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JP2015028990A - 不揮発性記憶装置 - Google Patents

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広 篠原
Hiroshi Shinohara
広 篠原
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Abstract

【課題】実施形態は、3次元メモリセルアレイの大容量化を容易に実現できる不揮発性記憶装置を提供する。
【解決手段】実施形態に係る不揮発性記憶装置は、下地層の上に設けられた第1積層電極と、前記第1積層電極に並設された第2積層電極と、前記第1積層電極を貫通する複数の第1半導体層と、前記第2積層電極を貫通する第2半導体層と、を備える。さらに、前記第1積層電極と前記第1半導体層との間、および、前記第2積層電極と前記第2半導体層の間に設けられたメモリ膜と、前記下地層と前記第1積層電極との間、および、前記下地層と前記第2積層電極との間に設けられた連結部を備える。前記連結部は、前記複数の第1半導体層のそれぞれの一方の端、および、前記第2半導体層の一方の端に電気的に接続される。
【選択図】図1

Description

実施形態は、不揮発性記憶装置に関する。
NAND型フラッシュメモリに代表される不揮発性記憶装置は、半導体のウェーハプロセスを用いて製造される。そして、その大容量化、低消費電力化、および低コスト化は、ウェーハプロセスにおける2次元の微細化技術の進展に伴なって実現されてきた。しかしながら、微細加工技術のさらなる進化には、莫大な設備投資が必要となる。このため、複数のメモリ層を積層する3次元構造の記憶装置の開発が進められている。
特開2010−45149号公報
実施形態は、3次元メモリセルアレイの大容量化を容易に実現できる不揮発性記憶装置を提供する。
実施形態に係る不揮発性記憶装置は、下地層の上に設けられた第1積層電極と、前記下地層の上において、前記第1積層電極に並設された第2積層電極と、前記下地層に垂直な方向に前記第1積層電極を貫通する複数の第1半導体層と、前記下地層に垂直な方向に前記第2積層電極を貫通する第2半導体層と、を備える。さらに、前記第1積層電極と前記第1半導体層との間、および、前記第2積層電極と前記第2半導体層の間に設けられたメモリ膜と、前記下地層と前記第1積層電極との間、および、前記下地層と前記第2積層電極との間に設けられた連結部を備える。前記連結部は、前記複数の第1半導体層のそれぞれの一方の端、および、前記第2半導体層の一方の端に電気的に接続される。そして、前記複数の第1半導体層のそれぞれの他方の端は、第1配線に電気的に接続され、前記第2半導体層の他方の端は、第2配線に電気的に接続される。前記第1積層電極と前記第1配線との間には、第1制御電極が設けられる。前記第1制御電極は、前記第1半導体層に前記メモリ膜を介して向き合い、前記第1半導体層の電気的な導通をオンオフ制御する。
実施形態に係る不揮発性記憶装置を模式的に表す斜視図。 実施形態に係る不揮発性記憶装置のメモリセルアレイを表す断面図。 実施形態に係るメモリセルアレイの製造過程を表す模式断面図。 図3に続く製造過程を表す模式断面図。 図4に続く製造過程を表す模式断面図。 図5に続く製造過程を表す模式断面図。 図6に続く製造過程を表す模式断面図。 実施形態の変形例に係るメモリセルアレイを表す断面図。 実施形態の別の変形例に係るメモリセルアレイを表す断面図。 比較例に係るメモリセルアレイを表す断面図。
以下、実施の形態について図面を参照しながら説明する。図面中の同一部分には、同一番号を付してその詳しい説明は適宜省略し、異なる部分について説明する。なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
図1は、実施形態に係る不揮発性記憶装置を模式的に表す斜視図である。
図2は、実施形態に係る不揮発性記憶装置のメモリセルアレイ1を表す断面図である。
実施形態に係る不揮発性記憶装置は、所謂NAND型フラッシュメモリであり、3次元配置されたメモリセルアレイ1を有する。図1は、メモリセルアレイ1の一部を表す斜視図であり、その構造を理解し易くするために、絶縁層の表示を省略している。すなわち、メモリセルアレイ1の各要素は、図示しない絶縁層により相互に絶縁されている。
