JP2015069702A - 非水電解質二次電池用負極およびこれを用いた非水電解質二次電池およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】集電体と、前記集電体の表面に配置された、負極材料を含む負極合剤層とを有し、前記負極材料が、負極活物質粒子の表面に、硫黄、リンおよびホウ素からなる群から選択される1種または2種以上を1.7〜5原子%含有する第1のSEI被膜と、C−C結合およびC−H結合を含有し、前記C−C結合および前記C−H結合の合計含有量が前記第1のSEI被膜よりも3倍以上多い第2のSEI被膜とがこの順に形成されてなる被覆材料を含むことを特徴とする、非水電解質二次電池用負極。
【選択図】図2
Description
集電体を構成する材料に特に制限はないが、好適には金属が用いられる。
負極合剤層は、負極材料を含む。本形態に係る非水電解質二次電池用負極において、当該負極材料は、負極活物質粒子の表面に、第1のSEI被膜と、第2のSEI被膜とがこの順に形成されてなる被覆材料を含む点に特徴がある。以下、被覆材料の構成について、詳細に説明する。
正極合剤層は活物質を含み、必要に応じて、導電助剤、バインダー、電解質(ポリマーマトリックス、イオン伝導性ポリマー、電解液など)、イオン伝導性を高めるためのリチウム塩などのその他の添加剤をさらに含む。
セパレータは、電解質を保持して正極と負極との間のリチウムイオン伝導性を確保する機能、および正極と負極との間の隔壁としての機能を有する。
集電板(25、27)を構成する材料は、特に制限されず、リチウムイオン二次電池用の集電板として従来用いられている公知の高導電性材料が用いられうる。集電板の構成材料としては、例えば、アルミニウム、銅、チタン、ニッケル、ステンレス鋼(SUS)、これらの合金等の金属材料が好ましい。軽量、耐食性、高導電性の観点から、より好ましくはアルミニウム、銅であり、特に好ましくはアルミニウムである。なお、正極集電板25と負極集電板27とでは、同一の材料が用いられてもよいし、異なる材料が用いられてもよい。
また、図示は省略するが、集電体11と集電板(25、27)との間を正極リードや負極リードを介して電気的に接続してもよい。正極および負極リードの構成材料としては、公知のリチウムイオン二次電池において用いられる材料が同様に採用されうる。なお、外装から取り出された部分は、周辺機器や配線などに接触して漏電したりして製品(例えば、自動車部品、特に電子機器等)に影響を与えないように、耐熱絶縁性の熱収縮チューブなどにより被覆することが好ましい。
電池外装体29は、その内部に発電要素を封入する部材であり、発電要素を覆うことができる、アルミニウムを含むラミネートフィルムを用いた袋状のケースなどが用いられうる。該ラミネートフィルムとしては、例えば、PP、アルミニウム、ナイロンをこの順に積層してなる3層構造のラミネートフィルム等を用いることができるが、これらに何ら制限されるものではない。高出力化や冷却性能に優れ、EV、HEV用の大型機器用電池に好適に利用することができるという観点から、ラミネートフィルムが望ましい。また、外部から掛かる発電要素への群圧を容易に調整することができることから、外装体はアルミニウムを含むラミネートフィルムがより好ましい。
本発明の他の形態によれば、上述した形態に係る非水電解質二次電池の製造方法の一例として、非水電解質二次電池の製造方法が提供される。具体的に、本形態に係る製造方法は、正極、負極および電解質層を含む発電要素が外装体の内部に封入されてなる非水電解質二次電池の製造方法である。そして、当該製造方法は、外装体に設けられた電解液注入口より、硫黄、リンおよびホウ素からなる群から選択される1種または2種以上を含有する化合物Aを含む第1の電解液を注入する第1注液工程と、前記第1注液工程後に、前記電解液注入口を仮封口して充電を行う第1充電工程、および/または、前記電解液注入口を仮封口してエージングを行うエージング工程と、前記第1充電工程および/または前記エージング工程後に、前記電解液注入口より、環状炭酸エステルを含む第2の電解液を注入する第2注液工程と、前記第2注液工程後に、前記電解液注入口を本封口して充電を行う第2充電工程とを含む点に特徴を有する。
