[1、Cl、H、CH2CH(CH3)2]、[2、Cl、H、シクロプロピル]、[3、Cl、H、CH2CH2CF3]
以下に、本発明の製造方法の中間体を例示する。
本明細書中、Bnはベンジル基を表し、Bocはtert−ブトキシカルボニル基を表し、Bsはベンゼンスルホニル基を表す。
本明細書中、Bnはベンジル基を表し、Bocはtert−ブトキシカルボニル基を表し、Bsはベンゼンスルホニル基を表す。
式(7−b)で示される化合物(ここで、式中のR1、R2、R3およびR5は下記に示されるいずれかの組合せを表す。)
式(7−c)で示される化合物(ここで、式中のR1、R2、R3およびR5は下記に示されるいずれかの組合せを表す。)
式(7−c)で示される化合物(ここで、式中のR1、R2、R3およびR5は下記に示されるいずれかの組合せを表す。)
式(4−a)で示される化合物、式(6−a)〜式(6−c)で示される化合物、式(7−a)〜式(7−c)で示される化合物および式(8−a)〜式(8−c)で示される化合物におけるR1、R2、R3およびR5の組合わせの例を以下に示す。
以下において、[]内に枝番号、R1で示される基、R2で示される基、R3で示される基およびR5で示される基を順に記載している。
[枝番号、R1、R2、R3、R5]=[1、Cl、H、CH3、H]、[2、Cl、H、CH3、Boc]、 [3、Cl、H、CH2CH3、H]、[4、Cl、H、CH2CH3、Boc]、[5、Cl、H、CH2CH2CH3、H]、[6、Cl、H、CH2CH2CH3、Boc]、[7、Cl、H、Bn、H]、[8、Cl、H、Bn、Boc]、[9、Cl、H、COOH、H]、[10、Cl、H、COOH、Boc]、[11、Cl、H、COOCH3、H]、[12、Cl、H、COOCH3、Boc]、[13、Cl、H、COOCH2CH3、H]、[14、Cl、H、COOCH2CH3、Boc]、[15、Cl、H、CN、H]、[16、Cl、H、CN、Boc]、[17、Cl、H、Bs、H]、[18、Cl、H、Bs、Boc]、[19、Cl、CH3、CH3、H]、[20、Cl、CH3、CH3、Boc]、[21、Cl、CH3、CH2CH3、H]、[22、Cl、CH3、CH2CH3、Boc]、[23、Cl、CH3、CH2CH2CH3、H]、[24、Cl、CH3、CH2CH2CH3、Boc]、[25、Cl、CH3、Bn、H]、[26、Cl、CH3、Bn、Boc]、[27、Cl、CH3、COOH、H]、[28、Cl、CH3、COOH、Boc]、[29、Cl、CH3、COOCH3、H]、[30、Cl、CH3、COOCH3、Boc]、[31、Cl、CH3、COOCH2CH3、H]、[32、Cl、CH3、COOCH2CH3、Boc]、[33、Cl、CH3、CN、H]、[34、Cl、CH3、CN、Boc]、[35、Cl、CH3、Bs、H]、[36、Cl、CH3、Bs、Boc]、[37、Cl、CH2CH3、CH3、H]、[38、Cl、CH2CH3、CH3、Boc]、[39、Cl、CH2CH3、CH2CH3、H]、[40、Cl、CH2CH3、CH2CH3、Boc]、[41、Cl、CH2CH3、CH2CH2CH3、H]、[42、Cl、CH2CH3、CH2CH2CH3、Boc]、[43、Cl、CH2CH3、Bn、H]、[44、Cl、CH2CH3、Bn、Boc]、[45、Cl、CH2CH3、COOH、H]、[46、Cl、CH2CH3、COOH、Boc]、[47、Cl、CH2CH3、COOCH3、H]、[48、Cl、CH2CH3、COOCH3、Boc]、[49、Cl、CH2CH3、COOCH2CH3、H]、[50、Cl、CH2CH3、COOCH2CH3、Boc]、[51、Cl、CH2CH3、CN、H]、[52、Cl、CH2CH3、CN、Boc]、[53、Cl、CH2CH3、Bs、H]、[54、Cl、CH2CH3、Bs、Boc]
[枝番号、R1、R2、R3、R5]=[1、Cl、H、CH3、H]、[2、Cl、H、CH3、Boc]、 [3、Cl、H、CH2CH3、H]、[4、Cl、H、CH2CH3、Boc]、[5、Cl、H、CH2CH2CH3、H]、[6、Cl、H、CH2CH2CH3、Boc]、[7、Cl、H、Bn、H]、[8、Cl、H、Bn、Boc]、[9、Cl、H、COOH、H]、[10、Cl、H、COOH、Boc]、[11、Cl、H、COOCH3、H]、[12、Cl、H、COOCH3、Boc]、[13、Cl、H、COOCH2CH3、H]、[14、Cl、H、COOCH2CH3、Boc]、[15、Cl、H、CN、H]、[16、Cl、H、CN、Boc]、[17、Cl、H、Bs、H]、[18、Cl、H、Bs、Boc]、[19、Cl、CH3、CH3、H]、[20、Cl、CH3、CH3、Boc]、[21、Cl、CH3、CH2CH3、H]、[22、Cl、CH3、CH2CH3、Boc]、[23、Cl、CH3、CH2CH2CH3、H]、[24、Cl、CH3、CH2CH2CH3、Boc]、[25、Cl、CH3、Bn、H]、[26、Cl、CH3、Bn、Boc]、[27、Cl、CH3、COOH、H]、[28、Cl、CH3、COOH、Boc]、[29、Cl、CH3、COOCH3、H]、[30、Cl、CH3、COOCH3、Boc]、[31、Cl、CH3、COOCH2CH3、H]、[32、Cl、CH3、COOCH2CH3、Boc]、[33、Cl、CH3、CN、H]、[34、Cl、CH3、CN、Boc]、[35、Cl、CH3、Bs、H]、[36、Cl、CH3、Bs、Boc]、[37、Cl、CH2CH3、CH3、H]、[38、Cl、CH2CH3、CH3、Boc]、[39、Cl、CH2CH3、CH2CH3、H]、[40、Cl、CH2CH3、CH2CH3、Boc]、[41、Cl、CH2CH3、CH2CH2CH3、H]、[42、Cl、CH2CH3、CH2CH2CH3、Boc]、[43、Cl、CH2CH3、Bn、H]、[44、Cl、CH2CH3、Bn、Boc]、[45、Cl、CH2CH3、COOH、H]、[46、Cl、CH2CH3、COOH、Boc]、[47、Cl、CH2CH3、COOCH3、H]、[48、Cl、CH2CH3、COOCH3、Boc]、[49、Cl、CH2CH3、COOCH2CH3、H]、[50、Cl、CH2CH3、COOCH2CH3、Boc]、[51、Cl、CH2CH3、CN、H]、[52、Cl、CH2CH3、CN、Boc]、[53、Cl、CH2CH3、Bs、H]、[54、Cl、CH2CH3、Bs、Boc]
式(10−a)〜式(10−c)で示される化合物におけるR1およびR5の組合わせの例を以下に示す。
以下において、[]内に枝番号、R1で示される基およびR5で示される基を順に記載している。
[枝番号、R1、R5]=[1、Cl、H]、[2、Cl、Boc]
[枝番号、R1、R5]=[1、Cl、H]、[2、Cl、Boc]
本発明により、有害生物防除剤の有効成分として有用なイソキサゾリン化合物およびその製造中間体を製造することができる。
Claims (15)
- 下記の工程1、工程2、工程3および工程4を含む式(7)
〔式中、R1は水素原子またはハロゲン原子を表し、R2は水素原子またはC1−C6アルキル基を表し、R3は電子吸引基、C1−C6アルキル基または−CH2−Ar基を表し、Arは群Aより選ばれる1個以上の原子または基を有していてもよいフェニル基を表し、R5は水素原子または保護基を表し、R6は1個以上のハロゲン原子を有していてもよいC1−C6アルキル基またはハロゲン原子を表し、mは0から5の整数のいずれかを表す。ただし、mが2から5の整数のいずれかである場合は、各々のR6は互いに異なっていてもよい。
群A:ハロゲン原子および1個以上のハロゲン原子を有していてもよいC1−C6アルキル基〕
で示される化合物の製造方法。
工程1:式(1)
〔式中、R1は前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物と亜硝酸塩または亜硝酸エステルとを酸の存在下に反応させることによりジアゾニウム塩(a)を得る工程;
工程2:ジアゾニウム塩(a)と式(2)
〔式中、R2、R3は前記と同じ意味を有し、R4は、R3が電子吸引基である場合は水素原子を表し、R2が水素原子であり、R3がC1−C6アルキル基または−CH2−Ar基である場合は、カルボキシ基を表し、R2がC1−C6アルキル基であり、R3がC1−C6アルキル基または−CH2−Ar基である場合は、カルボキシ基またはC1−C6アルキルカルボニル基を表す。〕
で示される化合物とを塩基の存在下に反応させることにより式(3)
〔式中、R1、R2およびR3は前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物を得る工程;
工程3:式(4)
〔式中、R1、R2、R3およびR5は前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物と式(5)
〔式中、R6およびmは前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物とを塩基の存在下に反応させることにより式(6)
〔式中、R1、R2、R3、R5、R6およびmは前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物を得る工程;
