JP2015169329A - チェーンテンショナ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】駆動スプロケットおよび被動スプロケットに巻き掛けられる無端チェーンの緩み側外周に摺接するテンショナアームの一端部が、駆動スプロケットまたは被動スプロケットに近接した位置で躯体に回動自在に支持され、テンショナアームを無端チェーン側に押圧するテンショナリフタが躯体に設けられるチェーンテンショナ装置において、無端チェーンの伸びやテンショナリフタの劣化によっても無端チェーンに振動が発生することを抑制し、テンショナリフタの押圧力を過大に設定することを不要としてフリクションを低減する。
【解決手段】駆動スプロケット28または被動スプロケット29との間に無端チェーン30を挟み込むローラ54が、テンショナアーム40の一端部を躯体11に回動自在に支持する支軸53に回転可能に支持される。
【選択図】 図1
【解決手段】駆動スプロケット28または被動スプロケット29との間に無端チェーン30を挟み込むローラ54が、テンショナアーム40の一端部を躯体11に回動自在に支持する支軸53に回転可能に支持される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、躯体に回転自在に支持される駆動軸に設けられる駆動スプロケットならびに前記躯体に回転自在に支持される被動軸に設けられる被動スプロケットに巻き掛けられる無端チェーンの緩み側外周に摺接するテンショナアームの一端部が、前記駆動スプロケットまたは前記被動スプロケットに近接した位置で前記躯体に回動自在に支持され、前記テンショナアームを前記無端チェーン側に押圧するテンショナリフタが前記躯体に設けられるチェーンテンショナ装置に関する。
駆動スプロケットおよび被動スプロケットに巻き掛けられた無端チェーンの緩み側外周に摺接するテンショナアームに、テンショナリフタで所定の圧力をかけることで無端チェーンの振動を抑制するようにしたチェーンテンショナ装置が、たとえば特許文献1で知られている。
ところが、上記特許文献1で開示されるものでは、無端チェーンの伸びや、テンショナリフタの劣化によって無端チェーンに振動が発生してしまうため、無端チェーンの伸びやテンショナリフタの劣化を見越してテンショナリフタの押圧力を設定する必要があり、初期状態では、無端チェーンおよびテンショナアーム間のフリクションが増加してしまう。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、無端チェーンの伸びやテンショナリフタの劣化によっても無端チェーンに振動が発生することを抑制し、テンショナリフタの押圧力を過大に設定することを不要としてフリクションを低減し得るようにしたチェーンテンショナ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、躯体に回転自在に支持される駆動軸に設けられる駆動スプロケットならびに前記躯体に回転自在に支持される被動軸に設けられる被動スプロケットに巻き掛けられる無端チェーンの緩み側外周に摺接するテンショナアームの一端部が、前記駆動スプロケットまたは前記被動スプロケットに近接した位置で前記躯体に回動自在に支持され、前記テンショナアームを前記無端チェーン側に押圧するテンショナリフタが前記躯体に設けられるチェーンテンショナ装置において、前記駆動スプロケットまたは前記被動スプロケットとの間に前記無端チェーンを挟み込むローラが、前記テンショナアームの一端部を前記躯体に回動自在に支持する支軸に回転可能に支持されることを第1の特徴とする。
また本発明は、第1の特徴の構成に加えて、前記ローラが、前記被動スプロケットに無端チェーンが噛合を開始する噛合開始部で前記被動スプロケットとの間に前記無端チェーンを挟み込む位置または前記駆動スプロケットから前記無端チェーンが離脱する噛合解除部で前記駆動スプロケットとの間に前記無端チェーンを挟み込む位置に配置されることを第2の特徴とする。
本発明は、第2の特徴の構成に加えて、前記駆動スプロケットおよび前記被動スプロケットのうち大径側のスプロケットの前記噛合開始部または前記噛合解除部に対応して前記ローラが配置されることを第3の特徴とする。