電池の組み立てについては、公知の方法で行うことができ、特に制限されないが、図1に示すように、上記で得られた単電池層を、外装体22に収容し、電池前駆体を得る。
次に、上記で得られた電池前駆体を構成する外装体に設けられた電解液注入口より、硫黄、リンおよびホウ素からなる群から選択される1種または2種以上を含有する化合物Aを含む第1の電解液を注入する(第1注液工程)。すなわち、本形態に係る製造方法における第1注液工程は、上記所定の「化合物A」を含む第1の電解液を、正極、負極およびセパレータを含む発電要素が内部に封入されてなる外装体の内部に注入する工程を含む。当該工程により、外装体内部の正極、負極およびセパレータを含む発電要素が、第1の電解液に浸漬される。なお、当該工程において、「浸漬される」とは、発電要素の全体が浸漬されていてもよいが、発電要素の一部が浸漬されている状態であってもよい。なお、電解液の注液プロセスは、従来のリチウムイオン二次電池の製造で行われている手法と同様にして行うことができる。
上記の第1注液工程を実施した後、外装体22の開口部(電解液注入口)を溶接または熱融着等により封口することが好ましい。本形態に係る製造方法では、電解液を少なくとも2回に分けて添加するため、本明細書では、第1注液工程後の封口を「仮封口」と称する。なお、外装体22の開口部の封口プロセスは、従来のリチウムイオン二次電池の製造で行われている手法と同様にして行うことができる。
上記の第1充電工程またはエージング工程を実施した後、仮封口した電解液注入口を開放して、第1充電工程またはエージング工程において外装体22の内部に発生したガスを当該外装体の外部に排出することが好ましい(ガス排出工程)。本形態に係る製造方法では、第1充電工程またはエージング工程後の電池前駆体に、開放された電解液注入口から、環状炭酸エステルを含む第2の電解液を、外装体に設けられた電解液注入口から注液する。すなわち、本形態に係る製造方法における第2注液工程は、環状炭酸エステルを含む第2の電解液を、正極、負極およびセパレータを含む発電要素が内部に封入されてなる外装体の内部に注入する工程を含む。当該工程により、外装体内部の正極、負極およびセパレータを含む発電要素が、第1の電解液および第2の電解液の混合物に浸漬される。なお、当該工程において、「浸漬される」とは、発電要素の全体が浸漬されていてもよいが、発電要素の一部が浸漬されている状態であってもよい。なお、電解液の注液プロセスは、従来のリチウムイオン二次電池の製造で行われている手法と同様にして行うことができる
第2注液工程において注液される第2の電解液は、従来公知の液体電解質に、環状炭酸エステルが添加されたものである。すなわち、第2の電解液は、所定の化合物Aに代えて環状炭酸エステルを含むこと以外は、上述した第1の電解液と同様の構成を有する。
第2注液工程後、外装体22の開口部(電解液注入口)を溶接等により封口または熱融着して、非水電解質二次電池の組み立てが完了する。本明細書では、第2注液工程後の封口を「本封口」と称する。なお、外装体22の開口部の封口プロセスは、従来のリチウムイオン二次電池の製造で行われている手法と同様にして行うことができる。
自動車用途などにおいては、昨今、大型化された電池が求められている。そして、電池の充放電を繰り返した後でも電池抵抗の上昇を防止するという本願発明の効果は、負極活物質の表面における被膜(SEI)の形成量の多い大面積電池の場合に、より効果的にその効果が発揮される。したがって、本発明において、発電要素を外装体で覆った電池構造体が大型であることが本発明の効果がより発揮されるという意味で好ましい。具体的には、負極合剤層が長方形状であり、当該長方形の短辺の長さが100mm以上であることが好ましい。かような大型の電池は、車両用途に用いることができる。ここで、負極合剤層の短辺の長さとは、各電極の中で最も長さが短い辺を指す。電池構造体の短辺の長さの上限は特に限定されるものではないが、通常250mm以下である。
