JP2015189044A - 加飾シート及び加飾樹脂成形品 - Google Patents
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Abstract
Description
このような状況下、本発明は、オーバーレイ法に適用される熱融着層を備える加飾シートであって、成形時の高い密着性に加えて、成形後に高温下に晒された場合にも高い密着性を有する加飾シートを提供することを主な目的とする。
項1. 熱融着層を有する加飾シートを加熱により軟化させ、前記加飾シートを成形樹脂の形状に追従させて成形しながら、前記熱融着層を前記成形樹脂に熱融着させて、前記加飾シートにより前記成形樹脂が加飾された加飾樹脂成形品を製造するオーバーレイ法に用いられる加飾シートであって、
前記加飾シートは、少なくとも、基材層と、熱融着層とが積層された積層体からなり、
前記積層体の厚みが、200〜400μmの範囲にあり、
前記熱融着層のガラス転移温度が、65〜85℃の範囲にある、加飾シート。
項2. 表面保護層をさらに有する、項1に記載の加飾シート。
項3. 装飾層をさらに有する、項1または2に記載の加飾シート。
項4. 前記熱融着層と、前記基材層と、表面保護層とがこの順に積層された積層体からなる、項1〜3のいずれかに記載の加飾シート。
項5. 前記基材層と前記表面保護層との間に、プライマー層及び装飾層の少なくとも一方が積層された積層体からなる、項4に記載の加飾シート。
項6. 前記熱融着層と、装飾層と、前記基材層とがこの順に積層された積層体からなる、項1に記載の加飾シート。
項7. 項1〜6のいずれかに記載の加飾シートの前記熱融着層が、成形樹脂層に積層されてなる、加飾樹脂成形品。
項8. 以下の工程1〜5を備える、加飾樹脂成形品の製造方法。
工程1:項1〜6のいずれかに記載の加飾シートの前記熱接着層を、前記成形樹脂に対向させ、チャンバー内が前記加飾シートを介して気密に分割されるようにして、前記加飾シートと前記成形樹脂とをチャンバー内に配置する工程
工程2:前記加飾シートを介して分割された前記チャンバー内の一方側と他方側とが同一圧力となるように前記チャンバー内を減圧し、かつ、前記チャンバー内の前記加飾シートを加熱して軟化させる工程
工程3:前記加飾シートを介して分割された前記チャンバー内の前記成形樹脂とは反対側の減圧を解除して、加熱により軟化した前記加飾シートを前記成形樹脂の形状に追従させて成形する工程
工程4:前記加飾シートと前記成形樹脂とを前記熱融着層を介して熱融着させる工程
工程5:前記加飾シートを介して分割された前記チャンバー内の前記成形樹脂側の減圧を解除して、加飾樹脂成形品を取り出す工程
本発明の加飾シートは、オーバーレイ法に用いられる加飾シートである。ここで、本発明において、オーバーレイ法とは、熱融着層を有する加飾シートを加熱により軟化させ、加飾シートを成形樹脂の形状に追従させて成形しながら、熱融着層を成形樹脂に熱融着させて、加飾シートにより成形樹脂が加飾された加飾樹脂成形品を製造する方法をいう。本発明の加飾シートは、少なくとも、基材層と、熱融着層とが積層された積層体からなり、当該積層体の厚みが、200〜400μmの範囲にあり、かつ、熱融着層のガラス転移温度が、65〜85℃の範囲にあることを特徴とする。本発明の加飾シートは、このような構成を有することにより、熱融着層を有する加飾シートを用いたオーバーレイ法に適用された場合、成形時の高い密着性に加えて、成形後に高温下に晒された場合にも高い密着性を有する。なお、後述の通り、本発明の加飾シートは、装飾層などを有していなくてもよく、例えば透明であってもよい。以下、本発明の加飾シートについて詳述する。