本発明は、第1〜第3の特徴の構成のいずれかに加えて、前記躯体が内燃機関の機関本体であり、前記駆動軸が前記機関本体のクランクケースに回転自在に支持されるクランクシャフトであり、前記被動軸が前記機関本体のシリンダヘッドに回転自在に支持されるカムシャフトであり、前記ローラが前記無端チェーンを走行させるようにして前記機関本体に形成されるチェーン通路内に配置されて前記シリンダヘッドに前記支軸を介して回転自在に支持されることを第4の特徴とする。
本発明は、第4の特徴の構成に加えて、前記チェーン通路の一部の外壁を形成する前記シリンダヘッドの側壁に、前記チェーン通路に通じる挿通孔が設けられ、前記支軸が前記挿通孔に挿通されて前記シリンダヘッドに螺合されるボルトであることを第5の特徴とする。
本発明は、第5の特徴の構成に加えて、上方に向けて開放した開口部を有する支持ボスが、前記ボルトの先端部を挿通、支持するようにして前記シリンダヘッドに一体に設けられ、前記開口部からのオイルを導き得るオイル通路を中心軸上に形成するようにして一部が中空に形成される前記ボルトに、前記ローラの内周面および前記ボルトの外周面間に前記オイル通路からのオイルを導くオイル供給孔が設けられることを第6の特徴とする。
さらに本発明は、第1〜第4の特徴の構成のいずれかに加えて、前記躯体に回動自在に支持される軸部と、該軸部とは偏心した位置に中心を有して前記軸部に連なる偏心軸部とを有する前記支軸が、前記偏心軸部で前記ローラを回転自在に支持するようにして前記軸部の回動位置を調整可能として前記躯体に取付けられることを第7の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば、テンショナアームの一端部を躯体に回動自在に支持する支軸に回転可能に支持されるローラと、駆動スプロケットまたは被動スプロケットとの間に無端チェーンを挟み込むことにより、被動スプロケットへの噛合を開始する部分または駆動スプロケットとの噛合を解除する部分で生じ易い無端チェーンの振動をローラで抑えることができ、無端チェーンの伸びやテンショナリフタの劣化を見越してテンショナリフタの押圧力を過大に設定することを不要とし、フリクションを低減することができる。
また本発明の第2の特徴によれば、被動スプロケットに対する無端チェーンの噛合開始部または駆動スプロケットから無端チェーンが離脱する噛合解除部に対応してローラを配置することで、振動が生じ易い部分で無端チェーンをローラで抑えて、無端チェーンの振動を効果的に抑えることができる。
本発明の第3の特徴によれば、駆動スプロケットおよび被動スプロケットのうち大径側のスプロケットとの間に無端チェーンをローラで抑えることにより、無端チェーンの振動をより効果的に抑えることができる。
本発明の第4の特徴によれば、内燃機関のクランクシャフトおよびカムシャフト間に設けられる調時伝動機構における無端チェーンの振動を抑えることができ、フリクションを抑えて燃費の低減に寄与することができる。
本発明の第5の特徴によれば、シリンダヘッドの側壁に設けられる挿通孔に挿通されるようにしてシリンダヘッドに螺合されるボルトでテンショナアームおよびローラを支持するようにして、テンショナアームおよびローラを簡易な構造で支持することができる。
本発明の第6の特徴によれば、チェーン通路内の飛沫オイルが、ボルトを支持する支持ボスからボルト内のオイル通路に導かれ、さらにボルトおよびローラ間に導かれるようにしてボルトおよびローラ間の潤滑を果たすことができる。
さらに本発明の第7の特徴によれば、支軸の回動位置を調整することで該支軸の偏心軸部で支持されているローラの回転中心位置を変化させ、ローラから無端チェーンに作用する押圧力を調整することができる。
本発明の実施の形態について、添付の図面を参照しながら説明する。
本発明の第1の実施の形態について図1〜図3を参照しながら説明すると、先ず図1において、この内燃機関はたとえば自動二輪車に搭載されるものであり、その機関本体11は、クランクケース12と、前上がりに傾斜して前記クランクケース12に結合されるシリンダブロック13と、該シリンダブロック13に結合されるシリンダヘッド14と、該シリンダヘッド14に結合されるヘッドカバー15とを備え、前記クランクケース12には、自動二輪車の車幅方向に沿う軸線を有するクランクシャフト16が回転自在に支持される。