組電池は、電池を複数個接続して構成した物である。詳しくは少なくとも2つ以上用いて、直列化あるいは並列化あるいはその両方で構成されるものである。直列、並列化することで容量および電圧を自由に調節することが可能になる。
上記電気デバイスは、出力特性に優れ、また長期使用しても放電容量が維持され、サイクル特性が良好である。電気自動車やハイブリッド電気自動車や燃料電池車やハイブリッド燃料電池自動車などの車両用途においては、電気・携帯電子機器用途と比較して、高容量、大型化が求められるとともに、長寿命化が必要となる。したがって、上記電気デバイスは、車両用の電源として、例えば、車両駆動用電源や補助電源に好適に利用することができる。
(実施例1)
1.電解液の調製
エチレンカーボネート(EC)とジエチルカーボネート(DEC)との混合溶媒(30:70(体積比))を溶媒とした。この溶媒に、リチウム塩であるLiPF6を1.0Mの濃度で添加したものを電解液とした(なお、「1.0MのLiPF6」とは、当該混合溶媒およびリチウム塩の混合物におけるリチウム塩(LiPF6)濃度が1.0Mであるという意味である)。以下、当該混合溶媒およびリチウム塩の混合物を「1.0MのLiPF6含有の電解液」とも称する。
・第1の電解液:1.0MのLiPF6含有の電解液100質量%に対してプロパンスルトン(PS)2質量%を添加したもの
・第2の電解液:1.0MのLiPF6含有の電解液100質量%に対してビニレンカーボネート(VC)4質量%を添加したもの
2.正極の作製
正極活物質としてLiMn2O4(平均粒子径:10μm)85質量%、導電助剤としてアセチレンブラック(平均粒子径:0.1μm)5質量%、およびバインダーとしてPVdF10質量%からなる固形分を準備した。この固形分の混合物に対し、スラリー粘度調整溶媒であるN−メチル−2−ピロリドン(NMP)を適量添加して、正極スラリーを作製した。次に、正極スラリーを、集電体であるアルミニウム箔(10μm)の両面に塗布し乾燥・プレスを行い、片面塗工量20mg/cm2、厚み142μm(箔込み)の正極を作製した。
負極活物質として被覆天然黒鉛(平均粒子径:12μm)94質量%、およびバインダーとしてSBR(スチレン−ブタジエンゴム)3質量%、CMC(カルボキシメチルセルロース)3質量%からなる固形分を準備した。SBRおよびCMCのそれぞれにスラリー粘度調整溶媒であるイオン交換水を適量添加して、SBR水溶液およびCMC水溶液を調製し、負極活物質に対してCMC水溶液およびSBR水溶液を順次撹拌しながら添加して、負極スラリーを作製した。次に、負極スラリーを、集電体である銅箔(10μm)の両面に塗布し乾燥・プレスを行い、片面塗工量6mg/cm2、厚み90μm(箔込み)の負極を作製した。
上記で作製した正極および負極を、合剤層どうしが向き合うように、セパレータ(ポリエチレン微多孔膜、厚さ:25μm)を介して積層した(正極10層、負極11層)。
上記で得られた電池前駆体を乾燥させた後、上記で調製した第1の電解液を注液し(第1注液工程)、外装体の開口部(電解液注入口)を仮封口(真空シール)した。その後、第1充電工程として、0.05Cの電流値でSOC10%まで充電した。次に、外装体の開口部を開口し、第1充電工程で発生したガスを電池から排出させた。次いで、上記で調製した第2の電解液を注液し(第2注液工程)、外装体の開口部(電解液注入口)を本封口(真空シール)した。その後、第2充電工程として、0.2Cの電流値で4.15Vの電位となるまで定電流定電圧充電して、リチウムイオン二次電池を完成させた。なお、最終的に注液された電解液の全量を100質量%とした場合の第1の電解液と第2の電解液との体積比(合計100質量%)は、70質量%:30質量%(第1の電解液:第2の電解液)とした。
