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JP2015131308A - 管曲げ加工用マンドレル装置および管の曲げ加工方法 - Google Patents

管曲げ加工用マンドレル装置および管の曲げ加工方法 Download PDF

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JP2015131308A
JP2015131308A JP2014003085A JP2014003085A JP2015131308A JP 2015131308 A JP2015131308 A JP 2015131308A JP 2014003085 A JP2014003085 A JP 2014003085A JP 2014003085 A JP2014003085 A JP 2014003085A JP 2015131308 A JP2015131308 A JP 2015131308A
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mandrel
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piece
tube
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門間 義明
Yoshiaki Kadoma
義明 門間
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Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】管に凹み、割れ、しわ等の不具合を生じさせることがない管曲げ加工用マンドレル装置および管の曲げ加工方法を提供し、より小さい曲げ半径による管の曲げ加工を可能にする。
【解決手段】保持部11と駒部12を有し、保持部11の一端部に、リンク部材13を介して、駒部12を連結し、保持部11に対して駒部12を屈折自在に構成するマンドレル10を備え、マンドレル10を管材2に挿通した状態で、所定の曲げ半径および曲げ角度で管材2を曲げ加工するマンドレル装置1であって、駒部12は、曲げ加工の際に管材2の外R側に形成される伸張部4を、管材2の内側から全面的に支持する外R支持部12Xを備え、外R支持部12Xは、管材2を所定の曲げ半径で曲げ加工する際の管材2の内径たる円を、軸部23aの軸心回りに回転させた場合の軌跡により形成されるドーナツ状体の外R側の表面の部分形状と略一致する曲面形状を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、管曲げ加工用マンドレル装置および管の曲げ加工方法の技術に関する。
従来、部材を曲げ加工するための装置として、マンドレル(芯金)を備えた装置(以下、マンドレル装置と呼ぶ)が知られており、例えば、以下に示す特許文献1に開示されたマンドレル装置が公知となっている。
特許文献1に示されたマンドレル装置は、アルミニウム製のドアレール用押出型材を曲げ加工するための装置であり、第1マンドレルピースの先端部に第2マンドレルピースが連結用片によって屈折自在に連結される構成のマンドレルを備えている。
そして斯かる構成のマンドレル装置では、ドアレール用押出型材に対して曲率半径が非常に小さい曲げ加工を行う場合であっても、ワーク内で、その曲がりに追従して第2マンドレルピースが屈折し、当該ワークに対して凹みのない曲がり部を形成することを可能にしている。
特開平6−47452号公報
特許文献1に示された従来のマンドレル装置は、第2マンドレルピースが屈折したときに、第1マンドレルピースと第2マンドレルピースの間に隙間が生じる構成としているが、管の曲げ加工を行う場合には、第1マンドレルピースと第2マンドレルピースの間に隙間が生じるような構成では、該隙間に接したワークを管の内側から支持することができなかった。このため従来のマンドレル装置では、管を曲げ加工するに際して、管に凹み、割れ、しわ等の不具合が生じるという問題があった。また、このような問題は、管の曲げ半径を小さくする程に顕著となっていた。
本発明は、斯かる現状を鑑みてなされたものであり、管に凹み、割れ、しわ等の不具合を生じさせることがない管曲げ加工用マンドレル装置および管の曲げ加工方法を提供し、より小さい曲げ半径による曲げ加工を可能にすること、を目的としている。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1に係る発明は、保持部と駒部を有し、前記保持部の一端部に、リンク部材を介して、前記駒部を連結し、前記保持部に対して前記駒部を屈折自在に構成するマンドレルを備え、前記マンドレルを管材に挿通した状態で、所定の曲げ半径および曲げ角度で前記管材を曲げ加工する管曲げ加工用マンドレル装置であって、前記駒部は、曲げ加工の際に前記管材の外R側に形成される伸張された部位である伸張部を、前記管材の内側から全面的に支持する支持面を備え、前記支持面は、前記管材を前記所定の曲げ半径で曲げ加工する際の前記管材の内径たる円を、曲げ加工時の軸心回りに回転させた場合の軌跡により形成されるドーナツ状体の外R側の表面の部分形状と略一致する曲面形状を有するものである。