図2を併せて参照して、前記シリンダヘッド14には、吸気弁17が開閉自在に配設されるとともに排気弁18が開閉自在に配設されており、吸気弁および排気弁18を開閉駆動する動弁機構19は、前記クランクシャフト16と平行な軸線を有して前記シリンダヘッド14に回転自在に支持されるカムシャフト20と、該カムシャフト20の回転に応じて揺動して前記吸気弁17を開閉駆動する吸気側ロッカアーム21と、前記カムシャフト20の回転に応じて揺動して前記排気弁18を開閉駆動する排気側ロッカアーム22とを備える。
前記カムシャフト20は、前記シリンダヘッド14と、前記カムシャフト20の軸線に沿う方向に間隔をあけた2箇所で前記シリンダヘッド14に一対ずつのボルト24,24で締結される一対のキャップ25,26とで回転自在に支持されており、一方のキャップ26から突出した前記カムシャフト20の一端部に、前記クランクシャフト16から調時伝動機構27を介して回転動力が伝達される。
前記調時伝動機構27は、駆動軸である前記クランクシャフト16に設けられた駆動スプロケット28と、被動軸である前記カムシャフト20の一端部に設けられる被動スプロケット29とに、無端チェーン30が巻き掛けられて成り、前記機関本体11のうち前記クランクケース12、前記シリンダブロック13および前記シリンダヘッド14には、には、前記無端チェーン30を走行させるチェーン通路31が形成され、前記クランクシャフト16の回転に応じて前記無端チェーン30は矢印32で示す走行方向に走行する。
前記駆動スプロケット28および前記被動スプロケット29間の無端チェーン30のうち駆動スプロケット28で牽引される側である緊張側の外周にはチェーンガイド33が当接される。このチェーンガイド33は適度な剛性および弾性を有する合成樹脂によって無端チェーン30側に向けて沿った略弓形をなすように形成されており、チェーンガイド33のクランクシャフト16側端部は、上方に開いてクランクケース12に設けられる支持凹部34に嵌合、支持される。前記チェーンガイド33の前記カムシャフト20側には前記無端チェーン30とは反対側に臨む支持面35が形成されており、該支持面35に当接する当接支持部36がシリンダヘッド14に設けられる。またカムチェーンガイド33の前記支持面35寄り中間部両側には、横断面円形の突起37が一体に突設され、シリンダブロック13のシリンダヘッド14への結合面には、前記突起37を嵌合して位置決めする位置決め凹部38が設けられる。
また前記駆動スプロケット28および前記被動スプロケット29間の無端チェーン30のうち駆動スプロケット28から送り出される側である緩み側の外周には、一端部が機関本体11に回動可能に支承されるテンショナアーム40が摺接しており、前記機関本体11における前記シリンダブロック23に、前記テンショナアーム40を前記無端チェーン30側に向けて押圧するテンショナリフタ41が設けられる。
前記テンショナリフタ41は、前記シリンダブロック13に一体に設けられる支持筒部13aと、前記テンショナアーム40に前記無端チェーン30とは反対側から当接するようにして前記支持筒部13aに摺動可能に嵌合される押圧体42と、前記テンショナアームを前記無端チェーン30に押しつける方向に前記押圧体42を付勢するコイルスプリング43とを備える。
前記支持筒部13aには、前記チェーン通路31側に一端を開口する摺動支持孔44と、該摺動支持孔44の他端に同軸に連なって前記支持筒部13aの外端に開口するねじ孔45とが同軸に形成されており、前記ねじ孔45には蓋部材46が螺合される。
前記押圧体42は、円筒状の筒部材47と、該筒部材47の一端部に装着されるゴム製の当接部材48とから成る。前記筒部材47にはスプリング収容孔49が全長にわたって形成されており、前記当接部材48は、前記スプリング収容孔49の一端部を閉じるようにして前記筒部材47の一端部に装着される。