本発明の加飾シートは、少なくとも、基材層1と、熱融着層2とを有する。また、本発明の加飾シートは、加飾シートの表面を保護することなどを目的として、必要に応じて、最外層として表面保護層3を設けてもよい。また、表面保護層3と、これに隣接する層との密着性を高めることなどを目的として、必要に応じて、表面保護層3の下にプライマー層4を設けてもよい。また、加飾シートに装飾性を付与することなどを目的として、必要に応じて、装飾層5を設けてもよい。また、加飾シートの色の変化やバラツキを抑制する目的で、必要に応じて隠蔽層7を設けてもよい。
本発明の加飾シートにおいては、加飾シートを構成する積層体の総厚みが、200〜400μmの範囲にあることが必要である。本発明においては、加飾シートの厚みがこのような特定の範囲内にあり、かつ、後述する熱接着層2のガラス転移温度(Tg)が65〜85℃という特定の範囲にあることにより、オーバーレイ法に適用される熱融着層を備える加飾シートにおいて、成形時の高い密着性に加えて、成形後に高温下に晒された場合にも高い密着性を有する。
[基材層1]
基材層1は、本発明の加飾シートの保形性を高めることなどを目的として設けられる層である。また、基材層1が加飾樹脂成形品の最外層に位置するように積層される場合には、加飾樹脂成形品の表面保護層としても機能する。基材層1は、好ましくは樹脂シート(樹脂フィルム)により形成されている。
通常180〜350μm程度、好ましくは200〜300μm程度が挙げられる。基材層1の厚みが上記範囲内であると、加飾シートに対してより一層優れた三次元成形性、意匠性などを備えさせることができる。
熱融着層2は、オーバーレイ法を用いて加飾シートと成形樹脂層6とを接着させるために設けられる層である。本発明の加飾シートにおいて、熱接着層2は、基材層1または装飾層5などの成形樹脂層6と積層される層の裏面(成形樹脂層6側)に積層されている。
表面保護層3は、加飾樹脂成形品の耐傷付き性、耐候性などを高めることを目的として、必要に応じて、加飾樹脂成形品の最表面に位置するようにして、加飾シートに設けられる層である。表面保護層3を形成する素材は、特に限定されないが、通常は樹脂が用いられ、好ましくは熱可塑性樹脂、電離放射線硬化性樹脂などが用いられる。また、表面保護層3は、樹脂フィルムにより形成することも好ましい。樹脂フィルムとしては、特に制限されず、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)等のポリエステル樹脂、アクリル樹脂などの熱可塑性樹脂フィルムが挙げられ、これらの中でもアクリル樹脂フィルムが特に好ましい。表面保護層3は、例えば電離放射線硬化性樹脂または熱可塑性樹脂の樹脂フィルムの1層により形成されていてもよいし、これらの2層以上により形成されていてもよい。以下、表面保護層3の形成に用いられる電離放射線硬化性樹脂について詳述する。
表面保護層3の形成に使用される電離放射線硬化性樹脂とは、電離放射線を照射することにより、架橋、硬化する樹脂であり、具体的には、分子中に重合性不飽和結合又はエポキシ基を有する、プレポリマー、オリゴマー、及びモノマーなどのうち少なくとも1種を適宜混合したものが挙げられる。ここで電離放射線とは、電磁波又は荷電粒子線のうち、分子を重合あるいは架橋しうるエネルギー量子を有するものを意味し、通常紫外線(UV)又は電子線(EB)が用いられるが、その他、X線、γ線等の電磁波、α線、イオン線等の荷電粒子線も含むものである。電離放射線硬化性樹脂の中でも、電子線硬化性樹脂は、無溶剤化が可能であり、光重合用開始剤を必要とせず、安定な硬化特性が得られるため、表面保護層3の形成において好適に使用される。