図1に表すように、不揮発性記憶装置は、下地層の上に設けられたメモリセルアレイ1を有する。
下地層は、例えば、基板11である。基板11は、例えば、シリコン基板であり、その上面11aには、メモリセルアレイ1を制御する回路が設けられる。そして、基板11の上には、第1層間絶縁膜(以下、層間絶縁膜13)が設けられる。メモリセルアレイ1は、層間絶縁膜13の上に設けられる。
メモリセルアレイ1は、層間絶縁膜13の上に設けられた導電層14と、導電層14の上に設けられた選択ゲート電極25と、選択ゲート電極25の上に設けられた積層電極20と、積層電極20の上に設けられた選択ゲート電極23と、選択ゲート電極23の上に設けられた第1配線(以下、ビット線60)および第2配線(以下、ソース線70)と、を備える。
以下の説明では、基板11に対して垂直な方向をZ方向とし、Z方向と直交する2方向のうちの1つをX方向、他の1つをY方向とする。また、Z方向を上方、その反対を下方と表現する場合がある。
積層電極20は、下地層の上に並設された第1積層電極(以下、積層電極20a)と、第2積層電極(以下、積層電極20b)と、を含む。積層電極20aは、複数の制御ゲート電極21aを含む。積層電極20bは、複数の制御ゲート電極21bを含む。
以下の説明では、積層電極20aと積層電極20bを区別して説明する場合と、積層電極20aと積層電極20bとを総称して積層電極20と説明する場合がある。別の要素についても同様である。
選択ゲート電極23は、Y方向に延在するストライプ状に設けられる。積層電極20aの上には、複数の選択ゲート電極23a(第1制御電極)が並設される。一方、選択ゲート電極25も、Y方向に延在するストライプ状に設けられる。そして、複数の選択ゲート電極25(第2制御電極)が、導電層14と、積層電極20aと、の間、に配置される。
積層電極20bの上には、選択ゲート電極23b(第3制御電極)が設けられる。また、導電層14と、積層電極20bと、の間にも、選択ゲート電極25が配置される。
複数の第1半導体層(以下、半導体層30a)が、選択ゲート電極25、積層電極20aおよび選択ゲート電極23aをZ方向に貫通して設けられる。また、第2半導体層(以下、半導体層30b)が、選択ゲート電極25、積層電極20bおよび選択ゲート電極23bをZ方向に貫通して設けられる。
複数の半導体層30aのそれぞれの一方の端、および、半導体層30bの一方の端は、連結部40に電気的に接続される。連結部40は、導電層14と、選択ゲート電極25の間に設けられ、複数の半導体層30aと半導体層30bを電気的に接続する。
1つの連結部40に接続された複数の半導体層30aのそれぞれの他方の端は、コンタクトプラグ53を介して1つの第1配線(以下、ビット線60)に電気的に接続される。また、半導体層30bの他方の端は、コンタクトプラグ53を介して第2配線(以下、ソース線70)に電気的に接続される。
半導体層30a、30bおよび連結部40の外面には、メモリ膜47(図2参照)が設けられる。メモリ膜47は、例えば、シリコン酸化膜とシリコン窒化膜を含む多層膜である。そして、連結部40に設けられるメモリ膜47は、連結部40と導電層14との間を電気的に絶縁する。
半導体層30aと、制御ゲート電極21aと、の間に設けられるメモリ膜47は、電荷蓄積層として機能する。すなわち、それぞれの制御ゲート電極21aと、半導体層30aと、の間にメモリセルMC1が形成される。
半導体層30bと、制御ゲート電極21bと、の間に設けられるメモリ膜47も電荷蓄積層として機能する。したがって、半導体層30bと、制御ゲート電極21bと、の間にもメモリセルMC2が形成される。
積層電極20aの上に設けられた選択ゲート電極23aと、半導体層30aと、の間、および、選択ゲート電極25と、半導体層30aと、の間に設けられたメモリ膜47は、ゲート絶縁膜として機能する。そして、選択ゲート電極23aと半導体層30aとの間には、選択トランジスタSG1が形成される。また、選択ゲート電極25と半導体層30aとの間には、選択トランジスタSG2が形成される。