工程4:式(6)で示される化合物と脱水剤とを反応させることにより式(7)で示される化合物を得る工程。 - 工程2が、ジアゾニウム塩(a)と式(2)で示される化合物とを、塩基およびマグネシウム塩の存在下に反応させることにより、式(3)で示される化合物を得る工程2aである請求項1に記載の製造方法。
- 工程1、工程2、工程3、工程4および工程5を含む式(8)
〔式中、R1、R2、R3、R5、R6およびmは前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物の製造方法。
工程1:式(1)
〔式中、R1は前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物と亜硝酸塩または亜硝酸エステルとを酸の存在下に反応させることによりジアゾニウム塩(a)を得る工程;
工程2:ジアゾニウム塩(a)と式(2)
〔式中、R2、R3およびR4は前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物とを塩基の存在下に反応させることにより式(3)
〔式中、R1、R2およびR3は前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物を得る工程;
工程3:式(4)
〔式中、R1、R2、R3およびR5は前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物と式(5)
〔式中、R6およびmは前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物とを塩基の存在下に反応させることにより式(6)
〔式中、R1、R2、R3、R5、R6およびmは前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物を得る工程;
工程4:式(6)で示される化合物と脱水剤とを反応させることにより式(7)で示される化合物を得る工程。
工程5:式(7)で示される化合物とヒドロキシルアミンとを反応させることにより、式(8)で示される化合物を得る工程。 - 工程2が、ジアゾニウム塩(a)と式(2)で示される化合物とを、塩基およびマグネシウム塩の存在下に反応させることにより、式(3)で示される化合物を得る工程2aである請求項3に記載の製造方法。
- 工程1、工程2、工程3、工程4、工程5および工程6を含む式(10)
〔式中、R1、R5、R6およびmは前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物の製造方法。
工程1:式(1)
〔式中、R1は前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物と亜硝酸塩または亜硝酸エステルとを酸の存在下に反応させることによりジアゾニウム塩(a)を得る工程;
工程2:ジアゾニウム塩(a)と式(2)
〔式中、R2、R3およびR4は前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物とを塩基の存在下に反応させることにより式(3)
〔式中、R1、R2およびR3は前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物を得る工程;
工程3:式(4)
〔式中、R1、R2、R3およびR5は前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物と式(5)
〔式中、R6およびmは前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物とを塩基の存在下に反応させることにより式(6)
〔式中、R1、R2、R3、R5、R6およびmは前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物を得る工程;
工程4:式(6)で示される化合物と脱水剤とを反応させることにより式(7)で示される化合物を得る工程。
工程5:式(7)で示される化合物とヒドロキシルアミンとを反応させることにより、式(8)で示される化合物を得る工程。
工程6:式(8)で示される化合物と式(9)
〔式中、R7はC1−C6アルキル基または−CH2−Ar基を表し、Arは前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物とを反応させることにより、式(10)で示される化合物を得る工程。 - 工程1、工程2、工程3、工程4、工程5および工程7を含む式(10)