前記筒部材47は、その他端部を前記蓋部材46の内端に当接されるゴム製の受け部材50に対向させるようにして前記摺動支持孔44に摺動可能に嵌合されており、前記受け部材50と、前記筒部材47の一端部との間には、前記スプリング収容孔49に大部分が収容される前記コイルスプリング43が縮設される。すなわち前記押圧体42は、その先端部の当接部材48を前記テンショナアーム40に接触させつつ、該テンショナアーム40を前記無端チェーン30に押しつける方向に前記コイルスプリング43で付勢されるようにして、前記支持筒部13aに摺動可能に嵌合される。
このようなテンショナリフタ41は、構造が簡単であり、しかも経年劣化が生じることはないので、前記無端チェーン30の振動を防止するにあたっては無端チェーン30の伸びだけを考慮すればよい。
前記テンショナアーム40の一端部は、前記被動スプロケット29に無端チェーン30が噛合を開始する噛合開始部51に近接した位置または前記駆動スプロケット28から前記無端チェーン30が離脱する噛合解除部52に近接した位置で、前記機関本体11に回動自在に支持されるものであり、この実施の形態では、前記駆動スプロケット28および前記被動スプロケット29のうち大径側である前記被動スプロケット2の前記噛合開始部51に近接した位置で前記機関本体11の前記シリンダヘッド14に、支軸であるボルト53を介して回動自在に支持される。
図3を併せて参照して、前記ボルト53には、前記噛合開始部51で前記被動スプロケット29との間に前記無端チェーン30を挟み込むローラ54が回転可能に支持され、このローラ54は、前記無端チェーン30を走行させるようにして前記機関本体11に形成されるチェーン通路31内に配置される。
前記ローラ54は、金属製のローラ主体55の外周にゴム等の弾性部材56が固着されて成るものであり、前記テンショナアーム40の一端部に設けられる二股状の被支持部40aに形成される凹部57に前記ローラ54の一部が収容される。
前記チェーン通路31の一部の外壁を形成する前記シリンダヘッド14の側壁14aに、前記チェーン通路31に通じる挿通孔58が設けられ、前記ボルト53は前記挿通孔58に挿通されるようにして前記シリンダヘッド14に螺合される。
前記挿通孔58は、前記チェーン通路31とは反対側に配置される大径孔部58aと、その大径孔部58aよりも小径に形成されて前記大径孔部58aおよび前記チェーン通路31間に配置されるねじ孔部58bとから成り、前記シリンダヘッド14の前記側壁14aに一体に突設される支持突部64内に形成される。
一方、前記ボルト53は、前記支持突部64の先端との間に平板状のシール部材59を挟む拡径頭部53aと、前記挿通孔53の大径孔部58aに嵌入されるようにして前記拡径突部53aに同軸に連なる嵌合軸部53bと、前記挿通孔58の前記ねじ孔部58bに螺合されるようにして前記嵌合軸部53bに同軸に連なるねじ軸部53cと、テンショナアーム40の前記被支持部40aおよびローラ54を支持するようにして前記ねじ軸部53cに同軸に連なる支持軸部53dとを一体に有する。
前記ボルト53が前記シリンダヘッド14に螺合された状態で該ボルト53の前記支持軸部53dは、前記チェーン通路31を横断するように配置されるものであり、前記ボルト53の先端部すなわち前記支持軸部53dの先端部を挿通、支持するようにした支持ボス60が、前記シリンダヘッド14に一体に設けられる。
前記支持ボス60は、上方に向けて開放した開口部61を有するように形成されており、前記ボルト53の一部、この実施の形態では前記支持軸部53dは、前記開口部60からのオイルを導き得るオイル通路62を中心軸上に形成するようにして中空に形成され、しかも前記ローラ54の内周面と、前記ボルト53における支持軸部53dの外周面との間に前記オイル通路62からのオイルを導くオイル供給孔63が前記支持軸部53dに設けられる。
次にこの第1の実施の形態の作用について説明すると、無端チェーン30の緩み側外周に摺接するテンショナアーム40の一端部が、駆動スプロケット28または被動スプロケット29に近接した位置で機関本体11に回動自在に支持され、前記駆動スプロケット28または前記被動スプロケット29との間に前記無端チェーン30を挟み込むローラ54が、前記テンショナアーム40の一端部を前記機関本体11に回動自在に支持するボルト53に回転可能に支持されるので、ローラ54と、駆動スプロケット28または被動スプロケット29との間に無端チェーン30を挟み込むことにより、被動スプロケット29への噛合を開始する部分または駆動スプロケット28との噛合を解除する部分で生じ易い無端チェーン30の振動をローラ54で抑えることができ、無端チェーン30の伸びを見越してテンショナリフタ41の押圧力を過大に設定することを不要とし、フリクションを低減することができる。