表面保護層3を形成する電離放射線硬化性樹脂組成物には、表面保護層3に備えさせる所望の物性に応じて、各種添加剤を配合することができる。この添加剤としては、例えば紫外線吸収剤や光安定剤等の耐候性改善剤、耐摩耗性向上剤、重合禁止剤、架橋剤、赤外線吸収剤、帯電防止剤、接着性向上剤、レベリング剤、チクソ性付与剤、カップリング剤、可塑剤、消泡剤、充填剤、溶剤、着色剤、マット剤等が挙げられる。これらの添加剤は、常用されるものから適宜選択して用いることができ、例えばマット剤としてはシリカ粒子や水酸化アルミニウム粒子等が挙げられる。また、紫外線吸収剤や光安定剤として、分子内に(メタ)アクリロイル基等の重合性基を有する反応性の紫外線吸収剤や光安定剤を用いることもできる。
表面保護層3の厚みについては、特に制限されないが、表面保護層3を電離放射線硬化性樹脂などの硬化性樹脂を用いて形成する場合には、例えば、1〜100μm、好ましくは1〜50μm、更に好ましくは1〜30μmが挙げられる。このような範囲の厚みを満たすと、耐傷付き性、耐候性等の表面保護層としての十分な物性が得られると共に、表面保護層3を電離放射線硬化性樹脂を用いて形成する場合には電離放射線を均一に照射することが可能であるため、均一に硬化することが可能となり、経済的にも有利になる。更に、表面保護層3の硬化後の厚みが前記範囲を充足することによって、加飾シートの三次元成形性が一層向上するため自動車内装用途等の複雑な三次元形状に対して高い追従性を得ることができる。このように、本発明の加飾シートは表面保護層3の厚みを従来のものより厚くしても、十分に高い三次元成形性が得られることから、特に表面保護層3に高い膜厚を要求される部材、例えば車両外装部品等の加飾シートとしても有用である。なお、上記の厚みは硬化後の表面保護層3の厚みを示す。また、表面保護層3を樹脂フィルムを用いて形成する場合には、例えば、10〜200μm程度であることが好ましく挙げられる。
表面保護層3の形成は、例えば、電離放射線硬化性樹脂を含む電離放射線硬化性樹脂組成物を調製し、これを塗布し、架橋硬化することにより行われる。なお、電離放射線硬化性樹脂組成物の粘度は、後述の塗布方式により、表面保護層3の下に位置する基材層1、装飾層5、プライマー層4などの表面に未硬化樹脂層を形成し得る粘度であればよい。
プライマー層4は、表面保護層3とその下に位置する層との密着性を高めることなどを目的として、必要に応じて含まれる層である。プライマー層4は、樹脂により形成することができる。
装飾層5は、樹脂成形品に装飾性を与えることを目的として、必要に応じて設けられる層である。装飾層5は、絵柄を形成していてもよく、ベタであってもよく、これらの組合せであってもよい。装飾層5は、例えば、種々の模様をインキと印刷機を使用して印刷することにより形成される。装飾層5によって形成される模様は、特に制限されず、例えば、木目模様、大理石模様(例えばトラバーチン大理石模様)等の岩石の表面を模した石目模様、布目や布状の模様を模した布地模様、タイル貼模様、煉瓦積模様など挙げられ、これらを複合した寄木、パッチワーク等の模様も挙げられる。これらの模様は、通常の黄色、赤色、青色、及び黒色のプロセスカラーによる多色印刷によって形成される他、模様を構成する個々の色の版を用意して行う特色による多色印刷等によっても形成される。
隠蔽層7は、加飾シートの色の変化やバラツキを抑制する目的で、必要に応じて設けられる層である(図示していない)。
本発明の加飾樹脂成形品は、本発明の加飾シートと成形樹脂とを一体化させることにより成形されてなるものである。即ち、本発明の加飾樹脂成形品は、少なくとも、成形樹脂層と、熱融着層と、基材層とがこの順に積層された積層体からなり、前記成形樹脂層を除く部分の厚みが200〜400μmの部分を有し、かつ、熱融着層のガラス転移温度が65〜85℃の範囲にあることを特徴とする。なお、本発明の加飾シートと成形樹脂とを一体化させて成形する場合には、加飾シートが引き延ばされた部分の厚みは薄くなるため、当該部分においては、厚みが200〜400μmよりも薄くなっている場合がある。本発明の加飾樹脂成形品では、必要に応じて、加飾シートに上述の表面保護層3、プライマー層4、装飾層5などの少なくとも1層がさらに設けられていてもよい。なお、図3は、図1に示される積層構造を有する加飾シートと成形樹脂とが一体化して得られる加飾樹脂成形品の模式的断面図である。また、図4は、図2に示される積層構造を有する加飾シートと成形樹脂とが一体化して得られる加飾樹脂成形品の模式的断面図である。