積層電極20bの上に設けられた選択ゲート電極23bと、半導体層30bと、の間に設けられたメモリ膜47は、ゲート絶縁膜として機能する。そして、選択ゲート電極23bと半導体層30bとの間には、選択トランジスタSG3が形成される。また、選択ゲート電極25と半導体層30bとの間にも、選択トランジスタSG4が形成される。
選択トランジスタSG1およびSG2は、半導体層30aの電気的な導通をオンオフ制御する。一方、選択トランジスタSG3は、半導体層30bの電気的な導通をオンオフ制御する。
本実施形態では、ビット線60に接続された複数の半導体層30aのいずれか1つと、連結部40と、ソース線70に接続された半導体層30bとがメモリセルストリング50を形成する。そして、選択トランジスタSG1および選択トランジスタSG3が、メモリセルストリング50の電気的な導通を制御する。選択トランジスタSG2は、複数の半導体層30aのうちのオン状態にされた1つを除く他の半導体層30aの導通をオフし、所謂リードディスターブ(Read Disturb)を防ぐ。選択トランジスタSG4は、オン状態に保持される。
図2に表すように、半導体層30は、例えば、Z方向に延在する柱状に設けられ、その外面をメモリ膜47が覆う。連結部40は、例えば、中空構造の導電層51を有し、その外面にメモリ膜47が設けられる。半導体層30および導電層51は、例えば、導電性を有する多結晶シリコン(ポリシリコン)を含み、電気的に接続されている。
半導体層30は、後述するように、選択ゲート電極23、積層電極20および選択ゲート電極25を貫通したメモリホール65の内部に設けられる(図7参照)。例えば、半導体層30は、そのメモリホールの内面に形成されたメモリ膜47の上にポリシリコン層を堆積することにより形成される。そして、半導体層30は、メモリホール65を塞ぐ柱状構造でも良いし、内側に空洞を有する中空構造でも良い。
連結部40は、その外面を導電層14に覆われる。すなわち、導電層51は、メモリ膜47を介して導電層14に覆われる。例えば、導電層14をバックゲートとして、所定の電圧を印加することにより、メモリ膜47と導電層51との界面に蓄積チャネルを形成することができる。これにより、導電層51の導電率を高くすることが可能となり、連結部40を延在方向(X方向)に長く形成することができる。その結果、連結部40に接続可能な半導体層30aの数を増やすことができる。
図2に表すように、導電層14の上には、絶縁層31が設けられ、その上に選択ゲート電極25が設けられる。そして、選択ゲート電極25の上には、積層電極20aおよび20bが並設される。
積層電極20aは、Z方向に積層された複数の制御ゲート電極21aと、制御ゲート電極21aの間を電気的に絶縁する絶縁層35aと、を含む。積層電極20bは、Z方向に積層された複数の制御ゲート電極21bと、制御ゲート電極21bの間を電気的に絶縁する絶縁層35bと、を含む。
制御ゲート電極21aおよび21bは、例えば、導電性を有するポリシリコン膜である。絶縁層35aおよび35bは、例えば、シリコン酸化膜およびシリコン窒化膜の少なくともいずれか一方を含む。
積層電極20aと積層電極20bとの間には、絶縁膜43が設けられ、積層電極20aを積層電極20bから電気的に絶縁する。絶縁膜43は、例えば、シリコン酸化膜およびシリコン窒化膜の少なくともいずれか一方を含む。
積層電極20aおよび積層電極20bの上には、選択ゲート電極23が設けられる。そして、選択ゲート電極23の上には、ビット線60およびソース線70を含む多層配線が設けられる。ビット線60は、コンタクトプラグ53を介して選択ゲート電極23aを貫通した半導体層30aに電気的に接続される。ソース線70は、コンタクトプラグ53を介して選択ゲート電極23bを貫通した半導体層30bに電気的に接続される。
半導体層30aとビット線60との間、および、半導体層30bとソース線70との間には、第2層間絶縁膜(以下、層間絶縁膜49)が設けられる。そして、層間絶縁膜49をZ方向に貫通する複数のコンタクトプラグ53を介してビット線60と半導体層30aとの間、および、ソース線70と半導体層30bとの間が電気的に接続される。
次に、図3〜図7を参照して、本実施形態に係るメモリセルアレイ1の製造方法を説明する。図3(a)〜図7(b)は、実施形態に係るメモリセルアレイ1の製造過程を表す模式断面図である。