また前記ローラ54が、前記被動スプロケット29に無端チェーン30が噛合を開始する噛合開始部51で前記被動スプロケット29との間に前記無端チェーン30を挟み込む位置または前記駆動スプロケット28から前記無端チェーン30が離脱する噛合解除部52で前記駆動スプロケット28との間に前記無端チェーン30を挟み込む位置に配置されるので、振動が生じ易い部分で無端チェーン30をローラ54で抑えて、無端チェーン30の振動を効果的に抑えることができる。
また前記駆動スプロケット28および前記被動スプロケット29のうち大径側のスプロケット、この実施の形態では被動スプロケット29の前記噛合開始部51に対応して前記ローラ54が配置されるので、無端チェーン30の振動をより効果的に抑えることができる。
また機関本体11のクランクケース12に回転自在に支持されるクランクシャフト16に設けられる駆動スプロケット28と、機関本体11のシリンダヘッド14に回転自在に支持されるカムシャフト20に設けられる被動スプロケット29とに無端チェーン30が巻き掛けられ、前記ローラ54が前記無端チェーン30を走行させるようにして前記機関本体11に形成されるチェーン通路31内に配置されて前記シリンダヘッド14に前記ボルト53を介して回転自在に支持されるので、内燃機関のクランクシャフト16およびカムシャフト20間に設けられる調時伝動機構27における無端チェーン30の振動を抑えることができ、フリクションを抑えて内燃機関の燃費の低減に寄与することができる。
また前記チェーン通路31の一部の外壁を形成する前記シリンダヘッド14の側壁14aに、前記チェーン通路31に通じる挿通孔58が設けられ、前記ボルト53が前記挿通孔58に挿通されて前記シリンダヘッド14に螺合されるので、テンショナアーム40およびローラ54を簡易な構造で支持することができる。
さらに上方に向けて開放した開口部61を有する支持ボス60が、前記ボルト53の先端部を挿通、支持するようにして前記シリンダヘッド14に一体に設けられ、前記開口部61からのオイルを導き得るオイル通路62を中心軸上に形成するようにして一部が中空に形成される前記ボルト53に、前記ローラ54の内周面および前記ボルト53の外周面間に前記オイル通路62からのオイルを導くオイル供給孔63が設けられるので、チェーン通路31内の飛沫オイルが、ボルト53を支持する支持ボス60からボルト53内のオイル通路62に導かれ、さらにボルト53およびローラ54間に導かれるようにしてボルト53およびローラ54間の潤滑を果たすことができる。
本発明の第2の実施の形態について図4および図5を参照しながら説明するが、上記第1の実施の形態に対応する部分には同一の参照符号を付して図示するのみとし、詳細な説明は省略する。
ローラ54は、テンショナアーム40の一端部の被支持部40aをシリンダヘッド14に回動自在に支持する支軸65に回転可能に支持されるものであり、この支軸65は、前記シリンダヘッド14の側壁14aに回動自在に支持される軸部65aと、該軸部65aとは偏心した位置に中心を有して前記軸部65aに連なる偏心軸部65bとを有するように形成され、前記偏心軸部65bでローラ54が回転自在に支持される。
前記シリンダヘッド14の前記側壁14aには前記軸部65aを回動自在に嵌合させる支持孔66が設けられており、前記軸部65aの外周には、前記支持孔66の内周に弾発的に接触する環状のシール部材67が装着される。
前記シリンダヘッド14における前記側壁14aの外方で前記軸部65aの端部にはアーム68の一端部が固着されており、このアーム68の他端側には、前記支持孔66の中心軸線を中心とする円弧状の長孔69が形成される。前記長孔69に挿通されるボルト70が前記シリンダヘッド14の側壁14aに螺合されており、前記ボルト70を緩めた状態で前記長孔69の長手方向両端に前記ボルト70が当接する範囲で前記アーム68および前記支軸65を回動させることができる。