第2の電解液の調製の際に、ビニレンカーボネート(VC)4質量%に代えてフルオロエチレンカーボネート(FEC)4質量%を添加したこと以外は、上述した実施例1と同様の手法により、リチウムイオン二次電池を作製した。
第2の電解液の調製の際に、ビニレンカーボネート(VC)4質量%に代えてビニレンカーボネート(VC)2質量%およびフルオロエチレンカーボネート(FEC)2質量%を添加したこと以外は、上述した実施例1と同様の手法により、リチウムイオン二次電池を作製した。
第1の電解液の調製の際に、プロパンスルトン(PS)2質量%に代えてエチレンサルファイト(ES)2質量%を添加したこと以外は、上述した実施例1〜3のそれぞれと同様の手法により、リチウムイオン二次電池を作製した。
第1充電工程を行わず、それに代えて、25℃の温度条件下で24時間放置するエージング工程を行ったこと以外は、上述した実施例1〜6のそれぞれと同様の手法により、リチウムイオン二次電池を作製した。
上述した実施例1において、得られた電池前駆体を乾燥させた後、電解液として、1.0MのLiPF6含有の電解液100質量%に対してビニレンカーボネート(VC)2質量%を添加したものを注液し、外装体の開口部(電解液注入口)を本封口(真空シール)した。その後、充電工程として、0.2Cの電流値で4.15Vの電位となるまで定電流定電圧充電して、リチウムイオン二次電池を完成させた。
電解液として、1.0MのLiPF6含有の電解液100質量%に対してエチレンサルファイト(ES)1質量%を添加したものを用いたこと以外は、上述した比較例1と同様の手法により、リチウムイオン二次電池を完成させた。
電解液として、1.0MのLiPF6含有の電解液100質量%に対してプロパンスルトン(PS)1質量%を添加したものを用いたこと以外は、上述した比較例1と同様の手法により、リチウムイオン二次電池を完成させた。
電解液として、1.0MのLiPF6含有の電解液100質量%に対してフルオロエチレンカーボネート(FEC)2質量%を添加したものを用いたこと以外は、上述した比較例1と同様の手法により、リチウムイオン二次電池を完成させた。
電解液として、1.0MのLiPF6含有の電解液100質量%に対してプロパンスルトン(PS)1質量%およびビニレンカーボネート(VC)2質量%を添加したものを用いたこと以外は、上述した比較例1と同様の手法により、リチウムイオン二次電池を完成させた。
電解液として、1.0MのLiPF6含有の電解液100質量%に対してプロパンスルトン(PS)1質量%およびフルオロエチレンカーボネート(FEC)2質量%を添加したものを用いたこと以外は、上述した比較例1と同様の手法により、リチウムイオン二次電池を完成させた。
電解液として、1.0MのLiPF6含有の電解液100質量%に対してプロパンスルトン(PS)1質量%、ビニレンカーボネート(VC)1質量%およびフルオロエチレンカーボネート(FEC)1質量%を添加したものを用いたこと以外は、上述した比較例1と同様の手法により、リチウムイオン二次電池を完成させた。
第1注液工程において第2の電解液を注液し、第2注液工程において第1の電解液を注液したこと以外は、上述した実施例1と同様の手法により、リチウムイオン二次電池を完成させた。
第1注液工程において第2の電解液を注液し、第2注液工程において第1の電解液を注液したこと以外は、上述した実施例3と同様の手法により、リチウムイオン二次電池を完成させた。
第1注液工程において第2の電解液を注液し、第2注液工程において第1の電解液を注液したこと以外は、上述した実施例7と同様の手法により、リチウムイオン二次電池を完成させた。
第1注液工程において第2の電解液を注液し、第2注液工程において第1の電解液を注液したこと以外は、上述した実施例9と同様の手法により、リチウムイオン二次電池を完成させた。