請求項2に係る発明は、前記駒部の前記支持面は、前記伸張部の範囲を超えて形成され、前記管材の外R側において前記伸張部に連続して形成される、前記支持面に沿って滑る部位である滑り部の内周面を支持するものである。
請求項3に係る発明は、前記駒部は、後端部が内R側に比して外R側が後方に突出するように傾斜し、前記後端部の外R側に後端頂部が形成され、前記保持部は、前記一端部において、前記後端頂部を収容する切欠き部を備え、前記マンドレルが、直管状の前記管材に挿入されるときには、前記切欠き部に前記後端部が収容され、かつ、前記管材に曲げ応力が付与されるときには、前記後端部が前記切欠き部から出現するように構成され、前記管材の曲げ加工が定常状態に至るとき以前に、前記後端部が前記伸張部の起点を含む範囲で、前記管材の内周面に対して当接するものである。
請求項4に係る発明は、前記管材に曲げ応力が付与されるときには、前記管材の曲げ加工が定常状態に至るとき以前に、前記駒部の内R側の後端部が、前記保持部の一端部に接近するように構成されるものである。
請求項5に係る発明は、保持部と駒部を有し、前記保持部の一端部に、リンク部材を介して、前記駒部を連結し、前記保持部に対して前記駒部を屈折自在に構成するマンドレルを用いて、前記マンドレルを管材に挿通した状態で前記管材を曲げ加工する管の曲げ加工方法であって、前記管材の曲げ加工が定常状態に至るとき以前に、前記駒部を、曲げ加工される前記管材の外R側において伸張される部位である伸張部の内周面に対して全面的に沿わせるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1から請求項3に係る発明によれば、管材に凹み、割れ等の不具合を生じさせることなく曲げ加工を行うことができる。また、管材に対してより小さい曲げ半径による曲げ加工を施すことが可能になる。
請求項4に係る発明によれば、管材にしわを生じさせることなく曲げ加工を行うことができる。
請求項5に係る発明によれば、管材に凹み、割れ等の不具合を生じさせることなく曲げ加工を行うことができる。また、管材に対してより小さい曲げ半径による曲げ加工を施すことが可能になる。
本発明の一実施形態に係るマンドレル装置の全体構成を示す部分断面模式図。 本発明の一実施形態に係るマンドレル装置の作動状況を示す模式図、(a)管材をセットした状態(曲げ加工前)を示す図、(b)管材に曲げ加工を施した状態を示す図。 本発明の一実施形態に係るマンドレル装置における管材に対するマンドレルの挿入状態(曲げ加工前)を示す模式図。 本発明の一実施形態に係るマンドレル装置における管材に対するマンドレルの挿入状態(曲げ加工後)を示す模式図。 本発明の一実施形態に係るマンドレル装置のマンドレルを構成する駒部を示す図、(a)第一の実施形態に係る駒部を示す図、(b)第二の実施形態に係る駒部を示す図。 第一の実施形態に係る駒部を備えたマンドレル装置による管の曲げ加工状況を示す模式図、(a)曲げ加工前の状況を示す模式図、(b)曲げ加工状態(曲げ角度が10度のとき)を示す模式図、(c)曲げ加工状態(曲げ角度が20度のとき)を示す模式図。 第一の実施形態に係る駒部を備えたマンドレル装置による管の曲げ加工状況を示す模式図、(a)曲げ加工状態(曲げ角度が30度のとき)を示す模式図、(b)曲げ加工状態(曲げ角度が40度のとき)を示す模式図、(c)曲げ加工完了時の状態(曲げ角度が90度のとき)を示す模式図。 第二の実施形態に係る駒部を備えたマンドレル装置による管の曲げ加工状況を示す模式図、(a)曲げ加工前の状況を示す模式図、(b)曲げ加工状態(曲げ角度が30度のとき)を示す模式図、(c)曲げ加工完了時の状態(曲げ角度が90度のとき)を示す模式図。 第二の実施形態に係る駒部を備えたマンドレル装置による連続した管の曲げ加工状況(1回目の曲げ加工後における管材のセット状況(直管部ありの場合))を示す模式図。 第二の実施形態に係る駒部を備えたマンドレル装置による連続した管の曲げ加工状況(直管部ありの場合)を示す模式図、(a)2回目の曲げ加工前の状況を示す模式図、(b)2回目の曲げ加工状態(曲げ角度が30度のとき)を示す模式図、(c)2回目の曲げ加工完了時の状態(曲げ角度が90度のとき)を示す模式図。 第二の実施形態に係る駒部を備えたマンドレル装置による連続した管の曲げ加工状況(1回目の曲げ加工後における管材のセット状況(直管部なしの場合))を示す模式図。 第二の実施形態に係る駒部を備えたマンドレル装置による連続した管の曲げ加工状況(直管部なしの場合)を示す模式図、(a)2回目の曲げ加工前の状況を示す模式図、(b)2回目の曲げ加工状態(曲げ角度が30度のとき)を示す模式図、(c)2回目の曲げ加工完了時の状態(曲げ角度が90度のとき)を示す模式図。
次に、発明の実施の形態を説明する。
まず始めに、本発明の一実施形態に係るマンドレル装置の全体構成について、図1〜図5を用いて説明をする。
図1に示す如く、本発明の一実施形態に係るマンドレル装置1は、曲げ加工の対象ワークたる管材2を曲げ加工するための装置(即ち、管曲げ加工用マンドレル装置)であり、マンドレル10、曲げ型20、押し型30等を備えている。
マンドレル10は、管材2の管内に挿通され、管材2の内側から管壁を支持するための部材であり、保持部11、駒部12、リンク部材13、駆動ロッド14等を備えている。