この第2の実施の形態によれば、支軸65の回動位置を調整することで該支軸65の偏心軸部65bで支持されているローラ54の回転中心位置を変化させ、ローラ54から無端チェーン30(第1の実施の形態参照)に作用する押圧力を調整することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
11・・・躯体である機関本体
12・・・クランクケース
14・・・シリンダヘッド
14a・・・側壁
16・・・駆動軸であるクランクシャフト
20・・・被動軸であるカムシャフト
28・・・駆動スプロケット
29・・・被動スプロケット
30・・・無端チェーン
31・・・チェーン通路
40・・・テンショナアーム
41・・・テンショナリフタ
51・・・噛合開始部
52・・・噛合解除部
53・・・支軸であるボルト
54・・・ローラ
58・・・挿通孔
60・・・支持ボス
61・・・開口部
62・・・オイル通路
63・・・オイル供給孔
65・・・支軸
65a・・・軸部
65b・・・偏心軸部
12・・・クランクケース
14・・・シリンダヘッド
14a・・・側壁
16・・・駆動軸であるクランクシャフト
20・・・被動軸であるカムシャフト
28・・・駆動スプロケット
29・・・被動スプロケット
30・・・無端チェーン
31・・・チェーン通路
40・・・テンショナアーム
41・・・テンショナリフタ
51・・・噛合開始部
52・・・噛合解除部
53・・・支軸であるボルト
54・・・ローラ
58・・・挿通孔
60・・・支持ボス
61・・・開口部
62・・・オイル通路
63・・・オイル供給孔
65・・・支軸
65a・・・軸部
65b・・・偏心軸部
Claims (7)
- 躯体(11)に回転自在に支持される駆動軸(16)に設けられる駆動スプロケット(28)ならびに前記躯体(11)に回転自在に支持される被動軸(20)に設けられる被動スプロケット(29)に巻き掛けられる無端チェーン(30)の緩み側外周に摺接するテンショナアーム(40)の一端部が、前記駆動スプロケット(28)または前記被動スプロケット(29)に近接した位置で前記躯体(11)に回動自在に支持され、前記テンショナアーム(40)を前記無端チェーン(30)側に押圧するテンショナリフタ(41)が前記躯体(11)に設けられるチェーンテンショナ装置において、前記駆動スプロケット(28)または前記被動スプロケット(29)との間に前記無端チェーン(30)を挟み込むローラ(54)が、前記テンショナアーム(40)の一端部を前記躯体(11)に回動自在に支持する支軸(53,65)に回転可能に支持されることを特徴とするチェーンテンショナ装置。
- 前記ローラ(54)が、前記被動スプロケット(29)に無端チェーン(30)が噛合を開始する噛合開始部(51)で前記被動スプロケット(29)との間に前記無端チェーン(30)を挟み込む位置または前記駆動スプロケット(28)から前記無端チェーン(30)が離脱する噛合解除部(52)で前記駆動スプロケット(28)との間に前記無端チェーン(30)を挟み込む位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載のチェーンテンショナ装置。
- 前記駆動スプロケット(28)および前記被動スプロケット(29)のうち大径側のスプロケット(29)の前記噛合開始部(51)または前記噛合解除部(52)に対応して前記ローラ(54)が配置されることを特徴とする請求項2に記載のチェーンテンショナ装置。
- 前記躯体が内燃機関の機関本体(11)であり、前記駆動軸が前記機関本体(11)のクランクケース(12)に回転自在に支持されるクランクシャフト(16)であり、前記被動軸が前記機関本体(11)のシリンダヘッド(14)に回転自在に支持されるカムシャフト(20)であり、前記ローラ(54)が前記無端チェーン(30)を走行させるようにして前記機関本体(11)に形成されるチェーン通路(31)内に配置されて前記シリンダヘッド(14)に前記支軸(53,65)を介して回転自在に支持されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のチェーンテンショナ装置。