工程1:本発明の加飾シートの前記熱接着層を、前記成形樹脂に対向させ、チャンバー内が前記加飾シートを介して気密に分割されるようにして、前記加飾シートと前記成形樹脂とをチャンバー内に配置する工程
工程2:前記加飾シートを介して分割された前記チャンバー内の一方側と他方側とが同一圧力となるように前記チャンバー内を減圧し、かつ、前記チャンバー内の前記加飾シートを加熱して軟化させる工程
工程3:前記加飾シートを介して分割された前記チャンバー内の前記成形樹脂とは反対側の減圧を解除して、加熱により軟化した前記加飾シートを前記成形樹脂の形状に追従させて成形する工程
工程4:前記加飾シートと前記成形樹脂とを前記熱融着層を介して熱融着させる工程
工程5:前記加飾シートを介して分割された前記チャンバー内の前記成形樹脂側の減圧を解除して、加飾樹脂成形品を取り出す工程
<実施例1、4〜6及び比較例1〜4>
それぞれ表1及び表2に記載の厚みを有する基材層としてのABS樹脂フィルム上に、塩化ビニル−酢酸ビニル−アクリル系共重合体樹脂を含むインキを用いて、グラビア印刷により装飾層(厚み10μm)を形成した。装飾層の模様は、木目模様とした。次に、ABS樹脂フィルムの装飾層とは反対側の面に、表1及び表2に記載のTgを有する樹脂を用いてグラビア印刷により熱融着層(厚み5μm)を形成した。次に、装飾層の上に、後述のプライマー組成物を用いてグラビア印刷によりプライマー層(厚み2μm)を形成した。次に、プライマー層の上に後述の電離放射線硬化性樹脂を、硬化後の厚みが10μmとなるようにして、グラビアリバースコートにより塗工した。次に、塗工した電離放射線硬化性樹脂に対して、電子線を照射(加速電圧165kV、照射線量50kGy(5Mrad))して、電離放射線硬化性樹脂を硬化して表面保護層を形成し、熱融着層/基材層/装飾層/プライマー層/表面保護層がこの順に積層された加飾シート(積層構造1)を得た。各加飾シートの総厚みは、表1及び表2に記載の通りである。なお、各加飾シートの総厚みは、厚み計(ニコン社製 デジマイクロMF−501)を用いて測定した値である。
[電子線硬化性樹脂組成物]
アクリルシリコーンアクリレート(重量平均分子量20,000):70質量部
6官能のウレタンアクリレートオリゴマー(重量平均分子量5,000):30質量部
表1に記載の厚みを有する基材層としてのABS樹脂フィルム上に、塩化ビニル−酢酸ビニル−アクリル系共重合体樹脂を含むインキを用いて、グラビア印刷により装飾層(厚み10μm)を形成した。装飾層の模様は、木目模様とした。次に、ABS樹脂フィルムの装飾層とは反対側の面に、表1に記載のTgを有する樹脂を用いてグラビア印刷により熱融着層(厚み5μm)を形成した。次に、装飾層の上にアクリルフィルム(厚み100μm)を熱ラミネートにより積層して、熱融着層/基材層/装飾層/表面保護層がこの順に積層された加飾シート(積層構造2)を得た。
表1に記載の厚みを有する基材層(表面保護層)としてのアクリルフィルムの上に、塩化ビニル−酢酸ビニル−アクリル系共重合体樹脂を含むインキを用いて、グラビア印刷により装飾層(厚み10μm)を形成した。装飾層の模様は、木目模様とした。次に、装飾層の上に、表1に記載のTgを有する樹脂を用いてグラビア印刷により熱融着層(厚み5μm)を形成して、熱融着層/装飾層/基材層(表面保護層)がこの順に積層された加飾シート(積層構造3)を得た。
実施例1〜6及び比較例1〜4の加飾シートを用いて、以下の工程により加飾樹脂成形品を作製し、得られた加飾樹脂成形品の表面を目視で観察して、以下の基準により成形時の密着性を評価した。結果を表1及び表2に示す。