そして、マンドレル10は、管材2の管内に挿通された状態で、管材2に曲げ応力が付与されることで、その管材2の曲げ方向に駒部12を傾斜させることができるように構成され、管材2を曲げ加工するに際して、管材2の湾曲した部位を、内側から支持することができるように構成されている。
曲げ型20は、管材2に対して曲げ応力を付与するための部位であり、押さえ型21、ワイパー22、回転型23、クランパー24、等を備える構成としている。
曲げ型20では、押さえ型21とワイパー22によって、管材2を保持するための保持部20aを構成しており、回転型23とクランパー24によって、管材2に対して曲げ応力を付与するための部位である応力付与部20bを構成している。
図1および図2(a)に示す如く、曲げ型20の保持部20aにおいては、押さえ型21とワイパー22を閉じた状態とすることによって、管材2の外径に対応した円筒状の空隙たる保持孔20cが形成されるように構成しており、保持孔20cに管材2を嵌め合わせることによって、保持孔20cの同一軸心上に管材2を保持することができる。
また、保持部20aは、押さえ型21とワイパー22を閉じた状態において、押さえ型21を保持孔20cの軸方向に対して平行に変位させることができるように構成しており、押さえ型21を変位させることによって、保持部20aにおける管材2に対する保持位置を、変更することができる。
また、曲げ型20の応力付与部20bにおいては、回転型23とクランパー24を閉じた状態とすることによって、管材2の外径に対応した円筒状の空隙たる保持孔20dが形成されるように構成しており、保持孔20dに管材2を嵌め合わせることによって、保持孔20dの同一軸心上に管材2を保持することができる。
曲げ型20は、ワイパー22の軸保持部22aに形成された軸孔22bに対して回転型23の軸部23aが軸支されており、図2(b)に示すように、軸部23aの軸心回りに、回転型23とクランパー24を回動させることができるように構成している。このような構成の曲げ型20では、保持部20aに対する応力付与部20bの角度を変更することができ、保持孔20cの軸心と保持孔20dの軸心が成す角度を変更することができる。
また、軸部23aは、該軸部23aの周側面に管材2の内R部を沿わせることによって、曲げ加工部3における内側のR部分を形成する役割を果たす。
そして、曲げ型20は、各保持孔20c・20dの軸心を一致させた状態で、直管状の管材2を各保持孔20c・20dで保持するとともに、その後軸部23aの軸心回りに回転型23とクランパー24を回動させることで、保持孔20cと保持孔20cの各軸心が成す角度を変更し、これにより管材2に対して曲げ応力を付与する構成としている。
そしてマンドレル装置1では、曲げ型20の軸部23a周りの回動角度が管材2の曲げ角度となり、軸部23aの軸心位置から管材2の軸心までの距離が曲げ半径となる。
押し型30は、管材2に対して、軸方向への応力を付与するための部位であり、略円筒状の形態を有し、図示しない油圧シリンダ等の圧力付与機構に接続されている。そして押し型30は、前記圧力付与機構によって、管材2の軸方向に向けて往復変位可能に構成され、押し型30を管材2側へと変位させることで、管材2に対して軸方向への応力を付与することができるように構成している。
押し型30には、管材2の軸方向に直交する断面形状に対応した略円筒状の空隙部たる凹部30aが形成されており、凹部30aに管材2の端部を嵌め合わせることで、押し型30によって、管材2に対して確実に軸方向への応力を付与することができるように構成している。
そして、マンドレル装置1では、管材2に対して、押し型30で軸方向への応力を付与しながら、曲げ型20で曲げ応力を付与する構成としており、これにより、管材2の曲げられた部位における肉厚の減少を抑制する構成としている。
管材2は、曲げ加工が施されるとき、外R側の部位には引張応力が付与され伸張される部位が生じる。以下では、この曲げ加工の際に伸張される部位を管材2の伸張部4と呼ぶものとしている。
伸張部4は、曲げ加工時に付与される引張応力とのバランスに応じて引き延ばされるとともに、その後、引っ張られる側に向けて変位する。仮にこのとき、伸張部4に対する内側からの支持が無いと、伸張部4は、管材2の半径方向内側に向けて凹んだり、あるいは、伸張部4に割れが生じたりする場合がある。
また管材2は、曲げ加工が施されるとき、内R側の部位には圧縮応力が付与される部位が生じる。以下では、この曲げ加工の際に圧縮される部位を管材2の圧縮部5と呼ぶものとしている。
圧縮部5は、曲げ加工時に付与される圧縮応力とのバランスに応じて圧縮されるとともに、その後、引っ張られる側に向けて変位する。仮にこのとき、圧縮部5に対する内側からの支持が無いと、圧縮部5において、しわが生じることになる。
次に、マンドレル10の詳細な構成について、説明をする。
図3には、直管状の管材2の内部にマンドレル10を挿通している状態を示している。
図3に示す如く、保持部11の一端部には、リンク部材13の一端を収容し保持するための凹部11aが形成されており、該凹部11aにおいて、リンク部材13を回転可能に軸支するための軸部11bが設けられている。
保持部11の他端部(後端部)には、駆動ロッド14を接続しており、保持部11と駆動ロッド14の各軸心を一致させている。