上述した実施例1で作製した電池を解体し、負極合剤層に含まれる負極材料を取り出して、X線光電子分光(XPS)法を用いて、負極材料の表面近傍における構造を定量的に分析した。その結果を、図2〜図4、並びに下記の表1に示す。なお、図2に示すCのプロファイルを見ると、深さ方向にCの組成比が一旦減少した後に増加し、その後にグラファイトの露出面が位置していることがわかる(図3)。このため、本実施例では、グラファイトの露出面に隣接するSEI被膜の組成を第1のSEI被膜の組成とみなし、負極材料の最表面におけるSEI被膜の組成を第2のSEI被膜の組成とみなした。
(電池抵抗の測定)
上述した実施例および比較例で作製した電池について、以下の手法により電池抵抗の測定を行った。具体的には、電池をSOC50%に充電し、1Cの電流値で10秒間放電した際の電位差ΔEを流れた電流値で除し、得られた値に正負極の対向部分の電池面積を乗じた値を電池抵抗の値として算出した。なお、電池抵抗の測定は、25℃で実施した。
さらに、各電池について、45℃に設定した恒温槽中、1Cにて2.5時間充電(CCCV、上限4.2V)を行った後、10分休止し、1Cにて放電(CC、下限2.5V)のサイクルを200回繰り返すことによりサイクル試験を行った。そして、このサイクル試験の後、上記と同様の手法により電池抵抗を測定した。このようにして測定されたサイクル試験後の電池抵抗の値について、上記で測定した初期の電池抵抗の値を100%としたときの相対値として、下記の表1に示す。
11 負極集電体、
12 正極集電体、
13 負極合剤層、
15 正極合剤層、
17 セパレータ、
19 単電池層、
21 発電要素、
25 負極集電板、
27 正極集電板、
29 電池外装体。
Claims (8)
- 集電体と、
前記集電体の表面に配置された、負極材料を含む負極合剤層と、
を有し、
前記負極材料が、負極活物質粒子の表面に、
硫黄、リンおよびホウ素からなる群から選択される1種または2種以上を1.7〜5原子%含有する第1のSEI被膜と、
C−C結合およびC−H結合を含有し、前記C−C結合および前記C−H結合の合計含有量が前記第1のSEI被膜よりも3倍以上多い第2のSEI被膜と、
がこの順に形成されてなる被覆材料を含むことを特徴とする、非水電解質二次電池用負極。 - 前記第1のSEI被膜および前記第2のSEI被膜の厚みが、それぞれ3〜50nmである、請求項1に記載の非水電解質二次電池用負極。
- 正極、負極および電解質層を含む発電要素が外装体の内部に封入されてなる非水電解質二次電池であって、
前記負極が請求項1または2に記載の非水電解質二次電池用負極である、非水電解質二次電池。 - 正極、負極および電解質層を含む発電要素が外装体の内部に封入されてなる非水電解質二次電池の製造方法であって、
前記外装体に設けられた電解液注入口より、硫黄、リンおよびホウ素からなる群から選択される1種または2種以上を含有する化合物Aを含む第1の電解液を注入する第1注液工程と、
前記第1注液工程後に、前記電解液注入口を仮封口して充電を行う第1充電工程、および/または、前記電解液注入口を仮封口してエージングを行うエージング工程と、
前記第1充電工程および/または前記エージング工程後に、前記電解液注入口より、環状炭酸エステルを含む第2の電解液を注入する第2注液工程と、
前記第2注液工程後に、前記電解液注入口を本封口して充電を行う第2充電工程と、
を含む、非水電解質二次電池の製造方法。 - 前記化合物Aが、スルホン酸エステル、環状亜硫酸エステル、リン酸エステルまたはホウ酸エステルである、請求項4に記載の製造方法。
- 前記環状炭酸エステルが、ビニレンカーボネート、フルオロエチレンカーボネートまたはジフルオロエチレンカーボネートである、請求項4または5に記載の製造方法。
- 前記化合物Aがスルホン酸エステルまたは環状亜硫酸エステルであり、前記環状炭酸エステルがビニレンカーボネートまたはフルオロエチレンカーボネートである、請求項4〜6のいずれか1項に記載の製造方法。
- 前記第1注液工程後に前記第1充電工程を行い、
この際、前記第1充電工程を、SOC10%以上の範囲となるまで行う、請求項4〜7のいずれか1項に記載の製造方法。
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