図3(a)に表すように、図示しない層間絶縁膜13の上に設けられた導電層14に、メモリホール65の下端を連結する溝(以下、PC14a)を形成する。導電層14は、例えば、p形不純物であるボロンをドープしたポリシリコン膜である。
次に、図3(b)に表すように、犠牲層61をPC14aの内部に埋め込む。すなわち、PC14aを形成した導電層14の上に犠牲層61を堆積する。続いて、PC14aの内部を埋め込んだ部分が残るように犠牲層61の全面をエッチバックし、隣り合うPC14aの間に導電層14を露出させる。犠牲層61は、例えば、シリコン窒化膜である。また、犠牲層61として、不純物をドープしないポリシリコン膜を用いても良い。
次に、図3(c)に表すように、導電層14および犠牲層61の上に絶縁層31を形成し、その上に選択ゲート電極25を形成する。選択ゲート電極25は、例えば、複数の溝25aにより分割された導電性のポリシリコン膜である。
絶縁層31は、例えば、シリコン酸化膜であり、犠牲層61に対してエッチングの選択性を有する。例えば、犠牲層61がシリコン窒化膜の場合、シリコン酸化膜は、そのエッチング液(熱リン酸)に耐性を有する。また、シリコン酸化膜は、不純物をドープしないポリシリコン膜を選択的にエッチングするアルカリ系のエッチング液に対して耐性を有する。絶縁層31は、導電層14と選択ゲート電極25との間の絶縁耐圧が所定の値よりも高くなる膜厚に形成する。
次に、図3(d)に表すように、溝25aの内部に絶縁膜41を埋め込み、隣り合う選択ゲート電極25の間を絶縁する。例えば。選択ゲート電極25の上に絶縁膜41を形成する。続いて、全面エッチングにより絶縁膜41をエッチバックし、選択ゲート電極25の上面を露出させる。絶縁膜41には、例えば、シリコン酸化膜を用いることができる。
次に、図4(a)に表すように、選択ゲート電極25の上に、導電層21と絶縁層35を交互に堆積した積層体24を形成する。導電層21は、例えば、導電性のポリシリコン膜である。絶縁層35は、例えば、シリコン酸化膜およびシリコン窒化膜の少なくともいずれか一方を含む。また、絶縁層35は、制御ゲート電極21a間、および、制御ゲート電極21b間に印加される電圧よりも高い耐圧を有する厚さに形成する。
次に、図4(b)に表すように、積層体24をZ方向に分断する溝(以下、ST24)を形成し、積層電極20aおよび積層電極20bを形成する。すなわち、ST24により、導電層21は、制御ゲート電極21aと21bに分断され、絶縁層35は、絶縁層35aと35bに分断される。
次に、図5(a)に表すように、ST24の内部に絶縁膜43を埋め込む。例えば。積層電極20aおよび20bの上に絶縁膜43を形成する。続いて、全面エッチングにより絶縁膜43をエッチバックし、制御ゲート電極21aおよび21bの上面を露出させる。絶縁膜43は、例えば、シリコン酸化膜およびシリコン窒化膜の少なくともいずれいか一方を含む。
続いて、図5(b)に表すように、積層電極20a、20bおよび絶縁膜43の上に絶縁層37を形成し、その上に選択ゲート電極23を形成する。さらに、選択ゲート電極23の上に絶縁層39を形成する。選択ゲート電極23は、例えば、導電性のポリシリコン膜である。絶縁層39は、例えば、シリコン酸化膜であり、選択ゲート電極23を保護する。同図に表すように、選択ゲート電極23および絶縁層39は、複数の溝23cにより分割される。
次に、図6(a)に表すように、溝23cの内部に絶縁膜45を埋め込み、隣り合う選択ゲート電極23の間を絶縁する。例えば。選択ゲート電極23の上に絶縁膜45を形成する。続いて、全面エッチングにより絶縁膜45をエッチバックし、選択ゲート電極23の上面を露出させる。絶縁膜45には、例えば、シリコン酸化膜を用いることができる。
次に、図6(b)に表すように、メモリホール65aおよび65bを形成する。メモリホール65は、絶縁層39から選択ゲート電極23、積層電極20および選択ゲート電極25を貫通して犠牲層61に連通する。
続いて、図7(a)に表すように、複数メモリホール65を介して犠牲層61をエッチングしPC14aを形成する。例えば、犠牲層61としてシリコン窒化膜を用いる場合、積層電極20に含まれる絶縁層35には、シリコン酸化膜を用いる。そして、熱リン酸をエッチング液に用いることにより、メモリホール65を介して犠牲層61を選択的に除去することができる。