駆動ロッド14は、図示しないアクチュエータ等の往復駆動機構に支持されており、該駆動ロッド14を軸方向に往復変位させることができるように構成している。これにより、保持部11も軸方向に往復変位させることができるように構成している。
また、駒部12の後端部には、リンク部材13の他端を収容し保持するための凹部12aが形成されており、該凹部12aにおいて、リンク部材13を回転可能に軸支するための軸部12bが設けられている。
また、駒部12の後端部は、外R側に向けて後方に長くなるように傾斜させており、外R側の先端に後端頂部12cを設け、また、内R側の先端に後端部12dを設ける構成としている。
そして、保持部11の一端部には、駒部12の後端頂部12cを収容するための切欠き部11cが形成され、さらに切欠き部11cに連続する傾斜部を設け、外R側に比して内R側を突出させた部位である先端部11dが形成されている。
駒部12は、図2(a)に示すように、左回りに回動させたときには、後端頂部12cが切欠き部11cに収容されるように構成されており、駒部12における軸部12bから保持部11側への延設長さが確保されるように構成している。
図4には、90度に曲げられた状態の管材2における曲げ加工部3の内部に、マンドレル10の駒部12が挿通されている状態を示している。
曲げ加工部3とは、管材2における湾曲された(直管状でなくなった)部位であり、図4に示す90度に曲げられた管材2においては、図4中の範囲Xが曲げ加工部3に該当する。
曲げ応力が付与されている状態の管材2においては、曲げ加工部3における外側のR部分(以下、外R部と呼ぶ)に伸張部4が形成され、内側のR部分(以下、内R部と呼ぶ)に圧縮部5が形成される。
伸張部4は、図4中に示す範囲Pの範囲内における外R側の曲げ加工部3であり、圧縮部5は、図4中に示す範囲Pの範囲内における内R側の曲げ加工部3である。
範囲Pは、曲げ型20の回転軸たる軸部23aの軸心を通り保持孔20cの軸心方向に垂直な面による管材2の断面位置を起点としている。また範囲Pは、曲げ型20の軸部23aの軸心と駒部12の軸部12bの軸心を通る面による保持孔20dの軸心方向に垂直な面による管材2の断面位置を概ねの終点としている。
図5(a)には、駒部12の第一の実施形態を示している。
第一の実施形態に係る駒部12は、稜線Sを境界として、曲率半径が異なる二つの側面を有しており、一方を曲げ加工後の管材2の形状における外R側内周面の形状に対応した部位である外R支持部12Xとして規定し、他方を曲げ加工前の管材2の形状(直管状)における管内周面の曲率半径に対応した部位である内R支持部12Yとして規定している。
尚、外R支持部12Xの面形状は、管材2を所定の曲げ半径で曲げ加工する際の管材2の内径たる円を、曲げ加工時における軸心である軸部23aの軸心回りに回転させた場合の軌跡により形成されるドーナツ状体を所定の範囲(90度以上の範囲)で区切った部分形状における外R側の表面と略一致する曲面形状を有しており、内R支持部12Yの面形状は、円柱表面の一部分の形状に一致する。
外R支持部12Xは、管材2に形成される伸張部4を内周面側から支持するための部位であり、曲げ加工部3に形成される伸張部4の範囲に対応する大きさを備えている。
また、内R支持部12Yは、管材2に形成される圧縮部5を内周面側から支持するための部位である。
また図4に示すように、曲げ加工がある程度進展した管材2においては、範囲P以降の範囲である範囲Qにおいて、滑り部6が形成される。
滑り部6は、管材2において形成された伸張部4が駒部12(より詳しくは外R支持部12X)に沿って滑りながら変位する部位である。
尚、管材2を曲げ加工する場合において、滑り部6では、管材2の伸張・圧縮等はほとんど生じない。
図4に示す状態において、駒部12の後端頂部12cは、切欠き部11cから出現し、管材2の伸張部4の起点を含む範囲をカバーする位置に当接している。
また図4に示す状態において、駒部12の外R支持部12Xは、管材2の伸張部4よりも先を含む範囲をカバーして当接している。
さらに図4に示す状態において、駒部12の内R支持部12Yは、図4における右回りに保持部11側に向けて回動され、曲げ加工の進展に伴って、保持部11の先端部11dと駒部12の内R側に存在している後端部12dの隙間を狭めるように変位している。
尚、本発明の一実施形態に係るマンドレル装置に備えられる駒部の構成は、図5(a)に示す態様に限定されず、例えば、図5(b)に示す態様であってもよい。
図5(b)には、第二の実施形態に係る駒部16を示している。
第二の実施形態に係る駒部16は、稜線S1を境界として外R支持部16Xと内R支持部16Yを備えるとともに、稜線S2・S3を境界として曲面部16Zを備えている。
このような曲面部16Zを備える駒部16は、複数の曲げ加工を連続して行うような場合の使用に適している。
外R支持部16Xは、管材2に形成される伸張部4を内周面側から支持するための部位であり、曲げ加工部3に形成される伸張部4の範囲に対応する大きさを備えている。
また、内R支持部16Yは、管材2に形成される圧縮部5を内周面側から支持するための部位である。
さらに、曲面部16Zは、稜線S2を基準として外R支持部16Xと略線対称となる外面形状に形成される部位である。
外R支持部16Xは、曲面部16Zによって先端部が切り取られたような形状となるため、先述した駒部12の外R支持部12Xに比して、外周面の大きさが小さくなっている。