〔式中、R1、R5、R6およびmは前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物の製造方法。
工程1:式(1)
〔式中、R1は前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物と亜硝酸塩または亜硝酸エステルとを酸の存在下に反応させることによりジアゾニウム塩(a)を得る工程;
工程2:ジアゾニウム塩(a)と式(2)
〔式中、R2、R3およびR4は前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物とを塩基の存在下に反応させることにより式(3)
〔式中、R1、R2およびR3は前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物を得る工程;
工程3:式(4)
〔式中、R1、R2、R3およびR5は前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物と式(5)
〔式中、R6およびmは前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物とを塩基の存在下に反応させることにより式(6)
〔式中、R1、R2、R3、R5、R6およびmは前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物を得る工程;
工程4:式(6)で示される化合物と脱水剤とを反応させることにより式(7)で示される化合物を得る工程。
工程5:式(7)で示される化合物とヒドロキシルアミンとを反応させることにより、式(8)で示される化合物を得る工程。
工程7:式(8)で示される化合物とヒドロキシルアミンとを40〜120℃で反応させることにより、式(10)で示される化合物を得る工程。 - 工程1、工程2、工程3、工程4、工程5、工程6および工程8を含む式(12)
〔式中、R1、R5、R6およびmは前記と同じ意味を有し、R8は1個以上のハロゲン原子を有していてもよいC1−C12アルキル基または1個以上のハロゲン原子を有していてもよいC3−C12シクロアルキル基を表す。〕
で示される化合物の製造方法。
工程1:式(1)
〔式中、R1は前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物と亜硝酸塩または亜硝酸エステルとを酸の存在下に反応させることによりジアゾニウム塩(a)を得る工程;
工程2:ジアゾニウム塩(a)と式(2)
〔式中、R2、R3およびR4は前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物とを塩基の存在下に反応させることにより式(3)
〔式中、R1、R2およびR3は前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物を得る工程;
工程3:式(4)
〔式中、R1、R2、R3およびR5は前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物と式(5)
〔式中、R6およびmは前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物とを塩基の存在下に反応させることにより式(6)
〔式中、R1、R2、R3、R5、R6およびmは前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物を得る工程;
工程4:式(6)で示される化合物と脱水剤とを反応させることにより式(7)で示される化合物を得る工程。
工程5:式(7)で示される化合物とヒドロキシルアミンとを反応させることにより、式(8)で示される化合物を得る工程。
工程6:式(8)で示される化合物と式(9)
〔式中、R7は前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物とを反応させることにより、式(10)で示される化合物を得る工程。
工程8:式(10)で示される化合物と
式(11)
〔式中、Xはハロゲン原子を表し、R8は前記と同じ意味を有する。〕
で示される化合物とを塩基の存在下に反応させることにより、式(12)で示される化合物を得る工程。 - 式(4)において、R5が水素原子である請求項10に記載の化合物。
- 式(7)において、R5が水素原子である請求項11に記載の化合物。
- 式(8)において、R5が水素原子である請求項12に記載の化合物。
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