- 前記チェーン通路(31)の一部の外壁を形成する前記シリンダヘッド(14)の側壁(14a)に、前記チェーン通路(31)に通じる挿通孔(58)が設けられ、前記支軸が前記挿通孔(58)に挿通されて前記シリンダヘッド(14)に螺合されるボルト(53)であることを特徴とする請求項4に記載のチェーンテンショナ装置。
- 上方に向けて開放した開口部(61)を有する支持ボス(60)が、前記ボルト(53)の先端部を挿通、支持するようにして前記シリンダヘッド(14)に一体に設けられ、前記開口部(61)からのオイルを導き得るオイル通路(62)を中心軸上に形成するようにして一部が中空に形成される前記ボルト(53)に、前記ローラ(54)の内周面および前記ボルト(53)の外周面間に前記オイル通路(62)からのオイルを導くオイル供給孔(63)が設けられることを特徴とする請求項5に記載のチェーンテンショナ装置。
- 前記躯体(11)に回動自在に支持される軸部(65a)と、該軸部(65a)とは偏心した位置に中心を有して前記軸部(65a)に連なる偏心軸部(65b)とを有する前記支軸(65)が、前記偏心軸部(65b)で前記ローラ(54)を回転自在に支持するようにしつつ前記軸部(65a)の回動位置を調整可能として前記躯体(11)に取付けられることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のチェーンテンショナ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2014047317A JP2015169329A (ja) | 2014-03-11 | 2014-03-11 | チェーンテンショナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2014047317A JP2015169329A (ja) | 2014-03-11 | 2014-03-11 | チェーンテンショナ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2015169329A true JP2015169329A (ja) | 2015-09-28 |
Family
ID=54202236
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2014047317A Pending JP2015169329A (ja) | 2014-03-11 | 2014-03-11 | チェーンテンショナ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2015169329A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017089534A (ja) * | 2015-11-12 | 2017-05-25 | いすゞ自動車株式会社 | カム軸駆動装置 |
| DE102017116557A1 (de) * | 2017-07-21 | 2019-01-24 | Iwis Motorsysteme Gmbh & Co. Kg | Spannschiene mit einer von außen befestigten Lagerbuchse |
-
2014
- 2014-03-11 JP JP2014047317A patent/JP2015169329A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017089534A (ja) * | 2015-11-12 | 2017-05-25 | いすゞ自動車株式会社 | カム軸駆動装置 |
| US11002342B2 (en) | 2015-11-12 | 2021-05-11 | Isuzu Motors Limited | Camshaft drive device |
| DE102017116557A1 (de) * | 2017-07-21 | 2019-01-24 | Iwis Motorsysteme Gmbh & Co. Kg | Spannschiene mit einer von außen befestigten Lagerbuchse |
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