また、内R支持部16Yの形状は、先述した駒部12の内R支持部12Yの後端部の形状と共通しており、ドーナツ状体の外R側の部分形状に略一致する面形状を有している。
次に、第一の実施形態に係るマンドレル10を備えたマンドレル装置1による管材2の曲げ加工方法について、図1、図6および図7を用いて説明をする。
マンドレル装置1を用いて管材2を曲げ加工をするときには、曲げ加工をする前の準備として、まず直管状の管材2を曲げ型20の保持部20aおよび応力付与部20bにセットするとともに(図1参照)、図6(a)に示すように、管材2の内部にマンドレル10を挿入しておく。
この状態では、保持部11の先端部11dの位置が、起点Mを通る面に略一致しており、駒部12の後端頂部12cは、保持部11の切欠き部11cに収容された状態となっている。
そして、この状態から、管材2に対して徐々に曲げ応力を付与していくことで曲げ加工を行う構成としている。
図6(b)には、曲げ型20の応力付与部20b(図1参照)を軸部23a回りに10度回動させて、管材2を約10度の角度まで曲げた状態を示している。尚、ここでは、管材2の曲げ角Xの範囲を曲げ加工部3としている。
このような曲げ始めの状態では、起点をMとして、起点Mの近傍で変形が始まる。そして、外R側の伸張部4では、管材2が芯金部11と駒部12に接触していない範囲Pで、大きな引張変形が生じる。これにより、外R側の伸張部4は、範囲Qで駒部12の外R側支持部12Xになつく。
尚、ここで言う「なつく」とは、管材2が駒部12の形状に沿うように変形することを意味している。
そして、この曲げ始めの状態では、伸張部4の範囲Pと曲げ加工部3の範囲Xが未だ一致している。
また、この曲げ始めの状態では、圧縮部5の内側には、先端部11dと後端部12dの間に未だ隙間が存在しているため、押し型30(図1参照)による押圧力Tを、前記隙間に起因して管材2の圧縮部5にしわが生じない程度の大きさに抑制している。
尚、ここで言う「曲げ始め」とは、曲げ加工を開始してから、後述する「定常状態」に至るまでの期間を指している。
この状態では、保持部11の先端部11dの位置が、起点Mを通る面に略一致している。
また、駒部12は、軸部12b回りに回動され、後端頂部12cが保持部11の切欠き部11cに収容された状態でありながら若干浮き上がった状態に移行している。
次に、図6(c)には、曲げ型20の応力付与部20b(図1参照)を軸部23a回りに20度回動させて、管材2を約20度の角度Xまで曲げた状態を示している。
この状態は、曲げ始めの状態に該当している。
また、この状態では、範囲Pは縮小し、駒部12の外R支持部12Xになつく範囲Qは拡大する。
またこの状態においても、圧縮部5の内側には、先端部11dと後端部12dの間に未だ隙間が存在しているため、押し型30(図1参照)による押圧力Tを、前記隙間に起因して管材2の圧縮部5にしわが生じない程度の大きさに抑制している。
この状態では、保持部11の先端部11dの位置が、起点Mを通る面に略一致している。
また、駒部12は、軸部12b回りに回動され、後端頂部12cが切欠き部11cから外部に露出した状態に移行している。尚、この状態では、後端頂部12cは未だ、管材2の内壁には接触していない。
次に、図7(a)には、曲げ型20の応力付与部20b(図1参照)を軸部23a回りに30度回動させて、管材2を約30度の角度Xまで曲げた状態を示している。
図7(a)の状態に至ると、範囲Pは最小となる。一方なつく範囲Qは、曲げ角X全域に達する。
即ち、図7(a)に示す状態は、マンドレル装置1を用いた管材2の曲げ加工における、曲げ始めの状態が終了し、定常状態へと移行していく時点の状態を示している。
尚、以下では、伸張部4の全体が駒部12の外R支持部12Xになついている状態を「定常状態」と呼ぶものとして規定する。
この状態では、保持部11の先端位置が、起点Mを通る面に略一致している。
また、駒部12は、軸部12b回りにさらに回動され、後端頂部12cが管材2の内壁に接触する状態に移行している。
このとき、後端頂部12cは、起点Mを含む範囲において管材2に接触しており、後端頂部12cを含む外R支持部12Xによって、伸張部4の全範囲を確実に支持するように構成されている。
またこの状態においては、駒部12が軸部12b回りに回動されるのに伴って、圧縮部5の内側において、先端部11dと後端部12dの間の隙間が縮小され、ほぼ隙間の無い状態に移行している。
この状態では、隙間に起因する圧縮部5のしわが生じにくいため、押し型30(図1参照)による押圧力Tを、この時点から大きくするように構成している。即ち、押し型30による押圧力Tは、「曲げ始め」の間はしわが生じない程度に小さく抑えておき、「定常状態」に移行したときから大きくして、曲げ加工部3における管材2の肉厚減少を抑制する構成としている。
次に、図7(b)には、曲げ型20の応力付与部20b(図1参照)を軸部23a回りに40度回動させて、管材2を約40度の角度Xまで曲げた状態を示している。
図7(b)に示す状態では、範囲Pは最小を保ち、なつく範囲Qは角度Xとともに拡大する。
マンドレル装置1を用いた管材2の曲げ加工において、「定常状態」では、管材2の伸張部4の全面に対して、外R支持部12Xがなついている状態でありながら、外R支持部12Xに沿って滑りながら曲げ加工がさらに進展していく。