次に、図7(b)に表すように、メモリホール65およびPC14aの内面にメモリ膜47を形成する。メモリ膜47は、例えば、シリコン酸化膜とシリコン窒化膜を交互に積層した、所謂ONO膜である。続いて、PC14aの内面に設けられたメモリ膜47の上に導電層51を形成し、同時に、メモリホール65の内部に半導体層30を形成する。半導体層30および導電層51は、例えば、導電性のポリシリコン膜である。
例えば、メモリホール65、および、それに連通したPC14aの内部に、例えば、減圧CVD(Chemical Vapor Deposition)法を用いてポリシリコン膜を形成する。PC14aの内部に形成されるポリシリコン膜は、メモリホール65がポリシリコン膜により閉塞された時点で、その堆積が停止される。すなわち、PC14aの内部には、空洞が生じる場合がある。
さらに、絶縁層39の上に形成されたポリシリコン膜およびメモリ膜47を全面エッチングして、絶縁層39を露出させる。これにより、メモリホール65aの内部に半導体層30aが形成され、メモリホール65bの内部に半導体層30bが形成される。同時に、PC14aの内部に連結部40が形成される。
続いて、絶縁層39および半導体層30の端面の上に、ビット線60およびソース線70を含む多層配線を形成し、メモリセルアレイ1を完成させる(図2参照)。
上記のように、本実施形態に係るメモリセルアレイ1では、ソース線70に接続された1つの半導体層30bが、1つのビット線60につながる複数の半導体層30aに連結部40を介して接続される。そして、複数の半導体層30aに含まれるメモリセルアレイは、積層電極20aにより制御される。このため、積層電極20aのX方向の幅W(図4(b)参照)を広く形成することができる。
図10は、比較例に係るメモリセルアレイ4を表す断面図である。この例では、ビット線60に接続される半導体層30aと、ソース線70に接続される半導体層30bと、を1対1に対応させ、その間をつなぐ連結部40を設けることによりメモリセルストリング50を構成する。この構造では、例えば、各半導体層30の間に分離溝STが設けられる。その結果、積層電極20に設けられるメモリホール65と、分離溝STと、が近接して配置されることになり、メモリホール65と分離溝STの干渉を避けることが難しくなる。このため、メモリホールの形状の高度な制御が必要となる。また、メモリホール65および分離溝STの形成過程におけるフォトリソグラフィの合わせ精度も厳しくなる。
さらに、積層電極20の幅Wは、隣り合う半導体層30の間隔に等しく、例えば、フォトリソグラフィの解像度の限界に近い幅に設けられる。このように積層電極20の幅Wが狭くなると、積層電極20のアスペクト比(Z方向の高さT/X方向の幅W)が大きくなり、分離溝STを形成した後の製造過程において、積層電極20が倒壊する恐れが生じる。
これに対し、本実施形態では、複数の半導体層30aが貫通する積層電極20aに分離溝STが設けられることがなく、その幅Wを広く形成することができる。また、分離溝STの数が削減されるため、記憶容量を減少させることなく分離溝STの幅を広げることも可能である。また、半導体層30bが貫通する積層電極20bについても、その幅Wを広くすることができる。
これにより、メモリホールと分離溝との間の干渉が抑えられ、メモリセルアレイの製造が容易となる。また、積層電極20のアスペクト比を小さくすることができるため、分離溝STを形成した後の積層電極20の倒壊が生じ難くなる。したがって、制御ゲート電極21aの積層数を増加させることが可能となり、記憶容量を大きくすることもできる。
上記の実施形態では、ソース線70に接続される半導体層30bは、連結部40の一方の端に接続されるが、実施形態はこれに限定される訳ではない。半導体層30bの配置位置は任意であり、メモリセルアレイの構成に合わせてその位置を設定することができる。
図8は、実施形態の変形例に係るメモリセルアレイ2を表す断面図である。同図に表すように、本変形例においても、1つのビット線60に接続された複数の半導体層30aが、ソース線70に接続された半導体層30bに連結部40を介して接続される。そして、積層電極20aの上に設けられた選択ゲート電極23aにより、複数の半導体層30aのうちの1つが選択される。