1.チャンバー内の上側に加飾シート、下側に成形樹脂を互いに対向するように設置する。このとき、チャンバー内が、加飾シートを介して気密に分割されるようにする。
2.熱盤ヒータにより加飾シートを加熱すると共に、加飾シートの上側及び下側が同一真空圧となるように、チャンバー内を真空引きする。
3.加飾シート温度が150℃となったところで、チャンバー内の上側を大気開放し、軟化した加飾シートを成形樹脂の形状に追随させる。
4.加熱温度を上昇させ、加飾シート温度が170℃となったところで20秒間保持し、加飾シートと成形樹脂との界面において、熱融着させる。
5.チャンバー内の下側を大気開放し、加飾樹脂成形品を取り出す。
○:加飾樹脂成形品の全面に亘って、加飾シートの剥がれが発生していない。
×:加飾樹脂成形品の端部において、加飾シートの剥がれが発生している。
―:成形時の熱によって、加飾シートが破断し、加飾樹脂成形品が製造できない。
上記で得られた加飾樹脂成形品を110℃で168時間放置した後、表面を目視で観察して、剥がれの有無を確認し、以下の基準により高温下における密着性を評価した。結果を表1及び表2に示す。
○:加飾樹脂成形品の全面に亘って、加飾シートの剥がれが発生していない。
×:加飾樹脂成形品の端部において、加飾シートの剥がれが発生している。
―:成形時の熱によって、加飾シートが破断し、加飾樹脂成形品が製造できない。
2…熱融着層
3…表面保護層
4…プライマー層
5…装飾層
6…成形樹脂層
Claims (8)
- 熱融着層を有する加飾シートを加熱により軟化させ、前記加飾シートを成形樹脂の形状に追従させて成形しながら、前記熱融着層を前記成形樹脂に熱融着させて、前記加飾シートにより前記成形樹脂が加飾された加飾樹脂成形品を製造するオーバーレイ法に用いられる加飾シートであって、
前記加飾シートは、少なくとも、基材層と、熱融着層とが積層された積層体からなり、
前記積層体の厚みが、200〜400μmの範囲にあり、
前記熱融着層のガラス転移温度が、65〜85℃の範囲にある、加飾シート。 - 表面保護層をさらに有する、請求項1に記載の加飾シート。
- 装飾層をさらに有する、請求項1または2に記載の加飾シート。
- 前記熱融着層と、前記基材層と、表面保護層とがこの順に積層された積層体からなる、請求項1〜3のいずれかに記載の加飾シート。
- 前記基材層と前記表面保護層との間に、プライマー層及び装飾層の少なくとも一方が積層された積層体からなる、請求項4に記載の加飾シート。
- 前記熱融着層と、装飾層と、前記基材層とがこの順に積層された積層体からなる、請求項1に記載の加飾シート。
- 請求項1〜6のいずれかに記載の加飾シートの前記熱融着層が、成形樹脂層に積層されてなる、加飾樹脂成形品。
- 以下の工程1〜5を備える、加飾樹脂成形品の製造方法。
工程1:請求項1〜6のいずれかに記載の加飾シートの前記熱接着層を、前記成形樹脂に対向させ、チャンバー内が前記加飾シートを介して気密に分割されるようにして、前記加飾シートと前記成形樹脂とをチャンバー内に配置する工程
工程2:前記加飾シートを介して分割された前記チャンバー内の一方側と他方側とが同一圧力となるように前記チャンバー内を減圧し、かつ、前記チャンバー内の前記加飾シートを加熱して軟化させる工程
工程3:前記加飾シートを介して分割された前記チャンバー内の前記成形樹脂とは反対側の減圧を解除して、加熱により軟化した前記加飾シートを前記成形樹脂の形状に追従させて成形する工程
工程4:前記加飾シートと前記成形樹脂とを前記熱融着層を介して熱融着させる工程
工程5:前記加飾シートを介して分割された前記チャンバー内の前記成形樹脂側の減圧を解除して、加飾樹脂成形品を取り出す工程
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