またマンドレル装置1を用いた管材2の曲げ加工における「定常状態」においては、駒部12の軸部12b回りの回転位置は一定になっており、後端頂部12cが、伸張部4の起点Mを含む範囲において管材2に接触するとともに、外R支持部12Xが、伸張部4を全面的に管材2の内側から支持している。
さらに「定常状態」においては、駒部12の軸部12b回りの回転位置は一定であることから、内R側において先端部11dと後端部12dの隙間がほぼ無い状態が保持され、押し型30(図1参照)による押圧力Tを、大きくした状態を維持することができるように構成している。
即ち、本発明の一実施形態に係るマンドレル装置1において、駒部12の外R支持部12Xは、伸張部4を範囲Qで支持するものである。
また、本発明の一実施形態に係るマンドレル装置1において、保持部11は、一端部において、駒部12の後端頂部12cを収容する切欠き部11cを備え、マンドレル10が、直管状の管材2に挿入されるときには、切欠き部11cに後端頂部12cが収容され、かつ、管材2に曲げ応力が付与されるときには、後端頂部が切欠き部11cから出現するように構成され、管材2の曲げ加工が定常状態に至るとき以前に、後端頂部12cが伸張部4の起点Mを含む範囲で、管材2の内周面に対して当接するものである。
このような構成により、管材2に凹み、割れ等の不具合を生じさせることなく曲げ加工を行うことができる。また、管材2に対してより小さい曲げ半径による曲げ加工を施すことが可能になる。
さらに、本発明の一実施形態に係るマンドレル装置1においては、管材2に曲げ応力が付与されるときには、管材2の曲げ加工が「定常状態」に至るとき以前に、駒部12の内R側の後端部12dが、保持部11の一端部(先端)に接近するように構成されるものである。
このような構成により、「定常状態」における先端部11dと後端部12dの間の隙間を狭めて、管材2にしわを生じさせることなく曲げ加工を行うことができる。
次に、図7(c)には、曲げ型20の応力付与部20b(図1参照)を軸部23a回りに90度回動させて、管材2を約90度の角度まで曲げた状態を示している。
マンドレル装置1を用いた管材2の曲げ加工は、曲げ角度が90度に至ったところで、管材2の曲げ加工を完了する。
図7(c)に示す状態では、「定常状態」を維持しつつ、曲げ加工部3の範囲Xが継続して拡大する。範囲Pは最小を保ち、なつく範囲Qは、角度Xとともに拡大する。
即ち、マンドレル装置1を用いた管材2の曲げ加工は、曲げ角度が約30度となった以降においては、最後まで「定常状態」が維持され、外R側においては、管材2の曲げ加工部3を外R支持部12Xに対して全面的になつかせるとともに、外R支持部12Xに沿って滑らせながら、曲げ加工を進展させることができる。
また、マンドレル装置1を用いた管材2の曲げ加工は、曲げ角度が約30度となった以降においては、最後まで「定常状態」が維持され、内R側においては、ほとんど隙間の無い状態が維持され、押し型30(図1参照)による押圧力Tを、大きくした状態で、曲げ加工を進展させることができる。
即ち、マンドレル装置1を用いた管材2の曲げ加工では、このような構成によって、曲げ加工部3の外R側に凹みや割れが生じるのを確実に防止しつつ、曲げ加工部3の内R側にシワが生じるのを確実に防止することができる。
次に、第二の実施形態に係るマンドレル15を備えたマンドレル装置1による管材2の曲げ加工方法について、図1および図8を用いて説明をする。
マンドレル装置1を用いて管材2を曲げ加工をするときには、曲げ加工をする前の準備として、まず直管状の管材2を曲げ型20の保持部20aおよび応力付与部20bにセットするとともに(図1参照)、図8(a)に示すように、管材2の内部にマンドレル15を挿入しておく。
この状態では、保持部11の先端位置が、起点Mを通る面に略一致しており、駒部16の後端頂部16cは、保持部11の切欠き部11cに収容された状態となっている。
そして、この状態から、管材2に対して徐々に曲げ応力を付与していくことで、曲げ加工を行う構成としている。
図8(b)には、曲げ型20の応力付与部20b(図1参照)を軸部23a回りに30度回動させて、管材2を約30度の角度Xまで曲げた状態を示している。
図8(b)の状態に至るまでは、伸張部4は、全面的に駒部16の外R支持部16Xになついている。
図8(b)に示す状態は、マンドレル装置1を用いた管材2の曲げ加工における、曲げ始めの状態が終了し、定常状態へと移行していく時点の状態を示している。
この状態では、保持部11の先端位置が、起点Mを通る面に略一致している。
また、駒部16は、軸部16b回りにさらに回動され、後端頂部16cが管材2の内壁に接触する状態に移行している。
このとき、後端頂部16cは、伸張部4の起点Mを含む範囲において管材2に接触しており、後端頂部16cを含む外R支持部16Xによって、伸張部4の全範囲を確実に支持するように構成されている。
またこの状態においては、駒部16が軸部16b回りに回動されるのに伴って、圧縮部5の先端部11dと後端部12dの隙間が縮小され、ほぼ隙間の無い状態に移行している。
この状態では、隙間に起因する圧縮部5のしわが生じにくいため、押し型30(図1参照)による押圧力Tを、この時点から大きくしていくように構成している。
次に、図8(c)には、曲げ型20の応力付与部20b(図1参照)を軸部23a回りに90度回動させて、管材2を約90度の角度Xまで曲げた状態を示している。