この例では、導電層14と積層電極20との間に、選択ゲート電極25が設けられない。このため、選択ゲート電極23aにより選択されない他の半導体層30aにおいて、リードディスターブが生じる恐れがある。すなわち、半導体層30aと半導体層30bとで構成されるメモリセルストリング50からデータを読み出す際に、選択ゲート電極23により選択されていない半導体層30aにも電圧が印加される。しかしながら、半導体層30bに連結部40を介して接続される半導体層30aの数が少なければ、リードディスターブの影響を抑制することができる。そして、本変形例では、選択ゲート電極25を省略することにより製造過程を簡略化し、製造歩留りの向上、および、低コスト化が可能となる。
図9は、実施形態の別の変形例に係るメモリセルアレイ3を表す断面図である。
この例では、1つのビット線60および連結部40に接続された複数の半導体層30aの間において、ソース線70に電気的に接続された半導体層30bが連結部40に接続される。例えば、連結部40に接続される半導体層30aの数が多い場合には、連結部40を長く延在させる。これに対し、半導体層30bの接続位置は、ソース線70の配置に応じて、適宜、設定することが可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1〜4・・・メモリセルアレイ、 11・・・基板、 11a・・・上面、 13、49・・・層間絶縁膜、 14、21、51・・・導電層、 20、20a、20b・・・積層電極、 21a、21b・・・制御ゲート電極、 23、23a、23b、25・・・選択ゲート電極、 23c、25a・・・溝、 24・・・積層体、 30、30a、30b・・・半導体層、 31、35、35a、35b、37、39・・・絶縁層、 40・・・連結部、 41、43、45・・・絶縁膜、 47・・・メモリ膜、 50・・・メモリセルストリング、 53・・・コンタクトプラグ、 60・・・ビット線、 61・・・犠牲層、 65、65a、65b・・・メモリホール、 70・・・ソース線、 ST・・・分離溝

Claims (6)

  1. 下地層の上に設けられた第1積層電極と、
    前記下地層の上において、前記第1積層電極に並設された第2積層電極と、
    前記下地層に垂直な方向に前記第1積層電極を貫通する複数の第1半導体層と、
    前記下地層に垂直な方向に前記第2積層電極を貫通する第2半導体層と、
    前記第1積層電極と前記第1半導体層との間、および、前記第2積層電極と前記第2半導体層の間に設けられたメモリ膜と、
    前記下地層と前記第1積層電極との間、および、前記下地層と前記第2積層電極との間に設けられた連結部であって、前記複数の第1半導体層のそれぞれの一方の端、および、前記第2半導体層の一方の端に電気的に接続された連結部と、
    前記複数の第1半導体層のそれぞれの他方の端に電気的に接続された第1配線と、
    前記第2半導体層の他方の端に電気的に接続された第2配線と、
    前記第1積層電極と前記第1配線との間に設けられた第1制御電極であって、前記第1半導体層に前記メモリ膜を介して向き合い、前記第1半導体層の電気的な導通をオンオフ制御する第1制御電極と、
    を備えた不揮発性記憶装置。
  2. 前記第1積層電極と前記連結部との間に設けられた第2制御電極であって、前記第1半導体層に前記メモリ膜を介して向き合い、前記第1半導体層の電気的な導通をオンオフ制御する第2制御電極をさらに備えた請求項1記載の不揮発性記憶装置。
  3. 前記第1積層電極および前記第2積層電極のそれぞれと、前記下地層と、の間に設けられ、前記メモリ膜を介して前記連結部を覆う導電層をさらに備えた請求項1または2に記載の不揮発性記憶装置。
  4. 前記第2積層電極と前記第2配線との間に設けられた第3制御電極であって、前記第2半導体層に前記メモリ膜を介して向き合い、前記第2半導体層の導通をオンオフ制御する第3制御電極をさらに備えた請求項1〜3のいずれか1つに記載の不揮発性記憶装置。
  5. 前記第2半導体層は、前記連結部の一方の端に接続される請求項1〜4のいずれか1つに記載の不揮発性記憶装置。
  6. 前記第2半導体層は、前記連結部に接続された複数の前記第1半導体層の間において、前記連結部に接続される請求項1〜5のいずれか1つに記載の不揮発性記憶装置。
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