マンドレル装置1を用いた管材2の曲げ加工は、マンドレル15を用いた場合であっても、曲げ角度が約30度となった以降においては、最後まで「定常状態」が維持され、外R側においては、管材2の伸張部4を外R支持部16Xに対して全面的になつかせるとともに、滑らせながら、曲げ加工を進展させることができる。
また、マンドレル装置1を用いた管材2の曲げ加工は、マンドレル15を用いた場合であっても、曲げ角度が約30度となった以降においては、最後まで「定常状態」が維持され、内R側においては、ほとんど隙間の無い状態が維持され、押し型30(図1参照)による押圧力Tを、大きくした状態で、曲げ加工を進展させることができる。
即ち、マンドレル15を備えたマンドレル装置1を用いた管材2の曲げ加工では、このような構成によって、曲げ加工部3の外R側に凹みや割れが生じるのを確実に防止しつつ、曲げ加工部3の内R側にしわが生じるのを確実に防止することができる。
一つの曲げ加工部3を形成する場合において、マンドレル10を備えたマンドレル装置1を用いた管材2の曲げ加工との違いは、図8(c)に示すように、外R支持部16Xに対して管材2がなつく範囲Qの大きさに差異がある点である。
しかしながら、マンドレル15を用いた結果、範囲Qが多少狭くなったとしても、曲げ加工部3の品質が大きく低下することはないため、マンドレル10を用いたマンドレル装置1と同様に、マンドレル15を用いたマンドレル装置1も、凹み、割れ、しわ等の不具合防止に有効である。
即ち、本発明の一実施形態に係るマンドレル装置1は、保持部11と駒部12あるいは駒部16を有し、保持部11の一端部に、リンク部材13を介して、駒部12あるいは駒部16を連結し、保持部11に対して駒部12あるいは駒部16を屈折自在に構成するマンドレル10あるいはマンドレル15を備え、マンドレル10あるいはマンドレル15を管材2に挿通した状態で、所定の曲げ半径および曲げ角度で管材2を曲げ加工する装置であって、駒部12および駒部16は、曲げ加工の際に管材2の外R側に形成される伸張された部位である伸張部4を、管材2の内側から全面的に支持する支持面たる外R支持部12X、16Xを備え、外R支持部12X、16Xは、管材2を所定の曲げ半径で曲げ加工する際の管材2の内径たる円を、曲げ加工時の軸心たる軸部23aの軸心回りに回転させた場合の軌跡により形成されるドーナツ状体の外R側の表面の部分形状と略一致する曲面形状を有するものである。
また、本発明の一実施形態に係る管の曲げ加工方法は、保持部11と駒部12あるいは駒部16を有し、保持部11の一端部に、リンク部材13を介して、駒部12あるいは駒部16を連結し、保持部11に対して駒部12あるいは駒部16を屈折自在に構成するマンドレル10あるいはマンドレル15を用いて、マンドレル10あるいはマンドレル15を管材2に挿通した状態で管材2を曲げ加工するものであって、管材2の曲げ加工が定常状態に至るとき以前に、駒部12あるいは駒部16を、曲げ加工される管材2の外R側において伸張される部位である伸張部4の内周面に対して全面的に沿わせるものである。
このような構成により、管材2に凹み、割れ、しわ等の不具合を生じさせることなく曲げ加工を行うことができる。また、管材2に対してより小さい曲げ半径による曲げ加工を施すことが可能になる。
次に、第二の実施形態に係るマンドレル15を備えたマンドレル装置1によって、管材2を連続して曲げる場合の曲げ加工方法について、図9〜図12を用いて説明をする。
まず始めに、二つの曲げ加工部3・3を連続して加工する場合のうち、曲げ加工部3・3同士の間に直管部分を設ける場合の曲げ加工方法について、説明をする。
図9上図には、マンドレル15を備えたマンドレル装置1によって、90度の角度で既に曲げ加工部3を形成した状態を示している。
マンドレル15を備えたマンドレル装置1では、このような曲げ加工部3を備える管材2に対して、連続して曲げ加工部3を加工することが可能である。
既に曲げ加工部3を備えている管材2に対して、連続して曲げ加工部3を加工するためには、図9下図に示すように、マンドレル装置1と管材2の相対位置を調整し、マンドレル15が管材2に対して所定の挿入深さで配置されるようにする。
このような配置変更は、例えば、管材2を固定している状態で、マンドレル10および曲げ型20を、押し型30側の軸方向に変位させることによって、実現することができる。
そして、この状態から曲げ加工部3を上下に反転させるように管材2を回転させると、マンドレル装置1に対する管材2の配置状態が、図10(a)に示すような状態となる。
マンドレル15を備えたマンドレル装置1は、駒部16に曲面部16Zを備える構成であり、曲面部16Zと外R支持部16Xが稜線S2に対して対称形である。
そしてその後、図10(b)(c)に示すように、図8を用いて先述した方法と同様の方法で、管材2に二つ目の曲げ加工部3を加工することができる。
尚、この方法で、二つ目の曲げ加工部3を加工する場合、二つの各曲げ加工部3・3の間には、直管状の部位(直管部2a)が形成されている。
このように、マンドレル15を備えるマンドレル装置1は、連続して曲げ加工部3・3を形成する場合の使用に適しており、伸張部4に凹みや割れが生じること、および、圧縮部5にしわが生じることを防止しながら、連続する曲げ加工部3・3を容易に加工することができる。
次に、二つの曲げ加工部3・3を連続して加工する場合のうち、曲げ加工部3・3同士の間に直管部分を設けない場合の曲げ加工方法について、説明をする。
曲げ加工後の管材2をできるだけコンパクトにするために、連続する曲げ加工部3・3の間に直管部を設けない加工に対するニーズが存在しているが、マンドレル15を備えるマンドレル装置1を用いれば、このニーズに応えることができる。
曲げ加工部3・3同士の間に直管部分を設けずに曲げ加工を施す場合、まず一つ目の曲げ加工部3は、これまでと同様の方法で曲げ加工部3を加工する。
図11上図には、マンドレル15を備えたマンドレル装置1によって、90度の角度で既に曲げ加工部3を形成した状態を示している。
直管部分を設けずに曲げ加工を施すためには、図11下図に示すように、曲げ型20を変位させずに、マンドレル15だけを、管材2の内部で後退変位させる。
そして、この状態から曲げ加工部3を上下に反転させるように管材2を回転させると、マンドレル装置1に対する管材2の配置状態が、図12(a)に示すような状態となる。
マンドレル15を備えたマンドレル装置1は、駒部16に曲面部16Zを備える構成であり、曲面部16Zと外R支持部16Xが稜線S2に対して対称形である。
そしてその後、図12(b)(c)に示すように、保持部11を押し進めながら、応力付与部20bを回動させて曲げ応力を付与していくことで、管材2に二つ目の曲げ加工部3を加工することができる。
そして、この方法によれば、二つの各曲げ加工部3・3の間に直管状の部位(図10(c)に示す直管部2a)を設けずに、連続する曲げ加工部3・3を加工することができる。
このように、マンドレル15を備えるマンドレル装置1を用いれば、伸張部4に凹みや割れが生じること、および、圧縮部5にしわが生じることを防止しながら、直管部分を設けずに連続する曲げ加工部3・3を容易に加工することができる。
1 マンドレル装置
2 管材
3 曲げ加工部
4 伸張部
5 圧縮部
6 滑り部
10 マンドレル(第一の実施形態)
11 保持部
11c 切欠き部
12 駒部(第一の実施形態)
12c 後端頂部
12X 外R支持部
13 リンク部材
14 駆動ロッド
15 マンドレル(第二の実施形態)
16 駒部(第二の実施形態)
20 曲げ型
30 押し型

Claims (5)

  1. 保持部と駒部を有し、
    前記保持部の一端部に、リンク部材を介して、前記駒部を連結し、前記保持部に対して前記駒部を屈折自在に構成するマンドレルを備え、
    前記マンドレルを管材に挿通した状態で、所定の曲げ半径および曲げ角度で前記管材を曲げ加工する管曲げ加工用マンドレル装置であって、
    前記駒部は、
    曲げ加工の際に前記管材の外R側に形成される伸張された部位である伸張部を、前記管材の内側から支持する支持面を備え、
    前記支持面は、
    前記管材を前記所定の曲げ半径で曲げ加工する際の前記管材の内径たる円を、曲げ加工時の軸心回りに回転させた場合の軌跡により形成されるドーナツ状体の外R側の表面の部分形状と略一致する曲面形状を有する、
    ことを特徴とする管曲げ加工用マンドレル装置。
  2. 前記駒部の前記支持面は、
    前記伸張部の範囲を超えて形成され、
    前記管材の外R側において前記伸張部に連続して形成される、前記支持面に沿って滑る部位である滑り部の内周面を支持する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の管曲げ加工用マンドレル装置。
  3. 前記駒部は、
    外R側の後端部を内R側の後端部に比して後方に突出させた部位である後端頂部を備え、
    前記保持部は、
    前記一端部において、前記後端頂部を収容する切欠き部を備え、
    前記マンドレルが、
    直管状の前記管材に挿入されるときには、
    前記切欠き部に前記後端頂部が収容され、かつ、
    前記管材に曲げ応力が付与されるときには、
    前記後端頂部が前記切欠き部から出現するように構成され、
    前記管材の曲げ加工が定常状態に至るとき以前に、前記後端頂部が前記伸張部の起点を含む範囲で、前記管材の内周面に対して当接する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の管曲げ加工用マンドレル装置。
  4. 前記管材に曲げ応力が付与されるときには、
    前記管材の曲げ加工が定常状態に至るとき以前に、
    前記駒部の内R側の後端部が、
    前記保持部の一端部に接近するように構成される、
    ことを特徴とする請求項3に記載の管曲げ加工用マンドレル装置。
  5. 保持部と駒部を有し、
    前記保持部の一端部に、リンク部材を介して、前記駒部を連結し、前記保持部に対して前記駒部を屈折自在に構成するマンドレルを用いて、
    前記マンドレルを管材に挿通した状態で前記管材を曲げ加工する管の曲げ加工方法であって、
    前記管材の曲げ加工が定常状態に至るとき以前に、
    前記駒部を、
    曲げ加工される前記管材の外R側において伸張される部位である伸張部の内周面に対して全面的に沿わせる、
    ことを特徴とする管の曲げ加工方法。
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